保医発 0326 第 8 号 平成 30 年 3 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 薬価基準等

Similar documents
鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

< F2D C D838A8BDB92CA926D2E6A7464>

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

[ 別記 ] 公益社団法人日本医師会公益社団法人日本歯科医師会公益社団法人日本薬剤師会一般社団法人日本病院会公益社団法人全日本病院協会公益社団法人日本精神科病院協会一般社団法人日本医療法人協会公益社団法人全国自治体病院協議会一般社団法人日本私立医科大学協会一般社団法人日本私立歯科大学協会一般社団法人

< F2D F289BF8AEE8F808D908EA CA926D>

< F2D F289BF8AEE8F808D908EA692CA926D2E6A7464>

内 用 薬

【案トレ】(案1)【通知案】(29年7月施行)はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係る療養費の支給の留意事項等について

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

(関係団体) 適用「材料定義・留意事項通知」

(事務連絡)公知申請に伴う前倒し保険適用通知廃止

保医発 第 9 号平成 2 9 年 3 月 2 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公知申

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

Microsoft Word - (修正後)◆1-1_記載要領通知(肝がん・肝硬変)通知.rtf

使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等について(厚生労働省保険局医療課:H )

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

スライド 1

保医発 第 1 号平成 2 9 年 6 月 2 6 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

[案とれ](案2)(事務連絡)薬価基準の一部改正等について

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

Microsoft Word - 鑑

生後 1 カ月 HB ワクチン 0.25ml 皮下注射生後 6 カ月 HB ワクチン 0.25ml 皮下注射 2013 年 11 月 1 日 日本産科婦人科学会周産期委員会未承認薬検討小委員会担当委員日本周産期 新生児医学会副理事長 社保委員会副委員長久保隆彦

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

< F2D CF6926D905C90BF82C98C5782E992CA926D88C4>

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

SKMBT_C552D

発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法を除く ) においては 通常 8 週間まで 十二指腸潰瘍においては 通常 6 週間まで 非びらん性胃食道逆流症においては 通常 4 週間までと限定されていることから 使用にあたっては十分留意すること 2 本製剤は 既に薬価収載後 1 年以上を経過している ネキ

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年

【事務連絡】160421平成28年熊本地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて

indd

情報提供の例

BA_kanen_QA_zenpan_kani_univers.indd

< F2D817994AD8F6F94C5817A938C966B926E95FB91BE95BD976D89AB>

<4D F736F F D208D B B835896F2938A975E82CC8D6C82A695FB2E646F63>

肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが ウイルスだけを狙うことができず 感染した肝

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

Microsoft Word - (厚生局医療課長事務連絡)平成30年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて

通知(写入)

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

< F2D817994AD8F6F94C5817A8E9696B D BB>

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

起案

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

PowerPoint プレゼンテーション

< F2D95CA8E86824F82502E6A7464>

要旨 平成 30 年 2 月 21 日新潟県福祉保健部 インターフェロンフリー治療に係る診断書を作成する際の注意事項 インターフェロンフリー治療の助成対象は HCV-RNA 陽性の C 型慢性肝炎又は Child-Pugh 分類 A の C 型代償性肝硬変で 肝がんの合併のない患者です 助成対象とな

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

酸素の購入価格に関する届出等について(厚生労働省保険局医療課:H27.1.8)

中小医療機関における輸血 療法委員会の設置に向けて 長崎県合同輸血療法委員会平成 31 年 1 月 16 日

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

歯科診療報酬点数表関係 別添 2 初診料の注 1 問 1 初診料の注 1に規定する施設基準において 1 年以内に保険医療機関の新規指定を受けた保険医療機関が届出を行う場合については 届出を行った日の属する月の翌月から起算して6 月以上経過した後 1 年を経過するまでに様式 2の6による再度の届出を行

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

名称未設定

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

日医発第 1158 号 ( 保 283) 平成 3 1 年 2 月 6 日 都道府県医師会長殿 日本医師会長横倉義武 特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項について 等の一部改正について 平成 31 年 1 月 31 日付け保医発 0131 第 2 号厚生労働省保険局医療課長通知 ( 以下

日医発第147号(保27)

