それぞれの 税 額 控 除 の 選 択 関 係 借 入 金 の 有 無 住 宅 又 は 増 改 築 の 種 類 対 象 となる 税 額 控 除 住 宅 の 新 築 や 購 入 有 認 定 住 宅 ( P7 参 照 ) A 又 はEから1つを 選 択 ( ) 認 定 住 宅 以 外 Aのみ をした 場

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積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

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Transcription:

平 成 27 年 分 住 宅 の 取 得 に 係 る 税 額 控 除 のあらまし 居 住 者 が 住 宅 の 新 築 取 得 又 は 増 改 築 をした 場 合 で 一 定 の 要 件 を 満 たすときは 次 のAからEの 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けることによって 居 住 の 用 に 供 した 年 分 以 後 の 各 年 分 の 所 得 税 額 から 一 定 の 金 額 を 控 除 する ことなどができます このあらましでは 主 に 新 築 や 購 入 した 住 宅 増 改 築 をした 部 分 を 平 成 27 年 中 に 居 住 の 用 に 供 した 方 が 所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 の 確 定 申 告 において これらの 税 額 控 除 を 受 けられる 場 合 の 要 件 や 手 続 のあらまし を 説 明 しています より 詳 しい 内 容 をお 知 りになりたい 方 は それぞれの 税 額 控 除 ごとの 説 明 書 を 国 税 庁 ホームページに 掲 載 していますので そちらをご 覧 ください( 税 務 署 にも 用 意 しています ) 税 額 控 除 控 除 を 受 けられる 場 合 掲 載 ページ ロ ー ン 型 A B 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 ) 特 定 増 改 築 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 の3の2) 住 宅 の 新 築 や 購 入 をした 場 合 住 宅 の 増 改 築 ( )をした 場 合 住 宅 のバリアフリー 改 修 工 事 をした 場 合 住 宅 の 省 エネ 改 修 工 事 をした 場 合 4ページ 14 ページ 自 己 資 金 型 C D E 住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の2) 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の3) 認 定 住 宅 新 築 特 別 税 額 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の4) 住 宅 の 耐 震 改 修 工 事 をした 場 合 住 宅 のバリアフリー 改 修 工 事 をした 場 合 住 宅 の 省 エネ 改 修 工 事 をした 場 合 認 定 住 宅 を 新 築 した 場 合 新 築 の 認 定 住 宅 を 購 入 した 場 合 21 ページ 23 ページ 28 ページ 増 改 築 には 住 宅 耐 震 改 修 工 事 やバリアフリー 改 修 工 事 省 エネ 改 修 工 事 を 含 みます このほか 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 の 方 が 受 けられる 特 例 があります 詳 しくは 説 明 書 東 日 本 大 震 災 により 自 己 の 所 有 する 家 屋 が 被 害 を 受 け 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 に 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 を 受 けられる 方 へ をご 覧 ください ローン 型 と 自 己 資 金 型 の 違 い ローン 型 A 及 びBの 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けるためには その 償 還 期 間 又 は 賦 払 期 間 が 10 年 (Bは5 年 ) 以 上 である 一 定 の 借 入 金 を 利 用 している 必 要 があります 居 住 の 用 に 供 した 年 から 原 則 として 10 年 間 (Bは5 年 間 ) 各 年 の 年 末 時 点 での 借 入 金 の 残 高 の 合 計 額 に 一 定 割 合 を 乗 じて 算 出 した 金 額 を その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことができます( 借 入 金 の 借 換 えや 繰 上 返 済 を 行 うことにより 税 額 控 除 の 適 用 要 件 を 満 たさなくなり その 後 の 年 において 税 額 控 除 を 受 けられなくなる 場 合 があります ) 自 己 資 金 型 CからEの 税 額 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 借 入 金 の 利 用 の 有 無 は 問 われません それぞれの 税 額 控 除 に 応 じた 計 算 方 法 に 沿 って 算 出 した 金 額 を 原 則 として 居 住 の 用 に 供 した 年 ( 住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 の 適 用 を 受 け る 場 合 は 改 修 を 行 った 年 )に 限 り その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことができます 1

それぞれの 税 額 控 除 の 選 択 関 係 借 入 金 の 有 無 住 宅 又 は 増 改 築 の 種 類 対 象 となる 税 額 控 除 住 宅 の 新 築 や 購 入 有 認 定 住 宅 ( P7 参 照 ) A 又 はEから1つを 選 択 ( ) 認 定 住 宅 以 外 Aのみ をした 場 合 無 認 定 住 宅 ( P7 参 照 ) 認 定 住 宅 以 外 Eのみ 適 用 なし 有 バリアフリー 改 修 工 事 省 エネ 改 修 工 事 住 宅 耐 震 改 修 工 事 A B 又 はDの 中 から1つを 選 択 ( ) A 及 びCの 両 方 住 宅 の 増 改 築 を 上 記 以 外 の 増 改 築 Aのみ した 場 合 無 バリアフリー 改 修 工 事 省 エネ 改 修 工 事 住 宅 耐 震 改 修 工 事 Dのみ Cのみ 上 記 以 外 の 増 改 築 適 用 なし いずれの 税 額 控 除 が 有 利 となるかは 毎 年 の 所 得 金 額 や 借 入 金 の 年 末 残 高 などによって 異 なります また 一 度 確 定 申 告 にお いて 選 択 した 税 額 控 除 は その 後 更 正 の 請 求 や 修 正 申 告 により 変 更 することはできません このあらましにおいて 使 用 している 用 語 の 説 明 措 法 租 税 特 別 措 置 法 ( 昭 和 32 年 法 律 第 26 号 )をいいます 居 住 者 国 内 に 住 所 を 有 し 又 は 現 在 まで 引 き 続 いて1 年 以 上 居 所 を 有 する 個 人 をいいます 住 所 は 個 人 の 生 活 の 本 拠 をいい 生 活 の 本 拠 かどうかは 客 観 的 事 実 によって 判 定 することになります 合 計 所 得 金 額 次 の1と2の 合 計 額 に 退 職 所 得 金 額 山 林 所 得 金 額 を 加 算 した 金 額 をいいます 1 事 業 所 得 不 動 産 所 得 利 子 所 得 給 与 所 得 総 合 課 税 の 配 当 所 得 短 期 譲 渡 所 得 及 び 雑 所 得 の 合 計 額 ( 損 益 の 通 算 後 の 金 額 ) 2 総 合 課 税 の 長 期 譲 渡 所 得 と 一 時 所 得 の 合 計 額 ( 損 益 の 通 算 後 の 金 額 )の 2 分 の 1 の 金 額 申 告 分 離 課 税 の 所 得 がある 場 合 には それらの 特 別 控 除 前 の 所 得 金 額 の 合 計 額 を 加 算 した 金 額 です また 純 損 失 や 雑 損 失 の 繰 越 控 除 など 損 失 の 繰 越 控 除 の 適 用 を 受 けている 場 合 は その 適 用 前 の 金 額 をいいます 床 面 積 登 記 簿 に 表 示 されている 床 面 積 をいいます ただし マンションなどのように 建 物 の 一 部 を 区 分 所 有 している 住 宅 の 場 合 は 登 記 簿 上 の 専 有 部 分 の 床 面 積 をいいます 補 助 金 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 親 族 国 又 は 地 方 公 共 団 体 から 交 付 される 補 助 金 又 は 給 付 金 などをいいます 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 税 の 非 課 税 又 は 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 を 受 けた 場 合 の 相 続 時 精 算 課 税 選 択 の 特 例 をいいます( 詳 しくは 平 成 27 年 分 贈 与 税 の 申 告 のしかた をご 覧 ください ) 親 族 のほか 次 の1から3のいずれかに 該 当 する 方 をいいます 1 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 方 2 家 屋 を 購 入 した 人 から 受 ける 金 銭 その 他 の 資 産 によって 生 計 を 維 持 している 方 3 親 族 1 又 は2の 方 と 生 計 を 一 にするこれらの 方 の 親 族 2

