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公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職


スライド 1

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

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全設健発第     号

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

①表紙

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

件名

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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公平委員会設置条例

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

社会資源について 

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取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

延長保育料について

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

診療行為コード

目  次

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別紙3

伊勢崎市職員職場復帰支援制度

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

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別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

議案第   号

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

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「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

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2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

05_現状把握指標一覧(H28.1.1時点)【 確定版】

制 度 名 制 度 の 主 旨 休 業 等 ( 無 給 短 時 間 勤 務 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 施 行 ) 3 歳 未 満 ( 3 歳 に 達 す る 日 ( 誕 生 日 の 前 日 )ま で)の 子 を 養 育 す る 職 員 が 一 定 期 間 休 業 することを 認 め られ

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

18 国立高等専門学校機構

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

公表表紙

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

子 育 てをサポート サポートする 休 暇 等 制 度 1 出 産 前 後 の 休 暇 休 暇 等 名 称 妊 娠 出 産 後 通 院 休 暇 ( 特 別 休 暇 ) 妊 娠 中 の 職 員 及 び 出 産 後 1 年 以 内 の 職 員 が 保 健 指 導 又 は 健 康 審 査 を 受 ける 場

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

16 日本学生支援機構

事務連絡

健 康 保 険 国 民 年 金 厚 生 年 金 労 災 公 的 保 険 の 保 障 内 容 新 聞 報 道 によると テレビ 東 京 の 大 橋 未 歩 アナウン サー(34)が 軽 度 の 脳 梗 塞 と 診 断 され 療 養 する ことが 分 かった 今 月 上 旬 に 自 宅 で 発 症 し

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

掛 金 負 担 金 の 給 料 月 額 に 対 する 割 合 ( ) ( 単 位 : ) 短 期 介 護 短 期 介 護 短 期 介 護 一 般 職 特 別 職 市 町 村 長 組 合 員 34

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 42.8 類 似 団 体 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベ

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

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1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

退職手当とは

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

国民健康保険税について

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

〔自 衛 隊〕

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病 院 だより No.53 1 愛 知 県 厚 生 農 業 協 同 組 合 連 合 会 愛 知 県 稲 沢 市 祖 父 江 町 本 甲 拾 町 野 7 番 地 TEL(0587)97-2131 FAX(0587)97-3633 から 望 む 祖 父 江 町 伊 吹 山

