があれば 法 方 なリハビリテーション 的 主 自 方 法 が あ れ ば 自 主 的 な リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン
区 中 央 部 地 域 リハビリテーション 支 援 センター 家 族 でも 行 える 関 節 の 運 動 ~ 関 節 可 動 域 運 動 のしかた~ 執 筆 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 病 院 リハビリテーション 科 理 学 療 法 士 中 山 恭 秀 麻 痺 や 筋 力 低 下 による 関 節 の 運 動 不 足 に 監 修 教 授 安 保 雅 博 Ⅰ 関 節 可 動 域 運 動 は 大 切 です 家 族 でもできますよ 関 節 の 曲 げ 伸 ばしをすることは 日 常 生 活 全 ての 運 動 の 基 礎 になります 曲 げ 伸 ばしができないと 姿 勢 を 維 持 したり 立 つことも 難 しくなります 関 節 の 動 く 範 囲 が 狭 少 している 場 合 は 是 非 ご 家 族 でも 行 ってください 肩 の 関 節 運 動 肩 の 関 節 は 筋 の 腱 や 靱 帯 と 呼 ばれる 紐 のような 組 織 で 構 成 されています そのため 脱 臼 しやすい 関 節 でもあ り 片 麻 痺 の 方 は 麻 痺 のために 亜 脱 臼 と 呼 ばれる 症 状 を 呈 している 場 合 もあります そのため 痛 みを サインとしてゆっくりと 曲 げ 伸 ばしをしてください 1 肩 の 屈 曲 運 動 2 肩 の 外 転 運 動 3 肩 の 回 旋 運 動 頭 の 上 まで 手 をあげる 運 動 で す 手 首 と 肘 のあたりを 持 って 動 かしましょう 肘 を 伸 ばして 動 かすようにしましょう 肘 を 伸 ばしたまま 外 側 に 手 を 広 げる 運 動 です 手 のひらを 天 井 に 向 けて 動 かしてください 肩 を 広 げた 状 態 で 肘 を 曲 げて 図 のように 上 下 に 倒 してください Ⅲ 肘 の 関 節 運 動 肘 の 関 節 は 曲 げ 伸 ばしだけの 運 動 です 完 全 に 伸 ばしたとき 逆 に 幾 分 反 り 返 る 方 もいます 1 肩 肘 の 屈 伸 運 動 腕 をもって 曲 げ 伸 ばししましょう
自 主 的 なリハビリテーション 方 法 があれば Ⅳ 手 指 の 関 節 運 動 手 関 節 指 の 運 動 も 大 切 です 片 麻 痺 や 末 梢 神 経 麻 痺 などのある 方 は 特 に 十 分 曲 げ 伸 ばしできるように 心 掛 け てください 怪 我 や 手 術 をされた 方 は 繊 細 な 方 法 がとられますので 専 門 家 の 指 導 を 受 けてください 1 手 指 の 屈 伸 運 動 図 のように 親 指 を 内 側 に 曲 げましょう これも 強 すぎ ず 痛 みの 生 じない 範 囲 で 親 指 を 外 側 に 広 げましょう 人 差 し 指 から 小 指 は 指 を 伸 ばしたまま 手 の 甲 の 方 へ 反 らします Ⅴ 股 膝 関 節 の 運 動 股 関 節 は 関 節 唇 と 呼 ばれるもので 結 合 しております 足 は 手 に 比 べて 重 いので 介 護 の 方 は 腰 痛 に 注 意 してください 1 股 関 節 の 屈 曲 運 動 2 股 関 節 の 外 転 運 動 図 のように 足 首 や 足 部 膝 下 のあたりをもって 曲 げます 膝 を 伸 ばして 曲 げる 方 法 も ありますが 腰 の 痛 みを 訴 え る 場 合 もあるので 図 のよう に 行 えればいいでしょう 3 股 関 節 の 回 旋 運 動 図 のように 股 関 