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スライド 1

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編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉

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平 成 2 8 年 松 本 市 議 会 2 月 定 例 会 市 長 提 案 説 明 [ 2 8. 2. 12( 金 ) AM10:00] 本 日 こ こ に 平 成 2 8 年 松 本 市 議 会 2 月 定 例 会 を 招 集 い た し ま し た と こ ろ 議 員 の 皆 様 方 に は お そ ろ い で ご 出 席 を い た だ き 厚 く 御 礼 を 申 し あ げ ま す さ て 皆 様 ご 承 知 の と お り 先 月 2 9 日 か ら 3 0 日 に か け 入 山 辺 地 区 に お い て 複 数 の 箇 所 で 倒 木 が 発 生 し 県 道 松 本 和 田 線 や 林 道 駒 越 線 な ど が 全 面 通 行 止 め と な り 扉 温 泉 を 始 め 美 ケ 原 高 原 に あ る 民 間 宿 泊 施 設 な ど が 一 時 孤 立 状 態 と な り ました こ の 間 宿 泊 客 の 皆 様 方 の 安 全 と 健 康 が 大 変 心 配 さ れたと こ ろ で あり 孤 立 に よ って 不 安 な 時 間 を 過 ご さ れ た 皆 様 に 対 し ま し て 改 め て 心 か ら お 見 舞 い を 申 し あ げ ま す 気 象 庁 に よ り ま す と このたびの 倒 木 の 原 因 は 地 表 近 く で 冷 や さ れ た 雨 が 樹 木 に 付 着 し 瞬 間 的 に 凍 結 し た こ と に よ う ひ ょ う る い わ ゆ る 雨 氷 現 象 によるものと 報 告 さ れ て お り ま す 松 本 市 で は 扉 温 泉 の 孤 立 の 情 報 を 受 け 2 9 日 午 後 9 時 半 に 県 な ど の 関 係 機 関 と 入 山 辺 地 域 づ く り セ ン タ ー に お い て 協 議 を 行 う と と も に 同 日 午 後 1 0 時 5 0 分 に は 災 害 対 策 本 部 を 設 置 い た し ま し た ま た 翌 3 0 日 午 前 2 時 に は 災 害 対 策 本 部 会 議 を 招 集 し 県 を 始 め 各 関 係 機 関 か ら 現 場 の 状 況 等 に つ い て 報 告 を 受 け る と と も に 情 報 を 共 有 し 一 刻 も 早 い 復 旧 対 策 に つ い て 協 議 を 行 い 関 係 機 関 と 連 携 し た 懸 命 な 復 旧 作 業 に より 3 0 日 午 後 6 時 4 0 分 に は 孤 立 者 全 員 の 皆 様 の 下 山 が 完 了 いたしま した 松 本 市 に お き ま し て は か ね て か ら 危 機 管 理 に 従 事 す る 機 関 の 代 表 者 の 皆 様 と 顔 が 見 え る 関 係 を 築 き 常 日 頃 から 情 報 交 換 を し て ま い り ま し た が 今 回 の よ う な 極 めて 異 例 な 災 害 に 対 し こ う し た 関 係 が 迅 速 か つ ス ム ー ズ な 対 応 に つ な が っ た も の と 考 え て お り ま す - 1 -

復 旧 作 業 に 当 た ら れ た 関 係 機 関 の 皆 様 方 の ご 尽 力 に 改 め て 深 く 御 礼 申 し あ げ ま す ま た 今 回 の 雨 氷 に よ る 未 曽 有 の 倒 木 被 害 は 標 高 8 0 0 メ ー ト ル か ら 1, 2 0 0 メ ー ト ル 付 近 の 森 林 に お い て 発 生 し て お り 今 後 土 砂 災 害 の 発 生 も 懸 念 さ れ ま す こ と か ら 現 在 現 地 調 査 を 行 っ て お り 早 急 に 対 応 し て ま い り ま す 加 え て 去 る 4 日 に は 自 由 民 主 党 災 害 対 策 特 別 委 員 会 に 塩 原 農 林 部 長 が 出 席 し 被 害 状 況 の 説 明 を 行 い 併 せ て 災 害 支 援 の 要 請 を い た し て お り ま す さ て 今 年 も 早 い も の で 立 春 を 過 ぎ 私 の 市 長 3 期 目 の 任 期 も 残 り 1 カ 月 半 を 残 す と こ ろ と な り ま し た こ の 間 議 員 各 位 を 始 め 市 民 の 皆 様 関 係 機 関 の 皆 様 方 の 温 か い ご 支 援 ご 協 力 に 支 え ら れ こ れ ま で 市 政 を 運 営 で き ま し た こ と に こ の 場 を お 借 り し て 改 め て 心 か ら 感 謝 申 し あ げ ま す 私 が 自 分 の 生 き 方 を 見 つ め 直 し 自 分 が 本 当 に や り た い こ と は 何 か を 考 え た 末 ベ ラ ル ー シ へ 向 か っ た 1 9 9 6 年 初 頭 から ち ょ う ど 2 0 年 が 経 過 い た し ま し た 5 年 半 に わ た る 現 地 で の 貴 重 な 経 験 や 深 い 悲 し み や 苦 し み を 負 い な が ら も 健 気 に 生 き る チ ェ ル ノ ブ イ リ の 子 ど も た ち の 姿 は 今 な お 私 の 心 に 強 く 残 っ て お り そ の 後 の 私 の 人 生 を 支 え 私 を 前 へ と 押 し 進 め る 原 動 力 と な っ て お り ま す そ し て 思 っ て も み な か っ た 市 長 と い う 全 く 別 の 世 界 に 身 を 投 じて か ら 13 回 目 の 春 を 迎 え よ う と し て お り ま す 私 は 市 長 就 任 以 来 自 ら の モ ッ ト ー と し て 焦 ら ず 気 負 わ ず 地 道 に 自 分 の で き る 範 囲 で を 肝 に 銘 じ 市 民 一 人 ひ と り を 大 切 に い の ち の 質 や 人 生 の 質 の 向 上 を 目 指 し 量 か ら 質 へ の 転 換 を 市 政 運 営 の 基 本 理 念 と し 併 せ て 市 民 が 主 役 を 基 本 ス タ ン ス と し て 公 約 の 実 現 を 目 指 し 職 員 と と も に 市 政 の 運 営 に 努 め て ま い り ま し た 1 期 目 の 市 政 運 営 に 当 た り ま し て は 少 子 高 齢 化 が 一 段 と 進 む 2 0 年 先 また3 0 年 先 を 見 据 え 健 康 づ く り 危 機 管 理 子 育 て 支 援 の 3 つ の 施 策 い わ ゆ る 3 K プ ラ ン を 市 政 運 営 の 最 重 要 施 策 と 位 置 付 け 取 り 組 ん で ま い - 2 -

