平成21年 9月 3日



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●幼児教育振興法案

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

公表表紙

学校安全の推進に関する計画の取組事例

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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●電力自由化推進法案

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

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スライド 1

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

18 国立高等専門学校機構

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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m07 北見工業大学 様式①

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

PR版

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003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

16 日本学生支援機構

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4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や


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技 能 労 務 職 平 均 年 齢 歳,7 平 均 給 料 月 額 歳 7,,8, 歳,9,57, 7,7 7,9 9,5 - (8,85) (5,) 類 似 団 体 5. 歳 9,8 9, 85, ( 注 ) 平 均 給 料 月 額 とは 平 成 5 年 月 日 現 在 における

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

11年度事業報告1

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

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七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

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(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

Transcription:

平 成 25 年 第 3 回 浜 松 市 議 会 定 例 会 一 般 質 問 及 び 浜 松 市 答 弁 質 問 者 市 民 クラブ 袴 田 修 司 質 問 答 弁 1 世 界 都 市 浜 松 を 実 現 させるた めのひとづくりについて 本 市 の 小 中 学 校 教 育 における 英 語 教 育 などの 語 学 学 習 多 文 化 共 生 など 国 際 化 に 対 応 する 学 習 のこれまでの 取 組 み 状 況 とその 成 果 と 課 題 さらには 今 後 の 方 針 に ついて 伺 髙 木 教 育 長 英 語 学 習 については 現 在 全 中 学 校 区 にALTを 配 置 することに より 英 語 を 話 す 必 然 性 のある 学 習 環 境 が 生 まれ 積 極 的 に 英 語 を 話 す 子 どもが 増 えている 浜 松 版 小 中 一 貫 カリキュラムにおい ても 人 に 尋 ねる 案 内 をする などテーマ 別 に 指 導 内 容 を 系 統 化 し 実 践 的 な 英 語 力 を 育 成 しているところである また 本 市 ならではの 特 色 として 多 くの 学 校 に 外 国 人 の 子 どもが 在 籍 しており 日 常 的 な 交 流 を 通 して 共 生 の 素 地 を 養 っている その 中 で 外 国 人 の 子 どもの 日 本 語 習 得 は 大 きな 課 題 である 本 年 度 から 日 本 語 学 習 支 援 者 の 派 遣 方 法 を 通 級 型 から 派 遣 型 に 替 え ることにより 支 援 の 充 実 を 図 った 外 国 人 の 子 どもが 日 本 語 習 得 のため 努 力 する 姿 を 身 近 に 見 て 日 本 人 の 子 どもも 積 極 的 に 関 わろうとしている 互 いに 理 解 し 合 える 喜 びを 感 じ それが 日 常 生 活 での 日 本 人 と 外 国 人 の 結 び 付 きを 強 めている 今 後 も ALT 活 用 の 工 夫 や 外 国 人 の 子 どもへの 支 援 の 充 実 を 図 り 相 互 理 解 と 共 生 の 心 を 育 みながら 世 界 都 市 浜 松 を 担 う 子 どもの 育 成 に 努 めていく 海 外 駐 在 者 からは 海 外 に 帯 同 する 子 どもの 帰 国 後 の 進 路 相 談 や 国 内 の 教 育 環 境 に 関 する 情 報 提 供 など 子 どもの 教 育 への 行 政 の 支 援 を 求 める 声 も 聞 くが 本 市 の 教 育 委 員 会 としての 考 えと 対 応 につ いて 伺 (3) 次 世 代 を 担 う 青 尐 年 が 海 外 に 目 を 向 け 自 ら 現 地 に 出 かけて 就 学 就 労 生 活 など 様 々な 経 験 教 育 委 員 会 では 帰 国 後 の 学 校 生 活 や 子 どもの 人 間 関 係 授 業 に 対 する 不 安 高 等 学 校 への 進 学 等 の 相 談 について 海 外 駐 在 中 でも 電 話 やメールで 個 別 に 対 応 している 編 入 学 を 予 定 している 学 校 が 分 かる 場 合 には 教 育 委 員 会 から 編 入 先 の 学 校 に 情 報 提 供 し 保 護 者 へは 直 接 相 談 していただくように 勧 めている 特 に 進 学 については 学 校 へ 相 談 することで 該 当 学 年 の 生 徒 の 状 況 や 進 路 希 望 の 傾 向 募 集 状 況 等 について 適 時 的 な 情 報 が 得 られ 保 護 者 の 不 安 も 和 らいでいることと 思 また 夏 季 休 暇 等 の 一 時 帰 国 の 際 に 日 本 の 学 校 生 活 の 体 験 希 望 があれば 聴 講 生 とし て 受 け 入 れを 行 い 日 本 の 学 校 の 状 況 を 知 ることに 役 立 ててもら っている 今 後 も 海 外 駐 在 者 は 増 加 することが 予 想 されるの で これまで 教 育 委 員 会 に 寄 せられた 帰 国 時 の 学 校 の 手 続 きなど 問 い 合 わせの 多 い 案 件 については 浜 松 市 のホームページ よく ある 質 問 の 内 容 を 充 実 させ 一 層 丁 寧 な 情 報 を 発 信 するよう 努 めていく (3) グローバル 化 が 進 展 するなか 次 世 代 を 担 う 青 尐 年 が 留 学 や 海 外 派 遣 プログラムなどを 通 して 異 文 化 を 体 験 し 現 地 の 人 々と の 相 互 理 解 や 友 好 親 善 を 深 め 国 際 感 覚 を 養 うことは 大 変 意 義 の

