第2章 学校環境衛生基準 第3



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現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

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〔自 衛 隊〕

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

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った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(3) 下 水 道 接 続 のみとなる 配 管 工 事 (4) 浄 化 槽 設 備 の 工 事 (5) 解 体 工 事 (6) 市 等 の 他 の 補 助 制 度 ( 国 が 実 施 するエコポイント 制 度 を 除 く )を 利 用 する 工 事 (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

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らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

Transcription:

の 等 及 び 等 の の 基 準 の A 検 査 項 目 及 び 基 準 値 の 設 定 根 拠 等 の 解 説 検 査 項 目 基 準 (1) 大 掃 除 の 実 施 大 掃 除 は 定 期 に 行 われていること (2) 雨 水 の 排 水 溝 等 屋 上 等 の 雨 水 排 水 溝 に 泥 や 砂 等 が 堆 積 していないこと また 雨 水 配 水 管 の 末 端 は 砂 や 泥 等 により 管 径 が 縮 小 していないこと (3) 排 水 の 施 設 設 備 汚 水 槽 雑 排 水 槽 等 の 施 設 設 備 は 故 障 等 がなく 適 切 に 機 能 してい ること 清 潔 とは 感 覚 的 にきれいと 感 じることができる 状 態 であることのほかに 微 生 物 や 化 学 物 質 による 汚 染 が 見 られず ごみ 等 その 場 に 不 用 のものがない 状 態 を 指 す の 清 掃 については 児 童 生 徒 等 により 毎 日 行 われるものであるが 定 期 的 に 大 掃 除 を 行 い 日 常 できない 部 分 まで 清 掃 を 行 う なお 大 掃 除 の 実 施 時 期 及 び 回 数 については 学 校 の 実 情 を 考 慮 した 上 決 定 する 必 要 がある < 参 考 > 建 築 物 衛 生 法 施 行 規 則 では 掃 除 は 日 常 行 うもののほか 大 掃 除 を 6 月 以 内 ごとに 1 回 定 期 に 統 一 的 に 行 うものとするとされている の 等 雨 水 がたまることにより 悪 臭 や 衛 生 害 虫 等 の 発 生 原 因 となることから 排 水 の 状 況 を 点 検 し 衛 生 的 に 管 理 する 必 要 がある の 設 設 排 水 は 下 水 道 が 普 及 した 地 域 では 下 水 処 理 場 で 浄 化 後 河 川 や 海 等 の 公 共 水 域 に 放 流 される が 下 水 道 が 普 及 していない 地 域 では 合 併 処 理 浄 化 槽 を 経 て 公 共 用 水 域 等 に 放 流 することと なる 排 水 の 管 理 を 行 うに 当 たり 下 水 道 や 公 共 水 域 への 負 荷 を 減 らす 観 点 も 重 要 である 85

