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敷 金 保 証 金 投 資 有 価 証 券 子 会 社 株 式 関 連 会 社 株 式 ( 負 債 の 部 ) 科 目 大 科 目 中 科 目 流 動 負 債 固 定 負 債 ( 正 味 財 産 の 部 ) 基 金 科 支 払 手 形 未 払 金 前 受 金 預 り 金 短 期 借 入 金 1 年

第1章 総則

Transcription:

生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 について 平 成 27 年 3 月 経 済 産 業 省

目 次 1. 概 要 3ページ 2. 対 象 設 備 4ページ 3. 対 象 者 7ページ 4.A 類 型 ( 先 端 設 備 ) 8ページ 5.B 類 型 ( 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 ) 11ページ 6. 中 小 企 業 者 等 の 上 乗 せ 措 置 14ページ 7. 留 意 事 項 18ページ 8.Q&A 20ページ 9. 問 い 合 わせ 先 24ページ (ご 参 考 ) 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 対 象 設 備 が 知 りたい 4ページ 中 小 企 業 者 等 の 上 乗 せ 措 置 の 対 象 設 備 が 知 りたい 17ページ 申 請 方 法 が 知 りたい( 先 端 設 備 ) 8ページ 申 請 方 法 が 知 りたい( 生 産 ラインやオペレーション の 改 善 に 資 する 設 備 ) 11ページ 中 小 企 業 者 等 の 定 義 が 知 りたい 7ページ 申 請 書 の 様 式 が 欲 しい 23 24ページ 2

1. 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 概 要 質 の 高 い 設 備 投 資 の 促 進 によって 事 業 者 の 生 産 性 向 上 を 図 り もって 我 が 国 経 済 の 発 展 を 図 るため 先 端 設 備 や 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 を 導 入 する 際 の 税 制 措 置 を 新 設 平 成 26 年 1 月 20 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 の 間 に 取 得 等 をし かつ 事 業 の 用 に 供 した 設 備 が 対 象 A 類 型 とB 類 型 の2つの 確 認 等 の 方 法 があり どちらかの 確 認 等 を 受 けた 上 で 取 得 価 額 要 件 等 を 満 たした 場 合 に 税 制 措 置 を 受 けられる 類 型 対 象 設 備 ( 要 件 ) 確 認 者 A: 先 端 設 備 機 械 装 置 及 び 一 定 の 工 具 器 具 備 品 建 物 建 物 附 属 設 備 ソフトウエア のうち 下 記 要 件 を 全 て 満 たすもの 1 最 新 モデル 2 生 産 性 向 上 ( 年 平 均 1% 以 上 ) 工 業 会 等 B: 生 産 ラインやオペレーション の 改 善 に 資 する 設 備 機 械 装 置 工 具 器 具 備 品 建 物 建 物 附 属 設 備 構 築 物 ソフトウエア のうち 下 記 要 件 を 満 た すもの 1 投 資 計 画 における 投 資 利 益 率 が 年 平 均 15% 以 上 ( 中 小 企 業 者 等 は5% 以 上 ) 経 済 産 業 局 その 他 満 た すべき 要 件 対 象 者 生 産 等 設 備 を 構 成 するものであること/ 最 低 取 得 価 額 要 件 を 満 たしていること/ 国 内 への 投 資 であること / 中 古 資 産 貸 付 資 産 でないこと 等 青 色 申 告 をしている 法 人 個 人 ( 対 象 業 種 や 企 業 規 模 に 制 限 はない) 税 制 措 置 ( 時 期 により 異 なる) 産 業 競 争 力 強 化 法 施 行 日 ( 平 成 26 年 1 月 20 日 )から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで : 即 時 償 却 と 税 額 控 除 (5% ただし 建 物 構 築 物 は3%)の 選 択 制 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 まで : 特 別 償 却 (50% ただし 建 物 構 築 物 は25%)と 税 額 控 除 (4% ただし 建 物 構 築 物 は2%)の 選 択 制 税 額 控 除 5%とは 対 象 設 備 の 取 得 価 額 の5% 相 当 額 を 当 期 に 支 払 う 法 人 税 額 等 から 控 除 する( 差 し 引 く) ことを 指 す ただし 本 税 制 による 控 除 額 の 上 限 は 当 期 の 法 人 税 額 等 の20% 3

2-1. 対 象 となる 設 備 下 記 表 に 記 載 の 設 備 のうち 5 6ページ( 対 象 外 となる 設 備 )に 該 当 しないものが 対 象 となる ( 下 記 表 に 記 載 のない 設 備 は 対 象 外 例 えば 器 具 備 品 として 資 産 計 上 される 医 療 機 器 はA 類 型 の 対 象 外 ) なお 購 入 設 備 のみならず 自 社 製 作 した 設 備 も 本 税 制 措 置 を 利 用 可 能 A: 先 端 設 備 B: 生 産 ラインやオペレーション の 改 善 に 資 する 設 備 設 備 の 種 類 用 途 又 は 細 目 機 械 装 置 全 て 工 具 ロール 試 験 又 は 測 定 機 器 陳 列 棚 及 び 陳 列 ケースのうち 冷 凍 機 付 又 は 冷 蔵 機 付 のもの 器 具 備 品 冷 房 用 又 は 暖 房 用 機 器 電 気 冷 蔵 庫 電 気 洗 濯 機 その 他 これらに 類 する 電 気 又 はガス 機 器 氷 冷 蔵 庫 及 び 冷 蔵 ストッカー( 電 気 式 のものを 除 く ) 断 熱 材 建 物 断 熱 窓 電 気 設 備 ( 照 明 設 備 を 含 み 蓄 電 池 電 源 設 備 を 除 く ) 冷 房 暖 房 通 風 又 はボイラー 設 備 建 物 附 属 設 備 昇 降 機 設 備 アーケード 又 は 日 よけ 設 備 (ブラインドに 限 る ) 日 射 調 整 フィルム < 中 小 企 業 者 等 の 場 合 のみ 対 象 > 設 備 の 種 類 器 具 備 品 ソフトウエア 用 途 又 は 細 目 サーバー 用 の 電 子 計 算 機 (その 電 子 計 算 機 の 記 憶 装 置 にサーバー 用 のオペレーティングシステムが 書 き 込 まれたもの 及 びサーバー 用 のオ ペレーティングシステムと 同 時 に 取 得 又 は 製 作 をされるもの)( ) 設 備 の 稼 働 状 況 等 に 係 る 情 報 収 集 機 能 及 び 分 析 指 示 機 能 を 有 する もの 設 備 種 類 機 械 装 置 工 具 器 具 備 品 建 物 建 物 附 属 設 備 構 築 物 ソフトウエア 用 途 又 は 細 目 全 て 全 て 全 て( ) 全 て 全 て 全 て 全 て 器 具 備 品 のうち サーバー 用 の 電 子 計 算 機 については 情 報 通 信 業 のうち 自 己 の 電 子 計 算 機 の 情 報 処 理 機 能 の 全 部 又 は 一 部 の 提 供 を 行 う 事 業 を 行 う 法 人 が 取 得 又 は 製 作 をするものを 除 く 4

