福山通運グループ 次中期経営計画 福山通運グループ グループ 第2次中期経営計画 Challenge, Change 2014 2012.4 2015.3 すべては すべては 安全 安全 安心をお 安心をお届 をお届けするために 昭和30年頃 本資料に含まれる数値 および将来に関する記載は 本資料の発表日現在の判断や 入手可能な情報のみに基づくものであり 経済情勢や市場動向 の変化等 様々な要因により異なる可能性があります 本資料は記載された目標や予想の達成 将来の業績を保証するものではありません
経 営 計 画 の 策 定 にあたって 福 山 通 運 グループは 物 流 というサービスの 提 供 を 通 じて その 企 業 価 値 を 高 めるだ けにとどまらず 社 会 の 持 続 可 能 な 発 展 のため 企 業 市 民 としての 社 会 的 責 任 を 積 極 的 に 果 たしていくことが 使 命 であると 考 えています 東 日 本 大 震 災 により サプライチェーンの 混 乱 が 経 済 活 動 に 大 きな 打 撃 を 与 えたこと で 物 流 が 電 気 ガス 水 道 と 同 じくライフラインの1つであることを 再 認 識 させられ 当 社 グループは 物 流 を 担 う 企 業 として その 社 会 的 責 任 の 重 さを 改 めて 痛 感 いたしました 第 2 次 中 期 経 営 計 画 Challenge, Change 2014 は 安 全 安 心 なサービスを 安 定 的 に かつ 継 続 してお 客 様 にお 届 けしていくことを 最 重 要 課 題 ととらえ すべては 安 全 安 心 をお 届 けするために をコンセプトとしてとりまとめました 1
第 2 次 中 期 経 営 計 画 の 位 置 づけ 当 社 グループが 創 業 60 周 年 を 機 に 平 成 21 年 度 から 実 施 し 平 成 23 年 度 で 終 了 いたします 中 期 経 営 計 画 Challenge, Change 2011 では 福 山 通 運 は すべての 皆 様 のご 期 待 にお 応 えします をコンセプトに 経 営 基 盤 を 強 化 し 企 業 価 値 を 向 上 させるための 経 営 3 目 標 を 定 め その 達 成 に 向 けた 営 業 展 開 を 行 ってまいり ました 流 通 構 造 の 変 化 と 世 界 同 時 不 況 による 景 気 低 迷 で 国 内 貨 物 総 輸 送 量 が 激 減 するなどの 影 響 もあり 当 初 の 数 値 目 標 は 一 部 未 達 成 とはなりましたが その 間 収 支 構 造 の 改 革 に 努 め 持 続 可 能 な 成 長 のための 利 益 体 質 の 強 化 を 図 ってまいりました 第 2 次 中 期 経 営 計 画 では 創 業 以 来 築 き 上 げてきた 当 社 グループの 品 質 力 創 造 力 現 場 力 環 境 力 4つの 力 を 結 集 し これまでの 取 り 組 みを 発 展 的 に 引 き 継 ぎ 新 たな 経 営 目 標 の 達 成 を 目 指 してまいります 当 社 グループは 第 2 次 中 期 経 営 計 画 Challenge, Change 2014 のもと 創 業 者 精 神 に 立 ち 返 り 当 社 グループのコーポレートマーク であります 昇 りゆく 太 陽 と 永 遠 に 成 長 を 続 ける 企 業 の 歩 む 道 をイメージした ライジングマーク ライジングマーク のごとく 将 来 に 向 けて その 成 長 ライジングマーク 昇 りゆく 太 陽 を 安 定 的 な 軌 道 に 乗 せ 永 続 的 に 事 業 活 動 を 行 っていくゴーイング コンサーンであれるよう 経 営 努 力 を 行 ってまいりますので 何 卒 ご 支 援 の 程 よろしくお 願 い 申 しあげます 永 遠 に 成 長 を 続 ける 企 業 の 歩 む 道 2
