志 木 市 公 共 施 設 等 マネジメント 戦 略 ( 志 木 市 公 共 施 設 等 総 合 管 理 計 画 ) 平 成 27 年 8 月 志 木 市
目 次 はじめに... 1 1. 背 景 と 目 的... 1 2. 計 画 の 位 置 づけ... 1 3. 計 画 期 間... 1 4. 計 画 の 対 象... 2 Ⅰ 公 共 施 設 等 の 現 状 と 課 題... 3 1. 本 市 の 現 状... 3 2. 公 共 施 設 の 現 状... 8 3. インフラの 現 状... 15 4. 将 来 予 測... 17 5. 課 題... 21 Ⅱ 公 共 施 設 等 マネジメントの 基 本 方 針... 23 1. 基 本 目 標... 23 2. 公 共 施 設 等 の 管 理 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方... 24 3. 個 別 方 針... 25 Ⅲ 戦 略 の 推 進 に 向 けて... 26 1. 組 織 体 制... 26 2. 管 理 方 針... 26 3. 個 別 施 設 等 のマネジメント 推 進 方 針... 26 4. 公 民 連 携 方 針... 26 5. 市 民 参 加 市 民 自 治 方 針... 26
はじめに 1. 背 景 と 目 的 本 市 では 昭 和 40 年 代 の 高 度 経 済 成 長 期 を 中 心 に 人 口 の 増 加 と 行 政 需 要 の 拡 大 などを 背 景 に 学 校 公 民 館 などの 公 共 施 設 や 道 路 橋 りょうなどのインフラを 整 備 してきた 今 後 人 口 減 少 や 少 子 高 齢 化 に 伴 う 公 共 施 設 の 利 用 需 要 の 変 化 や これまでに 整 備 してきた 公 共 施 設 及 びイン フラ( 以 下 公 共 施 設 等 という )の 老 朽 化 に 伴 う 維 持 補 修 経 費 の 増 大 が 予 想 される このような 中 長 期 的 視 点 をもって 公 共 施 設 等 の 更 新 統 廃 合 長 寿 命 化 などを 計 画 的 に 行 う ことにより 財 政 負 担 を 軽 減 平 準 化 するとともに 公 共 施 設 等 の 最 適 な 配 置 を 実 現 することが 将 来 のまちづくりに 必 要 であることから 公 共 施 設 等 マネジメント 戦 略 の 策 定 を 行 い 今 後 の 公 共 施 設 等 に 対 するマネジメントの 基 本 方 針 を 定 める 2. 計 画 の 位 置 づけ 本 戦 略 は 志 木 市 総 合 振 興 計 画 を 最 上 位 計 画 とした 公 共 施 設 等 に 関 する 分 野 別 個 別 計 画 で ある 本 戦 略 に 基 づき 公 共 施 設 等 の 具 体 的 な 再 配 置 等 を 定 める 志 木 市 公 共 施 設 適 正 配 置 計 画 を 策 定 し 施 設 の 更 新 統 廃 合 を 計 画 的 に 行 う 計 画 の 位 置 づけ 志 木 市 総 合 振 興 計 画 分 野 別 計 画 志 木 市 公 共 施 設 等 マネジメント 戦 略 ( 志 木 市 公 共 施 設 等 総 合 管 理 計 画 ) 基 づいて 策 定 志 木 市 公 共 施 設 適 正 配 置 計 画 ( 全 体 計 画 個 別 計 画 ) 基 づいて 検 討 実 施 各 施 設 の 整 備 計 画 設 計 工 事 等 3. 計 画 期 間 本 戦 略 の 計 画 期 間 は 平 成 27 年 度 [2015 年 度 ]から 平 成 56 年 度 [2044 年 度 ]までの 30 年 間 とする なお 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 等 を 踏 まえ 適 宜 見 直 しを 行 うこととする 平 成 27 年 度 [2015 年 度 ]~ 平 成 56 年 度 [2044 年 度 ] (30 年 間 ) 1
4. 計 画 の 対 象 本 戦 略 は 以 下 の 市 有 資 産 (75 施 設 及 びインフラ)を 対 象 とする 対 象 施 設 一 覧 種 別 大 分 類 中 分 類 施 設 名 文 化 施 設 市 民 会 館,フォーシーズンズ 志 木 ふれあいプラザ 市 民 文 化 系 西 原 ふれあいセンター,いろは 遊 学 館, 宗 岡 公 民 館, 宗 岡 第 二 公 施 設 集 会 施 設 民 館, 活 動 スペース ゆめ みらい, 多 世 代 交 流 カフェ 社 会 教 育 系 図 書 館 柳 瀬 川 図 書 館,いろは 遊 学 図 書 館 施 設 博 物 館 等 郷 土 資 料 館, 旧 村 山 快 哉 堂, 埋 蔵 文 化 財 保 管 センター スホ ーツ レクリ スホ ーツ 施 設 市 民 体 育 館, 秋 ケ 瀬 スポーツセンター, 武 道 館 エーション 系 施 レクリエーション 施 八 ケ 岳 自 然 の 家 設 設 観 光 施 設 志 木 小 学 校, 志 木 第 二 小 学 校, 志 木 第 三 小 学 校, 志 木 第 四 小 学 小 学 校 校, 宗 岡 小 学 校, 宗 岡 第 二 小 学 校, 宗 岡 第 三 小 学 校, 宗 岡 第 四 学 校 教 育 系 小 学 校 施 設 中 学 校 志 木 中 学 校, 志 木 第 二 中 学 校, 宗 岡 中 学 校, 宗 岡 第 二 中 学 校 その 他 教 育 施 設 教 育 サポートセンター, 放 課 後 子 ども 教 室 いろは 子 育 て 支 援 センター, 西 原 子 育 て 支 援 センター, 宗 岡 子 育 て 支 援 センター, 児 童 センター, 志 木 学 童 保 育 クラブ, 志 木 第 二 学 童 保 育 クラブ, 志 木 第 三 学 童 保 育 クラブ, 志 木 第 四 学 幼 児 児 童 施 設 子 育 て 支 援 童 保 育 クラブ, 宗 岡 学 童 保 育 クラブ, 宗 岡 第 二 学 童 保 育 クラ 施 設 ブ, 宗 岡 第 三 学 童 保 育 クラブ, 宗 岡 第 四 学 童 保 育 クラブ, 子 ど 公 共 施 設 もと 家 庭 の 相 談 室, 保 育 ママ ステーション 幼 稚 園 保 育 いろは 保 育 園, 北 美 保 育 園, 館 保 育 園, 西 原 保 育 園 園 こども 園 福 祉 センター, 第 二 福 祉 センター, 高 齢 者 あんしん 相 談 セン 高 齢 福 祉 施 設 ター,カフェ ランチルーム 宗 四 小 保 健 福 祉 障 がい 福 祉 施 設 ( 旧 ) 第 二 福 祉 作 業 所 施 設 保 健 施 設 健 康 増 進 センター その 他 社 会 福 総 合 福 祉 センター( 無 償 貸 与 部 分, 有 償 貸 与 部 分 を 含 む) 祉 施 設 庁 舎 等 庁 舎, 柳 瀬 川 駅 前 出 張 所, 志 木 駅 前 出 張 所 志 木 消 防 署, 消 防 団 第 1 分 団 車 庫, 消 防 団 第 2 分 団 車 庫, 消 防 消 防 施 設 行 政 系 施 設 団 第 3 分 団 車 庫, 消 防 団 第 4 5 分 団 車 庫 その 他 行 政 系 防 災 倉 庫 施 設 公 営 住 宅 市 営 城 山 団 地, 市 営 中 野 団 地 上 水 道 施 設 宗 岡 浄 水 場, 大 原 浄 水 場 その 他 下 水 道 施 設 館 第 一 排 水 ポンプ 場, 志 木 中 継 ポンプ 場 志 木 駅 前 自 転 車 駐 車 場 志 木 駅 東 口 地 下 駐 車 場, 柳 瀬 川 駅 前 駐 車 場 等 自 転 車 駐 車 場 インフラ 道 路, 橋 梁, 上 水 道, 下 水 道, 防 災 無 線, 公 園 2
Ⅰ 公 共 施 設 等 の 現 状 と 課 題 1. 本 市 の 現 状 (1) 人 口 世 帯 の 状 況 等 1 人 口 世 帯 の 推 移 平 成 22 年 10 月 1 日 時 点 の 人 口 は 69,611 人 世 帯 数 は 28,433 世 帯 でともに 増 加 傾 向 にある 一 世 帯 あたり 人 員 は 2.45 人 で 一 貫 して 減 少 傾 向 が 続 いている 人 口 世 帯 数 の 推 移 総 人 口 ( 人 ) 世 帯 数 ( 世 帯 ) 一 世 帯 あたり 人 員 ( 人 ) 80,000 70,000 60,000 58,935 63,491 64,430 65,076 67,448 69,611 7.00 6.00 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 4.00 20,572 5,140 3.63 32,047 8,817 43,548 3.43 12,713 47,577 3.14 15,138 3.15 18,693 2.92 21,766 2.75 2.60 2.50 2.45 23,435 25,040 26,993 28,433 5.00 4.00 3.00 2.00 1.00 0 昭 和 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 0.00 資 料 : 国 勢 調 査 2 年 齢 別 人 口 平 成 22 年 10 月 1 日 時 点 の 年 少 人 口 は 9,335 人 (13.4%) 生 産 年 齢 人 口 は 46,712 人 ( 67.1%) 老 年 人 口 は 13,523 人 (19.4%)となっている 年 少 人 口 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 と 老 年 人 口 の 著 しい 増 加 により 少 子 高 齢 化 が 進 行 している 年 齢 別 人 口 構 成 の 推 移 100.0% 90.0% 80.0% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 4.0% 3.8% 3.8% 4.6% 5.2% 6.2% 8.3% 11.7% 15.3% 19.4% 69.6% 68.5% 66.8% 67.9% 70.9% 75.1% 76.2% 74.4% 71.2% 67.1% 26.4% 27.8% 29.4% 27.5% 23.9% 18.7% 15.6% 13.9% 13.5% 13.4% 昭 和 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 年 少 人 口 ( 0~14 歳 ) 資 料 : 国 勢 調 査 3
