事 業 計 画 書 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 公 益 財 団 法 人 大 学 コンソーシアム 京 都 京 都 市 下 京 区 西 洞 院 通 塩 小 路 下 る 東 塩 小 路 町 939 京 都 市 大 学 のまち 交 流 センター 内
2011 年 度 大 学 コンソーシアム 京 都 事 業 計 画 書 予 算 基 本 方 針 事 業 計 画 書 予 算 基 本 方 針 大 学 コンソーシアム 京 都 は 1994 年 に 京 都 大 学 センターとして 発 足 して 以 来 個 々の 大 学 短 期 大 学 の 改 革 に 繋 がるよう 規 模 によるメリット 先 導 性 パイロット 実 施 相 互 補 完 を 理 念 として 様 々 な 事 業 を 実 施 し 2010 年 度 17 年 目 を 迎 えた 2009 年 度 より 第 3ステージプラン(2009~2013 年 度 )に 基 づき 事 業 を 推 進 また 2010 年 7 月 1 日 から 公 益 財 団 法 人 大 学 コンソーシアム 京 都 として 加 盟 大 学 短 期 大 学 の 個 性 魅 力 を 最 大 限 活 かしながら 連 携 することにより 可 能 となる 先 駆 的 な 事 業 に 集 中 し 京 都 全 体 の 質 を 高 め 大 学 のまち 京 都 学 生 の まち 京 都 の 魅 力 を 国 内 外 に 発 信 している しかしながら 高 等 教 育 を 取 り 巻 く 状 況 は 18 歳 人 口 減 や 競 争 的 環 境 の 導 入 など 厳 しさを 増 している 今 後 さらに 個 別 大 学 の 個 性 化 特 色 化 を 進 めると 同 時 に 他 地 域 にはない 京 都 地 域 の 大 学 教 育 の 特 色 化 を 進 めることや 文 部 科 学 省 中 央 教 育 審 議 会 答 申 等 において 示 される 高 等 教 育 の 方 向 性 を 鑑 みた 大 学 改 革 を 促 進 させなければ 定 員 充 足 率 の 高 いと 言 われる 京 都 地 域 であっても 淘 汰 される 大 学 が 現 れる 可 能 性 を 否 定 できない このような 環 境 で 大 学 コンソーシアム 京 都 が 果 たすべき 役 割 は 第 3ステージプラン において 各 加 盟 大 学 短 期 大 学 の 個 性 魅 力 を 最 大 限 活 かしながら 連 携 することにより 可 能 となる 先 駆 的 な 事 業 に 選 択 集 中 し 京 都 全 体 の 質 を 高 め 大 学 のまち 京 都 の 魅 力 を 国 内 外 に 発 信 していく 事 業 を 展 開 する こと であり そのためのミッション フレームワーク キーワードを 次 のとおり 定 め 2011 年 度 の 各 事 業 を 推 進 する ミッション 大 学 のまち 京 都 ならではの 新 しい 地 域 連 携 モデルを 活 かした 高 等 教 育 の 質 の 向 上 フレームワーク 1 地 域 性 を 活 かした 大 学 間 連 携 による 教 育 の 質 の 向 上 と 新 たな 教 育 プログラムの 開 発 2 大 学 のまち 京 都 をリードする 学 生 の 育 成 3 教 育 力 向 上 のための FD SD 事 業 の 充 実 と 地 域 ネットワークの 推 進 4 加 盟 大 学 短 期 大 学 の 個 性 魅 力 を 活 かした 機 能 的 な ミニ コンソーシアム の 形 成 5 京 都 ワンキャンパス の 国 内 外 への 発 信 6 京 都 高 等 教 育 研 究 センターでの 共 同 研 究 による 京 都 の 魅 力 の 追 及 キーワード 質 の 向 上 地 域 性 国 際 性 事 業 の 選 択 と 集 中 2008 年 度 に 採 択 された e-learning 京 都 FD 開 発 推 進 事 業 