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電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 ) 運 用 ガイドライン 2011 年 5 月 版 社 団 法 人 日 本 雑 誌 協 会 1 ガイドライン 案 の 目 的 位 置 づけ ガイドライン 案 は 電 子 出 版 コンテンツを 制 作 提 供 する 出 版 社 ( 者 )において コードの 付 番 の 推 奨 モデルを 示 すと 共 に 管 理 運 用 に 際 し 参 考 となる 留 意 点 を 示 し 適 切 な 運 用 のガイドとなることを 目 的 と している また 電 子 出 版 コンテンツを 流 通 配 信 する 配 信 流 通 事 業 者 やその 他 の 電 子 出 版 に 関 連 事 業 者 において コードの 定 義 や 管 理 運 用 の 留 意 点 を 示 し 適 切 な 利 活 用 を 促 すことを 目 的 としている 2 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 効 果 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 出 版 社 ( 者 ) 及 び 流 通 事 業 者 等 を 含 め 業 界 全 体 で 使 用 す ることによる 効 果 を 整 理 すると 以 下 のとおりである (1) 出 版 社 ( 者 ) 出 版 社 ( 者 )における 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 利 活 用 する 価 値 効 果 は 電 子 出 版 流 通 事 業 者 等 に 対 して 共 通 のコードを 用 いてコンテンツの 提 供 が 可 能 になることが 挙 げられる これまで 流 通 事 業 者 ごとに 必 要 なコードが 異 なる 場 合 もあったが 今 後 は 共 通 対 応 が 可 能 と 思 われる また コードの 頭 に 出 版 社 ( 者 ) 記 号 を 使 い 出 版 社 ( 者 )が 適 切 にコードを 付 番 することで 出 版 社 ( 者 ) 間 のコードの 重 複 が 発 生 せず 取 り 違 えといった 問 題 が 発 生 しなくなる 仮 に 出 版 社 ( 者 )の 取 り 違 え 等 が 発 生 した 場 合 自 社 の 売 上 が 他 社 の 売 上 として 計 上 されるといった 問 題 が 生 じる 可 能 性 もあるこ とから 適 切 に 売 上 を 管 理 することにもつながる その 他 流 通 事 業 者 等 との 売 上 管 理 や 制 作 管 理 にも 使 用 が 可 能 となる 多 くの 流 通 事 業 者 から 共 通 のコンテンツに 対 しては 共 通 のコードで 売 上 レポートを 受 け 取 ることができる 様 になり 出 版 社 ( 者 ) 内 での 売 上 管 理 等 の 効 率 化 を 図 ることが 可 能 となる また 目 次 記 事 単 位 で 付 番 することで 電 子 出 版 の 提 供 パッケージを 柔 軟 に 変 えられるようになる 例 えば 1 冊 丸 ごとでの 販 売 や 記 事 目 次 単 位 の 販 売 あるいはそれらを 組 み 合 わせた 販 売 等 自 由 に 行 うことができるようになり 様 々な 読 者 ニーズへの 対 応 が 可 能 となる さらに この 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 基 本 コードとして 様 々なメタ 情 報 を 結 びつ けることが 可 能 となり 多 様 な 情 報 との 連 携 が 可 能 になると 考 えられる 想 定 されるメタ 情 報 としては 書 誌 情 報 後 述 するインデックス 情 報 著 作 権 等 管 理 情 報 等 が 考 えられる その 結 果 電 子 出 版 コンテン ツ 流 通 管 理 コード( 仮 )をキーコードとして 電 子 出 版 コンテンツに 関 連 する 情 報 を 管 理 することができ 1

るようになり 新 たな 電 子 出 版 サービスを 創 出 する 基 盤 になるものと 考 えられる 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 ) コンテンツ( 本 文 データ) 書 誌 情 報 インデックス 情 報 著 作 権 等 管 理 情 報 その 他 様 々なメタ 情 報 資 料 1 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )と 連 携 するメタ 情 報 (2) 電 子 出 版 流 通 事 業 者 等 電 子 出 版 流 通 事 業 者 等 における 価 値 効 果 は 個 々の 出 版 社 ( 者 )の 独 自 管 理 コードが 共 通 化 されること により 出 版 社 ( 者 )との 双 方 の 売 上 レポート 等 のコミュニケーションが 円 滑 化 することにある また 理 論 上 コードの 重 複 が 発 生 しないため 電 子 出 版 コンテンツの 取 り 間 違 い 等 のロスがなくなる ことになる その 他 後 述 する 新 たな 電 子 出 版 の 拡 張 ビジネス 展 開 等 にも 共 通 して 利 用 することができるようになる デジタルの 特 性 を 活 かした 広 告 や EC 等 と 連 携 した 新 たな 効 果 も 期 待 される (3) 読 者 ( 国 民 ) 読 者 ( 国 民 )においては 出 版 社 ( 者 )や 流 通 事 業 者 が 目 次 記 事 単 位 でコンテンツ 及 びそのメタ 情 報 を 管 理 するようになることで 多 様 な 検 索 が 可 能 となり 自 分 の 求 める 情 報 