3 将 来 人 口 平 成 26 年 住 民 基 本 台 帳 を 基 準 人 口 とし 推 計 すると 平 成 36 年 には 72,800 人 平 成 46 年 に は 69,500 人 平 成 56 年 には 65,000 人 になると 推 計 される 区 分 別 人 口 は 年 少 人 口 と 生 産 年 齢 人 口 は 減 少 することが 想 定 され 老 年 人 口 においては 今 後 も 増 加 傾 向 が 続 くと 想 定 される 住 民 基 本 台 帳 を 基 準 人 口 とした 推 計 結 果 ( 人 ) 実 績 値 推 計 値 80,000 73,100 73,400 72,800 71,400 70,000 69,500 67,200 65,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 資 料 : 志 木 市 平 成 26 年 31 年 36 年 41 年 46 年 51 年 56 年 3 区 分 別 人 口 推 計 ( 住 民 基 本 台 帳 を 基 準 人 口 とした 推 計 結 果 ) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 実 績 値 推 計 値 22.0% 24.3% 25.0% 25.7% 27.4% 30.6% 33.2% 64.5% 62.7% 62.7% 63.2% 62.2% 59.2% 56.7% 13.5% 13.0% 12.3% 11.1% 10.4% 10.2% 10.1% 平 成 26 年 31 年 36 年 41 年 46 年 51 年 56 年 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 資 料 : 志 木 市 4
4 地 区 別 人 口 地 区 別 にみると 鉄 道 沿 いの 柏 町 幸 町 荒 川 沿 いの 下 宗 岡 で 人 口 増 加 が 目 立 ち 最 も 人 口 密 度 が 高 い 館 では 人 口 が 減 少 している 地 区 別 面 積 及 び 人 口 密 度 さいたま 市 上 宗 岡 1.309 km2 富 士 見 市 6,400 人 /km2 ( 荒 川 堤 外 ) 1.971 km2 中 宗 岡 1.380 km2 7,927 人 /km2 柏 町 1.073 km2 12,757 人 /km2 館 0.449 km2 本 町 1.062 km2 17,942 人 /km2 14,685 人 /km2 幸 町 0.724 km2 朝 霞 市 下 宗 岡 1.092 km2 4,859 人 /km2 新 座 市 15,396 人 /km2 地 区 名 面 積 (km2) 平 成 18 年 ( 人 ) 平 成 26 年 ( 人 ) 増 減 率 (%) 人 口 密 度 ( 人 /km2) 本 町 1.062 14,706 15,596 6.1% 14,685 柏 町 1.073 11,150 13,688 22.8% 12,757 幸 町 0.724 9,204 11,147 21.1% 15,396 館 0.449 9,138 8,056-11.8% 17,942 上 宗 岡 1.309 7,846 8,378 6.8% 6,400 中 宗 岡 1.380 10,152 10,939 7.8% 7,927 下 宗 岡 1.092 4,813 5,306 10.2% 4,859 合 計 9.060 67,009 73,110 9.1% 8,070 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 平 成 18 年 1 月 1 日 現 在 ( 外 国 人 を 除 く) 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 面 積 の 合 計 値 には 荒 川 堤 外 の 面 積 (1.971 km2)を 加 えている 地 区 別 面 積 の 合 計 (9.060 km2)は 全 国 都 道 府 県 市 町 村 別 面 積 調 の 面 積 (9.050 km2)とは 一 致 しない 5
(2) 財 政 1 歳 入 普 通 会 計 における 歳 入 の 決 算 額 は 増 加 傾 向 にあり 平 成 25 年 度 では 232.7 億 円 となっている 普 通 会 計 における 市 税 は 平 成 19 年 度 をピークにゆるやかに 減 少 している 普 通 会 計 歳 入 決 算 額 の 推 移 250.0 ( 億 円 ) 市 税 200.0 地 方 交 付 金 国 庫 支 出 金 150.0 県 支 出 金 100.0 繰 越 金 諸 収 入 50.0 市 債 0.0 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 その 他 ( 億 円 ) 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 普 通 会 計 157.0 162.4 172.7 170.8 186.9 194.5 197.2 206.6 208.9 232.7 市 税 90.2 93.9 99.6 107.9 106.1 106.1 104.1 103.4 103.0 104.7 地 方 交 付 金 10.3 8.6 8.8 6.5 9.3 13.2 17.8 18.4 19.0 18.5 国 庫 支 出 金 11.1 11.7 10.6 11.8 25.5 19.2 27.4 29.2 27.2 28.7 県 支 出 金 4.9 5.5 6.2 7.1 7.0 8.3 11.9 12.7 14.7 12.3 繰 越 金 6.3 4.4 7.4 7.9 7.9 19.1 9.7 12.1 14.2 15.0 諸 収 入 2.1 2.6 2.5 2.4 2.6 2.1 2.3 2.9 3.2 2.8 市 債 13.1 11.5 14.2 11.1 9.8 12.8 9.7 12.8 14.1 29.2 その 他 19.0 24.2 23.4 16.1 18.7 13.7 14.3 15.1 13.5 21.5 資 料 : 普 通 会 計 決 算 状 況 調 査 6
2 歳 出 歳 出 総 額 は 増 加 傾 向 にあり 平 成 25 年 度 では 218.4 億 円 となっている 性 質 別 歳 出 をみると 近 年 扶 助 費 が 増 加 しており 全 体 の 約 22%まで 拡 大 している 公 共 施 設 等 の 整 備 に 充 当 される 投 資 的 経 費 は 平 成 16 年 度 から 平 成 25 年 度 までの 平 均 で 13.8 億 円 となっている 性 質 別 歳 出 額 の 推 移 ( 億 円 ) 250.0 200.0 150.0 100.0 50.0 0.0 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 人 件 費 扶 助 費 公 債 費 投 資 的 経 費 その 他 ( 億 円 ) 平 成 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 計 152.6 155.0 164.7 162.9 167.8 184.8 185.0 192.5 193.9 218.4 人 件 費 38.8 37.4 34.3 35.4 35.4 35.0 34.4 32.9 31.1 29.8 扶 助 費 21.4 21.9 22.5 22.5 25.4 28.0 40.8 44.8 46.7 48.4 公 債 費 16.3 16.1 16.7 16.8 16.9 16.7 15.8 15.5 14.4 14.9 投 資 的 経 費 5.9 7.5 13.9 11.5 14.0 12.7 10.1 14.0 15.9 32.8 その 他 70.2 72.1 77.3 76.7 76.1 92.4 83.9 85.3 85.8 92.5 資 料 : 普 通 会 計 決 算 状 況 調 査 7
