事 業 者 資 料 湛 江 漁 港 ( 笠 岡 市 六 島 ) 公 有 水 面 埋 立 出 願 について 出 願 者 : 笠 岡 市
湛 江 漁 港 公 有 水 面 埋 立 出 願 の 概 要 1. 出 願 人 笠 岡 市 長 高 木 直 矢 2. 埋 立 位 置 A 区 域 B 区 域 C 区 域 岡 山 県 笠 岡 市 六 島 字 湛 江 浦 7495 番 の 地 先 公 有 水 面 岡 山 県 笠 岡 市 六 島 字 湛 江 浦 7495 番 から 同 所 749 5 番 1を 経 て 同 市 六 島 字 大 鳥 5584 番 に 至 る 間 の 地 先 公 有 水 面 岡 山 県 笠 岡 市 六 島 字 大 鳥 5585 番 6の 地 先 公 有 水 面 3. 埋 立 区 域 面 積 A 区 域 B 区 域 C 区 域 合 計 2,233.82 m2 2,573.86 m2 93.52 m2 4,901.20 m2 4. 施 行 区 域 面 積 48,215.23 m2 5. 埋 立 地 の 地 盤 の 高 さ D.L.+3.70m~D.L.+6.20m 6. 工 事 施 行 期 間 5 年 7. 事 業 費 財 源 金 額 ( 単 位 : 千 円 ) 年 次 別 内 訳 1 年 次 2 年 次 3 年 次 4 年 次 5 年 次 国 費 ( 補 助 金 ) 463,050 56,000 144,000 138,950 79,200 44,900 起 債 ( 水 産 基 盤 整 備 事 業 ) 182,700 12,600 32,400 72,000 36,000 29,700 市 費 ( 一 般 財 源 ) 20,250 1,400 3,600 8,050 3,800 3,400 合 計 666,000 70,000 180,000 219,000 119,000 78,000 8. 土 地 利 用 計 画 の 概 要 用 途 土 地 利 用 計 画 ( 単 位 :m 2 ) 土 地 利 用 面 積 埋 立 区 域 外 面 積 埋 立 区 域 面 積 ( 計 画 面 積 ) 海 域 陸 域 漁 具 保 管 修 理 施 設 用 地 2,836 2,186 650 野 積 場 用 地 652 652 加 工 場 用 地 570 570 漁 港 施 設 用 地 漁 港 厚 生 施 設 用 地 250 250 道 路 用 地 876 633 243 物 揚 場 敷 1,011 691 320 船 揚 場 敷 1,340 512 828 護 岸 敷 480 227 253 合 計 8,015 4,901 1,081 2,033-1 - 9. 埋 立 てに 用 いる 土 砂 等 の 種 類 及 び 採 取 量 埋 立 土 砂 の 種 類 採 取 量 購 入 山 土 約 27,000 m 3 10. 埋 立 必 要 理 由 (1) 湛 江 漁 港 における 課 題 当 地 区 の 主 な 漁 船 漁 業 は 定 置 網 漁 業 及 び 底 びき 網 漁 業 であり 海 面 養 殖 漁 業 については のり 及 びふぐの 養 殖 が 盛 ん 平 成 18 年 度 の 陸 揚 量 は 146t( 平 成 19 年 度 は 異 常 気 象 による 影 響 で 陸 揚 量 が 大 きく 減 少 し 74.8t)であり その 内 のり 養 殖 が 69t(47%) 底 びき 網 が 34t(23%)と2 漁 業 種 で 大 半 を 占 めているが 最 近 では 定 置 網 漁 が 盛 んになってきている また 当 地 区 の 特 徴 としてトラフグを 養 殖 しており 京 阪 神 をはじめ 県 外 向 けに 出 荷 販 売 されている このような 背 景 のなか 現 在 本 漁 港 においては 以 下 の 課 題 があり 早 期 に 解 決 することが 求 められている 1 定 置 網 漁 等 の 一 層 の 増 加 や とる 漁 業 から 養 殖 を 中 心 とする つ くり 育 てる 漁 業 への 転 換 が 進 んでいるが これらの 漁 業 形 態 に 対 応 した 漁 具 保 管 修 理 施 設 用 地 等 の 漁 港 施 設 用 地 が これまでの 整 備 にもかかわらず 不 足 している 状 況 2 けい 留 施 設 泊 地 が 絶 対 的 に 不 足 しているため これを 解 消 する ことが 急 務 となっている これらの 課 題 を 解 決 し 漁 業 労 働 環 境 を 改 善 し 漁 業 を 活 性 化 するた めに けい 留 施 設 をはじめとした 漁 港 施 設 を 早 急 に 整 備 する 必 要 がある 物 揚 場 敷 における 網 の 保 管 状 況 漁 港 内 における 漁 船 の 輻 輳 状 況
