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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

スライド 1

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし


2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

2 ペインクリニック ペインクリニック 科 に 関 しては 先 ずは 様 々な 痛 みの 症 例 を 正 確 に 診 断 できる 能 力 の 養 成 を 最 大 の 目 標 にします その 過 程 で 薬 物 療 法 神 経 ブロック( 超 音 波 透 視 下 を 含 む) Intervention

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Transcription:

緩 和 ケアにおける 薬 剤 について 岡 山 大 学 病 院 薬 剤 部 佐 田 光

本 日 の 内 容 痛 みの 種 類 と 治 療 アプローチ 非 オピオイド 鎮 痛 薬 NSAIDs アセトアミノフェン( 注 射 製 剤 など) オピオイド 製 剤 弱 オピオイド(トラマドールなど) 強 オピオイド(モルヒネ オキシコドン フェンタニル) オピオイドローテーション メサドン レシュキュードーズ(フェンタニル 速 放 性 製 剤 など) 副 作 用 対 策 ( 便 秘 治 療 薬 :アミティーザ ) アブストラル 舌 下 錠 服 用 シートについて

痛 みの 分 類 3 種 類 の 痛 み! 体 性 痛 侵 害 受 容 性 疼 痛 内 臓 痛 神 経 障 害 性 疼 痛 痛 みの 部 位 骨 筋 肉 皮 膚 内 臓 神 経 痛 みの 範 囲 限 局 的 局 所 ではなく 広 範 であ いまいなことが 多 い 神 経 の 支 配 領 域 例 骨 転 移 局 所 の 痛 み 術 後 早 期 の 創 部 痛 消 化 管 閉 塞 に 伴 う 腹 痛 がんの 腕 神 経 叢 浸 潤 に 伴 う 上 肢 のしびれ 感 を 伴 う 痛 み 痛 みの 特 徴 と 随 伴 症 状 動 かすと 痛 みが 増 す 圧 痛 がある 悪 心 嘔 吐 発 汗 を 伴 う ことがある 感 覚 鈍 麻 感 覚 過 敏 運 動 麻 痺 を 伴 うことがある 治 療 鎮 痛 薬 が 有 効 体 動 時 痛 には 鎮 痛 薬 以 外 の 治 療 も 必 要 鎮 痛 薬 が 有 効 鎮 痛 補 助 薬 が 必 要 なこと がある 痛 みの 表 現 うずくような ズキズキ ヒリヒリ 鋭 い 痛 み 重 い 痛 み 鈍 い 痛 み ズーンとした 押 されるよ うな びりびり 電 気 が 走 るよう な しびれる じんじん や けるような がん 疼 痛 の 薬 物 療 法 に 関 するガイドライン2010 年 版, 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. p3

痛 みの 治 療 患 者 への 問 診 が 大 事! 痛 みを 評 価 する 痛 みの 原 因 (がん 自 体 がん 治 療 ) 程 度 ( 軽 度 中 程 度 高 度 ) 種 類 ( 体 性 痛 内 臓 痛 神 経 障 害 性 疼 痛 混 合 性 疼 痛 ) 治 療 計 画 を 立 てる 痛 みの 原 因 と 痛 みへのアプローチ 持 続 痛 を 治 療 持 続 痛 の 有 無 を 確 認 する! 突 出 痛 を 治 療 薬 の 切 れ 目 の 痛 み 体 動 時 痛 発 作 痛 突 出 痛 (3 種 類 )を 確 認 する!

WHO 三 段 階 除 痛 ラダー 腎 機 能 をチェック! 第 一 段 階 軽 度 第 二 段 階 軽 度 から 中 程 度 弱 オピオイド コデインリン 酸 塩 トラマドール 少 量 オキシコドン 非 オピオイド 鎮 痛 薬 NSAIDs アセトアミノフェン 第 三 段 階 中 程 度 から 高 度 強 オピオイド モルヒネ オキシコドン フェンタニル ± 鎮 痛 補 助 薬 抗 けいれん 薬 筋 弛 緩 薬 抗 うつ 薬 NMDA 受 容 体 拮 抗 薬 抗 不 整 脈 薬 ステロイド PAIN

非 オピオイド 鎮 痛 薬 最 初 の 鎮 痛 薬 又 は オピオイドへの 追 加 的 効 果 を 期 待 して 使 用 NSAIDs アセトアミノフェン 剤 形 経 口 剤 坐 剤 注 射 剤 経 口 剤 坐 剤 注 射 剤 主 な 商 品 名 ボルタレン ロキソニン ナイキサン ハイペン セレコックス ロピオン カロナール アルピニー アセリオ 鎮 痛 の 作 用 機 序 COX 阻 害 によるPG 合 成 の 抑 制 中 枢 神 経 系 への 作 用 抗 炎 症 作 用 あり なし 副 作 用 (デメリット) 消 化 性 潰 瘍 腎 障 害 血 小 板 機 能 抑 制 肝 障 害

NSAIDs 使 用 前 には 消 化 性 潰 瘍 のリスクを 考 える リスクあり リスクを 評 価 リスクなし NSAIDsの 必 要 性 を 検 討 抗 潰 瘍 薬 とともにNSAIDsを 使 用 骨 転 移 痛 強 い 炎 症 がある NSAIDs 以 外 では 鎮 痛 が 得 られにくい YES 抗 潰 瘍 薬 とともに 使 用 COX2 選 択 的 阻 害 薬 を 検 討 NO NSAIDs 以 外 の 鎮 痛 薬 を 使 用 (アセトアミノフェン オピオイドなど) NSAIDsを 使 用 すると 消 化 管 出 血 のリスクは 約 4 倍 ピロリ 菌 感 染 のある 患 者 にNSAIDsを 投 与 する 場 合 は 約 10 倍 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. p4

NSAIDs 内 服 による 消 化 性 潰 瘍 のリスク 因 子 確 実 なリスク 因 子 高 齢 ( 年 齢 とともに 増 加 ) 潰 瘍 の 既 往 糖 質 ステロイドの 併 用 高 用 量 あるいは 複 数 のNSAIDsの 内 服 抗 凝 固 療 法 の 併 用 全 身 疾 患 の 合 併 可 能 性 のあるリスク 因 子 ピロリ 菌 感 染 喫 煙 アルコール 摂 取 Wolfe MM et al : N Engl J Med 340 : 1888-1899,1999 胃 は 大 丈 夫 ですか?

