目 次 1. 稚 内 コルサコフ 定 期 航 路 利 用 促 進 合 同 会 議 等 の 出 席 について 1 2.サハリン 南 部 地 震 に 伴 う 災 害 見 舞 及 び 支 援 について 3 3. 稚 内 市 廃 棄 物 最 終 処 分 場 の 供 用 開 始 について 5 4. 食 の 委



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一 般 行 政 報 告 平 成 19 年 第 6 回 定 例 会 (9 月 )

目 次 1. 稚 内 コルサコフ 定 期 航 路 利 用 促 進 合 同 会 議 等 の 出 席 について 1 2.サハリン 南 部 地 震 に 伴 う 災 害 見 舞 及 び 支 援 について 3 3. 稚 内 市 廃 棄 物 最 終 処 分 場 の 供 用 開 始 について 5 4. 食 の 委 員 会 及 び 稚 内 観 光 マイスター 制 度 について 7 5. 温 水 プール 水 夢 館 改 修 工 事 の 経 過 について 9 6. 砕 氷 艦 しらせ の 稚 内 寄 港 について 11 7. 稚 内 市 まちなか 居 住 推 進 計 画 の 策 定 について 13 8. 再 開 発 ビル 計 画 について 15 9. 株 式 会 社 コムスンの 事 業 承 継 について 17

平 成 19 年 第 6 回 稚 内 市 議 会 定 例 会 の 開 催 にあたり 9 項 目 に つきまして 一 般 行 政 報 告 をさせていただきます 1 点 目 は 稚 内 コルサコフ 定 期 航 路 利 用 促 進 合 同 会 議 等 の 出 席 についてであります 去 る8 月 9 日 から 私 を 団 長 とする 14 名 の 代 表 団 でサハ リン 州 を 訪 れ 定 期 航 路 や 経 済 交 流 に 関 する 会 議 に 出 席 い たしました 先 ず 定 期 航 路 利 用 促 進 合 同 会 議 では コルサコフ 港 に おける 旅 客 の 出 入 国 手 続 きや 荷 役 に 関 する 意 見 交 換 を 行 い 旅 客 輸 送 の 円 滑 化 及 び 貨 物 輸 送 の 増 大 に 向 けて 努 力 をする ことを 確 認 し コルサコフ 市 との 間 で 議 定 書 を 交 わしてき たところであります 次 に 水 産 問 題 連 絡 会 議 では サハリンから 稚 内 への 冷 凍 魚 の 輸 出 やサハリン 産 昆 布 の 日 本 への 輸 出 の 可 能 性 など について 意 見 交 換 を 行 い これらの 事 項 について 双 方 努 力 することを 確 認 し コルサコフ 市 ユジノサハリンスク 市 1

との 間 で 議 定 書 を 交 わしております 農 業 と 観 光 に 関 する 会 議 では それぞれの 農 業 の 実 情 に 関 する 質 疑 や 現 地 のツアー 会 社 も 交 えた 中 で サハリン からのツアー 観 光 客 を 受 け 入 れるための 話 し 合 いを 行 いま した また 来 年 度 は 水 産 問 題 を 含 めた 経 済 交 流 促 進 会 議 とし て 本 市 で 第 1 回 の 会 議 を 開 催 するという 合 意 がなされて おります 滞 在 中 には サハリン 州 の 新 知 事 の 就 任 式 出 席 のほか サハリン2プロジェクトの 食 材 請 負 会 社 や サハリン5プ ロジェクトの 開 発 会 社 を 訪 問 し 稚 内 港 のポートセールス を 行 ってまいりました 今 後 も 友 好 都 市 との 交 流 を 深 め サハリンとの 経 済 交 流 の 促 進 を 図 るとともに 双 方 の 活 性 化 に 向 けた 取 組 み を 推 進 してまいります 2

