2015 年 7 月 改 訂 ( 第 3 版 ) 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 873327 874490 医 薬 品 インタビューフォーム 日 本 病 院 薬 剤 師 会 のIF 記 載 要 領 2008に 準 拠 して 作 成 抗 プラスミン 剤 日 本 薬 局 方 トラネキサム 酸 注 射 液 ラノビス 注 250 mg ラノビス 注 1000mg RANOBIS Injection 剤 形 注 射 剤 ( 水 性 注 射 液 ) 製 剤 の 規 制 区 分 規 格 含 量 一 般 名 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) ラノビス 注 250mg:1 管 (2.5mL) 中 トラネキサム 酸 250mgを 含 有 ラノビス 注 1000mg:1 管 (10mL) 中 トラネキサム 酸 1000mgを 含 有 和 名 :トラネキサム 酸 洋 名 :Tranexamic Acid ラノビス 注 250mg ラノビス 注 1000mg 製 造 販 売 承 認 年 月 日 製 造 販 売 承 認 年 月 日 2007 年 9 月 27 日 2007 年 9 月 10 日 薬 価 基 準 収 載 発 売 年 月 日 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 2007 年 12 月 21 日 2007 年 12 月 21 日 発 売 年 月 日 2007 年 12 月 21 日 2007 年 12 月 21 日 開 発 製 造 販 売 ( 輸 入 ) 提 携 販 売 会 社 名 製 造 販 売 元 :コーアイセイ 株 式 会 社 医 薬 情 報 担 当 者 の 連 絡 先 問 い 合 わ せ 窓 口 コーアイセイ 株 式 会 社 学 術 部 TEL:023-622-7755 FAX:023-624-4717 医 療 関 係 者 向 けホームページ http://www.isei-pharm.co.jp/ 本 IFは2015 年 7 月 改 訂 の 添 付 文 書 の 記 載 に 基 づき 改 訂 した 最 新 の 添 付 文 書 情 報 は 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ http://www.pmda.go.jp/にてご 確 認 ください
IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 - 日 本 病 院 薬 剤 師 会 - 1. 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 経 緯 医 療 用 医 薬 品 の 基 本 的 な 要 約 として 医 療 用 医 薬 品 添 付 文 書 ( 以 下 添 付 文 書 と 略 す) がある 医 療 現 場 で 医 師 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 が 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 適 正 使 用 情 報 を 活 用 する 際 には 添 付 文 書 に 記 載 された 情 報 を 裏 付 け 更 に 詳 細 な 情 報 が 必 要 な 場 合 がある 医 療 現 場 では 当 該 医 薬 品 について 製 薬 企 業 の 医 薬 情 報 担 当 者 等 に 情 報 の 追 加 請 求 や 質 疑 をして 情 報 を 補 完 して 対 処 してきている この 際 に 必 要 な 情 報 を 網 羅 的 に 入 手 するための 情 報 リストとしてインタビューフォームが 誕 生 した 昭 和 63 年 に 日 本 病 院 薬 剤 師 会 ( 以 下 日 病 薬 と 略 す) 学 術 第 2 小 委 員 会 が 医 薬 品 インタビューフォーム ( 以 下 IFと 略 す)の 位 置 付 け 並 びにIF 記 載 様 式 を 策 定 した その 後 医 療 従 事 者 向 け 並 びに 患 者 向 け 医 薬 品 情 報 ニーズの 変 化 を 受 けて 平 成 10 年 9 月 に 日 病 薬 学 術 第 3 小 委 員 会 においてIF 記 載 要 領 の 改 訂 が 行 われた 更 に10 年 が 経 過 した 現 在 医 薬 品 情 報 の 創 り 手 である 製 薬 企 業 使 い 手 である 医 療 現 場 の 薬 剤 師 双 方 にとって 薬 事 医 療 環 境 は 大 きく 変 化 したことを 受 けて 平 成 20 年 9 月 に 日 病 薬 医 薬 情 報 委 員 会 において 新 たなIF 記 載 要 領 が 策 定 された 2.IFとは IFは 添 付 文 書 等 の 情 報 を 補 完 し 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 にとって 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 品 質 管 理 のための 情 報 処 方 設 計 のための 情 報 調 剤 のための 情 報 医 薬 品 の 適 正 使 用 のための 情 報 薬 学 的 な 患 者 ケアのための 情 報 等 が 集 約 された 総 合 的 な 個 別 の 医 薬 品 解 説 書 として 日 病 薬 が 記 載 要 領 を 策 定 し 薬 剤 師 等 のために 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 