業 績 推 移 ( 百 万 円 ) 5, 売 上 高 ( 左 軸 ) 営 業 利 益 ( 右 軸 ) ( 百 万 円 ) 464 5 4, 3, 2,836 3,132 3,178 3,144 3,62 4,233 4 3 2, 1, 2,481 133 179 187 13 78 228 2 1



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損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

PowerPoint プレゼンテーション


4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

2016年夏のボーナス見通し

第316回取締役会議案

業 績 推 移 売 上 高 ( 左 軸 ) 営 業 利 益 ( 右 軸 ) ( 百 万 円 ) ( 百 万 円 ) 期 期 期 期 期 期 ( 予 ) 伪 伪 事 業 概 要 モバイル 事 業 が 売 上 高 営 業 利 益 の 多 くを 占 める 同 社 の 事 業 セグメントは コンシューマ 向


弁護士報酬規定(抜粋)

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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●幼児教育振興法案

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

1_2013BS(0414)

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定


注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

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18 国立高等専門学校機構

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

平成29年2月期 第2四半期決算短信


科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

 

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Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

信用調査報告書(見本)

連結計算書

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

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平成28年11月期第3四半期決算短

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

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一般競争入札について

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

定款  変更

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T T VWAPギャランティ 取 引 とは T T VWAPギャランティ 取 引 とは これまでの 成 行 や 指 値 とは 異 なる 東 海 東 京 証 券 が 提 供 する 新 しい 形 の 売 買 方 法 です その 方 法 とは 1 金 融 商 品 取 引 所 ( 以 下 取 引 所 )に

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注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

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企 業 の 採 用 予 定 数 採 用 予 定 数 は 増 やす と 回 答 した 企 業 が 減 らす と 回 答 した 企 業 を3 年 連 続 上 回 り 採 用 は 増 加 傾 向 にある 特 に 非 上 場 非 製 造 において 採 用 数 を 増 やす と 回 答 する 割 合 が 大

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

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は し が き

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

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Transcription:

Company Research and Analysis Report FISCO Ltd. http://www.fisco.co.jp 伪 伪 売 上 高 が 計 画 を 下 回 り 営 業 利 益 の 減 益 幅 も 拡 大 <675> はスポーツイベントなどでプロのカメラマンが 撮 影 した 写 真 を 専 門 Web サイトに 掲 載 し ネット 経 由 で 販 売 するインターネット 写 真 サービス 事 業 を 主 力 に 撮 影 事 業 者 ( 写 真 館 結 婚 式 場 等 ) 向 けのフォトクラウド 事 業 や 広 告 マーケティング 支 援 事 業 などに 展 開 している Important disclosures and disclaimers appear at the back of this document. 企 業 調 査 レポート 執 筆 客 員 アナリスト 佐 藤 譲 215 年 6 月 期 の 業 績 は 売 上 高 が 前 期 比 1.5% 増 の 3,178 百 万 円 営 業 利 益 が 同 44.5% 減 の 13 百 万 円 とそれぞれ 会 社 計 画 を 下 回 って 着 地 した 注 力 市 場 である 教 育 領 域 ( 学 校 写 真 ) は 導 入 校 数 が 前 期 末 比 約 4 校 増 の 2,9 校 と 順 調 に 拡 大 したものの 一 部 大 型 ス ポーツイベントでの 売 上 低 迷 が 影 響 した また 第 4 四 半 期 からフォトクラウド 事 業 のうち ( 株 ) ラボネットワークと 協 業 する 教 育 領 域 の 売 上 計 上 方 法 を 総 額 表 示 から 純 額 表 示 (システム 提 供 及 びノウハウによる 収 益 ) に 変 更 し 売 上 高 で 82 百 万 円 の 目 減 り 要 因 となった 216 年 6 月 期 は 売 上 高 が 前 期 比 1.% 減 の 3,144 百 万 円 営 業 利 益 が 同 24.8% 減 の 78 百 万 円 となる 見 通 し 減 収 となるのは 売 上 計 上 方 法 変 更 の 影 響 によるもので 総 額 表 示 ベー スだと 前 期 比 17.9% 増 収 と 2 ケタ 増 収 を 見 込 んでいる にもかかわらず 減 益 となるのは 前 期 後 半 から 人 員 を 増 員 したことによる 人 件 費 の 増 加 (+ 5 百 万 円 ) や 教 育 領 域 開 拓 のた めのマーケティング 費 用 の 増 加 ユーザビリティ 向 上 のためのシステム 投 資 など 先 行 投 資 費 用 がかさむことが 要 因 だ 新 たに 発 表 した 3 ヶ 年 中 期 計 画 では 218 年 6 月 期 に 売 上 高 4,233 百 万 円 営 業 利 益 464 百 万 円 を 目 指 していく けん 引 役 となるのは 教 育 領 域 で 前 期 末 の 導 入 校 数 2,9 校 を 3 年 後 には 15, 校 に 拡 大 する 全 国 の 学 校 幼 稚 園 数 は 約 79, 校 あり うち 2 割 のシェ アを 獲 得 する 計 算 だ 学 校 写 真 の EC 化 率 は 現 在 7 ~ 8% と 低 水 準 であるものの インターネッ ト 写 真 サービスを 導 入 する 学 校 は 着 実 に 増 加 し 始 めており 同 市 場 で 先 駆 する 同 社 の 成 長 ポ テンシャルは 大 きいと 言 えよう 伪 伪 Check Point 認 知 度 の 向 上 が 進 み 収 益 性 を 重 視 した 営 業 戦 略 へと 転 換 ラボネットワークとの 間 でシステム 連 携 を 開 始 フォトクラウド 事 業 をけん 引 役 に 3 年 で 2 倍 以 上 の 成 長 へ 1