については 2011 年 度 以 降 財 団 事 業 と して 引 き 継 ぐが 事 務 体 制 事 業 内 容 については 財 団 予 算 内 にて 可 能 な 範 囲 での 実 施 とする 2009 年 度 に 採 択 された 国 際 連 携 プログラム 開 発 は 補 助 金 最 終 年 度 であり 確 実 に 事 業 を 推 進 する ことにより 他 地 域 にはない 京 都 ならではの 特 色 化 を 進 め 京 都 ブランドの 更 なる 構 築 を 行 う また 高 等 教 育 を 取 り 巻 く 環 境 の 厳 しさを 鑑 みれば 将 来 にわたって 現 在 の 収 入 が 確 保 されている 訳 ではない 今 後 も 永 久 的 に 公 益 財 団 を 維 持 運 営 するためには 更 なる 既 存 事 業 の 選 択 と 集 中 を 進 めると 同 時 に 既 存 事 業 の 推 進 充 実 には 経 常 的 収 入 を 充 て 新 規 事 業 については 外 部 資 金 により 実 施 する 体 制 構 築 が 必 要 である 以 上 の 状 況 等 を 鑑 み 2011 年 度 事 業 計 画 及 び 予 算 の 策 定 にあたっては 2011 年 度 事 業 計 画 策 定 にあた って 2011 年 度 公 益 財 団 法 人 大 学 コンソーシアム 京 都 事 業 移 管 等 について に 基 づき 積 極 的 な 選 択 と 1
集 中 を 行 い 更 なる 公 益 財 団 事 業 の 高 度 化 と 充 実 を 目 指 すこととする 2011 年 度 事 業 計 画 の 最 重 点 課 題 1. 地 域 性 を 活 かした 大 学 間 連 携 による 教 育 の 質 の 向 上 と 新 たな 教 育 プログラムの 開 発 2. 大 学 のまち 京 都 学 生 のまち 京 都 をリードする 学 生 の 育 成 3. 教 育 力 向 上 のための FD SD 事 業 の 充 実 と 地 域 ネットワークの 推 進 4. 財 団 による e ラーニングシステム 京 都 FD 開 発 推 進 事 業 の 推 進 2011 度 事 業 計 画 策 定 および 予 算 編 成 上 の 方 針 1. 事 業 の 選 択 と 集 中 による 事 業 の 再 編 とパイロット 事 業 の 企 画 を 行 うこと 2. 共 同 広 報 事 業 学 びフォーラム については 実 施 地 域 を 含 め 費 用 対 効 果 の 検 証 等 を 行 い 更 なる 費 用 対 効 果 の 向 上 と 他 地 域 に 対 する 京 都 ブランド を 向 上 させる 効 果 的 な 共 同 広 報 を 検 討 すること 3. 京 都 学 生 祭 典 京 都 国 際 学 生 映 画 祭 京 都 学 生 芸 術 作 品 展 については 事 業 規 模 の 適 正 化 や 業 務 委 託 も 視 野 に 入 れ 事 業 規 模 を 検 討 する また 2010 年 度 と 同 様 に 学 生 が 自 立 できる 体 制 の 確 立 を 目 指 す 4. 担 当 事 業 を 充 分 精 査 すると 同 時 に 第 3ステージプランの 実 現 を 目 指 し 既 存 事 業 を 客 観 的 に 分 析 したうえで 計 画 すること 5. 全 ての 事 業 において 原 則 として2010 年 度 予 算 を 上 限 とし 出 来 る 限 り 費 用 対 効 果 の 実 が 上 がる ように 計 画 すること 6. 最 重 点 課 題 については 必 要 に 応 じ 別 途 予 算 措 置 を 行 う 7. 全 ての 事 業 において 外 部 資 金 導 入 の 可 能 性 を 検 討 すること 以 上 2
