免 許 更 新 制 に 関 する 国 会 答 弁 附 帯 決 議 ポイント1 講 習 内 容 04.25 衆 教 特 委 高 井 美 穂 議 員 全 員 すべての 現 職 の 教 員 が 同 じ 研 修 を 受 けるというふうに 考 えていいんですね 教 職 として 必 要 な 例 えば 情 熱 の 問 題 対 人 関 係 の 問 題 教 科 指 導 の 問 題 あるいは 学 級 経 営 の 問 題 こういった 教 員 として 共 通 に 求 められる 内 容 をまず 中 心 とすべきであるというふうに 思 っ ております 06.05 参 文 教 委 那 谷 屋 正 義 議 員 多 岐 にわたって 免 許 があるわけでありますけれども 技 能 の 部 分 というものについてどんな 講 習 を 考 えられているのか お 尋 ねをしたいと 思 います 各 教 科 の 指 導 方 法 など 技 能 の 部 分 に 係 る 講 習 内 容 につきましては これは 必 ず 講 習 に 含 まれるも のと 考 えるわけでございますけれども 今 先 生 からお 話 ございましたように 教 科 や 学 校 段 階 に よってこれは 様 々な 講 習 内 容 が 必 要 になろうかと 思 います そこで 各 教 科 の 指 導 法 などの 技 能 の 部 分 につきましては 多 様 な 講 習 を 用 意 をいたしまして 受 講 者 が 選 択 できるようにするということが 必 要 ではないかと 考 えております 具 体 的 には 例 え ば 講 習 の 対 象 となる 学 校 種 や 教 科 の 種 類 講 習 内 容 の 概 要 開 設 の 時 期 などをあらかじめ 開 設 者 において 明 らかにするということや それらの 情 報 について 文 部 科 学 省 のホームページ 等 におい て 広 く 周 知 をするといったようなことを 考 えております 講 習 内 容 は おおよそ 教 員 として 共 通 に 求 められる 内 容 が 中 心 と 強 調 していた( ) が 05.31 参 文 教 委 での 山 本 香 苗 議 員 ( 公 明 )に 対 する 答 弁 から 教 科 内 容 等 に 合 わせて 受 講 者 が 選 択 できる という 内 容 が 追 加 された 類 似 質 疑 06.19 参 文 教 委 神 本 美 恵 子 議 員 十 四 免 許 更 新 講 習 の 内 容 については 受 講 者 に 対 する 事 前 アンケート 調 査 の 実 施 講 習 修 了 後 の 受 講 者 による 事 後 評 価 及 びこれらの 公 表 を 行 うなど 受 講 者 のニーズの 反 映 に 努 めること また 多 様 な 講 習 内 容 講 習 方 法 の 中 から 受 講 者 が 選 択 できるような 工 夫 を 講 ずること 受 講 者 である 現 場 教 員 の 意 見 ニーズを 聞 く 具 体 的 な 手 立 て 学 校 現 場 が 求 める 講 習 内 容 と 課 程 大 学 における 講 習 の 開 設 1
ポイント2 講 習 の 受 講 (へき 地 障 害 を 持 つ 教 員 ) 05.31 参 文 教 委 山 本 香 苗 議 員 ( 公 ) こうした 講 習 が 今 後 今 言 っていらっしゃったようなものが 全 国 の 大 学 などで 地 域 の 偏 在 なくき ちんとできるんでしょうか 池 坊 副 大 臣 東 京 都 のような 交 通 アクセスのいいところはいいけれども 過 疎 地 とかへき 地 にいる 先 生 方 はど うするのだということに 関 しましては 確 かに 不 利 だという 点 はございます でも 夜 間 や 週 末 における 講 習 あるいはサテライト 教 室 の 開 設 による 講 習 の 実 施 放 送 やインターネット 等 の 多 様 なメディアを 活 用 した 遠 隔 教 育 通 信 教 育 の 実 施 など 弾 力 的 に 履 修 形 態 については 検 討 したい というふうに 思 っております 今 放 送 大 学 というのがございまして その 卒 業 式 に 参 りますと 過 疎 地 それから 離 島 の 方 々もこの 放 送 大 学 で 勉 強 していらして 大 変 感 動 を 受 けますので こうい うものの 利 用 