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2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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16 日本学生支援機構

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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公表表紙

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

18 国立高等専門学校機構

死 亡 後 の 手 続 きリスト 2 14 日 以 内 住 民 票 の 抹 消 届 の 提 出 市 町 村 役 場 の 戸 籍 住 民 登 録 窓 口 届 出 人 の 印 鑑 本 人 確 認 できる 証 明 書 類 ( 運 転 免 許 証 パスポ-ト) 世 帯 主 変 更 届 の 提 出 市 町 村

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とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

●幼児教育振興法案

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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育児・介護休業等に関する規則

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

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目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

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平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

定款

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

別紙3

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

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(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

改 正 後 医 療 費 控 除 の 対 象 となる 在 宅 療 養 の 介 護 費 用 の 証 明 について 改 正 前 医 療 費 控 除 の 対 象 となる 在 宅 療 養 の 介 護 費 用 の 証 明 について 平 成 2 年 7 月 27 日 老 福 第 145 号 平 成 2 年 7 月

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公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

Transcription:

第 15 回 社 会 保 障 審 議 会 生 活 保 護 基 準 部 会 平 成 25 年 11 月 22 日 資 料 2 生 業 扶 助 及 び 一 時 扶 助 について 平 成 25 年 11 月 22 日 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課

目 次 生 業 扶 助 生 業 扶 助 の 概 要 3p 就 労 支 援 の 概 要 4p 生 業 費 6p 技 能 修 得 費 9p 就 職 支 度 費 13p 生 業 扶 助 に 関 する 意 見 14p 一 時 扶 助 15p ( 参 考 ) 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 調 査 目 的 事 項 方 法 ( 平 成 24 年 度 ) 35p 2

生 業 扶 助 の 概 要 1. 生 業 扶 助 の 内 容 要 保 護 者 の 稼 働 能 力 を 引 き 出 し それを 助 長 することによって その 者 の 自 立 を 図 ることを 目 的 としている 社 会 福 祉 制 度 的 な 性 格 を 有 している 点 で 他 の 扶 助 とは 異 なり 困 窮 のため 最 低 限 度 の 生 活 を 維 持 することのできない 者 のほかに その おそれのある 者 についても 対 象 としている 2. 生 活 保 護 法 ( 生 業 扶 助 ) 第 十 七 条 生 業 扶 助 は 困 窮 のため 最 低 限 度 の 生 活 を 維 持 することのできない 者 又 はそのおそれのある 者 に 対 して 左 に 掲 げる 事 項 の 範 囲 内 において 行 われる 但 し これによつて その 者 の 収 入 を 増 加 させ 又 はその 自 立 を 助 長 することのでき る 見 込 のある 場 合 に 限 る 一 生 業 に 必 要 な 資 金 器 具 又 は 資 料 二 生 業 に 必 要 な 技 能 の 修 得 三 就 労 のために 必 要 なもの ( 生 業 扶 助 の 方 法 ) 第 三 十 六 条 生 業 扶 助 は 金 銭 給 付 によつて 行 うものとする 但 し これによることができないとき これによることが 適 当 でな いとき その 他 保 護 の 目 的 を 達 するために 必 要 があるときは 現 物 給 付 によつて 行 うことができる 2 前 項 但 書 に 規 定 する 現 物 給 付 のうち 就 労 のために 必 要 な 施 設 の 供 用 及 び 生 業 に 必 要 な 技 能 の 授 与 は 授 産 施 設 若 しく は 訓 練 を 目 的 とするその 他 の 施 設 を 利 用 させ 又 はこれらの 施 設 にこれを 委 託 して 行 うものとする 3 生 業 扶 助 のための 保 護 金 品 は 被 保 護 者 に 対 して 交 付 するものとする 但 し 施 設 の 供 用 又 は 技 能 の 授 与 のために 必 要 な 金 品 は 授 産 施 設 の 長 に 対 して 交 付 することができる 3. 生 業 扶 助 の 種 類 1 生 業 費 : 専 ら 生 計 の 維 持 を 目 的 として 営 まれることを 建 前 とする 小 規 模 の 事 業 を 営 むために 必 要 な 資 金 又 は 生 業 を 行 う ために 必 要 な 器 具 若 しくは 資 料 2 技 能 修 得 費 : 生 計 の 維 持 に 役 立 つ 生 業 に 就 くために 必 要 な 技 能 を 修 得 する 経 費 3 就 職 支 度 費 : 就 職 の 確 定 した 被 保 護 者 が 就 職 のため 直 接 必 要 とする 洋 服 類 履 き 物 等 3

就 労 支 援 ~ 稼 働 能 力 のある 者 に 対 する 支 援 稼 働 能 力 のある 者 次 の3つの 条 件 を 備 えていることが 必 要 1 就 労 の 意 欲 があること 2 働 く 能 力 があること 3 働 く 場 所 があること 生 業 支 援 生 業 費 の 支 給 専 ら 生 計 の 維 持 を 目 的 として 営 まれることを 建 前 とする 小 規 模 の 事 業 を 営 むために 必 要 な 資 金 又 は 生 業 を 行 うために 必 要 な 器 具 資 料 技 能 修 得 費 の 支 給 生 計 の 維 持 に 役 立 つ 生 業 に 就 くために 必 要 な 技 能 を 修 得 する 経 費 を 支 援 貸 付 制 度 の 活 用 母 子 寡 婦 福 祉 法 による 貸 付 資 金 ( 対 象 : 事 業 開 始 ( 上 限 額 :283 万 円 以 内 ) 技 能 修 得 に 必 要 な 経 費 ( 上 限 額 : 月 額 6.8 万 円 以 内 ) 等 ) 生 活 福 祉 資 金 貸 付 制 度 要 綱 に 基 づく 貸 付 資 金 ( 対 象 : 事 業 開 始 ( 上 限 額 :480 万 円 以 内 ) 技 能 修 得 に 必 要 な 経 費 等 ( 上 限 額 :580 万 円 内 )) 就 労 ( 雇 用 ) 支 援 本 人 の 意 向 を 尊 重 し 本 人 の 納 得 を 得 た 支 援 を 行 うことが 重 要 本 人 の 状 況 に 応 じ 次 の1から3までの 取 組 を 組 み 合 わせ 自 立 支 援 プログラムに 基 づき 組 織 的 に 支 援 1 就 労 意 欲 の 向 上 に 向 けた 取 組 意 欲 喚 起 事 業 の 実 施 (カウンセリング 中 心 ) 技 能 修 得 費 の 支 給 コミュニケーション 能 力 等 就 労 に 必 要 な 基 礎 的 能 力 を 取 得 するための 経 費 コンピュータの 基 本 的 機 能 の 操 作 等 就 職 に 有 利 な 一 般 的 技 能 を 支 援 2 働 く 能 力 の 向 上 に 向 けた 取 組 職 業 訓 練 ( 公 共 職 業 訓 練 求 職 者 支 援 訓 練 等 ) 技 能 修 得 費 の 支 給 生 計 の 維 持 に 役 立 つ 生 業 に 就 くために 必 要 な 技 能 を 修 得 する 経 費 を 支 援 ( 再 掲 ) 貸 付 制 度 の 活 用 ( 再 掲 ) 3 働 く 場 所 の 確 保 に 向 けた 取 組 福 祉 事 務 所 の 就 労 支 援 員 による 就 労 支 援 ( 個 別 面 談 面 接 技 法 や 履 歴 書 作 成 支 援 ハローワークへの 同 行 訪 問 等 ) 福 祉 事 務 所 における 受 給 者 に 合 った 職 場 の 開 拓 ( 無 料 職 業 紹 介 所 ( 届 出 制 )として 又 は 民 間 と 連 携 して 実 施 ) 職 業 訓 練 ( 再 掲 ) 技 能 修 得 費 の 支 給 ( 再 掲 ) 生 活 保 護 受 給 者 等 就 労 自 立 促 進 事 業 の 実 施 (ハローワークと 福 祉 事 務 所 が 就 労 支 援 チームとなり 就 労 支 援 を 実 施 ) 4