を 積 み 外 国 で 友 人 を 作 り 様 々 な 人 々と 交 流 を 深 めることを 積 み 重 ねていくことが 日 本 や 自 治 体 の 国 際 化 の 進 展 に 不 可 欠 な 要 素 だ と 考 える 世 界 都 市 浜 松 の 実 現 に 向 けて 本 市 の 若 者 に 積 極 的 に 海 外 に 出 て 活 躍 してもらえるよう 海 外 留 学 を 奨 励 する 奨 学 金 や 青 年 海 外 協 力 隊 などの 国 際 貢 献 活 動 参 加 への 支 援 学 校 や 文 化 スポー ツ 団 体 の 海 外 交 流 活 動 などへの 支 援 制 度 を 導 入 する 考 えはないか 伺 ( 7 枚 中 2 枚 目 ) あることと 考 える 本 市 の 青 尐 年 が 海 外 での 生 活 を 体 験 する 機 会 として 現 在 市 内 の 7 つの 大 学 6 つの 高 等 学 校 が 海 外 の 大 学 や 高 等 学 校 と 提 携 し 交 換 留 学 や 相 互 ホームステイなどを 実 施 して いる 青 年 海 外 協 力 隊 については 国 際 協 力 機 構 の 浜 松 市 JICA デ スクが 情 報 提 供 や 啓 発 活 動 などを 実 施 しており 現 在 7 名 の 隊 員 が 海 外 で 活 躍 されている 海 外 留 学 については 民 間 団 体 による 様 々なプログラムがあり 留 学 を 支 援 する 国 や 民 間 の 奨 学 金 制 度 が 活 用 されている このような 状 況 を 考 慮 し 本 市 の 若 者 が 海 外 で 様 々な 経 験 を 積 み 交 流 を 深 めるための 支 援 について そのあり 方 や 方 法 を 研 究 していきたいと 考 えている 文 化 スポーツ 団 体 の 海 外 交 流 活 動 に 対 する 支 援 としては 多 文 化 共 生 国 際 交 流 活 動 支 援 事 業 において これまで 尐 年 野 球 の 海 外 遠 征 やタイへの 高 校 生 文 化 交 流 事 業 などを 支 援 しており 引 き 続 き 活 用 していた だけるよう 事 業 の 周 知 と 充 実 を 図 っていく (4) 本 市 が 意 欲 的 に 取 組 んでいる 多 文 化 共 生 諸 外 国 の 都 市 との 交 流 や 観 光 誘 客 企 業 の 海 外 展 開 の 支 援 など 国 際 化 に 対 応 する 本 市 の 戦 略 的 な 施 策 の 効 果 を 上 げてい くためには 施 策 の 企 画 運 営 や 事 務 事 業 などを 担 うことができ る 優 れた 国 際 感 覚 を 持 ち 海 外 経 験 や 専 門 スキルを 有 する 職 員 を 計 画 的 に 育 成 していくことが 必 要 になってくると 思 うが 職 員 の 海 外 派 遣 や 視 察 研 修 などを 含 めての 国 際 化 に 向 けた 職 員 の 人 材 育 成 に 関 する 考 えを 伺 (4) グローバル 化 がますます 進 展 する 中 戦 略 的 に 海 外 との 都 市 間 交 流 や 観 光 誘 客 企 業 の 海 外 