2. 公 共 施 設 の 現 状 (1) 基 礎 データ 1 用 途 用 途 別 に 見 ると 最 も 施 設 数 が 多 いのは 子 育 て 支 援 施 設 で 全 体 の 4 分 の 1 を 占 めている 次 い で 多 いのは 学 校 教 育 系 施 設 で 全 体 の 5 分 の 1 を 占 めている 面 積 では 学 校 教 育 系 施 設 が 全 体 の 5 割 以 上 を 占 めており 面 積 の 大 きい 上 位 10 施 設 のうち 7 施 設 が 学 校 教 育 系 施 設 となっている 用 途 別 施 設 数 割 合 用 途 別 面 積 割 合 その 他 11% 市 民 文 化 系 施 設 10% 社 会 教 育 系 施 設 7% その 他 14% 市 民 文 化 系 施 設 7% 社 会 教 育 系 施 設 3% 行 政 系 施 設 12% 保 健 福 祉 施 設 12% 子 育 て 支 援 施 設 24% 学 校 教 育 系 施 設 19% スホ ーツ レクリエーショ ン 系 施 設 5% 行 政 系 施 設 9% 保 健 福 祉 施 設 5% 子 育 て 支 援 施 設 3% 学 校 教 育 系 施 設 53% スホ ーツ レクリエーショ ン 系 施 設 6% 用 途 別 施 設 数 面 積 用 途 施 設 数 面 積 (m2) 市 民 文 化 系 施 設 8 10,130 社 会 教 育 系 施 設 5 4,052 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 4 9,467 学 校 教 育 系 施 設 14 78,483 子 育 て 支 援 施 設 18 4,307 保 健 福 祉 施 設 9 7,363 行 政 系 施 設 9 13,311 その 他 8 20,903 総 計 75 148,016 面 積 上 位 10 施 設 施 設 名 用 途 面 積 (m2) 志 木 駅 前 自 転 車 駐 車 場 志 木 駅 東 口 地 下 駐 車 場 その 他 12,056 庁 舎 行 政 系 施 設 11,301 志 木 小 学 校 学 校 教 育 系 施 設 9,221 志 木 中 学 校 学 校 教 育 系 施 設 7,946 志 木 第 二 中 学 校 学 校 教 育 系 施 設 7,702 志 木 第 二 小 学 校 学 校 教 育 系 施 設 7,093 宗 岡 中 学 校 学 校 教 育 系 施 設 6,883 志 木 第 四 小 学 校 学 校 教 育 系 施 設 6,426 志 木 第 三 小 学 校 学 校 教 育 系 施 設 6,293 市 民 体 育 館 スポーツ レクリエーション 系 施 設 5,988 8
S38 S39 S40 S41 S42 S43 S44 S45 S46 S47 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 2 建 設 年 本 市 の 施 設 で 最 も 建 設 年 が 古 いのは 昭 和 38 年 の 志 木 第 三 小 学 校 ( 南 校 舎 )で 宗 岡 小 学 校 ( 西 校 舎 ) 宗 岡 第 二 小 学 校 ( 南 校 舎 ) 志 木 第 二 中 学 校 校 舎 等 が 建 設 された 昭 和 48 年 をピークに 学 校 教 育 系 施 設 が 集 中 して 建 設 されている 近 年 では 大 規 模 な 施 設 として 平 成 12 年 に 志 木 駅 前 自 転 車 駐 車 場 志 木 駅 東 口 地 下 駐 車 場 平 成 15 年 に 志 木 小 学 校 いろは 遊 学 館 いろは 遊 学 図 書 館 が 建 設 されている 用 途 別 に 見 ると 学 校 教 育 系 施 設 行 政 系 施 設 は 昭 和 54 年 以 前 に 建 設 された 施 設 が 多 くなって いる 建 設 年 別 用 途 別 面 積 ( 棟 単 位 で 集 計 ) (m2) 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 市 民 文 化 系 施 設 社 会 教 育 系 施 設 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 学 校 教 育 系 施 設 子 育 て 支 援 施 設 保 健 福 祉 施 設 行 政 系 施 設 その 他 用 途 別 建 設 年 別 面 積 割 合 ( 棟 単 位 で 集 計 ) 市 民 文 化 系 施 設 社 会 教 育 系 施 設 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 学 校 教 育 系 施 設 子 育 て 支 援 施 設 保 健 福 祉 施 設 行 政 系 施 設 その 他 総 計 38.9 5.3 57.4 36.7 8.0 59.0 18.9 17.0 28.3 51.5 95.3 4.8 4.3 17.2 11.9 47.1 37.3 23.8 37.3 63.3 22.3 10.2 52.9 23.6 7.8 66.1 24.3 4.9 19.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% ~S44 S45~54 S55~H1 H2~11 H12~ 内 訳 の 割 合 2% 未 満 は 値 を 非 表 示 にしている( 以 降 同 様 ) 9
3 構 造 全 体 では 鉄 筋 コンクリート 造 の 割 合 が 高 く 6 割 近 くを 占 めており 子 育 て 支 援 施 設 では 木 造 の 割 合 が 高 くなっている 用 途 別 構 造 年 別 面 積 割 合 ( 棟 単 位 で 集 計 ) 市 民 文 化 系 施 設 33.2 64.9 社 会 教 育 系 施 設 25.5 57.4 17.1 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 97.8 2.2 学 校 教 育 系 施 設 11.5 59.0 29.5 子 育 て 支 援 施 設 9.3 25.1 7.5 58.1 保 健 福 祉 施 設 51.5 37.8 10.6 行 政 系 施 設 85.5 9.9 3.9 その 他 87.1 12.9 総 計 19.6 59.3 18.8 2.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 骨 造 木 造 4 耐 用 年 数 構 造 別 に 設 定 した 耐 用 年 数 から 経 過 年 数 を 引 いた 残 耐 用 年 数 を 見 ると 15~30 年 未 満 の 施 設 が 約 半 数 を 占 めている また 一 部 の 社 会 教 育 系 施 設 子 育 て 支 援 施 設 及 び 行 政 系 施 設 に 耐 用 年 数 を 超 過 している 施 設 があり 建 設 が 古 く 耐 用 年 数 の 短 い 木 造 が 多 いことがその 要 因 となっている 用 途 別 残 耐 用 年 数 別 面 積 割 合 構 造 別 耐 用 年 数 市 民 文 化 系 施 設 社 会 教 育 系 施 設 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 学 校 教 育 系 施 設 子 育 て 支 援 施 設 保 健 福 祉 施 設 5.3 11.7 36.7 9.8 17.0 62.3 57.4 66.0 54.4 75.2 13.9 63.3 22.3 28.3 23.8 25.5 11.7 7.5 7.8 構 造 耐 用 1 年 数 鉄 骨 鉄 筋 コ ンク リート 造 (SRC 造 ) 65 鉄 筋 コ ンクリー ト 造 (RC 造 ) 65 鉄 骨 造 (S 造 ) 65 行 政 系 施 設 94.8 3.2 木 造 (W 造 ) 30 その 他 26.8 73.2 1 安 心 安 全 化 計 画 による 総 計 52.9 27.0 19.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 耐 用 年 数 超 過 15 年 未 満 15~30 年 未 満 30~45 年 未 満 45 年 以 上 10
