= 今 年 は 東 京 都 のスーパーエコタウン 事 業 に 選 定 されている 食 品 廃 棄 物 のリサイクル 先 進 企 業 2 社 を 見 学 してきました = アルファ 見 学 記 報 告 :ダイオキシン 問 題 を 考 える 市 民 の 会 ( 川 口 ) 守 谷 裕 之 川 口 市 では 協 同 推 進 条 例 が 平 成 24 年 4 月 1 日 に 施 行 されてから 2 年 と 半 年 が 過 ぎた 行 政 と 市 民 とが 話 しあってより 良 いまちを 創 り 上 げるという ものだ 私 たちは 生 ごみを 燃 やさず 堆 肥 にして リサイクルしようと 市 に 提 案 し 廃 棄 物 対 策 課 と 2 回 話 し 合 っている 生 ごみを 分 別 することは1 炉 の 延 命 2ランニングコスト 削 減 3 発 電 効 率 を 上 げ る4CO2 削 減 -につながるというのが 私 たちの 考 え だが 廃 棄 物 対 策 課 の 考 えとなかなか 噛 み 合 わず 協 同 事 業 の 具 体 化 は 一 向 に 進 まない 廃 棄 物 対 策 課 は 生 ごみ 対 策 に 関 して 発 生 抑 制 ( 具 体 的 には 一 絞 り 運 動 で 水 分 量 を 減 ら す 家 庭 用 生 ごみ 処 理 容 器 に 補 助 金 を 出 し 普 及 し て 減 量 をすすめる)という 方 針 なので 堆 肥 とし てリサイクルを 推 進 する 方 向 に 変 えることは 出 来 ないという そこで 何 かヒントが 得 られるのでは と 今 回 の 研 修 見 学 に 参 加 しました 羽 田 空 港 が 間 近 に 見 え 5 分 間 隔 で 次 から 次 へと 飛 行 機 が 建 物 の 真 上 を 飛 んで 行 くところにアルフ ォ 社 がある 総 工 費 の3 分 の1の 補 助 金 を 国 から 受 けている 会 社 で 一 日 500 社 の 生 ごみを 受 け 入 れ 70 社 の 運 輸 会 社 が 出 入 りしている 受 け 入 れ ている 生 ごみの 内 訳 は 一 番 多 いのがコンビニの 賞 味 期 限 切 れの 食 品 で 全 体 の 20% 都 内 の 学 校 給 食 の 残 渣 が 10% その 他 スーパー ホテルの 生 ご みであり 腐 敗 している 生 ごみはほとんどない この 工 場 で 生 ごみは 搬 入 した 時 の5 分 の1に 減 量 される 10tの 生 ごみから 2tの 飼 料 が 出 来 る 回 収 した 生 ごみは 濃 縮 され 油 で 一 度 揚 げる ため 高 タンパク 高 カロリーになる 水 分 は 5% 油 分 は 10%と 栄 養 価 が 高 すぎて 穀 物 に 混 ぜて 使 われ ている 行 き 先 は 北 関 東 東 北 地 方 である 買 い 愕 然 とする 生 ごみの 山 取 り 業 者 からもっと 欲 しいと 言 われている しか し 設 備 能 力 が 手 一 杯 で 新 たに 施 設 を 造 る 計 画 も ある 受 け 入 れ 価 格 は 23 円 /kg ( 生 ごみのリサ イクルに 取 り 組 んできた 八 王 子 や 町 田 ではおそら く 25 円 /kg) 受 け 入 れ 量 は 最 大 140t/ 日 フ レコンバック 500kg1 袋 で 7500 円 から 1 万 円 で 取 引 される 90 分 で 製 品 化 されるために 大 量 に 処 理 出 来 る 僕 が 中 学 校 に 勤 めていた 頃 (20 年 前 )は 学 校 給 食 の 残 渣 は 業 者 が 引 き 取 って 豚 の 飼 料 に 回 ってい