などということもできるのではないかと 思 いますので 様 々な 工 夫 を 凝 らしながら へき 地 過 疎 地 の 方 々 そういう 先 生 方 がお 困 りにならない 方 法 を 考 えていきたいというふうに 考 えております 06.14 参 文 教 委 佐 藤 泰 介 議 員 更 新 講 習 の 受 講 に 関 して 障 害 のある 教 員 への 支 援 をどのように 行 っていくのか 国 連 障 害 者 の 権 利 条 約 は 制 度 の 設 計 に 当 たっては 障 害 があることが 当 然 というような 配 慮 を 行 うべきである と このように 言 われているわけです この 条 約 では どんな 障 害 を 持 った 先 生 方 にどのような 支 援 をされるんですか 障 害 をお 持 ちの 先 生 が 免 許 更 新 講 習 を 受 講 される 際 は 受 講 者 の 方 の 申 出 に 応 じまして 教 材 を 使 用 する 場 合 は 点 字 や 拡 大 文 字 の 使 用 とか 手 話 通 訳 や 補 聴 器 の 使 用 など 必 要 な 支 援 を 行 うよう 各 開 設 主 体 の 人 的 物 的 な 条 件 を 個 別 に 勘 案 しつつ 対 応 が 可 能 な 開 設 主 体 に 対 しましては 積 極 的 な 取 組 を 促 していくことが 必 要 と 考 えております いずれにいたしましても 国 会 におきまし て 法 案 をお 認 めいただきました 後 は 障 害 を 有 する 方 ができる 限 り 受 講 しやすい 環 境 づくりを 検 討 してまいりたいと 考 えております 十 五 へき 地 等 に 勤 務 する 教 員 や 障 がいを 有 する 教 員 が 多 様 な 免 許 状 更 新 講 習 を 受 講 できるよ う 努 めること 受 講 方 法 の 多 様 化 へき 地 過 疎 地 の 教 員 に 対 する 具 体 的 な 手 立 て 障 害 のある 教 員 が 受 講 しやすい 環 境 づくりの 具 体 化 2
ポイント3 修 了 認 定 04.17 衆 本 会 議 野 田 佳 彦 議 員 だれが 認 定 をするのか ( 略 ) 御 説 明 をいただきたい 開 設 は 教 員 養 成 を 行 う 大 学 が 主 体 となります 都 道 府 県 教 育 委 員 会 等 も 研 修 の 開 設 をすること は 可 能 としたいと 思 っておりますが 同 時 に 講 習 の 修 了 について これは 当 然 開 設 主 体 が 認 定 をいたしますが その 確 認 は 必 ず 都 道 府 県 教 育 委 員 会 が 行 うことといたしたいと 思 います 04.25 衆 教 特 委 高 井 美 穂 議 員 大 学 の 先 生 によって 実 技 なんかの 判 定 というのは 少 々 変 わってくることもあるでしょうし 筆 記 は 全 国 同 じということであれば この 人 は 能 力 があるかどうか 簡 単 に 点 数 が 出 るようなものなん だろうと 思 います 更 新 講 習 の 修 了 認 定 に 当 たっては 全 国 統 一 試 験 とかそういうことじゃないんです これは 各 開 設 者 が 修 了 認 定 を 行 うんです そのためには きちんと 試 験 をやっていただくという 基 準 を 私 ど もの 方 でつくるということでございます ( 略 ) 内 容 ごとにきちんと 修 了 認 定 の 基 準 というも のを 私 どもの 方 でつくりまして それに 則 して 更 新 講 習 を 開 設 している 各 大 学 で 各 分 野 ごと の 内 容 が 終 了 した 時 点 で いわば 修 了 試 験 といいましょうか 筆 記 試 験 の 場 合 もあるでしょうし 物 によっては 実 技 試 験 ということもあるかもしれませんが そういう 試 験 をやっていただいて そして 修 了 を 認 定 する ですから 何 か 全 教 員 対 象 の 一 律 の 国 が 問 題 をつくった 試 験 をやる とか そういうことではないんです 今 教 員 免 許 を 出 すときと 非 常 によく 似 たというふうに 御 理 解 いただいたらいいと 思 うんです 教 職 養 成 課 程 をどういうふうにするかという 基 準 は 文 