り ま し た 続 く2 期 目 は 1 期 目 の 実 績 を 基 に 3 K プ ラ ン に 経 済 環 境 教 育 な ど の 新 た な 視 点 を 取 り 入 れ よ り 一 層 充 実 発 展 さ せ た 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 創 造 を 市 政 運 営 の 大 き な 柱 に 据 え 持 続 可 能 な ま ち づ く り を 進 め て ま い り ま し た そ し て 今 3 期 目 は 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 創 造 を 成 熟 型 社 会 の 都 市 モ デ ル と し て 普 遍 化 す る 考 え の 下 高 め よ う い の ち の 輝 き 広 げ 強 め よ う 人 の 絆 を 合 言 葉 に 地 方 都 市 松 本 か ら 日 本 を 動 かし 更 に 世 界 に 発 信 し よ う と 全 身 全 霊 で 取 り 組 ん で い る と こ ろ で ご ざ います こ こ で こ の 3 期 目 に 2 0 年 先 3 0 年 先 を 見 据 え た 持 続 可 能 な ま ち づ く り の た め 特 に 重 点 的 に 取 り 組 ん で ま い り ま し た 5 つ の リ ー デ ィ ン グ プ ロ ジ ェ ク ト に つ い て そ れ ぞ れ 概 括 的 に 申 し あ げ た い と 思 い ま す 始 め に 松 本 城 南 西 外 堀 の 復 元 大 手 門 枡 形 の 整 備 な ど 松 本 城 を 中 心 と し た ま ち づ く り に つ い て 申 し あ げ ま す 平 成 2 5 年 度 か ら 事 業 用 地 の 取 得 に 着 手 し て ま い り ま し た 内 環 状 北 線 整 備 事 業 に つ き ま し て は 現 時 点 で 全 体 面 積 の 約 4 3 パ ー セ ン ト また 松 本 城 南 西 外 堀 復 元 事 業 は 全 体 面 積 の 約 3 7 パ ー セ ン ト の 用 地 を 取 得 す る な ど 着 実 に 事 業 の 進 捗 が 図 ら れ て お り ま す こ の 間 城 下 町 の 再 生 事 業 に 深 いご 理 解 を い た だ き 長 年 住 み な れ た 場 所 か ら 移 住 さ れ る 多 く の 皆 様 方 の ご 協 力 に 心 か ら 感 謝 申 し あ げ る 次 第 で あ り ま す 本 定 例 会 に お き ま し て も 復 元 事 業 用 地 の 取 得 議 案 を 提 出 しております ま た 松 本 城 の 正 面 玄 関 と な る 三 の 丸 地 区 は 松 本 城 を 中 心 と し た ま ち づ く り に 欠 く こ と の で き な い 重 要 な エ リ ア と な り ま す こ と から 昨 年 3 月 に そ の 整 備 に 係 る 基 本 方 針 を 策 定 し 現 在 こ の 方 針 に 基 づ き 歴 史 あ る 町 割 り や 景 観 を 活 か し つ つ 都 市 機 能 の 一 層 の 向 上 を 図 り 市 民 や 観 光 客 の 皆 様 が そ ぞ ろ 歩 き の で き る 空 間 の 創 出 に 向 け た 具 体 的 な 整 - 3 -

備 計 画 の 策 定 に 鋭 意 取 り 組 ん で い る と こ ろ で ご ざ い ま す 次 に 健 康 医 療 産 業 の 創 出 誘 致 を 図 り 雇 用 を 拡 大 すること に つ い て 申 し あ げ ま す こ れ は 健 康 寿 命 延 伸 の 実 現 に 向 け 健 康 づ く り と ヘ ル ス ケ ア 産 業 の 集 積 を と も に 推 進 す る い わ ゆ る 松 本 ヘ ル ス バ レ ー の 実 現 を 目 指 す も の で あ り ま す こ れ ま で 松 本 市 で は 松 本 地 域 健 康 産 業 推 進 協 議 会 を 推 進 母 体 と し て 地 域 産 業 の 育 成 と 集 積 の た め の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 機 能 の 強 化 充 実 と 世 界 健 康 首 都 会 議 を 頂 点 と す る 健 康 に 関 わ る 情 報 の 集 積 と 発 信 に 努 め て ま い り ま し た 今 後 も 引 き 続 き 人 々 が 自 立 し て 生 き が い を 持 っ た 生 活 を 送 り 市 民 の 健 康 が 結 び つ く 産 業 や サ ー ビ ス が 身 近 な 地 域 で 発 展 し 併 せ て 市 民 の 健 康 に な る こ と で 医 療 費 が 削 減 さ れ 健 康 産 業 の 創 出 に よ る 内 需 が 拡 大 し 経 済 が 活 性 化 さ れ そ れが 雇 用 を 生 み 出 し 人 材 や 情 報 が 集 ま っ て く る と い っ た 地 域 内 に お け る プ ラ ス の 効 果 が 循 環 す る 松 本 ヘ ル ス バ レ ー 構 想 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 次 は 市 民 と の 協 働 に よ る 中 心 市 街 地 活 性 化 や 次 世 代 交 通 政 策 を 進 め 中 心 市 街 地 の に ぎ わ い の 創 出 を 図 る こ と について 申 し あ げ ます 自 動 車 に 過 度 に 依 存 す る こ と な く 歩 行 者 自 転 車 公 共 交 通 を 優 先 し た に ぎ わ い の あ る ま ち づ く り を 目 指 す 次 世 代 交 通 政 策 に つ き ま し て は 平 成 2 4 年 に 策 定 した 新 し い 交 通 体 系 に よ る ま ち づ く り ビ ジ ョ ン を 受 け 昨 年 1 0 月 に 松 本 市 次 世 代 交 通 政 策 実 行 計 画 を 策 定 し 目 下 政 策 の 具 現 化 に 取 り 組 ん で い る と こ ろ で ご ざ い ま す 具 体 的 な 交 通 シ ス テ ム の 導 入 に つ き ま し て は 時 間 を 要 し て お り ま す が 着 実 に 市 民 の 皆 様 の ご 理 解 を い た だ く た め カ ー フ リ ー デ ー に お け る ト ラ ン ジ ッ ト モ ー ル の 体 験 空 間 や モ ビ リ テ ィ ウ ィ ー ク に お け る 路 線 バ ス 1 乗 車 1 0 0 円 運 行 を 始 め 路 線 バ ス の 信 大 病 院 へ の 乗 入 れ などを 実 施 してきてお ります - 4 -

次 に 各 地 区 の 特 性 や 課 題 を 踏 ま え た 地 域 住 民 に よ る 地 域 づ く り を 支 援 し い き い き と し た 地 域 づ く り を 進 め ること に つ い て 申 し あ げ ま す 松 本 市 で は 平 成 2 4 年 3 月 に 地 域 づ く り 実 行 計 画 を 策 定 し 平 成 2 6 年 3 月 に は 地 域 づ く り の 基 本 理 念 など を 定 め た 地 域 づ く り を 推 進 す る 条 例 を 制 定 し 更 に 同 年 4 月 に は 地 域 づ く り セ ン タ ー を 全 3 5 地 区 に 設 置 す る な ど 地 域 づ く り へ の 支 援 体 制 の 整 備 を 図 っ て ま い り ま し た 加 え て 今 年 度 は 庁 内 に 地 域 づ く り に 特 化 し た 地 域 づ く り 部 を 設 置 す る と と も に 新 た な 地 域 づ く り へ の 財 政 支 援 と し て 各 地 区 が あ る 程 度 主 体 的 に 使 い 道 を 決 め る こ と が で き る 地 域 づ く り 推 進 交 付 金 制 度 を 創 設 し 地 区 の 実 情 や 創 意 工 夫 に よ り 地 区 づ く り に 役 立 て て い た だ い て おり ます ま た 松 本 大 学 と の 協 働 に よ り 若 者 の 力 を 地 域 づ く り に 活 か し な が ら 地 元 に 貢 献 す る 人 材 を 育 成 す る 先 進 的 な 試 み と し て 地 域 づ く り イ ン タ ー ン シ ッ プ 戦 略 事 業 を 始 め た と こ ろ で ご ざ い ま す 地 域 づ く り は 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 基 盤 づ く り に 不 可 欠 な も の と 位 置 付 け 今 後 も 住 民 の 皆 様 が 主 体 と な り 地 域 課 題 に 取 り 組 ん で い た だ く こ と の で き る 地 域 力 の 向 上 を 図 っ て ま い り ま す 最 後 に 交 流 活 力 を 活 か し 人 情 報 の 交 流 拠 点 都 市 の 形 成 を 進 め る こ と に つ い て 申 し あ げ ま す 松 本 市 は 文 化 と 観 光 に 関 す る 交 流 都 市 協 定 を 平 成 2 0 年 7 月 に 金 沢 市 と ま た 平 成 2 2 年 9 月 に は 札 幌 市 と そ し て 平 成 2 4 年 9 月 に は 鹿 児 島 市 と 締 結 し 相 互 の 魅 力 を 活 か し た 都 市 間 交 流 を 図 る 中 で 交 流 拠 点 都 市 の 形 成 に 努 め て ま い り ま し た ま た 健 康 寿 命 延 伸 都 市 の 創 造 を 柱 と す る 本 市 と 全 国 の 各 都 市 と の 交 流 が 飛 躍 的 に 拡 大 し つ つ あ り 今 や 都 市 政 策 を め ぐ る 学 習 拠 点 と な り つ つ あ り ま す - 5 -