中 期 経 営 計 画 Challenge, Change 2011 の 振 り 返 り 経 営 目 標 売 上 高 は 達 成 できませんでしたが 利 益 体 質 を 強 化 しました 売 上 高 / 成 長 率 営 業 利 益 / 営 業 利 益 率 自 己 資 本 / 株 主 資 本 比 率 ( 単 位 : 百 万 円 %) ( 単 位 : 百 万 円 %) ( 単 位 : 百 万 円 %) 売 上 高 成 長 率 営 業 利 益 営 業 利 益 率 自 己 資 本 株 主 資 本 比 率 253,875 255,611 251,000 243,022 237,715 12,524 13,096 13,500 168,765 164,932 170,825 172,221 181,300 7.0 49.3 50.0 0.8 4.5 2.2 1.7 5,823 8,217 5.3 5.1 5.4 47.6 48.7 46.3 3.4 2.3 2007 年 度 2008 年 度 2009 年 度 2010 年 度 2011 年 度 予 想 2007 年 度 2008 年 度 2009 年 度 2010 年 度 2011 年 度 予 想 2007 年 度 2008 年 度 2009 年 度 2010 年 度 2011 年 度 予 想 3
中 期 経 営 計 画 Challenge, Change 2011 の 振 り 返 り 経 営 方 針 社 会 的 責 任 の 遂 行 安 全 安 心 な サービスの 提 供 営 業 基 盤 の 強 化 と 新 規 市 場 への 進 出 人 事 制 度 の 整 備 環 境 経 営 の 取 り 組 み 執 行 役 員 制 度 の 導 入 東 日 本 大 震 災 における 救 援 物 資 輸 送 実 施 項 目 道 路 清 掃 活 動 アメニティクリーン 作 戦 のエリア 拡 大 翌 日 配 達 エリアの 拡 充 運 輸 安 全 マネジメントの 積 極 的 な 取 り 組 み 安 全 安 心 大 会 の 開 催 王 子 運 送 の 子 会 社 化 適 正 な 重 量 容 積 に 基 づいた 運 賃 収 受 大 型 流 通 センターの 開 設 社 内 評 価 制 度 の 実 施 モーダルシフトの 推 進 低 公 害 車 の 導 入 コーポレート ガバナンス 体 制 の 強 化 被 災 地 の 物 流 網 をいち 早 く 復 旧 させるため 現 地 に 各 地 から 応 援 者 を 派 遣 各 店 で 周 辺 道 路 の 清 掃 活 動 を 実 施 羽 田 福 岡 および 北 九 州 間 を 就 航 する 航 空 便 スターフライヤー の 利 用 拡 大 車 両 事 故 の 減 少 に 成 果 福 山 通 運 グループおよび 協 力 会 社 も 参 加 北 関 東 地 区 を 中 心 とした 営 業 基 盤 の 強 化 運 賃 監 視 委 員 会 の 設 置 東 京 北 支 店 東 京 浦 安 流 通 センター 藤 沢 支 店 大 手 量 販 店 物 流 センター 全 員 参 加 型 評 価 制 度 (マナーアップキャンペーン)の 導 入 社 外 研 究 会 でモーダルシフトの 検 討 実 施 環 境 性 能 に 優 れた 自 動 車 の 導 入 第 2 次 中 期 経 営 計 画 において 発 展 的 に 引 き 継 ぎ 新 たな 経 営 目 標 の 達 成 を 目 指 します 4
新 たな 経 営 目 標 経 営 目 標 売 上 高 2011 年 度 予 想 2,510 億 円 2014 年 度 目 標 3,000 億 円 営 業 利 益 率 5.4% 7.0% ROE ( 自 己 資 本 利 益 率 自 己 資 本 利 益 率 ) 7.2% 7.0% 売 上 高 営 業 利 益 率 ROE 2,556 2,510 5.1 7.2 4.9 5.4 3,000 ( 単 位 : 億 円 %) 7.0 7.0 2010 年 度 実 績 2011 年 度 予 想 2014 年 度 目 標 5
