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平 福 の 再 発 見 (お 宝 )やどう 活 かすかについて 意 見 交 換 し 検 討 会 の 方 針 等 を 確 認 した 平 成 22 年 10 月 31 日 ( 日 ) 篠 山 市 篠 山 町 河 原 町 鳳 凰 会 館 において 篠 山 市 副 市 長 であり 一 般 社 団 法 人 ノオト 代 表 の 金 野 幸 男 氏 と 古 民 家 再 生 プロジェクトにか かわる 建 築 家 才 本 謙 二 氏 による 古 民 家 再 生 の 事 例 紹 介 や 手 法 の 講 演 を 聴 く 午 後 からは 篠 山 城 周 辺 の 改 修 事 例 の 町 屋 を 見 学 した 平 成 22 年 11 月 28 日 ( 日 ) 朝 来 市 生 野 町 口 銀 屋 まちづくり 工 房 井 筒 屋 にお いて 井 筒 屋 運 営 委 員 会 ( 指 定 管 理 者 ) 中 井 武 四 代 表 に 井 筒 屋 の 監 理 運 営 につい て いくの 銀 谷 (かなや) 工 房 斉 藤 敬 子 代 表 に 井 筒 屋 を 利 用 した 活 動 につい ての 講 演 を 聴 いた 午 後 からは 中 井 代 表 の 案 内 で 口 銀 屋 の 見 学 を 行 う 平 成 22 年 12 月 8 日 ( 水 ) 事 例 見 学 をとおしてと 題 し アトリエフォルム 吉 田 が 第 2 回 講 演 の 国 立 明 石 高 等 専 門 学 校 八 木 雅 夫 教 授 の 講 演 内 容 の 再 確 認 をし 引 き 続 き 室 津 篠 山 生 野 を 画 像 で 振 り 返 るとともに 鞆 の 浦 龍 野 平 福 高 砂 の 町 並 みや 祭 りについての 報 告 と 六 日 町 市 における 大 地 の 芸 術 祭 と 瀬 戸 内 芸 術 祭 を 紹 介 平 成 23 年 1 月 19 日 ( 水 ) 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 の 利 用 形 態 を 考 えると 題 してワー クショップを 開 催 平 福 の 未 来 像 を 考 えるアンケートや 平 福 の 名 物 平 福 のここ が 好 きや 嫌 いなどのポストイット KJ 用 紙 などを 用 いて 抽 出 4 班 に 分 かれて 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 の 利 活 用 に 向 けてA1 版 平 面 図 をもとにアイデアをまとめ 発 表 した 平 成 23 年 2 月 16 日 ( 水 ) 第 6 回 ワークショップで 提 案 された4つのアイデア を 図 面 化 して 参 加 者 に 提 示 広 く 提 案 された 計 画 案 の 整 合 及 び 集 約 を 図 った 2. 総 論 2-1 住 民 の 平 福 への 思 い この 度 の 事 業 のワークショップに 参 加 した 過 半 (56%)の 人 は 平 福 に 生 まれ 平 福 に 育 ち 今 日 に 至 っている 他 の 人 (44%)は 平 福 以 外 で 生 まれて 現 在 平 福 に 住 まれている 大 多 数 の 人 が 平 福 に 在 る 歴 史 的 な 景 観 や 建 物 を 後 世 に 繋 ぎたい と 思 っており 平 福 に 多 くの 課 題 が 存 在 することも 認 識 しつつ いつまでも 平 福 に 住 み 続 けたいと 思 っている このことは 住 民 がこよなく 平 福 に 愛 着 をもって 日 々の 生 活 を 営 んでいることに 他 ならない 2

