自 民 清 風 会 会 長 : 山 崎 憲 伸 印 政 務 調 査 視 察 報 告 書 報 告 者 : 杉 浦 久 直 視 察 日 平 成 25 年 1 月 15 日 ( 火 ) 視 察 内 容 クリーンエネルギーの 取 り 組 みについて 視 察 者 小 野 政 明 野 村 康 治 蜂 須 賀 喜 久 好 田 口 正 夫 内 田 実 川 上 守 杉 浦 久 直 < 葛 巻 町 の 概 要 > 葛 巻 町 は 岩 手 県 北 部 の 内 陸 部 に 位 置 し 沿 岸 と 内 陸 を 結 ぶ 交 通 の 要 衝 であり かつて は 製 炭 業 が 主 な 産 業 であった 明 治 25 年 にホルスタイン 種 を 導 入 してか らは 酪 農 が 発 展 し 現 在 では 飼 育 頭 数 牛 乳 生 産 料 とも 東 北 一 となっている 町 面 積 約 435km2のうち 標 高 400m 以 上 が95% を 占 める 高 原 地 帯 で 森 林 面 積 も86%とな っており 林 業 も 盛 んである 町 のキャッチフレーズは 北 緯 40 度 ミル クとワインとクリーンエネルギーの 町 人 口 は 約 7300 人 <クリーンエネルギーへの 取 り 組 み> 葛 巻 町 は 地 域 資 源 を 活 用 した 町 づくりを 模 索 していた1997 年 にベンチャー 企 業 のエコ パワー 社 から 風 力 発 電 の 打 診 を 受 けたことを きっかけに 町 民 による 議 論 町 議 会 での 協 議 の 結 果 1999 年 3 月 に 葛 巻 町 新 エネルギー ビジョンを 策 定 し クリーンエネルギーを 活 用 した 町 づくりへと 舵 を 切 った 同 年 に3 基 の 風 力 発 電 を 第 3セクターで 稼 働 させたのを 皮 切 りに 現 在 では 町 内 で15 基 総 出 力 22,200kW の 風 力 発 電 が 稼 働 して いる また 風 力 発 電 にとどまらず 太 陽 光 発 電 バイオマス などの 新 エネルギー 導 入 を 積 極 的 に 進 めるとともに 各 種 のエコ 活 動 推 進 事 業 を 後 押 しする エコ エネ 総 合 対 策 事 業 費 補 助 金 という 形 で 行 政 と 住 民 が 一 体 となり クリーンエネルギーの 町 作 りに 取 り 組 んでいる その 結 果 は 観 光 資 源 とクリーンエネルギーの 相 乗 効 果 に より 観 光 客 の 増 加 若 年 者 雇 用 の 創 出 地 域 の 活 性 化 とい う 形 で 現 れている <バイオマスタウン 構 想 > 葛 巻 町 は2008 年 2 月 にバイオマスタウン 構 想 を 公 表 し さらなるクリーンエネルギーの 推 進 酪 農 と 林 業 という 地 域 資 源 の 利 活 用 をめざすこととした 1つ 目 にバイオガスプラントの 導 入 を 行 った 酪 農 で 出 る ふん 尿 処 理 をバイオガスプラントにより 肥 料 とメタンガス に 分 離 し ガスをコジェネ 設 備 により 発 電 と 温 水 として 利 用 するものである 2つ 目 に 木 質 バイオマス 活 用 としてペレット 利 用 暖 房 の 拡 大 を 公 共 施 設 を 中 心 に 推 し 進 めた 3つ 目 に 間 伐 材 を 利 用 した 木 質 バイオマスのガス 化 熱 電 気 供 給 実 証 試 験 事 業 を 行 い 4つ 目 として 民 間 資 金 を 取 り 込 んだ 森 林 整 備 の 促 進 を 行 っている