部 科 学 省 が 全 国 一 律 に 決 めております そ してそれに 従 って 学 校 で 授 業 を 行 われるわけですね そして その 成 績 を 判 定 して 学 校 が 教 職 免 許 の 基 準 に 達 したと 認 定 をされれば 都 道 府 県 単 位 で 免 状 の 交 付 をしている それと 同 じような やり 方 でやっていきます だから 基 準 とか 最 終 的 な 研 修 の 修 了 の 確 認 とかいうことの 基 準 は す べて 全 国 統 一 的 にお 願 いをする しかし こういうことについて 必 ず 確 認 をしてくれということ を 申 し 上 げたときのその 確 認 の 仕 方 について いろいろ 少 しずつ 工 夫 があったり 違 ったやり 方 が あるということは これは 開 設 者 にゆだねようということです 修 了 認 定 は 文 科 省 が 基 準 を 作 成 し それに 基 づいて 開 設 主 体 である 大 学 等 が 実 施 ただ し 都 道 府 県 教 育 委 員 会 が 最 終 確 認 する 認 定 方 法 は から 筆 記 試 験 や 実 技 試 験 とい う 答 弁 が 出 ているが は 研 修 結 果 の 認 定 と 言 うにとどまっている 3
ポイント4 講 習 の 免 除 06.05 参 文 教 委 那 谷 屋 正 義 議 員 講 習 免 除 者 というものは 対 象 はどういう 方 たちになるのか 改 めてお 尋 ねをしたいと 思 います 改 正 法 の 九 条 の 二 第 三 項 では 知 識 技 能 その 他 の 事 項 を 勘 案 して 免 許 状 更 新 講 習 を 受 ける 必 要 がないものとして 文 部 科 学 省 令 で 定 めるところにより 免 許 管 理 者 が 認 めた 者 は 免 許 更 新 講 習 を 受 講 することなく 更 新 ができることとなっております この 免 除 規 定 を 設 ける 目 的 は 既 に 知 識 技 能 が 最 新 であると 認 められる 者 に 重 ねて 免 許 更 新 講 習 を 受 講 させることを 回 避 をするということにあるわけでございますが 対 象 者 といたしまして は 具 体 的 には 優 秀 教 員 として 表 彰 された 方 校 長 教 頭 等 教 諭 を 指 導 する 職 にある 方 勤 務 実 績 を 勘 案 して 受 講 する 必 要 がないと 認 められた 方 などが 考 えられているところでございます 06.07 参 文 教 委 岸 信 夫 議 員 ( 自 ) 結 果 としてどれぐらいの 先 生 方 がこの 免 除 の 対 象 になるのか 教 えていただきたいと 思 います どのぐらいの 割 合 というのはなかなか 明 確 には 想 定 していないわけでございますが やはりこれ は 例 外 的 な 人 数 になるというふうに 思 っております いずれにいたしましても この 国 会 におけ る 御 審 議 も 十 分 に 踏 まえまして 国 民 の 皆 様 の 納 得 が 得 られる 案 を 策 定 をしていきたいというふ うに 考 えております 類 似 質 疑 05.07 衆 教 特 委 横 山 北 斗 議 員 05.15 衆 教 特 委 川 内 博 史 議 員 4
ポイント5 講 習 時 の 服 務 取 扱 い 05.16 衆 教 特 委 川 内 博 史 議 員 この 更 新 講 習 というのは 職 務 命 令 で 講 習 を 受 けるものですか 私 が 職 務 命 令 と 申 し 上 げたのは 研 修 を 受 ける 受 けないという 職 務 命 令 ということを 言 っている わけじゃないんですよ 告 示 の 学 習 指 導 要 領 に 反 した 行 動 をされたという 場 合 は 学 校 現 場 にお ける そういう 意 味 で 申 し 上 げた 免 許 更 新 講 習 は 職 務 命 令 ではなくて 教 員 免 許 を 持 っている 方 が 免 許 を 持 っているということ で 当 面 対 象 は 現 職 の 教 員 になりますけれども 自 ら 講 習 を 受 けていただくというものでござい ます 06.05 参 文 教 委 那 谷 屋 正 義 議 員 衆 議 院 の 附 帯 決 議 の 中 でこの 部 分 ( 更 新 講 習 )についての 財 政 的 な 措 置 について 検 討 するという ようなこともうたっています 財 政 的 な 措 置 を 検 討 するということは やはり 自 分 で 勝 手 にそう やって 行 かれる 部 分 について 服 務 というものを 考 えたときに やっぱり 限 りなくこれは 勤 務 に 近 いんだろうというふうに 思 うわけでありますけれども その 辺 いかがでしょうか 教 員 免 許 は 個 人 の 資 格 でございますので 基 本 的 には 免 許 更 新 講 習 の 受 講 についても 夏 季 休 業 中 あるいは 休 日 年 次 休 暇 等 を 利 用 して 行 うべきものだと 考 えるわけでございますけれども これ は 国 が 新 たに 制 度 としてつくる 講 習 という 意 味 合 いもございますので いわゆる 職 専 免 の 研 修 扱 いとか そういうことができるのかどうか その 辺 は 御 議 論 も 踏 まえましてよく 検 討 していきた いと 思 っております 十 三 教 員 の 資 質 能 力 の 向 上 という 免 許 状 更 新 制 度 の 趣 旨 を 踏 まえ 任 命 権 者 は 学 校 現 場 の 実 態 に 即 し 各 教 員 の 受 講 期 間 を 的 確 に 把 握 し 教 員 の 安 全 と 健 康 に 配 慮 しながら 受 講 機 会 の 確 保 とともに 受 講 時 の 服 務 の 取 扱 いについても 必 要 な 配 慮 を 行 うこと 受 講 時 期 講 習 の 選 択 に 関 し 現 場 教 員 の 主 体 性 自 主 性 の 尊 重 受 講 時 の 服 務 に 関 し 学 校 現 場 の 実 態 に 応 じた 対 応 5
ポイント6 講 習 費 用 06.05 参 文 教 委 馳 浩 議 員 ( 自 ) 現 在 教 壇 に 立 っている 百 十 万 人 の 教 員 が 今 後 十 年 ごとの 免 許 状 更 新 講 習 を 修 了 するとして 一 体 幾 らの 国 庫 負 担 や 都 道 府 県 の 負 担 が 必 要 でしょうか 更 新 制 の 導 入 に 当 たっては 更 新 の 講 習 会 の 実 施 全 国 的 な 免 許 管 理 システムの 導 入 その 他 必 要 な 広 報 の 実 施 等 に 係 る 費 用 が 必 要 となってまいります そのうち 最 も 重 要 なものは 言 うまで もなく 更 新 の 講 習 の 実 施 に 要 する 費 用 であります 年 間 十 万 人 ずつの 教 員 が 受 講 するといたし まして 従 来 の 実 績 を 勘 案 いたしますと 一 人 大 体 三 万 円 程 度 の 費 用 が 必 要 になります という ことは 年 間 三 十 億 前 後 の 費 用 が 必 要 だということです この 教 員 免 許 は 個 人 の 資 格 職 業 に 対 する 資 格 でありますから その 更 新 に 要 する 費 用 につい ては 個 人 負 担 にするという 考 えももちろんございます しかし 同 時 に 国 あるいは 教 育 上 の 要 請 から 国 会 の 議 決 によって 特 に 現 職 の 教 員 についてはこれまで 予 期 しなかった 負 担 が 生 ずる ことになりますので 当 然 一 定 の 配 慮 が 必 要 だと 考 えております 講 習 費 用 に 関 する 答 弁 は 1 人 3 万 円 程 度 年 間 30 億 程 度 にとどまっている 十 二 国 公 私 立 すべての 教 員 の 免 許 状 更 新 講 習 の 受 講 に 伴 う 費 用 負 担 を 軽 減 するため 受 講 者 の 講 習 受 講 の 費 用 負 担 も 含 めて 国 による 支 援 策 を 検 討 すること 講 習 の 義 務 化 をふまえた 費 用 負 担 のあり 方 30 億 円 の 財 源 確 保 6