展 開 支 援 などを 推 進 していくために は 国 際 感 覚 や 語 学 力 を 備 えた 国 際 化 に 対 応 できる 職 員 を 育 成 していくことは 重 要 なことと 考 えている こうしたことから 職 員 が 語 学 研 修 を 受 講 する 際 に 支 援 をしているほか 海 外 におい て 調 査 視 察 を 行 うため 職 員 の 短 期 派 遣 を 実 施 している また 平 成 16 年 度 からは 自 治 体 国 際 化 協 会 を 通 じて ニューヨークやシ ンガポールに 2 年 間 の 海 外 派 遣 研 修 を 行 っている さらに 今 年 度 からは 市 内 企 業 の 海 外 進 出 や 販 路 拡 大 を 支 援 するため 新 た にジェトロ 日 本 貿 易 振 興 機 構 への 派 遣 研 修 を 実 施 し 来 年 度 か らはタイにおける 2 年 間 の 研 修 を 予 定 している 今 後 も こうし た 研 修 を 通 じて 本 市 の 国 際 化 の 推 進 に 対 応 できる 職 員 の 育 成 に 努 めていく 2 歳 入 確 保 のための 取 組 みについ て 市 税 等 の 公 金 の 債 権 回 収 での 滞 納 の 削 減 が 歳 入 確 保 の 基 本 的 な 対 策 であると 考 えるが これまでの 債 権 回 収 の 取 組 みの 成 果 及 び 課 題 今 後 の 取 組 みについて 伺 また 市 税 や 国 民 健 康 保 険 料 に 加 え 全 ての 債 権 の 回 収 を 包 括 的 に 管 理 していく 仕 組 みが 必 要 と 考 えるがどうか さらに 生 活 困 窮 者 や 多 重 債 務 者 等 の 滞 納 解 消 不 納 防 止 を 図 る ために 専 門 家 による 生 活 改 善 相 談 小 柳 財 務 部 長 はじめに その 取 組 みの 成 果 及 び 課 題 ですが 本 市 では 債 権 管 理 条 例 に 基 づく 適 正 管 理 を 全 庁 的 に 推 進 するべく 債 権 管 理 説 明 会 及 び 債 権 回 収 対 策 会 議 などを 開 催 している その 結 果 差 押 件 数 の 増 加 や 介 護 保 険 課 における 介 護 保 険 料 収 納 率 向 上 のための アクションプランの 策 定 など 職 員 の 意 識 向 上 による 成 果 が 出 て いる 課 題 は 各 債 権 所 管 課 における 法 的 回 収 の 事 例 が 尐 ないと いうことが 挙 げられる こうしたことから 今 後 の 取 組 みは 収 納 対 策 課 が 各 種 債 権 について 率 先 して 法 的 回 収 を 行 い ノウハウを 各 債 権 所 管 課 にフィードバックさせ 滞 納 削 減 を 図 っていきたい と 考 えている また 債 権 の 包 括 的 管 理 に 関 しましては 財 務 部 において 各 種 債 権 の 収 入 未 済 の 状 況 を 毎 月 把 握 し 初 期 対 応 状 況 を 調 査 するなど 現 在 も 実 効 性 を 保 った 形 で 包 括 的 に 管 理 してい

