独立系FP会社で受けられる       《住宅・不動産》     関連サービスの研究2015

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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弁護士報酬規定(抜粋)

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

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疑わしい取引の参考事例

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PowerPoint プレゼンテーション

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N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

生保マーケット共同開拓の ご提案

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第一部【証券情報】

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平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

平成18年1月4日

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

平成16年度

Q7 空 き 家 バンクの 登 録 期 間 は 何 年 ですか A7 2 年 です なお 期 間 満 了 後 は 再 申 請 により 再 登 録 可 能 です Q8 空 き 家 の 名 義 人 でなくても 登 録 できますか A8 原 則 空 き 家 所 有 者 からの 申 請 が 必 要 となりま


図 表 1 住 開 始 分 ま で の 5 年 間 延 長 さ れ ま し た 住 宅 ロ ー ン 控 除 の た め の フ ロ ー チ ャ ー ト 住 宅 ローンで 住 宅 及 びその 敷 地 を 取 得 し 取 得 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 して いますか? 所 得 金 額 が

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

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6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

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養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却


c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

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情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

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回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

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さらに 自 営 業 者 や 個 人 事 業 者 など 一 般 的 に 住 宅 ローンが 組 みづらい 人 の 場 合 には 取 引 先 の 銀 行 と 事 前 に 十 分 な 打 ち 合 わせをすることも 欠 かせません もちろん 銀 行 に 相 談 をしたからといってそこで 借 りなければならない

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1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

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工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

-7 万 人 お 客 さま 選 択 - 質 高 い 住 宅 取 得 を 引 下 げで 応 援 保 証 料 0 円 繰 上 返 済 手 数 料 0 円 フラット5 ご 用 に 際 しては 住 宅 融 支 援 機 構 で 定 めた 技 術 基 準 に 基 づく 物 件 検 査 を 実 施 します あわせ

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ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

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独 立 系 FP 会 社 で 受 けられる 住 宅 不 動 産 関 連 サービスの 研 究 2015 ~ 住 宅 不 動 産 で 後 悔 したくない 方 へ ~ 明 治 大 学 商 学 部 2 年 松 永 江 梨 子 2015/03/26

目 次 はじめに P2 1.お 客 様 の 住 宅 不 動 産 についての 不 安 後 悔 大 全 集 P3-5 2. 住 宅 不 動 産 を 考 える 際 に 知 っておいてほしいこと P6 [1] 住 宅 購 入 編 P7-9 [2] 不 動 産 売 却 有 効 活 用 編 P10 [3] 不 動 産 投 資 編 P11 3. 独 立 系 FP 会 社 で 受 けられる 住 宅 不 動 産 関 連 サービス P12 [1] 住 宅 購 入 に 関 するサポート P13-15 [2] 不 動 産 売 却 有 効 活 用 に 関 するサポート P16-17 [3] 不 動 産 投 資 に 関 するサポート P18-19 4.まとめ 住 宅 不 動 産 で 後 悔 をしたくない 方 へ P20 おわりに P21 1

はじめに はじめまして 明 治 大 学 商 学 部 2 年 松 永 江 梨 子 と 申 します こちらの 株 式 会 社 住 まいと 保 険 と 資 産 管 理 にて 3 月 10 日 から 26 日 まで インターンシップとしてお 世 話 になっております インターンシップに 参 加 するきかっけとなったのは 所 属 するゼミナールで ファイナンシャルプランナーに 必 要 な 知 識 を 学 んでいて 講 義 や 教 科 書 からの 情 報 だけ ではなく 実 際 の 独 立 系 FP 会 社 での 業 務 を 見 てみたいと 思 ったことです 私 は 現 在 FP 技 能 士 3 級 の 勉 強 をしているのですが 勉 強 していてなかなかイメージ できない 部 分 や わからない 部 分 が 多 くあります このインターンシップ 期 間 で 社 員 の 方 々にインタビューをさせて 頂 き 疑 問 点 を 解 決 し 知 見 を 深 めていきたいです 私 がこの 約 3 週 間 のインターンシップ 期 間 で 取 り 組 みましたのは 独 立 系 FP で 受 けられる 住 宅 不 動 産 関 連 サービスの 研 究 です 住 宅 不 動 産 と 聞 くと マイホームの 購 入 に 際 する 住 宅 ローンや 保 険 へのサポート をイメージしますが 他 にも 不 動 産 売 却 有 効 活 用 不 動 産 投 資 についてなど 様 々な サポートを 受 けることができます 住 宅 不 動 産 は 一 度 に 大 きなお 金 が 動 くだけに 様 々な 不 安 やリスクが 生 じます そこで FP がどのようなアドバイス サポートを 行 うのか 不 動 産 会 社 やハウスメー カーなどに 依 頼 する 場 合 と 異 なることはあるのかなど イメージしにくい 点 をインタビ ューや 調 査 を 通 して お 客 様 に 有 益 な 情 報 としてお 伝 えすることを 目 標 に 取 り 組 んでい こうと 考 えております 少 しでも お 客 様 のわからないことや 不 安 を 解 消 するお 手 伝 いができれば 何 よりうれしいです 2