アセトアミノフェン うまく 活 用 したい 薬 剤! 利 点 1 眠 気 がない 車 の 運 転 をする 患 者 眠 気 の 不 快 な 患 者 精 神 症 状 のリスクのある 患 者 ( 高 齢 者 や 脳 転 移 など) 体 動 時 の 痛 み( 体 動 時 痛 )の 患 者 にも 使 える 利 点 2 独 自 の 鎮 痛 作 用 NSAIDs オピオイド 鎮 痛 補 助 薬 への 上 乗 せ 効 果 がある 利 点 3 NSAIDsが 使 えない 患 者 にも 使 用 できる( 消 化 性 潰 瘍 腎 障 害 出 血 傾 向 ) 化 学 療 法 中 でも 使 用 しやすい 食 前 投 与 も 可 能 最 初 の 鎮 痛 薬 として オピオイドを 使 用 する 前 に NSAIDsにプラス オピオイド 鎮 痛 補 助 薬 にプラス 食 前 のレスキュードーズとして 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. p8

アセトアミノフェン うまく 活 用 したい 薬 剤! 強 オピオイドとの 併 用 は がん 患 者 の 疼 痛 や 生 活 のしやすさを 副 作 用 なく 有 意 に 改 善 する NSAIDsが 使 用 できない 場 合 アセトアミノフェンの 併 用 を 検 討 する 用 法 用 量 ( 保 険 適 用 ) 最 大 1000mg/ 回 4000mg/ 日 まで 有 用 性 を 実 感 するためのポイントは 十 分 量 を 使 用 すること! 内 服 の 負 担 肝 障 害 抗 炎 症 作 用 なし 注 意 点 剤 形 が 少 ない 1 錠 の 最 大 用 量 は300mg 効 果 がなければ 内 服 の 負 担 だけ 課 すことになるので 注 意! 肝 障 害 のある 患 者 では 肝 機 能 を 悪 化 させる 可 能 性 あり モニタリング 要 NSAIDs のような 抗 炎 症 作 用 は 期 待 できない

アセトアミノフェン 静 注 薬 (アセリオ ) 2013 年 6 月 承 認 1バイアル:1000mg/100ml 効 能 効 果 経 口 製 剤 及 び 坐 剤 の 投 与 が 困 難 な 場 合 における 疼 痛 及 び 発 熱 用 法 用 量 1 回 投 与 量 1 回 最 大 用 量 1 日 最 大 用 量 投 与 時 間 投 与 間 隔 疼 痛 ( 成 人 ) 300~1000mg 1000mg 4000mg 15 分 4~6 時 間 以 上 発 熱 ( 成 人 ) 300~500mg 500mg 1500mg 15 分 4~6 時 間 以 上 原 則 として1 日 2 回 まで 疼 痛 及 び 発 熱 (2 歳 以 上 の 幼 児 及 び 小 児 ) 疼 痛 及 び 発 熱 ( 乳 児 及 び2 歳 未 満 の 幼 児 ) 10~15mg/kg 500mg 60mg/kg ( 上 限 :1500mg) 7.5mg/kg 500mg 30mg/kg ( 上 限 :1500mg) 15 分 4~6 時 間 以 上 15 分 4~6 時 間 以 上 添 付 文 書 インタビューフォーム

アセトアミノフェン 静 注 薬 (アセリオ ) 投 与 方 法 用 量 に 関 わらず 15 分 かけて 静 注 する! 投 与 時 の 注 意 点 バイアル 内 部 が 陰 圧 になっているため 必 ずエアー 針 を 先 に 刺 すこと 薬 価 :332 円 /1バイアル 開 封 後 は 速 やかに 使 用 すること 残 液 は 使 用 ないこと 結 晶 が 析 出 した 場 合 は 湯 煎 (60 以 下 )にて 溶 解 必 要 量 を 投 与 する 不 要 な 薬 液 はバイアルから 抜 いて 使 用 する バイアルから 直 接 投 与 可 能 又 は シリンジポンプで 投 与 することも 可 能 例 ):1 回 500mg 使 用 する 場 合 1バイアルから50ml(500mg)を 抜 いて 使 用 する 配 合 変 化 : 生 理 食 塩 液 及 び5%ブドウ 糖 注 射 液 にて 希 釈 した 場 合 20~25 で60 分 間 安 定 であることが 確 認 されている その 他 薬 剤 との 配 合 変 化 情 報 なし 基 本 単 独 投 与! 添 付 文 書 インタビューフォーム

アセトアミノフェン 静 注 薬 (アセリオ ) 薬 物 動 態 単 回 静 脈 内 投 与 時 の 用 量 毎 の 比 較 用 量 依 存 的 な 線 形 性 投 与 終 了 直 後 に Cmax 約 2.5 時 間 の t1/2 で 低 下 アセリオと 経 口 製 剤 の 比 較 経 口 製 剤 に 比 べて Cmaxの 増 加 tmaxの 短 縮 投 与 後 30 分 以 降 は 経 口 製 剤 と 同 様 の 推 移 経 口 製 剤 とほぼ 同 様 の 薬 物 動 態 を 示 す! 添 付 文 書 インタビューフォーム

オピオイド 鎮 痛 薬 弱 オピオイド 製 剤 の 特 性 コデインリン 酸 塩 とトラマドールの 比 較 麻 薬 の 指 定 について 経 口 薬 の 種 類 投 与 方 法 増 量 間 隔 鎮 痛 機 序 副 作 用 腎 障 害 時 の 使 用 コデイン リン 酸 塩 トラマ ドール 指 定 されて いる (100 倍 散 は 指 定 され ていない) 指 定 されて いない 速 放 性 製 剤 のみ 1 日 4~6 回 投 与 1~ 2 日 オピオイド 鎮 痛 便 秘 悪 心 眠 気 など オピオイド 鎮 痛 +SNRI 作 用 コデインと 同 じ ただし 便 秘 が 少 ない 可 能 性 と 悪 心 が 多 い 可 能 性 ある なるべく 避 ける 投 与 量 を 減 量 または 投 与 間 隔 を 空 ける 共 通 点 : 有 効 限 界 があること どちらも 投 与 量 が300mg/ 日 程 度 になると 鎮 痛 効 果 が 頭 打 ちとなる! 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. p94

トラマドールの 色 々な 特 徴 医 療 用 麻 薬 や 向 精 神 薬 に 指 定 されていない! 他 のオピオイドにはないSNRI 様 作 用 などを 介 した 鎮 痛 メカニズムをもつ 薬 価 が 他 のオピオイドの1/2~1/3と 安 価 便 秘 の 発 現 はモルヒネより 少 なく 程 度 も 軽 い 傾 向 がある 悪 心 は オピオイド 作 用 に 加 えてSNRI 作 用 も 原 因 になる ( 悪 心 は 比 較 的 多 い 傾 向 予 防 的 に 制 吐 薬 を 用 いる!) 腎 障 害 時 は 投 与 間 隔 をあけて 開 始 し 効 果 と 副 作 用 をみながら 増 量 する 相 互 作 用 :SNRI 作 用 を 併 せもつため 抗 うつ 薬 を 併 用 すると 痙 攣 やセロトニン 症 候 群 のリスクが 上 がる 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. P102~108