(2) 課 題 の 解 決 策 及 び 埋 立 ての 必 要 性 以 上 の 課 題 の 解 決 策 として 不 足 している 漁 具 保 管 修 理 施 設 用 地 野 積 場 用 地 物 揚 げ 場 等 を 整 備 し 漁 業 の 効 率 化 利 便 性 の 向 上 を 図 る また ふぐ 筏 修 理 作 業 兼 用 の 船 揚 場 を 整 備 し 作 業 の 軽 労 化 効 率 化 を 図 る また 現 在 では 福 祉 船 夢 ウェル 丸 医 療 船 済 生 丸 ゴミ 処 理 船 等 の 特 定 目 的 の 大 型 船 が 入 港 する 余 裕 がなく 湛 江 地 区 の 漁 民 は 十 分 な 福 祉 厚 生 を 受 けることができていない このため 泊 地 を 広 げ けい 留 施 設 を 整 備 し これら 大 型 船 も 入 港 できる 漁 港 とする このため 従 来 の 漁 港 施 設 との 効 率 的 に 連 係 した 利 用 が 可 能 となるこ とや 平 地 の 少 ない 当 漁 港 の 状 況 等 から 既 存 施 設 の 前 面 の 公 有 水 面 を 埋 立 てて 新 たな 用 地 を 確 保 せざるを 得 ない 平 成 17 年 度 漁 港 施 設 用 地 等 充 足 状 況 ( 単 位 :m 2 ) 区 分 所 要 現 有 公 共 その 他 計 充 足 率 工 作 物 1,886 390 390 21% 護 岸 357 90 90 25% けい 留 施 設 1,529 300 300 20% 物 揚 場 1,208 300 300 25% 船 揚 場 321 漁 港 機 能 施 設 用 地 6,388 1,260 530 1,790 28% 輸 送 施 設 230 230 道 路 230 230 漁 船 漁 具 保 全 施 設 用 地 4,210 780 780 19% 漁 具 保 管 修 理 施 設 用 地 4,210 780 780 19% 漁 獲 物 の 処 理 保 蔵 及 び 加 工 施 設 用 地 1,928 530 530 27% 野 積 場 1,358 加 工 場 用 地 570 530 530 93% 漁 港 厚 生 施 設 用 地 250 250 250 100% 漁 港 厚 生 施 設 用 地 250 250 250 100% 合 計 8,274 1,650 530 2,180 26% 出 典 : 地 域 水 産 物 供 給 基 盤 整 備 事 業 基 本 計 画 書 ( 変 更 ) C 防 波 堤 100m B 防 波 堤 65m A 防 波 堤 70m 防 波 堤 192m 物 揚 場 (-1.5m) 50m 物 揚 場 (-1.5m) 75m 船 揚 場 44.5m 護 岸 41.4m 湛 江 漁 港 の 整 備 状 況 ( 現 況 ) : 埋 立 区 域 埋 立 竣 功 後 の 用 地 充 足 状 況 ( 単 位 :m 2 ) 区 分 所 要 面 積 計 画 面 積 公 共 その 他 計 充 足 率 工 作 物 2,831 2,831 2,831 100% 護 岸 480 480 480 100% けい 留 施 設 2,351 2,351 2,351 100% 物 揚 場 1,011 1,011 1,011 100% 船 揚 場 1,340 1,340 1,340 100% 漁 港 機 能 施 設 用 地 7,264 3,962 1,222 5,184 71% 輸 送 施 設 876 876 876 100% 道 路 876 876 876 100% 漁 船 漁 具 保 全 施 設 用 地 4,210 2,836 2,836 67% 漁 具 保 管 修 理 施 設 用 地 4,210 2,836 2,836 67% 漁 獲 物 の 処 理 保 蔵 及 び 加 工 施 設 用 地 1,928 1,222 1,222 63% 野 積 場 1,358 652 652 48% 加 工 場 用 地 570 570 570 100% 漁 港 厚 生 施 設 用 地 250 250 250 100% 漁 港 厚 生 施 設 用 地 250 250 250 100% 合 計 10,095 6,793 1,222 8,015 79% - 2 -