への 到 達 性 が 向 上 すると 考 えられる また 出 版 社 ( 者 )が 提 供 パッケージを 柔 軟 に 変 えられることにより より 自 分 の 好 きな 電 子 出 版 コン テンツを 購 入 することが 可 能 となる 複 数 雑 誌 の 読 みたい 記 事 を 選 択 して 閲 覧 することが 可 能 になり より 個 人 の 属 性 に 沿 ったパーソナライ ズされた 個 人 別 電 子 雑 誌 や 書 籍 等 の 電 子 書 庫 を 創 ることが 可 能 になる その 他 関 連 コンテンツのレコメンド 等 により 今 まで 興 味 を 持 っていなかったコンテンツへ 興 味 が 沸 く 等 の 相 乗 効 果 と 新 しい 文 化 や 出 版 との 発 見 の 場 が 増 える 出 版 社 を 横 断 したマイクロコンテンツを 組 合 せた 電 子 出 版 の 購 読 等 新 たな 価 値 をもったサービスを 享 受 できるようになる 2

3 コンテンツ 別 のコード 付 番 推 奨 モデル 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )は 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 ( 必 須 項 目 ) 及 び 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 記 号 で 構 成 されている (1) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 ( 必 須 項 目 ) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 は 出 版 社 ( 者 )によって 出 版 社 ( 者 ) 記 号 の 桁 数 が 違 うため 出 版 社 ( 者 ) 記 号 に 占 める 桁 数 の 多 い 出 版 社 ( 者 )にとっては タイトル 特 定 記 号 に 付 番 できる 桁 数 に 限 りがある そのため 本 コードにおいては アルファベットと 数 字 の 組 み 合 わせを 可 能 とする ISBNコードの 考 え 方 を 利 用 した 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 記 号 AAAAAAAA-B 1 B 1 B 1 B 1 B 2 B 2 B 2 B 2 B 2 B 2 B 2 B 3 出 版 社 ( 者 ) 記 号 2 桁 の 出 版 社 ( 者 )の 場 合 ( 例 ) 講 談 社 06AAAAAA (06123456 等 ) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 3 桁 の 出 版 社 ( 者 )の 場 合 ( 例 ) 紀 伊 國 屋 書 店 出 版 部 314AAAAA (31412345 等 ) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 4 桁 の 出 版 社 ( 者 )の 場 合 ( 例 ) 暮 らしの 手 帖 社 7660AAAA (76601234 等 ) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 5 桁 の 出 版 社 ( 者 )の 場 合 ( 例 )NHKソフトウェア 87244AAA (87244A01 87244C01 等 ) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 6 桁 の 出 版 社 ( 者 )の 場 合 ( 例 ) 日 経 BPコンサルティング 901823AA (901823A1 901823S1 等 ) 資 料 2 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 付 番 推 奨 モデルと 例 (2) 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 記 号 (12 桁 )の 推 奨 モデル ここでは 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 記 号 (12 桁 )について 記 事 番 号 (4 桁 ) + 自 由 記 号 (7 桁 ) + チェックデジット(1 桁 ) から 構 成 する 推 奨 モデルを 提 案 する 但 し これは 推 奨 モデ ルであり 運 用 は 各 出 版 社 ( 者 )に 委 任 する 3

出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 記 号 (12 桁 ) B 1 B 1 B 1 B 1 B 2 B 2 B 2 B 2 B 2 B 2 B 2 B 3 記 事 番 号 (4 桁 ) 自 由 記 号 (7 桁 ) チェックデジット (1 桁 ) 資 料 3 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 記 号 (12 桁 )の 推 奨 モデル 1 記 事 番 号 (4 桁 ) (= 推 奨 項 目 ) マイクロコンテンツの 定 義 は 各 出 版 社 ( 者 )が 決 める 取 引 単 位 である 雑 誌 の 場 合 は 基 本 的 に 目 次 記 事 単 位 が 望 ましい 雑 誌 の 表 1( 書 影 )は 0000 とする 記 事 ページの 先 頭 ページノンブルを 付 番 する 135 ページ 140 ページまでなら 0135 とする 別 冊 付 録 の 場 合 は 別 冊 1:y000 別 冊 2:z000 とする ( 別 冊 の 中 でさらに 記 事 単 位 にする 場 合 は y,z 以 降 に 先 頭 ノンブルページを 付 番 する) 広 告 ページは A001~A999 として A(AD の 意 )を4 桁 頭 につける ノンブルがないページは h001(1ページの 前 に 挿 入 される)とする 4