その 他 税 額 控 除 の 適 用 が 受 けられない 場 合 他 の 特 例 との 併 用 の 可 否 A B 及 びEの 税 額 控 除 については 入 居 した 年 やその 入 居 した 年 の 前 後 2 年 以 内 に 次 の1から5の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 の 適 用 を 受 ける 場 合 (Eは 次 の1 及 び2の 適 用 を 受 ける 場 合 )は その 適 用 を 受 けられま せん 1 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 ( 措 法 31 条 の3) 2 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 ( 措 法 35 条 ) 3 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 え 交 換 をした 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 ( 措 法 36 条 の2 36 条 の5) 4 既 成 市 街 地 内 にある 土 地 の 中 高 層 耐 火 建 築 物 の 建 設 のための 買 換 え 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 ( 措 法 37 条 の5) 5 認 定 事 業 用 地 適 正 化 計 画 の 事 業 用 地 の 区 域 内 にある 土 地 の 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 ( 旧 措 法 37 条 の9の2) A 及 びBの 税 額 控 除 と 居 住 用 財 産 の 買 換 え の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 制 度 ( 措 法 41 条 の5)との 併 用 は 認 められます 重 複 適 用 について 住 宅 を 購 入 してその 後 にその 購 入 をした 住 宅 を 増 改 築 した 場 合 など 一 定 の 要 件 を 満 たせば 住 宅 の 購 入 に ついてAの 税 額 控 除 を 受 け その 後 の 増 改 築 についても A 又 はBの 税 額 控 除 を 重 ねて 適 用 できる 場 合 があ ります このように Aの 税 額 控 除 と A 又 はBの 税 額 控 除 を 重 ねて 適 用 する 場 合 を 重 複 適 用 といい この 場 合 重 ねて 適 用 するAやBの 税 額 控 除 の 控 除 額 の 合 計 額 (ただし A 又 はBの 税 額 控 除 限 度 額 のいずれか 多 い 方 が 限 度 となります )について 適 用 を 受 けることができます 参 考 個 人 住 民 税 の 住 宅 借 入 金 特 別 税 額 控 除 制 度 Aの 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けた 場 合 所 得 税 額 から 差 し 引 くことのできなかった 金 額 について 翌 年 度 分 の 個 人 住 民 税 額 から 差 し 引 くことができる 制 度 が 設 けられています この 制 度 の 適 用 を 受 けるためには Aの 税 額 控 除 を 年 末 調 整 において 受 けている 場 合 を 除 いて 原 則 としてその 年 の 確 定 申 告 期 限 ( 平 成 27 年 分 は 平 成 28 年 3 月 15 日 ( 火 ))までに Aの 税 額 控 除 を 受 けるための 確 定 申 告 書 を 所 轄 税 務 署 に 提 出 する 必 要 が あります また 翌 年 度 分 の 個 人 住 民 税 額 から 差 し 引 くことができる 金 額 には 一 定 の 上 限 ( 住 宅 の 取 得 の 対 価 又 は 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます )の 税 率 が8%の 場 合 は 136,500 円 それ 以 外 の 場 合 は 97,500 円 )があります ( 参 考 ) 平 成 27 年 分 の 確 定 申 告 において 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 の 手 続 例 このあらまし で 控 除 の 適 用 要 件 などを 確 認 した 上 1 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 を 用 意 します 国 税 庁 HPの 確 定 申 告 書 作 成 コーナー で 画 面 の 案 内 に 従 って 2 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 と3 確 定 申 告 書 を 作 成 し これらをプリントアウトします 1 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 を 基 に 2 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 を 手 書 きに より 作 成 します 国 税 庁 HPの 確 定 申 告 書 作 成 コーナ ー で 画 面 の 案 内 に 従 って(2で 計 算 した 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 入 力 の 上 )3 確 定 申 告 書 を 作 成 してプリン トアウトします 手 書 きにより3 確 定 申 告 書 を 作 成 し ます 作 成 に 当 たっては 給 与 所 得 者 の( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 記 載 例 などを 参 照 してください 1 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 2 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 及 び 3 確 定 申 告 書 を 所 轄 税 務 署 に 提 出 します 確 定 申 告 書 作 成 コーナー で 作 成 した ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 や 確 定 申 告 書 は e-tax( 電 子 申 告 )を 利 用 して 提 出 することもできます 3

A 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 ) 控 除 を 受 けられる 場 合 適 用 を 受 ける 税 額 控 除 掲 載 ページ 一 般 住 宅 ( 1)の 新 築 や 購 入 ( 2)をした 場 合 A1 5ページ 認 定 住 宅 の 新 築 や 購 入 をした 場 合 A2 7ページ 中 古 住 宅 を 購 入 した 場 合 A3 9ページ 住 宅 の 増 改 築 をした 場 合 A4 11 ページ 転 勤 命 令 などにより 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 これを 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 A5 13 ページ 1 一 般 住 宅 とは 認 定 住 宅 ( 7ページ)に 該 当 しない 住 宅 のことをいいます 2 建 築 後 使 用 されたことのない 住 宅 の 購 入 のことをいいます 4

A1 一 般 住 宅 の 新 築 に 係 る 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 1) 対 象 者 について この 控 除 を 受 ける 各 年 分 において 判 断 します 居 住 者 であること その 年 の 12 月 31 日 ( )まで 引 き 続 き 居 住 の 用 に 供 していること 死 亡 した 場 合 や 災 害 により 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 には それぞれ 死 亡 した 日 や 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 日 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 住 宅 などについて 適 用 要 件 一 般 住 宅 の 新 築 や 購 入 ( )( 新 築 )をし その 新 築 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 建 築 後 使 用 されたことのないものに 限 ります 一 般 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 用 であること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 購 入 時 において 自 己 と 生 計 を 一 にし 購 入 後 においても 引 き 続 き 自 己 と 生 計 を 一 にしている 親 族 か ら 購 入 したものでないこと 贈 与 により 取 得 したものでないこと 給 与 所 得 者 が 使 用 者 などから 使 用 人 である 地 位 に 基 づいて 一 般 住 宅 又 はその 敷 地 となる 土 地 を 時 価 の 2 分 の1 未 満 の 価 額 で 取 得 していないこと 対 象 となる 借 入 金 について 一 般 住 宅 の 新 築 に 係 る 借 入 金 のうち 次 の 要 件 を 満 たす 借 入 金 を 有 すること 1 償 還 期 間 が 10 年 以 上 の 割 賦 償 還 の 方 法 により 返 済 される 借 入 金 であること 2 一 定 の 借 入 先 ( 金 融 機 関 など)からの 借 入 金 であること 3 無 利 息 又 は 著 しく 低 い 利 息 ( 年 利 1% 未 満 )である 一 定 の 借 入 金 に 該 当 しないこと 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 a 控 除 率 = その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことができる 控 除 額 控 除 額 の 計 算 方 法 aは 一 般 住 宅 の 新 築 とともにその 敷 地 となる 土 地 を 購 入 した 場 合 におけるその 土 地 の 購 入 に ついての 借 入 金 の 金 額 を 含 みます aが 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 の 対 価 の 額 又 は 費 用 の 額 ( 注 1 及 び2)を 超 えるとき は その 対 価 の 額 又 は 費 用 の 額 までの 金 額 となります ( 注 1) 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 に 関 して 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 となります ( 注 2) 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 の 適 用 を 受 けた 場 合 には その 適 用 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 となります 店 舗 併 用 住 宅 など 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は aに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります 控 除 を 受 けることができる 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 控 除 を 受 け る ことができる 年 分 平 成 27 年 分 ~ 平 成 36 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 最 大 控 除 額 (10 年 間 ) 4,000 万 円 1.0% 40 万 円 400 万 円 2,000 万 円 1.0% 20 万 円 200 万 円 一 般 住 宅 の 対 価 又 は 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます ) が8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 でない 場 合 を 示 しています 5

平 成 27 年 分 申 告 手 続 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 金 融 機 関 から 交 付 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 ( 原 本 ) 次 の 書 類 などで 1 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )を 新 築 したこと 2 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 年 月 日 又 は 購 入 年 月 日 3 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 工 事 の 請 負 代 金 又 は 購 入 の 対 価 の 額 4 一 般 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であること などを 明 らかにするもの 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 一 般 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 売 買 契 約 書 の 写 しや 工 事 請 負 契 約 書 の 写 し 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 交 付 を 受 けた 補 助 金 の 額 を 証 する 書 類 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 を 受 けた 場 合 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 に 係 る 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 証 する 書 類 の 写 し 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 土 地 を 先 行 して 取 得 した 場 合 などで 上 記 書 類 のみではこの 控 除 を 受 けるための 要 件 が 確 認 でき ないときは 一 定 の 書 類 の 添 付 が 必 要 となる 場 合 があります 平 成 28 年 分 以 後 給 与 所 得 者 が 年 末 調 整 によってこの 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 平 成 27 年 分 の 確 定 申 告 によりこの 控 除 の 適 用 を 受 けた 給 与 所 得 者 は 平 成 28 年 分 以 後 の 各 年 分 の 所 得 税 について 年 末 調 整 によってこの 控 除 を 受 けることができます 年 末 調 整 によってこの 控 除 を 受 けようとする 場 合 には 必 要 事 項 を 記 載 した 次 の 書 類 を 年 末 調 整 を 受 けるときまでに 給 与 支 払 者 に 提 出 する 必 要 があります 給 与 所 得 者 の( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 申 告 書 及 び 年 末 調 整 のための( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 証 明 書 ( ) これらの 書 類 は 平 成 27 年 分 の 確 定 申 告 書 に 添 付 する ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 にチェックを 付 すことにより 後 日 税 務 署 から 送 付 されます 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 確 定 申 告 書 を 提 出 してこの 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 確 定 申 告 書 を 提 出 してこの 控 除 の 適 用 を 受 けようとする 場 合 には 必 要 事 項 を 記 載 した 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 所 轄 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 6