を 行 って 成 果 が 出 ている 自 治 体 も あると 聞 くが これらも 含 めてこ れからどのように 対 応 していくか 伺 ( 7 枚 中 3 枚 目 ) るものと 考 える 次 に 滞 納 解 消 のための 生 活 改 善 相 談 ですが 納 税 相 談 を 受 ける 中 では 生 活 状 況 まで 踏 み 込 んで 話 をする 必 要 も あるので 状 況 によっては 生 活 保 護 や 法 律 相 談 の 窓 口 紹 介 を 随 時 行 っている 今 後 も 個 々の 状 況 に 十 分 配 慮 した 形 できめ 細 やかな 対 応 に 努 めていく 資 産 価 値 の 高 い 市 街 化 区 域 に ある 市 有 の 土 地 や 建 物 などを 行 財 政 改 革 の 取 組 みに 併 せて 公 共 施 設 の 統 廃 合 を 進 め 遊 休 となった 不 動 産 を 民 間 へ 売 却 したり 貸 付 けることによって 資 産 の 売 却 利 益 を 得 たり 民 間 への 移 管 で 固 定 資 産 税 の 増 収 も 見 込 め 歳 入 確 保 に 大 きな 効 果 が 期 待 できると 考 え るが 中 心 市 街 地 の 活 性 化 策 や 行 財 政 改 革 の 推 進 と 連 動 させた 戦 略 的 な 取 組 みを 積 極 的 に 進 める 考 え はないか 伺 小 柳 財 務 部 長 人 口 減 尐 が 進 展 する 中 持 続 可 能 な 行 財 政 運 営 を 行 うには 市 が 有 する 公 有 財 産 を 経 営 資 源 として 捉 え 行 財 政 改 革 の 一 環 とし て その 利 活 用 に 取 組 んでいく 必 要 がある 本 市 では 平 成 21 年 度 に 資 産 経 営 推 進 方 針 を 策 定 し 公 共 施 設 総 量 の 減 量 化 存 続 施 設 の 長 寿 命 化 廃 止 施 設 の 売 却 や 貸 付 等 による 有 効 活 用 等 に 重 点 的 に 取 組 んできた 結 果 として 例 えば 遊 休 土 地 の 売 却 について は 市 中 心 部 を 中 心 に 平 成 22 年 度 から24 年 度 の 実 績 で42 件 約 25 億 3000 万 円 と その 前 の3 年 間 の 実 績 8 件 約 1 億 7000 万 円 に 比 べ 大 きく 増 加 している 一 方 中 山 間 地 域 においては 地 域 活 性 化 の 観 点 から 土 地 建 物 の 無 償 貸 付 も 実 施 している また 平 成 23 年 度 には 公 共 施 設 再 配 置 計 画 を 定 め 平 成 26 年 度 までに 市 域 全 体 で383 施 設 を 削 減 するとの 方 針 を 立 て 現 在 鋭 意 取 組 んでいる 資 産 経 営 に 関 する 本 格 的 な 取 組 みは 始 まったばかりで 行 財 政 改 革 の 視 点 市 中 心 部 や 中 山 間 地 等 の 立 地 状 況 の 差 異 等 を 踏 まえ 引 き 続 き 積 極 的 に 取 組 んでいく (3) 公 共 施 設 や 公 共 物 を 利 活 用 し た 賃 貸 しやネーミングライツ 広 告 事 業 インターネットオーク ション 自 販 機 の 入 札 等 で 収 入 を 得 る 事 業 が 多 くの 自 治 体 で 取 組 ま れており 効 果 が 出 ている 事 例 が 見 られる これらも 参 考 にして 全 ての 事 務 事 業 を 対 象 にして 歳 入 確 保 が 見 込 まれる 施 策 を 大 幅 に 拡 充 してはどうか さらには 民 間 からの 提 案 を 積 極 的 に 取 り 入 れる 仕 組 みを 考 えたらどうか 伺 小 柳 財 務 部 長 (3) 歳 入 確 保 施 策 は これまでも 受 益 者 負 担 の 適 正 化 による 使 用 料 手 数 料 の 見 直 し 交 付 税 措 置 率 の 高 い 地 方 債 の 活 用 公 式 ホー ムページのインターネットバナーや 庁 舎 内 のモニター 封 筒 類 を 利 用 した 広 告 事 業 庁 舎 空 きスペースの 貸 付 自 動 販 売 機 設 置 に 係 る 貸 付 料 の 一 般 競 争 入 札 化 など 様 々な 施 策 や 工 夫 を 講 じてき た また サマーレビューのテーマとしても 歳 入 増 の 取 り 組 み を 掲 げ 全 庁 体 制 で 歳 入 確 保 に 取 り 組 んでいるところである 加 えて 平 成 25 年 度 は 平 成 24 年 度 の 職 員 提 案 事 業 である 歩 道 橋 のネーミングライツ 事 業 の 導 入 を 市 内 8 箇 所 で 予 定 している 他 本 庁 舎 駐 車 場 の 有 償 貸 付 について 提 案 している さらには 市 民 や 企 業 の 皆 様 に 寄 附 を 募 っている 津 波 対 策 事 業 への 寄 附 方 法 に ついて ホームページのトップ 画 面 に 案 内 バナーを 配 置 するなど 周 知 方 法 の 改 善 を 行 った 行 政 需 要 は 今 後 も 増 大 していくことが 見 込 まれる 中 歳 入 の 確 保 は 極 めて 重 要 な 課 題 である 地 方 制 度 の 改 革 等 による 歳 入 増 の 国 への 要 望 市 債 権 の 包 括 的 な 管 理 によ る 収 入 率 の 向 上 と 併 せて その 他 の 各 種 の 歳 入 確 保 策 についても 現 在 の 取 組 みの 着 実 な 実 施 と 全 国 の 先 進 的 な 事 例 の 調 査 検 討 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいく

3 本 市 が 自 ら 創 り 出 す 雇 用 と 就 労 支 援 について 行 政 の 行 う 入 札 や 業 務 契 約 及 び 指 定 管 理 などの 公 的 契 約 を 活 用 し て 安 定 した 雇 用 機 会 の 創 出 公 正 で 良 好 な 労 働 環 境 づくりに 寄 与 する 雇 用 政 策 を 行 う 考 えはない か 特 に 障 害 者 や 就 職 困 難 者 の 雇 用 促 進 に 活 用 できないか 伺 ( 7 枚 中 4 枚 目 ) 市 として 入 札 や 契 約 について 公 正 性 競 争 性 適 正 履 行 の 確 保 を 原 則 としつつも 様 々な 運 用 を 通 じて 災 害 対 策 環 境 政 策 雇 用 政 策 などの 政 策 目 的 を 推 進 することは 大 事 な 視 点 であ ると 考 える とりわけ 本 年 4 月 に 施 行 された 障 害 者 優 先 調 達 推 進 法 や 前 通 常 国 会 において 廃 案 となったが 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 案 などの 状 況 を 鑑 みると ご 指 摘 の 障 害 者 や 就 職 困 難 者 の 雇 用 とい う 点 は 重 要 な 課 題 である この 点 浜 松 市 においても 建 設 工 事 入 札 参 加 者 の 格 付 け 総 合 評 価 落 札 方 式 における 評 価 指 定 管 理 者 の 選 定 時 における 評 価 において 法 定 雇 用 率 以 上 の 障 害 者 雇 用 率 等 に 対 し 加 点 するなどの 運 用 を 行 ってきました また 物 品 購 入 や 業 務 委 託 については 今 年 7 月 に 障 害 者 優 先 調 達 方 針 を 策 定 し 障 害 者 就 労 施 設 等 への 発 注 増 大 を 目 指 しているところである 今 後 は これら 現 行 のインセンティブの 効 果 を 把 握 した 上 で 拡 充 について 検 討 するとともに 就 職 困 難 者 についても 国 の 法 案 制 定 等 の 動 向 を 見 ながら 雇 用 機 会 の 確 保 について 対 応 していく 障 害 者 や 就 職 困 難 な 若 者 を 対 象 に 公 務 職 場 において 働 く 場 を 提 供 して 関 係 機 関 と 連 携 して 就 労 研 修 などを 行 い 民 間 企 業 等 への 就 職 など 安 定 した 雇 用 につなげる ような 取 組 みを 検 討 できないか 伺 (3) 新 たな 就 労 スタイルとして 在 宅 での 就 労 が 民 間 企 業 で 導 入 され つつある 国 や 自 治 体 でも 福 祉 政 策 として 障 害 者 への 在 宅 就 労 支 援 や 母 子 家 庭 等 への 就 労 支 援 が 行 はじめに 障 害 者 についてですが 本 市 では 障 害 者 の 自 立 及 び 社 会 参 加 を 支 援 する 仕 組 みとして 平 成 15 年 度 から 知 的 精 神 障 害 者 を 対 象 とした 臨 時 職 員 非 常 勤 職 員 の 選 考 を 行 い これま で19 人 を 採 用 し 封 入 作 業 や 簡 易 なデータ 入 力 などの 軽 作 業 があ る 職 場 に 配 置 してきた しかしながら 障 害 の 程 度 によっては 仕 事 の 進 め 方 や 職 場 内 のコミュニケーションなどについて 個 別 の 支 援 が 必 要 なケースもある このため 今 後 においては 専 門 スタッフの 配 置 や 配 属 先 の 集 約 化 など 民 間 企 業 等 への 雇 用 につ ながる 効 果 的 な 取 り 組 みについて 検 討 していく 次 に 就 職 困 難 な 若 者 についてですが ニートやひきこもりの 就 労 支 援 について は ハローワークや 学 校 など 関 係 機 関 と 連 携 を 図 るなかで 地 域 若 者 サポートステーション 事 業 ひきこもり 相 談 支 援 事 業 などを 実 施 している これらの 支 援 事 業 において 職 場 見 学 や 就 労 体 験 は 就 職 へのイメージや 意 欲 を 高 める 意 味 でも 大 変 重 要 な 役 割 を 担 っているが 民 間 企 業 を 含 め 十 分 な 受 け 入 れ 先 の 確 保 が 難 し い 状 況 もある こうしたことから 今 後 におきましては 公 務 職 場 での 受 入 れを 行 い その 経 験 により 安 定 した 就 労 につなげて いきたいと 考 えている (3) 障 害 者 への 在 宅 就 労 支 援 については 近 年 IT 技 術 の 発 達 など により 障 害 者 であっても 自 宅 などで 就 労 できる 環 境 が 整 いつつ ある 本 年 4 月 に 施 行 された 障 害 者 優 先 調 達 推 進 法 では 在 宅 就 労 の 障 害 者 に 対 しても 国 や 自 治 体 が 積 極 的 に 物 品 等 の 発 注 に 努 め るよう 規 定 されている 本 市 においては 浜 松 NPOネットワークセ