に 作 成 及 び 提 供 を 依 頼 している 学 術 資 料 と 位 置 付 けられる ただし 薬 事 法 製 薬 企 業 機 密 等 に 関 わるもの 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 に するもの 及 び 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 等 はIFの 記 載 事 項 とはな らない 言 い 換 えると 製 薬 企 業 から 提 供 されたIFは 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 臨 床 適 応 するとともに 必 要 な 補 完 をするものという 認 識 を 持 つことを 前 提 と している [IFの 様 式 ] 1 規 格 はA4 版 横 書 きとし 原 則 として9ポイント 以 上 の 字 体 ( 図 表 は 除 く) 記 載 し 一 色 刷 りとする ただし 添 付 文 書 で 赤 枠 赤 字 を 用 いた 場 合 には 電 子 媒 体 ではこれに 従 うものとする 2 IF 記 載 要 領 に 基 づき 作 成 し 各 項 目 名 はゴシック 体 で 記 載 する 3 表 紙 の 記 載 は 統 一 し 表 紙 に 続 けて 日 病 薬 作 成 の IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 の 全 文 を 記 載 するものとし 2 頁 にまとめる [IFの 作 成 ] 1 IFは 原 則 として 製 剤 の 投 与 経 路 別 ( 内 用 剤 注 射 剤 外 用 剤 )に 作 成 される 2 IFに 記 載 する 項 目 及 び 配 列 は 日 病 薬 が 策 定 したIF 記 載 要 領 に 準 拠 する 3 添 付 文 書 の 内 容 を 補 完 するとのIFの 主 旨 に 沿 って 必 要 な 情 報 が 記 載 される 4 製 薬 企 業 の 機 密 等 に 関 するもの 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 にするもの 及 び 薬 剤 師 をはじめ 医 療 従 事 者 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 については 記 載 さ れない 5 IF 記 載 要 領 2008 により 作 成 されたIFは 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 とし 必 要 に 応 じて 薬 剤 師 が 電 子 媒 体 (PDF)から 印 刷 して 使 用 する 企 業 での 製 本 は 必 須 ではない
[IFの 発 行 ] 1 医 薬 品 インタビューフォーム 記 載 要 領 2008( 以 下 IF 記 載 要 領 2008 と 略 す)は 平 成 21 年 4 月 以 降 に 承 認 された 新 医 薬 品 から 適 用 となる 2 上 記 以 外 の 医 薬 品 については IF 記 載 要 領 2008 による 作 成 提 供 は 強 制 されるものではない 3 使 用 上 の 注 意 の 改 訂 再 審 査 結 果 又 は 再 評 価 結 果 ( 臨 床 再 評 価 )が 公 表 された 時 点 並 びに 適 応 症 の 拡 大 等 がなされ 記 載 すべき 内 容 が 大 きく 変 わった 場 合 に はIFが 改 訂 される 3.IFの 利 用 にあたって 医 薬 品 インタビューフォーム 記 載 要 領 2008 においては 従 来 の 主 にMRによる 紙 媒 体 での 提 供 に 替 え PDFファイルによる 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 としてい る 情 報 を 利 用 する 薬 剤 師 は 電 子 媒 体 から 印 刷 して 利 用 することが 原 則 で 医 療 機 関 でのIT 環 境 によっては 必 要 に 応 じてMRに 印 刷 物 での 提 供 を 依 頼 しても よいこととした 電 子 媒 体 のIFについては 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 の 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページに 掲 載 場 所 が 設 定 されている 製 薬 企 業 は 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 手 引 き に 従 って 作 成 提 供 するが IFの 原 点 を 踏 まえ 医 療 現 場 に 不 足 している 情 報 やIF 作 成 時 に 記 載 し 難 い 情 報 等 については 製 薬 企 業 のMR 等 へのインタビューにより 薬 剤 師 等 自 ら が 内 容 を 充 実 させ IFの 利 用 性 を 高 める 必 要 がある また 随 時 改 訂 される 使 用 上 の 注 意 等 に 関 する 事 項 に 関 しては IFが 改 訂 され るまでの 間 は 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 提 供 する 添 付 文 書 やお 知 らせ 文 書 等 あ るいは 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 配 信 サービス 等 により 薬 剤 師 等 自 らが 整 備 するととも に IFの 使 用 にあたっては 最 新 の 添 付 文 書 を 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホーム ページで 確 認 する なお 適 正 使 用 や 安 全 性 の 確 保 の 点 から 記 載 されている 臨 床 成 績 や 主 な 外 国 での 発 売 状 況 に 関 する 項 目 等 は 承 認 事 項 に 関 わることがあり その 取 扱 い には 十 分 留 意 すべきである 4. 