は じ め に 本 町 における 学 校 給 食 センターは 昭 和 42 年 4 月 にセンター 方 式 で 共 同 調 理 場 を 開 設 し 栄 養 バランスのとれた 食 事 を 提 供 することにより 健 康 の 保 持 増 進 や 体 力 の 向 上 に 寄 与 すべく 幼 稚 園 から



Similar documents
頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

Microsoft Word - 目次.doc

全設健発第     号

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

●幼児教育振興法案

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

食物アレルギーのある児童生徒への対応


17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

スライド 1

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

資料2 利用者負担(保育費用)

学校安全の推進に関する計画の取組事例

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

<4D F736F F D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F BD90AC E378C8E89FC92F994C5816A>

<4D F736F F D208D4C93878CA793AE95A888A48CEC835A E815B8CA C8FF7936E977697CC2E646F63>

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

 

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

Taro-条文.jtd

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

平成20年度 就学援助費支給事業について

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

東久留米市訓令乙第   号

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

Microsoft Word 第1章 定款.doc

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

Microsoft Word - 保育園管理規程(決定案)

Microsoft Word - y doc

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

特別徴収封入送付作業について

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

答申第585号

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

Taro-iryouhoken

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

Taro-事務処理要綱250820

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

●電力自由化推進法案

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

<8C9A90DD94AD90B696D88DDE939982CC8DC48E918CB989BB82C98AD682B782E98E9696B18EE688B CC FC90B3816A2E786477>

< F2D819B92CA926D E9693E A2E6A7464>

退職手当とは

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

老発第    第 号

定款

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

奨学事業戦略部個人情報ファイル簿

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

<947A957A8E9197BF C E786C73>

<4D F736F F D A94BD837D836C B4B92F62E646F6378>

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

240709

tokutei2-7.xls

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

定款  変更

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

1 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 ( 一 般 事 務 職 )とは 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 とは 一 般 の 職 員 が 育 児 休 業 を 取 得 した 際 に 代 替 職 員 とし て 勤 務 する 職 員 です 一 般 事 務 職 については 候 補 者 として

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

小山市保育所整備計画

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

Transcription:

学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 マニュアル 平 成 26 年 5 月 猪 名 川 町 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課

は じ め に 本 町 における 学 校 給 食 センターは 昭 和 42 年 4 月 にセンター 方 式 で 共 同 調 理 場 を 開 設 し 栄 養 バランスのとれた 食 事 を 提 供 することにより 健 康 の 保 持 増 進 や 体 力 の 向 上 に 寄 与 すべく 幼 稚 園 から 中 学 校 までの 完 全 給 食 を 実 施 してお ります その 後 住 宅 開 発 が 進 み 急 速 な 人 口 増 加 に 対 応 すべく 既 存 施 設 を 昭 和 57 年 に 移 設 整 備 し またさらに 平 成 4 年 に 3,000 食 規 模 の 増 築 も 行 いなが ら 現 在 に 至 っております しかし 建 設 後 32 年 近 く 経 過 する 中 で 調 理 機 器 類 や 建 物 の 老 朽 化 が 激 しいことから 衛 生 管 理 基 準 に 適 合 した 新 施 設 建 設 を 平 成 25 年 26 年 の2 ヵ 年 継 続 で 施 設 整 備 を 進 めているところであります 最 近 における 子 どもたちを 取 り 巻 く 生 活 環 境 や 社 会 環 境 は 多 様 化 し 食 生 活 に 大 きな 影 響 を 与 えている 食 物 アレルギーを 有 する 子 どもたちへの 対 応 は 重 要 な 課 題 の 一 つであることから 新 施 設 において 食 物 アレルギー 対 応 調 理 室 を 設 けて 一 人 でも 多 くの 食 物 アレルギーを 有 する 子 どもたちが 学 校 生 活 を 円 滑 に 送 れるようアレルギー 対 応 学 校 給 食 の 提 供 を 実 施 していきます このアレルギー 対 応 食 について 安 全 安 心 でおいしい 給 食 の 提 供 を 進 める に 当 たり 食 物 アレルギー 対 応 マニュアルを 作 成 しました このマニュアルを 学 校 給 食 運 営 の 基 礎 とし 子 どもたちに 関 わる 多 くの 関 係 者 が 情 報 を 共 有 し 共 通 理 解 のもとに 保 護 者 と 学 校 給 食 センターが 連 携 を 図 り 子 どもたちが 健 全 な 食 習 慣 を 身 に 付 けられるとともに 健 やかに 成 長 する よう 願 うものであります なお 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 については その 一 歩 を 踏 み 出 したところであり 特 定 の 食 材 の 除 去 から 進 めていくこととしますが 各 分 野 で 調 査 研 究 を 進 め 食 材 の 代 替 やよりきめ 細 やかな 対 応 について その 充 実 拡 大 に 努 めてまいりたいと 考 えております 平 成 26 年 5 月 猪 名 川 町 教 育 長 辰 巳 昌 男

目 次 Ⅰ 食 物 アレルギーについて 1 1 食 物 アレルギーとは 1 (1) 食 物 アレルギーの 定 義 1 (2) 食 物 アレルギーのタイプ 1 (3) 即 時 型 食 物 アレルギーの 仕 組 み(メカニズム) 2 (4) 食 物 アレルギーによる 症 状 と 頻 度 3 2 食 物 アレルギーの 診 断 6 3 食 物 アレルギーの 予 防 と 治 療 7 (1) 食 事 療 法 7 (2) 薬 物 療 法 8 (3) アナフィラキシーショックの 治 療 8 (4) 精 神 的 ケア 8 4 給 食 以 外 における 食 物 アレルギーの 注 意 点 8 (1) 食 物 食 材 を 扱 う 授 業 活 動 8 (2) 体 育 部 活 等 の 運 動 をともなう 活 動 9 (3) 宿 泊 をともなう 校 外 活 動 10 (4) その 他 の 活 動 等 における 留 意 事 項 等 11 Ⅱ 学 校 給 食 における 食 物 アレルギーの 基 本 12 1 基 本 的 な 考 え 方 12 2 学 校 等 における 管 理 12 (1) 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 の 作 成 と 管 理 12 (2) 関 係 機 関 との 連 携 13 3 対 象 児 童 等 への 対 応 13 (1) 対 象 児 童 等 への 個 別 指 導 13 (2) 周 りの 児 童 等 への 指 導 13 4 食 物 アレルギー 対 応 における 役 割 14 Ⅲ 食 物 アレルギー 対 応 給 食 実 施 基 準 16 1 実 施 目 的 16 2 実 施 決 定 基 準 16 3 原 因 食 品 となる 食 品 16 4 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 内 容 について 17

5 調 理 について 18 6 配 送 について 18 7 学 校 での 対 応 について 18 8 個 別 容 器 食 器 等 の 回 収 について 18 9 食 物 アレルギーによる 緊 急 時 の 対 応 について 19 (1) 症 状 チェックシート 20 10 対 応 給 食 開 始 までの 主 な 流 れ 21 11 食 物 アレルギー 対 応 と 食 物 アレルギー 対 応 給 食 までの 基 本 的 な 流 れ 22 12 個 別 面 談 25 13 アレルギー 対 応 食 検 討 委 員 会 の 設 置 26 様 式 集 食 物 アレルギーに 対 応 する 給 食 開 始 のお 知 らせ 並 びに アンケート 調 査 のお 願 い 29 ( 様 式 1 号 ) 食 物 アレルギーアンケート 調 査 票 30 ( 様 式 2 号 ) 食 物 アレルギー 対 応 実 施 申 請 書 ( 新 規 ) 31 ( 様 式 3 号 ) 診 断 書 32 ( 様 式 4 号 ) 食 物 アレルギーに 関 する 個 別 問 診 調 査 票 ( 保 護 者 記 入 用 )33 ( 様 式 5 号 ) 食 物 アレルギー 対 応 実 施 申 請 書 ( 継 続 ) 34 ( 様 式 6 号 ) 食 物 アレルギー 対 応 ( 内 容 変 更 中 止 ) 申 請 年 度 途 中 35 ( 様 式 7 号 ) 面 談 記 録 票 ( 表 ) 36 面 談 記 録 票 ( 裏 ) 37 ( 様 式 8 号 ) 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 学 校 園 保 管 用 ) 38 ( 様 式 8 号 ) 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 学 校 園 保 管 用 )( 記 載 例 ) 39 ( 様 式 9 号 ) 学 校 や 家 庭 での 様 子 ( 学 校 保 管 用 ) 40 ( 様 式 9 号 ) 学 校 や 家 庭 での 様 子 ( 学 校 保 管 用 )( 記 載 例 ) 41 ( 様 式 10 号 ) 食 物 アレルギー 対 応 給 食 申 請 書 ( 教 育 委 員 会 用 ) 42 ( 様 式 11 号 ) 食 物 アレルギー 対 応 給 食 申 請 に 伴 う 審 査 決 定 通 知 書 ( 学 校 長 園 長 宛 用 ) 43 ( 様 式 12 号 ) 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 の 検 討 結 果 について( 通 知 ) 44 ( 様 式 13 号 ) 食 物 アレルギー 対 応 の 検 討 結 果 承 諾 書 45 ( 様 式 14 号 ) 除 去 食 確 認 票 46 出 典 参 考 文 献 47

Ⅰ 食 物 アレルギーについて 1 食 物 アレルギーとは (1) 食 物 アレルギーの 定 義 食 物 アレルギーとは 原 因 となる 物 質 ( 以 下 アレルゲン という )を 摂 取 した 後 に アレルギーのしくみによって 体 に 不 利 益 な 症 状 が 引 き 起 こされる 現 象 のことで ある 食 品 に 含 まれる 毒 素 による 食 中 毒 や 体 質 的 に 乳 糖 を 分 解 できずに 下 痢 を 起 こす 病 気 ( 乳 糖 不 耐 症 ) とろろ 芋 で 口 のまわりがかゆくなる 等 の 食 品 に 含 まれる 化 学 物 質 が 原 因 で 起 こる 反 応 ( 仮 性 アレルゲン) 等 は 食 物 アレルギーと 区 別 する ( 図 1) 図 1 食 物 により 引 き 起 こる 生 体 に 不 利 益 な 反 応 の 分 類 毒 性 物 質 による 反 応 細 菌 毒 素 や 自 然 毒 など 食 物 により 引 き 起 こされる 生 体 に 不 利 益 な 反 応 (すべての 人 に 起 こる 現 象 ) 非 毒 性 物 質 による 反 応 (ある 特 定 の 人 に 起 こる 現 象 ) 食 物 アレルギー ( 免 疫 学 的 しくみを 介 する 現 象 ) 食 物 不 耐 症 ( 免 疫 学 的 しくみを 介 さない 現 象 ) 日 本 学 校 保 健 会 : 食 物 アレルギーによるアナフィラキシー 学 校 対 応 マニュアル 小 中 学 校 編 より 一 部 改 変 (2) 食 物 アレルギーのタイプ 食 物 アレルギーには 次 の3つのタイプがある 1 即 時 型 非 即 時 型 アナフィラキシー 食 物 アレルギーは 食 物 を 摂 取 して2 時 間 以 内 に 症 状 が 起 きる 即 時 型 と 数 時 間 以 上 経 ってから 起 きる 非 即 時 型 (あるいは 遅 発 型 遅 延 型 ) の 大 きく2つ に 分 けられる 食 物 アレルギーの 多 くは 前 者 の 即 時 型 のタイプであるが 両 方 の 反 応 を 併 せ 持 つ 場 合 もある また 即 時 型 のアレルギー 症 状 が 皮 膚 症 状 にとどまらず 呼 吸 器 や 消 化 器 等 複 数 の 臓 器 に 強 い 症 状 が 急 激 に 現 れることを アナフィラキシー ショック と 呼 ぶ 用 語 解 説 アナフィラキシー:アナフィラキシーは 即 時 型 アレルギーの 症 状 が 複 数 の 臓 器 に 見 られる 病 態 で 急 激 に 全 身 の 血 管 の 拡 張 を 来 すとショックになり 時 には 死 に 至 ることもあります 1

2 口 腔 アレルギー 症 候 群 果 物 や 野 菜 木 の 実 に 対 するアレルギーに 多 い 病 型 で 食 後 15 分 以 内 に 唇 口 かゆ の 中 のどに 痒 い ヒリヒリする 腫 れぼったい 等 の 症 状 が 起 こる これらの 症 状 は 15 分 以 内 に 治 まることが 多 いが まれに 全 身 的 な 症 状 に 進 むことがある 3 食 物 依 存 性 運 動 誘 発 アナフィラキシー 原 因 物 質 ( 小 麦 や 甲 殻 が 多 い)を 摂 取 した 後 2 時 間 以 内 に 運 動 すると じんま 疹 皮 膚 の 赤 み( 紅 潮 ) 息 苦 しさ アナフィラキシー 等 の 症 状 が 現 われる 学 童 期 後 半 以 降 から 成 人 に 見 られることが 多 い (3) 即 時 型 食 物 アレルギーの 仕 組 み(メカニズム) 体 の 中 にウイルスや 細 菌 が 入 り 込 むと 人 はそれを 体 から 追 い 出 して 自 分 を 守 ろう とする これがを 免 疫 といい 体 を 守 るはずのこの 免 疫 の 働 きが 過 敏 すぎると 体 に 害 を 及 ぼさない 食 物 にまで 反 応 して 様 々な 症 状 を 引 き 起 こすことがある 例 えば 卵 アレルギーの 人 は 卵 を 食 べると 皮 膚 に 湿 疹 やじんま 疹 が 出 たり 咳 や 腹 痛 が 起 きたりする これをアレルギー 反 応 といい アレルゲンに 対 して 体 の 中 で 作 られる IgE 抗 体 によって 起 こる ( 図 2) 図 2 食 物 アレルギーの 仕 組 み 日 本 学 校 保 健 会 : 食 物 アレルギーによるアナフィラキシー 学 校 対 応 マニュアル 小 中 学 校 編 より 用 語 解 説 IgE 抗 体 :( 免 疫 グロブリン E) 抗 体 の 五 種 類 の 一 つで アレルギー 反 応 に 関 係 する 抗 体 である 本 来 の IgE の 働 きは 体 を 守 るためであるが 過 剰 に 働 くと アレルギーと 呼 ばれる 異 常 な 反 応 の 基 になっ てしまう 2

