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URI http://www.geocities.jp/nine_jou138/index.html 会 報 一 宮 9 条 の 会 第 55 号 2014 年 1 月 30 日 憲 法 9 条 を 守 る 一 宮 市 民 の 会 発 行 TEL&FAX 0586-76-6557 あけましておめでとうございます 次 に 紹 介 するのは 2014 年 1 月 11 日 に 一 宮 駅 東 で 配 布 した 新 しいチラシです ( 横 書 きで 紹 介 します) 風 が 強 く 寒 い 日 でしたが 6 人 で 150 枚 を 35 分 で 配 布 することができました 2014 年 日 本 の 分 岐 点 戦 争 する 国 にするのか 平 和 の 国 にするのか 安 倍 政 権 の 横 暴 国 会 は 自 民 党 が 多 数 いま 国 会 は 自 民 党 が 多 数 を 占 め この 議 席 に 乗 っかった 政 権 の 横 暴 が 安 倍 総 理 気 分 はもう 戦 争 ( 週 刊 現 代 12 月 28 日 号 )とか 安 倍 流 けんか 外 交 ( 週 刊 朝 日 1 月 17 日 号 )とか 報 じられて います 秘 密 保 護 法 の 成 立 国 民 の 知 る 権 利 の 制 限 昨 年 の 臨 時 国 会 で 多 くの 国 民 の 反 対 を 押 し 切 って 秘 密 保 護 法 が 制 定 されました 軍 事 外 交 治 安 など の 広 範 な 情 報 を 秘 密 扱 いし 何 が 秘 密 かも 秘 密 であ り これに 関 わる 公 務 員 や 民 間 人 が 秘 密 を 漏 らしたりす ると 最 大 懲 役 10 年 です そして マスメデアの 取 材 も 萎 縮 すると 言 われ これでは 国 民 の 知 る 権 利 は 一 体 どうなるでしょうか この 秘 密 保 護 法 の 最 大 のねら いは 日 米 が 共 同 で 軍 事 行 動 をしたり 使 用 する 武 器 な どの 軍 事 機 密 の 保 護 なのです 投 稿 柴 田 とし 子 さん 1

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一 宮 9 条 の 会 第 10 回 総 会 名 大 大 河 内 教 授 が 講 演 憲 法 9 条 を 守 る 一 宮 市 民 の 会 は 2004 年 11 月 に 弁 護 士 や 医 師 宗 教 家 会 社 経 営 者 元 教 員 主 婦 など 35 人 が 呼 びかけ 人 となって 発 足 し これまで 講 演 会 や 尾 張 一 宮 駅 前 でのビラ 配 り 署 名 活 動 を 行 い 隔 月 で 会 報 を 発 行 してきた そして 2 年 に 1 度 は 一 宮 尾 張 北 部 5 市 2 町 が 共 同 で 講 演 会 を 行 ったりしている さて 12 月 1 日 ( 日 ) 一 宮 市 ファッションデザインセンター 研 修 室 で 第 10 回 総 会 を 行 った 最 初 に 鍵 谷 弁 護 士 から 開 会 の 挨 拶 をいただき 続 いて 集 団 的 自 衛 権 か 平 和 か 集 団 的 自 衛 権 と 内 閣 法 制 局 と 題 して 名 古 屋 大 学 法 学 部 の 大 河 内 美 紀 教 授 に 講 演 をお 願 いした 詳 細 なレジュメと 資 料 を 用 意 され 憲 法 問 題 の 現 状 についてお 話 をいただいた その 一 部 分 を 紹 介 する 憲 法 9 条 と 自 衛 隊 についての 解 釈 の 対 立 は 学 界 などの 通 説 では 違 憲 であり 政 府 解 釈 では 合 憲 である 集 団 的 自 衛 権 国 際 的 軍 事 活 動 参 加 については 学 界 の 通 説 と 政 府 解 釈 も 違 憲 の 立 場 をとってきた しかし 自 民 党 改 憲 案 は 国 防 軍 や 集 団 的 自 衛 権 を 明 確 化 し 緊 急 事 態 条 項 の 新 設 もあって いままでの 解 釈 改 憲 では 処 理 しきれない 課 題 となっており