一 方 都 市 間 交 流 を 世 界 へ 広 めて い く た め 昨 年 7 月 に 台 湾 高 雄 市 と 健 康 福 祉 教 育 分 野 の 交 流 に 関 す る 覚 書 を 締 結 し また 1 1 月 に は 職 員 6 名 を 高 雄 市 へ 派 遣 し 出 張 ふ れ あ い 健 康 教 室 を 開 催 す る な ど 日 本 型 健 康 づ く り 法 と し て 松 本 市 の 健 康 施 策 を 輸 出 いたし ま し た ま た 昨 年 9 月 に は ド イ ツ フ ラ イ ブ ル ク 市 へ 職 員 4 名 を 派 遣 し 健 康 医 療 産 業 の 創 出 や 健 康 づ く り 施 策 を 紹 介 す る な ど 世 界 に 先 行 し て 超 少 子 高 齢 型 人 口 減 少 社 会 が 進 展 す る 日 本 に お い て フ ロ ン ト ラ ン ナ ー と し て 松 本 市 が 取 り 組 ん で い る 健 康 寿 命 延 伸 政 策 を 普 遍 的 な も の と し て 海 外 展 開 す る ス タ ー ト を 切 っ て お り ま す 今 後 も こ れ ら 海 外 都 市 と の 交 流 を 着 実 に 進 め つつ 交 流 を 通 じ た 互 恵 関 係 を 築 く こ と に よ り お 互 い の 施 策 を 磨 き 合 い 更 に 交 流 か ら 生 ま れ た 成 果 が お 互 い の 市 民 の よ り 一 層 の 福 祉 の 向 上 に 繋 が っ て い く よ う 取 り 組 ん で ま い り た い と 考 え て お り ま す 以 上 5 つ の リ ー デ ィ ン グ プ ロ ジ ェ ク ト に 関 して 申 し あ げ て ま い り ま し た が 私 は 市 長 就 任 当 初 よ り 超 少 子 高 齢 型 の 人 口 減 少 社 会 を 見 据 え 地 道 に 取 り 組 ん で ま い り ま し た こ れらの 施 策 の 積 み 重 ね が 必 ずや 持 続 可 能 にして 未 来 志 向 の 市 民 の 幸 せ づ く り の 大 き な ス テ ッ プ に つ な が る も の と 確 信 し て お り ま す と こ ろ で 地 方 公 共 団 体 を 取 り 巻 く 状 況 は 日 本 創 成 会 議 の い わ ゆ る 増 田 リ ポ ー ト を 受 け 迫 り く る 超 少 子 高 齢 型 の 人 口 減 少 社 会 に 対 し 国 の 後 押 し に よ り 全 国 津 々 浦 々 で 地 方 創 生 が 叫 ば れ て お り ま す し か し な が ら 今 国 が 言 う 地 方 創 生 と は 決 し て 新 し い こ と で は な く 松 本 市 が 超 少 子 高 齢 型 の 人 口 減 少 社 会 を 見 据 え る 中 市 民 の い の ち の 質 や 人 生 の 質 を 高 め 生 き が い を 感 じ な が ら 安 全 安 心 快 適 に 生 活 す る こ と が で き る 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 を 実 現 す る た め 国 に 先 駆 け こ れ ま で 1 2 年 間 に わ た っ て 取 り 組 ん で きたこと - 6 -

こ そ が ま さ に 地 方 か ら 発 信 す る 真 の 地 方 創 生 である と 考 えて お り ま す 一 昨 年 日 本 創 成 会 議 が 公 表 し た 将 来 推 計 人 口 に お いて 松 本 市 の 2 0 代 か ら 3 0 代 の 若 年 女 性 人 口 並 びに 総 人 口 の 減 少 率 が 県 内 の 他 市 と 比 べ て 際 立 っ て 低 い 値 で あ っ た こ と そ し て 先 月 発 表 さ れ た 平 成 2 7 年 国 勢 調 査 の 速 報 値 に お い て も 県 内 1 9 市 で 唯 一 前 回 調 査 よ り も 人 口 が 増 加 し て い る 結 果 が 示 さ れ た ことは その 背 景 に 複 雑 か つ 様 々 な 要 因 が あ る か と は 思 い ま す が 先 人 の ご 努 力 を 始 め こ れ ま で 松 本 市 が 取 り 組 ん で き た ま ち づ く り の 政 策 の 方 向 性 は 少 な く と も 間 違 っ て は い な か っ た も の と 改 め て 感 慨 深 く 思 う と こ ろ で ご ざ い ま す 私 は ま ち づ く り と は 究 極 の 命 題 と し て ま さ に その 地 に 生 を 営 む 人 々 の 生 き が い の 仕 組 み づ く り で はな いかと 考 え て お り ま す 市 長 に 就 任 し た 当 時 私 は ま ち づ く り の 基 本 戦 略 と し て 最 優 先 に 為 す べ き こ と は 市 民 の 皆 様 に と っ て い か に 安 心 安 全 で 魅 力 的 な 生 活 の 場 を 創 造 す る ことで は な い か と 考 え ま し た ま た そ れ と 同 時 に 今 後 高 齢 化 社 会 が 進 展 す る 中 で 人 々 は 自 ら の 人 生 や 各 自 の 生 き 方 を 問 う 時 代 が 到 来 す る で あろうこ と も 申 し あ げ て ま い り ま し た 市 民 の 一 人 ひ と り が 主 体 と な っ て 健 康 寿 命 を 延 ば し 誰 も が 生 き が い を 持 ち 同 時 に 誇 り と 責 任 を 持 っ て 暮 ら し 続 け る こ と が で き る ま ち こ の 具 現 化 は 世 界 の 誰 も が 未 だ 経 験 し た こ と の な い 超 少 子 高 齢 型 の 人 口 減 少 社 会 に お け る ま ち づくりの 最 終 命 題 で あ る と 私 は 考 え て お り ま す こ の よ う な 理 念 に 立 ち 松 本 市 で は 昨 年 1 0 月 に 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 実 現 を 目 指 す 松 本 版 地 方 創 生 総 合 戦 略 を 策 定 い た し ま し た こ の 地 方 創 生 総 合 戦 略 で は 生 き が い づ く り の 観 点 か ら 8 つ の 重 点 施 策 を 定 め て お り ま す こ こ で この 総 合 戦 略 に 沿 って 今 後 の 松 本 市 の 取 組 み な ど に つ い て 若 干 申 し あ げ ま す - 7 -