た 大 きなドラム 缶 に 入 れられ 水 が 溢 れ 出 てい た あまり 美 味 しい 肉 にならないからという 理 由 で 引 き 取 らなくなったと 聞 いている 時 代 はまさ にハイテクになったと 言 わざるを 得 ない 手 厚 い 国 からの 補 助 金 を 受 け 建 設 費 用 は 35 億 円 ( 土 地 代 も 含 む) 施 設 はランニングコストが 掛 かると 説 明 であった 重 油 を 使 いたいところだ が 環 境 負 荷 を 考 慮 して 東 京 ガスを 使 っている 砕 いた 生 ごみを 油 で 揚 げ 温 度 上 げることで 水 分 を 蒸 発 させている メインとなる 装 置 は 油 温 減 圧 式 脱 水 乾 燥 機 である その 装 置 に 投 入 する 前 には 生 ごみを 砕 き ゴミを 均 一 にして 振 るい 分 けをす る 揚 げた 油 を 回 収 したりその 他 の 機 器 を 制 御 す るために 多 くの 電 気 が 使 われている 生 ごみ 特 有 の 悪 臭 は 殆 どない 油 で 生 ごみを 揚 げた 時 に 出 る 甘 ったるい 臭 いがするだけで 臭 気 沢 山 の 配 管 の 奥 に 中 核 をなす 油 温 減 圧 式 脱 水 乾 燥 装 置 が 見 える は 750~800 度 で 焼 いてから 外 へ 排 気 している 場 内 は 臭 いが 出 ないように 負 圧 になっている 臭 いの 問 題 というのは 大 きい 国 から 多 額 の 補 助 金 を 受 けて 始 めた 八 王 子 市 の 生 ごみ 処 理 施 設 は 悪 臭 問 題 等 で 操 業 が 止 まっている この 施 設 を 見 ている 範 囲 では 生 ごみの 処 理 技 術 は 格 段 に 上 がったかに 見 える 八 王 子 市 や 町 田 市 はかなり 生 ごみを 回 収 してい ることで 知 られている 埼 玉 県 内 で 一 番 生 ごみの リサイクルが 進 んでいる 久 喜 宮 代 でも 約 5000 世 帯 出 来 上 がったサラサラの 飼 料 で 全 体 の 5% 次 に 狭 山 市 の 生 ごみ 回 収 量 は 300 トン それでも 全 体 の 2%にしか 過 ぎない 現 実 的 に 観 るとまだまだ 生 ごみのリサイクルは 一 部 分 のみ である 廃 棄 されている 生 ごみをよく 見 るとまだ まだ 食 べられる 状 態 にありながら 捨 てる 自 分 と しては どうも 耐 えられない 気 持 ちになる 20% がコンビニから 10%が 学 校 給 食 からまだ 食 べられ るのに 捨 てる 現 状 は 何 とかならないものか 食 べ られる 物 を 捨 てることの 方 が 問 題 は 大 きいような 気 がする このような 施 設 は 素 晴 らしく 自 分 たちの 住 ん でいる 地 域 にあればと 思 うが あまりに 巨 額 で 現 実 的 ではない もっと 小 さなプラントで 出 来 ない ものだろうか 各 学 校 から 出 る 学 校 給 食 の 残 渣 ぐ らい 処 理 できる 能 力 を 持 った 生 ごみ 処 理 機 が 適 正 ではないだろうか 学 校 から 出 た 生 ごみは 近 くの 畑 に 堆 肥 として 見 える 形 で 使 う 畑 で 育 てた 野 菜 を 給 食 で 使 う 調 理 員 さんの 仕 事 が 増 えてはまた 新 たな 問 題 になる かもしれない 出 したものは 自 分 で 処 理 するぐら いの 規 模 が 現 実 的 と 思 われる ところが 川 口 市 では 給 食 から 出 る 大 量 の 生 ごみは 燃 やされてい る 水 分 が 80~90%の 生 ごみであるから 水 分 を 熱
