1.土地・住宅・都市再生・観光分野



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1-(1) 防 災 関 連 設 備 施 設 設 置 にかかる 建 築 法 規 の 緩 和 視 点 2. 復 興 建 築 基 準 法 都 市 緑 化 法 防 災 関 連 設 備 施 設 の 設 置 を 促 進 し 建 物 や 周 辺 地 域 の 防 災 力 を 民 間 活 力 により 強 化 するため 既 存 建 物 新 築 建 物 を 通 じ 防 災 設 備 施 設 の 設 置 にかかる 容 積 率 建 蔽 率 の 緩 和 および 公 開 空 地 面 積 への 算 入 緑 化 面 積 の 緩 和 を 認 めていただきたい 自 家 発 電 設 備 ( 常 用 および 非 常 用 ) 緊 急 給 水 設 備 ( 例 : 井 戸 水 の 浄 化 装 置 ) オイルタンク 防 災 倉 庫 避 難 施 設 などの 防 災 関 連 施 設 の 設 置 が 求 められるところであるが 特 に 既 存 建 物 では 設 置 スペースは 外 構 空 地 部 分 や 館 内 の 駐 車 場 等 に 限 定 されるが 容 積 率 建 蔽 率 の 上 限 や 公 開 空 地 の 認 定 面 積 がネックとなる 場 合 がほとんどであり また 都 市 緑 化 法 等 で 定 められた 必 要 緑 地 面 積 に 抵 触 するとして 設 置 できないことが 考 えられる 新 築 建 物 においても 防 災 関 連 施 設 避 難 施 設 ( 帰 宅 困 難 者 受 け 入 れ 等 )を 設 置 する 場 合 に これらの 施 設 が 容 積 率 に 算 入 されるとすれ ば 本 来 の 用 途 の 部 分 をそれだけ 削 減 せざるをえなくなるので 設 置 が 促 進 されにくいと 考 えられる 新 築 建 物 既 存 建 物 ともにこうした 規 制 を 緩 和 し 社 会 全 体 に 防 災 関 連 設 備 施 設 の 設 置 を 促 進 することにより 建 物 や 周 辺 地 域 の 防 災 力 を 民 間 活 力 により 強 化 することが 求 められる 場 合 によっては 防 災 関 係 の 措 置 については 複 数 の 敷 地 を 一 団 地 的 に 取 り 扱 う 等 の 方 策 も 検 討 されたい 国 土 交 通 省

1-(2) 住 宅 の 地 下 室 の 容 積 率 の 特 例 扱 い 視 点 3.その 他 建 築 基 準 法 以 下 の 施 設 を 地 上 階 に 設 けた 場 合 の 容 積 率 不 算 入 をご 検 討 いただ きたい 1 電 気 室 電 力 会 社 借 室 盤 室 2 発 電 機 室 3 給 水 ポンプ 室 4 排 水 ポンプ 室 5 消 火 設 備 室 6 燃 料 電 池 蓄 電 池 施 設 7 非 常 用 ELVのシャフト 及 び 機 械 室 住 宅 の 地 下 室 は 床 面 積 の 合 計 の1/3を 限 度 として 容 積 率 不 算 入 とな るため 大 規 模 マンションの 多 くは 電 気 室 や 発 電 機 給 水 ポンプ 室 や 受 水 槽 や 排 水 ポンプ 室 排 煙 機 械 室 や 消 火 ポンプ 室 を 地 下 に 設 け ている 津 波 や 高 潮 に 強 い 住 宅 を 目 指 して 災 害 時 に 住 人 の 安 全 や 最 低 限 の 生 活 を 維 持 するために 必 要 な 各 種 設 備 室 は 地 上 に 設 けて も 容 積 率 に 算 入 しなくてもいいこととしてほしい 国 土 交 通 省

1-(3) 地 上 レベルの 汚 水 槽 の 容 積 率 の 扱 いの 緩 和 視 点 3.その 他 建 築 基 準 法 汚 水 槽 を 地 上 レベルに 設 置 した 場 合 の 容 積 率 不 算 入 をご 検 討 いただ きたい 汚 水 槽 は 地 上 に 作 ると 容 積 率 参 入 となるため ピットを 利 用 して 地 下 に 造 られている このため 長 期 の 停 電 がおこり 発 電 機 の 燃 料 がなく なると 汚 水 槽 があふれ 汚 水 排 水 機 能 が 麻 痺 してしまう 汚 水 槽 を 地 上 レベルに 設 けると 停 電 時 でも 重 力 により 建 物 外 への 汚 水 排 水 が 可 能 となるため 地 上 レベルへの 汚 水 槽 設 置 を 容 積 不 算 入 とする ようご 検 討 いただきたい 国 土 交 通 省