そこで 政 府 解 釈 の 変 更 が 行 われようとしている それは 集 団 的 自 衛 権 の 容 認 であり 武 器 使 用 武 力 行 使 を 伴 う 国 際 的 平 和 活 動 の 容 認 であ る そのために 憲 法 96 条 の 改 憲 案 があって 退 潮 はしたが 集 団 的 自 衛 権 に 関 する 政 府 の 解 釈 変 更 が 準 備 されている それは 安 全 保 障 の 再 構 築 に 関 する 懇 談 会 の 再 開 で その 報 告 によって 政 府 の 解 釈 を 変 更 して 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 を 可 能 とするために 国 家 安 全 保 障 基 本 法 を 制 定 する 道 である すでに 法 的 問 題 で 内 閣 を 補 佐 する 内 閣 法 制 局 長 官 の 交 代 も 行 われている 改 憲 へのこの 足 取 りの 過 程 で 裁 判 所 への 訴 訟 形 式 には 壁 があり また 司 法 の 姿 勢 に 憲 法 判 断 回 避 の 傾 向 がある 現 状 からも 憲 法 解 釈 の 変 更 で 集 団 的 自 衛 権 を 容 認 する 政 府 の 方 向 を 阻 止 する 主 体 は 主 権 者 一 人 ひとりの 力 ではないか! 会 場 からは 内 閣 法 制 局 の 役 割 や 安 倍 内 閣 が 無 理 やり 9 条 を 変 えようとすることが 分 かった などの 感 想 が 出 された 続 いて 総 会 行 事 へ 移 り 事 務 局 からの 報 告 をした 14 回 の 連 続 憲 法 講 座 2 実 行 委 員 会 で 3

取 り 組 んだ 本 名 大 教 授 の 講 演 と 合 唱 3 第 5 回 市 民 へいわ 百 花 展 4 駅 前 の 署 名 ビラ 配 布 ( 月 1 回 ) 5 会 報 の 隔 月 発 行 6カンパのお 礼 と 会 計 報 告 7 浅 野 浅 井 千 秋 萩 原 尾 西 各 地 域 の 9 条 の 会 の 取 り 組 みの 紹 介 そして 会 員 自 身 が 身 近 な 所 に 9 条 の 会 員 を 増 やす 努 力 を 近 県 にある 戦 争 遺 跡 を 見 学 す る 企 画 をし 戦 争 の 悲 惨 さを 学 ぶ 機 会 をつくってほしいなどの 意 見 が 寄 せられた 終 わりに 秘 密 保 護 法 に 反 対 する 集 まりへ 参 加 の 呼 びかけもなされた 戦 争 へ 向 う 安 倍 内 閣 秘 密 保 護 法 や 新 防 衛 計 画 集 団 的 自 衛 権 へ 先 号 のこの 会 報 は 11 月 の 中 頃 の 発 行 でしたが その 後 臨 時 国 会 で 秘 密 保 護 法 案 が 審 議 され 国 民 の 反 対 を 押 し 切 って 成 立 したことは すでに 御 存 知 の 通 りです そして 安 倍 首 相 の 靖 国 神 社 への 参 拝 があり 1 月 からの 通 常 国 会 で 審 議 される 予 算 案 には 防 衛 予 算 の 増 額 などがあります 1 月 に 尾 張 一 宮 駅 前 で 配 布 したビラに 日 本 の 分 岐 点 戦 争 する 国 にするのか 平 和 の 国 にするのか という 見 出 しをつけましたが 政 局 の 動 きを 見 ていると そういう 緊 迫 感 が 押 し 寄 せてきます 戦 後 の 体 制 を 否 定 し 改 憲 へ 向 う 安 倍 政 権 の 最 近 の 動 きをまとめてみました 改 憲 のために 日 々 既 成 事 実 が 積 み 重 ねられています 世 論 の 反 対 を 押 し 切 った 秘 密 保 護 法 秘 密 保 護 法 は 防 衛 外 交 テロ スパイ 行 為 など 広 い 範 囲 について 特 定 の 秘 密 を 決 め ます 国 民 に 知 らせたくないことを 秘 密 にする 可 能 性 があります そして これを 漏 らした りすると 最 長 で 懲 役 10 年 という 大 変 な 法 律 です この 秘 密 に 関 係 する 人 には 配 偶 者 や 友 人 関 係 も 含 めた 適 性 評 