今 後 は この たたら 製 鉄 で 栄 えてきた 地 域 で 地 域 資 源 等 を 活 用 した 産 業 振 興 を 図 り 更 なる 雇 用 環 境 の 改 善 を 図 る 必 要 があるが 基 幹 産 業 である 農 林 業 の 変 革 や 農 商 工 連 携 の 推 進 バイオマス 事 業



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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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数 値 も 目 標 事 業 赤 米 PR 事 業 赤 米 PR 事 業 KPI 赤 米 生 産 量 増 赤 米 製 品 売 上 額 年 月 申 請 時 28 俵 4 万 円 H28.3 初 年 度 30 俵 100 万 円 H 年 目 32 俵 125 万 円 H 年 目 3

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25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

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18 国立高等専門学校機構

1 はじめに 計 画 の 目 的 国 は 平 成 18 年 度 に 住 生 活 基 本 法 を 制 定 し 住 まいに 関 する 基 本 的 な 計 画 となる 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )を 策 定 し 住 宅 セーフティネットの 確 保 や 住 生 活 の 質 の 向 上

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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目 次 都 市 づくりの 全 体 構 想 偏 1. 都 市 づくりの 理 念 と 目 標 1 1. 都 市 づくりの 理 念 と 将 来 像 1 2. 都 市 づくりの 目 標 とテーマ 2 3. 計 画 期 間 3 4. 将 来 人 口 フレーム 3 2. 将 来 都 市 構 造 4 1. 将 来

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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別紙3


2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

定款

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

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小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

は し が き

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

 

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

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16 日本学生支援機構

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

推 進 項 目 15 人 材 育 成 の 強 化 重 要 A 番 号 取 組 事 業 名 151 職 員 の 専 門 性 向 上 作 成 日 H 更 新 日 H 担 当 部 署 32 総 務 部 人 事 課 責 任 者 吉 田 克 夫 担 当 者 人 事 人 材 育 成 担

再 生 可 能 エネルギー 等 導 入 推 進 基 金 事 業 計 画 書 ( 各 年 度 計 画 書 ) ( 事 業 計 画 の 概 要 ) 計 画 の 名 称 京 都 府 地 球 温 暖 化 対 策 等 推 進 基 金 計 画 の 期 間 交 付 対 象 京 都 府 府 内 市 町 村 民 間

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等


1. 中 小 企 業 等 経 営 強 化 法 の 目 的 (1) 生 産 性 向 上 の 必 要 性 (3) 業 種 別 の 経 営 課 題 への 対 応 少 子 高 齢 化 人 手 不 足 等 の 状 況 において 効 果 的 に 付 加 価 値 を 生 み 出 せるよう 製 造 業 はもとより

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

H28【滋賀県】滋賀県地域住宅計画(第3期)

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1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

Transcription:

地 域 再 生 計 画 1 地 域 再 生 計 画 の 名 称 市 民 総 がかりで たたらの 里 山 再 生 に 挑 戦!! ~ 自 立 型 地 域 経 済 圏 の 確 立 に 向 けたふるさと 産 業 の 創 出 ~ 2 地 域 再 生 計 画 の 作 成 主 体 の 名 称 雲 南 市 3 地 域 再 生 計 画 の 区 域 雲 南 市 の 全 域 4 地 域 再 生 計 画 の 目 標 4-1 地 域 の 現 状 雲 南 市 は 島 根 県 の 東 中 央 部 に 位 置 し 人 口 41,927 人 ( 平 成 22 年 国 勢 調 査 ) 面 積 553.4 平 方 kmのうち 森 林 が 80%を 占 める 過 疎 地 域 に 指 定 される 中 山 間 地 域 である 本 市 では 過 疎 高 齢 化 の 進 行 が 著 しく 人 口 は 過 去 5 年 間 ( 平 成 17 年 から 平 成 22 年 )で 2,486 人 (5.6%) 減 少 し 総 人 口 の 32.9%が 高 齢 者 ( 平 成 22 年 度 国 勢 調 査 ) という 状 況 にある また 雲 南 公 共 職 業 安 定 所 管 内 の 一 般 有 効 求 人 倍 率 が 県 下 で 最 も 低 い 水 準 の 0.5 倍 台 で 推 移 するなど 厳 しい 雇 用 環 境 にある そして 地 域 に 雇 用 の 場 がないことで 若 年 層 等 の 人 口 流 出 に 拍 車 がかかり この 結 果 人 口 減 少 高 齢 化 が 更 に 進 行 するという 悪 循 環 があり 地 域 の 活 性 化 に 向 けては 雇 用 環 境 の 改 善 が 大 きな 課 題 となっている 本 市 は 良 質 の 玉 鋼 を たたら 製 鉄 によって 産 出 してきた 地 域 である 砂 鉄 と 木 炭 を 原 料 とする たたら 製 鉄 は 里 山 の 森 林 資 源 の 活 用 により 成 り 立 ち また 農 畜 産 業 も 豊 かな 里 山 と 暮 らしの 関 係 により 成 り 立 っていた しかし 産 業 として の たたら 製 鉄 が 途 絶 える 中 暮 らしと 里 山 の 関 係 が 崩 れ 薪 や 木 炭 といった 燃 料 や 食 の 自 給 率 の 低 下 地 域 コミュニティの 基 礎 単 位 である 里 山 集 落 の 活 力 低 下 等 が 問 題 となっている このような 中 本 市 では 平 成 17 年 に 雲 南 市 産 業 振 興 センターを 設 立 し 産 業 振 興 雇 用 創 出 に 向 けた4つの 基 本 方 針 を 掲 げ 地 域 産 業 の 振 興 に 取 組 んできた ま た これらの 取 組 みの 拡 充 に 向 け 平 成 23 年 には たたらの 里 山 が 持 つ 本 来 の 機 能 を 回 復 し 国 土 保 全 食 料 水 エネルギーの 供 給 といった 現 代 的 な 課 題 に 対 応 し 地 域 内 自 給 力 経 済 的 な 自 立 度 を 高 めることを 目 的 に 地 域 活 性 化 総 合 特 区 の 区 域 指 定 を 受 けた 4-2 雇 用 面 における 課 題 と 今 後 の 取 組 み - 1 -