業 績 推 移 ( 百 万 円 ) 5, 売 上 高 ( 左 軸 ) 営 業 利 益 ( 右 軸 ) ( 百 万 円 ) 464 5 4, 3, 2,836 3,132 3,178 3,144 3,62 4,233 4 3 2, 1, 2,481 133 179 187 13 78 228 2 1 12/6 期 13/6 期 14/6 期 15/6 期 16/6 期 予 17/6 期 予 18/6 期 予 伪 伪 会 社 概 要 インターネット 写 真 サービス 事 業 を 主 力 に 3 つの 事 業 を 展 開 (1) 事 業 概 要 同 社 は 現 在 インターネット 写 真 サービス 事 業 フォトクラウド 事 業 広 告 マーケティング 支 援 事 業 の 3 つの 事 業 を 展 開 している 215 年 6 月 期 の 売 上 構 成 比 率 を 見 ると インターネッ ト 写 真 サービス 事 業 が 76.8% と 売 上 げの 大 半 を 占 め 次 いでフォトクラウド 事 業 が 21.% 広 告 マーケティング 支 援 事 業 が 2.1% となっており インターネット 写 真 サービス 事 業 が 主 力 事 業 と なっている 事 業 別 売 上 構 成 比 (15/6 期 ) インターネット 写 真 サービス フォトクラウド 広 告 マーケティング 支 援 2.1% 21.% 76.8% 2

会 社 概 要 また 事 業 構 造 としては 図 のとおりとなっており システムプラットフォームはインターネット 写 真 販 売 事 業 フォトクラウド 事 業 とも 共 通 となっている 事 業 構 造 出 所 : 会 社 資 料 各 事 業 の 概 要 については 以 下 のとおり インターネット 写 真 サービス 事 業 インターネット 写 真 サービス 事 業 では スポーツ 大 会 などの 各 種 イベント 開 催 情 報 を 収 集 し 主 催 者 からイベントでの 撮 影 許 可 を 得 ることから 始 まる 撮 影 許 可 が 下 りれば 契 約 カメラマン を 手 配 し イベント 参 加 者 などの 写 真 撮 影 を 行 い 同 社 が 写 真 データの 収 集 整 理 を 行 って 数 日 後 に 専 用 の Web サイトに 掲 載 する イベント 参 加 者 は 同 サイト 内 で 撮 影 された 好 みの 写 真 を 選 択 し 注 文 する 流 れとなる 収 益 構 造 としては 写 真 の 販 売 額 が 売 上 高 となり カメラマンに 対 する 報 酬 費 用 ( 撮 影 代 ) や 主 催 者 側 に 支 払 う 撮 影 協 賛 金 プリント 費 用 システム 維 持 費 用 などを 差 し 引 いたものが 粗 利 益 で 粗 利 益 率 の 水 準 で 見 れば 5 ~ 55% の 水 準 となる 撮 影 するイベントはスポーツイベントや 学 校 などの 年 間 行 事 地 域 のお 祭 りや 音 楽 イベント など 多 種 多 様 だが 領 域 ごとに 専 門 サイトを 作 ることで 顧 客 の 利 便 性 を 高 めている 市 場 領 域 別 の 売 上 構 成 比 (215 年 6 月 期 実 績 ) で 見 ると マラソン 大 会 などのスポーツ 領 域 が 57% と 最 も 大 きく 次 いで 学 校 や 幼 稚 園 など 教 育 領 域 が 25% お 祭 りやコンサートなどの 文 化 領 域 が 18% となっている なお 教 育 領 域 については 今 後 フォトクラウド 事 業 で 提 携 先 のラ ボネットワークが 営 業 活 動 を 行 っていくため 同 社 自 らは 新 規 開 拓 を 行 っていない 主 力 のスポーツ 領 域 では 年 間 6, 大 会 を 超 えるスポーツイベントの 撮 影 を 実 施 している なかでも 大 規 模 なマラソン 大 会 やトライアスロン 自 転 車 大 会 では 約 9 割 のシェアを 握 り デファ クトスタンダードとなっている 特 に マラソンでは 参 加 人 数 が 1 万 人 を 超 える 規 模 の 大 会 が 複 数 あり スポーツ 領 域 の 売 上 高 の 5 割 弱 を 占 めている 3