(4) 食 物 アレルギーによる 症 状 と 頻 度 表 1に 示 すように 食 物 アレルギーによる 症 状 としては 皮 膚 のかゆみ じんま 疹 湿 疹 等 の 皮 膚 症 状 が 最 も 多 く 見 られる 即 時 型 反 応 で 急 激 に 見 られる 症 状 は じ んま 疹 が 中 心 であり 湿 疹 は 慢 性 的 にアレルゲンを 食 べた 後 に 悪 化 することが 一 般 的 である その 他 唇 やまぶたが 腫 れる 粘 膜 症 状 腹 痛 や 嘔 吐 等 の 消 化 器 症 状 せき ぜーぜーした 呼 吸 呼 吸 困 難 等 の 呼 吸 器 症 状 も 引 き 起 こされる これら 複 数 の 臓 器 症 状 が 急 激 に 起 きれば アナフィラキシー といい さらに 血 圧 低 下 や 意 識 障 害 を 伴 う 症 状 は アナフィラキシーショック という また 食 物 アレルギー が 認 められる 症 状 の 頻 度 は 図 3に 示 すように 皮 膚 症 状 が 最 も 多 く 呼 吸 器 症 状 ( 表 1の 上 気 道 症 状 と 下 気 道 症 状 ) 粘 膜 症 状 消 化 器 症 状 がそれに 続 く このような 食 物 アレルギー 症 状 は 摂 取 したアレルゲンの 種 類 や 量 調 理 方 法 そ の 日 の 体 調 や 運 動 の 影 響 によっても 異 なる 場 合 があるし 過 去 には 皮 膚 症 状 だけで あった 幼 児 児 童 生 徒 ( 以 下 児 童 等 という )であっても 突 然 呼 吸 器 症 状 やよ り 強 い 症 状 を 起 こすこともある また アナフィラキシーは 食 物 だけでなく 薬 物 蜂 刺 され ラテックス( 天 然 ゴム) ワクチン 運 動 等 が 原 因 で 誘 発 されることもあ る ほっせき アナフィラキシーの 初 期 症 状 は 表 2に 示 すように じんま 疹 や 発 赤 等 の 皮 膚 症 状 を 伴 うが より 危 険 性 の 高 い 症 状 は せきやぜん 鳴 といった 呼 吸 器 症 状 であり あえ ぐような 強 い 呼 吸 困 難 は 危 険 な 兆 候 といえる 強 い 腹 痛 繰 り 返 す 嘔 吐 ぐったりし た 様 子 等 は アナフィラキシーショックに 至 る 可 能 性 がある アナフィラキシーショックの 症 状 は 誤 食 による 誘 発 症 状 で 医 療 機 関 の 受 診 する 児 童 等 の 約 10%に 認 められ まず 冷 や 汗 や 手 足 の 冷 え 顔 色 不 良 頻 脈 の 症 状 が 起 こ もうろう る さらに 意 識 朦 朧 脈 が 触 れにくく 遅 い 息 づかいが 弱 いという 状 態 になると 生 命 の 危 機 が 迫 っていることを 示 す 食 物 による 致 命 的 なアナフィラキシーは 日 本 国 内 で 年 間 数 件 発 生 している ほっせき かゆみが 強 くて 発 赤 が 広 範 囲 に 及 んでも 皮 膚 粘 膜 以 外 の 症 状 を 認 めなければ 命 の 危 険 性 は 少 ないが 皮 膚 症 状 を 伴 わず 呼 吸 器 消 化 器 症 状 だけが 出 現 すること もあり これをアレルギー 症 状 と 気 付 くことが 大 切 である 3

表 1 食 物 アレルギーによる 症 状 よう そう 痒 感 (かゆみ) じんま 疹 血 管 運 動 性 浮 腫 ( 皮 膚 が 赤 くなる むくみ) ほっせきしん 皮 膚 症 状 発 赤 疹 ( 赤 い 斑 点 が 出 る) 湿 疹 呼 吸 器 症 状 じょうきどう 上 気 道 症 状 いんとう よう 口 腔 粘 膜 や 咽 頭 のそう 痒 感 違 和 感 (イガイガしたいつもと 違 う 感 じ) しゅちょう いんとうこうとう ふしゅ 腫 脹 (はれる) 咽 頭 喉 頭 浮 腫 (のど のどの 奥 の 方 のむくみ) びへい くしゃみ 鼻 水 鼻 閉 ( 鼻 がつまる) 粘 膜 症 状 消 化 器 症 状 ショッ ク 症 状 かきどう 下 気 道 症 状 全 身 性 症 状 がいそう ぜんめい 咳 嗽 (せき) 喘 鳴 (ぜーぜーして 息 が 苦 しくなる) 呼 吸 困 難 め ねんまく よう りゅうるい 眼 粘 膜 充 血 そう 痒 感 (かゆみ) 流 涙 ( 涙 が 流 れ 出 る) がんけん ふしゅ 眼 瞼 浮 腫 (まぶたがむくむ) おしん 悪 心 ( 気 分 が 悪 くむかむかした 感 じ) せんつう ほっさ 疝 痛 発 作 (おへそを 中 心 にしておなかが 痛 くなる) おうと たんぱくろうしゅつ 嘔 吐 下 痢 慢 性 の 下 痢 による 蛋 白 漏 出 体 重 増 加 不 良 ひんみゃく アナフィラキシー 頻 脈 ( 脈 が 早 くなること) 血 圧 低 下 アナフィラキシーショック 活 動 性 低 下 (ぐったりする) 意 識 障 害 等 図 3 食 物 アレルギーの 認 められる 症 状 の 頻 度 皮 膚 症 状 88.6 呼 吸 器 症 状 粘 膜 症 状 消 化 器 症 状 ショック 症 状 26.8 23.8 13.4 10.9 0 20 40 60 80 100% ( 厚 生 労 働 科 学 研 究 報 告 より) 一 部 改 変 4

表 2 アナフィラキシーの 典 型 的 症 状 口 内 違 和 感 口 唇 のしびれ 局 所 的 なじんま 疹 気 分 不 快 吐 き 気 初 期 の 症 状 軽 い 腹 痛 等 全 身 のじんま 疹 のどが 詰 まった 感 じ 胸 が 苦 しい 繰 り 返 す 嘔 吐 中 程 度 の 症 状 ぜん 鳴 (ぜーぜーして 苦 しくなる) ぐったりとした 様 子 等 ショック 症 状 呼 吸 困 難 冷 や 汗 手 足 の 冷 え 顔 色 不 良 血 圧 低 下 意 識 障 害 等 用 語 解 説 アナフィラキシーショック 症 状 とは 呼 吸 困 難 血 圧 低 下 意 識 障 害 等 で 全 身 に 起 こ る 即 時 型 のアレルギー 反 応 を 起 こすことを 言 う 5

2 食 物 アレルギーの 診 断 一 般 に 食 物 アレルギーは 血 液 検 査 だけで 診 断 することはできない 実 際 に 起 きた 症 状 と 食 物 アレルギー 負 荷 試 験 等 の 専 門 的 な 検 査 結 果 を 組 み 合 わせて 医 師 が 総 合 的 に 診 断 する 食 物 の 除 去 が 必 要 な 児 童 等 であっても その 多 くは 除 去 品 目 が 数 品 目 以 内 にと どまる あまりに 除 去 品 目 が 多 い 場 合 は 不 必 要 な 除 去 を 行 っている 可 能 性 が 高 いとも 考 えられる 除 去 品 目 が 多 いと 食 物 アレルギー 対 策 が 大 変 になるだけでなく 成 長 発 達 の 著 しい 時 期 に 栄 養 バランスが 偏 ることもなるので 保 護 者 や 主 治 医 学 校 医 とも 相 談 しながら 慎 重 に 対 応 していく 必 要 がある 診 断 の 根 拠 については 主 に 次 の3つが 上 げられる 1 明 らかな 症 状 の 既 往 過 去 に アレルゲンの 摂 取 により 明 らかなアレルギー 症 状 が 起 きているので 診 断 根 拠 として 高 い 位 置 付 けになるが 鶏 卵 牛 乳 小 麦 大 豆 等 の 主 なアレルゲンは 年 齢 を 経 るごとに 耐 性 化 ( 食 べられるようになる)することが 知 られている 実 際 に 乳 幼 児 早 期 に 発 症 する 食 物 アレルギーの 子 どものおよそ9 割 は 就 学 前 に 耐 性 化 するの で 直 近 1~2 年 以 上 症 状 が 出 ない 場 合 には 明 らかな 症 状 の 既 往 は 診 断 根 拠 とし ての 意 味 合 いを 失 っている 可 能 性 もある 主 なアレルゲンに 対 するアレルギーがあっ て 乳 幼 期 以 降 に 食 物 負 荷 試 験 等 の 耐 性 化 の 検 証 が 行 われていない 場 合 は 既 に 食 べ られるようになっている 可 能 性 も 十 分 に 考 えられるので 改 めて 主 治 医 に 相 談 する 必 要 がある ただし 上 記 の 主 なアレルゲン 以 外 のアレルゲン(ピーナツ そば 甲 殻 類 魚 類 等 )の 耐 性 化 率 はあまり 高 くないことが 知 られている 2 食 物 アレルギー 負 荷 試 験 陽 性 食 物 負 荷 試 験 は 原 因 と 考 えられる 食 物 を 試 験 的 に 摂 取 して それに 伴 う 症 状 が 現 れるかどうかを 見 る 試 験 である この 試 験 の 結 果 は1に 準 じたものと 考 えられるため 診 断 根 拠 として 高 い 位 置 付 けになる ただし1の 場 合 と 同 様 に 主 なアレルゲンについ ての1 年 以 上 前 の 負 荷 試 験 の 結 果 は 信 頼 性 が 高 いとは 言 えないため 再 度 食 べられる かどうか 検 討 する 必 要 がある また 食 物 負 荷 試 験 は 専 門 医 の 十 分 な 観 察 のもと これまで 除 去 していたアレルゲ ンを 食 べてみて 症 状 の 有 無 を 確 認 する 統 一 した 負 荷 試 験 方 法 は 現 在 のところない が 多 くの 施 設 では 負 荷 総 量 を 分 割 して15~30 分 おきに60 分 ほどかけて 少 しず つ 増 量 していく 方 法 がとられている 診 断 のときと 同 様 に 耐 性 化 ( 食 べられるよう になること)も 血 液 や 皮 膚 検 査 だけから 判 断 することはできない このため 耐 性 化 の 診 断 にも 食 物 負 荷 試 験 が 最 も 信 頼 度 が 高 い 6