トラマドールの 使 用 方 法 教 科 書 的 1 回 25mg 1 日 4 回 (1 日 100mg) レスキューはトラマドール25mgで 開 始 トラマドール 100mg 経 口 モルヒネ20mg 経 口 オキシコドン15mg オピオイド 初 期 量 としては 若 干 多 めになる 患 者 もいる! 臨 床 的 最 初 は 1 回 25mg 1 日 3 回 (1 日 75mg) レスキューはトラマドール25mgで 開 始 トラマドール1 回 Max100mg 1 日 300mg 程 度 で 効 果 がない 場 合 は 強 オピオイドに 移 行!! トラマールCap25mg 37.5 円 /1Cap トラムセット 配 合 錠 68.2 円 /1 錠 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. P105~106

トラマドールの 出 番 非 オピオイド 鎮 痛 薬 で 痛 みが 十 分 和 らがない 麻 薬 という 言 葉 に 抵 抗 が 強 い 患 者 家 族 入 院 中 レスキューを 手 元 に 置 いておきたい 患 者 ( 不 安 や 遠 慮 のある 患 者 ) 神 経 障 害 性 疼 痛 の 混 在 が 考 えられる 便 秘 を 少 しでも 避 けたい 場 合 少 しでも 安 価 なオピオイドを 希 望 している 場 合 治 療 によって 痛 みが 軽 減 する 可 能 性 が 高 い 患 者 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. p103

強 オピオイド 製 剤 の 特 性 がん 疼 痛 治 療 の 主 役! μ 受 容 体 の 親 和 性 +++ +++ +++ (μ1 選 択 性 が 高 い) 活 性 代 謝 物 モルヒネ-6-グルクロナイド -(きわめて 少 ない) - 腎 障 害 の 影 響 +++ + - 剤 形 速 放 性 製 剤 末 錠 液 散 口 腔 粘 膜 吸 収 剤 徐 放 性 製 剤 錠 散 カプセル 錠 貼 付 非 経 口 剤 坐 注 射 注 射 注 射 副 作 用 嘔 気 嘔 吐 ++ + ± 便 秘 ++ ++ ± 眠 気 せん 妄 ++ + ± 呼 吸 抑 制 ++ + ± 瘙 痒 ++ + - +: 作 用 あり -: 作 用 なし モルヒネ オキシコドン フェンタニル 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. p13, 的 場 元 弘 他 :ターミナルケアVol.13 No.1, 13, 2003 より 一 部 改 変

オピオイドをうまく 選 択 するポイント オピオイドを 選 択 するときに 考 えることは 5つ データで 確 認 1 腎 障 害 問 診 で 確 認 2 緊 急 性 3 内 服 の 負 担 は 避 ける を 選 択 を 避 ける 4 呼 吸 困 難 5 便 秘 悪 心 眠 気 せん 妄 を 避 ける (モルヒネ 又 はオキシコドンを 選 択 ) を 避 ける 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. p110

腎 障 害 の 影 響 腎 機 能 障 害 時 のオピオイドの 使 用! モルヒネ コデインリン 酸 塩 オキシコドン トラマドール フェンタニル 腎 障 害 下 で オピオイドを 開 始 避 ける 効 果 をみながら 漸 増 すれば 問 題 ない 効 果 をみながら 漸 増 すれば 問 題 ない オピオイド 投 与 中 に 腎 機 能 が 悪 化 減 量 を 念 頭 において 観 察 他 のオピオイドへの 変 更 を 検 討 過 量 投 与 にならな いように 注 意 必 要 に 応 じて 減 量 する 基 本 的 に 安 全 ( 必 要 に 応 じて 減 量 する) 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. P32, 南 江 堂, 2011より 一 部 改 変

肝 障 害 の 影 響 肝 機 能 障 害 時 のオピオイドの 使 用! 肝 血 流 をチェックする 肝 血 流 が 低 下 ( 肝 機 能 の 低 下 ) 薬 が 肝 臓 にまわりにくくなる オピオイドの 代 謝 速 度 が 低 下 する 1 定 常 状 態 に 達 するまでの 時 間 が 延 長 増 量 間 隔 を 長 めにする 2 少 量 でも 強 い 効 果 を 現 す 投 与 量 を 少 なめにする 肝 血 流 が 低 下 する 状 態 門 脈 圧 が 亢 進 している 状 態 ( 肝 硬 変 肝 がんの 末 期 ) 循 環 血 液 量 の 減 少 ( 心 不 全 脱 水 大 量 の 腹 水 胸 水 ) 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. p148より 改 変

フェンタニル 貼 付 剤 の1 日 製 剤 と3 日 製 剤 3 日 製 剤 どちらも 約 3~5 日 で 血 中 濃 度 は 定 常 に 達 する 1 日 製 剤 3~5 日 後 1 日 製 剤 は 徐 々に 血 中 濃 度 が 上 昇 する 1 日 製 剤 の 添 付 文 書 : 2 日 間 は 増 量 しないこと 2 日 ごとに 増 量 して 良 い という 意 味 ではない 2 日 目 だとまだ 定 常 状 態 の 約 80%にしか 達 していない 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. P23, 南 山 堂, 2011 より

オピオイドローテーション 換 算 比 は 万 能 ではない! どのような 換 算 比 を 用 いようと 大 切 なのは オピオイドローテーション 後 の 観 察 1 副 作 用 と 鎮 痛 をこまやかにモニタリング 2 必 要 に 応 じて 投 与 量 の 微 調 整 3すこしずつ 変 更 する 理 解 しておこう! 換 算 比 は 確 立 していない 交 差 耐 性 は 不 完 全 で 個 人 差 がある 個 々の 全 身 状 態 も 影 響 する 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. P25

各 オピオイドの 換 算 の 目 安 換 算 比 は 万 能 ではない! 経 口 モルヒネ 60mg 経 口 トラマドール 約 300mg 経 口 コデインリン 酸 塩 経 口 オキシコドン フェンタニルパッチ 約 360mg 約 40mg 約 0.6mg (フェントステープ2mg) 約 2/3 倍 約 1/100 倍 モルヒネ 坐 剤 約 40mg モルヒネ 持 続 静 注 持 続 皮 下 注 約 30mg オキシコドン 注 約 30mg フェンタニル 注 約 0.6mg 投 与 経 路 変 更 に 伴 う 換 算 モルヒネ 経 口 1 注 射 1/2~1/3 坐 2/3 オキシコドン 経 口 1 注 射 0.75 フェンタニル 貼 付 1 注 射 1 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア p28 がん 疼 痛 緩 和 の 薬 が 分 かる 本 p159