で 蒸 発 させてからやっと 燃 えることになるため 大 量 のCO2 を 排 出 している 家 庭 から 出 る 生 ごみも 各 家 庭 で 処 理 する 集 め ると 膨 大 なコストが 掛 かるからである 一 時 期 は 生 ごみ 処 理 機 が 何 種 類 もあって 売 れた 時 もあった と 聞 く それが 今 殆 どない 原 因 は 何 か 勝 手 な 推 測 だが 何 でも 燃 やせるという 焼 却 炉 の 能 力 が 上 がったからではないかと 思 う 生 ごみは 法 律 で 一 般 廃 棄 物 に 入 っているから 燃 やして 良 い 物 になっている 国 の 方 針 で 生 ごみは 燃 やせというのだから なかなか 生 ごみのリサイ クルは 進 まない 川 口 市 の 家 庭 から 出 るゴミの 組 成 を 観 ると 一 番 は 41%の 生 ごみである( 湿 重 量 ) 二 番 目 は 32% の 雑 紙 を 含 む 紙 類 でプラごみは 13% 容 器 包 装 リ サイクル 法 に 従 って 週 に 一 回 別 途 回 収 しているの で 生 ごみを 何 とかすればゴミ 問 題 は 大 幅 に 改 善 す る 市 の 取 り 組 んでいる 生 ごみ 対 策 には 家 庭 用 の 生 ごみ 処 理 器 を 購 入 した 際 に 補 助 金 が 出 る 制 度 が 有 る 上 限 20,000 円 で 購 入 額 に 2 分 の 1 を 乗 じた 金 額 が 支 給 される 今 までに 3668 台 の 申 請 が 有 り 1 億 円 が 使 われた さらに 各 家 庭 で 段 ボール 堆 肥 をはじめ 様 々 な 資 源 化 の 取 り 組 みをすすめれば 生 ごみは 激 減 するはずである バイオエナジー 株 式 会 社 食 品 リサイクル 施 設 見 学 報 告 Ⅰ. 見 学 会 への 参 加 理 由 8 月 21 日 のエコリサ 研 修 会 が 狭 山 市 リサイク ルプラザで 行 われた 際 次 回 の 研 修 見 学 会 が 10 月 2 日 に 開 催 されることを 知 りその 場 で 申 し 込 み ました その 案 内 文 には 今 年 は 東 京 都 のスーパーエ コタウン 事 業 に 選 定 されている 食 品 廃 棄 物 のリサ イクル 先 進 企 業 2 社 を 見 学 いたします 1 社 目 は 食 品 廃 棄 物 (スーパーやレストラン などの 調 理 残 さ 食 べ 残 し 売 れ 残 りなどの 事 業 系 一 般 廃 棄 物 並 びに 食 品 工 場 などからの 食 品 残 さなどの 産 業 廃 棄 物 )を 乾 燥 し 養 鶏 養 豚 用 の 配 合 飼 料 の 原 料 を 製 造 している( 株 )アルファ 様 です 2 社 目 は 食 品 廃 棄 物 をメタン 発 酵 させ 取 り 出 したメタンガスを 燃 料 にして 発 電 売 電 すると ともに メタンガスを 都 市 ガスとして 供 給 するこ とも 始 めたバイオエナジー( 株 ) 様 で す とあり 興 味 をそそられました 塚 本 二 郎 特 に2 社 目 の 食 品 廃 棄 物 からメタン 発 酵 させ 都 市 ガスに 注 入 するという 日 本 では 初 めての 試 みを 見 たかったことです それと 現 在 各 自 治 体 で 行 われている 一 般 廃 棄 物 の 焼 却 処 理 の 妥 当 性 検 討 の 参 考 になるとも 考 え ました Ⅱ 見 学 会 内 容 DVD 会 社 案 内 パンフレット 等 でご 説 明 いただ き その 後 に 工 場 見 学 となりました その 中 幾 つかの 特 徴 的 な 事 項 を 記 述 します 1. 食 品 廃 棄 物 の 受 け 入 れ 体 制 一 日 110 トンを 24 時 間 受 け 入 れ 可 能 です 車 がバックで 近 づくと 自 動 的 にシャッターが 開 き 受 入 ホッパーに 廃 棄 物 を 落 とします なお 工 場 内 は 臭 気 対 策 のため 負 圧 に 保 ち 脱 臭 している そうで 当 日 の 見 学 時 に 脱 臭 剤 ( 芳 香 剤 )の 自 動 散 布 も 行 われていました また 排 出 業 者 は 卸 小 売 業 飲 食 店 が 主 で 処 理 ルートの 確 立 し ている 食 品 工 場 は 5%と 少 ないそうです
