横 須 賀 市 中 小 企 業 振 興 プラン ( 横 須 賀 市 中 小 企 業 振 興 基 本 条 例 に 基 づく 実 行 計 画 ) 平 成 25 年 (2013 年 )2 月
策 定 の 趣 旨 総 務 省 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 の 結 果 では 本 市 の 民 営 事 業 所 数 ( 非 農 林 漁 業 )は 14,593 従 業 者 100 人 未 満 の 事 業 所 の 割 合 は 98.9%で 事 業 所 のほとんどが 中 小 企 業 といえます 中 小 企 業 は 各 産 業 において 地 域 に 密 着 した 活 動 をしていて 域 内 の 需 要 を 充 たす 役 割 など 地 域 経 済 循 環 の 担 い 手 として 本 市 の 経 済 活 動 に 大 きな 役 割 を 果 たしています 他 方 近 年 の 人 口 減 少 少 子 高 齢 化 の 進 展 経 済 のグローバル 化 による 経 営 環 境 の 変 化 特 に 平 成 20 年 (2008 年 )9 月 に 発 生 した 世 界 金 融 危 機 いわゆる リーマンショック が 市 内 経 済 に 与 えた 影 響 は 大 きく さらに 東 日 本 大 震 災 の 発 生 もあり 未 だ 回 復 の 兆 しがみられない 状 況 にあります このような 状 況 のなか 市 内 経 済 の 継 続 的 な 発 展 のためには 中 小 企 業 の 意 欲 的 で 創 造 的 な 発 展 を 支 援 することが 不 可 欠 であるとの 認 識 から 平 成 23 年 (2011 年 )12 月 19 日 に 横 須 賀 市 中 小 企 業 振 興 基 本 条 例 を 制 定 し 翌 平 成 24 年 (2012 年 )4 月 1 日 から 施 行 しています 条 例 の 目 的 は 中 小 企 業 の 振 興 について 市 中 小 企 業 者 大 企 業 者 等 の 責 務 を 明 らかにするとと もに 中 小 企 業 の 振 興 に 関 する 施 策 を 総 合 的 に 推 進 し 市 内 経 済 の 発 展 及 び 市 民 生 活 の 向 上 に 寄 与 する ことで 第 3 条 では 市 は この 条 例 の 趣 旨 にのっとり 中 小 企 業 の 振 興 に 関 する 施 策 を 総 合 的 に 策 定 し 及 び 実 施 しなければならない と 規 定 しています 本 計 画 は この 規 定 に 基 づき 市 の 責 務 として 策 定 したもので 統 計 データ 事 業 者 の 声 市 の 中 小 企 業 関 連 施 策 の 実 績 等 から 現 在 の 中 小 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 を 明 らかにし 課 題 の 解 消 と 中 小 企 業 の 振 興 に 向 けて 今 後 5 年 間 で 実 行 する 取 り 組 みの 方 向 性 や 施 策 を 体 系 づけて 示 したものです なお 計 画 を 実 効 性 のあるものにするため 進 捗 状 況 や 成 果 をはかるための 具 体 的 な 目 標 を 設 定 し ました また 計 画 の 目 標 は 事 業 者 の 景 気 に 対 する 実 感 を 集 計 した 中 小 企 業 景 況 感 (DI 値 )の 向 上 と し 進 行 管 理 指 標 は 市 内 経 済 の 変 化 が 判 断 できるものを 設 定 しました 計 画 期 間 は5 年 間 としていますが 今 後 目 標 や 指 標 の 状 況 を 注 視 し 構 成 する 事 業 等 の 見 直 しや 改 善 を 図 り 中 小 企 業 の 振 興 に 努 めていきます
目 次 第 1 章 計 画 の 位 置 付 け 計 画 期 間 1 1 計 画 の 位 置 付 け 1 2 計 画 期 間 と 実 績 報 告 1 第 2 章 統 計 データからみた 市 内 経 済 の 現 状 2 1 本 市 の 産 業 構 造 2 (1) 産 業 3 部 門 別 の 民 営 事 業 所 従 業 者 数 と 構 成 比 (2) 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 でみる 本 市 の 産 業 構 造 2 主 要 指 標 からみた 横 須 賀 市 の 現 状 5 (1) 人 口 (2) 預 金 と 貸 出 ( 市 内 の 銀 行 等 預 金 残 高 貸 出 残 高 および 預 貸 率 の 推 移 ) (3) 住 宅 建 設 ( 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 状 況 ) (4) 商 業 卸 小 売 業 の 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 - (5) 工 業 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 - (6) 公 共 事 業 ( 市 発 注 工 事 等 の 状 況 ) (7) 雇 用 情 勢 ( 横 須 賀 市 公 共 職 業 安 定 所 (ハローワーク 横 須 賀 ) 管 内 における 求 人 の 状 況 (8) 倒 産 ( 負 債 総 額 1,000 万 円 以 上 の 倒 産 の 状 況 ) (9) 事 業 所 の 開 業 廃 業 3 課 税 状 況 からみた 横 須 賀 市 の 現 状 14 (1) 法 人 市 民 税 納 税 義 務 者 数 及 び 法 人 税 割 調 定 額 の 推 移 (2) 個 人 市 民 税 納 税 義 務 者 数 及 び 一 人 当 たり 所 得 額 の 推 移 第 3 章 中 小 企 業 の 景 況 感 と 声 16 1 横 須 賀 市 中 小 企 業 景 況 リポート 16 (1) 景 況 感 (DI 値 ) (2) 現 在 の 経 営 上 の 問 題 ( 課 題 ) (3) 事 業 者 の 声
第 4 章 主 な 中 小 企 業 関 連 施 策 の 実 施 状 況 22 1 横 須 賀 市 中 小 企 業 制 度 融 資 22 2 商 工 相 談 24 3 創 業 支 援 空 き 店 舗 対 策 の 状 況 25 (1)よこすかビジネスオーディション 応 募 件 数 の 推 移 (2) 空 き 店 舗 出 店 奨 励 金 の 活 用 状 況 4 工 業 振 興 ( ものづくり 技 術 開 発 促 進 事 業 補 助 金 の 活 用 実 績 ) 27 5 経 営 革 新 の 状 況 ( 中 小 企 業 庁 経 営 革 新 支 援 事 業 ) 27 6 指 定 管 理 者 の 活 用 状 況 29 第 5 章 中 小 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 30 第 6 章 中 小 企 業 の 振 興 に 向 けた 取 り 組 みの 方 向 性 と 施 策 32 第 7 章 計 画 の 目 標 と 進 行 管 理 指 標 42 参 考 資 料 横 須 賀 市 中 小 企 業 振 興 基 本 条 例 44
第 1 章 計 画 の 位 置 付 け 計 画 期 間 1 計 画 の 位 置 付 け 本 計 画 は 横 須 賀 市 中 小 企 業 振 興 基 本 条 例 第 3 条 第 1 項 に 基 づき 策 定 しています 内 容 は 平 成 23 年 (2011 年 )2 月 に 策 定 した 横 須 賀 産 業 ビジョン 2011 それに 基 づく 各 実 行 計 画 との 整 合 を 図 っています 2 計 画 期 間 と 実 績 報 告 本 計 画 の 計 画 期 間 は 横 須 賀 市 実 施 計 画 の 計 画 期 間 を 見 据 え 平 成 25 年 度 を 初 年 度 とする 平 成 29 年 度 までの5 年 間 とします 計 画 を 構 成 する 事 業 の 実 施 状 況 については 条 例 第 8 条 の 規 定 に 基 づき 翌 年 度 の 決 算 時 期 に 市 議 会 に 報 告 します - 1 -
第 2 章 統 計 データからみた 市 内 経 済 の 現 状 1 本 市 の 産 業 構 造 (1) 産 業 3 部 門 別 の 民 営 事 業 所 従 業 者 数 と 構 成 比 ( 事 業 所 企 業 統 計 調 査 平 成 3 年 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 ) 図 表 1のとおり 本 市 の 民 営 事 業 所 の 従 業 者 数 を 産 業 3 部 門 別 でみると 第 二 次 産 業 の 従 業 者 の 割 合 が 減 少 し 第 三 次 産 業 の 割 合 が 増 加 しています それぞれの 統 計 は 調 査 方 法 に 違 いがあるため 単 純 な 比 較 はできませんが 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 の 結 果 では 全 体 の 約 8 割 が 第 三 次 産 業 に 従 事 しており 産 業 構 造 の 変 化 がうかがえます 図 表 1 産 業 3 部 門 別 の 民 営 事 業 者 数 と 構 成 比 年 度 平 成 3 年 ( 事 業 所 企 業 統 計 調 査 ) 平 成 21 年 ( 経 済 センサス 基 礎 調 査 ) 産 業 部 門 従 業 者 数 構 成 比 従 業 者 数 構 成 比 第 一 次 産 業 266 0.2 592 0.4 第 二 次 産 業 44,238 32.5 26,867 20.5 第 三 次 産 業 91,461 67.3 103,762 79.1 計 135,965 100.0 131,221 100.0 総 務 省 事 業 所 企 業 統 計 調 査 ( 平 成 3 年 ) 平 成 21 年 経 済 センサス 基 礎 調 査 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 総 務 省 HP から 引 用 事 業 所 及 び 企 業 の 基 礎 的 な 経 済 活 動 の 状 態 を 調 査 し 我 が 国 における 包 括 的 な 産 業 構 造 を 明 らかに する 経 済 構 造 統 計 の 作 成 並 びに 各 種 統 計 調 査 実 施 のための 母 集 団 情 報 を 整 備 することを 目 的 に 平 成 21 年 度 に 実 施 された 調 査 です( 統 計 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 53 号 )に 基 づく 基 幹 統 計 調 査 ) 経 済 センサスの 創 設 に 伴 い 事 業 所 企 業 統 計 調 査 サービス 業 基 本 調 査 を 廃 止 し 平 成 21 年 商 業 統 計 調 査 平 成 23 年 工 業 統 計 調 査 平 成 23 年 特 定 サービス 産 業 実 態 調 査 を 休 止 して います (2) 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 でみる 本 市 の 産 業 構 造 1 事 業 所 従 業 者 数 総 務 省 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 の 結 果 では 市 内 の 民 営 事 業 所 ( 非 農 林 漁 業 ( 公 務 を 除 く))は 14,593 事 業 所 従 業 者 数 は 130,629 人 です( 図 表 2 参 照 ) このうち 従 業 者 100 人 未 満 の 事 業 所 は 全 体 の 98.9%で 従 業 者 の 75.2%が 属 しています これを 産 業 大 分 類 別 の 構 成 でみると I 卸 売 業 小 売 業 が 3,605 事 業 所 (24.7%) 従 業 者 28,411 人 (21.7%)で 最 も 多 くなっています - 2 -
図 表 2 民 営 事 業 所 数 および 従 業 者 数 と 構 成 比 ( 非 農 林 漁 業 ( 公 務 を 除 く)) 業 種 全 体 ( 非 農 林 漁 業 (S 公 務 を 除 く)) 事 業 所 数 従 業 者 数 構 成 比 (%) 構 成 比 (%) 14,593 100.0 130,629 100.0 第 二 次 産 業 C 鉱 業, 採 石 業, 砂 利 採 取 業 - - - - D 建 設 業 1,755 12.0 10,620 8.1 E 製 造 業 554 3.8 16,247 12.4 第 三 次 産 業 F 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 10 0.1 412 0.3 G 情 報 通 信 業 128 0.9 2,712 2.1 H 運 輸 業, 郵 便 業 272 1.9 7,102 5.4 I 卸 売 業, 小 売 業 3,605 24.7 28,411 21.7 J 金 融 業, 保 険 業 242 1.7 3,149 2.4 K 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 1,237 8.5 3,951 3.0 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 520 3.6 5,126 3.9 M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 2,340 16.0 15,672 12.0 N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 1,567 10.7 7,819 6.0 O 教 育, 学 習 支 援 業 490 3.4 3,796 2.9 P 医 療, 福 祉 1,093 7.5 17,806 13.6 Q 複 合 サービス 事 業 77 0.5 779 0.6 R サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 703 4.8 7,027 5.4 総 務 省 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 をもとに 作 成 2 事 業 所 特 化 係 数 本 市 の 産 業 構 造 の 特 徴 を 全 国 神 奈 川 県 の 事 業 所 数 の 産 業 大 分 類 別 の 構 成 比 を 1.0 とする 特 化 係 数 で 比 較 してみると( 図 表 3 参 照 ) 係 数 がいずれも 1.0 を 超 える 業 種 は D 建 設 業 (1.21 1.13) J 金 融 業 保 険 業 (1.06 1.25) M 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 (1.21 1.18) N 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 (1.23 