<4D6963726F736F667420576F7264202D2092F990B394C5814694D693638E738E7182C782E093C78A8893AE908490698C7689E62091E682518E9F8C7689E62E646F63>



Similar documents
●幼児教育振興法案

Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

学校安全の推進に関する計画の取組事例

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

幼 稚 園 教 育 と 小 学 校 教 育 との 連 続 性 幼 稚 園 における 教 育 は 義 務 教 育 就 学 前 の 教 育 として 極 めて 重 要 な 役 割 を 担 っ ていることから 子 どもの 発 達 の 連 続 性 を 踏 まえ 小 学 校 教 育 との 連 続 性 を 意 識

第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

m07 北見工業大学 様式①

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>


( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41


道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

資料2 利用者負担(保育費用)

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

17

スライド 1

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

< F2D819A8B638E968E9197BF82528E968BC68C7689E68F C>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

16 日本学生支援機構

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

( 教 育 職 員 免 許 状 の 取 得 ) 第 9 条 教 育 職 員 免 許 状 ( 幼 稚 園 教 諭 二 種 免 許 状 )を 取 得 しようとする 者 は 教 育 職 員 免 許 法 に 基 づき 別 表 2に 掲 げる を 修 得 しなければならない 2 教 育 職 員 免 許 状 の

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

子ども・子育て支援新制度とは

●電力自由化推進法案

<81798C F6A8BE0817A8D8297EE CF6955C9770>

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

18 国立高等専門学校機構

3 体 制 整 備 等 (1) 全 ての 特 定 事 業 主 が 共 同 して 取 組 むものとする () 総 務 部 人 事 管 理 室 人 事 課 を 計 画 推 進 の 主 管 課 とし 全 ての 市 職 員 により 推 進 する (3) 実 施 状 況 を 把 握 し 計 画 期 間 中 で

(2) 就 業 規 則 の 状 況 就 業 規 則 は 90.0%の 事 業 所 が 整 備 している このうち 就 業 規 則 を 周 知 している 事 業 所 は 84.0%で 周 知 の 方 法 ( 複 数 回 答 )については 常 時 掲 示 または 備 え 付 け が 最 も 多 く 64


東久留米市訓令乙第   号

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

スライド 1

平成22年度 指導者・指導士養成検定事業計画書

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

別紙3

■認知症高齢者の状況

小山市保育所整備計画

福山市立駅家南中学校P T A 規約

(\202g22\214\366\225\\.xls)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

公表表紙

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

目 次 第 1 章 子 どもの 読 書 活 動 推 進 計 画 とは 1. 子 どもの 読 書 活 動 の 意 義 2 2. 子 どもの 読 書 活 動 推 進 計 画 の 趣 旨 3 第 2 章 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1. 基 本 方 針 4 2. 目 標 4 3. 対 象 4

<81696D373188A E58A77816A E93788D9191E5834B C8EAE82502E786C73>

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について


技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

定款  変更

育休代替任期付職員制度について

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

文化政策情報システムの運用等

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

12

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

PowerPoint プレゼンテーション

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

1_扉-配布用.indd

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

<4D F736F F D CF6955C95B C8E DA8E9F B95B6816A2E646F63>

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

答申第585号

少子化の急速な進行は、労働力人口の減少、高齢者比率の上昇や市場規模の縮小、現役世代の負担の増大などにより、経済成長へのマイナス効果や地域社会の活力低下、子どもの健全な成長への悪影響など、将来の我が国の社会経済に深刻な影響を与えると懸念されています

平成 年 月 日

波佐見町の給与・定員管理等について

●労働基準法等の一部を改正する法律案

Microsoft Word - y doc

1 総括

Transcription:

磐 田 市 子 ども 読 書 活 動 推 進 計 画 ( 第 2 次 計 画 ) 平 成 23 年 度 ~ 平 成 27 年 度 平 成 23 年 6 月 磐 田 市 教 育 委 員 会

21 knowledge-based society 13 12 17 18 2 2 23

2

3

第 1 章 基 本 的 な 考 え 方 1 計 画 の 目 的 2 計 画 の 性 格 3 計 画 の 期 間 4 計 画 の 基 本 方 針 4

基 本 方 針 (1) 本 に 出 会 い 本 を 知 る 乳 幼 児 期 から 子 どもが 本 と 出 会 い そして 本 を 知 っていくこと は 人 生 において 読 書 習 慣 を 身 につけていく 上 で 大 切 です そして それは 心 のこもった 本 の 楽 しさを 保 護 者 が 子 どもと 分 かち 合 うところから 始 まります ア 親 子 のふれあいを 重 視 した 取 組 への 支 援 啓 発 を 図 ります イ 図 書 館 など 身 近 な 地 域 の 読 書 環 境 を 整 備 します (2) 本 に 親 しみ 本 を 活 かす 就 学 期 には 読 書 習 慣 を 身 につけ 本 に 親 しむことによって 知 識 を 蓄 え 心 を 豊 かにすることが 望 まれます それが 社 会 の 中 で 生 きていくための 糧 を 得 ることにもつながります そこでは 図 書 館 が 強 い 味 方 になります また 本 を 通 じた 友 人 等 との 交 わりは さらに 読 書 の 味 わいを 深 いものにしま す ア 学 校 全 体 で 読 書 習 慣 づくりに 取 り 組 む 推 進 体 制 を 整 備 します イ 学 校 図 書 館 の 活 性 化 を 図 るため 資 料 設 備 の 充 実 人 的 配 置 の 促 進 に 努 めます ウ 家 庭 学 校 の 読 書 活 動 を 支 援 する 市 立 図 書 館 等 身 近 な 地 域 の 読 書 環 境 を 整 備 します (3) 本 と 生 き 本 を 伝 える 日 常 生 活 を 営 んでいく 上 で 私 たち 誰 にも 様 々な 疑 問 や 課 題 を 持 ちます 読 書 はこれらを 解 決 す る 有 力 な 手 段 の 一 つです 成 人 してからも 生 涯 にわたって 本 を 傍 らに 置 いて 人 生 を 歩 むこと そして その 姿 を 次 世 代 の 子 どもたちに 伝 えていくことが 望 まれます ア 大 人 自 身 の 読 書 活 動 を 推 進 するための 啓 発 と 環 境 整 備 に 努 めます イ 親 子 読 書 など 家 庭 での 読 書 活 動 を 促 進 します ウ 地 域 における 読 書 普 及 活 動 への 参 加 を 働 きかけます 磐 田 市 子 ども 読 書 活 動 推 進 計 画 のイメージ 5

計 画 の 目 的 計 画 の 概 念 図 6

23 27 5 基 本 方 針 1 2 3 成 長 過 程 に 応 じた 施 策 1 2 3 協 力 連 携 第 2 章 施 策 の 方 向 性 7

1 家 庭 における 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 (1) 保 護 者 への 啓 発 の 促 進 磐 田 地 区 及 び 福 田 地 区 のみだった 家 庭 教 育 学 級 は 現 在 は 新 市 全 域 で 活 動 を 実 施 していま す 1 ア 保 護 者 が 集 まる 機 会 での 啓 発 1 8

市 民 活 動 推 進 課 生 涯 学 習 推 進 グループでは 家 庭 教 育 関 連 講 座 で 絵 本 や 読 書 テーマの 講 演 会 を 実 施 し 読 書 活 動 の 推 進 に 努 めます イ おはなし 会 等 を 通 じての 啓 発 ウ 読 書 を 通 じた 親 子 の 時 間 を 持 つことの 奨 励 2 エ 子 どもの 読 書 に 関 する 情 報 提 供 による 啓 発 オ 本 と 人 を 結 びつける 人 材 の 育 成 (2) 関 係 課 機 関 民 間 団 体 等 との 連 携 2 8 2 9