記 事 番 号 (4 桁 ) 記 事 の 場 合 B 1 B 1 B 1 B 1 先 頭 ページのノンブル 記 事 番 号 (4 桁 ) 記 事 の 以 外 場 合 B 1 B 1 B 1 B 1 表 1( 書 影 ) :000 別 冊 付 録 ( 別 冊 1):001から 連 番 ( 記 事 単 位 とする 場 合 先 頭 ページのノンブル) 別 冊 付 録 ( 別 冊 2):001から 連 番 ( 記 事 単 位 とする 場 合 先 頭 ページのノンブル) 広 告 ページ :001から 連 番 ノンブルなし :001 表 1( 書 影 ) :0 別 冊 付 録 ( 別 冊 1):y 別 冊 付 録 ( 別 冊 2):z 広 告 ページ :A ノンブルなし :h 資 料 4 コード 構 成 ( 記 事 番 号 ) 2 自 由 記 号 (7 桁 ) (= 自 由 項 目 ) 各 出 版 社 ( 者 ) 自 由 に 付 番 可 能 とする 例 1. 各 社 内 の 別 の 管 理 コードを 埋 め 込 む 例 2.コードに 視 認 性 をもたせる (0110203=2011 年 2 月 売 3 月 号 ) 例 3. 連 載 テーマごとに 付 番 ルールを 決 めて 連 載 がまとまった 際 のリパッケージビジネスにつなげる 現 状 特 に 付 与 する 情 報 がなければ 予 備 部 分 として 全 て 0 を 付 与 してもよい 3チェックデジット(1 桁 ) (= 推 奨 項 目 ) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )で 有 効 な 文 字 列 (0-9 A-Z a-z)に 適 応 したチェック デジットを 以 下 の 方 法 で 算 出 する チェックデジットに 使 用 する 値 は 下 記 ( 資 料 5 換 算 表 )の 67 文 字 とする 前 述 のとおり タイトル 特 定 記 号 及 び 出 版 社 ( 者 )が 付 番 できる 識 別 記 号 (12 桁 )については 社 内 管 理 と 出 版 流 通 の 円 滑 化 に 考 慮 することが 望 まれる 以 下 に コンテンツ 別 コード 付 番 の 項 目 例 を 挙 げる 5

(3) 雑 誌 の 場 合 の 例 1) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 (A) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 とは ISBN コードの 考 え 方 を 利 用 したコードである タイトル 特 定 記 号 とは 商 品 マスター 等 の 社 内 管 理 しているコードを 転 用 したものである 2) 記 事 番 号 (B 1 ) 表 1( 書 影 )の 場 合 は 0000 を 付 番 する 記 事 頁 の 先 頭 ページのノンブルを 付 番 する 場 合 は 例 えば 100 ページ 始 まりは 0100 と 付 番 する 別 冊 付 録 がある 雑 誌 の 場 合 は 英 数 字 を 活 用 した 付 番 法 を 採 用 する 例 えば 別 冊 1 は y000 別 冊 2 は z000 となる 広 告 ( 純 広 ) 頁 の 場 合 は 英 数 字 を 活 用 した 付 番 法 を 採 用 する 例 えば a000 となる 3) 社 内 経 理 管 理 (B 2 ) 社 内 売 上 等 の 経 理 管 理 コードを 付 番 する 4) 配 信 プラットフォーム 別 (B 2 ) コンテンツプロバイダーの 配 信 プラットフォーム 別 にコードを 付 番 し 社 内 の 売 上 情 報 等 に 活 用 する 5) 商 品 種 別 (B 2 ) 有 料 雑 誌 か 試 し 読 み 雑 誌 かの 区 分 するためにコードを 付 与 する 6) 連 載 テーマ 別 (B 2 ) 連 載 テーマ 別 にコードを 付 与 し 今 後 のリパッケージに 備 える 7) 予 備 (B 2 ) 付 与 する 情 報 がない 場 合 は 予 備 コードとして 0 を 付 与 してする 8) チェックデジット(B 3 ) チェックデジットのコードを 付 番 する 算 出 法 は 3.13(7) 参 考 :チェックデジット に 記 述 して あるので 参 照 のこと (4) 書 籍 の 場 合 の 例 1) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 (A) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 とは ISBN コードの 考 え 方 を 利 用 したコードである タイトル 特 定 記 号 とは ISBN コードの 考 え 方 を 利 用 しており ISBN の 書 名 記 号 部 分 に 当 たる 2) 章 番 号 (B 1 ) 書 籍 によっては マイクロコンテンツ 単 位 で 販 売 可 能 性 があることから 章 立 てのコード 0001 から 付 番 し 始 める 章 のほかに 部 構 成 でまとめられた 作 品 等 においては 例 えば 第 1 部 第 1 章 の 場 合 は G101 の 6