2. 食 品 廃 棄 物 の 破 砕 選 別 調 整 槽 発 酵 この 工 程 は 見 られませんでしたが 多 少 の 分 別 不 十 分 でも 対 応 できるとのことでした 発 酵 不 適 物 を 除 いた 破 砕 物 が 調 整 槽 に 発 酵 原 料 とし て 保 管 される 調 整 槽 内 の 発 酵 原 料 は 35~37 に 保 たれたメタン 発 酵 槽 に 定 量 供 給 され 約 30 日 かけメタン 中 温 発 酵 が 行 われる 受 入 単 価 は 現 在 35 円 /kg ですが 分 別 程 度 で 差 を 付 けている そうです 3. 出 来 たバイオガスの 流 れ 1ガスエンジン 発 電 機 の 燃 料 として 使 用 する (560kW 2 基 ) 発 電 電 力 量 は 24,000kWh/ 日 50%は 施 設 内 動 力 として 利 用 され 50%は 東 京 電 力 へ 固 定 価 格 買 取 制 度 (FIT)のメリットを 生 か し 売 電 している また 発 電 時 の 排 熱 を 回 収 して 発 酵 槽 の 温 度 調 整 等 に 利 用 している 2 余 剰 バイオガスを 精 製 して 都 市 ガスとして 東 京 ガスに 販 売 する 事 業 を 始 めた ( 平 成 22 年 ) 発 生 したバイオガスを 都 市 ガスに 改 質 するには 多 くの 対 策 が 必 要 になる 現 に 供 給 しているガ スと 同 等 の 発 熱 量 組 成 燃 焼 性 等 を 有 する 必 要 がありガス 事 業 法 の 制 約 を 受 ける 都 市 ガス 注 入 までのフローの 概 略 ガス 精 製 (CO2 除 去 含 む) 熱 量 調 整 (LPG で 増 熱 ) 付 臭 剤 添 加 計 測 装 置 都 市 ガス 管 に 接 続 2,400m3/ 日 80 万 m3/ 年 Ⅲ. 感 想 1. 工 場 規 模 に 対 し 食 品 廃 棄 物 の 受 入 処 理 量 (110t/ 日 50 万 人 の 出 す 食 品 廃 棄 物 の 量 に 相 当 ) 発 生 エネルギーが 多 く 地 産 地 消 の 観 点 からも 都 市 型 として 普 及 すべきか 2. 発 酵 残 さと 排 液 を 肥 料 として 活 用 することに より 資 源 循 環 の 環 が 完 成 する 残 念 ながらこの システムではこの 部 分 が 欠 けている 今 後 の 技 術 開 発 により 農 業 従 事 者 からも 歓 迎 される 品 質 の 物 が 望 まれる 3. 処 理 をお 断 りしている 業 者 さんも 多 く 増 設 を 検 討 中 で 食 品 廃 棄 物 の 処 理 に 苦 慮 されている 実 態 が 見 える 4. 都 市 ガスへの 注 入 についての 評 価 はこの 実 証 試 験 中 の 結 果 待 ちとなろうが 設 備 費 の 公 的 支 援 などがなければ 厳 しいと 思 う 今 後 の 参 考 に なる 技 術 データの 蓄 積 は 重 要 であろう やはり 発 電 かバイオガスの 精 製 がシビアでない 熱 利 用 としての 熱 供 給 事 業 向 きでないか 5. 現 状 各 自 治 体 で 行 われている 食 品 廃 棄 物 ( 生 ごみ 含 水 率 80%)の 焼 却 処 理 方 法 も 併 せ 見 直 す 時 期 か 産 業 廃 棄 物 のことなら 何 でもご 相 談 下 さい ウム ヴェルト 株 式 会 社 0280-23-2641 税 理 士 法 人 T&M ソリューション http://tera-jpn.or.jp/index.html