< 参 考 > 下 水 道 法 の 規 定 ( 用 語 の 定 義 ) 第 2 条 この 法 律 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるところ による (1) 下 水 生 活 若 しくは 事 業 ( 耕 作 の 事 業 を 除 く )に 起 因 し 若 しくは 付 随 する 廃 水 ( 以 下 汚 水 という ) 又 は 雨 水 をいう 浄 化 槽 法 の 規 定 ( 定 義 ) 第 2 条 この 法 律 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるとこ ろによる (1) 浄 化 槽 便 所 と 連 結 してし 尿 及 びこれと 併 せて 雑 排 水 ( 工 場 廃 水 雨 水 その 他 の 特 殊 な 排 水 を 除 く 以 下 同 じ )を 処 理 し 下 水 道 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 79 号 ) 第 2 条 第 6 号 に 規 定 する 終 末 処 理 場 を 有 する 公 共 下 水 道 ( 以 下 終 末 処 理 下 水 道 という ) 以 外 に 放 流 するための 設 備 又 は 施 設 であつて 同 法 に 規 定 する 公 共 下 水 道 及 び 流 域 下 水 道 並 びに 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 ( 昭 和 45 年 法 律 第 137 号 ) 第 6 条 第 1 項 の 規 定 により 定 められた 計 画 に 従 つて 市 町 村 が 設 置 したし 尿 処 理 施 設 以 外 のものをいう ( 浄 化 槽 によるし 尿 処 理 等 ) 第 3 条 何 人 も 終 末 処 理 下 水 道 又 は 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 第 8 条 に 基 づくし 尿 処 理 施 設 で 処 理 する 場 合 を 除 き 浄 化 槽 で 処 理 した 後 でなければ し 尿 を 公 共 用 水 域 等 に 放 流 してはならない 2 何 人 も 浄 化 槽 で 処 理 した 後 でなければ 浄 化 槽 をし 尿 の 処 理 のために 使 用 する 者 が 排 出 す る 雑 排 水 を 公 共 用 水 域 等 に 放 流 してはならない 平 成 12 年 の 浄 化 槽 法 の 一 部 改 正 により 生 活 環 境 の 保 全 及 び 公 衆 衛 生 の 向 上 の 観 点 から 原 則 として 今 後 設 置 される 浄 化 槽 をすべて 合 併 処 理 浄 化 槽 とし 合 併 処 理 浄 化 槽 で 処 理 した 後 でな ければ 雑 排 水 の 放 流 をしてはならないこととされた し 尿 のみを 処 理 する 単 独 処 理 浄 化 槽 は 新 たな 設 置 が 禁 止 され 既 存 のものも 合 併 処 理 浄 化 槽 への 転 換 が 求 められている B 検 査 方 法 等 の 解 説 検 査 項 目 方 法 (1) 大 掃 除 の 実 施 清 掃 方 法 及 び 結 果 を 記 録 等 により 調 べる (2) 雨 水 の 排 水 溝 等 雨 水 の 排 水 溝 等 からの 排 水 状 況 を 調 べる (3) 排 水 の 施 設 設 備 汚 水 槽 雑 排 水 槽 等 の 施 設 設 備 からの 排 水 状 況 を 調 べる 86

1 検 査 回 数 毎 学 年 3 回 定 期 に 行 うが 大 掃 除 の 実 施 時 期 を 考 慮 した 上 学 校 で 計 画 立 案 し 実 施 する 2 検 査 方 法 記 録 等 により 大 掃 除 の 実 施 状 況 を 確 認 する 1 検 査 回 数 毎 学 年 1 回 定 期 に 行 うが どの 時 期 が 適 切 かは 地 域 の 特 性 を 考 慮 した 上 学 校 で 計 画 立 案 し 実 施 する 2 検 査 場 所 屋 上 等 の 雨 水 排 水 溝 について 検 査 を 行 う 3 検 査 方 法 目 視 により 排 水 状 況 を 確 認 する 1 検 査 回 数 毎 学 年 1 回 定 期 に 行 うが どの 時 期 が 適 切 かは 地 域 の 特 性 を 考 慮 した 上 学 校 で 計 画 立 案 し 実 施 する 2 検 査 場 所 汚 水 槽 雑 排 水 槽 等 の 施 設 について 検 査 を 行 う 3 検 査 方 法 目 視 により 排 水 状 況 を 確 認 する 排 水 槽 の 底 面 等 の 状 況 は 清 掃 等 の 際 でなければ 点 検 できないので 清 掃 の 際 の 専 門 業 者 による 報 告 書 等 で 確 認 する < 参 考 > 浄 化 槽 管 理 者 は 浄 化 槽 法 の 規 定 に 従 って 毎 年 1 回 浄 化 槽 の 保 守 点 検 及 び 浄 化 槽 の 清 掃 を するとともに 指 定 検 査 機 関 の 行 う 水 質 に 関 する 検 査 を 受 けなければならないとされている 87

C 事 後 措 置 実 施 していない 場 合 は 計 画 的 に 行 うようにする 排 水 が 不 適 切 な 場 合 は 速 やかにその 原 因 を 究 明 し 適 切 な 措 置 を 講 ずるようにする 施 設 設 備 の 故 障 や 破 損 等 は 速 やかに 修 繕 をする 等 の 適 切 な 措 置 を 講 ずるようにする 88