2-2 平 福 のお 宝 と 特 産 物 平 福 には 身 近 に 山 野 があり 町 に 沿 って 川 が 流 れている 風 光 明 媚 な 土 地 柄 は 地 域 に 住 まう 人 の 自 慢 である 中 でも 佐 用 川 の 低 水 護 岸 に 見 る 石 垣 と 川 端 の 土 蔵 のあ る 古 民 家 が 連 なる 風 景 は 利 神 城 址 と 相 俟 って 誇 りともいえるものである また 田 畑 や 山 で 収 穫 できるものの 代 表 として 自 然 薯 が 挙 げられるがその 他 にも 米 野 菜 花 や 果 実 良 質 の 山 菜 が 採 れる 山 には 猪 や 鹿 などの 獣 肉 川 には 鮎 やうなぎ シジミや 沢 ガニスッポンなど 多 種 多 彩 な 収 穫 がある 2-3 地 域 資 源 としての 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 平 福 の 北 新 町 には 天 明 3 年 (1783 年 )に 建 てられた 町 屋 が 最 も 古 いとされ 同 年 代 の 建 物 もこれ 以 外 に 確 認 されています 南 新 町 にある 瓜 生 原 家 は 享 保 年 間 (1716 年 ~)に 津 山 から 移 り 住 み 吹 屋 の 屋 号 で 鋳 物 業 を 営 んでいた 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 は 文 化 7 年 (1810 年 )に 建 てられていることが 知 られている この 町 屋 の 分 家 である 瓜 生 原 二 郎 家 住 宅 は 本 家 より 以 前 に 建 設 されたとされて いる このように 平 福 の 歴 史 的 建 造 物 を 語 る 上 で 江 戸 期 の 現 存 している 数 少 な い 建 物 のうちの 一 つである 瓜 生 原 二 郎 家 住 宅 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 と 南 に 位 置 する 前 川 信 一 家 住 宅 が 平 成 17 年 に 兵 庫 県 の 景 観 形 成 重 要 建 造 物 に 指 定 されています 2-4 住 民 構 想 この 事 業 における 検 討 会 や 事 例 見 学 会 講 演 やワークショップを 通 じて 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 の 活 用 をするアイデアが 列 挙 される 中 で 基 本 的 なことが 確 認 された 一 番 目 は 外 から 平 福 を 訪 れてくれた 人 をもてなす 場 として 利 活 用 する 二 番 目 に 住 民 がいつでも 談 笑 できる 集 いの 場 とする 三 番 目 は 運 営 は 地 元 において 行 い 外 部 の 手 に 委 ねない 四 番 目 は 生 業 であった 鋳 物 に 関 する 展 示 を 通 して 瓜 生 原 家 の 歴 史 を 伝 える 五 番 目 に 建 物 の 修 復 を 住 民 みずからが 協 働 し できることから 始 める 平 福 における 地 域 力 を 高 め 住 民 が 住 みたい 町 住 み 続 けたい 町 を 実 現 するには 住 民 主 体 のまちづくりが 求 められる 地 域 の 資 源 を 掘 り 起 こし 見 つめ 直 して 活 用 する 地 元 にいては 当 たり 前 過 ぎて 気 付 かないこと 見 えないことがある 外 部 からの 視 線 で 地 域 の 資 産 を 掘 り 起 こし 再 認 識 し 評 価 できる 平 福 を 訪 れた 人 が 町 を 散 策 しても 道 の 駅 ひらふく 以 外 に 休 息 できる 所 が 無 い もてなす 場 所 が 無 いとの 強 い 思 いが 存 在 する 依 って 住 民 自 らが 主 体 となり 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 という 今 は 空 き 家 の 歴 史 的 建 造 物 の 利 活 用 し 管 理 運 営 していくことを 切 望 している 3

3. 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 3-1 建 物 概 要 敷 地 面 積 406.36 m2 延 べ 床 面 積 353.81 m2 主 屋 構 造 木 造 厨 子 2 階 建 て 1 階 床 面 積 134.89 m2 2 階 床 面 積 55.37 m2 延 べ 床 面 積 190.26 m2 屋 根 : 桟 瓦 葺 き 外 壁 : 腰 一 部 横 板 張 り/ 上 部 土 塗 り 壁 下 蔵 構 造 木 造 平 屋 建 て 1 階 床 面 積 45.13 m2 延 べ 床 面 積 45.13 m2 屋 根 : 桟 瓦 葺 き 外 壁 : 縦 板 張 り/ 上 部 土 塗 り 壁 川 座 敷 構 造 木 造 平 屋 建 て 1 階 床 面 積 37.88 m2 延 べ 床 面 積 37.88 m2 屋 根 : 桟 瓦 葺 き 外 壁 : 縦 板 張 り 土 蔵 構 造 木 造 2 階 建 て 1 階 床 面 積 47.63 m2 2 階 床 面 積 32.91 m2 延 べ 床 面 積 80.54 m2 屋 根 : 本 瓦 葺 き/ 一 部 桟 瓦 葺 き 外 壁 : 土 塗 り 壁 4

