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25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

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日 本 再 興 戦 略 - JAPAN is BACK-( 平 成 25 年 6 月 14 日 閣 議 決 定 ) 平 成 25 年 6 月 政 府 が 策 定 した 成 長 戦 略 日 本 再 興 戦 略 -JAPAN is BACK において 多 くの 人 や 優 れた 知 見 投 資 を 呼 び 込 むための 重 要 な 施 策 として 国 際 会 議 等 (MICE)が 位 置 付 けられた 二. 戦 略 市 場 創 造 プラン 2 観 光 資 源 等 のポテンシャルを 活 かし 世 界 の 多 くの 人 々を 地 域 に 呼 び 込 む 社 会 ( 一 部 略 ) 海 外 から 日 本 に 対 し 多 くの 人 や 優 れた 知 見 投 資 を 呼 び 込 み 2030 年 にはアジアNo.1の 国 際 会 議 開 催 国 として 不 動 の 地 位 を 築 く 国 際 会 議 等 (MICE) 誘 致 体 制 の 構 築 強 化 選 択 と 集 中 の 下 で 世 界 トップレベルの 誘 致 能 力 体 制 受 入 環 境 を 持 つ グローバルMICE 戦 略 都 市 を 育 成 する このため 潜 在 需 要 の 掘 り 起 こしや 海 外 MICE 専 門 家 の 派 遣 等 を 通 じたマーケ ティング 能 力 の 向 上 支 援 等 を 国 として 実 施 する また 国 都 市 の 成 長 分 野 をターゲットとした 会 議 誘 致 を 行 うとともに 魅 力 ある 会 議 開 催 地 としての 都 市 機 能 を 強 化 する 主 要 分 野 の 国 際 的 リーダーを 中 心 とした MICE 誘 致 体 制 を 年 内 に 構 築 する 等 産 業 界 や 大 学 等 との 連 携 体 制 を 整 備 し オールジャパンの 視 点 による 誘 致 を 促 進 する 国 や 自 治 体 の 文 化 施 設 公 共 空 間 等 の 利 用 開 放 等 を 進 め イベントの 活 性 化 を 図 る (ユニーク ベニュー( ) 開 発 利 用 促 進 ) そのため 民 間 事 業 者 を 含 めた 関 係 者 による 協 議 会 を 年 内 早 期 に 設 置 する 歴 史 的 建 造 物 文 化 施 設 や 公 的 空 間 等 で 会 議 レセプションを 開 催 することで 特 別 感 や 地 域 特 性 を 演 出 できる 会 場 - 1 -

観 光 立 国 実 現 に 向 けた 政 府 の 推 進 体 制 (アクション プログラムの 策 定 ) 2013 年 6 月 11 日 総 理 主 宰 の 観 光 立 国 推 進 閣 僚 会 議 が 開 催 され 観 光 立 国 実 現 に 向 けたアクション プログ ラム が 決 定 された 本 プログラムは 史 上 初 めて 訪 日 外 国 人 旅 行 者 数 1000 万 人 を 達 成 し さらには その 先 の 目 標 である2000 万 人 の 高 みを 目 指 すために 必 要 な 施 策 を4つの 重 点 分 野 としてとりまとめたもの 1 日 本 ブランドの 作 り 上 げと 発 信 2ビザ 要 件 の 緩 和 等 による 訪 日 旅 行 の 促 進 3 外 国 人 旅 行 者 の 受 入 の 改 善 4 国 際 会 議 等 (MICE)の 誘 致 や 投 資 の 促 進 観 光 立 国 推 進 閣 僚 会 議 観 光 立 国 を 実 現 するための 施 策 について 関 係 行 政 機 関 の 緊 密 な 連 携 を 確 保 し その 効 果 的 な 推 進 を 図 るため 観 光 立 国 推 進 閣 僚 会 議 を 開 催 構 成 員 全 閣 僚 ( 主 宰 : 内 閣 総 理 大 臣 ) < 開 催 実 績 > 第 1 回 平 成 25 年 3 月 26 日 第 2 回 平 成 25 年 6 月 11 日 (アクション プログラム 決 定 ) 第 3 回 平 成 26 年 1 月 17 日 (アクション プログラム 改 定 指 示 ) 観 光 立 国 推 進 ワーキングチーム 参 考 : 官 邸 HPより 観 光 立 国 の 実 現 に 向 け 関 係 府 省 庁 横 断 的 に 推 進 する 必 要 がある 施 策 について 検 討 を 行 うため 観 光 立 国 推 進 ワーキングチームを 開 催 座 長 国 土 交 通 副 大 臣 座 長 代 理 国 土 交 通 政 務 官 構 成 員 関 係 副 大 臣 等 < 開 催 実 績 > 第 1 回 平 成 25 年 4 月 10 日 第 2 回 平 成 25 年 4 月 17 日 第 3 回 平 成 25 年 5 月 20 日 ( 中 間 とりまとめ) 第 4 回 平 成 25 年 6 月 7 日 (アクション プログラム( 案 )とりまとめ) 第 5 回 平 成 25 年 9 月 20 日 (フォローアップ) 第 6 回 平 成 26 年 1 月 23 日 国 土 交 通 省 観 光 立 国 推 進 本 部 各 種 観 光 施 策 についてさらなるステップアップを 図 るため 国 土 交 通 大 臣 を 本 部 長 とする 国 土 交 通 省 観 光 立 国 推 進 本 部 を 設 置 本 部 長 国 土 交 通 大 臣 本 部 長 代 行 副 大 臣 及 び 大 臣 政 務 官 副 本 部 長 事 務 次 官 技 監 国 土 交 通 審 議 官 及 び 観 光 庁 長 官 構 成 員 各 局 局 長 等 < 開 催 実 績 > 第 1 回 平 成 25 年 1 月 29 日 第 2 回 平 成 25 年 4 月 25 日 国 土 交 通 省 観 光 立 国 推 進 本 部 ワーキンググループ 省 内 各 局 との 協 働 による 取 組 を 強 化 するとともに 民 間 関 係 者 の 現 場 の 声 を 反 映 するため 本 部 の 下 にワーキンググループを 設 置 座 長 国 土 交 通 副 大 臣 副 座 長 国 土 交 通 政 務 官 構 成 員 各 局 局 長 等 < 開 催 実 績 > 第 1 回 平 成 25 年 2 月 15 日 第 2 回 平 成 25 年 2 月 28 日 第 3 回 平 成 25 年 3 月 12 日 第 3 回 平 成 25 年 6 月 11 日 第 4 回 平 成 26 年 1 月 17 日 第 4 回 平 成 25 年 3 月 27 日 第 5 回 平 成 25 年 4 月 23 日 第 6 回 平 成 25 年 9 月 20 日 - 2 -