始 め に 健 康 医 療 産 業 の 創 出 育 成 に つ い て で ご ざ い ま す が こ れ は 先 程 申 し あ げ た 5 つ の リ ー デ ィ ン グ プ ロ ジ ェ ク ト に も 位 置 付 け て お り ま す よ う に 健 康 医 療 関 連 産 業 の 誘 致 に よ る 雇 用 の 創 出 を 図 る と と も に 市 民 の 健 康 増 進 と ヘ ル ス ケ ア 産 業 の 創 出 育 成 を 併 せ て 図 る 取 組 み を 更 に 進 めて い く も の で ご ざ い ま す 今 後 市 民 と 企 業 の 皆 様 と の 協 働 に よ る 健 康 医 療 産 業 の 創 出 の 場 で あ る 松 本 ヘ ル ス ラ ボ を 活 用 し た 健 康 医 療 産 業 を 創 出 する 取 組 み を 通 じ て 市 民 に と っ て も 商 品 開 発 に 携 わ る こ と に 生 き が い や 誇 り を 持 つ こ と に も 繋 が る な ど 市 民 と 企 業 が 一 緒 に な っ て 健 康 価 値 の 創 造 に 努 め て ま い り ま す 次 に 高 次 広 範 の 観 光 戦 略 に つ い て 申 し あ げ ま す こ れ は 観 光 が 松 本 市 の 主 要 産 業 の 一 つ で あ り 観 光 市 場 の 拡 大 が 本 市 経 済 の 発 展 に 繋 が り ま す こ と か ら 国 際 的 に 人 気 の 高 い 松 本 城 や 上 高 地 と い っ た 豊 富 な 観 光 資 源 と 空 港 鉄 道 道 路 が 結 ば れ る 交 通 の 要 衝 と し て の 優 位 性 を 活 か し て 都 市 間 連 携 等 に よ る 高 次 広 域 観 光 を 推 進 し 国 内 外 か ら 観 光 イ ン バ ウ ン ド の 振 興 を 図 る ものでご ざ い ま す 具 体 的 に は 信 州 ま つ も と 空 港 を 活 用 し た 都 市 間 交 流 の 推 進 を 図 る た め 平 成 2 7 年 2 月 に 札 幌 市 で 開 催 さ れ た 松 本 市 札 幌 市 鹿 児 島 市 の 3 市 長 に よ る 鼎 談 に お い て 私 が 提 案 い た し ま し た 信 州 ま つ も と 空 港 を 活 か し て 3 市 を 空 路 で 結 び 外 国 人 観 光 客 を 呼 び 込 む 新 た な 戦 略 超 広 域 観 光 ビ ジ ッ ト 3 の 実 現 に 向 け た 取 組 み を 推 進 し て ま い り ま す 次 は 松 本 産 品 の ブ ラ ン ド 化 に つ い て で ご ざ い ま す こ れ は 地 元 産 農 作 物 な ど を 含 め た 豊 富 な 地 域 資 源 や 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の イ メ ー ジ を 生 か し た 新 た な 付 加 価 値 の 創 造 な ど に よ る 商 品 開 発 と そ の ブ ラ ン ド 化 な ど を 進 め る と と も に 他 方 で 地 域 に 根 付 い た プ ロ ス ポ ー ツ の ブ ラ ン ド 力 や 集 客 力 発 信 力 を 最 大 限 に 活 用 す る こ と に よ り - 8 -

産 業 振 興 や 交 流 人 口 の 拡 大 を 図 る も の で ご ざ い ま す 既 に 農 産 物 の マ ー ケ テ ィ ン グ に お き ま し て は 具 体 的 な 施 策 と し て 松 本 産 の 野 菜 および 果 物 の 機 能 性 及 び 地 域 性 に 着 目 し た ブ ラ ン ド 化 や ア ン テ ナ シ ョ ッ プ を 活 用 し た 地 産 地 消 の 促 進 に 着 手 し て お り ま す 引 き 続 き 戦 略 的 な 販 売 促 進 や 販 路 拡 大 並 び に 伝 統 的 産 業 の 育 成 などを 通 じ て 松 本 産 品 の ブ ラ ン ド 化 に よ る 地 域 経 済 の 活 性 化 を 図 っ て ま い り ま す 次 に 新 し い 働 き 方 雇 用 の 創 出 に つ い て 申 し あ げ ま す 現 在 長 野 県 の 大 学 収 容 力 は 2 割 に 満 た ず 8 割 以 上 が 県 外 の 大 学 に 進 学 し か つ 本 県 出 身 学 生 の 県 内 へ の 就 職 者 は 4 割 程 度 と い う 状 況 に ご ざ い ま す そ こ で こ の よ う な 現 状 を 少 し で も 改 善 す る た め 若 い 世 代 が 地 域 に 定 着 して 多 様 な 生 き 方 を 選 択 で き る 環 境 を 創 出 し ま た 仕 事 と 家 庭 の 両 立 を 図 り な が ら 働 き 続 け る こ と の で き る ワ ー ク ラ イ フ バ ラ ン ス を 可 能 と す る 社 会 の 構 築 に 努 めて ま い り ま す 併 せて 女 性 や 若 者 を タ ー ゲ ッ ト と し た I J U ターン 支 援 や 産 業 の 担 い 手 の 育 成 支 援 に も 取 り 組 ん で ま い り ま す 次 に 子 ど も が 生 ま れ 健 や か に 育 つ 環 境 づ く り に つ い て 申 し あ げ ま す 超 少 子 高 齢 型 の 人 口 減 少 社 会 に お い て 子 ど も は 親 に と っ て 何 物 に も 優 る 宝 で あ る と と も に 地 域 や 社 会 に お い て も 大 切 な 宝 で ご ざ い ま す 松 本 市 で は 親 御 さ ん の 出 産 や 子 育 て へ の 希 望 を 叶 え る た め 安 心 し て 妊 娠 出 産 育 児 が で き る よ う 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 含 め た 親 子 間 で の 愛 情 愛 着 が 築 か れ る 仕 組 み づ く りに 引 き 続 き 取 り 組 ん で ま い り ま す 具 体 的 に は 松 本 で の 里 帰 り 出 産 を 含 め 将 来 に わ た り 市 内 で の 分 娩 希 望 に 応 え る べ く 安 定 的 な 周 産 期 医 療 を 確 保 す るための 施 策 を 強 化 し て ま い り ま す - 9 -