2-2. 対 象 外 となる 設 備 1 前 ページの 対 象 設 備 であっても 下 記 に 該 当 する 場 合 は 本 税 制 措 置 の 対 象 外 となる 中 古 設 備 貸 付 設 備 ( 賃 貸 資 産 ) 貸 付 の 用 に 供 している 設 備 については 原 則 として 貸 す 側 借 りる 側 とも 対 象 外 リースの 場 合 や 下 請 け 業 者 に 貸 与 する 場 合 については20ページ 及 び22ページのQ&Aを ご 参 照 海 外 で 使 用 する 設 備 生 産 等 設 備 に 該 当 しないもの 生 産 販 売 役 務 提 供 といった 付 加 価 値 の 生 成 による 収 益 の 獲 得 に 直 接 関 係 しない 業 務 遂 行 上 いわば 間 接 的 に 必 要 とされる 設 備 は 対 象 外 例 えば 本 店 の 機 能 しかない 建 物 寄 宿 舎 等 の 建 物 事 務 用 器 具 備 品 福 利 厚 生 施 設 等 は 経 営 統 括 従 業 員 の 利 便 従 業 員 の 確 保 といった 目 的 のものであり 生 産 等 設 備 には 該 当 しないも のと 考 えられる 5

2-2. 対 象 外 となる 設 備 2 取 得 価 額 要 件 を 満 たさない 設 備 取 得 価 額 要 件 は 設 備 種 類 毎 に 設 定 ( 下 表 のとおり) 工 具 器 具 備 品 建 物 附 属 設 備 及 びソフトウエアについては 単 品 価 額 での 要 件 に 準 ずるもの として 年 度 合 計 額 での 要 件 を 設 定 取 得 価 額 要 件 (1 又 は2のいずれかを 満 たしているものであること) 機 械 装 置 工 具 11 台 若 しくは1 基 又 は 一 の 取 得 価 額 1 台 又 は1 基 の 取 得 価 額 が 160 万 円 以 上 のもの 1 台 又 は1 基 の 取 得 価 額 が 120 万 円 以 上 のもの 21 台 若 しくは1 基 又 は 一 の 取 得 価 額 及 び 一 事 業 年 度 にお ける 取 得 価 額 の 合 計 額 - 1 台 又 は1 基 の 取 得 価 額 が30 万 円 以 上 で かつ 一 事 業 年 度 における 取 得 価 額 の 合 計 額 が120 万 円 以 上 のもの 器 具 備 品 同 上 同 上 建 物 建 物 附 属 設 備 一 の 取 得 価 額 が 120 万 円 以 上 のもの 同 上 - 一 の 取 得 価 額 が60 万 円 以 上 で かつ 一 事 業 年 度 におけ る 取 得 価 額 の 合 計 額 が120 万 円 以 上 のもの 構 築 物 同 上 - ソフトウエア 一 の 取 得 価 額 が 70 万 円 以 上 のもの 一 の 取 得 価 額 が30 万 円 以 上 で かつ 一 事 業 年 度 におけ る 取 得 価 額 の 合 計 額 が70 万 円 以 上 のもの 6

3. 対 象 者 本 税 制 措 置 は 基 本 的 に 業 種 や 企 業 規 模 に 制 限 はなく 製 造 業 のみならず 非 製 造 業 を 含 めた 幅 広 い 事 業 者 が 利 用 可 能 対 象 者 青 色 申 告 をしている 法 人 個 人 対 象 業 種 や 企 業 規 模 に 制 限 はない 中 小 企 業 者 等 上 記 対 象 者 のうち 中 小 企 業 者 等 に 該 当 する 場 合 は A 類 型 ( 先 端 設 備 )の 対 象 設 備 の 範 囲 が 広 くなる B 類 型 ( 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 )の 認 定 要 件 が 緩 和 される 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 の 上 乗 せ 措 置 が 選 択 できる 等 の 優 遇 措 置 あり 中 小 企 業 者 等 とは 以 下 のいずれかに 該 当 する 場 合 を 指 す (1) 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が1,000 人 以 下 の 個 人 (2) 資 本 金 の 額 又 は 出 資 金 の 額 が1 億 円 以 下 の 法 人 ただし 同 一 の 大 規 模 法 人 ( 資 本 金 の 額 若 しくは 出 資 金 の 額 が1 億 円 を 超 える 法 人 又 は 資 本 若 しくは 出 資 を 有 しない 法 人 のうち 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が1,000 人 を 超 える 法 人 をいい 中 小 企 業 投 資 育 成 株 式 会 社 を 除 く )に 発 行 済 株 式 又 は 出 資 の 総 数 又 は 総 額 の2 分 の1 以 上 を 所 有 されている 法 人 及 び2 以 上 の 大 規 模 法 人 に 発 行 済 株 式 又 は 出 資 の 総 数 又 は 総 額 の3 分 の2 以 上 を 所 有 されている 法 人 を 除 く (3) 資 本 又 は 出 資 を 有 しない 法 人 のうち 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が1,000 人 以 下 の 法 人 (4) 農 業 協 同 組 合 等 7