4 国 際 会 議 等 (MICE)の 誘 致 ( 観 光 立 国 実 現 に 向 けたアクション プログラム より) 国 を 挙 げたMICE 誘 致 体 制 の 構 築 国 際 会 議 等 (MICE)の 誘 致 ポテンシャルが 高 い 都 市 を 世 界 トップレベルのMICE 都 市 に 育 成 大 学 産 業 界 等 の 国 際 的 な 有 力 者 を 招 致 活 動 の 日 本 の 顔 としてMICEアンバサダーに 任 命 産 業 界 や 大 学 等 との 連 携 体 制 を 整 備 し 誘 致 を 促 進 各 府 省 庁 の 所 管 分 野 の 学 会 団 体 に 対 して 日 本 へのMICE 誘 致 開 催 を 働 きかけ 都 市 のMICE 受 入 環 境 の 整 備 文 化 施 設 や 公 共 空 間 等 のユニークベニュー を 用 いたイベント 開 催 の 活 性 化 を 図 るため 協 議 会 を 設 置 ユニークベニュー : 歴 史 的 建 造 物 文 化 施 設 や 公 的 空 間 等 で 会 議 レセプションを 開 催 することで 特 別 感 や 地 域 特 性 を 演 出 できる 会 場 最 近 の 主 要 なMICEの 例 IMF 世 界 銀 行 年 次 総 会 (2012 年 10 月 東 京 ) 188か 国 参 加 者 数 11,600 名 ( 期 間 中 大 小 約 200の 会 議 を 開 催 ) 国 を 挙 げた 一 体 的 なMICE 体 制 の 構 築 受 入 環 境 の 整 備 文 化 施 設 公 共 空 間 での 会 議 レセプションの 開 催 など 我 が 国 の ユニークベニューとしての 利 用 を 促 進 し イベントの 活 性 化 を 図 る <ユニークベニュー 活 用 事 例 > 国 際 幹 細 胞 学 会 第 10 回 年 次 総 会 (2012 年 6 月 横 浜 ) 56か 国 参 加 者 数 3,589 名 ( 世 界 最 大 規 模 を 誇 る 幹 細 胞 研 究 分 野 の 国 際 学 会 ) 主 催 者 国 際 幹 細 胞 学 会 国 内 委 員 会 京 都 大 学 ips 細 胞 研 究 所 JATA 旅 博 2013 前 夜 祭 を 増 上 寺 境 内 で 実 施 東 京 国 立 博 物 館 内 に 土 俵 を 設 置 し 力 士 のデモンストレーションを 実 施 山 中 伸 弥 所 長 - 3 -

1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 MICE 国 際 競 争 力 強 化 委 員 会 最 終 とりまとめ1 我 が 国 のMICE 国 際 競 争 力 の 強 化 に 向 けて~アジアNO.1の 国 際 会 議 開 催 国 としての 不 動 の 地 位 を 築 く~ ( 平 成 25 年 8 月 公 表 ) MICEの 意 義 ビジネス イノベーションの 機 会 の 創 造 知 識 情 報 の 共 有 ネットワークの 拡 充 の 場 を 提 供 ヒ シ ネス イノヘ ーションの 機 会 を 創 造 地 域 への 経 済 効 果 会 議 開 催 宿 泊 飲 食 観 光 等 の 消 費 支 出 が 地 域 に 大 きな 経 済 効 果 を 生 む 国 都 市 の 競 争 力 向 上 国 / 都 市 の 戦 略 実 現 及 びシティ セールスのツールとし て 国 都 市 の 競 争 力 フ ラント 力 向 上 に 貢 献 MICEの 現 状 アジア 大 洋 州 域 内 のMICE 誘 致 競 争 の 激 化 に 伴 い 日 本 の 地 位 が 低 下 アジア 主 要 国 中 の 日 本 の 国 際 会 議 開 催 シェア 100% 80% 60% 40% 20% 0% 51% 日 本 36% 豪 州 シンガポール 韓 国 中 国 21% 我 が 国 関 係 者 のMICEの 取 組 に 対 する 指 摘 海 外 のライバルの 取 組 は 日 々 進 化 しているが 日 本 は 意 識 が 低 い 重 点 目 標 設 定 やライバルとの 差 別 化 といったマーケティングの 視 点 が 弱 い 潜 在 的 な 需 要 の 掘 り 起 こしができていない 国 内 MICE 関 係 者 がバラバラに 動 いている MICE 誘 致 の 体 制 や 予 算 が 海 外 に 比 べて 貧 弱 等 MICE 誘 致 の 国 際 競 争 力 を 強 化 することが 必 要 世 界 からビジネスマンや 研 究 者 がやってくるアジアNO.1の 国 際 会 議 開 催 国 に! MICEプレイヤーへの6つの 提 言 ~ 都 市 コンヘ ンションヒ ューロー(CB) ホテル 会 議 運 営 事 業 者 旅 行 業 者 運 輸 事 業 者 等 のMICEプレイヤーへの 提 言 ~ 1 行 動 基 準 をク ローハ ルスタンタ ート に ( 競 争 相 手 は 海 外 の 都 市 事 業 者 ) 2 MICEマーケティンク の 高 度 化 (リサーチ 重 点 目 標 設 定 差 別 化 等 ) 3 チームとしての 協 力 連 携 の 推 進 (チームジャパン チーム シティの 構 築 ) 4 顧 客 視 点 のソリューション 提 供 ヒ シ ネスの 強 化 5 組 織 強 化 と 人 材 育 成 への 対 応 6 MICEの 戦 略 的 活 用 - 4 -

