6 JUNE 2016 Volume 68 / Number 7 日 本 看 護 協 会 機 関 誌 Journal of the Japanese Nursing Association JNA / 日 本 看 護 協 会 020 会 長 の 手 帳 坂 本 すが 021 副 会 長 活 動 ダイジェスト 菊 池 令 子 大 久 保 清 子 真 田 弘 美 022 専 務 理 事 からのワークリポート 井 伊 久 美 子 024 常 任 理 事 のマンスリー 通 信 洪 愛 子 齋 藤 訓 子 福 井 トシ 子 中 板 育 美 川 本 利 恵 子 勝 又 浜 子 026 TOPICS 平 成 28 年 度 重 点 政 策 重 点 事 業 について 和 田 幸 恵 060 都 道 府 県 看 護 協 会 事 業 だより 佐 賀 県 横 田 栄 子 061 看 護 研 修 学 校 の 窓 から 小 児 救 急 看 護 学 科 の 特 徴 特 色 病 気 の 予 防 とホームケア 小 山 田 惠 062 国 際 情 報 のページ 福 井 トシ 子 JNA information 054 平 成 28 年 度 日 本 看 護 協 会 教 育 計 画 058 第 4 回 日 中 韓 看 護 学 会 : 抄 録 募 集 他 JNA NEWS 057 今 からでも 間 に 合 う! 平 成 28 年 度 日 本 看 護 協 会 教 育 計 画 他 059 都 道 府 県 看 護 協 会 ナースセンター 研 修 イベント 情 報 064 日 本 看 護 協 会 訪 問 看 護 入 門 プログラム 説 明 会 を 開 催 032 [ 総 論 ] 特 集 1 看 護 師 のクリニカルラダー( 日 本 看 護 協 会 版 ) 開 発 の 経 緯 川 本 利 恵 子 渋 谷 美 香 037 [ 解 説 ] あらゆる 場 施 設 で 活 用 可 能 に! 看 護 師 のクリニカルラダー( 日 本 看 護 協 会 版 ) の 内 容 渋 谷 美 香 川 本 利 恵 子 048 [ 現 場 からの 期 待 1] 県 立 病 院 として 共 通 のキャリア 開 発 ラダーの 見 直 しに 活 用 兵 庫 県 立 病 院 看 護 部 長 会 教 育 研 修 委 員 会 看 護 師 ラダー 検 討 ワーキングメンバー 051 [ 現 場 からの 期 待 2] [ 日 本 看 護 協 会 重 点 政 策 重 点 事 業 関 連 企 画 ] ついに 公 開! 看 護 師 のクリニカルラダー ( 日 本 看 護 協 会 版 ) への 期 待 熊 谷 はじめ 凪 眞 貴 子 成 田 康 子 クリニカルラダーを 必 読 資 料 として 活 用 JCHO うつのみや 病 院 キャリア 開 発 ラダー の 作 成 へ 細 野 克 子
特 集 2 専 門 看 護 師 の 在 宅 療 養 移 行 支 援 に 学 ぶ スムーズな 在 宅 復 帰 のコツ 070 [ 総 論 ] 専 門 看 護 師 による 在 宅 療 養 移 行 支 援 の 現 状 076 [ 報 告 1 老 人 看 護 専 門 看 護 師 ] 入 院 前 の 生 活 をアセスメントし 高 齢 者 とその 環 境 に 働 きかける 宇 佐 美 しおり 山 元 智 穂 079 [ 報 告 2 がん 看 護 専 門 看 護 師 ] 患 者 に 残 された 時 間 を 重 視 し 院 内 外 の 医 療 看 護 チームをつなぐ 根 岸 恵 083 [ 報 告 3 精 神 看 護 専 門 看 護 師 ] 複 雑 な 問 題 を 抱 えた 患 者 に 対 する 包 括 的 ケアを 主 導 宇 佐 美 しおり 086 [ 報 告 4 在 宅 看 護 専 門 看 護 師 ] 退 院 後 に 起 こり 得 ることを 予 測 し 患 者 の 意 向 に 寄 り 添 った 支 援 を 提 案 宮 本 千 恵 美 連 載 003 GRAPH JCI 認 定 取 得 から4 年 国 際 水 準 の 安 全 性 と 医 療 の 質 を 維 持 し 続 ける 老 健 医 療 法 人 社 団 愛 優 会 介 護 老 人 保 健 施 設 老 健 リハビリよこはま( 神 奈 川 県 横 浜 市 ) 065 WHO NEWS 兵 庫 県 立 大 学 地 域 ケア 開 発 研 究 所 WHO 看 護 協 力 センター 089 看 護 管 理 者 が 元 気 になる! 