参 考 資 料 2 ニセコ 準 都 市 計 画 特 定 用 途 制 限 地 域 及 び 景 観 地 区 に 関 する 最 終 案 平 成 21 年 2 月 ニセコ 町 役 場 建 設 課
準 都 市 計 画 区 域 の 指 定 (これまでの 経 過 ) ニセコ 町 準 都 市 計 画 策 定 委 員 会 ( 公 募 2 名 を 含 む18 名 ) 6 月 5 日 第 1 回 策 定 委 員 会 アンケート 内 容 の 検 討 7 月 15 日 第 2 回 策 定 委 員 会 区 域 規 制 内 容 の 素 案 検 討 8 月 22 日 第 3 回 策 定 委 員 会 準 都 市 計 画 案 の 検 討 町 民 意 見 の 反 映 情 報 公 開 6 月 17~28 日 土 地 利 用 に 関 するアンケート 調 査 ( 曽 我 ニセコ 東 山 ) 6 月 17 18 19 日 説 明 会 開 催 6 月 24 日 まちづくり 町 民 講 座 8 月 4 5 日 ( 計 4 回 開 催 ) ニセコ 町 準 都 市 計 画 説 明 会 9 月 12 日 ( 計 2 回 開 催 ) ニセコ 町 準 都 市 計 画 説 明 会 6 月 17 日 ~ ニセコ 町 ホームヘ ーシ 準 都 市 計 画 を 開 設 広 報 ニセコ 2007.8 月 号 2008.3 月 号 ニセコの 景 観 特 集 広 報 ニセコ 2008.7 ~2009.2 月 号 準 都 市 計 画 通 信 10 月 10 日 ニセコ 町 都 市 計 画 審 議 会 準 都 市 計 画 のニセコ 町 案 審 議 2 月 5 日 北 海 道 都 市 計 画 審 議 会 ニセコ 準 都 市 計 画 区 域 審 議 3 月 6 日 北 海 道 公 告 ニセコ 準 都 市 計 画 区 域 の 指 定 建 築 基 準 法 に 基 づく 建 築 確 認 申 請 の 手 続 き 建 ぺい 率 容 積 率 などが 適 用 されます 前 回 ( 素 案 説 明 会 ) 送 付 した 図 面 と 同 じ 内 容 です 1
特 定 用 途 制 限 地 域 について( 最 終 案 ) 準 都 市 計 画 区 域 内 における 今 後 の 土 地 利 用 の 動 向 を 勘 案 し 良 好 な 自 然 環 境 と 田 園 環 境 を 積 極 的 に 保 全 していくことを 目 的 として 自 然 環 境 や 田 園 環 境 及 び 良 好 な 住 環 境 を 阻 害 するおそれのある 建 築 物 等 の 規 制 誘 導 を 図 るため 特 定 用 途 制 限 地 域 を 定 めます アンケート 調 査 意 見 交 換 会 ニセコ 町 景 観 条 例 を 踏 まえ ニセコ 町 準 都 市 計 画 策 定 委 員 会 で 議 論 し 以 下 に 示 す 用 途 に 適 合 する 建 築 物 等 の 制 限 を 考 えています 制 限 すべき 特 定 の 建 築 物 等 の 用 途 の 概 要 1. マージャン 屋 ぱちんこ 屋 その 他 これらに 類 するもの 2. キャバレー ダンスホールその 他 これらに 類 するもの (ただし 宿 泊 施 設 に 附 属 する 施 設 は 除 く ) 3. 個 室 付 浴 場 業 に 係 る 公 衆 浴 場 その 他 これに 類 するもの 4. カラオケボックスその 他 これに 類 するもの (ただし 宿 泊 施 設 に 附 属 する 施 設 は 除 く ) 5. 危 険 物 の 貯 蔵 又 は 処 理 の 用 に 供 するもの 6. 原 動 機 を 使 用 する 工 場 で 作 業 場 の 床 面 積 の 合 計 が500 平 方 メートルを 超 えるもの 7. 危 険 性 や 環 境 を 悪 化 させるおそれがやや 多 い 工 場 (ただし せっけん 手 すき 紙 ガ ラス 瓦 等 の 製 造 などは 除 く ) 8. 危 険 性 や 環 境 を 著 しく 悪 化 させるおそれがある 工 場 9. 産 業 廃 棄 物 処 理 施 設 10. ガソリンスタンド 及 び 自 動 車 液 化 石 油 ガススタンドの 給 油 所 11. 倉 庫 業 を 営 む 倉 庫 12. ゴルフ 練 習 場 13. クラッシャープラント コンクリートプラント アスファルトプラントその 他 これらに 類 するもの 14. 観 覧 車 コースタ- ウォーターシュートその 他 これらに 類 する 遊 戯 施 設 (ただし 屋 内 施 設 は 除 く ) なお 特 定 用 途 制 限 地 域 の 施 行 時 点 で 建 っている 建 築 物 等 で 規 制 対 象 に 該 当 するものに ついて 用 途 を 変 えずに 増 改 築 等 を 行 う 場 合 は 1.2 倍 まで 可 能 です 法 的 拘 束 力 : 違 反 の 内 容 により 罰 則 等 は 異 なりますが 都 市 計 画 法 や 建 築 基 準 法 により 是 正 命 令 や3 年 以 下 の 懲 役 又 は300 万 円 以 下 の 罰 金 などが 科 せられることになります 2