3 IgE 抗 体 等 の 検 査 陽 性 鶏 卵 や 牛 乳 等 の 主 なアレルゲンに 対 する IgE 抗 体 値 がよほど 高 値 の 場 合 には この ことだけを 根 拠 に 診 断 する 場 合 もある しかし 一 般 には 血 液 や 皮 膚 の 検 査 結 果 だけ で 食 物 アレルギーを 正 しく 診 断 することはできない 検 査 が 陽 性 であっても 実 際 はその 食 品 を 食 べられる 子 どもが 多 いのも 事 実 である 一 般 的 な 食 物 アレルギーの 場 合 除 去 しなければならない 品 目 数 は 数 種 類 にとどま る このため 除 去 品 目 が 多 く 1や2という 根 拠 がなく 3だけが 根 拠 の 場 合 には 保 護 者 を 通 じて 主 治 医 に 除 去 の 必 要 性 について 再 度 問 い 合 わせをする 必 要 がある 場 合 がある しばらく 耐 性 化 の 検 証 が 行 われていないのであれば 食 物 負 荷 試 験 の 実 施 をされるよう 促 す 3 食 物 アレルギーの 予 防 と 治 療 (1) 食 事 療 法 食 物 アレルギーの 治 療 の 基 本 は アレルギーの 原 因 になっている 食 品 を 除 去 する ことである しかし 原 因 となる 食 品 やアレルギー 症 状 の 程 度 は 一 人 一 人 異 なっ ている 年 齢 生 活 家 庭 の 状 況 等 に 配 慮 して 治 療 方 針 が 立 てられるが 食 品 を 除 去 する 程 度 や 範 囲 いつまで 除 去 するか 等 については 個 々に 異 なることから 除 去 する 食 品 の 種 類 除 去 の 程 度 と 方 法 期 間 等 については 医 師 との 十 分 な 打 ち 合 わせが 必 要 である 食 事 療 法 を 実 施 する 際 の 具 体 的 な 方 法 や 注 意 点 を 表 3 に 示 す 自 己 判 断 で 行 うと 子 どもの 発 達 等 に 影 響 を 与 えることがあり 除 去 食 を 行 う 場 合 には 必 ず 代 替 となる 食 品 を 取 り 入 れて 栄 養 のバランスをとる 必 要 がある また 除 去 食 を 終 了 することについても 開 始 することと 同 様 に 重 要 なため どのような 方 法 で いつから 解 除 するかについては 医 師 と 十 分 に 相 談 しながら 進 める 必 要 があ る 表 3 食 事 療 法 の 方 法 と 注 意 点 方 法 1 アレルギーの 原 因 となる 食 品 を 完 全 に 除 去 する 必 要 がある 場 合 には 原 因 となる 食 品 を 完 全 に 取 り 除 いた 食 事 をとる ごく 少 量 の 食 物 アレルゲンでショック 症 状 を 起 こす 場 合 や 他 の 治 療 を 試 みても 効 果 がなく 生 活 に 支 障 を 来 たすときなどに 行 う 2 アレルギー 症 状 が 比 較 的 軽 いときなど 完 全 に 除 去 する 必 要 がない 場 合 には 加 熱 してアレルゲン の 作 用 を 弱 めたり アレルゲンの 成 分 を 分 解 したり 除 去 をした 低 アレルゲン 食 品 を 使 用 する 注 意 点 1 自 己 判 断 せず 医 師 に 相 談 しながら 行 う 2 食 材 は 新 鮮 なものを 使 う 7

3 十 分 に 加 熱 調 理 する 4 同 じ 食 品 同 じような 調 理 の 繰 り 返 しを 避 ける 5 外 食 や 加 工 食 品 は 原 材 料 が 分 からないことがあるので 十 分 に 気 を 付 ける 6 除 去 しなければいけない 食 品 があるときは 必 ず 代 替 食 品 を 使 って 栄 養 のバランスをとる (2) 薬 物 療 法 食 物 アレルギーの 治 療 の 基 本 は 食 事 療 法 であるが 合 わせて 薬 物 療 法 も 行 われる ことが 多 い 薬 物 には 症 状 が 出 ることを 抑 えたり 軽 くする 目 的 ( 予 防 )で 使 われ るものと 原 因 食 品 を 食 べて 出 た 症 状 を 和 らげる 目 的 ( 対 症 療 法 )で 使 われるもの がある また 薬 物 には 抗 ヒスタミン 薬 を 代 表 とする 抗 アレルギー 薬 ステロイ ド 薬 アドレナリン 自 己 注 射 薬 エピペン 等 がある (3) アナフィラキシーショックの 治 療 食 物 アレルギーで 諸 症 状 が 起 きた 場 合 には 医 療 機 関 でその 症 状 に 応 じた 治 療 が 必 要 となる 特 に アナフィラキシーショックの 場 合 には 早 急 な 治 療 開 始 が 重 要 であり 一 刻 も 早 く 医 療 機 関 で 治 療 を 受 けなければならない 食 物 により 重 篤 なアナフィラキシーショック 症 状 を 起 こしたことがある 場 合 や 起 こす 危 険 性 が 高 いと 判 断 される 場 合 には エピペン の 使 用 が 許 可 されている エピペン はアナフィラキシーショックになる 前 に 使 う 自 己 注 射 薬 で 緊 急 時 に 人 命 救 助 の 観 点 から 教 職 員 等 の 第 三 者 が 本 人 に 代 わって 使 うことは 医 師 法 違 反 とはみなされない その 使 い 方 は エピペン 本 体 に 分 かりやすく 記 載 されてい る (4) 精 神 的 ケア 除 去 食 療 法 は 多 くの 場 合 本 人 やその 家 族 に 多 大 な 精 神 的 負 担 やストレスをも たらすので 無 理 をしない 範 囲 で 行 われるのが 理 想 となる また 成 長 とともに 治 まることが 多 く 本 人 には その 旨 を 知 らせて 希 望 を 持 たせることも 重 要 であると ともに 定 期 的 に 医 師 の 診 察 も 受 けるよう 促 す 4 給 食 以 外 における 食 物 アレルギーの 注 意 点 (1) 食 物 食 材 を 扱 う 授 業 活 動 ごく 少 量 の 原 因 物 質 に 触 れる 吸 い 込 む ことでアレルギー 症 状 を 起 こす 児 童 等 がいることから 個 々の 児 童 等 に 応 じたきめ 細 かな 配 慮 が 必 要 です そのため 報 告 書 に 記 載 された 医 師 の 指 示 に 従 い 保 護 者 と 十 分 な 協 議 を 行 い 個 別 の 対 応 を 取 る よう 留 意 する 8

1 食 物 の 調 理 喫 食 を 伴 う 授 業 等 を 行 う 場 合 の 配 慮 家 庭 科 の 授 業 やクラブ 活 動 家 庭 科 の 時 間 における 調 理 実 習 や 料 理 クラブの 活 動 では 様 々な 食 材 を 利 用 した 調 理 作 業 や 調 理 した 料 理 の 喫 食 が 行 われるが こうした 活 動 を 行 う 場 合 は 事 前 に 保 護 者 と 相 談 し 児 童 等 への 接 触 や 誤 食 が 発 生 しないよう 配 慮 する 総 合 的 な 学 習 の 時 間 を 活 用 した 授 業 総 合 的 な 学 習 の 時 間 を 活 用 し 地 域 の 歴 史 や 環 境 生 産 物 などを 調 査 する 活 動 を 行 うことがあり 特 に 地 域 の 農 畜 産 物 などを 調 査 する 場 合 乳 製 品 やそば 小 麦 大 豆 等 さまざまな 産 物 に 触 れることがあるため 牛 乳 やそばなどに 対 して 接 触 を 避 けるよ うに 配 慮 する 2 微 量 の 摂 取 喫 食 により 発 症 する 児 童 等 に 対 する 配 慮 < 牛 乳 パックの 洗 浄 > リサイクル 体 験 において 児 童 等 が 牛 乳 パックの 解 体 洗 浄 回 収 作 業 を 行 う 場 合 作 業 中 に 牛 乳 が 周 囲 に 飛 散 する 可 能 性 があり 微 量 な 牛 乳 が 皮 膚 に 接 触 するだけでも 症 状 を 来 すおそれがあるため 症 状 を 起 こす 児 童 等 の 周 囲 で 作 業 が 行 われる 場 合 も 含 めて 接 触 を 避 けるよう 配 慮 する <そば 打 ち 体 験 授 業 > そば 打 ちは そば 粉 と 小 麦 粉 をふるいにかけて 練 ることから 始 まるので ふるいに かける 時 に そば 粉 が 宙 に 舞 ったり 練 る 時 に 皮 膚 に 触 れたりすることがある そのた め ソバアレルギーを 持 つ 児 童 等 には 大 変 危 険 であるため 別 室 を 利 用 するなど 配 慮 する < 小 麦 粘 土 を 使 った 図 工 授 業 > 小 麦 粘 土 で 遊 んだり 造 形 をしたりする 場 合 粘 土 に 含 まれる 小 麦 が 皮 膚 に 接 触 する ことによりアレルギー 症 状 を 来 すことがあるため 小 麦 アレルギーの 児 童 等 がいる 場 合 は 粘 土 の 原 料 や 他 の 児 童 等 が 使 用 する 粘 土 と 接 触 しないよう 配 慮 する (2) 体 育 部 活 等 の 運 動 をともなう 活 動 アナフィラキシーの 原 因 として 運 動 は 重 要 であることから アナフィラキシー の 既 往 症 のある 児 童 等 について 運 動 がリスクとなるかどうか 把 握 し 運 動 する 機 会 が 多 い 学 校 生 活 を 安 全 に 過 ごせるよう 留 意 する 9

1 食 物 依 存 性 運 動 誘 発 アナフィラキシー 運 動 と 原 因 食 物 の 組 み 合 わせにより 症 状 が 誘 発 されるため 運 動 時 間 が 予 定 されて いる 場 合 は 事 前 に 原 因 物 質 の 摂 取 を 避 けることが 必 要 となる また 症 状 が 誘 発 さ れる 運 動 の 強 さも 個 人 差 があるため 事 前 に 保 護 者 と 運 動 や 喫 食 を 制 限 する 場 合 を 相 談 して 決 めておくなど 配 慮 する 2 運 動 誘 発 アナフィラキシー 運 動 で 誘 発 されるアレルギー 症 状 で 症 状 を 起 こす 運 動 の 強 さなどは 個 人 差 や 体 調 にも 影 響 されることから 保 護 者 と 相 談 して 日 頃 の 家 庭 での 制 限 も 踏 まえ 運 動 制 限 の 基 準 を 決 めておくなど 配 慮 する また これまで 発 症 していなくても 発 症 する 可 能 性 も 認 知 する (3) 宿 泊 をともなう 校 外 活 動 宿 泊 を 伴 う 校 外 活 動 は 全 ての 児 童 生 徒 にとって 貴 重 な 体 験 であることから 全 ての 児 童 生 徒 が 参 加 できるよう 不 測 の 事 態 を 避 けて 緊 急 事 態 にも 対 応 できるよう に 留 意 する 1 食 事 などの 配 慮 宿 泊 を 伴 う 校 外 活 動 では 宿 泊 先 での 食 事 が 中 心 となることから 事 前 に 宿 泊 先 と 連 絡 を 取 り 児 童 等 の 症 状 に 合 わせた 配 慮 を 依 頼 するとともに 枕 にそば 殻 などが 使 用 されている 場 合 もあることから 寝 具 などについても 留 意 する また 保 護 者 宿 泊 先 と 十 分 情 報 交 換 を 行 い 可 能 な 対 応 範 囲 を 事 前 に 確 認 を 行 う など 配 慮 する 児 童 生 徒 間 でお 菓 子 の 交 換 等 をしないよう 事 前 に 指 導 を 行 うように 配 慮 する 2 緊 急 時 の 配 慮 普 段 の 授 業 に 比 べて 教 職 員 の 目 が 行 き 届 くにくくなる 傾 向 にあるため 次 の 事 項 に 留 意 する 参 加 教 職 員 全 員 で 児 童 等 の 食 物 アレルギーに 関 する 情 報 の 共 有 化 を 図 る 宿 泊 先 における 緊 急 時 の 搬 送 先 医 療 機 関 との 情 報 を 事 前 に 調 査 しておく この 場 合 主 治 医 等 から 紹 介 してもらうなど 医 療 機 関 との 連 携 にも 配 慮 する 主 治 医 からの 紹 介 状 の 事 前 準 備 も 配 慮 する エピペン 等 救 急 医 療 薬 が 処 方 されている 場 合 持 参 薬 の 有 無 管 理 方 法 緊 急 時 の 対 応 方 法 を 保 護 者 本 人 主 治 医 学 校 医 と 話 し 合 っておく 10

(4) その 他 の 活 動 等 における 留 意 事 項 等 学 校 における 様 々な 活 動 の 中 では 授 業 や 給 食 以 外 の 時 間 でも 食 物 を 扱 う 場 合 があることから 食 物 が 提 供 される 場 合 には 事 前 に 利 用 される 食 物 にアレルギー を 引 き 起 こす 食 材 が 利 用 されていないか 配 慮 する 1 様 々な 活 動 における 食 物 アレルギーへの 配 慮 通 常 の 授 業 以 外 の 課 外 活 動 として 季 節 の 催 しやお 祭 り パーティーなどが 開 催 され その 一 環 としてお 菓 子 等 の 食 物 が 提 供 される 場 合 その 製 造 過 程 で 様 々な 食 材 が 使 用 され その 中 にアレルギー 物 質 が 含 まれる 場 合 がある そのため お 菓 子 など 加 工 食 品 には 食 品 衛 生 法 に 基 づくアレルギーの 原 因 となる 特 定 原 材 料 の 表 示 義 務 により アレルギー 物 質 が 表 示 されていることから 事 前 に 内 容 を 把 握 し 該 当 する 児 童 等 が 誤 食 しないように 配 慮 する 11

