外国人技能実習制度について



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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

スライド 1

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

Microsoft Word - 目次.doc

平成16年度

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

基発第 号

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1


平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

【労働保険事務組合事務処理規約】

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セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

Microsoft Word - H24様式(那珂市版).doc

平成21年9月29日

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

m07 北見工業大学 様式①

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

18 国立高等専門学校機構

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

東久留米市訓令乙第   号

スライド 1

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

別紙3

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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16 日本学生支援機構

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

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●幼児教育振興法案

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

公表表紙

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

6 謝金(給与等)

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

公立大学法人秋田県立大学給与規程(案)

定款

Microsoft Word - y doc

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

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1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

施 設 利 用 に 伴 う 設 営 物 物 販 の 確 認 業 務 災 害 時 の 対 応 急 病 等 への 対 応 遺 失 物 拾 得 物 の 対 応 事 件 事 故 への 対 応 ( 2 ) 公 園 の 使 用 料 の 徴 収 に 関 す る 業 務 一 般 利 用 者 予 約 等 対 応 業

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第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

PowerPoint プレゼンテーション

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1,

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

1. 任 免 1-1 採 用 ( 試 験 採 用 ) 1 任 免 試 験 採 用 採 用 者 予 定 者 数 報 告 試 験 公 告 任 命 結 果 通 知 書 採 用 予 定 者 数 の 報 告 採 用 説 明 会 の 計 画 実 施 人 事 異 動 対 象 者

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Microsoft PowerPoint - 基金制度

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

社 会 保 険 の 加 入 に 関 する 下 請 指 導 ガイドライン(2/2) (6) 施 工 体 制 台 帳 の 作 成 を 要 しない 工 事 における 取 扱 い 建 設 工 事 の 施 工 に 係 る 下 請 企 業 の 社 会 保 険 の 加 入 状 況 及 び 各 作 業 員 の 保

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

Taro-38 H 財形貯蓄事務取

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

Taro-01 議案概要.jtd

全設健発第     号

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

●電力自由化推進法案

①表紙

るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

Transcription:

( 別 添 ) 外 国 人 技 能 実 習 制 度 について 技 能 実 習 生 の 受 け 入 れを 希 望 する 場 合 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )には 次 の 業 務 及 び 費 用 等 が 発 生 いたしますので 以 下 の 事 項 にご 留 意 ください 以 下 は 現 在 の 法 令 等 に 基 づいたものであり 今 後 法 令 等 の 改 正 により 変 更 さ れる 可 能 性 があります 1 外 国 人 技 能 実 習 制 度 ( 介 護 職 種 追 加 関 連 )(P3 参 照 ) 必 要 なコミュニケーション 能 力 について 入 国 段 階 で 実 習 生 に 求 める 日 本 語 能 力 は 日 本 語 能 力 検 定 N4 程 度 を 要 件 とし 2 年 目 に 移 行 する 際 には N3 程 度 が 要 件 となります このため 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )による 日 本 語 研 修 の 実 施 が 求 められます 夜 勤 業 務 等 について 夜 勤 業 務 等 については 安 全 上 の 懸 念 が 生 じることのないよう 2 年 目 以 降 の 実 習 生 に 限 定 することとなります 2 実 習 実 施 機 関 に 係 る 役 割 要 件 (P3,4 参 照 ) 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )において 技 能 実 習 指 導 員 及 び 生 活 指 導 員 の 配 置 が 求 められます 3 費 用 について(P4 参 照 ) 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )において 実 習 生 一 人 当 たり3 年 間 で 約 200 万 円 ~ 300 万 円 程 度 の 費 用 が 発 生 する 予 定 です ( 現 時 点 での 想 定 される 概 算 額 です ) 技 能 実 習 生 本 人 には 雇 用 契 約 に 基 づき 賃 金 等 が 発 生 することとなります 4 技 能 実 習 生 の 処 遇 について(P5,6 参 照 ) 技 能 実 習 条 件 の 明 示 について 外 国 人 が 理 解 しにくい 日 本 独 自 の 賞 与 や 手 当 等 の 賃 金 構 造 税 金 について 実 習 生 が 正 確 に 理 解 できるよう 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )による 説 明 ( 母 国 語 併 記 )の 徹 底 が 求 められます 労 働 関 係 法 令 等 の 遵 守 について 労 働 関 係 法 令 等 ( 労 働 基 準 法 等 )の 順 守 が 求 められます 賃 金 について 日 本 人 が 従 事 する 場 合 の 報 酬 と 同 等 額 以 上 であること と 規 定 されています よって 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )の 給 与 規 定 等 に 準 拠 する 必 要 があります また 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )において 各 種 社 会 保 険 等 ( 健 康 保 険 厚 生 年 金 雇 用 保 険 労 災 保 険 等 )に 加 入 しなければなりません 5 受 入 れ 人 数 枠 について(P6 参 照 ) 6 技 能 実 習 計 画 の 作 成 及 び 報 告 について 適 切 なOJT 実 施 の 観 点 から 技 能 等 修 得 活 動 ( 講 習 による 知 識 修 得 活 動 を 含 む)について 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )において 具 体 的 なスケジュール カリキュラム 指 導 体 制 等 を 記 載 し 技 能 移 転 の 対 象 項 目 ごとに 詳 細 な 技 能 実 習 計 画 の 作 成 及 び 報 告 が 求 め られます 1 / 7