節 を 曲 げた 状 態 で 膝 を 軸 にして 下 腿 を 回 旋 運 動 します 膝 は 軸 なので 動 かないようにしましょう 正 座 の 姿 勢 と とんび 座 りの 姿 勢 で 必 要 な 運 動 です 股 関 節 に 疾 患 のある 方 や 手 術 を 行 った 方 は この 運 動 が 脱 臼 肢 位 になる 場 合 がありますので 専 門 家 に 確 認 をしてください 体 を 上 から 見 て 外 側 に 足 を 広 げる 運 動 です 膝 を 伸 ばした 状 態 で 図 の ように 足 を 持 って 動 かしてください 片 麻 痺 の 強 い 方 は 内 転 位 拘 縮 と 呼 ばれる 強 い 緊 張 の 結 果 関 節 可 動 制 限 を 呈 する 方 がいます この 運 動 は この 内 転 位 拘 縮 を 予 防 す る 運 動 でもあります Ⅵ 足 の 関 節 運 動 足 の 関 節 は 幾 つもの 骨 で 構 成 されているので 運 動 は 複 雑 ですが 基 本 は 以 下 の 背 屈 (つま 先 を 脛 に 近 づける 運 動 )と 底 屈 (つま 先 立 ちをする 肢 位 )が 大 切 です 1 足 関 節 の 底 屈 背 屈 運 動 図 のように 膝 の 上 に 膝 をのせるようにしてください おわんのようにした 手 指 で 足 の 踵 をくるむように 持 って 曲 げ 伸 ばし( 背 屈 底 屈 )しましょう Ⅶ 注 意 点 1 片 麻 痺 や 脊 髄 損 傷 などの 中 枢 神 経 疾 患 の 方 で 半 身 や 全 身 を 行 う 場 合 の 回 数 は 各 3~5 回 を 基 本 に 行 えば 十 分 です 2 局 所 の 疾 患 や 怪 我 手 術 後 などで 炎 症 のある 方 痛 みのある 方 は 無 理 して 行 わず ゆっくり 痛 みのない 範 囲 を 意 識 して 行 いましょう やりすぎには 注 意 して 不 安 のある 方 は 専 門 家 にご 相 談 ください 3 一 番 大 事 なことは 毎 日 必 ず 行 うことです
区 中 央 部 地 域 リハビリテーション 支 援 センター 下 肢 の 筋 力 強 化 方 法 1 ~ 馬 体 操 の 勧 め~ 執 筆 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 病 院 リハビリテーション 科 理 学 療 法 士 佐 藤 信 一 監 修 教 授 安 保 雅 博 Ⅰ 馬 体 操 とは 加 齢 により 身 体 精 神 機 能 の 変 化 が 現 れるのは 周 知 のとおりです それは 骨 筋 肉 血 管 神 経 感 覚 器 官 など 身 体 のあらゆる 所 に 現 れます 膝 や 股 関 節 などの 痛 みは 骨 の 変 形 や 関 節 軟 骨 の 変 性 などで 正 常 な 関 節 機 能 の 破 綻 のために 体 重 をかけ たときなどに 関 節 がストレスを 受 けて 痛 くなるものです 関 節 の 変 形 は 手 術 以 外 では 元 どおりに 治 せませんが 関 節 を 支 える 筋 肉 を 強 くして 体 重 をかけた 時 に 関 節 がストレスを 受 けるのを 少 なくすることで 痛 みや 炎 症 を 軽 減 できる 場 合 もおおくみられます ここで 紹 介 する 運 動 は あなたの 足 を 丈 夫 にして 痛 みが 起 こりにくくするとともに 痛 みの 為 におこる 動 きの 制 限 をなくして 元 気 に 動 けるようにする 為 に 行 うものです 我 々の 考 案 した 体 操 を 添 付 しますので 今 日 からおこなってみたらいかがですか? どうやってやるの? - 方 法 やり 方 は 簡 単 です 1あお 向 けに 寝 て 2 片 方 の 足 をまっすぐに 伸 ばして 3その 足 で 空 中 に 馬 という 字 を 続 けて 書 きます 4なるべく 大 きく なるべく 早 く 連 続 して 書 きます 5 10 回 連 続 が 目 標 ですが できなければできる 回 数 だけで 結 構 です 6 片 方 が 終 わったら もう 片 方 も 行 いましょう 7 両 足 を 運 動 したらおしまいです 1 日 一 回 朝 でも 寝 る 前 でも 良 いので 続 けて 行 いましょう