利 用 に 際 しての 留 意 点 IFを 薬 剤 師 等 の 日 常 業 務 において 欠 かすことができない 医 薬 品 情 報 源 として 活 用 して 頂 きたい しかし 薬 事 法 や 医 療 用 医 薬 品 プロモーションコード 等 による 規 制 により 製 薬 企 業 が 医 薬 品 情 報 として 提 供 できる 範 囲 には 自 ずと 限 界 がある IFは 日 病 薬 の 記 載 要 領 を 受 けて 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 作 成 提 供 するもので あることから 記 載 表 現 には 制 約 を 受 けざるを 得 ないことを 認 識 しておかなけれ ばならない また 製 薬 企 業 は IFがあくまでも 添 付 文 書 を 補 完 する 情 報 資 材 であり 今 後 のイ ンタビューフォームでの 公 開 等 を 踏 まえて 薬 事 法 上 の 広 告 規 制 に 抵 触 しないよう 留 意 し 作 成 されていることを 理 解 して 情 報 活 用 する 必 要 がある (2008 年 9 月 )
目 Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 1 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 1 Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 2 2. 一 般 名 2 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 2 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 2 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) 2 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 2 7.CAS 登 録 番 号 2 Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 の 性 質 3 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 3 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 3 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 3 Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 4 2. 製 剤 の 組 成 4 3. 注 射 剤 の 調 製 法 4 4. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 4 5. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 4 6. 溶 解 後 の 安 定 性 5 7. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) 5 8. 生 物 学 的 試 験 法 5 9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 5 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 5 11. 力 価 5 12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 6 13. 治 療 上 注 意 が 必 要 な 容 器 に 関 する 情 報 6 14.その 他 6 Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 7 2. 用 法 及 び 用 量 7 3. 臨 床 成 績 7 Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 ある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 9 2. 薬 理 作 用 9 Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 10 2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ 10 3. 吸 収 10 4. 分 布 11 5. 代 謝 11 6. 排 泄 11 7. 透 析 等 による 除 去 率 11 次
Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 12 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む) 12 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 12 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 12 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 12 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 12 7. 相 互 作 用 12 8. 副 作 用 13 9. 高 齢 者 への 投 与 13 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 13 11. 小 児 等 への 投 与 14 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 14 13. 過 量 投 与 14 14. 適 用 上 の 注 意 14 15.その 他 の 注 意 14 16.その 他 14 Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 15 2. 毒 性 試 験 15 Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 16 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 16 3. 貯 法 保 存 条 件 16 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 16 5. 承 認 条 件 等 16 6. 包 装 16 7. 容 器 の 材 質 16 8. 同 一 成 分 同 効 薬 16 9. 国 際 誕 生 年 月 日 16 10. 製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び 承 認 番 号 17 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 17 12. 効 能 又 は 効 果 追 加, 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 17 13. 再 審 査 結 果, 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 17 14. 再 審 査 期 間 17 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 17 16. 各 種 コード 17 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 17 ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 18 2.その 他 の 参 考 文 献 18 ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 18 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 18 ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 18
Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 本 剤 は 抗 プラスミン 作 用 を 示 すトラネキサム 酸 を 含 有 する 製 剤 であり 1980 年 10 月 17 日 に ラノビス 注 の 製 造 販 売 承 認 を 取 得 し 1981 年 8 月 31 日 に ラノビス 注 (1000mg) 規 格 が 1984 年 6 月 2 日 には ラノビス 注 (250mg) 規 格 が 薬 価 基 準 追 補 収 載 された その 後 医 療 事 故 防 止 に 伴 う 販 売 名 変 更 品 として 2007 年 9 月 10 日 に ラノビス 注 1000mg 同 年 9 月 27 日 に ラノビス 注 250mg の 製 造 販 売 承 認 を 取 得 し 同 年 12 月 21 日 に 薬 価 基 準 追 補 収 載 され 同 年 12 月 より 発 売 した 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 (1)ラノビス 注 250mg は 1 管 (2.5mL) 中 トラネキサム 酸 250mg ラノビス 注 1000mg は 1 管 (10mL) 中 トラネキサム 酸 1000mg 含 有 する 無 色 澄 明 の 水 性 注 射 液 である (2) 本 剤 はプラスミンの 働 きを 阻 止 して 止 血 作 用 を 示 し 全 身 性 及 び 局 所 線 溶 亢 進 が 関 与 すると 考 えられる 出 血 に 効 果 を 示 します (3) 本 剤 はキニンやその 他 の 活 性 ペプチド 等 のプラスミンによる 産 生 を 抑 制 し 抗 アレルギー 抗 炎 症 作 用 を 示 す 1
Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 (1) 和 名 ラノビス 注 250mg ラノビス 注 1000mg (2) 洋 名 RANOBIS Injection 250mg RANOBIS Injection 1000mg (3) 名 称 の 由 来 特 になし 2. 一 般 名 (1) 和 名 ( 命 名 法 ) トラネキサム 酸 (JAN) (2) 洋 名 ( 命 名 法 ) Tranexamic Acid(JAN INN) (3)ステム 不 明 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 分 子 式 :C8H15NO2 分 子 量 :157.21 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) trans-4-(aminomethyl)cyclohexanecarboxylic acid 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 特 になし 7.CAS 登 録 番 号 1197-18-8 2
Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 的 性 質 (1) 外 観 性 状 本 品 は 白 色 の 結 晶 又 は 結 晶 性 の 粉 末 である (2) 溶 解 性 水 に 溶 けやすく エタノール(99.5)にほとんど 溶 けない (3) 吸 湿 性 (4) 融 点 ( 分 解 点 ) 沸 点 凝 固 点 (5) 酸 塩 基 解 離 定 数 (6) 分 配 係 数 (7)その 他 の 主 な 示 性 値 本 品 1.0g を 水 20mL に 溶 かした 液 の ph は 7.0~8.0 である 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 赤 外 吸 収 スペクトル 測 定 法 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 液 体 クロマトグラフィー 3
Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 (1) 剤 形 の 区 別 規 格 及 び 性 状 1) 剤 形 の 区 別 注 射 剤 ( 水 性 注 射 液 ) 2) 規 格 及 び 性 状 ラノビス 注 250mg:1 管 (2.5mL) 中 にトラネキサム 酸 250mg 含 有 ( 無 色 澄 明 の 水 性 注 射 液 ) ラノビス 注 1000mg:1 管 ( 10mL) 中 にトラネキサム 酸 1000mg 含 有 ( 無 色 澄 明 の 水 性 注 射 液 ) (2) 溶 液 及 び 溶 解 時 の ph 浸 透 圧 比 粘 度 比 重 安 定 なpH 域 等 (ラノビス 注 250mg ラノビス 注 1000mg) 注 射 液 のpHは 7.0~8.0 である 浸 透 圧 比 ( 生 理 食 塩 液 に 対 する 比 ) 約 2 (3) 注 射 剤 の 容 器 中 の 特 殊 な 気 体 の 有 無 及 び 種 類 窒 素 2. 製 剤 の 組 成 (1) 有 効 成 分 ( 活 性 成 分 )の 含 量 ラノビス 注 250mg:1 管 (2.5mL) 中 にトラネキサム 酸 250mg 含 有 ラノビス 注 1000mg:1 管 ( 10mL) 中 にトラネキサム 酸 1000mg 含 有 (2) 添 加 物 なし (3) 電 解 質 の 濃 度 (4) 添 付 溶 解 液 の 組 成 及 び 容 量 (5)その 他 3. 注 射 剤 の 調 製 法 4. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 5. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 最 終 包 装 製 品 を 用 いた 長 期 保 存 試 験 [ 室 温 保 存 3 年 ] の 結 果 外 観 及 び 含 量 等 は 規 格 の 範 囲 内 であり ラノビス 注 250mg 1000mg は 室 温 保 存 において 3 年 間 安 定 であることが 確 認 されている 1) 4
6. 溶 解 後 の 安 定 性 7. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) ラノビス 注 250mg のpH 変 動 スケール ph:7.51[ 規 格 7.0~8.0] 添 加 量 ph 変 動 スケール 0.1mol/L HCl 10.0mL 4.16 3.35( 変 化 なし) 0.1mol/L NaOH 10.0mL 10.91 3.40( 変 化 なし) ph 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 10.0mL 10.0mL 4.16 7.51 10.91 ラノビス 注 1000mg のpH 変 動 スケール ph:7.53[ 規 格 7.0~8.0] 添 加 量 ph 変 動 スケール 0.1mol/L HCl 10.0mL 5.07 2.46( 変 化 なし) 0.1mol/L NaOH 10.0mL 10.16 2.63( 変 化 なし) ph 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 10.0mL 10.0mL 5.07 7.53 10.16 8. 生 物 学 的 試 験 法 9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) ニンヒドリン 試 液 によるアミノ 酸 の 呈 色 反 応 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 液 体 クロマトグラフィー 11. 力 価 本 剤 は 力 価 表 示 に 5
12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 13. 治 療 上 注 意 が 必 要 な 容 器 に 関 する 情 報 14.その 他 特 になし 6
Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 全 身 性 線 溶 亢 進 が 関 与 すると 考 えられる 出 血 傾 向 ( 白 血 病 再 生 不 良 性 貧 血 紫 斑 病 など 及 び 手 術 中 術 後 の 異 常 出 血 ) 局 所 線 溶 亢 進 が 関 与 すると 考 えられる 異 常 出 血 ( 肺 出 血 鼻 出 血 性 器 出 血 腎 出 血 前 立 腺 手 術 中 術 後 の 異 常 出 血 ) 下 記 疾 患 における 紅 斑 腫 脹 瘙 痒 などの 症 状 湿 疹 およびその 類 症 じん 麻 疹 薬 疹 中 毒 疹 下 記 疾 患 における 咽 頭 痛 発 赤 充 血 腫 脹 などの 症 状 扁 桃 炎 咽 喉 頭 炎 口 内 炎 における 口 内 痛 および 口 内 粘 膜 アフター 2. 用 法 及 び 用 量 トラネキサム 酸 として 通 常 成 人 1 日 250~500mg を 1 ~ 2 回 に 分 けて 静 脈 内 又 は 筋 肉 内 注 射 する 術 中 術 後 などには 必 要 に 応 じ1 回 500~1000mg を 静 脈 内 注 射 するか 又 は 500~2500mg を 点 滴 静 注 する なお 年 齢 症 状 により 適 宜 増 減 する 3. 臨 床 成 績 (1) 臨 床 データパッケージ(2009 年 4 月 以 降 承 認 品 目 ) (2) 臨 床 効 果 (3) 臨 床 薬 理 試 験 : 忍 容 性 試 験 (4) 探 索 的 試 験 : 用 量 反 応 探 索 試 験 (5) 検 証 的 試 験 1) 無 作 為 化 並 行 用 量 反 応 試 験 2) 比 較 試 験 3) 安 全 性 試 験 4) 患 者 病 態 別 試 験 7
(6) 治 療 的 使 用 1) 使 用 成 績 調 査 特 定 使 用 成 績 調 査 ( 特 別 調 査 ) 製 造 販 売 後 臨 床 試 験 ( 市 販 後 臨 床 試 験 ) 2) 承 認 条 件 として 実 施 予 定 の 内 容 又 は 実 施 した 試 験 の 概 要 8
Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 ある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 2. 薬 理 作 用 (1) 作 用 部 位 作 用 機 序 凝 固 した 血 液 (フィブリン 塊 )は 繊 維 素 溶 解 ( 線 溶 ) 系 により 徐 々に 溶 解 さ れるが フィブリンを 分 解 するのはプラスミンである トラネキサム 酸 はプ ラスミンの 前 駆 物 質 であるプラスミノーゲンからプラスミンへの 変 換 を 阻 害 すると 共 に プラスミンのフィブリンへの 結 合 を 阻 害 してフィブリンの 溶 解 を 防 ぐ 臨 床 的 には 線 溶 系 亢 進 による 異 常 出 血 に 用 いられる 2) (2) 薬 効 を 裏 付 ける 試 験 成 績 (3) 作 用 発 現 時 間 持 続 時 間 9
Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 (1) 治 療 上 有 効 な 血 中 濃 度 (2) 最 高 血 中 濃 度 到 達 時 間 (3) 臨 床 試 験 で 確 認 された 血 中 濃 度 (4) 中 毒 域 (5) 食 事 併 用 薬 の 影 響 Ⅷ.7. 相 互 作 用 の 項 参 照 (6) 母 集 団 (ポピュレーション) 解 析 により 判 明 した 薬 物 体 内 動 態 変 動 要 因 2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ (1)コンパートメントモデル (2) 吸 収 速 度 定 数 (3)バイオアベイラビリティ (4) 消 失 速 度 定 数 (5)クリアランス (6) 分 布 容 積 (7) 血 漿 蛋 白 結 合 率 3. 吸 収 10
4. 分 布 (1) 血 液 - 脳 関 門 通 過 性 (2) 血 液 - 胎 盤 関 門 通 過 性 (3) 乳 汁 への 移 行 性 (4) 髄 液 への 移 行 性 (5)その 他 の 組 織 への 移 行 性 5. 代 謝 (1) 代 謝 部 位 及 び 代 謝 経 路 (2) 代 謝 に 関 与 する 酵 素 (CYP450 等 )の 分 子 種 (3) 初 回 通 過 効 果 の 有 無 及 びその 割 合 (4) 代 謝 物 の 活 性 の 有 無 及 び 比 率 (5) 活 性 代 謝 物 の 速 度 論 的 パラメータ 6. 排 泄 (1) 排 泄 部 位 及 び 経 路 (2) 排 泄 率 (3) 排 泄 速 度 7. 透 析 等 による 除 去 率 腹 膜 透 析 : 血 液 透 析 : 直 接 血 液 灌 流 : 11
Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む) 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 1.トロンビンを 投 与 中 の 患 者 ( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) 2. 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 (1) 血 栓 のある 患 者 ( 脳 血 栓 心 筋 梗 塞 血 栓 性 静 脈 炎 等 )および 血 栓 症 があら われるおそれのある 患 者 [ 血 栓 を 安 定 化 するおそれがある ] (2) 消 費 性 凝 固 障 害 のある 患 者 (ヘパリン 等 と 併 用 すること)[ 血 栓 を 安 定 化 する おそれがある ] (3) 術 後 の 臥 床 状 態 にある 患 者 および 圧 迫 止 血 の 処 置 を 受 けている 患 者 [ 静 脈 血 栓 を 生 じやすい 状 態 であり 本 剤 投 与 により 血 栓 を 安 定 化 するおそれがある 離 床 圧 迫 解 除 に 伴 い 肺 塞 栓 症 を 発 症 した 例 が 報 告 されている ] (4) 腎 不 全 のある 患 者 [ 血 中 濃 度 が 上 昇 することがある ] 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 7. 相 互 作 用 (1) 併 用 禁 忌 とその 理 由 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 トロンビン 血 栓 形 成 傾 向 があらわ れるおそれがある 血 栓 形 成 を 促 進 する 作 用 が あり 併 用 により 血 栓 形 成 傾 向 が 増 大 する (2) 併 用 注 意 とその 理 由 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 ヘモコアグラーゼ 大 量 併 用 により 血 栓 形 成 傾 向 があらわれるおそれ がある ヘモコアグラーゼによって 形 成 されたフィブリン 塊 は 本 剤 の 抗 プラスミン 作 用 によって 比 較 的 長 く 残 存 し 閉 塞 状 態 を 持 続 させるお それがあると 考 えられてい る バトロキソビン 血 栓 塞 栓 症 を 起 こす おそれがある バトロキソビンによって 生 成 する desaフィブリンポ リマーの 分 解 を 阻 害 する 12
凝 固 因 子 製 剤 エプタコグアル ファ 等 口 腔 等 線 溶 系 活 性 が 強 い 部 位 では 凝 固 系 がより 亢 進 するおそれがある 凝 固 因 子 製 剤 は 凝 固 系 を 活 性 化 させることにより 止 血 作 用 を 発 現 する 一 方 本 剤 は 線 溶 系 を 阻 害 すること により 止 血 作 用 を 発 現 す る 8. 副 作 用 (1) 副 作 用 の 概 要 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない (2) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 )と 初 期 症 状 1)ショック:ショックを 起 こすことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 痙 攣 : 人 工 心 肺 を 用 いた 心 臓 大 血 管 手 術 の 周 術 期 に 本 剤 を 投 与 した 患 者 にお いて 術 後 に 痙 攣 があらわれることがある また 人 工 透 析 患 者 において 痙 攣 があらわれたとの 報 告 がある 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと (3)その 他 の 副 作 用 下 記 の 副 作 用 があらわれることがあるので 異 常 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 頻 度 不 明 分 類 過 敏 症 瘙 痒 感 発 疹 等 消 化 器 悪 心 嘔 吐 食 欲 不 振 下 痢 眼 一 過 性 の 色 素 異 常 ( 静 脈 内 注 射 時 ) その 他 眠 気 頭 痛 (4) 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 : 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 : (5) 基 礎 疾 患, 合 併 症, 重 症 度 及 び 手 術 の 有 無 等 背 景 別 の 副 作 用 発 現 頻 度 (6) 薬 物 アレルギーに 対 する 注 意 及 び 試 験 法 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 には 投 与 しないこと ショックを 起 こすことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 瘙 痒 感 発 疹 等 の 過 敏 症 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 投 与 を 中 止 する など 適 切 な 処 置 を 行 うこと 9. 高 齢 者 への 投 与 一 般 に 高 齢 者 では 生 理 機 能 が 低 下 しているので 減 量 するなど 注 意 すること 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 13