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

目次 Ⅰ 調剤等に関する事項 1 処方せん 1 2 調剤等 2 3 処方せん 調剤録の保存 3 Ⅱ 調剤技術料に関する事項 1 調剤料 3 2 調剤料又は調剤技術料に係る加算 3 Ⅲ 薬学管理料に関する事項 1 薬剤服用歴管理指導料 3 Ⅳ 薬剤料等の請求 1 薬剤料 5 Ⅴ 事務的事項 1 届出事

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

2. 平成 9 年遠隔診療通知の 別表 に掲げられている遠隔診療の対象及び内 容は 平成 9 年遠隔診療通知の 2 留意事項 (3) イ に示しているとお り 例示であること 3. 平成 9 年遠隔診療通知の 1 基本的考え方 において 診療は 医師又は歯科医師と患者が直接対面して行われることが基本

耐性菌届出基準

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

1 分析の主旨 ビタミン剤 うがい薬 湿布薬 保湿剤に関しては 医療費適正化の観点か ら 診療報酬改定で様々な対応を行ってきている 本分析は 2012 年度から2016 年度 ( 平成 24 年度から平成 28 年度 ) の調剤レセプトのデータを用いて これらの医薬品の薬剤料 数量等の推移を示したも

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

<4D F736F F D BD90AC E938C966B926E95FB91BE95BD976D89AB926E906B8B7982D192B796EC8CA7966B959482CC926E906B82CC94ED8DD082C994BA82A495DB8CAF906697C38AD68C CC8EE688B582A282C982C282A282C C

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

<4D F736F F D20926E C5E B8FC797E192E88B CC8DC489FC92E88E9696B D2E646F63>

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

<4D F736F F D208CA792CA926D814093C192E88C928D4E90668DB88B7982D193C192E895DB8C928E7793B1>

一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

減量・コース投与期間短縮の基準

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

B型平成28年ガイドライン[5].ppt

スライド 1

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

01_告示(本文)案文_171121

2. 概算請求を行う場合の取扱いについて (1) 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 別紙様式により 平成 23 年 4 月 13 日までに概算による請求を選択した旨及び 次の (2) による診療実日数等を各審査支払機関 ( 国民健康保険団体連合会及び

日医発第147号(保27)

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

Transcription:

保医発 0326 第 8 号 平成 30 年 3 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 薬価基準等の一部改正について 等の一部改正等について 標記については 今般 薬価基準等の一部改正について ( 平成 8 年 9 月 6 日付け保険 発第 53 号 ) 等の一部を下記のとおり改正し 平成 30 年 4 月 1 日から適用するので 貴管 下の保険医療機関 審査支払機関等に対して周知徹底をお願いします 記 1 薬価基準等の一部改正について ( 平成 8 年 9 月 6 日付け保険発第 126 号 ) の記の Ⅱ を次の表のように改める Ⅱ 薬価基準の一部改正に伴う留意事項についてバクトロバン鼻腔用軟膏の保険適用上の取扱い一本製剤は 各病室の入り口に速乾式手洗い液等の消毒液 ( メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) に対して有効な消毒液に限る ) が設置されており 手洗い等の適切な MRSA Ⅱ 薬価基準の一部改正に伴う留意事項についてバクトロバン鼻腔用軟膏の保険適用上の取扱い一本製剤は 各病室の入り口に速乾式手洗い液等の消毒液 ( メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) に対して有効な消毒液に限る ) が設置されており 手洗い等の適切な MRSA