1 外 国 人 技 能 実 習 制 度 のあらまし 1 趣 旨 開 発 途 上 国 等 には 経 済 発 展 産 業 振 興 の 担 い 手 となる 人 材 の 育 成 を 行 うために 先 進 国 の 進 んだ 技 能 技 術 知 識 ( 以 下 技 能 等 という )を 修 得 させようとす るニーズがあります 我 が 国 では このニーズに 応 えるため 諸 外 国 の 青 壮 年 労 働 者 を 一 定 期 間 産 業 界 に 受 け 入 れて 産 業 上 の 技 能 等 を 修 得 してもらう 外 国 人 技 能 実 習 制 度 という 仕 組 みがあります この 制 度 は 技 能 実 習 生 へ 技 能 等 の 移 転 を 図 り その 国 の 経 済 発 展 を 担 う 人 材 育 成 を 目 的 としたもので 我 が 国 の 国 際 協 力 国 際 貢 献 の 重 要 な 一 翼 を 担 っています 外 国 人 技 能 実 習 制 度 の 利 用 によって 以 下 に 役 立 ててもらうことにしていま す (1) 技 能 実 習 生 は 修 得 技 能 と 帰 国 後 の 能 力 発 揮 により 自 身 の 職 業 生 活 の 向 上 や 産 業 企 業 の 発 展 に 貢 献 (2) 技 能 実 習 生 は 母 国 において 修 得 した 能 力 やノウハウを 発 揮 し 品 質 管 理 労 働 慣 行 コスト 意 識 等 事 業 活 動 の 改 善 や 生 産 向 上 に 貢 献 (3) 我 が 国 の 実 習 実 施 機 関 等 にとっては 外 国 企 業 との 関 係 強 化 経 営 の 国 際 化 社 内 の 活 性 化 生 産 に 貢 献 2 概 要 技 能 実 習 制 度 は 最 長 3 年 の 期 間 において 技 能 実 習 生 が 雇 用 関 係 の 下 日 本 の 産 業 職 業 上 の 技 能 等 の 修 得 習 熟 をすることを 内 容 とするものです 団 体 監 理 型 の 場 合 技 能 実 習 生 は 入 国 後 1~2ヵ 月 間 監 理 団 体 が 行 う 講 習 ( 日 本 語 教 育 技 能 実 習 生 の 法 的 保 護 に 必 要 な 講 義 など)を 受 けた 後 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )との 雇 用 関 係 の 下 で 実 践 的 な 技 能 等 の 修 得 を 図 ります 技 能 修 得 の 成 果 が 一 定 水 準 以 上 に 達 していると 認 められるなどして 技 能 実 習 2 号 への 変 更 許 可 を 受 けることにより 最 長 3 年 間 の 技 能 実 習 が 行 えます ( 優 良 な 監 理 団 体 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )が 受 け 入 れる 一 定 の 要 件 を 満 たす 技 能 実 習 生 に 対 して 技 能 実 習 期 間 の 延 長 又 は 再 実 習 ( 最 長 3 年 間 最 長 5 年 間 )が 予 定 さ れています ) 商 工 会 や 中 小 企 業 団 体 等 営 利 を 目 的 としない 団 体 ( 監 理 団 体 )が 技 能 実 習 生 を 受 け 入 れ 傘 下 の 企 業 等 ( 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 ))で 技 能 実 習 を 実 施 技 能 実 習 生 は 技 能 実 習 1 号 終 了 時 に 移 行 対 象 職 種 作 業 について 技 能 検 定 基 礎 2 級 等 に 合 格 し 在 留 資 格 変 更 許 可 を 受 けると 技 能 実 習 2 号 へ 移 行 することができ ます 介 護 職 種 の 場 合 この 時 点 で N3 程 度 の 日 本 語 能 力 が 求 められます 入 国 1 年 目 入 国 2 3 年 目 在 留 資 格 技 能 実 習 1 号 在 留 資 格 技 能 実 習 2 号 2 / 7

