平 成 27 年 度 東 京 都 立 松 が 谷 高 等 学 校 学 校 経 営 報 告 28 松 が 谷 高 第 1352 号 平 成 28 年 3 月 31 日 校 長 平 野 篤 士 1 今 年 度 の 取 組 目 標 と 自 己 評 価 (1) 学 力 を 充 実 させ 生 徒 一 人 ひとりの 希 望 進 路 の 実 現 を 図 れる 学 校 学 校 経 営 計 画 に 基 づき 以 下 のような 取 り 組 みを 行 った (ア) 学 力 の 向 上 に 向 けた 取 り 組 み 1 2 学 年 の 段 階 では 大 学 進 学 希 望 者 は 自 分 の 第 一 志 望 を 高 く 持 たせるよう 学 年 集 会 や 面 談 等 を 通 じて 生 徒 の 意 識 を 啓 発 し 同 時 に 保 護 者 会 等 を 通 じて 一 般 受 験 のメリットを 保 護 者 に も 啓 発 した 1 2 学 年 で 英 語 プラス1 教 科 ( 文 系 は 国 語 理 系 は 数 学 )の 基 礎 学 力 を 固 め 一 般 受 験 で 希 望 する 進 路 を 実 現 できる 学 力 を 身 につけさせるために 課 題 や 小 テストなど 生 徒 の 自 宅 学 習 時 間 を 増 やすための 取 り 組 みを 推 進 した 落 ち 着 いて 勉 強 に 取 り 組 む 環 境 を 大 切 にするために 授 業 規 律 の 確 保 について 年 度 当 初 に 目 標 を 定 め 学 校 全 体 で 取 り 組 んだ 学 力 診 断 テスト 実 施 後 の 分 析 会 に 担 任 のみならず 各 教 科 担 当 も 参 加 を 推 奨 し 生 徒 の 学 習 習 慣 や 学 力 を 的 確 に 把 握 し その 改 善 方 法 を 検 討 する 機 会 とした 個 に 応 じた 学 力 向 上 を 図 るため 数 学 と 英 語 において 習 熟 度 別 学 習 を 実 施 した 組 織 的 に1 2 年 生 の 補 習 指 導 及 び3 年 生 の 夏 季 休 業 中 の 補 講 指 導 を 実 施 した 授 業 改 善 と 若 手 教 員 の 授 業 力 を 伸 ばすために 授 業 公 開 研 究 授 業 校 内 研 修 生 徒 による 授 業 評 価 等 の 推 進 と 充 実 を 図 った ビブリオバトル 予 選 の 実 施 等 を 通 して 図 書 館 の 活 用 読 書 活 動 の 啓 発 を 図 った 公 教 育 における 教 育 の 公 平 性 中 立 性 を 保 つために 年 間 指 導 計 画 や 週 ごとの 指 導 計 画 を 活 用 し て 教 育 課 程 の 適 正 な 実 施 管 理 を 行 った また 年 度 後 半 には 主 権 者 教 育 のために 都 選 管 八 王 子 市 選 管 と 連 携 し 模 擬 選 挙 を 校 内 で 実 施 した [ 学 校 評 価 アンケート 結 果 ] 数 字 は そう 思 う と どちらかといえばそう 思 う の 合 計 授 業 の 満 足 度 生 徒 78%( 前 年 比 + 7%) 保 護 者 75%( 前 年 比 + 4%) 講 習 や 補 習 への 参 加 生 徒 39%( - 3%) 保 護 者 67%( - 3%) 習 熟 度 別 授 業 や 少 人 数 制 授 業 の 効 果 生 徒 74%( + 4%) 保 護 者 75%( - 2%) 読 書 機 会 の 増 加 生 徒 38%( +10%) 保 護 者 63%( + 6%) 主 要 な 評 価 である 授 業 満 足 度 が このところ 年 々 上 昇 し 続 けていることは 授 業 改 善 が 進 みつ つあることを 示 している 夏 季 講 習 は 前 年 度 より 講 座 数 を 増 やし 参 加 する 生 徒 も 多 かったが