われているが 本 市 としても 雇 用 機 会 を 積 極 的 に 提 供 するため 市 の 事 務 事 業 などを 対 象 にした 在 宅 ワークによる 就 労 支 援 の 仕 組 み を 導 入 できないか 伺 ( 7 枚 中 5 枚 目 ) ンターなど 在 宅 就 労 のとりまとめを 行 なう 団 体 への 発 注 を 通 じ て 障 害 者 の 就 労 機 会 の 確 保 と 経 済 面 での 自 立 を 支 援 していく なお 在 宅 就 労 においては アンケート 調 査 集 計 などのパソコン 技 術 を 活 かした 業 務 が 受 注 に 馴 染 みやすいとされている このた め 本 年 度 定 めた 障 害 者 優 先 調 達 方 針 の 発 注 促 進 品 目 に これら を 新 たに 追 加 していく また 母 子 家 庭 等 について 現 在 多 く の 方 が 子 どもを 保 育 所 等 に 預 けて 就 労 しているが 自 宅 で 子 育 て をしながら 仕 事 がしたいと 望 む 母 子 家 庭 等 にとっては 在 宅 就 労 も 選 択 の 一 つになる 今 後 においては 母 子 家 庭 等 の 在 宅 就 労 の ニーズを 把 握 するとともに 自 立 に 向 けた 就 労 支 援 の 仕 組 みにつ いて 検 討 していく 4 日 常 生 活 の 場 での 防 災 対 策 の 強 化 充 実 について 大 規 模 地 震 に 備 えた 全 市 的 な 防 災 対 策 を 進 めているが 住 宅 の 耐 震 化 対 策 はどの 程 度 進 んでいるの か さらなる 促 進 のための 課 題 と 対 策 はどうか また 本 年 5 月 に 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 の 改 正 があり 不 特 定 多 数 の 人 が 利 用 する 大 規 模 な 建 築 物 への 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられたが 本 市 としての 対 応 はどうか 伺 河 合 都 市 整 備 部 長 まず 住 宅 の 耐 震 化 については 平 成 14 年 度 から 開 始 した 木 造 住 宅 の 耐 震 補 強 工 事 への 助 成 について 高 齢 者 や 子 供 など 避 難 弱 者 に 配 慮 した 補 助 金 額 の 拡 充 などにより 平 成 27 年 度 までに 住 宅 の 耐 震 化 率 90パーセントを 目 標 に ほぼ 順 調 に 進 捗 していると 考 え る しかし 耐 震 化 が 必 要 な 建 物 はまだ 多 数 あるため 出 前 講 座 個 別 PRや 建 築 士 の 協 力 団 体 が 実 施 する 建 築 相 談 による 広 報 を 行 う と 共 に すぐに 耐 震 化 できない 方 の 人 命 を 守 る 一 手 段 として 耐 震 シェルターの 設 置 費 助 成 を 平 成 24 年 度 から 始 めている 今 後 も 広 報 の 充 実 と 強 化 により 補 助 制 度 の 更 なる 活 用 を 呼 び 掛 け 耐 震 化 を 促 していく 次 に 5 月 に 改 正 された 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 では 多 数 の 人 が 利 用 する 大 規 模 な 建 築 物 を 特 に 耐 震 化 促 進 するため 平 成 27 年 末 までの 耐 震 診 断 を 義 務 化 し た この 法 改 正 に 伴 い 耐 震 診 断 の 義 務 化 となる 建 築 物 には 国 が 行 う 緊 急 補 助 制 度 の 活 用 により 一 層 の 耐 震 化 を 促 していく 先 般 示 された 県 の 第 4 次 地 震 被 害 想 定 では 家 庭 などでの 家 具 の 転 倒 や 落 下 で 県 下 では 最 大 約 700 人 が 死 亡 すると 想 定 され これに 対 し 家 具 の 転 倒 防 止 対 策 が100% なされれば 被 害 を 約 6 割 減 らせ るとも 想 定 されている そこで 本 市 における 家 具 転 倒 防 止 対 策 の 進 捗 状 況 をどう 把 握 しているの か また 100%の 対 策 を 実 現 する ための 課 題 と 今 後 の 対 応 について 山 名 危 機 管 理 監 (3) 本 市 の 家 具 転 倒 防 止 事 業 は. 家 具 の 固 定 作 業 にかかる 費 用 の 一 部 を 補 助 する 制 度 で 自 ら 固 定 作 業 ができない 高 齢 者 やからだの 不 自 由 な 方 の 世 帯 を 対 象 にしている 平 成 18 年 度 の 開 始 から 平 成 24 年 度 までの 実 績 は986 件 で 平 成 25 年 度 については 6 月 末 現 在 で16 件 となっている また 本 年 度 の 市 民 アンケートの 速 報 では 家 具 の 転 倒 防 止 について 約 6 割 が 実 施 しているとの 回 答 がある 一 方 実 施 しないとする 理 由 については 手 間 がかかる 賃 貸 住 宅 のため 判 断 できない という 回 答 が 多 くを 占 め 事 業 推 進 の 課 題 となっている こうした 中 昨 年 国 が 公 表 した 南 海 トラフ 巨 大 地 震 の 被 害 想 定 や 県 の 第 4 次 地 震 被 害 想 定 では 家 具 の 転 倒 防 止 など 自 助 による 防 災 対 策 の 重 要 性 が 改 めて 認 識 された 4 次 想 定 で