ネズミ 衛 生 害 虫 等 A 検 査 項 目 及 び 基 準 値 の 設 定 根 拠 等 の 解 説 検 査 項 目 基 準 (4) ネズミ 衛 生 害 虫 等 校 舎 校 地 内 にネズミ 衛 生 害 虫 等 の 生 息 が 認 められないこと (4) ネズミ 衛 生 害 虫 等 衛 生 状 態 の 改 善 生 活 様 式 の 変 化 等 や 地 域 性 の 違 いにより ネズミや 衛 生 害 虫 等 も その 種 族 生 息 状 態 が 変 わってきている ネズミ ゴキブリ 蚊 ハエ 等 は 昔 から 感 染 症 を 媒 介 す ることが 知 られており 今 でも 全 国 的 に 生 息 していることから これらの 発 生 には 特 に 注 意 を する 必 要 がある B 検 査 方 法 等 の 解 説 検 査 項 目 方 法 (4) ネズミ 衛 生 害 虫 等 ネズミ 衛 生 害 虫 等 の 生 態 に 応 じて その 生 息 活 動 の 有 無 及 びその 程 度 等 を 調 べる 4 ネズミ 衛 生 害 虫 等 1 検 査 回 数 毎 学 年 1 回 定 期 に 行 うが どの 時 期 が 適 切 かは 地 域 の 特 性 を 考 慮 した 上 学 校 で 計 画 立 案 し 実 施 する 季 節 や 環 境 条 件 次 第 で 急 速 に 繁 殖 するものが 多 いことから 対 象 生 物 の 生 活 史 習 性 をよ く 知 った 上 で 検 査 時 期 検 査 事 項 を 決 めて 行 う 必 要 がある < 参 考 > 建 築 物 衛 生 法 施 行 規 則 では ねずみ 等 の 発 生 場 所 生 息 場 所 及 び 侵 入 経 路 並 びにねずみ 等 によ る 被 害 の 状 況 について 6 月 以 内 ごとに 1 回 定 期 に 統 一 的 に 調 査 を 実 施 し 当 該 調 査 の 結 果 に 基 づき ねずみ 等 の 発 生 を 防 止 するため 必 要 な 措 置 を 講 ずることとされている 2 検 査 場 所 及 び 検 査 方 法 ネズミ 衛 生 害 虫 等 の 生 態 に 応 じてその 発 生 の 有 無 を 調 べる ア ネズミ ふん ネズミの 穴 糞 毛 等 の 有 無 ちゅうかい ふん 給 食 施 設 倉 庫 厨 芥 置 場 等 にネズミの 出 入 りする 穴 糞 毛 等 が 認 められるかどうか を 調 べる 89