アンケートには 反 映 されなかった その 他 は 概 ね 順 調 であった (イ) 外 国 語 の 確 実 な 習 得 に 向 けた 取 り 組 み 英 語 教 育 推 進 のために 図 書 館 の 英 語 多 読 図 書 の 活 用 を 推 進 した また 外 国 語 コースの 授 業 で 英 語 版 ビブリオバトル( 書 評 合 戦 )を 実 施 し 昨 年 に 引 き 続 き 本 校 を 会 場 に 英 語 ビブリオバト ル 大 会 を 高 英 研 の 主 催 で 実 施 した さらに 普 通 科 の 生 徒 も2 学 年 で 英 語 多 読 を 導 入 した PC LL 機 器 の 教 育 ソフト"e-learning"を 活 用 した 学 習 を 推 進 した 夏 季 休 業 日 中 に 希 望 者 による2 泊 3 日 でイングリッシュサマーキャンプを 実 施 した 英 語 検 定 の 受 検 を 推 奨 した 1 2 年 生 全 員 を 対 象 に GTEC for students[basic]を 実 施 し 生 徒 の 英 語 力 の 伸 長 について データの 蓄 積 を 行 った 1
英 語 多 読 の 拡 大 や 英 語 ビブリオバトルの 実 施 また 東 京 観 光 財 団 と 連 携 した 複 数 回 数 に 渡 る 海 外 教 育 旅 行 生 の 受 け 入 れ 等 を 通 じた 英 語 の 国 際 交 流 で 生 徒 の 英 語 学 習 の 動 機 づけと 英 語 力 の 伸 長 を 図 ってきた 次 年 度 は 英 語 教 育 推 進 校 に 応 募 し さらに 生 徒 の 英 語 力 を 高 めていきたい (ウ) 入 学 者 選 抜 の 着 実 な 実 施 に 向 けた 取 り 組 み マークシート 方 式 の 新 しい 学 力 検 査 による 入 学 者 選 抜 の 実 施 に 備 え 入 念 な 準 備 を 行 い ミス のない 入 学 者 選 抜 を 実 施 した 新 方 式 の 学 力 検 査 導 入 に 対 応 する 新 たな 採 点 点 検 要 領 を 作 成 した 記 述 問 題 の 採 点 において 日 本 語 の 誤 字 脱 字 や 英 語 のスペルミス 大 文 字 小 文 字 の 誤 りなどの 扱 いについて 校 内 で 十 分 に 検 討 し ぶれの 無 い 採 点 体 制 で 臨 んだ マークシート 方 式 で 実 施 した 初 めての 学 力 検 査 では セーフティーネットとしての 相 互 点 検 も 含 め ミスのない 入 学 者 選 抜 を 実 施 できた (エ) 規 範 意 識 の 向 上 について 授 業 規 律 を 身 につけさせるため 年 度 当 初 にチャイム 着 席 の 励 行 机 上 の 飲 み 物 等 やスマート フォン 携 帯 電 話 の 使 用 禁 止 について 指 導 基 準 を 明 確 にし 全 校 体 制 で 指 導 に 取 り 組 んだ ま たこれまで 通 り 授 業 を 受 ける 態 度 姿 勢 に 関 する 指 導 期 間 として 学 習 態 度 習 慣 定 着 月 間 同 見 直 し 月 間 を 設 けて 重 点 指 導 した 落 ち 着 いた 学 習 環 境 安 心 かつ 安 全 に 学 べる 環 境 を 維 持 するために 生 活 指 導 部 を 中 心 に 生 活 指 導 統 一 基 準 の 全 体 計 画 に 沿 って 日 常 的 に 徹 底 した 生 活 指 導 を 行 った 1 交 通 ルールの 遵 守 2 挨 拶 の 励 行 3 頭 髪 身 だしなみ 等 に 関 する 校 則 の 遵 守 4 時 間 厳 守 5チャイム 着 席 等 の 授 業 規 律 の 確 立 という5つの 目 標 の 達 成 に 向 けた 指 導 を 組 織 的 に 行 い 生 徒 の 規 範 意 