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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

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税制改革について

2 条 例 の 概 要 (1) 趣 旨 この 条 例 は 番 号 利 用 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づく 個 人 番 号 の 利 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めます (2) 定 義 この 条 例 で 規 定 しようとする 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 1 個 人

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課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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大津市私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱


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[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

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[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

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不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

公表表紙

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らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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Transcription:

税 制 調 査 会 において 各 委 員 から 出 された 主 な 意 見 資 料 3 6 月 10 日 税 制 調 査 会 提 出 資 料 個 人 所 得 課 税 法 人 課 税 法 人 課 税 について 新 成 長 戦 略 も 踏 まえて 日 本 に 立 地 する 企 業 の 競 争 力 強 化 外 資 系 企 業 の 立 地 促 進 のために 法 人 実 効 税 率 を 主 要 国 並 みへ 段 階 的 に 引 き 下 げていくということで 是 非 実 行 していきたい 課 税 ベースの 拡 大 と 併 せた 法 人 実 効 税 率 の5% 引 下 げ 中 小 法 人 に 対 する 軽 減 税 率 の3% 引 下 げについて 税 制 抜 本 改 革 の 一 環 をなすものとして 是 非 とも 早 期 実 現 を 図 りたい 23 年 度 改 正 の 法 人 税 減 税 がどうなるかというのは その 実 現 のために 各 省 庁 が 協 力 したものがどうなるかということであり 大 きな 論 点 消 費 税 総 論 集 中 検 討 会 議 では 消 費 税 率 の 引 上 げは 特 に 景 気 後 退 にはつながらない 軽 減 税 率 は 設 けるべきではないという 意 見 のみだった 税 調 で 議 論 が 深 まることを 願 っている 財 政 はマクロの 視 点 で 見 るべき 財 政 の 持 続 可 能 性 の 観 点 からは 歳 出 削 減 か 歳 入 増 の 二 つの 選 択 肢 しかないが 今 大 事 なのは 歳 入 の 部 分 であり 国 民 に 負 担 をお 願 いしますというメッセージを 出 すことから 始 めるべき 今 度 こそ 待 ったなし という 思 いで この 問 題 に 取 り 組 むべき 中 長 期 的 には 保 険 料 で 賄 われている 制 度 の 方 が 頑 健 社 会 保 障 論 としては ま ずは 保 険 料 の 世 界 でどのような 改 革 を 行 うのかを 議 論 し その 上 で 消 費 税 の 問 題 をどうするか という 順 序 ではないか 22 年 度 23 年 度 税 制 改 正 大 綱 では 消 費 税 率 を 10%とすることを 前 提 にした 議 論 とはなっていないはず それにも 関 わらず これまでの 大 綱 の 方 針 を 踏 まえ 残 された 議 論 というのはおかしいのではないか 税 調 では 消 費 税 10%という 改 革 案 を 無 視 していいということか 10%を 前 提 に 議 論 するかどうかをはっきりしな いと 意 見 の 言 いようがない 今 の 日 本 の 財 政 状 況 は 多 少 歳 入 を 増 やしても サービスの 拡 充 に 回 す 財 源 はないというのが 実 態 国 民 に 負 担 増 をお 願 いするが 場 合 によってはサービス が 下 がる 部 分 もあるというくらいの 覚 悟 をもって 政 治 決 断 するのかが 問 われてい る 丁 寧 に 議 論 して その 覚 悟 を 皆 で 持 とうということ 一 体 改 革 については 社 会 保 障 の 充 実 と 財 政 健 全 化 を 同 時 に 達 成 していくため に どれだけの 財 源 が 必 要 であり そのうち 保 険 料 と 税 の 役 割 分 担 はどうなると 1