1.27) P 医 療 福 祉 (1.27 1.07) で 建 設 業 を 除 けば 個 人 向 けサービスに 関 連 する 業 種 が 多 くなっています 図 表 3 事 業 所 数 の 特 化 係 数 ( 民 営 事 業 所 ( 非 農 林 漁 業 ( 公 務 を 除 く)) ( 全 国 =1.0) ( 神 奈 川 県 =1.0) R サービス 業 ( 他 に 分 類 されないも の) D 建 設 業 1.40 1.20 E 製 造 業 R サービス 業 ( 他 に 分 類 されない もの) D 建 設 業 1.40 1.20 E 製 造 業 Q 複 合 サービス 事 業 1.00 F 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 Q 複 合 サービス 事 業 1.00 F 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 0.80 0.80 P 医 療, 福 祉 0.60 0.40 G 情 報 通 信 業 P 医 療, 福 祉 0.60 0.40 G 情 報 通 信 業 0.20 0.20 0.00 0.00 O 教 育, 学 習 支 援 業 H 運 輸 業, 郵 便 業 O 教 育, 学 習 支 援 業 H 運 輸 業, 郵 便 業 N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 I 卸 売 業, 小 売 業 N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 I 卸 売 業, 小 売 業 M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 J 金 融 業, 保 険 業 M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 J 金 融 業, 保 険 業 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 K 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 K 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 - 3 -
3 従 業 者 特 化 係 数 次 に 2と 同 様 に 産 業 大 分 類 別 の 従 業 者 数 の 特 化 係 数 で 本 市 の 産 業 の 特 徴 をみると( 図 表 4 参 照 ) 係 数 がいずれも 1.0 を 超 える 業 種 は D 建 設 業 (1.09 1.19) M 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 (1.22 1.12) N 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 (1.28 1.26) P 医 療 福 祉 (1.41 1.36) の4 業 種 で 特 に P 医 療 福 祉 の 値 が 高 くなっています 図 表 4 従 業 者 数 の 特 化 係 数 ( 民 営 事 業 所 ( 非 農 林 漁 業 ( 公 務 を 除 く)) ( 全 国 =1.0) ( 神 奈 川 県 =1.0) R サービス 業 ( 他 に 分 類 され ないもの) D 建 設 業 1.60 1.40 E 製 造 業 R サービス 業 ( 他 に 分 類 されないも の) D 建 設 業 1.60 1.40 E 製 造 業 Q 複 合 サービス 事 業 1.20 1.00 F 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 Q 複 合 サービス 事 業 1.20 1.00 F 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 0.80 0.80 P 医 療, 福 祉 O 教 育, 学 習 支 援 業 0.60 0.40 0.20 0.00 G 情 報 通 信 業 H 運 輸 業, 郵 便 業 O P 医 療, 福 祉 教 育, 学 習 支 援 業 0.60 0.40 0.20 0.00 G 情 報 通 信 業 H 運 輸 業, 郵 便 業 N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 I 卸 売 業, 小 売 業 N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 I 卸 売 業, 小 売 業 M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 J 金 融 業, 保 険 業 M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 J 金 融 業, 保 険 業 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サー ビス 業 K 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 K 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 総 務 省 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 特 化 係 数 特 化 係 数 とは ある 項 目 の 構 成 比 が 全 体 の 同 項 目 の 構 成 比 に 比 べ 高 いか 低 いかをみるもので こ こでは 市 の 産 業 大 分 類 別 の 従 業 者 事 業 所 数 の 構 成 比 を 全 国 神 奈 川 県 の 構 成 比 と 比 べています 特 化 係 数 が 1.0 を 超 えていれば その 産 業 の 構 成 が 全 国 神 奈 川 県 の 水 準 を 上 回 り 特 化 してい るとみることができます なお 本 データで 示 した 特 化 係 数 の 算 出 にあたっての 事 業 所 数 ( 母 数 )は 全 産 業 から A~B 農 林 水 産 業 C 鉱 業, 採 石 業, 砂 利 採 取 業 公 務 ( 他 に 分 類 されないもの) を 除 いて 算 出 しています - 4 -
2 主 要 指 標 からみた 横 須 賀 市 の 現 状 (1) 人 口 1 域 内 人 口 ( 平 成 2 年 - 平 成 22 年 国 勢 調 査 比 較 ) 平 成 22 年 国 勢 調 査 における 本 市 の 人 口 は 418,325 人 で 平 成 2 年 調 査 時 との 比 較 では 約 15,000 人 減 少 しています また 年 齢 構 成 についても 図 表 5のとおり 大 きく 変 化 しており 少 子 高 齢 化 が 進 展 していることがわかります この 傾 向 は 今 後 も 続 くことが 予 測 されます 図 表 5 横 須 賀 の 人 口 構 成 比 較 ( 平 成 2 年 22 年 国 勢 調 査 ) 100 歳 以 上 100 歳 以 上 95 歳 90 歳 男 女 95 歳 90 歳 男 女 85 歳 85 歳 80 歳 老 齢 人 口 80 歳 老 齢 人 口 75 歳 75 歳 70 歳 70 歳 65 歳 65 歳 60 歳 60 歳 55 歳 55 歳 50 歳 50 歳 45 歳 40 歳 生 産 年 齢 人 口 45 歳 40 歳 生 産 年 齢 人 口 35 歳 35 歳 30 歳 30 歳 25 歳 25 歳 20 歳 20 歳 15 歳 15 歳 10 歳 10 歳 5 歳 年 少 人 口 5 歳 年 少 人 口 0 歳 6,000 4,000 2,000 0 2,000 4,000 6,000 0 歳 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 平 成 2 年 総 務 省 国 勢 調 査 ( 平 成 2 年 平 成 22 年 実 施 )をもとに 作 成 平 成 22 年 2 集 客 人 口 図 表 6は 平 成 21 年 ~23 年 の 延 べ 観 光 入 込 客 数 主 要 集 客 施 設 利 用 客 数 及 び 主 要 宿 泊 施 設 利 用 客 数 の 推 移 を 示 したものです ( 横 須 賀 市 統 計 書 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 ) 平 成 23 年 は 平 成 22 年 と 比 べ 東 日 本 大 震 災 の 影 響 などからいずれの 数 も 減 少 しています 12,000,000 図 表 6 観 光 客 宿 泊 客 数 等 の 動 向 ( 人 ) ( 人 ) 300,000 10,000,000 216,940 249,576 226,725 250,000 8,000,000 200,000 6,792,200 6,806,900 6,622,979 6,000,000 150,000 4,000,000 100,000 2,000,000 2,390,192 2,211,915 2,110,018 50,000 0 平 成 21 年 22 年 23 年 0 観 光 客 入 込 数 ( 左 軸 ) 主 要 集 客 施 設 利 用 客 数 ( 左 軸 ) 主 要 宿 泊 施 設 利 用 客 数 ( 右 軸 ) - 5 -
データ 用 語 等 の 解 説 主 要 集 客 施 設 市 内 で 入 館 者 等 の 客 数 の ある 程 度 正 確 な 数 字 が 把 握 できる 19 施 設 記 念 艦 三 笠 くりはま 花 の 国 ソレイユの 丘 横 須 賀 美 術 館 などです 主 要 集 客 施 設 市 内 宿 泊 施 設 のうち 10 室 以 上 客 室 がある 主 に 観 光 で 利 用 されている 13 軒 の 宿 泊 施 設 (2) 預 金 と 貸 出 ( 市 内 の 銀 行 等 預 金 残 高 貸 出 残 高 および 預 貸 率 の 推 移 ) 図 表 7のとおり 市 内 の 銀 行 等 預 金 残 高 は 右 肩 上 がりの 上 昇 を 続 けています 直 近 の 平 成 22 年 度 の 総 額 は 約 2.1 兆 円 で 平 成 元 年 比 約 1.75 倍 です 一 方 貸 出 残 高 は 平 成 9 年 以 降 ほぼ 横 ばいで 推 移 し 大 きな 伸 びはみられません なお 預 金 残 高 に 対 する 貸 出 残 高 の 割 合 を 示 す 預 貸 率 は 平 成 7 年 の 71.4%をピークに 低 下 傾 向 が 続 いています 図 表 7 銀 行 等 預 金 残 高 貸 出 残 高 及 び 預 貸 率 の 推 移 ( 百 万 円 ) 預 金 残 高 ( 左 軸 ) 貸 出 残 高 ( 左 軸 ) 預 貸 率 ( 右 軸 ) (%) 2,500,000 80.0 71.4 70.0 2,000,000 60.0 1,500,000 51.8 50.0 40.0 1,000,000 30.0 500,000 20.0 10.0 0 0.0 平 成 元 年 度 4 年 度 7 年 度 10 年 度 13 年 度 16 年 度 19 年 度 22 年 度 横 須 賀 市 統 計 書 をもとに 作 成 - 6 -
データ 用 語 等 の 解 説 預 金 貸 出 残 高 本 市 の 公 金 取 扱 金 融 機 関 で 市 内 に 所 在 する 銀 行 信 用 金 庫 信 用 組 合 協 同 組 合 などの 残 高 た だし ゆうちょ 銀 行 の 残 高 は 含 んでいません 預 貸 率 貸 出 残 高 / 預 金 残 高 金 融 機 関 における 預 貸 活 動 の 結 果 を 示 すデータ 地 域 で 調 達 された 資 金 がその 地 域 でどの 程 度 運 用 されたかを 見 るための 参 考 となる 指 標 です 預 金 や 貸 出 金 のすべてが 地 域 内 のものとは 限 りませんが 大 方 の 傾 向 として 見 ることができます (3) 住 宅 建 設 ( 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 状 況 ) 図 表 8は 横 須 賀 市 と 神 奈 川 県 全 体 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 を 平 成 14 年 度 の 戸 数 を 100 とした 指 数 で 比 較 し その 推 移 を 示 したものです 市 県 ともに 平 成 19 年 度 に 大 きく 減 少 しています これは 耐 震 強 度 偽 装 問 題 に 伴 う 改 正 建 築 基 準 法 の 施 行 の 影 響 によるものと 考 えられます さらに 平 成 21 年 度 に 大 きく 落 ち 込 んでいます これは 前 年 9 月 に 発 生 したいわゆる リーマンショック による 影 響 が 大 きいと 考 えられます 以 降 本 市 の 傾 向 には 回 復 の 兆 しがみられていません 図 表 8 新 設 住 宅 着 工 戸 数 ( 年 間 )の 推 移 ( 横 須 賀 市 神 奈 川 県 指 数 比 較 ) 140 120 125.5 100 102.8 80 60 72.6 56.6 40 20 神 奈 川 県 計 横 須 賀 市 - 平 成 14 年 度 15 年 度 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 国 土 交 通 省 建 築 着 工 統 計 調 査 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 新 設 住 宅 着 工 戸 数 国 の 主 要 経 済 指 標 として 用 いられています 建 築 の 需 要 に 加 えて 家 具 家 電 類 をはじめとした 日 常 生 活 に 関 わるさまざまな 需 要 を 生 むことから 波 及 効 果 が 大 きく 一 般 に 経 済 状 況 をみるための 重 要 な 指 標 と 考 えられています - 7 -