MICE 国 際 競 争 力 強 化 委 員 会 最 終 とりまとめ2 MICEプレイヤー 毎 の 課 題 役 割 自 治 体 CBの 課 題 役 割 都 市 のMICEマーケティング 全 体 に 責 任 を 持 つ 司 令 塔 マーケットリサーチ 徹 底 重 点 分 野 の 設 定 競 合 都 市 との 差 別 化 等 都 市 戦 略 実 現 ツールとしての 活 用 大 学 産 業 界 等 の 主 催 者 との 連 携 強 化 域 内 MICE 関 係 者 の 連 携 構 築 国 際 ネットワークの 強 化 CBの 体 制 整 備 財 源 強 化 MICE 施 設 等 の 受 入 環 境 整 備 等 ホテル CBとホテル ホテル 相 互 の 連 携 強 化 顧 客 への 価 値 提 供 ビジネス MICE 専 門 家 育 成 等 会 議 運 営 事 業 者 (PCO) ソリューションヒ シ ネスの 強 化 企 画 提 案 型 MICEの 強 化 等 DMC 旅 行 業 者 企 画 力 の 一 層 の 強 化 等 運 輸 事 業 者 MICE 施 設 事 業 者 展 示 会 事 業 者 等 国 が 支 援 すべき4つのテーマと18のアクション 国 JNTO 国 レヘ ルでのMICEの 司 令 塔 日 本 のMICEブランディング やプロモーション 情 報 収 集 ノウハウ 共 有 コ ンサルティング MICEプレイヤーに 対 する 必 要 な 支 援 MICE 案 件 発 掘 誘 致 MICE 推 進 に 向 けた 啓 蒙 政 府 系 会 議 の 推 進 等 学 会 協 会 等 の 国 内 主 催 者 誘 致 への 取 組 が 期 待 さ れるが 下 記 が 課 題 多 忙 等 の 時 間 制 約 や 人 手 不 足 資 金 面 での 不 安 会 議 開 催 の 経 験 ノウハ ウ 不 足 国 際 本 部 とつながる 国 際 人 材 の 育 成 1 都 市 の 誘 致 競 争 力 の 強 化 グローバルMICE 戦 略 都 市 の 育 成 ( 海 外 専 門 家 によるマーケティンク 能 力 向 上 支 援 海 外 競 合 都 市 調 査 等 ) CBと 民 間 事 業 者 の 連 携 促 進 情 報 共 有 の 強 化 ユニークヘ ニューの 開 発 利 用 促 進 MICE 視 点 での 都 市 機 能 の 強 化 (エリアマネシ メント 組 織 との 連 携 等 ) 出 入 国 手 続 の 迅 速 化 円 滑 化 2 MICEプレイヤーの 強 化 CBの 組 織 強 化 への 取 組 支 援 ( 民 間 的 手 法 の 活 用 等 ) MICE 関 係 事 業 者 の 組 織 化 支 援 研 究 者 等 のMICE 誘 致 環 境 の 改 善 MICE 分 野 の 人 材 育 成 3 チームジャパンの 誘 致 体 制 の 構 築 MICEアンバサダープログラムの 導 入 日 本 の 新 しいMICEブランドの 構 築 強 化 MICEの 意 義 効 果 の 啓 蒙 日 本 の 顔 の 育 成 ( 海 外 ネットワークの 強 化 ) 政 府 の 横 断 的 体 制 の 構 築 在 外 公 館 や 関 係 府 省 との 連 携 MICE 相 談 窓 口 の 設 置 4 国 都 市 の 戦 略 実 現 ツールとしてのMICEの 活 用 成 長 分 野 をターケ ットとしたMICE 誘 致 開 催 に 向 けた 連 携 MICEを 活 用 した 日 本 の 情 報 発 信 ブランディング 活 動 の 展 開 - 5 -

1. 都 市 の 誘 致 競 争 力 の 強 化

グローバルMICE 戦 略 都 市 の 育 成 我 が 国 のMICE 誘 致 競 争 を 牽 引 する 都 市 を 育 成 するため MICE 誘 致 ポテンシャルを 有 する 都 市 に 対 して 集 中 的 な 支 援 を 行 い 自 律 的 な 取 り 組 みを 促 していく 6 月 28 日 に グローバルMICE 戦 略 都 市 (5 自 治 体 ) 及 びグローバルMICE 強 化 都 市 (2 自 治 体 )を 選 定 ク ローハ ルMICE 戦 略 都 市 強 化 都 市 は MICEマーケティンク 戦 略 の 高 度 化 MICE 誘 致 能 力 体 制 の 強 化 受 入 環 境 の 整 備 等 に 取 り 組 む グローバルMICE 戦 略 都 市 海 外 との 誘 致 競 争 に 互 角 に 戦 えるMICE 誘 致 ポテン シャルをもつ 都 市 今 後 世 界 トップレベルを 目 指 していく 東 京 横 浜 京 都 神 戸 福 岡 グローバルMICE 強 化 都 市 + MICE 誘 致 ポテンシャルを 有 し 戦 略 都 市 への 成 長 に 取 り 組 んでいく 都 市 大 阪 名 古 屋 対 象 都 市 は 一 定 期 間 の 後 に 見 直 しを 行 う 予 定 国 の 支 援 マーケティンク 戦 略 高 度 化 誘 致 能 力 体 制 強 化 受 入 環 境 整 備 国 との 対 話 連 携 の 促 進 MICE 都 市 間 の 対 話 連 携 の 促 進 世 界 のトップレベルのMICE 都 市 に 匹 敵 する 我 が 国 を 代 表 するMICE 都 市 への 成 長 - 7 -

グローバルMICE 戦 略 都 市 事 業 実 施 概 要 平 成 25 年 度 グローバルMICE 戦 略 都 市 として 選 定 された 都 市 に 対 し アドバイザー 派 遣 を 中 心 に 以 下 の 支 援 事 業 をJNTOとともに 実 施 アドバイザー 派 遣 海 外 MICE 専 門 家 を 都 市 に2 回 派 遣 の 上 そこで 把 握 した 都 市 の 現 状 を 元 にコンサルティングを 行 い 都 市 の 競 争 力 強 化 を 図 る 京 都 新 聞 8 月 16 日 記 事 プロモーション 支 援 海 外 MICE 専 門 誌 であるHeadQuarters AMIに 各 都 市 の 魅 力 を 伝 える 記 事 を 掲 載 ステークホルダーの 連 携 促 進 ステークホルダー 連 携 促 進 のためのセミナー 等 を 開 催 する 都 市 に 対 し 講 師 派 遣 等 実 施 市 場 / 競 合 都 市 の 調 査 分 析 海 外 競 合 都 市 と 日 本 の 都 市 のMICE 競 争 力 を 既 存 データ 等 から 数 値 化 し 客 観 的 なデータ からの 現 状 把 握 を 行 うとともに 強 化 を 図 るべき 効 果 的 なポイントを 探 る 地 域 経 済 波 及 効 果 測 定 モデルの 開 発 全 国 レベルでの 測 定 のみ 可 能 な 現 時 点 版 モデルを 改 良 し 都 道 府 県 市 毎 の 測 定 も 可 能 なモデルとする 戦 略 都 市 間 の 連 携 を 深 めるため 観 光 庁 JNTO 戦 略 都 市 が 一 堂 に 会 する 連 絡 会 も12 月 実 施 於 東 京 国 際 フォーラム 左 HeadQuarters 右 AMI - 8 -