5 耐 震 性 1 新 耐 震 基 準 における 耐 震 性 能 の 状 況 を 見 ると 新 耐 震 基 準 以 降 に 建 設 された 施 設 と 耐 震 改 修 を 実 施 した 施 設 を 含 め 耐 震 性 能 を 有 する 施 設 は 8 割 強 となっており 2 割 弱 は 耐 震 性 能 が 不 足 し ている 特 に 市 民 文 化 系 施 設 の 市 民 会 館 や スポーツ レクリエーション 系 施 設 の 市 民 体 育 館 行 政 系 施 設 の 庁 舎 などが 耐 震 性 能 が 不 足 している 用 途 別 新 耐 震 基 準 適 合 状 況 別 面 積 割 合 ( 棟 単 位 で 集 計 ) 市 民 文 化 系 施 設 37.7 9.7 52.7 社 会 教 育 系 施 設 94.7 5.3 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 25.2 74.8 学 校 教 育 系 施 設 22.2 77.8 子 育 て 支 援 施 設 81.1 18.9 保 健 福 祉 施 設 81.1 17.0 行 政 系 施 設 4.0 9.9 86.1 その 他 100.0 総 計 37.8 45.8 16.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 適 合 適 合 ( 改 修 済 み) 不 適 合 6コスト 収 入 施 設 の 収 支 を 見 ると 収 入 については 利 用 料 金 収 入 とその 他 が 高 くなっている その 他 には 指 定 管 理 者 からの 納 付 金 などが 含 まれている 学 校 教 育 系 施 設 は 大 半 が 国 県 等 補 助 金 となっている 用 途 別 収 入 別 割 合 市 民 文 化 系 施 設 48.9 51.1 社 会 教 育 系 施 設 100.0 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 100.0 学 校 教 育 系 施 設 98.0 2.0 子 育 て 支 援 施 設 71.1 22.4 6.5 保 健 福 祉 施 設 100.0 行 政 系 施 設 96.2 3.8 その 他 5.6 94.4 総 計 46.6 13.3 40.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 利 用 料 金 収 入 国 県 等 補 助 金 その 他 1 新 耐 震 基 準 : 昭 和 56 年 6 月 1 日 以 降 の 建 築 物 の 設 計 に 適 用 されている 基 準 11
支 出 支 出 については 全 体 では 施 設 にかかるコストよりも 運 営 にかかるコストの 方 が 高 くなっている が 学 校 教 育 系 施 設 と 行 政 系 施 設 では 他 の 施 設 に 比 べ 施 設 にかかるコストが 高 くなっている 用 途 別 支 出 別 割 合 市 民 文 化 系 施 設 12.9 87.1 社 会 教 育 系 施 設 10.8 89.2 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 6.4 93.6 学 校 教 育 系 施 設 39.3 60.7 子 育 て 支 援 施 設 3.0 97.0 保 健 福 祉 施 設 12.4 87.6 行 政 系 施 設 44.2 55.8 その 他 19.2 37.8 42.9 総 計 21.3 66.3 12.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 施 設 に 係 るコスト 運 営 に 係 るコスト その 他 コスト 一 覧 施 設 にかかるコスト 運 営 にかかるコスト 維 持 管 理 等 に 係 る 人 件 費 建 物 管 理 委 託 料 修 繕 料 燃 料 費 光 熱 水 費 維 持 補 修 工 事 費 等 運 営 等 に 係 る 人 件 費 指 定 管 理 委 託 料 旅 費 消 耗 品 費 使 用 料 及 び 賃 借 料 備 品 購 入 費 事 業 費 等 施 設 1 m2あたりコスト 各 施 設 の 1 m2あたりのコスト( 支 出 から 収 入 を 引 いた 収 支 )を 見 ると 保 健 福 祉 施 設 が 最 も 高 く スポーツ レクリエーション 系 施 設 が 最 も 低 くなっている なお 総 合 福 祉 センター( 有 償 貸 与 部 分 ) 柳 瀬 川 駅 前 自 転 車 駐 車 場 志 木 駅 前 自 転 車 駐 車 場 志 木 駅 東 口 地 下 駐 車 場 市 営 中 野 団 地 市 営 城 山 団 地 については 収 支 が 黒 字 となっている 施 設 の 1 m2あたりコスト 市 民 文 化 系 施 設 28 社 会 教 育 系 施 設 72 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 学 校 教 育 系 施 設 15 23 子 育 て 支 援 施 設 117 保 健 福 祉 施 設 182 行 政 系 施 設 141 その 他 総 計 90 84 ( 千 円 /m2) 0 50 100 150 200 12
7 地 区 別 地 区 別 に 面 積 を 見 ると 下 宗 岡 と 幸 町 を 除 くと 各 地 区 2 割 前 後 となっておりバランス 良 く 配 置 されている 用 途 別 に 見 ると 中 宗 岡 は 庁 舎 があること から 行 政 系 施 設 が 多 く 本 町 では 志 木 駅 前 自 転 車 駐 車 場 や 志 木 駅 東 口 地 下 駐 車 場 などがあ り その 他 が 多 くなっている 地 区 別 市 民 一 人 あたり 面 積 で 見 ると 館 で 突 出 して 多 く 幸 町 で 少 なくなっている 以 外 は 2 m2 前 後 でバランス 良 くなっている 地 区 別 面 積 割 合 幸 町 1% 館 22% 市 外 2% 柏 町 13% 本 町 23% 上 宗 岡 17% 中 宗 岡 15% 下 宗 岡 7% 地 区 別 用 途 別 面 積 (m2) 40,000 35,000 34,029 33,441 30,000 24,710 25,000 20,000 22,054 19,783 15,000 10,045 10,000 5,000 1,572 2,383 0 上 宗 岡 中 宗 岡 下 宗 岡 本 町 幸 町 館 柏 町 市 外 市 民 文 化 系 施 設 社 会 教 育 系 施 設 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 学 校 教 育 系 施 設 子 育 て 支 援 施 設 保 健 福 祉 施 設 行 政 系 施 設 その 他 地 区 別 市 民 一 人 あたり 面 積 (m2/ 人 ) 4.5 4.0 4.1 3.5 3.0 2.9 2.5 2.0 1.5 2.0 1.9 2.2 1.5 2.0 1.0 0.5 0.0 上 宗 岡 中 宗 岡 下 宗 岡 本 町 幸 町 館 柏 町 総 計 0.1 地 区 別 人 口 は 埼 玉 県 町 ( 丁 ) 字 別 人 口 調 査 ( 平 成 26 年 1 月 1 日 現 在 ) 13
(2) 評 価 各 施 設 について ハード ソフト コストに 着 目 し 安 全 性 利 用 状 況 市 民 ニーズ 代 替 可 能 性 ランニングコスト の 5 項 目 で 評 価 する 安 全 性 については 市 民 文 化 系 施 設 では( 市 民 会 館 を 除 く) 比 較 的 新 しい 施 設 や 耐 震 改 修 を 実 施 した 施 設 が 多 く 評 価 が 高 くなっている 一 方 スポーツ レクリエーション 系 施 設 では 市 民 体 育 館 や 秋 ケ 瀬 スポーツセンター 武 道 館 の 耐 震 性 能 が 不 足 し 老 朽 化 が 進 んでいることから 評 価 が 低 くなっている 利 用 状 況 については 市 民 体 育 館 などのスポーツ レクリエーション 系 施 設 や 総 合 福 祉 センタ ーなどの 保 健 福 祉 施 設 で 評 価 が 高 く 郷 土 資 料 館 や 埋 蔵 文 化 財 保 管 センターなどの 社 会 教 育 系 施 設 で 評 価 が 低 くなっている 市 民 ニーズについては 市 民 会 館 やいろは 遊 学 館 などの 市 民 文 化 系 施 設 の 評 価 が 高 くなってい る 代 替 可 能 性 については 保 育 園 など 需 要 が 高 いことから 子 育 て 支 援 施 設 で 評 価 が 高 く 市 民 体 育 館 など 広 域 での 利 用 が 可 能 なスポーツ レクリエーション 系 施 設 で 評 価 が 低 くなっている コストについては スポーツ レクリエーション 系 施 設 と 市 民 文 化 系 施 設 学 校 教 育 施 設 で 評 価 が 高 く 保 健 福 祉 施 設 と 子 育 て 支 援 施 設 で 評 価 が 低 くなっている 用 途 別 評 価 結 果 コスト 代 替 可 能 性 施 設 総 計 安 全 性 5 4 3 2 利 用 状 況 1 0 市 民 ニーズ 総 計 市 民 文 化 系 施 設 計 社 会 教 育 系 施 設 計 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 計 学 校 教 育 系 施 設 計 子 育 て 支 援 施 設 計 保 健 福 祉 施 設 計 行 政 系 施 設 計 その 他 計 評 価 方 法 視 点 評 価 項 目 評 価 方 法 ハード 安 全 性 ソフト 利 用 状 況 市 民 ニーズ 代 替 可 能 性 コスト ランニング コスト 高 : 耐 震 性 と 老 朽 度 ともに 問 題 がない 低 : 耐 震 性 と 老 朽 度 いずれかに 問 題 がある 高 : 施 設 の 利 用 者 数 が 増 加 または 横 ばい 低 : 施 設 の 利 用 者 数 が 減 少 高 : 市 民 が 継 続 的 に 利 用 している 低 : 市 民 の 利 用 がまれ 高 : 市 民 が 同 機 能 の 施 設 を 他 都 市 や 民 間 施 設 で 利 用 していない 低 : 市 民 が 同 機 能 の 施 設 を 他 都 市 や 民 間 施 設 で 利 用 している 高 : 施 設 に 係 る 支 出 が 少 ない 低 : 施 設 に 係 る 支 出 が 多 い 14