ようなアルファベット 混 在 で 付 番 することができる 3) 社 内 経 理 管 理 (B 2 ) 社 内 売 上 等 の 経 理 管 理 コードを 付 番 する 4) 配 信 種 別 (B 2 ) コンテンツプロバイダーの 配 信 プラットフォーム 別 にコードを 付 番 し 社 内 の 売 上 情 報 等 に 活 用 する 5) ジャンル 別 (B 2 ) 会 社 の 図 書 目 録 を 参 考 に ジャンル 別 のコードを 付 番 する 6) 予 備 (B 2 ) 付 与 する 情 報 がない 場 合 予 備 コードとして 0 を 付 与 する 7) チェックデジット(B 3 ) チェックデジットのコードを 付 番 する 算 出 法 は 3.13(7) 参 考 :チェックデジット に 記 述 して あるので 参 照 のこと (5) コミックの 場 合 の 例 1) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 +タイトル 特 定 記 号 (A) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 とは ISBN コードの 考 え 方 を 利 用 したコードである タイトル 特 定 記 号 とは ISBN コードの 考 え 方 を 利 用 したコードであり ISBN の 書 名 記 号 部 分 に 当 たる 2) タイトル 記 号 (B 1 ) コミックのタイトルを 記 号 化 し 付 番 する タイトルの 頭 文 字 アルファベット( 大 文 字 表 記 )を 付 番 す る 例 えば ONEP となる 3) 社 内 経 理 管 理 (B 2 ) 社 内 売 上 等 の 経 理 管 理 コードを 付 番 する 4) 配 信 種 別 (B 2 ) コンテンツプロバイダーの 配 信 プラットフォーム 別 にコードを 付 番 し 社 内 の 売 上 情 報 等 に 活 用 する 5) 商 品 販 売 種 別 (B 2 ) 巻 数 売 りや 話 数 売 り 等 と 商 品 販 売 タイプごとに 管 理 するための 種 別 コードを 付 番 する 6) 底 本 巻 番 号 (B 2 ) 底 本 の 巻 番 号 を 付 番 する 例 えば 1 巻 目 の 場 合 は 01 となる 7) 通 し 話 番 号 (B 2 ) コミックの 通 し 話 の 番 号 を 付 番 する 例 えば 13 話 の 場 合 は 013 となる 7

8) 予 備 (B 2 ) 付 与 する 情 報 がないため 予 備 コードとして 0 を 付 与 しておく 9) 商 品 種 別 (B 3 ) コミックのジャンル( 成 人 向 け 等 )の 区 分 コードを 付 番 する 10) チェックデジット(B 3 ) チェックデジットのコードを 付 番 する 算 出 法 は 別 項 に 記 述 してあるので 参 照 のこと (6) その 他 各 社 で 付 与 したコードを 書 誌 情 報 とともにデータベース 登 録 を 行 うことで 電 子 取 次 電 子 書 籍 書 店 等 への 情 報 提 供 の 利 便 性 を 高 める 業 界 的 なシステムがあることが 望 ましい (7) 参 考 :チェックデジット 参 考 :チェックデジットの 計 算 方 法 ( 例 ) ここでは チェックデジットの 計 算 方 法 について 例 示 する 但 し この 運 用 は 各 出 版 社 ( 者 )に 委 任 す る 1 第 1 桁 から 第 19 桁 までの 各 桁 をそれぞれ 数 値 に 置 き 換 え 1 を 加 える アルファベットは 下 記 ( 資 料 6 計 算 例 )に 従 い 数 値 に 置 き 換 えて 計 算 する 2 1で 求 めた 数 値 と 重 み( 桁 位 置 )との 積 をとる 3 2で 求 めた 値 の 総 和 に 10 を 掛 け 1 を 引 く 4 3で 求 めた 値 を 67 で 割 って 余 りを 求 める 5 4で 求 めた 余 りを 換 算 表 に 従 って 文 字 に 置 き 換 えチェックデジットとして 使 う 文 字 数 値 文 字 数 値 文 字 数 値 文 字 数 値 文 字 数 値 文 字 数 値 文 字 数 値 0 0 A 10 K 20 U 30 e 40 o 50 y 60 1 1 B 11 L 21 V 31 f 41 p 51 z 61 2 2 C 12 M 22 W 32 g 42 q 52-62 3 3 D 13 N 23 X 33 h 43 r 53 % 63 4 4 E 14 O 24 Y 34 i 44 s 54 $ 64 5 5 F 15 P 25 Z 35 j 45 t 55 / 65 6 6 G 16 Q 26 a 36 k 46 u 56 + 66 7 7 H 17 R 27 b 37 l 47 v 57 8 8 I 18 S 28 c 38 m 48 w 58 9 9 J 19 T 29 d 39 n 49 x 59 資 料 5 換 算 表 例 ) 08a9310300500000000 の 場 合 以 下 ( 資 料 6 計 算 例 )の 手 順 で 計 算 した 結 果 08a9310300500000000A となる 8

(a) 重 み( 桁 位 置 ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 (b) 元 の 値 0 8 a 9 3 1 0 3 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 (c) 数 値 変 換 後 0 8 36 9 3 1 0 3 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 (d) (c)+1 1 9 37 10 4 2 1 4 1 1 6 1 1 1 1 1 1 1 1 (e) (a) (d) 1 18 111 40 20 12 7 32 9 10 66 12 13 14 15 16 17 18 19 (f) 総 和 450 (g) (f) 10-1 4499 (h) (g)を67で 割 った 余 り 10 (i) 文 字 変 換 後 A 資 料 6 計 算 例 参 考 :チェックデジットを 使 ったコンテンツ 管 理 コードの 整 合 性 確 認 手 順 1 第 1 桁 から 第 20 桁 までの 各 桁 をそれぞれ 数 値 に 置 き 換 え 1 を 加 