ラノビス注250㎎・1000㎎ IF



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2. 改 訂 内 容 ( ) 薬 食 安 通 知 による 改 訂 ( ) 自 主 改 訂 <トランサミン 注 > 改 訂 後 改 訂 前 (1) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 ) 1)ショック:ショックを 起 こすことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた

デュアック 配 合 ゲル に 係 る 医 薬 品 リスク 管 理 計 画 書 (RMP)の 概 要 販 売 名 デュアック 配 合 ゲル 有 効 成 分 クリンダマイシンリン 酸 エステ ル 水 和 物 / 過 酸 化 ベンゾイル 製 造 販 売 業 者 株 式 会 社 ポーラファルマ 薬 効 分

診療行為コード

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○医療用医薬品の使用上の注意記載要領について

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3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

2005年10月改訂(第3版)

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岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

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●電力自由化推進法案

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

こうした 経 緯 を 踏 まえ 当 該 製 剤 の 供 給 が 安 定 するまでの 間 は これら 2 疾 患 の 適 応 が 認 められていない 下 記 2 の 免 疫 グロブリン 3 製 剤 が 使 用 された 場 合 であっても 診 療 報 酬 の 審 査 にあたり 柔 軟 な 対 応 がなさ

全設健発第     号

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

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認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

〔自 衛 隊〕

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

我孫子市小規模水道条例

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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公表表紙

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

目 次 表 紙... 1 目 次... 2 改 訂 記 録 目 的 対 象 製 造 部 門 品 質 部 門 組 織 PET 薬 剤 製 造 施 設 ( 施 設 長 )の 責 務 製 造 管 理 者 の 責 務... 7

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18 国立高等専門学校機構

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接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

( 別 添 ) 治 験 に 係 る 文 書 又 は 記 録 一 覧 について 治 験 関 係 者 は 治 験 を 実 施 する 際 には 医 薬 品 の 臨 床 試 験 の 実 施 の 基 準 に 関 する 省 令 (GCP 省 令 )をはじめとする 関 係 法 規 等 を 遵 守 し 被 験 者

 

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

製剤であり、本製剤の自己注射を行っている患者に対して指導管理を行った場合は、「診療報酬の算定方法」(平成20年厚生労働省

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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表 1 医 療 用 医 薬 品 の 名 称 や 外 観 の 類 似 性 に 関 連 する 医 療 事 故 防 止 対 策 に 係 る 主 な 通 知 通 知 名 医 療 事 故 を 防 止 するための 医 薬 品 の 表 示 事 項 及 び 販 売 名 の 取 扱 いについて 医 薬 品 の 販 売

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

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(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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Transcription:

2015 年 7 月 改 訂 ( 第 3 版 ) 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 873327 874490 医 薬 品 インタビューフォーム 日 本 病 院 薬 剤 師 会 のIF 記 載 要 領 2008に 準 拠 して 作 成 抗 プラスミン 剤 日 本 薬 局 方 トラネキサム 酸 注 射 液 ラノビス 注 250 mg ラノビス 注 1000mg RANOBIS Injection 剤 形 注 射 剤 ( 水 性 注 射 液 ) 製 剤 の 規 制 区 分 規 格 含 量 一 般 名 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) ラノビス 注 250mg:1 管 (2.5mL) 中 トラネキサム 酸 250mgを 含 有 ラノビス 注 1000mg:1 管 (10mL) 中 トラネキサム 酸 1000mgを 含 有 和 名 :トラネキサム 酸 洋 名 :Tranexamic Acid ラノビス 注 250mg ラノビス 注 1000mg 製 造 販 売 承 認 年 月 日 製 造 販 売 承 認 年 月 日 2007 年 9 月 27 日 2007 年 9 月 10 日 薬 価 基 準 収 載 発 売 年 月 日 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 2007 年 12 月 21 日 2007 年 12 月 21 日 発 売 年 月 日 2007 年 12 月 21 日 2007 年 12 月 21 日 開 発 製 造 販 売 ( 輸 入 ) 提 携 販 売 会 社 名 製 造 販 売 元 :コーアイセイ 株 式 会 社 医 薬 情 報 担 当 者 の 連 絡 先 問 い 合 わ せ 窓 口 コーアイセイ 株 式 会 社 学 術 部 TEL:023-622-7755 FAX:023-624-4717 医 療 関 係 者 向 けホームページ http://www.isei-pharm.co.jp/ 本 IFは2015 年 7 月 改 訂 の 添 付 文 書 の 記 載 に 基 づき 改 訂 した 最 新 の 添 付 文 書 情 報 は 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ http://www.pmda.go.jp/にてご 確 認 ください

IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 - 日 本 病 院 薬 剤 師 会 - 1. 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 経 緯 医 療 用 医 薬 品 の 基 本 的 な 要 約 として 医 療 用 医 薬 品 添 付 文 書 ( 以 下 添 付 文 書 と 略 す) がある 医 療 現 場 で 医 師 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 が 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 適 正 使 用 情 報 を 活 用 する 際 には 添 付 文 書 に 記 載 された 情 報 を 裏 付 け 更 に 詳 細 な 情 報 が 必 要 な 場 合 がある 医 療 現 場 では 当 該 医 薬 品 について 製 薬 企 業 の 医 薬 情 報 担 当 者 等 に 情 報 の 追 加 請 求 や 質 疑 をして 情 報 を 補 完 して 対 処 してきている この 際 に 必 要 な 情 報 を 網 羅 的 に 入 手 するための 情 報 リストとしてインタビューフォームが 誕 生 した 昭 和 63 年 に 日 本 病 院 薬 剤 師 会 ( 以 下 日 病 薬 と 略 す) 学 術 第 2 小 委 員 会 が 医 薬 品 インタビューフォーム ( 以 下 IFと 略 す)の 位 置 付 け 並 びにIF 記 載 様 式 を 策 定 した その 後 医 療 従 事 者 向 け 並 びに 患 者 向 け 医 薬 品 情 報 ニーズの 変 化 を 受 けて 平 成 10 年 9 月 に 日 病 薬 学 術 第 3 小 委 員 会 においてIF 記 載 要 領 の 改 訂 が 行 われた 更 に10 年 が 経 過 した 現 在 医 薬 品 情 報 の 創 り 手 である 製 薬 企 業 使 い 手 である 医 療 現 場 の 薬 剤 師 双 方 にとって 薬 事 医 療 環 境 は 大 きく 変 化 したことを 受 けて 平 成 20 年 9 月 に 日 病 薬 医 薬 情 報 委 員 会 において 新 たなIF 記 載 要 領 が 策 定 された 2.IFとは IFは 添 付 文 書 等 の 情 報 を 補 完 し 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 にとって 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 品 質 管 理 のための 情 報 処 方 設 計 のための 情 報 調 剤 のための 情 報 医 薬 品 の 適 正 使 用 のための 情 報 薬 学 的 な 患 者 ケアのための 情 報 等 が 集 約 された 総 合 的 な 個 別 の 医 薬 品 解 説 書 として 日 病 薬 が 記 載 要 領 を 策 定 し 薬 剤 師 等 のために 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 に 作 成 及 び 提 供 を 依 頼 している 学 術 資 料 と 位 置 付 けられる ただし 薬 事 法 製 薬 企 業 機 密 等 に 関 わるもの 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 に するもの 及 び 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 等 はIFの 記 載 事 項 とはな らない 言 い 換 えると 製 薬 企 業 から 提 供 されたIFは 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 臨 床 適 応 するとともに 必 要 な 補 完 をするものという 認 識 を 持 つことを 前 提 と している [IFの 様 式 ] 1 規 格 はA4 版 横 書 きとし 原 則 として9ポイント 以 上 の 字 体 ( 図 表 は 除 く) 記 載 し 一 色 刷 りとする ただし 添 付 文 書 で 赤 枠 赤 字 を 用 いた 場 合 には 電 子 媒 体 ではこれに 従 うものとする 2 IF 記 載 要 領 に 基 づき 作 成 し 各 項 目 名 はゴシック 体 で 記 載 する 3 表 紙 の 記 載 は 統 一 し 表 紙 に 続 けて 日 病 薬 作 成 の IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 の 全 文 を 記 載 するものとし 2 頁 にまとめる [IFの 作 成 ] 1 IFは 原 則 として 製 剤 の 投 与 経 路 別 ( 内 用 剤 注 射 剤 外 用 剤 )に 作 成 される 2 IFに 記 載 する 項 目 及 び 配 列 は 日 病 薬 が 策 定 したIF 記 載 要 領 に 準 拠 する 3 添 付 文 書 の 内 容 を 補 完 するとのIFの 主 旨 に 沿 って 必 要 な 情 報 が 記 載 される 4 製 薬 企 業 の 機 密 等 に 関 するもの 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 にするもの 及 び 薬 剤 師 をはじめ 医 療 従 事 者 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 については 記 載 さ れない 5 IF 記 載 要 領 2008 により 作 成 されたIFは 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 とし 必 要 に 応 じて 薬 剤 師 が 電 子 媒 体 (PDF)から 印 刷 して 使 用 する 企 業 での 製 本 は 必 須 ではない