事 業 別 セグメントの 目 標 運 送 事 業 ( 単 位 : 億 円 ) 売 上 高 営 業 利 益 事 業 セグメント 主 な 事 業 内 容 2011 年 度 予 想 2014 年 度 目 標 2011 年 度 予 想 2014 年 度 目 標 ネットワーク 事 業 国 内 輸 送 宅 配 便 その 他 貸 切 2,244 2,372 123 143 引 越 事 業 フクツー 引 越 便 9 11 1 1 計 2,253 2,383 124 144 流 通 加 工 事 業 ロジスティクス 事 業 倉 庫 流 通 加 工 115 165 11 20 国 際 事 業 国 際 事 業 航 空 海 上 貨 物 輸 送 (フォワーディング) 通 関 25 110 3 14 不 動 産 賃 貸 事 業 物 流 施 設 64 68 6 7 物 品 販 売 事 業 味 のふる 里 便 38 50 7 9 その 他 事 業 ストア 事 業 コンビニエンスストア 10 20 2 4 その 他 事 業 労 働 者 派 遣 ボウリング 損 害 保 険 代 理 旅 行 サービス 97 102 21 22 計 209 240 36 42 新 規 事 業 ー 200 ー 30 セグメント 間 相 殺 ( 消 去 ) 92 98 39 40 合 計 2,510 3,000 135 210 6
第 2 次 中 期 経 営 計 画 の 基 本 方 針 創 業 以 来 当 社 グループが 築 き 上 げてきた 4つの 力 を 結 集 することで すべてのステークホルダーの 皆 様 のご 期 待 にお 応 えしていくとともに 持 続 可 能 な 成 長 を 実 現 し 企 業 価 値 の 更 なる 向 上 を 目 指 してまいります 1. 安 全 安 心 なサービスの 品 質 力 を 向 上 2. 営 業 基 盤 の 強 化 による 新 たな 価 値 を 生 みだす 創 造 力 の 強 化 3. 人 材 育 成 による 現 場 力 の 強 化 4. 地 球 環 境 力 の 拡 充 7
基 本 方 針 1. 安 全 安 心 なサービスの 品 質 力 を 向 上 1 品 質 管 理 の 徹 底 安 全 安 心 はわが 社 の 基 本 である という 理 念 のもと 魅 力 的 なサービス 品 質 を 生 みだします 一 つひとつの 荷 物 を 大 切 にサービス 品 質 の 向 上 に 努 めます 2 交 通 事 故 防 止 活 動 を 通 した 安 全 輸 送 の 確 立 運 輸 安 全 マネジメント( 注 1)を 効 果 的 に 活 用 し 交 通 事 故 の 防 止 によるサービス 品 質 の 向 上 に 努 めます 3 翌 日 午 前 中 配 達 網 の 拡 充 お 客 様 満 足 度 を 高 めるため 輸 送 距 離 600km 圏 内 の 翌 日 午 前 中 配 達 網 を 整 備 し サービス 品 質 の 向 上 に 努 めます 4お 客 様 目 線 に 立 ったサービス サービスの 開 発 日 時 指 定 サービスなどの 品 質 の 向 上 に 努 めるとともに サービスのラインアップの 刷 新 を 図 ります ICT( 注 2)を 最 大 限 に 活 用 した 輸 送 情 報 の 見 える 化 を 推 進 し サービス 品 質 の 向 上 に 努 めます 5コーポレート コーポレート ガバナンス ガバナンスの 強 化 当 社 グループ 全 体 の 内 部 統 制 の 充 実 を 図 ります コンプライアンス 経 営 の 徹 底 に 努 めます ( 注 1) 運 輸 安 全 マネジメントとは 事 業 者 が 構 築 した 安 全 管 理 体 制 を 国 が 評 価 する 制 度 です ( 注 2) ICT(Information and Communication Technology)とは 情 報 通 信 に 関 連 する 技 術 一 般 の 総 称 です 8