A2 認 定 住 宅 の 新 築 に 係 る 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 特 例 ( 措 法 41 条 10) 対 象 者 について この 控 除 の 適 用 を 受 ける 各 年 分 において 判 断 します 居 住 者 であること その 年 の 12 月 31 日 ( )まで 引 き 続 き 居 住 の 用 に 供 していること 死 亡 した 場 合 や 災 害 により 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 には それぞれ 死 亡 した 日 や 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 日 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 住 宅 について 認 定 住 宅 の 新 築 や 購 入 ( )( 新 築 )をし その 新 築 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 建 築 後 使 用 されたことのないものに 限 ります 新 築 をした 住 宅 が 認 定 住 宅 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されること 認 定 住 宅 とは 次 の1から3の 住 宅 です 適 用 要 1 長 期 優 良 住 宅 の 普 及 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 20 年 法 律 第 87 号 )に 定 める 認 定 長 期 優 良 住 宅 2 都 市 の 低 炭 素 化 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 84 号 )に 定 める 低 炭 素 建 築 物 3 都 市 の 低 炭 素 化 の 促 進 に 関 する 法 律 に 定 める2とみなされる 特 定 建 築 物 件 認 定 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 用 であること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 購 入 時 において 自 己 と 生 計 を 一 にし 購 入 後 においても 引 き 続 き 自 己 と 生 計 を 一 にしている 親 族 か ら 購 入 したものでないこと 贈 与 により 取 得 したものでないこと 給 与 所 得 者 が 使 用 者 などから 使 用 人 である 地 位 に 基 づいて 認 定 住 宅 又 はその 敷 地 となる 土 地 を 時 価 の 2 分 の1 未 満 の 価 額 で 取 得 していないこと 対 象 となる 借 入 金 について 認 定 住 宅 の 新 築 に 係 る 借 入 金 のうち 次 の 要 件 を 満 たす 借 入 金 を 有 すること 1 償 還 期 間 が 10 年 以 上 の 割 賦 償 還 の 方 法 により 返 済 される 借 入 金 であること 2 一 定 の 借 入 先 ( 金 融 機 関 など)からの 借 入 金 であること 3 無 利 息 又 は 著 しく 低 い 利 息 ( 年 利 1% 未 満 )である 一 定 の 借 入 金 に 該 当 しないこと 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 控 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 a 控 除 率 = そ の 年 分 の 所 得 税 額 か ら 差 し 引 くことができる 控 除 額 除 額 の 計 算 方 法 aは 認 定 住 宅 の 新 築 とともにその 敷 地 となる 土 地 を 購 入 した 場 合 におけるその 土 地 の 購 入 に ついての 借 入 金 の 金 額 を 含 みます aが 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 の 対 価 の 額 又 は 費 用 の 額 ( 注 1 及 び2)を 超 えるとき は その 対 価 の 額 又 は 費 用 の 額 までの 金 額 となります ( 注 1) 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 に 関 して 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 となります ( 注 2) 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 の 適 用 を 受 けた 場 合 には その 適 用 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 となります 店 舗 併 用 住 宅 など 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は aに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります 7

控 除 を 受 けることができる 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 控 除 を 受 け る ことができる 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 最 大 控 除 額 (10 年 間 ) 平 成 27 年 分 ~ 平 成 36 年 分 5,000 万 円 1.0% 50 万 円 500 万 円 3,000 万 円 1.0% 30 万 円 300 万 円 認 定 住 宅 の 対 価 又 は 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます )が8% の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 でない 場 合 を 示 しています 平 成 27 年 分 申 告 手 続 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 金 融 機 関 から 交 付 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 ( 原 本 ) 次 の 書 類 などで 1 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )を 新 築 したこと 2 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 年 月 日 又 は 購 入 年 月 日 3 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 新 築 工 事 の 請 負 代 金 又 は 購 入 の 対 価 の 額 4 認 定 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であること などを 明 らかにするもの 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 認 定 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 売 買 契 約 書 の 写 しや 工 事 請 負 契 約 書 の 写 し 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 交 付 を 受 けた 補 助 金 の 額 を 証 する 書 類 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 を 受 けた 場 合 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 に 係 る 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 証 する 書 類 の 写 し 認 定 住 宅 であることを 証 明 する 次 の 書 類 1 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 場 合 所 管 行 政 庁 ( 都 道 府 県 市 区 町 村 )の 長 期 優 良 住 宅 建 築 計 画 の 認 定 通 知 書 の 写 し いずれかの 書 類 市 区 町 村 の 住 宅 用 家 屋 証 明 書 ( 写 し 可 ) 建 築 士 の 認 定 長 期 優 良 住 宅 建 築 証 明 書 2 低 炭 素 建 築 物 の 場 合 所 管 行 政 庁 ( 都 道 府 県 市 区 町 村 )の 低 炭 素 建 築 物 新 築 計 画 の 認 定 通 知 書 の 写 し いずれかの 書 類 市 区 町 村 の 住 宅 用 家 屋 証 明 書 ( 写 し 可 ) 建 築 士 の 認 定 低 炭 素 住 宅 建 築 証 明 書 3 低 炭 素 建 築 物 とみなされる 特 定 建 築 物 の 場 合 市 区 町 村 の 住 宅 用 家 屋 証 明 書 ( 特 定 建 築 物 用 ) 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 土 地 を 先 行 して 取 得 した 場 合 などで 上 記 書 類 のみではこの 控 除 を 受 けるための 要 件 が 確 認 でき ないときは 一 定 の 書 類 の 添 付 が 必 要 となる 場 合 があります 平 成 28 年 分 以 後 A1の 申 告 手 続 の 平 成 28 年 分 以 後 ( P6)を 参 照 してください 8

A3 中 古 住 宅 の 購 入 に 係 る 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 1 ) 対 象 者 について この 控 除 を 受 ける 各 年 分 において 判 断 します 居 住 者 であること その 年 の 12 月 31 日 ( )まで 引 き 続 き 居 住 の 用 に 供 していること 死 亡 した 場 合 や 災 害 により 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 には それぞれ 死 亡 した 日 や 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 日 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 住 宅 について 中 古 住 宅 を 購 入 し その 購 入 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 購 入 した 住 宅 が 中 古 住 宅 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されること 中 古 住 宅 とは 建 築 後 使 用 されたことのある 住 宅 で 次 の1 又 は2の 基 準 を 満 たす 住 宅 です 1 経 過 年 数 基 準 建 築 された 日 から 購 入 の 日 までの 期 間 が 20 年 (マンションなどの 耐 火 建 築 物 については 25 年 ) 以 内 であること 2 耐 震 基 準 地 震 に 対 する 安 全 上 必 要 な 構 造 方 法 に 関 する 技 術 的 基 準 又 はこれに 準 ずるものに 適 合 すること 上 記 1 又 は2の 基 準 を 満 たさない 建 築 後 使 用 されたことのある 住 宅 ( 要 耐 震 改 修 住 宅 といいます )であ 適 用 要 件 っても 購 入 の 日 までに 耐 震 改 修 を 行 うことについて 申 請 をし 居 住 の 用 に 供 した 日 までにその 耐 震 改 修 に より 家 屋 が 耐 震 基 準 に 適 合 することにつき 証 明 がされた 住 宅 は 中 古 住 宅 とみなされ 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 適 用 を 受 けることが 可 能 となります ただし この 場 合 において 行 った 耐 震 改 修 については 住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 ( P21)の 適 用 の 対 象 とはなりませんので 注 意 してください また 要 耐 震 改 修 住 宅 の 購 入 と 耐 震 改 修 について それぞれ 住 宅 借 入 金 を 利 用 しているなど 一 定 の 要 件 を 満 たす 場 合 は これらの 住 宅 借 入 金 に 係 る 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 適 用 ( 重 複 適 用 )を 受 けることがで きます 中 古 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 用 であること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 購 入 時 において 自 己 と 生 計 を 一 にし 購 入 後 においても 引 き 続 き 自 己 と 生 計 を 一 にしている 親 族 か ら 購 入 したものでないこと 贈 与 により 取 得 したものでないこと 給 与 所 得 者 が 使 用 者 などから 使 用 人 である 地 位 に 基 づいて 中 古 住 宅 又 はその 敷 地 となる 土 地 を 時 価 の 2 分 の1 未 満 の 価 額 で 取 得 していないこと 対 象 となる 借 入 金 について 中 古 住 宅 の 購 入 に 係 る 借 入 金 のうち 次 の 要 件 を 満 たす 借 入 金 を 有 すること 1 償 還 期 間 が 10 年 以 上 の 割 賦 償 還 の 方 法 により 返 済 される 借 入 金 であること 2 一 定 の 借 入 先 ( 金 融 機 関 など)からの 借 入 金 であること 3 無 利 息 又 は 著 しく 低 い 利 息 ( 年 利 1% 未 満 )である 一 定 の 借 入 金 に 該 当 しないこと 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 控 除 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 a 控 除 率 = その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことができる 控 除 額 額 の 計 算 方 法 aは 中 古 住 宅 の 購 入 とともにその 敷 地 となる 土 地 を 購 入 した 場 合 におけるその 土 地 の 購 入 につ いての 借 入 金 の 金 額 を 含 みます aが 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 購 入 の 対 価 の 額 ( 注 1 及 び2)を 超 えるときは その 対 価 の 額 までの 金 額 と なります ( 注 1) 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 購 入 に 関 して 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 で 判 断 します ( 注 2) 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 の 適 用 を 受 けた 場 合 には その 適 用 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 で 判 断 します 9