[IFの 発 行 ] 1 医 薬 品 インタビューフォーム 記 載 要 領 2008( 以 下 IF 記 載 要 領 2008 と 略 す)は 平 成 21 年 4 月 以 降 に 承 認 された 新 医 薬 品 から 適 用 となる 2 上 記 以 外 の 医 薬 品 については IF 記 載 要 領 2008 による 作 成 提 供 は 強 制 されるものではない 3 使 用 上 の 注 意 の 改 訂 再 審 査 結 果 又 は 再 評 価 結 果 ( 臨 床 再 評 価 )が 公 表 された 時 点 並 びに 適 応 症 の 拡 大 等 がなされ 記 載 すべき 内 容 が 大 きく 変 わった 場 合 に はIFが 改 訂 される 3.IFの 利 用 にあたって 医 薬 品 インタビューフォーム 記 載 要 領 2008 においては 従 来 の 主 にMRによる 紙 媒 体 での 提 供 に 替 え PDFファイルによる 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 としてい る 情 報 を 利 用 する 薬 剤 師 は 電 子 媒 体 から 印 刷 して 利 用 することが 原 則 で 医 療 機 関 でのIT 環 境 によっては 必 要 に 応 じてMRに 印 刷 物 での 提 供 を 依 頼 しても よいこととした 電 子 媒 体 のIFについては 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 の 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページに 掲 載 場 所 が 設 定 されている 製 薬 企 業 は 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 手 引 き に 従 って 作 成 提 供 するが IFの 原 点 を 踏 まえ 医 療 現 場 に 不 足 している 情 報 やIF 作 成 時 に 記 載 し 難 い 情 報 等 については 製 薬 企 業 のMR 等 へのインタビューにより 薬 剤 師 等 自 ら が 内 容 を 充 実 させ IFの 利 用 性 を 高 める 必 要 がある また 随 時 改 訂 される 使 用 上 の 注 意 等 に 関 する 事 項 に 関 しては IFが 改 訂 され るまでの 間 は 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 提 供 する 添 付 文 書 やお 知 らせ 文 書 等 あ るいは 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 配 信 サービス 等 により 薬 剤 師 等 自 らが 整 備 するととも に IFの 使 用 にあたっては 最 新 の 添 付 文 書 を 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホーム ページで 確 認 する なお 適 正 使 用 や 安 全 性 の 確 保 の 点 から 記 載 されている 臨 床 成 績 や 主 な 外 国 での 発 売 状 況 に 関 する 項 目 等 は 承 認 事 項 に 関 わることがあり その 取 扱 い には 十 分 留 意 すべきである 4. 利 用 に 際 しての 留 意 点 IFを 薬 剤 師 等 の 日 常 業 務 において 欠 かすことができない 医 薬 品 情 報 源 として 活 用 して 頂 きたい しかし 薬 事 法 や 医 療 用 医 薬 品 プロモーションコード 等 による 規 制 により 製 薬 企 業 が 医 薬 品 情 報 として 提 供 できる 範 囲 には 自 ずと 限 界 がある IFは 日 病 薬 の 記 載 要 領 を 受 けて 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 作 成 提 供 するもので あることから 記 載 表 現 には 制 約 を 受 けざるを 得 ないことを 認 識 しておかなけれ ばならない また 製 薬 企 業 は IFがあくまでも 添 付 文 書 を 補 完 する 情 報 資 材 であり 今 後 のイ ンタビューフォームでの 公 開 等 を 踏 まえて 薬 事 法 上 の 広 告 規 制 に 抵 触 しないよう 留 意 し 作 成 されていることを 理 解 して 情 報 活 用 する 必 要 がある (2008 年 9 月 )