いう 枠 組 みを 前 提 とした 上 で ポイントを 絞 った 議 論 をする 必 要 がある 全 部 白 地 から 議 論 するものではない 単 に5%を 上 げることだけを 決 めて あとは 後 からだというやり 方 で 国 民 に 理 解 を 得 られるか 逆 進 性 や 景 気 に 対 する 影 響 を 確 かめた 上 で 納 得 してもらえるメッ セージが 出 せるかどうかが 重 要 であり そのための 議 論 を 税 調 で 重 ね 最 終 的 に 政 治 判 断 しなければいけない 震 災 が 発 災 をする 前 から 税 と 社 会 保 障 の 一 体 改 革 を 行 い 財 政 健 全 化 にきち んと 道 筋 を 付 けることはやるべき 課 題 だったし 震 災 によりむしろその 必 要 性 は 強 まっている IMF のリサーチによると 今 一 番 日 本 に 期 待 されていることは 財 政 の 安 定 である 震 災 で 大 変 だが 震 災 に 向 けての 復 旧 復 興 をきちんとやると 同 時 に 併 せて 財 政 健 全 化 の 道 を 日 本 がたどろうとしているかを 今 世 界 は 見 てい る 負 担 増 について 議 論 するのであれば 社 会 保 障 制 度 全 体 のあり 方 について 国 民 から 納 得 してもらう 必 要 があり そのためにも 分 かりやすく 丁 寧 な 議 論 をする 必 要 がある 算 盤 勘 定 と 国 民 感 情 のバランスをとっていくことが 重 要 消 費 税 収 の 使 途 区 分 経 理 高 齢 者 3 経 費 に 子 ども 子 育 てを 加 えたことは この 政 権 として 目 指 してきた 社 会 保 障 改 革 の 大 きな 姿 当 然 そこを 充 実 するには 負 担 が 必 要 になるが きちん と 説 明 をすれば 国 民 に 理 解 していただける 国 民 に 理 解 していただくためにエネ ルギーを 割 くべき 社 会 保 障 の 財 源 としては 消 費 税 を 軸 とし 高 齢 者 3 経 費 を 対 象 とするというのは 昨 年 12 月 にまとめられた 民 主 党 の 税 と 社 会 保 障 の 抜 本 改 革 調 査 会 中 間 整 理 で 示 された 考 え 方 消 費 税 率 集 中 検 討 会 議 では 有 識 者 の 方 が 人 数 が 多 く 税 制 についても 税 率 について 直 接 的 に 議 論 されたことはなかった 有 識 者 達 からは 10%との 発 言 があったが 消 費 税 率 の 話 は 国 会 議 員 が 税 調 において 議 論 すべき 位 置 づけと 考 える 改 革 案 では 税 率 を5%アップしても 3%は 赤 字 削 減 で 2%だけが 機 能 アッ プということになり 国 民 の 期 待 (5%の 機 能 アップ)と 異 なってしまうのではないか また これではデフレを 加 速 することになるのではないか 今 回 の5%の 引 上 げについて 本 当 に 社 会 保 障 の 拡 充 に 向 けられるのが1%で 残 りの4%は 借 金 返 しになり 政 治 的 に 国 民 に 十 分 説 明 しきれないといった 話 が あった これについては これまで 何 らかの 整 理 がなされたのか まずは 社 会 保 障 に 必 要 な 経 費 はいくらで そのうち 機 能 アップがどれだけあるの かという 点 を 全 面 的 に 押 し 出 していかないと 政 治 的 に 持 たないのではないか いつから 消 費 税 率 を 上 げるのかは 別 問 題 だが 10%という 税 率 は 集 中 検 討 会 議 において 将 来 の 社 会 保 障 経 費 と 財 源 不 足 額 に 関 する 議 論 を 経 て 出 された もの 2