1-(4) 避 難 者 帰 宅 難 民 の 受 入 れに 向 けた 規 制 緩 和 視 点 3.その 他 建 築 基 準 法 エントランスホールなどの 大 規 模 屋 内 空 間 ( 通 路 部 分 以 外 ) 通 路 とは 言 えないラウンジやロビーなどの 共 用 室 について 避 難 者 や 帰 宅 難 民 の 受 入 れを 表 明 した 場 合 は トイレや 防 災 倉 庫 などの 設 置 を 条 件 と して 当 該 スペースを 容 積 不 算 入 とするようご 検 討 いただきたい エントランスホールなどの 大 規 模 屋 内 空 間 は 家 具 想 定 ゾーンなどの 通 路 部 分 以 外 は 容 積 対 象 となっている また 通 路 とは 言 えないラウ ンジやロビーなどの 共 用 室 も 原 則 として 容 積 対 象 となっている 国 土 交 通 省

1-(5) 防 災 センター 設 置 階 に 関 する 規 制 緩 和 視 点 3.その 他 建 築 基 準 法 防 災 センターを2 階 や3 階 に 設 置 しても 可 とするようご 検 討 いただきた い 防 災 センターは 避 難 階 ( 接 地 階 ) とすることとなっている 津 波 や 高 潮 に 強 い 住 宅 を 目 指 して 防 災 センターを2 階 や3 階 に 設 置 してもよい こととしてほしい 国 土 交 通 省

1-(6) 原 子 力 災 害 対 応 時 の 建 築 基 準 法 の 適 用 緩 和 視 点 2. 復 興 建 築 基 準 法 原 子 炉 等 規 正 法 原 子 力 災 害 対 応 において 仮 設 などで 緊 急 に 建 屋 工 事 を 行 う 場 合 に 一 定 の 地 域 目 的 場 面 を 限 定 して 建 築 基 準 法 の 適 用 緩 和 や 弾 力 的 運 用 をお 願 いしたい 原 子 力 災 害 対 応 のため 緊 急 の 工 事 を 行 う 場 合 に 建 築 基 準 法 によ る 建 築 確 認 等 の 手 続 を 経 ている 間 に 事 態 が 悪 化 してしまう 場 合 が 想 定 される また 事 故 処 理 等 の 特 殊 性 や 物 資 の 調 達 難 等 の 特 別 事 情 から 建 築 基 準 法 の 適 用 を 前 提 とすると 工 程 を 守 れない 又 は 目 的 を 達 せられない 場 合 が 出 てくることが 懸 念 される 例 えば 一 定 の 地 域 ( 例 : 原 子 力 発 電 所 サイト 内 及 び 原 子 力 発 電 所 対 策 のために 特 に 指 定 された 地 域 内 )や 原 子 炉 規 正 法 64 条 の 危 険 時 の 措 置 として 行 われる 場 合 のよ うに 限 定 された 場 合 に また 建 築 基 準 法 の 趣 旨 を 逸 脱 しない 場 合 に おいて 建 築 基 準 法 の 適 用 緩 和 や 弾 力 的 な 運 用 を 行 うことにより 迅 速 な 復 旧 工 事 の 遂 行 が 可 能 となる 国 土 交 通 省