伺 質 問 答 弁 (3) 災 害 時 の 避 難 通 報 などの 防 災 情 報 を 何 時 でも どこにいても 誰 にでも 確 実 に 伝 えられるための 多 様 な 設 備 や 機 器 の 配 備 が 不 可 欠 と 考 えるが 行 政 無 線 や 防 災 メー ルの 拡 充 に 加 え 屋 内 外 での 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 についての 考 え 方 と 取 組 みについて 伺 ( 7 枚 中 6 枚 目 ) 家 具 の 転 倒 や 落 下 で 最 大 約 400 人 が 亡 くなるとされる 本 市 にあっ ては より 多 くの 市 民 が 家 具 の 転 倒 防 止 に 取 り 組 むことになれば 人 的 被 害 の 軽 減 に 大 きな 効 果 が 期 待 される 今 後 は その 必 要 性 や 実 行 方 法 実 施 による 効 果 などについて わかりやすく 伝 わる 新 たな 情 報 ツールの 作 成 を 検 討 するなど 意 識 啓 発 の 強 化 に 取 り 組 んでいく 次 に 3 点 目 の 災 害 時 の 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 について 本 市 では 災 害 時 の 情 報 伝 達 手 段 として 同 報 無 線 をはじめ 緊 急 速 報 メール 防 災 ホッとメール ブログやホームページ ラジ オやテレビ さらには 広 報 車 などを 活 用 し 市 民 への 情 報 配 信 を 行 っている 沿 岸 部 から 中 山 間 地 まで 広 大 な 市 域 を 有 する 本 市 は 災 害 の 特 性 も 津 波 や 浸 水 土 砂 災 害 や 延 焼 火 災 など 地 域 によって 様 々な 形 態 が 予 測 される 災 害 時 には こうした 災 害 特 性 や 地 域 の 実 情 に 沿 った 確 かな 情 報 を 迅 速 に 得 ることが 大 切 で 屋 内 外 を 問 わず 複 数 の 情 報 が 入 手 できるツールを 用 意 しておくことが 重 要 になる また 災 害 から 身 を 守 るためには 情 報 の 配 信 を 待 つの ではなく 早 めに 安 全 な 場 所 に 避 難 するなど 命 を 守 る 行 動 をと ることも 普 段 から 意 識 することが 大 切 である 今 後 は デジタル 化 に 伴 う 同 報 無 線 の 再 整 備 が 必 要 であることから 地 域 にあった 効 率 的 な 情 報 提 供 の 方 法 について 調 査 を 行 うなど 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 に 向 けて 総 合 的 に 取 り 組 んでいく (4) 消 防 法 の 改 正 により 住 宅 用 火 災 警 報 器 の 設 置 が 義 務 付 けられた が 消 防 庁 の 推 計 などを 見 ると まだ2 割 程 度 の 未 設 置 世 帯 がある と 認 識 するが 本 市 の 全 世 帯 の 設 置 状 況 をどう 把 握 しているのか また 今 後 設 置 率 の 向 上 に 向 けて はどのような 指 導 対 策 を 講 じて いくのか 伺 牧 田 消 防 長 (4) 住 宅 用 火 災 警 報 器 の 設 置 状 況 の 把 握 については 設 置 が 義 務 付 けられた 平 成 21 年 度 から 市 内 の 全 ての 住 宅 等 を 訪 問 するローラ ー 作 戦 を 行 い 設 置 の 推 進 と 聞 き 取 り 調 査 を 実 施 その 結 果 平 成 25 年 7 月 末 現 在 の 設 置 率 は 77.3パーセントとなっており 県 平 均 の72.9パーセントを 上 回 っている 今 後 の 設 置 促 進 の 方 策 につ いては 現 在 展 開 している 未 設 置 の 住 宅 等 に 職 員 が 個 別 に 訪 問 して 直 接 指 導 するという ローラー 作 戦 が 最 も 効 果 的 であると 考 えている このことから 今 後 も 個 別 訪 問 を 継 続 し 全 戸 設 置 を 目 指 すとともに 住 宅 火 災 による 死 傷 者 の 低 減 や 被 害 の 軽 減 に 努 めていく 5 公 民 連 携 (PPP)の 取 組 みに ついて 公 民 連 携 の 中 核 的 事 業 手 法 とし て 導 入 され 国 や 地 方 自 治 体 で 導 入 されているPFIは 本 市 にお いても 平 成 14 年 度 から PFI 導 入 基 本 方 針 が 設 けられたが 実 際 に 活 用 された 事 例 は 尐 ない これ までの 取 組 みをどのように 評 価 し ているか 今 後 医 療 センターの 新 病 院 の 建 設 新 美 術 館 の 建 設 本 市 では PFIをはじめ 指 定 管 理 者 制 度 導 入 など 民 間 ノウハウ の 活 用 に 積 極 的 に 取 組 んできた しかしながら PFI 導 入 実 績 にお いては 平 成 24 年 度 までに 全 国 で418 件 の 事 例 があるなかで 本 市 においては 平 成 21 年 度 に 供 用 開 始 した 西 部 清 掃 工 場 総 合 水 泳 場 ToBiO の1 件 となっている これは 導 入 を 検 討 してきた 施 設 の 事 業 規 模 が 小 さく いずれも 財 政 効 果 が 低 いと 判 断 された ことなどから 活 用 実 績 が 増 えなかったものである 官 民 連 携 の 重 要 性 は 十 分 に 認 識 しており 民 間 ノウハウの 活 用 は 積 極 的 に 導 入 すべきと 考 えている 国 におけるPFI 法 改 正 により 民 間 活 力