える アルファベットや 記 号 は 上 記 ( 資 料 5 換 算 表 )に 従 い 数 値 に 置 き 換 えて 計 算 する 2 1で 求 めた 数 値 と 重 み( 桁 位 置 )との 積 をとる 3 2で 求 めた 値 を 67 で 割 って 余 りを 求 める 4 3で 求 めた 余 りが 0 であれば 正 常 である 例 ) 08a9310300500000000 でチェックデジットが A もしくは t の 場 合 で 検 証 すると 以 下 ( 資 料 7 整 合 性 確 認 例 )のとおり 計 算 すると A は 正 常 t はエラーという 結 果 が 得 られる 08a9310300500000000A の 場 合 (a) 重 み( 桁 位 置 ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 (b) 元 の 値 0 8 a 9 3 1 0 3 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 A (c) 数 値 変 換 後 0 8 36 9 3 1 0 3 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 10 (d) (c)+1 1 9 37 10 4 2 1 4 1 1 6 1 1 1 1 1 1 1 1 11 (e) (a) (d) 1 18 111 40 20 12 7 32 9 10 66 12 13 14 15 16 17 18 19 220 (f) 総 和 670 (h) (f)を67で 割 った 余 り 0 08a9310300500000000t の 場 合 (a) 重 み( 桁 位 置 ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 (b) 元 の 値 0 8 a 9 3 1 0 3 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 t (c) 数 値 変 換 後 0 8 36 9 3 1 0 3 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 55 (d) (c)+1 1 9 37 10 4 2 1 4 1 1 6 1 1 1 1 1 1 1 1 56 (e) (a) (d) 1 18 111 40 20 12 7 32 9 10 66 12 13 14 15 16 17 18 19 1120 (f) 総 和 1570 (h) (f)を67で 割 った 余 り 29 資 料 7 整 合 性 確 認 例 参 考 :エラー 検 出 率 各 種 エラーに 対 して 以 下 のような 検 出 率 となる ただし 利 用 する 値 の 桁 数 が 67 桁 を 超 える 場 合 は こ の 限 りではない なお 運 用 において 発 生 する 発 生 する 判 読 ミスや 人 的 な 誤 り( 読 み 違 い 聞 き 取 り 間 違 い 等 )につい 9

ては 再 確 認 が 必 要 である 1トランスクリプションエラー 100% ある 特 定 の 桁 における 誤 り 例 )12345 12845 2トランスポジションエラー 100% 左 右 の 数 字 を 入 れ 替 えた 誤 り 例 )12345 13245 3ダブルトランスポジションエラー 100% 1 桁 置 いた 左 右 の 数 字 を 入 れ 替 えた 誤 り 例 )12345 14325 4ランダムエラー 98.5% 上 記 3 種 類 のエラーが 重 なった 場 合 やそれ 以 外 のエラー 例 )12345 14325 10

4 継 続 的 な 制 度 における 管 理 運 用 の 留 意 点 (1) 出 版 社 ( 者 ) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 管 理 運 用 の 留 意 点 既 存 の ISBN コードにおいても 今 日 まで 誤 植 等 によるエラーコードはもとより 各 出 版 社 ( 者 )におけ る 運 用 管 理 上 の 間 違 いが 絶 えない 状 況 である そこで 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 ) 導 入 時 の 管 理 運 用 については 以 下 のような 点 に 留 意 していく 必 要 がある 1) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )のオーソライズ 化 の 必 要 性 出 版 社 ( 者 )が 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 管 理 運 用 していくにあたり そのコード そのものが 国 際 機 関 や 国 の 関 係 機 関 等 によりオーソライズされたものであることが 前 提 条 件 に 踏 ま えておく 必 要 がある 出 版 流 通 業 や 書 店 等 小 売 業 界 図 書 館 等 関 係 機 関 において 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード ( 仮 )がオーソライズされたものであるとの 合 意 を 得 た 上 で 出 版 流 通 業 や 書 店 等 小 売 業 界 等 の 関 係 団 体 が 集 う 中 立 的 な 第 三 者 機 関 等 の 下 で 出 版 社 ( 者 )は 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード ( 仮 )を 管 理 運 用 していく 必 要 がある 2) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 への 登 録 の 必 要 性 