識 育 成 に 努 めた 教 室 の 美 化 清 掃 指 導 に 力 を 入 れ 学 習 環 境 を 整 備 した 安 全 教 育 推 進 校 として 正 しい 自 転 車 の 乗 り 方 マナー 等 を 身 に 着 けさせるため 8 月 に 日 本 ヘル メット 工 業 会 からヘルメットの 無 償 供 与 を 受 け 9 月 に 意 識 啓 発 イベント 10 月 にスケアー ドストレイトを 含 む 交 通 安 全 教 室 を 校 内 で 開 催 した また 自 転 車 乗 車 時 のヘルメット 装 着 につ いての 意 識 調 査 を2 回 実 施 した 薬 物 乱 用 防 止 についての 指 導 を 行 うとともに インターネット 携 帯 等 の 正 しい 利 用 に 関 する 指 導 も 強 化 し ネット 犯 罪 の 被 害 加 害 とネットいじめ 問 題 等 の 防 止 を 図 った 授 業 規 律 の 順 守 生 徒 85%( 前 年 比 + 6%) 他 校 と 比 べた 校 則 の 厳 しさ 生 徒 52%( + 1%) 保 護 者 57%( - 3%) 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 の 席 上 でも 本 校 の 生 徒 の 生 活 規 律 や 日 常 的 な 挨 拶 また 降 雪 後 の 地 域 の 雪 掻 き 活 動 などの 地 域 貢 献 には 好 意 的 な 意 見 が 相 次 いだ 授 業 規 律 については ここ 数 年 で 大 幅 に 改 善 されたことを 実 感 できている (オ) 希 望 進 路 の 実 現 に 向 けた 取 り 組 み 入 学 時 からキャリア 教 育 プログラム 進 路 指 導 計 画 にそって 進 路 指 導 部 を 中 心 に 全 学 年 が 統 一 感 を 持 った 計 画 的 組 織 的 な 進 路 指 導 を 行 った 新 教 科 人 間 と 社 会 の 一 部 先 行 実 施 について 1 学 年 の 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ( 奉 仕 の 代 替 )のキャリア 教 育 との 整 合 性 を 図 りながら 学 年 担 任 と 連 携 して 内 容 を 検 討 した 生 徒 の 進 路 意 識 を 高 め 進 路 指 導 の 充 実 を 図 るため 進 路 指 導 講 演 会 や 進 路 ガイダンスに 加 え 大 学 の 学 部 学 科 ガイダンスや 大 学 教 授 による 模 擬 講 義 現 役 大 学 生 との 交 流 等 を 実 施 した 教 員 による 進 路 指 導 進 路 相 談 の 充 実 を 図 るため 模 試 データ 等 の 指 導 資 料 をシステム 化 し データに 基 づいた 進 路 指 導 を 定 着 させ さらに 精 度 を 高 めるために3 年 秋 にも 模 試 を 実 施 した 進 学 を 支 援 するため 長 期 休 業 日 に 組 織 的 な 講 習 指 導 を 実 施 した 早 期 からの 進 路 指 導 データ 蓄 積 のため1 2 学 年 で 学 力 診 断 テストを 実 施 した 2
学 習 生 活 進 路 等 に 関 する 生 徒 の 情 報 共 有 化 を 図 るため 拡 大 学 年 会 を 実 施 した 家 庭 との 連 携 を 図 り 生 活 指 導 進 路 指 導 を 充 実 させるため 三 者 面 談 期 間 を 設 定 し 実 施 した 進 路 希 望 実 現 に 向 けた 進 路 指 導 生 徒 72%( + 2%) 保 護 者 73%( 前 年 比 + 3%) 三 者 面 談 の 充 実 生 徒 68%( - 2%) 保 護 者 80%( + 2%) 進 路 指 導 に 関 する 満 足 度 も 上 