目 Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 1 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 1 Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 2 2. 一 般 名 2 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 2 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 2 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) 2 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 2 7.CAS 登 録 番 号 2 Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 の 性 質 3 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 3 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 3 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 3 Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 4 2. 製 剤 の 組 成 4 3. 注 射 剤 の 調 製 法 4 4. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 4 5. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 4 6. 溶 解 後 の 安 定 性 5 7. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) 5 8. 生 物 学 的 試 験 法 5 9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 5 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 5 11. 力 価 5 12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 6 13. 治 療 上 注 意 が 必 要 な 容 器 に 関 する 情 報 6 14.その 他 6 Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 7 2. 用 法 及 び 用 量 7 3. 臨 床 成 績 7 Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 ある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 9 2. 薬 理 作 用 9 Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 10 2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ 10 3. 吸 収 10 4. 分 布 11 5. 代 謝 11 6. 排 泄 11 7. 透 析 等 による 除 去 率 11 次

Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 12 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む) 12 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 12 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 12 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 12 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 12 7. 相 互 作 用 12 8. 副 作 用 13 9. 高 齢 者 への 投 与 13 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 13 11. 小 児 等 への 投 与 14 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 14 13. 過 量 投 与 14 14. 適 用 上 の 注 意 14 15.その 他 の 注 意 14 16.その 他 14 Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 15 2. 毒 性 試 験 15 Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 16 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 16 3. 貯 法 保 存 条 件 16 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 16 5. 承 認 条 件 等 16 6. 包 装 16 7. 容 器 の 材 質 16 8. 同 一 成 分 同 効 薬 16 9. 国 際 誕 生 年 月 日 16 10. 製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び 承 認 番 号 17 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 17 12. 効 能 又 は 効 果 追 加, 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 17 13. 再 審 査 結 果, 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 17 14. 再 審 査 期 間 17 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 17 16. 各 種 コード 17 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 17 ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 18 2.その 他 の 参 考 文 献 18 ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 18 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 18 ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 18

Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 本 剤 は 抗 プラスミン 作 用 を 示 すトラネキサム 酸 を 含 有 する 製 剤 であり 1980 年 10 月 17 日 に ラノビス 注 の 製 造 販 売 承 認 を 取 得 し 1981 年 8 月 31 日 に ラノビス 注 (1000mg) 規 格 が 1984 年 6 月 2 日 には ラノビス 注 (250mg) 規 格 が 薬 価 基 準 追 補 収 載 された その 後 医 療 事 故 防 止 に 伴 う 販 売 名 変 更 品 として 2007 年 9 月 10 日 に ラノビス 注 1000mg 同 年 9 月 27 日 に ラノビス 注 250mg の 製 造 販 売 承 認 を 取 得 し 同 年 12 月 21 日 に 薬 価 基 準 追 補 収 載 され 同 年 12 月 より 発 売 した 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 (1)ラノビス 注 250mg は 1 管 (2.5mL) 中 トラネキサム 酸 250mg ラノビス 注 1000mg は 1 管 (10mL) 中 トラネキサム 酸 1000mg 含 有 する 無 色 澄 明 の 水 性 注 射 液 である (2) 本 剤 はプラスミンの 働 きを 阻 止 して 止 血 作 用 を 示 し 全 身 性 及 び 局 所 線 溶 亢 進 が 関 与 すると 考 えられる 出 血 に 効 果 を 示 します (3) 本 剤 はキニンやその 他 の 活 性 ペプチド 等 のプラスミンによる 産 生 を 抑 制 し 抗 アレルギー 抗 炎 症 作 用 を 示 す 1

Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 (1) 和 名 ラノビス 注 250mg ラノビス 注 1000mg (2) 洋 名 RANOBIS Injection 250mg RANOBIS Injection 1000mg (3) 名 称 の 由 来 特 になし 2. 一 般 名 (1) 和 名 ( 命 名 法 ) トラネキサム 酸 (JAN) (2) 洋 名 ( 命 名 法 ) Tranexamic Acid(JAN INN) (3)ステム 不 明 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 分 子 式 :C8H15NO2 分 子 量 :157.21 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) trans-4-(aminomethyl)cyclohexanecarboxylic acid 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 特 になし 7.CAS 登 録 番 号 1197-18-8 2

Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 的 性 質 (1) 外 観 性 状 本 品 は 白 色 の 結 晶 又 は 結 晶 性 の 粉 末 である (2) 溶 解 性 水 に 溶 けやすく エタノール(99.5)にほとんど 溶 けない (3) 吸 湿 性 (4) 融 点 ( 分 解 点 ) 沸 点 凝 固 点 (5) 酸 塩 基 解 離 定 数 (6) 分 配 係 数 (7)その 他 の 主 な 示 性 値 本 品 1.0g を 水 20mL に 溶 かした 液 の ph は 7.0~8.0 である 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 赤 外 吸 収 スペクトル 測 定 法 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 液 体 クロマトグラフィー 3

Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 (1) 剤 形 の 区 別 規 格 及 び 性 状 1) 剤 形 の 区 別 注 射 剤 ( 水 性 注 射 液 ) 2) 規 格 及 び 性 状 ラノビス 注 250mg:1 管 (2.5mL) 中 にトラネキサム 酸 250mg 含 有 ( 無 色 澄 明 の 水 性 注 射 液 ) ラノビス 注 1000mg:1 管 ( 10mL) 中 にトラネキサム 酸 1000mg 含 有 ( 無 色 澄 明 の 水 性 注 射 液 ) (2) 溶 液 及 び 溶 解 時 の ph 浸 透 圧 比 粘 度 比 重 安 定 なpH 域 等 (ラノビス 注 250mg ラノビス 注 1000mg) 注 射 液 のpHは 7.0~8.0 である 浸 透 圧 比 ( 生 理 食 塩 液 に 対 する 比 ) 約 2 (3) 注 射 剤 の 容 器 中 の 特 殊 な 気 体 の 有 無 及 び 種 類 窒 素 2. 製 剤 の 組 成 (1) 有 効 成 分 ( 活 性 成 分 )の 含 量 ラノビス 注 250mg:1 管 (2.5mL) 中 にトラネキサム 酸 250mg 含 有 ラノビス 注 1000mg:1 管 ( 10mL) 中 にトラネキサム 酸 1000mg 含 有 (2) 添 加 物 なし (3) 電 解 質 の 濃 度 (4) 添 付 溶 解 液 の 組 成 及 び 容 量 (5)その 他 3. 注 射 剤 の 調 製 法 4. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 5. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 最 終 包 装 製 品 を 用 いた 長 期 保 存 試 験 [ 室 温 保 存 3 年 ] の 結 果 外 観 及 び 含 量 等 は 規 格 の 範 囲 内 であり ラノビス 注 250mg 1000mg は 室 温 保 存 において 3 年 間 安 定 であることが 確 認 されている 1) 4

6. 溶 解 後 の 安 定 性 7. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) ラノビス 注 250mg のpH 変 動 スケール ph:7.51[ 規 格 7.0~8.0] 添 加 量 ph 変 動 スケール 0.1mol/L HCl 10.0mL 4.16 3.35( 変 化 なし) 0.1mol/L NaOH 10.0mL 10.91 3.40( 変 化 なし) ph 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 10.0mL 10.0mL 4.16 7.51 10.91 ラノビス 注 1000mg のpH 変 動 スケール ph:7.53[ 規 格 7.0~8.0] 添 加 量 ph 変 動 スケール 0.1mol/L HCl 10.0mL 5.07 2.46( 変 化 なし) 0.1mol/L NaOH 10.0mL 10.16 2.63( 変 化 なし) ph 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 10.0mL 10.0mL 5.07 7.53 10.16 8. 生 物 学 的 試 験 法 9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) ニンヒドリン 試 液 によるアミノ 酸 の 呈 色 反 応 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 液 体 クロマトグラフィー 11. 力 価 本 剤 は 力 価 表 示 に 5

12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 13. 治 療 上 注 意 が 必 要 な 容 器 に 関 する 情 報 14.その 他 特 になし 6

Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 全 身 性 線 溶 亢 進 が 関 与 すると 考 えられる 出 血 傾 向 ( 白 血 病 再 生 不 良 性 貧 血 紫 斑 病 など 及 び 手 術 中 術 後 の 異 常 出 血 ) 局 所 線 溶 亢 進 が 関 与 すると 考 えられる 異 常 出 血 ( 肺 出 血 鼻 出 血 性 器 出 血 腎 出 血 前 立 腺 手 術 中 術 後 の 異 常 出 血 ) 下 記 疾 患 における 紅 斑 腫 脹 瘙 痒 などの 症 状 湿 疹 およびその 類 症 じん 麻 疹 薬 疹 中 毒 疹 下 記 疾 患 における 咽 頭 痛 発 赤 充 血 腫 脹 などの 症 状 扁 桃 炎 咽 喉 頭 炎 口 内 炎 における 口 内 痛 および 口 内 粘 膜 アフター 2. 用 法 及 び 用 量 トラネキサム 酸 として 通 常 成 人 1 日 250~500mg を 1 ~ 2 回 に 分 けて 静 脈 内 又 は 筋 肉 内 注 射 する 術 中 術 後 などには 必 要 に 応 じ1 回 500~1000mg を 静 脈 内 注 射 するか 又 は 500~2500mg を 点 滴 静 注 する なお 年 齢 症 状 により 適 宜 増 減 する 3. 臨 床 成 績 (1) 臨 床 データパッケージ(2009 年 4 月 以 降 承 認 品 目 ) (2) 臨 床 効 果 (3) 臨 床 薬 理 試 験 : 忍 容 性 試 験 (4) 探 索 的 試 験 : 用 量 反 応 探 索 試 験 (5) 検 証 的 試 験 1) 無 作 為 化 並 行 用 量 反 応 試 験 2) 比 較 試 験 3) 安 全 性 試 験 4) 患 者 病 態 別 試 験 7

(6) 治 療 的 使 用 1) 使 用 成 績 調 査 特 定 使 用 成 績 調 査 ( 特 別 調 査 ) 製 造 販 売 後 臨 床 試 験 ( 市 販 後 臨 床 試 験 ) 2) 承 認 条 件 として 実 施 予 定 の 内 容 又 は 実 施 した 試 験 の 概 要 8

Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 ある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 2. 薬 理 作 用 (1) 作 用 部 位 作 用 機 序 凝 固 した 血 液 (フィブリン 塊 )は 繊 維 素 溶 解 ( 線 溶 ) 系 により 徐 々に 溶 解 さ れるが フィブリンを 分 解 するのはプラスミンである トラネキサム 酸 はプ ラスミンの 前 駆 物 質 であるプラスミノーゲンからプラスミンへの 変 換 を 阻 害 すると 共 に プラスミンのフィブリンへの 結 合 を 阻 害 してフィブリンの 溶 解 を 防 ぐ 臨 床 的 には 線 溶 系 亢 進 による 異 常 出 血 に 用 いられる 2) (2) 薬 効 を 裏 付 ける 試 験 成 績 (3) 作 用 発 現 時 間 持 続 時 間 9

Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 (1) 治 療 上 有 効 な 血 中 濃 度 (2) 最 高 血 中 濃 度 到 達 時 間 (3) 臨 床 試 験 で 確 認 された 血 中 濃 度 (4) 中 毒 域 (5) 食 事 併 用 薬 の 影 響 Ⅷ.7. 相 互 作 用 の 項 参 照 (6) 母 集 団 (ポピュレーション) 解 析 により 判 明 した 薬 物 体 内 動 態 変 動 要 因 2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ (1)コンパートメントモデル (2) 吸 収 速 度 定 数 (3)バイオアベイラビリティ (4) 消 失 速 度 定 数 (5)クリアランス (6) 分 布 容 積 (7) 血 漿 蛋 白 結 合 率 3. 吸 収 10

4. 分 布 (1) 血 液 - 脳 関 門 通 過 性 (2) 血 液 - 胎 盤 関 門 通 過 性 (3) 乳 汁 への 移 行 性 (4) 髄 液 への 移 行 性 (5)その 他 の 組 織 への 移 行 性 5. 代 謝 (1) 代 謝 部 位 及 び 代 謝 経 路 (2) 代 謝 に 関 与 する 酵 素 (CYP450 等 )の 分 子 種 (3) 初 回 通 過 効 果 の 有 無 及 びその 割 合 (4) 代 謝 物 の 活 性 の 有 無 及 び 比 率 (5) 活 性 代 謝 物 の 速 度 論 的 パラメータ 6. 排 泄 (1) 排 泄 部 位 及 び 経 路 (2) 排 泄 率 (3) 排 泄 速 度 7. 透 析 等 による 除 去 率 腹 膜 透 析 : 血 液 透 析 : 直 接 血 液 灌 流 : 11

Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む) 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 1.トロンビンを 投 与 中 の 患 者 ( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) 2. 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 (1) 血 栓 のある 患 者 ( 脳 血 栓 心 筋 梗 塞 血 栓 性 静 脈 炎 等 )および 血 栓 症 があら われるおそれのある 患 者 [ 血 栓 を 安 定 化 するおそれがある ] (2) 消 費 性 凝 固 障 害 のある 患 者 (ヘパリン 等 と 併 用 すること)[ 血 栓 を 安 定 化 する おそれがある ] (3) 術 後 の 臥 床 状 態 にある 患 者 および 圧 迫 止 血 の 処 置 を 受 けている 患 者 [ 静 脈 血 栓 を 生 じやすい 状 態 であり 本 剤 投 与 により 血 栓 を 安 定 化 するおそれがある 離 床 圧 迫 解 除 に 伴 い 肺 塞 栓 症 を 発 症 した 例 が 報 告 されている ] (4) 腎 不 全 のある 患 者 [ 血 中 濃 度 が 上 昇 することがある ] 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 7. 相 互 作 用 (1) 併 用 禁 忌 とその 理 由 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 トロンビン 血 栓 形 成 傾 向 があらわ れるおそれがある 血 栓 形 成 を 促 進 する 作 用 が あり 併 用 により 血 栓 形 成 傾 向 が 増 大 する (2) 併 用 注 意 とその 理 由 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 ヘモコアグラーゼ 大 量 併 用 により 血 栓 形 成 傾 向 があらわれるおそれ がある ヘモコアグラーゼによって 形 成 されたフィブリン 塊 は 本 剤 の 抗 プラスミン 作 用 によって 比 較 的 長 く 残 存 し 閉 塞 状 態 を 持 続 させるお それがあると 考 えられてい る バトロキソビン 血 栓 塞 栓 症 を 起 こす おそれがある バトロキソビンによって 生 成 する desaフィブリンポ リマーの 分 解 を 阻 害 する 12

凝 固 因 子 製 剤 エプタコグアル ファ 等 口 腔 等 線 溶 系 活 性 が 強 い 部 位 では 凝 固 系 がより 亢 進 するおそれがある 凝 固 因 子 製 剤 は 凝 固 系 を 活 性 化 させることにより 止 血 作 用 を 発 現 する 一 方 本 剤 は 線 溶 系 を 阻 害 すること により 止 血 作 用 を 発 現 す る 8. 副 作 用 (1) 副 作 用 の 概 要 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない (2) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 )と 初 期 症 状 1)ショック:ショックを 起 こすことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 痙 攣 : 人 工 心 肺 を 用 いた 心 臓 大 血 管 手 術 の 周 術 期 に 本 剤 を 投 与 した 患 者 にお いて 術 後 に 痙 攣 があらわれることがある また 人 工 透 析 患 者 において 痙 攣 があらわれたとの 報 告 がある 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと (3)その 他 の 副 作 用 下 記 の 副 作 用 があらわれることがあるので 異 常 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 頻 度 不 明 分 類 過 敏 症 瘙 痒 感 発 疹 等 消 化 器 悪 心 嘔 吐 食 欲 不 振 下 痢 眼 一 過 性 の 色 素 異 常 ( 静 脈 内 注 射 時 ) その 他 眠 気 頭 痛 (4) 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 : 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 : (5) 基 礎 疾 患, 合 併 症, 重 症 度 及 び 手 術 の 有 無 等 背 景 別 の 副 作 用 発 現 頻 度 (6) 薬 物 アレルギーに 対 する 注 意 及 び 試 験 法 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 には 投 与 しないこと ショックを 起 こすことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 瘙 痒 感 発 疹 等 の 過 敏 症 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 投 与 を 中 止 する など 適 切 な 処 置 を 行 うこと 9. 高 齢 者 への 投 与 一 般 に 高 齢 者 では 生 理 機 能 が 低 下 しているので 減 量 するなど 注 意 すること 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 13