MICE 誘 致 に 向 けた 都 市 の 取 組 の 強 化 近 年 都 市 やコンベンションビューローによる 新 たな 取 り 組 みや 産 学 官 民 が 一 体 となってMICE 誘 致 に 取 り 組 む 事 例 が 見 られる ここでは 大 阪 と 福 岡 の 取 組 事 例 を 紹 介 大 阪 MICEビジネス アライアンス 大 阪 観 光 局 (( 公 財 ) 大 阪 コンベンション 協 会 )では 従 来 行 政 主 導 型 であったMICE 推 進 を 官 民 一 体 となっ たオール 大 阪 としての 取 組 へ 移 行 し MICE 産 業 の 更 な る 活 性 化 に 向 けて 大 阪 MICEビジネス アライアン ス を 設 置 活 動 の 一 環 として 昨 年 12 月 会 議 主 催 者 とMICE 関 連 産 業 との 商 談 等 の 機 会 として 大 阪 MICEディスティ ネーション ショーケース を 開 催 福 岡 地 域 戦 略 推 進 協 議 会 (Fukuoka.D.C.) 福 岡 地 域 戦 略 推 進 協 議 会 (Fukuoka D.C.) 福 岡 の 新 しい 将 来 像 を 描 き 地 域 の 国 際 競 争 力 を 強 化 す るために 地 域 の 成 長 戦 略 の 策 定 から 推 進 までを 一 貫 して 行 うために 設 立 5つの 部 会 ( 観 光 環 境 人 材 都 市 再 生 食 )を 設 置 し 観 光 部 会 の 重 点 テーマは 福 岡 都 市 圏 のMICE 戦 略 MICE 推 進 のワンストップ 機 能 構 築 MICEビューローの 設 立 これまで( 公 財 ) 福 岡 観 光 コンベンションビューローで は, 観 光 とMICEを 一 緒 にやってきたが,コンベンション 施 設,ホテル 等 との 一 体 的 な 誘 致 マネジメント 体 制 の 確 立 を 目 指 し 平 成 26 年 4 月 同 ビューロー 内 にMICEビュー ロー( 仮 称 )を 設 置 し,MICEに 特 化 して 産 学 官 民 の 共 働 に より 運 営 していく 予 定 大 阪 MICEテ スティネーション ショーケースの 様 子 Fukuoka.D.C.のコンセプト - 9 -

文 化 施 設 公 共 空 間 を 利 用 したイベント 活 性 化 (ユニークベニューの 開 発 利 用 促 進 ) 文 化 施 設 歴 史 的 建 造 物 公 共 空 間 等 をイベント 賓 客 のおもてなし 空 間 として 活 用 するユニークベニュー の 開 発 利 用 は 海 外 と 比 較 して 後 れを 取 っており 我 が 国 においてもその 積 極 展 開 が 求 められる 観 光 庁 では ユニークベニューの 開 発 利 用 促 進 のため 官 民 関 係 者 からなるユニークベニュー 利 用 促 進 協 議 会 を 設 置 し これまでに3 回 (2013 年 8 月 19 日 11 月 20 日 12 月 16 日 ) 開 催 あわせて ユニークベニューを 活 用 したテストケースとして 三 菱 一 号 館 美 術 館 ( 同 11 月 18 日 ) 文 化 学 園 服 飾 博 物 館 ( 同 11 月 27 日 ) 国 立 新 美 術 館 ( 同 12 月 3 日 )において モデルイベントを 実 施 博 物 館 美 術 館 を 中 心 とした 施 設 におけるユニークベニューとしての 利 用 促 進 円 滑 化 を 図 るための 手 引 書 (ハンドブック)を 取 りまとめた モデルイベントの 事 例 ユニークベニュー HANDBOOK 博 物 館 美 術 館 編 三 菱 一 号 館 美 術 館 展 示 室 における 伝 統 芸 能 披 露 等 国 立 新 美 術 館 エントランスロビーにおけるファッションショー 開 催 等 - 10 -

MICE 参 加 者 の 移 動 の 円 滑 化 のための 取 組 ( 出 入 国 手 続 の 迅 速 化 円 滑 化 ) 国 際 会 議 の 参 加 者 等 の 出 入 国 手 続 きの 迅 速 化 を 図 るため ファーストレーンの 導 入 を 目 指 し 関 係 省 庁 や 関 係 民 間 事 業 者 からなる 検 討 会 を 設 置 MICE 参 加 者 の 移 動 の 円 滑 化 のため 交 通 系 ICカードの 利 用 やナビゲーターアプリの 利 用 が 進 んでいる ファーストレーンの 導 入 について 国 際 会 議 等 の 参 加 者 やVIPなどの 空 港 での 出 入 国 手 続 の 迅 速 化 を 図 るため ファーストレーン の 設 置 の 実 現 を 目 指 す SUICAの 活 用 例 ( 第 20 回 ITS 世 界 会 議 ) 出 典 :コングレ 社 提 供 ファーストレーン 設 置 に 向 けた 検 討 会 の 開 催 CIQ 関 係 省 庁 航 空 局 観 光 庁 航 空 会 社 空 港 会 社 をメ ンバーとするファーストレーン の 設 置 に 向 けた 検 討 会 を 設 置 2013 年 10 月 以 降 3 回 検 討 会 を 開 催 し 今 後 論 点 を 整 理 し とりまとめを 行 う 予 定 参 考 ロンドン ヒースロー 空 港 の Fast Track ネームカード 発 券 時 に SUICAを 個 人 とリンク 付 け SUICAのタッチにより セッション 会 場 の 入 室 を 管 理 ナビゲーターアプリの 利 用 例 ( 第 20 回 ITS 世 界 会 議 ) 国 際 会 議 のスケ ジュールアプリ MY スケジュール と NAVITIMEが 連 動 し 会 議 場 内 外 の 移 動 をスムーズに MYスケジュール NAVITIME 出 典 :コングレ 社 提 供 - 11 -