一 方 松 本 市 で は 地 方 創 生 先 行 型 事 業 と し て 昨 年 4 月 から 不 妊 不 育 症 治 療 費 助 成 事 業 に つ いて 少 し で も 子 ど も を 望 む ご 夫 婦 の 希 望 を 叶 え る 支 援 を す る た め 治 療 費 の 補 助 率 と 補 助 上 限 額 の 拡 充 を い た し ま し た ま た 昨 年 9 月 か ら は 出 産 後 の 体 調 不 良 や 育 児 不 安 の あ る 方 に 対 し 宿 泊 や 日 帰 り の 形 に よ る 継 続 し た 支 援 を 提 供 す る た め 市 内 の 分 娩 医 療 機 関 や 助 産 院 と の 委 託 契 約 に よ り 利 用 料 の 一 部 を 市 が 負 担 する 産 後 ケ ア 事 業 を 開 始 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 更 に 次 代 を 担 う 子 ど も た ち を 地 域 で 育 む 環 境 づ く り に つ き ま し て は 平 成 2 5 年 3 月 に 県 内 で は 初 め て と な る 子 ど も の 権 利 に 関 す る 条 例 を 制 定 し 松 本 市 に 生 ま れ 育 つ す べ て の 子 ど も た ち が よ り 一 層 生 き る こ と に 希 望 を 持 ち 主 体 的 に 活 動 で き る す べ て の 子 ど も に や さ し い ま ち を 目 指 し 取 り 組 ん で お り ま す 平 成 2 6 年 度 に は こ の 条 例 の 目 的 を 達 成 す る た め す べ て の 子 ど も に や さ し い ま ち づ く り を 基 本 理 念 と し て 子 ど も に や さ し い ま ち づ く り 推 進 計 画 を 策 定 し 大 人 と 子 ど も が 積 極 的 に 関 わ り 共 に 笑 顔 で 暮 ら せ る 地 域 社 会 を 目 指 す ま つ も と 子 ど も ス マ イ ル 運 動 を 展 開 し て お り ま す ま た 子 ど も た ち が 学 校 地 域 年 代 を 超 え て 市 政 や 地 域 の 課 題 に つ い て 学 び 解 決 に 向 け た 意 見 発 表 な ど を 促 進 し て い く た め の ま つ も と 子 ど も 未 来 委 員 会 を 設 置 し 子 ど も た ち が ま ち づ く り の パ ー ト ナ ー と し て そ れ ぞ れ の 力 を 発 揮 す る 第 一 歩 を 踏 み 出 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 今 後 も 将 来 を 担 う 子 ど も た ち の 未 来 を 守 る た め 妊 娠 か ら 出 産 子 育 て へ と 切 れ 目 の な い 支 援 を 実 施 し て ま い り ま す 次 は コ ン パ ク ト な 都 市 と 賑 わ い の 創 出 に つ い て で ご ざいます こ れ は 5 つ の リ ー デ ィ ン グ プ ロ ジ ェ ク ト に も 位 置 付 け て お り ま す よ う に 松 本 市 次 世 代 交 通 政 策 実 行 計 画 に 基 づ き 歩 い て 暮 ら せ る 賑 わ い の あ る ま ち づ く り を 進 め て い く も - 10 -

のでご ざ い ま す 三 の 丸 地 区 に お け る 城 下 町 と し て の 多 様 な 空 間 の 整 備 を 始 め と す る 中 心 市 街 地 に お け る 自 動 車 と 共 存 で き る 歩 行 者 空 間 の 整 備 自 転 車 通 行 空 間 の ネ ッ ト ワ ー ク 化 更 に 公 共 交 通 の 充 実 と し て 路 線 バ ス の 利 便 性 の 向 上 パ ー ク ア ン ド ラ イ ド 駐 車 場 の 整 備 拡 大 などを 進 め コ ン パ ク ト で 機 能 的 な 集 約 型 都 市 構 造 の 実 現 を 目 指 し て ま い り ま す 次 に 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー を 活 用 し た 暮 ら し と 経 済 の 活 性 化 に つ い て 申 し あ げ ま す こ れ は 東 日 本 大 震 災 以 降 大 き く 変 化 したエ ネ ル ギ ー を 取 り ま く 状 況 を 踏 ま え 太 陽 熱 や 地 熱 な ど 松 本 市 に 豊 富 に 存 在 す る 未 利 用 の 再 生 エ ネ ル ギ ー 資 源 を 地 域 活 性 化 の た め に 活 用 し 雇 用 の 創 出 や 関 連 す る 産 業 の 育 成 を 図 る も の で ご ざいます そ こ で 本 年 6 月 を 目 途 に 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 地 産 地 消 推 進 計 画 を 策 定 し 地 域 の 活 性 化 に も 資 す る よ う 循 環 型 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー の 普 及 を 図 っ て ま い り ま す 一 方 ご 案 内 の と お り 松 本 市 で は 限 り あ る 資 源 を 有 効 に 活 用 し 持 続 可 能 な 循 環 型 社 会 を 形 成 す る た め も っ た い な い を キ ー ワ ー ド と し た 3 R の 取 組 みを こ れ ま で 積 極 的 に 進 め て ま い り ま し た そ の 中 で も と り わ け 食 品 ロ ス の 削 減 を 目 的 と す る 残 さ ず 食 べ よ う! 3 0 1 0 運 動 に つ き ま し て は 消 費 者 庁 の パ ン フ レ ッ ト に 取 り 上 げ ら れ た こ と も あ り 松 本 発 の 取 組 み と し て 全 国 に 広 が り 本 市 と 同 様 に 取 り 組 む 自 治 体 が 増 え て き て お り ま す 先 月 2 9 日 に は こ れ ま で の 松 本 市 の 取 組 み が 評 価 さ れ 第 3 回 食 品 産 業 も っ た い な い 大 賞 に お い て 農 林 水 産 省 食 料 産 業 局 長 賞 を 全 国 自 治 体 の 中 で 初 め て 受 賞 し その 表 彰 を 受 け た と こ ろ で ご ざ い ま す 今 後 も 知 恵 を 絞 り な が ら よ り 効 果 を 高 め て い く よ う 先 陣 を 切 って 取 り 組 ん で ま い り ま す - 11 -

最 後 に 成 熟 型 社 会 の 都 市 基 盤 づ く り に つ い て 申 しあ げます 高 齢 化 が 急 速 に 進 む 近 未 来 の 社 会 に お い て 市 民 の 皆 様 が そ れ ぞ れ の 地 域 で 生 き が い と 誇 り と 責 任 感 を 持 ち 心 豊 か に 暮 ら し て い く た め に は 健 康 状 態 な ど に 応 じ て 地 域 の 中 で 自 立 し た 社 会 生 活 を 送 る こ と が で き る 仕 組 み が 求 め ら れ て お ります 平 成 2 6 年 の 第 4 回 世 界 健 康 首 都 会 議 に お い て ハ ー バ ー ド 大 学 公 衆 衛 生 大 学 院 教 授 の イ チ ロ ー カ ワ チ 先 生 も お っ し ゃ い ま し た 通 り ま さ に 人 々 の 信 頼 関 係 か ら 生 ま れ る 社 会 基 盤 絆 と い う ソ ー シ ャ ル キ ャ ピ タ ル や 地 域 力 を 活 か し た 地 域 づ く り が 共 に 健 康 づ く り に も つ な が っ て い く と い う 視 点 が 極 めて 重 要 で あ る と 考 え て お り ま す 現 在 松 本 市 では 地 域 の 自 主 性 や 特 性 を 活 か し 医 療 と 介 護 の 専 門 的 な サ ー ビ ス と 更 に は 相 談 体 制 を も 含 め 一 体 的 に 提 供 で き る 体 制 で あ る 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 構 築 に 取 り 組 ん で お り ま す 今 後 も 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 構 築 を 通 じ 新 たな 都 市 基 盤 と し て 高 齢 者 の 皆 様 が 自 ら の 健 康 状 態 な ど に 応 じ て 地 域 の 中 で 自 立 し た 社 会 生 活 を 送 る こ と が で き る 仕 組 み づ く り と 他 方 で 困 難 を 抱 え ている 方 々を 地 域 で 支 え 合 う 地 域 づくりをより 一 層 推 進 して ま い り ま す さ て た だ い ま 申 し あ げ て ま い り ま し た こ れ ま で の 政 策 実 現 の 状 況 に つ い て 改 め て 考 察 い た し ま す と 私 自 身 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 達 成 度 は ほぼ7 合 目 半 まで 到 達 し た の で は な い か と 感 じ て お り ま す 従 い ま し て 私 は 健 康 寿 命 延 伸 都 市 の 最 終 的 な 形 に 向 け そ の 具 現 化 を 目 指 し 引 き 続 き 松 本 版 地 方 創 生 総 合 戦 略 を 推 進 し つ つ 決 し て 慢 心 す る こ と な く 全 力 で 取 り 組 ん で ま い る 所 存 で ご ざ い ま す こ こ で 私 が 信 条 と す る 平 和 行 政 に つ い て 少 々 申 しあ げます 私 自 身 に と り ま し て ベ ラ ル ー シ で チ ェ ル ノ ブ イ リ 原 発 事 故 に よ る 医 療 支 援 活 動 に 従 事 し 放 射 能 の 及 ぼ す 影 響 の 悲 惨 - 12 -