景 観 地 区 について( 最 終 案 ) 準 都 市 計 画 区 域 内 における 今 後 の 土 地 利 用 の 動 向 を 勘 案 し ニセコ 町 の 自 然 環 境 及 び 良 好 な 景 観 田 園 風 景 を 阻 害 するおそれのある 建 築 物 等 を 規 制 するとと もに 国 際 的 なリゾート 地 としての 本 町 の 景 観 形 成 に 寄 与 する 良 質 な 建 築 物 等 を 誘 導 することにより 良 好 なニセコ 町 の 景 観 を 保 全 形 成 し 後 生 に 引 き 継 いでい くことを 目 的 として 景 観 地 区 を 定 めます アンケート 調 査 意 見 交 換 会 ニセコ 町 景 観 条 例 を 踏 まえ ニセコ 町 準 都 市 計 画 策 定 委 員 会 で 議 論 し 以 下 に 示 す 要 件 の 建 築 物 等 への 制 限 を 考 えています 形 態 意 匠 ( 建 築 物 ) 色 彩 : 外 壁 及 び 屋 根 の 色 彩 は 右 表 のマンセル 表 色 系 に 掲 げる 色 相 ごとに 右 表 の 彩 度 を 超 える 色 彩 を 外 壁 及 び 屋 根 の 各 立 面 の10%を 超 えて 使 用 しないこと 屋 根 の 外 観 : 勾 配 が 3/10の 傾 斜 屋 根 とするよう 努 めることとし ニセコは 豪 雪 地 帯 なので 屋 根 の 傾 斜 や 形 の 選 定 にあたっては 落 雪 等 に 配 慮 すること マンセル 色 表 系 に よる 色 相 外 壁 の 彩 度 の 上 限 屋 根 の 彩 度 の 上 限 R( 赤 ) 8 10 YR( 黄 赤 ) 8 8 Y( 黄 ) 6 6 B( 青 ) 4 6 上 記 以 外 の 色 相 4 4 色 彩 の 表 示 については 日 本 工 業 規 格 Z8721に 定 められた 規 格 による 附 属 施 設 : 附 属 する 車 庫 等 は 建 築 物 と 調 和 した 意 匠 とすること なお 屋 外 に 設 置 される 建 築 設 備 等 は 建 築 物 と 一 体 となった 意 匠 とし 灯 油 タンク 等 は 道 路 から 直 接 見 えないよう にするか 調 和 した 意 匠 とすること 高 さの 最 高 限 度 ( 建 築 物 ) 建 築 物 の 高 さの 最 高 限 度 は15mとする ただし 下 記 の 条 件 を 全 て 満 足 する 場 合 は 25m までとする なお 建 築 物 の 高 さの 算 定 方 法 は 建 築 基 準 法 による 条 件 1. 建 築 物 の 主 たる 用 途 がホテル 又 は 旅 館 であること 2. 建 築 物 の 各 部 分 のうち 15mを 超 える 部 分 が 道 道 及 び 町 道 の 境 界 線 から 当 該 部 分 の 高 さと 同 じ 離 れを 超 える 区 域 にあること ( 図 参 照 ) 3. 敷 地 面 積 に 対 する 緑 化 率 が20% 以 上 であること 4. 建 築 物 の 敷 地 が 都 市 計 画 法 第 29 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 開 発 許 可 を 受 けた 土 地 の 区 域 内 にあること ただし 開 発 行 為 の 規 模 が1ha 以 上 のものに 限 る 建 築 限 界 線 特 例 適 用 部 分 の 壁 面 後 退 距 離 特 例 適 用 部 分 の 最 高 限 度 25m 壁 面 後 退 距 離 5m 壁 面 後 退 距 離 3m 原 則 の 最 高 限 度 15m 公 道 仰 角 45 度 10 前 面 道 路 境 界 線 参 考 図 ( 条 件 2) 隣 地 境 界 線 10 3