昇 し 生 徒 保 護 者 ともに7 割 を 上 回 っている 三 者 面 談 につい ては 生 徒 と 保 護 者 で 評 価 が 分 かれた (カ) 意 欲 ある 受 検 生 の 確 保 に 向 けた 取 り 組 みについて 新 しい 都 立 高 校 入 試 制 度 の 実 施 に 伴 い 大 きく 変 わる 外 国 語 コースについて 英 語 科 と 連 携 し 受 検 生 に 適 切 な 情 報 を 提 供 した 11 月 の 学 校 説 明 会 の 午 前 中 に 行 われる 英 会 話 体 験 授 業 を 外 国 語 コース 説 明 会 に 改 編 し 英 会 話 以 外 にも 映 画 聴 き 取 りや 英 語 多 読 など 本 校 の 外 国 語 コー ス 教 育 の 特 色 が 十 分 に 伝 わる 内 容 にして 学 校 説 明 会 と 一 体 化 し 全 校 体 制 で 開 催 した 学 校 広 報 のため 中 学 校 訪 問 学 校 説 明 会 部 活 動 体 験 及 び 夏 季 休 業 日 中 の 学 校 見 学 会 を 実 施 した 前 年 度 の 来 場 者 数 を 分 析 し 効 果 的 な 人 員 配 置 を 行 った 学 習 塾 等 が 主 催 する 外 部 の 説 明 会 東 京 都 の 合 同 説 明 会 多 摩 南 部 地 区 合 同 説 明 会 等 について も 前 年 度 の 状 況 を 精 査 し 計 画 的 に 人 員 派 遣 を 行 った ホームページの 更 新 を 頻 繁 に 行 い 教 育 活 動 の 様 子 を 積 極 的 に 発 信 した 教 育 活 動 のPR 生 徒 69%( +10%) 保 護 者 61%( 前 年 比 +11%) 学 校 評 価 アンケートでも 数 値 が 大 幅 に 上 昇 したように 夏 季 休 業 中 の 見 学 会 に2399 名 秋 の 学 校 説 明 会 に1503 名 と 過 去 最 高 だった 前 年 度 をさらに 上 回 る 来 校 者 を 集 め 学 力 検 査 に 基 づく 入 学 者 選 抜 の 倍 率 も 普 通 科 は2 年 連 続 で 八 王 子 市 内 の 都 立 普 通 科 高 校 で 最 も 高 くな り 外 国 語 コースも 適 正 な 倍 率 を 確 保 できた (キ) 中 途 退 学 の 未 然 防 止 に 向 けた 取 り 組 み 生 徒 保 護 者 の 悩 みに 対 応 するため 教 職 員 がスクールカウンセラーとの 連 携 を 密 にして 教 育 相 談 を 実 施 した 教 育 相 談 委 員 会 を 中 心 に いじめや 不 登 校 の 予 兆 の 早 期 把 握 に 努 めた いじめ 防 止 対 策 推 進 法 の 趣 旨 に 沿 って 校 内 体 制 を 整 備 し いじめのない 学 校 づくりのために 日 常 の 授 業 特 別 活 動 全 てを 通 してこころの 教 育 人 権 尊 重 教 育 を 行 った 校 内 の 特 別 支 援 教 育 推 進 体 制 を 充 実 させた 教 育 相 談 の 充 実 (カウンセラー) 生 徒 48%( ± 0%) 保 護 者 56%( 前 年 比 + 4%) 教 育 相 談 の 充 実 ( 教 員 ) 生 徒 65%( - 3%) 保 護 者 72%( ± 0%) 昨 年 度 と 数 値 的 には 大 きな 差 はないが スクールカウンセラーが 女 性 に 変 わったことの 影 響 も あり 女 生 徒 の 相 談 件 数 が 増 加 したため 相 談 件 数 自 体 は 前 年 度 より 伸 びている (ク) 環 境 健 康 教 育 と 防 災 教 育 の 充 実 に 向 けた 取 り 組 み 学 習 に 適 した 環 境 を 維 持 するために ごみの 分 別 指 導 について 環 境 委 員 