2 点 目 は サハリン 南 部 地 震 に 伴 う 災 害 見 舞 い 及 び 支 援 についてであります 8 月 2 日 の 日 本 時 間 午 前 11 時 37 分 にサハリン 南 部 地 域 においてマグニチュード 6.8 の 地 震 があり 友 好 都 市 であ るネベリスク 市 が 被 災 いたしました サハリン 事 務 所 を 通 して 情 報 収 集 を 重 ねた 結 果 被 災 状 況 が 甚 大 と 判 断 し 早 速 災 害 援 助 物 資 として 毛 布 カッ プめん 災 害 用 スティックパンを 贈 るため 様 々なルート からその 実 現 性 について 模 索 いたしました 私 がネベリスク 市 を 訪 問 してお 見 舞 いを 伝 えた8 月 11 日 は 被 災 直 後 であったため 現 地 は 混 乱 しており 残 念 な がらそれらの 援 助 物 資 を 直 接 お 渡 しすることはできません でした 〇 しかし 最 終 的 には 24 日 に 在 サハリン 非 常 事 態 省 がネベ リスク 市 まで 援 助 物 資 を 輸 送 し 本 市 サハリン 事 務 所 の 立 会 いのもと お 届 けすることができました 3

〇 9 月 3 日 には サハリン 州 から 稚 内 市 民 に 対 し 支 援 に 感 謝 する 書 簡 が 届 けられております 〇 今 後 の 復 興 支 援 策 については 市 として 義 援 金 を 送 りた いと 考 えておりますので 市 民 の 皆 さんにも 趣 旨 をご 理 解 いただいたうえで ご 協 力 をお 願 いいたします パク ネベリスク 市 長 に 今 後 の 復 興 に 向 けての 対 応 をお 聞 きしましたところ 市 内 のアパートの 約 7 割 が 取 り 壊 し 対 象 となり 住 民 の3 分 の1に 当 たる 約 5,000 人 は 他 の 行 政 地 区 に 移 住 を 余 儀 なくされるとのことでした このような 状 況 のため 予 定 していた 友 好 都 市 提 携 35 周 年 記 念 事 業 も 当 然 中 止 されましたが ネベリスク 市 との 友 好 都 市 関 係 は 長 きにわたっており 本 市 としても 一 日 も 早 い 復 興 を 願 うものであります 4

3 点 目 は 稚 内 市 廃 棄 物 最 終 処 分 場 の 供 用 開 始 についてで あります 本 市 で 初 めての 試 みであるPFI 事 業 手 法 により 建 設 を 進 めてまいりました 新 廃 棄 物 最 終 処 分 場 建 設 工 事 が 無 事 完 了 し 10 月 1 日 から 供 用 を 開 始 することとなりまし た 本 処 分 場 は 埋 立 面 積 27,000 m2 処 分 量 196,500 トンで 国 内 最 大 級 の 移 動 式 覆 蓋 を 設 置 し 鳥 類 被 害 への 対 策 のほか 雨 水 が 直 接 入 り 込 まないことから 安 定 した 汚 水 処 理 が 可 能 となっており 環 境 対 策 や 安 全 性 に 最 大 限 の 配 慮 をした 施 設 となっております 今 後 はこの 施 設 が 市 民 生 活 から 排 出 されるごみの 受 け 皿 になるわけですが 現 在 のごみ 排 出 実 績 から 考 えると 10 年 間 の 受 入 期 間 となることから ごみの 排 出 を 抑 制 するこ とがこれからの 大 きな 課 題 となります 〇 このことから 産 業 廃 棄 物 の 一 部 受 入 制 限 を 行 うほか 5

市 民 の 皆 さんのご 理 解 をいただき 今 後 は 分 別 品 目 を 拡 大 し 更 には 家 庭 系 ごみの 有 料 化 に 取 り 組 み 排 出 抑 制 を 促 して 本 処 分 場 の 延 命 化 を 図 りたいと 考 えております 6