~S25 S26 S27 S28 S29 S30 S31 S32 S33 S34 S35 S36 S37 S38 S39 S40 S41 S42 S43 S44 S45 S46 S47 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 3.インフラの 現 状 (1) 道 路 本 市 の 道 路 の 実 延 長 は 146,128m 道 路 面 積 は 878,365 m2となっており その 大 半 を 一 般 道 路 が 占 めている 道 路 の 延 長 面 積 種 別 実 延 長 (m) 道 路 面 積 (m2) 一 般 道 路 141,425 866,888 自 転 車 歩 行 者 道 4,703 11,477 計 146,128 878,365 (2) 橋 梁 本 市 には 橋 梁 が 24 本 あり 総 整 備 面 積 は 約 6,400 m2となっている 昭 和 47~57 年 と 平 成 2~ 13 年 に 集 中 して 建 設 されている 橋 梁 の 整 備 面 積 (m2) 1,600 橋 りょうの 築 年 別 構 造 別 整 備 面 積 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 PC 橋 RC 橋 鋼 橋 石 橋 木 橋 その 他 15
~S25 S26 S27 S28 S29 S30 S31 S32 S33 S34 S35 S36 S37 S38 S39 S40 S41 S42 S43 S44 S45 S46 S47 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 (3) 上 水 道 本 市 の 上 水 道 の 総 整 備 延 長 は 約 151,000mで 昭 和 52 年 以 降 断 続 的 に 整 備 が 行 われている 一 方 で 耐 用 年 数 の 40 年 を 超 える 昭 和 49 年 以 前 に 建 設 されたものも 見 られる 上 水 道 の 整 備 延 長 (m) 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 導 水 管 配 水 管 (4) 下 水 道 本 市 の 下 水 道 の 総 整 備 延 長 は 約 233,000mとなっている (5) 防 災 無 線 本 市 では 同 報 系 防 災 行 政 無 線 消 防 団 無 線 移 動 系 防 災 行 政 無 線 の 3 種 類 の 防 災 無 線 がある (6) 公 園 本 市 には 公 園 が 64 箇 所 約 118,600 m2あり 箇 所 数 では 児 童 遊 園 地 等 整 備 面 積 では 都 市 公 園 がその 大 半 を 占 めている 公 園 の 整 備 面 積 種 別 箇 所 数 面 積 (m2) 都 市 公 園 計 画 決 定 公 園 11 24,285 未 計 画 決 定 公 園 8 74,480 児 童 公 園 等 2 1,743 児 童 遊 園 地 等 37 16,272 緑 地 6 1,840 総 計 64 118,620 16
H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45 H46 H47 H48 H49 H50 H51 H52 H53 H54 H55 H56 H57 H58 H59 H60 H61 H62 H63 H64 H65 H66 H67 H68 H69 H70 H71 H72 H73 H74 H75 H76 4. 将 来 予 測 (1) 公 共 施 設 1 考 え 方 今 後 の 公 共 施 設 の 更 新 に 係 るコストを 試 算 するにあたり 下 記 の 考 え 方 をもとにシミュレーシ ョンを 実 施 した 将 来 更 新 費 用 算 出 の 考 え 方 シミュレーションの 期 間 は 50 年 ( 平 成 27~76 年 ) 施 設 の 用 途 に 関 係 なく 構 造 別 に 以 下 の 単 価 一 覧 表 を 用 いて 積 算 耐 用 年 数 30 年 経 過 時 に 改 修 耐 用 年 数 経 過 時 に 更 新 を 実 施 上 記 年 数 を 超 過 している 施 設 は 以 降 の 10 年 間 での 更 新 改 修 を 前 提 として 費 用 を 10 年 間 で 按 分 単 価 一 覧 表 構 造 耐 用 年 数 ( 年 ) 改 修 費 単 価 ( 千 円 /m2) 更 新 単 価 ( 千 円 /m2) 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 (SRC 造 ) 65 年 250 400 鉄 筋 コンクリート 造 (RC 造 ) 65 年 200 360 鉄 骨 造 (S 造 ) 軽 量 鉄 骨 造 (LS 造 ) 65 年 170 280 木 造 (W 造 ) 30 年 170 330 改 修 単 価 更 新 単 価 のいずれも 建 築 着 工 統 計 の 構 造 別 用 途 別 の 工 事 費 に 解 体 費 用 を 加 算 2 算 出 結 果 当 面 は 改 修 費 用 のみ 発 生 し 更 新 費 用 は 平 成 41 年 から 発 生 する 50 年 間 の 大 規 模 改 修 費 を 含 んだ 更 新 費 用 は 累 計 で 約 800 億 円 が 見 込 まれ 1 年 間 の 平 均 費 用 は 約 16 億 円 1 m2あたり 約 10,000 円 となる ただし 最 近 の 工 事 費 の 動 向 は 東 京 オリンピック や 震 災 復 興 という 社 会 的 需 要 の 変 動 によって 大 きく 変 化 している 更 新 費 用 の 将 来 予 測 ( 億 円 ) 累 計 整 備 費 用 ( 億 円 ) 80 70 計 画 期 間 900 800 60 50 40 30 20 平 均 費 用 700 600 500 400 300 200 10 100 0 0 市 民 文 化 系 施 設 社 会 教 育 系 施 設 スホ ーツ レクリエーション 系 施 設 学 校 教 育 系 施 設 子 育 て 支 援 施 設 保 健 福 祉 施 設 行 政 系 施 設 その 他 累 計 改 修 費 17
H27 2015 H28 2016 H29 2017 H30 2018 H31 2019 H32 2020 H33 2021 H34 2022 H35 2023 H36 2024 H37 2025 H38 2026 H39 2027 H40 2028 H41 2029 H42 2030 H43 2031 H44 2032 H45 2033 H46 2034 H47 2035 H48 2036 H49 2037 H50 2038 H51 2039 H52 2040 H53 2041 H54 2042 H55 2043 H56 2044 H27 2015 H28 2016 H29 2017 H30 2018 H31 2019 H32 2020 H33 2021 H34 2022 H35 2023 H36 2024 H37 2025 H38 2026 H39 2027 H40 2028 H41 2029 H42 2030 H43 2031 H44 2032 H45 2033 H46 2034 H47 2035 2036 H48 2037 H49 2038 H50 2039 H51 2040 H52 2041 H53 2042 H54 2043 H55 2044 H56 (2)インフラ 道 路 総 務 省 の 更 新 費 用 試 算 ソフトのシミュレーションによると 計 画 期 間 30 年 間 における 累 計 整 道 路 の 将 来 の 更 新 費 用 の 推 計 備 費 用 は 約 83 億 円 1 年 あたりの 整 備 額 は 2.8 億 円 が 見 込 まれる 更 新 費 用 の 推 計 ( 億 円 ) 14 12 10 8 自 歩 道 平 均 整 備 額 更 新 整 備 分 6 4 2 0 道 路 は 現 在 の 道 路 の 総 面 積 を 舗 装 の 耐 用 年 数 とした 15 年 で 割 ったものを1 年 間 の 舗 装 の 更 新 量 と 仮 定 し 試 算 してい る 橋 梁 総 務 省 の 更 新 費 用 試 算 ソフトのシミュレーションによると 計 画 期 間 30 年 間 における 累 計 整 備 費 用 は 約 14 億 円 1 橋 年 りょうの あたりの 将 来 整 の 備 更 額 新 は 費 0.5 用 の 億 推 円 計 が 見 込 まれる 更 新 費 用 の 推 計 ( 億 円 ) 14 12 10 8 6 4 2 0 橋 梁 は 耐 用 年 数 60 年 での 更 新 を 前 提 に 整 備 年 度 ごとの 総 橋 りょう 面 積 に 更 新 単 価 を 乗 じることにより 試 算 してい る 18