3 介 護 職 種 の 追 加 について 外 国 人 技 能 実 習 制 度 に 介 護 職 種 を 追 加 することについては 日 本 再 興 戦 略 ( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )において 介 護 分 野 特 有 の 観 点 を 踏 まえつつ 年 内 を 目 途 に 検 討 し 結 論 を 得 ることとされており 厚 生 労 働 省 において 外 国 人 介 護 人 材 受 入 れの 在 り 方 に 関 する 検 討 会 のなかで 議 論 がされています 日 本 は 他 国 と 比 較 し 高 齢 化 が 急 速 に 進 展 しており 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 等 介 護 ニーズの 高 度 化 多 様 化 に 対 応 している 日 本 の 介 護 技 術 を 海 外 から 取 り 入 れよう とする 動 きも 出 てきています こうした 介 護 技 能 を 他 国 に 移 転 することは 国 際 的 に 意 義 のあるものであり 制 度 趣 旨 にも 適 うものです 4 必 要 なコミュニケーション 能 力 について 1 年 目 ( 入 国 時 )は 業 務 の 到 達 水 準 として 指 示 の 下 であれば 決 められた 手 順 等 に 従 って 基 本 的 な 介 護 を 実 践 できるレベル を 想 定 することから 基 本 的 な 日 本 語 を 理 解 することができる 水 準 である N4 程 度 を 要 件 として 課 し さらに N3 程 度 を 望 ましい 水 準 として 個 々の 事 業 者 や 実 習 生 の 自 主 的 な 努 力 を 求 め 2 年 目 の 業 務 への 円 滑 な 移 行 を 図 ることとしています 実 習 2 年 目 (2 号 )については 到 達 水 準 として 指 示 の 下 であれば 利 用 者 の 心 身 の 状 況 に 応 じた 介 護 を 一 定 程 度 実 践 できるレベル を 想 定 することから N3 程 度 を2 号 移 行 時 の 要 件 とします また 専 門 用 語 や 方 言 について 一 定 程 度 の 理 解 ができるよう 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )による 研 修 等 を 実 施 する 必 要 があります 日 本 語 能 力 試 験 の 目 安 N5 基 本 的 な 日 本 語 をある 程 度 理 解 することができる N4 基 本 的 な 日 本 語 を 理 解 することができる N3 日 常 的 な 場 面 で 使 われる 日 本 語 をある 程 度 理 解 することができる N2 日 常 的 な 場 面 で 使 われる 日 本 語 の 理 解 に 加 え より 幅 広 い 場 面 で 使 われる 日 本 語 を ある 程 度 理 解 することができる N1 幅 広 い 場 面 で 使 われる 日 本 語 を 理 解 することができる 5 夜 勤 業 務 等 について 技 能 実 習 生 の 夜 勤 業 務 等 少 人 数 の 状 況 下 での 勤 務 や 緊 急 時 対 応 が 求 められる 業 務 等 については 安 全 上 の 懸 念 が 生 じることのないよう 業 界 におけるガイドラ イン 作 成 等 により 2 年 目 以 降 の 実 習 生 に 限 定 されます 2 実 習 実 施 機 関 に 係 る 役 割 要 件 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )は 技 能 実 習 生 に 対 し 実 際 に 技 能 等 を 修 得 さ せる 立 場 にあります 技 能 実 習 指 導 員 を 配 置 し 技 能 実 習 計 画 に 従 って 技 能 実 習 を 実 施 するとともに 生 活 指 導 員 を 配 置 し 技 能 実 習 生 の 生 活 管 理 にも 細 かく 配 慮 するな ど 技 能 実 習 が 円 滑 に 行 われるようにすることが 求 められます 3 / 7