1.お 客 様 の 住 宅 不 動 産 についての 不 安 後 悔 大 全 集 [1] 住 宅 購 入 をするとき 1 わからないこと 物 件 価 格 の 妥 当 性 物 件 自 体 に 問 題 はないか 周 辺 の 環 境 に 問 題 はないか 保 険 について 購 入 までの 流 れ 自 分 では 資 金 計 画 が 立 てられない アベノミクスや 消 費 税 増 税 などの 政 策 の 影 響 2 決 められないこと いつ 買 えばいいのか 土 地 間 取 りはどうするか 建 設 会 社 や 不 動 産 会 社 はどこにするか 3 後 悔 していること 業 者 の 言 うままに 家 を 買 ってしまった 予 算 を 低 くしすぎて 生 活 の 質 が 落 ちてしまった 予 算 をオーバーしたために 生 活 を 切 り 詰 めることになった 今 は 情 報 があふれている 時 代 です わからないことがある 人 はもちろん 情 報 が 多 くて 整 理 ができない 人 にも 相 談 に 来 てほしいです ( 木 村 FP) 中 古 物 件 は 予 算 を 抑 えられる 方 で 注 意 すべき 点 も 増 えます 最 近 は ホームインスペクションを 希 望 されるお 客 様 もいます 住 まいの 心 配 にケアすることに 掛 けています ( 飯 田 FP) 3

[2] 住 宅 ローンについて 1 ローンを 組 む 時 の 不 安 自 分 がいくら 借 りられるのか どのローンを 選 ぶべきか 諸 費 用 がいくらになるのか 2 将 来 への 不 安 老 後 の 資 金 は 確 保 できるのか 子 どもの 教 育 資 金 に 余 裕 があるか 繰 上 げ 返 済 はするべきか 収 入 が 減 っても 対 処 できるのか 3 後 悔 していること ローン 返 済 が 不 安 で 生 活 に 余 裕 をもてなかった ハウスメーカーなどに 任 せてしまい 納 得 したローンが 組 めなかった 収 入 が 減 り 家 を 売 りに 出 すしかない 状 況 になってしまった 変 動 金 利 か 固 定 金 利 かを 決 める 時 は どちらのリスクが 小 さいかという 視 点 が 大 切 です [3] 不 動 産 売 却 をするとき ( 下 山 FP) 不 動 産 が 古 くなっているが ちゃんと 売 れるのか どうすれば 高 く 売 れるのか 仲 介 の 不 動 産 業 者 に 心 配 はないか 売 却 して 得 られるお 金 はどうすればいいのか いつ 売 却 するのがいいか ( 買 い 換 える 時 ) 新 しい 住 居 を 先 に 見 つけるか 売 却 を 先 にするか どんなコストがかかるのか どんな 順 序 で 進 んでいくのか はじめに 設 定 した 価 格 が 高 すぎて 全 く 売 れる 気 配 がなかった 引 越 し 時 期 との 調 整 をもっと 綿 密 にしておくべきだった どうしても 売 却 したい 場 合 多 くの 場 合 相 場 より 低 くすれば 売 却 は 可 能 です そして いくら 以 上 なら 問 題 ないかを 見 極 めることが 必 要 です ( 白 鳥 FP) 4