4 点 目 は 食 の 委 員 会 及 び 稚 内 観 光 マイスター 制 度 についてであります 私 は 観 光 振 興 のためには 稚 内 ならではの 食 の 再 発 見 と 市 民 総 ぐるみのおもてなし 運 動 の 構 築 が 必 要 である と 訴 えてまいりました 〇 その 一 つとして 去 る 8 月 29 日 に 稚 内 の 素 晴 らしい 食 材 を 活 かした 市 民 が 自 慢 できる わがまちの 旬 の 味 を 開 発 するために 観 光 関 連 団 体 飲 食 業 関 連 団 体 と 本 市 が 参 加 して 食 の 委 員 会 を 設 立 いたしました この 委 員 会 では 食 を 通 じた 地 域 おこしの 経 験 を 持 つ 専 任 の 料 理 アドバイザーの 助 言 のもと 地 元 食 材 の 見 直 し 再 発 見 と 稚 内 らしさ を 取 り 入 れた 稚 内 の 四 季 の 料 理 レシピ を 作 成 します 〇 何 よりも 稚 内 らしさ を 味 わっていただくことが 大 切 なことですから できるだけ 多 くの 旅 館 ホテル 飲 食 店 な どでレシピを 使 った 料 理 を 提 供 する 環 境 づくりにつとめて 7

まいります これにより 食 を 通 した 稚 内 観 光 の 再 生 と 地 産 地 消 を 呼 び 起 こし 地 場 産 業 の 基 盤 作 りに 寄 与 するものと 考 え ております 次 に 稚 内 観 光 マイスター 制 度 は 市 民 一 人 ひとりに わがまちをもっとよく 知 る ための 学 習 機 会 の 場 を 提 供 し わがまちをよく 知 ることで 地 域 のやる 気 を 引 き 出 し 誇 りを 持 って わがまちを 語 る ガイド 役 になってもらう ため ガイドの 達 人 として 認 証 登 録 するものです 具 体 的 には 推 進 委 員 会 と 認 定 部 会 を 組 織 し 講 習 会 の 開 催 や 検 定 試 験 の 実 施 マイスターの 認 定 などを 行 なうこととしており 年 度 内 には 第 1 回 観 光 マ イスター 初 級 試 験 を 実 施 したいと 考 えております これにより 市 民 の 方 々にまちのガイドとして 観 光 振 興 の 一 翼 を 担 っていただき 市 民 総 ぐるみのおもてなし 運 動 を 展 開 することで 観 光 客 の 満 足 度 を 高 めてまいります 8

5 点 目 は 温 水 プール 水 夢 館 改 修 工 事 の 経 過 についてで あります 7 月 31 日 水 夢 館 の 通 常 点 検 時 にレジャープール 天 井 部 の 空 調 ダクト 吊 り 金 ボルトの 一 部 が 落 下 しているのが 発 見 され 安 全 確 認 のため 落 下 地 点 の 一 部 を 閉 鎖 し 原 因 の 調 査 を 行 うとともに 点 検 を 行 った 結 果 他 にも 腐 食 している ボルトがあることが 判 明 いたしました 利 用 者 の 皆 さんの 安 全 確 保 を 最 優 先 するため 競 泳 プー ル レジャープールの 空 調 ダクトを 吊 っているボルト 全 て を 交 換 することとし プール 部 分 を 閉 鎖 して 緊 急 取 替 工 事 を 行 いました 8 月 26 日 開 催 の 宗 谷 年 齢 別 水 泳 競 技 選 手 権 大 会 に 間 に 合 わせるよう 競 泳 プールから 工 事 を 急 ぐとともに プー ル 閉 鎖 という 状 況 に 対 処 するために 東 プール 南 プール を 20 時 まで 時 間 延 長 を 行 い 開 放 し 利 用 者 の 利 便 性 を 図 り ました 9

その 結 果 予 定 より 若 干 早 く 競 泳 プールは8 月 26 日 か ら レジャープールは8 月 30 日 から 営 業 を 再 開 することが 出 来 ました 夏 休 み 期 間 と 重 なりプールの 利 用 を 楽 しみにしていた 子 ども 達 や 多 くの 市 民 の 皆 さんにご 不 便 をおかけしましたこ とを 改 めてお 詫 び 申 し 上 げます 10

