三 栄 建 築 設 計 (3228 東 証 1 部 ) 2016 年 9 月 30 日 17/8 期 は 7% 営 業 増 益 を 予 想 需 要 は 底 堅 いとみる アップデートレポート ( 株 )QUICK 主 要 指 標 2016/09/28 現 在 株 価 1,151 円 年 初 来 高 値 年 初 来 安 値 発 行 済 株 式 数 1,392 円 (01/04) 996 円 (02/12) 21,217,600 株 売 買 単 位 100 株 時 価 総 額 24,421 百 万 円 予 想 配 当 ( 会 社 ) 予 想 E P S ( ア ナ リ ス ト ) 細 貝 広 孝 33 円 188.53 円 実 績 P B R 0.96 倍 直 前 の レ ポ ー ト 発 行 日 ベ ー シ ッ ク 2015/12/29 アップデート - 16/8 期 3Q 累 計 実 績 は 17%の 営 業 増 益 を 確 保 16/8 期 3Q 累 計 の 連 結 業 績 は 売 上 高 が 前 年 同 期 比 7% 増 の 414 億 円 営 業 利 益 が 同 17% 増 の 38 億 円 と 増 収 増 益 を 確 保 した 主 力 の 不 動 産 販 売 事 業 では 戸 建 分 譲 販 売 件 数 が 増 加 販 売 単 価 も 上 昇 さらに 販 売 用 不 動 産 として 保 有 していた 収 益 物 件 を 2 件 販 売 するなどして 同 事 業 の 売 上 高 は 同 9% 増 の 312 億 円 に 増 収 効 果 に 加 え 販 売 単 価 の 上 昇 お よび 原 価 管 理 を 進 めたことなどから 利 益 率 が 改 善 同 事 業 の 営 業 利 益 は 同 24% 増 の 35 億 円 を 確 保 した 16/8 期 および 17/8 期 の 通 期 業 績 は 増 収 増 益 を 予 想 16/8 期 通 期 の 連 結 業 績 に 関 して QUICK 企 業 価 値 研 究 所 では 売 上 高 790 億 円 ( 前 期 比 24% 増 ) 営 業 利 益 70 億 円 ( 同 20% 増 )の 前 回 予 想 (16 年 2 月 )を 据 え 置 く 主 力 の 不 動 産 販 売 事 業 で 単 体 の 戸 建 分 譲 住 宅 棟 数 の 拡 大 に 加 え 販 売 用 不 動 産 の 売 却 子 会 社 における 棟 数 増 加 を 見 込 んでいる 続 く 17/8 期 に 関 しても 当 研 究 所 では 増 収 増 益 基 調 の 継 続 を 見 込 ん だ 前 回 予 想 を 据 え 置 く 不 動 産 販 売 事 業 では 戸 建 住 宅 の 販 売 棟 数 の 増 加 を 見 込 むが 16/8 期 に 比 べると 増 加 率 は 縮 小 するとみている 当 研 究 所 では 戸 建 住 宅 に 関 しても 土 地 価 格 の 上 昇 などを 背 景 に 販 売 単 価 が 上 昇 する 懸 念 が 徐 々に 高 まっていると 考 える 同 社 物 件 に 対 する 需 要 は 底 堅 いとみているが 販 売 の 減 速 感 は 否 めないと 考 えており 16/8 期 に 比 べると 増 益 率 は 小 幅 にとどまるとみている 業 績 動 向 売 上 高 百 万 円 前 期 比 % 営 業 利 益 百 万 円 前 期 比 % 経 常 利 益 百 万 円 前 期 比 % 当 期 純 利 益 百 万 円 2015/8 3Q(9-5 月 ) 実 績 38,630 1.8 3,259-6.8 3,120-7.8 1,866-5.6 87.99 2016/8 3Q(9-5 月 ) 実 績 41,428 7.2 3,807 16.8 3,675 17.8 2,405 28.9 113.40 2015/8 通 期 実 績 63,709 20.4 5,851 27.1 5,677 27.5 3,460 35.7 163.09 2016/8 通 期 新 会 社 予 想 (2016 年 7 月 発 表 ) 前 回 予 想 から 修 正 なし 旧 会 社 予 想 (2015 年 10 月 発 表 ) 80,024 25.6 6,740 15.1 