先 行 オピオイドと 導 入 オピオイドの 変 更 のタイミング 徐 放 性 経 口 剤 から 注 射 剤 へ 次 の 内 服 時 間 に 注 射 剤 を 開 始 12 時 間 徐 放 性 経 口 剤 から 貼 付 剤 へ 内 服 と 同 時 に 貼 付 し 次 回 から 内 服 を 減 量 または 中 止 24 時 間 徐 放 性 経 口 剤 から 貼 付 剤 へ 内 服 の12 時 間 後 に 貼 付 し 次 回 から 内 服 を 減 量 または 中 止 注 射 剤 から 貼 付 剤 へ 貼 付 6~12 時 間 後 に 注 射 剤 を 減 量 または 中 止 貼 付 剤 から 経 口 剤 または 注 射 剤 ( 原 則 的 には 行 わないことを 推 奨 ) 貼 付 剤 中 止 または 減 量 6~12 時 間 後 に 経 口 剤 または 注 射 剤 を 開 始 全 量 変 更 する 場 合 は17 時 間 後 以 降 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 が 分 かる 本 p164

オピオイドローテーションを 検 討 する 場 面 と 薬 剤 変 更 の 順 序 副 作 用 が 問 題! 眠 気 せん 妄 悪 心 嘔 吐 モルヒネ オキシコドン フェンタニル 便 秘 モルヒネ オキシコドン フェンタニル 腎 機 能 障 害 が 問 題! モルヒネ オキシコドン フェンタニル 鎮 痛 不 十 分! すべてのオピオイドの 間 で 種 類 を 変 更 することで 良 好 な 鎮 痛 が 得 られる 可 能 性 がある 呼 吸 困 難 咳 嗽 が 問 題! フェンタニル モルヒネ オキシコドン 投 与 経 路 の 変 更 に 伴 うもの 投 与 経 路 の 変 更 に 伴 って オピオイドの 種 類 も 変 更 さ れるケース 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 が 分 かる 本 p151

オピオイドローテーションを 行 うときのチェックポイント 多 めの 換 算 副 作 用 を 主 にモニタリング 少 なめの 換 算 消 化 管 の 吸 収 能 力 による 影 響 が 疑 わ れる 全 体 の 何 割 程 度 が 変 更 されているか 痛 くなったときのレ スキューの 指 示 は あるか 症 状 の 増 悪 を 主 にモニタリング 1 経 口 から 非 経 口 に 変 更 の 場 合 には 副 作 用 を 主 にモニタリング 2 非 経 口 から 経 口 に 変 更 の 場 合 には 症 状 の 増 悪 を 主 にモニタリング 大 量 の 変 更 の 場 合 には 副 作 用 を 主 にモニタリング ( 投 与 量 の20~30%ずつ 変 更 することが 望 ましい) レスキュードーズを 用 意 しておく 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 が 分 かる 本 p156

メサドン(メサペイン ) オピオイド 作 用 +NMDA 受 容 体 拮 抗 作 用 を 有 する 薬 剤! 効 能 又 は 効 果 他 の 強 オピオイド 鎮 痛 剤 で 治 療 困 難 な 下 記 疾 患 における 鎮 痛 中 等 度 から 高 度 の 疼 痛 を 伴 う 各 種 癌 他 の 強 オピオイド 鎮 痛 剤 の 投 与 では 十 分 な 鎮 痛 効 果 が 得 られない 患 者 で かつオピオイド 鎮 痛 薬 の 継 続 的 な 投 与 を 必 要 とするがん 性 疼 痛 使 用 を 検 討!

メサドン~ 使 用 のポイント1 適 正 使 用 他 の 強 オピオイドから 切 り 替 えて 使 用 (メサドンから 他 のオピオイドへの 変 更 は 原 則 行 わない) 鎮 痛 効 果 発 現 時 間 :30~60 分 持 続 時 間 :4~12 時 間 薬 物 動 態 は 個 人 差 が 大 きい( 半 減 期 :20~35 時 間 ) タイトレーションが 難 しい 投 与 開 始 時 及 び 増 量 時 は 少 なくとも7 日 間 は 増 量 しない メサペイン 錠 5mg 178.3 円 /1 錠 初 回 投 与 量 は 切 り 替 え 前 のオピオイド 量 に 応 じて 調 整 する 適 正 使 用 のため 処 方 医 は e-ラーニング の 受 講 が 必 要 添 付 文 書, 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. P141, 帝 國 製 薬 株 式 会 社 社 内 資 料

適 正 使 用 投 与 方 法 切 り 替 え 時 の 注 意 点 (1) メサペイン 錠 の 血 中 濃 度 の 定 常 状 態 及 び 完 全 な 鎮 痛 効 果 の 到 達 には 時 間 がかかる ことから 本 剤 投 与 開 始 後 副 作 用 等 による 減 量 / 中 止 を 除 き 7 日 間 は 増 量 しないで ください 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 ( 抜 粋 ) 2. 初 回 投 与 時 (1) 本 剤 投 与 後 少 なくとも7 日 間 は 増 量 を 行 わないこと [ 本 剤 の 血 中 濃 度 が 定 常 状 態 に 達 するまでに 時 間 を 要 することから 7 日 未 満 の 増 量 は 過 量 投 与 となる 可 能 性 がある

適 正 使 用 投 与 方 法 切 り 替 え 時 の 注 意 点 (2) 前 治 療 薬 を 終 了 し 本 剤 の 投 与 を 開 始 するまでには 以 下 の 表 を 参 考 に 前 投 与 の 薬 剤 の 効 果 持 続 時 間 に 応 じて 期 間 を 空 けてください メサペイン 錠 開 始 までに 痛 みが 出 た 場 合 は 必 要 に 応 じてレスキューの 投 与 など を 行 って 下 さい [ 国 内 20 例 での 臨 床 試 験 に 基 づく 目 安 ] 一 般 名 モルヒネ オキシコドン 前 治 療 持 続 時 間 速 放 性 本 剤 投 与 開 始 までの 期 間 最 後 の 薬 剤 投 与 から2-4 時 間 12 時 間 最 後 の 薬 剤 投 与 から6-12 時 間 モルヒネ 24 時 間 最 後 の 薬 剤 投 与 から12-24 時 間 フェンタニル 24 *,72 時 間 貼 付 剤 剥 離 から8-12 時 間 ** * 国 内 臨 床 試 験 において 使 用 事 例 はない ** 本 剤 の 低 用 量 から 投 与 することを 考 慮 する 帝 國 製 薬 株 式 会 社 社 内 資 料 (がん 性 疼 痛 患 者 における 切 り 替 え 臨 床 試 験 に 関 する 資 料 )