ポイント7 10 年 経 験 者 研 修 との 兼 ね 合 い 05.24 参 文 教 委 水 岡 俊 一 議 員 文 科 省 としては 十 年 の 経 験 者 研 修 をどのように 評 価 をされて この 三 十 時 間 の 講 習 とどんなふ うな 関 係 を 持 とうとされているのか お 聞 かせをいただきたいと 思 います 十 年 経 験 者 研 修 は 公 立 学 校 の 教 員 を 対 象 に 教 育 公 務 員 特 例 法 に 基 づきまして 実 施 をされている ものでございます 公 立 学 校 の 十 年 を 経 験 された 先 生 方 に 対 しまして それぞれのある 意 味 では 得 意 分 野 づくりを 促 すといったような 観 点 から 運 用 を 今 されているところでございます ( 略 ) 各 都 道 府 県 政 令 市 の 教 育 センターを 中 心 に 講 習 としては 実 施 をされているというものでござ います 国 家 資 格 というならば 今 言 った 公 立 に 課 されている 十 年 研 修 は 公 立 という 立 場 の 人 たちが 受 け る 十 年 の 研 修 なんですよ ですから 教 員 免 許 というものは 私 学 公 立 同 一 の 免 許 でやっている わけですから それは 十 年 目 に 一 度 実 現 可 能 なブラッシュアップをしようということなんです 05.29 参 文 教 委 類 似 質 疑 05.11 衆 教 特 委 西 村 ちなみ 議 員 小 泉 顕 雄 議 員 ( 自 ) 先 だって 水 岡 先 生 とのやり 取 りの 中 でこのことが 議 論 になったようであります ( 略 ) 更 新 講 習 の 内 容 十 年 研 修 の 内 容 というものが 重 複 するということはこれはあり 得 ることで 絶 対 ないということは 言 えないと 思 うわけでありますが それについて 御 見 解 を 伺 いたいと 思 います ( 十 年 経 験 者 研 修 と 更 新 講 習 の 違 いを 述 べ)いずれにいたしましても 例 えば 更 新 講 習 で 受 講 し た 内 容 を 踏 まえまして 十 年 研 の 内 容 について 一 部 再 検 討 するといったようなことも 今 後 必 要 に なってくるかと 思 いまして 更 新 制 の 実 施 状 況 等 も 勘 案 しながら 今 後 十 年 研 について 実 施 内 容 や 時 間 なども 含 めまして その 在 り 方 を 検 討 してまいりたいというふうに 考 えております 十 年 研 と 更 新 講 習 の 違 いを1 対 象 者 ( 十 年 研 は 公 立 更 新 講 習 は 国 公 私 立 全 て)2 内 容 ( 十 年 研 は 得 意 分 野 づくり 更 新 講 習 はおおよそ 教 員 として 共 通 に 求 められる 内 容 )3 開 設 主 体 ( 十 年 研 は 都 道 府 県 教 育 委 員 会 更 新 講 習 は 認 定 大 学 ) と 述 べていたが 終 盤 では 十 年 研 についても 内 容 や 時 間 を 再 検 討 する ( )という 答 弁 になった 十 六 現 職 研 修 と 免 許 状 更 新 講 習 との 整 合 性 の 確 保 特 に 十 年 経 験 者 研 修 の 在 り 方 について 検 討 すること 10 年 研 の 廃 止 を 含 めた 見 直 し 及 び 現 職 研 修 の 整 理 統 合 7
ポイント8 ペーパーティーチャー 04.27 衆 教 特 委 田 嶋 要 議 員 今 多 くのペーパー 四 百 万 ぐらいですか おいでだということで 今 は 多 くの 方 が 臨 時 で 学 校 の 教 育 のところに 雇 われて 支 援 をしていただいている 県 費 あるいは 市 費 で 応 援 をしていただい ている それは 多 くの 市 長 さんもそのようにおっしゃっておるわけでございます その 辺 の 大 変 機 動 的 な 言 ってみれば 教 える 方 々のニーズを 弾 力 的 に 受 け 皿 となっているのはこのペーパー ティーチャーの 存 在 だと 思 うんですが この 更 新 制 を 導 入 することによってそこが 大 変 スムーズ にいかなくなるのではないか そういう 懸 念 も 出 ているわけですけれども 大 臣 そこに 関 して はどのようにお 考 えですか 総 じて 言 えば 予 備 校 の 先 生 をしておられるときに 教 員 免 許 を 持 っているよとかという 方 もたく さんおられます ですから とりあえずは 経 費 の 問 題 等 もありますから まず 学 校 現 場 で 子 供 と 接 していただいている 