北 欧 デンマークの 持 続 可 能 な 国 づくりに 学 ぶ ~ 緑 の 福 祉 社 会 への 道 のり~ 2014 年 9 月 5 日 に 一 般 社 団 法 人 埼 玉 県 環 境 検 査 研 究 協 会 主 催 の 第 13 回 環 境 セミナーに 出 席 し デ ンマークの 国 づくりに 関 する 講 演 を 伺 いましたの でその 概 要 を 報 告 します 講 師 はピーターD ピーダーセン 氏 でデンマーク 生 まれ デンマークで 22 年 暮 らした 後 来 日 23 年 住 んでおられて 日 本 語 を 流 暢 に 話 されます 東 北 大 学 大 学 院 環 境 科 学 研 究 科 SEMSaT 非 常 勤 講 師 を なさっておられます 今 の 日 本 は 多 面 的 な 危 機 に 直 面 している * 生 活 保 護 受 給 者 は 過 去 最 悪 の 216 万 人 教 育 人 づくりが 不 足 家 族 を 支 えていない * 教 育 支 出 は GDP の 3% 強 ( 北 欧 はその 倍 以 上 )で OECD 諸 国 で 最 低 レベル * 家 族 関 係 支 出 は 対 GDP の 1% 未 満 ( 北 欧 は3%を 超 える)と 低 迷 * 自 殺 死 亡 率 は 平 成 10 年 以 降 急 上 昇 し 先 進 国 最 悪 水 準 * 国 自 治 体 の 借 金 は 対 GDP の 224%で 先 進 国 最 悪 水 準 * 財 政 支 出 は 対 GDP の-8~-10%( 赤 字 ) 前 後 OECD 諸 国 で 最 悪 * 貯 蓄 率 ( 対 可 処 分 所 得 )はここ 10 年 で 10%から 2%まで 落 ち 込 んだ * 食 料 自 給 率 は 39%(カロリーベース) 主 要 先 進 国 で 最 低 レベル *エネルギー 自 給 率 ( 原 発 除 く)は 4% 主 要 先 進 国 で 最 低 レベル 日 本 は 社 会 的 経 済 的 環 境 的 に 持 続 性 が 危 ぶまれている 小 手 先 の 政 策 では 変 わらず 今 後 の 社 会 経 済 発 展 モデルを 再 考 する 必 要 がある では 北 欧 から 学 ぶものがあるか * 北 欧 5か 国 スウェーデン フィンランド デ ンマーク ノルウェー アイスランド 報 告 土 淵 昭 面 積 は 広 いが 総 人 口 は 約 2500 万 人 ( 日 本 の 1/5) 国 際 的 なランキング * 世 界 幸 福 度 ランキング 北 欧 5か 国 が 9 位 以 内 国 連 * 男 女 平 等 ランキング 北 欧 5か 国 が 8 位 以 内 WEF * 所 得 格 差 の 低 さ(ジニ 指 数 ) 北 欧 4 か 国 が 6 位 以 内 OECD * 汚 職 の 低 さ 北 欧 4か 国 が 5 位 以 内 Transp.Int I. *ネットワーク(IT) 普 及 率 北 欧 4か 国 が 8 位 以 内 WEF おとぎ( 不 思 議 )の 国 デンマーク * 人 口 : 560 万 人 ( 日 本 の 1/23) 面 積 : 43,000 km2( 日 本 の 約 1/9) 耕 作 地 が 61,4% * 産 業 : 船 舶 風 力 発 電 機 農 業 インテリアデ ザイン 製 薬 レゴ *GDP : 約 28 兆 円 ( 日 本 の 約 1/17 だが 一 人 当 たり GDP は 日 本 の 1.35 倍 になる) * 消 費 税 25%( 世 界 最 高 水 準 ) 国 民 負 担 ( 税 + 企 業 の 社 会 負 担 ) 約 70%( 世 界 最 高 水 準 ) *2006 年 英 レスター 大 学 調 査 (178 か 国 ) 幸 福 度 No1 *2008 年 世 界 価 値 観 調 査 で 同 じく 最 も 幸 福 な 国 民 に 選 ばれる *2013 年 国 連 主 催 世 界 幸 福 度 報 告 書 156 か 国 で 幸 福 度 No1 ( 日 本 は 43 位 ) * 医 療 費 生 涯 無 料 大 学 も 含 め 教 育 費 無 料 ( 高 校 以 上 は 国 から 生 活 費 が 月 最 大 9.5 万 円 程 度 支 給 され る) * 保 育 施 設 保 障 慢 性 疾 患 患 者 には 早 期 年 金 支 給 * 健 全 財 政 : 国 自 治 体 の 借 金 は GDP の 46%( 日 本 は 224%) 財 政 支 出 の 赤 字 は 2~3%( 日 本 は 約 司 法 書 士 竹 内 啓 修 事 務 所 お 問 合 せ 048-963-6055 不 動 産 商 業 登 記 全 般
