中 部 国 際 空 港 における 現 況 と 見 通 し 中 部 国 際 空 港 航 空 営 業 部 需 要 開 拓 グループ グループリーダー 彦 田 光 興
自 己 紹 介
自 己 紹 介 ( 入 社 ~ 開 港 前 後 ) 2002 年 2 月 ( 開 港 前 ) 中 部 国 際 空 港 会 社 入 社 広 報 を 担 当 当 時 の 数 ある 広 報 的 な 課 題 のひとつ 都 心 常 滑 って 遠 い 不 便 じゃないかな 常 滑 に 行 った 事 無 い 常 滑 ってどのあたりだっけ? 空 港 にはどうやって 行 くの? 行 くのに 時 間 掛 かりそう 小 牧 空 港 でフライトの 到 着 が 遅 れて バスの 最 終 に 間 に 合 わなかったよ アクセス 利 便 性 快 適 性 を 徹 底 的 に 訴 求!! 名 古 屋 から 鉄 道 で28 分! (30 分 以 内!!) 岐 阜 / 豊 橋 / 津 等 の 主 要 都 市 から1 時 間! 鉄 道 は 空 港 ターミナルビルに 直 接 乗 り 入 れ! セントレア ( 常 滑 ) 2
自 己 紹 介 ( 開 港 後 ~2009 年 ) 2006 年 2 月 ~ 一 般 来 港 者 の 集 客 を 業 務 とする 広 告 宣 伝 を 担 当 当 時 の 課 題 [2005 年 ] 多 くの 一 般 来 港 者 [2006 年 ] 開 業 効 果 が 薄 れる 一 般 来 港 者 を 再 び 増 加 させるため 交 通 事 業 者 との 連 携 を 実 施 空 港 アクセス 各 社 や 日 帰 りバスツアーを 実 施 している 旅 行 会 社 バス 事 業 者 との 連 携 日 本 初 & 唯 一 制 限 エリア 見 学 バスツアー 3
自 己 紹 介 (2009 年 ~ 現 在 ) 2009 年 6 月 ~ 施 設 活 用 ( 不 動 産 事 業 )を 担 当 当 時 の 課 題 CS 調 査 で 駐 車 場 関 連 に 関 して 低 い 評 価 ( 橋 代 の 問 題 も) 1 空 港 ターミナルの 清 潔 さ 4.60 2 化 粧 室 の 清 潔 さ 4.48 3 空 港 全 体 の 雰 囲 気 4.47 4 チェックインスタッフの 接 客 態 度 4.43 5 空 港 への 全 体 的 な 満 足 度 :レジャー 旅 客 4.41 6 空 港 への 全 体 的 な 満 足 度 : 全 ての 旅 客 4.39 7 化 粧 室 の 利 用 のし 易 さ 4.37 8 チェックインスタッフの 効 率 4.36 9 空 港 への 全 体 的 な 満 足 度 :ビジネス 旅 客 4.35 10 空 港 職 員 の 接 客 態 度 ( 航 空 会 社 保 安 検 査 スタッフを 除 く) 4.29 11 待 合 所 ゲート 付 近 の 快 適 さ 4.27 12 チェックインカウンターでの 待 ち 時 間 4.25 13 安 全 への 信 頼 感 ( 保 安 安 全 全 般 に 対 する 評 価 ) 4.25 14 保 安 検 査 時 の 待 ち 時 間 4.22 15 空 港 内 の 案 内 掲 示 板 などのわかりやすさ 4.18 16 保 安 検 査 の 徹 底 度 4.18 17 保 安 検 査 スタッフの 検 査 態 度 4.17 18 空 港 まで/からの 交 通 機 関 4.17 19 フライト 情 報 の 表 示 画 面 4.16 20 出 国 個 人 識 別 審 査 の 待 ち 時 間 4.15 21 審 査 官 の 審 査 態 度 4.12 22 手 荷 物 用 カートの 利 用 のし 易 さ 4.07 23 他 フライトへの 乗 り 継 ぎのしやすさ 4.05 24 入 国 個 人 識 別 審 査 4.04 25 税 関 検 査 3.99 26 駐 車 場 利 用 のし 易 さ 3.95 27 ショッピング 