感染対策がとられている保険医療機関において 次の ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げる患者の保菌する鼻腔内の MRSA の除菌に使用した場合に算定するものであること なお 鼻腔内に MRSA を保菌する ( 二 ) の患者については 速やかに易感染患者から隔離するなど 易感染患者との接触を絶つ措置を講ずること ( 一 ) MRSA 感染症発症の危険性の高い免疫機能の低下状態にある患者 ( 易感染患者 ) ( 二 ) 易感染患者から隔離することが困難な入院患者二本製剤の使用に当たっては 耐性菌の発現等を防ぐため 原則として感受性を確認し 必要最小限の期間 ( 三日間程度 ) の投与にとどめ 漫然と長期にわたり使用しないこと 三 ( 二 ) の患者に対する使用に当たっては やむを得ず 二名以下の患者が収容されている病室に ( 一 ) の患者とともに入院している者に対して使用した場合に限り算定できるものであること その場合 ( 二 ) の患者の使用に係る薬剤料は ( 一 ) の患者の分として算定し ( 一 ) の患者の診療報酬明細書の摘要欄に ( 二 ) の患者に投与した旨を記載すること また ( 一 ) の患者の診療録に ( 二 ) の患者に本製剤を投与した内容及び 易感染患者から隔離することが困難な入院患者に投与 と記載すること 四本製剤の使用に当たっては ( 一 ) 及び ( 二 ) のいずれの患者に対しても十分に説明し 同意を得て使用すること 感染対策がとられている保険医療機関において 次の ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げる患者の保菌する鼻腔内の MRSA の除菌に使用した場合に算定するものであること なお 鼻腔内に MRSA を保菌する ( 二 ) の患者については 速やかに易感染患者から隔離するなど 易感染患者との接触を絶つ措置を講ずること ( 一 ) MRSA 感染症発症の危険性の高い免疫機能の低下状態にある患者 ( 易感染患者 ) ( 二 ) 易感染患者から隔離することが困難な入院患者二本製剤の使用に当たっては 耐性菌の発現等を防ぐため 原則として感受性を確認し 必要最小限の期間 ( 三日間程度 ) の投与にとどめ 漫然と長期にわたり使用しないこと 三 ( 二 ) の患者に対する使用に当たっては やむを得ず 二名以下の患者が収容されている病室に ( 一 ) の患者とともに入院している者に対して使用した場合に限り算定できるものであること その場合 ( 二 ) の患者の使用に係る薬剤料は ( 一 ) の患者の分として算定し ( 一 ) の患者の診療報酬明細書の摘要欄に ( 二 ) の患者に投与した旨を記載すること また ( 一 ) の患者の診療録に ( 二 ) の患者に本製剤を投与した内容をその氏名とともに記載すること 四本製剤の使用に当たっては ( 一 ) 及び ( 二 ) のいずれの患者に対しても十分に説明し 同意を得て使用すること 2 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正について ( 平成 12 年 11 月 17 日付け保険発 第 190 号 ) の記の Ⅱ の 1 を次の表のように改める 1 ゼフィックス錠 100の保険適応上の取扱い (1) 本製剤の投与終了後 ウイルス再増殖に伴い 肝機能の悪化もしくは肝炎の重症化が認められることがあるので その旨を患者に説 1 ゼフィックス錠 100の保険適応上の取扱い (1) 本製剤の投与終了後 ウイルス再増殖に伴い 肝機能の悪化もしくは肝炎の重症化が認められることがあるので その旨を患者に説

明し 患者が自己の判断で投与を中止しない様に十分指導すること また 本剤の投与を終了する場合には 投与終了後少なくとも4 カ月間は 原則として2 週間ごとに患者の臨床症状と臨床検査値 (HBV-DNA ALT(GPT) 及び必要に応じ総ビリルビン ) を観察し その後も観察を続けること (2) 本製剤は B 型慢性肝炎の治療に十分な知識と経験を持つ医師のもとで使用された場合に算定できるものであること (3) 本製剤の使用に当たっては B 型肝炎ウイルスの増殖を伴う肝機能の異常の確認が前提であり HBV-DNA DNA ポリメラーゼ又は HBe 抗原によりウイルスの増殖を確認した年月日 ( 検査実施年月日 ) 及びその結果を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること 明し 患者が自己の判断で投与を中止しない様に十分指導すること また 本剤の投与を終了する場合には 投与終了後少なくとも4 カ月間は 原則として2 週間ごとに患者の臨床症状と臨床検査値 (HBV-DNA ALT(GPT) 及び必要に応じ総ビリルビン ) を観察し その後も観察を続けること (2) 本製剤は B 型慢性肝炎の治療に十分な知識と経験を持つ医師のもとで使用された場合に算定できるものであること (3) 本製剤の使用に当たっては B 型肝炎ウイルスの増殖を伴う肝機能の異常の確認が前提であり HBV-DNA DNA ポリメラーゼ又は HBe 抗原によりウイルスの増殖を確認した年月日及びその結果を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること 3 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) 等の一部改正について ( 平成 13 年 8 月 31 日付け保医 発第 224 号 ) の記の Ⅱ の 4 を次の表のように改める 4 リツキサン注 10mg/mLの保険適用上の取扱い等 (1) リツキサン注 10mg/mLの保険適用上の取扱い 1 本製剤は 緊急時に十分措置できる医療施設において 造血器腫瘍 自己免疫疾患 ネフローゼ症候群及び慢性特発性血小板減少性紫斑病の治療 並びに腎移植あるいは肝移植に対して十分な経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること 2 本剤投与の適応となる造血器腫瘍の診断は 病理診断に十分な経験を持つ医師により行うこと (2) 診療報酬請求上の取扱い 4 リツキサン注 10mg/mLの保険適用上の取扱い等 (1) リツキサン注 10mg/mLの保険適用上の取扱い 1 本製剤は 緊急時に十分措置できる医療施設において 造血器腫瘍 自己免疫疾患 ネフローゼ症候群及び慢性特発性血小板減少性紫斑病の治療 並びに腎移植あるいは肝移植に対して十分な経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること 2 本剤投与の適応となる造血器腫瘍の診断は 病理診断に十分な経験を持つ医師により行うこと (2) 診療報酬請求上の取扱い