Ⅱ 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 の 基 本 1 基 本 的 な 考 え 方 近 年 生 活 環 境 や 食 生 活 の 変 化 に 伴 い 本 町 をはじめ 全 国 的 に 食 物 アレルギーを 有 す る 子 どもが 増 加 傾 向 にあるといわれている 中 で すべての 児 童 等 に 安 全 安 心 な 学 校 給 食 を 提 供 し 食 物 アレルギーを 有 する 児 童 等 ( 以 下 対 象 児 童 等 という )も 楽 しい 給 食 時 間 を 過 ごすことができるような 対 応 が 求 められている 本 町 においては 町 内 の 公 立 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 ( 以 下 学 校 等 という )と 学 校 給 食 センターが 一 体 となり 関 係 機 関 と 連 携 のもとに 対 象 児 童 等 に 対 して 食 物 アレ ルギー 対 応 給 食 の 提 供 を 実 施 するものである この 食 物 アレルギー 対 応 の 実 施 に 当 たっては 対 象 児 童 等 とその 保 護 者 が 学 校 生 活 に 対 する 不 安 を 解 消 できるように 早 い 機 会 に 保 護 者 や 医 師 等 からアレルゲンやそれ を 含 む 食 物 を 摂 取 した 際 の 症 状 等 正 確 な 情 報 をしっかり 収 集 し 実 態 の 把 握 に 努 めると ともに 保 護 者 との 連 携 を 密 にすることによって 対 象 児 童 等 の 状 況 を 確 認 しながら 成 長 に 合 わせて 適 切 に 対 応 していくこととする また すべての 教 職 員 および 学 校 給 食 センター 職 員 が 食 物 アレルギーについて 理 解 し その 発 症 時 に 対 応 できる 体 制 を 整 えて おく 必 要 がある 更 に 食 物 アレルギー 対 応 の 推 進 に 当 たっては 対 象 児 童 等 に 対 して 安 全 できめ 細 かい 対 応 を 行 うために 学 校 給 食 センターに 食 物 アレルギー 対 応 食 に 関 す る 専 門 知 識 を 有 する 栄 養 教 諭 を 中 心 に 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 提 供 を 実 施 する 2 学 校 等 における 管 理 学 校 等 における 全 教 職 員 は 食 物 アレルギーに 関 して 正 しく 理 解 するとともに 緊 急 時 の 対 応 について 協 力 体 制 を 整 備 するようにする そのために 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 を 作 成 し 活 用 するとともに 個 人 情 報 の 保 護 についても 十 分 配 慮 する 以 下 学 校 等 において 必 要 となる 管 理 内 容 について 項 目 に 分 けて 記 載 する (1) 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 の 作 成 と 管 理 学 校 等 は アレルギー 症 状 の 出 現 に 備 えて 適 切 な 対 応 をするため 食 物 アレルギー 個 別 問 診 票 ( 様 式 第 4 号 )を 作 成 整 備 する その 作 成 に 当 たっては 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 様 式 第 8 号 ) 学 校 や 家 庭 での 様 子 ( 様 式 第 9 号 ) 並 びに 保 護 者 との 面 談 の 際 の 資 料 等 を 参 考 にし 必 要 に 応 じて 追 加 記 載 していく また アレルギー 情 報 は 個 人 情 報 の 保 護 に 十 分 留 意 し これらの 調 査 票 の 取 り 扱 いには 配 慮 しつつ 所 定 の 場 所 に 保 管 し いつでも 職 員 が 見 て 対 応 できるように 整 備 しておく また 学 校 等 への 引 継 ぎについては 3 月 中 に 送 るものとする 12

(2) 関 係 機 関 との 連 携 1 医 師 との 連 携 主 治 医 や 学 校 医 とは 連 携 を 密 にし アドバイス 等 を 受 けられるようにしておく 2 保 護 者 との 連 携 学 級 担 任 及 び 養 護 教 諭 は 対 象 児 童 等 の 保 護 者 と 密 に 連 絡 を 取 り 合 うこと 3 対 象 児 童 等 への 対 応 (1) 対 象 児 童 等 への 個 別 指 導 児 童 等 の 発 達 段 階 に 応 じて 学 級 担 任 養 護 教 諭 栄 養 教 諭 が 共 に 連 携 を 図 り 生 活 面 保 健 面 栄 養 面 に 関 する 以 下 の 指 導 を 行 い 自 己 管 理 能 力 を 育 成 するよ う 努 める 1 保 健 指 導 学 級 担 任 養 護 教 諭 は 相 互 に 連 携 を 図 り 同 じ 食 物 を 一 度 にたくさん 摂 らず 品 数 を 増 やすこと よく 噛 んで 食 べること お 腹 を 圧 迫 しないように 姿 勢 をよくするこ と 楽 しく 食 事 をすること 等 について 指 導 する また 体 調 不 良 やストレスにより 消 化 能 力 が 低 下 している 時 には 消 化 の 良 い 食 事 をするよう 指 導 する 2 栄 養 指 導 栄 養 教 諭 と 養 護 教 諭 が 学 校 等 で 連 携 を 図 りながら 指 導 を 行 う また 除 去 食 を 行 っている 場 合 は 栄 養 の 偏 りや 不 足 を 生 じないよう 配 慮 し 指 導 する 3 生 活 指 導 養 護 教 諭 栄 養 教 諭 等 が 学 級 担 任 と 連 携 を 図 りながら 対 象 児 童 等 の 食 事 に 対 す る 不 安 を 取 り 除 き 本 人 が 精 神 的 な 負 担 を 感 じないよう 体 と 心 の 両 面 からの 指 導 に 努 める 4 自 己 管 理 能 力 の 育 成 学 級 担 任 は 養 護 教 諭 と 連 携 を 図 り 食 物 アレルギーを 認 識 できるようにし 学 校 給 食 の 献 立 に 使 用 されている 食 品 を 調 べた 上 で 食 べないという 選 択 や 量 を 加 減 するといった 自 分 の 健 康 状 況 に 応 じた 食 べ 方 ができるよう 指 導 に 努 める (2) 周 りの 児 童 等 への 指 導 学 級 担 任 は 養 護 教 諭 と 連 携 を 図 り 食 物 アレルギーという 病 気 に 対 して 理 解 させる また 誰 にでもなる 可 能 性 があること 好 き 嫌 いや 偏 食 ではなく 疾 患 の 一 つであること 自 分 にとっては 何 でもないものが 人 にとっては 生 命 の 危 険 に つながる 恐 れがあるということをしっかり 認 識 させ 仲 間 はずれ など 対 象 児 童 等 が 悲 しい 思 いをしないように 配 慮 する 13

4 食 物 アレルギー 対 応 における 役 割 学 校 等 における 教 職 員 は 園 長 校 長 教 頭 の 指 導 のもと 対 象 児 童 等 に 対 する 食 物 アレルギー 対 応 について 共 通 理 解 を 図 るとともに 学 校 給 食 センター 職 員 および 保 護 者 と 連 携 協 力 して 積 極 的 な 食 物 アレルギー 対 応 に 努 める < 校 長 教 頭 園 長 > 教 職 員 の 共 通 理 解 を 図 るために 食 物 アレルギー 対 応 マニュアルに 基 づき 指 導 す る 保 護 者 との 面 談 の 際 基 本 的 な 考 え 方 を 説 明 する 関 係 教 職 員 と 協 議 し 対 応 を 決 定 する < 教 職 員 > 対 象 児 童 等 の 実 態 を 把 握 し 共 通 理 解 をしておく 保 護 者 から 食 物 アレルギー 反 応 が 出 た 場 合 の 緊 急 措 置 方 法 等 を 聞 いておき 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 様 式 8 号 )を 作 成 保 管 し 教 職 員 間 で 確 認 しておく 学 級 担 任 が 不 在 の 場 合 サポートに 入 る 教 員 は 対 象 児 童 等 のアレルギーの 内 容 等 を 把 握 し 学 級 担 任 と 同 等 の 対 応 ができるようにする < 学 級 担 任 > 保 護 者 からの 申 し 出 を 関 係 教 職 員 に 伝 え 共 通 理 解 を 図 るとともに 緊 急 時 の 体 制 を 周 知 する 対 象 児 童 等 の 実 態 を 把 握 し 養 護 教 諭 栄 養 教 諭 との 連 携 を 図 る 個 別 面 談 に 出 席 し アレルゲンや 症 状 家 庭 での 対 応 を 把 握 する 職 員 室 において 食 物 アレルギー 対 応 食 を 確 認 して 受 け 取 る 給 食 配 膳 時 には 誤 食 のないよう 配 慮 する 他 の 児 童 等 に 対 して 食 物 アレルギーを 正 しく 理 解 させる < 養 護 教 諭 > 個 別 面 談 に 出 席 し アレルゲンや 症 状 家 庭 での 対 応 状 況 を 把 握 する 対 象 児 童 等 の 実 態 を 把 握 し 学 級 担 任 栄 養 教 諭 との 連 携 を 図 る 食 物 アレルギーの 症 状 が 出 現 した 場 合 の 対 応 方 法 を 確 認 する 主 治 医 学 校 医 との 連 携 を 図 り 応 急 処 置 の 方 法 や 連 絡 先 を 事 前 に 確 認 する 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 を3 月 中 に 進 学 先 の 小 中 学 校 へ 引 き 継 ぐ 14

< 給 食 担 当 > 個 別 面 談 に 出 席 し アレルゲンや 症 状 家 庭 での 対 応 状 況 を 把 握 する 対 象 児 童 等 の 実 態 を 把 握 し 学 級 担 任 栄 養 教 諭 との 連 携 を 図 る 食 物 アレルギーの 症 状 が 出 現 した 場 合 の 対 応 方 法 を 確 認 する < 調 理 員 > 対 象 児 童 等 の 実 態 について 理 解 し 除 去 食 の 内 容 を 確 認 する 栄 養 教 諭 等 の 調 理 指 示 をもとに 除 去 する 食 品 や 作 業 動 線 図 を 確 認 した 上 で 作 業 工 程 表 をチェックしながら 調 理 作 業 に 当 たる アレルゲンの 混 入 がないように 調 理 し 氏 名 除 去 食 品 内 容 等 の 表 示 を 声 に 出 し ながら 指 差 し 確 認 を 行 い 誤 配 を 防 ぐ < 対 象 児 童 等 の 保 護 者 > 食 物 アレルギーの 実 態 を 認 識 させ 原 因 となる 食 品 を 食 べないように 指 導 する 児 童 等 に 栄 養 の 偏 りや 不 足 が 生 じないように 家 庭 での 対 応 を 心 掛 ける 食 物 アレルギーに 関 する 個 別 調 査 票 等 とともに 主 治 医 と 相 談 し 診 断 書 食 物 ア レルギー 対 応 食 指 示 書 等 を 医 師 に 依 頼 し 学 校 に 提 出 する アレルゲン 症 状 対 応 等 に 変 更 が 生 じたときは 速 やかに 学 校 に 報 告 する 子 どもに 学 校 で 先 生 や 友 達 にその 内 容 を 訴 えることができるよう 認 識 させる < 対 象 児 童 等 > 配 食 分 が 自 分 のものであることをしっかり 確 認 する 自 分 の 食 物 アレルギーの 状 態 を 理 解 し 誤 って 喫 食 した 場 合 やアレルギー 症 状 が 出 現 した 場 合 には すぐに 近 くにいる 先 生 や 友 達 に 伝 える 食 べてはいけない 食 品 は 絶 対 に 食 べない 15

Ⅲ 食 物 アレルギー 対 応 給 食 実 施 基 準 1 実 施 目 的 町 内 での 食 物 アレルギーを 有 する 児 童 生 徒 は 平 成 25 年 5 月 1 日 の 状 況 調 査 によると 総 数 3,400 人 の 内 全 体 の 約 7%(244 人 )で この 中 で 原 因 物 質 が 卵 の 割 合 は 約 40%(92 人 /244 人 中 ) 乳 では 約 20%(51 人 /244 人 中 )となっている この ことから 当 面 は 除 去 食 として 進 めるが それ 以 外 の 原 因 物 質 の 調 理 や 代 替 食 は 調 査 研 究 を 重 ねて 食 物 アレルギー 疾 患 を 有 する 児 童 等 の 安 全 を 確 保 しつつ 対 応 給 食 の 提 供 を 目 指 す 2 実 施 決 定 基 準 基 本 的 な 実 施 基 準 として 以 下 の 基 準 を 判 断 基 準 とする 1 医 師 の 診 察 検 査 により 食 物 アレルギーと 診 断 され 原 因 食 品 (アレルゲン)が 特 定 されていること 2 明 らかな 症 状 の 既 往 3 家 庭 でも 原 因 食 品 の 除 去 を 行 うなど 医 師 の 診 断 に 基 づいて 食 事 療 法 を 行 っているこ と 4 症 状 が 重 篤 で 無 く 学 校 給 食 センターでの 調 理 対 応 が 可 能 なこと 5 アナフィラキシーの 発 症 の 危 険 が 無 い 毎 年 ごとに 保 護 者 と 学 校 等 は 面 談 をし アレルギー 症 状 の 経 過 を 踏 まえた 上 で 除 去 食 の 中 止 変 更 など 翌 年 度 以 降 の 対 応 を 協 議 する その 他 事 情 がある 場 合 は 保 護 者 学 校 等 で 協 議 判 断 する 平 成 26 年 10 月 から 実 施 する 食 物 アレルギー 対 応 給 食 は 当 面 卵 飲 用 牛 乳 の 除 去 食 を 実 施 する 原 則 新 入 学 生 については 平 成 27 年 5 月 より 食 物 アレルギー 対 応 給 食 を 開 始 する 3 原 因 となる 食 品 ( 厚 生 労 働 省 の 品 目 ) 規 定 省 令 (7 品 目 ) 表 示 義 務 付 け 特 定 原 材 料 等 の 名 称 理 由 卵 飲 用 牛 乳 小 麦 症 例 数 が 多 いもの そば 落 花 生 えび かに 症 状 が 重 篤 であり 生 命 に 関 わる ため 16