施 設 3.93 28 レストランなどの 飲 食 施 設 3.89 29 銀 行 両 替 所 ATM 設 備 3.86 30 手 荷 物 受 け 取 りに 要 する 時 間 3.82 31 ビジネスクラス/エグゼクティブクラスラウンジ 3.78 32 ターミナル 内 で 歩 行 ( 移 動 ) 距 離 3.78 33 ショッピング 施 設 の 商 品 と 料 金 のバランス 3.60 34 インターネットのアクセス 無 線 LAN 3.54 35 レストランなどの 飲 食 施 設 の 商 品 と 料 金 のバランス 3.48 36 駐 車 場 施 設 と 料 金 のバランス 3.30 2008 年 ASQ 調 査 (Airport Service Quality) 駐 車 場 の 利 用 しやすさに こだわった 対 策 の 実 施 駐 車 場 料 金 の 見 直 し 5 日 目 以 降 無 料 改 定 前 :30 日 間 45,000 円 改 定 後 :30 日 間 7,500 円 臨 時 駐 車 場 無 料 開 放 駐 車 場 予 約 システム 見 直 し 台 数 が 限 定 的 だった 予 約 駐 車 場 を 繁 閑 に あわせて 運 用 その 後 環 境 担 当 航 空 営 業 担 当 を 経 て 現 職 4
セントレアのアクセスについて
セントレアのアクセスの 特 徴 強 み 〇 速 達 性 定 時 制 輸 送 力 に 優 れた 鉄 道 アクセスが 空 港 ターミナルに 乗 り 入 れ 〇 渋 滞 の 少 ない 高 速 道 路 網 + 直 営 による 駐 車 場 運 営 〇 伊 勢 湾 をショートカットできる 海 上 アクセス 市 内 から 30 分 以 内 弱 み 〇 代 替 性 や 選 択 肢 の 多 様 性 が 少 ない( 鉄 道 道 路 ) 〇 空 港 からの 交 通 結 節 点 に 課 題 ( 名 駅 金 山 津 港 ) 〇 空 港 バスの 利 便 性 が 低 い 空 港 バス 専 業 事 業 者 が 無 い 日 本 人 アウトバウンド 需 要 のみで 成 り 立 たなかった 路 線 がある ( 開 港 時 36 路 線 現 在 12 路 線 ) 有 力 観 光 地 に 直 結 するアクセスが 無 い 6
セントレアのアクセスの 特 徴 ( 主 要 空 港 比 較 ) 平 成 26 年 度 航 空 旅 客 動 態 調 査 その 他 海 上 アクセス 鉄 道 貸 切 バス 空 港 バス タクシー 乗 用 車 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 33.2 41.2 42.7 41.8 36.0 43.0 44.0 49.3 15.3 39.4 16.4 23.6 22.9 40.3 35.5 17.7 28.5 31.8 16.8 17.8 15.0 17.7 6.0 4.9 6.3 日 本 人 外 国 人 日 本 人 外 国 人 日 本 人 外 国 人 日 本 人 外 国 人 成 田 空 港 関 西 空 港 セントレア 羽 田 空 港 高 速 道 専 用 道 直 結 直 結 直 結 直 結 駐 車 場 台 数 3,800 6,374 5,800 9,569 鉄 道 乗 入 JR 京 成 JR 南 海 名 鉄 モノレール 京 急 空 港 ハ ス 路 線 数 33 26 12 77 7