会 社 概 要 同 社 がインターネット 写 真 販 売 事 業 で 成 長 できた 要 因 は 同 ビジネスモデルにいち 早 く 着 目 し 先 行 的 に 市 場 を 開 拓 してきたことに 加 えて 高 品 質 な 写 真 を 撮 影 するプロのカメラマンの 契 約 数 を 積 極 的 に 拡 充 してきたことが 挙 げられる なお 215 年 6 月 末 の 契 約 カメラマン 数 は 1,491 名 となっており ほぼ 充 足 してきたことから 現 在 では 若 手 カメラマンのスキルアップに 向 けた 取 組 みを 進 めている ( 人 ) 1,6 1,4 1,2 1,221 契 約 カメラマン 数 の 推 移 1,32 1,44 1,491 1, 8 6 4 2 12/6 期 13/6 期 14/6 期 15/6 期 ( 期 末 ) フォトクラウド 事 業 フォトクラウド 事 業 は 写 真 館 撮 影 事 業 者 向 けに 同 社 のインターネット 写 真 販 売 システム を 提 供 するサービスとなる 契 約 した 写 真 事 業 者 が 学 校 や 結 婚 式 場 などのイベントで 撮 影 し た 写 真 を が 運 営 する 学 校 写 真 専 門 サイト スナップスナップ やウェディン グ 専 門 サイト グロリアーレ に 掲 載 し 同 社 が 最 終 顧 客 からの 注 文 を 受 け 発 送 決 済 す る 流 れとなる 収 益 構 造 としては 通 常 の ASP サービスと 違 って 月 額 のシステム 利 用 料 金 は 徴 収 しない ため 売 上 高 は 写 真 の 販 売 額 のみとなる 一 方 費 用 としてはシステム 維 持 費 用 やプリント 発 送 費 用 などのほか 写 真 事 業 者 に 販 売 額 の 一 定 料 率 を 支 払 うレベニューシェアが 含 まれる ことになる 固 定 費 としてはシステム 維 持 費 用 のみであるため 費 用 の 大 半 は 変 動 費 となる なお 教 育 領 域 に 関 しては 215 年 6 月 期 第 4 四 半 期 (215 年 4 月 6 月 ) から 売 上 計 上 方 法 を 変 更 している 具 体 的 には 売 上 高 を 従 来 の 総 額 表 示 ( 写 真 販 売 額 )から レベニュー シェアやプリントなどを 除 いた 純 額 表 示 (システム 提 供 及 びノウハウによる 収 益 )へと 変 更 した 市 場 領 域 別 の 売 上 構 成 比 では 教 育 領 域 が 65% ウェディング 領 域 が 35% となっている 粗 利 益 率 は 約 3% とインターネット 写 真 サービスと 比 較 して 低 いが これはイベントの 獲 得 を 写 真 事 業 者 自 身 が 行 っていることによる ただ 教 育 領 域 の 売 上 計 上 方 法 を 純 額 表 示 に 変 更 したため 今 後 は 上 昇 することとなる なお 215 年 6 月 末 時 点 の 教 育 領 域 における 契 約 写 真 事 業 者 数 は 1,259 社 で 215 年 6 月 期 に 契 約 した 写 真 事 業 者 11 社 のうち ラボネッ トワーク 経 由 の 契 約 先 数 は 53 社 となっている 4

会 社 概 要 契 約 写 真 事 業 者 数 ( 教 育 領 域 )の 推 移 ( 社 数 ) 1,4 1,2 1, 8 839 1,149 1,259 6 4 2 488 12/6 期 13/6 期 14/6 期 15/6 期 ( 期 末 ) 広 告 マーケティング 支 援 事 業 広 告 マーケティング 支 援 事 業 では 同 社 の Web サイト 上 におけるネット 広 告 販 売 収 入 の ほか 顧 客 企 業 の 販 促 支 援 活 動 を 行 っている 例 えば マラソン 大 会 に 参 加 した 写 真 購 入 者 に 対 して スポンサー 企 業 の 販 促 商 品 を 写 真 と 同 梱 して 送 るサービスなどを 行 っている 現 時 点 では インターネット 広 告 収 入 が 3 割 程 度 を 占 めるほか 主 力 事 業 の 付 帯 サービス 的 な 位 置 付 けでもあり 売 上 高 は 小 さいものの 収 益 性 の 高 い 事 業 となっている 複 数 の 領 域 を 横 断 的 に 展 開 し 業 界 内 で 優 位 なポジションを 確 立 (2) 市 場 規 模 と 同 社 のポジション 同 社 の 調 べによれば 既 存 市 場 であるスポーツ 領 域 や 教 育 文 化 ウェディング 領 域 に おける 写 真 の 市 場 規 模 は 年 間 6 億 円 程 度 と 推 計 され 同 社 のシェアは 5% 程 度 となっている このうち スポーツ 領 域 だけで 見 れば 約 3 割 のシェアであり 同 社 が 強 い 領 域 となっている また 競 合 状 況 に 関 しては 既 存 の 写 真 事 業 者 が 多 くを 占 めるが 同 社 のようにインターネッ ト 販 売 を 手 掛 ける 企 業 も 各 領 域 で 出 てきている ただ 複 数 の 領 域 を 横 断 的 に 展 開 し カメ ラマンの 契 約 数 やイベント 掲 載 数 などスケールメリットを 生 かせる 規 模 にまで 拡 大 しているの は 同 社 のほかになく 業 界 内 で 優 位 なポジションを 確 立 していると 言 えよう 5