( 要 件 ) 1 技 能 実 習 指 導 員 及 び 生 活 指 導 員 を 配 置 していること 2 技 能 実 習 日 誌 を 作 成 し 備 え 付 け 技 能 実 習 終 了 後 1 年 以 上 保 存 すること 3 技 能 実 習 生 に 対 する 報 酬 が 日 本 人 が 従 事 する 場 合 と 同 等 額 以 上 であること 4 他 に 技 能 実 習 生 用 の 宿 泊 施 設 確 保 労 災 保 険 等 の 保 障 措 置 経 営 者 等 に 係 る 欠 格 事 由 等 の 要 件 あり 3 費 用 について 下 表 は 1 病 院 が 一 度 に4 人 採 用 した 場 合 1 人 当 たりの3 年 間 分 の 概 算 例 です ただし 現 時 点 での 概 算 額 のため 今 後 諸 要 素 により 変 動 することが 予 想 されます 1 下 表 の 他 に 技 能 実 習 生 本 人 には 雇 用 契 約 に 基 づき 賃 金 等 が 発 生 することとな ります 2 下 表 の 他 に 別 途 費 用 ( 訪 問 指 導 費 監 査 費 等 )が 必 要 となる 可 能 性 があります 3 EPA で 人 材 を 受 け 入 れた 場 合 3 年 間 で 約 900 万 円 程 度 掛 かります ( 例 ) 技 能 実 習 生 受 入 の 概 算 費 用 の 一 例 注 : 受 入 国 や 利 用 業 者 等 で 異 なります 1. 人 材 コンサルタント 教 育 費 用 項 目 初 年 度 2 年 目 3 年 目 合 計 1コンサルタント 費 ( 内 定 時 分 ) 200,000 200,000 2 日 本 語 教 育 費 200,000 200,000 2. 面 接 の 費 用 1 渡 航 費 移 動 費 宿 泊 費 70,000 70,000 2 会 場 費 通 訳 費 20,000 20,000 3 最 終 選 考 渡 航 費 移 動 費 宿 泊 費 70,000 70,000 4 最 終 選 考 会 場 費 通 訳 費 10,000 10,000 3. 受 入 時 の 費 用 1 入 国 帰 国 費 用 ( 国 内 移 動 費 含 ) 80,000 80,000 160,000 2 総 合 保 険 費 用 25,090 25,090 3コンサルタント 費 ( 入 職 時 分 ) 200,000 200,000 4. 受 入 時 の 研 修 費 用 150,000 150,000 5.その 他 の 費 用 1 在 留 期 間 更 新 手 続 代 行 手 数 料 1,414 1,414 1,414 4,242 2 在 留 期 間 更 新 手 続 き 費 用 ( 印 紙 ) 4,000 4,000 8,000 3 技 能 検 定 試 験 受 験 料 20,000 20,000 4JITCO( 国 際 研 修 協 力 機 構 ) 年 会 費 12,500 12,500 12,500 37,500 6. 管 理 費 1 送 り 出 し 機 関 管 理 費 60,000 60,000 60,000 180,000 2 監 理 団 体 管 理 費 240,000 240,000 240,000 720,000 合 計 1,363,004 317,914 383,914 2,074,832 4 / 7