< 省 エネルギービジョン> 葛 巻 町 はまた 省 エネルギービジョンを2 004 年 2 月 に 策 定 後 期 推 進 計 画 を201 0 年 に 策 定 している そこでは エネルギー 自 給 率 100%を 目 標 に 子 どもたちを 中 心 に 地 域 での 省 エネ 活 動 の 推 進 や 地 域 エネルギーの 利 活 用 を 図 っている そして エネルギーの 自 立 により 地 震 や 豪 雪 などの 災 害 外 乱 に 強 い 町 づくり を 行 い 葛 巻 の 自 然 環 境 を 未 来 の 子 どもた ちへの 贈 りもの とした 長 期 的 視 野 に 基 づ いた 複 合 的 な 施 策 に 取 り 組 んでいる 感 想 岡 崎 市 への 反 映 葛 巻 町 と 岡 崎 市 の 環 境 は 大 きく 異 なる 地 理 的 要 因 もそうであるし 人 口 産 業 構 造 財 政 規 模 など 単 純 にその 施 策 を 模 倣 し 取 入 れることは 難 しい たとえば 風 力 発 電 は 風 量 が 安 定 し 騒 音 対 策 や 管 理 道 送 電 線 などの 諸 条 件 が 良 好 であったことが その 導 入 の 大 きな 要 因 であった し 酪 農 が 盛 んで そのふん 尿 処 理 量 が 大 きいことがバイオガスプラント 導 入 を 後 押 しした けれども 岡 崎 市 が 学 ぶべきは その 積 極 的 な 姿 勢 と 行 動 力 である 葛 巻 町 のエコ エネ 総 合 対 策 事 業 費 補 助 金 では 岡 崎 市 に 比 べ その 個 別 の 補 助 額 も 高 額 であるが メニューも 豊 富 で ある 岡 崎 市 においては 太 陽 光 発 電 と 燃 料 電 池 が 補 助 対 象 であるが 葛 巻 町 では 太 陽 光 太 陽 熱 木 質 バイオマス 熱 利 用 小 水 力 その 他 風 力 地 中 熱 など 新 エネルギーとして 成 り 立 つ ものには 積 極 的 に 補 助 を 行 っている LED 照 明 などのエコ 活 動 に 対 してもその 補 助 は 積 極 的 である また 新 エネルギー 導 入 と 観 光 事 業 を 第 3セクターを 使 って 上 手 く 活 性 化 に 結 びつけ 観 光 客 数 を19 万 人 から53 万 人 へと 増 加 させた 行 動 力 は 見 習 うべきである 岡 崎 市 においては 新 エネルギーの 導 入 は 太 陽 光 に 偏 重 するのではなく できるだけ 多 様 な メニューを 提 供 するべきであるし 石 橋 を 叩 いて 渡 る 岡 崎 市 政 ではなく 長 期 的 ビジョンにもと づいて 行 動 力 を 発 揮 する 岡 崎 市 にしていかねばならない
自 民 清 風 会 会 長 : 山 崎 憲 伸 印 調 査 研 究 視 察 報 告 書 報 告 者 : 川 上 守 視 察 日 平 成 25 年 1 月 16 日 ( 水 ) 視 察 内 容 バイオマスエネルギーの 取 り 組 みについて 視 察 者 小 野 政 明 野 村 康 治 蜂 須 賀 喜 久 好 田 口 正 夫 内 田 実 杉 浦 久 直 川 上 守 < 山 形 市 の 概 要 > 戦 国 大 名 最 上 義 光 時 代 に 城 下 町 の 建 設 が 行 われ 現 在 の 市 街 地 の 原 型 を 形 成 江 戸 時 代 は 紅 花 商 人 のまちでもあっ た 今 は 山 形 新 幹 線 や 高 速 道 路 の 整 備 に 伴 い 広 域 交 通 条 件 が 飛 躍 的 に 向 上 し 豊 か な 自 然 や 歴 史 文 化 を 先 人 から 受 け 継 いだ 山 形 らしさ を 次 世 代 に 引 き 継 ぐため に 市 民 事 業 者 行 政 が 連 携 しながら 役 割 分 担 をし まちづくりを 推 進 市 民 満 