看 護 と 人 事 の 協 働 で 実 現 する W LB 週 休 3 日 制 実 践 編 組 織 としてブレない 指 針 を! 竹 中 君 夫 094 厚 生 労 働 省 看 護 系 技 官 に 聞 く! 今 知 っておきたい 行 政 の 動 き (8) 杉 田 塩 さん 保 健 福 祉 労 働 分 野 において 世 界 に 発 信 国 際 協 力 の 推 進 を 担 う 096 医 療 安 全 TOPICS(68) 医 療 安 全 情 報 (No.112)について(2016 年 3 月 提 供 ) 坂 井 浩 美 098 みっちゃんの 気 になる ことのは (15) やさしさ と 成 長 100 医 療 行 政 なるほど 塾 厚 労 省 が 医 療 費 適 正 化 計 画 の 基 本 方 針 を 告 示 地 域 医 療 構 想 を 踏 まえた 医 療 費 目 標 設 定 へ 編 集 部 のオススメ BOOKs 029 急 増 している 認 知 症 の 人 のケアに 携 わっている 方 へ SPECIAL BOOK GUIDE 066 看 護 に 生 かす 腹 臥 位 療 法 うつぶせ 寝 で 身 体 と 心 を 取 り 戻 す NEWS FLASH 092 介 護 や 医 療 福 祉 関 係 者 のための 高 齢 期 の 性 的 マイノリティ 課 題 を 知 るつどい が 開 催 ワーク ライフ バランス 中 島 美 津 子 社 会 保 険 旬 報 編 集 部 102 このひと 月 大 日 方 公 男 コラム 104 日 本 訪 問 看 護 財 団 からの お 知 らせ 109 看 護 FAX ご 注 文 票 110 読 者 FAX シート 111 今 月 のおすすめ BOOKS + 112 次 号 予 告 / 編 集 後 記 本 誌 看 護 2014 年 1 月 号 から 日 本 看 護 協 会 ホームページ 内 の 会 員 ダイレク ト で 協 会 の 重 点 政 策 事 業 を 取 り 上 げ る 特 集 1 や 連 載 TOPICS など 一 部 の ページが 見 られるようになりました 閲 覧 するためには 日 本 看 護 協 会 ホームペー ジのトップページにある 会 員 ログインボ タンをクリックし 会 員 ダイレクト に 登 録 してください 本 誌 内 容 の 無 断 複 写 転 載 は 著 作 権 法 で 禁 じられ ています 本 誌 に 掲 載 された 著 作 物 の 複 製 翻 訳 上 映 譲 渡 公 衆 送 信 (データベースへの 取 り 込 み および 送 信 可 能 化 権 を 含 む)に 関 する 許 諾 権 は 小 社 が 保 有 しています
特集 日本看護協会重点政策 重点事業関連企画 ついに公開 看護師のクリニカルラダー 日本看護協会版 への期待 日本看護協会では 病院 高齢者介護施設 訪問看護ステーションなど 全国の多様な施設 や場で働く看護師の看護実践能力を適切な評価 によって保証するために 標準化されたクリニ カルラダーの開発に取り組んでいます 本特集では 6 月に公表されるクリニカルラ ダーの概要と全体像 病院 高齢者介護施設 訪問看護ステーション での実践例を紹介 特 に中小規模病院での教育体制整備や看護師の キャリア開発の参考となるよう 現場からクリ ニカルラダーへの期待を述べていただき 全国 のあらゆる場における活用の可能性を示します 姉妹誌 コミュニティケア 6 月号では 高齢者介護施設 訪問 看護ステーションでの活用事例を紹介しています 本特集と併 せてご覧ください
特 集 1 ついに 公 開! 看 護 師 のクリニカルラダー( 日 本 看 護 協 会 版 ) への 期 待 現 場 からの 期 待 1 県 立 病 院 として 共 通 の キャリア 開 発 ラダーの 見 直 しに 活 用 兵 庫 県 立 病 院 看 護 部 長 会 教 育 研 修 委 員 会 看 護 師 ラダー 検 討 ワーキングメンバー 熊 谷 はじめ 兵 庫 県 立 西 宮 病 院 看 護 部 次 長 凪 眞 貴 子 兵 庫 県 立 こども 病 院 看 護 部 次 長 成 田 康 子 兵 庫 県 立 がんセンター 副 院 長 兼 看 護 部 長 兵 庫 県 立 病 院 では 県 立 10 病 院 で 共 通 のキャ リア 開 発 ラダーの 見 直 しと 段 階 別 評 