2.MICEプレイヤーの 強 化

MICEプレイヤーの 強 化 ~JCCB 活 動 ICCA 日 本 会 員 の 活 動 の 活 性 化 ~ MICE 開 催 にあたっては 自 治 体 CBのみならず 宿 泊 事 業 者 会 議 場 PCO 等 多 岐 にわたる 事 業 者 がMICEビジネスを 担 っているため MICEプレイヤー 間 の 連 携 が 非 常 に 重 要 ICCAをはじめとする 国 際 団 体 との 関 係 を 構 築 し 海 外 のMICE 関 連 イベントに 積 極 的 に 参 加 する 等 海 外 ネットワークを 強 化 することも 求 められる ICCA 日 本 会 員 による 意 見 交 換 会 ( 東 京 ) ICCA 日 本 会 員 は2012 年 の18 団 体 から 現 在 24 団 体 に 増 加 ICCA 日 本 会 員 同 士 の 連 携 強 化 及 び 対 外 的 なプレゼンス 発 揮 を 視 野 に ICCA 日 本 会 員 による 意 見 交 換 を 実 施 ( 第 1 回 :2013 年 9 月 3 日 第 2 回 :2014 年 1 月 31 日 ) 第 1 回 は ICCA 総 会 に 初 めて 参 加 する 日 本 会 員 を 対 象 に 参 加 経 験 のある 会 員 からICCA 総 会 での 情 報 収 集 やネット ワーキング 等 の 活 用 方 法 のアドバイスを 第 2 回 では ICCA 総 会 参 加 報 告 及 び 意 見 交 換 を 継 続 することについて 合 意 ICCA 総 会 ( 上 海 ) 2013 年 11 月 3 日 ( 日 )~6 日 ( 水 ) 日 本 からの 参 加 計 39 名 (2012 年 の9 名 より30 名 増 ) JCCB 産 業 部 会 台 湾 MICE 事 情 視 察 2013 年 11 月 実 施 14 名 参 加 台 北 国 際 会 議 センター 視 察 台 湾 経 済 部 国 際 貿 易 局 との 意 見 交 換 会 等 ICCAアジア 太 平 洋 チャプター 理 事 に 黒 澤 氏 (パシフィコ 横 浜 ) 就 任 ICCAアジア 太 平 洋 チャプター 役 員 紹 介 HP - 13 -

研 究 者 等 のMICE 誘 致 環 境 の 改 善 学 術 系 の 国 際 会 議 においては 日 本 国 内 の 学 会 関 係 者 ( 主 催 者 )が 会 議 誘 致 に 立 候 補 することが 第 一 歩 であるが 研 究 活 動 等 で 多 忙 であることから 国 際 会 議 誘 致 開 催 のメリットを 感 じていないのが 現 状 まず 研 究 者 学 者 の 国 内 外 の 国 際 会 議 への 参 加 を 促 し 国 際 会 議 の 意 義 の 理 解 の 向 上 を 図 るとともに 誘 致 開 催 に 伴 う 負 荷 を 軽 減 する 方 策 を 検 討 することが 必 要 国 際 会 議 誘 致 に 立 候 補 しなかった 理 由 出 所 ) 観 光 庁 実 施 アンケート 国 際 会 議 の 日 本 への 誘 致 に 関 するアンケート 調 査 過 去 数 年 内 に 日 本 で 開 催 したため 日 本 で 開 催 する 意 義 や 必 要 性 を 感 じないため 赤 字 となるリスクを 負 いたくないため 誘 致 開 催 に 携 わることのできる 会 員 や 事 務 局 の 人 員 が 不 足 しているため 誘 致 活 動 においてキーマンとなる 人 材 が 不 足 しているため 誘 致 活 動 にかけることのできる 資 金 が 不 足 しているため 誘 致 活 動 についてのノウハウが 不 足 しているため 国 内 の 会 議 施 設 等 が 規 模 等 の 条 件 を 満 たしていないため 国 際 組 織 団 体 や 関 連 する 団 体 の 中 における 日 本 の 存 在 感 や 影 響 力 が 必 ずしも 高 くないため 日 本 への 国 際 会 議 の 誘 致 が 自 組 織 内 における 評 価 につながらないため 0% 20% 40% 60% 1.7% 11.7% 16.7% 23.3% 20.0% 31.7% 30.0% 36.7% 43.3% 国 際 会 議 誘 致 に 立 候 補 しなかった 理 由 として 誘 致 活 動 のための 人 員 不 足 が 多 数 挙 げられている 48.3% N=60 取 組 の 検 討 状 況 観 光 庁 文 部 科 学 省 大 学 関 係 者 等 をメンバーとする 研 究 者 等 のMICE 誘 致 環 境 の 改 善 のため 検 討 会 を 開 催 (2013 年 12 月 ) ( 検 討 会 における 主 な 意 見 ) 大 学 の 先 生 が 国 際 会 議 の 誘 致 開 催 に 積 極 的 になれるアカデミックな 環 境 整 備 CB PCO 旅 行 代 理 店 等 の 誘 致 プレイヤーのサポート 環 境 整 備 が 必 要 国 際 会 議 の 開 催 は 教 授 が 個 人 商 店 で 企 画 から 実 施 まで 行 っている ものの 大 学 側 が 把 握 していない 場 合 も 多 い 教 授 の 立 場 としては 大 学 側 に 国 際 会 議 運 営 の より 所 がほしい 海 外 では 大 学 がin house PCO をもつ 場 合 もある PCO CB 等 のマーケティング 不 足 が 課 題 北 米 ではACCED-I (The Association of Collegiate Conference and Events Directors-International)という 団 体 があり 各 大 学 の 会 議 担 当 者 が 集 まり 情 報 交 換 を 行 っている 日 本 では 国 際 会 議 の 開 催 や 基 調 講 演 を 行 うことが 研 究 や 論 文 発 表 より 評 価 が 低 く 位 置 付 けられているため 国 際 会 議 誘 致 開 催 の 動 機 付 け が 弱 い 米 国 では 国 際 会 議 の 開 催 や 基 調 講 演 の 実 施 が 給 与 査 定 に+に 働 くため MICEに 熱 心 である やる 気 がある 大 学 とモデルケース 的 に 連 携 して 検 討 を 進 めていく 必 要 がある 文 科 省 から 大 学 に 対 し 国 際 部 などMICE 関 係 の 窓 口 を 置 いてもらう ような 働 きかけができるとよい 大 学 のグローバル 化 に 裨 益 するという 点 のみならず 学 術 レベルの 波 及 効 果 を 示 す 事 例 の 蓄 積 一 般 化 視 覚 化 レガシーが 必 要 - 14 -