4-1. 先 端 設 備 の 要 件 確 認 スキーム < 工 業 会 等 の 確 認 内 容 > 最 新 モデル 要 件 を 満 たしていることの 確 認 生 産 性 向 上 ( 年 平 均 1% 以 上 ) 要 件 を 満 たしていることの 確 認 ( 同 一 メーカーにおける 旧 モデルとの 比 較 とし 使 用 する 指 標 は 工 業 会 等 の 判 断 による) 1 証 明 書 の 発 行 依 頼 2 設 備 の 確 認 証 明 書 発 行 依 頼 ( 性 能 要 件 等 の 分 かる 資 料 を 添 付 ) 経 済 産 業 省 定 期 的 に 証 明 書 発 行 状 況 を 報 告 設 備 ユーザー 4 証 明 書 の 転 送 4 設 備 の 取 得 等 設 備 メーカー 等 ( 1) 3 証 明 書 発 行 工 業 会 等 ( 2) 5 税 務 申 告 の 際 確 定 申 告 書 等 に 証 明 書 を 添 付 する ことが 可 能 1 当 該 設 備 の 性 能 把 握 や 同 一 メーカー 内 の 新 旧 モデルの 判 別 が 必 要 であるため 設 備 メーカーによる 申 請 が 望 ましいが 代 理 店 や 子 会 社 等 で 正 確 な 申 請 が 可 能 な 場 合 は 設 備 メーカーに 代 わっ て 申 請 することを 可 とする 設 備 の 種 類 用 途 又 は 細 目 毎 に 業 界 団 体 を 指 定 所 轄 の 税 務 署 2 設 備 メーカー 自 身 がその 工 業 会 の 会 員 であるか 非 会 員 であ るかに 依 らず 設 備 毎 に 証 明 団 体 として 指 定 されている 工 業 会 等 へ 申 請 すること ( 具 体 的 にどの 設 備 についてどの 工 業 会 等 に 申 請 す べきかは 23ページに 記 載 の 経 済 産 業 省 HPにて 確 認 ) 8

4-2. 先 端 設 備 の 要 件 : 最 新 モデル A: 先 端 設 備 については A 要 件 1 及 び2を 全 て 満 たす 設 備 が 対 象 A 要 件 1 及 び2については メーカー 等 の 申 請 に 基 づき 工 業 会 等 が 確 認 証 明 A 要 件 1: 最 新 モデル 最 新 モデルであること( ) 最 新 モデルとは 各 メーカーの 中 で 下 記 のいずれかのモデルを いう イ 一 定 期 間 内 ( 機 械 装 置 :10 年 以 内 工 具 :4 年 以 内 器 具 備 品 :6 年 以 内 建 物 及 び 建 物 附 属 設 備 :14 年 以 内 ソフトウエア:5 年 以 内 )に 販 売 が 開 始 されたもので 最 も 新 しいモデル ロ 販 売 開 始 年 度 が 取 得 等 をする 年 度 及 びその 前 年 度 であるモデル ただし 中 小 企 業 者 等 がソフトウエア 組 込 型 機 械 装 置 を 導 入 する 場 合 に 限 り 一 代 前 モデルであっても 対 象 とする (あくまで 機 械 装 置 のみであり 器 具 備 品 等 は 不 可 詳 細 は16ページご 参 照 ) < 事 例 >(それぞれ 2014 年 に 設 備 を 取 得 したものとする) A 機 械 X 社 2010 年 販 売 開 始 ( 以 降 新 モデルなし) B 機 械 X 社 2008 年 販 売 開 始 (2010 年 に 最 新 モデ ルであるA 機 械 販 売 ) C 機 械 Y 社 2013 年 販 売 開 始 (2014 年 に 最 新 モデ ルであるD 機 械 販 売 ) E 機 械 Z 社 2000 年 販 売 開 始 ( 以 降 新 モデルなし) 10 年 以 内 の 最 新 モデル 10 年 以 内 だが 旧 モデル 旧 モデルだが 販 売 開 始 年 最 新 モデルだが 10 年 超 度 が 取 得 の 前 年 度 ( 上 記 ロ) 9

4-3. 先 端 設 備 の 要 件 : 生 産 性 向 上 A 要 件 2: 生 産 性 向 上 旧 モデル( 最 新 モデルの 一 世 代 前 モデル)と 比 較 して 生 産 性 が 年 平 均 1% 以 上 向 上 してい るものであること ( ) ただし ソフトウエアについてはこの 生 産 性 向 上 要 件 は 不 適 用 代 わりに 情 報 収 集 機 能 分 析 機 能 指 示 機 能 を 全 て 有 することが 要 件 生 産 性 の 指 標 については 単 位 時 間 当 たりの 生 産 量 精 度 エネルギー 効 率 等 メー カーの 提 案 を 元 に 各 工 業 会 がその 設 備 の 性 能 を 評 価 する 指 標 として 妥 当 であるかを 判 断 あくまで 比 較 するのは 同 メーカー 内 での 新 モデル 旧 モデルのみであり 他 メーカーとの 比 較 や ユーザーが 元 々 使 用 していたモデルとの 比 較 は 行 わない 特 注 品 であっても カスタムのベースとなる 汎 用 モデルや 中 核 的 構 成 品 がある 場 合 は その ベースとなる 旧 モデルとの 比 較 を 行 う < 事 例 > F 機 械 (2010 年 販 売 ) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 105 一 代 前 モデルG 機 械 (2008 年 販 売 ) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 100 H 機 械 (2010 年 販 売 ) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 105 一 代 前 モデルI 機 械 (2000 年 販 売 ) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 100 (2014 年 に 最 新 モデルであるJ 機 械 販 売 ) 一 代 前 モデルK 機 械 (2013 年 販 売 ) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 100 二 代 前 モデルL 機 械 (2011 年 販 売 ) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 95 {(105-100) 100} 2 年 = 年 平 均 2.5%の 向 上 {(105-100) 100} 10 年 = {(100-95) 95} 2 年 = 年 平 均 0.5%の 向 上 年 平 均 2.6%の 向 上 ( 旧 モデルだが 販 売 開 始 年 度 が 取 得 の 前 年 度 ( 前 ページの 最 新 モデル 要 件 ロ)の 場 合 ) 10