ア 公 共 施 設 における 読 書 環 境 の 整 備 イ 情 報 の 共 有 化 2 地 域 における 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 子 どもの 読 書 活 動 を 推 進 するためには 子 どもの 身 近 なところに 読 書 のできる 環 境 を 整 備 していくこ とが 重 要 です 公 立 図 書 館 は 子 どもが 学 校 外 で 本 と 出 会 い 読 書 を 楽 しむことのできる 場 所 であり 地 域 における 子 どもの 読 書 活 動 推 進 の 拠 点 施 設 です 地 域 の 文 庫 や 読 書 グループ 幼 稚 園 保 育 園 公 民 館 児 童 館 なども 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 に 関 する 理 解 や 関 心 を 広 めるとともに 子 どもが 読 書 に 親 しむ 様 々な 機 会 を 提 供 するなど 子 どもの 自 主 的 な 読 書 活 動 を 推 進 する 上 で 大 きな 役 割 を 果 たしています これらを 踏 まえ 関 係 団 体 機 関 における 子 どもの 読 書 関 連 事 業 の 充 実 が 図 られるよう 働 きかけるとと もに 県 立 図 書 館 との 連 携 を 図 って 地 域 における 読 書 環 境 の 充 実 に 努 めます (1) 市 立 図 書 館 の 整 備 充 実 1 図 書 館 資 料 ア 児 童 図 書 資 料 現 在 市 内 の 子 ども 0 歳 から 12 歳 までの 人 口 は 20,908 人 です * 平 成 23 年 3 月 末 現 在 図 書 館 にある それらの 年 齢 に 向 けた 図 書 資 料 は 市 内 5 館 合 わせて 249,601 冊 ( 一 人 当 たり 11 冊 ) * 平 成 23 年 3 月 末 現 在 図 書 館 では 読 書 活 動 を 推 進 するにあたり 市 内 のすべての 子 どもたちが 多 くの 良 書 と 出 会 い 読 書 を 楽 しむことで 個 々の 生 活 がより 充 実 したものとなるように 子 どものまわりに 多 くの 児 童 図 書 が 整 備 される 環 境 づくりを 目 指 していかなければなりません このため 教 育 施 設 や 地 域 施 設 への 団 体 貸 出 の 規 模 を 拡 大 させることが 必 要 となり 更 なる 児 童 図 書 の 充 実 が 望 まれます 10

児 童 図 書 資 料 の 整 備 充 実 に 努 めます あらゆる 状 況 の 子 どもたちが 手 にとれるような 図 書 資 料 の 収 集 に 努 めます < 努 力 目 標 > 児 童 図 書 の 蔵 書 冊 数 (12 歳 以 下 の 子 ども 1 人 あたり) 13 冊 以 上 3 経 年 変 化 イ ヤン グアダルトサー ビス 4 の 充 実 平 成 22 年 度 ( 実 績 ) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 11 冊 11 冊 11 冊 12 冊 12 冊 13 冊 平 成 22 年 4 月 から 9 月 までの 13~15 歳 の 図 書 館 資 料 年 齢 別 貸 出 統 計 によると 市 内 の 中 学 生 の 一 人 当 たりの 貸 出 冊 数 は 3 冊 で 幼 児 6.8 冊 小 学 生 11.5 冊 に 比 べ 大 きく 下 回 ってい ます (システムの 更 新 のため この 期 間 で 調 査 ) *6 歳 以 下 (75,057 冊 /11,055 人 ) 小 学 生 (113,493 冊 /9,837 人 ) 中 学 生 (14,513 冊 /4,898 人 ) 小 学 生 までは 図 書 館 に 通 い 読 書 を 楽 しむ 子 どもも 中 学 生 になるとクラブ 活 動 等 学 校 生 活 が 忙 しくなり 図 書 館 通 いや 読 書 への 関 心 が 薄 れる 傾 向 にあることが 表 れています 中 学 生 の 図 書 館 利 用 が 増 加 するよう 様 々なサービスに 取 り 組 むとともに 感 性 の 豊 かな 時 期 に 中 学 生 の 心 の 成 長 を 促 し 教 養 を 身 につけ 未 来 への 明 るい 希 望 を 持 たせるような 幅 広 い 分 野 の 良 質 な 図 書 資 料 を 早 急 に 充 実 させる 必 要 があります 高 等 学 校 の 図 書 館 との 情 報 交 換 が 望 まれます 中 学 高 校 生 への 図 書 館 サービス 中 学 高 校 生 のための 図 書 を 揃 えたヤングアダルトコーナーの 充 実 に 努 めます 中 学 高 校 生 向 けにおすすめの 本 を 紹 介 したリストを 作 成 し 配 布 します 今 後 も 市 内 の 中 学 校 に 団 体 貸 出 を 利 用 してもらうよう 積 極 的 なPR 活 動 を 行 います 高 等 学 校 図 書 館 と 情 報 を 交 換 し 連 携 を 図 ります 2 図 書 館 における 子 どもの 読 書 環 境 の 整 備 子 どもが 日 常 的 に 読 書 に 親 しむためには 子 どもを 取 り 巻 くあらゆる 環 境 で 本 が 整 備 充 実 さ れていなければなりません 平 成 17 年 4 月 の 合 併 後 も 小 中 学 校 や 地 域 の 各 施 設 と 連 携 し 市 内 全 域 で ブックスター 3 4 11

ト 茶 の 間 ひととき 読 書 運 動 小 中 学 校 への 団 体 貸 出 など 様 々なサービスを 行 ってきま した 合 併 前 からそれぞれの 市 町 村 で 独 自 に 行 ってきた 児 童 サービスを 合 併 後 の 全 館 で 実 施 で きるよう 各 館 で 協 力 し 合 い 充 実 した 読 書 環 境 を 整 備 するよう 努 めてきました 今 後 も 新 たな 児 童 サービスの 可 能 性 を 探 り 実 施 に 努 めなければなりません ア ブックスタートの 普 及 ブックスタート 事 業 の 定 着 を 図 り PR 活 動 やフォローを 行 うことで 参 加 率 の 増 加 に 努 めます イ 講 座 行 事 の 充 実 子 どもが 幼 いうちから 親 子 で 本 に 親 しめるように 工 夫 を 凝 らした 行 事 等 を 計 画 することで 図 書 館 を 訪 れる 機 会 を 増 やすよう 努 めます ウ 団 体 貸 出 の 充 実 機 会 あるごとにPRを 行 い 市 内 の 小 中 学 校 に 団 体 貸 出 を 利 用 してもらえるよう 努 めます エ 障 がい 児 へのサービス 障 がいのある 子 どもたちのために 点 訳 本 布 の 絵 本 拡 大 写 本 等 の 障 がい 者 向 け 図 書 資 料 の 充 実 に 努 めます また 特 別 支 援 学 級 や 特 別 支 援 学 校 への 団 体 利 用 促 進 のPR 活 動 を 行 い 希 望 に 応 じて 団 体 貸 出 を 行 います オ 本 の 紹 介 リストの 作 成 子 どもが 自 分 の 読 みたい 本 を 決 める 時 の 手 助 けとなるように 各 年 齢 に 合 わせたおすすめ 本 の 紹 介 リストを 引 き 続 き 作 成 し 配 布 します 5 各 年 齢 のおすすめ 本 の 紹 介 リストの 作 成 配 布 後 は 読 み 聞 かせに 適 した 本 を 紹 介 するリス トを 作 成 し 配 布 します 作 成 済 みのリストの 見 直 しを 図 ります カ 施 設 に 出 向 くサービス 子 どもたちが 本 に 親 しむ 機 会 を 増 やすために 幼 稚 園 保 育 園 小 中 学 校 の 希 望 に 応 じ 司 書 がこれらの 施 設 に 出 向 き おはなし 会 やブックトークを 行 います 図 書 館 に 通 うことが 困 難 な 遠 隔 地 に 住 む 子 どもたちを 対 象 に 司 書 が 地 域 の 公 共 施 設 や 教 育 施 設 に 出 向 き 読 み 聞 かせやブックトークを 行 います また 豊 岡 図 書 館 では 遠 隔 地 に 住 む 小 学 生 のために 定 期 的 に 出 向 き 児 童 図 書 資 料 の 貸 出 を 行 うことで 本 に 親 しむ 機 会 を 増 やし ます キ 児 童 の 特 集 コーナーの 設 置 こどもとしょかんだより に 掲 載 した 本 を 全 館 で 特 集 コーナーを 設 置 して 紹 介 します 様 々なジャンルの 本 に 親 しんでもらえるよう 特 設 コーナーを 設 置 して 本 の 紹 介 を 行 います 5 平 成 23 年 度 からは 小 学 校 高 学 年 向 けリストを 作 成 あかちゃん 向 け 乳 幼 児 向 け2 種 類 小 学 校 低 学 年 中 学 年 向 けリスト は 発 行 済 み 12