強 オピオイド 鎮 痛 剤 からの 切 り 替 え モルヒネとの 換 算 表 強 オピオイド 鎮 痛 剤 との 換 算 表 はあくまで 目 安 でしかなく 患 者 個 々の 状 況 に 合 わせ 切 り 替 えてください 換 算 表 ( 本 剤 1 日 投 与 量 の 目 安 ) メサドン (mg/ 日 ) 15mg/ 日 (5mg/ 回 3 回 ) 30mg/ 日 (10mg/ 回 3 回 ) 45mg/ 日 (15mg/ 回 3 回 ) モルヒネ 経 口 剤 60 ~ 160 mg/ 日 160<~ 390 mg/ 日 390< mg/ 日 前 治 療 薬 から 本 剤 に 切 り 替 える 直 前 に 前 治 療 薬 の 急 激 な 増 量 を 行 った 場 合 においては 本 剤 への 換 算 量 は 前 治 療 薬 の 増 量 前 の 投 与 量 ( 維 持 量 )を 元 に 決 定 すること 添 付 文 書 インタビューフォーム

適 正 使 用 投 与 方 法 増 量 方 法 増 量 は 追 加 投 与 (レスキュー)されたオピオイド 鎮 痛 剤 の 量 及 び 痛 みの 程 度 を 考 慮 して 1 日 あたりメサドン1 日 投 与 量 の50% かつ 1 回 あたり5mg を 上 限 としてください 増 量 後 少 なくとも7 日 間 は 増 量 を 行 わないでください 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 ( 抜 粋 ) 4. 増 量 (1) 本 剤 初 回 投 与 後 及 び 増 量 後 少 なくとも7 日 間 は 増 量 を 行 わないこと (2) 鎮 痛 効 果 が 得 られるまで 患 者 毎 に 用 量 調 整 を 行 うこと 鎮 痛 効 果 が 得 られない 場 合 は 1 日 あたり 本 剤 1 日 投 与 量 の50% 1 回 あたり5mgを 上 限 に 増 量 すること (3) 本 剤 を 増 量 する 場 合 には 副 作 用 に 十 分 注 意 すること 帝 國 製 薬 株 式 会 社 社 内 資 料 (がん 性 疼 痛 患 者 における 切 り 替 え 臨 床 試 験 に 関 する 資 料 )

適 正 使 用 投 与 方 法 増 量 方 法 < 参 考 > 国 内 臨 床 試 験 時 の 増 量 方 法 初 回 投 与 開 始 時 は1 日 3 回 投 与 だが それ 以 降 ( 投 与 開 始 7 日 目 以 降 )の 投 与 は 患 者 の 症 状 や 状 態 に 応 じ 投 与 回 数 を2 回 等 に 変 更 できる 増 量 時 には 1 日 あたりの 投 与 量 を 徐 々に 増 やしていくため3 回 投 与 から2 回 投 与 に 変 更 したり 1 回 あたりの 投 与 量 を 増 やし1 日 分 の 投 与 量 を 同 じままにしておくなど 患 者 の 症 状 や 状 態 に 応 じて 慎 重 に 対 応 すること 切 替 前 のオピオイド 鎮 痛 剤 の 効 果 持 続 時 間 に 応 じて メサペイン 錠 開 始 までの 期 間 を 空 けること 患 者 の 症 状 や 状 態 オピオイド 耐 性 の 程 度 併 用 薬 剤 を 考 慮 して 適 切 な 用 量 を 選 択 し 過 量 投 与 にならないよう 注 意 すること 用 法 用 量 ( 一 部 抜 粋 ) 初 回 投 与 量 は メサドン 塩 酸 塩 として5~15mg/ 回 を1 日 3 回 投 与 する 帝 國 製 薬 株 式 会 社 社 内 資 料 (がん 性 疼 痛 患 者 における 切 り 替 え 臨 床 試 験 に 関 する 資 料 )

適 正 使 用 投 与 方 法 減 量 中 止 の 方 法 退 薬 症 候 の 発 現 を 防 ぐために 十 分 観 察 しながら 時 間 をかけて 徐 々に 減 量 してく ださい 重 篤 な 副 作 用 発 現 により 中 止 する 場 合 は 投 与 中 止 後 少 なくとも48 時 間 は 患 者 の 状 態 を 観 察 します < 参 考 >メサペイン 錠 の 減 量 は 目 安 として1 日 投 与 量 の20-50%ずつ 週 単 位 で 行 います 帝 國 製 薬 株 式 会 社 社 内 資 料 (がん 性 疼 痛 患 者 における 切 り 替 え 臨 床 試 験 に 関 する 資 料 )

メサドン~ 使 用 のポイント2 安 全 性 について 検 討 すべき 項 目 副 作 用 : 便 秘 悪 心 嘔 吐 眠 気 せん 妄 QT 延 長 ( 定 期 的 な 心 電 図 検 査 要 ) 相 互 作 用 薬 ( 併 用 注 意 )が 多 くある 主 にCYPで 代 謝 される! 腎 障 害 時 にも 比 較 的 安 全 に 使 用 できる( 代 謝 産 物 は 不 活 性 ) レスキュードーズは 他 のオピオイドを 使 用 (メサドンをレスキューとして 使 用 することはできない) メサドン1 日 投 与 量 15mg/ 日 30mg/ 日 45mg/ 日 60mg/ 日 90mg/ 日 レスキュー1 回 投 与 量 目 安 ( 経 口 モルヒネ 換 算 ) 15mg/ 回 30mg/ 回 45mg/ 回 60mg/ 回 90mg/ 回 添 付 文 書, 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. P141, 帝 國 製 薬 株 式 会 社 社 内 資 料

レスキュードーズ がん 疼 痛 では 高 頻 度 に 突 出 痛 が 出 現 する レスキューを 使 いこなすことで 生 活 の 質 が 高 まる 個 々の 患 者 に 最 適 な 剤 形 を 選 択 する オピオイドの 速 放 性 製 剤 モルヒネ オキシコドン フェンタニル 錠 末 オプソ 内 用 液 オキノーム 散 アブストラル 舌 下 錠 イーフェン バッカル 錠