2 病 院 だより No.53 動 脈 硬 化 の 早 期 診 断 と 評 価 について ~ 心 筋 梗 塞 脳 梗 塞 など 突 然 襲 われる 病 の 予 防 ~ 血 管 年 齢 を 知 って 動 脈 硬 化 の 発 症 や 進 行 を 予 防 しましょう 健 康 管 理 センターの 役 割 病 気 の 予 防 対 策 を 行 うところです 一 次 予 防 ( 健 康 を 増 進 し 発 病 を 予 防 する)と 二 次 予 防 ( 病 気 を 早 期 に 発 見 し 治 療 する)があります 突 然 襲 われる 病 外 傷 などによらず 症 状 が 出 現 してから24 時 間 以 内 に 亡 くなる 急 死 の 死 因 は 心 臓 血 管 系 の 病 気 が89%を 占 めています リスクのある 方 健 康 診 断 でメタボリックシンドロームと 診 断 された 方 が リスクが 高 くなります 検 査 の 方 法 1CAVI( 心 臓 から 足 首 までの 動 脈 の 硬 さ) ABI( 下 肢 動 脈 の 狭 窄 閉 塞 ) 2 超 音 波 検 査 (プラークスコア 血 管 壁 弾 性 の 評 価 血 管 の 伸 縮 性 の 評 価 腹 部 超 音 波 検 査 ) 3 血 液 中 の 脂 質 のバランス 重 篤 な 病 気 になってから 治 療 していては 手 遅 れになる 可 能 性 があります また 病 気 と 闘 う 本 人 も ご 家 族 も 大 きな 苦 痛 と 経 済 的 な 負 担 を 強 いられます そうならないためにも 毎 年 健 康 診 断 をしっかり 受 けて 予 防 していくこと が 肝 心 です リハビリテーション 科 のお 仕 事 健 康 管 理 センター 長 川 上 浩 二 近 年 リハビリテーションという 言 葉 は 子 供 から 高 齢 者 まで 幅 広 く 使 われるようになってきていますが 本 当 の 意 味 を 知 らずに 使 用 されていることも 少 なくありません 本 来 リハビリテーションという 言 葉 は 再 びふさわしい 状 態 にする といった 意 味 の 英 語 です つまり 病 気 やケガ 等 で 心 身 の 障 害 を 有 した 際 に 障 害 を 残 した 状 態 であっても その 人 が 関 わる 社 会 に 可 能 な 範 囲 で 適 応 し 復 帰 できるよう 援 助 するための 措 置 をリハビリテーションといい 非 常 に 大 きな 意 味 を 含 んでいる 言 葉 です この 中 には 1 医 学 的 リハビリテーション 2 職 業 的 リハビリテーション 3 社 会 的 リハビリテーション 4 教 育 的 リハビリテーションの4 項 目 があります 当 院 のリハビリテーション 科 は 医 学 的 リハビリテーションの 分 野 であり その 中 で 理 学 療 法 士 作 業 療 法 士 言 語 聴 覚 士 の3 職 種 がそれぞれの 専 門 性 を 活 かし 一 日 でも 早 くその 患 者 様 が 社 会 に 復 帰 できるようリハビリテーション 医 療 サービス 支 援 を 行 っています みなさんには 適 度 な 運 動 は 様 々な 疾 病 の 予 防 にもつながりますので 日 頃 の 生 活 に 運 動 の 生 活 習 慣 を 取 り 入 れて いただけたらと 思 います リハビリテーション 科 技 師 長 内 海 繁 隆 当 院 の 健 康 管 理 センターでは JA 組 合 員 とその 家 族 ならびに JA 職 員 そして 地 元 行 政 職 員 に 対 して 施 設 健 診 およ び 一 般 企 業 の 集 団 健 診 巡 回 バスでの 健 診 等 多 方 面 にわたり 毎 年 定 期 的 に 健 診 を 実 施 しています 特 に 病 院 と 隣 接 しています 祖 父 江 町 でも 有 数 な 優 良 大 企 業 との 集 団 健 診 は 特 徴 的 です この 企 業 はライン 工 場 が ありますので 従 業 員 が 交 替 時 間 に 裏 門 の 通 用 口 から 作 業 服 のまま 病 院 に 入 っていただき 病 院 駐 車 場 に 停 車 の 長 久 手 農 村 健 診 センター 巡 回 バス すこやか 号 で 胸 のレントゲン 撮 影 を 行 い そ の 後 健 康 管 理 センターで 健 診 する 方 法 を 取 って 利 用 者 側 に 配 慮 していました 病 院 施 設 内 の 放 射 線 科 撮 影 では 患 者 さんと 混 在 することになるため すこやか 号 に 約 10 年 間 活 躍 していただきました 残 念 なことですが すこやか 号 の 老 朽 化 および 排 ガス 規 制 の 対 象 になった ことから 使 用 が 出 来 なくなってしまい 平 成 23 年 度 より 一 般 企 業 への 巡 回 健 診 を 全 面 的 に 中 止 することになりました しかし 健 康 管 理 センター として 近 隣 の 健 診 を 切 り 捨 てることはできませんので 現 在 は 巡 回 可 能 なクリ ニックにご 協 力 いただき 今 までの 方 法 で 健 診 を 存 続 しています 昨 年 5 月 に 最 後 の 巡 回 をお 願 いした 時 の すこやか 号