< 努 力 目 標 > 図 書 館 の 児 童 図 書 の 年 間 貸 出 冊 数 (12 歳 以 下 の 子 ども 1 人 あたり) 27 冊 以 上 6 経 年 変 化 平 成 22 年 度 ( 実 績 ) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 25 冊 25 冊 25 冊 26 冊 26 冊 27 冊 3 専 門 的 職 員 の 養 成 配 置 図 書 館 には 児 童 サービスの 担 当 者 を 配 置 していますが 他 業 務 との 兼 務 や 担 当 職 員 の 減 員 により 研 修 などの 知 識 技 術 の 養 成 時 間 が 不 足 しています 図 書 館 の 司 書 の 有 資 格 者 は 66%( 平 成 23 年 4 月 現 在 の 図 書 館 職 員 の 割 合 )です 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 にあたり 子 どもの 成 長 の 過 程 と 子 どもの 本 を 知 り 児 童 サービスの 技 術 を 身 につけた 専 門 の 司 書 を 計 画 的 に 養 成 する 必 要 があります 職 員 の 充 実 児 童 サービスの 充 実 にあたり 担 当 職 員 の 適 正 な 人 数 配 置 を 図 ります 司 書 がより 高 度 な 知 識 技 術 を 得 られるように 研 修 の 機 会 を 増 やします 全 館 で 統 一 的 な 見 解 で 児 童 サービスが 行 えるよう 担 当 職 員 による 情 報 交 換 や 打 ち 合 わせを 定 期 的 に 行 います 4 在 住 外 国 人 の 子 どもへの 支 援 現 在 磐 田 市 では 0 歳 から 15 歳 までの 子 どものうち 4.3%( 平 成 23 年 3 月 末 現 在 )が 外 国 人 です 在 住 外 国 人 の 内 訳 を 見 ると ブラジル 人 が 全 体 の 約 68.7%( 平 成 23 年 4 月 末 現 在 )を 占 め ています 外 国 語 資 料 の 収 集 に 努 めましたが ポルトガル 語 の 資 料 をはじめ 外 国 語 資 料 はま だまだ 不 足 しています 外 国 語 の 利 用 案 内 を 作 成 したり 広 報 等 で PR をしていますが 外 国 人 の 利 用 者 数 は 多 くあり ません 語 学 教 育 ( 日 本 語 )の 教 材 の 充 実 に 努 めましたが 出 版 資 料 が 限 定 的 なため 思 うようには 収 集 できません 帰 国 児 童 生 徒 へのサービスについても 考 える 必 要 があります 在 住 外 国 人 の 利 用 促 進 広 報 のポルトガル 語 版 を 通 じて 図 書 館 利 用 を 呼 びかけたり 利 用 案 内 等 の 各 種 資 料 の 外 国 語 版 を 随 時 作 成 し 機 会 あるごとに 図 書 館 利 用 のPRを 行 います 6 13

外 国 語 資 料 を 充 実 させ 提 供 できるよう 努 めます 外 国 人 の 子 ども 向 けの 図 書 目 録 を 作 成 して 関 係 機 関 に 配 布 します 子 ども 用 の 語 学 教 材 ( 日 本 語 )の 資 料 の 充 実 を 図 ります 市 民 活 動 推 進 課 生 涯 学 習 推 進 グループ 及 び 関 係 団 体 との 情 報 交 換 を 行 います (2) 幼 稚 園 保 育 園 その 他 関 係 機 関 における 読 書 活 動 推 進 機 能 事 業 の 充 実 1 幼 稚 園 保 育 園 における 子 どもの 読 書 活 動 保 育 の 中 で 行 っていること 毎 日 保 育 の 中 で 職 員 による 読 み 聞 かせを 実 施 しています また 様 々な 人 による 読 み 聞 か せも 計 画 的 に 実 施 しています ( 保 護 者 地 域 ボランティアや 図 書 館 職 員 など) 自 由 な 時 間 に 自 由 に 絵 本 に 触 れる 環 境 を 用 意 しています 園 文 庫 や 図 書 館 の 絵 本 の 貸 出 を 行 っています 職 員 の 読 み 聞 かせ 技 術 や 絵 本 の 知 識 について 向 上 を 図 る 研 修 の 必 要 があります ア 幼 稚 園 保 育 園 の 図 書 の 整 備 充 実 図 書 コーナーの 整 備 や 絵 本 等 の 充 実 を 働 きかけるとともに 市 立 図 書 館 の 情 報 を 提 供 し 子 どもたちが 本 に 親 しむ 機 会 を 増 やします イ 職 員 の 研 修 の 充 実 職 員 の 読 み 聞 かせ 技 術 や 絵 本 の 知 識 を 増 すとともに 職 員 自 身 が 絵 本 の 魅 力 を 感 じること ができるように 研 修 の 充 実 を 図 ります 2 読 書 推 進 のための 家 庭 啓 発 保 護 者 への 子 ども 読 書 活 動 の 理 解 と 関 心 を 高 めるため 園 だよりや 学 級 だより 絵 本 の 講 演 会 を 通 じて 読 み 聞 かせは 親 子 の 大 切 なふれあいの 手 立 てとして その 大 切 さを 啓 発 していま す 絵 本 の 読 み 聞 かせに 目 を 輝 かせて 聞 き 入 る 子 どもたちの 姿 を 見 ることで 読 み 聞 かせの 素 晴 らしさを 体 感 し 実 際 の 読 み 聞 かせにつなげるようにしていきます 絵 本 の 読 み 聞 かせの 大 切 さを 浸 透 させていくための 手 立 ての 難 しさがあります 啓 発 活 動 の 推 進 保 護 者 に 対 して 読 み 聞 かせの 大 切 さを 知 らせる 等 読 書 啓 発 活 動 を 促 進 します 園 だより 学 級 だよりや 講 演 会 等 の 開 催 を 通 じ 読 み 聞 かせの 大 切 さを 伝 えたり 絵 本 を 紹 介 したりする などの 啓 発 をしていきます (3) 地 域 の 公 共 施 設 における 子 どもの 読 書 活 動 公 民 館 児 童 館 子 育 て 支 援 センターなどで 図 書 コーナーを 設 置 し 本 の 貸 出 や 閲 覧 を 行 14