価 指 標 の 作 成 を 進 めています ここでは キャリア 開 発 ラダー の 見 直 しに 当 たり 看 護 師 のクリニカルラダー ( 日 本 看 護 協 会 版 ) 案 を 兵 庫 県 立 病 院 としてど のように 捉 え 活 用 し 新 たなラダーを 作 成 した のか その 過 程 を 紹 介 していただきます 県 立 10 病 院 で 共 通 の キャリア 開 発 ラダーの 見 直 しに 活 用 発 行 個 々の 看 護 師 が 自 身 の 能 力 向 上 に 取 り 組 む ための 兵 庫 県 立 病 院 ジェネラリスト 看 護 師 キャ リア 開 発 ラダー ( 以 下 : 兵 庫 県 立 病 院 ラダー)を 掲 載 し それを 生 かした 目 標 管 理 面 接 と 実 践 研 修 プログラムを 全 県 立 病 院 で 導 入 しました その 後 医 療 環 境 の 急 激 な 変 化 に 伴 い 求 められる 看 護 師 像 も 大 きく 変 わり このキャリア 開 発 ラダーの 見 直 しを 行 う 必 要 性 が 生 じていました そのような 時 期 に 看 護 師 のクリニカルラダー ( 日 本 看 護 協 会 版 ) 案 ( 以 下 :JNAラダー)がパ ブリックコメント 実 施 用 に 公 表 されたため それ 兵 庫 県 立 病 院 は 急 性 期 病 院 で 働 く 看 護 職 の 質 を 担 保 するため 豊 かな 人 間 性 と 高 い 実 践 能 力 を 兼 ね 備 えた 看 護 師 の 育 成 に 力 を 注 いでいます 2007 年 には 個 人 に 応 じたキャリア 支 援 のため 兵 庫 県 立 病 院 看 護 職 員 継 続 教 育 の 手 引 き を 編 集 をうまく 取 り 入 れたいと 兵 庫 県 立 病 院 ラダーの 見 直 しに 向 けて 兵 庫 県 立 病 院 看 護 部 長 会 教 育 研 修 委 員 会 ラダー 検 討 ワーキングをつくり 検 討 を 始 めました JNA ラダーは あらゆる 施 設 や 場 で 全 ての 看 護 職 が 活 用 できる というコンセプトの 下 看 護 兵 庫 県 立 病 院 (10 病 院 )の 概 要 (2015 年 度 現 在 ) 病 床 数 ( 合 計 ) 3812 床 看 護 師 数 ( 合 計 ) 4089 人 ( 新 規 採 用 看 護 師 547 人 ) 看 護 配 置 7 対 1 5つの 総 合 病 院 と こども がん 循 環 器 精 神 に 特 化 し た5つの 専 門 病 院 から 成 る 県 内 の 高 度 専 門 特 殊 医 療 を 中 心 とした 政 策 医 療 を 担 う 特 徴 を 持 つ 実 践 をつかさどる 能 力 が 抽 出 設 計 されています 看 護 職 は 自 己 のキャリア 発 達 に 合 わせて 働 く 場 を 選 ぶようになり 兵 庫 県 立 病 院 でも 毎 年 400 500 人 の 看 護 職 員 が 入 れ 替 わっています そして 個 々の 看 護 職 員 は 自 己 のキャリア 発 達 のイメー 048 看 護 2016. 6
現 場 からの 期 待 1 県 立 病 院 として 共 通 の キャリア 開 発 ラダーの 見 直 しに 活 用 ジを 描 き さまざまな 期 待 を 持 って 働 いています 私 たちは JNAラダーが 兵 庫 県 立 病 院 の 看 護 職 員 すべての 看 護 実 践 能 力 を 全 国 標 準 レベルで 適 正 に 評 価 でき いずれは 多 施 設 でのベンチマー ク 評 価 にも 利 用 でき 看 護 師 個 々のキャリア 開 発 を 組 織 として 支 援 するための 有 効 なツールとして 活 用 できると 判 断 しました そこで JNA ラダー を 取 り 入 れ 社 会 人 組 織 人 そして 公 務 員 として 期 待 される 内 容 を 盛 り 込 んだ 兵 庫 県 立 病 院 ラ ダー ( 以 下 : 新 兵 庫 県 立 病 院 ラダー)を 作 成 する ことにしました コンピテンシー とは? 