会 社 概 要 領 域 別 市 場 規 模 と 売 上 高 ( 百 万 円 ) 5, 市 場 全 体 45,8 4, 3, 2, 1, 4,6 4,2 6, 1,387 433 1,37 315 スポーツ 領 域 文 化 領 域 学 校 写 真 ウェディング ( ) 同 社 の 売 上 高 は215/6 期 実 績 学 校 写 真 は 総 額 表 示 ベース 伪 伪 業 績 動 向 売 上 高 が 計 画 を 下 回 ったことで 営 業 利 益 の 減 益 幅 も 拡 大 (1) 215 年 6 月 期 業 績 の 概 要 8 月 11 日 付 で 発 表 された 215 年 6 月 期 の 業 績 は 売 上 高 が 前 期 比 1.5% 増 の 3,178 百 万 円 営 業 利 益 が 同 44.5% 減 の 13 百 万 円 経 常 利 益 が 同 4.1% 減 の 15 百 万 円 当 期 純 利 益 が 同 38.1% 減 の 66 百 万 円 となり 売 上 高 利 益 ともに 会 社 計 画 を 下 回 る 格 好 で 着 地 した なお 当 第 4 四 半 期 よりフォトクラウド 事 業 の 教 育 領 域 において 売 上 表 示 方 法 を 総 額 表 示 から 純 額 表 示 に 変 更 したことで 売 上 高 が 約 82 百 万 円 の 目 減 りとなっている 同 一 基 準 の 場 合 の 売 上 高 は 前 期 比 4.1% 増 の 3,26 百 万 円 であった ( 営 業 利 益 は 影 響 なし) 以 下 前 期 比 との 増 減 比 較 では 従 来 基 準 ベースで 説 明 する 215 年 6 月 期 業 績 ( 単 位 : 百 万 円 ) 14/6 期 15/6 期 実 績 対 売 上 比 期 初 計 画 実 績 対 売 上 比 前 期 比 計 画 比 売 上 高 3,132-3,331 3,178-1.5% -4.6% 売 上 原 価 1,763 56.3% 1,836 1,819 57.3% 3.2% -.9% 販 管 費 1,182 37.7% 1,34 1,254 39.5% 6.1% -6.4% 営 業 利 益 187 6.% 153 13 3.3% -44.5% -32.5% 経 常 利 益 176 5.6% 148 15 3.3% -4.1% -29.1% 当 期 純 利 益 16 3.4% 92 66 2.1% -38.1% -28.3% 従 来 基 準 対 売 上 比 前 期 比 計 画 比 売 上 高 3,26-4.1% -2.1% 売 上 原 価 1,91 58.3% 7.9% 3.5% 販 管 費 1,254 38.5% 6.1% -6.4% 営 業 利 益 13 3.2% -44.5% -32.5% 売 上 高 は 期 初 計 画 比 で 2.1% 下 回 ったが これはスポーツ 領 域 において 大 阪 マラソン 大 会 など 一 部 大 型 イベントの 販 売 が 低 迷 したことが 主 因 となっている また 新 規 事 業 として 見 込 んでいた 訪 日 中 国 人 向 けの 写 真 撮 影 サービスについて 需 要 は 旺 盛 ながらも 想 定 していたビ ジネスモデルでは 当 面 の 収 益 化 が 見 込 めないと 判 断 し 早 期 に 事 業 化 を 断 念 したことなども 影 響 した 6

業 績 動 向 売 上 原 価 率 が 58.3% と 前 期 比 2. ポイント 上 昇 したが 主 に 撮 影 協 賛 金 が 前 期 比 22.4% 増 の 836 百 万 円 と 大 きく 増 加 したことが 主 因 となっている ( 撮 影 協 賛 金 の 売 上 比 率 は 21.8% か ら 25.7% に 上 昇 ) 新 規 及 び 前 期 にイベントのなかった 大 型 イベントの 協 賛 金 が 発 生 したこと フォトクラウド 事 業 の 拡 大 などが 増 加 要 因 となった また 販 管 費 率 も 38.5% と 前 期 比.8 ポイント 上 昇 した 期 初 計 画 比 では 6.4% 減 少 してい るが これは 当 初 予 定 していた 人 員 の 増 員 が 期 の 後 半 に 集 中 し 人 件 費 の 増 加 が 前 期 比 28 百 万 円 増 の 79 百 万 円 と 計 画 を 下 回 ったため なお 期 末 の 従 業 員 数 は 前 期 末 比 16 名 増 の 19 名 となっている 元 々 当 期 は 新 たな 写 真 スタイルを 提 案 する 新 サービスの 開 始 や 専 用 サイトの 利 便 性 向 上 ラボネットワークとの 提 携 に 伴 うシステム 連 携 に 向 けた 投 資 など 今 後 の 成 長 に 向 け た 基 盤 構 築 のための 先 行 投 資 期 間 として 位 置 付 け 増 収 減 益 を 計 画 していたが 売 上 高 が 計 画 を 下 回 ったことで 営 業 利 益 の 減 益 幅 もさらに 拡 大 することとなった 認 知 度 の 向 上 が 進 み 収 益 性 を 重 視 した 営 業 戦 略 へと 転 換 (2) 事 業 セグメント 別 動 向 インターネット 写 真 サービス インターネット 写 真 サービス 事 業 の 売 上 高 は 前 期 比.1% 増 の 2,442 百 万 円 となった 領 域 別 に 見 ると スポーツ 領 域 が 前 期 比 1.7% 減 の 1,387 百 万 円 教 育 領 域 が 同 横 ばいの 62 百 万 円 文 化 領 域 が 同 6.9% 増 の 433 百 万 円 となった スポーツ 領 域 では 初 めて 減 収 となったが これは 収 益 性 の 低 いインターハイの 撮 影 を 見 送 ったことや 大 阪 マラソン 大 会 の 販 売 低 調 な どが 影 響 した 教 育 領 域 においては フォトクラウド 事 業 への 集 中 により 売 上 高 は 現 状 維 持 となっている また 文 化 領 域 では 芸 能 人 案 件 (ライブ 写 真 等 ) の 販 売 が 好 調 に 推 移 した 全 体 のイベント 件 数 は 前 期 比 2.2% 増 の 14,5 件 と 成 長 率 が 鈍 化 したが これは 同 社 の 営 業 戦 略 転 換 による 影 響 が 大 きい 従 来 は 認 知 度 向 上 を 図 るため 不 採 算 案 件 でも 掲 載 イベ ント 数 の 拡 大 に 注 力 してきたが 認 知 度 の 向 上 が 進 んだこともあり 収 益 性 を 重 視 した 営 業 戦 略 に 転 換 している ( 百 万 円 ) 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 12,45 394 577 インターネット 写 真 サービスの 売 上 高 及 び 掲 載 イベント 数 文 化 教 育 スポーツ 掲 載 イベント 数 13,75 14,5 45 433 621 62 1,343 1,412 1,387 ( 件 ) 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 出 所 : 決 算 説 明 会 資 料 13/6 期 14/6 期 15/6 期 7