あわび いか いくら オレンジ 症 例 数 が 少 ないが 省 令 で 定 め キウイフルーツ 牛 肉 くるみ るには 今 後 の 調 整 が 必 要 である さけ さば 大 豆 鶏 肉 バナナ 豚 肉 まつたけ もも やまいも 通 知 推 りんご ごま カシューナッツ (20 品 目 ) 奨 ゼラチン 牛 乳 豚 肉 由 来 であることが 多 く これらは 特 定 原 材 料 に 準 ず るものであり 牛 乳 豚 肉 とし ての 表 示 が 必 要 であるが 独 立 項 目 を 立 て ゼラチン として 表 示 を 行 う 4 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 内 容 について 対 応 となる 食 材 一 覧 ( 当 面 は 卵 飲 用 牛 乳 ) 食 材 例 対 応 飲 み 物 ( 牛 乳 ) 飲 用 牛 乳 については 現 行 どおり 牛 乳 停 止 書 類 は 学 校 を 通 じて 学 校 給 食 センターへ 提 出 してください パン(パン ナン 等 ) ごはん( 白 飯 麦 飯 等 ) めん(うどん 中 華 めん 等 ) デザート(アイスクリーム プリン ケーキ 等 ) 添 加 物 (ジャム チーズ) 主 菜 ( 肉 魚 卵 等 ) 副 菜 ( 野 菜 等 ) 卵 除 去 のみ 実 施 します 汁 物 ( 汁 物 等 ) 果 物 (みかん 等 ) 1 日 常 の 献 立 を 基 本 として アレルゲンを 含 むものに 対 して 除 去 食 とする また そ の 他 の 料 理 食 物 アレルギー 対 応 食 の 提 供 がない 給 食 日 は 通 常 の 配 食 とする 2 対 応 できないものは 詳 細 な 原 料 配 合 表 を 給 食 センターから 学 校 を 通 じて 保 護 者 へ 提 供 する 3 状 況 により 給 食 センターで 除 去 食 が 準 備 できない 場 合 は 自 宅 から 代 替 品 の 持 参 をお 願 いする 場 合 がある 4 対 応 食 は 全 て( 主 菜 副 菜 汁 物 ) 給 食 センターから 専 用 容 器 に 入 れて 配 送 す る ( 但 し 各 園 学 校 直 接 配 送 品 は 除 く) 17

5 調 理 について 1 対 応 食 の 調 理 は アレルギー 対 応 室 で 行 う 2 調 理 器 具 は 献 立 別 に 分 けて 使 用 する 3 当 日 の 除 去 食 は 対 象 児 童 等 の 学 校 学 年 氏 名 ごとに 除 去 品 目 をイメージできる よう 色 分 けした 除 去 内 容 表 示 ( 例 : 卵 は 黄 色 等 )を 個 人 専 用 容 器 に 貼 り 配 送 する 4 コンタミネーション には 十 分 注 意 し 調 理 作 業 工 程 を 考 える 際 には 混 入 の 恐 れがある 箇 所 をチェックし 衛 生 管 理 表 作 業 工 程 表 に 記 入 するが 施 設 内 におい て 微 量 に 混 入 する 恐 れがあることを 理 解 する 用 語 解 説 コンタミネーション( 微 量 混 入 )とは 原 材 料 には 含 まれていないが 食 品 の 製 造 過 程 で 機 械 や 器 具 から 偶 発 的 にアレルゲンが 混 入 してしまうこと 6 配 送 について 1 個 別 容 器 は 通 常 のおかずと 完 全 に 区 分 して 学 校 へ 配 送 する 2 運 転 手 は 個 別 容 器 を 配 膳 室 で 教 職 員 に 手 渡 す 7 学 校 での 対 応 について 1 教 職 員 は 学 校 給 食 センターから 配 送 された 個 別 容 器 と 専 用 食 器 を 原 則 として 職 員 室 に 運 び 管 理 する 2 対 象 児 童 等 本 人 又 は 担 任 が 職 員 室 に 個 別 容 器 を 受 け 取 りに 行 く 3 対 象 児 童 等 本 人 の 選 択 で 個 別 容 器 に 入 っていた 給 食 を 専 用 食 器 に 移 し 替 える 4 対 象 児 童 等 本 人 又 は 担 任 が 職 員 室 に 個 別 容 器 と 専 用 食 器 を 返 却 する 5 担 任 が 欠 席 の 場 合 は 補 充 に 入 る 教 員 と 連 絡 調 整 を 密 にしておく 6 緊 急 時 は 学 校 内 で 連 絡 を 取 り 対 応 する ( 別 冊 : 緊 急 時 対 応 マニュアル 参 照 ) 7 喫 食 前 には 必 ず 再 確 認 をおこなう 8 個 別 容 器 食 器 等 の 回 収 について 1 教 職 員 から 配 膳 室 より 個 別 容 器 専 用 容 器 を 受 け 取 り 通 常 の 食 器 等 と 区 分 して 学 校 給 食 センターに 回 収 する 2 個 別 容 器 専 用 食 器 は アレルギー 対 応 室 のシンクで 洗 浄 保 管 する 18

9 食 物 アレルギーによる 緊 急 時 の 対 応 について アレルギー 症 状 がある ( 食 物 の 関 与 が 疑 われる) 原 因 食 物 を 食 べた ( 可 能 性 を 含 む) 原 因 食 物 に 触 れた ( 可 能 性 を 含 む) 発 見 者 が 行 うこと 1 アレルゲンを 除 去 する( 吐 き 出 させ 口 をすすぐ) 2 子 どもから 目 を 離 さない 一 人 にしない 3 助 けを 呼 び 人 を 集 める 4 エピペン と 内 服 薬 を 持 ってくるよう 指 示 する 5 保 護 者 への 連 絡 緊 急 性 が 高 いアレルギー 症 状 はあるか? すぐに 判 断 する ない ある ただちに エピペン を 使 用 する 救 急 車 を 要 請 する 可 能 なら 内 服 薬 を 飲 ませる その 場 で 安 静 にする その 場 で 救 急 隊 を 待 つ 消 防 署 ( 救 急 車 ) へ 引 き 継 ぐ 内 服 薬 を 飲 ませる 保 健 室 または 安 静 に できる 場 所 へ 移 動 する 5 分 ごとに 症 状 を 観 察 し チェックシートに 従 って 判 断 し 対 応 す る また 出 現 には 特 に 注 意 する 19

症 状 チェックシート 症 状 は 急 激 に 変 化 することがあるため 注 意 深 く 症 状 を 観 察 する 医 師 の 診 断 によりエピペン 使 用 を 指 示 されている 児 童 等 には の 症 状 が 一 つでもあてはまる 場 合 エピペン を 使 用 する ( 内 服 薬 を 飲 んだ 後 に エピペン を 使 用 しても 問 題 ない) 観 察 開 始 時 刻 ( 時 分 ) 内 服 時 刻 ( 時 分 ) エピペン を 使 用 した 時 刻 ( 時 分 ) 軽 度 中 等 度 重 度 皮 膚 の 症 状 軽 度 のかゆみ 数 個 のじんま 疹 部 分 的 な 赤 み 強 いかゆみ 全 身 に 広 がるじんま 疹 全 身 が 真 っ 赤 激 しい 全 身 のかゆみ 全 身 が 真 っ 赤 全 身 に 蕁 麻 疹 顔 面 の 症 目 のかゆみ 充 血 顔 全 体 の 腫 れ 状 口 の 中 の 違 和 感 唇 の 腫 れ まぶたの 腫 れ 呼 吸 器 の 数 回 の 軽 いせき のどや 胸 が 締 め 付 けられる 症 状 鼻 水 鼻 づまり 声 がかすれる 犬 が 吠 えるような 咳 見 解 息 がしにくい 持 続 する 強 い 咳 き 込 み ぜーぜーする 呼 吸 消 化 器 の 軽 いお 腹 の 痛 み 中 等 度 のお 腹 の 痛 み 持 続 する 強 い(がまんできな 症 状 吐 き 気 1~2 回 のおう 吐 い)お 腹 の 痛 み 1~2 回 の 下 痢 おう 吐 を 繰 り 返 す 全 身 の 症 ぐったり 状 意 識 もうろう 尿 や 便 を 漏 らす 脈 が 触 れにくいまたは 不 規 則 唇 や 爪 が 青 白 い 対 応 1 内 服 薬 を 飲 ませる 1 内 服 薬 を 飲 ませ エピペン 1ただちに エピペン を 使 用 2 少 なくとも1 時 間 は 症 を 準 備 2 救 急 車 を 要 請 する 状 の 変 化 を 観 察 し 症 状 の 2 速 やかに 医 療 機 関 を 受 診 3 可 能 なら 内 服 薬 を 飲 ませる 改 善 が 見 られない 場 合 は 3 医 療 機 関 に 到 達 するまで 4その 場 で 安 静 を 保 つ 医 療 機 関 へ 受 診 する 5 分 ごとに 症 状 の 変 化 を 観 ( 立 たせたり 歩 かせたりしない) 3 保 護 者 への 連 絡 察 し の 症 状 が 一 つでもあ 5その 場 で 救 急 隊 を 待 つ 安 静 にし 注 意 深 く 経 れば エピペン を 使 用 6 保 護 者 への 連 絡 過 観 察 4 保 護 者 への 連 絡 ただちに 救 急 車 で 医 療 機 関 へ 速 やかに 医 療 機 関 に 受 診 搬 送 20

10 対 応 給 食 開 始 までの 主 な 流 れ 新 小 学 1 年 生 新 幼 稚 園 入 園 児 の 場 合 ( 新 規 ) 在 園 在 学 中 の 場 合 ( 継 続 ) 食 物 アレルギー 対 応 食 について( 様 式 1 号 ) の 郵 送 回 収 対 応 食 希 望 者 へ 申 請 書 郵 送 学 校 教 育 課 保 護 者 診 断 書 等 提 出 ( 入 学 説 明 会 時 ) 保 護 者 学 校 園 センター 個 別 面 談 保 護 者 学 校 園 センター 実 施 申 請 書 ( 新 規 )の 提 出 保 護 者 学 校 園 実 施 申 請 書 ( 継 続 )の 配 布 診 断 及 び 食 事 指 示 書 の 配 布 センター 学 校 園 保 護 者 食 物 アレルギー 対 応 委 員 会 等 開 催 ( 学 校 は 実 施 基 準 と 申 請 内 容 を 確 認 後 センターに 進 達 する) 学 校 園 センター 決 定 通 知 書 送 付 センター 学 校 園 保 護 者 対 応 食 献 立 予 定 表 の 送 付 センター 学 校 園 保 護 者 実 施 承 諾 書 保 護 者 学 校 園 センター 対 応 給 食 開 始 21

平 成 26 年 度 版 11-1 食 物 アレルギー 対 応 内 容 決 定 と 食 物 アレルギー 対 応 給 食 実 施 までの 基 本 的 な 流 れ 平 成 26 年 度 の 幼 小 中 4~5 月 1 調 査 票 配 布 と 提 出 依 頼 食 物 アレルギーアンケート 調 査 票 ( 様 式 1)を 配 布 回 収 2 食 物 アレルギー 対 応 食 書 類 の 配 布 提 出 されたアンケートの 中 で 食 物 アレルギー 対 応 食 を 希 望 した 児 童 等 の 保 護 者 に 対 し 申 請 書 ( 様 式 2) 診 断 書 ( 様 式 3) 個 別 調 査 票 ( 様 式 4)を 配 布 する 5~7 月 3 食 物 アレルギー 申 請 書 等 提 出 食 物 アレルギーのある 児 童 等 の 保 護 者 は 申 請 書 ( 様 式 2) 診 断 書 ( 様 式 3) 個 別 調 査 票 ( 様 式 4)を 学 校 へ 提 出 4 保 護 者 からの 関 係 書 類 の 提 出 と 対 応 申 請 の 確 認 書 類 提 出 と 申 請 内 容 の 確 認 5 保 護 者 面 談 様 式 7 8 9 の 作 成 7 月 6 食 物 アレルギー 対 応 委 員 会 等 での 協 議 と 教 育 委 員 会 への 報 告 学 校 等 の 対 応 委 員 会 において 対 応 内 容 を 協 議 し その 協 議 結 果 を 対 応 給 食 申 請 書 様 式 10 及 び 関 係 する 添 付 書 類 により センターへ 申 請 7 食 物 アレルギー 対 応 内 容 の 決 定 通 知 と 承 諾 書 配 布 教 育 委 員 会 において 対 応 内 容 を 決 定 し 幼 稚 園 長 学 校 長 へは 様 式 11 により 通 知 する 学 校 園 は その 通 知 を 受 け 保 護 者 に 対 し 様 式 12 により 検 討 結 果 について 通 知 するとともに 保 護 者 へは 様 式 13 14 を 配 布 し 提 出 依 頼 7 月 20 日 まで 8 承 諾 書 の 提 出 保 護 者 より 学 校 等 を 経 由 してセンターに 様 式 13 14 提 出 センターは 対 応 内 容 について 最 終 確 認 し 様 式 14 を 学 校 を 通 じて 保 護 者 に 返 却 10 月 9 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 実 施 22