2011 年 度 事 業 計 画 策 定 にあたって 教 育 事 業 部 教 育 事 業 部 の 所 管 する 単 位 互 換 事 業 生 涯 学 習 事 業 インターンシップ 事 業 は 当 財 団 の 設 立 当 初 からの 基 幹 事 業 であり 今 後 もその 位 置 づけが 変 わることはない 単 位 互 換 事 業 は 設 立 当 初 より 先 駆 的 に 実 施 してきた 事 業 であり 現 在 も 全 国 一 の 規 模 を 誇 るが 近 年 各 大 学 における 履 修 環 境 の 変 化 等 により 受 講 生 数 は 減 尐 してきている また 制 度 導 入 以 来 市 内 から 遠 距 離 にある 大 学 においては 学 生 が 受 講 しづらいといった 理 由 で 事 業 に 参 加 していない 加 盟 大 学 が 存 在 す るという 大 きな 課 題 も 残 っている このような 課 題 を 解 消 し 加 盟 大 学 の 学 生 の 利 便 性 を 向 上 させ すべての 加 盟 大 学 が 制 度 を 活 用 できる ようにするため 2008 年 度 戦 略 的 大 学 連 携 支 援 事 業 に 採 択 され 導 入 の 準 備 を 進 めてきたeラーニング 科 目 を 本 格 的 に 設 置 する 併 せて 2009 年 度 より 加 盟 した 放 送 大 学 京 都 学 習 センターと 協 力 し ICTを 活 用 した 単 位 互 換 事 業 及 び 生 涯 学 習 事 業 の 充 実 を 目 指 す 更 に 2009 年 度 大 学 教 育 充 実 のための 戦 略 的 大 学 連 携 支 援 プログラムに 採 択 された 国 際 連 携 の 具 体 的 なプログラム 策 定 を 目 指 す また 生 涯 学 習 事 業 は 団 塊 の 世 代 の 退 職 者 数 が 増 加 するといった 近 年 の 社 会 情 勢 に 加 え 昨 年 度 に 改 善 した 書 類 の 簡 素 化 やコースのリニューアルなどを 行 うことにより 一 定 水 準 の 受 講 希 望 者 を 確 保 できて いる 2011 年 度 以 降 も 引 き 続 き より 魅 力 的 な 事 業 となるようプログラムの 検 討 開 発 を 行 い 更 なる 充 実 発 展 を 目 指 す また 現 在 の 受 講 生 の 多 数 を 占 める 団 塊 の 世 代 だけでなく 受 講 者 層 をさらに 拡 大 で きるよう 科 目 の 豊 富 化 を 図 る インターンシップ 事 業 は 事 業 導 入 時 より 受 講 生 受 入 団 体 の 拡 大 とプログラムの 水 準 の 高 度 化 を 進 め てきただけでなく インターンシップを 自 大 学 で 実 施 することが 困 難 である 大 学 短 期 大 学 に 所 属 する 学 生 に 対 し 就 業 体 験 をおこなう 貴 重 な 機 会 を 提 供 している 今 後 は インターンシップ 研 究 会 において 策 定 した 長 期 的 展 望 をもとに 専 門 性 や 国 際 化 を 視 野 にいれたプログラムの 構 築 を 目 指 す 教 育 事 業 全 体 を 通 しては 加 盟 大 学 が 各 事 業 をより 一 層 活 用 できるよう 加 盟 大 学 に 対 して 各 事 業 内 容 や 趣 旨 を 改 めて 周 知 すること プログラム 運 営 における 事 務 の 効 率 化 が 課 題 であり 2011 年 度 も 引 き 続 き 注 力 する 必 要 がある 高 大 連 携 事 業 部 18 歳 人 口 が 減 尐 する 一 方 で 大 学 短 期 大 学 の 進 学 率 は 年 々 上 昇 している しかしながら 2010 年 度 の 入 学 試 験 において 100%の 定 員 充 足 率 を 満 たしていない 大 学 は 38.1% 短 期 大 学 では 62.5%に 上 って いる 反 面 全 国 の 大 学 の 定 員 充 足 率 は 昨 年 度 から 1.96 ポイント 上 がり 108.48% 短 大 でも 3.72 ポイン ト 上 がり 90.86%となっている そのような 