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )は 別 途 検 討 中 の 書 誌 情 報 等 の 共 通 化 と 連 携 していく 重 要 な キーコードとして 考 えられる 出 版 社 ( 者 )そのため 本 コードは 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 に おいて 集 中 管 理 していく 必 要 があると 思 われる また 出 版 社 ( 者 )においては 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 付 与 に 対 する 責 任 を 持 つ 意 味 合 いから 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 への 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 管 理 登 録 制 を 設 け 出 版 社 ( 者 )のエラーチェック 等 を 実 施 運 用 していくことが 望 まれる 3) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 ) 管 理 の 徹 底 に 向 けた 出 版 社 ( 者 ) 内 での 所 管 部 門 の 設 置 特 定 化 の 必 要 性 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 管 理 運 用 を 徹 底 していく 上 では 制 作 管 理 部 門 等 におい て 編 集 部 門 及 び 取 次 販 売 部 門 と 相 互 連 携 し 指 揮 系 統 に 当 たる 部 門 による 専 任 制 の 管 理 運 用 が 必 要 である 前 述 のようなコードエラー 等 の 対 応 に 対 して 例 えば 第 三 者 機 関 等 からの 確 認 修 正 指 示 等 を 受 けた 際 の 対 応 能 力 として 指 揮 系 統 に 当 たる 制 作 管 理 部 門 が 望 まれる ただし 制 作 管 理 部 門 とした 組 織 がない 出 版 社 ( 者 )は 資 材 調 達 等 の 制 作 工 程 管 理 する 窓 口 担 当 者 が 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 専 任 者 になる 等 の 工 夫 が 必 要 である 4) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 理 解 への 周 知 徹 底 の 必 要 性 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 適 正 な 運 用 には 出 版 業 界 全 体 で 電 子 出 版 コンテンツ 流 11

通 管 理 コード( 仮 )そのものの 理 解 を 高 めていく 必 要 があり 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 を 通 し て 行 う 説 明 会 やパンフレット 配 布 等 の 普 及 促 進 活 動 が 求 められる また 出 版 社 ( 者 )においては 社 内 教 育 の 一 環 として 制 作 管 理 部 門 の 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 専 任 者 はもとより その 管 理 監 督 する 制 作 管 理 部 門 長 向 け 研 修 を 図 るほか 制 作 管 理 部 門 に 配 属 する 新 任 転 任 者 や 編 集 取 次 販 売 部 門 の 配 属 者 にとっても 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 学 びの 機 会 を 見 出 すことが 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 普 及 につながるとともに エラーコード 等 誤 りの 未 然 防 止 につながることから 社 内 啓 蒙 教 育 機 会 づく りが 望 まれる 5) 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 番 号 の 出 版 社 ( 者 ) 内 での 付 番 の 規 則 化 の 徹 底 既 存 の ISBN コードでは 出 版 社 ( 者 )の 担 当 者 の 主 観 のもと 誤 った 番 号 ( 国 番 号 等 )を 付 与 する ことで 流 通 上 のトラブルが 生 じている そのため 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 中 で 特 に 出 版 社 ( 者 )が 付 与 する 識 別 番 号 (12 桁 )においては 出 版 社 ( 者 ) 各 社 で 付 与 の 規 則 化 を 徹 底 していく 必 要 がある 6) 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 番 号 の 規 則 情 報 の 開 示 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )が 流 通 業 界 で 円 滑 に 管 理 運 用 していくには 出 版 社 ( 者 ) 各 社 は 出 版 社 ( 者 )が 付 番 する 識 別 番 号 (12 桁 )の 規 則 化 した 情 報 を 流 通 業 界 や 図 書 館 等 関 係 機 関 に 向 けて 第 三 者 機 関 等 を 通 じて 情 報 開 示 または 通 知 していく 必 要 がある 7) 国 番 号 付 与 のルール 化 の 徹 底 ISBN コードにおいては 国 番 号 の 表 記 誤 りにより 流 通 上 等 で 国 同 士 のトラブルが 起 き 