3.チームジャパンの 誘 致 体 制 の 構 築

MICEアンバサダープログラムの 導 入 概 要 海 外 の 主 要 国 都 市 では 国 際 会 議 等 の 開 催 適 地 としてのプレゼンス 向 上 のため 学 識 名 声 があり 専 門 分 野 において 影 響 力 のある 人 材 をアンバサダーに 任 命 し 国 都 市 の 広 報 活 動 や 国 際 会 議 の 誘 致 活 動 を 行 っている 我 が 国 でも 名 だたるビジネスパーソンや 有 力 な 学 会 研 究 機 関 等 が 数 多 く 存 在 しており 特 に 国 内 外 に 影 響 力 のある 者 を 国 際 会 議 誘 致 の 誘 致 促 進 委 員 会 委 員 ( 通 称 MICEアンバサダー)に 選 定 し 日 本 の 顔 として 国 内 外 にMICE 開 催 国 として の 日 本 の 広 報 活 動 や 国 際 会 議 の 誘 致 活 動 を 行 う MICEアンバサダー 産 業 界 学 術 分 野 から 以 下 の 基 準 より 選 出 MICE 誘 致 開 催 の 意 義 を 理 解 し 国 内 外 に おいて 広 範 かつ 強 力 な 影 響 力 を 有 する 方 主 要 分 野 の 学 会 協 会 に 対 して 強 い 影 響 力 を 有 し 当 該 分 野 の 国 際 的 なネットワークを 有 する 方 人 数 今 後 学 会 協 会 の 中 心 となり 国 際 会 議 を 誘 致 する 可 能 性 がある 方 平 成 25 年 度 は8 名 平 成 26 年 度 も 随 時 新 規 にご 就 任 いただく 予 定 任 期 2 年 ( 任 期 更 新 の 可 能 性 あり) MICEアンバサダーの 活 動 アンバサダーは そのネットワークや 影 響 力 を 活 かして 以 下 の 役 割 を 担 うことを 期 待 日 本 におけるMICE 開 催 の 意 義 に 関 する 普 及 啓 蒙 MICE 開 催 地 としての 日 本 のPR 日 本 への 国 際 会 議 等 の 誘 致 開 催 の 促 進 観 光 庁 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO)による 支 援 プレゼンテーション 資 料 作 成 支 援 個 別 の 国 際 会 議 誘 致 支 援 MICEアンバサダーとしての 活 動 にかかる 旅 費 支 給 MICEアンバサダー 同 士 の 意 見 交 換 の 場 の 提 供 ( 誘 致 促 進 委 員 会 開 催 ) 等 - 16 -

MICEアンバサダープログラム 第 一 回 誘 致 促 進 委 員 会 2013 年 12 月 9 日 ( 月 )にMICEアンバサダーの 委 嘱 式 を 行 うとともに 第 一 回 誘 致 促 進 委 員 会 を 開 催 8 名 のMICEアンバサダーが 就 任 2013 年 12 月 9 日 ( 月 ) 於 : 帝 国 ホテル MICEアンバサダー 委 嘱 式 第 1 回 MICE 誘 致 促 進 委 員 会 池 田 康 夫 大 西 隆 長 村 義 之 木 村 正 小 宮 山 宏 水 澤 英 洋 宮 澤 陽 夫 山 谷 泰 賀 MICEアンバサダー 50 音 順 敬 省 略 慶 應 義 塾 大 学 名 誉 教 授 (2011 年 国 際 血 栓 止 血 学 会 を 成 功 裏 に 開 催 ) 内 閣 府 日 本 学 術 会 議 会 長 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 教 授 (2016 年 の 国 際 細 胞 学 会 の 誘 致 に 成 功 ) 公 益 社 団 法 人 日 本 産 科 婦 人 科 学 会 理 事 三 菱 総 合 研 究 所 理 事 長 / 東 京 大 学 総 長 顧 問 ( 前 東 京 大 学 総 長 ) 東 京 医 科 歯 科 大 学 大 学 院 教 授 (2017 年 の 世 界 神 経 学 会 議 の 誘 致 に 成 功 ) 東 北 大 学 大 学 院 農 学 研 究 科 農 学 部 教 授 (2015 年 の 第 12 回 アジア 栄 養 学 会 議 2021 年 の 第 22 回 国 際 栄 養 学 会 議 の 誘 致 に 成 功 ) 独 立 行 政 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 分 子 イメージング 研 究 センター チームリーダー - 17 -

MICEアンバサダープログラム アンバサダー 活 動 12 月 11 日 於 ) 東 京 フォーラム IMEシンポジウム 小 宮 山 アンバサダーの 講 演 12 月 10 日 於 ) 東 京 フォーラム JNTO 主 催 者 セミナーでのパネルディスカッション ( 水 澤 アンバサダー 山 谷 アンバサダー) http://special.nikkeibp.co.jp/as/201401/kankocho/ 2 月 25 日 於 ) 六 本 木 ヒルズ MICE Japan 主 催 座 談 会 (4 月 号 に 掲 載 予 定 ) ( 大 西 アンハ サタ ー 長 村 アンハ サタ ー 松 山 理 事 長 ファシリテーター: 川 島 氏 ) 日 本 産 科 婦 人 科 学 会 広 報 映 像 制 作 ( 木 村 アンハ サタ ー) - 18 -