5-1. 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 の 要 件 確 認 スキーム < 公 認 会 計 士 税 理 士 及 び 経 産 局 の 確 認 内 容 > 対 象 設 備 の 確 認 ( 投 資 目 的 に 必 要 不 可 欠 な 設 備 であることの 確 認 ) 投 資 利 益 率 要 件 を 満 たしていることの 確 認 ( 投 資 の 効 果 としてのリターンの 算 出 方 法 の 確 認 等 ) 経 済 産 業 局 ( 2) 経 済 産 業 省 3 確 認 書 発 行 申 請 (1の 投 資 計 画 及 び 2の 事 前 確 認 書 を 添 付 ) 4 確 認 書 発 行 定 期 的 に 投 資 計 画 の 履 行 状 況 を 報 告 運 用 に 関 する 指 導 協 議 相 談 等 1 投 資 計 画 案 の 確 認 依 頼 設 備 ユーザー 投 資 計 画 案 の 内 容 確 認 2 事 前 確 認 書 発 行 公 認 会 計 士 又 は 税 理 士 ( 1) 5 税 務 申 告 の 際 確 定 申 告 書 等 に 確 認 書 を 添 付 す ることが 可 能 所 轄 の 税 務 署 1 本 スキームを 利 用 する 際 は 導 入 者 の 企 業 規 模 によらず 公 認 会 計 士 税 理 士 の 確 認 が 必 要 となる( 会 計 監 査 人 や 顧 問 税 理 士 等 でなくても 可 ) 2 経 済 産 業 局 による 確 認 は 設 備 の 取 得 等 の 前 に 実 施 すること 11

5-2. 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 の 要 件 : 投 資 利 益 率 B: 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 については B 要 件 1を 満 たす 設 備 が 対 象 B 要 件 1については 経 済 産 業 大 臣 ( 経 済 産 業 局 )が 確 認 B 要 件 1: 投 資 利 益 率 事 業 者 が 策 定 した 投 資 計 画 で その 投 資 計 画 におけるその 設 備 投 資 による 効 果 として 年 平 均 の 投 資 利 益 率 が15% 以 上 ( 中 小 企 業 者 等 にあっては5% 以 上 )となることが 見 込 まれるものであることに つき 経 済 産 業 大 臣 ( 経 済 産 業 局 )の 確 認 を 受 けたものであること 対 象 となる 設 備 は その 投 資 計 画 に 記 載 されている 設 備 で その 事 業 者 にとって 投 資 目 的 を 達 成 するために 必 要 不 可 欠 なものとする なお 年 平 均 の 投 資 利 益 率 は 次 の 算 式 によって 算 定 < 算 式 > 営 業 利 益 + 減 価 償 却 費 1 の 増 加 額 2 設 備 投 資 額 3 1 会 計 上 の 減 価 償 却 費 2 設 備 の 取 得 等 をする 年 度 の 翌 年 度 以 降 3 年 度 の 平 均 額 3 設 備 の 取 得 等 をする 年 度 におけるその 取 得 等 をする 設 備 の 取 得 価 額 の 合 計 額 12

5-3. 投 資 計 画 策 定 に 係 る 留 意 点 投 資 計 画 の 単 位 について 投 資 計 画 の 策 定 単 位 は 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 の 導 入 の 目 的 に 照 らし て 必 要 不 可 欠 な 設 備 の 導 入 に 係 るものであり その 設 備 から 投 資 利 益 率 を 算 定 する 際 に 追 加 的 に 生 じる 効 果 を 正 確 に 算 出 するための 必 要 最 小 限 の 単 位 とする ( 例 ) 工 場 の 生 産 ラインの 改 善 投 資 生 産 ライン 単 位 ( 工 場 全 体 に 効 果 が 出 る 場 合 等 は 工 場 単 位 ) 新 工 場 建 設 / 小 売 店 舗 の 新 規 出 店 拠 点 ( 工 場 / 店 舗 ) 単 位 会 社 全 体 の 販 売 生 産 管 理 システム 改 善 会 社 単 位 中 小 企 業 などで 管 理 会 計 上 投 資 の 効 果 を 会 社 単 位 でしか 算 出 できない 場 合 会 社 単 位 ある 工 場 (A)をスクラップして 新 たな 工 場 (B)で 同 じ 製 品 の 生 産 を 開 始 するなど 単 なる 物 理 的 な 生 産 体 制 の 移 動 の 場 合 などは AとBの 投 資 をひとつの 投 資 とみなして 効 果 を 算 定 する 必 要 がある 投 資 利 益 率 の 算 定 について( 減 価 償 却 費 の 扱 い 等 ) 投 資 利 益 率 の 算 式 で 減 価 償 却 費 を 営 業 利 益 に 加 算 するとしているのは 新 規 投 資 による キャッ シュフロー の 増 加 分 をベースに 利 益 率 を 算 出 するため (すなわち 減 価 償 却 費 の 増 加 による 営 業 利 益 へのマイナス 影 響 を 足 し 戻 しているのみ ) したがって 営 業 利 益 を 所 与 ( 固 定 )のものとし 減 価 償 却 費 の 増 加 分 を 分 子 に 加 算 し 投 資 利 益 率 を 算 定 することは 認 められない なお 効 果 の 算 定 方 法 としては 個 別 の 投 資 効 果 を 積 み 上 げる 方 法 投 資 があった 場 合 となかった 場 合 の 効 果 を 差 し 引 きする 方 法 などが 考 えられる 13