店 舗 併 用 住 宅 など 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は aに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります 控 除 を 受 けることができる 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 控 除 を 受 ける ことができる 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 最 大 控 除 額 (10 年 間 ) 平 成 27 年 分 ~ 4,000 万 円 1.0% 40 万 円 400 万 円 平 成 36 年 分 2,000 万 円 1.0% 20 万 円 200 万 円 中 古 住 宅 の 対 価 又 は 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます )が8% の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 でない 場 合 ( 個 人 間 の 売 買 契 約 により 中 古 住 宅 の 対 価 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 がない 場 合 など)を 示 しています 平 成 27 年 分 申 告 手 続 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 金 融 機 関 から 交 付 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 ( 原 本 ) 次 の 書 類 などで 1 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )を 購 入 したこと 2 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 購 入 年 月 日 3 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 ) 購 入 の 対 価 の 額 4 中 古 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であること などを 明 ら かにするもの 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 中 古 住 宅 ( 及 び 土 地 )の 売 買 契 約 書 の 写 し 中 古 住 宅 であることを 証 明 する 次 の 書 類 中 古 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 再 掲 中 古 住 宅 が 耐 震 基 準 を 満 たすものの 場 合 次 のいずれかの 書 類 建 築 士 の 耐 震 基 準 適 合 証 明 書 ( 家 屋 の 購 入 の 日 前 2 年 以 内 にその 証 明 のための 家 屋 の 調 査 が 終 了 したもの) 登 録 住 宅 性 能 評 価 機 関 の 建 設 住 宅 性 能 評 価 書 の 写 し( 家 屋 の 購 入 の 日 前 2 年 以 内 に 評 価 されたもの) 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 に 係 る 付 保 証 明 書 ( 家 屋 の 購 入 の 日 前 2 年 以 内 に 締 結 されたもの) 中 古 住 宅 が 要 耐 震 改 修 住 宅 ( P9)の 場 合 ( 耐 震 改 修 に 係 る) 請 負 契 約 書 の 写 し 次 のいずれかの 書 類 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 施 行 規 則 別 記 第 5 号 様 式 に 規 定 する 認 定 申 請 書 の 写 し 及 び 耐 震 基 準 適 合 証 明 書 耐 震 基 準 適 合 証 明 申 請 書 ( 耐 震 基 準 適 合 証 明 仮 申 請 書 )の 写 し 及 び 耐 震 基 準 適 合 証 明 書 建 設 住 宅 性 能 評 価 申 請 書 ( 建 設 住 宅 性 能 評 価 仮 申 請 書 )の 写 し 及 び 建 設 住 宅 性 能 評 価 書 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 の 申 込 書 及 び 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 が 締 結 されていることを 証 する 書 類 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 交 付 を 受 けた 補 助 金 の 額 を 証 する 書 類 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 を 受 けた 場 合 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 に 係 る 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 証 する 書 類 の 写 し 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 借 入 金 が 他 の 者 から 承 継 した 債 務 である 場 合 ( 中 古 住 宅 を 個 人 間 で 売 買 し その 売 主 から 債 務 を 承 継 した 場 合 など)は その 承 継 に 関 する 契 約 書 の 写 し 平 成 28 年 分 以 後 A1の 申 告 手 続 の 平 成 28 年 分 以 後 ( P6)を 参 照 してください 10

A4 住 宅 の 増 改 築 に 係 る 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 113) 対 象 者 について この 控 除 を 受 ける 各 年 分 において 判 断 します 居 住 者 であること その 年 の 12 月 31 日 ( )まで 引 き 続 き 居 住 の 用 に 供 していること 死 亡 した 場 合 や 災 害 により 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 には それぞれ 死 亡 した 日 や 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 日 合 計 所 得 金 額 が3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 増 改 築 について 住 宅 の 増 改 築 をし その 増 改 築 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 増 改 築 が 一 定 の 増 改 築 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されること 一 定 の 増 改 築 とは 次 の1から6の 工 事 です 1 増 築 改 築 建 築 基 準 法 に 規 定 する 大 規 模 の 修 繕 大 規 模 の 模 様 替 えの 工 事 1 号 工 事 2 マンションなどの 区 分 所 有 建 物 のうち 区 分 所 有 する 部 分 の 床 階 段 又 は 壁 の 過 半 について 行 う 一 定 の 修 繕 模 様 替 えの 工 事 2 号 工 事 3 家 屋 (マンションなどの 区 分 所 有 建 物 にあっては 区 分 所 有 する 部 分 )のうち 居 室 調 理 室 浴 室 便 所 洗 面 所 納 戸 玄 関 又 は 廊 下 の 一 室 の 床 又 は 壁 の 全 部 について 行 う 修 繕 模 様 替 えの 工 事 3 号 工 事 適 用 要 件 4 家 屋 について 行 う 地 震 に 対 する 一 定 の 安 全 基 準 に 適 合 させるための 修 繕 模 様 替 えの 工 事 4 号 工 事 住 宅 耐 震 改 修 工 事 ( P21) 5 家 屋 について 行 う 高 齢 者 が 自 立 した 日 常 生 活 を 営 むのに 必 要 な 構 造 及 び 設 備 の 基 準 に 適 合 させるため の 修 繕 模 様 替 えの 工 事 5 号 工 事 バリアフリー 改 修 工 事 ( P15) 6 家 屋 について 行 うエネルギーの 使 用 の 合 理 化 に 資 する 修 繕 模 様 替 えの 工 事 6 号 工 事 省 エネ 改 修 工 事 ( P18) 上 記 1から6の 工 事 と 併 せて 行 うその 工 事 を 施 した 家 屋 と 一 体 となって 効 用 を 果 たす 電 気 設 備 給 排 水 設 備 衛 生 設 備 ガス 設 備 の 取 替 えや 取 付 けに 係 る 工 事 ( 付 随 工 事 )を 含 みます 自 己 が 所 有 し 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 について 行 う 増 改 築 であること 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 が 100 万 円 ( )を 超 えるものであること 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 で 判 定 します 増 改 築 をした 後 の 家 屋 が 主 としてその 居 住 の 用 に 供 すると 認 められるものであること 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 る 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 がその 総 額 の2 分 の1 以 上 であること 増 改 築 をした 後 の 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 の 用 に 供 されるものであること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 対 象 となる 借 入 金 について 増 改 築 に 係 る 借 入 金 のうち 次 の 要 件 を 満 たす 借 入 金 を 有 すること 1 償 還 期 間 が 10 年 以 上 の 割 賦 償 還 の 方 法 により 返 済 される 借 入 金 であること 2 一 定 の 借 入 先 ( 金 融 機 関 など)からの 借 入 金 であること 3 無 利 息 又 は 著 しく 低 い 利 息 ( 年 利 1% 未 満 )である 一 定 の 借 入 金 に 該 当 しないこと 控 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 除 額 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 a 控 除 率 = そ の 年 分 の 所 得 税 額 か ら 差 し 引 くことができる 控 除 額 の 計 算 aが 増 改 築 の 費 用 の 額 ( 注 1 及 び2)を 超 えるときは その 費 用 の 額 までの 金 額 となります ( 注 1) 住 宅 の 増 改 築 に 関 して 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 で 判 断 します 11

方 法 ( 注 2) 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 の 適 用 を 受 けた 場 合 には その 適 用 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 で 判 断 します 店 舗 併 用 住 宅 など 増 改 築 をした 家 屋 のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は aに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります 控 除 を 受 けることができる 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 の 控 除 限 度 額 控 除 を 受 ける ことができる 年 分 平 成 27 年 分 ~ 平 成 36 年 分 借 入 金 の 年 末 残 高 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 最 大 控 除 額 (10 年 間 ) 4,000 万 円 1.0% 40 万 円 400 万 円 2,000 万 円 1.0% 20 万 円 200 万 円 増 改 築 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます )が 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 でない 場 合 を 示 しています 平 成 27 年 分 申 告 手 続 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 添 付 書 類 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 金 融 機 関 から 交 付 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 ( 原 本 ) 増 改 築 をした 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 )など 増 改 築 をした 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であ ることを 明 らかにする 書 類 次 の 書 類 などで 1 増 改 築 をした 年 月 日 2 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 などを 明 らかにするもの 増 改 築 の 工 事 請 負 契 約 書 の 写 し 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 交 付 を 受 けた 補 助 金 の 額 を 証 する 書 類 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 を 受 けた 場 合 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 に 係 る 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 証 する 書 類 の 写 し 一 定 の 増 改 築 に 該 当 することを 証 明 する 次 の 書 類 1 増 改 築 が1 号 工 事 に 該 当 する 場 合 いずれかの 書 類 特 定 行 政 庁 ( 市 町 村 又 は 都 道 府 県 ) の 確 認 済 証 の 写 し 特 定 行 政 庁 の 検 査 済 証 の 写 し 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 2 増 改 築 が2 号 工 事 から6 号 工 事 に 該 当 する 場 合 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 平 成 28 年 分 以 後 A1の 申 告 手 続 の 平 成 28 年 分 以 後 ( P6)を 参 照 してください 12

A5 転 勤 命 令 などにより 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 これを 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 特 例 ( 措 法 41 条 1821) 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の 再 適 用 A1からA4までのいずれかの 適 用 を 受 けていた 人 が 勤 務 先 からの 転 任 の 命 令 に 伴 う 転 居 などのやむを 得 ない 事 由 により その 適 用 を 受 けていた 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 その 住 宅 を 再 び 居 住 の 用 に 供 し た 場 合 には その 住 宅 に 居 住 しなくなる 日 までに 一 定 の 手 続 を 行 うことにより 再 びA1からA4までのいず れかの 適 用 を 受 けることができます 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の 適 用 住 宅 の 新 築 購 入 や 増 改 築 をして 居 住 の 用 に 供 した 人 が その 居 住 の 用 に 供 した 日 以 後 その 年 の 年 末 まで に 勤 務 先 からの 転 任 の 命 令 に 伴 う 転 居 などのやむを 得 ない 事 由 により A1からA4までのいずれかを 適 用 す ることなくその 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 その 事 由 が 解 消 し その 住 宅 を 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 には 勤 務 先 からの 転 任 の 命 令 に 伴 う 転 居 の 事 由 が 生 ずる 前 において 居 住 の 用 に 供 していたことを 証 する 書 類 の 提 出 の 一 定 の 手 続 を 行 うことにより A1からA4までのいずれかの 適 用 を 受 けることができます 居 住 していなかった 期 間 については A1からA4までの 適 用 はありません また A1からA4までの 適 用 が 受 けられる 期 間 は 延 長 されません なお 適 用 要 件 や 申 告 手 続 については 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 手 続 をされる 方 へ をご 覧 ください 13

