教 育 活 動 教 育 実 践 上 の 主 な 業 績 年 月 日 概 要 1 教 育 内 容 方 法 の 工 夫 ( 授 業 評 価 等 を 含 む) 1 教 材 選 択 授 業 の 進 行 計 画 や 授 業 の 組 み 立 て 予 習 のさせ 方 など 授 業 の 設 計 に 関 する 工 夫 (1) 民 法 I 1 年 次 春 学 期 開 講 科 日 であることから ケースメソッドで はなく プロブレムメソッドによっているが 定 評 のある 教 科 書 ( 大 村 敦 志 基 本 民 法 I 第 3 版 ( 斐 閣 ))を 指 定 した うえで それに 準 拠 した 教 材 を 自 作 して 使 用 している 授 業 設 計 上 の 工 夫 としては ( 詳 細 は 教 材 を 参 照 のこと) 単 元 ごとに ねらいと 到 達 目 標 を 具 体 的 に(できるだけ 方 向 目 標 ではなく 到 達 日 標 として) 示 すようにしている また 法 的 スキーマの 修 得 が 法 律 学 学 習 の 鍵 のひとつと 考 えら れることから 民 法 全 体 および 個 々の 単 元 テーマごとに スキーマを 示 すようにしている(スキーマの 重 要 性 につい ては さしあたり 山 本 敬 三 民 法 講 義 I 総 則 8 頁 以 下 同 書 9 頁 注 3の 引 用 文 献 参 照 ) 教 材 は 予 習 で 獲 得 した 基 礎 知 識 の 理 解 を 確 認 したり 深 めるための 設 問 や 課 題 を 中 心 とし 問 題 の 本 質 に 関 わる 点 については グループ 課 題 や 宿 題 を 課 し その 成 果 をもとに 授 業 を 行 うようにし ている (2) 民 法 Ⅳ 定 評 のある 教 科 書 ( 潮 見 佳 男 債 権 各 論 Ⅱ 不 法 行 為 法 第 2 版 ( 新 世 社 ))を 指 定 したうえで それに 準 拠 した 教 材 を 自 作 して 使 用 している 授 業 設 計 上 の 工 夫 としては ( 詳 細 は 教 材 を 参 照 のこと) 大 きな 括 り( 一 般 不 法 行 為 の 要 件 不 法 行 為 の 効 果 特 殊 な 不 法 行 為 の 要 件 など)での ねらいと 到 達 目 標 と 単 元 ごとの ねらいと 到 達 目 標 を 示 して 受 講 者 が 何 のためにどのような 知 識 と 技 能 を 修 得 すればよいのか 分 かるようにしている 教 材 はおおむ ね 当 該 授 業 回 の 学 習 範 囲 について 基 礎 概 念 と 基 本 的 な 考 え 方 を 確 認 する 設 問 当 該 授 業 回 のテーマに 関 する 基 本 判 例 について 事 実 関 係 を 要 約 し そこから 法 律 問 題 を 発 見 し 判 決 理 由 を 抽 出 して その 理 由 付 けを 分 析 する 設 問 からなっている これにより 予 習 に 際 して 指 定 教 科 書 をただ 読 むのではなく 注 意 深 く 読 むこと 判 例 を 読 むことを 通 じて 基 礎 概 念 や 基 本 的 な 考 え 方 の 理 解 を 深 めることをねらっている また 教 材 の 各 単 元 の 冒 頭 では 指 定 教 科 書 の 同 単 元 の 冒 頭 に 掲 げられている 言 い 分 方 式 の 設 例 を 再 掲 したうえで 設 例 に 関 する 設 問 を 設 けているが これは 法 律 家 は 課 題 解 決 者 であって まず は 課 題 の 解 決 が 目 的 であること 事 実 から 出 発 すること が 重 要 であることを 理 解 させるためである 授 業 では 見 解 の 分 かれるところなどでは グループ 討 論 や 協 同 学 習 を 行 って 理 解 を 深 めるようにしている 1/6 更 新 日 2014/4/7