6-1. 中 小 企 業 者 等 に 対 する 上 乗 せ 措 置 : 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 とは 別 に 中 小 企 業 者 等 が 設 備 投 資 を 行 う 際 に 利 用 できる 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 ( 中 促 ) という 税 制 措 置 がある 中 促 の 対 象 設 備 であって 先 端 設 備 又 は 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 に 該 当 するもののうち 取 得 価 額 要 件 を 満 たすものについては 中 促 の 上 乗 せ 措 置 として 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 よりも 更 に 厚 い 税 制 措 置 を 受 けることが 可 能 税 制 措 置 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 ( 中 促 )の 基 本 措 置 指 定 事 業 ( 1)を 営 む 資 本 金 1 億 円 以 下 の 法 人 等 及 び 個 人 事 業 者 ( 中 小 企 業 者 等 )が 対 象 設 備 を 取 得 等 した 場 合 に 30%の 特 別 償 却 又 は7%の 税 額 控 除 ( 税 額 控 除 については 資 本 金 3,000 万 円 以 下 の 法 人 等 及 び 個 人 事 業 者 に 限 る )の 適 用 が 受 けられるもの 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 ( 中 促 )の 上 乗 せ 措 置 中 促 の 対 象 設 備 のうち A 類 型 B 類 型 に 該 当 するものを 取 得 等 した 場 合 の 税 制 措 置 は 以 下 のとおり( 2) 1 資 本 金 3,000 万 円 以 下 の 法 人 等 及 び 個 人 事 業 者 即 時 償 却 又 は10%の 税 額 控 除 2 資 本 金 3,000 万 円 超 1 億 円 以 下 の 法 人 即 時 償 却 又 は7%の 税 額 控 除 1 指 定 事 業 とは 製 造 業 建 設 業 等 の 一 定 の 事 業 をいう( 租 税 特 別 措 置 法 同 法 施 行 令 同 法 施 行 規 則 に 規 定 ) 2 平 成 26 年 3 月 末 までに 決 算 を 行 う 中 小 企 業 者 等 が 平 成 26 年 1 月 20 日 から 平 成 26 年 3 月 31 日 までに 対 象 設 備 を 取 得 等 し 事 業 に 供 用 した 場 合 には 1 平 成 26 年 4 月 1 日 を 含 む 事 業 年 度 ( 特 例 適 用 事 業 年 度 )において 中 促 の 上 乗 せ 措 置 の 適 用 を 受 けるか 2 平 成 26 年 3 月 末 までの 決 算 ( 特 例 対 象 事 業 年 度 )において 中 促 の 基 本 措 置 ( 特 別 償 却 30% 又 は 税 額 控 除 7%)の 適 用 を 受 けることができる 特 例 対 象 事 業 年 度 で 中 促 の 基 本 措 置 を 適 用 した 後 に 特 例 適 用 事 業 年 度 で 残 りの 特 別 償 却 を 適 用 することは 不 可 14

6-2. 中 小 企 業 者 等 に 対 する 上 乗 せ 措 置 : 要 件 及 び 要 件 確 認 スキーム 中 促 の 上 乗 せ 措 置 を 受 けるための 要 件 や 要 件 確 認 の 流 れは 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 先 端 設 備 や 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 と 同 様 上 乗 せ 措 置 の 対 象 設 備 ( 要 件 ) 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 の 対 象 設 備 のうち 以 下 のa 又 はbの 設 備 上 乗 せ 措 置 の 対 象 設 備 a 先 端 設 備 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 先 端 設 備 の 要 件 (A 要 件 1 及 び2)を 全 て 満 たす 設 備 ( 1 2) 1 機 械 装 置 のうち ソフトウエア 組 込 型 機 械 装 置 (あらかじめプログラムが 組 み 込 まれた 専 用 のコンピューターが 搭 載 され その コンピューターからの 指 令 に 基 づいて 作 動 する 機 械 装 置 ) については A 要 件 1( 最 新 モデル 要 件 )においては 最 新 モデル に 加 え 一 代 前 モデルも 対 象 とする ( 一 代 前 モデルの 詳 細 はP.16 参 照 ) 2 ソフトウエアについては A 要 件 2( 生 産 性 向 上 要 件 )は 適 用 しない 上 乗 せ 措 置 の 対 象 設 備 b 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 の 要 件 (B 要 件 1)を 満 たす 設 備 要 件 確 認 スキーム 確 認 者 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 先 端 設 備 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 の 要 件 確 認 スキームと 同 様 15

6-3. 中 小 企 業 者 等 に 対 する 上 乗 せ 措 置 :ソフトウエア 組 込 型 機 械 装 置 一 代 前 モデル 上 乗 せ 措 置 の 対 象 設 備 aにおいて ソフトウエア 組 込 型 機 械 装 置 限 定 で 対 象 となる 一 代 前 モデ ル とは 各 メーカーの 中 で 下 記 要 件 を 全 て 満 たすものをいう 1 最 新 モデルと 同 じ 種 類 用 途 及 び 細 目 の 設 備 のうち 最 新 モデルに 対 して 最 も 近 い 年 度 に 販 売 が 開 始 されたものであること 210 年 以 内 に 販 売 が 開 始 されたものであること 3 最 新 モデル 自 体 がその 一 代 前 モデルと 比 べて 生 産 性 向 上 要 件 (P.10 参 照 )を 満 たすものであ る 場 合 において その 一 代 前 モデルがその 直 前 のモデル( 二 代 前 モデル)と 比 べて 生 産 性 向 上 要 件 ( 同 上 )を 満 たすものであること < 事 例 > 2010 年 販 売 開 始 A 機 械 ( 最 新 モデル) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 105 2008 年 販 売 開 始 B 機 械 ( 一 代 前 モデル) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 100 2006 年 販 売 開 始 C 機 械 ( 二 代 前 モデル) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 95 B 機 械 との 生 産 性 比 較 {(105-100) 100} 2 年 = 年 平 均 2.5%の 生 産 性 向 上 C 機 械 との 生 産 性 比 較 {(100-95) 95} 2 年 = 年 平 均 2.6%の 生 産 性 向 上 D 機 械 ( 最 新 モデル) 2010 年 販 売 開 始 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 101 2007 年 販 売 開 始 E 機 械 ( 一 代 前 モデル) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 100 2005 年 販 売 開 始 F 機 械 ( 二 代 前 モデル) 単 位 時 間 当 たり 生 産 量 95 E 機 械 との 生 産 性 比 較 {(101-100) 100} 3 年 = 年 平 均 0.3%の 生 産 性 向 上 F 機 械 との 生 産 性 比 較 {(100-95) 95} 2 年 = 年 平 均 2.6%の 生 産 性 向 上 (B 機 械 ( 一 代 前 モデル)も 対 象 となる) (D 機 械 ( 最 新 モデル)が 生 産 性 向 上 要 件 を 満 たして いないため E 機 械 ( 一 代 前 モデル)も 対 象 外 ) 16