今 後 は この たたら 製 鉄 で 栄 えてきた 地 域 で 地 域 資 源 等 を 活 用 した 産 業 振 興 を 図 り 更 なる 雇 用 環 境 の 改 善 を 図 る 必 要 があるが 基 幹 産 業 である 農 林 業 の 変 革 や 農 商 工 連 携 の 推 進 バイオマス 事 業 の 推 進 を 担 う 人 材 技 術 が 不 足 している また 円 高 や 欧 州 不 安 等 の 影 響 で 市 内 での 新 規 の 企 業 誘 致 による 新 たな 雇 用 環 境 を 創 出 することが 容 易 ではない 状 況 の 中 地 域 資 源 を 活 かした 新 分 野 新 事 業 へ 挑 戦 する 気 概 を 持 った 人 材 が 不 足 している そして 地 域 の 雇 用 を 支 えてきた 製 造 業 においては 下 請 け 企 業 が 多 く 立 地 しており ものづくり 企 業 の 経 営 環 境 が 大 きく 変 化 する 中 技 能 継 承 とともに 後 継 者 人 材 育 成 が 喫 緊 の 課 題 となっている 重 点 テーマ 別 (1)ものづくり 産 業 の 高 付 加 価 値 化 グローバル 化 の 進 行 により 国 際 的 な 企 業 間 競 争 が 激 化 している また 円 高 の 進 行 中 国 を 中 心 とする 新 興 国 の 台 頭 更 には 欧 州 の 経 済 危 機 等 を 背 景 に 国 内 製 造 業 の 事 業 環 境 が 厳 しさを 増 している このような 中 市 内 ものづくり 産 業 の 持 続 的 な 発 展 のためには 企 業 の 技 術 革 新 を 促 し 新 商 品 新 技 術 開 発 等 を 通 じたものづく りの 高 付 加 価 値 化 が 求 められる 本 市 は ホシザキ 電 機 ( 株 ) 島 根 工 場 島 根 三 洋 電 機 ( 株 )を 頂 点 とする 機 械 器 具 製 造 業 の 集 積 があり 技 術 ノウハウを 有 している 市 内 には 医 療 分 野 におけ る 精 密 機 器 加 工 を 行 う 事 業 者 や 自 社 技 術 を 活 かし 農 業 分 野 での 商 品 開 発 等 を 模 索 す る 意 欲 的 な 事 業 者 が 存 在 し これらの 企 業 等 の 技 術 活 力 を 活 かした 新 商 品 開 発 の 推 進 が 期 待 される そして 本 市 では バイオマスエネルギーの 利 活 用 や 食 産 業 の 振 興 を 政 策 課 題 に 掲 げている これらの 課 題 解 決 に 対 し ものづくり 産 業 が 有 する 技 術 ノウハ ウをマッチングさせることで シナジー 効 果 の 発 揮 が 期 待 される しかしながら これらの 事 業 推 進 に 向 けては ものづくり 産 業 における 技 術 革 新 等 を 担 う 中 核 的 な 人 材 の 育 成 ものづくり 産 業 の 担 い 手 の 育 成 確 保 更 には 中 小 零 細 企 業 を 中 心 と する 市 内 製 造 業 の 新 商 品 開 発 の 推 進 に 向 けた 支 援 体 制 の 整 備 等 のすべてが 不 足 し これらをいかに 整 備 していくかが 課 題 となっている (2) 里 山 のエネルギー 利 用 の 推 進 山 林 の 適 正 管 理 のために 育 林 間 伐 が 必 要 とされているものの 地 域 求 職 者 と 雇 用 ニーズのミスマッチや 林 業 作 業 に 対 する 基 礎 技 術 の 不 足 等 により 林 業 分 野 での 地 域 求 職 者 の 雇 用 受 け 入 れが 進 まないでいる 林 業 における 雇 用 需 要 を 活 かし 地 域 求 職 者 等 の 就 職 機 会 を 拡 大 するためには 地 域 求 職 者 等 の 森 林 作 業 に 対 する 基 礎 的 な 技 術 習 得 とこの 過 程 を 通 じた 林 業 に 対 す る 理 解 促 進 を 図 り 林 業 の 担 い 手 を 育 成 することが 課 題 となっている また 林 業 の 振 興 と 雇 用 拡 大 を 図 るためには 森 林 資 源 の 新 たな 出 口 を 確 保 し 森 林 資 源 の 流 通 経 済 循 環 を 生 み 出 すことが 不 可 欠 である 現 在 合 同 会 社 グリー - 2 -