損 害 賠 償 問 題 に 発 展 するケースがある 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )においては 国 番 号 の 付 番 ルールは 明 示 していないため 各 出 版 物 で 国 際 流 通 するべきものかどうかのオーソライズが 必 要 であり 別 途 付 番 する 際 には 付 番 の 定 義 付 けを 行 う 必 要 がある (2) 参 考 : ISBN コードの 管 理 運 用 とエラーコードについて 日 本 国 内 の ISBN コード 及 び 図 書 コードの 管 理 運 営 基 準 は マネジメント 委 員 会 1 の 協 議 決 定 に 基 づ き 日 本 図 書 コード 管 理 センター2が 出 版 社 ( 者 ) 記 号 の 申 請 受 付 と 発 行 管 理 と 書 籍 JAN コードの 申 請 受 付 と 管 理 事 務 申 請 者 及 び 登 録 者 からの 相 談 対 応 各 種 啓 蒙 実 務 を 行 っている 申 請 や 相 談 等 の 窓 口 事 務 局 は 主 に 日 本 図 書 コード 管 理 センターのホームページ 内 の 問 い 合 わせページ (サイトメール) または 電 話 で 対 応 している 問 い 合 わせ 内 容 は 登 録 申 請 に 関 する 質 問 をはじめ 登 録 後 の 運 用 方 法 や 手 順 ISBN を 付 与 できる 対 象 出 版 物 の 照 会 その 他 一 般 からの 質 問 等 が 多 岐 にわたり 1 日 に 数 十 件 に 及 ぶこともある( 件 数 統 計 は 1 マネジメント 委 員 会 とは 社 団 法 人 日 本 書 籍 出 版 協 会 社 団 法 人 日 本 雑 誌 協 会 社 団 法 人 日 本 出 版 取 次 協 会 日 本 書 店 商 業 組 合 連 合 会 国 立 国 会 図 書 館 社 団 法 人 日 本 図 書 館 協 会 の 6 団 体 からの 選 出 者 と 学 識 経 験 者 で 構 成 される 委 員 会 を 言 う 2 日 本 図 書 コード 管 理 センター:http://www.isbn-center.jp/ 12

なし) ISBN コードの 正 しい 運 用 表 記 については ISBN コード 導 入 当 初 より 指 導 が 行 われてきたが ISBN コードの 利 用 の 普 及 とともに エラーコードによる 流 通 上 の 支 障 も 目 立 つようになってきている さらに 2007 年 の 国 際 基 準 の 規 格 改 定 3 に 伴 い 10 桁 から 13 桁 の 移 行 時 期 (2007 年 ) 以 降 に 発 生 した 主 なエラーコードの 内 容 は 次 のとおりである 誤 植 による 接 頭 記 号 978 の 単 純 脱 落 ( 奥 付 ) 書 名 記 号 間 違 い 運 用 上 の 間 違 い チェック 数 字 不 正 コード 重 複 ( 改 訂 版 に 同 一 コードの 使 い 回 し) 出 版 社 ( 者 ) 記 号 間 違 い 国 記 号 間 違 い ハイフンの 脱 落 資 料 8 エラーコードの 実 情 前 述 のとおり 既 存 の ISBN コードにおいても 今 日 まで 誤 植 等 によるエラーコードはもとより 各 出 版 者 における 運 用 管 理 上 の 間 違 いが 絶 えない 状 況 であるため 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 導 入 以 降 において コード 誤 りが 発 生 発 見 した 場 合 は 以 下 のような 対 処 が 望 まれる 1. 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 では 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )と 書 誌 情 報 等 との 融 合 管 理 が 必 要 2.エラーコード 発 見 時 において 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 は 当 該 出 版 社 ( 者 )へ 連 絡 (メー ルまたは 電 話 )し エラーコード 内 容 を 知 らせ コード 訂 正 依 頼 指 導 することが 必 要 3. 出 版 団 体 または 第 三 者 機 関 等 は 正 しい 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 書 誌 情 報 管 理 団 体 及 び 事 業 者 等 の 関 係 機 関 へ 連 絡 することが 必 要 資 料 9 エラーコード 発 生 時 の 対 応 3 2007 年 国 際 基 準 の 規 格 改 定 とは 2006 年 までの 10 桁 から 13 桁 の 表 記 に 規 格 が 改 定 したことを 指 す 接 頭 記 号 に BOOK LAND を 表 す 978 コードを 冠 することになる 13