自 主 的 なリハビリテーション 方 法 があれば Ⅲ どうして 馬 なの? 広 い 草 原 を 自 由 に 駆 け 回 る 馬 を 想 像 してみて 下 さい 足 の 丈 夫 な 動 物 としての 馬 なのです 健 康 のもと 足 が 丈 夫 で 元 気 に 歩 ければ 内 臓 も 丈 夫 になります 馬 のように 足 が 丈 夫 になることを 願 いながら 丈 夫 に 歩 けるよう になることを 願 いながら 馬 体 操 をしましょう 2006 年 1 月 11 日 101 歳 と 325 日 人 類 史 上 最 年 長 の 現 役 プロ スキーヤー 三 浦 敬 三 さんが 天 国 の 雪 山 に 旅 立 ちました 敬 三 さんは 2003 年 2 月 19 日 モンブラン 山 系 最 長 のフランス バ レーブランシュ 氷 河 を 息 子 の 雄 一 郎 さん 孫 の 雄 大 さんと 滑 り 降 りる という6 度 目 の 冒 険 スキーにチャレンジし 見 事 成 功 しました そのとき 敬 三 さんは 99 歳 の 現 役 のスキーインストラクターでした 敬 三 さんは 年 間 の1/3を 国 内 外 でのスキーに 費 やし 夏 は 体 操 や 徒 歩 と 軽 いジョギングが 日 課 だったそうです 雄 一 郎 さんは 夢 を 持 ち 続 けて 体 を 動 かすことが 健 康 の 秘 訣 と 言 っています 我 が 国 は 平 均 寿 命 で 世 界 のトップになり 加 えて 少 子 化 現 象 で 高 齢 社 会 を 迎 えつつあります このような 時 代 にはただ 単 に 長 生 きだけでなく 高 齢 者 が 生 活 機 能 を 維 持 し 健 康 に 暮 らすことは 個 人 の 幸 せばかりでなく 社 会 にとっても 極 めて 重 要 なことです 適 度 な 運 動 が 体 力 を 維 持 向 上 することはよく 知 られていますが 高 齢 になってから 運 動 を 始 めてもトレーニング 効 果 は 充 分 にあるとされています 運 動 が 寝 たきりにならない 唯 一 の 予 防 法 と 言 っても 過 言 ではありません さらに 運 動 は 生 活 習 慣 病 の 予 防 や 治 療 効 用 をもたらします 大 切 な 事 は 運 動 の 質 と 量 を 選 択 することで 自 宅 で 無 理 なく 楽 しく 適 度 な 運 動 を 継 続 しておこなう 事 です - 継 続 は 力 なり-です
区 中 央 部 地 域 リハビリテーション 支 援 センター 下 肢 の 筋 力 強 化 方 法 2 ~ 下 肢 の 筋 別 強 化 方 法 とストレッチ 方 法 ~ 執 筆 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 病 院 リハビリテーション 科 理 学 療 法 士 中 山 恭 秀 個 別 に 筋 を 鍛 える 方 法 監 修 教 授 安 保 雅 博 お 教 えしましょう Ⅰ 下 肢 の 筋 について 下 肢 には 多 くの 筋 があり それぞれ 大 切 な 機 能 を 担 っ ています ここでは 特 に 重 要 な7つの 筋 群 について その 筋 力 強 化 の 