ンパワーうんなん が 中 心 となり 森 林 バイオマスの 利 活 用 事 業 が 進 められている これらの 取 り 組 みの 進 展 により 森 林 資 源 の 利 活 用 の 促 進 が 期 待 されるが そのた めには 林 業 やエネルギー 分 野 に 精 通 し 木 質 バイオマスの 利 活 用 の 推 進 を 担 う 中 核 的 人 材 の 育 成 確 保 が 課 題 となっている (3) 里 山 の 食 料 供 給 機 能 の 復 活 本 市 は 日 本 最 大 級 の 生 産 量 を 誇 る オロチの 爪 ( 唐 辛 子 ) を 柱 に 山 椒 やにん にくといった 鳥 獣 被 害 の 少 ないスパイス 等 の 栽 培 に 取 組 み 農 商 工 連 携 による 六 次 産 業 化 を 推 進 し スパイスのまち 雲 南 の 実 現 を 目 指 している これにより 関 連 産 業 における 雇 用 拡 大 を 図 ることが 目 標 であるが そのためには 地 域 産 品 の 付 加 価 値 を 高 め 売 れる 商 品 に 作 り 上 げるための 企 画 力 技 術 力 を 有 する 中 核 的 人 材 の 育 成 や 販 路 開 拓 に 向 けた 効 果 的 なプロモーション 活 動 の 推 進 等 が 課 題 である また これまで 雲 南 市 農 商 工 連 携 協 議 会 により5つの 食 に 関 するプロジェク トを 立 ち 上 げ 加 工 品 の 開 発 や 食 を 活 用 した 観 光 交 流 事 業 等 に 取 り 組 んできた 現 在 市 内 飲 食 店 等 でオムライスを 提 供 する オムライスプロジェクト が 進 行 す るなど 一 定 の 成 果 が 得 られているが 食 関 連 産 業 における 雇 用 機 会 の 改 善 効 果 の 獲 得 には 至 っていないのが 現 状 である 今 後 平 成 25 年 に 予 定 される 中 国 自 動 車 道 尾 道 松 江 線 の 開 通 により 本 市 への 入 込 客 数 が 大 きく 増 加 する 可 能 性 がある これらの 機 会 を 捉 え 関 連 産 業 の 振 興 雇 用 環 境 の 改 善 を 図 るためには 食 の 観 光 資 源 化 の 推 進 を 担 う 中 核 的 人 材 の 育 成 や 新 たな 観 光 メニュー 開 発 受 入 体 制 整 備 等 が 課 題 である (4) 里 山 の 小 規 模 多 機 能 自 治 への 挑 戦 本 市 では 市 民 が 主 体 的 に 地 域 づくりに 取 り 組 むための 推 進 組 織 である 地 域 自 主 組 織 が 全 市 的 に 組 織 され 現 在 42 の 地 域 自 主 組 織 により 地 域 づくり 活 動 が 展 開 されている この 組 織 を 里 山 を 活 用 したバイオマスエネルギー 供 給 への 参 画 里 山 放 牧 による 畜 産 への 支 援 更 には 買 物 弱 者 支 援 等 地 域 で 必 要 とされるサービス の 提 供 を 担 うコミュニティビジネスの 推 進 団 体 へと 育 成 することを 目 指 している これにより 他 事 業 との 相 乗 効 果 を 得 ながら 小 規 模 分 散 型 の 新 たな 雇 用 機 会 を 創 出 し 雇 用 機 会 を 改 善 することが 目 標 である しかし 現 状 では 各 地 域 自 主 組 織 の 運 営 体 制 が 脆 弱 であることに 加 え 地 域 課 題 の 解 決 に 向 けた 新 たなビジネスにチャレンジする 人 材 が 不 足 し 事 業 化 に 至 ってい ない このため コミュニティビジネスの 企 画 実 施 を 担 う 中 核 的 人 材 の 育 成 確 保 が 必 要 である また 地 域 自 主 組 織 を 主 体 とするコミュニティビジネスの 事 例 は 少 なく その 担 い 手 が 不 足 しており 各 地 域 自 主 組 織 とも 必 要 なノウハウを 有 していないのが 現 状 である 地 域 自 主 組 織 を 主 体 とするコミュニティビジネスの 普 及 促 進 に 向 けては モデル 地 域 を 対 象 とした 事 業 化 支 援 等 を 通 じて 各 フェーズにおいて 必 要 な 取 組 み や 支 援 等 を 明 らかにし その 成 果 を 広 く 周 知 することが 必 要 である - 3 -