平 成 27 年 度 ~ 11-2 食 物 アレルギー 対 応 内 容 決 定 と 食 物 アレルギー 対 応 給 食 実 施 までの 基 本 的 な 流 れ( 新 規 ) 1) 新 小 学 1 年 生 ( 私 立 幼 稚 園 等 から の 進 学 者 ) 転 入 生 新 規 希 望 者 2) 新 幼 稚 園 入 園 児 ( 新 4 歳 児 ) 転 入 生 新 規 希 望 者 通 常 10 月 ~ 11 月 1 調 査 票 配 布 と 提 出 依 頼 就 学 時 健 康 診 断 の 案 内 書 類 に 食 物 アレルギーアン ケート 調 査 票 ( 様 式 1)を 同 封 し 就 学 時 健 康 診 断 時 提 出 1 調 査 票 配 布 と 提 出 依 頼 入 園 許 可 書 に 食 物 アレルギー 対 応 食 の ( 様 式 1)を 同 封 し 入 園 説 明 会 時 提 出 通 常 11 月 12 月 2 食 物 アレルギー 対 応 食 書 類 の 配 布 就 学 時 健 康 診 断 時 に 提 出 されたアンケートの 中 で 食 物 アレルギー 対 応 食 を 希 望 した 児 童 等 の 保 護 者 に 対 し 申 請 書 ( 様 式 2) 診 断 書 ( 様 式 3) 個 別 問 診 調 査 票 ( 様 式 4)を 個 別 送 付 する 2 食 物 アレルギー 対 応 食 書 類 の 配 布 入 園 説 明 会 時 に 提 出 されたアンケート の 中 で 食 物 アレルギー 対 応 食 を 希 望 し た 園 児 等 の 保 護 者 に 対 し 申 請 書 類 一 式 を 個 別 送 付 する 3 月 3 食 物 アレルギー 申 請 書 等 提 出 入 学 説 明 会 時 に 食 物 アレルギーのある 児 童 等 の 保 護 者 は 申 請 書 ( 様 式 2) 診 断 書 ( 様 式 3) 個 別 問 診 調 査 票 ( 様 式 4)を 学 校 へ 提 出 継 続 は( 様 式 4 5) 内 容 変 更 中 止 は( 様 式 6)を 学 校 へ 提 出 3 食 物 アレルギー 申 請 書 等 提 出 入 園 式 に 食 物 アレルギーのある 園 児 等 の 保 護 者 には( 様 式 2 3 4 号 )を 幼 稚 園 へ 提 出 4~ 6 月 4 保 護 者 からの 関 係 書 類 の 提 出 と 対 応 申 請 の 確 認 書 類 提 出 と 申 請 内 容 の 確 認 5 保 護 者 面 談 ( 継 続 児 童 等 については 必 要 に 応 じて) 様 式 7 8 9 の 作 成 4 月 6 食 物 アレルギー 対 応 委 員 会 等 での 協 議 と 教 育 委 員 会 への 報 告 学 校 等 の 対 応 委 員 会 において 対 応 内 容 を 協 議 し その 協 議 結 果 を 対 応 給 食 申 請 書 様 式 10 及 び 関 係 する 添 付 書 類 により センターへ 申 請 7 食 物 アレルギー 対 応 内 容 の 決 定 通 知 と 承 諾 書 の 配 布 教 育 委 員 会 において 対 応 内 容 を 決 定 し 幼 稚 園 長 学 校 長 へは 様 式 11 により 通 知 する 学 校 園 は その 通 知 を 受 け 保 護 者 に 対 し 様 式 12 により 検 討 結 果 について 通 知 するとともに 様 式 13 14 を 配 布 し 提 出 依 頼 7 月 8 承 諾 書 の 提 出 保 護 者 より 学 校 等 を 経 由 してセンターに 様 式 13 14 提 出 センターは 対 応 内 容 について 最 終 確 認 し 様 式 14 を 学 校 を 通 じて 写 しを 保 護 者 に 返 却 9 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 実 施 5 月 9 月 23

平 成 27 年 度 ~ 11-3 食 物 アレルギー 対 応 内 容 決 定 と 食 物 アレルギー 対 応 給 食 実 施 までの 基 本 的 な 流 れ( 継 続 ) 3) 在 校 生 ( 新 5 歳 児 ) ( 新 小 学 2 年 生 ~ 新 小 学 6 年 生 ) ( 新 中 学 2 3 年 生 ) 4) 進 学 する 児 童 生 徒 ( 町 立 幼 稚 園 から 進 学 する 新 小 学 1 年 生 ) ( 町 立 小 学 校 から 進 学 する 新 中 学 1 年 生 ) 通 常 11 月 ~ 12 月 1 食 物 アレルギー 対 応 食 書 類 の 配 布 前 年 度 食 物 アレルギー 対 応 食 を 配 食 している 児 童 等 の 保 護 者 に 対 し 診 断 書 ( 様 式 3) 個 別 問 診 調 査 票 ( 様 式 4) 継 続 申 請 書 ( 様 式 5)を 配 布 する ( 新 規 希 望 者 があれば 配 布 ) 1 月 2 食 物 アレルギー 申 請 書 等 提 出 食 物 アレルギーのある 児 童 等 の 保 護 者 は 診 断 書 ( 様 式 3) 個 別 問 診 調 査 票 ( 様 式 4) 継 続 申 請 書 ( 様 式 5)を 学 校 へ 提 出 また 内 容 変 更 中 止 は( 様 式 6)を 学 校 へ 提 出 2~3 月 3 食 物 アレルギー 対 応 委 員 会 等 での 協 議 と 教 育 委 員 会 への 報 告 学 校 等 の 対 応 委 員 会 において 対 応 内 容 を 協 議 し その 協 議 結 果 を 対 応 給 食 申 請 書 様 式 10 及 び 関 係 添 付 書 類 をセンターへ 提 出 4 食 物 アレルギー 対 応 内 容 の 決 定 通 知 と 承 諾 書 の 配 布 教 育 委 員 会 において 対 応 内 容 を 決 定 し 幼 稚 園 長 学 校 長 へは 様 式 11 により 通 知 する 学 校 園 は その 通 知 を 受 け 保 護 者 に 対 し 様 式 12 により 検 討 結 果 について 通 知 するとともに 様 式 13 14 を 配 布 し 提 出 依 頼 5 承 諾 書 の 提 出 保 護 者 より 学 校 等 を 経 由 して 教 育 委 員 会 に 様 式 13 14 提 出 センターは 対 応 内 容 について 最 終 確 認 し 様 式 14 を 学 校 を 通 じて 保 護 者 に 写 しを 返 却 6 進 学 校 への 申 し 送 り 食 物 アレルギー 対 応 内 容 について 進 学 校 へ 情 報 を 申 し 送 り 4 月 ( 新 5 歳 児 は 6 月 ) 7 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 実 施 24

12 個 別 面 談 目 的 保 護 者 に 食 物 アレルギー 対 応 給 食 実 施 基 準 の 内 容 を 理 解 していただく 対 応 給 食 を 希 望 する 保 護 者 は 児 童 等 に 関 して 食 物 アレルギー 症 状 及 び 緊 急 時 の 対 応 などについて 話 し 合 いを 行 うこと 面 談 時 期 3 月 ~4 月 新 入 学 児 童 生 徒 の 対 応 給 食 開 始 は5 月 を 原 則 とする 4 月 ~6 月 新 入 学 園 児 (4 才 )の 対 応 給 食 開 始 は9 月 を 原 則 とする 4 月 ~6 月 新 5 才 児 の 対 応 給 食 開 始 は6 月 を 原 則 とする 面 談 場 所 各 学 校 園 で 実 施 参 加 者 対 応 給 食 を 希 望 する 保 護 者 校 園 長 又 は 教 頭 学 級 担 任 養 護 教 諭 給 食 担 当 学 校 給 食 センター( 所 長 栄 養 教 諭 等 ) 面 談 の 内 容 事 前 に 医 師 の 診 断 を 受 け 診 断 書 等 申 請 書 類 を 持 参 するように 伝 える 確 認 事 項 1 医 師 の 診 断 に 基 づき アレルギーとなる 原 因 食 品 (アレルゲン)の 明 確 化 アレルギーを 起 こす 量 や 加 熱 の 有 無 加 工 食 品 調 味 料 添 加 物 等 に 含 まれる 微 量 の 食 品 に 対 するアレルギー 反 応 等 2 食 物 アレルギーの 症 状 を 確 認 3 過 去 に 除 去 を 行 い 現 在 は 喫 食 可 能 な 食 品 があるかの 有 無 ( 小 学 1 年 生 の 場 合 には 幼 稚 園 や 保 育 園 での 対 応 について 確 認 ) 4アナフィラキシーショックの 経 験 の 有 無 5 学 校 に 携 帯 する 薬 の 有 無 (エピネフリンを 含 む) 6 家 庭 内 での 食 事 の 内 容 摂 取 方 法 等 の 確 認 ( 必 要 に 応 じて 家 庭 内 で 使 用 している 調 味 料 を 確 認 ) 7 万 一 の 時 の 対 応 方 法 を 協 議 給 食 の 献 立 の 内 容 使 用 食 品 等 給 食 での 対 応 の 範 囲 を 説 明 する 面 談 結 果 については 個 人 カルテで 管 理 し 随 時 実 施 する 面 談 内 容 に 応 じて 常 に 新 しい 記 録 を 残 しておく 25

13 アレルギー 対 応 食 検 討 委 員 会 等 の 開 催 目 的 保 護 者 から 対 応 給 食 実 施 申 請 書 類 が 提 出 された 場 合 は アレルギー 対 応 食 検 討 委 員 会 等 を 開 催 する 提 出 された 申 請 書 類 をもとに 面 談 での 児 童 等 に 関 する 内 容 と 実 施 基 準 の 内 容 に 相 違 ないかを 確 認 し 学 校 内 での 共 通 理 解 を 得 ること 役 割 アレルギーを 有 する 子 どもたちの 健 康 管 理 や 対 応 について 検 討 する 個 別 プラン 作 成 する 校 内 の 支 援 体 制 や 緊 急 体 制 を 整 備 する 教 職 員 全 員 の 共 通 理 解 を 図 る 校 内 研 修 の 実 施 取 組 の 評 価 検 討 し 個 別 プランの 改 善 を 行 う 上 記 内 容 等 が 検 討 できる 組 織 があれば 既 存 組 織 を 活 用 する 構 成 校 園 長 教 頭 学 級 担 任 養 護 教 諭 栄 養 教 諭 給 食 担 当 等 必 要 な 職 員 を 選 定 する 開 催 時 期 学 校 園 は4 月 開 催 食 物 アレルギーのため 給 食 の 対 応 が 必 要 な 場 合 には その 都 度 開 催 する 健 康 管 理 や 配 慮 事 項 に 変 更 がない 場 合 でも 適 切 に 対 応 が 行 われているか 定 期 的 に 点 検 し 評 価 を 行 う 開 催 場 所 各 学 校 園 書 類 の 進 達 打 合 せ 会 議 で 確 認 できたときは 必 要 書 類 を 添 付 して 給 食 センターへ 送 付 する 26

様 式 集 27

28

猪 学 給 第 号 平 成 年 月 日 保 護 者 各 位 猪 名 川 町 立 学 校 給 食 センター 所 長 食 物 アレルギーに 対 応 する 給 食 開 始 のお 知 らせ 並 びにアンケート 調 査 のお 願 い 学 校 給 食 センターにはアレルギー 対 応 室 を 設 けており 食 物 アレルギーを 有 する 子 ど もたちが 学 校 生 活 を 円 滑 に 送 れるよう 食 物 アレルゲン 除 去 食 の 実 施 を 予 定 しておりま す 食 物 アレルゲン 除 去 食 対 応 は 当 面 卵 飲 用 牛 乳 の 除 去 から 開 始 します 食 物 アレルギーのための 食 事 制 限 食 物 アレルゲン 除 去 食 など どの 程 度 厳 密 に 除 去 が 必 要 であるかは 個 々の 児 童 によって 違 ってきます 食 物 アレルゲン 除 去 食 をどのように 実 行 していくかは 医 師 の 診 断 のもと 除 去 の 程 度 や 対 象 食 品 誘 発 される 症 状 など 児 童 のおかれた 状 況 により 変 わってきます なお 重 篤 なアレルギー 反 応 (アナフィラキシー)がある 児 童 等 については 医 師 の 診 断 結 果 を 踏 まえ 希 望 されてもお 断 りする 場 合 があります 今 後 の 学 校 給 食 充 実 のため 裏 面 のアンケートにお 答 えいただき 月 日 ( )ま でに 各 学 校 園 の 担 任 までご 提 出 くださいますようお 願 いします 問 合 せ 先 猪 名 川 町 立 学 校 給 食 センター TEL 072-766-0219 FAX 072-766-6604 このアンケートは 全 ての 保 護 者 の 方 に 記 入 いただき 全 員 提 出 して 下 さい 29