方 法 と ストレッチ 方 法 を 解 説 します 腸 腰 筋 (ちょうようきん) 股 関 節 のつけ 根 前 面 にある 筋 で 股 関 節 を 曲 げる 筋 です 大 腿 四 頭 筋 (だいたいしとうきん) 太 ももの 前 面 にある 膝 を 伸 ばす 筋 です 前 骨 筋 (ぜんけいこつきん) すねにある 筋 で つま 先 を 上 に 持 ち 上 げます ストレッチと 筋 力 強 化 中 殿 筋 (ちゅうでんきん) 股 関 節 を 外 に 広 げる 筋 で 立 っているとき の 横 方 向 の 安 定 性 を 生 みます 大 殿 筋 (だいでんきん) お 尻 にある 筋 で 股 関 節 をうしろに 曲 げます ハムストリングス 太 ももの 後 ろ 側 にある 膝 を 曲 げる 筋 です 下 腿 三 頭 筋 (かたいさんとうきん) ふくろはぎの 筋 で 第 2の 心 臓 ともいわれ る 筋 です 筋 を 伸 ばすことをストレッチといいます 逆 に 筋 を 短 縮 させることで 筋 力 強 化 が 得 ら れます いずれも 大 切 です 伸 張 (ストレッチ) 短 縮 ( 筋 力 強 化 ) Ⅲ 頻 度 回 数 強 さは 自 由 頻 度 と 一 度 にやる 回 数 は 自 由 です できれば 頻 度 回 数 ともに 次 第 に 増 やせるといいでしょう はじめは1 日 1 回 各 10 回 ずつ 程 度 から 始 めてみましょう 強 さとは 重 りをつけたりゴムを 使 ったりすることです こ れも 自 由 ですが ご 自 身 の 状 態 に 合 わせて 専 門 家 にアドバイスをしてもらってもいいでしょう Ⅳ 各 筋 のトレーニング 方 法 1 腸 腰 筋 (ちょうようきん) 仰 向 けに 寝 て 反 対 の 膝 を 立 てます 筋 力 強 化 する 側 の 膝 を 伸 ばしたまま 足 を 持 ち 上 げましょう 座 ってやる 方 法 も 一 般 的 です ベッド 端 を つかんで 膝 を 持 ち 上 げるようにしましょう 図 のように 反 対 側 の 膝 をたてて かがみましょう ストレッチする 膝 を 床 について 足 を 伸 ばします 2 中 殿 筋 (ちゅうでんきん) 図 のような2 通 りがあ ります 仰 向 けが 楽 で すが 強 化 するには 横 向 きに 寝 て 足 を 天 井 に 向 けて 持 ち 上 げるようにしましょう 一 般 的 なものはありま せんが 図 のように 体 をひねると お 腹 や 腰 まわりの 筋 と 同 時 にストレッチできます
3 大 腿 四 頭 筋 (だいたいしとうきん) セッティング うつ 伏 せで 足 首 を 手 で 持 ってお 尻 に 踵 を つけるように 曲 げましょう 正 座 も 同 様 に 大 腿 四 頭 筋 をストレッチできます 自 主 的 なリハビリテーション 方 法 があれば 膝 下 にタオルをいれてタオルをつぶすように 膝 を 伸 ばす 運 動 をセッティングと 呼 びま す これは 大 腿 四 頭 筋 のうち 内 側 広 筋 と 呼 ばれる 筋 力 を 強 化 します 内 側 広 筋 は 膝 折 れ 防 止 に 有 効 です 大 腿 四 頭 筋 全 体 の 強 化 には 座 位 で 手 を 後 ろに 回 して 体 を 支 えて 膝 を 伸 ばす 運 動 が 有 効 です 4 大 殿 筋 (だいでんきん) うつ 伏 せで 膝 を 伸 ばし たまま 床 から 持 ち 上 げ ましょう 5ハムストリングス うつ 伏 せになり 膝 を 曲 げる 運 動 です 膝 を 伸 ば すときにはゆっくり 降 ろす ようにすると 効 果 的 です 6 前 骨 筋 (ぜんけいこつきん) 椅 子 の 足 にゴムバンドを 巻 いて 足 首 でそれを 引 っ 張 ります