H27 2015 H28 2016 H29 2017 H30 2018 H31 2019 H32 2020 H33 2021 H34 2022 H35 2023 H36 2024 H37 2025 H38 2026 H39 2027 H40 2028 H41 2029 H42 2030 H43 2031 H44 2032 H45 2033 H46 2034 H47 2035 H48 2036 H49 2037 H50 2038 H51 2039 H52 2040 H53 2041 H54 2042 H55 2043 H56 2044 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45 H46 H47 H48 H49 H50 H51 H52 H53 H54 H55 H56 上 水 道 総 務 省 の 更 新 費 用 試 算 ソフトのシミュレーションによると 計 画 期 間 30 年 間 における 累 計 整 備 費 用 は 約 136 億 円 1 上 年 水 あたりの 道 の 将 来 整 の 備 更 額 新 は 費 用 4.5 の 億 推 円 計 が 見 込 まれる 更 新 費 用 の 推 計 ( 億 円 ) 14 12 10 耐 用 年 数 越 え 8 年 度 更 新 整 備 6 4 2 0 上 水 道 は 耐 用 年 数 40 年 での 更 新 を 前 提 に 整 備 年 度 ごとの 管 種 別 管 径 別 の 延 長 に 更 新 単 価 を 乗 じることにより 試 算 して いる 下 水 道 総 務 省 の 更 新 費 用 試 算 ソフトのシミュレーションによると 計 画 期 間 30 年 間 における 累 計 整 下 水 道 の 将 来 の 更 新 費 用 の 推 計 備 費 用 は 約 174 億 円 1 年 あたりの 整 備 額 は 5.8 億 円 が 見 込 まれる 更 新 費 用 の 推 計 ( 億 円 ) 14 12 10 8 6 4 2 0 下 水 道 は 耐 用 年 数 50 年 での 更 新 を 前 提 に 総 延 長 に 更 新 単 価 を 乗 じることにより 試 算 している 19
H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45 H46 H47 H48 H49 H50 H51 H52 H53 H54 H55 H56 防 災 無 線 近 年 の 防 災 無 線 の 整 備 実 績 を 踏 まえたシミュレーションによると 1 年 あたりの 整 備 額 は 0.1 億 円 が 見 込 まれる 近 年 の 防 災 無 線 の 整 備 実 績 種 別 整 備 費 ( 千 円 ) 耐 用 年 数 1 年 あたり 費 用 ( 千 円 ) 同 報 系 防 災 行 政 無 線 148,294 15 9,886 消 防 団 無 線 17,126 15 1,142 移 動 系 防 災 行 政 無 線 30,000 15 2,000 計 195,420-13,028 更 新 費 用 の 推 計 ( 億 円 ) ( 累 計 億 円 ) 1.6 4.5 1.4 4.0 1.2 3.5 1.0 3.0 0.8 2.5 2.0 0.6 1.5 0.4 1.0 0.2 0.5 0.0 0.0 同 報 系 防 災 行 政 無 線 消 防 団 無 線 移 動 系 防 災 行 政 無 線 累 計 公 園 近 年 の 公 園 に 係 る 平 均 整 備 額 が 約 0.5 億 円 であることから 今 後 の 1 年 あたりの 整 備 額 も 0.5 億 円 が 見 込 まれる (3)まとめ 年 間 更 新 費 用 は 公 共 施 設 で 16 億 円 インフラで 14.2 億 円 ( 道 路 2.8 億 円 橋 梁 0.5 億 円 上 水 道 4.5 億 円 下 水 道 5.8 億 円 防 災 無 線 0.1 億 円 公 園 0.5 億 円 )の 合 計 30.2 億 円 が 必 要 と なる これに 対 して 公 共 施 設 や 上 下 水 道 を 含 むインフラにかかる 普 通 建 設 事 業 費 は 決 算 ベー スで 平 均 約 21.1 億 円 であり 9.1 億 円 程 度 不 足 する 過 去 5 年 間 の 普 通 建 設 事 業 費 決 算 額 の 状 況 ( 単 位 : 百 万 円 ) H21 H22 H23 H24 H25 平 均 普 通 会 計 1,268 1,007 1,403 1,586 2,368 1,526 水 道 事 業 会 計 353 298 286 316 151 281 下 水 道 事 業 会 計 456 600 269 74 91 298 合 計 2,077 1,905 1,958 1,976 2,610 2,105 平 成 25 年 度 決 算 額 ( 普 通 会 計 )は 志 木 第 三 小 学 校 用 地 取 得 費 を 除 いた 金 額 20
5. 課 題 (1) 用 途 別 の 課 題 1 市 民 文 化 系 施 設 新 耐 震 基 準 に 適 合 している 施 設 が 多 いが 市 民 文 化 系 施 設 の 面 積 の 約 半 数 を 占 める 市 民 会 館 は 昭 和 53 年 にホール 棟 が 昭 和 55 年 に 管 理 棟 が 建 設 され 老 朽 化 が 進 んでいる 加 えて 新 耐 震 基 準 以 前 に 建 てられ 耐 震 性 能 が 不 足 している そのため 耐 震 改 修 や 施 設 の 更 新 などによる 早 急 な 安 全 性 の 確 保 が 求 められる 指 定 管 理 者 制 度 が 導 入 されており 施 設 の 1 m2あたりのコストは 低 くなっていることから 今 後 もコストを 抑 えた 運 営 を 継 続 することが 重 要 である 2 社 会 教 育 系 施 設 新 耐 震 基 準 に 適 合 している 施 設 が 多 いが 郷 土 資 料 館 は 新 耐 震 基 準 以 前 に 建 てられ 耐 震 性 能 が 不 足 しており 耐 用 年 数 も 経 過 していることから 更 新 などによる 早 急 な 安 全 性 の 確 保 が 求 め られる 3スポーツ レクリエーション 系 施 設 全 ての 施 設 が 新 耐 震 基 準 以 前 に 建 設 された 施 設 であることから 耐 震 改 修 が 済 んでいない 施 設 については 耐 震 改 修 や 更 新 除 却 などによる 早 急 な 安 全 性 の 確 保 が 求 められる 市 内 施 設 の 利 用 者 は 増 加 または 横 ばい 傾 向 となっているが 利 用 頻 度 は 高 くない 一 方 で 周 辺 市 の 施 設 や 民 間 の 施 設 を 利 用 している 人 も 比 較 的 多 く 今 後 の 施 設 の 継 続 については 民 間 施 設 の 活 用 を 含 めて 検 討 する 必 要 がある 4 学 校 教 育 系 施 設 本 市 の 公 共 施 設 の 面 積 の 5 割 を 占 める 中 で 昭 和 45~54 年 に 建 設 されたものが 約 6 割 を 占 め ている 一 方 で 耐 震 診 断 耐 震 改 修 は 進 んでおり 全 て 耐 震 化 が 図 られている 本 市 の 総 人 口 及 び 年 少 人 口 は 10 年 以 内 に 減 少 することが 予 測 されていることから 学 校 教 育 系 施 設 は 児 童 生 徒 数 の 推 移 を 見 据 えながら 適 正 な 施 設 量 について 検 討 する 必 要 がある 5 子 育 て 支 援 施 設 平 成 12 年 以 降 に 建 設 された 新 しい 施 設 が 面 積 の 5 割 以 上 を 占 めており 早 急 な 更 新 等 は 必 要 ない 施 設 が 多 いが 施 設 の 1 m2あたりのコストは 施 設 全 体 の 平 均 コストよりも 高 いことから 今 後 の 人 口 減 少 特 に 少 子 化 を 見 据 えた コストを 抑 えた 効 率 的 な 運 営 が 重 要 である 6 保 健 福 祉 施 設 残 耐 用 年 数 が 30 年 以 上 ある 施 設 が 面 積 の 8 割 以 上 を 占 めており 新 耐 震 基 準 以 前 に 建 てられ た 施 設 は 耐 震 改 修 が 図 られ 耐 震 性 能 を 保 有 している また 本 市 の 総 人 口 が 近 い 将 来 に 減 少 に 転 じても 老 年 人 口 は 増 加 傾 向 が 続 くことが 予 測 されることから 利 用 者 も 増 加 するなど 市 民 ニー ズも 高 い 一 方 で 施 設 の 1 m2あたりのコストは 用 途 別 では 最 も 高 くなっている このため ま すます 高 まる 市 民 ニーズに 対 応 しながらも 運 営 コストを 削 減 していくことが 求 められる 21