就 労 支 援 ~ 稼 働 可 能 な 者 に 対 する 切 れ 目 のない 就 労 自 立 支 援 保 護 開 始 直 後 から 脱 却 後 まで 稼 働 可 能 な 者 については 切 れ 目 なく また どの 段 階 でも 就 労 等 を 通 じて 積 極 的 に 社 会 に 参 加 し 自 立 することができるよう 支 援 を 実 施 1 保 護 開 始 段 階 での 取 組 本 人 の 納 得 を 得 た 集 中 的 支 援 (25 年 5 月 から 実 施 ) 稼 働 可 能 と 判 断 する 被 保 護 者 であって 保 護 受 給 開 始 後 一 定 期 間 内 に 就 労 自 立 が 見 込 まれる 者 を 対 象 に 原 則 6か 月 以 内 の 一 定 期 間 を 活 動 期 間 とする 受 給 者 主 体 の 自 立 に 向 けた 計 画 的 な 取 組 についての 確 認 を 行 い 本 人 の 納 得 を 得 て 集 中 的 な 就 労 支 援 を 実 施 就 労 活 動 促 進 費 の 創 設 (25 年 8 月 から 実 施 ) 自 ら 積 極 的 に 就 労 活 動 に 取 り 組 んでいる 者 に 対 して 活 動 内 容 や 頻 度 等 を 踏 まえて 就 労 活 動 促 進 費 の 支 給 2 保 護 開 始 後 3~6 月 段 階 での 取 組 職 種 就 労 場 所 を 広 げて 就 職 活 動 (25 年 5 月 から 実 施 ) 希 望 を 尊 重 した 求 職 活 動 の 結 果 就 職 の 目 途 が 立 たない 場 合 等 は 職 種 就 労 場 所 を 広 げて 就 職 活 動 を 基 本 とする 低 額 であっても 一 旦 就 労 (25 年 5 月 から 実 施 ) それまでの 求 職 活 動 を 通 じて 直 ちに 保 護 脱 却 可 能 な 就 労 が 困 難 と 見 込 まれる 者 については 生 活 のリズムの 安 定 や 就 労 実 績 を 積 み 重 ねることでその 後 の 就 労 に 繋 がりやすくする 観 点 から 低 額 であっても 一 旦 就 労 を 基 本 的 考 え 方 とする 3 就 労 開 始 段 階 の 取 組 就 職 支 度 費 4 就 労 開 始 後 の 取 組 勤 労 控 除 制 度 の 見 直 し (25 年 8 月 から 実 施 ) 就 労 の 意 欲 が 高 まるよう 基 礎 控 除 のうち 全 額 控 除 額 の 引 き 上 げ 及 び 控 除 率 の 定 率 化 ( 最 低 控 除 額 8 千 円 1 万 5 千 円 一 律 10% 就 労 人 数 が 最 も 多 い 収 入 区 分 20,000 円 控 除 額 15,600 円 5,190 円 増 総 数 の 平 均 就 労 収 入 額 67,000 円 控 除 額 20,400 円 2,420 円 増 ) 5 保 護 脱 却 段 階 での 取 組 就 労 自 立 給 付 金 の 創 設 検 討 ( 法 律 改 正 事 項 ) 保 護 脱 却 後 に 税 社 会 保 険 料 等 の 負 担 が 生 じることを 踏 まえて 生 活 保 護 脱 却 のインセンティブを 強 化 6 保 護 脱 却 後 の 取 組 就 職 のため 直 接 必 要 とする 洋 服 類 通 勤 費 ( 初 任 給 支 給 まで) 等 の 支 給 新 たな 相 談 支 援 事 業 の 運 営 機 関 にその 後 の 支 援 を 繋 ぐことで 連 続 的 支 援 を 検 討 5

生 業 費 専 ら 生 計 の 維 持 を 目 的 として 営 まれることを 建 前 とする 小 規 模 の 事 業 を 営 むために 必 要 な 資 金 又 は 生 業 を 行 うために 必 要 な 器 具 若 しくは 資 料 を 必 要 とする 被 保 護 者 に 対 し その 必 要 とする 実 態 を 調 査 確 認 の 上 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する < 支 給 の 対 象 となる 例 > 食 料 品 店 ( 個 人 商 店 八 百 屋 個 人 製 菓 店 等 ) 文 化 品 店 ( 書 店 古 本 屋 文 房 具 店 印 章 店 玩 具 店 生 花 店 等 ) 飲 食 店 ( 中 華 そ ば 店 大 衆 食 堂 喫 茶 店 等 ) 自 由 業 ( 大 工 植 木 職 等 )その 他 製 造 加 工 修 理 業 サービス 業 等 多 岐 にわたる 種 類 があげられ これら 小 規 模 事 業 を 営 むに 必 要 な 設 備 資 金 運 転 資 金 を 対 象 とする 基 準 額 ( 平 成 25 年 8 月 以 下 同 じ ) 基 準 額 45,000 円 以 内 特 別 基 準 額 75,000 円 以 内 生 業 費 として 認 められる 経 費 が 基 準 額 によりがたい 場 合 であってやむを 得 ない 事 情 があると 認 められるときは 特 別 基 準 額 を 適 用 6

生 業 費 有 効 回 答 (896 ) 支 給 実 績 がある (152 17.0%) 主 な 支 給 実 績 1 建 設 作 業 員 ( 工 具 作 業 着 ) 47 2 飲 食 業 ( 調 理 器 具 等 ) 17 3ハウスクリーニング 等 清 掃 業 (ポリッシャー 等 清 掃 器 具 作 業 着 ) 16 4 大 工 ( 工 具 作 業 着 ) 14 5とび 職 ( 工 具 作 業 着 ) 12 6その 他 ( 作 業 着 等 ) 75 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 支 給 後 の 結 果 ( 数 ) 就 労 しなかった 者 はいない 107 就 労 しなかった 者 がいる 45 ( 就 労 しなかった 理 由 )( 複 数 回 答 ) 1 支 給 後 の 傷 病 等 体 調 不 調 16 2 支 給 後 予 定 した 就 業 場 所 を 確 保 できなくなった 12 3その 他 23 各 において 1 人 でも 就 労 しなかった 者 がいた ある 11%( 基 準 額 では 賄 えなかった 等 ) 場 合 には 就 労 しなかった 者 がいる にカウントされる ない 89% 支 給 実 績 がない (744 83.0%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない744 に 占 める 割 合 ) 生 業 により 自 立 を 目 指 す 者 ( 対 象 者 )がいなかった 94% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 えたため 支 給 に 至 らなかった 4% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 1% その 他 1% 主 な の 意 見 基 準 額 の 見 直 しが 必 要 ではないか ( 基 準 額 が 低 いため 具 体 的 な 支 援 ができない) 自 営 業 への 支 援 は 成 功 するかどうか 当 自 営 業 で 破 綻 して 保 護 受 給 に 至 った 事 例 もあり 福 祉 事 務 所 では 成 否 の 判 断 が 難 しい 国 で 明 確 な 基 準 が 示 せないか 自 営 業 による 自 立 は 困 難 なケースが 多 いため 自 営 業 への 支 援 より 就 職 への 支 援 を 充 実 すべき 見 直 しは 不 要 ( 客 観 的 に 適 性 や 能 力 を 判 断 することが 困 難 である 以 上 基 準 額 の 引 上 げは 他 の 低 所 得 世 帯 との 不 均 衡 過 大 な 保 護 費 支 給 につ ながる 貸 付 の 活 用 を 考 えるべき) 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 7

生 業 費 検 討 事 項 支 給 実 績 と 支 給 後 の 結 果 をどう 考 えるか 支 給 範 囲 について どう 考 えるか 基 準 額 についてどう 考 えるか 8

技 能 修 得 費 生 計 の 維 持 に 役 立 つ 生 業 に 就 くために 必 要 な 技 能 を 修 得 する 経 費 を 必 要 とする 被 保 護 者 に 対 し その 必 要 とする 実 態 を 調 査 確 認 の 上 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する < 支 給 の 対 象 となる 例 > 訪 問 介 護 員 (ホームヘルパー)の 研 修 や 国 家 資 格 の 取 得 を 行 う 場 合 など( 技 能 修 得 に 直 接 必 要 な 授 業 料 ( 月 謝 ) 教 科 書 教 材 費 当 該 技 能 修 得 を 受 ける 者 全 員 が 義 務 的 に 課 せられる 費 用 等 の 経 費 資 格 検 定 等 に 要 する 費 用 (ただし 同 一 の 資 格 検 定 等 につき 一 度 限 りとする) 等 が 対 象 ) さらに 自 立 支 援 プログラムに 基 づくなど 実 施 機 関 が 特 に 必 要 と 認 めた 場 合 については コンピュータの 基 本 的 機 能 の 操 作 等 就 職 に 有 利 な 一 般 的 技 能 や コミュニケーション 能 力 等 就 労 に 必 要 な 基 礎 的 能 力 を 修 得 するための 経 費 も 対 象 基 準 額 基 準 額 75,000 円 以 内 特 別 基 準 額 124,000 円 以 内 技 能 修 得 費 として 認 められる 経 費 が 基 準 額 によりがたい 場 合 であってやむを 得 ない 事 情 があると 認 められるときは 特 別 基 準 額 を 適 用 技 能 修 得 のため 交 通 費 と 必 要 とする 場 合 は 実 費 を 加 算 技 能 修 得 の 期 間 が1 年 以 内 の 場 合 において 1 年 を 限 度 として 算 定 する ただし 世 帯 の 自 立 更 生 上 特 に 効 果 があると 認 められる 場 合 については その 期 間 は2 年 以 内 とし 1 年 につき75,000 円 以 内 の 額 を2 年 を 限 度 として 算 定 する 自 立 支 援 プログラムに 基 づく 場 合 であって 1 年 間 のうちに 複 数 回 の 技 能 修 得 費 を 必 要 とする 場 合 については 年 額 199,000 円 以 内 の 特 別 基 準 とする 次 のいずれかに 該 当 するときは380,000 円 以 内 の 特 別 基 準 とする 1 生 計 の 維 持 に 役 立 つ 生 業 に 就 くために 専 修 学 校 又 は 各 種 学 校 において 技 能 を 修 得 する 場 合 であって 当 該 世 帯 の 自 立 助 長 に 資 すること が 確 実 に 見 込 まれる 場 合 2 自 動 車 運 転 免 許 を 取 得 する 場 合 ( 免 許 の 取 得 が 雇 用 の 条 件 となっている 等 確 実 に 就 労 するために 必 要 な 場 合 に 限 る ) 3 雇 用 保 険 法 に 規 定 する 教 育 訓 練 給 付 金 の 対 象 となる 厚 生 労 働 大 臣 の 指 定 する 教 育 訓 練 講 座 を 受 講 する 場 合 であって 世 帯 の 自 立 助 長 に 効 果 的 と 認 められる 場 合 ( 原 則 当 該 講 座 修 了 によって 世 帯 の 自 立 助 長 に 効 果 的 と 認 められる 公 的 資 格 が 得 られるものに 限 る ) 9