再 認 識 して 項 目 を 絞 り 込 む 現 在 使 用 している 兵 庫 県 立 病 院 ラダーは ベ ナー 看 護 論 の 考 え 方 を 基 に 作 成 したものです 新 兵 庫 県 立 病 院 ラダーの 作 成 に 当 たっては まず 私 たちが 育 成 したい 看 護 師 像 を 確 認 しました 兵 庫 県 立 病 院 では 求 めるジェネラリスト 看 護 師 像 (2014 年 修 正 )を7つの 柱 で 表 しています それは 1 豊 かな 人 間 性 と 社 会 性 2 根 拠 に 基 づく 看 護 実 践 力 3 専 門 職 業 人 としての 自 律 と 自 己 実 現 4 他 職 種 との 協 働 連 携 5 地 域 社 会 への 貢 献 と 高 い 職 業 倫 理 6 看 護 の 経 済 性 を 考 えた 行 動 7ワー ク ライフ ハーモニーの 実 現 の7つで これを 基 軸 としてコンピテンシー 項 目 を 検 討 することに しました そして コンピテンシーを 正 しく 理 解 し どの ような 構 成 でつくるのかを 決 定 するため 看 護 管 理 者 のコンピテンシー モデルについて その 開 1) 2) 発 運 用 が 詳 述 された 宗 村 武 村 の 文 献 を 参 考 に して 検 討 を 進 め コンピテンシーとキャリア 開 発 について 理 解 を 深 めました 次 に JNAラダーで 表 されていない 組 織 的 役 割 遂 行 能 力 と 自 己 教 育 研 究 能 力 のコンピテン シー 項 目 について 検 討 しました 兵 庫 県 立 病 院 ラダーの 能 力 構 造 は 看 護 サービ ス 実 践 能 力 と 倫 理 マネジメント 能 力 対 人 関 係 能 力 教 育 研 究 能 力 の4つで 表 しています 当 初 は この マネジメント 能 力 と 対 人 関 係 能 力 の 行 動 目 標 が 新 兵 庫 県 立 病 院 ラダーの 組 織 的 役 割 遂 行 能 力 に 内 容 を 変 えずに 用 いることができ ると 考 えていました しかし 兵 庫 県 立 病 院 ラダー の 組 織 的 役 割 遂 行 能 力 である マネジメント 力 と 対 人 関 係 能 力 の 中 には JNA ラダーに 関 連 する 内 容 が 混 在 していることがわかりました 例 えば 報 告 連 絡 相 談 ができる マニュアルに 沿 っ て 実 践 できる 患 者 家 族 医 療 チームとよい 人 間 関 係 を 保 ち 必 要 な 調 整 ができる などです 両 者 を 比 較 検 討 することで コア コンピテン シーの 定 義 である ケアの 受 け 手 のニーズに 応 じ た 看 護 を 実 践 する 能 力 が 明 確 に 認 識 できるよう になりました そして 新 兵 庫 県 立 病 院 ラダーの 能 力 構 造 は JNA ラダーに 加 え 公 務 員 倫 理 と 地 域 貢 献 組 織 的 役 割 遂 行 能 力 自 己 教 育 研 究 能 力 とし コ ンピテンシー 項 目 を 公 務 員 として 行 動 する 力 地 域 に 貢 献 する 力 チームワーク 力 教 え 育 む 力 創 造 し 改 善 する 力 学 び 続 ける 力 セルフ コントロールする 力 内 省 力 に 絞 り 込 みました ラダーレベルの 検 討 兵 庫 県 立 病 院 ラダーのラダーレベルは4 段 階 で ラダーⅠ の 中 に 卒 後 6カ 月 間 の 新 人 枠 を 設 けて キャリア 支 援 と 評 価 に 活 用 していました 一 方 JNA ラダーは5 段 階 に 設 定 されています Vol. 68 No. 7 049
次 号 予 告 7 月 号 6 月 20 日 発 行 発 売 特 集 1 看 護 職 なら 認 知 症 ケア! 病 院 でも 施 設 でも 在 宅 でも 日 本 看 護 協 会 は 認 知 症 ケアガイドブック の 発 行 やフォーラム 開 催 など 認 知 症 への 取 り 組 みを 進 めてきました 特 集 1では これまで の 取 り 組 みや 今 後 の 協 会 の 方 向 性 を 示 します さらに さまざまな 現 場 で 認 知 症 の 人 を 支 えて きた 看 護 職 の 優 れた 実 践 もご 紹 介 します 特 集 2 2015 年 病 院 看 護 実 態 調 査 解 説 日 本 看 護 協 会 が 全 国 の 病 院 を 対 象 に 実 施 して いる 病 院 看 護 実 態 調 査 の 集 計 結 果 を 基 に 看 護 