中 心 の 指 導 を 継 続 した 環 境 に 関 する 意 識 を 高 めるために 全 校 体 制 で 省 エネに 取 り 組 んだ 安 全 安 心 な 学 校 づくりのために 安 全 教 育 防 災 教 育 の 充 実 を 図 った セーフティ 教 室 を 全 学 年 対 象 に 実 施 するとともに 宿 泊 を 伴 う 防 災 訓 練 も 含 め 年 4 回 避 難 訓 練 を 実 施 した 校 内 美 化 の 推 進 生 徒 80%( 前 年 比 + 4%) 保 護 者 83%( 前 年 比 + 4%) 3
防 災 教 育 の 効 果 生 徒 69%( +11%) 保 護 者 76%( + 1%) 校 内 美 化 は 生 徒 保 護 者 とも 数 値 が 上 昇 し 8 割 を 超 えている 校 内 は 綺 麗 に 保 たれ ごみの 分 別 も 適 正 に 行 われるようになってきている 防 災 教 育 についても 充 実 してきていることが 数 値 動 向 から 読 み 取 れる (ケ) 部 活 動 の 充 実 と 体 力 の 向 上 に 向 けた 取 り 組 みについて 部 活 動 を 推 進 するために 部 活 動 の 加 入 率 を さらに 上 げる 工 夫 を 行 い 多 くの 生 徒 が 部 活 動 を 通 して 健 全 な 心 と 身 体 を 育 成 できるよう 部 活 動 をさらに 活 発 化 させた 部 活 動 指 導 の 方 法 を 点 検 し 徹 底 して 体 罰 の 根 絶 を 図 った 地 域 におけるスポーツ 振 興 のため 中 高 連 携 事 業 を 通 して 中 学 生 との 交 流 活 動 を 実 施 した 部 活 動 の 満 足 度 生 徒 75%( 前 年 比 + 3%) 保 護 者 70%( 前 年 比 - 2%) 部 活 動 の 加 入 率 は 微 減 であったが 数 値 から 部 活 動 の 満 足 度 は 総 じて 高 いことがわかる 今 年 度 も 多 くの 運 動 系 部 活 動 が 上 位 の 大 会 まで 進 み 文 化 系 部 活 動 も 地 域 交 換 など 様 々な 場 面 で 活 躍 が 見 られた (コ)オリンピック パラリンピック 教 育 と 国 際 理 解 教 育 の 充 実 に 向 けた 取 り 組 みについて 教 育 庁 の Welcome プロジェクト 等 を 活 用 し 外 国 人 アスリート( 元 東 京 FCのアマラオ 氏 ) を 招 聘 して 講 演 会 等 を 開 催 した オリンピック パラリンピック 教 育 研 究 開 発 校 として 東 京 オリンピック パラリンピック 開 催 時 に 英 語 力 を 活 かしたボランティア 活 動 に 参 加 できるような 生 徒 の 能 力 と 態 度 を 育 成 する ため 昨 年 度 から 始 まった 産 業 労 働 局 の おもてなし 親 善 大 使 育 成 塾 への 生 徒 の 参 加 を 引 き 続 き 推 奨 した ESS 同 好 会 の 部 員 等 を 中 心 に 東 京 観 光 財 団 及 び 校 内 の JET 青 年 と 連 携 し オリンピック 開 催 時 の 外 国 人 観 光 客 への 英 語 による 観 光 ボランティアに 関 する 研 究 を 行 い 海 外 の 修 学 旅 行 生 を 年 3 校 誘 致 して 交 流 体 験 学 習 を 行 った 国 際 理 解 教 育 推 進 のため 外 務 省 国 境 なき 医 師 団 及 び 桜 美 林 大 学 より 講 師 を 招 き 講 演 会 や ワークショップを 開 催 した 校 内 に 訪 日 教 育 旅 行 生 を 招 いての 交 流 体 験 は 7 月 にアメリカの 高 校 からの 教 育 視 察 団 を 受 け 入 れたの 皮 切 りに 台 湾 およびアメリカの 