技 能 修 得 費 有 効 回 答 (896 ) 支 給 実 績 がある (624 69.6%) 主 な 支 給 実 績 ( 複 数 回 答 ) 1 生 業 に 就 くため 必 要 な 技 能 367 2 自 動 車 免 許 取 得 269 3 教 育 訓 練 講 座 129 4 自 立 支 援 プログラムに 基 づく 支 援 110 5 技 能 修 得 手 当 等 107 6 専 修 学 校 各 種 学 校 104 主 な 技 能 修 得 教 育 訓 練 講 座 等 の 内 容 1 福 祉 関 係 (ホームヘルパー 等 ) 369 2 自 動 車 免 許 取 得 249 3コンピュータ 操 作 等 基 礎 的 能 力 215 4 電 気 建 設 関 係 161 5 医 療 関 係 74 就 労 を 目 指 して 支 給 した 場 合 の 結 果 就 労 しなかった 者 はいない 42% 就 労 しなかった 者 がいる 58% ( 就 職 しなかった 理 由 )( 複 数 回 答 ) 1 資 格 取 得 し 熱 心 に 求 職 活 動 をしたが 結 果 として 就 労 できず 168 2 傷 病 等 やむを 得 ない 理 由 による 106 3やる 気 の 喪 失 等 自 己 都 合 79 4その 他 ( 現 在 も 受 講 中 受 講 中 の 廃 止 等 ) 35 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ある 9% ( 看 護 師 資 格 取 得 希 望 者 について 修 得 期 間 が3 年 であったため 対 応 できなかった 求 職 活 動 のための 自 動 車 免 許 取 得 等 ) ない 91% 各 において 1 人 でも 就 労 しなかった 者 がいた 場 合 には 就 労 しなかった 者 がいる にカウントされる 支 給 実 績 がない (272 30.4%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない272 に 占 める 割 合 ) 技 能 修 得 により 自 立 が 可 能 な 者 ( 対 象 者 )がいなかった 92% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 えたため 支 給 に 至 らなかった 4% ( 求 職 者 支 援 制 度 の 活 用 等 ) 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 3% その 他 1% 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 10

主 な の 意 見 自 動 車 免 許 取 得 費 用 は 免 許 の 取 得 が 雇 用 の 条 件 となっている 等 就 労 が 確 実 な 場 合 のみ 認 めているが 免 許 を 保 有 していることが 一 般 的 に 就 職 に 結 びつきやすいことや 交 通 事 情 から 通 勤 就 労 が 困 難 な 地 域 があることから 要 件 を 緩 和 すべき 看 護 学 校 等 技 能 修 得 期 間 3 年 以 上 の 場 合 でも 自 立 更 生 に 特 に 効 果 があると 認 められる 場 合 には 対 象 とすべき もしくは 高 等 学 校 等 就 学 費 の 支 給 年 限 を 緩 和 し 対 象 とすべき 支 給 限 度 額 の 増 額 複 数 回 支 給 の 容 認 支 給 対 象 範 囲 の 見 直 し 支 給 にあたっての 判 断 基 準 を 明 確 化 すべき 就 労 に 至 らない 場 合 は 返 還 を 求 めるべきなど 技 能 修 得 費 検 討 事 項 支 給 実 績 と 支 給 後 の 結 果 をどう 考 えるか 支 給 要 件 についてどう 考 えるか 基 準 額 についてどう 考 えるか 11

高 等 学 校 等 就 学 費 被 保 護 世 帯 の 自 立 支 援 という 観 点 から 高 校 就 学 費 用 を 生 活 保 護 制 度 において 制 度 化 したものであり 具 体 的 には 高 校 就 学 に 伴 い 必 要 となる 学 用 品 費 交 通 費 授 業 料 等 を 給 付 する < 支 給 の 対 象 となる 学 校 > 高 等 学 校 ( 全 日 制 定 時 制 通 信 制 ) 中 等 教 育 学 校 の 後 期 課 程 高 等 専 門 学 校 特 別 支 援 学 校 の 高 等 部 ( 別 科 を 除 く) 高 等 学 校 等 での 就 学 に 準 ずるものと 認 められる 専 修 学 校 及 び 各 種 学 校 < 支 給 の 対 象 となる 費 用 > 学 用 品 費 通 学 用 品 費 社 会 見 学 等 の 教 科 外 活 動 費 教 材 代 入 学 料 及 び 入 学 考 査 料 通 学 のための 交 通 費 学 習 参 考 書 やクラブ 活 動 費 基 準 額 基 本 額 :5,300 円 教 材 代 : 実 費 授 業 料 : 無 償 化 高 等 学 校 等 が 所 在 する 都 道 府 県 ( 市 町 村 )の 条 例 に 定 める 都 道 府 県 立 ( 市 町 村 立 )の 高 等 学 校 等 における 額 以 内 の 額 通 学 のための 交 通 費 : 実 費 参 考 学 習 支 援 費 :5,010 円 平 成 25 年 5 月 27 日 財 政 制 度 等 審 議 会 財 政 健 全 化 に 向 けた 基 本 的 考 え 方 ( 抄 ) 生 活 保 護 については 平 成 25 年 度 予 算 編 成 過 程 において 生 活 扶 助 基 準 や 医 療 扶 助 について 一 定 の 適 正 化 が 図 られた 一 方 厚 生 労 働 省 社 会 保 障 審 議 会 生 活 保 護 基 準 部 会 報 告 書 ( 平 成 25 年 1 月 18 日 ) にも その 趣 旨 が 記 載 されているとおり ( ア) 生 活 扶 助 以 外 の 扶 助 制 度 ( イ) 生 活 扶 助 等 に 対 する 各 種 加 算 制 度 の 根 本 的 なあり 方 などの 検 討 は 今 後 の 課 題 となっ ている 生 活 保 護 の 一 層 の 適 正 化 に 向 けて これらの 点 について 社 会 保 障 審 議 会 生 活 保 護 基 準 部 会 においてさらなる 検 討 が 行 われることが 期 待 される 資 料 Ⅱ -1-13 その 他 の 加 算 扶 助 ( 抄 ) 高 等 学 校 等 就 学 費 ( 生 業 扶 助 ) 趣 旨 留 意 点 平 成 21 年 度 までに 段 階 的 に 母 子 加 算 を 廃 止 した 際 世 帯 の 自 立 に 向 けた 新 たな 給 付 に 転 換 するとの 考 え 方 に 基 づき 高 等 学 校 等 就 学 費 学 習 支 援 費 などの 給 付 を 創 設 12

就 職 支 度 費 就 職 の 確 定 した 被 保 護 者 が 就 職 のため 直 接 必 要 とする 洋 服 類 履 き 物 等 の 購 入 費 用 を 要 する 場 合 は 基 準 額 の 範 囲 内 で 必 要 な 額 を 計 上 する 支 給 の 対 象 となる 例 就 職 のために 直 接 必 要 とする 洋 服 類 履 き 物 等 の 購 入 費 用 基 準 額 基 準 額 28,000 円 以 内 有 効 回 答 (896 ) 支 給 実 績 がある (493 55.0%) 支 給 実 績 がない (403 45.0%) 主 な 支 給 実 績 ( 複 数 回 答 ) 1スーツ 等 衣 服 398 2 靴 269 3 通 勤 費 ( 初 任 給 支 給 までの 間 ) 213 4 鞄 89 5その 他 ( 通 勤 用 自 転 車 等 ) 42 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ある 6%( 基 準 額 では 賄 えなかった 等 ) ない 94% 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない403 に 占 める 割 合 ) 就 職 のため 衣 類 等 の 購 入 が 必 要 な 者 ( 対 象 者 )がいなかった 84% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 えたため 支 給 に 至 らなかった 14% ( 扶 養 義 務 者 や 知 人 等 からの 譲 り 受 け) 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 2% 主 な の 意 見 現 在 の 支 給 限 度 額 では 必 要 な 被 服 費 等 を 全 て 購 入 できないため 基 準 額 を 見 直 すべき 求 職 活 動 時 に 必 要 なスーツ 等 も 対 象 とすべき 就 労 のため 転 居 独 立 する 者 に 対 する 転 居 先 での 一 時 的 に 必 要 となる 生 活 費 についても 対 象 とすべき 対 象 となる 就 労 形 態 ( 正 規 非 常 勤 等 )の 判 断 基 準 を 明 確 にすべき その 他 支 給 範 囲 の 拡 大 など 検 討 事 項 支 給 実 績 についてどう 考 えるか 支 給 要 件 についてどう 考 えるか 就 職 支 度 費 の 基 準 額 についてどう 考 えるか 13