次 に 砕 氷 艦 しらせ の 稚 内 寄 港 についてであります わが 国 の 南 極 観 測 において 長 年 人 員 物 資 輸 送 等 を 行 っ ている 砕 氷 艦 しらせ が 今 月 7 日 から 10 日 まで 本 市 に 寄 港 いたしました しらせ は 今 年 11 月 に 最 後 の 航 海 として 南 極 に 旅 立 ち 来 年 4 月 に 帰 国 後 その 任 務 を 終 了 する 予 定 であり 今 回 が 最 後 の 寄 港 となりました 本 市 は 第 一 次 南 極 観 測 隊 の 犬 ぞり 隊 訓 練 基 地 として さら に 初 代 の 観 測 船 宗 谷 の 船 名 など 古 くから 南 極 観 測 とは 深 い 関 わりがあり 今 回 の 寄 港 は4 回 目 となります 寄 港 期 間 中 の 一 般 公 開 では 台 風 9 号 の 影 響 による 悪 天 候 に もかかわらず 約 4,000 人 の 市 民 の 皆 さんが 来 艦 し しらせ の 最 後 の 雄 姿 を 目 にして 別 れを 惜 しんでおりました 現 在 地 球 を 取 り 巻 く 環 境 は 温 暖 化 の 進 行 などで 深 刻 な 状 況 下 にあり その 中 で 南 極 観 測 は 温 暖 化 のメカニズムの 調 査 11

など 地 球 環 境 を 探 るうえで 益 々 重 要 性 が 高 まっております 今 回 の 寄 港 によって 市 民 の 皆 さんに 改 めて 南 極 観 測 の 意 義 や 目 的 地 球 環 境 について 知 っていただけたものと 考 えてお ります また 子 どもたちの 夢 や 希 望 未 知 の 大 陸 に 対 する 好 奇 心 や あこがれを 育 んでいただいた しらせ の 最 後 の 南 極 航 海 の 無 事 を 心 から 願 うものであります 12

7 点 目 は 稚 内 市 まちなか 居 住 推 進 計 画 の 策 定 につい てであります 平 成 17 年 度 に 改 訂 しました 稚 内 市 住 宅 マスタープラ ン に 基 づき 策 定 作 業 を 進 めておりました 稚 内 市 まち なか 居 住 推 進 計 画 の 素 案 が この 度 まとまりました 一 般 に 言 われる コンパクトシティ という 考 え 方 につ いては 際 限 ない 市 街 地 の 拡 大 を 抑 制 し 人 口 減 少 社 会 や 少 子 高 齢 化 に 対 応 すべく 将 来 にわたって 持 続 可 能 なまち づくりを 進 めるために 必 要 なものであると 考 えておりま す 本 計 画 は 住 宅 マスタープランの 基 本 理 念 であります 高 齢 者 になっても 安 心 して 暮 らせる 快 適 な 住 環 境 の 整 備 に 向 けた 推 進 計 画 として 中 心 市 街 地 等 における 居 住 推 進 に 向 けた 基 本 方 針 と 実 施 方 策 を 定 めることを 目 的 と しております 基 本 目 標 を 賑 わいのある 生 活 街 の 形 成 - 住 みたい 住 13

み 続 けたいマチの 形 成 を 図 る- と 位 置 づけ 利 便 性 の 高 い 住 宅 の 提 供 生 活 関 連 サービスの 充 実 安 全 安 心 な 歩 行 者 ネットワークの 形 成 の3つを 柱 とし 市 民 事 業 者 関 係 団 体 行 政 の 協 力 のもと 推 進 体 制 を 構 築 することとし ております 計 画 策 定 後 は 魅 力 的 で 快 適 な 都 市 空 間 となるよう 現 在 策 定 中 の 関 連 計 画 などと 整 合 性 を 図 りながら 居 住 人 口 や 賑 わいの 回 復 地 域 コミュニティの 再 生 を 目 指 してまい ります 14