6,404 12.8 4,009 15.8 188.98 新 アナリスト 予 想 前 回 予 想 から 修 正 なし 前 期 比 % EPS 円 2017/8 通 期 旧 アナリスト 予 想 ( 2016 年 2 月 発 表 ) 79,000 24.0 7,000 19.6 6,900 21.5 4,000 15.6 188.53 新 アナリスト 予 想 前 回 予 想 から 修 正 なし 旧 アナリスト 予 想 ( 2016 年 2 月 発 表 ) 85,000 7.6 7,500 7.1 7,400 7.2 4,700 17.5 221.52 アナリストレポート プラットフォーム 1
業 績 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 戸 建 を 中 心 に 堅 調 に 推 移 経 営 環 境 解 説 16 年 度 1Q(4 月 ~6 月 )の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 ( 総 計 )は 前 年 同 期 比 5% 増 となり 堅 調 に 推 移 している 消 費 税 増 税 (14 年 4 月 ) 前 の 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 減 増 税 による 消 費 マインドの 低 迷 などで 図 1 のように 14 年 度 は 前 年 同 期 を 下 回 る 推 移 が 継 続 したが 15 年 度 はその 反 動 などで 前 年 同 期 を 上 回 る 推 移 となり 16 年 度 に 入 っても 堅 調 な 推 移 となっている こうしたな か マンションに 関 しては 販 売 価 格 の 上 昇 やマンションデベロッパーが 慎 重 な 供 給 姿 勢 をとっていることなどから 前 年 同 月 を 下 回 って 推 移 する 傾 向 が 続 いているが その 一 方 で 集 合 住 宅 や 同 社 が 主 力 としている 分 譲 戸 建 住 宅 が 好 調 に 推 移 し( 図 2 参 照 ) マンションのマイナスを 補 っている 特 に 分 譲 戸 建 住 宅 は 15 年 11 月 以 降 9 カ 月 連 続 で 前 年 同 月 を 上 回 っており 好 調 な 推 移 が 継 続 している QUICK 企 業 価 値 研 究 所 では 住 宅 ローンが 超 低 金 利 で 推 移 するなか 住 宅 購 入 に 対 する 需 要 は 根 強 いとみており 相 対 的 に 割 高 感 が 強 いマンションが 敬 遠 される 一 方 で その 代 替 需 要 として 分 譲 戸 建 が 人 気 を 集 めていると 考 えている 日 銀 のマイナス 金 利 政 策 が 継 続 し その 出 口 がなかなか 見 出 せないなか 当 面 は 住 宅 ローンも 低 金 利 が 継 続 するとみられ 分 譲 戸 建 住 宅 の 需 要 も 堅 調 に 推 移 すると 考 えている 図 1. 新 設 住 宅 着 工 戸 数 増 減 ( 四 半 期 別 ) (%) +100.0 +80.0 +60.0 +40.0 +20.0 +0.0-20.0-40.0-60.0-80.0 1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q 09 年 度 10 年 度 11 年 度 12 年 度 13 年 度 14 年 度 15 年 度 16 年 度 ( 出 所 : 国 土 交 通 省 資 料 より 当 研 究 所 作 成 ) 総 計 マンション 図 2. 新 設 住 宅 着 工 戸 数 増 減 ( 四 半 期 別 ) (%) 貸 家 +40.0 持 家 +30.0 分 譲 戸 建 +20.0 +10.0 +0.0-10.0-20.0-30.0-40.0-50.0 1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q 09 年 度 10 年 度 11 年 度 12 年 度 13 年 度 14 年 度 15 年 度 16 年 度 ( 出 所 : 国 土 交 通 省 資 料 より 当 研 究 所 作 成 ) アナリストレポート プラットフォーム 2