生 業 扶 助 に 関 す る 意 見 会 計 検 査 院 法 第 36 条 の 規 定 による 処 置 要 求 生 活 保 護 における 就 労 支 援 ( 生 業 扶 助 の 支 給 ) の 概 要 ( 会 計 検 査 院 平 成 24 年 10 月 19 日 ) 1 会 計 検 査 院 における 指 摘 の 概 要 (1) 就 労 支 援 ( 生 業 扶 助 の 支 給 )について 技 能 修 得 費 の 支 給 に 当 たり 具 体 的 な 自 立 に 向 けた 目 標 等 を 確 認 していない 又 は 記 録 として 残 っていないことから 支 給 の 必 要 性 の 検 討 が 十 分 な 内 容 とはなっていないこと 技 能 修 得 費 の 支 給 後 の 状 況 等 を 十 分 に 把 握 していないことから 被 保 護 者 が 資 格 を 取 得 するなどしたものの 就 労 に 至 っていな い 等 支 援 が 効 果 的 なものとなっていない 事 態 が 見 受 けられること (2) ( 略 ) 2 改 善 に 向 けた 取 り 組 み (1) 生 業 扶 助 ( 技 能 修 得 費 )は 生 活 保 護 受 給 者 の 稼 働 能 力 を 引 き 出 し それを 助 長 することによってその 者 の 自 立 を 図 ることを 目 的 としており 生 活 保 護 受 給 者 の 就 労 に 向 けた 活 動 が より 効 果 的 に 行 われるよう 有 効 に 活 用 することが 必 要 である そのため 技 能 修 得 費 の 支 給 に 当 たっては 以 下 の 事 項 に 十 分 留 意 のうえ 適 正 な 支 給 を 行 うよう 管 内 福 祉 事 務 所 に 徹 底 されたい ア 生 活 保 護 受 給 者 に 対 して 技 能 修 得 費 を 支 給 する 目 的 や 取 得 を 目 指 す 資 格 の 内 容 等 その 意 義 や 効 果 について 十 分 説 明 を 行 うこと イ 技 能 修 得 費 支 給 後 において 技 能 修 得 の 状 況 等 を 十 分 把 握 し 資 格 の 取 得 やその 後 の 就 労 等 に より 結 びつくものとなる よう 必 要 な 支 援 を 行 うこと ウ 技 能 修 得 費 支 給 の 状 況 や 技 能 修 得 の 状 況 その 後 の 支 援 の 経 過 等 について ケース 記 録 等 に 確 実 に 記 載 すること (2) ( 略 ) (3) 都 道 府 県 指 定 都 市 本 庁 が 行 う 福 祉 事 務 所 に 対 する 監 査 においても 今 回 の 会 計 検 査 院 による 指 摘 を 踏 まえ 上 記 に 記 載 した 取 組 等 改 善 に 向 けた 対 策 が 実 際 に 実 施 されているかについて 確 認 すること また 履 行 状 況 が 不 十 分 な 場 合 は 改 善 のため の 必 要 な 指 導 援 助 を 行 うこと 上 記 会 計 検 査 院 の 指 摘 を 受 けて 生 活 保 護 の 生 業 扶 助 ( 技 能 修 得 費 )の 適 正 な 給 付 等 について( 平 成 25 年 5 月 16 日 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課 長 通 知 ) を 都 道 府 県 指 定 都 市 中 核 市 に 発 出 し 福 祉 事 務 所 において 2 改 善 に 向 けた 取 り 組 み に 記 載 されている 事 項 の 取 り 組 みを 行 い 適 正 な 支 給 を 行 うよう 周 知 徹 底 を 図 った 14

一 時 扶 助 の 概 要 1. 一 時 扶 助 の 内 容 被 服 や 家 具 什 器 の 更 新 その 他 通 常 予 測 される 生 活 需 要 については 経 常 的 最 低 生 活 費 ( 基 準 生 活 費 加 算 等 )の 範 囲 内 で 賄 われることが 原 則 である しかし 予 想 外 の 事 由 により 臨 時 多 額 の 需 要 が 生 じた 場 合 に 特 別 の 対 応 が 必 要 となった 場 合 例 えば 火 災 により 家 財 道 具 を 焼 失 した 場 合 や 単 身 の 長 期 入 院 患 者 が 退 院 して 新 たに 居 を 構 える 場 合 等 予 想 外 の 事 故 や 生 活 の 場 の 転 換 に 際 し 最 低 生 活 の 基 盤 の 物 資 の 確 保 に 多 額 の 費 用 を 必 要 とする 場 合 には 経 常 的 最 低 生 活 費 の 範 囲 内 でのやりくりは 困 難 となる 場 合 が 考 えられる このため 一 時 扶 助 は このような 特 別 条 件 下 における 臨 時 特 別 の 需 要 に 対 応 するものである 2. 保 護 の 実 施 要 領 臨 時 的 最 低 生 活 費 ( 一 時 扶 助 費 )は 次 に 掲 げる 特 別 の 需 要 のある 者 について 最 低 生 活 に 必 要 不 可 欠 な 物 資 を 欠 いて いると 認 められる 場 合 であって それらの 物 資 を 支 給 しなければならない 緊 急 やむを 得 ない 場 合 に 限 り 別 に 定 めるところに より 臨 時 的 に 認 定 するものであること なお 被 服 費 等 の 日 常 の 諸 経 費 は 本 来 経 常 的 最 低 生 活 費 の 範 囲 内 で 被 保 護 者 が 計 画 的 に 順 次 更 新 していくべきも のであるから 一 時 扶 助 の 認 定 にあたっては 十 分 留 意 すること (1) 出 生 入 学 入 退 院 等 による 臨 時 的 な 特 別 需 要 (2) 日 常 生 活 の 用 を 弁 ずることのできない 長 期 療 養 者 について 臨 時 的 に 生 じた 特 別 需 要 (3) 新 たに 保 護 開 始 する 際 等 に 最 低 生 活 の 基 盤 となる 物 資 を 欠 いている 場 合 の 特 別 需 要 3. 一 時 扶 助 の 種 類 被 服 費 家 具 什 器 費 移 送 費 入 学 準 備 金 就 労 活 動 促 進 費 ( 平 成 25 年 8 月 から 導 入 ) その 他 ( 配 電 設 備 費 水 道 井 戸 又 は 水 道 設 備 費 液 化 石 油 ガス 設 備 費 家 財 保 管 料 家 財 処 分 料 妊 婦 定 期 検 診 料 不 動 産 鑑 定 費 用 等 ) 15

被 服 費 1( 布 団 類 ) 保 護 開 始 時 及 び 長 期 入 院 入 所 後 退 院 退 所 した 場 合 において 被 保 護 者 に 現 に 使 用 する 布 団 類 が 全 くないか 又 は 全 く 使 用 に 堪 え なくなり 代 替 のものがない 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 再 生 ( 打 ち 直 し)によることができる 場 合 :1 組 につき11,900 円 以 内 新 規 に 購 入 を 必 要 とする 場 合 :1 組 につき17,200 円 以 内 原 則 現 物 給 付 とすること 被 服 費 2( 被 服 ) 保 護 開 始 時 及 び 長 期 入 院 入 所 後 退 院 退 所 した 場 合 において 現 に 着 用 する 被 服 ( 平 常 着 )が 全 くないか 又 は 全 く 使 用 に 堪 えない 状 況 にある 者 又 は 学 童 服 について 特 別 の 需 要 があると 実 施 機 関 が 認 めた 者 ( 小 学 校 第 4 学 年 に 進 級 する 児 童 をいう )の 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 1 人 当 たり12,700 円 以 内 原 則 現 物 給 付 とすること 被 服 費 3( 災 害 時 ) 災 害 にあい 災 害 救 助 法 が 発 動 されない 場 合 において 当 該 地 方 公 共 団 体 等 の 救 護 をもってしては 災 害 によって 失 った 最 低 生 活 に 直 接 必 要 な 布 団 類 日 常 着 用 する 被 服 を 賄 うことができない 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 世 帯 人 員 別 金 夏 季 (4~9 月 まで) 額 冬 季 (10~3 月 まで) 2 人 ま で 17,800 円 以 内 32,000 円 以 内 4 人 ま で 33,700 円 以 内 54,100 円 以 内 5 人 43,500 円 以 内 68,600 円 以 内 6 人 以 上 1 人 増 すごとに 加 算 する 額 6,500 円 以 内 9,500 円 以 内 原 則 現 物 給 付 によること 16