足 度 の 向 上 最 小 コストで 成 果 をあげる 行 政 経 営 に 取 り 組 む 面 積 :381.34km2 人 口 :254,244 人 <バイオマスエネルギー 活 用 指 針 の 概 要 > 1 指 針 策 定 目 的 本 指 針 は 本 市 におけるバイオマスエネルギー の 活 用 について 現 状 を 分 析 し その 評 価 に 基 づく 具 体 的 な 取 り 組 みを 示 し 活 用 の 促 進 を 図 ること により 二 酸 化 炭 素 の 削 減 による 地 球 温 暖 化 の 防 止 持 続 可 能 な 循 環 型 社 会 の 構 築 の 実 現 及 び 地 産 地 消 の 創 出 に 寄 与 することを 目 的 とし 策 定 2 バイオマスの 定 義 バイオマスとは 生 物 を 起 源 とする 物 質 で 工 業 原 料 やエネルギー 資 源 として ある 程 度 まと まって 利 用 できるものの 総 称 で 石 油 資 源 を 除 く と 定 義 されます バイオマス 廃 棄 物 資 源 バイオマスエネルギー 生 活 資 源 廃 食 油 バイオディーゼル 燃 料 (BDF) 下 水 汚 泥 汚 泥 消 化 ガス 家 庭 系 生 ごみ バイオガス 産 業 資 源 事 業 系 生 ごみ バイオガス 畜 産 資 源 牛 豚 の 糞 尿 鶏 糞 バイオガス 資 源 作 物 油 脂 資 源 菜 の 花 ( 菜 種 ) バイオディーゼル 燃 料 (BDF) 糖 質 米 等 バイオエタノール でんぷん 資 源
未 利 用 資 源 林 産 資 源 林 地 残 材 間 伐 材 ペレット 炭 薪 バイオエタノール 農 産 資 源 稲 わら もみ 殻 バイオエタノール 3 指 針 の 位 置 づけ 及 び 計 画 期 間 山 形 市 第 7 次 総 合 計 画 では 経 営 計 画 第 2 章 の 経 営 方 針 の 一 つに 環 境 保 全 と 循 環 型 社 会 の 構 築 を 掲 げ 主 要 な 事 業 として バイオマスエネルギー 活 用 促 進 事 業 を 展 開 また 平 成 19 年 2 月 に 策 定 した 山 形 市 地 域 省 エネルギービジョン において 家 庭 部 門 教 育 部 門 事 業 者 部 門 自 動 車 部 門 バイオマス 部 門 公 共 部 門 の6 部 門 で 省 エネルギ ー に 取 り 組 み 市 全 体 で 平 成 24 年 までに 平 成 16 年 度 比 で12%のエネルギー 消 費 量 の 削 減 を 目 指 しています 4 指 針 の 基 本 的 考 え 方 と 具 体 的 取 り 組 み バイオマスエネルギー 活 用 にあたっては 技 術 動 向 や 本 市 においてエネルギーちして 利 用 できるバイオマス 存 在 量 を 勘 案 して 技 術 的 にも 確 立 されており 存 在 量 が 豊 富 で あるものを 優 先 して 取 り 組 むものとし 次 の 区 分 に 分 けてバイオマスエネルギー 活 用 の 推 進 を 図 っていきます 重 点 的 に 取 り 組 むもの バイオマス バイオマスエネルギー 具 体 的 な 取 組 廃 食 油 バイオディーゼル 燃 料 七 日 町 商 店 街 振 興 組 合 が 取 り 組 む (BDF) BDF 事 業 を 支 援 し 市 の 公 用 車 等 の 燃 料 や 市 のイベント 時 の 発 電 機 の 燃 料 などにBDFを 積 極 的 に 利 用 菜 の 花 バイオディーゼル 燃 料 循 環 型 バイオマスの 実 証 支 援 として (BDF) 農 業 者 や 関 係 機 関 と 連 携 し 菜 の 花 栽 培 モデル 事 業 を 実 施 検 証 し 作 