B 特 定 増 改 築 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 の3の2) 控 除 を 受 けられる 場 合 適 用 を 受 ける 税 額 控 除 掲 載 ページ 住 宅 のバリアフリー 改 修 工 事 をした 場 合 B1 15 ページ 住 宅 の 省 エネ 改 修 工 事 をした 場 合 B2 18 ページ 住 宅 のバリアフリー 改 修 工 事 と 省 エネ 改 修 工 事 を 両 方 した 場 合 B1(その 他 ) 17 ページ 転 勤 命 令 などにより 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 これを 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 B3 20 ページ 14

B1 高 齢 者 居 住 改 修 工 事 に 係 る 特 定 増 改 築 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 の3の21) 対 象 者 について この 控 除 を 受 ける 各 年 分 において 判 断 します 特 定 居 住 者 であること 特 定 居 住 者 とは 次 の1から4のいずれかに 該 当 する 居 住 者 のことです 1 50 歳 以 上 の 方 2 要 介 護 又 は 要 支 援 の 認 定 を 受 けている 方 3 所 得 税 法 上 の 障 害 者 である 方 ( 身 体 障 害 者 手 帳 の 交 付 を 受 けた 方 など) 4 高 齢 者 ( )である 親 族 と 同 居 を 常 況 としている 方 上 記 2 若 しくは3に 該 当 する 方 又 は 年 齢 が 65 歳 以 上 である 方 のことです 居 住 者 の 年 齢 が50 歳 以 上 であるかどうか その 居 住 者 の 親 族 の 年 齢 が65 歳 以 上 であるかどうかの 判 定 は 原 則 として 居 住 した 年 の12 月 31 日 の 年 齢 によります 適 用 要 件 その 年 の 12 月 31 日 ( )まで 引 き 続 き 居 住 の 用 に 供 していること 死 亡 した 場 合 や 災 害 により 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 には それぞれ 死 亡 した 日 又 は 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 日 合 計 所 得 金 額 が3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 増 改 築 について 家 屋 の 増 改 築 をし その 増 改 築 をした 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 増 改 築 がバリアフリー 改 修 工 事 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 され ること バリアフリー 改 修 工 事 とは 特 定 居 住 者 が 行 う 高 齢 者 が 自 立 した 日 常 生 活 を 営 むのに 必 要 な 構 造 及 び 設 備 の 基 準 に 適 合 させるための 修 繕 又 は 模 様 替 えで 次 の1から8のいずれかの 工 事 です 1 介 助 用 の 車 いすで 容 易 に 移 動 するために 通 路 や 出 入 口 の 幅 を 拡 張 する 工 事 2 階 段 の 設 置 ( 既 存 の 階 段 の 撤 去 を 伴 うものに 限 ります ) 又 は 改 良 により 勾 配 を 緩 和 する 工 事 3 浴 室 を 改 良 する 工 事 であって 次 のいずれかに 該 当 するもの イ 入 浴 又 はその 介 助 を 容 易 に 行 うために 浴 室 の 床 面 積 を 増 加 させる 工 事 ロ 浴 槽 をまたぎ 高 さの 低 いものに 取 り 替 える 工 事 ハ 固 定 式 の 移 乗 台 や 踏 み 台 など 高 齢 者 の 浴 槽 の 出 入 りを 容 易 にする 設 備 を 設 置 する 工 事 ニ 高 齢 者 の 身 体 の 洗 浄 を 容 易 にする 水 栓 器 具 を 設 置 し 又 は 同 器 具 に 取 り 替 える 工 事 4 便 所 を 改 良 する 工 事 であって 次 のいずれかに 該 当 するもの イ 排 泄 又 はその 介 助 を 容 易 に 行 うために 便 所 の 床 面 積 を 増 加 させる 工 事 ロ 便 器 を 座 便 式 のものに 取 り 替 える 工 事 ハ 座 便 式 の 便 器 の 座 高 を 高 くする 工 事 5 便 所 浴 室 脱 衣 室 などの 居 室 及 び 玄 関 並 びにこれらを 結 ぶ 経 路 に 手 すりを 取 り 付 ける 工 事 6 便 所 浴 室 脱 衣 室 などの 居 室 及 び 玄 関 並 びにこれらを 結 ぶ 経 路 の 床 の 段 差 を 解 消 する 工 事 7 出 入 口 の 戸 を 改 良 する 工 事 であって 次 のいずれかに 該 当 するもの イ 開 戸 を 引 戸 折 戸 に 取 り 替 える 工 事 ロ 開 戸 のドアノブをレバーハンドル に 取 り 替 える 工 事 ハ 戸 に 戸 車 など 戸 の 開 閉 を 容 易 にする 器 具 を 設 置 する 工 事 8 便 所 浴 室 脱 衣 室 その 他 の 居 室 及 び 玄 関 並 びにこれらを 結 ぶ 経 路 の 床 の 材 料 を 滑 りにくいものに 取 り 替 える 工 事 上 記 1から8の 工 事 と 併 せて 行 うその 工 事 を 施 した 家 屋 と 一 体 となって 効 用 を 果 たす 設 備 の 取 替 え 又 は 取 付 けに 係 る 工 事 ( 付 随 工 事 )を 含 みます 自 己 が 所 有 し 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 について 行 う 増 改 築 であること バリアフリー 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 ( )が 50 万 円 を 超 えるものであること 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 で 判 定 します 増 改 築 をした 後 の 家 屋 が 主 としてその 居 住 の 用 に 供 すると 認 められるものであること 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 る 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 がその 総 額 の2 分 の1 以 上 であること 15

適 用 要 件 増 改 築 をした 後 の 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 の 用 に 供 されるものであること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 給 与 所 得 者 が 使 用 者 などから 使 用 人 である 地 位 に 基 づいて 家 屋 の 敷 地 となる 土 地 を 時 価 の2 分 の1 未 満 の 価 額 で 取 得 していないこと 対 象 となる 借 入 金 について 増 改 築 に 係 る 借 入 金 のうち 次 の 要 件 を 満 たす 借 入 金 を 有 すること 1 償 還 期 間 が5 年 以 上 の 割 賦 償 還 の 方 法 により 返 済 される 借 入 金 や 死 亡 時 に 一 括 償 還 をする 方 法 により 支 払 うこととされている 借 入 金 であること 2 一 定 の 借 入 先 ( 金 融 機 関 など)からの 借 入 金 であること 3 無 利 息 又 は 著 しく 低 い 利 息 ( 年 利 1% 未 満 )である 一 定 の 借 入 金 に 該 当 しないこと 計 算 式 ( 控 除 額 は 100 円 未 満 切 捨 て) 特 定 増 改 築 に 係 る 借 入 金 ( )の 年 末 残 高 の 合 計 額 a 控 除 率 1 + 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 - a 控 除 率 2 = その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことが で き る 控 除 額 控 除 額 の 計 算 方 法 申 告 手 続 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 のうちバリアフリー 改 修 工 事 ( 特 定 増 改 築 )に 要 し た 費 用 の 額 に 相 当 する 部 分 の 金 額 ( 補 助 金 を 受 ける 場 合 は その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 )をいいます 増 改 築 とともにその 増 改 築 に 係 る 住 宅 の 敷 地 となる 土 地 を 購 入 した 場 合 その 土 地 の 購 入 に ついての 借 入 金 が 増 改 築 に 係 る 借 入 金 に 含 まれます 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 が 増 改 築 の 費 用 の 額 ( 注 1 及 び2)を 超 えると きは その 費 用 の 額 までの 金 額 となります ( 注 1) 増 改 築 に 関 して 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 となります ( 注 2) 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 の 適 用 を 受 けた 場 合 には その 適 用 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 となります 店 舗 併 用 住 宅 など 増 改 築 をした 後 の 家 屋 のうちに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 は 一 定 の 居 住 用 割 合 を 乗 じた 後 の 金 額 となります 特 定 増 改 築 及 び 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 限 度 額 控 除 率 各 年 分 の 控 除 限 度 額 控 除 を 受 け る ことができる 年 分 平 成 27 年 分 ~ 平 成 31 年 分 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 限 度 額 特 定 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 限 度 額 控 除 率 各 年 の 控 除 限 度 額 最 大 控 除 額 (5 年 間 ) 1,000 万 円 1.0% ( 計 )12.5 万 円 ( 計 )62.5 万 円 250 万 円 2.0% 5 万 円 25 万 円 1000 万 円 1.0% ( 計 )12 万 円 ( 計 )60 万 円 200 万 円 2.0% 4 万 円 20 万 円 増 改 築 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます )が 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 でない 場 合 を 示 しています 平 成 27 年 分 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 に 掲 げる 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 特 定 居 住 者 のうち4( P15)に 該 当 する 場 合 には この 税 額 控 除 の 対 象 となる 家 屋 の 所 在 地 が 税 額 控 除 を 受 ける 方 の 住 所 地 として 記 載 されているとともに その 方 と 同 居 を 常 況 とする 高 齢 者 である 親 族 の 住 所 地 としても 記 載 されたものが 必 要 です 金 融 機 関 から 交 付 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 ( 原 本 ) 増 改 築 をした 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 )など 増 改 築 をした 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であ 16