壁 面 の 位 置 ( 後 退 距 離 )( 建 築 物 ) 建 築 物 の 外 壁 から 道 路 境 界 線 ( 道 道 及 び 町 道 は 除 く ) 及 び 隣 地 境 界 線 までの 距 離 は 3m 以 上 とすること ただし 道 道 及 び 町 道 の 道 路 境 界 線 までの 距 離 は 5m 以 上 とすること 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 ( 建 築 物 ) 開 発 行 為 等 の 規 制 ただし 斜 線 の 区 域 内 については 軒 高 2.3m 以 下 で かつ 床 面 積 5m2 以 内 の 物 置 等 については 建 築 可 能 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 は330m2(100 坪 ) 以 上 とす ること 道 道 町 道 建 築 敷 地 5m 建 築 面 積 隣 地 3m 3m 隣 地 ただし 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 の 規 定 については 景 観 地 区 が 決 定 される 以 前 から 建 築 物 の 敷 地 として 使 用 されている 土 地 又 は 所 有 している 土 地 が 最 低 敷 地 面 積 に 満 たない 場 合 その 土 地 をそのまま 使 用 する 限 り 所 有 権 地 上 権 賃 借 権 などが 代 わっても 建 築 物 を 建 築 することはできます 隣 地 景 観 地 区 内 において 3,000m2 以 上 の 開 発 行 為 ( 都 市 計 画 法 第 4 条 第 12 項 に 基 づく)を 行 う 場 合 には 開 発 面 積 の10% 以 上 を 緑 化 すること 3m 工 作 物 工 作 物 については 建 築 物 に 対 する 景 観 地 区 の 規 定 に 準 じるものとする 対 象 工 作 物 は 建 築 基 準 法 施 行 令 第 138 条 第 1 項 で 規 定 される 建 築 確 認 申 請 が 必 要 な 工 作 物 とする ただし 屋 外 広 告 物 や 電 気 通 信 事 業 者 が 設 置 する 設 備 など 公 共 性 の 高 いものは 適 用 の 対 象 としない 形 態 意 匠 : 色 彩 は 建 築 物 の 外 壁 と 同 じ 制 限 とする 高 さの 最 高 限 度 :15mとする 設 置 位 置 の 制 限 : 景 観 地 区 で 定 めた 敷 地 境 界 線 から 壁 面 後 退 線 までの 間 においては 建 設 等 は 行 ってはならない なお 景 観 地 区 施 行 時 点 に 建 っている 建 築 物 等 で 規 制 対 象 ( 形 態 意 匠 高 さの 最 高 限 度 壁 面 の 位 置 )に 該 当 するものについては 修 繕 等 はできますが 増 築 改 築 大 規 模 修 繕 大 規 模 な 模 様 替 えはできません ただし 増 改 築 部 分 が 景 観 地 区 の 内 容 に 適 合 する 場 合 に 限 り この 限 りでは ありません 法 的 拘 束 力 : 違 反 の 内 容 により 罰 則 等 は 異 なりますが 都 市 計 画 法 建 築 基 準 法 及 び 景 観 法 により 是 正 命 令 や3 年 以 下 の 懲 役 又 は300 万 円 以 下 の 罰 金 などが 科 せられることになります 4
特 定 用 途 制 限 地 域 景 観 地 区 決 定 までのスケジュール( 予 定 ) 平 成 20 年 10 月 14 日 27 日 11 月 7 日 町 民 等 との 意 見 交 換 会 (3 回 実 施 ) 11 月 27 日 12 月 2 日 10 日 案 の 作 成 (ニセコ 町 準 都 市 計 画 策 定 委 員 会 ) 12 月 議 会 説 明 平 成 21 年 1 月 2 月 関 係 機 関 調 整 上 記 策 定 委 員 会 案 を 関 係 法 令 との 調 整 技 術 的 な 問 題 等 の 整 理 を 行 い 素 案 として 関 係 権 利 者 等 へ 送 付 関 係 権 利 者 説 明 会 意 見 交 換 会 最 終 案 の 作 成 (ニセコ 町 準 都 市 計 画 策 定 委 員 会 ) 3 月 4 月 以 降 関 係 権 利 者 説 明 会 北 海 道 への 事 前 協 議 (ニセコ 準 都 市 計 画 区 域 指 定 公 告 ) 建 築 基 準 法 に 基 づく 建 築 確 認 申 請 の 手 続 きや 建 ぺい 率 容 積 率 接 道 義 務 などが 適 用 されます パブリックコメント 都 市 計 画 案 の 縦 覧 ニセコ 町 都 市 計 画 審 議 会 諮 問 答 申 関 連 条 例 の 町 議 会 提 出 関 連 条 例 の 公 布 北 海 道 知 事 同 意 協 議 都 市 計 画 決 定 告 示 関 連 条 例 の 施 行 (ルールの 適 用 開 始 ) 条 例 の 交 付 後 1ヶ 月 程 度 の 周 知 期 間 をとる 予 定 5