5%が 最 初 にありきではなく 必 要 なものは 何 なのかを 国 民 に 率 直 に 出 していく 必 要 がある 10%というのは 重 要 な 決 断 だが キリがいい 数 字 というのでは 駄 目 だし 国 地 方 の 配 分 比 率 によってはそれよりも 多 く 必 要 になるかもしれないので しっかりとした 議 論 が 必 要 消 費 税 率 を5% 引 上 げるならばこの 位 の 社 会 保 障 サービス より 低 い 税 率 なら ばこの 位 のサービスまで 下 げざるを 得 ないということを 国 民 に 判 断 してもらわざる を 得 ない 社 会 保 障 改 革 案 では 5%の 引 上 げでこの 位 の 社 会 保 障 というコミット メントを 中 期 的 にしたということ 政 権 与 党 に 課 せられている 宿 題 は 社 会 保 障 制 度 の 持 続 可 能 性 を 維 持 するこ とと 2015 年 にプライマリーバランスを 半 減 し 2020 年 にはバランスさせること こ の 二 つに 加 え 子 どもの 問 題 や 医 療 の 充 実 をやっていくと 2015 年 には5%の 消 費 税 増 税 はどうしても 必 要 金 利 が 上 昇 し 利 払 費 を 払 えなくなったら デフォルトを 起 こしてしまうが それ は 絶 対 に 避 けなければならない その 上 で 社 会 保 障 を 充 実 しなければいけない とすると 本 当 に5%で 足 りるのだろうか 震 災 があったため 当 然 財 政 支 出 は 増 えるが これだけ 財 政 が 悪 くなっている 中 で 更 に 財 政 支 出 が 増 えることを 日 本 はどう 考 えているんだろうか とマーケッ トは 見 ている 財 政 について 絶 対 発 散 させないというメッセージを 政 治 の 意 思 と してマーケットに 示 すと 同 時 に 世 界 に 示 さないといけない そのためのメッセー ジとして 消 費 税 率 の5% 引 上 げくらいは 決 められないと 我 々の 政 治 意 思 が 問 わ れかねない いわゆる 逆 進 性 対 策 消 費 税 の 低 所 得 者 対 策 に 関 しては 今 回 の 社 会 保 障 改 革 における 低 所 得 者 対 策 や 所 得 税 の 再 分 配 機 能 の 強 化 の 合 わせ 技 でいくのか 当 初 民 主 党 で 考 えて いた 給 付 付 き 税 額 控 除 でいくのか 国 民 に 納 得 してもらうための 理 論 構 築 をしてく のが 税 調 の 役 割 課 税 の 適 性 化 等 タックス オン タックスといった 技 術 的 な 事 項 については 成 案 とは 別 に 工 程 表 を 作 る 中 で 秋 以 降 にやるといった 整 理 を 行 った 上 で ひとつひとつ 丁 寧 に 議 論 し ていくべき 財 源 としての 消 費 税 ではなく 消 費 税 そのものを 議 論 する 必 要 がある その 中 には 税 率 軽 減 税 率 を 適 用 するのか 二 重 課 税 と 言 われている 問 題 国 と 地 方 の 配 分 といった 論 点 が 含 まれる 消 費 税 に 関 する 詳 細 が 分 からないのに 税 率 だけ 先 に 決 めるというのは 順 序 が 逆 ではないか 昨 年 12 月 の 閣 議 決 定 に 基 づき 社 会 保 障 の 安 定 財 源 としてどのくらい 必 要 で それは 何 で 対 応 するのかについては この 場 で 決 めていきながら タックス オン タックスやインボイス 等 の 細 かな 問 題 は 秋 に 向 けて 議 論 するということではない か 3

成 案 決 定 後 消 費 税 の 引 上 げを 法 案 化 するときに 税 制 調 査 会 で 議 論 しなけれ ばならない 課 題 としては いわゆるタックス オン タックスの 問 題 医 療 費 非 課 税 の 問 題 簡 易 課 税 免 税 点 の 問 題 などがある 国 地 方 の 配 分 現 行 の 消 費 税 ( 国 分 )は 予 算 総 則 において 高 齢 者 3 経 費 に 充 てられているが 改 革 後 の 消 費 税 と 地 方 消 費 税 交 付 税 部 分 の 関 係 がどうなるのかが 示 されて いないが どう 考 えているのか 年 金 を 除 く 社 会 保 障 は 全 て 自 治 体 が 足 腰 を 担 っている しかしながら 集 中 検 討 会 議 では 社 会 保 障 のあり 方 についても 財 源 論 のあり 方 についても 実 質 的 に 自 治 体 の 意 見 を 聞 いていない 自 治 体 が 単 独 で 実 施 している 事 業 でも 敬 老 祝 い 金 のような 自 治 体 が 自 主 的 にやるべき 事 業 もあれば 乳 幼 児 医 療 の 無 料 化 妊 婦 検 診 のように 全 国 的 に 実 施 しているものもあり これらを 民 主 党 政 権 としてもき ちんと 評 価 すべきである したがって 先 般 地 方 の 意 見 をきちんと 聞 くべきと 申 し 上 げ そういう 方 向 になった すぐに 20 日 までとか 期 限 を 区 切 って 大 事 な 問 題 を 抜 きにしてどんどん 議 論 を 進 めていくというのではなく 意 見 を 聞 くべきところは 聞 いて 進 めないとうまくいかないのではないかと 申 し 上 げた 国 民 の 感 覚 からすれば 制 度 として 確 立 された 社 会 保 障 だけが 社 会 保 障 で はない それぞれの 地 域 の 実 態 や 実 情 に 応 じて 場 合 によってはやむにやまれ ぬ 現 実 によって 給 付 をしている あるいはいろんなサービスをやっていることも 含 めて 社 会 保 障 というふうに 国 民 は 見 ている 地 方 の 声 をもっと 聞 くということをしていかなければいけない 改 革 の 実 施 ( 経 済 との 関 係 ) 集 中 検 討 会 議 では 消 費 税 率 の 引 上 げは 特 に 景 気 後 退 にはつながらない 軽 減 税 率 は 設 けるべきではないという 意 見 のみだった 税 調 で 議 論 が 深 まることを 願 っている ( 再 掲 ) 日 本 は 第 二 次 大 戦 後 はお 金 を 刷 って 財 政 を 賄 ったのに なぜ 今 日 本 でそれが できないのか 税 率 を 上 げれば 景 気 が 更 におかしくなる こういった 素 朴 な 質 問 こ 答 えられなければいけない 赤 字 国 債 を 数 十 兆 一 気 に 出 して 復 興 のために 使 うと いのが 国 民 の 声 ではないか なぜお 金 を 刷 って 財 政 を 賄 うことが 問 題 か については 第 一 次 大 戦 後 のドイツ の 例 がその 答 となっている 昨 年 12 月 の 閣 議 決 定 で 今 年 度 の 中 ごろまでに 成 案 を 得 るとしたが 3 月 11 日 の 大 震 災 で 状 況 が 変 わっている 今 税 率 を 上 げることが 本 当 に 日 本 の 将 来 に とって 良 いことなのか 税 率 引 き 上 げへのコンセンサスもない 経 済 成 長 とのバラ ンスは 極 めて 重 要 今 税 率 を 上 げて 経 済 は 失 速 しないのか そこが 見 えない 中 つじつま 合 わせを 行 うべきではない 震 災 が 発 災 をする 前 から 税 と 社 会 保 障 の 一 体 改 革 を 行 い 財 政 健 全 化 にきち んと 道 筋 を 付 けることはやるべき 課 題 だったし 震 災 によりむしろその 必 要 性 は 強 まっている IMF のリサーチによると 今 一 番 日 本 に 期 待 されていることは 財 政 4