6-4. 中 小 企 業 者 等 に 対 する 上 乗 せ 措 置 : 対 象 設 備 リスト 上 乗 せ 措 置 の 対 象 設 備 は 下 記 太 線 内 の 設 備 ( 中 促 の 対 象 であり かつA 類 型 B 類 型 のいずれかに 該 当 するもの) 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 ロール 工 具 A 類 型 断 熱 材 断 熱 窓 建 物 電 気 設 備 ( 照 明 設 備 等 ) 建 物 附 属 設 備 冷 房 暖 房 通 風 又 はボイラー 設 備 建 物 附 属 設 備 昇 降 機 設 備 建 物 附 属 設 備 ブラインド 建 物 附 属 設 備 冷 凍 庫 又 は 冷 蔵 庫 付 き 陳 列 棚 及 び 陳 列 ケース 器 具 備 品 冷 房 用 又 は 暖 房 用 機 器 器 具 備 品 電 気 冷 蔵 庫 電 気 洗 濯 機 等 器 具 備 品 B 類 型 建 物 ( 全 て) 建 物 附 属 設 備 ( 全 て) 構 築 物 ( 全 て) 工 具 ( 以 下 を 除 く 全 て) 器 具 備 品 ( 以 下 を 除 く 全 て) ソフトウエア( 以 下 を 除 く 全 て) 機 械 装 置 全 て 試 験 又 は 測 定 機 器 器 具 備 品 サーバー 用 の 電 子 計 算 機 (その 電 子 計 算 機 器 の 記 憶 装 置 にサーバー 用 のOSが 書 き 込 まれたもの 及 びサーバー 用 の OSと 同 時 に 取 得 又 は 製 作 されるもの) 器 具 備 品 ソフトウエア( 設 備 の 稼 働 状 況 等 に 係 る 情 報 収 集 機 能 及 び 分 析 指 示 機 能 を 有 するもの) 上 乗 せ 対 象 測 定 工 具 及 び 検 査 工 具 工 具 一 定 の 電 子 計 算 機 器 具 備 品 一 定 のデジタル 複 合 機 器 具 備 品 一 定 のソフトウエア 普 通 貨 物 自 動 車 内 航 船 舶 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 17

18 7-1.その 他 留 意 事 項 (1) 設 備 の 事 業 供 用 年 度 と 税 制 措 置 適 用 年 度 が 不 一 致 となる 場 合 2014 年 4 月 1 日 を 含 む 事 業 年 度 が 実 際 に 税 制 措 置 を 初 めて 受 けられる 年 度 したがって 2014 年 3 月 31 日 までに 終 了 する 事 業 年 度 にて 対 象 設 備 を 取 得 等 し 事 業 に 供 用 した 場 合 は その 年 度 では 税 制 措 置 が 受 けられず 翌 事 業 年 度 にまとめて 税 制 措 置 を 受 けることとなる 点 に 留 意 具 体 的 には 下 記 事 例 の 通 り 12 月 決 算 については2014 年 3 月 末 までに 行 った 投 資 について2014 年 度 に 税 制 措 置 を 適 用 できるが 3 月 決 算 については2014 年 3 月 末 までに 行 った 投 資 について2013 年 度 は 税 制 措 置 を 適 用 できず 2014 年 度 に2013 年 度 分 と2014 年 度 分 の 措 置 がまとめて 適 用 されることとなる 12 月 決 算 2014 年 度 2015 年 度 2014/1/20 2014/3/31 2014/12/31 2015/3/31 対 象 外 2014 年 度 に 税 制 措 置 適 用 2015 年 度 に 税 制 措 置 適 用 3 月 決 算 対 象 外 2013 年 度 2014 年 度 2014/1/20 2014/3/31 2014/12/31 税 制 措 置 適 用 年 度 が 不 一 致 2014 年 度 に 税 制 措 置 適 用 2015/3/31 2015 年 度 2015 年 度 に 税 制 措 置 適 用

7-2.その 他 留 意 事 項 (2) 本 税 制 の 要 件 の 規 定 は 1 産 業 競 争 力 強 化 法 令 と2 租 税 特 別 措 置 法 令 等 に 分 かれている 2に 関 する 部 分 については 最 寄 りの 税 務 署 へお 問 い 合 わせください 税 務 署 検 索 ページ http://www.nta.go.jp/shiraberu/sodan/sodanshitsu/9200.htm 1 生 産 性 向 上 設 備 等 ( 産 業 競 争 力 強 化 法 で 規 定 ) 商 品 の 生 産 若 しくは 販 売 又 は 役 務 の 提 供 の 用 に 供 する 施 設 設 備 機 器 装 置 又 はプログラムであって 事 業 の 生 産 性 の 向 上 に 特 に 資 するものとして 経 済 産 業 省 令 で 定 めるもの( 法 2 条 13 項 ) <A 類 型 ( 工 業 会 等 が 確 認 )> 最 新 モデル 要 件 ( 規 則 5 条 1 号 イ) 生 産 性 向 上 要 件 ( 規 則 5 条 1 号 ロ) <B 類 型 ( 経 済 産 業 局 が 確 認 )> 事 業 者 が 策 定 した 投 資 計 画 ( 年 平 均 の 投 資 利 益 率 が15% 以 上 ( 中 小 企 業 者 等 にあっては5% 以 上 )となる ことが 見 込 まれるもの)に 記 載 された 投 資 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 不 可 欠 な 設 備 ( 規 則 5 条 2 号 ) 2 税 制 措 置 対 象 設 備 ( 租 税 特 別 措 置 法 令 等 にて 規 定 ) 1のうち 生 産 等 設 備 を 構 成 するものであること 最 低 取 得 価 額 要 件 を 満 たしていること 国 内 への 投 資 であること 中 古 資 産 貸 付 資 産 でないこと リース 資 産 の 取 扱 い 取 得 価 額 の 範 囲 等 19