被 服 費 4( 出 産 ) 出 産 を 控 えて 新 生 児 のための 寝 具 産 着 おむつ 等 を 用 意 する 必 要 がある 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 46,300 円 以 内 被 服 費 5( 入 院 ) 入 院 を 必 要 とする 者 が 入 院 に 際 し 寝 巻 又 はこれに 相 当 する 被 服 が 全 くないか 又 は 使 用 に 堪 えない 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 におけ る 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 3,900 円 以 内 被 服 費 6(おむつ) 常 時 失 禁 状 態 にある 患 者 ( 介 護 施 設 入 所 者 を 除 く ) 等 が 紙 おむつ 布 おむつ 貸 しおむつ 又 はおむつの 洗 濯 代 を 必 要 とする 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 月 額 20,600 円 以 内 23 年 度 支 給 実 績 (%は 福 祉 事 務 所 設 置 全 体 に 占 める 割 合 ) 布 団 類 : 再 生 による 場 合 ( 原 則 ): 71 ( 7.9%) 378 件 新 規 購 入 の 場 合 : 683 (76.3%) 30,795 件 被 服 ( 平 常 着 ):387 (43.2%) 4,688 件 小 学 校 4 年 生 進 級 時 学 童 服 等 : 448 (50.1%) 12,124 件 小 学 校 4 年 生 進 級 時 学 童 服 等 ( 転 入 時 ): 92 (10.3%) 340 件 災 害 時 の 布 団 被 服 費 :81 (9.1%) 246 件 出 産 準 備 被 服 費 等 :275 (30.7%) 2,692 件 入 院 時 寝 巻 等 :157 (17.5%) 851 件 常 時 失 禁 者 の 紙 おむつ 等 (おむつ 等 ) : 289 (32.3%) 49.819 件 ( 紙 おむつ 等 ):833 (93.1%) 611,495 件 17

被 服 費 ( 全 体 ) 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ( 有 効 回 答 数 654 ) ある 17% ない 83% 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない215 ( 有 効 回 答 数 )に 占 める 割 合 ) 対 象 となると 考 えられる 者 がいなかった 187 (87%) 対 象 となると 考 えられる 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 21 (10%) ( 扶 養 義 務 者 や 知 人 等 からの 譲 り 受 け 等 ) 対 象 となると 考 えられる 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 5 (2%) ( 例 えば 冬 服 を 一 時 期 に 揃 える 場 合 に 基 準 額 では 賄 うことができなかった 等 ) その 他 (おむつが 上 限 額 以 上 など) 2 (1%) の 主 な 意 見 就 職 活 動 時 の 被 服 等 について 就 職 支 度 費 の 対 象 にできないならば 被 服 費 で 支 給 できるようにしてほしい 入 院 時 の 寝 巻 等 について 認 知 症 の 方 が 施 設 に 入 所 する 場 合 にも 支 給 できるようにしてほしい 18

被 服 費 ( 小 学 校 第 4 学 年 に 進 級 する 児 童 学 童 服 ) 有 効 回 答 (896 ) 支 給 実 績 がある (483 53.9%) 支 給 実 績 がない 413 46.1%) 主 な 支 給 対 象 (24 年 度 学 童 服 等 の 支 給 実 績 がある /3つまで) 回 答 制 服 241 通 学 用 靴 224 体 操 服 ( 柔 道 着 水 着 等 ) 339 ランドセル 通 学 用 鞄 82 その 他 (スキー 用 具 平 常 着 ) 109 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ある 5% ない 95% 学 童 服 等 の 支 給 がなかった 理 由 ( 支 給 実 績 のない413 に 占 める 割 合 ) 小 学 4 年 生 に 進 学 する 子 どもがいなかったため 55% 小 学 4 年 生 に 進 学 する 子 どもはいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができたため 39% ( 世 帯 内 の 譲 り 受 け 等 ) 支 給 対 象 となると 考 えられる 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかったため 1% その 他 ( 指 定 の 学 童 服 がない 申 し 出 がなかった 等 ) 5% 支 給 方 法 一 律 支 給 する 395 (44.1%) 申 請 に 基 づき 個 別 に 必 要 性 を 判 断 して 支 給 する 475 (53.0%) その 他 ( 業 者 払 い 等 ) 11 (1.2%) 無 回 答 15 (1.7%) の 主 な 意 見 子 どもの 成 長 及 び 活 動 が 異 なるので 小 学 4 年 生 時 に 限 られている 支 給 時 を 子 どもに 合 わせて 支 給 できるようにしてほしい 19

家 具 什 器 費 被 保 護 者 が 次 のいずれかの 場 合 に 該 当 し 炊 事 用 具 食 器 等 の 家 具 什 器 を 必 要 とする 状 態 にあると 認 められる 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 1 保 護 開 始 時 において 最 低 生 活 に 直 接 必 要 な 家 具 什 器 の 持 ち 合 わせがないとき 2 長 期 入 院 入 所 後 退 院 退 所 した 単 身 者 であって 新 たに 自 活 しようとする 場 合 において 最 低 生 活 に 直 接 必 要 な 家 具 什 器 の 持 ち 合 わせがないとき 3 災 害 にあい 災 害 救 助 法 が 発 動 されない 場 合 において 当 該 地 方 公 共 団 体 等 の 救 護 をもってしては 災 害 により 失 った 最 低 生 活 に 直 接 必 要 な 家 具 什 器 を 賄 うことができないとき 4 転 居 の 場 合 であって 新 旧 住 居 の 設 備 の 相 違 により 最 低 生 活 に 直 接 必 要 な 家 具 什 器 を 補 填 しなければならない 事 情 が 認 め られるとき 基 準 額 25,300 円 以 内 真 にやむを 得 ない 事 情 により 上 記 の 額 により 難 いと 認 められるときは40,500 円 以 内 現 物 給 付 の 方 法 によること ただし 現 物 給 付 の 方 法 によることが 適 当 でないと 認 められるときは 金 銭 給 付 の 方 法 によっても 差 し 支 えない 20

有 効 回 答 (896 ) 支 給 実 績 がある (734 82.0%) 主 な 支 給 実 績 ( 複 数 回 答 %: 支 給 に 占 める 割 合 ) 1 炊 飯 器 446 (60.7%) 5 調 理 器 具 252 (34.3%) 2 冷 蔵 庫 410 (55.9%) 6 食 器 類 219 (29.8%) 3コンロ 335 (45.6%) 7 電 子 レンジ 134 (18.3%) 4 洗 濯 機 275 (37.5%) 8 照 明 器 具 120 (16.3%) 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ある 26% ない 74% 支 給 実 績 がない (159 18.0%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない159 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 76% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 えたため 支 給 に 至 らなかった 10% 未 回 答 14% の 主 な 意 見 ホームレス 等 家 具 什 器 を 一 切 持 たない 者 などに 対 しては 支 給 基 準 額 の 見 直 しが 必 要 ではないか 家 具 什 器 費 の 支 給 範 囲 を 明 確 にしてほしい 故 障 等 により 使 用 できない 場 合 や 熱 中 症 対 策 の 観 点 から 冷 房 器 具 や 暖 房 器 具 の 購 入 費 など 支 給 対 象 の 拡 大 21