計 3 校 の 教 育 旅 行 生 を 受 け 入 れた また おもてな し 親 善 大 使 育 成 塾 には50 名 近 い 生 徒 が 申 し 込 み 7 名 が 合 格 した (サ) 思 いやりのある 心 の 育 成 に 向 けた 取 り 組 みについて 学 校 設 定 科 目 交 流 体 験 学 習 を 設 置 し 学 修 を 実 施 した 中 高 連 携 事 業 地 域 連 携 事 を 積 極 的 に 行 い 生 徒 の 社 会 貢 献 意 識 を 涵 養 する 機 会 を 増 やした 地 域 環 境 を 考 える 機 会 として 地 域 清 掃 を 実 施 した 今 年 度 は 夏 季 休 業 中 に 近 隣 の 松 木 小 学 校 の 学 習 ボランティアに 教 員 3 名 と 生 徒 83 名 が 参 加 し た またESS 同 好 会 の 部 員 は 二 学 期 から 月 2 回 程 度 松 が 谷 小 学 校 で 放 課 後 英 語 教 室 を 開 催 し 好 評 を 得 た さらにダンス 部 和 太 鼓 部 吹 奏 楽 部 や 野 球 部 が 地 域 の 行 事 に 参 加 し 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 でも これらの 取 り 組 みは 高 く 評 価 された (シ) 経 営 企 画 室 の 経 営 参 画 の 推 進 に 向 けた 取 り 組 みについて 年 度 当 初 に 経 営 参 画 ガイドラインを 確 認 し 経 営 企 画 室 と 教 員 との 連 携 を 強 めて 学 校 全 体 とし ての 共 通 理 解 をもち 経 営 企 画 室 の 経 営 参 画 を 推 進 して 各 課 題 の 解 決 を 図 る 意 欲 ある 受 検 生 を 確 保 するために 総 務 部 が 所 管 する 募 集 広 報 活 動 に 企 画 段 階 から 関 与 し 費 用 対 効 果 の 観 点 及 び 内 容 のわかりやすさ 等 都 民 目 線 での 提 言 を 行 う 年 間 を 通 じて 計 画 的 効 率 的 な 予 算 執 行 に 努 める 生 徒 の 生 命 身 体 に 関 わる 事 故 を 未 然 に 防 止 するため 教 員 と 連 携 しながら 施 設 設 備 の 点 検 4
を 日 常 的 に 実 施 し 速 やかな 対 応 を 行 う 経 営 企 画 室 は 年 度 途 中 に1 名 が 産 休 に 入 り 新 規 採 用 職 員 を 含 む3 名 体 制 で 業 務 に 当 たらな ければならない 期 間 が 長 く 続 いたが 室 長 の 指 導 のもと 業 務 を 効 率 化 し 年 間 を 通 じて 順 調 な 経 営 参 画 が 図 られた (2) 重 点 目 標 への 取 り 組 みと 自 己 評 価 重 点 目 標 として 以 下 の3 項 目 に 取 り 組 んだ (ア) 学 力 の 向 上 に 向 けた 取 り 組 み 外 国 語 コース 設 置 校 としての 特 色 を 最 大 限 に 生 かし 豊 富 な 英 語 教 材 図 書 館 の 英 語 多 読 図 書 や 充 実 した 教 員 配 置 及 び 様 々な 英 語 行 事 の 効 果 を 普 通 科 の 生 徒 にも 波 及 させて 生 徒 の 英 語 力 を 全 校 的 に 高 めることに 継 続 して 取 り 組 んだ 特 に 今 年 度 は2 学 年 の 普 通 科 の 生 徒 にも 授 業 の 一 部 に 英 語 多 読 を 取 り 入 れ また 英 語 多 読 普 及 啓 発 のための 英 語 ビブリオバトルの 大 会 を 高 英 研 の 後 援 を 得 て 2 年 連 続 で 校 内 実 施 した (ケ) 部 活 動 の 充 実 と 体 力 の 向 上 に 向 けた 取 り 