さ を 目 の 当 た り に し た 経 験 か ら 世 界 平 和 の 希 求 と 核 兵 器 廃 絶 は 自 ら の 政 治 信 条 の 根 幹 を な す も の で ご ざ い ま す 私 は こ の よ う な 考 え の 下 市 長 就 任 以 来 平 和 の 施 策 に も 積 極 的 に 取 り 組 ん で ま い り ま し た が 折 り し も 来 年 度 は 松 本 市 が 平 和 都 市 宣 言 を 行 っ て か ら 3 0 周 年 の 大 き な 節 目 の 年 と な り ま す そ こ で 平 成 2 3 年 の 第 2 3 回 国 連 軍 縮 会 議 平 成 2 6 年 の 第 4 回 平 和 首 長 会 議 国 内 加 盟 都 市 会 議 そ し て 昨 年 の 平 和 の 灯 平 和 の 詩 の 朗 読 会 に 続 き 日 本 非 核 宣 言 自 治 体 協 議 会 総 会 を 会 長 市 の 長 崎 市 か ら 依 頼 を 頂 く 中 で こ の 5 月 に 松 本 市 で 開 催 い た し ま す 合 わ せ ま し て 親 子 平 和 教 室 の 開 催 を 始 め 市 内 3 5 地 区 や 平 和 関 係 団 体 に よ る 平 和 事 業 や 次 代 を 担 う 小 中 学 生 高 校 生 大 学 生 な ど の 若 者 を 交 え た 平 和 都 市 宣 言 3 0 周 年 記 念 事 業 な ど 平 和 を 創 る 取 組 み を 地 方 都 市 松 本 か ら 力 強 く 発 信 し て ま い り た い と 思 っ て お り ます な お 直 近 の 課 題 と し て 松 本 市 立 病 院 の 整 備 に つき ま し て は 新 た な 病 院 の 整 備 計 画 の 基 本 的 な 方 向 性 を 将 来 構 想 ( 案 ) と し て ま と め ま し た の で 今 定 例 会 中 の 委 員 協 議 会 で ご 協 議 い た だ く 予 定 と し て お り ま す ま た 博 物 館 の 移 転 場 所 に つ き ま し て は 私 の 今 任 期 中 に 一 定 の 方 向 を 出 す 方 針 で 取 り 組 ん で お り ま す が 今 し ば ら く 時 間 を 頂 戴 いたし た い と 思 い ま す そ れ で は た だ い ま 上 程 さ れ ま し た 議 案 に つ き ま し て ご 説 明 申 し あ げ ま す 本 日 提 案 申 し あ げ ま し た 議 案 は 85 件 で ご ざ い ま す そ の 内 訳 は 条 例 4 0 件 予 算 3 2 件 契 約 4 件 財 産 1 件 道 路 2 件 そ の 他 6 件 と な っ て お り ま す ま ず 始 め に 平 成 2 8 年 度 の 当 初 予 算 に つ い て 申 し あげ ます - 13 -

説 明 に 先 立 ち 明 年 度 の 財 政 運 営 の 背 景 と な り ま す 我 が 国 の 経 済 状 況 などに つ い て 若 干 申 し あ げ ま す 政 府 が 1 2 月 に 発 表 し た 経 済 見 通 し に よ り ま す と 平 成 2 7 年 度 の 我 が 国 の 経 済 は 年 度 前 半 に は 中 国 を 始 め と す る 新 興 国 経 済 の 景 気 減 速 の 影 響 も あ り 輸 出 が 弱 含 み 個 人 消 費 及 び 民 間 設 備 投 資 の 回 復 に 遅 れ が み ら れ た も の の 雇 用 所 得 環 境 の 改 善 が 続 い て お り 1 1 月 に 取 り ま と め た 一 億 総 活 躍 社 会 の 実 現 に 向 け て 緊 急 に 実 施 す べ き 対 策 な ど の 効 果 も あ っ て 景 気 は 緩 や か に 回 復 に 向 か う こ と が 見 込 ま れ る と し て お り ま す 一 方 平 成 2 8 年 度 の 我 が 国 経 済 は 緊 急 対 策 な ど の 政 策 の 推 進 等 に よ り 雇 用 所 得 環 境 が 引 き 続 き 改 善 し 経 済 の 好 循 環 が 更 に 進 展 す る と と も に 交 易 条 件 が 緩 や か に 改 善 す る 中 で 堅 調 な 民 需 に 支 え ら れ た 景 気 回 復 が 見 込 ま れ る と し 実 質 G D P 成 長 率 は 1. 7 パ ー セ ン ト 程 度 と 見 込 ま れ る と し て お り ま す た だ し 中 国 を 始 め と す る 新 興 国 等 の 景 気 の 下 振 れ 金 融 資 本 商 品 市 場 の 動 向 等 に 留 意 す る 必 要 が あ る 点 を リ ス ク 要 因 と し て お り ま す こ の よ う な 状 況 を 踏 ま え た 国 の 平 成 2 8 年 度 の 当 初 予 算 は 一 億 総 活 躍 社 会 の 実 現 へ 向 け て 子 育 て 支 援 や 介 護 サ ー ビ ス の 充 実 教 育 費 の 負 担 軽 減 を 進 め る と と も に 地 方 創 生 の 本 格 展 開 を 図 る 一 方 社 会 保 障 関 係 費 の 伸 び を 経 済 財 政 再 生 計 画 に 沿 っ て 抑 制 し 国 債 依 存 度 を リ ー マ ン シ ョ ッ ク 以 前 の 水 準 ま で 回 復 す る こ と に よ っ て 経 済 再 生 と 財 政 健 全 化 を 両 立 す る 予 算 と し て お り ま す そ の 結 果 平 成 2 8 年 度 当 初 予 算 に お け る 一 般 会 計 予 算 の 規 模 は 前 年 度 対 比 0. 4 パ ー セ ン ト 増 の 9 6 兆 7, 2 1 8 億 円 で 過 去 最 大 だ っ た 2 7 年 度 予 算 を 更 に 上 回 り ま た そ の 中 で も 政 策 的 経 費 に 充 て る 一 般 歳 出 は 前 年 度 対 比 0. 8 パ ー セ ン ト 増 の 5 7 兆 8, 2 8 6 億 円 と 4 年 連 続 で 前 年 度 を 上 回 り ま し た 次 に 地 方 財 政 を 取 り 巻 く 情 勢 に つ い て 見 ま す と 財 務 省 - 14 -