価 ( 調 査 )を 行 い 信 頼 できると 判 断 された 人 が 秘 密 に 携 わ ることになります それは 防 衛 産 業 で 軍 事 機 密 の 武 器 兵 器 の 製 作 に 関 係 する 民 間 企 業 の 人 々 も 該 当 します この 適 性 評 価 がプライバシーの 侵 害 であることは 当 然 です 適 性 評 価 について 1 月 7 日 森 担 当 大 臣 が 記 者 会 見 で 語 ったことによると 民 間 対 象 者 は 主 に 防 衛 関 係 者 3 千 人 以 上 警 察 関 係 職 員 は 2 万 9 千 人 国 家 公 務 員 は 6 万 4 千 人 で 10 万 人 以 上 と 報 道 されています 4

国 民 の 知 る 権 利 の 侵 害 また 軍 事 機 密 などは 日 米 共 同 作 戦 上 の 多 くの 秘 密 を 持 っています 現 在 でも 自 衛 隊 法 でこの 秘 密 を 守 ることが 決 まっています 公 務 員 法 にも 秘 密 の 厳 守 規 定 がありますが 重 ね て 広 範 囲 の 秘 密 をつくるのです そして 国 民 には 何 が 秘 密 かは 明 らかにはされませんから 国 民 がこの 秘 密 にアクセスしたり マスコミの 関 係 者 がうっかり 取 材 を 試 みたりして 秘 密 を 知 ると 罰 せられます これは 国 民 の 知 る 権 利 と 大 きく 対 立 します 仮 に 逮 捕 とか 裁 判 になった 時 にも 特 定 秘 密 の 内 容 は 公 開 されないとのことです これでは 闇 から 闇 に 葬 られてしまう 危 険 性 があります しかもその 秘 密 事 項 は 政 府 の 判 断 で 何 度 でも 更 新 でき 最 大 60 年 は 保 持 できます この 法 案 は 準 備 過 程 も 秘 密 にされ 概 要 が 示 されてから 国 民 の 声 を 聞 くのは 短 期 であり 国 会 の 審 議 もずいぶん 急 いですすめられました 時 間 をかけるほど 国 民 の 反 対 の 声 が 大 きく なるからです この 秘 密 保 護 法 の 秘 密 指 定 の 基 準 を 話 し 合 う 有 識 者 会 議 情 報 保 全 諮 問 会 議 が 生 まれま したが この 座 長 には 読 売 新 聞 の 会 長 主 筆 の 渡 辺 恒 雄 氏 が 就 任 しました 読 売 新 聞 は 日 本 最 大 の 発 行 部 数 を 持 つ 新 聞 ですが 秘 密 保 護 法 には 反 対 しなかった 新 聞 です 国 家 安 全 保 障 会 議 ( 日 本 版 NSC)の 発 足 国 家 安 全 保 障 会 議 は 日 本 の 外 交 や 安 全 保 障 に 関 する 政 策 や 国 家 戦 略 の 司 令 塔 といわれて います 秘 密 保 護 法 とセットで 成 立 しました 外 交 安 全 保 障 など 世 界 の 情 報 を 迅 速 に 収 集 して 政 策 の 立 案 をするのです 首 相 官 邸 に 国 家 安 全 保 障 局 を 立 ち 上 げて 首 相 外 務 防 衛 官 房 長 官 の 4 人 が 中 心 となり 各 部 局 ( 自 衛 隊 制 服 組 も 含 む)からの 出 向 者 67 人 で 構 成 されました その 構 成 は 総 括 調 整 戦 略 企 画 情 報 の 3 機 能 と 地 域 別 に 米 加 欧 豪 印 アセアン 北 東 アジア ロシア 中 東 アフリカの 3 地 域 別 から 構 成 されてい ます そして 特 に 米 英 とはホットラインでつながっているとのことです こうして 情 報 収 集 によって 国 家 安 全 保 障 戦 略 (NSS)を 策 定 し さらに 防 衛 計 画 を 定 め て 北 朝 鮮 や 中 国 に 対 抗 するために 日 米 同 盟 を 基 本 とした 軍 事 協 力 を 打 ち 出 すのです 韓 国 軍 へ 銃 弾 を 無 償 供 与 国 家 安 全 保 障 会 議 がいきなり 活 用 されたとも 言 われているのが PKO で 南 スーダンに 駐 留 する 韓 国 軍 が 国 連 へ 銃 弾 の 予 備 