1-(7) 原 子 力 災 害 対 応 時 の 建 設 業 法 の 適 用 緩 和 視 点 2. 復 興 建 設 業 法 原 子 力 災 害 対 応 に 関 わる 建 設 工 事 について 建 設 業 の 許 可 を 含 めた 建 設 業 法 の 適 用 緩 和 や 弾 力 的 運 用 をお 願 いしたい 特 に 現 地 で 作 業 する 可 能 性 のある 外 国 法 人 の 工 事 ライセンス 取 得 条 件 の 緩 和 等 をお 願 いしたい 原 子 力 災 害 対 応 に 関 わる 建 設 工 事 において 外 国 企 業 の 支 援 を 得 な ければならない 場 合 が 想 定 される その 場 合 外 国 企 業 は 有 限 責 任 及 び 税 務 上 の 考 慮 から 日 本 国 内 に 法 人 を 設 けて 復 旧 作 業 を 行 なう ことも 想 定 されるが その 場 合 建 設 業 法 の 許 可 を 得 ることは 時 間 的 に も また 要 件 充 足 の 観 点 からもタイムリーな 復 旧 作 業 を 阻 害 する 危 険 が 考 えられる 例 えば 建 設 業 の 許 可 を 受 けるためには 経 営 業 務 の 管 理 責 任 者 と して 当 該 建 設 工 事 に 所 定 の 経 験 年 数 を 有 する 者 を 常 勤 の 役 員 として 置 かねばならないが かかる 危 険 を 伴 う 作 業 を 行 なう 可 能 性 がある 会 社 に 単 に 日 本 の 経 験 を 有 するからとの 理 由 で 見 ず 知 らずの 常 勤 役 員 を 置 くことは 考 えづらいし そのような 適 任 者 を 見 つけることは 困 難 である 従 って 原 子 力 災 害 に 関 わる 目 的 に 限 定 して 設 立 される 会 社 に 限 り 工 事 ライセンス 取 得 要 件 の 緩 和 等 建 設 業 法 適 用 の 緩 和 弾 力 的 運 用 をお 願 いしたい 国 土 交 通 省

1-(8) 携 帯 電 話 基 地 局 建 設 復 興 工 期 短 縮 のための 各 種 申 請 除 外 視 点 2. 復 興 建 築 基 準 法 (6 条 88 条 ) 自 然 公 園 法 (13 条 14 条 26 条 ) 県 立 自 然 公 園 条 例 文 化 財 保 護 法 (43 条 57 条 80 条 83 条 ) 景 観 条 例 河 川 法 (25 条 26 条 27 条 55 条 57 条 ) 道 路 法 (24 条 32 条 ) 都 市 計 画 法 (29 条 53 条 58 条 ) 森 林 法 (10 条 34 条 ) 災 害 対 策 法 第 2 条 第 5 号 の 指 定 公 共 機 関 として 上 記 法 令 に 規 定 され る 許 認 可 申 請 の 審 査 事 務 処 理 期 間 短 縮 と 提 出 書 類 の 簡 略 化 ( 場 合 によっては 除 外 )を 要 望 する それぞれの 許 認 可 申 請 は 通 常 許 可 されるまでに 申 請 後 1ヶ 月 ~ 2ヶ 月 強 を 要 している 本 期 間 を 短 縮 もしくは 除 外 頂 く 事 で 早 期 に 工 事 着 工 できる 事 とな る 許 認 可 申 請 のための 資 料 作 成 にもかなりの 時 間 を 要 しており 提 出 書 類 の 簡 略 化 を 要 望 する 国 土 交 通 省 農 林 水 産 省 県

1-(9) エネルギー 関 連 施 設 の 都 市 公 園 下 部 への 設 置 視 点 1. 復 旧 都 市 公 園 法 エネルギーの 面 的 利 用 を 考 える 中 で 都 市 計 画 公 園 の 下 部 にエネル ギープラントを 設 置 することが 開 発 区 域 全 体 のエネルギー 効 率 を 考 えると 有 効 になる 場 合 がある 都 市 公 園 法 第 6 条 7 条 で 都 市 公 園 に 公 園 施 設 以 外 の 工 作 物 その 他 の 物 件 または 施 設 を 設 けようとした 場 合 公 園 管 理 者 の 許 可 を 受 ければ 都 市 公 園 を 占 有 することができ る と 解 釈 できる 占 有 が 認 められる 物 件 は 限 定 列 挙 されており 地 域 冷 暖 房 (DHC)プラントは その 物 件 に 位 置 づけられていない DHC プラント エネルギー 関 連 施 設 につき 規 制 緩 和 をお 願 いしたい 規 制 は 安 全 面 を 考 えて 厳 格 に 運 用 されている しかし 非 常 事 態 を 考 えた 場 合 特 に 都 内 には 都 市 計 画 公 園 も 相 当 数 あり 空 地 を 社 会 的 意 義 のあるものとして 活 用 することになるので 要 望 するものであ る 国 土 交 通 省