(4) 商 業 卸 小 売 業 の 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 - 図 表 9は 経 済 産 業 省 商 業 統 計 調 査 の 平 成 3 年 調 査 以 降 の 本 市 の 卸 小 売 業 の 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 を 示 したものです 販 売 総 額 は 減 少 傾 向 が 続 いており 平 成 3 年 と 19 年 との 比 較 では 約 2,000 億 円 減 少 しています 図 表 9 卸 小 売 業 の 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 ( 億 円 ) 10,000 9,000 8,000 7,683 7,000 6,000 5,711 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平 成 3 年 6 年 9 年 11 年 14 年 16 年 19 年 経 済 産 業 省 商 業 統 計 調 査 ( 各 年 ) をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 商 業 統 計 調 査 ( 経 済 産 業 省 HP から 引 用 ) 我 が 国 の 卸 売 業 小 売 業 を 営 むすべての 事 業 所 ( 店 舗 )の 販 売 活 動 の 実 態 や 分 布 状 況 及 び 商 品 の 全 国 的 な 流 通 状 況 などを 明 らかにすることを 目 的 とした 調 査 です 対 象 は 日 本 標 準 産 業 分 類 に 掲 げる 大 分 類 J- 卸 売 小 売 業 に 属 する 全 国 の 事 業 所 です なお 平 成 21 年 商 業 統 計 調 査 は 経 済 センサスの 創 設 に 伴 い 中 止 となっており 平 成 24 年 経 済 センサス- 活 動 調 査 の 中 で 商 業 に 関 する 調 査 事 項 も 把 握 します 次 回 の 商 業 統 計 調 査 は 平 成 26 年 に 実 施 する 予 定 です 年 間 商 品 販 売 額 各 年 4 月 1 日 から3 月 31 日 までの1 年 間 の 当 該 事 業 所 における 有 体 商 品 の 販 売 額 をいい 消 費 税 額 を 含 みます 地 域 の 消 費 購 買 活 動 の 結 果 を 示 すもので 市 内 商 業 の 状 況 を 示 す 重 要 な 指 標 です - 8 -
(5) 工 業 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 - 図 表 10 は 経 済 産 業 省 工 業 統 計 調 査 における 平 成 16 年 以 降 の 本 市 の 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 を 示 したものです 平 成 16 年 に 約 9,500 億 円 あった 出 荷 額 等 は 平 成 22 年 には 約 7,000 億 円 に 減 少 しています 同 様 に 従 業 者 200 人 以 下 の 事 業 所 についてみると 約 1,800 億 円 から 約 1,300 億 円 に 減 少 して います 図 表 10 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 ( 総 数 及 び 従 業 者 200 人 以 下 の 事 業 所 ) ( 億 円 ) 10,000 9,482 9,000 8,000 7,000 7,009 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 1,802 1,293 0 平 成 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 総 数 従 業 者 200 人 以 下 経 済 産 業 省 工 業 統 計 調 査 ( 各 年 ) をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 工 業 統 計 調 査 ( 経 済 産 業 省 HP から 引 用 ) 我 が 国 の 工 業 の 実 態 を 明 らかにすることを 目 的 とした 調 査 です 対 象 は 日 本 標 準 産 業 分 類 に 掲 げる 大 分 類 E- 製 造 業 に 属 する 事 業 所 ( 国 に 属 する 事 業 所 及 び 従 業 者 3 人 以 下 の 事 業 所 を 除 く)です 調 査 は 毎 年 行 われますが 経 済 センサス- 活 動 調 査 を 実 施 する 年 の 前 年 は 除 かれます 平 成 23 年 は 未 実 施 製 造 品 出 荷 額 等 1 年 間 (1~12 月 )における 製 造 品 出 荷 額 加 工 賃 収 入 額 その 他 収 入 額 及 び 製 造 工 程 から でたくず 及 び 廃 物 の 出 荷 額 の 合 計 であり 消 費 税 等 内 国 消 費 税 額 を 含 んだ 額 です 主 要 経 済 指 標 として 位 置 付 けられています - 9 -
(6) 公 共 事 業 ( 市 発 注 工 事 等 の 状 況 ) 図 表 11 は 市 発 注 の 工 事 等 ( 委 託 物 件 を 含 む)の 発 注 総 額 その 内 の 市 内 事 業 者 の 受 注 額 受 注 件 数 割 合 の 推 移 を 示 したものです 平 成 20 年 度 以 降 発 注 総 額 に 減 少 傾 向 がみられるなか 市 内 事 業 者 の 受 注 金 額 受 注 件 数 割 合 は 緊 急 経 済 対 策 の 取 り 組 みにより 一 定 の 水 準 が 維 持 されています また 平 成 23 年 度 の 入 札 制 度 の 大 幅 な 運 用 改 正 により 市 内 事 業 者 の 受 注 金 額 受 注 件 数 割 合 はと もに 増 加 しています 図 表 11 市 発 注 工 事 等 の 発 注 総 額 と 市 内 事 業 者 の 受 注 額 受 注 件 数 割 合 の 推 移 ( 百 万 円 ) (%) 40,000 35,000 30,000 50.9 31,240 49.4 28,976 50.6 52.2 27,761 55.0 50.0 45.0 25,000 23,821 40.0 20,000 15,000 35.0 10,000 9,551 8,636 7,669 9,647 30.0 5,000 25.0 0 平 成 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 20.0 発 注 総 額 ( 左 軸 ) 市 内 事 業 者 受 注 金 額 ( 左 軸 ) 市 内 事 業 者 受 注 件 数 割 合 ( 右 軸 ) 財 政 部 資 料 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 出 説 所 ) 財 政 部 資 料 をもとに 作 成 入 札 制 度 改 正 本 市 では 平 成 21 年 7 月 に 緊 急 経 済 対 策 として 入 札 制 度 における 地 域 経 済 の 活 性 化 の 対 応 に 取 り 組 みました 以 降 緊 急 経 済 対 策 の 追 加 措 置 等 必 要 に 応 じて 入 札 制 度 の 改 正 を 進 め ています また 平 成 23 年 4 月 には 市 内 事 業 者 の 受 注 機 会 拡 大 市 内 経 済 の 活 性 化 を 推 進 す るために4つの 取 り 組 みを 柱 とする 入 札 制 度 等 の 大 掛 かりな 運 用 改 正 を 行 いました 改 正 の 柱 は1 市 内 準 市 内 事 業 者 の 発 注 拡 大 2 準 市 内 事 業 者 となる 要 件 の 拡 大 3 大 型 工 事 等 の 発 注 方 法 の 変 更 4 市 内 事 業 者 の 優 遇 制 度 を 継 続 促 進 で 特 に2 準 市 内 事 業 者 となる 要 件 の 拡 大 にあたっては 県 内 で 初 めて 所 在 地 条 件 のほか 市 民 雇 用 障 がい 者 雇 用 を 採 用 して います (7) 雇 用 情 勢 ( 横 須 賀 公 共 職 業 安 定 所 (ハローワーク 横 須 賀 ) 管 内 における 求 人 の 状 況 ) 一 般 的 に 企 業 が 活 動 を 拡 大 する 局 面 では 必 要 な 労 働 力 を 確 保 するため 採 用 を 増 やすことから 新 規 求 人 数 が 増 えることになります 一 方 活 動 の 縮 小 企 業 間 競 争 が 厳 しい 局 面 では 生 産 調 整 の 中 で 新 規 の 採 用 が 抑 制 されることになります そのため 新 規 求 人 数 有 効 求 人 倍 率 が 経 済 の 先 行 きを 予 測 する 先 行 指 標 の1つとして 用 いられます - 10 -
1 新 規 求 人 数 の 推 移 ( 平 成 13 年 ~23 年 ) 図 表 12 は 平 成 13 年 ~23 年 の 間 の 横 須 賀 公 共 職 業 安 定 所 (ハローワーク 横 須 賀 ) 管 内 の 新 規 求 人 数 ( 年 間 )の 推 移 を 示 したものです 新 規 求 人 数 は 平 成 14 年 をピークに 減 少 傾 向 が 続 いています 特 に 平 成 20 年 以 降 大 きく 落 ち 込 み 直 近 の 平 成 23 年 は1 万 人 を 割 り 込 むまでに 至 っています 図 表 12 新 規 求 人 数 ( 年 間 )の 推 移 ( 横 須 賀 公 共 職 業 安 定 所 管 内 ) 20,000 ( 人 ) 18,000 17,222 16,000 14,000 12,000 10,000 9,625 8,000 6,000 4,000 2,000 0 平 成 13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 横 須 賀 市 統 計 書 をもとに 作 成 2 有 効 求 人 倍 率 の 推 移 ( 平 成 13 年 度 ~ 平 成 23 年 度 ) 図 表 13 は 神 奈 川 県 全 体 及 び 横 須 賀 公 共 職 業 安 定 所 ( 以 下 ハローワーク 横 須 賀 ) 管 内 の 年 間 の 有 効 求 人 倍 率 の 推 移 を 示 したものです 県 ハローワーク 横 須 賀 管 内 のいずれも 平 成 17 年 度 をピークに 減 少 傾 向 が 続 いているものの 県 の 値 は 平 成 21 年 度 を 底 に 回 復 傾 向 がみられます 一 方 ハローワーク 横 須 賀 管 内 の 有 効 求 人 倍 率 は 県 と 比 較 して 低 い 水 準 で 推 移 しています 図 表 13 有 効 求 人 倍 率 の 推 移 ( 神 奈 川 県 ( 全 体 )とハローワーク 横 須 賀 の 比 較 ) ( 倍 ) 1.20 神 奈 川 県 ハローワーク 横 須 賀 1.03 1.00 0.80 0.60 0.70 0.50 0.40 0.39 0.20 0.31 0.30 0.00 平 成 13 年 度 14 年 度 15 年 度 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 ハローワークだよりマンスリーよこすか をもとに 作 成 - 11 -
データ 用 語 等 の 解 説 横 須 賀 公 共 職 業 安 定 所 の 管 轄 区 域 横 須 賀 市 ( 追 浜 田 浦 行 政 センター 管 内 を 除 く) 三 浦 市 新 規 求 人 数 期 間 中 に 新 たに 受 け 付 けた 求 人 数 ( 採 用 予 定 人 員 )をいいます 有 効 求 人 倍 率 公 共 職 業 安 定 所 (ハローワーク)に 登 録 されている 求 職 者 数 に 対 する 求 人 数 の 割 合 です 倍 率 ( 結 果 の 数 字 )が1を 上 回 っていれば 少 なくとも 求 職 者 1 人 に1つ 以 上 の 求 人 があります 1を 下 回 っ ている 場 合 には 求 人 が 不 足 していることを 意 味 します 有 効 求 人 倍 率 = 有 効 求 人 数 / 有 効 求 職 者 数 (8) 倒 産 ( 負 債 総 額 1,000 万 円 以 上 の 倒 産 の 状 況 ) 図 表 14 は 株 式 会 社 東 京 商 工 リサーチが 発 行 する TSR 情 報 をもとに 平 成 16 年 度 ~23 年 度 までの 市 内 及 び 神 奈 川 県 全 体 の 倒 産 件 数 ( 負 債 総 額 1,000 万 円 以 上 )の 推 移 を 示 したものです 県 の 倒 産 件 数 は 平 成 20 年 度 をピークに 減 少 傾 向 がみられます 一 方 市 内 の 倒 産 件 数 は 増 減 を 繰 り 返 しながら 推 移 しているものの 右 肩 上 がりの 傾 向 が 続 いています なお この 間 の 市 内 の 倒 産 件 数 189 件 のうち 情 報 として 業 種 記 載 のある 87 件 でみると 建 設 業 が6 割 以 上 を 占 めている 状 況 です 図 表 14 倒 産 件 数 ( 年 間 )の 推 移 ( 神 奈 川 県 横 須 賀 市 比 較 ) ( 件 ) ( 件 ) 80 横 須 賀 市 ( 左 軸 ) 神 奈 川 県 ( 右 軸 ) 1,000 70 60 644 654 717 795 698 684 900 800 700 50 597 590 600 40 500 30 20 21 29 21 23 29 26 31 400 300 200 10 9 100 0 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 株 式 会 社 東 京 商 工 リサーチ TSR 情 報 をもとに 作 成 0-12 -