は 1 月 に 開 催 し た 全 国 財 務 局 長 会 議 に お い て 1 0 月 から 1 月 期 の 景 気 判 断 を 発 表 い た し ま し た そ れ に よ り ま す と 全 国 を と り ま と め た 総 括 判 断 に お い て 一 部 に 弱 さ が み ら れ る も の の 緩 や か に 回 復 し て い る と し 前 回 に 引 き 続 き 経 済 情 勢 の 基 調 判 断 を 据 え 置 い て お ります ま た 全 国 を 1 1 の 地 域 に 分 け た 地 域 別 で も 全 地 域 で 基 調 判 断 を 据 え 置 い て お り ま す 県 内 の 情 勢 に つ き ま し て も 長 野 財 務 事 務 所 は 一 部 に 弱 さ が み ら れ る も の の 持 ち 直 し て い る と 判 断 を 据 え 置 い て い ま す こ れ は 個 人 消 費 で 持 ち 直 し の 動 き が 続 い て お り 雇 用 情 勢 も 改 善 し て は お り ま す が 生 産 活 動 が 横 ば い と な っ て い る こ と に よ る も の で ご ざ い ま す ま た 先 行 き に つ き ま し て は 企 業 の 景 況 判 断 が 全 産 業 で 2 期 ぶ り に 下 降 と 答 え た 割 合 が 上 昇 と 答 え た 割 合 を 上 回 り 今 後 も 下 降 の 割 合 が 増 加 す る 見 通 し と な っ て い ま す が 個 人 消 費 設 備 投 資 雇 用 情 勢 は 改 善 の 動 き が 続 い て お り 各 種 政 策 の 効 果 が 発 現 す る 中 で 引 き 続 き 持 ち 直 し て い く こ と が 見 込 ま れ る と し て お り ま す た だ し 海 外 景 気 の 下 振 れ な ど の リ ス ク に 留 意 す る 必 要 が あ る と い う 注 記 を 付 し て お り ま す 一 方 本 市 の 状 況 で ご ざ い ま す が 毎 月 行 っ て お り ま す 中 小 企 業 景 気 動 向 基 本 調 査 に お い て は 平 成 2 7 年 1 2 月 時 点 で 前 年 同 月 と の 比 較 に よ る 業 況 D I が 前 回 の マ イ ナ ス 1 1. 2 か ら マ イ ナ ス 6. 6 と な り マ イ ナ ス 幅 が 4. 6 ポ イ ン ト 縮 小 い た し ま し た た だ 平 成 2 6 年 4 月 以 降 2 1 カ 月 連 続 で マ イ ナ ス の 状 況 が 続 い て お り 向 こ う 3 カ 月 の 見 通 し に お き ま し て も 変 わ ら な い と し て い る 企 業 が 8 割 に 上 っ て お り ま す こと か ら 景 気 回 復 は 松 本 地 方 に 波 及 し き っ て い な い こ と が 窺 え ます こ の よ う な 地 方 の 経 済 状 況 の 中 国 は 平 成 2 8 年 度 の 地 - 15 -

方 財 政 計 画 に お き ま し て 2 8 年 度 の 地 方 財 政 の 総 額 を 前 年 度 対 比 0. 6 パ ー セ ン ト 増 の 8 5 兆 7, 7 0 0 億 円 と 見 込 ん で お り ま す そ こ で ま ず 歳 入 の 見 込 み に つ き ま し て は 景 気 回 復 に 伴 う 雇 用 環 境 の 改 善 に よ り 税 収 が 平 成 2 7 年 度 当 初 予 算 対 比 で プ ラ ス 3. 2 パ ー セ ン ト 1 兆 2, 1 0 3 億 円 の 増 と 2 7 年 度 に 引 き 続 き 増 加 す る と し て お り ま す ま た 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 に お き ま し て は 地 方 公 共 団 体 が 安 定 的 に 財 政 運 営 を 行 う こ と が で き る よ う 一 般 財 源 総 額 を 本 年 度 の 水 準 を 下 回 ら な い よ う 同 水 準 を 確 保 す る と し て い る こ と か ら 地 方 税 収 の 増 加 に 伴 う 地 方 交 付 税 の 減 額 を 対 前 年 度 で 5 4 6 億 円 に と ど め 一 般 財 源 総 額 を 1, 3 0 7 億 円 増 額 し て 見 込 ん で お り ま す 一 方 歳 出 は 高 齢 化 に 伴 う 社 会 保 障 関 係 費 の 自 然 増 や 公 共 施 設 の 維 持 補 修 費 の 増 加 並 び に 国 の 最 重 要 課 題 の 一 つ で あ る 地 方 創 生 の た め の 事 業 費 が 2 7 年 度 と 同 額 の 1 兆 円 計 上 さ れ た こ と な ど に 伴 い 全 体 と し て 増 加 す る と し て お り ま す そ れ で は こ の よ う な 状 況 の 下 で 編 成 し た 松 本 市 の 平 成 2 8 年 度 当 初 予 算 に つ い て 申 し あ げ ま す 平 成 2 8 年 度 は 松 本 市 の 総 合 計 画 基 本 構 想 2 0 2 0 第 1 0 次 基 本 計 画 の 初 年 度 で ご ざ い ま す 基 本 構 想 2 0 2 0 に 掲 げ た 6 つ の ま ち づ く り に よ る 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 を 目 指 す 本 市 の 取 組 み は 先 程 も 申 し あ げ ま し た と お り 国 が 進 め て い る 地 方 創 生 を 先 取 り し た もので あ り 明 年 度 も 引 き 続 き 推 進 し て 行 く 必 要 が ご ざ い ま す そ こ で 平 成 2 8 年 度 当 初 予 算 は 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 確 か な 実 現 に 向 け て 6 つ の ま ち づ く り に 着 実 に 取 り 組 む た め の 予 算 編 成 と い た し ま し た な お 3 月 に 市 長 選 挙 を 控 え て お り ま す こ と か ら 新 規 の 政 策 的 な 事 業 は 6 月 以 降 の 補 正 予 算 で 対 応 す る こ と と し 当 初 予 算 は 経 常 経 費 を 中 心 と し た 骨 格 予 算 と し て お り ま す - 16 -