っています また 各 施 設 において ボランティアと 協 力 するなど 様 々な 方 法 で 読 み 聞 かせを 実 施 しています 7 子 育 て 支 援 センター 児 童 館 放 課 後 児 童 クラブなどでは 図 書 館 との 協 働 によるおはなし 会 や 保 護 者 への 読 書 啓 発 事 業 を 実 施 したり 図 書 館 の 団 体 貸 出 を 利 用 したりするなど 図 書 館 と 連 携 して 読 書 活 動 に 取 り 組 むところもあります 各 地 区 で 行 われる 離 乳 食 教 室 や 2 歳 8 か 月 児 相 談 の 機 会 を 利 用 し ブックスタート 事 業 や 図 書 館 職 員 による 読 み 聞 かせを 実 施 しています 公 民 館 児 童 館 などの 図 書 コーナーは 内 容 や 蔵 書 数 がまちまちであり 資 料 整 備 が 必 要 なと ころもあります 地 域 の 公 共 施 設 と 図 書 館 との 連 携 は まだ 十 分 とは 言 えません ア 地 域 の 公 共 施 設 の 子 ども 読 書 関 連 事 業 の 実 施 公 民 館 児 童 館 放 課 後 児 童 クラブ 子 育 て 支 援 センター 等 地 域 の 公 共 施 設 では 図 書 コ ーナーの 整 備 を 図 るとともに 子 ども 読 書 関 連 事 業 (おはなし 会 保 護 者 へ 読 書 の 楽 しさを 伝 え る 活 動 等 )を 継 続 的 に 実 施 していきます イ 図 書 館 と 地 域 の 公 共 施 設 の 連 携 について 図 書 館 では 市 内 の 公 共 施 設 に 計 画 的 に 団 体 貸 出 を 行 います また 各 施 設 が 行 う 読 書 活 動 を 支 援 し 要 請 に 応 じて 各 施 設 に 出 向 き おはなし 会 や 講 座 などを 行 います ( 参 考 : 公 民 館 等 の 図 書 の 入 替 1 年 に 3 回 14 施 設 へ 1 回 につき 120 冊 を 入 替 ) ウ 障 がいのある 子 どもの 読 書 活 動 の 支 援 点 字 図 書 館 や 児 童 福 祉 施 設 等 とも 連 携 を 図 り 障 がいのある 子 どもの 読 書 活 動 を 支 援 します 点 訳 朗 読 奉 仕 員 等 のボランティアを 養 成 するとともに その 専 門 的 技 能 の 向 上 を 図 ります (4) 地 域 における 子 どもの 読 書 推 進 活 動 等 への 支 援 子 ども 文 庫 読 み 聞 かせボランティア 子 ども 会 等 子 どものための 地 域 活 動 団 体 が 多 数 活 動 し 子 どもが 本 に 出 会 うための 機 会 の 提 供 に 大 きく 寄 与 しています これら 地 域 活 動 団 体 が 連 携 を 図 り 情 報 交 換 をしながら 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 を 図 っていく 必 要 があります ボランティアの 養 成 やスキルアップ ボランティア 活 動 が 円 滑 に 行 われるための 取 組 を 充 実 する 必 要 があります ア 読 書 ボランティアの 養 成 読 書 に 関 わるボランティアについて その 活 動 実 態 を 把 握 し 学 校 や 地 域 の 公 共 施 設 等 で 十 7 15

分 なボランティア 活 動 ができるよう また 情 報 交 換 ができるよう ボランティアの 協 力 体 制 づくり に 取 り 組 んでいきます 読 み 聞 かせボランティア 養 成 のための 講 座 やスキルアップのための 研 修 の 場 を 提 供 するとと もに 県 主 催 の 講 座 への 参 加 を 呼 びかけるなど ボランティアの 人 材 養 成 に 努 めます イ 広 報 活 動 による 情 報 提 供 の 充 実 図 書 館 では 子 ども 文 庫 読 み 聞 かせボランティア 子 ども 会 等 地 域 団 体 に 向 けて 団 体 貸 出 や 調 べ 物 の 手 助 けなど 図 書 館 が 行 っているサービスについて 積 極 的 にPRしていきます 読 み 聞 かせに 向 く 絵 本 や 行 事 に 合 わせた 絵 本 の 紹 介 など 本 に 関 する 情 報 を 提 供 し 地 域 団 体 の 読 書 活 動 を 支 援 します 3 学 校 における 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 学 校 は 従 来 から 国 語 など 各 教 科 等 における 学 習 活 動 を 通 じて 読 書 活 動 を 行 っており 子 どもの 読 書 習 慣 を 形 成 していく 上 で 大 きな 役 割 を 担 っています 新 しい 教 育 基 本 法 の 理 念 を 受 けて 平 成 19 年 6 月 に 改 正 された 学 校 教 育 法 の 第 21 条 においては 義 務 教 育 として 行 われる 普 通 教 育 の 目 標 の 一 つとして 読 書 に 親 しませ 生 活 に 必 要 な 国 語 を 正 しく 理 解 し 使 用 する 基 礎 的 な 能 力 を 養 うこと が 新 たに 規 定 されました また 平 成 20 年 の 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 において 各 教 科 等 における 言 語 活 動 を 充 実 し 引 き 続 き 学 校 図 書 館 の 活 用 を 図 るとともに 学 校 における 言 語 環 境 を 整 えることが 強 調 されました このようなことを 受 け 学 校 図 書 館 の 整 備 充 実 を 進 め 子 どもの 自 発 的 主 体 的 な 学 習 活 動 を 支 援 し 教 育 課 程 の 展 開 に 寄 与 する 学 習 情 報 センターとして また 創 造 力 を 培 い 学 習 に 対 する 興 味 関 心 等 を 呼 び 起 こし 豊 かな 心 をはぐくむ 読 書 センターとしての 機 能 を 果 たし 学 校 教 育 の 中 核 的 な 役 割 を 担 えるようにします 更 に 学 校 図 書 館 の 運 営 にあたっては 校 長 の 理 解 指 導 の 下 図 書 主 任 司 書 教 諭 が 中 心 となり 教 職 員 やいわゆる 学 校 司 書 ボランティアが 連 携 協 力 する 体 制 づくりを 進 めます (1) 学 校 における 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 のための 取 組 1 学 校 内 の 協 力 体 制 の 確 立 学 校 の 組 織 の 中 に 学 校 図 書 館 部 等 を 位 置 づけ 全 校 体 制 で 取 り 組 もうとしている 学 校 や 司 書 教 諭 図 書 主 任 等 を 中 心 に 積 極 的 な 読 書 活 動 を 行 う 学 校 があります 司 書 教 諭 が 発 令 されていても その 役 割 が 十 分 発 揮 される 環 境 が 整 っていないという 意 見 も あります 学 校 図 書 館 部 の 位 置 づけをさらに 確 かなものにする 必 要 があります ア 学 校 内 の 協 力 体 制 の 確 立 校 内 では 校 長 の 理 解 指 導 の 下 校 内 研 修 等 を 通 じて 教 職 員 全 体 の 共 通 理 解 を 図 ります 学 校 図 書 館 を 活 用 した 学 習 についても 校 内 研 修 等 を 通 じて 共 通 理 解 と 実 践 を 促 進 します 学 校 組 織 の 中 に 学 校 図 書 館 部 等 を 位 置 づけ 図 書 主 任 や 司 書 教 諭 を 中 心 に 全 校 で 取 り 組 む 16