状 況 下 で 大 学 コンソーシアム 京 都 の 加 盟 大 学 においても 大 学 間 の 格 差 が 大 きくなってきて おり 今 後 京 都 ブランドを 活 かした 共 同 広 報 等 の 面 から 本 財 団 の 果 たすべき 役 割 は 大 きなものとなっ てくると 考 えられる 2010 年 度 に 実 施 した 進 学 相 談 会 は 13 都 市 で 実 施 し 面 談 者 も 1,000 名 に 迫 るものであった また 京 阪 神 を 除 く 全 国 の 高 等 学 校 や 予 備 校 の 訪 問 数 も 123 校 にも 達 した 今 後 は より 効 率 的 に 京 都 ブランド を 活 かした 広 報 活 動 を 実 施 し 財 団 の 人 的 資 源 財 政 事 業 規 模 や 学 生 獲 得 の 可 能 性 を 慎 重 に 考 慮 し 選 択 と 集 中 をした 展 開 をしたい また 広 報 媒 体 としての 展 開 は ミクストメディアを 活 用 し 即 時 性 のある 情 報 を 高 校 生 に 届 けられる 仕 組 みを 構 築 しなければならない 高 大 連 携 協 議 会 に 関 する 事 業 については 高 大 連 携 教 育 フォーラムの 例 年 開 催 や 実 践 研 究 共 同 教 育 プロ グラムの 充 実 化 を 図 りたい また 高 大 接 続 事 業 で 協 議 会 の 共 催 事 業 としての 京 都 の 大 学 学 び フ ォーラム については 滋 賀 会 場 では 環 びわ 湖 大 学 地 域 コンソーシアムとの 共 同 開 催 を 探 りたい 福 知 山 会 場 については 学 びフォーラムの 運 営 を 業 者 に 委 託 したり 京 都 会 場 に 統 合 したりするなど 本 財 団 の 負 担 の 軽 減 化 を 検 討 する 3
これらの 取 り 組 みを 実 践 し 大 学 連 合 体 としてのスケールメリットを 活 かした 高 大 接 続 事 業 を 推 進 し その 効 果 を 最 大 限 加 盟 大 学 短 期 大 学 へ 還 元 することを 目 指 す 高 等 教 育 研 究 推 進 事 業 部 12011 年 度 のコンソーシアム 事 務 局 人 員 数 の 展 望 と 2 京 都 FD 開 発 推 進 センターが 行 ってきた 事 業 包 含 の 要 請 とに 鑑 み 京 都 高 等 教 育 研 究 センター 事 業 については 2010 年 度 をもって 終 了 することを 決 した 高 等 教 育 研 究 推 進 事 業 部 ( 以 下 高 等 研 )の 2011 年 度 事 業 としては FD 関 係 事 業 SD 関 係 事 業 都 市 政 策 研 究 推 進 事 業 留 学 生 住 宅 支 援 事 業 等 と 京 都 市 からの 受 託 事 業 学 まちコラボ 事 業 を 基 本 として 取 り 組 む また 京 都 市 からの 新 たなスタッフによる 新 規 の シンクタンク 事 業 を 高 等 研 の 下 に 置 いて 進 める FD 関 係 事 業 は 2010 年 度 までは FDフォーラム 事 業 のみであったものを 2011 年 度 からはF D 企 画 研 究 委 員 会 として 計 画 する 各 種 FD 推 進 事 業 を 包 含 するものに 広 げ 京 都 FD 開 発 推 進 センター での 過 去 3 年 間 に 渡 る 事 業 の 発 展 を 支 えてきた 教 職 員 にも 依 拠 し 成 果 を 継 承 して 進 行 する SD 関 係 事 業 は 2010 年 度 までと 同 様 に 推 進 する ワークショップ 型 研 修 新 設 アドミニストレー タ 研 修 への アドミニカフェ 方 式 導 入 などを 進 める SDフォーラムは さらに 職 員 研 鑽 に 資 する 研 修 内 容 運 営 を 充 実 させる 方 向 で 取 り 組 む また 第 3ステージで 