こ の よ う な 基 本 方 針 の 下 に 編 成 し た 平 成 2 8 年 度 の 予 算 規 模 は 一 般 会 計 が 8 2 2 億 9, 0 0 0 万 円 で 骨 格 予 算 と な り ま す こ と か ら 前 年 度 当 初 予 算 と 比 較 す る と 5 6 億 7, 0 0 0 万 円 6. 4 パ ー セ ン ト の 減 と な っ て お り ま す ま た 霊 園 特 別 会 計 を 始 め と す る 1 2 の 特 別 会 計 は 5 4 4 億 3, 1 2 8 万 円 を 水 道 事 業 会 計 を 始 め と す る 4 つ の 企 業 会 計 で は 2 7 1 億 8, 1 7 0 万 円 を そ れ ぞ れ 計 上 し て お り ま す こ れ ら を 合 わ せ た 全 会 計 で の 総 予 算 規 模 は 前 年 度 の 予 算 規 模 と 比 べ て 4. 1 パ ー セ ン ト 減 の 1, 6 3 9 億 2 9 8 万 円 と な っ て お り ま す 歳 入 面 に お き ま し て は ま ず 市 税 で は 景 気 回 復 や 雇 用 環 境 の 改 善 に よ り 個 人 所 得 が 増 加 し た こ と に 伴 い 個 人 市 民 税 が 増 加 す る と と も に 家 屋 の 新 増 築 や 設 備 投 資 の 増 加 に よ り 固 定 資 産 税 も 増 加 が 見 込 ま れ ますこ と か ら 市 税 全 体 で は 1. 1 パ ー セ ン ト 3 億 7, 5 0 0 万 円 の 増 収 を 見 込 ん で お り ま す ま た 地 方 交 付 税 と 地 方 交 付 税 が 振 り 替 え ら れ た 臨 時 財 政 対 策 債 を 合 わ せ た 実 質 的 な 交 付 税 は 前 年 度 対 比 で 1. 2 パ ー セ ン ト 2 億 2, 3 0 0 万 円 程 度 の 減 額 を 見 込 ん で お り ま す こ の う ち 臨 時 財 政 対 策 債 の 一 部 に つ き ま し て は 6 月 補 正 の 財 源 と し て 留 保 し て お り ま す な お 地 方 創 生 総 合 戦 略 に 掲 げ た 事 業 は 継 続 し て 実 施 す る た め 当 初 予 算 に 計 上 し て お り ま す が 国 が 新 た に 創 設 す る 地 方 創 生 推 進 交 付 金 に つ き ま し て は 6 月 補 正 で の 計 上 を 予 定 し て お り ま す 次 に 歳 出 で は 基 本 構 想 2 0 2 0 に 掲 げ た 健 康 寿 命 延 伸 都 市 松 本 の 実 現 の た め の 6 つ の ま ち づ く り に よ る 取 組 み に 対 し 重 点 的 に 予 算 措 置 を し 1 1 6 事 業 7 6 億 7, 9 1 9 万 円 を 計 上 い た し ま し た 先 ほ ど 申 し あ げ ま し た 通 り 国 の 方 針 で は 税 収 や 地 方 交 付 税 等 の 地 方 の 財 源 が 確 保 さ れ て い る と は 言 え 超 少 子 高 齢 - 17 -

型 人 口 減 少 社 会 の 中 で 社 会 保 障 関 係 費 は 毎 年 増 加 を 続 け 今 後 も 高 い 水 準 が 続 い て い く と 予 想 さ れ ますこ と か ら 将 来 に 向 け 安 定 し た 市 政 運 営 を 維 持 し て い く た め に は な お 一 層 健 全 な 財 政 の 堅 持 に 努 め る 必 要 が ご ざ い ま す 明 年 度 の 予 算 編 成 に 当 た り ま し て も 要 求 限 度 額 の 設 定 に よ る 経 常 経 費 の 削 減 や 行 政 改 革 の 実 施 に よ る な ど 歳 出 全 般 の 見 直 し を 行 う と と も に 積 み 立 て た 基 金 の 有 効 活 用 な ど に よ り 市 債 借 入 額 を 抑 制 し 市 債 残 高 を 減 少 さ せ る 取 組 み や 公 共 施 設 の 計 画 的 な 修 繕 等 に よ る 適 切 な 維 持 管 理 を 行 っ て ま い り ま す ま た 明 年 度 以 降 に お き ま し て も 中 国 を 始 め と し た 新 興 国 経 済 の 下 振 れ 等 に よ り 景 気 が 左 右 さ れ る 懸 念 が あ る こ と 消 費 税 の 軽 減 税 率 の 導 入 に 伴 う 社 会 保 障 関 係 4 経 費 へ の 財 源 措 置 が 明 ら か に な っ て い な い こ と ま た 交 付 税 合 併 算 定 替 え の 終 了 に 伴 い 平 成 2 7 年 度 か ら 普 通 交 付 税 の 減 額 が 始 ま っ て い る こ と な ど 今 後 懸 念 さ れ る 要 素 も ご ざ い ま す 従 っ て こ れ ら に 備 え る た め 今 後 と も 歳 出 全 般 の 徹 底 し た 見 直 し に よ る 歳 出 構 造 の 改 善 と 経 済 対 策 に よ る 財 政 基 盤 の 強 化 を 図 り な が ら 健 全 財 政 の 堅 持 を 念 頭 に 積 み 立 て た 基 金 の 有 効 活 用 な ど 臨 機 応 変 な 対 応 に よ り 財 政 運 営 を 行 っ て ま い り ま す 次 に 平 成 2 7 年 度 の 2 月 補 正 予 算 に つ い て で ご ざ い ま す が 今 回 は 国 の 補 正 予 算 に 対 応 す る 経 費 を 含 む 緊 急 を 要 す る 政 策 的 経 費 及 び 事 務 事 業 の 精 算 に 伴 う 経 費 を 中 心 に 編 成 い た し ま し た 一 般 会 計 で は 2 0 億 8, 2 0 5 万 円 の 追 加 で 補 正 後 の 予 算 規 模 は 9 2 2 億 1, 1 5 5 万 円 と な り 前 年 同 期 比 で は 1. 2 パ ー セ ン ト の 増 と な っ て お り ます ま た 11の 特 別 会 計 で は 3 億 4, 2 1 7 万 円 の 増 額 を してい る ほ か 企 業 会 計 で は 3 会 計 で 事 業 費 の 精 算 を 行 っ た こ と に よ り 1 0 億 4, 8 1 7 万 円 を 減 額 し こ れ ら を 合 わ せ た 全 会 計 で の 補 正 額 は 1 3 億 7, 6 0 5 万 円 の 追 加 で 補 正 後 の 予 算 規 模 は 1, 7 4 6 億 7, 4 7 9 万 円 と な っ て お り ま す - 18 -

次 に た だ いまご 説 明 申 し あ げ ま し た 予 算 以 外 の 議 案 に つ い て 一 括 し て ご 説 明 申 し あ げ ま す まず 始 め に 条 例 に つ き ま し て は 行 政 不 服 審 査 法 の 改 正 に 伴 う も の や い じ め 問 題 対 策 調 査 委 員 会 の 設 置 に 関 す る も の な ど 新 た な 条 例 制 定 や 地 方 税 法 等 の 改 正 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー の 運 営 体 制 の 見 直 し に 伴 う 条 例 改 正 などを 提 出 し て お り ま す 次 に 契 約 議 案 で は 並 柳 小 学 校 菅 野 中 学 校 な ど の 大 規 模 改 造 事 業 の 主 体 工 事 4 件 を 提 出 し て お り ま す そ の 他 の 議 案 と い た し ま し て は 松 本 城 南 西 外 堀 復 元 事 業 用 地 の 取 得 市 道 関 係 2 件 市 営 住 宅 の 悪 質 な 家 賃 滞 納 者 に 対 す る 訴 え の 提 起 の ほ か 過 疎 地 域 自 立 促 進 計 画 の 策 定 辺 地 に 係 る 総 合 整 備 計 画 の 策 定 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 の 指 定 の 変 更 2 件 指 定 1 件 を そ れ ぞ れ 提 出 し て お り ま す ま た 議 案 以 外 の も の と い た し ま し て は 市 長 の 専 決 処 分 事 項 の 指 定 に か か わ る 報 告 1 件 を 報 告 い た し て お り ま す な お 今 会 期 中 に は 人 権 擁 護 委 員 の 推 薦 に つ い て 提 出 さ せ て い た だ く 予 定 で ご ざ い ま す 以 上 本 日 提 案 い た し ま し た 議 案 等 に つ い て ご 説 明 申 し あ げ ま し た ので よ ろ し く ご 審 議 を 賜 り ま す よ う お 願 い 申 し あ げ ま す ( 以 上 ) - 19 -