移 送 費 被 保 護 者 が 次 の(ア)~(ソ)のいずれかに 該 当 する 場 合 において 他 に 経 費 を 支 出 する 方 法 がない 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 におけ る 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する (ア) 又 は(イ)に 該 当 する 場 合 で 実 施 機 関 の 委 託 により 使 役 する 者 があるとき (ウ) (オ) (コ) 又 は(シ)に 該 当 する 場 合 で 付 添 者 を 必 要 とするとき (エ)に 該 当 する 場 合 の 被 扶 養 者 にあっては その 者 に 要 する 交 通 費 宿 泊 料 及 び 飲 食 物 費 並 びに 日 当 ( 実 施 機 関 の 委 託 により 使 役 する 者 について 必 要 がある 場 合 に 限 る )についても 同 様 の 取 り 扱 いとする 基 準 額 必 要 最 小 限 度 の 交 通 費 宿 泊 料 及 び 飲 食 物 費 の 額 ((ケ) 及 び(サ)については 別 に 定 める) なるべく 現 物 給 付 によること (ア) 生 計 の 途 がなく かつ 一 定 の 住 居 を 持 たない 者 で 野 外 において 生 活 している 者 外 国 からの 帰 還 者 等 やむを 得 ない 状 態 に あると 認 められる 要 保 護 者 を 扶 養 義 務 者 その 他 の 確 実 な 引 取 り 先 に 移 送 する 必 要 があると 認 められる 場 合 (イ) 要 保 護 者 を 保 護 の 必 要 上 遠 隔 地 の 保 護 施 設 等 へ 移 送 する 場 合 (ウ) 被 保 護 者 が 実 施 機 関 の 指 示 又 は 指 導 をうけて 他 法 による 給 付 の 手 続 施 設 入 所 手 続 就 職 手 続 及 び 検 診 等 のため 当 該 施 設 等 へ 出 向 いた 場 合 (エ) 被 保 護 者 が 実 施 機 関 の 指 示 又 は 指 導 をうけてその 者 の 属 する 世 帯 の 世 帯 員 として 認 定 すべき 被 扶 養 者 を 引 取 りに 行 く 場 合 (オ) 被 保 護 者 が 障 害 者 支 援 施 設 公 共 職 業 能 力 開 発 施 設 等 に 入 所 し 若 しくはこれらの 施 設 から 退 所 する 場 合 又 はこれらの 施 設 に 通 所 する 場 合 であって 身 体 的 条 件 地 理 的 条 件 又 は 交 通 事 情 により 交 通 費 を 伴 う 方 法 以 外 には 通 所 する 方 法 が 全 くないか 又 はきわめて 困 難 である 場 合 (カ) (オ)に 掲 げる 施 設 等 に 入 所 している 被 保 護 者 が 当 該 施 設 の 長 の 指 導 により 出 身 世 帯 に 一 時 帰 省 する 場 合 又 はこれらの 施 設 に 入 所 している 者 の 出 身 世 帯 員 ( 被 保 護 世 帯 に 限 る )がやむを 得 ない 事 情 のため 当 該 施 設 の 長 の 要 請 により 当 該 施 設 へ 行 く 場 合 (キ) 被 保 護 者 が 実 施 機 関 の 指 示 又 は 指 導 をうけて 求 職 又 は 施 設 利 用 のため 熱 心 かつ 誠 実 に 努 力 した 場 合 22

(ク) 被 保 護 世 帯 員 のいずれかが 入 院 したため 当 該 患 者 の 移 送 以 外 に 実 施 機 関 が 認 める 最 小 限 度 の 連 絡 を 要 する 場 合 (ケ) 被 保 護 者 (その 委 託 による 代 理 人 を 含 む )が 当 該 被 保 護 者 の 配 偶 者 3 親 等 以 内 の 血 族 若 しくは2 親 等 以 内 の 姻 族 であって 他 に 引 取 人 のない 遺 体 遺 骨 を 引 取 りに 行 く 場 合 又 はそれらの 者 の 遺 骨 を 納 めに 行 く 場 合 で 実 施 機 関 がやむを 得 ないと 認 めた とき この 場 合 遺 体 の 運 搬 費 を 要 するときは その 実 費 を 認 定 して 差 しつかえない (コ) 被 保 護 者 が 配 偶 者 3 親 等 以 内 の 血 族 若 しくは2 親 等 以 内 の 姻 族 が 危 篤 に 陥 っているためそのもとへ 行 く 場 合 又 はそれらの 者 の 葬 儀 に 参 加 する 場 合 で 実 施 機 関 がやむを 得 ないと 認 めたとき (サ) 被 保 護 者 が 転 居 する 場 合 又 は 住 居 を 失 った 被 保 護 者 が 家 財 道 具 を 他 に 保 管 する 場 合 及 びその 家 財 道 具 を 引 き 取 る 場 合 で 真 にやむを 得 ないとき この 場 合 荷 造 費 及 び 運 搬 費 を 要 するときは 実 施 機 関 が 事 前 に 承 認 した 必 要 最 小 限 度 の 額 を 認 定 し て 差 し 支 えない (シ) 被 保 護 者 が 出 産 のため 病 院 助 産 所 等 へ 入 院 入 所 し 又 は 退 院 退 所 する 場 合 (ス) 刑 務 所 少 年 院 等 に 入 所 している 者 の 出 身 世 帯 員 ( 被 保 護 世 帯 に 限 る )がやむを 得 ない 事 情 のため 当 該 施 設 の 長 の 要 請 に より 当 該 施 設 へ 行 く 場 合 (セ) 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 であってそれがその 世 帯 の 自 立 のため 必 要 かつ 有 効 であると 認 められるとき a アルコール 症 若 しくはその 既 往 のある 者 又 はその 同 一 世 帯 員 が 断 酒 を 目 的 とする 団 体 ( 以 下 断 酒 会 という )の 活 動 を 継 続 的 に 活 用 する 場 合 b アルコール 症 又 はその 既 往 のある 者 ( 同 伴 する 同 一 世 帯 員 を 含 む )が 断 酒 会 の 実 施 する2 泊 3 日 以 内 の 宿 泊 研 修 会 ( 原 則 として 当 該 都 道 府 県 内 に 限 る )に 参 加 する 場 合 c 精 神 保 健 福 祉 センター 保 健 所 等 において 精 神 保 健 福 祉 業 務 として 行 われる 社 会 復 帰 相 談 指 導 事 業 等 の 対 象 者 又 はその 同 一 世 帯 員 が その 事 業 を 継 続 的 に 活 用 する 場 合 (ソ) 被 保 護 者 が 子 の 養 育 費 の 支 払 いを 求 める 調 停 又 は 審 判 のため 家 庭 裁 判 所 に 出 頭 する 場 合 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ある 7% ない 93% の 主 な 意 見 特 になし 23

支 給 要 件 支 給 数 1 生 計 の 途 がなく かつ 一 定 の 住 居 を 持 たない 者 で 野 外 において 生 活 している 者 外 国 からの 帰 還 者 等 やむを 得 ない 状 態 にある と 認 められる 要 保 護 者 を 扶 養 義 務 者 その 他 の 確 実 な 引 取 り 先 に 移 送 する 必 要 があると 認 められる 場 合 33 2 要 保 護 者 を 保 護 の 必 要 上 遠 隔 地 の 保 護 施 設 等 へ 移 送 する 場 合 130 3 被 保 護 者 が 実 施 機 関 の 指 示 又 は 指 導 をうけて 他 法 による 給 付 の 手 続 施 設 入 所 手 続 就 職 手 続 及 び 検 診 等 のため 当 該 施 設 等 へ 出 向 いた 場 合 148 4 被 保 護 者 が 実 施 機 関 の 指 示 又 は 指 導 をうけてその 者 の 属 する 世 帯 の 世 帯 員 として 認 定 すべき 被 扶 養 者 を 引 取 りに 行 く 場 合 6 5 被 保 護 者 が 障 害 者 支 援 施 設 公 共 職 業 能 力 開 発 施 設 等 に 入 所 し 若 しくはこれらの 施 設 から 退 所 する 場 合 又 はこれらの 施 設 に 通 所 する 場 合 であって 身 体 的 条 件 地 理 的 条 件 又 は 交 通 事 情 により 交 通 費 を 伴 う 方 法 以 外 には 通 所 する 方 法 が 全 くないか 又 はきわ めて 困 難 である 場 合 6 障 害 者 支 援 施 設 等 に 入 所 している 被 保 護 者 が 当 該 施 設 の 長 の 指 導 により 出 身 世 帯 に 一 時 帰 省 する 場 合 又 はこれらの 施 設 に 入 所 している 者 の 出 身 世 帯 員 ( 被 保 護 世 帯 に 限 る )がやむを 得 ない 事 情 のため 当 該 施 設 の 長 の 要 請 により 当 該 施 設 へ 行 く 場 合 7 被 保 護 者 が 実 施 機 関 の 指 示 又 は 指 導 をうけて 求 職 又 は 施 設 利 用 のため 熱 心 かつ 誠 実 に 努 力 した 場 合 256 8 被 保 護 世 帯 員 のいずれかが 入 院 したため 当 該 患 者 の 移 送 以 外 に 実 施 機 関 が 認 める 限 度 の 連 絡 を 要 する 場 合 66 9 被 保 護 者 (その 委 託 による 代 理 人 を 含 む )が 当 該 被 保 護 者 の 配 偶 者 三 親 等 以 内 の 親 族 若 しくは 二 親 等 以 内 の 姻 族 であって 他 に 引 取 人 のない 遺 体 遺 骨 を 引 取 りに 行 く 場 合 又 はそれらの 者 の 遺 骨 を 納 めに 行 く 場 合 で 実 施 機 関 がやむを 得 ないと 認 めたとき 35 10 被 保 護 者 が 配 偶 者, 三 親 等 以 内 の 親 族 若 しくは 二 親 等 以 内 の 姻 族 が 危 篤 に 陥 っているためそのもとへ 行 く 場 合 又 はそれらの 者 の 葬 儀 に 参 加 する 場 合 で 実 施 機 関 がやむを 得 ないと 認 めたとき 117 11 被 保 護 者 が 転 居 する 場 合 又 は 住 居 を 失 った 被 保 護 者 が 家 財 道 具 を 他 に 保 管 する 場 合 及 びその 家 財 道 具 を 引 き 取 る 場 合 で 真 に やむを 得 ないとき 572 12 被 保 護 者 が 出 産 のため 病 院 助 産 所 等 へ 入 院 入 所 し 又 は 退 院 退 所 する 場 合 32 13 刑 務 所 少 年 院 等 に 入 所 している 者 の 出 身 世 帯 員 ( 被 保 護 世 帯 に 限 る )がやむを 得 ない 事 情 のため 当 該 施 設 の 長 の 要 請 により 当 該 施 設 へ 行 く 場 合 8 14 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 であってそれがその 世 帯 の 自 立 のため 必 要 かつ 有 効 であると 認 められるとき a)アルコール 症 若 しくはその 既 往 のある 者 又 はその 同 一 世 帯 員 が 断 酒 会 の 活 動 を 継 続 的 に 活 用 する 場 合 b)アルコール 症 又 はその 既 往 のある 者 ( 同 伴 する 同 一 世 帯 員 を 含 む )が 断 酒 会 の 実 施 する2 泊 3 日 以 内 の 宿 泊 研 修 会 ( 原 則 とし て 当 該 都 道 府 県 内 に 限 る )に 参 加 する 場 合 290 c) 精 神 保 健 福 祉 センター 保 健 所 等 において 精 神 保 健 福 祉 業 務 として 行 われる 社 会 復 帰 相 談 指 導 事 業 等 の 対 象 者 はその 同 一 世 帯 員 が その 事 業 を 継 続 的 に 活 用 する 場 合 15 被 保 護 者 が 子 の 養 育 費 の 支 払 いを 求 める 調 停 又 は 審 判 のため 家 庭 裁 判 所 に 出 頭 する 場 合 6 134 46 24