関 西 地 域 ( 関 西 空 港 )の 取 り 組 み 事 例 深 夜 早 朝 アクセス 2 次 交 通 の 充 実 リムジンバス 深 夜 早 朝 アクセス 拡 充 国 内 空 港 初 空 港 アクセス 24 時 間 化 が 実 現! バスネットワークの 充 実 全 26 路 線 500 往 復 毎 日 運 行 尼 崎 六 甲 アイランド 姫 路 など 淡 路 鳴 門 など USJ 海 遊 館 アウトレット など アウトバウンドだけでなく インバウンド 向 けの 路 線 としても 活 用 中 部 空 港 バスネットワーク 14 路 線 120 往 復 (2005 年 の220 往 復 から 約 半 減 ) 企 画 切 符 案 内 所 整 備 各 社 外 国 人 向 け 企 画 切 符 を 販 売 関 西 スルーパス 関 西 ワンパス ( 16 年 4 月 8 日 ~) 各 種 サービスを 一 元 化 全 国 の 観 光 案 内 宿 泊 アクセス 各 種 チケット 販 売 外 貨 両 替 関 西 空 港 心 斎 橋 京 都 タワーで 展 開 運 営 JTB 西 日 本 私 鉄 大 阪 市 営 地 下 鉄 JR 西 日 本 私 鉄 大 阪 / 京 都 / 神 戸 市 営 地 下 鉄 <その 他 > インバウンド 用 みどりの 窓 口 新 設 (JR 西 日 本 ) リムジンバス 案 内 カウンター 新 設 (リムジンバス) 8
インバウンド( 訪 日 外 国 人 ) 概 況
セントレア ネットワーク 冬 ダイヤ (3 月 ) (3 月 2 日 時 点 ) ヨーロッパ 方 面 2 都 市 8 便 フランクフルト ヘルシンキ 北 京 天 津 長 春 瀋 陽 大 連 上 海 青 島 西 安 武 漢 広 州 中 国 台 湾 香 港 方 面 26 都 市 210 便 長 沙 昆 明 合 肥 南 通 国 際 線 ( 内 中 国 路 線 ) 国 内 線 2015 年 26 都 市 297 便 / 週 90 便 / 週 18 都 市 77 便 / 日 2016 年 40 都 市 362 便 / 週 ( 対 前 年 比 122%) 141 便 / 週 ( 対 前 年 比 157%) 18 都 市 81 便 / 日 ハルビン 石 家 荘 フフホト 煙 台 太 原 貴 陽 常 州 銀 川 福 州 寧 波 台 北 香 港 韓 国 方 面 2 都 市 49 便 ソウル ( 仁 川 金 浦 ) 釜 山 中 国 路 線 数 比 較 セントレア 中 国 関 空 中 国 成 田 羽 田 中 国 24 都 市 39 都 市 16 都 市 中 東 方 面 1 都 市 7 便 アブダビ 東 南 アジア 方 面 6 都 市 51 便 マニラ ハノイ バンコク セブ ホーチミン シンガポール ビーチリゾート 方 面 2 都 市 33 便 ホノルル グアム 石 垣 中 国 路 線 台 湾 路 線 が 大 幅 に 拡 大 し 今 年 1 月 には 開 港 以 来 最 多 (07 年 夏 ダイヤ354 便 )の 就 航 便 数 を 実 現 那 覇 北 米 方 面 1 都 市 4 便 デトロイト 福 岡 長 崎 松 山 熊 本 大 分 鹿 児 島 宮 崎 新 潟 旭 川 女 満 別 札 幌 函 館 秋 田 仙 台 成 田 羽 田 10
国 際 線 ( 日 本 人 外 国 人 ) 推 移 空 港 別 外 国 人 旅 客 数 2014 年 2015 年 (1-12 月 ) (1-12 月 ) 伸 び 率 順 位 成 田 9,857,950 12,216,479 124% 1 関 西 6,272,297 9,977,067 159% 2 羽 田 3,536,817 4,967,946 140% 3 福 岡 1,768,632 2,785,201 157% 4 那 覇 1,294,078 2,136,407 165% 5 中 部 1,338,623 1,944,600 145% 6 新 千 歳 1,305,012 1,879,529 144% 7 インバウンド 率 は 全 国 平 均 で55% セントレアも42%に 急 伸 ( 成 田 :48% 関 空 :62% 羽 田 :39% 福 岡 :64% 那 覇 :94% 新 千 歳 :89%) ただし 外 国 人 旅 客 数 は 那 覇 に 抜 かれ 全 国 6 位 に 法 務 省 出 入 国 管 理 統 計 11