(3) 民 法 演 習 実 務 家 教 員 ( 弁 護 士 )との 共 同 授 業 としており 教 材 は 私 が 主 担 当 の 前 半 では 判 例 を 元 にした 自 作 の 事 例 問 題 実 務 家 教 員 が 主 担 当 の 後 半 では 実 務 家 教 員 提 供 の 実 際 の 事 件 記 録 および 教 材 共 同 システム(dbMASC)の なかから 適 切 なものを 共 同 で 選 定 して 加 工 したものを 使 用 している また 授 業 設 計 および 授 業 内 容 については ( 実 体 法 上 の) 法 理 論 的 検 討 と 実 務 的 検 討 ( 要 件 事 実 手 続 法 )の 双 方 を 行 なうため 適 宜 授 業 前 に 打 ち 合 わせを 行 なっているほか 時 間 がないときは メールでも 協 議 を 行 なっている なお 課 題 レポート 期 末 試 験 の 採 点 成 績 評 価 も 共 同 で 行 なっている 授 業 は 前 半 は 1 回 につき2 問 の 事 例 演 習 問 題 を 取 り 上 げるが あらかじめ 報 告 班 を 指 定 し 検 討 のうえ 事 前 に 起 案 を 提 出 させ 授 業 では それを 元 に 報 告 と 討 論 を 行 い それを 受 けて 各 受 講 者 が 課 題 として 起 案 を 提 出 し これに 教 員 がコメント 等 を 付 して 返 却 するというスタイルを 取 っている 後 半 は 1テーマについて 原 則 3 回 の 授 業 回 をとることとし 受 講 者 を 原 告 代 理 人 班 被 告 代 理 人 班 裁 判 官 班 に 分 けて( 各 班 5 6 人 ) それぞれの 立 場 から 準 備 をさせて( 準 備 については 教 材 中 で 明 記 ) 第 1 回 日 は ( 適 宜 教 員 がアドバイス 軌 道 修 正 などしながら) 裁 判 官 班 を 進 行 役 として 双 方 からの 立 論 と 討 論 を 行 って 問 題 点 を 洗 い 出 し さらに 検 討 すべきことを 探 し 出 したう え 授 業 外 で 各 班 で 検 討 して 翌 週 の 第 2 回 目 までに 意 見 書 ドラフトを 提 出 第 2 回 日 は 意 見 書 ドラフトをレジュメ 代 わりとして さらに 議 論 を 煮 詰 め その 週 の 曜 日 午 後 8 時 までに その 成 果 を 生 かして 受 講 者 各 自 が 意 見 書 を 提 出 第 3 回 目 は その 中 から 優 秀 なもの 数 通 を 選 んで 配 布 し それを 素 材 として 双 方 向 多 方 向 で 解 説 講 評 を 行 な うという 組 立 てとしている( 各 自 の 意 見 書 は コメント 添 削 のうえ 原 則 として 第 3 回 目 の 翌 々 週 までに 返 却 書 き 直 し 再 提 出 を 認 め 水 準 に 達 した 場 合 は 加 点 ) 2 授 業 内 容 の 選 択 や 授 業 実 施 に 当 た り 司 法 制 度 改 革 審 議 会 意 見 書 にいう 理 論 教 育 と 実 務 教 育 の 架 橋 を 意 識 し た 取 組 法 曹 養 成 教 育 では 知 識 と 技 能 と 態 度 が 統 合 された 法 曹 として 実 践 的 能 力 の 修 得 が 目 指 されるべきであり そのためには 法 理 論 教 育 と 法 実 務 教 育 との 統 合 がはか られるべきだと 考 えている そこで 実 務 家 教 員 と 共 同 で 担 当 している 民 法 演 習 実 務 基 礎 科 目 に 位 置 づけられる ロイヤリングIはもとより 理 論 系 科 日 である 民 法 I 民 法 Ⅳ でも 可 能 な 限 り 課 題 解 決 者 としての 法 曹 養 成 を 意 識 して プロブレムメソッドやケースメソッドの 手 法 を 大 幅 に 取 り 入 れ 具 体 的 な 事 案 から 考 えることの 重 要 性 を 意 識 