[4] 不 動 産 投 資 をするとき 投 資 の 安 全 性 自 分 に 適 した 物 件 は 何 か 自 分 にとって 不 動 産 投 資 は 有 効 なのか 自 己 資 金 とローンの 割 合 賃 貸 管 理 について 他 の 運 用 方 法 ではどうなるのか 修 繕 積 立 金 などランニングコストについての 考 えが 甘 かった 新 しい 入 居 者 の 募 集 が 精 神 的 な 負 担 が 大 きかった 管 理 料 を 抑 えるために 管 理 を 自 分 で 行 ったが 想 像 したより 大 変 だった 賃 貸 管 理 業 者 に 管 理 を 任 せると 全 てやってくれるのでとても 楽 です 自 分 でできることもあるので 何 を 優 先 するかを 考 えることが 大 切 です ( 大 野 FP) 皆 さんの 不 安 を 解 消 するため そして 最 終 的 なゴールは それぞれの 希 望 するライフプランを 実 現 させること そのゴールへ 向 けて FP は 様 々なサポートをしていきます FP は 先 生 と 同 じです サポートやアドバイスを 通 してお 客 様 に 最 終 的 な 選 択 をして 頂 くことで 後 悔 のない 満 足 した 買 い 物 ができるはずです ( 塩 川 FP) 5

2. 住 宅 不 動 産 を 考 える 際 に 知 っておいてほしいこと 住 宅 購 入 を 考 えている 方 不 動 産 の 売 却 を 考 えている 方 不 動 産 投 資 を 始 めようと 思 っている 方 たくさんの 不 安 や 疑 問 を 持 って FP に 相 談 することを 決 めたと 思 います FP に 相 談 する 前 にどんなことを 知 っていると より 自 分 にあった 良 い 選 択 ができるのか というアプローチから 簡 単 な 情 報 や 最 近 のデータをまとめました 細 かい 部 分 の 情 報 をご 紹 介 する 前 に 私 の 中 であいまいなままであった 不 動 産 というワードから 解 説 したいと 思 います 不 動 産 : 不 動 産 とは 土 地 およびその 定 着 物 とされている ( 民 法 86 条 ) ここでいう 定 着 物 というのは 土 地 に 固 定 されていて 動 かないものをさします ですから 不 動 産 は 土 地 建 物 だけでなく 温 泉 や 木 も 含 まれます 不 動 産 以 外 のものは すべて 動 産 として 扱 われます 次 に 住 宅 について 考 えるうえで いずれ 関 わりを 持 つかもしれない 不 動 産 業 者 と ハウスメーカー についてです 不 動 産 業 者 ; 不 動 産 についての 知 識 に 詳 しい 不 動 産 の 売 買 の 仲 介 をしたり 時 には 代 理 人 になったりする 仕 事 を 行 う 宅 地 建 物 取 引 業 法 という 法 律 に 規 制 される ハウスメーカー: 住 宅 や 商 業 設 備 を 建 設 する 業 者 建 設 が 本 業 である 家 や 商 業 設 備 の 建 設 の 技 術 に 卓 越 している 品 質 が 安 定 していることが 多 い 土 地 についての 知 識 が 豊 富 であるとは 限 らない 6

[1] 住 宅 購 入 編 1 最 近 (2015 年 3 月 )の 住 宅 ローン 金 利 2015 年 3 月 の 住 宅 ローン 金 利 は 長 期 金 利 の 反 発 を 受 けて 20 年 を 超 える 住 宅 ローン 金 利 が 上 昇 し 変 動 金 利 及 び 5 年 ~7 年 程 度 の 金 利 の 多 くはすえおかれました 以 下 には 大 手 都 市 銀 行 の 住 宅 ローン 金 利 をまとめました みずほ 三 菱 東 京 UFJ 三 井 住 友 りそな 変 動 金 利 型 2.475 2.475 2.475 2.475 固 定 金 利 1 年 型 2.900 固 定 金 利 2 年 型 2.650 3.000 2.850 3.000 固 定 金 利 3 年 型 2.650 3.100 3.000 3.050 固 定 金 利 5 年 型 2.700 3.150 3.250 3.100 固 定 金 利 7 年 型 2.800 3.400 3.200 固 定 金 利 10 年 型 2.850 3.400 3.400 3.400 固 定 金 利 15 年 型 3.650 4.200 4.100 固 定 金 利 20 年 型 3.750 4.650 4.650 長 期 固 定 金 利 型 長 期 固 定 10 年 1.200 1.200 1.200 10 年 超 ~15 年 以 内 1.820 2.700 1.950 15 年 超 ~20 年 以 内 1.930 3.150 2.080 20 年 超 ~25 年 以 内 1.940 1.710 1.750 1.750 25 年 超 ~30 年 以 内 1.980 1.740 2.090 1.800 30 年 超 ~35 年 以 内 2.030 1.780 1.850 上 にまとめた 金 利 は 店 頭 表 示 金 利 です 現 在 金 融 機 関 はそれぞれ 金 利 優 遇 キャン ペーン を 行 っており 店 頭 金 利 より 低 い 金 利 でローンを 借 りることができます 例 えば 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 では 変 動 金 利 の 場 合 2.475%から 1.7%を 優 遇 して 0.775% の 金 利 でローンを 借 りることができます ( 優 遇 される 金 利 はそれぞれの 金 融 機 関 で 異 なり ます)しかし この 金 利 がずっと 続 くわけではないので 注 意 が 必 要 です 7