業 績 国 内 エリアの 拡 大 で 成 長 を 目 指 す このように 堅 調 な 需 要 が 継 続 するなか 同 社 は 販 売 エリアを 拡 大 すること で 成 長 を 目 指 している 同 社 が 主 力 とする 都 心 部 における 木 造 3 階 建 の 供 給 強 化 はもちろん 都 心 部 近 郊 においては 子 会 社 である 三 建 アーキテクトが 2 4(ツーバイフォー)の 2 階 建 住 宅 を 中 心 に 供 給 拡 大 を 図 っている さら に 関 西 圏 では 子 会 社 のシード 平 和 (1739)に 三 栄 建 築 設 計 の 戸 建 住 宅 ビジネ スのノウハウを 提 供 することで 戸 建 分 譲 事 業 を 拡 大 中 マンション 事 業 と 合 わせて 関 西 圏 でも 着 実 に 販 売 エリアの 拡 大 を 進 めている 将 来 的 には 三 栄 エリア 三 建 エリア 名 古 屋 関 西 エリアの 3 エリア 合 計 で 4000 棟 程 度 の 供 給 を 目 指 しており 15/8 期 の 1200 棟 程 度 からの 大 幅 な 拡 大 を 計 画 して いる 16/8 期 3Q 累 計 実 績 は 17%の 営 業 増 益 16/8 期 3Q 累 計 の 連 結 業 績 は 売 上 高 が 前 年 同 期 比 7% 増 の 414 億 円 営 業 利 益 が 同 17% 増 の 38 億 円 と 増 収 増 益 を 確 保 した 主 力 の 不 動 産 販 売 事 業 では 戸 建 分 譲 販 売 件 数 が 前 年 同 期 の 658 件 から 719 件 に 増 加 販 売 単 価 も 上 昇 さらに 販 売 用 不 動 産 として 保 有 していた 収 益 物 件 を 2 件 販 売 するなどして 同 事 業 の 売 上 高 は 同 9% 増 の 312 億 円 に 増 収 効 果 に 加 え 販 売 単 価 の 上 昇 および 原 価 管 理 を 進 めたことなどから 利 益 率 が 改 善 同 事 業 の 営 業 利 益 は 同 24% 増 の 35 億 円 を 確 保 した 不 動 産 請 負 事 業 では 法 人 からの 受 注 を 中 心 とした 戸 建 住 宅 請 負 の 販 売 件 数 が 前 年 同 期 の 271 件 から 296 件 に 増 加 し 同 事 業 の 売 上 高 は 同 3% 増 の 86 億 円 に 外 注 先 の 倒 産 および 外 注 先 の 施 工 不 備 などで 想 定 外 の 費 用 は 発 生 したが 原 価 意 識 の 向 上 などに 努 めた 結 果 同 事 業 全 体 の 利 益 率 が 上 昇 し 営 業 利 益 は 同 2.0 倍 の 8.1 億 円 だった 表 1. 事 業 別 3Q 累 計 実 績 15/8 期 16/8 期 ( 百 万 円 ) 3Q 累 計 実 績 3Q 累 計 実 績 前 年 同 期 比 売 上 高 38,630 41,428 +7.2% 不 動 産 販 売 事 業 28,710 31,189 +8.6% 不 動 産 請 負 事 業 8,317 8,573 +3.1% 賃 貸 収 入 事 業 1,602 1,665 +3.9% 営 業 利 益 3,259 3,807 +16.8% 不 動 産 販 売 事 業 2,806 3,474 +23.8% 不 動 産 請 負 事 業 403 812 +101.6% 賃 貸 収 入 事 業 679 752 +10.8% 調 整 額 -628-1,232 - ( 出 所 : 短 信 より 当 研 究 所 作 成 ) アナリストレポート プラットフォーム 3