(9) 事 業 所 の 開 業 廃 業 図 表 15 は 総 務 省 事 業 所 企 業 統 計 調 査 経 済 センサス 基 礎 調 査 をもとに 市 内 事 業 所 の 開 業 及 び 廃 業 の 状 況 事 業 所 の 新 設 廃 業 よる 従 業 者 数 の 推 移 を 示 したものです 期 間 中 開 業 率 が 廃 業 率 を 上 回 ることはなく 直 近 の 平 成 18 年 21 年 の 開 業 率 は 2.7% 廃 業 率 が 6.3%で 大 きなかい 離 が 生 じています ( 平 成 18 年 21 年 の 開 業 率 の 算 出 方 法 については 下 記 留 意 点 参 照 )また 平 成 18 年 21 年 の 廃 業 事 業 所 従 業 者 数 は 13,735 人 で 新 設 事 業 所 従 業 者 数 と の 比 較 では 約 5,000 人 の 差 が 生 じている 状 況 にあります 図 表 15 事 業 所 の 開 廃 業 率 及 び 新 設 廃 業 事 業 所 従 業 者 数 の 推 移 ( 人 ) 7.5 (%) 35,000 6.9 6.6 7.0 30,000 6.0 6.3 6.3 5.9 6.0 25,000 4.8 4.5 5.0 20,000 17,322 18,233 18,082 17,688 16,758 18,405 4.0 15,000 14,660 13,783 13,735 2.7 3.0 10,000 8,668 2.0 5,000 1.0 0 平 成 8 年 -11 年 (96-99 年 ) 平 成 11 年 -13 年 (99-01 年 ) 平 成 13 年 -16 年 (01-04 年 ) 平 成 16 年 -18 年 (04-06 年 ) 平 成 18 年 -21 年 (06-09 年 ) 0.0 新 設 事 業 所 従 業 者 数 ( 左 軸 ) 廃 業 事 業 所 従 業 者 数 ( 左 軸 ) 開 業 率 ( 右 軸 ) 廃 業 率 ( 右 軸 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 計 調 査 経 済 センサス- 基 礎 調 査 をもとに 作 成 ( 注 ) 開 業 廃 業 率 の 算 出 方 法 は 中 小 企 業 庁 中 小 企 業 白 書 2012 年 版 付 属 統 計 資 料 に 基 づく 総 務 省 経 済 センサス- 基 礎 調 査 ( 平 成 21 年 ) による 開 業 率 の 留 意 点 ( 中 小 企 業 白 書 ( 平 成 23 年 ) 抜 粋 ) 事 業 所 企 業 統 計 調 査 では 調 査 員 が 調 査 区 内 で 新 たに 捕 捉 した 事 業 所 を 新 設 事 業 所 と 定 義 していたのに 対 し 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 では 事 業 所 の 開 設 時 期 によって 新 設 事 業 所 を 定 義 している そのため 他 の 調 査 区 から 移 転 してきた 事 業 所 について 事 業 所 企 業 統 計 調 査 では 新 設 事 業 所 と 捕 捉 されていたが 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 では 事 業 所 の 開 設 時 期 として 移 転 ではなく 創 設 の 時 期 が 調 査 票 に 記 入 された 場 合 存 続 事 業 所 して 捕 捉 されるため 従 来 よりも 開 業 率 が 過 小 に 算 出 される 可 能 性 がある また 新 たに 発 見 された 事 業 所 についても 事 業 所 企 業 統 計 調 査 では 新 設 事 業 所 と 捕 捉 されていたが 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 では 開 設 時 期 によって 新 設 事 業 所 又 は 存 続 事 業 所 として 捕 捉 される ため 従 来 よりも 開 業 率 が 過 小 に 算 出 され 得 る 上 記 のとおり 新 設 事 業 所 の 定 義 が 異 なるた め 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 に 基 づく 2006 年 ~2009 年 の 開 業 率 は 過 去 の 数 値 と 単 純 に 比 較 できない なお 廃 業 率 の 算 出 方 法 に 変 更 はない - 13 -
3 課 税 状 況 からみた 横 須 賀 市 の 現 状 (1) 法 人 市 民 税 納 税 義 務 者 数 及 び 法 人 税 割 調 定 額 の 推 移 図 表 16 は 平 成 16 年 度 から 23 年 度 までの 市 内 のみに 事 務 所 事 業 所 を 置 く 法 人 市 民 税 の 納 税 義 務 者 数 及 び 法 人 税 割 調 定 額 の 推 移 を 示 したものです 納 税 義 務 者 数 は 右 肩 下 がりの 傾 向 が 続 いて おり 直 近 の 平 成 23 年 度 は 6,000 社 を 割 り 込 む 状 況 になっています 次 に 法 人 市 民 税 の 法 人 税 割 調 定 額 をみると 市 全 体 の 額 は 増 減 を 繰 り 返 しながら 推 移 し 21 年 度 以 降 は ほぼ 横 ばいの 41 億 円 台 で 推 移 しています 一 方 市 内 のみに 事 務 所 事 業 所 を 置 く 法 人 については 3 億 ~5 億 円 台 の 間 で 推 移 しています 平 成 19 年 度 の 約 5.1 億 円 がピークで 以 降 減 少 傾 向 が 続 き 直 近 の 23 年 度 は 約 4 億 円 になっています 図 表 16 法 人 市 民 税 納 税 義 務 者 数 及 び 法 人 税 割 調 定 額 の 推 移 ( 千 円 ) ( 社 ) 10,000,000 6,318 6,328 6,320 9,000,000 8,000,000 7,809,811 6,266 6,216 6,085 6,000 5,945 6,500 6,000 7,000,000 6,000,000 5,461,346 5,500 5,000,000 4,000,000 4,122,857 4,174,532 5,000 3,000,000 2,000,000 4,500 1,000,000 405,661 509,290 402,660 0 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 市 全 体 の 調 定 額 ( 左 軸 ) 市 内 のみに 事 務 所 事 業 所 を 置 く 法 人 の 調 定 額 ( 左 軸 ) 法 人 数 ( 市 内 のみに 事 務 所 事 業 所 を 置 く 法 人 ) 財 政 部 資 料 をもとに 作 成 4,000 データ 用 語 等 の 解 説 法 人 市 民 税 市 内 に 事 務 所 事 業 所 または 寮 などがある 法 人 ( 株 式 会 社 有 限 会 社 など)が 納 める 税 金 です 法 人 市 民 税 の 多 寡 は 過 去 1 年 間 の 企 業 活 動 の 結 果 が 反 映 されることになります 最 終 的 に 税 額 が 確 定 するのは 事 業 年 度 の 終 了 後 になることから 一 般 的 には 景 気 に 対 して 遅 れて 反 応 すると 捉 え られています 内 閣 府 の 景 気 動 向 指 標 のなかでは 遅 行 系 列 に 属 します 調 定 額 調 定 とは 歳 入 を 徴 収 しようとする 場 合 に 内 容 を 調 査 し 所 属 年 度 歳 入 科 目 収 入 すべき 金 額 納 入 義 務 者 等 を 内 部 的 に 決 定 する 行 為 で それにもとづき 賦 課 が 決 定 された 額 を 調 定 額 という - 14 -
(2) 個 人 市 民 税 納 税 義 務 者 数 及 び 一 人 当 たり 所 得 額 の 推 移 図 表 17 は 平 成 16 年 度 から 23 年 度 までの 個 人 市 民 税 の 納 税 義 務 者 ( 給 与 所 得 者 営 業 等 所 得 者 ) 数 及 び 一 人 当 たり 所 得 額 の 推 移 を 示 したものです 納 税 義 務 者 数 は 平 成 20 年 度 を 境 に 右 肩 下 がりの 傾 向 が 続 いており 20 年 度 と 23 年 度 の 比 較 では 約 7,000 人 減 少 しています また 納 税 義 務 者 一 人 当 たりの 所 得 額 は 平 成 16 年 度 以 降 減 少 が 続 いており 平 成 16 年 度 と 23 年 度 の 比 較 では 32 万 7 千 円 の 減 になっています 図 表 17 個 人 市 民 税 納 税 義 務 者 数 及 び 一 人 当 たり 所 得 額 の 推 移 ( 千 円 ) ( 人 ) 170,000 3,900 165,000 3,756 3,629 3,700 160,000 159,499 3,429 3,500 155,000 155,912 3,300 152,494 3,100 150,000 2,900 145,000 2,700 140,000 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 2,500 納 税 義 務 者 数 ( 左 軸 ) 納 税 義 務 者 1 人 当 たり 所 得 額 ( 右 軸 ) 財 政 部 資 料 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 個 人 市 民 税 個 人 の 市 民 税 は 市 内 に 住 所 があり 前 年 に 所 得 があった 人 に 課 税 されます 市 民 税 の 税 額 は 前 年 1 年 間 の 所 得 金 額 に 応 じて 課 税 される 所 得 割 と 一 定 の 所 得 があれば 定 額 で 課 税 される 均 等 割 との 合 計 金 額 です 納 税 義 務 者 ( 市 県 民 税 を 納 める 人 ) 個 人 の 市 民 税 は その 年 の 1 月 1 日 に 住 所 が 市 内 にあり 前 年 に 所 得 があった 人 に 課 税 されます また 住 所 がなくても 市 内 に 家 や 事 務 所 事 業 所 がある 場 合 は 均 等 割 が 課 税 されます 市 内 に 住 所 のある 人 市 内 に 住 所 はないが 家 や 事 務 所 事 業 所 を 持 っている 人 均 等 割 と 所 得 割 がかかります 均 等 割 はかかりますが 所 得 割 はかかりません 納 税 義 務 者 ( 給 与 所 得 者 営 業 等 所 得 者 ) 一 人 当 たり 所 得 額 ( 給 与 所 得 者 総 所 得 金 額 + 営 業 等 所 得 者 総 所 得 金 額 )/( 給 与 所 得 者 + 営 業 等 所 得 者 ) 農 業 所 得 不 動 産 所 得 利 子 所 得 配 当 所 得 などを 除 いて 算 出 している - 15 -
第 3 章 中 小 企 業 の 景 況 感 と 声 1 横 須 賀 市 中 小 企 業 景 況 リポート 横 須 賀 市 では 中 小 企 業 振 興 基 本 条 例 に 基 づき 市 内 に 本 店 を 置 く 三 浦 藤 沢 信 用 金 庫 湘 南 信 用 金 庫 と 協 力 し 市 内 の 中 小 企 業 を 対 象 に 景 況 調 査 を 実 施 しました 調 査 内 容 は 景 況 感 のほか 特 別 調 査 として 現 在 の 経 営 上 の 問 題 や 課 題 の 調 査 を 行 っています (1) 景 況 感 (DI 値 ) 現 在 ( 平 成 24 年 10 月 ~12 月 )の 全 産 業 の 景 況 感 はマイナス 18 で 調 査 の 基 準 では 悪 い とい う 判 断 になります これを 業 種 別 でみると 建 設 業 を 除 くすべての 業 種 で DI 値 がマイナス 20 ポイ ント 以 下 という 結 果 となりました 次 期 の 見 通 し( 平 成 25 年 1 月 ~3 月 )についても 全 産 業 の 景 況 感 に 大 きな 変 化 はなく また 全 ての 業 種 でマイナスという 結 果 で 景 況 改 善 の 兆 しがみられない 状 況 にあります 図 表 18 横 須 賀 市 中 小 企 業 景 況 調 査 結 果 ( 景 況 感 ) ( 単 位 :ポイント) 調 査 回 答 社 数 DI 値 ( 現 在 ) 24.10~12 DI 値 ( 次 期 見 通 し) 25.1~3 全 産 業 209 18 19 建 設 業 38 10 3 製 造 業 44 21 17 卸 小 売 業 59 31 36 不 動 産 業 19 26 11 サービス 業 49 21 16 注 ) 見 通 しの DI 値 の 算 出 の 調 査 回 答 数 は 207 社 ( 製 造 業 卸 小 売 業 で 無 回 答 が1 件 ) データ 用 語 等 の 解 説 景 況 感 (DI 値 ) 現 在 の 景 況 感 次 期 の 景 況 感 (3 カ 月 後 の 見 通 し) について 良 い 変 わらず 悪 い それぞれの 回 答 の 構 成 比 を 求 め 次 に 良 い の 回 答 構 成 比 (%)から 悪 い の 回 答 構 成 比 (%)を 差 し 引 いて 算 出 した 結 果 です 横 須 賀 市 景 況 調 査 における 景 況 感 の 判 断 基 準 15 ポイント 以 上 良 い 6~14 ポイント やや 良 い 5~5ポイント 変 わらない 6~ 14 ポイント やや 悪 い 15 ポイント 以 下 悪 い - 16 -
(2) 現 在 の 経 営 上 の 問 題 ( 課 題 ) 図 表 19 は 現 在 の 経 営 上 の 問 題 ( 課 題 ) 選 択 ( 上 位 6 項 目 )についての 選 択 結 果 を 示 したもの です ( 複 数 の 選 択 項 目 から1 位 から3 位 までを 順 に 選 択 ) 最 も 多 く 選 択 されたのは 民 間 需 要 の 停 滞 で1 番 の 問 題 ( 課 題 )としての 選 択 数 も 高 い 値 を 示 しています これ 以 外 では 販 売 ( 製 品 サービス 含 ) 単 価 の 低 下 上 昇 難 仕 入 れや 原 材 料 費 の 経 費 増 加 など 企 業 収 益 に 関 わる 項 目 が 選 択 されており 経 営 環 境 の 厳 しさがうかがわれます また 前 出 の 雇 用 統 計 データでは 雇 用 情 勢 の 厳 しさがみられていましたが 個 々の 事 業 所 では 自 らのニーズにマッチする 従 業 員 の 確 保 難 が 多 く 選 択 されていることが 特 徴 として 見 られます 図 表 19 現 在 の 経 営 上 の 問 題 ( 課 題 ) 選 択 ( 上 位 6 項 目 ) ( 複 数 回 答 上 位 3 項 目 を 順 に 選 択 n=149) 問 題 ( 課 題 ) 回 答 社 数 全 体 ( 社 ) 選 択 順 位 1 番 2 番 3 番 1 民 間 需 要 の 停 滞 50 33 6 11 2 販 売 ( 製 品 サービス 含 )の 単 価 の 低 下 上 昇 難 49 17 20 12 3 ニーズ 変 化 への 対 応 35 16 10 9 4 施 設 や 設 備 の 不 足 老 朽 化 28 9 11 8 4 仕 入 れや 原 材 料 費 の 経 費 増 加 28 9 11 8 6 従 業 員 の 確 保 難 26 5 12 9 データ 用 語 等 の 解 説 現 在 の 経 営 上 の 課 題 の 選 択 項 目 1 大 企 業 や 大 型 店 の 進 出 10 販 売 ( 製 品 サービス 含 ) 単 価 の 低 下 上 昇 難 2 新 規 参 入 業 者 の 増 加 11 金 利 負 担 の 増 加 3 ニーズの 変 化 への 対 応 12 取 引 条 件 の 悪 化 4 施 設 や 設 備 の 不 足 老 朽 化 13 事 業 資 金 の 借 入 難 5 施 設 や 設 備 の 過 剰 14 代 金 の 回 収 難 6 在 庫 の 過 剰 15 従 業 員 の 確 保 難 7 人 件 費 の 増 加 16 経 験 者 の 確 保 難 8 仕 入 れや 原 材 料 費 の 経 費 増 加 17 官 公 需 要 の 停 滞 9 人 件 費 や 仕 入 れ 原 材 料 費 以 外 の 経 費 の 増 加 18 民 間 需 要 の 停 滞 19 その 他 ( ) - 17 -