様 式 第 1 号 食 物 アレルギーアンケート 調 査 票 記 入 日 : 平 成 26 年 月 日 幼 小 中 学 校 名 : 猪 名 川 町 立 幼 小 中 学 校 年 組 ( フ リ ガ ナ ) 園 児 児 童 生 徒 名 : 該 当 する 番 号 に 〇 をつけて 下 さい ( 問 1) 食 物 アレルギーを 起 こしたことがありますか? 2 ない ( 調 査 票 の 回 答 は 以 上 で 終 了 で す) 1 ある ( 以 下 の 項 目 全 てにお 答 え 下 さい ) ( 問 2) 原 因 食 物 は 何 ですか?アレルギーを 起 こす 全 食 品 名 を 〇 で 囲 んでくださ い 卵 牛 乳 乳 製 品 エビ カニ イカ 小 麦 大 豆 落 花 生 その 他 ( ) ( 問 3) 食 物 アレルギーで 医 師 の 診 断 治 療 を 受 けていますか? 1 受 けている 3 以 前 受 けていたが 今 は 受 けていない 2 受 ける 予 定 4 受 けていない ( 問 4) 卵 の 食 物 アレルギー 対 応 食 ( 除 去 食 )を 希 望 しますか? 1 希 望 する 2 希 望 しない ( 問 5) 飲 用 牛 乳 についてお 聞 きします 1 飲 用 する 2 飲 用 しない その 他 意 見 調 査 票 の 回 答 は 以 上 です ありがとうございました 除 去 食 を 希 望 された 方 には 後 日 面 談 を 予 定 しております 個 人 情 報 は 猪 名 川 町 個 人 情 報 保 護 条 例 及 び 関 連 する 規 程 類 に 基 づき 適 正 に 管 理 保 護 し 目 的 以 外 の 利 用 や 第 三 者 への 情 報 提 供 は 行 いません このアンケートは 全 ての 保 護 者 の 方 に 記 入 いただき 全 員 提 出 して 下 さい 30

様 式 第 2 号 食 物 アレルギー 対 応 実 施 申 請 書 ( 新 規 ) 猪 名 川 町 立 幼 稚 園 小 中 学 校 長 宛 平 成 年 月 日 保 護 者 氏 名 印 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 を 希 望 しますので 医 師 の 診 断 書 若 しくは 医 師 の 食 事 指 示 書 を 添 えて 申 請 します (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 氏 名 生 年 月 日 平 成 年 月 日 住 所 猪 名 川 町 1 アレルギーの 状 況 原 因 食 品 アレルギーの 症 状 ( 具 体 的 に 記 入 ) 2 対 応 希 望 内 容 給 食 停 止 等 牛 乳 飲 用 停 止 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 一 部 喫 食 等 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 1 最 後 に 卵 を 流 し 入 れる 献 立 (かきたま 汁 等 ) < 喫 食 可 除 去 希 望 > 除 去 食 対 応 鶏 卵 2 他 の 食 材 と 混 ぜ 合 わせ 油 で 揚 げる 献 立 ( 豆 腐 団 子 等 ) < 喫 食 可 除 去 希 望 > < 喫 食 可 除 去 希 望 > < 喫 食 可 除 去 希 望 > うずら 卵 マヨネーズ < 喫 食 可 除 去 希 望 > < 喫 食 可 除 去 希 望 > 31

様 式 第 3 号 ( - ) 猪 名 川 町 立 学 校 長 宛 診 断 書 (フ リ ガ ナ) 児 童 生 徒 氏 名 男 女 平 成 年 月 日 生 診 断 名 1. 食 物 アレルギーと 診 断 した 方 法 は 次 のとおり 食 物 除 去 負 荷 反 応 試 験 の 反 応 皮 膚 テスト 血 液 検 査 (IgE, RAST, HRT 等 ) 問 診 視 診 食 物 日 誌 その 他 ( ) 2. 除 去 が 必 要 な 食 品 と 摂 取 した 場 合 に 出 現 する 可 能 性 のある 症 状 は 次 のとおり 卵 1 即 時 型 反 応 ショック 呼 吸 器 症 状 嘔 吐 腹 痛 顔 面 紅 潮 蕁 麻 疹 その 他 ( ) 2 非 即 時 型 反 応 湿 疹 掻 痒 感 下 痢 その 他 ( ) 牛 乳 1 即 時 型 反 応 ショック 呼 吸 器 症 状 嘔 吐 腹 痛 顔 面 紅 潮 蕁 麻 疹 その 他 ( ) 2 非 即 時 型 反 応 湿 疹 掻 痒 感 下 痢 その 他 ( ) その 他 1 即 時 型 反 応 ショック 呼 吸 器 症 状 嘔 吐 腹 痛 顔 面 紅 潮 蕁 麻 疹 その 他 ( ) 2 非 即 時 型 反 応 湿 疹 掻 痒 感 下 痢 その 他 ( ) 3. 摂 取 後 に 症 状 が 出 現 した 場 合 の 対 応 は 次 のとおり 内 服 薬 ( ) 外 用 薬 ( ) 自 己 注 射 ( ) その 他 ( ) 本 診 断 書 の 内 容 については (3 6 12)か 月 後 に 再 評 価 が 必 要 年 月 日 医 療 機 関 名 所 在 地 電 話 番 号 医 師 名 印 32

様 式 第 4 号 食 物 アレルギーに 関 する 個 別 問 診 調 査 票 ( 保 護 者 記 入 用 ) 園 学 校 名 小 中 学 校 幼 稚 園 学 年 組 年 組 園 (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 氏 名 食 物 アレルギーの 原 因 食 品 問 1 原 因 食 物 名 ( ) 最 初 に 症 状 が 出 た 時 期 年 齢 ( 歳 か 月 頃 ) 最 近 症 状 が 出 た 時 期 年 齢 ( 歳 か 月 頃 ) 問 2 現 在 除 去 中 の 食 物 の 有 無 ない ある ( 食 物 名 ) 問 3 問 2で ある 場 合 誰 が 除 去 の 判 断 をしましたか? 医 師 保 護 者 その 他 ( ) 問 4 過 去 に 行 っていた 除 去 で 現 在 は 食 べられるようになった 食 物 ない ある ( 食 物 名 ) 食 物 アレルギーの 症 状 について 問 5 原 因 食 物 摂 取 後 に 出 る 症 状 原 因 食 物 名 症 状 等 卵 不 明 ある( 症 状 ) 牛 乳 不 明 ある( 症 状 ) 小 麦 不 明 ある( 症 状 ) ( ) 不 明 ある( 症 状 ) ( ) 不 明 ある( 症 状 ) ( ) 不 明 ある( 症 状 ) ( ) 不 明 ある( 症 状 ) 問 6 アナフィラキシーショック 経 験 の 有 無 ない ある ( 回 数 回 最 終 年 月 日 年 月 ) ( 原 因 ) 食 物 アレルギーの 治 療 薬 問 7 現 在 アレルギー 疾 患 のために 使 用 している 薬 ない ある 内 服 薬 ( ) 吸 入 薬 ( ) 外 用 薬 ( ) 注 射 薬 ( ) その 他 ( ) エピペン の 使 用 経 験 ( 有 無 ) 効 果 ( 有 無 ) 主 治 医 からの 指 導 や 注 意 問 8 主 治 医 から 運 動 などの 日 常 生 活 の 中 での 行 動 について 注 意 を 受 けていること ない ある 指 導 内 容 平 成 年 月 日 保 護 者 氏 名 印 33

様 式 第 5 号 食 物 アレルギー 対 応 実 施 申 請 書 ( 継 続 ) 平 成 年 月 日 猪 名 川 町 立 幼 稚 園 小 中 学 校 長 宛 保 護 者 氏 名 印 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 を 希 望 しますので 診 断 結 果 に 基 づき 申 請 します (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 氏 名 生 年 月 日 平 成 年 月 日 住 所 猪 名 川 町 1 アレルギーの 状 況 原 因 食 品 アレルギーの 症 状 ( 具 体 的 に 記 入 ) 2 対 応 希 望 内 容 給 食 停 止 等 牛 乳 飲 用 停 止 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 一 部 喫 食 等 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 1 最 後 に 卵 を 流 し 入 れる 献 立 (かきたま 汁 等 ) < 喫 食 可 除 去 希 望 > 除 去 食 対 応 鶏 卵 2 他 の 食 材 と 混 ぜ 合 わせ 油 で 揚 げる 献 立 ( 豆 腐 団 子 等 ) < 喫 食 可 除 去 希 望 > < 喫 食 可 除 去 希 望 > < 喫 食 可 除 去 希 望 > うずら 卵 マヨネーズ < 喫 食 可 除 去 希 望 > < 喫 食 可 除 去 希 望 > 34

様 式 第 6 号 食 物 アレルギー 対 応 ( 内 容 変 更 中 止 ) 申 請 年 度 途 中 平 成 年 月 日 猪 名 川 町 立 幼 稚 園 小 中 学 校 長 宛 保 護 者 氏 名 印 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 について ( 内 容 変 更 / 中 止 ) 申 請 します (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 氏 名 学 年 組 年 園 組 組 生 年 月 日 平 成 年 月 日 生 電 話 番 号 住 所 猪 名 川 町 変 更 前 の 内 容 内 容 変 更 の 場 合 変 更 後 の 内 容 牛 乳 飲 用 再 開 中 止 の 場 合 給 食 喫 食 再 開 ( 全 部 再 開 主 食 再 開 副 食 再 開 ) 除 去 食 中 止 内 容 変 更 / 中 止 年 月 日 平 成 年 月 日 から 備 考 35

様 式 第 7 号 表 面 面 談 記 録 票 平 成 年 月 日 学 校 園 名 年 組 面 談 者 ( フ リ 児 童 ガ ナ 等 ) 氏 名 保 護 者 氏 名 住 所 猪 名 川 町 電 話 番 号 1 食 物 アレルギーを 起 こす 原 因 食 品 程 度 及 び 症 状 等 について 食 品 名 アレルギーを 起 こす 量 加 熱 の 有 無 症 状 家 庭 での 対 応 血 液 検 査 等 結 果 卵 乳 加 工 食 品 調 味 料 等 に 含 まれる 微 量 も 不 可 少 量 でも 不 可 ある 程 度 の 量 ( 卵 黄 : ) ( 卵 白 : ) まで 食 べられる 加 熱 後 も 不 可 加 熱 すれば 可 その 他 ( ) 発 赤 じんま 疹 など 即 時 型 皮 膚 症 状 湿 疹 など 遅 延 型 皮 膚 症 状 口 腔 粘 膜 症 状 せき ぜん 鳴 など 呼 吸 器 症 状 完 全 除 去 本 人 除 去 特 に 配 慮 を していない 腹 痛 嘔 吐 など 消 化 器 症 状 その 他 ショック 症 状 その 他 ( ) ( 症 状 確 認 時 期 : 平 成 年 月 頃 ) 加 工 食 品 調 味 加 熱 後 も 不 可 発 赤 じんま 疹 など 即 時 型 完 全 除 去 料 等 に 含 まれる 微 量 皮 膚 症 状 加 熱 すれば 可 本 人 除 去 も 不 可 湿 疹 など 遅 延 型 皮 膚 症 状 少 量 でも 不 可 その 他 口 腔 粘 膜 症 状 特 に 配 慮 を ある 程 度 の 量 せき ぜん 鳴 など 呼 吸 器 症 状 していない ( 腹 痛 嘔 吐 など 消 化 器 症 状 ( その 他 ) ショック 症 状 ( ( ) その 他 ( ) まで 食 べられる ) 症 状 確 認 時 期 : 平 成 年 月 頃 ) 陽 性 陰 性 未 実 施 陽 性 陰 性 未 実 施 加 工 食 品 調 味 加 熱 後 も 不 可 発 赤 じんま 疹 など 即 時 型 完 全 除 去 陽 性 料 等 に 含 まれる 微 量 皮 膚 症 状 加 熱 すれば 可 本 人 除 去 陰 性 も 不 可 湿 疹 など 遅 延 型 皮 膚 症 状 少 量 でも 不 可 その 他 口 腔 粘 膜 症 状 特 に 配 慮 を 未 実 施 ある 程 度 の 量 せき ぜん 鳴 など 呼 吸 器 症 状 していない ( ( 腹 痛 嘔 吐 など 消 化 器 症 状 その 他 ) ) ショック 症 状 ( その 他 ( ) まで 食 べられる ) 症 状 確 認 時 期 : 平 成 年 月 頃 加 工 食 品 調 味 加 熱 後 も 不 可 発 赤 じんま 疹 など 即 時 型 完 全 除 去 陽 性 料 等 に 含 まれる 微 量 皮 膚 症 状 加 熱 すれば 可 本 人 除 去 も 不 可 湿 疹 など 遅 延 型 皮 膚 症 状 陰 性 少 量 でも 不 可 その 他 口 腔 粘 膜 症 状 特 に 配 慮 を 未 実 施 ある 程 度 の 量 せき ぜん 鳴 など 呼 吸 器 症 状 ( していない ( 腹 痛 嘔 吐 など 消 化 器 症 状 その 他 ) ) ショック 症 状 その 他 ( ) ( まで 食 べられる 症 状 確 認 時 期 : 平 成 年 月 頃 ) 36