ゴムバンドは リハビリ 専 用 のものも 売 ってます 仰 向 けで 膝 を 抱 えます 膝 を 胸 につけるように 足 を 伸 ばした 状 態 で 床 にすわり スト レッチする 側 の 足 を 伸 ばします 反 対 の 足 をまげて 前 屈 することでストレッ チすることができます 足 首 を 自 分 で 伸 ばすといいでしょう 7 下 腿 三 頭 筋 (かたいさんとうきん) 両 足 で 立 って 踵 を あげる 運 動 で 容 易 に 筋 力 強 化 ができます ゆっくりあげてゆっ くり 降 ろすように 心 がけましょう バラ ンスも 重 要 なので 転 倒 に 注 意 して 手 すりや 壁 などを 触 れ ながらでも 結 構 です バランスがよい 方 で もう 少 し 強 化 をはかりたい 方 は 図 のように 段 差 を 利 用 して 踵 を 段 から 下 ろし てつま 先 だけで 体 を 持 ち 上 げるようにすると いいでしょう やはり 手 すりや 壁 などを 触 って 行 っても 効 果 があります( ) ( ) 壁 に 手 をあてて 立 って 足 を 一 歩 後 ろ に 下 げて 膝 を 伸 ばして 踵 を 床 につくようにし ます ラジオ 体 操 など でもおなじみの 運 動 で すが 壁 を 抑 えること で 体 が 安 定 するため ストレッチ 効 果 が 高 く なります Ⅴ 筋 トレ 豆 知 識 1 寝 ている 時 間 が 長 い 方 は 立 って 行 う 運 動 は 難 しいですね そんな 方 はブリッジ 運 動 をお 勧 め します この 運 動 は 背 筋 群 大 殿 筋 ハムストリングス 下 腿 三 頭 筋 といった 背 面 の 筋 を 使 うので 効 果 的 ですよ ブリッジ 運 動 2 下 肢 全 体 を 強 化 する 方 法 をもう 一 つ ス クワット 運 動 は 下 肢 全 体 を 鍛 える 運 動 と して 効 果 的 です 机 などを 触 って 行 って もいいので 個 別 な 筋 力 強 化 の 時 間 がな い 方 には 有 効 ですよ スクワット 運 動
区 中 央 部 地 域 リハビリテーション 支 援 センター 自 宅 でできる 作 業 療 法 セルフトレーニング 執 筆 監 修 作 業 療 法 士 竹 内 利 江 理 学 療 法 士 中 山 恭 秀 教 授 安 保 雅 博 Ⅰ 作 業 とは 作 業 とは 起 きてから 寝 るまでの 全 てで 行 われるものです 食 事 も 作 業 トイレに 行 くことも 作 業 です また 趣 味 や 仕 事 も 作 業 となります ご 自 分 で 挑 戦 することを 決 めてみましょう 基 礎 トレーニング 指 先 の 巧 緻 性 や 手 の 機 能 指 の 筋 力 など 基 礎 となるトレーニングの 方 法 をご 紹 介 します 1 新 聞 紙 を 使 ったトレーニング 新 聞 紙 や 雑 誌 をめくる 作 業 は 手 の 巧 緻 性 を 高 めるトレーニングとして 非 常 に 有 効 な 手 法 です 毎 朝 新 聞 を 読 む 習 慣 のあった 方 や 週 刊 誌 などの 情 報 誌 を 購 読 されていた 方 は 是 非 ご 自 分 でめくって 読 むようにしてみ ましょう かなりのトレーニング 頻 度 に なりますよ ちぎる 練 習 にも 使 えます 新 聞 は 読 み 終 わったら 握 って 丸 く する 練 習 に 使 ってみて 下 さい 手 全 体 を 使 った 巧 緻 性 が 高 め られます 新 聞 紙 の 形 が 変 化 することによって 手 指 の 感 覚 入 力 を 促 します ちぎる 練 習 にも 使 えます 2おはじき 大 豆 を 使 ったトレーニング 空 き 缶 や 空 き 箱 に 穴 をあけて おはじきや 大 豆 を 入 れる 練 習 を しましょう 巧 緻 性 ( 細 かい 作 業 ができるようになる)を 高 める 練 習 になります 3 洗 濯 バサミを 使 ったトレーニング 洗 濯 バサミをつまみましょう 雑 巾 をつまんだり 何 枚 かの 紙 を 束 ねて つまんでみましょう 把 持 ( 筋 力 )を 鍛 えることができます