10%) リーマンショック 以 前 は 黒 字 だった 現 在 黒 字 化 の 方 向 に 進 みつつある デンマークは 社 会 主 義 国 家? *デンマークは 資 本 主 義 を 歓 迎 し それによ って 得 られた 果 実 の 徹 底 的 な 再 配 分 に 努 め る * 共 同 体 への 貢 献 を 重 んじているが 個 人 主 義 の 国 でもある * 社 会 的 安 全 網 があり 共 同 体 が 強 いからこそ 自 由 に 行 動 できる * 雇 用 政 策 は 日 本 より 解 雇 しやすく 業 種 転 換 を 促 す * 社 会 的 安 全 網 すなわち 再 訓 練 制 度 無 償 の 教 育 制 度 があるので 失 業 しても 再 就 職 しやすい * 会 社 の 新 陳 代 謝 がしやすく 既 得 権 に 頼 ったダ メな 会 社 をいつまでも 支 えない デンマーク( 北 欧 諸 国 )は 純 粋 な 資 本 主 義 自 由 経 済 主 義 でもなければ 社 会 主 義 による 計 画 経 済 でもない 第 三 の 道 と 言 われていて 混 合 経 済 の 成 功 例 と 言 える デンマークの 近 代 史 * 1800 年 頃 デンマークはいくつかの 植 民 地 を 持 った 欧 州 列 強 に 含 まれる 大 国 だった * 19 世 紀 に 幾 度 となく 戦 争 に 敗 れ 小 国 に * 国 家 破 綻 デフレ 敗 戦 から 生 まれた 人 間 文 化 * どんな 社 会 モデル を 選 択 するか 富 国 強 兵 か 内 耕 潤 土 人 を 含 めて か * 国 民 高 等 学 校 ( 自 由 な 教 育 と 生 涯 教 育 ) フリー スクール 地 域 発 の 自 助 と 助 け 合 い( 新 しい 経 済 社 会 ) 乳 製 品 製 造 協 同 組 合 消 費 者 の 購 入 組 合 ( 生 協 ) * 一 貫 した 福 祉 政 策 の 推 進 村 による 助 け 合 いが 基 本 教 養 と 自 助 * 目 指 すは 強 い 共 同 体 と 良 い 社 会 デンマークの 社 会 的 断 面 * 生 まれた 時 に 個 人 番 号 が 与 えられ 一 生 を 通 じ てこれを 様 々な 場 面 で 使 う( 医 療 納 税 教 育 な ど) * 税 負 担 は 70% 脱 税 は 個 人 法 人 とも 非 常 に 難 しい 税 金 の 大 部 分 は 直 接 地 方 へ * 法 人 税 は 国 際 競 争 力 を 高 めるため 25% * 公 務 員 は 労 働 人 口 の 1/3 を 占 める * 女 性 の 就 労 率 (15 歳 ~64 歳 )は 約 76%( 日 本 は 63%)と 世 界 最 高 レベル * 企 業 は 中 小 が 多 く 10~19 人 の 従 業 員 の 会 社 は EU 平 均 の 倍 * 1970 年 以 降 に 動 き 出 した 環 境 共 生 社 会 * 有 機 農 産 物 食 品 市 場 (オーガニック 市 場 ) 完 全 有 機 は 専 業 農 家 の 15~20% * 小 売 食 品 の 有 機 マーケットシェアは 7.6%( 世 界 第 1 位 ) * 2012 年 に 国 家 戦 略 として 2020 年 までに 公 的 機 関 の 食 堂 で 60% 以 上 の 食 材 を 有 機 に (デンマ ークでは 公 務 員 が 多 いので 公 的 機 関 の 食 堂 も 多 い) * 化 学 肥 料 の 多 用 は 地 下 水 汚 染 を 招 く デンマークのエネルギー 事 情 1970 年 に 1.8%だったエネルギー 自 給 率 は 1997 年 に 100%を 超 え 現 在 は 130~150%を 推 移 バイオマスが 再 生 可 能 エネルギーの 72%を 占 め る ( 牛 糞 からメタンガス 麦 わら 燃 焼 エネルギー) 