11. 小 児 等 への 投 与 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 13. 過 量 投 与 14. 適 用 上 の 注 意 (1) 静 脈 内 注 射 時 ゆっくり 静 脈 内 に 投 与 すること( 急 速 に 投 与 すると まれに 悪 心 胸 内 不 快 感 心 悸 亢 進 血 圧 低 下 等 があらわれることがある) (2) 筋 肉 内 注 射 時 筋 肉 内 注 射 にあたっては 組 織 神 経 等 への 影 響 を 避 けるため 下 記 の 点 に 注 意 すること 1) 注 射 部 位 については 神 経 走 行 部 位 を 避 けて 慎 重 に 投 与 すること 2)くりかえし 注 射 する 場 合 には 左 右 交 互 に 注 射 するなど 同 一 部 位 を 避 けること なお 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 小 児 には 特 に 注 意 すること 3) 注 射 針 を 刺 入 したとき 激 痛 を 訴 えたり 血 液 の 逆 流 をみた 場 合 には 直 ちに 針 を 抜 き 部 位 をかえて 注 射 すること (3) 開 封 時 クリーンカットアンプルを 使 用 しているが アンプルのカット 時 には 異 物 混 入 をできるだけ 避 けるため エタノール 消 毒 綿 などで 清 拭 したのちカットす ることが 望 ましい 15.その 他 の 注 意 イヌに 長 期 大 量 投 与 したところ 網 膜 変 性 があらわれたとの 報 告 がある 16.その 他 14

Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 (1) 薬 効 薬 理 試 験 ( Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 参 照 ) (2) 副 次 的 薬 理 試 験 (3) 安 全 性 薬 理 試 験 (4)その 他 の 薬 理 試 験 2. 毒 性 試 験 (1) 単 回 投 与 毒 性 試 験 (2) 反 復 投 与 毒 性 試 験 (3) 生 殖 発 生 毒 性 試 験 (4)その 他 の 特 殊 毒 性 15

Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 製 剤 :ラノビス 注 250mg 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) ラノビス 注 1000mg 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) 有 効 成 分 :トラネキサム 酸 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 使 用 期 限 :3 年 ( 安 定 性 試 験 結 果 に 基 づく) 3. 貯 法 保 存 条 件 室 温 保 存 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 (1) 薬 局 での 取 り 扱 いについて (2) 薬 剤 交 付 時 の 注 意 ( 患 者 等 に 留 意 すべき 必 須 事 項 等 ) 5. 承 認 条 件 等 6. 包 装 ラノビス 注 250mg:2.5mL 50 管 ラノビス 注 1000mg: 10mL 50 管 7. 容 器 の 材 質 ラノビス 注 250mg: 無 色 透 明 のガラス( 2.5mL アンプル) ラノビス 注 1000mg: 無 色 透 明 のガラス( 10mL アンプル) 8. 同 一 成 分 同 効 薬 (1) 同 一 成 分 薬 : トランサミン 注 10%( 第 一 三 共 ) 等 (2) 同 効 薬 : 特 になし 9. 国 際 誕 生 年 月 日 16

10. 製 造 販 売 承 認 月 日 及 び 承 認 番 号 製 造 販 売 承 認 年 月 日 承 認 番 号 ラノビス 注 250mg 2007 年 9 月 27 日 21900AMX0167800 ラノビス 注 1000mg 2007 年 9 月 10 日 21900AMX01424000 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 ラノビス 注 250mg:2007 年 12 月 21 日 ラノビス 注 1000mg:2007 年 12 月 21 日 12. 効 能 又 は 効 果 追 加, 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 13. 再 審 査 結 果 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 14. 再 審 査 期 間 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 本 剤 は 投 薬 期 間 に 関 する 制 限 は 定 められていない 16. 各 種 コード 販 売 名 厚 生 労 働 省 薬 価 基 準 収 載 コード レセプト 電 算 コード HОT 番 号 ラノビス 注 250mg 3327401A2077 620006326 108095701 ラノビス 注 1000mg 3327401A4240 620006327 108098801 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 本 剤 は 保 険 診 療 上 の 後 発 医 薬 品 である 17

ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 1)コーアイセイ 株 式 会 社 : 社 内 資 料 ( 安 定 性 試 験 ) 2) 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 2011 廣 川 書 店 2.その 他 の 参 考 文 献 ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 18