市 場 別 訪 日 外 国 人 数 (2014 年 /2015 年 実 績 ) 万 人 訪 日 外 国 人 出 入 国 者 数 中 部 ( 空 港 ) 前 年 比 出 入 国 者 数 全 国 シェア 全 国 出 入 国 者 数 前 年 比 総 数 1,944,600 145% 5% 39,161,867 139% 東 アジア 1,472,307 164% 5% 27,597,343 148% 韓 国 229,676 112% 3% 8,485,095 141% 台 湾 241,919 107% 3% 7,143,381 125% 中 国 805,957 219% 9% 8,960,702 178% 香 港 194,755 193% 6% 3,008,165 163% 東 南 アジア 283,618 104% 6% 4,752,458 125% フィリピン 100,778 107% 13% 761,208 128% ベトナム 35,873 150% 10% 347,554 143% タイ 84,335 124% 5% 1,637,623 121% マレーシア 15,829 37% 3% 614,901 122% シンガポール 17,338 140% 3% 615,326 134% インドネシア 10,651 66% 3% 411,840 128% オセアニア 11,471 94% 1% 860,152 123% ヨーロッパ 73,206 124% 3% 2,617,649 119% 北 アメリカ 56,679 104% 2% 2,676,273 117% 南 アメリカ 32,577 113% 14% 228,707 121% アフリカ 2,526 82% 4% 71,015 110% 法 務 省 出 入 国 管 理 統 計 路 線 が 増 強 された 中 国 香 港 が 大 幅 な 伸 び 但 し 地 域 の 目 標 である 訪 日 外 国 人 200 万 人 ( 全 国 シェア10%) と 比 較 すると 殆 どの 国 で 未 達 であり 特 にボリュームの 大 きい 韓 国 台 湾 の 弱 さが 際 立 つ 12
今 後 の 成 長 に 向 けて
中 部 における 訪 日 外 国 人 200 万 人 実 現 に 向 けた 課 題 中 部 地 域 魅 力 発 信 認 知 度 向 上 受 入 環 境 整 備 の 推 進 航 空 路 線 の 維 持 拡 大 LCC 拠 点 化 推 進 等 アクセス/ 企 画 切 符 の 充 実 14 年 :67 万 人 15 年 :97 万 人 路 線 定 着 化 と 将 来 の 成 長 に 向 けて 不 可 欠!! 滞 在 コンテンツ の 充 実 宿 泊 施 設 の 充 実 14
アクセス充実によるキャッチメントエリアの確立 セントレアをゲートウェイとし 金沢 安くて便利に行ける 訪日外国人に人気の主要観光地 キャッチメントエリアのイメージ 15年4月 9月運行 白川郷 確立が必要 東は富士山 西は京都 キャッチメントエリアの確立に向けては 立山黒部 アルペンルート 新穂高 松本 高山 地上アクセス網の充実が欠かせない 早期実現が課題 犬山 15年7月 運行開始 08年10月 14年3月運行 ハブ拠点 名古屋 ナガシマ 伊賀 15 富士山 下呂 京都 伊勢 志摩 上高地 16年3月 運行開始 蒲郡 16年3月 運行開始 浜松 舘山寺 航空路線拡大/LCC拠点化推進 訪日外国人 北部観光地 南部観光地 南部(日帰り)観光地 幹線(強化ﾙｰﾄ) 早期実現が 求められる幹線 新規造成が望ま れる周遊企画切符