痛 みのパターンによる 分 類 痛 みには1 日 の 大 半 を 占 める 持 続 痛 と 突 出 痛 と 呼 ばれる 一 過 性 の 痛 みの 増 悪 の 組 み 合 わせで 構 成 されている 持 続 痛 24 時 間 のうち12 時 間 以 上 経 験 される 平 均 的 な 痛 み として 患 者 によって 表 現 される 痛 み 突 出 痛 持 続 性 の 有 無 や 程 度 鎮 痛 薬 治 療 の 有 無 にかかわらず 発 生 する 一 過 性 の 痛 みの 増 強 ( 引 用 :がん 疼 痛 の 薬 物 療 法 に 関 するガイドライン 2010 年 版 )

突 出 痛 の 特 徴 痛 みの 発 生 からピークまでの 時 間 平 均 持 続 時 間 15~30 分 90%は1 時 間 以 内 終 息 3 分 程 度 ( 引 用 :がん 疼 痛 の 薬 物 療 法 に 関 するガイドライン 2010 年 版 ) 突 出 痛 の90%は 1 時 間 以 内 に 終 息 突 出 痛 時 間 持 続 痛 ピークまでの 時 間 約 3 分 平 均 持 続 時 間 15~30 分 < 痛 みの 時 間 経 過 イメージ 図 >

突 出 痛 治 療 は アセスメントが 重 要! 持 続 痛 か 突 出 痛 か? 突 出 痛 の 種 類 は? 薬 の 切 れ 目 の 痛 み 体 動 時 痛 発 作 痛 レスキューは 定 期 オピオイドと 別 にタイトレーションを! 定 期 薬 とレスキューは 分 けて 有 効 性 と 副 作 用 を 確 認 する そ うすることで 定 期 薬 とレスキューそれぞれが 有 効 かつ 副 作 用 がない 投 与 量 に 調 節 できる

レスキューの 効 果 判 定 レスキューは 効 果 十 分 レスキューを 適 宜 使 用 する レスキュー 用 量 が 過 量 レスキューの 減 量 レスキュー 用 量 が 不 足 レスキューの 増 量 レスキューの 効 果 が 期 待 できない オピオイド 以 外 の 対 応 を 検 討 余 宮 きのみ:ここが 知 りたかった 緩 和 ケア. p72

突 出 痛 のアセスメント 方 法 患 者 への 問 診 が 大 事! 突 出 痛 持 続 痛 の 有 無 を 確 認 ( 動 かず じっとしていても 痛 いですか?) 突 出 痛 の 種 類 を 確 認 持 続 痛 薬 の 切 れ 目 の 痛 み 体 動 時 痛 発 作 痛 切 れ 目 の 痛 み 予 測 可 能 な 痛 み 予 測 不 可 能 な 痛 み 余 宮 きのみ:がん 疼 痛 緩 和 の 薬 がわかる 本. p11より 改 変

レスキュー 薬 の 選 択 切 れ 目 の 痛 み 予 測 可 能 な 痛 み 予 測 不 可 能 な 痛 み 定 期 鎮 痛 薬 の 調 製 ベース 用 量 が 不 足 ベースup! 速 放 性 製 剤 を 数 十 分 前 に 使 用 モルヒネ オキシコドン のレスキュー! フェンタニル 速 放 性 製 剤 効 果 発 現 が 速 いので フェンタニルの 口 腔 粘 膜 吸 収 剤 が 望 ましい! 2013.10.31 岡 山 緩 和 ケアセミナー 余 宮 きのみ 講 演 スライドより 一 部 改 変

ROO 製 剤 はタイトレーションが 必 要! 定 時 投 与 中 の 強 オピオ イド 鎮 痛 剤 用 量 とイーフェン 有 効 用 量 との 関 連 性 有 効 用 量 決 定 例 75 例 において 用 量 漸 増 登 録 時 に 定 時 投 与 していた 強 オピオイド 鎮 痛 剤 の 用 量 ( 経 口 モルヒネ 換 算 )と イーフェンの 有 効 用 量 には 強 い 相 関 は 認 められなかった 定 時 投 与 中 の 強 オピオイド 鎮 痛 剤 用 量 とイーフェン 有 効 用 量 の 相 関 性 (mg) 800 有 効 用 量 600 400 75 例 Spearmanの 順 位 相 関 係 数 0.516 200 100 50 0 0 100 200 300 400 500 (mg/ 日 ) 定 時 投 与 中 の 強 オピオイド 鎮 痛 剤 用 量 ( 経 口 モルヒネ 換 算 ) 添 付 文 書 インタビューフォーム

アブストラル 舌 下 錠 タイトレーションが 必 要! 効 能 効 果 : 強 オピオイド 鎮 痛 剤 を 定 時 投 与 中 の 癌 患 者 における 突 出 痛 の 鎮 痛 投 与 間 隔 2 時 間 以 上 突 出 痛 大 きい 突 出 痛 573.6 円 /100µg 1 錠 開 始 用 量 100µg 用 量 調 節 期 100, 200, 300, 400, 600, 800µgの 順 に 一 段 階 ずつ 適 宜 調 節 する 追 加 投 与 投 与 30 分 以 降 に 同 一 用 量 まで1 回 可 能 (100~600µgまで) 維 持 期 1 回 の 突 出 痛 に 対 して 至 適 用 量 を1 回 投 与 ( 追 加 投 与 : 基 本 不 可 ) 1 回 用 量 上 限 800µg( 十 分 な 効 果 が 得 られない 場 合 は 他 の 治 療 法 への 変 更 を 考 慮 ) 使 用 回 数 上 限 1 日 4 回 (ちなみに 1 回 投 与 上 限 数 も1 回 4 錠 まで) 添 付 文 書 インタビューフォーム

服 薬 指 導 のポイント ( 薬 剤 師 看 護 師 のための) アブストラル 舌 下 錠 服 用 時 舌 下 の 奥 に 置 き 自 然 に 溶 解 させ 舌 下 の 口 腔 粘 膜 から 吸 収 させること 錠 剤 が 完 全 に 溶 けるまでは 飲 食 を 控 えること 錠 剤 を 飲 み 込 んだり 噛 み 砕 いたり 舐 めたり 水 分 で 飲 み 込 んだりしないこと 口 腔 乾 燥 がある 患 者 では 服 用 前 に 口 腔 内 を 水 で 湿 らせてもよい 30 分 後 に 痛 みが 残 存 している 場 合 は もう1 錠 追 加 投 与 可 能 であること( 用 量 調 節 期 ) 注 意 点 誤 って 飲 み 込 んだ 場 合 は1 回 投 与 とし 再 投 与 は 避 けること 過 量 投 与 による 傾 眠 呼 吸 抑 制 の 可 能 性 割 れている 場 合 でも 使 用 可 能! ( 半 割 程 度 なら 可 能 ) 追 加 投 与 が 必 要 な 状 況 が 複 数 回 続 いた 場 合 突 出 痛 の 回 数 が 増 えてきた 場 合 患 者 の 判 断 で 増 量 しないこと 主 治 医 の 確 認 による 指 示 が 必 要! 添 付 文 書 インタビューフォーム より 一 部 改 変