3-2 現 況 配 置 1 階 平 面 図 3-3 現 況 2 階 平 面 図 5

3-4 現 況 立 面 図 5. 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 利 活 用 計 画 ( 案 ) この 計 画 は 去 る1 月 19 日 のワークショップでの 意 見 を 反 映 し 若 干 内 容 を 付 加 したものである 目 的 住 みよい 町 平 福 住 み 続 けたい 町 平 福 をめざしてコミュニティーの 構 築 計 画 主 旨 外 部 から 平 福 を 訪 れられた 方 に 対 して 町 中 散 策 の 途 中 に 身 体 を 休 めていただく 場 所 がない この 現 状 を 克 服 すべく 平 福 での 景 観 形 成 重 要 建 築 物 の 一 つである 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 の 利 活 用 を 考 える また 歴 史 的 建 造 物 や 町 並 みとは 異 なった 顔 の 平 福 を 来 訪 者 に 見 ていただくことで 平 福 への 理 解 を 一 層 深 めていただく その 為 に 地 元 平 福 で 創 作 活 動 をされている 方 創 作 活 動 しようとされている 方 達 の 活 動 の 場 発 表 の 場 として 施 設 の 整 備 をする 一 方 既 存 の 集 会 施 設 のように 日 時 を 設 定 して 会 合 に 使 用 するといったものではな く 地 元 の 誰 でもが 自 由 に 足 を 運 び 談 笑 できる 場 井 戸 端 談 義 としての 機 能 を 併 せて 持 たせる これらの 利 活 用 計 画 はできることから 始 める 宿 泊 施 設 としての 利 活 用 については 管 理 運 営 面 や 施 設 整 備 の 観 点 から 今 後 に 含 み を 持 たせて この 度 の 計 画 には 反 映 しない 事 業 外 部 からの 来 訪 者 へのおもてなし 空 間 & 芸 術 工 房 ギャラリーと 憩 いの 場 となるよう 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 を 利 活 用 する 事 業 を 行 う 6

運 営 平 福 まちづくり 協 議 会 を 運 営 母 体 として 希 望 する 有 志 で 役 割 を 分 担 し 担 う 食 事 の 提 供 やお 土 産 ものの 販 売 でわずかでも 収 益 を 出 せるように 工 夫 をする 労 働 に 対 する 正 当 な 対 価 は 得 られないまでも わずかな 収 益 でも 分 配 し 活 動 が 評 価 さ れることで モチベーションが 上 がるように 配 慮 する 将 来 的 には 収 益 が 光 熱 費 や 施 設 整 備 費 に 充 当 できることを 目 標 にする 施 設 名 称 平 福 川 端 の 茶 屋 など 愛 着 のあるネーミングをつける= 公 募 することも 検 討 休 憩 施 設 喫 茶 と 軽 食 & 地 元 で 生 産 若 しくは 製 造 するお 土 産 物 の 販 売 メニュー スローフーズ/オーガニック ( 地 元 で 採 れるもの: 季 節 の 野 菜 を 中 心 に) ( 健 康 志 向 から 食 の 安 全 に 対 してのニーズがある) ( 地 産 地 消 : 自 然 薯 とご 飯 麦 飯 / 鮎 料 理 の 提 供 ) (おしながき: 例 えば 平 福 ふる 里 ご 膳 ) ( 単 一 メニューから 始 める: 仕 入 れと 仕 込 みのリスクの 軽 減 ) ( 提 供 する 料 理 内 容 と 価 格 のバランスが 重 要 ) 営 業 営 業 日 は 週 日 とする 飲 食 については 土 日 曜 祝 祭 日 に 限 定 土 日 曜 祝 祭 日 に 提 供 数 量 を 一 日 食 程 度 と 限 定 とする ( 来 客 数 は 土 日 曜 祝 祭 日 に 平 日 よりも 若 干 多 く 予 想 される) 若 しくは 平 日 に 提 供 する 場 合 でも 数 量 を 少 なく 限 定 する 定 休 日 は 道 の 駅 の 定 休 日 を 補 完 する 形 で 重 複 しないように 配 慮 食 事 はランチから 始 めてディナーは 様 子 を 見 る 理 由 として 地 元 女 性 グループの 活 動 に 依 るところが 大 きく 終 日 食 事 を 提 供 するには 家 事 に 大 きな 負 担 をかけることに なる 当 初 は 予 約 か 数 量 限 定 として 広 報 し 良 質 なランチの 提 供 を 心 がけるとともに 平 福 ふる 里 ご 膳 の 評 判 と 付 加 価 値 を 高 める 芸 術 工 房 と 展 示 ギャラリー 人 選 平 福 を 拠 点 に 活 動 をしている 人 活 動 したい 人 で ふる 里 平 福 づくりを 住 民 と 一 体 と なって 支 えてくれる 人 若 しくは 団 体 を 募 る 募 集 枠 蔵 は3つ 在 るが 2 つの 蔵 について 利 用 者 を 公 募 一 つは 瓜 生 原 家 の 家 業 の 鋳 物 に 纏 わるギャラリーとして 使 用 する 北 蔵 (4.6 坪 ) 利 用 者 : 中 蔵 (5.6 坪 ) 利 用 者 : 南 蔵 (2.4 坪 ) 利 用 者 : 何 れの 蔵 も 2 階 の 面 積 は 含 んでいない 広 報 瓜 生 原 恒 男 家 住 宅 を 佐 用 町 平 福 はもちろん 全 国 に 周 知 してもらう 事 業 を 行 う 内 容 イベントの 開 催 佐 用 町 及 び 佐 用 町 出 身 の 方 を 対 象 に ふる 里 の 味 ふる 里 グッズコンテストなどを 開 催 ( 情 報 収 集 と 発 掘 = 人 物 隠 れたお 宝 ) 7