業 績 動 向 フォトクラウド 事 業 フォトクラウド 事 業 の 売 上 高 は 前 期 比 6.9% 増 の 668 百 万 円 となった 当 第 4 四 半 期 より 教 育 領 域 の 売 上 表 示 を 純 額 表 示 に 変 更 しており 従 来 と 同 じ 総 額 表 示 ベースで 見 れば 同 2.% 増 の 75 百 万 円 となっている 領 域 別 で 見 ると 教 育 領 域 が 同 35.5% 増 の 434 百 万 円 ウェディング 領 域 が 同 3.6% 増 の 315 百 万 円 となった ( 百 万 円 ) 8 7 フォトクラウド 事 業 売 上 高 ウェディング 教 育 6 315 5 34 4 3 294 2 1 184 321 434 13/6 期 14/6 期 15/6 期 教 育 領 域 では ラボネットワークとの 連 携 にリソースを 割 くなかでも 順 調 に 売 上 げが 拡 大 し た スナップスナップ の 導 入 校 園 数 が 前 期 末 比 477 校 増 の 1,939 校 と 大 幅 に 伸 長 した ことで 掲 載 イベント 数 が 前 期 比 29.1% 増 の 9,897 件 と 大 幅 に 増 加 したことが 要 因 だ 導 入 校 園 数 では 約 半 分 を 幼 稚 園 保 育 園 で 占 められるが 小 中 高 校 なども 増 加 傾 向 が 続 いている 導 入 校 園 数 の 半 分 弱 は 首 都 圏 で 占 められるが 全 都 道 府 県 に 導 入 が 広 がっており 学 校 写 真 販 売 において EC 化 が 着 実 に 進 んでいることがうかがえる ( 校 園 ) 2,5 導 入 校 園 数 の 推 移 その 他 高 校 中 学 校 小 学 校 幼 保 掲 載 イベント 数 9,897 ( 件 ) 1, 2, 7,665 1,939 8, 1,5 4,841 1,462 6, 1, 94 4, 5 2, 13/6 期 14/6 期 15/6 期 一 方 ウェディング 領 域 でも 新 興 のウェディングプロデュース 会 社 を 中 心 に グロリアーレ の 利 用 率 が 高 まっており 挙 式 件 数 は 前 期 比 7.8% 増 の 37 千 組 と 順 調 に 拡 大 している 8

業 績 動 向 広 告 マーケティング 支 援 事 業 広 告 マーケティング 事 業 の 売 上 高 は 前 期 比.4% 減 の 67 百 万 円 となった 自 社 Web サ イト 上 のディスプレイ 広 告 収 入 や 大 型 マラソン 大 会 におけるスポンサー 企 業 の 販 促 支 援 サー ビスなどが 堅 調 に 推 移 したものの 新 規 顧 客 の 開 拓 が 伸 び 悩 んだ ラボネットワークとの 間 でシステム 連 携 を 開 始 (3) 経 営 施 策 の 振 り 返 り 同 社 は 215 年 6 月 期 の 経 営 施 策 として 学 校 写 真 領 域 の 強 化 ライフタイムバリューの 向 上 新 しい 写 真 スタイルの 提 案 データ 活 用 の 4 点 を 掲 げている その 取 組 み 状 況 につ いて 以 下 にまとめた 学 校 写 真 領 域 の 強 化 215 年 2 月 に 写 真 専 門 チェーン 最 大 手 のキタムラ <2719> の 子 会 社 であるラボネットワー クと 業 務 提 携 契 約 を 締 結 し 4 月 より 両 社 間 のシステム 連 携 を 開 始 した ラボネットワークは 全 国 に 約 1,8 社 の 写 真 館 を 顧 客 に 持 つプリント 写 真 サービスの 最 大 手 で 自 社 でもインター ネット 写 真 販 売 サービス イベントフォトギャラリー を 展 開 している 今 回 の 提 携 は 両 社 の 強 みを 活 かしながら EC 化 が 遅 れている 学 校 写 真 領 域 でのシェア 拡 大 を 進 めていくことを 目 指 しており 営 業 については 全 国 に 約 5 名 の 営 業 部 隊 を 持 つラボ ネットワークに システムは 利 便 性 の 良 い スナップスナップ に 順 次 移 行 し 同 市 場 での 成 長 を 加 速 していく 考 えだ 現 在 は 同 社 の 営 業 マン (4 名 ) が 同 行 営 業 して ラボネットワー クの 顧 客 先 である 写 真 館 にインターネット 写 真 サービスのメリットを 提 案 する 取 組 みを 進 めて いる 段 階 にある 215 年 6 月 期 のラボネットワーク 経 由 の 写 真 館 契 約 数 は 53 社 と 順 調 に 滑 り 出 しており 216 年 6 月 期 以 降 の 収 益 貢 献 が 期 待 されている ライフタイムバリューの 向 上 ライフタイムバリューの 向 上 施 策 として 新 たに 出 生 を 写 真 に 残 す うぶごえフォト のサー ビスを 開 始 した 215 年 6 月 末 時 点 で 15 病 院 8 月 末 時 点 で 17 病 院 の 医 療 施 設 で 撮 影 を 実 施 している ユーザーからは プロカメラマンの 撮 影 技 術 が 活 きる シーンとして 高 い 評 価 を 受 けており 今 後 も 需 要 の 拡 大 が 見 込 まれている 新 しい 写 真 スタイル 新 しい 写 真 スタイルとして 記 録 に 残 す ための 写 真 ではなく 飾 る ための 写 真 を 提 案 する 撮 影 サービス T スタジオ を 湘 南 T-SITE 代 官 山 T-SITE で 開 始 した 予 約 制 のた め 実 績 としてはまだ 少 なく 業 績 面 での 影 響 はほとんどない データ 活 用 写 真 販 売 サービスのデータ 活 用 として オールスポーツコミュニティ スナップスナップ で T ポイント 連 携 ( 付 与 利 用 ) サービスを 開 始 し サービスの 向 上 を 図 った 9