ネズミの 足 跡 の 有 無 こん ネズミの 通 路 は 一 定 しているので 壁 面 等 に 痕 跡 が 認 められるかどうかを 調 べる 食 害 の 有 無 食 料 を 保 管 し 又 は 取 り 扱 う 場 所 で 食 品 等 の 食 害 が 認 められるかどうかを 調 べる イ 衛 生 害 虫 等 (ア) ゴキブリ ちゅうかい 給 食 施 設 倉 庫 厨 芥 置 場 及 び 教 室 等 の 戸 棚 及 び 引 き 出 し 等 の 中 に ゴキブリの 成 虫 ふん しょう 幼 虫 糞 抜 け 殻 卵 鞘 等 が 見 られるかどうかを 調 べる 夜 間 に 電 灯 をつけ 活 動 しているゴキブリの 有 無 を 調 べる (イ) 蚊 成 虫 の 吸 血 活 動 の 有 無 及 びその 程 度 を 昼 間 及 び 夜 間 において 調 べる 昼 間 及 び 夜 間 に 部 屋 の 壁 に 成 虫 が 係 留 しているかどうかを 調 べる 防 火 用 水 槽 池 水 たまり 下 水 道 雑 排 水 槽 等 で 幼 虫 の 発 生 の 有 無 及 びその 程 度 に ついて 調 べる (ウ) ハエ ちゅうかい 幼 虫 の 発 生 については 厨 芥 置 場 飼 育 動 物 施 設 等 を 特 に 注 意 して 調 べる 成 虫 の 活 動 については 教 室 及 び 給 食 施 設 等 で 肉 眼 で 調 べる ふん 教 室 及 び 給 食 施 設 等 の 天 井 及 び 電 灯 の 笠 等 に ハエの 糞 の 跡 が 見 られるかどうかを 調 べ る 夜 間 に 教 室 及 び 給 食 施 設 等 の 天 井 に ハエが 係 留 しているかどうかを 調 べる (エ) 樹 木 等 の 病 害 虫 (ドクガ イラガ アメリカシロヒトリ 等 ) 樹 木 等 に 病 害 虫 の 幼 虫 等 が 認 められるかどうかを 調 べる C 事 後 措 置 衛 生 害 虫 等 ネズミ 衛 生 害 虫 等 の 生 息 が 認 められた 場 合 は 児 童 生 徒 等 の 健 康 及 び 周 辺 環 境 に 影 響 が ない 方 法 で 駆 除 を 行 うようにする 駆 除 に 際 しては 対 象 となるネズミ 衛 生 害 虫 等 の 生 活 史 習 性 等 をよく 見 極 め 安 易 に 薬 剤 による 駆 除 を 行 わない 薬 剤 による 駆 除 を 実 施 せざるを 得 ない 場 合 であっては 児 童 生 徒 等 の 健 康 及 び 周 辺 環 境 に 影 響 がないように 薬 剤 の 残 留 性 等 の 性 質 や 毒 性 等 特 徴 をあらかじめ 確 認 した 上 で 休 日 や 夏 休 み 等 の 長 期 休 暇 に 駆 除 を 行 う 等 の 配 慮 が 必 要 である 発 生 源 の 特 定 及 び 対 策 が 困 難 な 場 合 は 建 築 物 ねずみ 昆 虫 等 防 除 業 ( 建 築 物 衛 生 法 によ る 都 道 府 県 知 事 登 録 業 )に 委 託 する 方 法 がある ただし 委 託 した 場 合 でも 駆 除 方 法 につい 90

て 十 分 な 説 明 を 受 け 理 解 しておく 必 要 がある 植 栽 管 理 に 当 たり 農 薬 を 使 用 する 場 合 は 農 薬 を 使 用 する 者 が 遵 守 すべき 基 準 を 定 める 省 令 ( 平 成 15 年 農 林 水 産 省 環 境 省 令 第 5 号 ) 及 び 住 宅 地 等 における 農 薬 使 用 について ( 平 成 19 年 1 月 31 日 付 け 18 消 安 第 11607 号 環 水 大 土 発 第 070131001 号 農 林 水 産 省 消 費 安 全 局 長 環 境 省 水 大 気 環 境 局 長 通 知 ) を 遵 守 するとともに 病 害 虫 や 雑 草 の 密 度 を 低 いレベルに 維 持 する 総 合 的 病 害 虫 雑 草 管 理 を 行 い 農 薬 の 使 用 の 回 数 及 び 量 の 削 減 に 努 める 必 要 がある 校 庭 の 芝 生 化 に 当 たっては 植 栽 後 の 病 害 虫 雑 草 対 策 の 実 効 性 を 十 分 検 討 した 上 で 進 め ていく 必 要 がある 芝 生 の 維 持 管 理 に 当 たっては 上 記 農 薬 を 使 用 する 者 が 遵 守 すべき 基 準 を 定 める 省 令 及 び 住 宅 地 等 における 農 薬 使 用 について の 内 容 を 踏 まえる 必 要 がある 農 薬 の 使 用 に 際 しては 使 用 目 的 使 用 薬 剤 名 使 用 量 等 を 記 録 し 保 管 に 努 めること 91