体 制 づくりを 働 きかけます イ 年 間 計 画 等 の 作 成 年 間 計 画 等 の 作 成 により 学 校 図 書 館 の 充 実 とともに 各 教 科 等 の 学 習 を 中 心 に 全 教 育 活 動 における 学 校 図 書 館 の 計 画 的 な 活 用 が 図 られるよう 研 修 機 会 等 を 通 じて 周 知 に 努 めます 2 読 書 活 動 及 び 学 校 図 書 館 を 活 用 した 学 習 活 動 の 充 実 朝 読 書 を 実 施 する 学 校 は 小 学 校 95.6%, 中 学 校 100%の 学 校 が 実 施 しています 読 み 聞 か せは 小 学 校 95.6% 中 学 校 は60%です 学 校 独 自 の 読 書 週 間 を 設 けたり 読 書 会 や 紙 芝 居 ブックトーク アニマシオン 等 多 様 な 読 書 活 動 を 実 施 したりする 学 校 が 増 えています 学 校 における 必 読 図 書 推 薦 図 書 を 定 めている 学 校 は 小 学 校 では83% 中 学 校 では60%で す 小 学 校 では 子 どもたちの 発 達 段 階 に 合 わせ 絵 本 100 選 を 定 めているところもあります 読 書 目 標 冊 数 を 定 めてある 学 校 は 小 学 校 65% 中 学 校 20%です 目 標 冊 数 は 発 達 段 階 に 合 わせて 設 定 したり 年 間 月 毎 で 設 定 したりと 各 校 で 異 なっています 司 書 教 諭 が 学 級 担 任 や 教 科 担 任 と 連 携 して 学 習 活 動 を 支 援 する 図 書 の 時 間 を 実 施 してい る 学 校 があります 授 業 時 数 等 の 確 保 のため 朝 読 書 の 時 間 や 回 数 を 削 減 する 学 校 があります 図 書 の 時 間 を 時 間 割 に 位 置 づけたり 年 間 計 画 に 基 づいて 取 り 組 んだりすることが 今 後 の 課 題 です 学 校 図 書 館 の 学 習 情 報 センター 的 機 能 が 認 知 されず 活 用 が 十 分 でないという 意 見 もありま す 必 読 図 書 や 推 薦 図 書 の 内 容 や 冊 数 が 学 校 により 大 きな 違 いがあります また 学 校 によっては 定 めていないところもあります ア 朝 読 書 読 み 聞 かせ 等 全 校 で 取 り 組 む 読 書 活 動 の 実 施 小 中 学 校 の 朝 読 書 や 読 み 聞 かせ 等 の 実 施 回 数 や 実 施 時 間 が 増 加 するよう 取 り 組 みます イ 1か 月 の 目 標 読 書 冊 数 の 設 定 児 童 生 徒 の1か 月 の 読 書 冊 数 を 小 学 校 低 学 年 8 冊 以 上 中 学 年 6 冊 以 上 高 学 年 4 冊 以 上 中 学 生 3 冊 以 上 にすることを 目 指 します ウ 推 薦 図 書 や 必 読 図 書 の 選 定 発 達 段 階 や 地 域 の 特 性 などを 踏 まえた 推 薦 図 書 や 必 読 図 書 を 選 定 するよう 県 立 や 市 立 図 書 館 の 情 報 等 を 利 用 したり 学 校 間 で 情 報 交 換 したりして 実 施 に 努 めます エ 学 校 図 書 館 を 活 用 した 学 習 の 推 進 子 どもの 主 体 的 意 欲 的 な 学 習 活 動 の 取 り 組 みの 充 実 や 情 報 活 用 能 力 等 の 育 成 のため すべ ての 教 科 等 を 通 じて 様 々な 文 章 や 資 料 を 読 んだり 調 べたりするなど 学 校 図 書 館 を 計 画 的 に 活 用 した 学 習 を 推 進 します 3 家 庭 地 域 との 連 携 17

学 校 図 書 館 ボランティアの 協 力 を 得 ている 学 校 が 増 えています 家 庭 において 保 護 者 が 子 どもに 読 み 聞 かせをしたり 子 どもと 一 緒 に 読 書 をしたりするなど 家 庭 ( 親 子 ) 読 書 の 勧 めを 行 っている 学 校 も 増 えてきています 図 書 館 職 員 による 利 用 指 導 や 団 体 貸 出 など 学 校 を 支 援 するサービスを 利 用 している 学 校 が あります ア 図 書 館 職 員 ボランティアとの 連 携 イ 読 書 習 慣 確 立 のための 家 庭 読 書 の 推 奨 ウ 学 校 だよりや 学 年 だより 等 を 通 して 親 子 読 書 の 勧 め 4 障 がいのある 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 特 別 支 援 学 級 では 一 人 一 人 の 子 どもの 障 がいや 発 達 段 階 に 応 じた 教 育 を 重 視 しています 教 室 に 読 書 コーナーを 設 け 子 どもの 実 態 に 合 った 本 が 身 近 に 置 かれているよう 選 書 に 配 慮 しています また 読 み 聞 かせ 活 動 も 回 数 を 多 く 設 け 子 どもがいろいろな 本 と 親 しめる 環 境 づ くりに 努 力 しています 子 どもたちの 多 様 な 障 がいの 状 態 やニーズに 応 じた 読 書 活 動 の 工 夫 が 望 まれます 障 がいの 状 態 に 応 じた 読 書 活 動 の 体 験 障 がいの 状 態 に 応 じた 教 育 活 動 を 展 開 する 中 で 計 画 的 に 子 どもが 読 書 活 動 の 体 験 ができ るように 工 夫 します 18

5 在 住 外 国 人 の 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 母 国 語 も 日 本 語 も 読 めないという 子 どももあり 家 庭 での 読 書 に 対 する 意 識 を 高 めていくような 支 援 も 必 要 です 学 校 では 日 本 語 指 導 を 優 先 するため 外 国 語 での 読 み 聞 かせの 時 間 が 取 れません ア 市 立 図 書 館 との 連 携 市 立 図 書 館 から 外 国 語 版 の 本 の 団 体 貸 出 を 受 け 身 近 に 子 どもが 読 んで 楽 しめる 本 をそろえ るよう 読 書 環 境 の 充 実 を 図 っていきます また 市 立 図 書 館 に 出 かけ ガイダンスを 受 けたり 利 用 者 カードを 作 成 したりするなど 利 用 意 欲 を 高 めていくようにします イ 家 庭 への 啓 発 子 どもの 実 態 に 合 わせた 本 を 紹 介 し 親 子 で 一 緒 に 読 書 をするよう 家 庭 における 親 子 読 書 を 奨 励 していきます (2) 学 校 図 書 館 等 の 機 能 の 強 化 1 学 校 図 書 館 の 資 料 設 備 の 充 実 図 書 資 料 等 をデータベース 化 している 学 校 の 割 合 は 小 学 校 が100% 中 学 校 が80%です 各 教 室 や 廊 下 などに 図 書 コーナーを 設 け 本 と 親 しめる 環 境 づくりに 配 慮 する 学 校 が 増 えて います 蔵 書 数 が 十 分 でない 学 校 があり 特 に 学 習 指 導 に 必 要 な 資 料 の 充 実 が 求 められています また 内 容 が 時 代 に 合 わなくなった 古 い 資 料 の 廃 棄 が 十 分 進 んでいない 学 校 もあります 障 がいや 発 達 段 階 に 応 じた 図 書 資 料 等 が 十 分 でありません また 読 書 に 集 中 できる 図 書 館 環 境 の 整 備 も 十 分 とはいえません ア 魅 力 的 な 図 書 資 料 等 の 計 画 的 な 整 備 充 実 子 どもの 知 的 活 動 を 増 進 し 様 々な 興 味 関 心 に 応 える 魅 力 的 な 資 料 を 整 備 充 実 させるよう 努 めます また 各 教 科 等 における 多 様 な 学 習 活 動 を 展 開 するために 必 要 な 資 料 を 計 画 的 に 整 備 していきます 内 容 が 時 代 と 合 わなくなった 図 書 の 廃 棄 更 新 を 行 いつつ 計 画 的 な 図 書 購 入 による 図 書 標 準 の 達 成 に 努 力 します イ 施 設 設 備 の 整 備 充 実 学 校 図 書 館 の 施 設 設 備 については 学 校 司 書 と 相 談 したり 学 校 間 で 情 報 交 換 したりする 中 で 読 書 スペース 及 び 学 習 スペースの 整 備 充 実 が 進 められるよう 働 きかけていきます ウ 学 校 図 書 館 の 情 報 化 蔵 書 のデータベース 化 や 校 内 LANの 整 備 によるインターネットの 利 用 ができるよう 学 校 図 書 19