7 行 政 系 施 設 施 設 面 積 の 大 半 を 庁 舎 が 占 めており 昭 和 47 年 に 建 設 され 残 耐 用 年 数 が 30 年 未 満 となると ともに 新 耐 震 基 準 にも 適 合 していないことから 早 急 な 更 新 が 求 められる 庁 舎 は 市 の 中 心 施 設 であり 面 積 も 大 きい 中 で 施 設 の 1 m2あたりのコストも 高 いことから 同 一 用 途 への 単 純 な 建 替 ではなく 公 共 施 設 全 体 を 見 据 えた 更 新 及 び 中 心 施 設 であることを 踏 まえたまちづくりを 検 討 する 必 要 がある 8その 他 平 成 12 年 以 降 に 建 設 された 新 しい 施 設 が 面 積 の 6 割 以 上 を 占 めており 新 耐 震 基 準 にも 適 合 している 一 方 で 浄 水 場 などについては 施 設 の 1 m2あたりのコストも 高 いことから 今 後 の 適 切 な 維 持 管 理 の 中 で 運 営 コストを 削 減 していくことが 求 められる (2) 地 域 別 の 課 題 1 上 宗 岡 人 口 は 7 地 域 中 5 番 目 で 小 学 校 2 校 と 中 学 校 1 校 及 び 小 学 校 に 付 随 した 学 童 保 育 クラブ 総 合 福 祉 センター 秋 ケ 瀬 スポーツセンターなどを 配 置 している 中 宗 岡 や 下 宗 岡 を 含 めた 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 2 中 宗 岡 地 域 圏 は 比 較 的 広 く 施 設 は 庁 舎 宗 岡 公 民 館 郷 土 資 料 館 小 学 校 1 校 及 び 付 随 する 学 童 保 育 クラブ 保 育 園 1 園 消 防 団 車 庫 宗 岡 浄 水 場 などが 配 置 されている 特 に 庁 舎 は 新 耐 震 基 準 以 前 に 建 てられ 耐 震 性 能 が 不 足 することから 更 新 について 早 急 に 検 討 する 必 要 がある ま た 上 宗 岡 や 下 宗 岡 を 含 めた 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 3 下 宗 岡 人 口 が 7 地 域 で 最 も 少 なく 小 学 校 1 校 及 び 付 随 する 学 童 保 育 クラブ 中 学 校 1 校 が 配 置 され ているが 学 校 教 育 系 施 設 とその 関 連 施 設 のみであることから 上 宗 岡 や 中 宗 岡 と 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 4 本 町 7 地 域 の 中 で 最 も 人 口 の 多 い 地 域 であり 小 学 校 と 複 合 している いろは 遊 学 館 や 市 民 会 館 な どが 配 置 され さらに 消 防 団 車 庫 2 箇 所 志 木 駅 前 自 転 車 駐 車 場 志 木 駅 東 口 地 下 駐 車 場 大 原 浄 水 場 が 配 置 されている 市 民 会 館 以 外 は 比 較 的 新 しいことから 今 後 の 市 民 ニーズに 合 わせ た 効 率 的 な 運 営 が 求 められ 隣 接 する 柏 町 との 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 5 幸 町 人 口 は 7 地 域 中 3 番 目 であるが 学 校 教 育 系 施 設 がない 健 康 増 進 センター 消 防 団 車 庫 が 配 置 されているが 公 共 施 設 が 少 ない 地 域 となっているため 隣 接 する 館 との 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 22
6 館 分 譲 マンション 群 の 志 木 ニュータウンがほとんどを 占 め 高 齢 化 率 が 最 も 高 い 小 学 校 2 校 中 学 校 1 校 保 育 園 1 園 市 民 体 育 館 柳 瀬 川 図 書 館 出 張 所 などが 配 置 されているが 人 口 動 向 を 踏 まえ 隣 接 する 幸 町 との 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 7 柏 町 7 地 域 で 最 も 人 口 増 加 率 が 高 い 小 学 校 1 校 と 中 学 校 1 校 武 道 館 第 二 福 祉 センター 市 営 住 宅 2 棟 さらに 中 継 ポンプ 場 を 配 置 しているが 一 般 利 用 できる 施 設 が 少 ないことから 隣 接 す る 本 町 との 一 体 的 な 公 共 施 設 配 置 を 検 討 する 必 要 がある Ⅱ 公 共 施 設 等 マネジメントの 基 本 方 針 1. 基 本 目 標 (1) 基 本 方 針 本 市 は コンパクトな 市 域 の 中 で 志 木 ニュータウンの 整 備 をはじめとした 急 激 な 人 口 増 加 を 背 景 に 限 られた 土 地 利 用 で 公 共 施 設 とインフラを 集 積 させてきた 特 に 近 年 は 志 木 小 学 校 や 総 合 福 祉 センターをはじめとして 公 共 施 設 の 整 備 に 合 わせて 施 設 の 複 合 化 を 進 めるなど 効 率 的 な 公 共 施 設 等 のマネジメントを 図 ってきた このような 中 で 現 在 の 公 共 施 設 の 状 況 においては 今 後 の 20 年 程 度 は 耐 用 年 数 を 経 過 する 施 設 は 少 ないことから 適 正 な 維 持 管 理 による 長 寿 命 化 等 に 注 力 すべきである しかし 20 年 後 以 降 に 公 共 施 設 の 更 新 ピークが 訪 れるとともに 人 口 は 今 後 10 年 を 待 たずに 減 少 に 転 じること が 予 測 されている そのため 更 新 ピークが 訪 れる 前 の 今 後 20 年 間 で 公 共 施 設 等 のマネジメントを 積 極 的 に 進 め 公 共 施 設 等 に 係 るコストの 平 準 化 を 進 める 併 せて コンパクトな 市 域 を 活 かして 施 設 の 集 約 や 複 合 化 周 辺 自 治 体 や 民 間 との 連 携 を 行 うことにより サービスを 低 下 させないように 配 慮 しながら 公 共 施 設 の 総 量 を 削 減 する インフラについては 市 民 生 活 への 影 響 が 大 きいことから 削 減 することは 困 難 であるため 適 正 な 維 持 管 理 による 長 寿 命 化 により ライフサイクルコストの 削 減 を 図 ることを 基 本 とする (2) 数 値 目 標 今 後 50 年 間 のインフラを 含 めた 公 共 施 設 等 更 新 コストの 将 来 予 測 によると 必 要 な 費 用 は 1 年 あたり 約 30 億 円 であるのに 対 して 近 年 の 歳 出 では 投 資 的 経 費 が 1 年 あたり 約 21 億 円 の 約 7 割 にとどまる この 不 足 する 3 割 の 費 用 (1 年 あたり 約 9 億 円 )を 公 共 施 設 とインフラでそれぞ れ 約 4.5 億 円 削 減 する 公 共 施 設 の 更 新 費 用 は 年 間 約 10,000 円 /m2であるため 50 年 間 では 45,000 m2の 削 減 が 必 要 となる そのため 本 戦 略 の 計 画 期 間 の 30 年 間 では 公 共 施 設 において 施 設 の 総 量 ( 延 床 面 積 148,016 m2)の 約 2 割 となる 27,000 m2の 削 減 を 目 標 とする また 併 せてインフラは 長 寿 命 化 による 更 新 時 期 の 延 伸 と 維 持 管 理 コストの 平 準 化 を 図 る 計 画 期 間 ( 平 成 27 年 度 ~ 平 成 56 年 度 )30 年 間 の 公 共 施 設 の 総 量 ( 延 床 面 積 )2 割 削 減 23