8-1.Q&A(1) 1. 税 制 措 置 について Q1-1: 同 一 法 人 が 設 備 単 位 で 即 時 償 却 と 税 額 控 除 を 使 い 分 けることはできますか? A1-1:はい 可 能 です 例 えば X 機 械 については 即 時 償 却 Y 機 械 については 税 額 控 除 と 同 じ 資 産 分 類 内 で あっても 設 備 単 位 で 使 い 分 けができます Q1-2: 同 じ 設 備 に 対 して 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 と 生 産 等 設 備 投 資 促 進 税 制 の 両 方 の 適 用 を 受 けること はできますか? A1-2:いいえ 同 じ 設 備 に 対 して 特 別 償 却 税 額 控 除 に 係 る 税 法 の 重 複 適 用 はできませんので 確 定 申 告 時 に いずれかを 選 択 いただくことになります 2. 対 象 設 備 について Q2-1: 補 助 金 や 利 子 補 給 金 等 を 受 けた 設 備 であってもこの 税 制 措 置 を 使 えますか? A2-1:はい 原 則 として 利 用 可 能 です ただし 法 人 税 法 上 の 圧 縮 記 帳 の 適 用 を 受 けた 場 合 は 圧 縮 記 帳 後 の 金 額 が 税 務 上 の 取 得 価 額 となります 同 様 に 積 立 金 方 式 を 用 いた 場 合 も 税 務 上 の 取 得 価 額 は 補 助 金 額 等 を 差 し 引 いた 価 額 となります また 補 助 金 の 交 付 年 度 が 翌 事 業 年 度 になる 場 合 においては 予 定 交 付 額 を 差 し 引 い た 価 額 が 税 額 控 除 対 象 金 額 となります なお 平 成 26 年 度 補 正 予 算 地 域 工 場 中 小 企 業 等 の 省 エネルギー 設 備 導 入 補 助 金 など 補 助 金 側 に 制 限 がある 場 合 は 併 用 できませんのでご 注 意 ください Q2-2: 購 入 ではなくリースの 場 合 も この 税 制 措 置 を 使 えますか? A2-2:ファイナンスリース 取 引 については 対 象 になりますが ファイナンスリースのうち 所 有 権 移 転 外 リース 取 引 については 税 額 控 除 のみ 利 用 可 能 ( 即 時 償 却 特 別 償 却 は 利 用 不 可 )となります なお 税 額 控 除 額 は 毎 年 のリー ス 料 の5%ではなく リース 資 産 額 の5%となります また オペレーティングリースについては 本 税 制 の 対 象 外 とな ります Q2-3:B 類 型 ( 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 )は 改 善 とありますが 設 備 の 入 れ 替 えでは なく 設 備 の 新 設 や 新 規 出 店 等 でも 対 象 となりますか? A2-3:はい 設 備 の 新 設 や 新 規 出 店 であっても 対 象 になります 20

8-2.Q&A(2) Q2-4: 平 成 25 年 に 取 得 した 設 備 は 対 象 となりますか? A2-4: 産 業 競 争 力 強 化 法 施 行 日 ( 平 成 26 年 1 月 20 日 ) 以 降 に 取 得 等 したものが 対 象 となりますので 当 該 施 行 日 よりも 前 に 取 得 等 済 の 設 備 は 対 象 外 となります Q2-5: 資 本 的 支 出 を 行 った 場 合 も 対 象 になりますか? A2-5: 資 本 的 支 出 ( 既 に 有 する 資 産 の 修 理 改 良 等 のために 行 った 支 出 )については 建 物 を 除 き 対 象 となりません Q2-6: 断 熱 窓 や 断 熱 材 照 明 設 備 等 における 単 品 の 考 え 方 はどのようになりますか? A2-6: 通 常 一 単 位 として 取 引 される 単 位 が 最 低 取 得 価 額 の 判 定 の 基 本 となっております 詳 しくは 最 寄 りの 税 務 署 にお 尋 ねください < 参 考 : 租 税 特 別 措 置 法 関 係 通 達 の42の6ー2( 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 関 係 )> 機 械 及 び 装 置 又 は 器 具 及 び 備 品 の 一 台 又 は 一 基 の 取 得 価 額 が160 万 円 以 上 又 は120 万 円 以 上 であるかどうかについては 通 常 一 単 位 として 取 引 される 単 位 ごとに 判 定 するのであるが 個 々の 機 械 及 び 装 置 の 本 体 と 同 時 に 設 置 する 自 動 調 整 装 置 又 は 原 動 機 のような 附 属 機 器 で 当 該 本 体 と 一 体 になって 使 用 するものがある 場 合 には これらの 附 属 機 器 を 含 めたところによりその 判 定 を 行 うことができるものとする Q2-7: 取 得 価 額 の 範 囲 には どのような 費 用 が 含 まれるのでしょうか? A2-7: 対 象 となる 減 価 償 却 資 産 の 取 得 価 額 には 1 当 該 固 定 資 産 の 購 入 対 価 のほか 2 外 部 付 随 費 用 ( 引 取 運 賃 荷 役 費 運 送 保 険 料 購 入 手 数 料 関 税 その 他 購 入 のために 要 した 費 用 ) 3 当 該 資 産 を 事 業 の 用 に 供 するた めに 直 接 要 した 費 用 の 金 額 (つまり 内 部 付 随 費 用 例 えば 据 付 費 試 運 転 費 等 )が 含 まれます Q2-8: 取 得 価 額 要 件 のうち 合 計 額 とは 投 資 単 位 と 年 度 単 位 どちらでの 合 計 額 となるのでしょうか?また 例 え ば 異 なる 器 具 備 品 の 合 計 額 が120 万 円 となった 場 合 は 対 象 となるのでしょうか? A2-8: 合 計 額 は 事 業 年 度 単 位 で 合 計 してください なお 合 計 額 は 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 においては 工 具 器 具 備 品 といった 設 備 種 類 単 位 で 判 定 しますので 例 えば 冷 蔵 庫 60 万 円 検 査 機 器 60 万 円 で 器 具 備 品 の 合 計 額 が120 万 円 となる 場 合 は 対 象 となります 21