させるように 配 慮 している また 起 案 等 指 導 Ⅱでは 判 例 を 素 材 とした 事 例 問 題 について 起 案 をさせるが その 際 ( 実 務 基 礎 科 目 に 位 置 づけられているのだから 当 然 だ が) 法 理 論 や 文 章 作 成 だけではなく 口 頭 でのプレゼン テーションや 討 論 の 仕 方 などについても 獲 得 目 標 に 含 め ている (1) 授 業 開 始 前 の 準 備 (アイスブレーキング)とWG 編 成 ( 全 担 当 科 日 ) 議 論 する 能 力 については いずれも 受 講 者 数 名 で 構 成 するワーキング グループ(WG)を 編 成 し 授 業 内 外 で の 作 業 を 少 人 数 で 行 わせることにより 議 論 が 活 発 にな りやすい 環 境 を 作 る 工 夫 をしている また 開 講 第 1 回 目 ないしオリエンテーション 期 間 中 に アイスブレーキングと して 簡 単 なゲームなどを 行 い その 結 果 により WGの 班 分 けを 行 なうなどもしている これは 学 期 開 始 当 初 のク ラスの 硬 い 雰 囲 気 を 破 り 受 講 者 が 楽 しい 雰 囲 気 の 中 で 互 いのことを 知 ることで その 後 の 討 論 が 容 易 になること から 実 施 している 仕 掛 けである また 適 宜 WGの 再 編 成 を 行 って WG 活 動 に 積 極 的 な 班 とそうでない 班 とがなる べく 固 定 化 しないように 配 慮 している 2/6 更 新 日 2014/4/7
(2)WGによる 共 同 作 業 グループ 討 論 ( 全 担 当 科 日 ) 議 論 が 分 かれる 問 題 を 取 り 上 げる 際 には その 問 題 に つき 散 漫 な 議 論 とならないように 議 論 すべきポイントを ある 程 度 示 したうえで(ガイド ディスカッション) WG 内 で 議 論 をするよう 指 示 し 5 分 程 度 経 ったところで 受 講 者 全 体 につき 賛 成 派 反 対 派 それぞれから 立 論 をさせて 全 体 で 討 論 を 行 なうというような 工 夫 をしている なお WG 討 論 中 は 机 間 巡 視 を 行 なって 議 論 の 流 れがあさって の 方 向 に 行 かないようコントールをしたり 適 宜 アドバイス をしたりするほか 後 の 全 体 の 議 論 で 益 な 発 言 をしても らうために 本 質 に 迫 る 議 論 や 質 問 をしているWGや 受 講 者 を 見 出 す 工 夫 もしている 3 授 業 に 当 たり 学 生 に 考 える 力 や 議 論 する 力 をつけさせるための 工 夫 方 法 効 果 (3) 質 問 票 ( 民 法 I 民 法 Ⅳ) 民 法 Iと 民 法 Ⅳでは 授 業 開 始 時 に 質 問 票 (A5 用 紙 )を 配 布 しておき 授 業 中 に 疑 問 や 質 問 を 生 じたときは それ を 書 きとめておき 授 業 後 に 提 出 するよう 求 めている こ れは 質 問 をしようと 考 えながら 授 業 を 受 けることが 考 える 力 をつけるために 効 であることから( 根 拠 や 類 似 の ものの 比 較 など 高 度 な 質 問 をしようと 意 識 することは 考 える 力 "をつけるために 特 に 効 果 的 であることが 知 ら れているので できるだけそのような 質 問 を 考 えるよう 指 導 している) 受 動 的 に 授 業 を 受 けるのではなく 常 に 疑 問 や 質 問 を 考 えながら( 発 言 せずとも) 積 極 的 に 授 業 を 受 ける 癖 をつけてもらうためである なお 質 問 票 は 授 業 後 に 回 収 して 休 憩 時 間 中 に 整 理 し 質 問 待 機 時 間 での 議 論 に 利 用 するなどしている(この 点 は 5 授 業 後 