がほしいと 要 請 したことに 対 して 日 本 側 から 武 器 輸 出 3 原 則 の 例 外 として 銃 弾 1 万 発 を 提 供 しました これについては 韓 国 政 府 が 銃 弾 は 不 足 していない といい 韓 国 軍 は 銃 弾 を 返 却 しています 韓 国 側 は 国 連 からの 支 援 を 受 けた ものにすぎないのであり 国 連 側 へ 返 却 したと 述 べていますが 安 倍 政 権 は 緊 急 事 態 と 武 器 輸 出 の 既 成 事 実 をつくって 武 器 輸 出 3 原 則 を 形 骸 化 したことになります 5

武 器 輸 出 3 原 則 とは 1967 年 佐 藤 内 閣 が 政 府 答 弁 で 武 器 輸 出 規 制 及 び 運 用 面 の 原 則 ( 法 規 ではない)として 述 べたことで 次 の 3 原 則 です 1 共 産 圏 諸 国 向 け 2 国 連 決 議 で 武 器 輸 出 を 禁 止 されている 国 3 国 際 紛 争 の 当 事 国 又 はそのおそれのある 国 には 武 器 輸 出 をしない 1976 年 三 木 内 閣 が 3 原 則 以 外 への 武 器 輸 出 も 慎 むとし 武 器 製 造 関 連 の 設 備 も 武 器 に 準 じ て 扱 うとした しかし 武 器 輸 出 については 財 界 から 武 器 輸 出 禁 止 の 緩 和 がいつも 要 求 され 例 外 とし て アメリカとの F2 戦 闘 機 の 共 同 開 発 や インドシナへの 巡 視 艇 供 与 ( 武 器 は 装 備 してい ない)が 行 われた これは 海 賊 対 策 であり 転 売 や 軍 事 利 用 をしないとの 約 束 をしています また ミサイル 防 衛 システム 構 築 のためにアメリカへの 武 器 輸 出 なども 例 外 的 なこととして きた 経 緯 があります この 原 則 は 平 和 憲 法 を 持 つ 日 本 の 国 策 でもあったが 例 外 扱 いが 積 み 重 ねられています 安 倍 首 相 の 靖 国 神 社 参 拝 (12 月 26 日 ) 憲 法 は 第 20 条 で 政 治 と 宗 教 を 分 離 すること( 政 教 分 離 )を 決 めています これは 近 代 国 家 の 原 則 であり 政 治 が 特 定 の 宗 教 とつながることを 禁 止 しています 戦 後 の 靖 国 神 社 は 神 道 の 一 宗 教 法 人 ですから 首 相 が 参 拝 することに 問 題 があります 次 に 靖 国 神 社 は 国 家 のために 戦 って 戦 死 した 軍 人 軍 属 の 英 霊 が 合 祀 されていますが 特 に 侵 略 戦 争 の 責 任 を 問 われた A 級 戦 犯 の 人 々も 合 祀 されています さらに 境 内 にある 遊 就 館 では アジア 太 平 洋 戦 争 を 正 当 化 する 歴 史 観 の 展 示 がされています したがって 日 本 に 侵 略 さ れた 近 隣 諸 国 から 侵 略 戦 争 や 植 民 地 支 配 に 反 省 がない と 抗 議 の 声 が 上 がるのは 当 然 のこ とです 国 際 関 係 も 配 慮 してこの 神 社 へ 参 拝 しなかった 首 相 も 多 いのですが 安 倍 首 相 は 侵 略 かどうかは 後 世 の 歴 史 家 が 決 める と 言 ったりしています 首 相 の 歴 史 認 識 もからんで 中 国 や 韓 国 との 関 係 が 一 層 硬 化 し アメリカからも 失 望 を 表 明 されました 週 刊 朝 日 (1 月 17 日 号 )は 安 倍 流 けんか 外 交 と 書 いています 沖 縄 知 事 普 天 間 米 軍 基 地 の 辺 野 古 移 転 認 可 2013 年 末 に 沖 縄 県 知 事 が 在 日 米 軍 基 地 のために 辺 野 古 沖 の 埋 め 立 てを 認 可 しました こ の 背 後 に 沖 縄 や 名 護 市 への 振 興 基 金 構 想 が 象 徴 する 移 設 への 懐 柔 があったりしました しかし 名 護 市 長 選 挙 後 には 振 興 基 金 をゼロペースで 見 直 すという 政 権 党 の 拒 否 姿 勢 が 報 道 されています このように 札 束 で 目 的 を 達 成 しようとする 姿 勢 が 怒 りを 呼 ぶのです 辺 野 古 の 新 基 地 建 設 は 基 地 機 能 の 強 化 であり たとえ 移 転 をしても 米 軍 の 基 地 問 題 を 何 ひとつ 解 決 せぬばかりか 北 東 アジアの 緊 張 を 増 すばかりです 6