伪 伪 今 後 の 見 通 し 重 点 施 策 として 学 校 写 真 の 強 化 と 新 たな 付 加 価 値 の 創 出 を 挙 げる (1) 216 年 6 月 期 業 績 見 通 し 216 年 6 月 期 の 業 績 は 売 上 高 が 前 期 比 1.% 減 の 3,144 百 万 円 営 業 利 益 が 同 24.8% 減 の 78 百 万 円 経 常 利 益 が 同 21.2% 減 の 83 百 万 円 当 期 純 利 益 が 同 22.1% 減 の 51 百 万 円 となる 見 通 し 売 上 高 の 減 収 は 表 示 方 法 の 変 更 によるもので 総 額 表 示 ベースであれば 前 期 比 17.9% 増 の 3,844 百 万 円 となる 見 通 しだ 今 期 の 重 点 施 策 としては 学 校 写 真 の 更 なる 強 化 と そこで 蓄 積 されたデータの 利 活 用 に よる 新 たな 付 加 価 値 の 創 出 を 挙 げている また ライフタイムバリューの 向 上 や 新 しい 写 真 ス タイルの 提 案 も 引 き 続 き 行 っていく セグメント 別 の 売 上 高 見 通 しでは インターネット 写 真 サービス 事 業 が 前 期 比 2.3% 増 の 2,498 百 万 円 フォトクラウド 事 業 が 同 66.% 増 の 1,245 百 万 円 ( 総 額 表 示 ベース) 広 告 マーケ ティング 事 業 が 同 47.6% 増 の 1 百 万 円 を 見 込 む インターネット 写 真 サービス 事 業 では 引 き 続 き 収 益 性 を 重 視 した 営 業 活 動 を 行 っていく 方 針 で マラソン 大 会 などを 中 心 に 安 定 成 長 見 込 んでいる 今 期 のマラソン 大 会 の 新 規 イベン トとしては 金 沢 富 山 鹿 児 島 岡 山 埼 玉 国 際 の 各 マラソン 大 会 があり それぞれ 1 万 人 規 模 の 参 加 者 数 が 見 込 まれており 同 社 の 売 上 にも 寄 与 する 見 通 しだ また 野 球 やサッ カーなども 成 長 余 地 があり 拡 大 していく 方 針 だ 文 化 領 域 では 吹 奏 楽 やバレエコンクール などまだ 取 り 切 れていないところに 注 力 していく フォトクラウド 事 業 ではラボネットワークとの 協 業 の 効 果 により 教 育 領 域 の 伸 びを 見 込 ん でいる 特 に 同 社 ではここ 1 2 年 がシェア 拡 大 の 好 機 とみており スナップスナップ の 認 知 度 向 上 に 向 けたマーケティング 施 策 も 積 極 的 に 行 いながら 売 上 高 の 拡 大 を 目 指 してい く 考 えだ 一 方 ウェディング 領 域 においては 需 要 が 見 込 める 首 都 圏 のホテルを 開 拓 して いく 考 えで トップセールスを 積 極 的 に 行 っていく 方 針 広 告 マーケティング 事 業 では インターネット 広 告 収 入 に 加 えて 会 員 に 対 する 企 業 のメ ルマガ 配 信 タイアップ 企 画 での 販 促 支 援 サービスなどを 強 化 していく 具 体 的 には 契 約 先 の 幼 稚 園 に ランドセルメーカーや 食 品 メーカーなどとキャラバンを 組 んで 販 売 キャンペー ンを 行 っていく 売 上 高 が 実 質 2 ケタ 増 収 と 伸 びるのにも 関 わらず 減 益 を 見 込 んでいるのは 前 期 後 半 に 増 員 した 人 員 分 の 人 件 費 がフルに 効 いてくることで 人 件 費 が 前 期 比 5 百 万 円 増 加 すること また 教 育 領 域 での 積 極 的 なマーケティング 費 用 の 投 下 並 びに 利 便 性 向 上 に 向 けたシス テム 開 発 費 の 増 加 などが 要 因 となる 顔 認 識 エンジン Faceee を 稼 働 同 社 は 学 校 写 真 の スナップスナップ において 自 社 開 発 した 顔 認 識 エンジン Faceee の 実 装 を 215 年 秋 より 開 始 する 大 人 と 違 い 子 供 の 顔 認 識 率 が 低 い 既 成 の 顔 認 識 エンジン ではなく 同 社 が 保 有 する 1 億 カットに 及 ぶスナップ 写 真 を 学 習 データとするディープラーニン グ 技 術 を 使 った 顔 認 識 エンジンとなる 1