の 安 定 である 震 災 で 大 変 だが 震 災 に 向 けての 復 旧 復 興 をきちんとやると 同 時 に 併 せて 財 政 健 全 化 の 道 を 日 本 がたどろうとしているかを 今 世 界 は 見 てい る ( 再 掲 ) 改 革 案 では 経 済 成 長 との 好 循 環 の 実 現 とあるが 経 済 成 長 戦 略 との 連 携 が 見 えない 経 済 成 長 を 実 現 していっても それでも 税 収 が 足 りなくなるという 議 論 であれば 説 得 力 があるが 経 済 成 長 の 議 論 を 尽 くさないというのであれば 疑 問 がある 消 費 課 税 ( 消 費 税 以 外 ) 車 体 課 税 の 抜 本 的 見 直 しは エコカー 減 税 が 平 成 23 年 度 末 で 切 れるので 法 律 の 文 章 からいっても 欠 くべからざるもの 資 産 課 税 地 方 税 制 その 他 現 在 の 世 代 が 受 ける 社 会 保 障 は 現 在 の 世 代 で 負 担 するとの 原 則 に 一 刻 も 早 く 立 ち 戻 る 必 要 がある とあるが かつてそうだったことがあるのか 日 本 の 社 会 保 障 は 現 在 の 世 代 の 人 も 将 来 世 代 も 支 えているというのがありようだったので はないか 集 中 検 討 会 議 では 非 正 規 雇 用 への 厚 生 年 金 適 用 拡 大 に 関 して 保 険 料 が 労 使 折 半 なのかといった 点 について 議 論 されていない 等 保 険 料 の 姿 が 十 分 に 見 えないため 税 の 議 論 ができないのではないか 改 革 案 に3 号 被 保 険 者 の 見 直 しが 入 っているのに 将 来 の 費 用 推 計 では 現 行 の 税 と 保 険 料 の 比 率 を 前 提 としているのはおかしいのではないか 3 号 の 見 直 しなど 保 険 料 の 世 界 での 改 革 論 についても 丁 寧 に 説 明 すべき M 字 カーブの 解 消 の 観 点 からは 被 用 者 年 金 の 一 元 化 パートへの 厚 生 年 金 の 拡 大 配 偶 者 控 除 は 密 接 に 絡 んでおり 合 わせて 議 論 すべき 少 子 化 対 策 障 害 者 対 策 雇 用 対 策 教 育 を 含 め 本 当 の 全 世 代 対 応 型 になっ ているかどうかについて どこかで 議 論 していくべき 番 号 制 度 や 納 税 者 権 利 憲 章 手 続 き 論 歳 入 庁 といった 課 題 も 今 日 の 議 論 で はないが 今 後 の 論 議 に 加 えていただきたい 5