申 告 手 続 ることを 明 らかにする 書 類 次 の 書 類 などで 1 増 改 築 をした( 及 び 土 地 を 購 入 した)こと 2 増 改 築 をした( 及 び 土 地 を 購 入 した) 年 月 日 3 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 ( 及 び 土 地 の 購 入 の 対 価 の 額 ) 4バリアフリー 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 などを 明 らかにするもの 増 改 築 の 工 事 請 負 契 約 書 の 写 し 土 地 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 土 地 の 売 買 契 約 書 の 写 し 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 交 付 を 受 けた 補 助 金 の 額 を 証 する 書 類 増 改 築 がバリアフリー 改 修 工 事 である( 又 は 同 工 事 を 含 む)ことなどを 証 明 する 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 特 定 居 住 者 のうち2 又 は4( P15)に 該 当 する 場 合 は 要 介 護 認 定 又 は 要 支 援 認 定 を 受 けている 方 の 介 護 保 険 の 被 保 険 者 証 の 写 し 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 土 地 を 先 行 して 取 得 した 場 合 などで 上 記 書 類 のみではこの 控 除 を 適 用 するための 要 件 が 確 認 で きないときは 一 定 の 書 類 の 添 付 が 必 要 となる 場 合 があります 平 成 28 年 分 以 後 給 与 所 得 者 が 年 末 調 整 によってこの 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 平 成 27 年 分 の 確 定 申 告 をしてこの 控 除 の 適 用 を 受 けた 給 与 所 得 者 は 平 成 28 年 分 以 後 の 各 年 分 の 所 得 税 について 年 末 調 整 によってこの 控 除 を 受 けることができます 年 末 調 整 によってこの 控 除 を 受 けようとする 場 合 には 必 要 事 項 を 記 載 した 次 の 書 類 を 年 末 調 整 を 受 けるときまでに 給 与 支 払 者 に 提 出 する 必 要 があります 給 与 所 得 者 の( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 申 告 書 及 び 年 末 調 整 のための( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 証 明 書 ( ) これらの 書 類 は 平 成 27 年 分 の 確 定 申 告 書 に 添 付 する ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 にチェックを 付 すことにより 後 日 税 務 署 から 送 付 されます 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 確 定 申 告 書 を 提 出 してこの 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 確 定 申 告 書 を 提 出 してこの 控 除 の 適 用 を 受 けようとする 場 合 には 必 要 事 項 を 記 載 した 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 所 轄 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 バリアフリー 改 修 工 事 と 省 エネ 改 修 工 事 の 両 方 を 行 った 場 合 そ の 他 特 定 居 住 者 ( P15)がバリアフリー 改 修 工 事 と 省 エネ 改 修 工 事 の 両 方 を 行 った 場 合 は 前 頁 に 示 す 計 算 式 の 特 定 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 (a)をバリアフリー 改 修 工 事 及 び 特 定 断 熱 改 修 工 事 に 要 した 金 額 の 合 計 額 ( 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 )に 相 当 する 金 額 として 計 算 し その 合 計 額 (250 万 円 又 は 200 万 円 を 限 度 )に 対 して 2% の 控 除 率 が 適 用 されます 17

B2 断 熱 改 修 工 事 に 係 る 特 定 増 改 築 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 の3の25) 対 象 者 について この 控 除 の 適 用 を 受 ける 各 年 において 判 断 します 居 住 者 であること その 年 の 12 月 31 日 ( )まで 引 き 続 き 居 住 の 用 に 供 していること 死 亡 した 場 合 や 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 場 合 には それぞれ 死 亡 した 日 や 災 害 により 居 住 の 用 に 供 することができなくなった 日 合 計 所 得 金 額 が3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 増 改 築 について 家 屋 の 増 改 築 をし その 増 改 築 をした 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 増 改 築 が 省 エネ 改 修 工 事 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されたこと 省 エネ 改 修 工 事 とは 次 の 断 熱 改 修 工 事 又 は 特 定 断 熱 改 修 工 事 です 断 熱 改 修 工 事 とは 家 屋 について 行 うエネルギーの 使 用 の 合 理 化 に 資 する 増 改 築 修 繕 又 は 模 様 替 えで 次 の 1 及 び2の 工 事 のうち 改 修 した 部 位 の 断 熱 性 能 ( 省 エネ 性 能 )がいずれも 平 成 25 年 基 準 相 当 となると 認 められる 工 事 をいいます 1 居 室 の 全 ての 窓 の 改 修 工 事 2 1の 工 事 と 併 せて 行 う 床 や 天 井 壁 の 断 熱 工 事 適 用 要 件 特 定 断 熱 改 修 工 事 とは 家 屋 について 行 うエネルギーの 使 用 の 合 理 化 に 著 しく 資 する 増 築 築 修 繕 又 は 模 様 替 えで 断 熱 改 修 工 事 のうち 改 修 後 の 住 宅 全 体 の 断 熱 性 能 ( 省 エネ 性 能 )が 平 成 25 年 基 準 相 当 となると 認 められる 工 事 をいいます これらの 工 事 が 行 われる 構 造 又 は 設 備 と 一 体 となって 効 用 を 果 たす 設 備 の 取 替 え 又 は 取 付 けに 係 る 工 事 ( 付 随 工 事 )を 含 みます 自 己 が 所 有 し 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 について 行 う 増 改 築 であること 省 エネ 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 ( )が 50 万 円 を 超 えるものであること 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 で 判 定 します 増 改 築 をした 後 の 家 屋 が 主 としてその 居 住 の 用 に 供 すると 認 められるものであること 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 る 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 がその 総 額 の2 分 の1 以 上 であること 増 改 築 をした 後 の 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 の 用 に 供 されるものであること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 給 与 所 得 者 が 使 用 者 などから 使 用 人 である 地 位 に 基 づいて 家 屋 の 敷 地 となる 土 地 を 時 価 の2 分 の1 未 満 の 価 額 で 取 得 していないこと 対 象 となる 借 入 金 について 増 改 築 に 係 る 借 入 金 で 次 の 要 件 を 満 たす 借 入 金 を 有 すること 1 償 還 期 間 が5 年 以 上 の 割 賦 償 還 の 方 法 により 返 済 される 借 入 金 であること 2 一 定 の 借 入 先 ( 金 融 機 関 など)からの 借 入 金 であること 3 無 利 息 又 は 著 しく 低 い 利 息 ( 年 利 1% 未 満 )である 一 定 の 借 入 金 に 該 当 しないこと 計 算 式 ( 控 除 額 は 100 円 未 満 切 捨 て) 特 定 断 熱 改 修 に 係 る 借 入 金 ( )の 年 末 残 高 の 合 計 額 a 控 除 率 1 + 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 - a 控 除 率 2 = その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことが で き る 控 除 額 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 のうち 特 定 断 熱 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 に 相 当 す る 部 分 の 金 額 ( 補 助 金 を 受 ける 場 合 は その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 )をいいます 18

控 除 額 の 計 算 方 法 増 改 築 とともにその 増 改 築 に 係 る 住 宅 の 敷 地 となる 土 地 を 購 入 した 場 合 その 土 地 の 購 入 に ついての 借 入 金 が 増 改 築 に 係 る 借 入 金 に 含 まれます 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 が 増 改 築 の 費 用 の 額 ( 注 1 及 び2)を 超 えると きは その 費 用 の 額 までの 金 額 となります ( 注 1) 増 改 築 に 関 して 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 となります ( 注 2) 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 の 特 例 の 適 用 を 受 けた 場 合 には その 適 用 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 の 額 を 差 し 引 い た 後 の 金 額 となります 店 舗 併 用 住 宅 など 増 改 築 をした 後 の 家 屋 のうちに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 の 合 計 額 は 一 定 の 居 住 用 割 合 を 乗 じた 後 の 金 額 となります 特 定 断 熱 改 修 及 び 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 限 度 額 控 除 率 各 年 の 控 除 限 度 額 控 除 を 受 け る ことができる 年 分 平 成 27 年 分 ~ 平 成 31 年 分 増 改 築 に 係 る 借 入 金 の 限 度 額 特 定 断 熱 改 修 に 係 る 借 入 金 の 限 度 額 控 除 率 各 年 の 控 除 限 度 額 最 大 控 除 額 (5 年 間 ) 1,000 万 円 1.0% ( 計 )12.5 万 円 ( 計 )62.5 万 円 250 万 円 2.0% 5 万 円 25 万 円 1000 万 円 1.0% ( 計 )12 万 円 ( 計 )60 万 円 200 万 円 2.0% 4 万 円 20 万 円 増 改 築 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいいます )が 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 でない 場 合 を 示 しています 平 成 27 年 分 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 ( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 金 融 機 関 から 交 付 を 受 けた 住 宅 取 得 資 金 に 係 る 借 入 金 の 年 末 残 高 証 明 書 ( 原 本 ) 増 改 築 をした 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 )など 増 改 築 をした 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であ 申 告 手 続 ることを 明 らかにする 書 類 次 の 書 類 などで 1 増 改 築 をした( 及 び 土 地 を 購 入 した)こと 2 増 改 築 をした( 及 び 土 地 を 購 入 した) 年 月 日 3 増 改 築 に 要 した 費 用 の 額 ( 及 び 土 地 の 購 入 の 対 価 の 額 ) 4 省 エネ 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 などを 明 らかにするもの 増 改 築 の 工 事 請 負 契 約 書 の 写 し 土 地 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 土 地 の 売 買 契 約 書 の 写 し 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 交 付 を 受 けた 補 助 金 の 額 を 証 する 書 類 増 改 築 が 省 エネ 改 修 工 事 であることなどを 証 明 する 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 土 地 を 先 行 して 取 得 した 場 合 などで 上 記 書 類 のみではこの 控 除 を 適 用 するための 要 件 が 確 認 で きないときは 一 定 の 書 類 の 添 付 が 必 要 となる 場 合 があります 平 成 28 年 分 以 後 B1の 申 告 手 続 の 平 成 28 年 分 以 後 ( P17)を 参 照 してください 19