アクセス 強 化 に 関 する 課 題 1. 空 港 直 行 アクセスの 充 実 (1) 名 古 屋 市 内 中 心 部 (セントレアリムジンの 多 頻 度 化 深 夜 早 朝 アクセス) (2) 観 光 地 への 直 行 ( 高 山 上 高 地 伊 勢 志 摩 富 士 山 など) (3) 周 辺 地 域 からの 利 便 性 向 上 ( 北 陸 長 野 滋 賀 大 井 川 以 東 の 静 岡 ) 2. 訪 日 外 国 人 客 にとって 周 遊 しやすい 環 境 の 整 備 (1) 周 遊 きっぷやフリー 乗 車 券 造 成 (2) 仕 組 みの 構 築 高 速 バスネットワークシステム 鉄 道 事 業 者 の 連 携 (3) 乗 換 施 設 の 利 便 性 向 上 ( 名 駅 金 山 バス 会 社 主 要 ターミナル) 実 現 し 継 続 しているもの セントレアリムジン 定 期 路 線 化 バス 会 社 のインハ ウント 取 組 み 加 速 化 昇 龍 道 高 速 バス 切 符 京 都 への 連 絡 切 符 伊 勢 /ナガシマ 路 線 開 設 ( 16 年 3 月 実 現 ) 実 現 したが 継 続 できなかったもの 高 山 下 呂 白 馬 直 行 アクセス 訪 日 外 国 人 にとって 魅 力 ある 地 域 への 直 行 アクセスは 重 要 16
アクセスに 関 する 航 空 会 社 等 からの 期 待 1. 観 光 資 源 や 情 報 発 信 について 名 古 屋 を 知 る 人 から 名 古 屋 は 見 どころが 何 もない と 必 ず 答 えが 返 ってくるため 不 安 な 気 持 ちで 視 察 に 訪 れたが 絶 対 にモノになる という 自 信 を 持 って 戻 ってきた ( 韓 国 航 空 会 社 ) 中 部 は 今 後 東 京 よりもポテンシャルがあるのではないかと 感 じている 香 港 での 昇 龍 道 プロモーションの 成 果 もあり 中 部 への 関 心 は 高 まっている ( 香 港 航 空 会 社 ) 2. 空 港 直 行 アクセスに 関 して 韓 国 人 が 日 本 に 行 く 際 に 選 ぶのは 温 泉 地 だが 名 古 屋 周 辺 の 温 泉 地 へのアクセスが 良 くなく 選 ばれにくい ( 韓 国 航 空 会 社 ) 機 内 で 空 港 アクセスの 切 符 を 販 売 することは 可 能 か ( 東 南 アジアLCC) 集 客 を 狙 ったプロモーション 時 に 空 港 アクセスと 連 携 した 特 典 を 提 供 したい ( 韓 国 LCC) 来 店 はJRパス 購 入 が 多 く 高 山 が 入 ったパスも 売 れてきている 白 川 郷 の 人 気 は 非 常 に 高 く 高 山 白 川 郷 は 販 売 上 絶 対 にはずせないエリア (タイ 大 手 旅 行 会 社 ) 早 朝 出 発 便 に 対 応 する 空 港 アクセスの 確 保 が 非 常 に 難 しかった (アジア 系 LCC) 深 夜 便 に 関 しては 今 は 多 くが 団 体 客 だが 今 後 は 個 人 旅 行 客 を 増 やしていく 方 針 であり 空 港 から 市 内 への 深 夜 アクセスを 検 討 してほしい ( 中 国 LCC 傘 下 大 手 旅 行 会 社 ) 白 馬 へのアクセス 改 善 をお 願 いできないか 白 馬 はパウダースノーの 認 知 度 が 上 がっており 成 田 でも 朝 空 港 を 出 るバスは 外 国 人 でいっぱい ( 欧 州 航 空 会 社 ) 17
アクセスに 関 する 航 空 会 社 等 からの 期 待 3. 訪 日 外 国 人 向 け 周 遊 きっぷに 関 して 昇 龍 道 高 速 バス 切 符 は 非 常 に 良 い 商 品 もっとこういった 周 遊 切 符 が 増 えると 良 い ( 香 港 大 手 旅 行 会 社 ) 個 人 旅 行 化 が 進 み 自 分 で 航 空 券 を 選 び あとは 各 自 が 必 要 な 交 通 パス 類 を 選 ぶ という バイキング 形 式 の 組 み 合 わせで 購 入 されるお 客 様 が 主 流 になりつつある ( 香 港 大 手 旅 行 会 社 ) 様 々な 交 