4-3 目 標 本 実 践 型 雇 用 創 造 事 業 を 活 用 し 本 市 が 産 業 振 興 雇 用 創 造 における 重 点 テーマ とする ものづくり 産 業 の 高 付 加 価 値 化 ( 製 造 業 ) 里 山 のエネルギー 利 用 の 推 進 ( 林 業 ) 里 山 の 食 料 供 給 機 能 の 復 活 ( 農 業 食 品 製 造 業 観 光 業 ) 里 山 の 小 規 模 多 機 能 自 治 への 挑 戦 の 推 進 に 向 けた 担 い 手 の 育 成 と 雇 用 創 出 につながる 新 たな ビジネスモデルの 確 立 に 取 り 組 む これにより 本 市 が 取 り 組 んできた 自 立 型 地 域 経 済 圏 の 確 立 に 向 けたふるさと 産 業 の 創 出 に 向 けた 施 策 との 相 乗 効 果 により 関 連 産 業 の 振 興 と 雇 用 環 境 改 善 の 動 きを 大 きく 進 展 することを 目 指 すものである 雇 用 者 等 の 増 加 数 常 雇 常 雇 以 外 創 業 者 合 計 1 年 度 目 10 人 4 人 0 人 14 人 2 年 度 目 33 人 17 人 1 人 51 人 3 年 度 目 39 人 20 人 1 人 60 人 合 計 82 人 41 人 2 人 125 人 5 地 域 再 生 を 図 るために 行 う 事 業 5-1 全 体 の 概 要 地 域 活 性 化 総 合 特 区 の 推 進 母 体 であり 官 民 の 関 係 者 からなる たたらの 里 山 プロジェクト 推 進 地 域 協 議 会 の 構 成 員 である 雲 南 市 役 所 雲 南 市 商 工 会 雲 南 市 産 業 振 興 センターなどで 組 織 される たたらの 里 山 再 生 雇 用 創 造 推 進 協 議 会 を 中 心 に 厚 生 労 働 省 の 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 を 活 用 し 自 立 型 地 域 経 済 圏 の 確 立 に 向 けたふるさと 産 業 の 創 出 に 取 組 む 地 域 重 点 分 野 別 (1) 汎 用 機 械 器 具 生 産 用 機 械 器 具 製 造 業 製 造 業 を 取 り 巻 く 環 境 が 厳 しさを 増 すなか 市 内 には 太 陽 光 発 電 セルの 製 造 を 行 う 事 業 者 が 存 在 し 地 球 温 暖 化 防 止 に 向 けた 国 際 的 な 取 組 が 進 められる 中 独 自 の 技 術 により 国 内 のみらならず 世 界 的 なマーケットを 開 拓 拡 大 しており さらなる 展 開 が 期 待 される 平 成 22 年 の 工 業 統 計 調 査 によると 従 業 者 数 4 人 以 上 の 事 業 所 数 は 100 事 業 所 で これらの 事 業 所 の 従 業 者 数 は 3,626 人 である 製 造 品 出 荷 額 は 856 億 円 であり 平 成 17 年 と 比 較 し 13%の 増 加 が 見 られる (2) 林 業 森 林 資 源 を 活 用 したバイオマスエネルギー 事 業 を 推 進 し 森 林 資 源 の 新 たな 出 口 を 確 保 することから 里 山 の 再 生 林 業 の 再 生 を 図 ることとしている これらのバ イオマスエネルギー 事 業 の 推 進 を 担 う 事 業 体 として 平 成 24 年 6 月 に 市 内 企 業 等 7-4 -

社 の 出 資 による 合 同 会 社 グリーンパワーうんなん が 設 立 された 現 在 市 民 参 加 型 の 森 林 資 源 の 収 集 システムが 稼 働 しつつあり 地 域 通 貨 の 活 用 などの 取 組 みの 推 進 を 通 じて 地 域 経 済 の 拡 大 森 林 資 源 循 環 の 拡 大 関 連 産 業 の 振 興 と 雇 用 拡 大 につなげる (3) 農 業 食 品 製 造 業 特 徴 ある 農 産 物 を 核 とした 六 次 産 業 化 の 推 進 を 図 ることを 目 的 に 平 成 21 年 2 月 に 雲 南 市 農 商 工 連 携 推 進 協 議 会 を 発 足 した 今 後 は 里 山 放 牧 による 畜 産 の 推 進 環 境 配 慮 型 農 業 の 推 進 農 商 工 連 携 による 六 次 産 業 化 の 推 進 等 を 図 り 里 山 を 活 用 した 食 料 自 給 率 の 向 上 関 連 産 業 の 振 興 を 図 る (4) 観 光 産 業 現 在 島 根 県 では 平 成 24 年 の 古 事 記 編 纂 1300 年 の 節 目 を 捉 え 全 県 を 挙 げた 観 光 キャンペーンが 展 開 されている また 平 成 25 年 には 出 雲 大 社 遷 宮 中 国 自 動 車 道 尾 道 松 江 線 の 開 通 などのビッグイベントが 控 えており 市 内 への 観 光 入 込 客 の 拡 大 が 期 待 される 本 市 では 食 と 農 自 然 と 歴 史 人 々の 絆 などの 地 域 資 源 を 活 用 した 産 業 振 興 交 流 人 口 の 拡 大 を 図 ることを 目 的 に 平 成 19 年 より 雲 南 ブランド 化 プロジェク ト を 展 開 している この 一 環 として 築 100 年 の 古 民 家 を 活 用 し オーベルジュ 雲 南 を 開 設 し 地 域 コミュニティとの 連 携 により こだわりの 食 の 幸 の 観 光 資 源 化 を 推 進 している 5-2 特 定 政 策 課 題 に 関 する 事 項 該 当 なし 5-3 法 第 5 章 の 特 別 の 措 置 を 適 用 して 行 う 事 業 該 当 なし 5-4 その 他 の 事 業 5-4-1 地 域 再 生 の 認 定 に 基 づく 支 援 措 置 を 適 用 して 行 う 事 業 (1) 支 援 措 置 の 名 称 と 番 号 B0906: 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 (2) 実 施 主 体 たたらの 里 山 再 生 雇 用 創 造 推 進 協 議 会 (3) 構 成 員 雲 南 市 役 所 雲 南 市 商 工 会 雲 南 市 産 業 振 興 センター 雲 南 市 農 商 工 連 携 推 進 協 議 会 山 陰 合 同 銀 行 木 次 支 店 雲 南 ブランド 推 進 連 絡 会 雲 南 市 ふるさと 定 住 推 進 協 議 会 雲 南 市 教 育 委 員 会 (4) 実 施 する 事 業 内 容 - 5 -