自 主 的 なリハビリテーション 方 法 があれば Ⅲ 生 活 でのトレーニングとは 具 体 的 には 実 際 の 生 活 で 行 うものを 容 易 にしてくれる 道 具 などを 用 いて 継 続 することです 食 事 をとれる ようにする 料 理 を 作 れるようになるトレーニング 方 法 をご 紹 介 します 1 食 事 トレーニング 箸 を 持 とう 使 おうとすること これは 大 切 なことです 利 き 手 が 麻 痺 になった 場 合 は 慣 れない 側 で 練 習 しなければな りません 上 手 く 使 えない 時 は 箸 に 工 夫 を 施 したものを 使 っ て 挑 戦 してみましょう つかみやすい 大 きさ 重 さのものから 始 めましょう お 皿 な どは 不 用 です テーブルの 上 にタオルや 手 ぬぐいを 敷 き 持 ち 上 げて 置 くことを 繰 り 返 すことから 始 めましょう バネ 付 き 箸 段 階 的 につかみにくいものも 取 り 入 れ 普 通 の 食 事 に 挑 戦 しましょう 2 調 理 トレーニング 料 理 が 作 れるようになることは とても 素 晴 らしいことです 自 分 で 作 って 食 べられるだけでなく 家 族 に 料 理 を 作 ってあげたり お 客 さんに 振 舞 ったり 人 との 関 わりを 増 やすことにもなります 麻 痺 があって 片 方 の 手 が 思 うように 使 えない 方 でも 便 利 な 道 具 を 使 って 練 習 すれば 素 敵 な 料 理 を 作 れるようになります まな 板 鍋 にもひと 工 夫 取 っ 手 を 両 側 つなげると 片 手 でも 持 ち 上 げられる ようになります 鍋 包 丁 端 に 板 を 取 り 付 けたり 下 から 釘 を 打 ち 抜 きます 釘 は 先 が 尖 りすぎないようにヤ スリをかけると 危 なくないです 食 材 を 固 定 するのに 使 いましょう 実 際 の 調 理 の 際 は 始 めに 食 材 を 全 て 切 りそろえることが 大 切 です 始 めは 練 習 として 粘 土 など を 使 って 切 る 練 習 をしてみま しょう 包 丁 も 特 殊 なものが あります Ⅳ 物 作 りでのトレーニング 物 作 りを 通 した 作 業 活 動 は 手 の 巧 緻 性 や 筋 力 の 訓 練 になるだけでなく 完 成 させることで 得 られる 達 成 感 も 期 待 できます リハビリ 意 欲 も 高 まります 鉛 筆 立 て (アンデルセン 手 芸 ) 新 聞 広 告 で 作 る 簡 単 な 鉛 筆 立 ての 作 り 方 をご 紹 介 します 用 意 するもの つるつるした 新 聞 広 告 はさみ 菜 箸 のり お 菓 子 などの 筒 両 面 テープ 色 付 きニス 刷 毛 是 非 作 ってみて 下 さい! 1 新 聞 広 告 を 切 ります つるつるした 広 告 が きれいに 仕 上 がり ます できあがり を 想 像 して 色 合 いを 考 えて! 2 菜 箸 を 使 って 広 告 を 丸 めて 端 にのりを つけてとめます 3 筒 の 周 りに 両 面 テープを 貼 りつけます 4 好 み の 長 さ に 広 告 の 棒 を 切 り 筒 の 周 りに 貼 りつけます 5 色 付 き ニ ス を 塗 って 出 来 上 がりです