方 々についてこれをやって そして その 効 果 が 出 てきて 先 ほどの お 話 じゃないけれども 諸 外 国 も 日 本 の 例 に 倣 おうなどというようなことになってくれば ペー パーティーチャーの 問 題 についても 含 めていくかどうかは 今 後 の 検 討 課 題 とさせていただきた いと 思 います 06.11 参 文 教 委 公 聴 会 池 田 賢 市 公 述 人 ( 中 央 大 学 教 授 水 戸 ) 更 新 新 制 を 導 入 すれば どうしてもいわゆるペーパーティーチャーへの 講 習 をどうするのかとい う 点 も 考 えざるを 得 ないと 思 います 多 様 なキャリアとかライフコースとかというものを 可 能 す る 社 会 をつくる 上 において 今 は 教 員 ではないけれども 免 許 状 を 持 っていますという そのペー パーティーチャーの 存 在 は 意 味 のあることでありますが その 質 をいかに 維 持 していくか ある いは 維 持 しておくのかということは 今 後 の 採 用 計 画 の 問 題 とも 重 なって 大 きな 問 題 になるので はないかというふうに 思 います 類 似 質 疑 05.10 衆 教 特 委 保 坂 展 人 議 員 ( 社 ) 06.11 参 文 教 委 中 島 啓 子 公 述 人 ( 元 教 師 ) 06.14 参 文 教 委 佐 藤 泰 介 議 員 十 七 法 施 行 後 の 実 施 状 況 を 見 極 めた 上 で 現 職 教 員 以 外 の 者 であって 教 員 免 許 状 を 授 与 された ことのある 者 の 免 許 状 更 新 講 習 の 受 講 要 件 を 拡 大 する 方 向 で 検 討 すること 現 職 教 員 に 特 化 した 制 度 設 計 のあり 方 の 見 直 し 8
その 他 免 許 更 新 制 に 対 する 懸 念 問 題 点 に 関 する 質 疑 項 目 日 質 疑 答 弁 管 理 システム( 附 帯 決 議 十 一 ) 05.31 参 文 教 委 山 本 香 苗 議 員 ( 公 ) 事 務 負 担 の 軽 減 の 観 点 から 全 国 でこういったデータベース 化 共 通 化 したようなものをつくってや ることも 考 えてもいいんじゃないかと 思 いますが いかがでしょうか 今 回 の 免 許 更 新 制 の 導 入 ということを 一 つの 契 機 として 現 在 各 都 道 府 県 教 育 委 員 会 が 個 別 に 管 理 しておりますこの 免 許 情 報 を 全 国 の 免 許 管 理 シ ステムという 形 で 一 元 的 に 管 理 できるような そういうシステムの 導 入 に 向 け た 検 討 を 開 始 をしているところでございます 平 成 十 九 年 度 システム 開 発 に 向 けました 調 査 準 備 試 行 等 を 行 うための 経 費 を 計 上 しているところでござい ます 今 回 の 改 正 法 案 が 国 会 でお 認 めをいただきました 場 合 平 成 二 十 一 年 四 月 の 改 正 法 の 施 行 に 向 けまして 私 どもこの 免 許 更 新 制 が 円 滑 に 実 施 できるよ うに ただいま 申 し 上 げました 全 国 の 免 許 管 理 システム これの 構 築 に 万 全 を 期 していきたいと 思 っております 他 の 更 新 免 許 との 整 合 性 05.24 参 文 教 委 水 岡 俊 一 議 員 ( 運 転 免 許 水 先 人 など) 更 新 制 が 導 入 をされている 免 許 というの はあるようでありますが ほとんどが 身 体 の 適 性 検 査 であるとか あるいは 技 能 が 落 ちていないかという 実 技 的 な 検 査 等 がほとんどだというふうに 思 いまし た やはり 知 識 技 能 こういうものの 刷 新 を 図 るということで 実 はこ れは しかし 水 岡 先 生 御 党 も 更 新 の 提 案 をしておられるわけでしょう 更 新 という 意 味 では ですから 御 党 の 提 案 者 にも 同 じことをお 聞 きいただきたい と 思 います ( 論 点 すりかえ) 高 井 美 穂 議 員 ( 弁 護 士 医 師 など)いろ 教 師 だけがそうしなければならないとは 私 