館 にコンピュータを 整 備 し 学 習 情 報 センター 的 機 能 を 強 めます エ 学 校 間 市 立 図 書 館 との 連 携 による 図 書 資 料 等 の 有 効 活 用 定 期 的 に 連 絡 会 を 持 つなどして 近 隣 の 学 校 間 市 立 図 書 館 との 連 携 を 進 め 図 書 資 料 等 の 有 効 活 用 を 促 進 します 2 学 校 図 書 館 活 性 化 のための 人 的 配 置 小 中 学 校 では 平 成 22 年 度 12 学 級 以 上 のすべての 学 校 に 司 書 教 諭 を 配 置 しています また 中 学 校 では11 学 級 以 下 の 学 校 においても 配 置 が 進 められています 学 校 図 書 館 の 諸 事 務 を 担 当 する いわゆる 学 校 司 書 は 平 成 22 年 度 全 ての 小 中 学 校 で 週 1 日 か 半 日 配 置 されています 図 書 主 任 や 司 書 教 諭 は 学 級 担 任 や 分 掌 の 関 係 で 図 書 館 業 務 以 外 にも 様 々な 業 務 を 抱 え る 中 で 十 分 な 機 能 を 発 揮 できていないという 現 状 があります ア 司 書 教 諭 の 発 令 促 進 小 学 校 の11 学 級 以 下 の 学 校 においても 司 書 教 諭 が 発 令 されるよう 努 めます イ 司 書 教 諭 の 校 務 分 掌 等 の 配 慮 司 書 教 諭 がその 職 責 を 十 分 果 たせるよう 他 の 教 職 員 の 司 書 教 諭 の 職 務 に 対 する 理 解 を 促 し 授 業 時 数 の 軽 減 ( 小 学 校 中 学 校 では12 学 級 以 上 の 学 校 で3 時 間 程 度 )や 校 務 分 掌 等 への 配 慮 を 働 きかけます また 司 書 教 諭 が 読 書 指 導 や 調 べ 学 習 など 学 校 図 書 館 の 機 能 を 活 用 した 授 業 の 支 援 等 を 行 う 図 書 の 時 間 を 設 けるなどして 教 育 課 程 において 学 校 図 書 館 活 用 時 間 を 位 置 づけることを 促 進 します ウ いわゆる 学 校 司 書 の 全 校 配 置 の 促 進 学 校 司 書 は 学 校 図 書 館 の 諸 事 務 に 当 たるとともに レファレンスサービスや 教 材 等 の 準 備 へ の 協 力 により 学 習 活 動 や 読 書 活 動 への 支 援 が 期 待 されており 勤 務 が 今 後 も 続 くよう 関 係 諸 機 関 に 働 きかけます その 中 で 学 校 司 書 の 必 要 性 や 学 校 司 書 配 置 の 効 果 について 共 通 理 解 を 深 めます < 努 力 目 標 > 目 標 項 目 小 中 学 校 平 成 22 年 度 実 績 平 成 27 年 度 備 考 朝 読 書 実 施 学 校 数 の 小 学 校 95.6% 100% 1 週 間 の 読 書 回 数 の 増 加 割 合 中 学 校 100% 100% 読 み 聞 かせ 実 施 学 校 小 学 校 95.6% 100% ボランティアの 募 集 資 質 向 上 数 の 割 合 中 学 校 60% 100% 1か 月 目 標 読 書 冊 数 小 学 校 - 低 中 高 別 低 学 年 8 冊 中 学 年 6 冊 中 学 校 - 3 冊 高 学 年 4 冊 図 書 標 準 小 学 校 34.8% 60% 計 画 的 に 予 算 化 達 成 学 校 数 の 割 合 中 学 校 0% 30% 20

司 書 教 諭 小 学 校 100% 100% 配 置 学 校 数 の 割 合 中 学 校 100% 100% 学 校 司 書 小 学 校 100% 100% 配 置 学 校 数 の 割 合 中 学 校 100% 100% 小 規 模 校 (12 学 級 未 満 )へ 配 置 司 書 教 諭 としての 週 時 数 (3) 嘱 託 等 の 巡 回 訪 問 4 図 書 館 の 連 携 による 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 磐 田 市 の 子 どもの 多 様 な 読 書 活 動 に 応 えるために 市 立 図 書 館 と 市 内 学 校 図 書 館 の 連 携 をより 深 め るとともに 県 立 図 書 館 や 県 内 他 市 町 との 図 書 館 のネットワーク 化 を 推 進 し 館 種 を 超 えた 連 携 を 図 っ ていきます (1) 公 立 図 書 館 の 連 携 県 立 図 書 館 と27 市 町 の 公 立 図 書 館 が 加 入 する 静 岡 県 横 断 検 索 システム に 市 立 図 書 館 も 参 加 し 利 用 することで 子 どもたちが 要 望 する 本 の 相 互 貸 借 業 務 を 効 率 的 に 進 めています 中 遠 東 遠 同 士 ( 磐 田 市 御 前 崎 市 掛 川 市 菊 川 市 袋 井 市 森 町 )の 業 務 提 携 ( 利 用 者 カー ドの 発 行 貸 出 返 却 )をすることで より 多 くの 資 料 に 子 どもたちが 触 れる 機 会 が 増 えています 資 料 費 が 減 少 する 中 で 多 くの 子 どもたちの 要 望 に 応 えて 行 くためには 県 立 図 書 館 や 他 市 町 立 図 書 館 との 相 互 貸 借 ネットワーク 化 をより 一 層 推 進 する 必 要 があります ア 図 書 館 のネットワーク 化 の 推 進 県 横 断 検 索 システムに 参 加 することで 県 内 市 町 の 図 書 館 資 料 を 検 索 し 図 書 館 間 の 情 報 ネ ットワーク 化 を 担 います また 中 東 遠 地 区 広 域 ( 磐 田 市 御 前 崎 市 掛 川 市 菊 川 市 袋 井 市 森 町 )の 図 書 館 業 務 の 一 部 ( 住 民 の 相 互 利 用 )が 平 成 23 年 4 月 1 日 から 提 携 されることで より 多 くの 資 料 を 地 域 の 子 どもたちに 提 供 します イ レファレンスサービスの 充 実 県 立 図 書 館 及 び 県 内 市 町 図 書 館 や 関 係 機 関 と 連 携 協 力 し レファレンスサービスの 充 実 に 努 めます (2) 学 校 図 書 館 と 市 立 図 書 館 の 連 携 市 立 図 書 館 では 各 地 区 の 学 校 で 盛 んになった 調 べ 学 習 や 読 書 推 進 活 動 に 対 応 するため 団 体 貸 出 等 により 支 援 が 行 われています また 学 校 からの 要 請 で 図 書 館 職 員 が 学 校 に 出 向 き 読 み 聞 かせやガイダンス( 図 書 館 の 利 用 方 法 等 )を 行 っています 豊 岡 地 区 では 定 期 的 に 地 域 の 学 校 に 出 向 き 移 動 図 書 館 を 行 っています 茶 の 間 ひととき 読 書 運 動 を 通 じて 市 内 全 小 学 校 3 年 生 児 童 とその 家 族 に 対 し 子 どもた ちに 読 書 の 楽 しさを 伝 え 保 護 者 には 読 書 の 大 切 さを 再 認 識 してもらい 家 庭 ( 親 子 )で 本 に 親 しむ 運 動 を 展 開 しています 平 成 20 年 度 より 小 学 校 新 一 年 生 全 員 を 対 象 に 市 立 図 書 館 利 用 者 カードの 交 付 を 開 始 し 21