2. 公 共 施 設 等 の 管 理 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 (1) 点 検 診 断 等 の 実 施 方 針 予 防 保 全 の 観 点 から 計 画 的 に 実 施 される 改 修 等 以 外 で 施 設 の 躯 体 や 設 備 の 不 具 合 等 による 突 発 的 な 修 繕 が 発 生 しないようにするため 専 門 家 等 による 定 期 的 な 点 検 診 断 等 を 実 施 する ま た 日 常 の 施 設 状 況 の 点 検 などは 施 設 管 理 者 のための 建 物 維 持 管 理 の 手 引 き により 施 設 管 理 者 等 が 自 ら 行 い きめ 細 やかな 点 検 診 断 等 の 実 施 を 図 る (2) 維 持 管 理 修 繕 更 新 等 の 実 施 方 針 維 持 管 理 修 繕 については 予 防 保 全 の 観 点 を 用 いた 施 設 ごとの 修 繕 計 画 を 策 定 し 計 画 的 に 実 施 する 事 を 基 本 とする また 確 実 かつコスト 抑 制 を 意 識 して 実 施 するために 指 定 管 理 者 制 度 などの 民 間 との 連 携 を 積 極 的 に 図 る 更 新 については 同 規 模 同 機 能 の 建 て 替 えは 行 わず 市 民 ニーズを 踏 まえつつ 規 模 の 縮 小 他 施 設 との 集 約 化 や 複 合 化 等 により 可 能 な 限 り 公 共 施 設 の 総 量 の 削 減 を 検 討 する なお 施 設 の 整 備 及 び 運 用 については PFI 2 や PPP 3 をはじめとした 民 間 との 連 携 など 常 に 効 果 的 及 び 効 率 的 に 行 えることを 検 討 する (3) 安 全 確 保 の 実 施 方 針 安 全 確 保 については 先 に 述 べた(1) 点 検 診 断 等 の 実 施 方 針 や(2) 維 持 管 理 修 繕 更 新 等 の 実 施 方 針 のとおり 予 防 保 全 の 観 点 を 用 いて 安 全 確 保 を 図 ることを 基 本 とする 耐 震 性 能 不 足 の 施 設 や 既 に 老 朽 化 が 進 行 している 施 設 は 利 用 者 の 生 命 に 関 わることから 可 能 な 限 り 早 期 にその 対 策 を 講 じる 特 に 不 特 定 多 数 の 人 が 利 用 する 施 設 では 公 共 施 設 等 マネジ メント 戦 略 の 中 でも 最 優 先 で 実 施 することとする (4) 耐 震 化 実 施 方 針 耐 震 化 の 方 法 には 耐 震 改 修 建 替 え 除 却 の 3 つの 方 法 がある 耐 震 性 能 が 不 足 して いる 施 設 については 残 耐 用 年 数 や 施 設 の 劣 化 状 況 用 途 及 び 市 民 ニーズなどを 踏 まえ 3 つの 方 法 から 選 択 し 全 ての 施 設 で 耐 震 性 能 を 確 保 することを 基 本 とする (5) 長 寿 命 化 実 施 方 針 長 寿 命 化 については 上 記 (4) 同 様 に 残 耐 用 年 数 などを 考 慮 し ライフサイクルコストの 削 減 効 果 が 期 待 できる 施 設 については 予 防 保 全 の 観 点 から 長 寿 命 化 を 図 り 更 新 時 期 を 延 伸 しな がら コストの 平 準 化 を 図 ることを 基 本 とする (6) 統 合 や 廃 止 の 方 針 公 共 施 設 等 の 統 合 や 廃 止 などは 総 量 削 減 効 果 がもっとも 高 く 集 約 や 複 合 化 などハード 面 の 手 法 と 周 辺 自 治 体 や 民 間 との 連 携 などのソフト 面 の 手 法 の 両 面 性 からの 取 り 組 み 市 民 ニーズな どを 慎 重 に 見 据 えながら サービスの 低 下 に 配 慮 し 実 施 することとする 2 PFI(プライベート ファイナンス イニシアチブ): 民 間 の 資 金 と 経 営 能 力 技 術 力 (ノウハウ)を 活 用 し 公 共 施 設 等 の 設 計 建 設 改 修 更 新 や 維 持 管 理 運 営 を 行 う 公 共 事 業 の 手 法 3 PPP(パブリック プライベート パートナーシップ): 公 民 が 連 携 して 公 共 サービスの 提 供 を 行 う 枠 組 み 24
(7) 体 制 構 築 の 方 針 庁 内 に 戦 略 の 推 進 を 中 心 的 に 進 める 部 局 を 設 置 するとともに 横 断 的 な 組 織 の 構 築 を 行 う 併 せて 周 辺 自 治 体 や 民 間 との 積 極 的 な 連 携 を 図 ることとする 3. 個 別 方 針 (1) 施 設 類 型 別 1 市 民 文 化 系 施 設 老 朽 化 が 進 行 し 耐 震 性 能 不 足 の 市 民 会 館 は 安 全 性 の 確 保 を 優 先 する なお 市 民 ニーズを 的 確 に 把 握 し 集 約 化 や 複 合 化 若 しくは 縮 小 や 廃 止 の 検 討 を 行 う 2 社 会 教 育 系 施 設 る 利 用 圏 域 が 全 市 的 であることから 可 能 な 限 り 複 合 化 し 面 積 の 削 減 と 管 理 運 営 の 効 率 化 を 図 3スポーツ レクリエーション 系 施 設 耐 震 性 能 不 足 の 施 設 が 多 いことから 安 全 性 の 確 保 を 優 先 する また 利 用 圏 域 が 広 範 囲 とな ることから 周 辺 自 治 体 や 民 間 との 連 携 もあわせて 検 討 する 4 学 校 教 育 系 施 設 本 市 で 最 も 多 い 施 設 であり 建 設 から 時 間 も 経 過 していることから 人 口 減 少 少 子 化 を 見 据 え 積 極 的 な 統 廃 合 を 進 める 統 廃 合 にあたっては 7 地 域 の 学 校 教 育 系 施 設 の 偏 在 の 解 消 を 図 るとともに 他 用 途 との 積 極 的 な 複 合 化 により 地 域 の 拠 点 形 成 を 図 る 5 子 育 て 支 援 施 設 保 育 園 は 行 政 による 運 営 ではコストが 高 い 一 方 民 間 の 運 営 による 効 果 がとくに 期 待 できる 施 設 であることから コストを 抑 えた 効 率 的 な 運 営 を 基 本 とし 長 期 的 な 視 点 で 民 営 化 も 検 討 す る 学 童 保 育 クラブについては 小 学 校 の 統 廃 合 とあわせて 検 討 する 6 保 健 福 祉 施 設 新 しい 施 設 が 多 く 高 齢 化 の 進 展 により 市 民 ニーズもさらに 増 加 することが 予 想 される 一 方 で 運 営 に 係 るコストは 高 いことから 施 設 の 集 約 を 図 り 拠 点 施 設 の 整 備 による 機 能 充 実 を 図 るこ とで 効 率 的 かつ 効 果 的 な 施 設 運 営 を 行 う 7 行 政 系 施 設 早 急 な 更 新 が 求 められる 庁 舎 については 市 域 全 体 を 利 用 圏 域 とする 他 施 設 との 集 約 複 合 化 を 図 る また その 他 の 施 設 については 適 切 な 維 持 管 理 を 行 う 8その 他 上 下 水 道 施 設 や 駐 車 場 自 転 車 駐 車 場 については 市 民 生 活 への 影 響 が 大 きいことから 維 持 管 理 を 基 本 とする 市 営 住 宅 については 市 民 ニーズを 見 据 えながら 適 正 な 維 持 管 理 による 長 寿 命 化 を 図 るとともに 更 新 については 民 間 借 り 上 げ 方 式 なども 検 討 する 25
Ⅲ 戦 略 の 推 進 に 向 けて 1. 組 織 体 制 庁 内 においては 公 共 施 設 等 を 主 管 する 部 局 が 多 岐 に 渡 ることから 戦 略 の 推 進 と 公 共 施 設 等 に 関 する 定 期 的 で 密 な 情 報 共 有 を 行 うため 中 心 となる 新 たな 部 局 を 設 置 するとともに 横 断 的 な 組 織 の 構 築 を 行 う 庁 外 においては 施 設 の 整 備 運 営 維 持 管 理 において 周 辺 自 治 体 や 民 間 との 積 極 的 な 連 携 を 図 ることとする 2. 管 理 方 針 戦 略 の 進 捗 管 理 にあたっては 先 に 述 べた 中 心 となる 部 局 と 横 断 的 組 織 により PDCA サイクル 4 に 基 づき 定 期 的 に 進 捗 の 遅 れや 社 会 経 済 情 勢 等 の 変 化 に 応 じた 方 向 性 の 修 正 を 行 うこととす る 3. 個 別 施 設 等 のマネジメント 推 進 方 針 本 戦 略 は 公 共 施 設 等 の 全 体 のマネジメントの 考 え 方 を 示 すものであり 個 別 施 設 等 の 具 体 的 な 建 替 えや 集 約 複 合 化 等 の 推 進 については 適 正 配 置 計 画 及 び 整 備 計 画 で 定 めることとする 4. 公 民 連 携 方 針 施 設 の 整 備 運 営 維 持 管 理 にあたっては 民 間 のノウハウを 積 極 的 に 活 用 することにより 施 設 にかかるコストの 削 減 サービスの 維 持 向 上 事 業 者 の 参 画 機 会 を 創 出 し 地 域 の 振 興 等 を 目 指 す 5. 市 民 参 加 市 民 自 治 方 針 施 設 によっては 公 民 館 など 地 域 で 運 営 し 地 域 福 祉 やコミュニティの 拠 点 として 活 用 できる ものもあることから 市 民 への 公 共 施 設 等 の 意 識 啓 発 を 行 うとともに 運 営 に 関 わる 主 体 として 積 極 的 な 連 携 を 図 る 4 PDCA サイクル(Plan-Do-Check-Action):Plan( 計 画 ) Do( 実 施 ) Check( 評 価 ) Action( 改 善 )の4つの 視 点 をプロセスの 中 に 取 り 組 むことで プロセスを 普 段 のサイクルとし 継 続 的 な 改 善 を 推 進 するマネジメント 手 法 のこ と 26
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