は 思 いませんが 例 えば 医 04 中 教 審 との 整 合 性 04.25 衆 教 特 委 いろな 資 格 がございますけれども 実 質 更 新 制 度 ではございません 時 代 に 応 じ た 資 質 能 力 を 刷 新 しなくてはならない のはどの 資 格 においても 同 じだというふ うに 思 います それにもかかわらず ( 略 ) 教 師 だけがなぜ 更 新 をしなけれ ばいけないのか 理 由 をお 聞 かせくださ 師 薬 剤 師 今 先 生 がおっしゃった 弁 護 士 その 他 については これはやはり 所 管 大 臣 が そのときの 時 代 の 要 請 そして 内 閣 としては 教 育 の 再 生 というこ とを 最 重 要 課 題 に 置 いているわけですから その 内 閣 としての 価 値 観 の 置 き 方 を 前 提 に 少 なくとも 公 教 育 においてはやはりよき 教 師 を 得 るということが 第 一 ですから そこを 直 したいと 私 どもは 思 ったわけで 他 の 資 格 についてどう するかというのは おのおのの 大 臣 あるいは 国 民 世 論 が 決 めていくことだと 思 います い 田 嶋 要 議 員 諸 外 国 を 見 ますと ( 免 許 更 日 本 は 日 本 の 国 のあり 方 で 必 要 なものを 政 策 としてとっていくとい 他 国 の 事 例 新 制 を)やっている 国 はほとんどないと いうことですね アメリカがやっている という 話 でございますが そういった 事 例 というのはよくよく 検 討 されたんです うことだと 思 います ( 略 ) 諸 外 国 のことはもちろん 参 考 にしなければなり ませんが 日 本 はやはり 日 本 として 一 番 いい 制 度 を 最 終 的 に 国 会 の 御 判 断 で 適 用 していくということだと 思 います 類 似 質 疑 に 05.10 衆 教 特 委 保 坂 展 人 議 員 ( 社 )あり か 十 一 教 員 免 許 更 新 制 の 円 滑 な 実 施 に 向 け 教 員 及 びその 他 の 免 許 状 保 持 者 に 対 して 制 度 の 十 分 な 周 知 を 図 ること また 更 新 制 の 導 入 に 伴 う 免 許 状 授 与 原 簿 の 管 理 システムの 構 築 と 運 用 に 当 たっては 遺 漏 なきよう 万 全 を 期 すること 学 校 現 場 に 混 乱 をもたらさないための 具 体 的 な 手 立 て 9
川 内 博 史 議 員 今 回 中 教 審 がおやりにな 国 会 の 審 議 の 場 に 付 する 法 律 については( 行 政 手 続 法 上 )パブリック 国 民 に 対 する 説 明 05.10 衆 教 特 委 った(パブリックコメント)は 意 見 を 言 わせただけ 国 民 の 皆 様 からどのよう な 意 見 があったのか それについて 審 議 会 はどう 考 えるのかというようなことも 全 く 公 開 されていませんよね 何 か 事 情 が 説 明 できるものがあれば 教 えていただ コメントの 対 象 にはなっておりません ( 略 ) 関 係 団 体 からは 四 十 八 団 体 から 中 教 審 は 御 意 見 を 伺 っているんです そして 文 科 省 に 三 法 の 改 正 につい ては 千 三 百 五 十 三 件 のメールが 来 ております これはきちっと 中 教 審 に 御 報 告 しております 賢 明 な 委 員 ですから 当 然 それを 参 考 にして 御 議 論 をなすっ ているんです それを 受 けて 今 ここへ 出 して 最 大 のパブリックコメント( 国 会 )に 付 しているということです きたいと 思 います 高 井 美 穂 議 員 教 員 養 成 系 学 部 の 志 願 倍 率 志 願 者 数 というもののデータが 一 枚 目 でございます ( 略 ) 志 願 者 がどん どん 減 っているという 現 状 があります このことだけが 理 由 かどうかというのはよく 分 析 してみないといけ ませんし 分 析 しても 多 分 わからないと 私 は 思 うんです 一 般 に 企 業 の 景 気 が 悪 いときは 公 務 員 とか 特 に 教 師 の 志 望 者 は 多 くなります 当 然 向 こうの 