組 みについて 今 年 度 はまず 運 動 系 部 活 動 の 更 なる 充 実 を 目 指 し 文 化 スポーツ 等 特 別 推 薦 をこれまでの3 種 目 に 硬 式 テニス アーチェリーを 含 めた5 種 目 に 拡 大 した 運 動 系 部 活 動 では 陸 上 競 技 部 が 女 子 400mハードルで 全 国 高 校 総 体 インターハイに アーチェリー 部 が 関 東 選 抜 大 会 に そ れぞれ 進 出 した さらに 女 子 硬 式 テニス 部 が 都 選 抜 高 校 テニス 大 会 団 体 でベスト8( 他 の7 校 は 私 立 ) 剣 道 部 が 都 秋 季 剣 道 大 会 で 男 子 団 体 ベスト8(うち 都 立 は3 校 ) サッカー 部 が 関 東 大 会 東 京 都 予 選 でベスト16(うち 都 立 は2 校 )と 私 立 が 圧 倒 的 に 優 勢 と 言 われる 高 校 ス ポーツ 界 において 数 多 くの 部 活 動 が 高 いレベルの 実 績 をあげることができた (コ)オリンピック パラリンピック 教 育 と 国 際 理 解 教 育 の 充 実 に 向 けた 取 り 組 みについて オリンピック パラリンピック 教 育 研 究 開 発 校 として 東 京 オリンピック パラリンピック 開 催 時 に 英 語 力 を 活 かしたボランティア 活 動 に 参 加 できるような 生 徒 の 能 力 と 態 度 を 育 成 する ため 東 京 観 光 財 団 及 び 校 内 の JET 青 年 と 連 携 し オリンピック 開 催 時 の 外 国 人 観 光 客 への 英 語 による 観 光 ボランティアに 関 する 研 究 を 行 い 海 外 の 修 学 旅 行 生 を 年 3 校 誘 致 して 交 流 体 験 学 習 を 行 った また 国 際 理 解 教 育 推 進 のため 外 務 省 国 境 なき 医 師 団 及 び 桜 美 林 大 学 より 講 師 を 招 き 講 演 会 やワークショップを 開 催 した [ 数 値 目 標 ] 内 容 目 標 実 績 学 校 評 価 授 業 満 足 度 75% 以 上 78% 学 力 スタンダード( 国 数 英 ) 中 堅 私 大 の 合 格 者 数 国 数 応 用 グループ 平 均 の-5 以 内 英 語 は 応 用 グループ 平 均 と 同 水 準 外 国 語 コースの 英 語 は+10 以 上 30 名 以 上 ( 日 本 東 洋 駒 沢 専 修 合 格 者 ) 普 通 科 国 語 - 2.1~ 6.0 数 学 - 7.0~ 9.9 英 語 - 0.8~ 3.5 外 国 語 コース 英 語 + 7.1~12.3 36 名 GTEC for students 前 年 度 のスコアより 向 上 集 計 中 部 活 動 加 入 率 85% 以 上 を 維 持 83% 学 校 見 学 会 説 明 会 参 加 者 数 3500 名 以 上 を 維 持 4008 名 2 次 年 度 以 降 の 課 題 と 対 応 策 今 年 度 も 英 語 教 育 国 際 理 解 教 育 の 充 実 と 部 活 動 の 推 進 を 二 本 柱 に 中 堅 都 立 高 校 として 本 校 の 特 色 化 を 図 ってきた 幸 いなことに 入 学 者 選 抜 の 倍 率 の 推 移 を 見 ても 中 学 生 や 保 護 者 に 本 校 の 取 り 組 みは 評 価 されつつあると 感 じられる 次 年 度 は 英 語 教 育 推 進 校 やオリンピック パラリンピック 教 育 重 点 校 に 応 募 し 上 記 の 二 本 柱 をさらに 強 固 な 特 色 として 打 ち 出 し 地 域 の 中 堅 都 立 高 校 の 中 から 一 頭 地 抜 けた 存 在 感 を 示 せるように 学 校 経 営 に 取 り 組 みたい 5