今 後 の 見 通 し 従 来 平 均 3 分 間 掛 かっていた 写 真 選 びが 約 5 分 まで 短 縮 することが 可 能 となり 使 い 勝 手 の 飛 躍 的 な 向 上 につながる 同 機 能 は 無 料 での 提 供 となるが ユーザーは 顔 認 識 検 索 により 子 どもの 写 真 を 簡 単 に 探 し 出 せるようになることで 写 真 の 購 入 枚 数 が 増 加 する 可 能 性 がある 共 通 技 術 を 両 社 で 相 互 活 用 共 同 開 発 することで 競 争 力 の 向 上 へ (2) アロバへの 出 資 について 同 社 は 215 年 7 月 にネットワークカメラ 管 理 システムの 開 発 を 行 う ( 株 ) アロバに 出 資 し( 出 資 比 率 49% 取 得 額 49 百 万 円 ) 持 分 法 適 用 関 連 会 社 にしたと 発 表 した また 同 時 に 同 社 会 長 である 白 砂 晃 (しらまさあきら) 氏 がアロバの 社 長 に 就 任 している アロバの 開 発 したネットワークカメラ 管 理 ソフト アロバビュー は ネットワークカメラの OS ( 基 本 ソフト) となる アロバビュー の 特 徴 は 1 メーカー 35 機 種 以 上 の 防 犯 カメ ラに 対 応 しており 国 内 で 開 発 しているため 日 本 人 が 使 いやすい 操 作 性 を 持 っていること ま た 柔 軟 なカスタマイズが 可 能 なことなどが 挙 げられる このため ネットワークカメラ 用 ビュー ワ/ 録 画 管 理 ソフト 市 場 では 国 内 で 約 3% のシェアを 持 ち 7 年 連 続 でトップシェアを 獲 得 す るリーダー 的 存 在 となっている 導 入 実 績 も 発 電 所 のような 大 規 模 施 設 からコンビニエンス ストアに 至 るまで 1 万 社 以 上 に 上 っている 今 回 の 資 本 参 加 の 目 的 は 同 社 の 今 後 の 成 長 に 不 可 欠 な 技 術 ( 画 像 認 識 動 画 の 加 工 データ 解 析 など) とアロバの 防 犯 カメラ 録 画 システムで 必 要 となる 技 術 が 共 通 であり 両 社 の 技 術 を 相 互 活 用 あるいは 共 同 開 発 することで さらに 技 術 開 発 力 を 高 め 競 争 力 の 向 上 につなげることにある 実 際 の 事 業 面 で 直 接 的 な 取 引 関 係 は 当 面 はないものとみられ 業 績 面 では 持 分 法 投 資 損 益 として 影 響 してくるものとみられる アロバの 業 績 は 非 開 示 だが 直 近 では 売 上 高 が 年 間 数 億 円 規 模 で 利 益 は 収 支 均 衡 レ ベルにあるとみられる ただ ネットワークカメラによる 防 犯 システムの 需 要 は 防 災 防 犯 意 識 の 高 まりから 年 々 拡 大 の 一 途 をたどっている 特 に 22 年 の 東 京 オリンピックに 向 け て 防 犯 カメラの 設 置 が 今 後 飛 躍 的 に 増 加 することが 見 込 まれており 同 社 の 業 績 面 でもプ ラスに 寄 与 する 可 能 性 が 高 いと 弊 社 ではみている フォトクラウド 事 業 をけん 引 役 に 3 年 で 2 倍 以 上 の 成 長 へ (3) 中 期 計 画 同 社 は 中 期 3 ヶ 年 計 画 を 新 たに 発 表 している 3 年 目 の 218 年 6 月 期 の 業 績 目 標 として は 売 上 高 で 4,233 百 万 円 営 業 利 益 で 464 百 万 円 を 掲 げている 売 上 高 を 総 額 表 示 ベース でみれば 7,162 百 万 円 となり 今 後 3 年 で 2 倍 以 上 の 成 長 を 目 指 す 格 好 となる けん 引 役 となるのはフォトクラウド 事 業 で 総 額 ベースで 見 たフォトクラウド 事 業 の 売 上 高 は 215 年 6 月 期 の 75 百 万 円 から 218 年 6 月 期 は 4,9 百 万 円 と 急 拡 大 を 見 込 んでいる なかでも 注 力 市 場 である 教 育 領 域 でいかに 導 入 校 園 数 を 伸 ばせるかが 中 期 計 画 達 成 の 鍵 を 握 っていると 言 える 11