業 績 16/8 期 通 期 の 営 業 利 益 は 2 割 増 を 見 込 む 16/8 期 通 期 の 連 結 業 績 に 関 して 当 研 究 所 では 売 上 高 790 億 円 ( 前 期 比 24% 増 ) 営 業 利 益 70 億 円 ( 同 20% 増 )の 前 回 予 想 (16 年 2 月 )を 据 え 置 く 主 力 の 不 動 産 販 売 事 業 で 単 体 の 戸 建 分 譲 住 宅 棟 数 の 拡 大 に 加 え 販 売 用 不 動 産 の 売 却 子 会 社 における 棟 数 増 加 を 見 込 んでいる また 不 動 産 請 負 事 業 においても 堅 調 な 棟 数 拡 大 を 予 想 している 不 動 産 販 売 事 業 では 単 体 の 戸 建 分 譲 棟 数 は 15/8 期 の 1021 棟 から 1180 棟 ( 同 16% 増 )への 増 加 を 見 込 んだ 予 想 を 変 えていない 都 区 部 の 新 築 マ ンションは 土 地 価 格 および 建 築 費 の 上 昇 などで 販 売 価 格 が 高 騰 しており 足 元 も 新 築 マンションの 代 替 需 要 として 戸 建 住 宅 の 需 要 が 高 まっている こう したなか 通 勤 通 学 などに 利 便 性 が 高 い 都 区 部 において 一 般 的 なマンシ ョン 以 上 に 居 住 空 間 が 大 きくとれ 駐 車 スペースも 確 保 できる 同 社 の 3 階 建 て 戸 建 住 宅 は 相 対 的 に 割 安 感 があり デザイン 性 も 高 いことなどから 当 研 究 所 では 一 次 取 得 者 の 潜 在 需 要 は 高 いとみている さらに 子 会 社 である 三 建 アーキテクトの 郊 外 向 け 物 件 に 関 しても 価 格 以 外 のデザイン 性 居 住 性 を 訴 求 することで シェア 拡 大 は 可 能 との 見 方 から 2 4 工 法 の 2 階 建 て 戸 建 住 宅 の 販 売 棟 数 の 増 加 を 見 込 んでいる さらに 不 動 産 請 負 事 業 におい ては 同 業 他 社 からの 請 負 需 要 が 根 強 いほか 知 名 度 向 上 に 伴 う 受 注 増 も 見 込 んでおり 連 結 全 体 でも 増 収 増 益 を 予 想 する 続 く 17/8 期 に 関 しても 当 研 究 所 では 売 上 高 850 億 円 ( 前 期 比 8% 増 ) 営 業 利 益 75 億 円 ( 同 7% 増 )と 増 収 増 益 基 調 の 継 続 を 見 込 んだ 前 回 予 想 を 据 え 置 く 不 動 産 販 売 事 業 では 戸 建 住 宅 の 販 売 棟 数 の 増 加 を 見 込 むが 16/8 期 に 比 べると 増 加 率 は 縮 小 するとみている 17 年 4 月 からの 消 費 税 再 増 税 も 延 期 され 17/8 期 においては 増 税 後 の 落 ち 込 みといった 懸 念 は 払 拭 されたが 一 方 で 当 研 究 所 ではマンション 価 格 の 上 昇 とともに 戸 建 住 宅 に 関 しても 土 地 価 格 の 上 昇 などを 背 景 に 販 売 単 価 が 上 昇 する 懸 念 が 徐 々に 高 まっている とみている このため 同 社 主 力 の 建 売 戸 建 住 宅 の 需 要 に 対 する 先 行 き 不 透 明 感 は 残 る こうしたなかでも 前 述 のような 理 由 により 同 社 物 件 に 対 する 需 要 は 底 堅 いとの 見 方 から 16/8 期 から 販 売 棟 数 は 増 加 するとみているが 増 加 の 減 速 感 は 否 めないと 考 えており 16/8 期 に 比 べると 増 益 率 は 小 幅 に とどまるとみている なお 同 社 は 16 年 10 月 に 本 社 を 現 在 の 東 京 都 杉 並 区 から 新 宿 区 に 拡 張 移 転 する 予 定 だが 現 時 点 では 当 該 費 用 に 関 しては 利 益 予 想 に 織 り 込 んでいな い また 会 社 側 は 16 年 9 月 23 日 にプレサンスコーポレーション(3254)と 共 同 で ASEAN 近 隣 諸 国 における 不 動 産 の 開 発 プロジェクト 等 への 出 資 を 目 的 とした 新 会 社 を 設 立 することを 決 議 したと 公 表 新 会 社 の 設 立 は 16 年 9 アナリストレポート プラットフォーム 4