入 学 準 備 金 小 学 校 又 は 中 学 校 に 入 学 する 児 童 生 徒 が 入 学 の 際 入 学 準 備 のための 費 用 を 必 要 とする 場 合 基 準 額 小 学 校 入 学 時 39,500 円 以 内 中 学 校 入 学 時 46,100 円 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 有 効 回 答 (896 ) 支 給 実 績 がある (773 86.3%) 主 な 支 給 実 績 (3つまで 回 答 ) 1 制 服 657 3ランドセル 通 学 用 鞄 470 5 学 習 机 椅 子 25 2 体 操 服 ( 柔 道 具 水 着 等 ) 597 4 通 学 用 靴 271 6その 他 ( 文 具 教 材 等 ) 68 現 行 制 度 では 支 給 できなかった 事 例 の 有 無 ある 14.5% ない 85.5% 支 給 実 績 がない (123 13.7%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない123 に 占 める 割 合 ) 入 学 のための 購 入 が 必 要 な 者 ( 対 象 者 )がいなかった 90.5% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 えたため 支 給 に 至 らなかった 9.5% 支 給 方 法 ( 有 効 回 答 数 896)( 原 則 : 申 請 に 基 づき 個 別 に 必 要 性 を 判 断 して 支 給 ) 一 律 支 給 する 527 (58.8%) 個 別 に 必 要 性 を 判 断 して 支 給 する 337 (37.6%) その 他 ( 他 制 度 の 利 用 を 検 討 してから) 20 (2.2%) 未 回 答 12 (1.3%) の 主 な 意 見 入 学 準 備 に 必 要 な 需 要 が 賄 えない 場 合 があるので 支 給 基 準 額 の 見 直 しが 必 要 25

就 労 活 動 促 進 費 早 期 に 就 労 による 保 護 脱 却 が 可 能 と 実 施 機 関 が 判 断 する 者 が 次 に 掲 げるa~dの 要 件 をいずれも 満 たす 場 合 に 認 定 a 就 労 可 能 な 被 保 護 者 の 就 労 自 立 支 援 の 基 本 方 針 について ( 平 成 25 年 5 月 16 日 社 援 発 0516 第 18 号 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 長 通 知 )に 定 める 自 立 活 動 確 認 書 ( 以 下 確 認 書 という)に 基 づき 以 下 のb~dに 定 める 求 職 活 動 を 行 っていること b 原 則 月 1 回 以 上 求 職 先 の 面 接 を 受 けている 又 は 月 3 回 以 上 求 職 先 に 応 募 していること C 原 則 月 1 回 以 上 保 護 の 実 施 機 関 の 面 接 を 受 けること d 確 認 書 に 基 づく 求 職 活 動 として(a)~(c)までを 組 み 合 わせて 原 則 週 1 回 以 上 の 活 動 を 月 6 回 以 上 行 っていること (a) 公 共 職 業 安 定 所 における 求 職 活 動 職 業 相 談 及 び 職 業 紹 介 求 職 活 動 で 必 要 な 履 歴 書 職 務 経 歴 書 の 作 り 方 や 面 接 の 受 け 方 等 をはじめ 各 種 のセミナー 等 への 参 加 (b) 平 成 17 年 度 における 自 立 支 援 プログラムの 基 本 方 針 について ( 平 成 17 年 3 月 31 日 社 援 発 第 0331003 号 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 長 通 知 )に 定 める 就 労 支 援 プログラムに 基 づき 保 護 の 実 施 機 関 が 行 う 就 労 支 援 への 参 加 (c) 生 活 保 護 受 給 者 等 就 労 自 立 促 進 事 業 の 実 施 について ( 平 成 25 年 3 月 29 日 雇 児 発 0329 第 30 号 社 援 発 0329 第 77 号 生 活 保 護 受 給 者 等 就 労 自 立 促 進 事 業 の 実 施 について 別 添 生 活 保 護 受 給 者 等 就 労 自 立 促 進 事 業 の 実 施 要 領 )に 基 づく 生 活 保 護 受 給 者 等 就 労 自 立 促 進 事 業 への 参 加 基 準 額 月 額 5,000 円 支 給 対 象 期 間 は 原 則 6か 月 以 内 ただし 保 護 の 実 施 機 関 が 必 要 と 認 めた 場 合 には 3か 月 以 内 の 支 給 対 象 期 間 を2 回 まで 延 長 で きるものとする 26

配 電 設 備 費 被 保 護 者 が 現 に 居 住 する 家 屋 に 配 電 設 備 が 全 くない 場 合 に 基 準 額 の 範 囲 内 における 必 要 最 小 限 度 の 額 を 計 上 する 基 準 額 住 宅 扶 助 基 準 の 補 修 費 等 住 宅 維 持 費 (117,000 円 以 内 )の 額 の 範 囲 内 真 にやむを 得 ない 事 情 により 上 記 の 額 により 難 いと 認 められるときは 住 宅 扶 助 基 準 の 補 修 費 等 住 宅 維 持 費 の 額 に1.5を 乗 じて 得 た 額 の 範 囲 内 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 47 ( 全 体 に 占 める 割 合 5.2%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない849 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 99.5% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 0.4% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 0% その 他 ( 住 宅 維 持 費 で 対 応 ) 0.1% の 主 な 意 見 特 になし 27

水 道 井 戸 又 は 下 水 道 設 備 費 被 保 護 者 が 最 低 限 度 の 生 活 の 維 持 のために 水 道 又 は 井 戸 を 設 備 することが 真 に 必 要 であると 認 められ かつ その 地 域 のほとんど の 世 帯 が 水 道 又 は 井 戸 を 設 けているとき 又 は 被 保 護 者 が 市 街 地 の 中 心 部 等 に 居 住 している 場 合 であって 現 在 の 下 水 ( 屎 尿 を 除 く ) 処 理 の 方 法 では 当 該 世 帯 又 は 近 隣 の 衛 生 を 著 しく 損 なうことが 認 められ かつ 下 水 道 設 備 によるほか 適 当 な 処 理 方 法 がないとき 基 準 額 住 宅 扶 助 基 準 の 補 修 費 等 住 宅 維 持 費 (117,000 円 以 内 )の 額 の 範 囲 内 真 にやむを 得 ない 事 情 により 上 記 の 額 により 難 いと 認 められるときは 住 宅 扶 助 基 準 の 補 修 費 等 住 宅 維 持 費 の 額 に1.5を 乗 じ て 得 た 額 の 範 囲 内 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 161 ( 全 体 に 占 める 割 合 18.0%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない735 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 97.4% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 1% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 1.1% その 他 ( 住 宅 維 持 費 で 対 応 検 討 中 ) 0.5% の 主 な 意 見 特 になし 28