付 け 拡 大 に 向 けて 取 り 組 でいます 林 地 残 材 ペレット 薪 炭 ペレットストーブを 設 置 する 場 合 に 間 伐 材 等 設 置 費 用 の 一 部 補 助 し 市 が 率 先 して 市 の 施 設 でのペレットストーブ 利 用 推 進 薪 ストーブの 普 及 に 努 めている 下 水 汚 泥 汚 泥 消 化 ガス バイオマスエネルギー 有 効 利 用 の 先 駆 的 下 水 処 理 として 環 境 に 優 しく エネルギー 効 率 に 優 れている 燃 料 電 池 設 備 の 実 証 プラントとして 全 国 に 発 信 5 期 待 される 効 果 地 球 温 暖 化 防 止 BDF 製 造 事 業 菜 の 花 栽 培 モデル 事 業 ペレットストーブ 補 助 事 業 を 実 施 することによる 二 酸 化 炭 素 等 の 温 室 効 果 ガスの 削 減 量 を 試 算 すると 杉 の 木 約 7 万 本 が 一 年 間 に 二 酸 化 炭 素 を 吸 収 する 量 に 相 当 する
感 想 岡 崎 市 への 反 映 まず 言 及 すべきは 今 回 ご 説 明 ご 案 内 を 頂 いた 四 番 町 スクエア ひこね 街 なかプラザ 西 村 武 臣 さんの 熱 さ だ 行 政 主 導 の 再 開 発 計 画 の 見 直 しから 檄 の 会 を 束 ね 最 終 的 に 民 間 と 行 政 を 繋 ぎ 一 連 の 再 生 事 業 に 漕 ぎ 着 けたその 情 熱 と 行 動 力 には 感 服 しきり りだった まずは 地 域 商 店 主 住 民 と 徹 底 的 に 議 論 し 方 向 性 を 定 め そこに 市 だけでな く 国 の 支 援 も 絡 めて 官 民 一 体 の 渦 をつくり そこに 地 元 の 人 々を 巻 き 込 んで 見 事 な 地 域 再 生 事 業 を 実 現 したその 根 幹 は 正 にその 中 心 となり 率 先 して 昼 夜 を 問 わずその 目 的 達 成 のために 尽 力 した 西 村 さんの 存 在 があってこそだと 思 う またその 西 村 さんが 事 業 の 成 功 には 担 当 職 員 の 熱 心 さがあってこそ 彼 と2 人 3 脚 で 計 画 を 進 められた そしてそこに 市 長 自 らの 熱 心 な 協 力 があったことが 大 きかった と 話 していたのが 印 象 的 だった 岡 崎 市 にも 康 生 地 区 ほか 多 くの 賑 わいを 失 った 商 店 街 が 存 在 するが その 再 生 計 画 の 中 心 には 必 ずその 当 該 地 区 地 元 の 人 々の 熱 意 が 必 要 不 可 欠 であることを 改 めて 感 じ ると 共 に その 意 を 汲 んで 目 的 達 成 のため 的 確 にサポートを 加 える 行 政 側 の 熱 意 と 手 腕 もまた 重 要 な 要 素 であることを 学 んだ それぞれの 商 店 街 に 於 いて 充 分 なコミュニケーションを 図 った 上 での その 地 域 の 住 民 の 意 向 に 沿 った 再 生 計 画 を 官 民 一 体 となって 進 めて 行 きたい
自 民 清 風 会 会 長 : 山 崎 憲 伸 印 政 務 調 査 視 察 報 告 書 報 告 者 : 内 田 実 視 察 日 平 成 25 年 1 月 17 日 ( 木 ) 視 察 内 容 那 須 野 が 原 総 合 開 発 水 管 理 センターにおける 小 水 力 発 電 事 業 視 察 者 小 野 政 明 野 村 康 治 田 口 正 夫 蜂 須 賀 喜 久 好 内 田 実 川 上 守 杉 浦 久 直 < 那 須 野 ヶ 原 の 概 要 > 那 須 野 ヶ 原 は 栃 木 県 の 北 部 に 位 