次 に 再 開 発 ビル 計 画 についてであります 再 開 発 ビルの 計 画 については 平 成 16 年 度 の 再 開 発 基 本 計 画 策 定 以 来 交 通 結 節 点 機 能 商 業 機 能 に 加 え ホテル 住 宅 娯 楽 など 事 業 採 算 性 と 集 客 機 能 を 高 めるため 様 々な 事 業 化 の 検 討 を 行 ってまいりました これまで 施 設 構 成 としては 地 域 交 流 施 設 映 画 館 等 を 想 定 しご 説 明 させていただきましたが 今 回 高 齢 者 専 用 住 宅 デイサービス グループホーム 等 の 運 営 実 績 のあ る 民 間 事 業 者 から 事 業 参 加 したいとの 申 し 出 がありまし た これは 本 市 におけるまちなか 居 住 の 推 進 方 針 に 合 致 す るものと 考 えております 〇 この 考 え 方 を 取 り 入 れた 今 回 の 計 画 の 概 要 は 1 階 は 従 前 の 再 開 発 ビルの 機 能 をそのままに 2 階 は 従 前 3 階 に 予 定 していた 映 画 館 と 公 共 床 の 地 域 交 流 センター デイ サービス 関 連 施 設 を 3 階 はグループホーム20 室 程 度 15

4 階 から7 階 までは 高 齢 者 賃 貸 住 宅 で 各 階 10 室 合 計 40 室 程 度 を 想 定 しています 〇 今 回 の 新 たな 計 画 により 計 画 全 体 の 事 業 期 間 が 最 大 で 約 1 年 程 度 延 長 されることも 考 えられますが 床 面 積 が 増 えることで 床 単 価 が 低 減 することから 事 業 参 加 者 の 初 期 負 担 が 軽 減 され より 効 率 的 効 果 的 な 事 業 の 展 開 が 図 られるものと 考 えております 16

最 後 に 株 式 会 社 コムスン の 事 業 承 継 についてであり ます 先 の6 月 議 会 に 報 告 をさせて 頂 きました 株 式 会 社 コムス ンの 事 業 承 継 先 につきましては 国 に 提 出 された 事 業 移 行 計 画 に 基 づき 第 三 者 委 員 会 において 審 査 が 終 了 いた しました その 結 果 本 市 で 開 設 されております 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 施 設 コムスンのほほえみ 稚 内 を 含 む 全 国 の 全 ての 施 設 居 住 系 サービスは 株 式 会 社 ニチイ 学 館 に 事 業 が 承 継 されることが 決 定 したところであります また 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 施 設 コムスンのやわら ぎ 稚 内 を 含 む 在 宅 系 サービスについては 都 道 府 県 単 位 で 承 継 法 人 が 決 定 され 北 海 道 地 区 は 株 式 会 社 ジャパン ケアサービス に 決 定 いたしました 〇 しかし 本 市 の 場 合 施 設 が 併 設 されていることから 3 社 間 で 協 議 のうえ 株 式 会 社 ニチイ 学 館 に 事 業 が 承 継 さ 17

れる 見 通 しとなっております 事 業 の 承 継 にあたっては 全 ての 利 用 者 との 契 約 条 件 を 一 切 の 不 利 益 なく 継 続 すること また 全 ての 従 業 員 にと って 不 利 益 なく 確 実 な 雇 用 を 継 続 すること 等 が 条 件 付 けら れ 事 業 承 継 後 も 第 三 者 機 関 を 設 置 して 条 件 の 遵 守 状 況 が 継 続 的 に 確 認 されることとなっております なお 事 業 承 継 の 時 期 につきましては 11 月 以 降 となる 見 込 みでありますが 現 在 国 において 移 行 後 の 事 業 所 指 定 手 続 きの 方 法 等 についての 検 討 が 進 められております 〇 本 市 といたしましては サービス 利 用 者 に 不 安 を 与 える ことなく 円 滑 に 事 業 者 の 移 行 が 図 られるよう 執 り 進 め てまいります 以 上 9 項 目 をご 報 告 申 し 上 げ 私 の 行 政 報 告 とさせていた だきます ありがとうございます 18