1-(10) 建 築 基 準 法 における 煙 突 に 使 用 する 材 料 にかかる 規 制 緩 和 視 点 2. 復 興 建 設 省 告 示 第 2464 号 鋼 材 等 及 び 溶 接 部 の 許 容 応 力 度 並 びに 材 料 強 度 の 規 準 強 度 を 定 め る 件 上 記 告 示 により 煙 突 に 使 用 できる 材 料 はJIS 規 格 による 必 要 がある が ASTM 等 の 海 外 規 格 材 料 も 許 容 いただきたい 上 記 告 示 により ガスタービン 等 の 排 気 煙 突 もJIS 規 格 材 料 を 使 用 す る 必 要 がある 一 方 で 海 外 ガスタービンメーカが 標 準 的 に 供 給 してい る 煙 突 はASTM 等 の 海 外 規 格 材 料 をしている 場 合 が 多 く そのまま 日 本 に 輸 入 して 使 用 することができない 海 外 規 格 材 料 が 許 容 されれば 上 記 の 海 外 ガスタービンメーカが 標 準 パッケージとして 供 給 する 煙 突 を 建 築 基 準 法 による 必 要 強 度 を 満 足 することを 確 認 した 上 で そのまま 使 用 することができ 発 電 設 備 の 建 設 期 間 を 短 縮 することができる

1-(11) 公 的 規 格 に 関 わる 材 料 変 更 追 加 申 請 の 簡 素 化 視 点 1. 復 旧 工 業 標 準 化 法 日 本 工 業 規 格 (JIS) 団 体 規 格 等 の 公 的 規 格 に 係 る 材 料 調 達 問 題 か らの 材 料 変 更 追 加 申 請 を 受 けた 場 合 は 手 続 きを 簡 素 化 するなど 早 急 な 対 応 をお 願 いしたい 対 象 製 品 : 塩 ビ 管 継 手 及 びポリオレフィ ン 管 継 手 現 状 材 料 変 更 追 加 申 請 を 受 け 付 けてから 承 認 されるまで 3 週 間 から1ヶ 月 を 要 している 材 料 調 達 問 題 は 生 産 が 継 続 できるか 否 かに 関 わる 大 きな 事 項 であり 申 請 を 受 付 けた 時 は 速 やかに 承 認 決 裁 を 頂 きたい 経 済 産 業 省

1-(12) 住 宅 用 並 びに 非 住 宅 用 外 壁 材 である 金 属 サイディング 及 び 金 属 サン ドイッチパネルにかかる 防 耐 火 認 定 手 続 きの 期 間 短 縮 視 点 1. 復 旧 建 築 基 準 法 住 宅 用 並 びに 非 住 宅 用 外 壁 材 である 金 属 サイディング 及 び 金 属 サン ドイッチパネルにつき 防 耐 火 認 定 取 得 の 為 の 申 請 から 試 験 実 施 を 経 て 認 定 が 降 りるまでの 期 間 を 短 縮 して 頂 きたい 現 在 防 耐 火 認 定 取 得 の 申 請 を 行 ってから 試 験 を 受 けることができ る 迄 に 凡 そ2~3ヶ 月 を 要 し 試 験 合 格 後 認 定 が 降 りる 迄 に7~ 8ヶ 月 を 要 している( 申 請 から 認 定 が 降 りる 迄 に 凡 そ1 年 間 弱 を 要 して いる)ので これを 短 縮 して 頂 くことで 被 災 地 での 住 宅 及 び 非 住 宅 用 建 築 物 の 建 設 が より 一 層 促 進 されるものと 考 えます 国 土 交 通 省 住 宅 局

1-(13) 防 炎 物 品 (ガラス)の 使 用 材 の 緩 和 視 点 1. 復 旧 建 築 基 準 法 消 防 法 事 務 所 内 の 防 炎 ガラスについて 素 材 の 緩 和 事 務 所 内 の 防 炎 ガラスについて 不 燃 かつ 透 明 が 条 件 であるが 地 震 による 落 下 飛 散 の 危 険 性 が 多 大 である 防 炎 ガラスの 条 件 を 満 たす 素 材 への 代 替 えについてプラスティック 素 材 など 適 用 できるように 緩 和 していただきたい 総 務 省