CD20 陽性のB 細胞性非ホジキンリンパ腫及び免疫抑制状態下のCD20 陽性のB 細胞性リンパ増殖性疾患に用いる場合は 診療報酬明細書の摘要欄に CD20 陽性を確認した検査の実施年月日について記載すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること CD20 陽性のB 細胞性非ホジキンリンパ腫及び免疫抑制状態下のCD20 陽性のB 細胞性リンパ増殖性疾患に用いる場合は 診療報酬明細書の摘要欄に CD20 陽性を確認した検査の実施年月日について記載すること 4 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正に伴う留意事項について ( 平成 16 年 6 月 25 日付け保医発第 0625001 号 ) の記の 2 の (1) を次の表のように改める (1) ハーセプチン注射用 60 1 本製剤の使用上の注意において ( ア ) 本製剤は緊急時に十分な対応が可能な施設及び癌化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで 使用上の注意等を遵守の上 投与すること ( イ )HER2 過剰発現の検査は 十分な経験を有する病理医又は検査施設において実施することとされているので 使用に当たっては十分留意すること 2 診療報酬明細書の摘要欄に HER2 過剰発現を確認した検査の実施年月日について記載すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること 3 既収載のハーセプチン注射用 150 についても 1 及び2と同様の取扱いとすること (1) ハーセプチン注射用 60 1 本製剤の使用上の注意において ( ア ) 本製剤は緊急時に十分な対応が可能な施設及び癌化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで 使用上の注意等を遵守の上 投与すること ( イ )HER2 過剰発現の検査は 十分な経験を有する病理医又は検査施設において実施することとされているので 使用に当たっては十分留意すること 2 診療報酬明細書の摘要欄に HER2 過剰発現を確認した検査の実施年月日について記載すること 3 既収載のハーセプチン注射用 150 についても 1 及び2と同様の取扱いとすること 5 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正について ( 平成 18 年 6 月 1 日付け保医発 第 0601001 号 ) の記の 2 の (2) を次の表のように改める (2) ニコチネル TTS10 ニコチネル TTS20 ニコ チネル TTS30 1 本製剤の薬剤料については ニコチン依 (2) ニコチネル TTS10 ニコチネル TTS20 ニコ チネル TTS30 1 本製剤の薬剤料については ニコチン依