業 績 月 下 旬 から 10 月 上 旬 を 予 定 新 会 社 においては 中 長 期 的 にトータル 1000 億 円 程 度 の 不 動 産 開 発 プロジェクト 案 件 を 随 時 検 討 していくとしている た だ 会 社 側 は 当 該 新 会 社 設 立 が 17/8 期 業 績 に 与 える 影 響 はないとしており 当 研 究 所 でも 業 績 予 想 には 織 り 込 んでいない 表 2. 連 結 業 績 予 想 15/8 期 16/8 期 17/8 期 ( 百 万 円 ) 実 績 予 想 前 期 比 予 想 前 期 比 売 上 高 63,709 79,000 +24.0% 85,000 +7.6% 売 上 原 価 53,462 66,720 +24.8% 71,870 +7.7% 売 上 総 利 益 10,246 12,280 +19.9% 13,130 +6.9% 販 管 費 4,395 5,280 +20.1% 5,630 +6.6% 営 業 利 益 5,851 7,000 +19.6% 7,500 +7.1% 経 常 利 益 5,677 6,900 +21.5% 7,400 +7.2% 純 利 益 3,460 4,000 +15.6% 4,700 +17.5% ( 出 所 : 短 信 より 当 研 究 所 作 成 予 想 は 当 研 究 所 ) アナリストレポート プラットフォーム 5
( 出 所 ) QUICK 上 記 チャート 図 の 一 部 又 は 全 部 を 方 法 の 如 何 を 問 わず また 有 償 無 償 に 関 わらず 第 三 者 に 配 布 してはいけません 上 記 チャート 図 に 過 誤 等 がある 場 合 でも QUICK 社 及 び 東 京 証 券 取 引 所 は 一 切 責 任 を 負 いません 上 記 チャート 図 の 複 製 改 変 第 三 者 への 再 配 布 を 一 切 行 ってはいけません 株 価 推 移 業 績 推 移 貸 借 対 照 表 主 要 項 目 キャッシュフ ロ ー 計 算 書 主 要 項 目 2013/8 2014/8 2015/8 2016/8 予 (アナリスト) 株 価 ( 年 間 高 値 ) 円 1,660 969 1,588 - 株 価 ( 年 間 安 値 ) 円 695 761 838 - 月 間 平 均 出 来 高 千 株 97,627.508 36,912.774 28,635.039 - 売 上 高 百 万 円 51,151 52,927 63,709 79,000 営 業 利 益 百 万 円 6,027 4,603 5,851 7,000 経 常 利 益 百 万 円 5,651 4,452 5,677 6,900 当 期 純 利 益 百 万 円 3,340 2,549 3,460 4,000 E P S 円 157.45 120.17 163.09 188.53 R O E % 19.8 13.1 15.6 15.0 流 動 資 産 合 計 百 万 円 29,356 25,244 32,934 - 固 定 資 産 合 計 百 万 円 14,398 13,810 13,982 - 資 産 合 計 百 万 円 43,755 39,055 46,916 - 流 動 負 債 合 計 百 万 円 18,957 13,448 16,051 - 固 定 負 債 合 計 百 万 円 6,218 4,625 6,686 - 負 債 合 計 百 万 円 25,176 18,074 22,737 - 株 主 資 本 合 計 百 万 円 18,257 20,645 23,807 - 純 資 産 合 計 百 万 円 18,578 20,981 24,178 - 営 業 活 動 による CF 百 万 円 4,106 3,001 3,648 - 投 資 活 動 による CF 百 万 円 -216 434-1,088 - 財 務 活 動 による CF 百 万 円 -1,289-5,088 2,609 - 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 百 万 円 10,999 9,350 14,550 - アナリストレポート プラットフォーム 6