のフォ ロー 参 照 ) (4) 発 間 の 仕 方 ( 全 担 当 科 日 ) 考 える 力 の 養 成 については およそ 答 えが 一 つというよ うな 質 問 をしたり 議 論 をさせたりすることはなるべくしな いで 複 数 の 解 答 のうち どれを 選 ぶか その 根 拠 は 何 かを 考 えさせるようにしており また 基 礎 的 な 知 識 を 確 認 する 際 にも 自 分 なりの 言 い 換 えや 要 約 をさせるよう 心 がけている(テスト 試 験 もしかり) (5)WGによる 授 業 外 活 動 ( 全 担 当 科 目 ) 予 復 習 の 単 位 として また 授 業 外 の 課 題 を 行 なうため の 単 位 としてもWGを 活 用 しており 他 人 との 共 同 作 業 を 通 じて 考 える 力 が 身 につくよう 工 夫 をしている( 一 定 の 目 的 をもって 計 画 された 共 同 作 業 が 考 える 力 を 養 うために 効 果 的 であることは 学 習 科 学 上 知 られた 知 見 である) (6) 振 り 返 リシート( 全 担 当 科 目 ) 民 法 I 民 法 Ⅳでは 毎 回 振 り 返 リシート と 称 する ペーパー(A4 一 枚 の 用 紙 を 罫 線 で4 分 割 し 今 回 の 授 業 で 学 んだこと 今 回 の 授 業 でうまく 学 べなかったこと 今 回 の 授 業 の 自 分 にとっての 意 味 今 回 の 授 業 から 得 た 教 訓 これからやろうと 思 うこと を 記 入 する 欄 を 設 け たもの)を 配 布 し 授 業 終 了 後 に 記 入 させ その 後 も これ をときどき 読 み 返 すよう 指 導 している このような 作 業 は 考 える 力 の 養 成 にも 効 果 的 であるとされているが 授 業 のフィードバック 自 己 評 価 ( 形 成 的 評 価 )としても 効 な 方 法 であると 考 えている なお 振 り 返 リシートは 任 意 提 出 であるが 回 収 することとし( 受 講 者 には 後 日 返 却 ) 4の 理 解 度 チェックにも 利 用 している 3/6 更 新 日 2014/4/7
(7) 討 論 形 式 の 授 業 ( 民 法 演 習 起 案 等 指 導 Ⅱ) 民 法 演 習 では 授 業 形 式 自 体 が 討 論 形 式 であり 議 論 の 仕 方 やマナーも 含 めて より 実 践 的 に 議 論 する 力 を 養 っている また 事 例 演 習 問 題 の 起 案 や 意 見 書 の 解 説 講 評 に 際 しては 優 秀 な 意 見 書 を 提 出 した 受 講 者 に 自 己 の 意 見 書 についてプレゼンテーションをさせたうえ で 質 疑 討 論 する 形 式 をとっているが 考 える 力 や 議 論 をする 力 につながる 質 問 する 力 や 建 設 的 に 議 論 を する 力 を 身 につける 工 夫 として 批 判 的 な 友 だち の 手 法 を 用 いている 起 案 等 指 導 Ⅱでも 報 告 者 には 自 己 の 起 案 についてプレゼンテーションをさせ それをもとに 議 論 する 授 業 を 行 っており そこでも 批 判 的 な 友 だち の 手 法 を 用 いているほか 受 講 者 同 士 の 相 互 評 価 や 相 互 批 評 などの 協 調 学 習 の 手 法 も 用 いている (1) 振 り 返 リシート 前 述 のとおり 振 り 返 リシート を 回 収 して 授 業 でねら いとしたところを 受 講 者 が 理 解 しているかチェックしている (なお これは 受 講 者 にとっては 自 己 評 価 であるが 同 時 に 私 にとっては 授 業 評 価 になっている) 4 授 業 を 進 めるに 当 たり 学 生 の 理 解 度 をチェックする 方 法 等 (2) 授 業 中 の 質 疑 討 論 など すべての 