政 府 の 横 断 的 体 制 の 構 築 ~ 府 省 庁 会 議 ~/ 在 外 公 館 や 関 係 府 省 との 連 携 MICE 誘 致 開 催 に 当 たっては 政 府 全 体 による 支 援 が 重 要 であり 誘 致 成 功 の 決 め 手 となることもある 2013 年 12 月 に 全 19 府 省 庁 からなる 国 際 会 議 等 (MICE) 誘 致 開 催 に 関 する 府 省 庁 会 議 を 設 置 開 催 招 請 レターの 発 出 在 外 公 館 の 活 用 の 他 各 府 省 庁 が 有 する 支 援 メニューの 提 供 等 を 依 頼 各 府 省 庁 への 協 力 依 頼 事 項 2013 年 12 月 18 日 国 際 会 議 等 (MICE) 誘 致 開 催 に 関 する 府 省 庁 会 議 において 各 省 に 依 頼 各 府 省 庁 の 支 援 メニューの 提 供 政 府 系 国 際 会 議 の 積 極 的 な 誘 致 開 催 所 管 分 野 の 団 体 学 会 に 対 する 国 際 会 議 誘 致 開 催 への 働 きかけ 国 際 会 議 に 関 する 情 報 や 経 験 の 提 供 在 外 公 館 活 用 の 事 例 世 界 神 経 学 会 (2017 年 京 都 7,000 名 ) の 招 致 に 際 し 外 務 省 を 通 じ ウィーン 大 使 館 へ 協 力 を 働 きかけ ウィーンでの 投 票 日 前 日 にジャパンナ イトを 開 催 在 ウィーン 日 本 大 使 が 来 賓 挨 拶 投 票 の 結 果 京 都 での 開 催 が 決 定 ジャパンナイトで 挨 拶 される 竹 歳 在 ウィーン 日 本 大 使 招 請 レター 発 出 によるMICE 誘 致 支 援 平 成 25 年 度 は 総 理 各 省 大 臣 観 光 庁 長 官 JNTO 理 事 長 名 で 積 極 的 に 招 請 レターを 発 出 平 成 25 年 度 政 府 による 招 請 レター 発 出 実 績 ( 平 成 26 年 2 月 現 在 同 じ 案 件 は 重 複 して 計 上 ) 総 理 大 臣 : 2 件 ( 結 果 判 明 2 件 )うち 2 件 誘 致 成 功 国 土 交 通 大 臣 : 3 件 ( 結 果 判 明 2 件 )うち 1 件 誘 致 成 功 観 光 庁 長 官 :13 件 ( 結 果 判 明 7 件 )うち 5 件 誘 致 成 功 JNTO 理 事 長 :17 件 ( 結 果 判 明 8 件 )うち 6 件 誘 致 成 功 厚 生 労 働 大 臣 : 2 件 ( 結 果 判 明 2 件 )うち 2 件 誘 致 成 功 第 23 回 世 界 神 経 学 会 議 誘 致 の 農 林 水 産 大 臣 : 1 件 ( 結 果 判 明 0 件 ) ための 安 倍 総 理 大 臣 名 の 招 請 レター 文 部 科 学 大 臣 : 2 件 ( 結 果 判 明 1 件 )うち 1 件 誘 致 成 功 (2017 年 京 都 ) - 19 -

4. 今 後 の 課 題 と 取 組

今 後 の 課 題 と 取 組 グローバルMICE 戦 略 都 市 の 育 成 - 都 市 コンベンションビューローとの 対 話 の 活 性 化 - 都 市 の 進 捗 状 況 に 応 じた 事 業 内 容 のカスタマイズ -ステークホルダー 連 携 の 促 進 (MICEに 精 通 した 専 門 家 によるセミナーの 開 催 等 ) MICEアンバサダープログラム - 産 業 界 女 性 のアンバサダーのリクルート -ステークホルダーとの 連 携 (PCO エアライン 等 からのスポンサーシップ 提 供 等 ) ユニークベニューの 開 発 利 用 促 進 - 制 度 運 用 上 の 課 題 整 理 と 対 策 の 検 討 研 究 者 等 のMICE 誘 致 環 境 の 改 善 - 研 究 者 学 者 の 国 内 外 の 国 際 会 議 への 参 加 促 進 日 本 の 新 しいMICEブランドの 構 築 強 化 ( 後 頁 参 照 ) 観 光 立 国 実 現 に 向 けた アクション プログラム の 改 定 に 向 けた 議 論 ( 後 頁 参 照 ) - 21 -

日 本 の 新 しいMICEブランドの 構 築 強 化 MICEは 一 般 観 光 (レジャー)とは 顧 客 内 容 共 に 異 なることから MICEとしてのブランディングが 重 要 平 成 26 年 度 事 業 にて 新 たなブランディングを 実 施 する 2009 年 当 時 作 成 MICEロゴ オーストラリアのロゴの 例 一 般 観 光 とMICE 分 野 とで 同 じマークを 使 用 ブランディングに 際 しての 主 要 検 討 項 目 マレーシアのロゴの 例 環 境 分 析 ターゲットの 設 定 日 本 のUSP&ポジショニングの 設 定 ブランド 要 素 (ネーム ロゴマーク スロー ガン)の 決 定 ブランドコミュニケーションの 企 画 実 行 一 般 観 光 とMICE 分 野 とで 全 く 異 なるロゴを 使 用 - 22 -

観 光 立 国 実 現 に 向 けたアクション プログラム の 改 定 について 平 成 26 年 1 月 17 日 第 3 回 観 光 立 国 推 進 閣 僚 会 議 が 開 催 され 夏 を 目 途 に 観 光 立 国 実 現 に 向 け たアクション プログラム を 改 定 することとなった 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 発 言 我 が 国 は 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 開 催 という 大 きなチャンスを 得 た これ を 追 い 風 として 2020 年 に 向 けて 2000 万 人 の 高 みを 目 指 していきたい このため 各 閣 僚 においては アイディアを 総 動 員 し 外 国 人 旅 行 者 に 不 便 な 規 制 や 障 害 を 徹 底 的 に 洗 い 出 していただきたい できることは 速 やかに 実 施 に 移 していくとともに 現 行 の アクション プログラム を 改 定 し 政 府 一 丸 となって 観 光 立 国 を 加 速 できるよう 協 力 をお 願 いする 太 田 国 土 交 通 大 臣 発 言 アクション プログラムの 改 定 には 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 開 催 も 見 据 え て 検 討 してまいりたい とりわけ ビザ 要 件 の 緩 和 災 害 時 の 外 国 人 旅 行 者 の 安 全 確 保 多 言 語 対 応 無 料 公 衆 無 線 LAN 環 境 の 整 備 出 入 国 手 続 の 迅 速 化 円 滑 化 等 の 施 策 について 加 速 させてい きたいと 考 えており 関 係 閣 僚 におかれてはご 協 力 をお 願 いしたい 今 後 の 予 定 1 月 ~5 月 観 光 立 国 推 進 ワーキングチーム 有 識 者 会 議 実 施 可 能 な 施 策 を 速 やかに 実 施 6 月 観 光 立 国 推 進 閣 僚 会 議 (アクション プログラム 改 定 ) - 23 -