2 フラット35 最 近 よく 耳 にするこの フラット35 という 言 葉 について 銀 行 の 住 宅 ローンとの 違 いやメリット デメリットなどを 見 ていこうと 思 います フラット35は 民 間 金 融 機 関 と 住 宅 金 融 支 援 機 構 が 提 携 して 実 現 した 長 期 固 定 金 利 の 住 宅 ローンです 住 宅 金 融 支 援 機 構 は フラット35を 取 り 扱 っている 数 多 くの 民 間 金 融 機 関 から 住 宅 ロー ン(フラット35)を 買 い 取 り それを 担 保 とする 債 券 を 発 行 することで 長 期 の 資 金 調 達 を 行 い 民 間 金 融 機 関 が 長 期 固 定 金 利 の 住 宅 ローンを 提 供 するしくみを 支 えています フラット 35 ホームページより 引 用 http://www.flat35.com/loan/flat35/shikumi.html フラット35 融 資 率 取 り 扱 い 金 融 機 関 の 提 供 する 金 利 の 範 囲 取 り 扱 い 金 融 機 関 の 提 供 する 金 利 で 最 も 多 い 金 利 返 済 期 間 :21 年 以 上 35 年 以 下 返 済 期 間 :20 年 以 下 9 割 以 下 1.470~2.090 1.470 9 割 超 1.600~2.220 1.600 9 割 以 下 1.200~1.820 1.200 9 割 超 1.330~2.050 1.330 2015 年 3 月 時 点 8

メリット 長 期 固 定 金 利 では 比 較 的 低 い 金 利 柔 軟 な 審 査 基 準 自 営 業 者 の 方 や 成 果 報 酬 の 方 などの 個 別 の 事 情 も 考 慮 してくれます 金 融 機 関 の 倒 産 が 破 綻 しても 条 件 が 変 更 されない フラット 35 が 証 券 化 ローンだからこそのメリットです 技 術 水 準 をクリアした 安 心 できる 住 宅 が 買 える 金 利 や 手 数 料 を 選 べる デメリット 金 利 が 申 込 みの 時 点 で 確 定 しない 適 用 される 金 利 は 融 資 実 行 時 となります 建 物 が 完 成 しないと 融 資 が 実 行 されないため 申 込 みから 実 行 までに 時 間 がかかり その 間 の 金 利 上 昇 リスクがあります 団 体 信 用 生 命 保 険 が 債 務 者 の 負 担 銀 行 の 住 宅 ローンでは 保 険 料 は 銀 行 負 担 です 利 用 者 の 平 均 年 齢 や 利 用 実 績 に 応 じて 保 険 料 は 毎 年 見 直 されます 繰 上 げ 返 済 は 100 万 円 単 位 でのみ 金 融 機 関 により 取 扱 いが 異 なる 9

[2] 不 動 産 売 却 有 効 活 用 編 1 一 般 的 な 不 動 産 売 却 の 流 れ 1. 物 件 の 周 辺 相 場 を 調 べ 売 却 価 格 の 目 安 を 立 てる 2. 信 頼 できそうな 不 動 産 会 社 を 探 す 3. 売 却 する 物 件 の 価 格 査 定 を 依 頼 する 4. 不 動 産 会 社 に 売 却 を 依 頼 する ( 媒 介 契 約 を 結 ぶ ) 5. 売 却 価 格 を 決 めて 不 動 産 を 売 り 出 す 6. 購 入 希 望 者 と 条 件 を 交 渉 する 7. 買 主 と 売 買 契 約 を 結 ぶ 8. 不 動 産 を 引 き 渡 す 2 不 動 産 流 通 の 仕 組 み 不 動 産 会 社 に 不 動 産 の 売 買 を 依 頼 する 場 合 は 必 ず 媒 介 契 約 を 結 びます 媒 介 契 約 には 専 属 専 任 媒 介 契 約 専 任 媒 介 契 約 一 般 媒 介 契 約 の 3 種 類 があり どれを 選 ぶかは 依 頼 者 が 選 択 することが 出 来 ます 専 属 専 任 媒 介 契 約 専 任 媒 介 契 約 一 般 媒 介 契 約 売 却 の 依 頼 は 何 社 できる? 売 却 の 依 頼 は 1 社 のみ 売 却 の 依 頼 は 複 数 の 会 社 に 可 能 売 主 自 身 が 買 い 手 を 探 すことは 可 能 か 売 主 自 身 が 買 い 手 を 探 すことが 認 められ ない 売 主 自 身 が 買 い 手 を 探 すことは 認 められる 不 動 産 会 社 は 媒 介 契 不 動 産 会 社 は 媒 介 契 不 動 産 流 通 機 構 約 締 結 後 5 日 以 内 に 約 締 結 後 7 日 以 内 に お 客 様 の 任 意 により (レインズ ) 不 動 産 流 通 機 構 に 登 不 動 産 流 通 機 構 に 登 不 動 産 流 通 機 構 に への 登 録 は? 録 しなければならな 録 しなければならな 登 録 できる い い 10