求 人 が 減 りますから だから 二 つの 観 点 で 見 ていかねばならないのは 一 つは 教 職 希 望 者 減 少 の 恐 れ 04.25 衆 教 特 委 今 回 の 更 新 制 度 が 導 入 されまして 更 新 講 習 が 認 められなくて 失 効 する 可 能 性 が 高 いと ますますこういう 不 安 定 な 仕 事 というのは ( 略 ) ( 教 職 志 願 者 減 少 に) 少 し 拍 車 をかけはしないかという 懸 念 を 持 っております その 点 について いわゆる 教 員 養 成 大 学 の 入 学 倍 率 これは 十 九 年 度 で 大 体 四 四 倍 という 数 字 を 今 維 持 しています それから 公 立 学 校 の 教 員 の 採 用 倍 率 は 教 員 でやめる 人 の 数 によって 先 生 がおっしゃったように 都 道 府 県 で 随 分 でこぼこがありま す しかし 小 学 校 の 全 国 平 均 でいえば 平 成 十 二 年 は 倍 率 が 十 二 五 あった わけですね だけれども 今 は 四 二 にまで 下 がってきている これはいろい ろな 理 由 があると 思 います 先 生 の 仕 事 をトータルに 魅 力 あるように 力 を 合 わ はいかがでしょうか 水 岡 俊 一 議 員 ( 安 倍 総 理 の 用 いた 資 質 せてやっていくことによって 解 決 しなければならないでしょう 類 似 質 疑 に 05.12 参 文 教 委 尾 木 直 樹 参 考 人 06.11 参 文 教 委 水 岡 俊 一 議 員 06.11 参 文 教 委 池 田 賢 市 公 述 人 先 生 がおっしゃったことで 私 と 全 く 違 う 考 えを 持 っているのは 再 生 分 限 制 度 と 更 新 制 の 刷 新 という 言 葉 についての 質 疑 の 途 中 で) 会 議 だと 思 います それは 再 生 会 議 はこの 教 員 免 許 制 を 使 って 教 員 を 排 除 す るという 考 えを 持 っているわけですよ それは 私 はやっぱりおかしいと 思 うん で 駄 目 な 先 生 が 教 壇 に 立 ってもらうということは これは 生 徒 児 童 のために 困 るわけですから これは 分 限 でやるべきことであって 本 来 免 許 の 更 新 と いう 知 識 技 能 に 当 たるものは それはやっぱり 研 修 で 磨 いていくべきものだ と そういう 意 味 で 私 は 知 識 技 能 ということを 申 し 上 げているわけです 類 似 質 疑 は 多 数 有 (06.05 参 文 教 委 那 谷 屋 正 義 議 員 等 ) 講 習 を 請 け 負 う 機 関 ( 大 学 等 ) 05.07 衆 教 特 委 横 山 北 斗 議 員 教 員 養 成 学 部 を 持 たない 大 学 で 十 年 講 習 のための 何 か 講 座 だけを 設 けてやるとか 結 局 一 つしかないわけ ですから 卒 業 後 もまたそこに 友 人 友 達 感 覚 で 戻 ってくるようなものになるよ りは 教 育 学 部 を 持 たなくても 十 年 講 習 のための 講 座 を 設 けたり そういう 教 職 大 学 院 のようなものを 設 立 するようなこ とを 認 めても そういうのもありかなと 免 許 更 新 講 習 の 主 たる 開 設 主 体 も 教 員 養 成 課 程 を 有 する 大 学 これ がやはり 中 心 になるというふうに 想 定 をいたしております ただ 御 案 内 のよ うに いわゆる 教 員 養 成 課 程 以 外 で 教 員 養 成 を 行 っている 教 職 課 程 として 認 定 を 受 けている 大 学 も 八 百 以 上 あるわけでございますので 教 員 養 成 課 程 では ございませんけれども 教 職 課 程 として 認 定 を 受 けている 大 学 も 免 許 更 新 講 習 の 主 体 にはなり 得 ると 思 っております それから 免 許 更 新 講 習 は 卒 業 した 大 学 で 講 習 を 受 けなきゃいけないということではもちろんございませんので その 勤 務 地 等 に 応 じましていろいろな 大 学 の 中 から 選 択 をして 講 習 をするとい うことになるのかなと 思 っております 10