3 点 セット 国 家 安 全 保 持 戦 略 新 防 衛 計 画 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 さて 3 点 セットです 防 衛 予 算 が 5 年 間 で 約 25 兆 円 中 国 をけん 制 し 日 米 同 盟 の 強 化 や 離 れ 島 対 策 です その 初 年 度 統 合 機 動 防 衛 力 の 2014 年 度 国 家 予 算 の 審 議 が 始 まります 陸 海 空 の 3 自 衛 隊 が 一 体 となって 日 米 共 同 で アジア 太 平 洋 地 域 であらゆる 事 態 に 対 応 しようとするのです したがって 予 算 案 は 軍 拡 予 算 です 中 日 新 聞 は 暮 らしより 強 い 日 本 14 年 度 予 算 案 防 衛 費 2 年 連 続 増 と 報 じています(12 月 25 日 ) F35 戦 闘 機 4 機 (1 機 160 億 円 638 億 円 関 連 経 費 を 含 めて 1446 億 円 )これで 6 機 体 制 になるとのことですが 計 42 機 体 制 を 目 指 しています これは 長 距 離 の 爆 撃 能 力 を 持 つ 攻 撃 型 の 戦 闘 機 です 水 陸 両 用 車 2 両 (39 億 円 )を 購 入 し 海 兵 隊 機 能 ( 水 陸 両 用 部 隊 )の 創 設 です 新 型 輸 送 機 オスプレイの 導 入 これは 5 年 間 で 17 機 導 入 です 調 査 費 1 億 円 です 無 人 偵 察 機 の 導 入 調 査 に 2 億 円 いずれも 専 守 防 衛 の 枠 を 超 えて 攻 撃 型 兵 器 の 採 用 です そして 離 島 の 防 衛 を 意 識 したも のといわれていますが いまや 海 兵 隊 的 な 戦 術 は 古 く 誘 導 ミサイルや 無 人 爆 撃 機 の 時 代 で す 兵 器 の 発 達 や 拡 大 は 無 限 です 軍 拡 の 競 争 ではなくアジア 全 体 の 平 和 にどう 貢 献 するか の 方 が 大 切 なのです 憲 法 壊 憲 集 団 的 自 衛 権 ( 戦 争 )への 道 さて 安 倍 内 閣 の 目 標 は 日 本 国 憲 法 の 改 悪 です そのために 国 民 意 識 の 改 変 を 目 指 して 教 育 分 野 でも 愛 国 心 問 題 や 道 徳 教 育 や 教 科 書 検 定 の 強 化 などが 持 ち 込 まれようとしていま す マスコミ 関 係 では NHK の 経 営 委 員 の 人 事 (13 年 11 月 )に 安 部 首 相 は お 友 達 人 事 で 国 会 の 同 意 を 得 たといわれています 憲 法 改 憲 の 国 会 発 議 を 3 分 の2から 2 分 の 1 に 変 えて 改 憲 の 発 議 を 容 易 にするという 96 条 改 憲 案 から 一 歩 後 退 した 安 倍 内 閣 ですが 今 年 は 解 釈 改 憲 で 集 団 的 自 衛 権 を 目 指 すこ とになると 予 想 されます これは 同 盟 関 係 にある 国 が 戦 争 を 始 めた 時 に 日 本 も 参 戦 する という 構 想 です 安 倍 内 閣 は 諮 問 機 関 安 全 保 障 の 法 的 基 盤 の 再 構 築 に 関 する 懇 談 会 ( 集 団 的 自 衛 権 有 識 者 懇 談 会 ) の 報 告 (4 月 頃 か)によって 自 国 を 守 る のは 個 別 的 自 衛 権 だけではなく 他 国 を 守 る 集 団 的 自 衛 権 も 必 要 であり 現 在 の 憲 法 下 でも 集 団 的 自 衛 権 は 可 能 という 道 へ 進 もうとしています これは いまま での 専 守 防 衛 に 徹 し 海 外 派 兵 で 参 戦 しない とい う 原 則 が 崩 れることになります そして この 集 団 的 自 衛 権 は 国 家 安 全 保 障 基 本 法 などの 立 法 によって 行 わ 7