等 の の A 検 査 項 目 及 び 基 準 値 の 設 定 根 拠 等 の 解 説 検 査 項 目 基 準 (5) 机 いすの 高 さ 机 面 の 高 さは 座 高 /3+ 下 腿 長 いすの 高 さは 下 腿 長 であるもの が 望 ましい (6) 黒 板 面 の 色 彩 (ア) 無 彩 色 の 黒 板 面 の 色 彩 は 明 度 が 3 を 超 えないこと (イ) 有 彩 色 の 黒 板 面 の 色 彩 は 明 度 及 び 彩 度 が 4 を 超 えないこと の 学 校 で 使 われている 机 いすには JIS 学 校 用 家 具 - 教 室 用 机 いす(JIS S1021)の 規 格 が あるが 2 人 用 のもの 1 人 用 のもの 机 といすが 結 合 している 固 定 式 のもの 机 といすが 分 離 しているもの 高 さが 変 えられる 可 変 式 のもの 等 その 種 類 や 構 造 は 多 種 多 様 である しかし 一 人 一 人 の 児 童 生 徒 等 に 適 合 した 机 いすを 整 備 するためには 机 といすは 分 離 できるものが 望 ましい 机 の 下 の 空 間 に 対 する 配 慮 も 必 要 である 児 童 生 徒 等 が 机 の 側 面 に 足 を 出 している 場 合 があ るが 机 いすの 高 さの 不 適 合 ばかりでなく 机 の 構 造 的 な 原 因 によることもあるので 留 意 す る 必 要 がある また いすは 長 時 間 使 用 するので 疲 労 をできるだけ 少 なくするために 座 面 の 面 積 は 大 きいほうがよい なお 机 いすの 材 料 材 質 は MSDS( 化 学 物 質 等 安 全 データシート) 等 により 確 認 し 化 学 物 質 の 発 生 のない 又 は 発 生 の 少 ないものを 選 定 する 92

< 参 考 > 理 想 的 な 学 習 姿 勢 児 童 生 徒 等 が 机 いすを 使 って 学 習 を 続 ける 場 合 に どのような 姿 勢 が 最 も 疲 労 が 少 なく しかも 生 理 的 に 自 然 な 姿 勢 であるかを 次 に 示 す この 姿 勢 が 保 持 できるような 机 いすを 配 当 する 必 要 がある 1 いすに 深 く 座 る 2 膝 関 節 を 直 角 に 曲 げる 3 下 肢 をまっすぐに 伸 ばす 4 足 の 裏 が 床 につく 5 背 筋 を 伸 ばす 6 肩 の 力 を 抜 く 7 下 顎 部 を 軽 くひく 8 上 肢 を 自 然 に 体 側 につけた 状 態 で 前 腕 を 直 角 に 図 Ⅱ-3-1 理 想 的 な 学 習 姿 勢 ( 養 護 教 諭 実 務 全 集 2 小 学 館 プロ 曲 げる ダクション 1995 年 12 月 ) 上 肢 をごくわずか 前 に 出 したとき 上 腕 の 下 部 が 机 面 の 高 さとほぼ 同 じになる の 黒 板 面 に 板 書 された 文 字 が 見 えるのは 板 面 の 色 彩 と 文 字 の 色 彩 が 異 なるからである 両 者 の 色 彩 の 差 が 小 さいほど 文 字 は 鮮 明 さを 欠 き それを 見 ようとすると 目 の 疲 労 が 増 加 する 黒 板 面 の 色 彩 は 文 字 が 鮮 明 にしかも 容 易 に 見 えるものであることが 望 ましい しかし そのような 色 彩 を 黒 板 にあらかじめ 施 しても 使 用 に 伴 って 色 彩 が 変 化 していくので 黒 板 の 色 彩 の 状 態 を 検 査 する 必 要 がある また 白 板 については チョークではなくホワイトボードマーカーで 書 くために チョークの 粉 が 飛 び 散 らず 清 潔 であるということから 使 用 が 増 えてきている 白 板 も 黒 板 と 同 様 に 見 えや すく 書 きやすく 消 しやすいように 管 理 を 行 う 必 要 がある B 検 査 方 法 等 の 解 説 検 査 項 目 方 法 (5) 机 いすの 高 さ 机 いすの 適 合 状 況 を 調 べる (6) 黒 板 面 の 色 彩 明 度 彩 度 の 検 査 は 黒 板 検 査 用 色 票 を 用 いて 行 う の 1 検 査 回 数 毎 学 年 1 回 定 期 に 行 う 児 童 生 徒 は 非 常 に 成 長 が 早 く 1 年 に 1 回 の 定 期 検 査 では 十 分 に 適 合 が 図 られないと 判 断 される 場 合 は 回 数 を 増 やす 必 要 がある 93