8-3.Q&A(3) Q2-9: 今 回 導 入 する 設 備 について どの 分 類 ( 種 類 用 途 または 細 目 )で 資 産 計 上 すべきか 分 かりません A2-9: 個 々の 設 備 がどの 分 類 で 資 産 計 上 されるかについては 経 済 産 業 省 ( 局 )で 判 断 するものではありません 個 別 ケースにおいて 判 断 に 迷 われる 場 合 は 最 寄 りの 税 務 署 や 税 理 士 公 認 会 計 士 等 にご 確 認 ください Q2-10: 医 療 機 器 は 本 税 制 の 対 象 となりますか A2-10: 器 具 備 品 として 資 産 計 上 される 医 療 機 器 は A 類 型 は 対 象 外 となりますが B 類 型 は 対 象 となります 資 産 分 類 についての 詳 細 は 最 寄 りの 税 務 署 にご 確 認 ください Q2-11: 車 両 は 本 税 制 の 対 象 となりますか A2-11: 車 両 運 搬 具 として 資 産 計 上 される 設 備 は 本 税 制 の 対 象 外 となりますが 機 械 装 置 として 資 産 計 上 さ れる 設 備 は 対 象 となります 資 産 分 類 についての 詳 細 は 最 寄 りの 税 務 署 にご 確 認 ください Q2-12: 下 請 業 者 に 設 備 を 貸 し 付 けた 場 合 も 貸 付 設 備 ということで 対 象 外 になりますか A2-12: 貸 付 設 備 は 原 則 対 象 外 ですが 自 己 の 下 請 業 者 に 貸 与 し かつ 当 該 設 備 が 専 ら 当 該 法 人 ( 設 備 の 所 有 者 )のためにする 製 品 の 加 工 等 の 用 に 供 される 場 合 は 対 象 となります 個 別 ケースの 該 当 可 否 については 最 寄 り の 税 務 署 にご 確 認 ください 22

8-3.Q&A(4) 3. 申 請 手 続 きについて Q3-1: 本 税 制 措 置 を 受 ける 場 合 いつまでに 証 明 書 確 認 書 を 取 得 すればよいのでしょうか? A3-1:A 類 型 ( 先 端 設 備 )については あくまで 各 設 備 の 性 能 証 明 になりますので 取 得 日 に 対 し 事 前 の 証 明 でも 事 後 の 証 明 でもかまいません 実 際 の 確 定 申 告 時 までに 証 明 書 の 取 得 をお 願 いします 一 方 B 類 型 ( 生 産 ライン やオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 )については あくまで 投 資 計 画 についてその 妥 当 性 を 判 断 するものであ り 必 ず 設 備 の 取 得 等 をする 前 に 確 認 書 を 取 得 してください Q3-2: 取 得 等 とは 具 体 的 にどのようなタイミングを 指 すのですか? A3-2: 機 械 等 の 所 有 権 を 得 たこと つまり 機 械 等 を 購 入 したこと( 請 負 契 約 に 基 づく 建 物 については 一 般 的 には 引 き 渡 しを 受 けたこと)を 指 します 例 えば 検 収 が 終 わっていない 設 備 については 引 き 渡 しが 済 んでいないこと から 一 般 的 に 未 取 得 の 状 態 と 考 えられます 個 別 ケースにおいて 判 断 に 迷 われる 場 合 は 最 寄 りの 税 務 署 までご 確 認 ください Q3-3: 実 際 に 使 用 する 申 請 書 等 は どこで 入 手 できますか? A3-3:24ページに 記 載 のWEBページに 各 種 様 式 を 掲 示 しておりますので そこからダウンロードしてください なお 様 式 以 外 にも ご 利 用 の 手 引 きや 工 業 会 等 リスト(A 類 型 の 証 明 団 体 のリスト) 等 も 掲 示 しております Q3-4: 投 資 計 画 (B 類 型 )の 事 前 確 認 を 行 う 公 認 会 計 士 税 理 士 は 第 三 者 である 必 要 はありますか? A3-4: 公 認 会 計 士 税 理 士 については 有 資 格 者 であれば 特 段 その 立 場 については 制 限 を 設 けていません ( 例 えば 社 内 に 有 資 格 者 がいる 場 合 は その 者 が 事 前 確 認 を 行 うことも 可 能 ) 23

9. 問 い 合 わせ 先 制 度 概 要 について/A 類 型 について( ) 個 別 設 備 の 証 明 書 発 行 可 否 については 各 工 業 会 に 直 接 お 問 い 合 わせください 生 産 性 税 制 電 話 相 談 窓 口 ( 直 通 :03-3501-1565)( 平 日 9:00~12:00 13:00~17:30) B 類 型 について 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 ( 上 乗 せ 措 置 ) 北 海 道 経 済 産 業 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :011-709-1782) 同 左 東 北 経 済 産 業 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :022-221-4876) 中 小 企 業 課 ( 直 通 :022-221-4922) 関 東 経 済 産 業 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :048-600-0254) 中 小 企 業 課 ( 直 通 :048-600-0321) 中 部 経 済 産 業 局 地 域 振 興 課 ( 直 通 :052-951-2716) 中 小 企 業 課 ( 直 通 :052-951-2748) 中 部 経 済 産 業 局 北 陸 支 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :076-432-5518) 産 業 課 ( 直 通 :076-432-5401) 近 畿 経 済 産 業 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :06-6966-6065) 中 小 企 業 課 ( 直 通 :06-6966-6065) 中 国 経 済 産 業 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :082-224-5684) 同 左 四 国 経 済 産 業 局 地 域 経 済 課 ( 直 通 :087-811-8513) 中 小 企 業 課 ( 直 通 :087-811-8529) 九 州 経 済 産 業 局 企 業 支 援 課 ( 直 通 :092-482-5435) 同 左 沖 縄 総 合 事 務 局 経 済 産 業 部 地 域 経 済 課 ( 直 通 :098-866-1730) 中 小 企 業 課 ( 直 通 :098-866-1755) 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 ( 上 乗 せ 措 置 )について 中 小 企 業 庁 事 業 環 境 部 財 務 課 ( 直 通 :03-3501-5803) WEBページ(ご 利 用 の 手 引 きや 申 請 様 式 等 を 掲 示 ) http://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/seisanseikojo.html 24