授 業 を 双 方 向 多 方 向 型 の 授 業 として 展 開 して いることから 発 言 者 の 発 言 内 容 発 間 に 対 する 反 応 議 論 への 参 加 状 況 WGでの 議 論 の 状 況 などから 随 時 受 講 者 の 理 解 度 をチェックしているほか 各 授 業 の 節 日 ごと に 質 問 がないか 声 をかけ その 反 応 が 鈍 いようなら 説 明 を 加 えたり 言 い 換 えたり 議 論 のまとめや 整 理 をした りとしたことをしている (3) 質 問 票 質 問 待 機 時 間 授 業 開 始 に 先 立 って 質 問 票 を 配 布 しておき 授 業 後 の 質 問 待 機 時 間 で 出 された 質 問 に 答 えること(ただし 後 述 5(1)で 示 すとおり 私 からの 一 方 的 な 解 答 はできるだ けしないようにしている)をしているが これも 受 講 者 の 理 解 度 把 握 に 役 立 っている (4) 理 解 度 チェックテスト 民 法 I 及 び 民 法 Ⅳでは 理 解 度 チェックテストとして 学 期 中 5~ 6 回 各 回 30 問 の 形 式 の 理 解 度 チェックテス トを 実 施 している チェックテストは 授 業 進 行 につれて 徐 々にテスト 範 囲 が 広 くなっていくようにしている (5) 民 法 演 習 では 授 業 中 の 議 論 や 質 疑 でも 理 解 度 を 確 認 しているほか 演 習 問 題 の 起 案 (11 通 ) 及 び 意 見 書 (2 通 ) を 提 出 させて 添 削 コメントのうえ 返 却 し さらに( 任 意 だ が) 再 提 出 もさせており これらの 提 出 課 題 から 理 解 度 の 把 握 ができるようにしている (1) 振 り 返 リシート 前 述 のとおり 振 り 返 リシートは 理 解 の( 学 生 自 身 によ る)フォローにもなる 4/6 更 新 日 2014/4/7
(2) 質 問 待 機 時 間 と 復 習 ゼミ 本 法 科 大 学 院 の 正 規 のシステムとして 必 修 の 法 律 基 本 科 目 の 授 業 後 に 質 問 待 機 時 間 として50 分 を 割 り 当 て ており その 時 間 を 使 って 授 業 後 の 学 生 の 理 解 をフォ ローしている そのための 工 夫 として 前 述 のとおり 授 業 開 始 時 に 質 問 票 を 配 布 しておき 授 業 中 に 感 じた 疑 問 や 質 問 を 書 きとめておくように 指 示 授 業 後 にこれを 回 収 し 休 憩 時 間 中 に 質 問 を 整 理 して 質 問 待 機 時 間 で 取 り 上 げ 質 問 票 提 出 者 ( 代 表 的 な 質 問 をした 者 )に 質 問 と その 趣 旨 を 説 明 してもらった 後 で 私 から 質 問 のポイント や 疑 問 点 の 分 析 疑 間 の 前 提 となる 点 の 解 説 などをした り 議 論 の 素 材 として 適 切 なときは ( 私 が 解 説 してしまわ ないで)ポイントを 指 摘 した 後 で 参 加 者 全 員 で 議 論 したり などしている 5 授 業 後 の 学 生 の 理 解 のフォローの 実 施 レポート オフィスアワー 等 に 関 する 工 夫 (3)オフィスアワー 等 オフィスアワーとしては 正 規 の 週 2 時 間 のほか 自 主 ゼミ 支 援 のために( 学 生 の 希 望 に 応 じて)2 時 間 程 度 を 取 っ ているが 平 日 はほぼ 出 校 していることから 授 業 担 当 や 会 議 のない 時 間 は 適 宜 学 生 の 質 問 等 に 応 じている (4) 理 解 度 チェックテスト 中 間 テスト 課 題 レポート 宿 題 中 間 テスト( 民 法 I 民 法 Ⅳ) 課 題 レポート( 民 法 演 習 ) は できるだけ 速 やかに( 目 安 として2 