[3] 不 動 産 投 資 編 1 不 動 産 投 資 の 仕 組 み 不 動 産 投 資 とは マンションやアパートを 購 入 して 換 金 する 売 却 利 益 (キャピタルゲイン) と 他 人 に 賃 貸 して 家 賃 収 入 を 得 る 運 用 収 益 (インカムゲイン) の 2 つの 方 法 があります サブリース: 転 貸 又 貸 しのこと 住 宅 の 管 理 を 行 う 事 業 者 が オーナーから 住 宅 を 一 括 して 貸 借 し それを 入 居 者 に 賃 貸 する 方 法 をさす 入 居 者 の 募 集 から 建 物 のメンテナンスまで 管 理 業 者 が 請 け 負 う オーナー( 投 資 家 ) 家 賃 の 収 入 から 管 理 料 を 支 払 い ローンの 返 済 部 屋 の 管 理 を 任 せる 家 賃 を 受 け 渡 す ローン 会 社 賃 貸 管 理 会 社 相 談 などの 対 応 入 居 者 家 賃 の 支 払 い 空 室 保 障 :サブリースのオプションになっているサービスで 一 般 的 に 空 室 の 有 無 に 関 係 なく 毎 月 一 定 額 の 賃 料 が 賃 貸 オーナーに 支 払 われるサービスの 一 つ 2 投 資 商 品 のリスクとリターンついて 不 動 産 投 資 は ミドルリスク ミドルリターン の 投 資 商 品 です その 他 の 投 資 商 品 として ローリスク ローリターンの 預 貯 金 ハイリスク ハイリターンの 株 式 があります 預 貯 金 株 式 不 動 産 期 待 される 利 益 金 利 配 当 値 上 がり 益 家 賃 収 入 値 上 り 益 大 きなリスク 金 融 機 関 の 破 綻 投 資 先 の 破 綻 不 動 産 の 倒 壊 減 失 11

3. 独 立 系 FP 会 社 で 受 けられる 住 宅 不 動 産 関 連 サービス 住 まいと 保 険 と 資 産 管 理 では 社 名 のとおり 幅 広 い 分 野 の 相 談 を 受 けております 私 の 調 査 では 主 に 上 の 図 の 緑 の 部 分 住 まいの 相 談 にスポットを 当 てて 進 めました 住 宅 不 動 産 関 連 サービスとして 住 宅 購 入 あんしんサポートパック 住 宅 ローンサポートパック すみやかな 不 動 産 売 却 サポートパック はじめての 不 動 産 投 資 サポートパック があります ここからは 社 員 の 皆 さんへのインタビューを 通 して これらのサービスがどのようなものなのか 不 動 産 を 専 門 に 扱 う 業 者 やハウスメーカーに 相 談 する 場 合 との 違 いや FP に 相 談 するメリットなどを 見 ていきたいと 思 います 12

[1] 住 宅 購 入 に 関 するサポート サービスの 流 れ 皆 さんの 様 々な 疑 問 点 を FP によるレクチャーで 解 消 どんな 費 用 がかかるのかな? スケジュールはどんな 感 じ? いくらまで 借 りられる? 解 決! ライフプランカウンセリング 皆 様 の 理 想 の 住 宅 を 資 金 計 画 や 将 来 の 生 活 も 考 えたうえで 具 体 化 していきます 住 宅 購 入 専 用 のライフプラン シュミレーションの 作 成 住 宅 購 入 の 予 算 を 複 数 のシミュレーションを 比 較 し 全 体 のライフプランから 検 討 していきます 住 宅 ローンに 対 する 個 別 サポート わかりづらく 商 品 も 多 いローンの 中 から 希 望 に 合 ったローン 選 びをサポート + 返 済 のシミュレーションを 行 い 将 来 への 不 安 のない 納 得 したローン 選 びをサポート 保 険 に 対 するアドバイス 見 直 し 必 要 保 障 額 のシミュレーション + カウンセリング シミュレーションで 出 た 金 額 は 絶 対 のものではありません 皆 様 それぞれの 将 来 への 希 望 に 合 った 保 険 を ライフプランやキャッシュフローから 考 えていきます! 13

