継 承 そ し て 飛 翔 巻 頭 イ ン タビ ュ ー ③座右の銘をお聞かせ下さい 牛島 有名な言葉ではないのですが 佐々淳行さんの本の中に 人は 何になったかではなく 何をしてきたかが大切である という言葉が書 いてあります 私は東京の大学を出て サラリーマンとして数年勤めて 歳頃に 帰って来い と言うことで延岡に帰ってきました 帰って きたらいきなり常務取締役という経営者の側になったんですね そして 歳の時父が亡くなりまして 会社の代表になりました 若い者がいき 延岡高校PTA会長の牛島 宏さんにインタビュー なりそんな立場になり 大きな責任を背負っているわけですが 自分に しました は積み上げた実績が何もないということです この立場に驕ってはいけ インタビュー担当 ない 自分は恵まれていると思い 自分を戒めるためにこの言葉を座右 PTA2学年委員長 下田英樹 の銘にしています ①高校時代はどんな学生でしたか 思い出をお聞かせ下さい 牛島 真面目だけがとりえの人間ですね 普通のどこにでもいるよう ④保護者の皆さんにメッセージをお願いします な学生だったと思います 二つほど思い出を言わせていただくと 一つ 牛島 PTA活動のベースは それぞれのご家庭で愛情を注ぎながら は3年の文化祭の時のことです 私の母校では文化祭が9月にありまし お子様を見守っていくことだと思います いろいろな場面がありますが て 私のクラスでは 映画を作ろうということで クラスが一体となっ それを乗り越えていくためには保護者同士の連携も必要だと思います て映画制作に取り組みました 夏休み中に私の実家で録音作業をやった し また 子どもたちは子どもたちの連携があることによって 一人で のですが 帰る頃には夜中になっていて 女子生徒が先に帰るのを 私 は乗り越えられない壁も乗り越えることができると思います 子ども達 の亡父が 車で後ろから送っていくというシーンが頭から離れません が3年生になった時 大学受験だけではなくて それぞれの願っている 本当は いろいろ言いたいことがあったのでしょうが 見守ってもらい 事が良い結果として現れるように支えていけるPTAでありたいと思っ ました ています そのためには 気持ちのベクトルを一つにしなければいけな もう一つは大学受験の時の話です 今はセンター試験ですが当時は共 いと思います 一歩引いたところじゃなくて 一歩 二歩と踏み込んだ 通一次試験と言いました 私は理系だったので 結構良い点数を取らな ところでPTA活動に参加していただけるとありがたいと思います ければいけなかった数学で大きな失敗をしてしまいました 途中からマ 最後は学校の総合力だと思います 2年生が3年生に憧れ敬う 1年 ークシートの解答欄がずれていて 数点分無くしてしまいました あ 生は 2年生を見て頑張ろうと思う そういった相乗効果が延高をよりよ の時は目の前が真っ暗になるくらいショックでした 結果的には その い学校にし それが学校の良い伝統となり そしてまた良い生徒が入っ 辺も響いて大学受験が思い通りにいきませんでした 一つの苦い思い出 てくるというサイクルにつながると思います そんな雰囲気を醸成する として強烈にいまだに残っています これから受験に向かう 3年生も 下支えをPTAが担い 一年一年を大切にして頑張っていきたいと思い 変な失敗をして欲しくないと思います 実力どおりのものを本番で発揮 ますので忌憚のないご意見をよろしくお願い致します して欲しいと思います ②毎日もしくは定期的に行っているものがあればお聞かせ下さい 牛島 一つは早起きですね 4時 分ぐらいに起きて 5時 分頃か ら会社に向かい 5時半には会社に着いて仕事をしています これは6 年ぐらい前からあるきっかけがあってやっています 会社についてからは 祀っている不動明王に 社員の皆さんの幸せと そして 工事会社なので工事の安全を祈っています また 自分にかか わりのある人や辛い事に遭われている人たちがまわりにいますので そ の人たちがうまくいきますようにと祈っています 毎日毎日欠かさずに していることですね それと今 資格を取りたいと思っていますので 毎日ではないのです が定期的に勉強しています 20 30 40 26 下 田 私 は 牛 島 会 長 とは小学校から高校ま で 同 級 生 で す 奥 さ ん も 同 級 生 で す 昔 か ら 真っ直ぐで純粋な男で す 今 回 の イ ン タ ビ ュ ー で 本 当 に 誠 実 な 生 き 方 を し て い る と 思 い ま し た 顔 も 亡 く なったお父さんにます ま す 似 て き て 厳 し く 優しい良い顔になった ように感じました 33 1 2 3 4 5 6 7 8 巻頭インタビュー 特集 延高生の生活の実態と本音 県高校総合文化祭 PTA新聞に寄せて 修学旅行 3学期の行事予定等 宮崎県立延岡高等学校PTA新聞