11. 小 児 等 への 投 与 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 13. 過 量 投 与 14. 適 用 上 の 注 意 (1) 静 脈 内 注 射 時 ゆっくり 静 脈 内 に 投 与 すること( 急 速 に 投 与 すると まれに 悪 心 胸 内 不 快 感 心 悸 亢 進 血 圧 低 下 等 があらわれることがある) (2) 筋 肉 内 注 射 時 筋 肉 内 注 射 にあたっては 組 織 神 経 等 への 影 響 を 避 けるため 下 記 の 点 に 注 意 すること 1) 注 射 部 位 については 神 経 走 行 部 位 を 避 けて 慎 重 に 投 与 すること 2)くりかえし 注 射 する 場 合 には 左 右 交 互 に 注 射 するなど 同 一 部 位 を 避 けること なお 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 小 児 には 特 に 注 意 すること 3) 注 射 針 を 刺 入 したとき 激 痛 を 訴 えたり 血 液 の 逆 流 をみた 場 合 には 直 ちに 針 を 抜 き 部 位 をかえて 注 射 すること (3) 開 封 時 クリーンカットアンプルを 使 用 しているが アンプルのカット 時 には 異 物 混 入 をできるだけ 避 けるため エタノール 消 毒 綿 などで 清 拭 したのちカットす ることが 望 ましい 15.その 他 の 注 意 イヌに 長 期 大 量 投 与 したところ 網 膜 変 性 があらわれたとの 報 告 がある 16.その 他 14
Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 (1) 薬 効 薬 理 試 験 ( Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 参 照 ) (2) 副 次 的 薬 理 試 験 (3) 安 全 性 薬 理 試 験 (4)その 他 の 薬 理 試 験 2. 毒 性 試 験 (1) 単 回 投 与 毒 性 試 験 (2) 反 復 投 与 毒 性 試 験 (3) 生 殖 発 生 毒 性 試 験 (4)その 他 の 特 殊 毒 性 15
Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 製 剤 :ラノビス 注 250mg 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) ラノビス 注 1000mg 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) 有 効 成 分 :トラネキサム 酸 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 使 用 期 限 :3 年 ( 安 定 性 試 験 結 果 に 基 づく) 3. 貯 法 保 存 条 件 室 温 保 存 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 (1) 薬 局 での 取 り 扱 いについて (2) 薬 剤 交 付 時 の 注 意 ( 患 者 等 に 留 意 すべき 必 須 事 項 等 ) 5. 承 認 条 件 等 6. 包 装 ラノビス 注 250mg:2.5mL 50 管 ラノビス 注 1000mg: 10mL 50 管 7. 容 器 の 材 質 ラノビス 注 250mg: 無 色 透 明 のガラス( 2.5mL アンプル) ラノビス 注 1000mg: 無 色 透 明 のガラス( 10mL アンプル) 8. 同 一 成 分 同 効 薬 (1) 同 一 成 分 薬 : トランサミン 注 10%( 第 一 三 共 ) 等 (2) 同 効 薬 : 特 になし 9. 国 際 誕 生 年 月 日 16
10. 製 造 販 売 承 認 月 日 及 び 承 認 番 号 製 造 販 売 承 認 年 月 日 承 認 番 号 ラノビス 注 250mg 2007 年 9 月 27 日 21900AMX0167800 ラノビス 注 1000mg 2007 年 9 月 10 日 21900AMX01424000 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 ラノビス 注 250mg:2007 年 12 月 21 日 ラノビス 注 1000mg:2007 年 12 月 21 日 12. 効 能 又 は 効 果 追 加, 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 13. 再 審 査 結 果 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 14. 再 審 査 期 間 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 本 剤 は 投 薬 期 間 に 関 する 制 限 は 定 められていない 16. 各 種 コード 販 売 名 厚 生 労 働 省 薬 価 基 準 収 載 コード レセプト 電 算 コード HОT 番 号 ラノビス 注 250mg 3327401A2077 620006326 108095701 ラノビス 注 1000mg 3327401A4240 620006327 108098801 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 本 剤 は 保 険 診 療 上 の 後 発 医 薬 品 である 17
ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 1)コーアイセイ 株 式 会 社 : 社 内 資 料 ( 安 定 性 試 験 ) 2) 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 2011 廣 川 書 店 2.その 他 の 参 考 文 献 ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 18