以 上 の 基 本 サービスに 加 えて 物 件 紹 介 現 地 見 学 への 同 行 土 地 調 査 の 報 告 契 約 書 など 大 切 な 書 類 の 作 成 不 動 産 の 環 境 機 能 落 とし 穴 について プロの 視 点 からのアドバイスを 受 けられます! 数 社 のハウスメーカーの 紹 介 不 安 や 疑 問 点 の 相 談 窓 口 FP がハウスメーカーとの 間 に 立 って 理 想 の 注 文 住 宅 を 建 てるサポートをします! 二 つのコースから お 客 様 の 希 望 に 合 わせてお 選 びすることができます 住 宅 に 関 することはもちろん 購 入 後 の 資 金 面 や 自 分 ではなかなかわからないこと 決 められないことについて FP がしっかりとフォローしてくれるので 購 入 後 も 後 悔 や 心 配 の 無 い 充 実 した 生 活 の 実 現 につながるはずです 14

FP に 住 宅 購 入 相 談 をするメリット 不 動 産 会 社 などに 相 談 する 場 合 との 違 い 良 いところに 注 目 したアドバイスではなく お 客 様 の 気 づかないところ 改 善 するべきポイントに 重 点 を 置 いたアドバイスによるサポートができる メリットとデメリットをしっかりと 把 握 した 上 で 満 足 できる 住 宅 購 入 の 選 択 ができます 将 来 の 出 費 ( 教 育 費 や 老 後 資 金 )の 具 体 的 な 数 字 を 出 して 今 後 の 生 活 をイメージしながら 住 宅 購 入 を 考 えることができる 他 のライフプランとのバランスも 考 慮 して 余 裕 のある 安 心 した 生 活 が 送 れるよう 将 来 を 見 据 えた 住 宅 購 入 計 画 を 立 てられます お 客 様 の 希 望 に 応 じて 中 古 住 宅 等 に ホームインスペクション( 専 門 家 による 物 件 の 安 全 性 の 診 断 ) を 手 配 することも 可 能 きめ 細 かい 確 認 ができる 不 動 産 会 社 に 遠 慮 することなく 公 正 公 平 な 立 場 からの 住 宅 診 断 ができます 住 宅 の 劣 化 状 況 や 改 修 すべきところを 専 門 的 な 視 点 からチェックすることで 物 件 自 体 への 不 安 が 小 さくなります 業 者 の 言 いなりで 決 めてしまいがちな 保 険 に 対 しても カウンセリングや ライフプラン キャッシュフローの 作 成 を 通 して それぞれに 合 った 商 品 を 提 案 する ことができる 15

[2] 不 動 産 売 却 有 効 活 用 に 関 するサポート サービスの 流 れ 個 別 のガイダンスと 売 却 のポイントのレクチャー カウンセリング 売 却 後 のファイナンシャルプランの 作 成 不 動 産 を 売 却 する 時 に 最 低 でもいくらで 売 らなければいけないのかを 将 来 のファイナンシャルプランを 作 成 して 算 出 します 必 要 売 却 価 格 の 算 出 売 却 後 の 不 自 由 のない 生 活 の 実 現 売 却 できる 価 格 を 想 定 する 現 地 の 確 認 調 査 と 登 記 簿 や 公 図 での 確 認 をして その 不 動 産 の 売 却 するのに 妥 当 な 価 格 について 報 告 書 を 作 ります 売 却 以 外 の 有 効 活 用 ( 収 益 物 件 を 建 てるなど)と 迷 われているときは その 場 合 の 将 来 のキャッシュフローの 作 成 や ライフプランの シミュレーションを 行 いどちらがいいかを 考 えます 不 動 産 売 却 活 動 不 動 産 流 通 機 構 への 登 録 や 売 却 に 向 けた 宣 伝 や 報 告 価 格 変 更 などの 対 応 をします 契 約 のサポート 引 渡 しまでのチェック サポート 登 記 の 手 続 きなど 問 題 が 起 こらないようにサポートします 売 却 後 のアフターフォロー 売 却 が 完 了 した 後 も 資 産 管 理 や 運 用 の 相 談 や 保 険 の 見 直 しについての 相 談 を 受 けることができます 16