イーフェン バッカル 錠 タイトレーションが 必 要! 効 能 効 果 : 強 オピオイド 鎮 痛 剤 を 定 時 投 与 中 の 癌 患 者 における 突 出 痛 の 鎮 痛 投 与 間 隔 4 時 間 以 上 突 出 痛 大 きい 突 出 痛 開 始 用 量 50µg (モルヒネ 経 口 換 算 / 日 30~60mg 未 満 ) 100µg (モルヒネ 経 口 換 算 / 日 60mg 以 上 ) 用 量 調 節 期 追 加 投 与 50, 100, 200, 400, 600, 800µgの 順 に 一 段 階 ずつ 適 宜 調 節 する 投 与 30 分 以 降 に 同 一 用 量 まで1 回 可 能 (50~600µgまで) 維 持 期 1 回 の 突 出 痛 に 対 して 至 適 用 量 を1 回 投 与 ( 追 加 投 与 : 基 本 不 可 ) 1 回 用 量 上 限 800µg( 十 分 な 効 果 が 得 られない 場 合 は 他 の 治 療 法 への 変 更 を 考 慮 ) 使 用 回 数 上 限 1 日 4 回 (ちなみに 1 回 投 与 上 限 数 も1 回 4 錠 まで) 708.1 円 /100µg 1 錠 添 付 文 書 インタビューフォーム

服 薬 指 導 のポイント ( 薬 剤 師 看 護 師 のための) イーフェン バッカル 錠 服 用 時 注 意 点 過 量 投 与 による 傾 眠 呼 吸 抑 制 の 可 能 性 割 れている 場 合 は 使 用 しないこと! 上 奥 歯 の 歯 茎 と 頬 の 間 (バッカル 部 位 )にはさんで 水 なしで 使 用 すること 錠 剤 を 飲 み 込 んだり 噛 み 砕 いたり 舐 めたり 水 分 で 飲 み 込 んだりしないこと 口 腔 乾 燥 がある 患 者 では 服 用 前 に 口 腔 内 を 水 で 湿 らせてもよい 錠 剤 が 溶 けるまで バッカル 部 位 に 置 いておくこと また30 分 経 ってもバッカル 錠 の 一 部 が 口 腔 内 に 残 っている 場 合 水 等 で 飲 み 込 んでもよい 薬 はなるべく 左 右 交 互 に 置 くこと( 同 じ 部 位 への 刺 激 をさけるため) 30 分 後 に 痛 みが 残 存 している 場 合 は もう1 錠 追 加 投 与 可 能 であること( 用 量 調 節 期 ) 誤 って 飲 み 込 んだ 場 合 は1 回 投 与 とし 再 投 与 は 避 けること 追 加 投 与 が 必 要 な 状 況 が 複 数 回 続 いた 場 合 突 出 痛 の 回 数 が 増 えてきた 場 合 患 者 の 判 断 で 増 量 しないこと 主 治 医 の 確 認 による 指 示 が 必 要! 添 付 文 書 インタビューフォーム より 一 部 改 変

適 正 使 用 チェックリスト ( 処 方 する 医 師 のための) 1 持 続 痛 をきちんとコントロールしたうえで 使 用 する! 切 れ 目 の 痛 みの 場 合 には 定 期 オピオイドを 増 量 2 決 められた 開 始 用 量 から 開 始 し 1 段 階 ずつ 増 量 し 有 効 用 量 を 決 める 開 始 用 量 アブストラル 舌 下 錠 イーフェン バッカル 錠 100µg 50µg (モルヒネ 経 口 換 算 30~60mg 未 満 ) 100µg(モルヒネ 経 口 換 算 60mg 以 上 ) 3 次 の 投 与 は 決 められた 投 与 間 隔 あける 1 日 4 回 まで アブストラル 舌 下 錠 2 時 間 イーフェン バッカル 錠 4 時 間 他 のレスキュー 薬 も 準 備 しておく 4 レスキュー 以 外 の 集 学 的 治 療 の 必 要 性 を 検 討 する 例 ) 鎮 痛 補 助 薬 リハビリ 放 射 線 治 療 など 2013.10.31 岡 山 緩 和 ケアセミナー 余 宮 きのみ 講 演 スライドより 一 部 改 変

アブストラル とイーフェン の 比 較 アブストラル イーフェン 剤 形 舌 下 錠 バッカル 錠 規 格 (μg) 100, 200, 400 50, 100, 200, 400, 600, 800 開 始 用 量 100μg 50 μg 叉 は100μg 1 回 用 量 上 限 800μg 800μg 1 回 投 与 上 限 数 1 回 4 錠 まで 1 回 4 錠 まで 使 用 規 格 同 一 用 量 のみ ( 多 規 格 を 同 時 に 交 付 しない) 同 一 用 量 のみ ( 多 規 格 を 同 時 に 交 付 しない) 投 与 間 隔 2 時 間 4 時 間 使 用 回 数 上 限 1 日 4 回 1 日 4 回 追 加 投 与 ( 時 間 用 量 ) 割 れている 場 合 投 与 30 分 以 降 同 一 用 量 までを1 回 追 加 可 能 ( 800μg 使 用 時 は 追 加 不 可 ) 使 用 可 能 ( 半 割 程 度 なら 使 用 可 能 ) 投 与 30 分 以 降 同 一 用 量 までを1 回 追 加 可 能 ( 800μg 使 用 時 は 追 加 不 可 ) 使 用 不 可 添 付 文 書 インタビューフォーム

ROO 製 剤 を 積 極 的 に 適 応 すべき スペシャルポピュレーション 腎 機 能 障 害 肝 機 能 障 害 を 有 する 患 者 便 秘 やイレウスを 有 する 患 者 嚥 下 困 難 嚥 下 不 能 な 患 者 軽 度 から 中 程 度 の 口 内 炎 を 有 する 患 者 ( 舌 下 錠 の 適 応 ) その 他 速 い 鎮 痛 を 希 望 する 患 者 従 来 のレスキュー ドーズで 眠 気 などの 副 作 用 が 気 になる 患 者 など Pharma Medica 32(1):89-97,2014