通 切 符 があるが 他 地 域 に 比 べてバラバラ 感 がある また 海 外 で 先 に 購 入 予 約 が 必 要 なのに 名 古 屋 の 窓 口 で 改 めて 座 席 予 約 をする 必 要 が ある 切 符 が 多 く 個 人 旅 行 客 にとっては 難 易 度 が 高 い ( 台 湾 LCC) 周 遊 切 符 を 実 際 に 使 ってみたが 名 古 屋 駅 の 窓 口 で 座 席 予 約 をしようとしたら 満 席 だったが 共 同 運 行 している 別 の 会 社 の 窓 口 へ 行 ったら 予 約 ができた ただし 追 加 で 料 金 を 支 払 った 仕 組 みがよく 理 解 できなかった ( 韓 国 航 空 会 社 ) 18
深 夜 アクセスへの 取 組 み( 深 夜 バス 実 証 実 験 ) 台 湾 LCC (Vエア)が 台 北 空 港 の 滑 走 路 工 事 の 影 響 で 就 航 当 初 (12/15~1/7)は 深 夜 発 着 の 運 航 利 用 客 は 個 人 旅 行 客 (=FIT)である 為 名 古 屋 市 内 への 深 夜 アクセス 確 保 が 必 要 台 北 中 部 19:45 23:45 3:35 0:45 1/ 8 以 降 は 日 中 時 間 帯 で 運 航 運 行 期 間 12/16( 水 )~1/8( 金 )の 火 水 土 日 曜 日 ( 計 13 日 ) 運 行 経 路 と 時 刻 空 港 1:00 栄 1:45 名 駅 東 2:00 名 駅 西 2:05 運 賃 予 約 1,500 円 事 前 予 約 制 事 前 決 済 可 能 なバス 予 約 システムを 航 空 会 社 予 約 ページや 予 約 確 認 メール 等 に 組 み 込 むことで 事 前 予 約 を 促 進 その 他 深 夜 営 業 や24 時 間 営 業 店 の 協 力 中 部 国 際 空 港 利 用 促 進 協 議 会 中 部 運 輸 局 による 実 証 実 験 運 行 と 位 置 づけ 利 用 状 況 やニーズの 把 握 のためのアンケート 調 査 を 実 施 乗 車 実 績 : 約 800 名 搭 乗 客 のバス 利 用 割 合 :およそ 半 数 が 利 用 ( 最 大 日 は2/3) 19
深 夜 アクセスへの 取 組 み( 深 夜 バス 実 証 実 験 ) 深 夜 バスアンケート 結 果 平 均 年 齢 33.4 歳 男 4: 女 6 観 光 目 的 で 友 人 家 族 での 来 日 が 多 くを 占 める 主 な 訪 問 先 は 高 山 (40%) 白 川 郷 (50%) 深 夜 バスがない 場 合 はどうしたか タクシーで 移 動 する 19% 他 3% この 便 を 選 ばなかった 19% 宿 泊 ホテルを 理 由 に61%が 栄 で 降 車 深 夜 バスが 無 かった 場 合 約 2 割 はこの 便 を 利 用 しなかったと 回 答 空 港 近 くのホテルに 宿 泊 33% 空 港 内 に 泊 まる 26% 深 夜 バス 実 証 実 験 がもたらしたもの 地 域 ( 運 輸 局 バス 会 社 中 部 国 際 空 港 利 用 促 進 協 議 会 )をあげて 深 夜 バスに 対 応 セントレアは24 時 間 空 港 だが 深 夜 アクセスが 無 いというイメージの 払 拭 航 空 会 社 に 対 し 深 夜 早 朝 時 間 帯 での 就 航 を 促 すことが 可 能 に 航 空 会 社 バス 予 約 システムの 連 結 で 搭 乗 者 の 深 夜 バスへの 確 実 な 送 客 を 実 現 20