れる 可 能 性 があります この 法 律 では 集 団 的 自 衛 権 について 我 々と 密 接 な 関 係 にある 他 国 に 対 して 外 部 からの 武 力 攻 撃 が 発 生 した 事 態 に 自 衛 隊 が 出 動 して 自 衛 権 の 発 動 ( 武 力 行 使 )をすることが 明 記 されています 法 律 ですから 国 会 で 過 半 数 の 賛 成 で 制 定 できるの です そして 内 閣 の 法 制 局 長 官 は すでに 安 倍 内 閣 の 手 によって 前 駐 仏 大 使 小 松 一 郎 氏 に 入 れかえられていて(2013 年 8 月 ) 集 団 的 自 衛 権 を 肯 定 し 今 まで 法 制 局 が 積 み 上 げて きた 解 釈 専 守 防 衛 に 徹 する という 憲 法 9 条 の 政 府 解 釈 を 破 棄 するというシナリオなの です これは 自 衛 隊 が 戦 闘 地 域 へ 行 って 米 軍 と 共 に 戦 争 を 行 うことです 選 挙 制 度 のことも! そして 今 年 は 選 挙 の 区 割 りをどうするかも 大 きい 課 題 です 一 票 の 価 値 の 格 差 は 広 がるば かりですが 我 々も 身 を 切 る という 発 想 で 国 会 議 員 選 挙 の 比 例 代 表 の 定 数 削 減 が 問 題 に なっています 小 選 挙 区 制 は 死 票 が 多 く 世 論 を 正 確 に 反 映 しないので 比 例 代 表 制 が 併 用 されているのですが その 少 数 者 の 声 を 代 表 する 比 例 代 表 の 定 数 削 減 が 狙 われています こ れは 憲 法 改 悪 反 対 を 主 張 する 議 員 の 削 減 をもたらすのです 国 民 の 声 を 正 確 に 反 映 するた めには 比 例 代 表 制 への 改 革 が 必 要 です 身 を 切 る なら 莫 大 な 政 党 助 成 金 (2014 年 320 億 円 )の 削 減 廃 止 から 手 をつけるべきでしょう 臨 時 国 会 とその 後 の 政 局 の 動 きを 記 しましたが 安 倍 総 理 気 分 はもう 戦 争 ( 週 刊 現 代 12 月 28 日 )です 今 年 も 憲 法 9 条 を 守 る 一 宮 市 民 の 会 にとって 課 題 が 山 積 です 力 を あわせて 平 和 憲 法 を 守 りぬきたいものです 日 本 の 国 がどうあるのかは 北 東 アジアの 状 況 と も 深 い 関 係 があるのです ( 編 集 部 1 月 23 日 ) 尾 張 一 宮 駅 前 の 宣 伝 行 動 ご 協 力 ください 2 月 8 日 ( 土 ) 午 後 2 時 から 3 時 頃 まで 3 月 8 日 ( 土 ) 午 後 2 時 から 3 時 頃 まで 第 55 号 を 送 ります 安 倍 内 閣 の 暴 走 が 続 いています 臨 時 国 会 とそれ 以 後 の 動 向 を 整 理 しました 相 変 わらず 活 字 の 多 い 紙 面 で 恐 縮 です 通 常 国 会 で 安 倍 首 相 は 集 団 的 自 衛 権 に 意 欲 を 示 し ダポス 会 議 では 日 中 は 第 1 次 大 戦 開 戦 直 前 の 英 独 と 発 言 (22 日 ) NHK 新 会 長 は 従 軍 慰 安 婦 や 補 償 蒸 し 返 しはお かしい (25 日 )と こうしてナショナリズムがかき 立 てられ そこへ 中 国 脅 威 論 が 重 ねら れ 軍 備 強 化 集 団 的 自 衛 権 壊 憲 の 方 向 へ 向 かいます 侵 略 戦 争 や 植 民 地 支 配 を 反 省 し た 日 本 です しっかり 近 現 代 史 への 認 識 を 持 って 日 本 のあり 方 を 考 えたいものです 一 方 秘 密 保 護 法 廃 止 の 世 論 が 盛 り 上 げっています 次 号 は 3 月 発 行 です 皆 さんの 原 稿 をお 寄 せください (1 月 26 日 松 田 ) 8