Ⅰ 雇 用 拡 大 メニュー( 平 成 24 年 ~26 年 度 ) 1 金 属 加 工 業 の 技 術 を 活 かした 新 商 品 開 発 の 推 進 を 担 う 中 核 的 人 材 育 成 主 に 市 内 の 製 造 業 を 対 象 として 金 属 加 工 業 の 技 術 を 活 かした 新 商 品 開 発 の 推 進 に 向 けて 必 要 な 技 術 等 を 習 得 するセミナーを 実 施 する セミナーでは ものづくり 産 業 に 精 通 し また 新 商 品 開 発 新 事 業 開 発 等 の 指 導 実 績 を 有 するコンサルタント 等 を 講 師 として 自 動 車 部 品 製 造 で 培 った 技 術 をもとに 新 たな 商 品 としてホーロー 鍋 バーミキュラ の 開 発 販 売 に 成 功 し た 愛 知 ドビー 等 の 事 例 をもとに 自 社 が 保 有 する 技 術 を 新 たな 製 品 開 発 に 応 用 するための 発 想 力 企 画 力 の 習 得 を 学 ぶ また 各 受 講 者 が 自 社 が 保 有 する 技 術 人 材 等 を 活 かした 新 たな 事 業 プランを 企 画 立 案 する 事 業 プランを 作 成 演 習 を 実 施 する このほか 実 践 メニューで 開 発 するバイオマスボイラー 唐 辛 子 加 工 装 置 等 のノウハウや 成 果 を 広 く 提 供 するための 成 果 発 表 会 を 実 施 し 認 知 度 の 向 上 と 同 事 業 への 参 入 を 促 していく これらのプログラムの 実 施 を 通 じて 市 内 製 造 業 者 の 技 術 力 の 向 上 と 新 商 品 開 発 新 事 業 展 開 に 向 けた 事 業 アイデアの 獲 得 を 支 援 し 各 社 の 経 営 革 新 雇 用 拡 大 を 図 る 2 食 の 魅 力 を 活 かす 特 産 品 開 発 を 担 う 中 核 的 人 材 の 育 成 研 修 主 に 市 内 の 食 品 加 工 業 者 農 家 を 対 象 として 市 内 で 生 産 される 農 産 物 を 活 か した 付 加 価 値 の 高 い 商 品 づくりを 指 導 コーディネートできる 専 門 家 を 招 聘 した セミナーを 実 施 する セミナーは 受 講 者 自 らが 地 域 の 素 材 を 活 かした 新 商 品 開 発 の 演 習 を 行 うスタ イルとし 新 商 品 開 発 に 向 けた 素 材 の 発 掘 商 品 コンセプトの 設 定 ターゲット 設 定 価 格 設 定 さらには 開 発 した 商 品 の 販 売 戦 略 の 立 案 を 座 学 グループワー ク 現 地 視 察 を 組 み 合 わせて 実 施 する また 実 践 メニューにおける 特 産 品 開 発 のアドバイザーとして 招 聘 する 専 門 家 を 本 セミナーの 講 師 に 招 聘 するなど 両 事 業 の 連 携 を 図 るほか 実 践 事 業 の 成 果 を 広 く 提 供 するための 成 果 報 告 会 を 実 施 す る この 過 程 を 通 じて 地 域 の 特 産 品 開 発 の 推 進 を 担 う 中 核 的 人 材 を 育 成 するとと もに 農 業 者 食 品 製 造 業 者 等 の 異 業 種 間 交 流 を 通 じた 具 体 的 なビジネスへの 発 展 を 支 援 する このことから 地 域 で 生 産 される 農 産 物 の 付 加 価 値 を 高 め 食 品 製 造 業 者 の 振 興 を 牽 引 する 中 核 的 人 材 新 たなビジネスの 育 成 を 図 る 3 旅 行 商 品 の 開 発 を 担 う 中 核 的 人 材 の 育 成 研 修 市 内 の 観 光 事 業 者 森 林 事 業 者 地 域 自 主 組 織 等 を 主 な 対 象 として 食 や 森 林 資 源 等 の 地 域 資 源 を 素 材 とする 着 地 型 旅 行 商 品 の 企 画 開 発 販 売 等 を 指 導 できる 専 門 家 を 招 聘 したセミナーを 実 施 し 観 光 誘 客 の 推 進 を 担 う 中 核 的 人 材 育 成 を 育 成 する 実 践 メニューで 実 施 する 新 たな 旅 行 商 品 開 発 やモニター 調 査 結 果 等 を 効 果 的 に 活 用 したカリキュラムを 企 画 実 施 するほか 実 施 成 果 やノウ ハウを 提 供 するための 成 果 報 告 会 を 実 施 する また 地 域 の 食 資 源 を 活 用 した - 6 -