(3) 流 通 事 業 者 等 における 電 子 出 版 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 運 用 の 留 意 点 電 子 出 版 流 通 事 業 者 が 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 運 用 していくにあたり 留 意 する 点 は 以 下 のとおりである 1) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )と 社 内 メタ 情 報 との 互 換 性 の 構 築 の 必 要 性 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 導 入 に 伴 い 出 版 物 の 入 出 庫 データを 管 理 するためにはこ れまで 管 理 運 用 してきた 社 内 管 理 用 メタ 情 報 ( 商 品 マスター)にある 管 理 コードとの 読 み 替 え 機 能 ( 変 換 ツール) 等 のシステム 改 善 や 管 理 コードの 前 後 に 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )を 追 加 付 番 する 等 の 改 善 策 が 必 要 である 出 版 社 ( 者 ) 出 庫 電 子 出 版 流 通 事 業 者 出 版 社 ( 者 ) 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コート ( 仮 ) (20 桁 ) 結 合 電 子 出 版 コンテンツ or 流 通 管 理 コート ( 仮 ) 読 み 替 え (20 桁 ) 社 内 管 理 コード 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コート ( 仮 ) (20 桁 ) 客 注 売 上 レポート 資 料 10 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )と 社 内 メタ 情 報 との 互 換 2) マイクロコンテンツによるワンソース マルチユース 対 応 の 社 内 管 理 システムの 構 築 の 必 要 性 今 日 の 電 子 出 版 物 の 市 場 では 電 子 出 版 物 の 読 み 取 り 端 末 の 多 様 化 に 伴 い キャリア 毎 やデバイス 毎 に コード 管 理 している そのような 中 マイクロコンテンツ 単 位 で 付 番 できる 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 導 入 に 伴 い 電 子 出 版 流 通 事 業 者 にとっては 新 たな 提 供 パッケージ 化 ( 巻 数 セット 売 りや 話 割 セレクト 売 り 等 ) 等 の 商 品 点 数 がこれまで 以 上 に 多 様 化 する 可 能 性 があり 売 上 レポート 等 の 管 理 し ていく 上 ではコード 識 別 がしやすいよう 各 出 版 社 ( 者 )が 開 示 したコード 規 則 情 報 を 共 有 していく 必 要 がある 3) リアル 出 版 物 とデジタル 出 版 物 との 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 整 合 の 必 要 性 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 導 入 に 伴 い マイクロコンテンツによる 販 売 が 可 能 となり 合 わせてリアル 出 版 物 ( 紙 の 出 版 物 )からデジタル 出 版 物 に 展 開 した 商 品 またはデジタル 出 版 物 からリ アル 出 版 物 に 転 用 した 商 品 等 の 多 種 多 様 な 商 品 が 生 み 出 される 可 能 性 がある 中 消 費 者 から 同 一 タイトル によるリアル 出 版 物 とデジタル 出 版 物 の 客 注 等 の 照 会 が 寄 せられるケースが 想 定 される その 際 たとえ 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )が 別 コードであっても 同 一 商 品 であるという マッチング 確 認 が 求 められるため 同 一 タイトル 商 品 と 紐 付 ける 商 品 管 理 の 仕 組 みが 必 要 である 4) 国 内 外 流 通 における 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 識 別 改 善 の 必 要 性 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )は 仕 様 上 国 別 記 号 は 付 与 されていないため マイクロコン テンツ 単 位 で 海 外 向 けに 流 通 展 開 していく 上 では 国 番 号 の 付 番 が 必 要 ととともに 海 外 向 け 電 子 出 版 コ 14

ンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 付 番 定 義 づけの 検 討 が 別 途 必 要 である しかしながら 国 内 向 けの 商 品 扱 いで 付 番 された 出 版 物 に 対 して 海 外 から 客 注 が 入 った 場 合 は 流 通 管 理 上 国 番 号 を 追 加 付 番 したうえで 別 コードとして 取 り 扱 わざる 得 ない 可 能 性 がある また 消 費 者 からの 商 品 照 会 の 際 にも 同 一 商 品 に 当 たるのか 判 別 がつきにくい 懸 念 がある そのため 電 子 出 版 流 通 事 業 者 では 各 出 版 社 ( 者 )と 情 報 共 有 を 図 り 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )にひも 付 いた 社 内 管 理 用 メタ 情 報 で 国 内 向 け 海 外 向 けといった 識 別 できるよう 配 慮 しておく 必 要 がある 5) 海 外 販 売 における 売 上 げレポートのグローバル 対 応 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )の 導 入 にあたり 海 外 販 売 の 国 単 位 で 売 上 レポートを 上 げて いく 必 要 がある 際 は 社 内 管 理 コードから 電 子 出 版 コンテンツ 流 通 管 理 コード( 仮 )に 変 換 できるどうか 検 討 を 図 る 必 要 があるため 電 子 出 版 流 通 事 業 者 にとっては 早 期 に 対 処 策 を 講 じる 必 要 がある 15