4 技 能 実 習 生 の 処 遇 について( 現 在 の 他 業 種 の 規 定 ) 1 技 能 実 習 生 の 処 遇 講 習 期 間 ( 入 国 後 1~2ヵ 月 間 ) 中 は 技 能 実 習 生 に 係 る 雇 用 契 約 が 未 だ 発 効 し ていないので 監 理 団 体 が 収 入 のない 技 能 実 習 生 に 生 活 上 の 必 要 な 実 費 として 講 習 手 当 を 支 給 することになります 宿 舎 は 無 償 提 供 とします また 講 習 手 当 の 額 は 入 国 前 に 技 能 実 習 生 に 示 すことが 求 められます なお 講 習 期 間 中 に 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )が 未 だ 雇 用 関 係 の 生 じ ていない 技 能 実 習 生 に 対 して 指 揮 命 令 を 行 うことはできないので 講 習 のない 休 日 や 夜 間 に 技 能 等 修 得 活 動 を 行 わせてはなりません 2 技 能 実 習 1 号 ( 講 習 期 間 を 除 く ) 及 び 技 能 実 習 2 号 活 動 期 間 中 の 処 遇 (1) 技 能 実 習 条 件 の 明 示 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )は 技 能 実 習 生 (1 号 )に 対 し 外 国 人 技 能 実 習 制 度 に 係 る 関 係 法 令 について 必 要 な 説 明 を 行 うとともに 書 面 をもっ て 予 定 されている 技 能 実 習 1 号 の 実 習 内 容 技 能 実 習 2 号 への 移 行 に 関 する 条 件 等 及 び 技 能 実 習 期 間 中 の 労 働 条 件 を 明 示 ( 母 国 語 併 記 )する 必 要 が あります (2) 雇 用 契 約 の 適 正 な 締 結 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )は トラブルの 未 然 防 止 の 観 点 から 労 働 時 間 賃 金 その 他 労 働 条 件 を 明 確 にするため 文 書 により 雇 用 契 約 を 締 結 し 労 働 条 件 通 知 書 を 交 付 ( 母 国 語 併 記 )することが 必 要 です (3) 労 働 関 係 法 令 等 の 遵 守 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )は 受 け 入 れた 技 能 実 習 生 に 関 して 労 働 基 準 法 労 働 安 全 衛 生 法 最 低 賃 金 法 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 雇 用 保 険 法 健 康 保 険 法 国 民 健 康 保 険 法 厚 生 年 金 保 険 法 国 民 年 金 法 等 労 働 者 に 係 る 諸 法 令 が 適 用 されますので これを 遵 守 しなければなりません なお 労 働 法 令 の 適 用 については 一 般 の 日 本 人 従 業 者 と 全 く 同 様 です (4) 賃 金 の 適 正 な 支 払 い 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )は 技 能 実 習 生 の 賃 金 を 本 人 に 直 接 その 全 額 を 毎 月 一 定 の 期 日 に 支 払 わなければなりません ただし 通 貨 払 いの 例 外 として (イ) 口 座 払 いの 労 使 協 定 の 締 結 (ロ) 本 人 の 書 面 による 同 意 (ハ) 本 人 の 指 定 する 金 融 機 関 の 本 人 名 義 の 預 金 口 座 に 振 り 込 むこと (ニ) 賃 金 支 払 明 細 書 の 交 付 等 一 定 の 要 件 の 下 に 金 融 機 関 への 口 座 払 いにより 賃 金 を 支 払 う ことが 出 来 ます また 金 額 払 いの 例 外 である 賃 金 控 除 については 法 定 控 除 以 外 の 費 目 を 控 除 する 場 合 には 労 使 協 定 の 締 結 が 必 要 となります この 場 合 で も 控 除 できるのは 宿 舎 費 等 の 事 理 明 白 なものに 限 られ 控 除 する 額 は 実 費 を 超 えてはなりません なお 賃 金 については 日 本 人 が 従 事 する 場 合 の 報 酬 と 同 等 額 以 上 であるこ と と 規 定 されています よって 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )の 給 与 規 定 等 に 準 拠 する 必 要 があります また 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 ) において 各 種 社 会 保 険 等 ( 健 康 保 険 厚 生 年 金 雇 用 保 険 労 災 保 険 等 )に 加 入 しなければなりません (5) 労 働 時 間 の 取 扱 い 技 能 実 習 生 (1 号 及 び2 号 )の 労 働 時 間 は 労 働 基 準 法 に 基 づき1 日 8 時 間 5 / 7