風 力 発 電 は 電 力 生 産 の 40%( 一 人 当 たりでは 世 界 一 ) 原 子 力 発 電 は 1985 年 に 断 念 北 海 油 田 からの 石 油 風 力 バイオマス ヒートポンプによる 再 生 可 能 エネルギーでエネルギー 自 立 を 実 現 2050 年 に 石 油 を 使 わず 再 生 可 能 エネルギーのみ で 100% 自 給 の 国 家 戦 略 を 推 進 中 北 欧 モデルから 日 本 は 何 を 学 べるか 日 本 は 国 の 将 来 像 を 明 確 に 示 した 展 望 を 描 き その 実 現 に 向 けてすべての 政 治 家 国 民 が 一 丸 と なって 取 り 組 むことが 必 要 です 富 国 強 兵 か 国 内 の 充 実 か 教 育 福 祉 自 助 共 生 等 等 持 続 可 能 社 会 に 向 けてみんなで 取 り 組 む 必 要 が ある おわり
家 電 リサイクル 法 の 見 直 しについて 国 では 平 成 25 年 からリサイクル 各 法 ( 食 品 リサ イクル 法 家 電 リサイクル 法 容 器 包 装 リサイク ル 法 )の 見 直 し 作 業 を 進 めています 前 回 の 食 品 リサイクル 法 に 引 き 続 き 今 回 は 家 電 リサイクル 法 の 見 直 し 状 況 について 説 明 します につながります 国 内 外 における 不 適 正 処 理 を 防 ぐだけでなくコストを 低 減 するためにも 正 規 ル ートでの 回 収 率 を 高 める 必 要 があります 3. 課 題 解 決 の 方 向 性 1. 見 直 しの 経 過 平 成 13 年 4 月 に 本 格 施 行 となった 家 電 リサイク ル 法 では その 附 則 第 3 条 において 施 行 後 5 年 を 経 過 した 場 合 に 施 行 状 況 について 検 討 し 必 要 な 措 置 を 講 ずる こととされています 平 成 18 年 から 検 討 が 開 始 され 平 成 20 年 に 報 告 書 としてと りまとめられましたが その 中 で 排 出 家 電 のフ ローや 家 電 不 法 投 棄 の 状 況 等 を 踏 まえ 5 年 後 を 目 途 に 制 度 検 討 を 再 度 行 うことが 適 当 とされた ことから 平 成 25 年 5 月 から 二 度 目 の 見 直 し 議 論 が 開 始 されました 平 成 26 年 7 月 まで 12 回 合 同 部 会 が 開 かれ 同 年 8 月 に 家 電 リサイクル 制 度 の 施 行 状 況 の 評 価 検 討 に 関 する 報 告 書 がまと められました 2. 家 電 リサイクルの 現 状 家 電 リサイクル 制 度 は 施 行 から 10 年 以 上 が 経 過 し 消 費 者 にも 大 分 定 着 していると 思 います し かしながら 平 成 24 年 度 に 消 費 者 アンケート 等 に 基 づいて 行 われた 推 計 では 家 庭 事 業 所 から 排 出 された 約 1,702 万 台 のうち 正 規 の 回 収 ルート である 指 定 引 取 場 所 に 持 ち 込 まれたのは 約 1,134 万 台 全 体 の3 分 の2しかありませんでした 一 方 で 不 用 品 回 収 業 者 による 引 き 取 りは 約 265 万 台 にも 上 り これらの 多 くがリユ ース 品 やスクラップとして 海 外 に 輸 出 されています 回 収 量 を 増 やすことでスケールメリット が 生 まれ 再 商 品 化 費 用 の 低 減 課 題 解 決 に 向 けては 報 告 書 の 中 で 様 々な 観 点 から 提 案 がなされました 詳 細 については 報 告 書 を 見 ていただくとして ここでは 義 務 外 品 の 回 収 について 説 明 します 小 売 店 は 自 ら 販 売 した 家 電 や 買 い 換 え 時 などに 引 き 取 り 義 務 が 生 じますが 小 売 店 に 引 き 取 り 義 務 のないいわゆる 義 務 外 品 の 多 くが 不 用 品 回 収 業 者 に 回 収 されています なぜ 消 費 者 は 正 規 ルート で 排 出 しないのでしょうか?