掲 げた 国 際 性 についても 海 外 コンソーシアムとの 職 員 研 修 プログラムの 開 発 も 視 野 に 入 れる これらFD SDすべての 事 業 に 関 しては 従 来 以 上 に 業 務 継 続 性 が 高 いため 複 数 人 員 による 担 当 制 とすることに 留 意 する また FD SD 関 係 事 業 を 科 学 的 合 理 的 に 推 進 していく 前 提 として 調 査 研 究 活 動 を 各 委 員 会 のもとで 行 うことは 必 定 であることから 各 事 業 にまたがる 企 画 調 査 事 業 を 特 別 に 置 くことはしない ただし 2011 年 度 公 益 財 団 の 事 業 進 捗 基 本 資 料 集 積 はこれまでのコンソーシアム 事 業 の 経 緯 の 中 で 高 等 研 においてこれを 行 う 都 市 政 策 研 究 推 進 事 業 は 第 3 ステージプランに 則 り 若 手 研 究 者 への 研 究 助 成 政 策 系 大 学 大 学 院 研 究 交 流 大 会 単 位 互 換 京 カレッジ 科 目 提 供 市 職 員 研 修 に 取 り 組 む とりわけ 交 流 大 会 では 発 表 の 質 の 向 上 をはかるとともに 研 究 成 果 をより 広 く 効 果 的 に 情 報 発 信 する 方 法 について 検 討 していく 留 学 生 住 宅 支 援 事 業 等 は 各 大 学 での 留 学 生 支 援 充 実 の 方 向 を 助 言 支 援 しつつ 終 了 までの 保 証 事 業 と 共 にその 事 務 局 機 能 を 果 たす コンソーシアムから 独 立 した 会 員 校 間 での 相 互 扶 助 の 方 向 も 意 識 して 取 り 組 む 関 連 する 国 際 交 流 活 動 にも 留 意 する 学 まちコラボ 事 業 ( 大 学 地 域 連 携 モデル 創 造 支 援 事 業 )は 到 達 点 のうえに 引 き 続 き 委 託 元 である 京 都 市 総 合 企 画 局 市 民 協 働 政 策 推 進 室 と 連 携 して 取 り 組 む 輝 く 学 生 支 援 プロジェクト との 間 でのす み 分 けに 従 い 両 者 のいっそうの 連 携 にも 留 意 しつつ さらに 地 域 と 連 携 する 大 学 や 学 生 の 取 り 組 みを 励 まして 活 動 する シンクタンク 事 業 は 京 都 市 からの 予 算 と 人 員 を 得 て 3 年 間 を 目 処 としつつ 都 市 政 策 研 究 会 との 協 力 をはかりながら 取 り 組 む 学 生 交 流 事 業 部 2010 年 度 第 8 回 京 都 学 生 祭 典 は 学 生 の 自 立 を 目 標 に 学 生 への 指 導 教 育 を 最 低 限 に 絞 りながら 自 分 で 悩 み 考 え そして 行 動 する 学 生 の 育 成 を 試 みた その 結 果 職 員 学 生 がともに 自 立 を 意 識 して 行 動 したこともあり それぞれで 成 長 がみられた その 二 次 成 果 が 兹 ねてから 財 団 の 懸 案 事 項 であった 職 員 の 残 業 問 題 の 是 正 に 関 して 尐 し 改 善 が 見 られた 学 生 に 関 してしても 当 館 の 夜 間 利 用 を 抑 えることができた 次 年 度 は 祭 典 1 日 目 の 駅 ビル 会 場 ( 大 階 段 )で 行 っている 音 楽 コンテストが 騒 音 の 問 題 により 開 催 が 難 しいことから 祭 典 開 催 期 間 を 1 日 に 規 模 縮 小 を 図 ることを 予 定 している 今 回 外 的 要 因 によって 事 業 規 模 の 適 正 化 が 現 実 的 に 行 える 可 能 性 が 出 てきた 次 年 度 の 事 業 部 体 制 は 事 業 規 模 に 見 合 う 業 務 の 4