置 し 広 大 な 複 合 扇 状 地 約 4 万 haの 区 域 である かつては 水 に 乏 しい 瓦 礫 の 原 野 であった が 先 人 たちの 那 須 疎 水 の 開 削 を 経 て 平 成 7 年 に 那 須 野 ヶ 原 用 水 が 開 通 し 明 治 から 約 1 世 紀 にわたる 労 苦 によって 水 循 環 が 健 全 化 し 現 在 では 栃 木 県 第 1 位 にランクされ る 豊 かな 農 村 地 帯 となっている < 小 水 力 発 電 事 業 > 農 業 用 水 有 給 落 差 を 利 用 した 小 水 力 発 電 事 業 は かつての 疎 水 事 業 用 水 開 発 事 業 の 歴 史 の 上 に 成 り 立 っている この 発 電 事 業 に 最 も 大 切 なのは 水 資 源 の 安 定 供 給 である が 深 山 ダム 板 室 ダムなど 疎 水 事 業 用 水 事 業 で 完 成 した 施 設 がこの 事 業 を 支 えてい る この 地 区 は 約 30kmの 流 域 距 離 に 対 し 約 400mの 急 峻 な 地 形 勾 配 となっており 農 業 用 水 路 には 水 勢 を 減 じるための 落 差 工 や 減 圧 水 槽 が 設 置 され この 事 業 を 推 進 す るための 環 境 は 有 利 なものとなっていた そこで 水 力 エネルギーを 有 効 活 用 し 地 球 温 暖 化 防 止 の 貢 献 と 地 承 地 産 地 消 に 努 めるため エリア 内 の3カ 所 において 7 基 の 発 電 機 で 小 水 力 発 電 を 実 施 している < 現 状 と 課 題 > 今 回 2つの 施 設 を 見 学 したが 那 須 野 ヶ 原 発 電 所 は 国 営 土 地 改 良 事 業 として 全 国 で 初 めて 計 画 設 置 されたもので 戸 田 調 整 池 に 流 入 する 戸 田 東 用 水 路 の 遊 休 落 差 を 利 用 して 最 大 340kwのはつ でんを 行 っており 百 村 第 2 発 電 所 は 幹 線 用 水 路 に 比 較 的 簡 便 な 用 水 路 落 差 工 用 発 電 システムを 採 用 し 設 置 時 の 投 資 費 用 のコストダウンや 運 用 し てからのメンテナンス 費 用 の 縮 小 化 に 努 めている こうした 活 動 には 地 域 住 民 の 理 解 と 協 力 が 必 要 であり 新 エネルギーを 通 じて 温 暖 化 防 止 に 関 す る 普 及 啓 発 活 動 として 田 んぼの 学 校 水 路 愛 護 の 日 など の 実 施 を 図 り 未 来 を 担 う 子 供 たちに 農 業 に 不 可 欠 である 水 を 通 じて 環 境 教 育 に 力 を 入 れていかなければいけない
< 岡 崎 市 への 反 映 > 那 須 野 ヶ 原 発 電 所 は 有 効 貯 水 量 100 万 m3を 有 する 戸 田 調 整 池 によって 水 源 を 確 保 しており 最 大 出 力 340k wを 発 電 でき 約 150 個 分 の 電 力 を 賄 う 能 力 があるが 建 設 費 用 は 膨 大 で 施 設 の 減 価 償 却 を 考 慮 すると 現 実 的 で はないが 百 村 第 2 発 電 所 に は1kmほどの 距 離 に3 基 設 置 してあり 1 基 当 たりの 出 力 能 力 は 30キロワットで あるが 費 用 は2 千 5 百 万 円 ほどであり Co2 削 減 への 必 要 性 を 広 めていく 場 として また 環 境 教 育 の 場 として 活 用 できる 副 次 的 効 果 も 含 めれば 実 現 の 可 能 性 も 研 究 対 象 と 成 り 得 る