新 たな 特 産 品 開 発 事 業 による 新 たな 食 資 源 を 活 かす 旅 行 商 品 開 発 等 の 担 い 手 育 成 を 通 じて 食 森 林 資 源 テーマとした 観 光 誘 客 を 推 進 し 関 連 産 業 の 振 興 と 雇 用 機 会 の 拡 大 を 図 る 4 地 域 産 品 の 販 路 拡 大 を 担 う 人 材 育 成 事 業 主 に 市 内 の 食 品 加 工 業 者 農 家 を 対 象 として マーケティングに 精 通 し 商 品 の 価 格 戦 略 パッケージ 技 術 ネーミング 技 術 営 業 戦 略 の 立 案 を 指 導 できる 食 の 専 門 家 (シェフ バイヤー 等 )を 招 聘 したセミナーを 実 施 し 地 域 産 品 の 販 路 拡 大 を 担 う 中 核 的 な 人 材 を 育 成 する セミナーでは バイヤー 等 の 商 品 選 定 の 視 点 商 品 の 魅 力 の 伝 達 方 法 等 の 基 礎 講 座 を 受 講 した 後 講 師 等 を 対 象 とする 実 践 演 習 を 実 施 し 技 術 習 得 に 資 する 内 容 とする これらにより 自 社 商 品 の 販 路 拡 大 に 向 けた 営 業 活 動 の 推 進 企 業 の ブランディングを 担 う 中 核 的 人 材 の 育 成 を 図 る Ⅱ 人 材 育 成 メニュー( 平 成 24 年 ~26 年 度 ) 1 組 立 加 工 技 術 に 関 する 基 礎 技 術 の 習 得 セミナー 地 域 求 職 者 等 を 対 象 として 松 江 工 業 高 等 専 門 学 校 の 教 授 等 を 講 師 とするロボ ット 製 作 演 習 を 実 施 する ロボット 製 作 を 通 じて はんだこて 操 作 電 子 回 路 図 の 解 読 方 法 組 立 加 工 等 の 基 礎 技 術 の 習 得 を 図 るとともに 最 終 製 品 化 にいたる 製 造 工 程 の 全 般 を 学 ぶ 機 会 を 設 けることから 各 工 程 が 果 たす 役 割 や 利 用 者 を 意 識 したものづくりの 重 要 性 に 対 する 理 解 を 促 す これにより ものづくりに 関 す る 基 礎 知 識 を 携 えた 市 内 製 造 業 の 新 たな 担 い 手 を 育 成 する 2 バイオマス 事 業 の 推 進 を 担 う 技 術 者 の 養 成 求 職 者 を 対 象 として 里 山 を 活 用 したバイオマスエネルギー 事 業 の 推 進 に 必 要 な 基 礎 知 識 を 習 得 するセミナー 研 修 を 実 施 する セミナーでは 合 同 会 社 グリーンパワーうんなん の 技 術 者 等 を 講 師 として 木 質 バイオマスエネルギーの 利 活 用 に 関 する 法 的 な 規 制 条 件 や 技 術 開 発 動 向 等 の 基 礎 知 識 を 学 ぶ また バイオマスボイラーの 導 入 効 果 の 算 出 方 法 やバイオマスボ イラーの 操 作 技 術 等 を 学 ぶ 実 地 研 修 を 実 施 する これらにより バイオマス 事 業 の 担 い 手 の 育 成 確 保 を 図 る 3 林 業 の 担 い 手 育 成 事 業 求 職 者 を 対 象 として 林 業 分 野 での 就 業 に 必 要 な 森 林 に 関 する 基 礎 知 識 と 森 林 作 業 に 必 要 な 基 本 スキルを 身 に 付 けるためのセミナー 研 修 を 実 施 する セミナーでは 森 林 組 合 の 熟 練 技 術 者 を 講 師 として 林 業 の 概 要 や 魅 力 樹 木 毎 の 特 性 や 管 理 方 法 等 を 座 学 で 学 ぶ また 林 業 作 業 に 不 可 欠 なチェーンソーの 技 術 研 修 を 踏 まえ 育 林 や 間 伐 伐 採 作 業 などの 実 地 研 修 を 行 う なお 本 市 では L LCグリーンパワーうんなん が 実 施 する 市 民 参 加 型 の 林 地 残 材 収 集 システムをベ ースとして 林 業 で 生 計 を 立 てることができる 自 伐 林 家 の 育 成 を 図 ることを 将 来 目 - 7 -

標 としている このため 本 事 業 の 実 施 に 際 しては 地 域 求 職 者 のみならず 市 内 の 森 林 所 有 者 等 にも 広 く 受 講 を 呼 びかけ 林 地 残 材 の 効 果 的 な 搬 出 方 法 等 を 学 ぶ 実 地 研 修 を 行 う これらを 通 じて 林 業 に 対 する 理 解 促 進 と 必 要 な 技 術 の 習 得 を 促 し 林 業 の 担 い 手 の 育 成 確 保 を 図 る 4 観 光 客 の 満 足 度 を 高 める 接 客 技 術 を 身 につけた 観 光 産 業 の 担 い 手 養 成 事 業 求 職 者 を 対 象 として 観 光 業 界 の 動 向 や 法 的 な 要 件 旅 行 商 品 の 造 成 販 売 に おけるポイント 等 旅 行 業 への 就 業 に 必 要 な 基 礎 知 識 の 習 得 を 図 る また 接 遇 における 基 本 動 作 おもてなしの 心 の 重 要 性 を 理 解 し 基 本 的 な 接 客 技 術 を 習 得 した 観 光 産 業 の 担 い 手 を 養 成 する 求 職 者 に 対 し 観 光 産 業 への 就 業 に 役 立 つ 技 術 習 得 を 促 すことから 関 連 産 業 における 就 業 機 会 の 獲 得 を 促 して いく 5 付 加 価 値 の 高 い 食 品 産 業 の 担 い 手 養 成 講 座 求 職 者 を 対 象 として 地 域 産 品 を 活 かした 新 商 品 開 発 レシピ 開 発 等 の 指 導 ノ ウハウを 有 する 食 の 専 門 家 を 招 聘 し 座 学 調 理 演 習 を 通 じて 安 全 衛 生 管 理 等 の 基 礎 知 識 や 付 加 価 値 の 高 い 食 品 開 発 に 向 けたノウハウ 等 食 関 連 産 業 の 就 業 に 必 要 な 基 礎 知 識 の 習 得 を 図 る 食 の 安 全 性 を 求 める 消 費 者 ニーズの 高 まりを 受 け 市 内 食 品 製 造 業 者 飲 食 小 売 業 を 中 心 に 食 に 関 する 技 術 を 有 した 人 材 の 需 要 は 今 後 も 高 まることが 想 定 されている 地 域 求 職 者 の 能 力 開 発 を 通 じて 安 全 安 心 な 食 品 製 造 業 を 支 える 人 材 の 育 成 と 雇 用 機 会 のマッチングを 支 援 する 6 ソーシャルビジネスの 担 い 手 養 成 講 座 創 業 希 望 者 社 会 起 業 家 を 志 す 求 職 者 等 を 対 象 に ソーシャルビジネス 起 業 に 必 要 なノウハウや 技 術 を 指 導 できる 専 門 家 等 を 講 師 とする 起 業 家 養 成 講 座 を 実 施 す る 市 内 の 地 域 自 主 組 織 を 対 象 としたビジネスモデルの 立 案 演 習 を 実 施 し 社 会 的 課 題 の 抽 出 方 法 その 解 決 に 向 けた 事 業 計 画 の 立 案 方 法 等 を 学 ぶ これにより 地 域 課 題 の 推 進 に 資 するソーシャルビジネス コミュニティビジネ スを 興 すことができる 人 材 社 会 起 業 家 を 育 成 する Ⅲ 就 職 促 進 メニュー( 平 成 24 年 度 ~26 年 度 ) 1 UIJターン 促 進 に 向 けた 情 報 提 供 及 び 就 職 相 談 会 インターネットを 通 じたオンラインでの 情 報 受 発 信 体 制 を 構 築 し 市 内 の 雇 用 に 関 する 情 報 や 定 住 に 関 する 支 援 メニュー 等 を 提 供 する また 都 市 部 の 雲 南 ふるさと 会 を 通 じた 情 報 発 信 を 行 うとともに 各 種 イベント 等 での 就 職 相 談 フェア 実 施 し 求 職 者 UIJターン 希 望 者 と 雇 用 需 要 のマッチングを 支 援 し 地 元 就 職 を 促 進 する Ⅳ 雇 用 創 出 実 践 メニュー( 平 成 24 年 度 ~26 年 度 ) - 8 -