存症管理料の算定に伴って処方された場合に限り算定できることとする また 処方箋による投薬の場合においては 処方箋の 備考 欄に ニコチン依存症管理料の算定に伴う処方である と記載すること 2 1にかかわらず ニコチン依存症管理料を算定する禁煙治療を行っている患者が 何らかの理由により入院治療を要することとなった場合 ニコチン依存症管理料の施設基準を届け出ている保険医療機関に入院し 患者本人の強い禁煙意志に基づき禁煙治療を継続した場合に限り 当該禁煙治療に要した本剤の薬剤料を 入院している保険医療機関において算定して差し支えない 当該薬剤料の算定に当たっては 外来で実施されていた禁煙治療の内容を十分に踏まえ 継続して計画的な禁煙指導を行うために本剤が処方された場合に算定が認められるものであり 突然の休薬等に伴う単なる離脱症状への対応等として本剤が処方された場合には 算定は認められないこと また 診療報酬請求の際には 診療報酬明細書の摘要欄に 外来にてニコチン依存症管理料の算定患者に対し処方 と記載すること なお 入院の期間は ニコチン依存症管理料の算定期間である 12 週間には含めないものとし また 当該入院中の処方については ニコチン依存症管理料を算定できる治療回数である5 回には含めない 存症管理料の算定に伴って処方された場合に限り算定できることとする また 処方せんによる投薬の場合においては 処方せんの 備考 欄に ニコチン依存症管理料の算定に伴う処方である と記載すること 2 1にかかわらず ニコチン依存症管理料を算定する禁煙治療を行っている患者が 何らかの理由により入院治療を要することとなった場合 ニコチン依存症管理料の施設基準を届け出ている保険医療機関に入院し 患者本人の強い禁煙意志に基づき禁煙治療を継続した場合に限り 当該禁煙治療に要した本剤の薬剤料を 入院している保険医療機関において算定して差し支えない 当該薬剤料の算定に当たっては 外来で実施されていた禁煙治療の内容を十分に踏まえ 継続して計画的な禁煙指導を行うために本剤が処方された場合に算定が認められるものであり 突然の休薬等に伴う単なる離脱症状への対応等として本剤が処方された場合には 算定は認められないこと また 診療報酬請求の際には 診療報酬明細書の摘要欄に 外来においてニコチン依存症管理料を算定する患者に対し 禁煙治療を継続するために処方した と記載すること なお 入院の期間は ニコチン依存症管理料の算定期間である 12 週間には含めないものとし また 当該入院中の処方については ニコチン依存症管理料を算定できる治療回数である5 回には含めない 6 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正について ( 平成 20 年 4 月 18 日付け保医発 第 0418002 号 ) の記の 2 の (3) を次の表のように改める (3) チャンピックス錠 0.5mg チャンピックス錠 1mg (3) チャンピックス錠 0.5mg チャンピックス錠 1mg

1 本製剤の薬剤料については ニコチン依存症管理料の算定に伴って処方された場合に限り算定できることとする また 処方箋による投薬の場合においては 処方箋の 備考 欄に ニコチン依存症管理料の算定に伴う処方である と記載すること 2 療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 107 号 ) 第 10 第 2 号 ( 一 ) に規定する 14 日の投薬期間制限のため ニコチン依存症管理料の算定日以外の日に ニコチン依存症管理料の算定対象となる患者に対して 禁煙治療のための標準手順書 に基づき本剤が処方された場合においても 1と同様の取扱いとする 3 1にかかわらず ニコチン依存症管理料を算定する禁煙治療を行っている患者が 何らかの理由により入院治療を要することとなった場合 ニコチン依存症管理料の施設基準を届け出ている保険医療機関に入院し 患者本人の強い禁煙意志に基づき禁煙治療を継続した場合に限り 当該禁煙治療に要した本剤の薬剤料を 入院している保険医療機関において算定して差し支えない 当該薬剤料の算定に当たっては 外来で実施されていた禁煙治療の内容を十分に踏まえ 継続して計画的な禁煙指導を行うために本剤が処方された場合に算定が認められるものであること また 診療報酬請求の際には 診療報酬明細書の摘要欄に 外来にてニコチン依存症管理料の算定患者に対し処方 と記載すること なお 入院の期間は ニコチン依存症管理料の算定期間である 12 週間には含めないものとし また 当該入院中の処方については ニコチン依存症管理料を算定でき 1 本製剤の薬剤料については ニコチン依存症管理料の算定に伴って処方された場合に限り算定できることとする また 処方せんによる投薬の場合においては 処方せんの 備考 欄に ニコチン依存症管理料の算定に伴う処方である と記載すること 2 療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 107 号 ) 第 10 第 2 号 ( 一 ) に規定する 14 日の投薬期間制限のため ニコチン依存症管理料の算定日以外の日に ニコチン依存症管理料の算定対象となる患者に対して 禁煙治療のための標準手順書 に基づき本剤が処方された場合においても 1と同様の取扱いとする 3 1にかかわらず ニコチン依存症管理料を算定する禁煙治療を行っている患者が 何らかの理由により入院治療を要することとなった場合 ニコチン依存症管理料の施設基準を届け出ている保険医療機関に入院し 患者本人の強い禁煙意志に基づき禁煙治療を継続した場合に限り 当該禁煙治療に要した本剤の薬剤料を 入院している保険医療機関において算定して差し支えない 当該薬剤料の算定に当たっては 外来で実施されていた禁煙治療の内容を十分に踏まえ 継続して計画的な禁煙指導を行うために本剤が処方された場合に算定が認められるものであること また 診療報酬請求の際には 診療報酬明細書の摘要欄に 外来においてニコチン依存症管理料を算定する患者に対し 禁煙治療を継続するために処方した と記載すること なお 入院の期間は ニコチン依存症管理料の算定期間である 12 週間には含めないものとし また 当該入院中の処方につ