効 率 化 を 図 っていく また 任 意 団 体 の 京 都 学 生 祭 典 の 組 織 体 制 の 取 り 扱 いに 関 しては 行 政 大 学 経 済 界 そして 当 財 団 を 含 めて 京 都 学 生 祭 典 法 人 化 検 討 準 備 委 員 会 ( 仮 称 ) を 設 置 し 2012 年 度 開 催 の 第 10 回 の 京 都 学 生 祭 典 の 開 催 までに 結 論 を 出 す 方 向 で 議 論 を 開 始 する 京 都 国 際 学 生 映 画 祭 に 関 しては 財 団 事 業 として 国 際 色 豊 かな 事 業 であり 国 内 海 外 において 尐 しは 認 知 されている 状 況 である 今 後 は 2 年 後 の 第 15 回 を 区 切 りとして 映 画 内 容 の 充 実 と 集 客 力 向 上 等 の 改 善 を 図 りながら 財 団 事 業 としての 重 要 性 の 有 無 を 探 っていく なお 改 善 が 見 られない 場 合 は 映 画 祭 の 縮 小 廃 止 を 検 討 する 来 年 度 の 14 回 は 映 画 祭 の 実 施 時 期 プログラム 内 容 など 抜 本 的 に 見 直 し 事 業 計 画 も 前 年 度 内 に 骨 子 及 び 概 要 を 決 定 することなど 前 倒 しにして 国 内 外 への 広 報 拡 大 魅 力 あるプログラムの 展 開 を 効 率 的 に 実 施 する 京 都 学 生 芸 術 作 品 展 は 芸 術 家 を 志 す 学 生 の 創 作 活 動 の 一 環 として 当 財 団 が 展 示 会 を 開 催 し 学 生 への 刺 激 や 市 民 への 活 動 報 告 を 積 極 的 に 行 ってきたが 昨 今 は 学 生 が 所 属 する 大 学 個 人 において 展 示 会 個 展 が 開 かれ コンソーシアムとして 開 催 する 趣 旨 が 薄 まった 今 後 は イベントとしての 展 示 会 は 廃 止 縮 小 方 向 で 検 討 を 行 い その 代 替 として 学 生 が 自 立 運 営 する 京 都 学 生 芸 術 普 及 委 員 会 ( 仮 称 ) を 立 ち 上 げ 加 盟 大 学 の 展 覧 会 等 を 網 羅 した 情 報 の 発 信 やイベント 等 を 開 催 する また パイロット 的 に 実 施 してきた 京 都 学 生 アートオークションにおいては 2010 年 度 の 実 施 を 最 後 に 事 業 の 譲 渡 先 を 探 すとともに 最 終 報 告 書 を 纏 めて 事 業 完 成 とする 総 務 広 報 部 総 務 事 業 は 2010 年 7 月 より 公 益 財 団 法 人 へ 移 行 したが 引 き 続 き 組 織 運 営 財 務 管 理 等 を 新 公 益 法 人 制 度 に 即 し 運 営 する キャンパスプラザの 指 定 管 理 者 としては 2011 年 度 以 降 も 引 き 続 き 指 定 管 理 者 に 指 定 されたので 利 用 者 にとってよりよい 環 境 の 創 出 と 本 館 の 目 的 に 沿 った 利 用 者 の 増 加 を 目 指 す また 積 極 的 な 外 部 資 金 獲 得 のため 関 係 省 庁 や 関 係 団 体 への 情 報 収 集 を 継 続 して 行 う 賛 助 会 員 につ いても 新 規 会 員 獲 得 に 向 けて 継 続 的 に 取 り 組 む 広 報 事 業 は 公 益 財 団 および 財 団 事 業 の 知 名 度 向 上 を 目 指 し 当 財 団 事 業 との 連 携 を 図 りながら 引 き 続 き 充 実 を 図 る また 海 外 の 大 学 やコンソーシアム 組 織 との 連 携 を 図 り 大 学 のまち 京 都 学 生 のまち 京 都 の 魅 力 を 国 内 外 へも 積 極 的 に 発 信 する ホームページは リニューアル 後 3 年 が 経 過 したが 利 用 者 からの 声 を 聞 き 入 れつつ ユーザビリティを 重 視 した 見 直 しを 図 る 以 上 5