まとめ; 従 来 のレスキュー 薬 との 比 較 速 放 性 製 剤 モルヒネ 例 :オプソ オキシコドン 例 :オキノーム 効 果 発 現 時 間 持 続 時 間 利 点 注 意 点 30~40 分 4 時 間 前 後 切 れ 目 の 痛 みによい 適 応 ( 定 期 鎮 痛 薬 のタイトレーショ ンに 向 いている) 経 験 的 に1/6など 投 与 量 が 決 定 しやすい 痛 みの 特 徴 に 合 わない 場 合 がある 便 秘 の 増 悪 フェンタニル 例 舌 下 錠 アブストラル バッカル 錠 イーフェン 最 高 用 量 の 上 限 がない ~15 分 1~2 時 間 内 服 困 難 ( 嚥 下 障 害 通 過 障 害 )でも 使 用 可 能 発 現 時 間 が 速 く 持 続 が 短 い 便 秘 になりにくい より 速 く 効 くので 狭 義 の 突 出 痛 によい( 体 動 時 痛 発 作 痛 ) タイトレーションが 必 須 800µgが 最 高 用 量 ( 無 効 な 症 例 も) 投 与 間 隔 回 数 高 価 になる 可 能 性 がある 2013.10.31 岡 山 緩 和 ケアセミナー 余 宮 きのみ 講 演 スライドより 一 部 改 変

オピオイドの 副 作 用 モ ル ヒ ネ の 50 % 鎮 痛 作 用 に 対 す る 各 作 用 の 比 率 50% 有 効 鎮 痛 用 量 を1とすると 便 秘 や 悪 心 嘔 吐 はより 低 用 量 で 発 現 する 行 動 抑 制 ( 鎮 静 眠 気 )は 高 用 量 で 発 現 する 3 大 副 作 用!! 副 作 用 は 起 きて 当 然!! 症 状 出 現 頻 度 出 現 時 期 耐 性 発 現 の 目 安 便 秘 ほぼ100% 全 時 期 なし 悪 心 嘔 吐 20~60% 投 与 開 始 期 増 量 時 1~2 週 間 眠 気 20~30% 投 与 開 始 期 増 量 時 数 日 ~1 週 間 がん 緩 和 ケア Q&A じほう 加 賀 谷 肇 ほか

ルビプロストン(アミティーザ ) 新 規 メカニズムをもつ 約 30 年 ぶりの 新 しい 便 秘 治 療 薬 効 能 効 果 : 慢 性 便 秘 症 ( 器 質 的 疾 患 による 便 秘 を 除 く) 156.6 円 /1Cap 使 用 上 の 注 意 薬 剤 性 及 び 症 候 性 の 便 秘 に 対 する 使 用 経 験 はなく 有 効 性 及 び 安 全 性 は 確 立 されていない 用 法 用 量 : 1 回 24μg を1 日 2 回 朝 食 後 と 夕 食 後 に 経 口 投 与 作 用 機 序 小 腸 のクロライドチャネルを 活 性 化 して 腸 管 内 への 腸 液 の 分 泌 を 上 げ 便 の 水 分 含 有 量 を 増 やして 便 を 柔 らかくし かつ 腸 管 内 の 便 の 輸 送 を 活 発 にする 海 外 の 報 告 では 既 存 の 便 秘 薬 で 効 果 がないオピオイドによる 便 秘 症 に 対 しても ルビプロストンは 効 果 がある Expert Opin Pharmacother. 2011 Apr;12(6):983-90. 添 付 文 書 インタビューフォーム

服 用 手 順 フローチャート(タイトレーション) 1 回 目 投 与 100μgでコントロールできていれば タイトレーションは 終 了 当 該 患 者 のレスキュー 量 は 100μg とする 維 持 期 ( 注 意 ) 追 加 投 与 をした 場 合 は100µg or 200µg でタイトレーションは 終 了 レスキュー 量 は 主 治 医 又 は 処 方 医 に 確 認 する! アブストラル 投 与 効 果 あり: 効 果 なし: 注 意 事 項! 追 加 投 与 をして 投 与 30 分 後 に 評 価 一 度 の 指 示 で 増 量 が 可 能 なのは1 段 階 のみ 次 回 服 用 量 は 100μg or 200μg 次 回 服 用 量 は 200μgに 増 量 可 1 段 階 の 増 量 は 可 能! 患 者 に 持 ってもらう 規 格 は1 種 類 のみ (100μgのみ 200μgのみ など) 200μg 夜 間 (17 時 ~ 翌 8 時 ) 週 末 は 原 則 投 与 量 は 固 定 ただし 主 治 医 処 方 医 がアセスメント 後 に 増 量 する 場 合 はこの 限 りではない タイトレーション 中 は 高 頻 度 に 評 価 を 行 う 投 与 間 隔 の 関 係 上 他 のレスキュー 薬 を 併 用 する 場 合 は 有 害 事 象 に 注 意 する 2 回 目 投 与 200μgでコントロールできていれば タイトレーションは 終 了 追 加 投 与 をして 当 該 患 者 のレスキュー 量 は 200μg とする 投 与 30 分 後 に 評 価 STOP!! 2 段 階 目 以 降 の 増 量 はせずに 主 治 医 叉 は 処 方 医 による 評 価 が 必 要!! 2 段 階 目 以 降 の 増 量 は 評 価 が 必 要! 維 持 期

服 用 手 順 フローチャート( 維 持 期 ) 同 量 で 継 続 使 用 アブストラル 投 与 効 果 あり: 効 果 なし: 追 加 投 与 をして 投 与 30 分 後 に 評 価 同 量 で 継 続 使 用 追 加 投 与 の 使 用 が 頻 回 の 場 合 は タイトレーション 主 治 医 叉 は 処 方 医 による 評 価 が 必 要!! タイトレーション 主 治 医 叉 は 処 方 医 による 評 価 が 必 要!! 注 意 事 項! 維 持 期 での 服 用 量 は 基 本 的 にタイトレーションにて 決 めた 用 量 を 使 用 する 患 者 に 持 ってもらう 規 格 は1 種 類 のみ (100μgのみ 200μgのみ など) 夜 間 (17 時 ~ 翌 8 時 ) 週 末 は 原 則 投 与 量 は 固 定 ただし 主 治 医 処 方 医 がアセスメント 後 に 増 量 する 場 合 はこの 限 りではない タイトレーションが 必 要 な 場 合 には 主 治 医 処 方 医 による 評 価 が 必 要 投 与 間 隔 の 関 係 上 他 のレスキュー 薬 を 併 用 する 場 合 は 有 害 事 象 に 注 意 する

ご 清 聴 ありがとう ございました