リ ス ク 分 析 事 業 に 関 す る リ ス ク 住 宅 市 場 の 動 向 同 社 グループの 行 っている 不 動 産 販 売 事 業 および 不 動 産 請 負 事 業 の 業 績 は 一 般 的 に 景 気 見 通 し 金 利 動 向 物 価 や 地 価 の 動 向 等 の 景 気 動 向 経 済 情 勢 に 影 響 を 受 ける また 消 費 者 所 得 住 宅 税 制 の 改 正 等 による 消 費 者 需 要 の 動 向 にも 大 きな 影 響 を 受 ける したがって これらの 状 況 の 変 化 により 住 宅 需 要 が 減 少 することとなった 場 合 には 同 社 グループの 業 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある 営 業 地 域 不 動 産 販 売 事 業 および 不 動 産 請 負 事 業 は 営 業 地 域 が 主 に 首 都 圏 および 大 阪 市 内 に 集 中 しているため 当 該 地 域 における 地 価 動 向 景 気 動 向 等 が 同 社 グループの 業 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある また 万 が 一 局 地 的 な 大 地 震 等 の 天 災 が 発 生 して 事 業 展 開 地 域 の 住 宅 需 要 が 減 少 した 場 合 には 同 社 グル ープの 業 績 および 財 政 状 態 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある 用 地 仕 入 同 社 グループは 不 動 産 販 売 事 業 において 分 譲 用 土 地 の 仕 入 を 行 う 際 に そ の 土 地 の 立 地 条 件 周 辺 環 境 面 積 地 盤 仕 入 価 格 等 について 調 査 を 行 う とともに 周 辺 の 販 売 状 況 を 調 査 検 討 し その 調 査 結 果 に 基 づいて 土 地 仕 入 を 行 っている しかし 周 到 な 調 査 にもかかわらず 周 辺 の 仕 入 相 場 よりも 高 価 格 で 土 地 を 購 入 した 場 合 には 同 社 グループの 採 算 が 悪 化 する 可 能 性 があ る また 他 社 との 間 で 土 地 仕 入 の 競 合 が 生 じた 場 合 には 土 地 仕 入 が 当 初 計 画 通 り 進 まない 可 能 性 がある さらに 土 地 売 却 情 報 を 収 集 するに 当 たり 他 社 に 遅 れをとる 状 況 あるいは 土 地 売 却 情 報 の 収 集 漏 れをしてしまう 状 況 等 が 生 じた 場 合 にも 土 地 仕 入 が 当 初 計 画 通 り 進 まない 可 能 性 がある したが って 上 記 の 要 因 が 生 じた 場 合 には 当 初 販 売 計 画 にも 支 障 が 生 じ 同 社 グル ープの 業 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある 住 宅 建 材 の 調 達 同 社 グループの 建 設 用 資 材 および 住 宅 設 備 機 器 等 の 取 引 先 において 自 然 災 害 や 事 故 災 害 が 発 生 し 建 築 現 場 への 部 資 材 等 の 供 給 が 遅 延 した 場 合 建 築 工 事 の 遅 延 により 同 社 グループの 業 績 に 影 響 を 与 える 可 能 性 がある また 国 内 外 の 政 治 的 経 済 的 要 因 や 地 震 等 の 自 然 災 害 テロ ストライキ 為 替 変 動 等 の 要 因 により 原 材 料 調 達 が 困 難 になった 場 合 や 資 材 価 格 が 上 昇 し た 場 合 同 社 グループの 業 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある アナリストレポート プラットフォーム 7