会 場 道 の 駅 宿 場 町 平 福 をメイン 会 場 に 開 催 コンテストにより 平 福 の 家 庭 料 理 ( 味 )の 確 認 と 発 掘 クッキー 煎 餅 あられや グッズなど 手 づくりの 逸 品 を 選 出 顕 彰 優 秀 賞 やまちづくり 協 会 賞 ベストネーミング 賞 などを 設 け 賞 状 と 記 念 品 を 受 賞 者 に 贈 呈 レシピやネーミング 等 使 用 権 の 無 償 提 供 を 受 ける 選 出 された 優 秀 作 品 をメニューやお 土 産 物 に 反 映 そ の 他 まち 歩 き MAP (A4 版 カラー1 枚 )を 作 成 して 来 訪 者 に 配 布 し 平 福 の 散 策 を 誘 う 平 福 の 風 景 を 題 材 に 絵 はがき( 写 真 スケッチを 制 作 販 売 する) 関 連 して 運 営 母 体 を 主 体 にしてオーガニック 野 菜 の 栽 培 ( 仕 入 れのリスク 負 担 を 軽 減 する) (オーガニックを 佐 用 町 内 外 にアピールできる) ( 栽 培 :シルバー 人 材 に 活 動 の 場 を 提 供 できる=シルバーの 知 恵 を 拝 借 ) ( 男 性 も 野 菜 を 栽 培 事 業 を 老 若 男 女 の 区 別 なく 協 働 で 取 り 組 みができる) ( 周 辺 都 市 部 からふる 里 農 園 貸 し 農 園 の 参 加 者 を 募 る= 平 福 応 援 団 ) (オーガニック 野 菜 にふれるツアーの 開 催 ) 農 作 業 と 食 事 をセット ( 地 元 住 民 & 平 福 来 訪 者 にオーガニック 野 菜 を 販 売 ) 施 設 整 備 平 福 の 住 民 を 主 体 にボランティアでワークショップ 形 式 の 改 修 作 業 を 行 う 作 業 に 関 して 職 人 さんに 指 導 員 としての 役 割 をお 願 いしする 指 導 員 は ボランティアの 方 達 に 作 業 の 割 り 振 りや 技 術 的 な 指 導 をする 安 全 には 特 に 配 慮 し 危 険 な 作 業 を 強 要 しない 作 業 の 前 には 必 ず 作 業 手 順 のレク チャーと 職 人 としての 経 験 で 培 った 話 など 短 い 講 義 をする 素 人 が 行 う 作 業 であ る 故 時 間 をかけて 丁 寧 に 行 い 仕 上 がりが 下 手 でも とやかく 言 わず 許 容 し 合 う 鞆 の 浦 いろはお 昼 定 食 生 野 口 銀 谷 名 物 ハヤシライス 瓜 生 原 恒 男 家 おくどさん 瓜 生 原 恒 男 家 川 座 敷 からみた 風 景 8

1 班 活 用 アイデア 2 班 活 用 アイデア 9

3 班 活 用 アイデア 4 班 活 用 アイデア 10