配 置 看 護 職 員 の 労 働 実 態 など 需 給 の 実 態 を 解 説 またこのデータから 今 後 の 看 護 職 の 職 場 環 境 や 働 き 方 などについて 展 望 し 今 後 の 看 護 政 策 にかかわるポイントを 示 します 編 集 後 記 友 人 の 保 育 所 探 しの 話 を 聞 いていて 保 育 士 の 方 の 時 給 が1000 円 の 所 もあると 聞 きました ネット 上 の 広 告 などで 介 護 職 の 求 人 も みかけますが やはり 時 給 はあまり 高 くないように 感 じます 私 自 身 に 何 ができるわけではないのですが 人 が 必 要 とされる 職 種 で 適 正 な 賃 金 が 支 払 われるようになってほしいと 思 います ( 遊 佐 ) 熊 本 で 地 震 がありました 避 難 しておられる 方 々のご 苦 労 を ニュース 等 で 見 ると 自 分 の 無 力 さを 痛 感 します そんな 中 福 岡 や 宮 崎 から 災 害 支 援 ナース80 人 が 派 遣 されました(4/17 第 1 陣 ) こうした 災 害 時 医 療 従 事 者 の 方 々のありがたさをまざまざと 感 じ ます 私 ができることは 何 か 考 える 毎 日 です ( 工 藤 ) 本 号 の 発 行 時 期 には 熊 本 の 環 境 も 落 ち 着 かれていることを 願 って おります 弊 社 ホームページでは 書 籍 事 例 を 通 して 学 ぶ 避 難 所 仮 設 住 宅 の 看 護 ケア (2012 年 刊 )を 避 難 所 や 仮 設 住 宅 での 支 援 に お 役 立 ていただくため 6 月 末 まで 内 容 の 一 部 を 無 料 で 公 開 中 です http://www.jnapc.co.jp/よりご 覧 の 上 ご 活 用 ください ( 米 丸 ) 熊 本 地 震 で 被 災 された 皆 さまに 心 よりお 見 舞 い 申 し 上 げます 次 号 以 降 で 日 本 看 護 協 会 や 都 道 府 県 看 護 協 会 をはじめ 看 護 職 の 皆 さ まの 取 り 組 みを お 伝 えしてまいります 被 害 が 広 域 にわたり 支 援 も 長 期 化 すると 見 込 まれていますが 被 災 者 の 皆 さまに1 日 も 早 く 日 常 が 戻 りますよう お 祈 りいたしております ( 濵 田 ) 2016 6 日 本 看 護 協 会 機 関 誌 Vol. 68 No. 7 June 2016 6 月 臨 時 増 刊 号 予 告 6 月 5 日 発 行 発 売 総 特 集 病 院 看 護 職 の 介 護 保 険 入 門 地 域 包 括 ケアの 共 通 言 語 を 身 につける! 地 域 包 括 ケアの 時 代 欠 かせないのが 介 護 保 険 の 知 識 本 号 では 病 院 看 護 職 が 身 につけてお くべき 基 礎 知 識 をまとめます 制 度 の 解 説 に 加 え それぞれの 現 場 から 介 護 保 険 サービスの 実 際 も 報 告 していただきます 予 告 内 容 は 変 更 になる 場 合 があります 発 行 発 売 : 2016 年 5 月 20 日 発 行 所 :( 株 ) 日 本 看 護 協 会 出 版 会 東 京 都 渋 谷 区 神 宮 前 5-8 - 2 日 本 看 護 協 会 ビル 4 階 Tel. 0 4 3 6-2 3-3 2 7 1(コールセンター:ご 注 文 ) 振 替 00190-8-168557 東 京 都 文 京 区 関 口 2-3 -1 Tel.03-5319-8017( 編 集 直 通 ) 発 行 人 : 井 部 俊 子 編 集 長 : 濵 田 拓 男 編 集 者 : 米 丸 未 央 子 工 藤 菜 乃 遊 佐 なつみ 古 川 美 穂 子 編 集 委 員 : 井 伊 久 美 子 和 田 幸 恵 長 田 晋 一 伊 藤 雄 介 ( 日 本 看 護 協 会 ) D T P : 今 村 陽 子 長 谷 川 栄 表 紙 イラスト : 平 岡 瞳 本 文 イラスト : しおた まこ 表 紙 デザイン : 新 井 田 清 輝 本 文 デザイン : 手 塚 久 美 子 (móno) 新 井 田 清 輝 印 刷 : 三 報 社 印 刷 株 式 会 社 定 価 : 本 体 1,400 円 + 税 112 看 護 2016. 6