リサイクルの 費 用 が 高 いこと 指 定 収 集 場 所 への 運 搬 が 困 難 であるこ とが 大 きな 理 由 です 市 町 村 によっては 分 別 マニ ュアルに 家 電 は 回 収 しません としか 掲 載 して いないところもあります このような 状 況 では 排 出 者 が 便 利 かつ 安 価 な 排 出 方 法 として 不 用 品 回 収 業 者 への 排 出 を 選 ぶのは 当 然 とも 言 えます 市 町 村 は 住 民 に 排 出 方 法 をわかりやすく 周 知 するだ けでなく 誰 でも 簡 単 に 排 出 できる 方 法 を 整 備 す る 必 要 があります 回 収 率 を 高 める 上 で 違 法 な 不 用 品 回 収 業 者 を 徹 底 的 に 取 り 締 まることと 義 務 外 品 の 回 収 体 制 を 構 築 することは 車 の 両 輪 と 言 えます 4.リサイクル 費 用 前 払 い 方 法 について 前 回 の 検 討 から 持 ち 越 しとなっているリサイク ル 費 用 の 回 収 を 現 在 の 後 払 い 方 式 から 前 払 い 方 法 に 変 更 することについて 今 回 も 検 討 議 論 され ましたが 委 員 からは 賛 否 それぞれの 意 見 があり ました 今 後 回 収 率 目 標 の 達 成 状 況 や 不 法 投 棄 状 況 などが 改 善 されない 場 合 に 見 直 しを 検 討 する こととなりました
< 日 時 > 平 成 27 年 3 月 7 日 ( 木 ) 13 時 ~16 時 30 分 ( 受 付 12:30~) < 会 場 >さいたま 市 文 化 センター 多 目 的 ホール (4 階 ) (JR 京 浜 東 北 線 武 蔵 野 線 南 浦 和 駅 西 口 より 徒 歩 7 分 ) < 参 加 費 > 資 料 代 500 円 (エコ リサ 会 員 は300 円 ) < 定 員 >100 名 ~ 内 容 ~ 行 政 の 取 組 1 食 べきりSaiTaMa 大 作 戦 で 食 品 ロス 徹 底 削 減 埼 玉 県 環 境 部 資 源 循 環 推 進 課 リサイクル 担 当 櫻 井 卓 さん 2 生 ごみは 宝! 環 境 と 福 祉 の 融 合 戸 田 市 役 所 環 境 クリーン 推 進 室 吉 田 義 枝 さん 市 民 の 取 組 1 竹 チップを 使 った 生 ごみの 消 し 方! 埼 玉 エコ リサイクル 連 絡 会 上 領 園 子 さん 2 段 ボール 箱 利 用 の 堆 肥 つくり! ~ 作 り 方 から 活 用 法 まで~ 埼 玉 エコ リサイクル 連 絡 会 土 淵 昭 さん 詳 細 は 同 封 のチラシをご 覧 ください **エコ リサ 会 員 の 方 にエコ リサ 通 信 の 今 後 の 配 信 方 法 についてのお 願 い** 事 務 作 業 省 コストの 点 からmail 配 信 への 移 行 をすすめております メール 配 信 希 望 の 方 はホームページお 問 い 合 わせから エコ リサ 通 信 mail 配 信 希 望 として 氏 名 アドレスの 連 絡 をお 願 いします 氏 名 アドレ 編 集 後 記 : 明 けましておめでとうございます 元 旦 の 信 濃 毎 日 新 聞 の 一 面 に ~ごみを 食 べる 細 菌 を 活 用 して 水 素 をつくり 燃 料 電 池 車 などの 応 用 に 期 待 ~とありました ごみは 今 や 資 源 なのですね だからいくら 出 しても 良 い!は 本 末 転 倒 ですが そのような 間 違 いを 犯 さぬためにも 今 年 もヒントがいっぱいの エコ リサイクル 交 流 集 会 にぜひご 参 加 くだ さい よろしくお 願 いいたします 轟 涼