1 森 林 資 源 とものづくり 産 業 の 技 術 を 活 かした 新 商 品 開 発 事 業 協 栄 金 属 等 市 内 金 属 加 工 事 業 者 が 有 するものづくりの 技 術 を 活 かし たたら の 里 山 再 生 プロジェクト( 地 域 活 性 化 総 合 特 区 )の 推 進 に 併 せ 今 後 の 需 要 拡 大 が 期 待 されるチップボイラーの 製 品 開 発 を 行 う 類 似 製 品 の 開 発 動 向 調 査 試 作 品 の 開 発 検 証 販 路 開 拓 等 を 踏 まえ 農 業 分 野 での 熱 需 要 (ハウス 栽 培 での 加 温 )に 対 応 するための 小 型 チップボイラーの 製 造 開 発 を 行 いエネルギーの 地 産 地 消 環 境 にやさしい 農 業 の 推 進 に 資 する 雇 用 拡 大 メニューと 連 動 し 商 品 開 発 に 関 するノウハウの 普 及 関 連 産 業 の 担 い 手 育 成 を 進 めることから 新 製 品 開 発 事 業 の 市 内 への 定 着 と 雇 用 拡 大 を 実 現 する 2 スパイスプロジェクトの 推 進 に 向 けた 農 産 加 工 装 置 開 発 事 業 全 国 屈 指 の 唐 辛 子 産 地 である 雲 南 市 において 唐 辛 子 生 産 の 規 模 拡 大 新 たな 加 工 品 開 発 の 障 壁 となっている へた 取 り 作 業 の 負 担 軽 減 に 向 け 市 内 ものづ くり 産 業 JA 雲 南 農 業 生 産 者 等 の 異 業 種 連 携 により 唐 辛 子 の 加 工 装 置 を 開 発 する 雇 用 拡 大 メニューと 連 動 し 商 品 開 発 に 関 するノウハウの 普 及 関 連 産 業 の 担 い 手 育 成 を 進 めることから 新 製 品 開 発 事 業 の 市 内 への 定 着 と 雇 用 拡 大 を 実 現 する 3 たたら 製 鉄 森 林 作 業 体 験 を 素 材 とする 新 たな 旅 行 商 品 開 発 事 業 日 本 で 唯 一 現 存 する 高 殿 式 のたたら 炉 を 有 し 木 材 生 産 と 古 くから 密 接 に 関 わってきた 雲 南 市 をフィールドとして たたら 製 鉄 と 林 業 を 学 ぶ 新 たな 旅 行 商 品 をモニターツアーの 実 施 検 証 により 開 発 する また 出 雲 風 土 記 において 薬 湯 として 紹 介 される 湯 村 温 泉 と 食 や 農 林 作 業 等 を 組 み 合 わせ 癒 し をテーマとする 新 たな 旅 行 商 品 をモニターツアーの 実 施 検 証 により 開 発 する 雇 用 拡 大 メニューと 連 動 し 旅 行 商 品 開 発 に 関 するノウハウや 観 光 ルートなど を 市 内 関 連 事 業 者 地 域 自 主 組 織 社 会 起 業 家 等 に 広 く 提 供 することから 雇 用 環 境 の 改 善 に 資 する 観 光 事 業 の 定 着 を 実 現 する 4 地 域 の 食 資 源 を 活 用 した 新 たな 特 産 品 開 発 事 業 スパイス 卵 野 菜 等 の 地 域 食 材 を 活 用 した 新 たな 特 産 品 料 理 開 発 を 行 う 別 途 実 施 する 旅 行 商 品 開 発 事 業 との 連 携 を 考 慮 し 域 外 からの 来 訪 者 が 持 ち 帰 る ことができる 土 産 品 ご 当 地 商 品 や 産 直 野 菜 等 の 宅 配 便 サービスを 開 発 す る 県 内 外 のアドバイザーより 専 門 的 立 場 から 指 導 助 言 をもらいながら 地 域 資 源 を 活 用 した 特 産 品 開 発 レシピ 開 発 を 効 果 的 に 進 める 開 発 した 試 作 品 は 道 の 駅 等 でのテストマーケティングを 経 て 強 み 弱 み 等 を 検 証 し 商 品 化 につなげる 雇 用 拡 大 メニューと 連 携 し 商 品 開 発 に 関 するノウハウ 等 を 市 内 関 連 企 業 等 に 提 供 することで 新 たな 特 産 品 開 発 の 推 進 関 連 企 業 における 商 品 化 を 実 現 する - 9 -