液 化 石 油 ガス 設 備 費 被 保 護 者 が 最 低 限 度 の 生 活 の 維 持 のためにプロパンガス 等 液 化 石 油 ガス 設 備 を 設 けることが 真 に 必 要 であると 認 められ かつ そ の 設 置 が 近 隣 との 均 衡 を 失 することにならないと 認 められる 場 合 基 準 額 住 宅 扶 助 基 準 の 補 修 費 等 住 宅 維 持 費 (117,000 円 以 内 )の 額 の 範 囲 内 真 にやむを 得 ない 事 情 により 上 記 の 額 により 難 いと 認 められるときは 住 宅 扶 助 基 準 の 補 修 費 等 住 宅 維 持 費 の 額 に1.5を 乗 じ て 得 た 額 の 範 囲 内 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 42 ( 全 体 に 占 める 割 合 4.7%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない854 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 99.9% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 0.1% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 0% その 他 0% の 主 な 意 見 特 になし 29

家 財 保 管 料 医 療 機 関 介 護 老 人 保 健 施 設 職 業 能 力 開 発 校 社 会 福 祉 施 設 等 に 入 院 又 は 入 所 している 単 身 の 被 保 護 者 でやむを 得 ない 事 情 に より 家 財 を 自 家 以 外 の 場 所 に 保 管 してもらう 必 要 があり そのための 経 費 を 他 からの 援 助 等 で 賄 うことができない 場 合 基 準 額 月 額 13,000 円 以 内 入 院 又 は 入 所 後 ( 入 院 又 は 入 所 後 に 被 保 護 者 となったときは 被 保 護 者 となったとき) 後 1 年 間 を 限 度 ただし 明 らかに 入 院 又 は 入 所 後 1 年 以 上 の 入 院 加 療 入 所 による 指 導 訓 練 を 必 要 等 する 者 についてはこの 限 りではない 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 629 ( 全 体 に 占 める 割 合 70.2%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない267 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 92.9% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 5.2% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 1.9% その 他 0% の 主 な 意 見 特 になし 30

家 財 処 分 料 借 家 等 に 居 住 する 単 身 の 被 保 護 者 が 医 療 機 関 介 護 老 人 保 健 施 設 職 業 能 力 開 発 校 又 は 社 会 福 祉 施 設 等 に 入 院 又 は 入 所 し 入 院 又 は 入 所 見 込 み 期 間 ( 入 院 又 は 入 所 後 に 被 保 護 者 となったときは 被 保 護 者 になったときから)が6ヶ 月 を 超 えることにより 真 に 家 財 の 処 分 が 必 要 な 場 合 で 敷 金 の 返 還 金 他 からの 援 助 等 によりそのための 経 費 を 賄 うことができない 場 合 基 準 額 必 要 最 小 限 度 の 額 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 160 ( 全 体 に 占 める 割 合 17.9%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない736に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 99.5% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 0.3% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 0.1% その 他 0.1% の 主 な 意 見 支 給 対 象 の 拡 大 ( 賃 貸 住 宅 住 まいの 単 身 世 帯 の 死 亡 時 ゴミ 屋 敷 化 した 賃 貸 住 宅 からの 転 居 する 場 合 の 原 状 回 復 など) 31

妊 婦 定 期 検 診 料 妊 娠 した 被 保 護 者 が 妊 娠 期 間 中 ( 妊 娠 後 に 被 保 護 者 となったときは 被 保 護 者 になった 以 降 ) 市 町 村 において 行 われる 妊 婦 の 健 康 診 査 事 業 を 利 用 することができず 医 療 機 関 において 定 期 検 診 を 受 ける 場 合 基 準 額 必 要 最 小 限 度 の 額 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 225 ( 全 体 に 占 める 割 合 25.1%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない671 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 76% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 23% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 0% その 他 ( 他 制 度 対 応 不 可 の 者 のみ 対 応 等 ) 1% の 主 な 意 見 特 になし 32

不 動 産 鑑 定 費 用 等 保 護 の 申 請 を 行 った 者 又 は 保 護 受 給 中 の 者 が 要 保 護 世 帯 向 け 不 動 産 担 保 型 生 活 資 金 を 利 用 ( 社 会 福 祉 協 議 会 による 貸 付 審 査 により 貸 付 の 利 用 に 至 らなかった 場 合 も 含 む )する 場 合 基 準 額 要 保 護 世 帯 向 け 不 動 産 担 保 型 生 活 資 金 を 利 用 することに 伴 って 必 要 となる 不 動 産 鑑 定 費 用 ( 社 会 福 祉 協 議 会 が 単 位 期 間 ごとに 行 う 再 評 価 に 要 する 費 用 を 除 く ) 抵 当 権 等 の 設 定 登 記 費 用 及 びその 他 必 要 となる 費 用 について 必 要 な 額 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) 支 給 実 績 のある 202 ( 全 体 に 占 める 割 合 22.5%) 支 給 実 績 のない 理 由 ( 支 給 実 績 のない694 に 占 める 割 合 ) 対 象 者 がいなかった 98.7% 対 象 者 はいたが 他 の 方 法 で 賄 うことができた 1% 対 象 者 はいたが 現 行 制 度 では 支 援 できなかった 0% その 他 ( 事 前 調 査 中 ) 0.3% の 主 な 意 見 親 族 から 相 続 した 不 動 産 売 却 時 の 必 要 な 鑑 定 費 用 も 支 給 対 象 にしたら 自 立 につながるのではないか 33

その 他 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 保 護 課 調 べ( 平 成 24 年 度 ) の 主 な 意 見 入 院 したことにより 入 院 時 の 日 用 品 費 に 支 給 が 切 り 替 わるが この 日 用 品 費 では 住 宅 の 共 益 費 水 道 光 熱 費 が 賄 えないため 退 院 帰 宅 の 可 能 性 がある 場 合 には 一 時 扶 助 できないかなど 支 給 対 象 を 拡 大 についての 意 見 見 直 しは 不 要 ( 一 般 世 帯 においては 臨 時 的 出 費 に 備 え 預 貯 金 をしていることを 考 えると 保 護 費 のやりくりで 賄 うよう 支 援 すべき 収 入 がない 者 にも 貸 付 制 度 の 利 用 を 認 めるべき 等 ) 検 討 事 項 臨 時 的 需 要 への 対 応 方 法 として 一 時 扶 助 で 対 応 するのが 適 当 かどうか 一 時 扶 助 の 支 給 対 象 項 目 は 現 行 のもので 十 分 需 要 に 対 応 しているかどうか 一 時 扶 助 の 基 準 額 についてどう 考 えるか 34

( 参 考 ) 生 業 扶 助 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 に 関 する 調 査 目 的 事 項 方 法 ( 平 成 24 年 度 ) 1. 目 的 生 業 扶 助 は その 活 用 により 要 保 護 者 の 稼 働 能 力 を 引 き 出 し それを 助 長 することによって その 者 の 就 労 による 自 立 を 図 ること また 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 は 最 低 生 活 維 持 が 困 難 な 臨 時 特 別 な 需 要 を 満 たすことにより 最 低 生 活 を 維 持 することを 目 的 としている しかしながら 被 保 護 者 の 家 計 規 模 は 一 般 国 民 のそれよりも 小 さく 就 労 自 立 に 向 けた 取 組 や 予 想 外 の 事 由 により 臨 時 の 需 要 が 生 じた 際 には 経 常 的 最 低 生 活 費 内 でのやりくりでは 対 応 することが 困 難 な 事 例 もみられ 複 数 の 自 治 体 より 見 直 しの 必 要 性 を 指 摘 されている 本 調 査 は 就 労 自 立 の 観 点 から 生 業 扶 助 ならびに 生 活 自 立 の 観 点 から 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 のあり 方 を 検 討 する ことを 目 的 に 実 態 把 握 することで 検 討 するうえでの 基 礎 資 料 を 作 成 することを 目 的 とする 2. 調 査 事 項 生 業 扶 助 生 業 費 技 能 修 得 費 就 職 支 度 費 1 H24 年 度 の 支 給 実 績 ( 無 い 場 合 はその 理 由 ) 2 支 給 決 定 方 法 および 支 給 後 の 検 証 方 法 ( 技 能 修 得 費 のみ) 3 H24 年 度 に 支 給 対 象 者 の 就 労 状 況 ( 就 職 支 度 費 は 除 く) 4 現 行 制 度 内 で 支 援 できなかった 事 例 の 有 無 生 活 扶 助 の 一 時 扶 助 被 服 費 家 具 什 器 費 移 送 費 入 学 準 備 金 その 他 1 H24 年 度 の 支 給 実 績 ( 無 い 場 合 はその 理 由 ) 2 支 給 方 法 支 給 決 定 方 法 および 支 給 後 の 検 証 方 法 3 H24 年 度 に 支 給 対 象 品 目 の 制 限 ( 家 具 什 器 費 のみ) 4 現 行 制 度 内 で 支 援 できなかった 事 例 の 有 無 3. 調 査 方 法 本 調 査 は 都 道 府 県 所 管 の 福 祉 事 務 所 設 置 政 令 指 定 都 市 中 核 市 を 対 象 として 調 査 票 による 集 計 分 析 および 補 完 調 査 (ヒアリング 調 査 )から 構 成 される 35