新 産 業 展 示 館 の 建 設 次 期 清 掃 工 場 の 建 設 などの 大 規 模 な 公 共 施 設 の 整 備 計 画 が 予 定 されているが これらにはPFIなど 民 間 の 資 金 や 経 営 手 法 などの 利 活 用 が 不 可 欠 と 考 える そこで 現 行 の 基 本 指 針 の 見 直 しや 新 たな 手 法 の 導 入 も 検 討 すべきと 考 えるがどうか 伺 行 財 政 改 革 を 加 速 させ 自 治 体 経 営 を 抜 本 的 に 変 革 させるために は 公 民 連 携 の 仕 組 みを ハード ソフト 問 わず 全 ての 事 務 事 業 を 対 象 にして 取 り 入 れていくべきと 考 える これまでの 行 政 主 導 のや り 方 だけではなく 対 象 や 条 件 な どを 設 けずに 自 由 に 民 間 企 業 な どからの 提 案 を 受 け 入 れていく 方 法 の 導 入 を 提 案 するが 考 えを 伺 ( 7 枚 中 7 枚 目 ) の 推 進 のための 環 境 整 備 が 進 められていることから 浜 松 市 PFI 導 入 基 本 方 針 の 改 定 を 進 め 整 備 事 業 が 予 定 されている 施 設 へ のPFI 導 入 の 検 討 を 引 続 き 行 うとともに 公 営 駐 車 場 における 民 間 活 力 導 入 調 査 事 業 の 予 算 化 について 本 9 月 議 会 に 提 案 するな ど 今 後 も 積 極 的 に 導 入 の 検 討 をしていく 本 市 における 公 民 連 携 の 取 り 組 みのひとつに 民 間 事 業 者 や 各 種 団 体 からの 事 業 提 案 を 募 集 する 市 民 協 働 たねからみのり 制 度 がある この 制 度 は 平 成 16 年 度 に 開 始 し これまでに 市 民 等 からの 提 案 117 件 のうち 市 との 協 働 25 件 民 間 での 協 働 9 件 が 事 業 化 されており 多 様 な 主 体 の 連 携 を 通 じて 地 域 の 課 題 解 決 に 取 り 組 んでいる また ご 質 問 の 提 案 制 度 については 民 間 活 力 の 導 入 の 指 針 であるガイドラインの 見 直 しにあわせ 先 進 都 市 である 我 孫 子 市 や 杉 並 区 を 視 察 するとともに 他 都 市 事 例 等 の 情 報 収 集 を 行 った この 中 で 継 続 的 な 提 案 の 確 保 や 提 案 可 能 な 事 業 の 選 定 方 法 提 案 者 のインセンティブのあり 方 など 多 くの 課 題 も 見 えてきた これらを 踏 まえ ガイドラインでは 民 間 活 力 の 導 入 にあたり 業 務 の 必 要 性 を 検 証 するとともに 民 営 化 や 協 働 化 助 成 などの 手 法 についても 幅 広 く 検 証 し 民 間 が 参 加 しや すい 仕 組 みを 検 討 することとしている 公 民 連 携 は 本 市 が 持 続 可 能 な 運 営 をしていく 上 で 重 要 な 課 題 であるので ご 質 問 に あった 行 政 が 枠 を 決 めず 広 く 民 間 の 知 恵 やアイディアを 受 け 入 れる 方 法 などについても 引 き 続 き 調 査 研 究 していく