る治療回数である 5 回には含めない いては ニコチン依存症管理料を算定でき る治療回数である 5 回には含めない 7 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) 等の一部改正について ( 平成 23 年 9 月 12 日付け保医発 0912 第 1 号 ) の記の 2 の (4) を次の表のように改める (4) シンポニー皮下注 50mgシリンジ 1 本製剤の関節リウマチへの使用に当たっては 効能 効果に関連する使用上の注意に 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること と記載されているので 十分留意すること 2 本製剤の潰瘍性大腸炎への使用に当たっては 原則として生物製剤も含めた他の薬物療法で効果不十分な場合に本製剤の使用を検討すること 3 本製剤の潰瘍性大腸炎への投与開始に当たっては 次の事項を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること ア他の薬物療法として使用していた薬剤の品名及び使用期間イ本製剤の投与が必要と判断した理由 ( 削除 ) 4 本製剤はゴリムマブ製剤であり 本製剤の自己注射を行っている患者に対して指導管理を行った場合は 診療報酬の算定方法 ( 平成 20 年厚生労働省告示第 59 号 ) 別表第一医科診療報酬点数表 ( 以下 医科点数表 という ) 区分番号 C101 在宅自己注射指導管理料を算定できるものであること 5 本製剤については針付注入器一体型のキットであるので 医科点数表区分番号 C101 在宅自己注射指導管理料を算定す (4) シンポニー皮下注 50mg シリンジ 1 本製剤の関節リウマチへの使用に当たっては 効能 効果に関連する使用上の注意に 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること と記載されているので 十分留意すること 2 本製剤の潰瘍性大腸炎への使用に当たっては 原則として生物製剤も含めた他の薬物療法で効果不十分な場合に本製剤の使用を検討すること 3 本製剤の潰瘍性大腸炎への投与開始に当たっては 次の事項を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること ア他の薬物療法として使用していた薬剤の品名及び使用期間イ本製剤の投与が必要と判断した理由 4 本製剤の潰瘍性大腸炎への継続使用に当たっては 本製剤を開始した月の翌月以降の診療報酬明細書の摘要欄に 本製剤を開始した診療年月を記載すること 5 本製剤はゴリムマブ製剤であり 本製剤の自己注射を行っている患者に対して指導管理を行った場合は 診療報酬の算定方法 ( 平成 20 年厚生労働省告示第 59 号 以下 医科点数表 という ) 区分番号 C101 在宅自己注射指導管理料を算定できるものであること 6 本製剤については針付注入器一体型のキットであるので 医科点数表区分番号 C101 在宅自己注射指導管理料を算定す

る場合 医科点数表区分番号 C151 注入 器加算及び C153 注入器用注射針加算は 算定できないものであること る場合 医科点数表区分番号 C151 注入 器加算及び C153 注入器用注射針加算は 算定できないものであること 8 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) 等の一部改正について ( 平成 24 年 5 月 29 日付け保医 発第 0529 第 1 号 ) の記の 2 の (2) を次の表のように改める (2) ザーコリカプセル200mg 及び同 250mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により ALK 融合遺伝子陽性又は ROS1 融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること とされているので ALK 融合遺伝子陽性又は ROS1 融合遺伝子陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (2) ザーコリカプセル200mg 及び同 250mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により ALK 融合遺伝子陽性又は ROS1 融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること とされているので ALK 融合遺伝子陽性又は ROS1 融合遺伝子陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること 9 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) 等の一部改正について ( 平成 24 年 5 月 29 日付け保医 発第 0529 第 1 号 ) の記の 2 の (4) を次の表のように改める (4) ポテリジオ点滴静注 20mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において CCR4 抗原は フローサイトメトリー又は免疫組織化学染色法により検査を行い 陽性であることが確認されている患者のみに投与すること とされているので CCR4 陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (4) ポテリジオ点滴静注 20mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において CCR4 抗原は フローサイトメトリー又は免疫組織化学染色法により検査を行い 陽性であることが確認されている患者のみに投与すること とされているので CCR4 陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること 10 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) 等の一部改正について ( 平成 25 年 5 月 24 日付け保医