今 後 の 見 通 し 学 校 写 真 市 場 の 成 長 性 について 中 期 計 画 では 学 校 写 真 市 場 における EC 化 率 が 215 年 6 月 期 の 7 8% から 218 年 6 月 期 には 54% まで 上 昇 することを 前 提 に 同 社 サービスの 導 入 校 園 数 を 2,9 校 から 15, 校 に 拡 大 していく 計 画 となっている ( 校 園 数 ) 2, 学 校 写 真 導 入 校 園 数 計 画 導 入 校 園 数 EC 化 率 54.% 6.% 15, 5.% 4.% 1, 28.% 3.% 5, 7~8% 2,9 15.% 4,4 7,8 15, 15/6 期 16/6 期 17/6 期 18/6 期 ( )15/6 期 の2,9 校 にはインターネット 写 真 販 売 サービス 事 業 の 導 入 校 も 含 む 出 所 : 決 算 説 明 会 資 料 2.% 1.%.% 現 在 学 校 や 幼 稚 園 ではイベント 時 に 撮 影 する 写 真 の 販 売 に 際 しては 現 場 の 教 師 など が 取 りまとめて 発 注 や 代 金 の 支 払 い 手 続 きなどを 行 っており 作 業 の 煩 雑 さから EC 化 を 望 む 声 は 大 きい 学 校 など 教 育 機 関 は 保 守 的 で 横 並 び 体 質 のところが 多 いため EC 化 のスピー ドが 緩 やかではあるものの 現 場 のニーズや 利 便 性 なども 考 慮 すると 今 後 EC 化 が 進 むこ とは 間 違 いなく 今 後 3 年 間 で 普 及 加 速 期 に 入 ると 同 社 ではみている こうしたなかで 現 在 同 社 の 学 校 写 真 の 契 約 写 真 館 数 は 1,259 社 ラボネットワークは 約 1,8 社 (うちインターネット 写 真 販 売 を 導 入 しているのは 数 %) となっている 1 写 真 館 当 たり 約 1 校 の 学 校 園 と 取 引 があるため 現 状 の 契 約 写 真 館 の 取 引 先 がすべてインターネッ ト 写 真 販 売 を 導 入 したとすれば 約 3, 校 となる 計 算 になる 普 及 率 が 5% と 仮 定 すれば 15, 校 となり EC 化 率 が 5% を 超 えることを 前 提 とすれば 達 成 可 能 な 数 字 となる LNW 社 との 提 携 効 果 のイメージ 出 所 : 会 社 資 料 12

今 後 の 見 通 し 同 社 における 215 年 6 月 末 時 点 の 1 写 真 館 当 たりの 導 入 校 数 は 1.54 校 ( 前 年 同 期 は 1.27 校 ) となっており 同 社 の 契 約 写 真 館 ベースで 見 れば 学 校 の EC 化 率 は 15% 程 度 となる 計 算 で 市 場 平 均 よりも EC 化 率 が 進 んでいることになる 同 社 がインターネット 写 真 販 売 サー ビスを 展 開 しており 契 約 写 真 館 も EC 化 に 対 して 積 極 的 なことから 当 然 のこととも 言 えるが 今 後 はラボネットワークの 契 約 写 真 館 でどの 程 度 インターネット 写 真 販 売 の 導 入 が 進 むか が 注 目 される 伪 伪 財 務 状 況 と 株 主 還 元 について 投 資 フェーズと 財 務 体 質 の 強 化 を 図 る 段 階 215 年 6 月 末 の 財 務 状 況 を 見 ると 総 資 産 は 前 期 末 比 48 百 万 円 増 の 1,275 百 万 円 となっ た 主 に 売 上 債 権 が 46 百 万 円 ソフトウェアが 22 百 万 円 増 加 した 一 方 負 債 は 有 利 子 負 債 の 減 少 を 主 因 として 前 期 末 比 33 百 万 円 減 少 の 449 百 万 円 となった また 純 資 産 は 当 期 純 利 益 の 計 上 に 伴 う 利 益 剰 余 金 の 増 加 を 主 因 に 前 期 末 比 81 百 万 円 増 の 826 百 万 円 と なった 経 営 指 標 を 見 ると 有 利 子 負 債 の 減 少 や 利 益 剰 余 金 の 増 加 により 自 己 資 本 比 率 が 上 昇 し 有 利 子 負 債 依 存 度 が 低 下 するなど 財 務 体 質 は 健 全 な 状 態 が 続 いていると 言 える また 収 益 性 については ROA ROE 売 上 高 営 業 利 益 率 ともに 213 年 6 月 期 をピークに 2 期 連 続 で 低 下 している インターネット 写 真 サービス 事 業 の 成 長 率 が 鈍 化 するなかで 学 校 写 真 領 域 など 次 の 成 長 ドライバーとなる 市 場 を 開 拓 創 出 していくための 費 用 が 先 行 しているこ とが 要 因 となっている 今 後 学 校 写 真 領 域 での 成 長 が 本 格 化 してくれば 収 益 性 も 再 び 向 上 していくことが 見 込 まれる なお 株 主 還 元 については 現 在 は 投 資 フェーズと 財 務 体 質 の 強 化 を 図 る 段 階 であるた め 無 配 としているが 将 来 的 には 東 証 1 部 または 2 部 への 上 場 を 目 指 しており その 段 階 で 配 当 も 実 施 したい 意 向 を 示 している 貸 借 対 照 表 ( 単 位 : 百 万 円 ) 12/6 期 13/6 期 14/6 期 15/6 期 増 減 額 流 動 資 産 777 747 1,124 1,145 2 ( 現 預 金 有 価 証 券 ) 587 523 893 872-21 固 定 資 産 78 93 12 13 27 総 資 産 855 841 1,227 1,275 48 負 債 576 459 483 449-33 ( 有 利 子 負 債 ) 26 93 195 144-5 純 資 産 279 381 744 826 81 ( 安 全 性 ) 自 己 資 本 比 率 32.7% 45.3% 6.7% 64.5% 有 利 子 負 債 依 存 度 3.4% 11.1% 15.9% 11.3% ( 収 益 性 ) ROA ( 総 資 産 経 常 利 益 率 ) 15.9% 2.7% 17.% 8.4% ROE ( 自 己 資 本 純 利 益 率 ) 26.1% 3.9% 19.% 8.4% 売 上 高 営 業 利 益 率 5.4% 6.3% 6.% 3.3% 13

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