週 間 以 内 )コメントの うえ 返 却 するようにしている 添 削 はしすぎないほうがよ いとされているのだが ついついやりすぎてしまう 傾 向 が あると 自 覚 している 宿 題 については 民 法 Iでは 指 定 教 科 書 の 要 約 や 制 度 間 の 比 較 対 象 表 の 作 成 など 民 法 Ⅳ では 基 本 判 例 のケースブリーフの 作 成 や( 判 例 学 説 に 争 いがある 点 についての) 比 較 対 象 表 の 作 成 など 授 業 の 復 習 になるものに 限 定 して ほぼ 毎 回 課 している もっと も 宿 題 については 基 本 的 なやり 方 を 指 導 する 意 味 で 最 初 の1 2 回 は 添 削 コメントして 返 却 しているが 基 本 的 には 提 出 の 確 認 だけ 行 い ( 解 答 解 説 の 必 要 なものに ついては それを 付 けて) 返 却 している なお 中 間 テスト については 合 格 ラインを 高 めに 設 定 し(80 点 ) 合 格 ライ ンに 達 しなかった 者 については 再 提 出 のうえ 面 談 するこ ととし 合 格 点 に 達 するまで 指 導 することで 理 解 のフォ ローと 文 書 作 成 の 指 導 をしている (5) 成 績 評 価 外 の 宿 題 や 課 題 民 法 Iや 民 法 Ⅳでは 成 績 評 価 外 の 宿 題 や 課 題 の 提 出 を 任 意 で 求 めることも 適 宜 行 なっている それらは 練 習 問 題 であることもあるが 授 業 で 直 接 扱 わない( 扱 う 余 裕 のない) 比 較 的 重 要 度 の 低 い 問 題 点 について 自 学 自 修 を 促 すためでもある 宿 題 課 題 の 提 出 があった 場 合 には 適 宜 コメントや 添 削 のうえ 返 却 することにしている 2 作 成 した 教 科 書 教 材 参 考 書 1 マルシェ 債 権 各 論 ( 共 著 ) 2007 年 3 月 嵯 峨 野 書 院 2 ハイブリッド 民 法 Ⅳ( 共 著 ) 2007 年 3 月 法 律 文 化 社 上 記 2 書 は いずれも 事 務 管 理 不 当 利 得 を 執 筆 同 時 期 の 執 筆 であったため 同 じ 草 稿 をもとにしているが 両 書 の 編 集 方 針 の 違 いにより 異 なるところも 多 々ある 3 コンビネーションで 考 える 民 法 ( 共 著 ) 2008 年 10 月 商 事 法 務 5/6 更 新 日 2014/4/7
3 教 育 方 法 教 育 実 践 に 関 する 発 表 講 演 等 1 講 演 会 上 手 に 学 ぶにはどうすればよ いか 2010 年 5 月 関 西 学 院 大 学 法 科 大 学 院 において 後 掲 論 文 法 学 教 育 における 臨 床 教 育 の 意 義 について ( 法 曹 養 成 と 臨 床 教 育 2 号 )をもとに 学 習 科 学 のさまざまな 知 見 から 上 手 に 学 ぶための 方 法 を 紹 介 し 上 手 に 学 ぶためには 臨 床 教 育 が 重 要 なカギとなることについて 講 演 した 4 その 他 教 育 活 動 上 特 記 すべき 事 項 学 会 等 および 社 会 における 主 な 活 動 ( 学 外 の 委 員 役 職 等 ) 年 月 日 日 本 私 法 学 会 日 本 家 族 < 社 会 と 法 > 学 会 臨 床 法 学 教 育 学 会 研 究 企 画 委 員 (2009 年 度 ~2011 年 度 ) 理 事 (2012 年 度 ~ ) 法 と 心 理 学 会 活 動 内 容 日 弁 連 法 務 研 究 財 団 法 科 大 学 院 認 証 評 価 評 価 員 (トライアル 評 価 2 校 本 評 価 1 校 ) その 他 早 稲 田 大 学 臨 床 法 学 教 育 研 究 所 招 聘 研 究 員 6/6 更 新 日 2014/4/7