病 院 だより No.53 3

4 病 院 だより No.53

病 院 だより No.53 5 ご 存 じの 患 者 さんも 多 いかと 思 いますが 最 近 医 療 崩 壊 という 事 が 叫 ばれるようになってきました 当 院 周 辺 の 整 形 外 科 の 状 況 もそのような 状 況 にあります 本 院 に 赴 任 して 丸 7 年 が 経 ちました 赴 任 当 時 はまさか 自 分 の 周 囲 に 医 療 崩 壊 が 起 きるとは 思 っていませんでした ところが この7 年 間 で 尾 西 市 民 病 院 の 民 間 移 譲 県 立 尾 張 病 院 の 循 環 器 呼 吸 器 センター 移 行 に 伴 う 整 形 外 科 閉 鎖 一 宮 西 病 院 の 医 師 不 足 による 整 形 外 科 入 院 の 中 止 稲 沢 市 民 病 院 の 整 形 外 科 縮 小 に 伴 う 入 院 の 中 止 と 周 辺 の 整 形 外 科 の 状 況 は 随 分 と 様 変 わりしました 特 に 一 宮 西 稲 沢 市 民 の2つの 病 院 の 入 院 中 止 後 は 手 術 症 例 の 急 増 が 目 立 ちます いわゆる 病 院 のドミノ 倒 しも 心 配 しておりますが 当 院 の 北 側 西 側 には 木 曽 川 が 流 れており 昔 から 患 者 さんは 川 を 越 えて 受 診 されることは 少 ないと 言 われております また 東 側 には 一 宮 市 民 大 雄 会 病 院 南 側 には 津 島 市 民 海 南 病 院 という 大 きな 病 院 があり このおかげで 何 とかドミノ 倒 しにならずにすんでいるのだと 思 っています うれしい 話 もあります 4 月 からは 大 学 病 院 にお 願 いして 整 形 外 科 医 師 4 名 の 体 制 になりました( 本 来 は4 名 体 制 の 病 院 なのですが 医 師 不 足 により 昨 年 は3 名 の 体 制 でした) これからの 問 題 点 としては 手 術 症 例 は 増 加 しておりますが ベッド 数 は 増 えておりませんので 入 院 期 間 を 短 縮 していく 以 外 には 方 法 が 無 いことです 手 術 後 引 き 続 きリハビリなどが 必 要 な 患 者 さんには 周 辺 のリハビリ 病 院 に 協 力 して 頂 き 転 院 でのリハビリ 継 続 や 当 院 の 療 養 型 病 床 でのリハビリ 継 続 などで 対 応 していく 予 定 です また 外 来 につきましても 外 来 患 者 さんの 増 加 により 午 前 中 の 診 察 が 延 長 し 午 後 からの 手 術 時 間 が 遅 れるという 事 が 起 きています 開 始 時 間 が 遅 れれば 終 了 時 間 も 遅 れますので 術 後 の 管 理 が 十 分 に 出 来 ない また 医 師 も 時 間 外 労 働 が 重 なり 疲 労 が 蓄 積 していくという 状 況 にあります 当 院 周 辺 には 優 秀 な 開 業 医 の 先 生 方 がおられます 可 能 な 状 況 では(もちろん 当 院 が 一 番 近 い 急 患 当 院 の 他 科 にかかりつけなど 難 しい 状 況 はあるとおもいますが)まずは 開 業 医 の 先 生 に 受 診 して 頂 き 必 要 とあれば 紹 介 状 を 持 って 受 診 して 頂 くという 病 診 連 携 という 体 制 を 整 えて 行 きた いと 思 っています いずれにしろ 近 隣 の 先 生 方 患 者 さんにはいろいろとご 迷 惑 をおかけしますが もう 少 しこの 病 院 で 頑 張 ってみよ うと 思 っています(いつまで 耐 えられるかは 自 信 がありませんが ) なにとぞご 協 力 ご 援 助 をお 願 いいたします 整 形 外 科 部 長 加 藤 哲 司 そろそろ 最 高 気 温 が 25 度 を 超 える 日 が 増 えてきました 夏 本 番 を 迎 える 季 節 になると 夏 バテという 言 葉 を 耳 に します 夏 バテの 症 状 は 多 種 多 様 で 全 身 がだるい 食 欲 低 下 をはじめとする 消 化 器 症 状 体 重 減 少 意 欲 や 体 力 の 低 下 頭 痛 発 熱 めまいなどです このように 身 体 の 機 能 が 調 節 不 良 になった 状 態 をいいます 冷 房 糖 分 の 多 い 冷 えた 清 涼 飲 料 水 の 飲 み 過 ぎや 運 動 不 足 夜 型 の 生 活 など 自 ら 夏 バテの 状 態 を 作 り 出 している 場 合 も 少 なくありま せん そこで 今 回 は 夏 バテ 予 防 について 少 しお 話 しします 予 防 には 規 律 ある 生 活 睡 眠 休 息 ぬるま 湯 のお 風 呂 軽 い 運 動 偏 りのない 規 則 正 しい 3 回 の 食 事 ( 消 化 の 良 いタンパク 質 ビタミン ミネラル) 水 分 補 給 ( 温 かいお 茶 ) また 冷 房 を 効 かせ 過 ぎず 扇 風 機 を 上 手 く 使 用 し 室 内 外 の 温 度 差 を 5 以 内 に 抑 えるなどがあります ごれいさん びゃっこ ところで 夏 バテのような 症 状 に 漢 方 薬 が 効 果 を 発 揮 する 場 合 があることをご 存 知 でしょうか? 五 苓 散 白 虎 かにんじんとう せいしょえっきとう ほちゅうえっきとう 加 人 参 湯 清 暑 益 気 湯 補 中 益 気 湯 等 があり 次 のような 場 合 に 用 いられます 五 苓 散 : 体 力 がある 人 の のどの 渇 きや 尿 量 減 少 白 虎 加 人 参 湯 : 比 較 的 体 力 のある 人 の のどの 渇 きやほてり( 身 体 の 灼 熱 感 ) 清 暑 益 気 湯 : 比 較 的 体 力 低 下 した 人 の 食 欲 不 振 下 痢 疲 労 倦 怠 夏 やせ 補 中 益 気 湯 : 消 化 機 能 が 衰 え 四 肢 倦 怠 感 の 著 しい 虚 弱 体 質 者 の 夏 やせ これら 漢 方 薬 の 服 用 時 間 は 食 前 または 食 間 ( 食 後 2 時 間 )です その 理 由 は 空 腹 時 の 方 が 吸 収 されやすいからです が 何 らかの 理 由 により 食 前 に 服 用 できない 場 合 は 医 師 や 薬 剤 師 にご 相 談 ください これからだんだん 暑 くなっていきますが 例 え 昨 年 のような 猛 暑 に 見 舞 われたとしても 夏 バテにならないよう 今 年 の 夏 を 健 康 に 乗 り 切 りましょう! 薬 剤 科 伊 奈 小 百 合

6 病 院 だより No.53