デ ィ ス ク レ ー マ ー 1. 本 レポートは 株 式 会 社 東 京 証 券 取 引 所 ( 以 下 東 証 といいます )が 実 施 する アナリストレポー ト プラットフォーム を 利 用 して 作 成 されたものであり 東 証 が 作 成 したものではありません 2. 本 レポートは 本 レポートの 対 象 となる 企 業 が その 作 成 費 用 を 支 払 うことを 約 束 することにより 作 成 されたものであり その 作 成 費 用 は 当 該 企 業 が 東 証 に 支 払 った 金 額 すべてが 東 証 から 株 式 会 社 QUICK ( 以 下 レポート 作 成 会 社 といいます )に 支 払 われています 3. 本 レポートは 東 証 によるレビューや 承 認 を 受 けておりません(ただし 東 証 が 文 面 上 から 明 らかに 誤 りがある 場 合 や 適 当 でない 場 合 にレポート 作 成 会 社 に 対 して 指 摘 を 行 うことを 妨 げるものではありま せん) 4.レポート 作 成 会 社 及 び 担 当 アナリストには この 資 料 に 記 載 された 企 業 との 間 に 本 レポートに 表 示 さ れる 重 大 な 利 益 相 反 以 外 の 重 大 な 利 益 相 反 の 関 係 はありません 5. 本 レポートは 投 資 判 断 の 参 考 となる 情 報 の 提 供 を 唯 一 の 目 的 として 作 成 されたもので 有 価 証 券 の 取 引 及 びその 他 の 取 引 の 勧 誘 又 は 誘 引 を 目 的 とするものではありません 有 価 証 券 の 取 引 には 相 場 変 動 その 他 の 要 因 により 損 失 が 生 じるおそれがあります また 本 レポートの 対 象 となる 企 業 は 投 資 の 知 識 経 験 財 産 の 状 況 及 び 投 資 目 的 が 異 なるすべての 投 資 者 の 方 々に 投 資 対 象 として 一 律 に 適 合 するとは 限 りません 銘 柄 の 選 択 投 資 判 断 の 最 終 決 定 は 投 資 者 ご 自 身 の 判 断 でなされるようにお 願 いいたします 6. 本 レポート 作 成 にあたり レポート 作 成 会 社 は 本 レポートの 対 象 となる 企 業 との 面 会 等 を 通 じて 当 該 企 業 より 情 報 提 供 を 受 けておりますが 本 レポートに 含 まれる 仮 説 や 結 論 は 当 該 企 業 によるものでは なく レポート 作 成 会 社 の 分 析 及 び 評 価 によるものです また 本 レポートの 内 容 はすべて 作 成 時 点 の ものであり 今 後 予 告 なく 変 更 されることがあります 7. 本 レポートは レポート 作 成 会 社 が 信 頼 できると 判 断 した 情 報 に 基 づき 記 載 されていますが 東 証 及 びレポート 作 成 会 社 は 本 レポートの 記 載 内 容 が 真 実 かつ 正 確 であり そのうちに 重 要 な 事 項 の 記 載 が 欠 けていないことやこの 資 料 に 記 載 された 企 業 の 発 行 する 有 価 証 券 の 価 値 を 保 証 又 は 承 認 するものでは ありません 本 レポート 及 び 本 レポートに 含 まれる 情 報 は いかなる 目 的 で 使 用 される 場 合 におきまし ても 投 資 者 の 判 断 と 責 任 において 使 用 されるべきものであり 本 レポート 及 び 本 レポートに 含 まれる 情 報 の 使 用 による 結 果 について 東 証 及 びレポート 作 成 会 社 は 何 ら 責 任 を 負 うものではありません 8. 本 レポートの 著 作 権 は レポート 作 成 会 社 に 帰 属 しますが レポート 作 成 会 社 は 本 レポートの 著 作 権 を 東 証 に 独 占 的 に 利 用 許 諾 しております そのため 本 レポートの 情 報 について 東 証 の 承 諾 を 得 ずに 複 製 販 売 使 用 公 表 及 び 配 布 を 行 うことは 法 律 で 禁 じられています < 指 標 の 説 明 について> 本 レポートに 記 載 の 指 標 に 関 する 説 明 は 東 京 証 券 取 引 所 ウェブサイトに 掲 載 されております 参 照 URL http://www.jpx.co.jp/listing/ir-clips/analyst-report/02.html アナリストレポート プラットフォーム 8