(3) 事 業 者 の 声 1 経 営 上 の 問 題 ( 課 題 ) 項 目 主 に 経 済 動 向 に 起 因 すること ( 業 種 別 ) 意 見 等 製 造 業 官 公 需 要 の 市 外 業 者 への 流 出 取 引 先 の 不 振 による 受 注 額 の 減 少 受 注 先 からのコストダウンの 要 求 需 要 が 少 ないなか 販 売 価 格 を 下 げざるを 得 ない 状 況 で 利 益 が 出 ない 人 件 費 原 材 料 費 電 気 ガスの 光 熱 費 など 経 費 の 増 加 仕 入 れ 単 価 の 上 昇 に 伴 う 仕 入 れ 業 者 の 見 直 しの 必 要 性 円 高 などの 影 響 による 仕 事 量 の 減 少 卸 小 売 業 倒 産 廃 業 による 取 引 先 の 減 少 人 口 減 高 齢 化 に 伴 う 消 費 需 要 の 低 迷 施 設 入 所 などによる 固 定 客 の 減 少 域 内 企 業 の 減 少 労 働 人 口 の 減 少 による 消 費 需 要 の 低 迷 価 格 訴 求 力 をもつインターネット 販 売 の 進 化 近 隣 の 同 業 者 との 競 争 の 激 化 による 利 益 率 の 減 少 最 低 賃 金 の 上 昇 などによる 人 件 費 の 増 加 大 型 店 の 進 出 消 費 者 の 低 価 格 志 向 ニーズの 多 様 化 や 価 値 観 の 変 化 コンビニ 購 入 の 一 般 化 建 設 業 民 間 需 要 の 停 滞 による 売 り 上 げの 減 少 公 共 工 事 の 縮 小 原 材 料 費 の 価 格 上 昇 による 利 益 減 同 業 者 間 の 競 争 異 業 種 やハウスメーカーの 参 入 などによる 受 注 減 価 格 競 争 の 激 化 による 利 益 率 の 減 少 単 価 工 事 代 金 を 絞 り 込 まなければ 受 注 が 難 しい 状 況 にある サービス 業 景 気 の 低 迷 による 需 要 の 減 少 同 業 種 の 事 業 者 が 多 い 人 件 費 の 上 昇 による 利 幅 の 低 下 高 齢 化 の 進 展 による 固 定 客 の 減 少 インターネット 販 売 の 進 化 消 費 者 の 意 識 変 化 景 気 低 迷 競 争 激 化 による 販 売 単 価 の 低 下 低 価 格 店 舗 の 進 出 に 伴 う 価 格 競 争 による 利 幅 の 減 少 不 動 産 業 景 気 低 迷 による 需 要 の 減 少 高 齢 化 の 進 展 に 伴 う 空 き 家 の 増 加 人 口 企 業 の 減 少 による 需 要 の 低 迷 需 要 を 発 掘 するための 広 告 など 営 業 経 費 の 増 加 全 国 展 開 の 経 営 体 力 のある 同 業 他 社 との 価 格 競 争 - 18 -
自 社 の 経 営 環 境 に 関 すること ( 経 営 改 善 設 備 投 資 など) 製 造 業 技 術 の 遅 れや 不 足 運 転 資 金 を 借 りては 返 すという 悪 循 環 に 陥 っている 設 備 等 の 老 朽 化 により 受 注 価 格 の 低 下 に 対 応 できない 施 設 設 備 の 老 朽 化 に 伴 う 修 繕 費 用 の 増 加 設 備 投 資 をしたいが 受 注 量 が 多 く 見 込 めないため 思 案 している 設 備 老 朽 化 による 拡 大 更 新 の 必 要 性 既 存 設 備 の 老 朽 化 に 伴 い 工 場 の 新 設 を 検 討 中 主 要 取 引 先 の 市 場 対 応 能 力 が 欠 けている 収 益 向 上 のために 付 加 価 値 の 高 い 製 品 の 生 産 が 必 要 卸 小 売 業 顧 客 ニーズに 対 して 店 舗 面 積 の 不 足 感 がある 顧 客 ニーズを 捉 えれば 大 きなチャンスも 望 める 設 備 投 資 をしなかったため 店 舗 の 老 朽 化 が 進 んでいる 現 状 では 人 口 減 少 消 費 者 ニーズの 変 化 への 対 応 ができていない 自 社 の 経 営 環 境 に 関 すること ( 人 材 の 確 保 育 成 など) サービス 業 消 費 者 意 識 を 捉 え 業 態 の 変 化 をする 必 要 性 がある 設 備 投 資 には 大 きな 資 金 が 必 要 でその 負 担 が 大 きい 設 備 の 改 修 を 行 いたいが 資 金 が 不 足 している 製 造 業 社 員 の 高 齢 化 と 後 継 者 不 足 ( 技 能 承 継 問 題 ) 技 術 を 持 つ 人 の 高 齢 化 と 賃 金 の 上 昇 職 人 を 目 指 す 若 者 の 減 少 従 業 員 の 高 齢 化 若 手 人 材 の 確 保 難 若 手 社 員 の 定 着 率 の 低 下 多 能 工 として 育 成 したい 若 手 従 業 員 の 不 足 卸 小 売 業 事 業 継 続 に 影 響 する 熟 練 従 業 員 の 退 職 後 継 者 の 育 成 難 建 設 業 若 手 従 業 員 の 確 保 難 若 手 従 業 員 の 定 着 率 低 下 と 後 継 者 問 題 ( 技 術 承 継 問 題 ) 技 術 者 不 足 人 材 確 保 難 による 受 注 機 会 の 喪 失 サービス 業 若 手 従 業 員 の 確 保 難 ( 労 働 者 不 足 ) 看 護 師 が 不 足 している - 19 -
2 市 に 対 する 意 見 要 望 項 目 市 内 経 済 全 体 に 関 わること 意 見 要 望 製 造 業 規 制 の 緩 和 を 進 めてほしい 企 業 誘 致 を 積 極 的 に 進 めてほしい 消 費 者 の 購 買 意 欲 が 向 上 するような 施 策 を 打 ち 出 してほしい 卸 小 売 業 企 業 誘 致 人 口 増 を 図 ってほしい 横 須 賀 中 央 地 区 の 活 性 化 を 図 ってほしい 災 害 に 強 いまちづくりを 推 進 してほしい 西 地 域 の 活 性 化 を 図 り 観 光 客 等 の 集 客 力 の 向 上 を 図 ってほしい 建 設 業 実 施 が 予 定 されている 消 費 増 税 に 伴 う 消 費 意 欲 の 低 下 への 対 策 を 検 討 してほ しい サービス 業 イベントなど 集 客 の 取 り 組 みを 推 進 し 地 域 経 済 の 活 性 化 を 図 ってほしい 企 業 誘 致 の 推 進 人 口 の 増 加 と 若 年 層 の 定 着 を 図 ってほしい 需 要 を 増 やすため 大 学 企 業 の 誘 致 を 進 めてほしい 中 小 企 業 等 に 対 する 施 策 の 改 善 要 望 ( 業 種 別 ) 不 動 産 業 企 業 の 誘 致 等 で 雇 用 状 況 を 改 善 してほしい 就 業 人 口 を 増 加 させるような 施 策 の 実 施 により 若 年 層 の 人 口 増 を 図 ってほし い 人 口 減 少 に 歯 止 めをかけるため 子 育 て 支 援 策 の 充 実 を 図 ってほしい 自 然 環 境 のよさ 住 みやすさなど 横 須 賀 のイメージアップを 図 ってほしい 製 造 業 中 小 企 業 対 策 の 充 実 を 図 ってほしい 工 場 移 転 を 考 えており 良 い 条 件 の 産 業 用 地 を 紹 介 してほしい 工 場 立 地 の 検 討 にあたって 産 業 用 地 支 援 制 度 の 情 報 提 供 をしてほしい 金 利 の 負 担 利 子 補 給 の 施 策 を 実 施 してほしい 公 共 工 事 の 入 札 に 関 わるシステムの 改 善 を 図 ってほしい 市 の 施 策 市 内 企 業 に 関 する 情 報 発 信 をしてほしい ISO などライセンスの 更 新 費 用 に 対 する 補 助 制 度 を 実 施 してほしい 卸 小 売 業 公 共 工 事 の 市 内 発 注 を 進 めてほしい 商 店 街 の 活 性 化 に 取 り 組 んでほしい ネット 販 売 導 入 の 方 法 等 に 関 する 案 内 をしてほしい ごみ 処 理 費 用 の 負 担 軽 減 を 図 ってほしい - 20 -
建 設 業 公 共 工 事 を 増 やしてほしい 公 共 工 事 の 市 内 発 注 を 進 めてほしい 公 共 工 事 の 発 注 時 期 の 平 準 化 を 図 ってほしい 書 類 や 事 務 の 簡 素 化 を 図 ってほしい サービス 業 官 公 需 を 増 やしてほしい 規 制 緩 和 を 進 めてほしい 中 小 企 業 への 大 胆 な 支 援 策 を 展 開 してほしい 基 地 の 仕 事 を 市 内 事 業 者 が 請 け 負 えるための 環 境 づくりを 進 めてほしい 事 業 資 金 の 融 資 枠 を 拡 充 してほしい 公 共 性 の 高 い 事 業 を 行 っている 事 業 者 に 対 する 固 定 資 産 税 等 の 減 税 を 検 討 し てほしい - 21 -
第 4 章 主 な 中 小 企 業 関 連 施 策 の 実 施 状 況 1 横 須 賀 市 中 小 企 業 制 度 融 資 図 表 20 は 横 須 賀 市 中 小 企 業 制 度 融 資 の 融 資 実 績 の 推 移 を 示 したものです 一 般 的 な 事 業 資 金 経 営 支 援 資 金 が 多 く 利 用 されています また 平 成 20 年 12 月 に 期 間 を 限 って 新 設 した 緊 急 経 済 対 策 特 別 資 金 は リーマンショック 後 の 売 上 減 少 や 利 益 減 少 で 厳 しい 経 営 環 境 に 置 かれた 中 小 企 業 の 資 金 需 要 に 大 きな 効 果 をあげたとみる ことができます( 図 表 21 参 照 ) この2 年 4 月 間 の 融 資 件 数 は 1,342 件 で 一 般 的 な 事 業 資 金 の 10 年 間 の 実 績 が 1,671 件 であることから 短 期 間 に 活 発 に 利 用 されたことになります 他 方 未 だ 景 気 の 回 復 傾 向 がみられないなか 多 くの 事 業 者 が 返 済 を 迎 えている 状 況 にあります これとは 別 に 大 型 の 設 備 に 対 応 する 商 工 業 施 設 整 備 促 進 資 金 や 事 業 のスタートアップや 情 報 化 の 推 進 など 企 業 の 経 営 革 新 に 対 応 する 新 分 野 事 業 振 興 特 別 資 金 への 需 要 は 平 成 19 年 度 以 降 は 非 常 に 少 なくなっている 様 子 がみてとれます 図 表 20 横 須 賀 市 中 小 企 業 制 度 融 資 融 資 件 数 ( 一 部 抜 粋 )の 推 移 ( 平 成 14~23 年 度 ) 年 度 資 金 名 1 事 業 資 金 2 経 営 支 援 資 金 3 小 規 模 企 業 特 別 小 口 資 金 4 経 済 変 動 対 策 資 金 5 商 工 業 施 設 整 備 促 進 資 金 ( 中 小 製 造 業 設 備 投 資 を 除 く) ( 中 小 製 造 業 設 備 投 資 特 別 資 金 ) 6 新 分 野 事 業 振 興 特 別 資 金 ( 参 考 ) 緊 急 経 済 対 策 特 別 資 金 (H20~22 年 度 ) 平 成 14 年 176 16 12 0 1-15 年 185 31 4 0 5-16 年 172 131 7 13 5 9 17 年 247 182 12 5 1 10-18 年 214 196 2 0 1 1 5 19 年 159 135 1 2 1 1 0 20 年 173 124 24 38 0 1 2 339 21 年 129 46 46 4 0 0 1 662 22 年 112 39 35 4 0 0 1 341 23 年 104 47 36 85 0-0 - 合 計 1,671 947 163 167 8 3 34 1,342 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 ( - の 表 記 は 資 金 なし) - 22 -
図 表 21 緊 急 経 済 対 策 特 別 資 金 の 業 種 別 融 資 実 績 ( 平 成 20 年 12 月 ~23 年 3 月 ) 利 用 件 数 融 資 額 ( 千 円 ) 構 成 比 (%) 1 件 当 たり 融 資 額 ( 千 円 ) 全 体 1,342 100.0 27,576,092 20,549 建 設 業 543 40.5 11,036,602 20,325 小 売 卸 売 業 346 25.8 7,194,870 20,794 サービス 業 181 13.5 3,269,920 18,066 製 造 業 128 9.5 3,099,400 24,214 運 輸 運 送 45 3.4 1,185,100 26,336 飲 食 旅 館 54 4.0 864,000 16,000 不 動 産 業 27 2.0 529,200 19,600 情 報 通 信 業 18 1.3 397,000 22,056 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 中 小 企 業 制 度 融 資 中 小 企 業 制 度 融 資 は 事 業 活 動 に 必 要 な 資 金 の 融 資 を 促 進 し その 近 代 化 と 経 営 基 盤 の 安 定 を 図 ることを 目 的 に 実 施 しています 中 小 企 業 庁 が 全 国 の 中 小 企 業 を 対 象 に 2010 年 に 実 施 した 経 営 環 境 実 態 調 査 の 結 果 では 今 までに 効 果 があった 中 小 企 業 支 援 施 策 の 選 択 項 目 のなかで 当 面 の 資 金 繰 りに 関 する 支 援 の 割 合 が 最 も 高 いこと また 今 後 政 府 に 要 望 する 支 援 策 の 項 目 と しても 最 も 高 い 割 合 を 示 していることから 中 小 企 業 経 営 にとって 重 要 な 施 策 であるといえま す 緊 急 経 済 対 策 特 別 資 金 横 須 賀 市 では 平 成 20 年 12 月 に 国 の 原 材 料 価 格 高 騰 対 応 等 緊 急 保 証 制 度 に 対 応 した 制 度 融 資 の 資 金 として 新 設 しました その 後 国 の 保 証 が 景 気 対 応 緊 急 保 証 へ 移 行 し 保 証 制 度 期 間 も 延 長 され 結 果 として 平 成 23 年 3 月 までの2 年 4カ 月 間 で 融 資 を 行 った 資 金 です 貸 付 利 率 は 2.0% 以 内 返 済 期 間 10 年 以 内 ( 据 置 期 間 1 年 以 内 ) 融 資 実 績 は 図 表 21 のとおりで 全 体 で 1,342 件 融 資 総 額 は 275 億 円 で 4 割 が 建 設 業 の 利 用 になっています 1 件 当 たりの 融 資 額 ( 融 資 額 ( 全 体 )/ 利 用 件 数 ( 全 体 ))は 約 2,000 万 円 となっています - 23 -