セントレア 利 用 外 国 人 へのアンケート( 東 アジア) 中 部 地 域 のインバウンドの 動 向 を 把 握 するため 15 年 9 月 末 ~12 月 上 旬 に 掛 け 外 国 人 を 対 象 としたアンケート 調 査 を 実 施 (3,000サンプル 強 取 得 ) 設 問 : 今 回 訪 れた 訪 問 地 は?( 上 位 10 項 目 名 古 屋 除 く) 東 アジア 韓 国 中 国 東 西 ゴールデンルートに 押 され 気 味 東 西 ゴールデンルートの 一 部 に 留 まっている 台 湾 香 港 中 部 南 部 が 弱 い 中 部 南 部 が 弱 い 21
セントレア 利 用 外 国 人 へのアンケート( 東 南 ア/ 欧 米 ) 設 問 : 今 回 訪 れた 訪 問 地 は?( 上 位 10 項 目 名 古 屋 除 く) 東 南 アジア/ 欧 米 タイ シンガポール ベトナム フィリピン 欧 米 特 に 東 南 アジア/ 欧 米 は ゴールデンルートの 一 部 として 訪 れており 中 部 メインでの 来 日 には なっていない 観 光 地 の 認 知 度 向 上 と 併 せ アク セスの 充 実 企 画 切 符 の 充 実 が 欠 かせない 22
セントレア 利 用 外 国 人 へのアンケート(FIT 割 合 ) 東 アジア 東 南 アジア 団 体 ツアー 個 人 旅 行 ハ ッケーシ 個 別 手 配 中 国 韓 国 訪 日 全 体 中 部 訪 日 全 体 中 部 団 体 ツアー 個 人 旅 行 ハ ッケーシ 個 別 手 配 17% 9% 74% 15% 11% 75% 39% 16% 45% 52% 13% 35% タイ ヘ トナム フィリヒ ン 訪 日 全 体 中 部 訪 日 全 体 中 部 訪 日 全 体 中 部 13% 3% 8% 16% 18% 5% 11% 3% 24% 7% 26% 9% 83% 76% 77% 85% 69% 66% 香 港 台 湾 訪 日 全 体 中 部 訪 日 全 体 中 部 36% 38% 14% 25% 17% 17% 19% 12% 45% 50% 61% 66% 欧 米 北 米 欧 州 訪 日 全 体 中 部 訪 日 全 体 中 部 団 体 ツアー 個 人 旅 行 ハ ッケーシ 個 別 手 配 8% 7% 1% 13% 85% 85% 5% 4% 91% 7% 35% 58% 出 典 訪 日 全 体 観 光 庁 訪 日 外 国 人 消 費 動 向 調 査 ( 15 年 10~12 月 調 査 ) 中 部 当 社 が 独 自 で 実 施 した 国 際 線 全 便 の 外 国 人 旅 客 へのアンケート 調 査 ( 15 年 9~12 月 ) 23
個 人 旅 行 客 (FIT)の 行 動 パターンに 則 したFIT 誘 客 強 化 LCC 各 社 新 規 就 航 アナウンス (HP/SNS/E-DM 等 自 社 メディアによる 就 航 告 知 ) 受 入 側 ( 中 部 地 域 ) メディアミックスの 大 規 模 かつ 集 中 展 開 による 名 古 屋 - Nagoya Awareness 向 上 認 知 LCC 各 社 知 人 友 人 への 口 コミの 促 し SNSやブログ 等 で 旅 行 記 の 掲 載 を 促 す 仕 掛 け (フォトコン ブログコン 等 ) 旅 行 後 FIT 旅 客 の 動 き 計 画 1メール/SNS/ウェブ 広 告 等 で 名 古 屋 旅 行 のプッシュ 2 交 通 事 業 者 による 特 典 等 の 連 携 中 部 地 域 の 交 通 事 業 者 アクセス 情 報 観 光 情 報 の 提 供 トラベルセンターへの 誘 導 多 言 語 ウェブサイトや 昇 龍 道 アプリ 等 の 紹 介 到 着 後 出 発 前 予 約 1 付 帯 商 品 のアップセル(2) 2アクセス 情 報 観 光 情 報 の 提 供 1 付 帯 商 品 のアップセル(1) 22 次 交 通 切 符 の 特 別 価 格 提 供 LCC 各 社 LCC 各 社 中 部 地 域 の 交 通 事 業 者 多 言 語 ウェブサイト 昇 龍 道 アプリ 等 の 紹 介 24
ご 清 聴 ありがとうございました