FP に 不 動 産 売 却 有 効 活 用 について 相 談 するメリット 不 動 産 会 社 などに 相 談 する 場 合 との 違 い 不 動 産 売 却 後 のライフプランをしっかり 見 据 えて どうするべきか 考 える 事 ができる お 客 様 それぞれの 現 在 の 状 況 や 将 来 のライフプランを 考 慮 して 売 却 の 時 期 や 価 格 設 定 などを FP と 一 緒 に 決 めていくことができます 不 動 産 売 却 で 余 裕 の 出 たお 金 の 運 用 方 法 もアドバイスできる 大 きな 収 入 に 対 してのサポートや 有 効 な 使 い 道 の 提 案 も 行 います 売 却 後 もサポートが 終 わらないことが FP に 相 談 するメリットです! 売 却 の 設 定 価 格 のリミットを 知 ることができる 自 分 の 将 来 を 見 据 えて いくらまでなら 下 げても 大 丈 夫 かがわかります 税 金 面 で 役 立 つレクチャーも 受 けることができる 個 人 ではわかりづらいことが 多 い 税 金 について 損 をしたりすることの 無 いよう FP からのレクチャーを 受 けることができます 売 却 以 外 の 選 択 肢 を 提 案 し それぞれの 検 証 ができる 本 当 に 売 却 が 一 番 良 い 選 択 なのか 違 う 選 択 肢 では 将 来 のキャッシュフローは どうなるかなどの 検 証 ができます 17

[3] 不 動 産 投 資 に 関 するサポート サービスの 流 れ 不 動 産 投 資 を 行 った 場 合 のファイナンシャルプランを 作 成 する どれくらいの 先 行 投 資 ができるのか どのくらいの 損 失 までカバーできるかなど 今 後 の 収 支 や 貯 蓄 残 高 から 想 定 していきます リスクの 少 ない 物 件 の 情 報 を 提 供 [ 例 ] 都 内 の 駅 から 徒 歩 圏 の 物 件 家 族 で 住 める ファミリータイプ の 物 件 築 5 年 ~20 年 の 中 古 物 件 初 めての 方 でも 比 較 的 安 心 して 投 資 ができる 物 件 に 絞 ります! いくつか 候 補 をあげた 上 で 投 資 シミュレーションを 行 い 比 較 します お 客 様 の 希 望 にあった 物 件 を FP が 確 認 チェック 妥 当 な 金 利 でのローンを 扱 っている 金 融 機 関 の 紹 介 自 宅 用 のローンと 投 資 用 物 件 購 入 のためのローンは 審 査 基 準 金 利 条 件 の 面 で 異 なります そこで 他 のお 客 様 も 利 用 したことのある 複 数 の 金 融 機 関 を 紹 介 し 安 心 してローンを 組 むことができます 不 動 産 投 資 物 件 購 入 後 のサポート 投 資 物 件 を 購 入 後 賃 貸 管 理 などでお 困 りの 時 に その 相 談 を 受 けることができます また 賃 貸 管 理 を 引 き 受 けることも 可 能 です 18

FP に 不 動 産 投 資 について 相 談 するメリット 不 動 産 会 社 に 相 談 する 場 合 との 違 い ライフプランを 立 てた 上 でどの 投 資 対 象 が 有 効 かを 考 えることができる それぞれの 状 況 や 希 望 によって 適 した 投 資 物 件 は 異 なります 投 資 物 件 の 紹 介 から 始 まる 不 動 産 会 社 とは 違 って ライフプランを 立 てることから 始 まる FP に 相 談 することで 後 悔 のない 選 択 をすることができます 投 資 が 不 必 要 な 場 合 不 動 産 投 資 以 外 の 有 効 な 選 択 肢 があるときにそれを 提 案 できる キャッシュフローと 照 らし 合 わせて 仮 に 投 資 をしなくてもいい 場 合 や それ 以 外 の 選 択 肢 があるときは その 提 案 を 行 うことで よりよい 将 来 のライフプランの 実 現 を 目 指 します 株 式 や 投 資 信 託 なども 含 めたポートフォリオでの 相 談 にも 対 応 できる 不 動 産 会 社 にはわからない 他 の 投 資 商 品 についても FP に 相 談 することで 解 決 することができます 19