5-4-2 その 他 の 事 業 ( 独 自 に 実 施 している 取 組 ) (1) 雇 用 促 進 事 業 に 関 する 取 り 組 み 新 設 又 は 増 設 を 行 い 雇 用 の 拡 大 もしくは 維 持 を 図 る 事 業 者 に 対 して 企 業 の 立 地 に 係 る 投 下 固 定 資 本 総 額 に 対 応 する 固 定 資 産 税 納 付 相 当 額 を 助 成 し 企 業 立 地 促 進 を 図 る また 立 地 に 係 る 増 加 常 用 雇 用 者 のうち 市 内 居 住 者 について 助 成 を 行 い 就 業 促 進 を 図 っている (2) 新 産 業 創 出 支 援 に 関 する 取 り 組 み 中 小 企 業 者 等 が 事 業 化 を 目 的 とした 新 製 品 新 技 術 の 開 発 及 び 新 製 品 の 販 路 開 拓 に 要 する 経 費 の 一 部 を 補 助 することにより 市 内 におけるものづくりの 取 り 組 みを 支 援 し 産 業 振 興 及 び 雇 用 拡 大 を 図 る (3) 住 宅 用 太 陽 光 発 電 機 器 導 入 に 関 する 取 り 組 み 市 独 自 の 助 成 制 度 により 住 宅 用 太 陽 光 発 電 設 備 の 導 入 を 促 進 する (4) 定 住 コミュニティ 支 援 に 関 する 取 り 組 み 定 住 相 談 のワンストップパーソンとして 専 属 スタッフ( 定 住 推 進 員 )を 配 置 し 空 き 家 等 の 住 居 情 報 の 提 供 や 就 業 就 農 支 援 定 住 後 の 生 活 サポートなど 定 住 支 援 を 行 う 将 来 にわたって 地 域 が 持 続 していけるよう その 地 域 に 住 み 地 域 とともに 活 動 することにより 地 域 力 の 維 持 強 化 を 図 る 地 域 おこし 協 力 隊 を 配 置 する 地 域 づくり 人 材 を 育 成 するための 研 修 等 を 通 じて コミュニティビジネスの 手 法 を 用 いた 地 域 づくりの 推 進 を 図 る また コミュニティビジネスの 実 践 を 支 援 するための 補 助 金 制 度 を 創 設 し 実 践 団 体 の 育 成 支 援 を 実 施 している (5) 観 光 振 興 事 業 に 関 する 取 り 組 み スサノオノミコトがこの 地 に 降 り 立 ち 大 蛇 を 退 治 したとされる 八 岐 大 蛇 伝 説 ( 出 雲 神 話 )の 舞 台 であり その 観 光 資 源 を 活 かしたボランティアガイドの 育 成 し 観 光 振 興 を 図 る (6) 雲 南 市 農 商 工 連 携 協 議 会 に 関 する 取 り 組 み みんなでつくる!うんなんのほんもの を 合 言 葉 に 地 域 資 源 を 活 用 した 商 品 開 発 に 取 り 組 む 65 団 体 が 参 画 する 団 体 スパイスプロジェクト スイーツプ ロジェクト たまごプロジェクト さくらプロジェクト 山 の 幸 プロジェ クト の5つのプロジェクトが 立 ち 上 がっており 地 域 の 農 産 物 や 地 域 資 源 を 活 用 したさらなる 加 工 品 の 開 発 販 路 拡 大 により 雇 用 機 会 の 拡 大 を 図 る (7) 建 設 企 業 の 連 携 によるフロンティア 事 業 に 関 する 取 り 組 み 森 林 整 備 ( 間 伐 )で 発 生 する 林 地 残 材 をチップ 燃 料 に 加 工 し 保 有 するチップ ボイラーを 運 転 し 熱 需 要 施 設 にエネルギー( 熱 )を 供 給 する 森 林 バイオマスエ ネルギー 事 業 に 建 設 業 や 森 林 事 業 者 により 構 成 される 合 同 会 社 を 中 心 に 取 り 組 む 森 林 からの 供 給 計 画 と 加 工 流 通 計 画 を 立 て 計 画 的 な 森 林 バイオマスエネルギー 熱 供 給 事 業 を 市 民 参 加 により 確 立 する - 10 -

6 計 画 期 間 認 定 の 日 から 平 成 27 年 3 月 末 まで 7 目 標 の 達 成 状 況 に 係 る 評 価 に 関 する 事 項 本 計 画 の 目 標 達 成 状 況 については たたらの 里 山 再 生 雇 用 創 造 推 進 協 議 会 によ る 企 業 等 へのヒアリングやアンケート 調 査 を 踏 まえ その 状 況 を 調 査 評 価 するこ ととしており 必 要 に 応 じて 取 り 組 みの 見 直 しを 図 る - 11 -