1-(14) 保 安 林 の 復 旧 復 興 に 向 けた 森 林 法 の 適 用 緩 和 視 点 2. 復 興 森 林 法 第 34 条 第 2 項 及 び 同 条 第 5 項 保 安 林 においては 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けなければ 立 竹 を 伐 採 し 立 木 を 損 傷 し 家 畜 を 放 牧 し 下 草 落 葉 若 しくは 落 枝 を 採 取 し 又 は 土 石 若 しくは 樹 根 の 採 掘 開 墾 その 他 の 土 地 の 形 質 を 変 更 する 行 為 をしてはならない とあるが 被 害 を 受 けた 地 域 の 復 旧 を 行 う ために 暫 定 的 にでも 許 可 に 係 る 手 続 を 簡 略 化 するなどの 対 策 が 必 要 である 現 状 保 安 林 においては 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けなければ 立 竹 を 伐 採 し 立 木 を 損 傷 し 家 畜 を 放 牧 し 下 草 落 葉 若 しくは 落 枝 を 採 取 し 又 は 土 石 若 しくは 樹 根 の 採 掘 開 墾 その 他 の 土 地 の 形 質 を 変 更 する 行 為 をしてはならない 都 道 府 県 知 事 は 第 二 項 ( 上 記 )の 許 可 の 申 請 があった 場 合 には その 申 請 に 係 る 行 為 がその 保 安 林 の 指 定 の 目 的 の 達 成 に 支 障 を 及 ぼすと 認 められる 場 合 を 除 き これを 許 可 し なければならない 保 安 林 の 復 旧 を 図 る 上 でも また 保 安 林 以 外 の 地 域 の 復 旧 復 興 を 推 進 するためにも 暫 定 的 でかまわないので 手 続 等 撤 廃 簡 略 化 す るなどの 対 策 を 講 じる 必 要 がある 農 林 水 産 省

1-(15) 保 安 林 の 指 定 の 見 直 し 視 点 2. 復 興 森 林 法 第 26 条 農 林 水 産 大 臣 は 1) 保 安 林 について その 指 定 の 理 由 が 消 滅 したときは 遅 滞 なくその 部 分 につき 保 安 林 の 指 定 を 解 除 しなければならない 2) 公 益 上 の 理 由 により 必 要 が 生 じたときは その 部 分 につき 保 安 林 の 指 定 を 解 除 することができる とあるが 津 波 の 影 響 を 受 けた 地 域 を 中 心 に 全 面 的 な 見 直 しを 図 る べきである 現 状 従 来 の 保 安 林 に 指 定 された 定 義 が 明 確 でないうえに 指 定 理 由 の 消 滅 及 び 公 益 上 の 理 由 の 定 義 が 不 明 確 である 今 回 被 害 を 受 けた 地 域 を 中 心 に 抜 本 的 な 見 直 しを 行 い 暫 定 的 で も 利 活 用 できる 土 地 があれば 仮 設 住 宅 や 自 然 エネルギー 発 電 のため の 用 地 として 利 活 用 できるようにすべきである 農 林 水 産 省

1-(16) 所 有 者 が 不 明 な 土 地 を 有 効 活 用 するための 森 林 法 施 行 規 則 の 適 用 緩 和 視 点 2. 復 興 森 林 法 施 行 規 則 第 2 条 第 2 項 林 地 開 発 許 可 申 請 に 当 たっては 原 則 として 全 ての 土 地 の 地 権 者 ( 登 記 簿 謄 本 上 の 所 有 権 登 記 者 )からの 同 意 書 を 求 められるが 実 際 には 所 有 権 登 記 者 の 死 亡 後 数 十 年 が 経 過 しており 相 続 人 が 不 明 な 場 合 や 数 十 人 もの 共 有 名 義 の 土 地 で 一 部 名 義 人 の 所 在 が 不 明 な 場 合 なども 少 なくなく かかる 場 合 に 林 地 開 発 許 可 の 取 得 が 極 めて 困 難 と なっている このような 土 地 については 他 の 代 替 しうる 手 段 や 要 件 の 緩 和 など 何 らかの 手 法 で 開 発 行 為 が 出 来 るような 措 置 を 講 じる 必 要 がある 現 状 林 地 開 発 許 可 申 請 書 には 開 発 行 為 に 係 る 森 林 について 当 該 開 発 行 為 の 施 行 の 妨 げとなる 権 利 を 有 するものの 相 当 数 の 同 意 を 得 て いることを 証 する 書 類 を 添 付 しなければならない 相 当 数 の 同 意 が 合 理 的 な 範 囲 で 認 められるように 固 定 資 産 税 納 税 者 の 同 意 があれば 当 該 土 地 の 地 権 者 の 同 意 を 得 たものと 見 なす などの 明 確 な 基 準 を 設 けるべきである 農 林 水 産 省