観 光 立 国 実 現 に 向 けたアクション プログラム (MICE 関 連 抜 粋 ) 小 項 目 番 号 アクション プログラム 本 文 (1) 国 を 挙 げた 一 体 的 なMICE 誘 致 体 制 の 構 築 75 76 77 78 79 80 81 我 が 国 のMICE 誘 致 の 牽 引 役 として 誘 致 ポテンシャルが 高 い 都 市 に 対 し て 潜 在 需 要 の 掘 り 起 こしや 海 外 MICE 専 門 家 の 知 見 等 を 活 用 したマーケ ティング 能 力 の 向 上 支 援 等 の 国 の 支 援 や 都 市 自 らの 努 力 により 誘 致 能 力 体 制 受 入 環 境 において 世 界 トップレベルのMICE 都 市 を 育 成 する このため グローバルMICE 戦 略 都 市 を 夏 までに 選 定 し 速 やかに 支 援 策 等 の 取 組 を 開 始 する 誘 致 能 力 強 化 のため 都 市 に 対 して 国 内 での 都 市 間 連 携 の 強 化 や 国 際 的 なアライアンスへの 加 盟 を 促 していく 海 外 のキーパーソンやナレッジを 我 が 国 に 呼 び 込 むツールとしてMICEを 戦 略 的 に 活 用 し ビジネスやイノベーションを 振 興 するため 各 府 省 庁 がその 所 管 分 野 においてMICE 誘 致 の 取 組 を 強 化 し 当 該 分 野 の 学 会 民 間 企 業 団 体 に 対 して 日 本 へのMICE 誘 致 開 催 を 継 続 的 に 働 きかける 産 業 界 学 会 と 誘 致 を 行 う 自 治 体 コンベンションビューロー 等 の 情 報 共 有 及 び 誘 致 取 組 強 化 のための 連 携 体 制 の 構 築 に 取 り 組 む 在 外 公 館 と 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO)の 海 外 事 務 所 の 連 携 を 図 り 海 外 の 国 際 会 議 主 催 者 に 対 する 働 きかけを 強 化 するとともに 関 係 府 省 庁 において も 大 臣 招 請 レター 発 出 等 の 誘 致 支 援 に 取 り 組 む 政 府 としてMICE 誘 致 開 催 に 関 する 取 組 を 一 体 的 に 推 進 するため 関 係 府 省 庁 のMICE 誘 致 開 催 に 関 する 情 報 の 共 有 等 を 図 る 枠 組 みを 年 内 に 構 築 する 地 域 のMICE 誘 致 活 動 を 支 援 するための 相 談 窓 口 を 観 光 庁 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO) 等 に 夏 までに 設 置 し 誘 致 開 催 をサポートする 担 当 ( 府 省 庁 局 課 名 ) 各 府 省 庁 外 務 省 ( 広 報 文 化 外 交 戦 略 課 ) 各 府 省 庁 各 府 省 庁 実 施 主 体 ( 国 地 方 自 治 体 以 外 ) 関 係 機 関 (CB 等 ) 関 係 機 関 (CB 等 ) 民 間 事 業 者 ( 海 外 展 開 企 業 等 ) 関 係 機 関 ( 大 学 CB 等 ) 民 間 事 業 者 ( 海 外 展 開 企 業 等 ) 関 係 機 関 ( 大 学 CB 等 ) 関 係 機 関 (JNT O 等 ) 関 係 機 関 (JNT O 等 ) - 24 -

観 光 立 国 実 現 に 向 けたアクション プログラム (MICE 関 連 抜 粋 ) 小 項 目 番 号 アクション プログラム 本 文 (2) 都 市 の MICE 受 入 環 境 の 整 備 82 83 84 85 86 87 88 大 学 産 業 界 等 の 国 際 的 な 有 力 者 を 誘 致 活 動 の 日 本 の 顔 としてMICE アンバサダーに 任 命 し アンバサダーを 中 心 とする 誘 致 活 動 支 援 体 制 を 年 内 に 構 築 する 研 究 者 等 が 積 極 的 に 国 際 会 議 の 誘 致 に 取 り 組 めるように 課 題 を 整 理 しサ ポート 環 境 を 整 備 するため 大 学 関 係 者 や 関 係 府 省 庁 等 からなる 検 討 枠 組 みを 年 内 に 構 築 し 順 次 対 応 を 図 る 宿 泊 業 者 会 議 運 営 業 者 旅 行 業 者 等 のMICEビジネス 関 連 事 業 者 の 競 争 力 強 化 を 図 るため 関 係 事 業 者 の 連 携 体 制 の 構 築 等 を 促 進 する 国 都 市 の 成 長 分 野 をターゲットとしたMICE 誘 致 に 取 り 組 むとともに MIC Eを 開 催 する 際 に 我 が 国 の 優 れた 製 品 技 術 サービス 文 化 等 の 国 際 展 開 に 資 する 現 地 視 察 や 体 験 プログラムを 積 極 的 に 組 み 込 むなど MICEをビジ ネス 構 築 や 文 化 発 信 の 場 として 活 用 する インセンティブ( 報 奨 ) 旅 行 や 企 業 ミーティングを 我 が 国 に 誘 致 するため データベースの 整 備 や 各 種 プロモーションを 実 施 する MICEを 通 じた 世 界 の 知 の 集 積 の 推 進 等 魅 力 あるMICE 開 催 地 としての 都 市 機 能 を 強 化 するため 海 外 に 後 れをとる 会 議 関 連 施 設 や 宿 泊 施 設 の 整 備 等 について 各 種 取 組 の 検 討 を 行 うとともに 官 民 等 の 関 係 者 への 働 きか け 等 を 実 施 する 担 当 ( 府 省 庁 局 課 名 ) 文 科 省 ( 大 臣 官 房 国 際 課 ) 各 府 省 庁 文 化 施 設 や 公 共 空 間 等 のユニークベニュー を 用 いたイベント 開 催 の 活 性 化 を 図 るため 関 係 府 省 庁 の 各 所 管 施 設 の 利 用 の 円 滑 化 について 検 討 し 対 応 を 図 る このため 施 設 関 係 者 利 用 事 業 者 自 治 体 関 係 省 庁 等 によ 各 府 省 庁 る 協 議 会 を 年 内 早 期 に 設 置 する ユニークベニュー: 歴 史 的 建 造 物 文 化 施 設 や 公 的 空 間 等 で 会 議 レセプ ションを 開 催 することで 特 別 感 や 地 域 特 性 を 演 出 できる 会 場 実 施 主 体 ( 国 地 方 自 治 体 以 外 ) 産 業 界 大 学 研 究 者 等 関 係 機 関 ( 大 学 ) 民 間 事 業 者 ( 宿 泊 業 者 会 議 運 営 業 者 旅 行 業 者 等 ) 産 業 界 大 学 研 究 者 等 民 間 事 業 者 (MI CE 施 設 関 係 者 利 用 事 業 者 等 ) - 25 -