2 商 工 相 談 図 表 22 は 平 成 14 年 度 以 降 の 商 工 相 談 件 数 の 推 移 を 示 したものです 平 成 20 年 度 を 境 に 相 談 件 数 が 急 激 に 減 少 し 直 近 の 平 成 23 年 度 の 実 績 は 45 件 で 平 成 14 年 度 の4 分 の1に 落 ち 込 んでいます 平 成 19 年 度 までは 年 間 150 件 を 超 える 相 談 がありましたが この 間 の 相 談 の 多 くには 新 規 の 事 業 展 開 及 びそれに 伴 う 設 備 投 資 や 新 規 開 業 創 業 に 関 するものが 多 く 含 まれていました しかし ここ 数 年 は 新 規 事 業 展 開 等 の 相 談 も 少 なく そういった 意 欲 が 減 退 しているものと 考 えら れます また 売 上 減 少 仕 事 量 の 減 少 に 起 因 する 事 業 転 換 や 廃 業 に 関 する 相 談 も 見 られるようにな ってきています 図 表 22 横 須 賀 市 商 工 相 談 の 利 用 件 数 の 推 移 ( 平 成 14~23 年 度 ) ( 件 ) 200 180 177 160 154 163 155 155 156 140 120 100 80 84 77 92 60 40 45 20 0 平 成 14 年 度 15 年 度 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 主 な 相 談 内 容 ( 平 成 23 年 度 の 相 談 内 容 から) 開 業 創 業 に 関 する 相 談 設 備 投 資 に 係 る 融 資 を 受 けるための 相 談 経 営 改 善 革 新 など 新 事 業 展 開 に 関 する 相 談 事 業 継 続 ( 転 換 廃 業 )に 関 する 相 談 データ 用 語 等 の 解 説 商 工 相 談 市 内 中 小 企 業 者 や 新 たに 事 業 を 始 めようとする 方 を 対 象 に 新 規 事 業 に 関 する 相 談 経 営 上 のさま ざまな 悩 みなどに 中 小 企 業 診 断 士 弁 護 士 公 認 会 計 士 等 の 資 格 を 持 つ 相 談 員 が 対 応 する 商 工 相 談 所 を 開 設 しています 中 小 企 業 制 度 融 資 のうち 商 工 業 施 設 整 備 促 進 資 金 ( 事 業 所 改 装 設 備 近 代 化 資 金 ) 新 分 野 事 業 振 興 特 別 資 金 (スタートアップ 資 金 経 営 革 新 資 金 )の 利 用 には 商 工 相 談 所 相 談 員 の 診 断 が 必 要 になります - 24 -
3 創 業 支 援 空 き 店 舗 対 策 の 状 況 (1)よこすかビジネスオーディション 応 募 件 数 の 推 移 市 では 創 業 しようとする 人 や 既 に 事 業 を 行 っている 中 小 企 業 の 事 業 展 開 をバックアップし 地 域 経 済 の 活 性 化 や 雇 用 の 創 出 を 図 ることを 目 的 に よこすかビジネスオーディション を 実 施 して います オーディションには 創 業 部 門 のほか 平 成 21 年 度 からステップアップ 部 門 を 設 けていて 入 選 者 には 奨 励 金 を 交 付 しています これまでの 応 募 件 数 の 推 移 は 図 表 23 のとおりで 平 成 19 年 からの6 年 間 で 74 件 の 応 募 があり 創 業 部 門 28 件 ステップアップ 部 門 11 件 を 入 選 者 として 選 考 し 奨 励 金 を 交 付 しています 図 表 23 よこすかビジネスオーディション 応 募 件 数 の 推 移 応 募 件 数 ( 全 体 )と 入 選 者 年 度 創 業 部 門 応 募 数 入 選 数 ステップアップ 部 門 応 募 数 入 選 数 平 成 19 年 10 10 5 20 年 8 8 5 - - 21 年 16 11 5 5 4 22 年 14 4 3 10 5 23 年 12 11 5 1 0 24 年 14 9 5 5 2 計 74 53 28 21 11 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 よこすかビジネスオーディションの 応 募 資 格 等 区 分 創 業 部 門 ステップアップ 部 門 対 象 横 須 賀 市 内 で 創 業 しようとする 者 ビジネスの 内 容 に 新 規 性 独 創 性 があることなど 横 須 賀 市 内 での 事 業 実 績 が1 年 以 上 になる 中 小 企 業 者 ビジネスの 内 容 に 新 規 性 独 創 性 があることなど 奨 励 金 額 ( 平 成 24 年 度 ) 30 万 円 30 万 円 よこすか 産 業 ビジョン 2011 の 成 長 分 野 に 関 連 し かつ 審 査 によって 特 に 優 秀 な 提 案 に 対 して 最 大 20 万 円 加 算 される 場 合 があります - 25 -
(2) 空 き 店 舗 出 店 奨 励 金 の 活 用 状 況 図 表 24 は 出 店 奨 励 金 制 度 の 拡 充 を 図 った 平 成 21 年 3 月 ~ 平 成 23 年 度 末 時 点 までの 活 用 状 況 を 示 したものです 期 間 中 201 件 に 奨 励 金 を 交 付 しています 平 成 24 年 度 横 須 賀 市 商 店 街 調 査 における 商 店 街 の 空 き 店 舗 率 は 7.6%で 平 成 20 年 度 の 同 調 査 結 果 と 変 化 がなく 空 き 店 舗 の 増 加 を 食 い 止 めていると 考 えています なお 出 店 した 約 半 数 は 飲 食 業 です 図 表 24 空 き 店 舗 出 店 奨 励 金 の 利 用 状 況 ( 平 成 21 年 3 月 ~ 平 成 24 年 3 月 ) 事 業 者 住 所 地 ( 申 請 時 ) 件 数 構 成 比 (%) 市 内 154 76.6 市 外 47 23.4 計 201 100.0 出 店 規 模 別 内 訳 ( 営 業 床 面 積 ) 件 数 構 成 比 (%) 50m2 以 内 160 79.6 50m2を 超 え100m2 以 内 26 12.9 100m2を 超 え1,000m2 以 内 12 6.0 1,000m2を 超 えるもの 3 1.5 計 201 100.0 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 空 き 店 舗 出 店 奨 励 金 空 き 店 舗 への 出 店 を 促 進 するために 出 店 事 業 者 に 対 し 出 店 面 積 に 応 じた 奨 励 金 を 交 付 し ています 対 象 業 種 は 飲 食 業 小 売 業 宿 泊 業 サービス 業 の 一 部 奨 励 金 額 は 店 舗 の 営 業 床 面 積 50 平 方 メートル 以 内 の 場 合 20 万 円 以 降 50 平 方 メートルまでごとに 10 万 円 加 算 ( 奨 励 金 額 は 平 成 23 年 度 以 降 の 額 です ) - 26 -
4 工 業 振 興 ( ものづくり 技 術 開 発 促 進 事 業 補 助 金 の 活 用 実 績 ) 図 表 25 は 平 成 18 年 度 ~23 年 度 までの 補 助 金 の 活 用 実 績 を 示 したものです 平 成 18 年 度 からの6 年 間 で 17 社 に 対 して 約 2,240 万 円 の 補 助 金 を 支 出 しています 図 表 25 ものづくり 技 術 開 発 促 進 事 業 補 助 金 の 活 用 実 績 年 度 件 数 補 助 金 額 ( 円 ) 平 成 18 年 2 4,000,000 19 年 3 3,377,000 20 年 2 2,502,000 21 年 3 5,697,000 22 年 4 4,100,000 23 年 3 2,753,000 合 計 17 22,429,000 経 済 部 資 料 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 ものづくり 技 術 開 発 促 進 事 業 補 助 金 ものづくり 産 業 の 競 争 力 強 化 を 図 るため 新 製 品 新 技 術 の 研 究 開 発 や 新 分 野 への 進 出 など 自 ら 技 術 の 高 度 化 高 付 加 価 値 化 を 図 る 取 組 みのための 経 費 の 一 部 を 助 成 する 制 度 です 対 象 は 工 業 系 地 域 ( 工 業 専 用 地 域 工 業 地 域 ) 地 区 計 画 に 定 める 工 業 地 区 指 定 産 業 地 域 で 操 業 する 製 造 業 の 中 小 企 業 者 です 補 助 金 額 は 対 象 となる 経 費 の 50% 以 内 で 200 万 円 を 限 度 として います 対 象 となる 経 費 は 1 原 材 料 または 副 材 料 の 購 入 2 機 械 装 置 の 購 入 または 借 入 3 外 注 加 工 に 要 する 経 費 4 技 術 指 導 および 調 査 に 要 する 経 費 で 幅 広 い 活 用 が 可 能 です 5 経 営 革 新 の 状 況 ( 中 小 企 業 庁 経 営 革 新 支 援 事 業 ) 新 商 品 の 開 発 新 たな 生 産 方 式 の 導 入 など 新 たな 事 業 活 動 に 取 り 組 む 中 小 企 業 が 中 小 企 業 の 新 たな 事 業 活 動 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づき 経 営 革 新 計 画 を 作 成 し 県 知 事 の 承 認 を 受 けると 計 画 期 間 中 政 府 系 金 融 機 関 による 低 利 融 資 や 信 用 保 証 の 特 例 など 幅 広 い 支 援 措 置 を 利 用 することが 可 能 となります 図 表 26( 次 ページ 参 照 )は 全 国 および 神 奈 川 県 の 計 画 承 認 件 数 の 推 移 です 県 内 中 小 企 業 の 承 認 件 数 はここ 数 年 減 少 傾 向 がみられ 直 近 の 平 成 23 年 度 は 国 県 ともに 大 きく 減 少 していることがわか ります 次 に 図 表 27 のとおり 平 成 17 年 から 23 年 における 神 奈 川 県 内 の 市 町 における 承 認 件 数 をみ ると 市 内 企 業 の 承 認 件 数 は9 件 で 全 体 の 構 成 比 は 1.2%で 低 く また これを 平 成 21 年 度 の 経 済 センサス 基 礎 調 査 における 各 市 町 の 民 営 事 業 所 数 との 比 較 してみると 承 認 件 数 割 合 ( 承 認 企 業 数 / 民 営 事 業 所 数 )は 0.06%で 県 内 市 町 のなかで 低 い 値 になっています - 27 -
図 表 26 経 営 革 新 計 画 承 認 件 数 の 推 移 ( 全 国 神 奈 川 県 ) ( 件 数 ( 県 )) ( 件 数 ( 全 国 )) 200 6,000 5,260 180 全 国 4,743 5,000 160 4,416 4,261 4,395 4,437 140 4,000 3,529 120 128 118 122 100 109 111 3,000 100 80 神 奈 川 県 2,000 60 70 40 20 1,000 0 平 成 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 中 小 企 業 庁 HP 経 営 革 新 計 画 承 認 状 況 をもとに 作 成 0 図 表 27 県 内 自 治 体 別 の 経 営 革 新 計 画 承 認 件 数 等 ( 平 成 17 年 ~23 年 ) 市 町 等 承 認 件 数 ( 平 成 17 年 ~23 年 ) 構 成 比 (%) 民 営 事 業 所 数 に 占 める 承 認 件 数 の 割 合 (%) 神 奈 川 県 758 100.0 0.24 横 浜 市 372 49.1 0.31 川 崎 市 112 14.8 0.26 相 模 原 市 59 7.8 0.24 厚 木 市 28 3.7 0.28 藤 沢 市 23 3.0 0.17 小 田 原 市 19 2.5 0.22 大 和 市 16 2.1 0.20 綾 瀬 市 15 2.0 0.47 平 塚 市 13 1.7 0.12 座 間 市 13 1.7 0.36 海 老 名 市 12 1.6 0.28 秦 野 市 11 1.5 0.21 横 須 賀 市 9 1.2 0.06 愛 川 町 9 1.2 0.50 その 他 の 市 町 47 6.2 - 神 奈 川 県 HP 経 営 革 新 計 画 承 認 企 業 のご 案 内 をもとに 作 成 データ 用 語 等 の 解 説 経 営 革 新 中 小 企 業 の 新 たな 事 業 活 動 の 促 進 に 関 する 法 律 では 経 営 革 新 を 事 業 者 が 新 事 業 活 動 を 行 うことにより その 経 営 の 相 当 程 度 の 向 上 を 図 ること と 定 義 しています 経 営 革 新 支 援 事 業 ( 中 小 企 業 庁 ) 対 象 は 新 商 品 の 開 発 又 は 生 産 新 たな 生 産 方 式 の 導 入 など 新 たな 事 業 活 動 に 取 り 組 む 中 小 企 業 で 業 種 による 制 約 条 件 はありません 計 画 の 申 請 先 は 県 で 各 地 の 商 工 会 議 所 等 が 事 前 の 相 談 窓 口 になり 承 認 の 要 件 確 認 や 申 請 書 の 作 成 方 法 などについて 相 談 に 応 じています - 28 -
6 指 定 管 理 者 の 活 用 状 況 本 市 では 平 成 16 年 度 から 公 の 施 設 の 管 理 形 態 を 積 極 的 に 直 営 から 指 定 管 理 者 へと 移 行 させて きており 平 成 24 年 度 現 在 33 の 指 定 管 理 者 が 管 理 を 行 っています 図 表 28 のとおり 19 の 指 定 管 理 者 が 市 内 の 企 業 団 体 となっており 全 体 の 57.6%を 占 めてい ます 図 表 28 指 定 管 理 者 の 活 用 状 況 指 定 管 理 者 所 在 地 全 体 数 市 内 市 外 公 募 26 16 10 指 名 ( 非 公 募 ) 7 3 4 計 33 19 14 構 成 比 (%) 100.0 57.6 42.4 総 務 部 資 料 をもとに 作 成 複 数 の 企 業 団 体 で 構 成 する 共 同 事 業 体 が 指 定 管 理 者 となっている 場 合 は 代 表 企 業 団 体 の 本 社 等 所 在 地 で 分 類 しています データ 用 語 等 の 解 説 指 定 管 理 者 制 度 体 育 館 公 園 ホールなどの 公 の 施 設 については 制 度 創 設 前 は その 公 共 性 から 管 理 主 体 は 市 または 公 共 的 団 体 等 に 限 定 されてきました しかし 近 年 民 間 事 業 者 ( 民 間 団 体 )が スポーツ 施 設 といった 公 の 施 設 と 同 種 の 施 設 を 適 正 にかつ 効 率 的 に 管 理 している 状 況 が 認 識 されてきたことや 住 民 ニーズが 非 常 に 多 様 化 してきたことなどにより 公 の 施 設 の 管 理 にも 民 間 活 力 の 導 入 が 求 められてきました これを 受 けて 民 間 事 業 者 のノウハウの 活 用 によるサービスの 向 上 や 管 理 経 費 の 削 減 を 目 的 として 平 成 15 年 6 月 に 地 方 自 治 法 が 改 正 され 指 定 管 理 者 制 度 が 創 設 されました - 29 -