基 本 方 針 2. 営 業 基 盤 の 強 化 による 新 たな 価 値 を 生 みだす 創 造 力 の 強 化 1グループ 経 営 の 再 構 築 ネットワーク 事 業 ロジスティクス 事 業 国 際 事 業 およびその 他 事 業 におけるグループの あるべき 姿 を 見 直 し 事 業 再 編 を 行 います 2ロジスティクス 事 業 国 際 事 業 をネットワーク 事 業 に 続 く 第 2 第 3の 収 益 の 柱 に ロジスティクス 事 業 ネットワーク 事 業 との 相 乗 効 果 を 高 めるため 物 流 施 設 の 拡 充 を 図 ります 国 際 事 業 ネットワーク 事 業 との 連 携 を 深 化 させるため 複 合 一 貫 輸 送 体 制 の 強 化 を 図 ります 3M&Aを 含 む 事 業 拡 充 による 企 業 価 値 の 向 上 企 業 価 値 を 高 めるために 業 務 提 携 および 資 本 参 加 に 積 極 的 に 取 り 組 みます 9
基 本 方 針 3. 人 材 育 成 による 現 場 力 の 強 化 1 人 事 制 度 改 革 新 しい 等 級 制 度 評 価 制 度 の 導 入 により 従 業 員 のモチベーションを 高 め 組 織 全 体 の 活 力 を 強 化 します 新 しい 人 事 システムを 開 発 します 要 員 管 理 制 度 ( 注 1)の 導 入 を 検 討 します 2 人 材 の 確 保 中 長 期 的 な 視 野 に 立 ち 多 角 的 な 知 識 を 有 する 人 材 を 確 保 します 社 内 教 育 を 充 実 させ 力 量 ( 注 2), 経 験 を 高 め 将 来 を 担 う 人 材 を 育 成 します ( 注 1) 要 員 管 理 制 度 とは 職 務 別 の 必 要 スキルおよび 人 員 を 検 討 し 当 社 グループ 全 体 の 最 適 な 配 置 を 決 定 する 人 的 資 源 管 理 制 度 です ( 注 2) 力 量 とは 現 場 に 指 示 を 理 解 しやすく 伝 達 し 現 場 の 課 題 に 気 づき 必 要 な 報 告 を 迅 速 かつ 的 確 に 報 告 する 能 力 のことです 10
基 本 方 針 4. 地 球 環 境 力 の 拡 充 1 地 球 温 暖 化 防 止 輸 送 の 効 率 化 に 努 め CO2 排 出 量 の 削 減 に 努 めます 省 エネ 意 識 を 高 め エネルギー 使 用 量 の 抑 制 に 努 めます 2 資 源 の 有 効 活 用 資 材 リサイクルを 推 進 します 3R 活 動 ( 注 1)でゴミ 排 出 量 の 削 減 に 努 めます 3 環 境 に 配 慮 した 自 然 にやさしいサービス サービスの 提 供 ICTの 活 用 によるペーパーレス 化 を 推 進 します 当 社 グループ 独 自 の エコ&グリーンロジスティクス ( 注 2)を 推 進 します ( 注 1) 3R 活 動 とは 発 生 抑 制 (リデュース<Reduce>) 再 使 用 (リユース<Reuse>) 再 利 用 (リサイクル<Recycle>)のことです ゴミを 減 らすには3つのRが 大 切 といわれています ( 注 2) エコ&グリーンロジスティクスとは 当 社 グループによる 輸 送 を 含 むロジスティクス 全 般 に 関 する 環 境 対 策 自 然 保 護 における 取 り 組 みの 総 称 です 11
経 営 資 源 の 配 分 方 式 投 資 額 ( ) ( 単 位 : 億 円 ) 事 業 拠 点 の 増 設 に 係 わる 投 資 150 業 務 改 善 および 省 力 化 に 係 わる 投 資 60 投 資 計 画 安 心 安 全 環 境 経 営 に 係 わる 投 資 90 情 報 化 に 係 わる 投 資 80 新 規 事 業 業 容 拡 大 に 係 わる 投 資 100 合 計 480 ( ) 2012 年 度 2014 年 度 における 新 規 投 資 分 目 標 ( 単 位 : 人 ) 要 員 計 画 正 社 員 21,000 12