B3 転 勤 命 令 などにより 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 これを 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の 特 定 増 改 築 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 特 例 ( 措 法 41 条 の3の217) 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の 再 適 用 B1 又 はB2の 適 用 を 受 けていた 人 が 勤 務 先 からの 転 任 の 命 令 に 伴 う 転 居 などのやむを 得 ない 事 由 によ り その 適 用 を 受 けていた 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 その 住 宅 を 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 には その 住 宅 に 居 住 しなくなる 日 までに 一 定 の 手 続 を 行 うことにより 再 びB1 又 はB2の 適 用 を 受 けることがで きます 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の 適 用 住 宅 の 新 築 購 入 や 増 改 築 をして 居 住 の 用 に 供 した 人 が その 居 住 の 用 に 供 した 日 以 後 その 年 の 年 末 まで に 勤 務 先 からの 転 任 の 命 令 に 伴 う 転 居 などのやむを 得 ない 事 由 により B1 又 はB2を 適 用 することなくその 住 宅 を 居 住 の 用 に 供 しなくなった 後 その 事 由 が 解 消 し その 住 宅 を 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 には 勤 務 先 からの 転 任 の 命 令 に 伴 う 転 居 の 事 由 が 生 ずる 前 において 居 住 の 用 に 供 していたことを 証 する 書 類 の 提 出 の 一 定 の 手 続 を 行 うことにより B1 又 はB2の 適 用 を 受 けることができます 居 住 していなかった 期 間 については B1 又 はB2の 適 用 はありません また B1 又 はB2の 適 用 が 受 け られる 期 間 は 延 長 されません なお 適 用 要 件 や 申 告 手 続 については 再 び 居 住 の 用 に 供 した 場 合 の( 特 定 増 改 築 ) 住 宅 借 入 金 特 別 控 除 の 手 続 をされる 方 へ をご 覧 ください 20

C 住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の2) 対 象 者 について 居 住 者 であること 対 象 となる 住 宅 耐 震 改 修 工 事 について 適 用 要 件 平 成 27 年 中 に 耐 震 改 修 工 事 をしたこと 耐 震 改 修 工 事 が 住 宅 耐 震 改 修 工 事 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 され たこと 住 宅 耐 震 改 修 工 事 とは 地 震 に 対 する 安 全 性 の 向 上 を 目 的 とした 増 改 築 修 繕 模 様 替 えであって その 家 屋 が 現 行 の 耐 震 基 準 ( )に 適 合 するもののことです 建 築 基 準 法 施 行 令 第 3 章 及 び 第 5 章 の4の 規 定 又 は 国 土 交 通 大 臣 が 財 務 大 臣 と 協 議 して 定 める 地 震 に 定 め る 地 震 に 対 する 安 全 性 に 係 る 基 準 ( 平 成 18 年 1 月 国 土 交 通 省 告 示 第 185 号 ) 昭 和 56 年 5 月 31 日 ( 建 築 基 準 法 の 改 正 により 現 行 の 耐 震 基 準 が 適 用 される 日 ) 以 前 に 建 築 された 家 屋 ( )についての 住 宅 耐 震 改 修 であること 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 で 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 を2 以 上 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 に 限 ります 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 住 宅 耐 震 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 ( ) 10% = その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことができる 控 除 額 住 宅 耐 震 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 とは 住 宅 耐 震 改 修 工 事 の 内 容 ごとに 単 位 当 たりの 標 準 的 な 工 事 費 用 の 額 ( 下 表 参 照 )として 定 められた 金 額 に その 住 宅 耐 震 改 修 に 係 る 工 事 を 行 った 床 面 積 を 乗 じて 計 算 した 金 額 の 合 計 額 をいいます 具 体 的 には 建 築 士 の 住 宅 耐 震 改 修 証 明 書 に 記 載 された 金 額 となります また 住 宅 耐 震 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 は 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 き 耐 震 改 修 工 事 限 度 額 を 超 える 場 合 には この 限 度 額 までの 金 額 となります 控 除 額 の 計 算 方 法 ( 住 宅 耐 震 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 ) 改 修 工 事 内 容 単 位 当 たりの 金 額 単 位 1 木 造 住 宅 の 基 礎 に 係 る 耐 震 改 修 15,900 円 建 築 面 積 ( 単 位 m2) 2 木 造 住 宅 の 壁 に 係 る 耐 震 改 修 23,400 円 床 面 積 ( 単 位 m2) 3 木 造 住 宅 の 屋 根 に 係 る 耐 震 改 修 20,200 円 施 工 面 積 ( 単 位 m2) 4 1 2 3 以 外 の 木 造 住 宅 に 係 る 耐 震 改 修 34,700 円 床 面 積 ( 単 位 m2) 5 木 造 住 宅 以 外 の 住 宅 の 壁 に 係 る 耐 震 改 修 78,000 円 床 面 積 ( 単 位 m2) 6 木 造 住 宅 以 外 の 住 宅 の 柱 に 係 る 耐 震 改 修 2,552,000 円 耐 震 改 修 の 箇 所 7 5 6 以 外 に 係 る 耐 震 改 修 267,600 円 床 面 積 ( 単 位 m2) 工 事 完 了 日 耐 震 改 修 工 事 限 度 額 控 除 率 控 除 限 度 額 工 事 完 了 日 耐 震 改 修 工 事 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 平 成 27 年 中 250 万 円 10% 25 万 円 200 万 円 10% 20 万 円 住 宅 耐 震 改 修 工 事 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をいい ます )のうちに 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 が 含 まれていない 場 合 を 示 しています 21

住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 申 告 手 続 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 住 宅 耐 震 改 修 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 地 方 公 共 団 体 の 長 建 築 士 の 住 宅 耐 震 改 修 証 明 書 家 屋 の 登 記 事 項 証 明 書 など 家 屋 が 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前 に 建 築 されたものであることを 明 らか にする 書 類 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 22

D 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の3) 控 除 を 受 けられる 場 合 ( ) 適 用 を 受 ける 税 額 控 除 掲 載 ページ 住 宅 のバリアフリー 改 修 工 事 をした 場 合 D1 24 ページ 住 宅 の 省 エネ 改 修 工 事 ( )をした 場 合 D2 26 ページ 改 修 工 事 と 併 せて 行 う 太 陽 光 発 電 設 備 設 置 工 事 を 含 みます 住 宅 のバリアフリー 改 修 工 事 と 省 エネ 改 修 工 事 の 両 方 を 行 った 場 合 は D1とD2をそれぞれ 適 用 ( 併 用 ) することができます 23

D1 高 齢 者 居 住 改 修 工 事 に 係 る 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の31) 対 象 者 について 適 用 要 件 特 定 居 住 者 ( P15)であること 合 計 所 得 金 額 が3,000 万 円 以 下 であること 前 年 又 は 前 々 年 において バリアフリー 改 修 工 事 ( 付 随 工 事 を 除 きます 以 下 同 じです )( P15) をしてこの 控 除 の 適 用 を 受 けていないこと( ) バリアフリー 改 修 工 事 について 介 護 保 険 法 施 行 規 則 第 76 条 第 2 項 ( 介 護 の 必 要 な 程 度 が 著 しく 高 くなった 場 合 の 特 例 )の 規 定 の 適 用 を 受 けた 場 合 など 一 定 の 場 合 を 除 きます 対 象 となる 増 改 築 について 家 屋 のバリアフリー 改 修 工 事 をし その 工 事 をした 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること バリアフリー 改 修 工 事 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されたこと 自 己 が 所 有 し 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 について 行 うバリアフリー 改 修 工 事 であること バリアフリー 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 ( 下 の 控 除 額 の 計 算 方 法 中 の 計 算 式 参 照 )が 50 万 円 を 超 えるものであること バリアフリー 改 修 工 事 をした 後 の 家 屋 が 主 としてその 居 住 の 用 に 供 すると 認 められるものであること 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 るバリアフリー 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 がその 総 額 の2 分 の1 以 上 であること バリアフリー 改 修 工 事 をした 後 の 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 の 用 に 供 されるものであること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 控 除 額 の 計 算 方 法 バリアフリー 改 修 工 事 の そ の 年 分 の 所 得 税 額 か ら 10% = 標 準 的 な 費 用 の 額 ( ) 差 し 引 くことができる 控 除 額 バリアフリー 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 とは バリアフリー 改 修 工 事 の 内 容 ごとに 単 位 当 たりの 標 準 的 な 工 事 費 用 の 額 として 定 められた 金 額 に そのバリアフリー 改 修 工 事 に 係 る 工 事 を 行 った 施 工 面 積 を 乗 じて 計 算 した 金 額 の 合 計 額 をいいます 具 体 的 には 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 に 記 載 された 金 額 となります また 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 き 改 修 工 事 限 度 額 を 超 える 場 合 には この 限 度 額 までの 金 額 となります なお 例 えば 店 舗 併 用 住 宅 など バリアフリー 改 修 工 事 をした 後 の 家 屋 のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は バリアフリー 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 に 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 る 改 修 工 事 の 費 用 の 額 の 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります 居 住 日 改 修 工 事 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 居 住 日 改 修 工 事 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 平 成 27 年 中 200 万 円 10% 20 万 円 150 万 円 10% 15 万 円 バリアフリー 改 修 工 事 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 を いいます )のうちに 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 が 含 まれていない 場 合 を 示 しています 24