2 現 在 除 去 中 の 食 物 について 食 品 名 ある ( 食 品 名 : ) ない 除 去 食 の 判 断 医 師 保 護 者 その 他 ( ) 裏 面 3 過 去 に 除 去 食 を 行 っていたが 現 在 は 完 全 に 食 べられるようになった 食 品 について ある ( 食 品 名 : ない ) 4 運 動 でアレルギー 症 状 を 発 症 したことについて ある ( 食 事 との 関 連 : ない 5 アナフィラキシーショック 経 験 について 回 数 回 最 後 の 発 症 年 月 : 年 月 頃 原 因 ( 食 物 昆 虫 刺 傷 医 薬 品 ラテックス( 天 然 コ ム) 運 動 その 他 ( )) 症 状 ( 呼 吸 困 難 血 圧 低 下 意 識 喪 失 呼 吸 停 止 その 他 ( )) ) 6 医 師 の 診 断 状 況 医 師 の 診 断 の 有 無 および 時 期 等 医 師 の 診 断 : 有 無 アレルギー 検 査 の 有 無 : 有 ( 陽 性 陰 性 ) 無 時 期 ( 最 後 に 受 診 した): 平 成 年 月 頃 医 療 機 関 への 受 診 頻 度 : 診 断 内 容 等 病 院 名 現 在 使 用 している 薬 と 内 容 病 院 名 : 医 師 名 : 内 服 薬 ( ) 吸 入 薬 ( ) 外 用 薬 ( ) エピペン その 他 ( ) 内 容 :( 7 家 庭 での 対 応 状 況 8 学 校 給 食 での 対 応 希 望 詳 細 献 立 表 の 提 供 成 分 表 の 提 供 牛 乳 の 停 止 除 去 食 代 替 食 内 容 学 校 給 食 での 対 応 可 能 な 範 囲 を 説 明 学 校 給 食 で 対 応 する 場 合 の 費 用 負 担 内 容 説 明 日 平 成 年 月 日 9 学 校 における 配 慮 給 食 当 番 掃 除 当 番 飼 育 当 番 体 育 運 動 会 の 参 加 校 外 学 習 宿 泊 学 習 学 校 への 持 参 薬 薬 等 の 保 管 場 所 学 校 給 食 の 配 慮 調 理 実 習 配 慮 事 項 本 人 への 指 導 他 の 児 童 等 への 指 導 クラブ 活 動 部 活 動 その 他 ( ) 具 体 的 な 配 慮 及 び 対 応 37

様 式 第 8 号 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 学 校 園 保 管 用 ) 調 査 日 : ( フリガナ ) 園 児 児 童 生 徒 名 保 護 者 氏 名 性 別 男 女 生 年 月 日 平 成 年 月 日 自 宅 電 話 番 号 緊 急 FAX 保 護 者 住 所 猪 名 川 町 連 絡 先 1 関 係 電 話 番 号 等 連 絡 先 2 関 係 電 話 番 号 等 連 絡 先 3 関 係 電 話 番 号 等 病 院 名 主 治 医 名 電 話 番 号 保 護 者 以 外 の 緊 急 連 絡 先 等 主 治 医 等 アレルギーの 原 因 食 物 食 物 以 外 のアレルギー 服 薬 原 因 食 物 摂 取 後 の 症 状 原 因 食 物 摂 取 後 の 対 応 その 他 学 校 における 決 定 事 項 給 食 停 止 等 一 部 喫 食 等 除 去 食 対 応 種 類 決 定 日 対 応 開 始 日 対 応 中 止 日 牛 乳 飲 用 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 飲 用 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 飲 用 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 種 類 決 定 日 対 応 開 始 日 対 応 中 止 日 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 原 因 食 品 決 定 日 対 応 開 始 日 対 応 中 止 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 38

様 式 第 8 号 ( 記 載 例 ) 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 学 校 園 保 管 用 ) 調 査 日 : ( フリガナ ) 園 児 児 童 生 徒 名 イ ナ カ ワ 猪 名 川 タロウ 太 郎 保 護 者 氏 名 猪 名 川 次 郎 電 話 番 号 性 別 男 女 生 年 月 日 平 成 年 月 日 自 宅 072-000-0000 緊 急 090-1234-5678 FAX 072-000-0000 保 護 者 住 所 猪 名 川 町 台 丁 目 連 絡 先 1 猪 名 川 花 子 関 係 母 電 話 番 号 等 012-345-6789 連 絡 先 2 猪 名 川 一 郎 関 係 祖 父 電 話 番 号 等 012-456-7890 連 絡 先 3 川 辺 洋 子 関 係 祖 母 電 話 番 号 等 012-567-8901 病 院 名 主 治 医 名 電 話 番 号 保 護 者 以 外 の 緊 急 連 絡 先 等 主 治 医 等 医 院 院 長 先 生 123-456-7890 大 学 病 院 科 先 生 234-567-8901 アレルギーの 原 因 食 物 食 物 以 外 のアレルギー 服 薬 原 因 食 物 摂 取 後 の 症 状 原 因 食 物 摂 取 後 の 対 応 卵 えび そば 乳 製 品 花 粉 ジルテック アレジオン ザジテンドライシロップ 漢 方 口 の 周 りがかゆくなる 肌 の 赤 み かゆみ 症 状 の 部 分 に 薬 塗 布 又 は 服 薬 その 他 汗 の 後 清 潔 にして 保 湿 学 校 における 決 定 事 項 給 食 停 止 等 一 部 喫 食 等 除 去 食 対 応 種 類 決 定 日 対 応 開 始 日 対 応 中 止 日 牛 乳 飲 用 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 飲 用 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 飲 用 給 食 喫 食 停 止 ( 全 部 副 食 ) 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 種 類 決 定 日 対 応 開 始 日 対 応 中 止 日 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 牛 乳 のみ 飲 用 米 飯 のみ 喫 食 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 原 因 食 品 決 定 日 対 応 開 始 日 対 応 中 止 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 平 成 年 月 日 39

様 式 第 9 号 学 校 や 家 庭 での 様 子 ( 学 校 保 管 用 ) No.( ) (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 名 性 別 男 女 生 年 月 日 年 月 日 発 症 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 症 状 処 置 経 過 その 他 特 記 事 項 発 症 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 症 状 処 置 経 過 その 他 特 記 事 項 40

様 式 第 9 号 ( 記 載 例 ) 学 校 や 家 庭 での 様 子 ( 学 校 保 管 用 ) No.( ) (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 名 性 別 男 女 生 年 月 日 年 月 日 発 症 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 症 状 顔 を 含 め 全 身 に 湿 疹 かゆみ ステロイド 剤 コロイド 塗 布 保 湿 全 身 に 湿 疹 全 身 に 湿 疹 かゆみ ステロイド 剤 コロイド 塗 ステロイド 剤 コロイド 塗 布 布 保 湿 食 前 の 薬 インタール 処 置 経 過 その 他 血 液 検 査 パッチテスト 特 記 事 項 発 症 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 全 身 に 湿 疹 全 身 に 湿 疹 かゆみ 症 状 ステロイド 剤 コロイド 塗 牛 乳 卵 ピーナッツが 陽 布 保 湿 性 処 置 経 過 牛 乳 卵 ピーナッツが症 状 が 強 い 陽 性 もも 膝 肘 の 内 側 にコロ イド 症 状 が 出 ているときに 抗 ア レルギー 薬 (デルテック 服 用 ) その 他 特 記 事 項 41

様 式 第 10 号 食 物 アレルギー 対 応 給 食 申 請 書 ( 教 育 委 員 会 用 ) 平 成 年 月 日 猪 名 川 町 教 育 長 様 猪 名 川 町 立 幼 稚 園 小 中 学 校 学 校 ( 園 ) 長 印 年 組 園 児 児 童 生 徒 名 は 食 物 アレルギー 疾 患 のため 食 材 : が 喫 食 できない 旨 の 申 し 出 がありましたので 食 物 アレルギー 対 応 の 取 扱 いについて ご 配 慮 くださるよう 下 記 の 関 係 書 類 を 添 えて 申 請 します 記 ( 添 付 書 類 ) 1 食 物 アレルギー 対 応 実 施 申 請 書 ( 様 式 第 2 号 )の 写 し 2 診 断 書 ( 様 式 第 3 号 )の 写 し 3 食 物 アレルギーに 関 する 個 別 問 診 調 査 票 ( 様 式 第 4 号 )の 写 し 4 食 物 アレルギー 個 人 調 査 票 ( 様 式 第 8 号 )の 写 し 42

様 式 第 11 号 食 物 アレルギー 対 応 給 食 申 請 に 伴 う 審 査 決 定 通 知 書 ( 学 校 長 園 長 宛 用 ) 猪 教 学 給 第 号 平 成 年 月 日 猪 名 川 町 立 幼 稚 園 小 中 学 校 長 様 猪 名 川 町 教 育 長 印 貴 校 園 より 申 請 のありました 園 児 児 童 生 徒 の 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 給 食 の 実 施 について 下 記 のとおり 決 定 しますので 通 知 します 記 1 園 児 児 童 生 徒 名 年 組 氏 名 2 認 定 理 由 アレルギー 疾 患 ( 食 物 アレルギー)のため 3 除 去 食 材 名 4 その 他 食 物 アレルギー 対 応 給 食 に 伴 う 学 校 給 食 費 の 減 免 はいたしません ただし 牛 乳 の 欠 食 については 毎 月 の 給 食 費 から 減 免 いたします 食 物 アレルギー 対 応 給 食 は アレルゲンとなる 食 材 の 除 去 等 を 行 います ただし 場 合 によっては 代 替 品 について 自 宅 からの 持 参 による 対 応 をお 願 いす る 場 合 があります 保 護 者 からアレルギー 症 状 が 改 善 し 喫 食 が 可 能 となった 旨 の 連 絡 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 学 校 園 まで 連 絡 をお 願 いします 43

様 式 第 12 号 平 成 年 月 日 様 猪 名 川 町 立 学 校 ( 園 ) 長 幼 稚 園 小 中 学 校 印 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 の 検 討 結 果 について( 通 知 ) 申 請 のありました 園 児 児 童 生 徒 様 の 学 校 給 食 における 食 物 ア レルギー 対 応 給 食 の 実 施 については 平 成 年 月 日 付 猪 教 学 給 第 号 により 猪 名 川 町 教 育 長 から 下 記 のとおり 決 定 通 知 がありましたので 通 知 します つきましては 別 紙 承 諾 書 及 び 除 去 食 確 認 票 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 学 校 へ 提 出 願 います 記 (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 氏 名 学 年 組 年 園 組 組 1 決 定 内 容 除 去 食 品 対 応 年 月 日 給 食 停 止 一 部 喫 食 給 食 再 開 除 去 食 内 容 変 更 開 始 中 止 変 更 前 変 更 後 その 他 食 物 アレルギー 対 応 給 食 に 伴 う 学 校 給 食 費 の 減 免 はいたしません ただし 牛 乳 の 欠 食 については 毎 月 の 給 食 費 から 減 免 いたします 食 物 アレルギー 対 応 給 食 は アレルゲンとなる 食 材 の 除 去 等 を 行 いま す ただし 場 合 によっては 代 替 品 について 自 宅 からの 持 参 による 対 応 をお 願 いする 場 合 があります 保 護 者 からアレルギー 症 状 が 改 善 し 喫 食 が 可 能 となった 旨 の 連 絡 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 学 校 園 まで 連 絡 をお 願 いします 44

様 式 第 13 号 食 物 アレルギー 対 応 の 検 討 結 果 承 諾 書 平 成 年 月 日 猪 名 川 町 立 幼 稚 園 小 中 学 校 長 様 保 護 者 氏 名 印 学 校 給 食 における 食 物 アレルギー 対 応 の 検 討 結 果 について 承 諾 します (フリガナ) 園 児 児 童 生 徒 氏 名 学 年 組 年 園 組 組 生 年 月 日 平 成 年 月 日 電 話 番 号 住 所 猪 名 川 町 45

様 式 第 14 号 平 成 年 月 除 去 食 確 認 票 給 食 希 望 の 有 無 に をつけ 押 印 して 学 校 に 提 出 してください ( 学 校 で 受 理 確 認 し 後 日 写 しをお 渡 しします) (フ リ ガ ナ) 学 年 園 年 組 園 児 児 童 生 徒 氏 名 除 去 食 品 日 付 献 立 名 除 去 食 品 除 去 方 法 提 供 方 法 お わ ん の 色 色 蓋 つ き の 専 用 容 器 に 児 童 名 貼 り 付 け て 配 膳 室 除 去 の 有 無 ( 印 で 記 入 ) 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 有 無 確 認 確 認 確 認 確 認 意 見 欄 : 職 員 室 有 無 有 無 有 無 以 上 の 内 容 を 確 認 し この 方 法 で 除 去 食 の 提 供 を 受 けることについて 承 諾 します 平 成 年 月 日 保 護 者 氏 名 印 学 校 園 確 認 欄 校 園 長 養 護 教 諭 学 級 担 任 給 食 センター 所 長 栄 養 士 46

[ 出 典 参 考 文 献 ] 学 校 アレルギー 疾 患 に 対 する 取 り 組 みガイドライン 日 本 学 校 保 健 会 食 物 アレルギーによるアナフィラキシー 学 校 対 応 マニュアル 日 本 学 校 保 健 会 よくわかる 食 物 アレルギーの 基 礎 知 識 独 立 行 政 法 人 環 境 再 生 保 全 機 構 学 校 におけるアレルギー 疾 患 対 応 マニュアル 兵 庫 県 教 育 委 員 会 川 西 市 学 校 給 食 食 物 アレルギー 対 応 マニュアル 川 西 市 教 育 委 員 会 丸 亀 市 食 物 アレルギー 対 応 マニュアル 丸 亀 市 教 育 委 員 会 足 利 市 食 物 アレルギー 対 応 マニュアル 足 利 市 教 育 委 員 会 食 物 アレルギー 緊 急 時 対 応 マニュアル 東 京 都 47