発第 0524 第 4 号 ) の記の 2 の (2) を次の表のように改める (2) アコファイド錠 100mg 1 本剤は 機能性ディスペプシアにおける食後膨満感 上腹部膨満感 早期満腹感 と診断された場合に限り算定できること また その場合には 診療報酬明細書の傷病名に 機能性ディスペプシア を用いること 2 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 上部消化管内視鏡検査等により 胃癌等の悪性疾患を含む器質的疾患を除外すること とされているので 器質的疾患を有する場合には算定できないものであること また 診療報酬明細書の記載に当たっては 上部消化管内視鏡検査等の実施年月日を摘要欄に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (2) アコファイド錠 100mg 1 本剤は 機能性ディスペプシアにおける食後膨満感 上腹部膨満感 早期満腹感 と診断された場合に限り算定できること また その場合には 診療報酬明細書の傷病名に 機能性ディスペプシア を用いること 2 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 上部消化管内視鏡検査等により 胃癌等の悪性疾患を含む器質的疾患を除外すること とされているので 器質的疾患を有する場合には算定できないものであること また 診療報酬明細書の記載に当たっては 上部消化管内視鏡検査等の実施年月日を摘要欄に記入すること 11 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) 等の一部改正について ( 平成 26 年 4 月 17 日付け保医 発 0417 第 4 号 ) の記の 2 の (2) を次の表のように改める (2) ザルティア錠 2.5mg 及び同 5mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 本剤の適用にあたっては 前立腺肥大症の診断 診療に関する国内外のガイドライン等の最新の情報を参考に 適切な検査により診断を確定すること とされており 適切な検査により前立腺肥大症と診断された場合に限り算定できること また 診療報酬明細書の記載に当たっては 尿流測定検査 残尿検査 前立腺超音波検査等の診断に用いた主な検査について 実施年月日を摘要欄に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月 (2) ザルティア錠 2.5mg 及び同 5mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 本剤の適用にあたっては 前立腺肥大症の診断 診療に関する国内外のガイドライン等の最新の情報を参考に 適切な検査により診断を確定すること とされており 適切な検査により前立腺肥大症と診断された場合に限り算定できること また 診療報酬明細書の記載に当たっては 尿流測定検査 残尿検査 前立腺超音波検査等の診断に用いた主な検査について 実施年月日を摘要欄に記入すること

日を記載すること ただし 本剤の初回投与 に当たっては 必ず実施年月日を記載するこ と 12 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正等について ( 平成 26 年 9 月 2 日付け保医 発 0902 第 1 号 ) の記の 4 の (1) を次の表のように改める (1) アレセンサカプセル 20mg 及び同 40mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により ALK 融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること とされているので ALK 融合遺伝子陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (1) アレセンサカプセル 20mg 及び同 40mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により ALK 融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること とされているので ALK 融合遺伝子陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること 13 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正等について ( 平成 27 年 2 月 23 日付け保医 発 0223 第 2 号 ) の記の 2 の (3) を次の表のように改める (3) ゼルボラフ錠 240mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により BRAF 遺伝子変異が確認された患者に投与すること とされているので BRAF 遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (3) ゼルボラフ錠 240mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により BRAF 遺伝子変異が確認された患者に投与すること とされているので BRAF 遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること 14 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正等について ( 平成 27 年 11 月 27 日付け保医 発 1127 第 2 号 ) の記の 3 の (1) を次の表のように改める

(1) アレセンサカプセル 150mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により ALK 融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること とされているので ALK 融合遺伝子陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (1) アレセンサカプセル 150mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により ALK 融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること とされているので ALK 融合遺伝子陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書に記入すること 15 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正等について ( 平成 28 年 5 月 24 日付け保医 発 0524 第 1 号 ) の記の 3 の (1) から (3) までを次の表のように改める (1) タグリッソ錠 40mg 及び同 80mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により EGFR T790M 変異陽性が確認された患者に投与すること とされているので EGFR T790M 変異陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (2) タフィンラーカプセル 50mg 及び同 75mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により BRAF 遺伝子変異が確認された患者に投与すること とされているので BRAF 遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月 (1) タグリッソ錠 40mg 及び同 80mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により EGFR T790M 変異陽性が確認された患者に投与すること とされているので EGFR T790M 変異陽性を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること (2) タフィンラーカプセル50mg 及び同 75mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により BRAF 遺伝子変異が確認された患者に投与すること とされているので BRAF 遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること

日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (3) メキニスト錠 0.5mg 及び同 2mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により BRAF 遺伝子変異が確認された患者に投与すること とされているので BRAF 遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (3) メキニスト錠 0.5mg 及び同 2mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により BRAF 遺伝子変異が確認された患者に投与すること とされているので BRAF 遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること 16 ミカトリオ配合錠の保険適用に係る留意事項について ( 平成 28 年 12 月 26 日付け 保医発 1226 第 8 号 ) の記以下を次の表のように改める 1 ミカトリオ配合錠については 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬品審査管理課において適正使用の指針が定められ 今般 別添のとおり連絡されているところであるので 使用に当たっては十分留意すること 2 原則として テルミサルタン 80mg アムロジピン5mg 及びヒドロクロロチアジド 12.5mg を 8 週間以上 同一用法 用量で継続して併用し 安定した血圧コントロールが得られている場合に 本製剤への切り替えを検討すること 3 本製剤への切り替えに当たっては 次の事項を切り替えた月の診療報酬明細書の摘要欄に記載すること (1) テルミサルタン 80mg アムロジピン5mg 及びヒドロクロロチアジド 12.5mg の併用療法として使用していた品名及び使用期間 (2) テルミサルタン 80mg アムロジピン5mg 及びヒドロクロロチアジド 12.5mg の併用療法における血圧コントロールの状況及び安定した血圧コントロールが得られていると 1 ミカトリオ配合錠については 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬品審査管理課において適正使用の指針が定められ 今般 別添のとおり連絡されているところであるので 使用に当たっては十分留意すること 2 原則として テルミサルタン 80mg アムロジピン5mg 及びヒドロクロロチアジド 12.5mg を 8 週間以上 同一用法 用量で継続して併用し 安定した血圧コントロールが得られている場合に 本製剤への切り替えを検討すること 3 本製剤への切り替えに当たっては 次の事項を切り替えた月の診療報酬明細書の摘要欄に記載すること (1) テルミサルタン 80mg アムロジピン5mg 及びヒドロクロロチアジド 12.5mg の併用療法として使用していた品名及び使用期間 (2) テルミサルタン 80mg アムロジピン5mg 及びヒドロクロロチアジド 12.5mg の併用療法における血圧コントロールの状況及び安定した血圧コントロールが得られていると

判断した際に参照した血圧測定値及び当該 ( 削除 ) 血圧測定の実施年月日 判断した際に参照した血圧測定値及び当該血圧測定の実施年月日 4 本製剤の継続使用に当たっては 本製剤へ切り替えた月の翌月以降の診療報酬明細書の摘要欄に 本製剤へ切り替えた診療年月を記載すること 17 使用薬剤の薬価 ( 薬価基準 ) の一部改正等について ( 平成 29 年 8 月 29 日付け保医 発 0829 第 8 号 ) の記の 3 の (3) を次のように改める (3) スピンラザ髄注 12mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 遺伝子検査により SMN1 遺伝子の欠失又は変異を有し SMN2 遺伝子のコピー数が1 以上であることが確認された患者に投与すること とされているので SMN1 遺伝子の欠失又は変異を有し SMN2 遺伝子のコピー数が1 以上であることを確認した遺伝子検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること なお 当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること ただし 本剤の初回投与に当たっては 必ず実施年月日を記載すること (3) スピンラザ髄注 12mg 本製剤の効能 効果に関連する使用上の注意において 遺伝子検査により SMN1 遺伝子の欠失又は変異を有し SMN2 遺伝子のコピー数が1 以上であることが確認された患者に投与すること とされているので SMN1 遺伝子の欠失又は変異を有し SMN2 遺伝子のコピー数が1 以上であることを確認した遺伝子検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること 18 メトトレキサート注射剤の保険請求上の取扱いについて ( 平成 20 年 10 月 23 日付 け保医発第 1023001 号 ) を廃止する 19 アガルシダーゼベータ ( 遺伝子組換え ) 製剤の保険請求上の取扱いについて ( 平 成 21 年 2 月 10 日付け保医発第 0210001 号 ) を廃止する