住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 申 告 手 続 特 定 居 住 者 のうち4( P15)に 該 当 する 場 合 には この 税 額 控 除 の 対 象 となる 家 屋 の 所 在 地 が 税 額 控 除 を 受 ける 方 の 住 所 地 として 記 載 されているとともに その 方 と 同 居 を 常 況 とする 高 齢 者 である 親 族 の 住 所 地 としても 記 載 されたものが 必 要 です バリアフリー 改 修 工 事 をした 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 )など 増 改 築 をした 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であることを 明 らかにする 書 類 増 改 築 がバリアフリー 改 修 工 事 であることなどを 証 明 する 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 特 定 居 住 者 のうち2 又 は4( P15)に 該 当 する 場 合 は 要 介 護 認 定 又 は 要 支 援 認 定 を 受 けている 方 の 介 護 保 険 の 被 保 険 者 証 の 写 し 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 前 年 分 又 は 前 々 年 分 においてこの 控 除 の 適 用 を 受 けている 方 で 本 年 分 においてもこの 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 は 介 護 保 険 法 施 行 規 則 第 76 条 第 2 項 の 規 定 の 適 用 を 受 けたことを 証 する 書 類 も 必 要 です 25

D2 一 般 断 熱 改 修 工 事 に 係 る 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 額 ( 措 法 41 条 の 19 の33) 対 象 者 について 居 住 者 であること 合 計 所 得 金 額 が3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 増 改 築 について 家 屋 の 一 般 断 熱 改 修 工 事 である 省 エネ 改 修 工 事 をし その 工 事 をした 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 適 用 要 件 一 般 断 熱 改 修 工 事 とは 次 の1から3の 工 事 をいいます 1 断 熱 改 修 工 事 ( 付 随 工 事 を 除 きます )( P18) 2 1の 工 事 が 行 われる 構 造 及 び 設 備 と 一 体 になって 効 用 を 果 たす 一 定 の 太 陽 熱 利 用 冷 温 熱 装 置 などの 設 置 工 事 3 1の 工 事 と 併 せて 行 う 太 陽 光 発 電 設 備 設 置 工 事 一 般 断 熱 改 修 工 事 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されたこと 自 己 が 所 有 し 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 について 行 う 一 般 断 熱 改 修 工 事 であること 一 般 断 熱 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 ( 下 の 控 除 額 の 計 算 方 法 の 計 算 式 参 照 )が 50 万 円 を 超 えるものであること 一 般 断 熱 改 修 工 事 をした 後 の 家 屋 が 主 としてその 居 住 の 用 に 供 すると 認 められるものであること 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 る 一 般 断 熱 改 修 工 事 に 要 した 費 用 の 額 がその 総 額 の2 分 の1 以 上 であること 一 般 断 熱 改 修 工 事 をした 後 の 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 専 ら 自 己 の 居 住 の 用 に 供 されるものであること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 一 般 断 熱 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 ( ) 10% = そ の 年 分 の 所 得 税 額 か ら 差 し 引 くことができる 控 除 額 控 除 額 の 計 算 方 法 一 般 断 熱 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 とは 一 般 断 熱 改 修 工 事 の 内 容 ごとに 単 位 当 たりの 標 準 的 な 工 事 費 用 の 額 として 定 められた 金 額 に その 一 般 断 熱 改 修 工 事 に 係 る 工 事 を 行 った 施 工 面 積 を 乗 じて 計 算 した 金 額 の 合 計 額 をいいます 具 体 的 には 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 に 記 載 された 金 額 となります また 補 助 金 の 交 付 を 受 ける 場 合 には その 補 助 金 の 額 を 差 し 引 き 改 修 工 事 限 度 額 を 超 える 場 合 には この 限 度 額 までの 金 額 となります なお 店 舗 併 用 住 宅 など 一 般 断 熱 改 修 工 事 をした 後 の 家 屋 のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は 一 般 断 熱 改 修 工 事 の 標 準 的 な 費 用 の 額 に 居 住 の 用 に 供 する 部 分 に 係 る 改 修 費 用 の 額 の 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります 居 住 日 改 修 工 事 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 居 住 日 改 修 工 事 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 平 成 27 年 中 250(350) 万 円 10% 25(35) 万 円 200(300) 万 円 10% 20(30) 万 円 太 陽 光 発 電 設 備 設 置 工 事 を 併 せて 行 う 場 合 は 括 弧 内 の 金 額 なります 一 般 断 熱 改 修 工 事 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 をい います )のうちに 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 が 含 まれていない 場 合 を 示 しています 26

申 告 手 続 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 額 を 計 算 の 上 次 に 掲 げる 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 住 宅 特 定 改 修 特 別 税 額 控 除 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 一 般 断 熱 改 修 工 事 をした 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 )など 増 改 築 をした 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であることを 明 らかにする 書 類 一 般 断 熱 改 修 工 事 であることなどを 証 明 する 建 築 士 の 増 改 築 工 事 証 明 書 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) 27

E 認 定 住 宅 新 築 特 別 税 額 控 除 ( 措 法 41 条 の 19 の4) 対 象 者 について 適 用 要 件 居 住 者 であること 合 計 所 得 金 額 が3,000 万 円 以 下 であること 対 象 となる 増 改 築 について 認 定 住 宅 ( P7)の 新 築 や 購 入 ( )( 新 築 )をし その 新 築 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 すること 建 築 後 使 用 されたことのないものに 限 ります 新 築 をした 住 宅 が 認 定 住 宅 であると 次 頁 に 示 す 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 により 証 明 されたこと 認 定 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であり そのうち2 分 の1 以 上 が 居 住 用 であること 住 宅 を2 以 上 所 有 する 場 合 には 主 として 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 であること 購 入 の 場 合 購 入 時 において 自 己 と 生 計 を 一 にし 購 入 後 においても 引 き 続 き 自 己 と 生 計 を 一 にしている 親 族 か ら 購 入 したものでないこと 贈 与 により 取 得 したものでないこと 計 算 式 (100 円 未 満 端 数 切 捨 て) 認 定 住 宅 の 構 造 及 び 設 備 に 係 る 標 準 的 な 費 用 の 額 ( ) 10% = その 年 分 の 所 得 税 額 から 差 し 引 くことができる 控 除 額 控 除 額 の 計 算 方 法 認 定 住 宅 の 構 造 及 び 設 備 に 係 る 標 準 的 な 費 用 の 額 とは 認 定 住 宅 の 認 定 基 準 に 適 合 するため に 必 要 となる 標 準 的 なかかり 増 し 費 用 ( 性 能 強 化 費 用 )の 額 をいい 具 体 的 には 床 面 積 1 m2 当 た り 43,800 円 に 認 定 住 宅 の 床 面 積 を 乗 じた 金 額 となります ただし 認 定 住 宅 限 度 額 を 超 える 場 合 には この 限 度 額 までの 金 額 となります また 店 舗 併 用 住 宅 など 認 定 住 宅 のうちに 居 住 の 用 に 供 する 部 分 以 外 がある 場 合 は 認 定 住 宅 の 構 造 及 び 設 備 に 係 る 標 準 的 な 費 用 の 額 に 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 し た 金 額 となります 居 住 日 認 定 住 宅 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 居 住 日 認 定 住 宅 限 度 額 控 除 率 税 額 控 除 限 度 額 申 告 手 続 そ の 他 650 万 円 10% 65 万 円 平 成 27 年 中 500 万 円 10% 50 万 円 認 定 住 宅 の 新 築 や 購 入 の 費 用 の 額 に 含 まれる 消 費 税 額 ( 消 費 税 額 及 び 地 方 消 費 税 額 の 合 計 額 を いいます )のうちに 8%の 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 による 消 費 税 額 が 含 まれていない 場 合 を 示 しています 認 定 住 宅 新 築 特 別 税 額 控 除 額 の 計 算 明 細 書 の 所 定 の 欄 に 必 要 事 項 を 記 載 し 認 定 住 宅 新 築 特 別 税 額 控 除 額 を 計 算 の 上 次 の 書 類 を 添 付 して 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 する 必 要 があります 確 定 申 告 書 に 添 付 すべき 書 類 認 定 住 宅 新 築 特 別 税 額 控 除 額 の 計 算 明 細 書 住 民 票 の 写 し 次 の 書 類 などで 1 認 定 住 宅 の 新 築 や 購 入 をしたこと 2その 新 築 や 購 入 をした 年 月 日 3 認 定 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であることなど を 明 らかにするもの 認 定 住 宅 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 原 本 ) 工 事 請 負 契 約 書 又 は 売 買 契 約 書 の 写 し 認 定 住 宅 であることを 証 明 する 書 類 ( 認 定 住 宅 の 種 類 に 応 じたそれぞれの 書 類 ( P8)) 給 与 所 得 者 の 場 合 は 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 原 本 ) この 控 除 の 適 用 を 受 ける 年 分 において 控 除 しきれない 金 額 がある 場 合 で 一 定 の 要 件 を 満 たすとき は その 控 除 しきれない 金 額 を 翌 年 分 の 所 得 税 の 額 から 控 除 することができます 28