第 5 章 中 小 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 第 2 章 の 統 計 データ 第 3 章 の 中 小 企 業 の 景 況 感 と 事 業 者 の 声 第 4 章 の 中 小 企 業 関 連 施 策 の 実 施 状 況 などから 現 状 の 課 題 を 整 理 しました 課 題 1 需 要 の 低 迷 と 競 争 の 激 化 景 況 リポートでは 需 要 の 低 迷 同 業 他 社 との 価 格 競 争 の 激 化 の 声 が 多 く 聞 かれています 統 計 データからは 本 市 の 産 業 は 建 設 業 や 個 人 向 けのサービス 事 業 者 の 構 成 比 が 国 県 と 比 較 して 高 いこと( 特 化 係 数 が 1.0 超 ) また 域 内 消 費 の 中 心 となる 人 口 の 減 少 や 預 金 額 の 増 加 など 需 要 の 低 迷 競 争 の 激 化 を 裏 付 ける 状 況 がみられます 課 題 2 脆 弱 な 経 営 基 盤 景 況 リポートでは 全 体 的 な 声 として 原 材 料 価 格 や 仕 入 れ 単 価 の 上 昇 など 経 済 状 況 の 変 化 から 生 じる 課 題 が また 製 造 業 建 設 業 からは 取 引 先 からの 単 価 引 き 下 げや 発 注 元 からのコストダウンの 要 求 などその 立 場 から 生 じる 課 題 人 材 の 確 保 育 成 技 術 の 承 継 が 挙 げられており 中 小 企 業 経 営 を 取 り 巻 く 環 境 の 厳 しさが 示 されています 他 方 統 計 データや 行 政 施 策 の 活 用 状 況 からは 当 面 の 資 金 繰 り 対 策 が 必 要 な 企 業 や 倒 産 に 至 ってし まう 企 業 が 増 加 傾 向 にあるなど 経 営 基 盤 の 脆 弱 さがみられます 課 題 3 経 営 改 善 意 欲 の 低 下 景 況 リポートでは 施 設 や 設 備 の 老 朽 化 や 新 たな 受 注 に 対 して 既 存 設 備 での 対 応 ができないことを 課 題 に 挙 げる 声 がみられます また 設 備 投 資 への 意 欲 があるものの 将 来 不 安 などから 躊 躇 している 状 況 がみられます これに 対 しては 独 自 の 技 術 ノウハウを 生 かしつつ 新 製 品 新 サービスの 創 出 など 経 営 体 質 の 改 善 を 図 ること 新 たに 設 備 を 導 入 するための 融 資 など 行 政 施 策 の 活 用 が 考 えられますが 経 営 相 談 経 営 革 新 や 新 たな 設 備 投 資 を 支 える 施 策 が 活 用 されていない 状 況 がみられます 課 題 4 開 業 事 業 所 の 減 少 景 況 リポートでは 行 政 への 要 望 意 見 として 企 業 誘 致 を 積 極 的 に 進 め 雇 用 の 改 善 を 図 るなどの 意 見 が 複 数 みられます 新 設 事 業 所 の 増 加 は 雇 用 の 増 加 に 直 結 することから 市 ではこれまで 企 業 誘 致 の 取 り 組 みを 積 極 的 に 進 めるとともに 空 き 店 舗 対 策 創 業 支 援 など 事 業 所 の 新 設 を 促 す 取 り 組 みを 進 めてきました しかし 厳 しい 経 済 環 境 が 続 くなか 本 市 に 限 りませんが 事 業 所 の 開 業 率 は 低 い 状 況 にあります - 30 -
中 小 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 1 統 計 データ 等 から 見 た 市 内 経 済 の 現 状 産 業 構 造 第 三 次 産 業 へのシフト 特 化 係 数 が 高 い 建 設 業 個 人 向 けサービス 業 域 内 人 口 総 人 口 の 減 少 少 子 高 齢 化 の 進 展 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 集 客 人 口 観 光 入 込 客 数 の 伸 び 悩 み 延 べ 宿 泊 者 数 の 減 少 消 費 関 連 預 金 額 の 増 加 住 宅 着 工 戸 数 の 減 少 納 税 義 務 者 一 人 当 たり 所 得 の 減 少 雇 用 情 勢 新 規 求 人 数 の 減 少 低 水 準 が 続 く 有 効 求 人 倍 率 事 業 所 の 開 業 廃 業 増 加 傾 向 が 続 く 倒 産 件 数 開 業 率 の 低 下 による 雇 用 機 会 の 減 少 2 中 小 企 業 者 の 声 から 示 された 課 題 ( 横 須 賀 市 中 小 企 業 景 況 リポート 抜 粋 ) 人 口 減 少 景 気 の 低 迷 による 需 要 減 同 業 他 社 との 価 格 競 争 の 激 化 取 引 先 からの 単 価 引 き 下 げ コストダウンの 要 求 原 材 料 価 格 や 仕 入 れ 価 格 の 上 昇 既 存 の 施 設 や 設 備 の 老 朽 化 新 たな 受 注 獲 得 に 向 けた 設 備 投 資 の 必 要 性 人 材 の 確 保 定 着 育 成 技 術 承 継 問 題 企 業 誘 致 の 促 進 と 雇 用 環 境 の 改 善 3 行 政 施 策 の 活 用 状 況 からみた 課 題 セーフティネット 融 資 を 活 用 した 事 業 者 の 返 済 時 期 の 到 来 設 備 投 資 や 新 分 野 進 出 を 支 援 するための 資 金 を 活 用 する 事 業 者 の 減 少 新 規 事 業 によって 経 営 改 善 を 行 うなどのために 商 工 相 談 を 利 用 する 事 業 者 の 減 少 経 営 改 善 革 新 設 備 投 資 を 支 える 施 策 の 利 用 者 減 抽 出 された 課 題 課 題 1 需 要 の 低 迷 と 競 争 の 激 化 課 題 2 脆 弱 な 経 営 基 盤 課 題 3 経 営 改 善 意 欲 の 低 下 課 題 4 開 業 事 業 所 の 減 少 - 31 -
第 6 章 中 小 企 業 の 振 興 に 向 けた 取 り 組 みの 方 向 性 と 施 策 前 章 までの 検 証 から 現 状 の 課 題 を 可 能 な 限 り 解 消 し 中 小 企 業 の 振 興 地 域 経 済 の 活 性 化 を 実 現 す るため 本 計 画 では 取 り 組 みの 方 向 性 として 1 受 注 機 会 消 費 需 要 を 増 やす 2 企 業 の 体 質 改 善 を 促 す 3 企 業 の 立 地 や 店 舗 事 業 所 等 の 開 業 を 促 す の3つを 示 すとともに それぞれに 具 体 的 な 取 り 組 みの 方 針 と 計 画 期 間 中 に 重 点 的 に 実 行 する 取 り 組 み 及 び 事 業 を 掲 載 しました 取 り 組 みの 方 向 性 と 施 策 方 向 性 1 消 費 需 要 受 注 機 会 を 増 やす ~ 域 外 を 含 めた 新 たな 需 要 の 喚 起 創 出 と 受 注 機 会 の 拡 大 ~ 1 域 内 消 費 需 要 の 喚 起 創 出 2 域 外 からの 消 費 需 要 創 出 3 官 公 需 施 策 の 推 進 と 行 政 事 務 の 見 直 しによる 仕 事 量 の 拡 大 方 向 性 2 中 小 企 業 の 体 質 改 善 を 促 す ~ 資 金 調 達 や 経 営 革 新 人 材 の 確 保 など 経 営 の 維 持 拡 大 に 向 けた 支 援 ~ 1 中 小 企 業 制 度 融 資 の 充 実 2 経 営 力 向 上 人 材 確 保 などに 向 けた 支 援 方 向 性 3 企 業 の 立 地 や 店 舗 事 業 所 の 開 業 を 促 す ~ 企 業 誘 致 の 推 進 と 創 業 支 援 などによる 事 業 所 の 開 業 促 進 ~ 1 新 たな 企 業 の 立 地 既 存 企 業 の 再 投 資 を 促 す 2 創 業 事 業 所 の 開 業 を 促 す - 32 -
中 小 企 業 振 興 に 向 けた 概 念 ( 考 え 方 ) 図 市 の 責 務 条 例 第 3 条 方 向 性 1 消 費 需 要 受 注 機 会 を 増 やす 1 域 内 消 費 需 要 の 喚 起 創 出 2 域 外 からの 消 費 需 要 創 出 3 官 公 需 施 策 の 推 進 と 行 政 事 務 の 見 直 しによる 仕 事 量 の 拡 大 方 向 性 2 中 小 企 業 の 体 質 改 善 を 促 す 1 中 小 企 業 制 度 融 資 の 充 実 2 経 営 力 向 上 人 材 の 確 保 など に 向 けた 支 援 中 小 企 業 方 向 性 3 企 業 の 立 地 や 店 舗 事 業 所 の 開 業 を 促 す 1 新 たな 企 業 の 立 地 既 存 企 業 の 再 投 資 を 促 す 2 創 業 事 業 所 の 開 業 を 促 す 中 小 企 業 者 の 責 務 条 例 第 4 条 中 小 企 業 の 自 助 努 力 意 欲 ある 中 小 企 業 の 増 加 高 い 経 営 力 を 持 つ 企 業 の 増 加 中 小 企 業 の 振 興 - 33 -
方 向 性 1 消 費 需 要 受 注 機 会 を 増 やす ~ 域 外 を 含 めた 新 たな 需 要 の 喚 起 創 出 と 受 注 機 会 の 拡 大 ~ 1 現 状 の 課 題 景 況 リポートからは 需 要 の 低 迷 同 業 他 社 との 価 格 競 争 の 激 化 の 声 が 多 く 聞 かれています 統 計 データからは 本 市 は 建 設 業 や 個 人 向 けのサービス 事 業 者 の 構 成 比 が 国 県 と 比 較 して 高 いこと( 特 化 係 数 が 1.0 超 )や 域 内 消 費 の 中 心 となる 人 口 の 減 少 や 預 金 額 の 増 加 地 域 経 済 への 波 及 効 果 が 大 きい 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 減 少 傾 向 など 需 要 の 低 迷 競 争 の 激 化 を 裏 付 ける 状 況 がみ られます 2 課 題 に 対 する 取 り 組 み 方 針 需 要 の 低 迷 が 課 題 となるなか 市 全 体 としては 域 内 経 済 の 総 量 (パイ)をいかに 大 きくするかが 重 要 になります 市 の 人 口 減 少 高 齢 化 の 進 展 は 不 可 避 であることから 地 域 の 顔 である 中 心 市 街 地 や 拠 点 市 街 地 の 活 性 化 に 重 点 的 な 投 資 を 行 い 域 内 における 新 たな 需 要 を 掘 り 起 こすとともに 域 外 からの 需 要 を 喚 起 創 出 する 取 り 組 みを 推 進 します 市 が 発 注 する 工 事 等 に 関 しては 量 的 な 限 りがある 中 地 域 の 企 業 の 育 成 も 視 野 に 入 れながら 可 能 な 限 り 市 内 事 業 者 の 受 注 を 増 やしていくとともに 他 の 公 的 機 関 からの 受 注 機 会 の 拡 大 に 向 け た 取 り 組 みの 検 討 を 進 めます また 行 政 事 務 の 見 直 しによる 委 託 化 などにより 中 小 企 業 への 仕 事 量 の 拡 大 を 図 っていきます (1) 計 画 期 間 中 に 重 点 的 に 実 行 する 取 り 組 み 1 域 内 消 費 需 要 の 喚 起 創 出 シニア 世 代 や 子 育 て 世 代 の 消 費 需 要 を 喚 起 するための 取 り 組 みを 進 めます 消 費 の 中 心 となる 中 心 市 街 地 拠 点 市 街 地 のリニューアルを 図 るための 取 り 組 みを 進 めます 市 内 事 業 者 との 連 携 を 図 りながら 地 産 地 消 の 取 り 組 みを 進 めます 2 域 外 からの 消 費 需 要 創 出 消 費 の 中 心 となる 中 心 市 街 地 拠 点 市 街 地 のリニューアルを 図 るための 取 り 組 みを 進 めます ( 再 掲 ) 市 内 の 豊 かな 農 水 産 物 を 生 かし 食 を 中 心 にした 集 客 の 取 り 組 みを 進 めます 観 光 客 の 消 費 額 を 増 やすため 宿 泊 観 光 やシニア 世 代 をターゲットにした 取 り 組 みを 進 めます - 34 -
3 官 公 需 施 策 の 推 進 と 行 政 事 務 の 見 直 しによる 仕 事 量 の 拡 大 大 型 工 事 等 の 発 注 方 法 の 変 更 ( 工 事 の 一 部 を 分 割 発 注 )など 入 札 制 度 等 の 運 用 により 工 事 調 達 における 市 内 事 業 者 の 受 注 割 合 の 拡 大 に 努 めます 市 内 事 業 者 の 受 注 割 合 が 高 い 施 設 の 維 持 等 に 関 わる 工 事 の 発 注 量 の 安 定 化 に 努 めます 防 衛 省 南 関 東 防 衛 局 米 海 軍 横 須 賀 基 地 など 他 の 公 的 機 関 が 発 注 する 工 事 や 物 品 に 対 する 市 内 事 業 者 の 受 注 機 会 を これまで 以 上 に 増 やすための 支 援 策 の 検 討 を 進 めます 水 道 事 業 下 水 道 事 業 の 業 務 のあり 方 を 見 直 し 委 託 化 の 推 進 や 工 事 委 託 業 務 の 発 注 量 の 増 加 による 市 内 事 業 者 の 受 注 機 会 拡 大 に 努 めます 指 定 管 理 者 から 市 内 企 業 への 発 注 について 積 極 かつ 具 体 的 な 提 案 がされるよう 指 定 管 理 者 の 選 考 基 準 を 見 直 します - 35 -
(2) 平 成 25 年 度 実 施 予 定 事 業 ( 実 施 内 容 など 詳 細 については 別 冊 に 掲 載 ) 1 域 内 消 費 需 要 の 喚 起 創 出 実 施 計 画 掲 載 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 定 住 促 進 事 業 政 策 推 進 部 政 策 推 進 課 1 拡 ストップ 地 球 温 暖 化 対 策 事 業 環 境 政 策 部 環 境 企 画 課 2 集 客 イベント 事 業 経 済 部 商 業 観 光 課 3 商 業 活 性 化 推 進 事 業 経 済 部 商 業 観 光 課 3 商 店 街 応 援 事 業 経 済 部 商 業 観 光 課 4 拡 産 業 PR 営 業 支 援 事 業 経 済 部 商 業 観 光 課 4 地 産 地 消 推 進 事 業 経 済 部 農 林 水 産 課 5 拡 谷 戸 地 域 住 環 境 対 策 事 業 都 市 部 都 市 計 画 課 6 市 街 地 再 開 発 事 業 都 市 部 市 街 地 整 備 景 観 課 6 住 宅 の 耐 震 補 強 工 事 助 成 事 業 都 市 部 建 築 指 導 課 7 関 連 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 新 横 須 賀 中 央 エリア 再 生 促 進 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 7 拡 都 市 計 画 決 定 等 事 業 都 市 部 都 市 計 画 課 8 まちづくり 支 援 事 業 都 市 部 市 街 地 整 備 景 観 課 8 拡 建 築 指 導 行 政 経 費 都 市 部 建 築 指 導 課 8-36 -