ブックリスト 読 んで! 読 んで!! 初 級 編 と 子 ども 用 利 用 案 内 を 配 布 し 児 童 の 読 書 環 境 の 整 備 を 図 っています 学 校 図 書 館 と 市 立 図 書 館 の 連 携 を 円 滑 にするため 十 分 な 情 報 交 換 が 必 要 です 現 在 年 1 回 毎 年 6 月 に 学 校 及 び 図 書 館 連 絡 会 を 開 催 し 市 内 全 小 中 学 校 の 担 当 及 び 学 校 司 書 図 書 館 担 当 者 で 情 報 交 換 会 を 実 施 していますが より 連 携 を 密 にするためには 地 区 ごとの 定 期 的 な 情 報 交 換 会 の 実 施 が 必 要 です 学 校 から 図 書 館 資 料 を 使 った 教 科 学 習 年 間 計 画 や 図 書 館 利 用 指 導 計 画 を 年 度 当 初 に 示 し 時 期 に 応 じた 図 書 館 の 資 料 提 供 を 実 施 していく 必 要 があります 他 市 8 で 設 置 が 進 んでいる 学 校 図 書 館 支 援 センターの 早 期 設 立 が 必 要 です ア 市 立 図 書 館 の 利 用 指 導 子 どもたちに 市 立 図 書 館 をより 身 近 なものに 感 じてもらうため ブックトークや 図 書 館 ガイダン ス 校 外 学 習 を 通 じて 利 用 指 導 を 行 います また 調 べ 学 習 をするための 資 料 の 探 し 方 などを 理 解 してもらいます 小 学 校 入 学 時 に 利 用 者 カード 申 込 書 を 配 布 し 申 請 者 にはカードの 交 付 を 行 います 利 用 案 内 を 小 学 校 中 学 校 高 校 大 学 の 新 入 生 へ 配 布 します イ 調 べ 学 習 への 協 力 学 校 から 図 書 館 資 料 を 使 った 教 科 学 習 年 間 計 画 や 図 書 館 利 用 指 導 計 画 を 年 度 当 初 に 示 してもらい 時 期 に 応 じた 市 立 図 書 館 の 資 料 の 提 供 を 実 施 していきます 学 校 の 調 べ 学 習 等 での 市 立 図 書 館 のレファレンス 機 能 の 利 用 を 促 します ウ 団 体 貸 出 の 利 用 学 校 図 書 館 では 不 十 分 な 資 料 について 市 立 図 書 館 の 団 体 貸 出 で 協 力 します また 市 内 の 小 中 学 校 だけでなく 幼 稚 園 や 保 育 園 にも 同 様 に 協 力 します 茶 の 間 ひととき 読 書 運 動 を 通 じて 親 子 で 本 に 親 しむ 運 動 を 展 開 します エ 研 修 の 充 実 学 校 図 書 館 担 当 職 員 ( 司 書 教 諭 並 びに 学 校 司 書 等 )や 学 校 ボランティアに 対 して 県 主 催 の 研 修 会 などに 積 極 的 に 参 加 してもらい 情 報 交 換 や 専 門 的 技 能 の 向 上 を 図 ります オ 市 立 図 書 館 の 司 書 の 派 遣 学 校 からの 依 頼 により 読 み 聞 かせやガイダンス 図 書 に 関 するお 話 等 を 行 います カ 定 期 的 な 連 絡 会 等 の 実 施 市 立 図 書 館 と 学 校 図 書 館 は 相 互 に 理 解 協 力 ができるよう 定 期 的 に 情 報 交 換 の 場 を 設 け ます 地 域 ごとの 定 期 的 な 情 報 交 換 会 を 実 施 します キ 学 校 図 書 館 支 援 センター 設 置 の 検 討 学 校 図 書 館 支 援 センターの 設 置 を 検 討 します 8 22

5 啓 発 広 報 等 の 推 進 (1) 情 報 の 収 集 提 供 の 充 実 学 校 や 市 立 図 書 館 では 子 どもの 読 書 活 動 に 関 する 情 報 の 収 集 提 供 に 努 めインターネット の 活 用 広 報 紙 の 発 行 ブックリストの 作 成 などを 行 っています 市 立 図 書 館 ホームページのア クセス 数 は 年 々 増 加 しており 情 報 提 供 の 有 効 な 手 段 となっています 家 庭 や 地 域 市 民 一 般 に 十 分 な 情 報 提 供 できるよう 県 や 近 隣 市 町 の 情 報 も 含 め 幅 広 い 情 報 を 収 集 提 供 していく 必 要 があります ア ホームページや 広 報 紙 による 情 報 提 供 県 のホームページでは 県 の 各 関 係 部 局 各 市 町 が 収 集 した 子 どもの 読 書 活 動 に 関 する 情 報 を 提 供 しています これらの 情 報 を 活 用 するとともに 市 立 図 書 館 ホームページや 市 広 報 紙 など によっても 情 報 の 提 供 に 努 めます また 在 住 外 国 人 の 子 どもがいる 家 庭 にも 情 報 が 提 供 される よう 報 道 機 関 等 とも 連 携 を 図 り 情 報 発 信 に 努 めます イ 学 校 市 立 図 書 館 地 域 活 動 団 体 を 通 じての 情 報 提 供 保 護 者 や 地 域 住 民 には 学 校 や 市 立 図 書 館 等 を 通 じ 子 どもの 読 書 活 動 に 関 する 情 報 を 提 供 していきます 市 立 図 書 館 では 図 書 館 だより こどもとしょかんだより などを 発 行 し 本 に 関 する 情 報 や イ ベントを 提 供 します ウ ブックリストの 作 成 (2) 読 書 週 間 及 び 子 ども 読 書 の 日 等 における 啓 発 広 報 の 推 進 学 校 や 市 立 図 書 館 では 読 書 週 間 や 子 ども 読 書 の 日 に 合 わせて 様 々な 取 組 が 行 われてい ますが 実 施 状 況 はまちまちで 十 分 とは 言 えません 家 庭 や 市 民 一 般 に 読 書 週 間 や 子 ども 読 書 の 日 の 周 知 を 図 るとともに 学 校 や 市 立 図 書 館 23

などでは この 日 にちなんだ 工 夫 ある 取 組 を 行 い 子 どもの 読 書 推 進 を 図 っていく 必 要 がありま す 読 書 週 間 及 び 子 ども 読 書 の 日 を 通 じての 啓 発 広 報 読 書 週 間 及 び 子 どもの 読 書 の 日 に 関 連 して 学 校 や 図 書 館 などでは 読 み 聞 かせボラン ティア 等 と 連 携 を 図 り 子 どもだけでなく 大 人 への 啓 発 広 報 も 一 層 推 進 します < 努 力 目 標 > 子 ども 読 書 の 日 (4 月 23 日 ) 秋 の 読 書 週 間 (10 月 27 日 ~11 月 9 日 )に 読 書 啓 発 に 取 り 組 んだ 市 立 図 書 館 100% 9 9 * 内 容 を 各 館 で 検 討 し 実 施 記 録 を 残 します 24

第 3 章 推 進 支 援 体 制 の 整 備 等 1 市 における 推 進 支 援 体 制 の 整 備 1 ア 関 係 機 関 の 連 携 イ 推 進 計 画 の 評 価 と 見 直 し 2 書 店 との 連 携 10 日 本 では 日 本 書 店 組 合 連 合 会 と 日 本 カタルーニャ 友 好 親 善 協 会 などが 1986 年 に 4 月 23 日 を サン ジョルディの 日 と 定 める 2001 年 12 月 に 公 布 された 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 に 関 する 法 律 10 条 において 子 ども 読 書 の 日 に 定 められている 25