2 検 査 方 法 普 通 教 室 の 机 いすの 適 合 状 況 について 調 べる 図 Ⅱ-3-2のとおり 机 面 の 高 さは 座 高 /3+ 下 腿 長 いすの 高 さは 下 腿 長 であるものが 望 ましいとされている 下 腿 長 とは 座 高 計 測 するときの 大 腿 部 下 面 から 足 底 までの 垂 直 距 離 である 図 Ⅱ-3-2 机 イスの 高 さ の 1 検 査 回 数 毎 学 年 1 回 定 期 に 行 う 2 検 査 方 法 時 刻 条 件 は 照 度 検 査 と 同 様 にする 明 度 彩 度 の 検 査 は 第 2 図 に 示 す 9 か 所 で 黒 板 検 査 用 色 票 を 用 いて 検 査 をする 94

< 参 考 > 1 照 度 の 定 期 検 査 の 年 2 回 のうちの 1 回 と 同 時 に 検 査 を 行 うと 効 果 的 である 2 黒 板 の 明 度 及 び 彩 度 を 測 定 するために 用 いられる 黒 板 検 査 用 色 票 ケースには 色 相 判 定 用 の 細 長 い 色 票 が 2 枚 明 度 彩 度 判 定 用 の 色 票 が 10 枚 収 められている 各 々の 色 票 は 上 段 に 標 準 の 色 紙 下 段 に 同 じ 大 きさに 切 り 抜 いた 窓 になっている 無 彩 色 の 場 合 の 測 定 は 比 較 的 容 易 である 無 彩 色 の 判 定 票 を 黒 板 に 当 て 図 Ⅱ-3-3のよう に 黒 板 面 と 色 票 が 視 線 と 直 角 になるようにして 下 の 窓 の 色 と 上 の 色 紙 の 色 を 比 較 する もし 黒 板 の 色 がN3 よりも 白 く 感 じるならば 明 度 3 を 超 えていることになり 図 Ⅱ-3-4のよう に 不 合 格 となる 有 彩 色 の 場 合 は まず 色 相 判 定 票 により 黒 板 の 色 相 を 定 める 次 にその 色 相 に 相 当 する 明 度 彩 度 判 定 票 を 用 いて 無 彩 色 の 場 合 と 同 様 に 比 色 する 5/2 とあるのは 明 度 5 彩 度 2 を 示 す 記 号 で 図 Ⅱ-3-5に 示 されるように 4/4 と 示 してある 標 準 よりも 数 の 少 ない 記 号 で 示 される 色 調 でなければならない 図 Ⅱ-3-3 黒 板 検 査 用 色 票 の 見 方 図 Ⅱ-3-4 無 彩 色 判 定 票 による 合 否 図 Ⅱ-3-5 有 彩 色 の 明 度 彩 度 判 定 票 による 合 否 95

C 事 後 措 置 机 いすの 高 さが 児 童 生 徒 等 の 身 体 に 適 合 していない 場 合 は 速 やかに 適 合 させなけれ ばならない 特 別 教 室 は 異 なる 学 年 学 級 が 使 用 することから 年 齢 等 にあわせて 高 さを 調 節 する 必 要 がある 判 定 基 準 を 超 える 場 合 は 板 面 を 塗 り 替 えるか 又 は 取 り 替 える 等 の 適 切 な 措 置 を 講 ずる ようにする 黒 板 面 の 塗 り 替 えは 部 分 的 に 行 うとむらができるので 板 面 全 体 にわたって 塗 り 替 える ことが 望 ましい 黒 板 面 を 傷 つけないために 日 ごろから 次 のようなことに 注 意 する 必 要 がある チョークは 硬 い 粒 子 や 異 物 を 含 んだものを 使 用 しない 黒 板 ふきは 吸 収 の 悪 い 繊 維 のかたいものを 使 用 しない ふ 黒 板 面 を 著 しく 傷 つけるため 黒 板 面 を 濡 れた 布 等 で 水 拭 きはしない 96