2 域 外 からの 消 費 需 要 創 出 実 施 計 画 掲 載 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 拡 集 客 プロモーション 事 業 経 済 部 商 業 観 光 課 9 集 客 イベント 事 業 再 掲 経 済 部 商 業 観 光 課 3 地 産 地 消 推 進 事 業 再 掲 経 済 部 農 林 水 産 課 5 市 街 地 再 開 発 事 業 再 掲 都 市 部 市 街 地 整 備 景 観 課 6 関 連 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 拡 シティセールス 推 進 事 業 政 策 推 進 部 政 策 推 進 課 10 拡 セールスプロモーション 事 業 経 済 部 商 業 観 光 課 10 新 横 須 賀 中 央 エリア 再 生 促 進 事 業 再 掲 経 済 部 経 済 企 画 課 7 拡 都 市 計 画 決 定 等 事 業 再 掲 都 市 部 都 市 計 画 課 8 まちづくり 支 援 事 業 再 掲 都 市 部 市 街 地 整 備 景 観 課 8 3 官 公 需 施 策 の 推 進 と 行 政 事 務 の 見 直 しによる 仕 事 量 の 拡 大 関 連 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 基 地 対 策 業 務 政 策 推 進 部 基 地 対 策 課 11 拡 配 水 管 漏 水 調 査 事 業 上 下 水 道 局 水 道 管 路 維 持 課 11-37 -
方 向 性 2 中 小 企 業 の 体 質 改 善 を 促 す ~ 資 金 調 達 や 経 営 革 新 人 材 の 確 保 など 経 営 の 維 持 拡 大 に 向 けた 支 援 ~ 1 現 状 の 課 題 景 況 リポートでは 取 引 先 からの 単 価 引 き 下 げや 発 注 元 からのコストダウンの 要 求 などその 立 場 から 生 じる 課 題 や 原 材 料 価 格 や 仕 入 れ 単 価 の 上 昇 など 社 会 経 済 環 境 の 変 化 から 生 じる 課 題 人 材 の 確 保 育 成 技 術 の 承 継 の 困 難 さなどが 示 されています また 経 営 改 善 のため 施 設 や 設 備 の 老 朽 化 や 新 たな 受 注 への 対 応 を 図 るために 既 存 設 備 の 更 新 の 必 要 性 が 課 題 として 挙 げられています 統 計 データ 中 小 企 業 施 策 の 実 施 状 況 からは 当 面 の 資 金 繰 り 対 策 が 必 要 な 企 業 や 倒 産 に 至 って しまう 企 業 が 増 加 傾 向 にあるなど 経 営 基 盤 の 脆 弱 さがみられます また 独 自 の 技 術 ノウハウを 生 かしつつ 新 製 品 新 サービスの 創 出 など 経 営 体 質 の 改 善 を 支 える 行 政 施 策 が 活 用 されていない 状 況 がみられます 2 課 題 に 対 する 取 り 組 み 方 針 資 金 は 企 業 経 営 の 根 幹 となります 中 小 企 業 経 営 を 安 定 に 導 くため 多 様 な 資 金 調 達 手 段 円 滑 な 資 金 調 達 を 可 能 にするため 金 融 環 境 を 整 備 します 他 方 企 業 経 営 の 維 持 拡 大 には 売 り 上 げが 伸 びることが 重 要 になります 需 要 が 低 迷 している 中 で 企 業 間 競 争 に 打 ち 勝 つには より 魅 力 的 で 付 加 価 値 の 高 い 財 サービスを 提 供 することが 重 要 になります 中 小 企 業 の 経 営 に 関 しては 自 助 努 力 としながらも 設 備 投 資 経 営 革 新 への 取 り 組 み 人 材 の 確 保 定 着 育 成 など 強 い 経 営 体 質 づくりを 目 指 す 企 業 を 支 援 します (1) 計 画 期 間 中 に 重 点 的 に 実 行 する 取 り 組 み 1 中 小 企 業 制 度 融 資 の 充 実 中 小 企 業 が 必 要 とする 資 金 の 融 資 を 低 利 で 円 滑 に 進 めることにより 経 営 の 安 定 を 図 ります 中 小 企 業 の 資 金 ニーズや 時 々の 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 するため 柔 軟 に 資 金 メニューの 創 設 廃 止 を 図 ります 中 小 企 業 の 円 滑 な 資 金 調 達 を 実 現 するために 必 要 な 信 用 保 証 にかかる 負 担 軽 減 を 図 ります 2 経 営 力 向 上 人 材 確 保 などに 向 けた 支 援 新 事 業 への 展 開 業 態 の 転 換 など 中 小 企 業 経 営 者 の 経 営 改 善 改 革 意 欲 を 喚 起 します 企 業 PR や 公 的 認 証 取 得 など 自 社 の 競 争 力 信 用 力 を 高 める 取 り 組 みを 支 援 します 自 社 の 成 長 を 目 的 とする 新 たな 設 備 導 入 や 業 態 の 転 換 事 業 の 不 調 に 伴 う 転 業 など 事 業 者 の 新 陳 代 謝 を 促 進 するため 支 援 制 度 や 相 談 機 能 の 充 実 を 図 ります 設 備 投 資 を 促 進 するため 各 種 支 援 制 度 の 適 用 要 件 の 見 直 しをはかるとともに 市 に 権 限 がある 規 制 等 については 地 域 の 実 情 に 合 わせて 可 能 な 限 りの 緩 和 を 図 ります 課 題 とされている 人 材 確 保 定 着 育 成 技 術 承 継 に 向 けた 取 り 組 みを 進 めます - 38 -
(2) 平 成 25 年 度 実 施 予 定 事 業 ( 実 施 内 容 など 詳 細 については 別 冊 に 掲 載 ) 1 中 小 企 業 制 度 融 資 の 充 実 実 施 計 画 掲 載 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 拡 中 小 企 業 等 金 融 対 策 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 12 2 経 営 力 向 上 人 材 確 保 などに 向 けた 支 援 実 施 計 画 掲 載 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 介 護 施 設 等 人 材 育 成 支 援 事 業 福 祉 部 介 護 保 険 課 13 拡 雇 用 促 進 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 拡 創 業 経 営 改 善 支 援 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 13 14 工 業 振 興 対 策 事 業 電 気 自 動 車 普 及 促 進 事 業 企 業 等 立 地 促 進 事 業 経 済 部 企 業 誘 致 工 業 振 興 課 経 済 部 企 業 誘 致 工 業 振 興 課 経 済 部 企 業 誘 致 工 業 振 興 課 15 15 16 拡 キャリア 教 育 推 進 事 業 教 育 委 員 会 教 育 指 導 課 16 拡 中 小 企 業 等 金 融 対 策 事 業 再 掲 経 済 部 経 済 企 画 課 12 拡 産 業 PR 営 業 支 援 事 業 再 掲 経 済 部 商 業 観 光 課 4 関 連 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 中 小 企 業 振 興 対 策 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 17 経 済 関 係 団 体 支 援 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 17 商 工 相 談 事 業 経 済 部 経 済 企 画 課 18 横 須 賀 リサーチパーク 推 進 事 業 経 済 部 企 業 誘 致 工 業 振 興 課 18 新 市 内 水 道 工 事 事 業 者 等 技 術 支 援 事 業 上 下 水 道 局 技 術 推 進 課 18-39 -
方 向 性 3 企 業 の 立 地 や 店 舗 事 業 所 の 開 業 を 促 す ~ 企 業 誘 致 の 推 進 と 創 業 支 援 などによる 事 業 所 の 開 業 促 進 ~ 1 現 状 の 課 題 景 況 リポートにおける 行 政 への 要 望 意 見 として 企 業 誘 致 を 積 極 的 に 進 め 雇 用 の 改 善 を 図 るな どの 意 見 が 複 数 みられます 新 設 事 業 所 の 増 加 は 雇 用 の 増 加 に 直 結 することから 市 ではこれま で 企 業 誘 致 の 取 り 組 みを 積 極 的 に 進 めるとともに 空 き 店 舗 対 策 創 業 支 援 など 事 業 所 の 新 設 を 促 す 取 り 組 みを 進 めています しかし 厳 しい 経 済 環 境 が 続 くなか 本 市 に 限 りませんが 事 業 所 の 開 業 率 は 大 きく 低 下 している 状 況 にあります 2 課 題 に 対 する 取 り 組 み 方 針 エネルギー 環 境 など 成 長 分 野 に 重 点 をおいた 企 業 誘 致 を 進 めるとともに 既 存 企 業 の 新 たな 投 資 を 促 します また これまで 誘 致 した 企 業 と 既 存 企 業 が 連 携 できるような 環 境 整 備 を 進 め 新 規 立 地 企 業 の 定 着 を 図 ります 優 れたビジネスプランを 持 つ 人 を 支 援 し 開 業 を 促 すとともに 本 市 の 魅 力 的 な 資 源 である 農 水 産 物 を 生 かした 事 業 化 を 支 援 します (1) 計 画 期 間 中 に 重 点 的 に 実 行 する 取 り 組 み 1 新 たな 企 業 の 立 地 既 存 企 業 の 再 投 資 を 促 す 新 規 に 立 地 する 企 業 既 存 企 業 の 再 投 資 ( 事 業 所 の 新 設 )を 促 進 するため 誘 致 対 象 業 種 の 拡 大 支 援 メニューの 充 実 見 直 しを 図 ります 市 有 地 民 有 地 を 含 めた 産 業 用 地 の 創 出 を 図 ります 誘 致 した 企 業 の 地 域 定 着 を 意 識 したフォローアップの 強 化 既 存 企 業 との 連 携 の 場 づくりなど ネットワーク 構 築 の 促 進 を 図 ります 2 創 業 事 業 所 の 開 業 を 促 す 創 業 への 思 い 優 れたビジネスアイデアを 実 現 するため 創 業 支 援 策 の 充 実 を 図 ります 起 業 家 が 円 滑 に 創 業 できるよう 施 設 面 での 支 援 を 行 います 農 業 漁 業 食 など 地 域 の 資 源 を 生 かした 起 業 を 喚 起 創 出 します (6 次 産 業 化 農 商 工 連 携 ) - 40 -
(2) 平 成 25 年 度 実 施 予 定 事 業 ( 実 施 内 容 など 詳 細 については 別 冊 に 掲 載 ) 1 新 たな 企 業 の 立 地 既 存 企 業 の 再 投 資 を 促 す 実 施 計 画 掲 載 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 拡 中 小 企 業 等 金 融 対 策 事 業 再 掲 経 済 部 経 済 企 画 課 12 企 業 等 立 地 促 進 事 業 再 掲 経 済 部 企 業 誘 致 工 業 振 興 課 16 2 創 業 事 業 所 の 開 業 を 促 す 実 施 計 画 掲 載 事 業 事 業 名 備 考 担 当 部 課 別 冊 掲 載 頁 拡 創 業 経 営 改 善 支 援 事 業 再 掲 経 済 部 経 済 企 画 課 14 商 業 活 性 化 推 進 事 業 再 掲 経 済 部 商 業 観 光 課 3 地 産 地 消 推 進 事 業 再 掲 経 済 部 農 林 水 産 課 5 関 連 事 業 商 工 相 談 事 業 再 掲 経 済 部 経 済 企 画 課 18-41 -
第 7 章 計 画 の 目 標 と 進 行 管 理 指 標 1 計 画 の 目 標 本 計 画 の 目 標 を 横 須 賀 市 中 小 企 業 景 況 リ ポ ー ト に お け る 中 小 企 業 の 景 況 感 ( DI 値 ) とします 毎 年 1 月 に 発 表 す る 調 査 結 果 の 前 年 比 較 で 向 上 を 図 ることを 目 指 し ま す 項 目 数 値 基 準 年 横 須 賀 市 中 小 企 業 景 況 リポートにおける 全 産 業 の 景 況 感 DI 値 ( 良 い)-( 悪 い ) の 構 成 比 の 差 し 引 き 18 平 成 25 年 1 月 2 取 り 組 み の 方 向 性 別 の 進 行 管 理 指 標 各 取 り 組 み の 方 向 性 ごとに 進 行 管 理 指 標 を 設 定 し 毎 年 そ の 進 捗 状 況 を 点 検 し 構 成 事 業 の 見 直 し 改 善 等 を 図 っ て い き ま す なお その 状 況 に つ い て は 構 成 事 業 の 実 施 状 況 と 併 せ て 毎 年 市 議 会 に 報 告 します 方 向 性 1 消 費 需 要 受 注 機 会 を 増 やす 項 目 基 準 年 ( 度 ) 数 値 単 位 1 年 間 商 品 販 売 額 57,106,960 万 円 平 成 19 年 2 製 造 品 出 荷 額 70,093,396 万 円 平 成 22 年 3 主 要 集 客 施 設 利 用 客 数 2,110,018 人 平 成 23 年 4 市 発 注 工 事 の 市 内 事 業 者 受 注 割 合 52.2 % 平 成 23 年 度 方 向 性 2 中 小 企 業 の 体 質 改 善 を 促 す 項 目 基 準 年 ( 度 ) 数 値 単 位 1 新 規 求 人 数 (ハローワークよこすか 管 内 ) 9,625 人 平 成 23 年 2 有 効 求 人 倍 率 (ハローワークよこすか 管 内 ) 0.30 倍 平 成 23 年 度 3 倒 産 件 数 ( 負 債 額 1,000 万 円 以 上 ) 31 件 平 成 23 年 度 4 資 金 使 途 が 設 備 投 資 に 限 った 融 資 額 ( 横 須 賀 市 中 小 企 業 制 度 融 資 ) - 42-150 百 万 円 平 成 23 年 度