書 店 との 協 働 3 報 道 機 関 との 連 携 市 記 者 クラブへの 情 報 提 供 4 施 策 の 実 施 に 向 けて 26

重 点 的 取 組 及 び 数 値 目 標 目 標 項 目 平 成 22 年 度 実 績 平 成 27 年 度 備 考 児 童 図 書 の 蔵 書 冊 数 (12 歳 以 下 の 子 ども 1 人 あたり) 図 書 館 の 児 童 図 書 の 年 間 貸 出 冊 数 (12 歳 以 下 の 子 ども 1 人 あたり) 11 冊 13 冊 以 上 県 の 目 標 値 は 10 冊 25 冊 27 冊 以 上 県 の 目 標 値 は 24 冊 子 ども 読 書 の 日 (4 月 23 日 ) 秋 の 読 書 週 間 (10 月 27 日 ~11 月 9 日 ) に 読 書 啓 発 に 取 り 組 んだ 市 立 図 書 館 60% 100% 継 続 だが 内 容 方 法 を 検 討 目 標 項 目 小 中 学 校 平 成 22 年 度 実 績 平 成 27 年 度 備 考 朝 読 書 実 施 学 校 数 の 割 合 読 み 聞 かせ 実 施 学 校 数 の 割 合 小 学 校 95.6% 100% 中 学 校 100% 100% 小 学 校 95.6% 100% 中 学 校 60% 100% 1 週 間 の 読 書 回 数 の 増 加 ボランティアの 募 集 資 質 向 上 1か 月 目 標 読 書 冊 数 小 学 校 - 低 中 高 別 中 学 校 - 3 冊 低 学 年 8 冊 高 学 年 4 冊 中 学 年 6 冊 図 書 標 準 達 成 学 校 数 の 割 合 司 書 教 諭 配 置 学 校 数 の 割 合 学 校 司 書 配 置 学 校 数 の 割 合 小 学 校 34.8% 60% 中 学 校 0% 30% 小 学 校 100% 100% 中 学 校 100% 100% 小 学 校 100% 100% 中 学 校 100% 100% 計 画 的 に 予 算 化 小 規 模 校 (12 学 級 未 満 )へ 配 置 司 書 教 諭 としての 週 時 数 (3) 嘱 託 等 の 巡 回 訪 問 27

参 考 資 料 1 市 立 図 書 館 の 現 状 (1) 資 料 の 所 蔵 状 況 平 成 23 年 3 月 末 現 在 資 料 名 中 央 福 田 竜 洋 豊 田 豊 岡 計 一 般 書 212,921 51,720 73,961 79,075 33,697 451,374 児 童 書 105,221 29,223 43,127 51,163 20,867 249,601 郷 土 資 料 32,493 3,779 5,518 9,094 1,671 52,555 参 考 書 8,047 1,330 2,858 3,438 154 15,827 雑 誌 11,627 1,257 1,721 5,661 1,812 22,078 図 書 小 計 370,309 87,309 127,185 148,431 58,201 791,435 レコード 857 0 0 0 0 857 カセット 1,176 0 0 109 0 1,285 CD 4,510 2,117 4,495 2,042 0 13,164 ビデオ 1,463 1,407 2,696 1,680 1,014 8,260 LD 0 0 0 82 0 82 DVD 292 561 844 1,005 241 2,943 CD-ROM 0 0 0 0 0 0 AV 小 計 8,298 4,085 8,035 4,918 1,255 26,951 合 計 378,607 91,394 135,220 153,349 59,456 818,026 (2) 利 用 状 況 平 成 22 年 度 統 計 種 別 0~6 歳 7~12 歳 13~15 歳 16 歳 以 上 合 計 登 録 者 数 2,586 人 8,278 人 3,853 人 99,466 人 64,886 人 貸 出 点 数 137,283 点 210,026 点 28,964 点 1,040,121 点 1,416,394 点 (3) 開 館 時 間 休 館 日 等 館 名 中 央 図 書 館 福 田 図 書 館 竜 洋 図 書 館 豊 田 図 書 館 豊 岡 図 書 館 開 館 時 間 9:00~19:00 9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00 ( 土 日 祝 ) (9:00~17:00) 休 館 日 月 曜 日 月 曜 日 月 曜 日 月 曜 日 月 曜 日 祝 日 祝 日 祝 日 年 末 年 始 年 末 年 始 年 末 年 始 年 末 年 始 年 末 年 始 第 4 金 曜 日 第 4 木 曜 日 第 4 水 曜 日 第 4 木 曜 日 第 4 水 曜 日 資 料 点 検 期 間 資 料 点 検 期 間 資 料 点 検 期 間 資 料 点 検 期 間 資 料 点 検 期 間 28

2 子 どもの 読 書 活 動 推 進 関 係 機 関 一 覧 子 どもの 読 書 活 動 推 進 関 係 機 関 一 覧 施 設 機 関 名 住 所 電 話 番 号 市 市 民 部 市 民 活 動 進 課 協 働 共 生 社 会 推 進 グループ 市 市 民 部 市 民 活 動 進 課 生 涯 学 習 推 進 グループ 市 健 康 福 祉 部 健 康 増 進 課 市 健 康 福 祉 部 子 育 て 支 援 課 福 田 支 所 市 民 生 活 課 福 祉 保 健 グループ 竜 洋 支 所 市 民 生 活 課 福 祉 保 健 グループ 豊 田 支 所 市 民 生 活 課 福 祉 保 健 グループ 豊 岡 支 所 市 民 生 活 課 福 祉 保 健 グループ 市 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 市 教 育 委 員 会 教 育 総 務 課 磐 田 市 立 中 央 図 書 館 磐 田 市 立 福 田 図 書 館 磐 田 市 立 竜 洋 図 書 館 磐 田 市 立 豊 田 図 書 館 磐 田 市 立 豊 岡 図 書 館 磐 田 北 保 育 園 二 之 宮 保 育 園 福 田 保 育 園 竜 洋 西 保 育 園 竜 洋 東 保 育 園 竜 洋 北 保 育 園 豊 田 北 保 育 園 豊 田 西 保 育 園 豊 田 南 第 3 保 育 園 こうのとり 保 育 園 いずみ 保 育 園 いずみ 第 二 保 育 園 いずみ 第 三 保 育 園 西 貝 保 育 園 29

施 設 機 関 名 住 所 電 話 番 号 こうのとり 東 保 育 園 みなみしま 保 育 園 豊 田 みなみ 保 育 園 ひまわり 保 育 園 とみがおか 保 育 園 こうのとり 豊 田 保 育 園 広 瀬 保 育 園 福 田 児 童 館 豊 岡 児 童 館 子 育 て 支 援 総 合 センター のびのび ファミリーサポートセンター 子 育 て 支 援 センター にっこにこ 子 育 て 支 援 センター エンジェル 子 育 て 支 援 センター ほのぼの 子 育 て 支 援 センター あいあい 子 育 て 支 援 センター ニッセの 部 屋 豊 田 福 祉 センター 内 子 育 て 支 援 センター こどもの 家 こどもの 森 のひろば 多 文 化 交 流 センター こんにちは 田 原 幼 稚 園 東 部 幼 稚 園 磐 田 中 部 幼 稚 園 30

施 設 機 関 名 住 所 電 話 番 号 小 学 校 31

施 設 機 関 名 住 所 電 話 番 号 32

3 磐 田 市 子 どもの 読 書 活 動 推 進 委 員 氏 名 所 属 33

23 7 4388650 34