以 内 1 週 間 40 時 間 以 内 の 原 則 が 適 用 されます これを 超 えて 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )が 技 能 実 習 生 (1 号 及 び2 号 )に 時 間 外 又 は 休 日 の 労 働 をさ せる 場 合 には 法 律 の 規 定 に 従 って 労 使 協 定 を 締 結 する 等 一 定 の 手 続 きが 必 要 であり 時 間 外 割 増 賃 金 等 の 支 払 いが 必 要 となります (6) 安 全 衛 生 と 保 険 措 置 技 能 実 習 生 は 日 本 語 や 日 本 の 文 化 習 慣 に 不 自 由 不 慣 れなことから 日 本 人 に 対 するよりもさらに 職 場 や 私 生 活 上 の 安 全 衛 生 を 確 保 することが 重 要 です 実 習 実 施 機 関 ( 病 院 等 受 入 れ 施 設 )は 技 能 実 習 生 にケガをさせず 健 康 な 体 で 母 国 家 族 のもとに 帰 国 させる 義 務 があります そのためには 労 働 安 全 衛 生 法 規 の 遵 守 を 中 心 に 災 害 防 止 健 康 確 保 対 策 を 推 進 する 必 要 があります さらに 万 一 の 労 働 災 害 通 勤 途 上 災 害 に 備 えて 労 災 保 険 に 日 常 生 活 での ケガや 病 気 障 害 補 償 や 遺 族 補 償 に 備 えて 健 康 保 険 や 厚 生 年 金 保 険 等 社 会 保 険 にそれぞれ 加 入 する 必 要 があります また 技 能 実 習 生 の 入 国 在 留 管 理 に 関 する 指 針 ( 法 務 省 )において 毎 年 不 慮 の 事 故 や 疾 病 に 遭 遇 する 技 能 実 習 生 が 見 受 けられることから ( 中 略 ) 公 的 保 険 を 補 完 するものとして 民 間 の 損 害 保 険 等 に 加 入 することについても 技 能 実 習 生 の 保 護 に 資 するものといえます とされており この 民 間 の 損 害 保 険 として 外 国 人 技 能 実 習 生 総 合 保 険 があります (7) 労 働 組 合 等 との 協 議 技 能 実 習 生 の 受 入 れを 予 定 する 企 業 等 は 技 能 実 習 生 と 雇 用 関 係 に 入 ること から あらかじめ 当 該 事 業 場 の 労 働 組 合 と 技 能 実 習 生 受 入 れに 伴 う 取 扱 いに 関 して 協 議 することが 望 まれます 5 受 入 れ 人 数 枠 について 技 能 実 習 1 号 による 技 能 実 習 生 の 受 入 れ 人 数 枠 (1 年 目 )は 下 表 のとおり です 公 益 社 団 財 団 法 人 監 理 団 体 実 習 実 施 機 関 人 数 枠 ( 含 む 特 例 社 団 法 人 特 例 財 団 法 人 ) 病 院 等 受 入 れ 施 設 常 勤 職 員 の20 分 の1 1 小 規 模 な 受 入 機 関 ( 常 勤 職 員 数 30 人 以 下 )の 場 合 は 受 入 れ 人 数 は 常 勤 職 員 総 数 の 10 分 の 1 までとなります 2 小 数 点 以 下 は 切 り 捨 てとなります 3 技 能 実 習 生 は 常 勤 職 員 総 数 に 含 まれません 6 参 考 資 料 1 外 国 人 介 護 人 材 受 入 れの 在 り 方 に 関 する 検 討 会 基 礎 資 料 ( 厚 生 労 働 省 ) http://www.mhlw.go.jp/file/05-shingikai-12201000-shakaiengokyokushougai 6 / 7

hokenfukushibu-kikakuka/0000070822.pdf 2 外 国 人 介 護 人 材 受 入 れの 在 り 方 に 関 する 検 討 中 間 まとめ( 厚 生 労 働 省 ) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073035.html 3 技 能 実 習 制 度 の 見 直 しに 関 する 法 務 省 厚 生 労 働 省 合 同 有 識 者 懇 談 会 報 告 書 ( 法 務 省 ) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073222.html 出 典 : 外 国 人 技 能 実 習 制 度 のあらまし( 公 益 財 団 法 人 国 際 研 修 協 力 機 構 ) (http://www.jitco.or.jp/system/seido_enkakuhaikei.html)をもとに( 公 社 ) 日 本 精 神 科 病 院 協 会 作 成 7 / 7