4.まとめ 住 宅 不 動 産 で 後 悔 をしたくない 方 へ FP の 大 きな 強 みは 様 々な 視 点 からの 客 観 的 なアドバイスができること です 確 かに 住 宅 については 不 動 産 会 社 保 険 については 保 険 会 社 に 聞 けば 様 々な 情 報 が 得 られます しかし それぞれの 業 者 は 他 の 事 に 関 しては 教 えてくれません FP は 住 宅 への 不 安 お 金 の 不 安 そして 将 来 全 体 についての 不 安 あらゆる 不 安 や わからないことに 答 えてくれます また 不 動 産 会 社 などは 物 件 を 販 売 しないと 仕 事 を 続 けることができないので わざわざデメリットを 伝 えてくれる 営 業 担 当 者 は 少 ないようです 自 分 にとって 何 がメリット デメリットなのか 中 立 的 な 立 場 の FP にアドバイスをもらうことで 把 握 することができます いくつかの 選 択 肢 で 迷 われている 方 にも 偏 っていない 情 報 をお 伝 えすることができます とりわけ 住 宅 は 人 生 で 一 番 大 きな 買 い 物 と 言 われています 誰 かに 言 われたとお りに 買 ってしまったものには どうしても 後 悔 や 不 安 が 残 るものです 最 終 的 な 選 択 を 自 分 自 身 で 行 うことで 満 足 できる 住 まいが 手 に 入 るでしょう FP のサービスは 住 宅 購 入 の 場 合 で 言 えば 家 を 買 った 後 でも 続 きます もし 住 宅 ローンの 返 済 で 繰 上 げ 返 済 をするか 教 育 資 金 を 優 先 するべきか? という 悩 みがあれば いつでも FP が 相 談 にのってくれます 家 を 買 ってしまえば それで 終 わりではなく 他 の 面 でもサポートしてくれる 安 心 感 は FP だけのメリット と 言 えるはずです FP の 一 番 の 理 想 は お 客 様 のライフプラン 全 体 を 実 現 させること です 漠 然 とした 将 来 を カウンセリングやキャッシュフロー 表 の 作 成 を 通 して 目 に 見 える 形 で 表 すことで お 客 様 も 自 分 の 将 来 をしっかりと 考 える 事 が 出 来 ると 思 います 選 択 に 迷 った 時 や 大 きな 決 断 をする 前 に 気 軽 に FP に 相 談 してみてください きっと お 客 様 に 寄 り 添 ったアドバイスや サポートをしてくれるはずです 20

おわりに まだ 大 学 生 と 言 うことで もちろん 家 を 買 ったり 売 ったりという 経 験 をしたことは ありません そこで 住 宅 不 動 産 について 皆 さんがどのような 不 安 を 抱 えているのか というところから 調 査 を 進 めました スタッフの 皆 さんへのインタビューや 調 査 をしていくうちに 皆 さんが 抱 える 不 安 の 全 て にまんべんなく 対 応 できるのは ファイナンシャルプランナーだけだと 確 信 しました ひとつのことに 詳 しいプロはどの 業 界 にもいると 思 います しかし 幅 広 く 様 々なことを 知 っている 人 はなかなかいないものです FP は 横 断 的 な 知 識 や 情 報 を 持 っているのはもちろん それぞれが 専 門 とする 分 野 を 持 っています そのため 会 社 のスタッフ 同 士 で 連 携 することで どんなことにも しっかりとしたサポートができるのだと 実 際 の 職 場 に 身 を 置 くことで 実 感 しました 私 が 課 題 で 取 り 組 んだ 住 宅 不 動 産 は 人 生 全 体 に 大 きく 関 わってくるものです だからこそ いま だけではなく 将 来 も 考 える 機 会 が 必 ず 必 要 です ぜひ よりよい 人 生 を 創 っていくためにも FP に 相 談 に 来 てほしいと 思 っています このインターンシップを 通 して ファイナンシャルプランナーがどんな 仕 事 なのか はっきりしたイメージを 持 つことができ とても 貴 重 な 経 験 ができました 今 後 もこの 経 験 を 様 々な 場 面 で 生 かしていきたいです 最 後 になりますが この 課 題 の 監 修 をしてくださった 白 鳥 さん いろいろな 面 でサポート してくださった 本 多 さん お 忙 しい 中 インタビューに 協 力 してくださった 住 まいと 保 険 と 資 産 管 理 本 社 スタッフの 皆 さん ありがとうございました 2015 年 3 月 26 日 松 永 江 梨 子 21