埋 立 計 画 地 位 置 図 埋 立 対 象 区 域 図 5 631 558 5-7 5 585-5 笠 岡 市 六 島 字 大 鳥 5 585-3 笠 岡 市 六 島 字 湛 江 浦 笠 岡 市 六 島 字 大 鳥 5 585-4 558 4 7 591 563 2 55 85-6 558 5-2 55 85-1 埋 立 区 域 C 区 域 面 積 93.52 m2 埋 立 区 域 B 区 域 面 積 2,573.86 m2 7 494 笠 岡 市 六 島 字 湛 江 浦 7 495-1 笠 岡 市 六 島 字 湛 江 西 749 5 湛 江 漁 港 笠 岡 諸 島 埋 立 区 域 A 区 域 面 積 2,233.82 m2 74 92 7 491 六 島 六 島 742 5 74 90 埋 立 区 域 総 面 積 4,901.20 m2 742 4 : 埋 立 計 画 地 742 0-1 埋 立 てに 関 する 工 事 の 施 行 区 域 面 積 48,215.23 m2 742 0-2 湛 江 漁 港 凡 例 笠 岡 市 六 島 字 湛 江 西 埋 立 区 域 埋 立 てに 関 する 工 事 の 施 行 区 域 1:1,00 0-3 -
埋 立 区 域 及 び 施 行 区 域 の 写 真 B 区 域 C 区 域 A 区 域 凡 例 埋 立 区 域 埋 立 てに 関 する 工 事 の 施 行 区 域 平 成 22 年 1 月 16 日 撮 影 - 4 -
物 揚 場 物 揚 場 1 工 作 物 構 造 図 (1) - 5 -
船 揚 場 船 揚 場 工 作 物 構 造 図 (2) - 6 -
防 波 護 岸 1 防 波 護 岸 工 作 物 構 造 図 (3) - 7 -
A 護 岸 A 護 岸 工 作 物 構 造 図 (4) - 8 -
埋立工事工程表 年次 工種 基礎工 本体工 物揚場 上部工 舗装工 前面壁体工 船揚場 斜路工 側壁工 基礎工 本体工 防波護岸 上部工 舗装工 本体工 Ａ護岸 舗装工 埋立工 汚濁防止膜 関連工事 既設防波堤撤去 別途工事 Ｄ防波堤 １年次 ２年次 関連工事及び別途工事の位置図 ３年次 ４年次 ５年次 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 既設防波堤撤去 Ｄ防波堤 別途工事 汚濁防止膜 整地 設置 汚濁防止膜 関連工事 撤去 + 3 70 + 0 54 Ｄ防波堤 別途工事 防波堤 その３ 既設防波堤撤去 関連工事 -9-
土 地 利 用 計 画 図 - 10 -
環 境 保 全 図 書 に 係 る 事 項 (1) 環 境 の 自 然 的 構 成 要 素 の 良 好 な 状 態 の 保 持 を 旨 として 調 査 予 測 及 び 評 価 されるべき 環 境 要 素 環 境 の 要 素 予 測 評 価 項 目 工 事 の 大 気 環 境 水 環 境 大 気 質 二 酸 化 硫 黄 二 酸 化 窒 素 実 施 騒 音 建 設 作 業 騒 音 振 動 建 設 作 業 振 動 影 響 要 因 埋 立 地 の 存 在 埋 立 地 の 利 用 悪 臭 漁 具 の 悪 臭 潮 流 流 向 流 速 水 質 水 の 濁 り 水 の 汚 れ 底 質 水 底 の 底 質 土 壌 環 境 等 地 形 地 質 重 要 な 地 形 地 質 注 )1. 印 は 公 有 水 面 埋 立 法 に 基 づく 環 境 影 響 評 価 を 行 った 項 目 を 示 す 注 )2. 工 事 の 実 施 : 護 岸 埋 立 工 事 既 設 防 波 堤 撤 去 工 事 の 施 工 中 注 )3. 埋 立 地 の 存 在 : 埋 立 地 が 造 成 完 了 した 時 点 注 )4. 埋 立 地 の 利 用 : 造 成 後 の 埋 立 地 が 供 用 している 状 況 - 11 - 評 価 の 結 果 環 境 保 全 措 置 同 時 に 稼 働 する 船 舶 機 械 の 数 がなるべく 少 なくなるように 工 事 工 程 を 調 整 し 大 気 汚 染 物 質 の 排 出 量 を 低 減 させ 大 気 汚 染 物 質 濃 度 を 低 減 させる 船 舶 機 械 の 稼 動 については 過 負 荷 運 転 を 避 け アイドリング 空 ぶかし 等 の 大 気 汚 染 物 質 を 発 生 させる 行 為 を 最 小 限 に 止 めるよう 指 導 監 視 に 努 める 船 舶 機 械 はできる 限 り 排 出 ガス 対 策 型 のものを 使 用 する 物 揚 場 の 埋 立 工 と 舗 装 工 では 民 家 に 近 接 した 箇 所 で 建 設 機 械 が 稼 働 し 大 きな 騒 音 が 予 測 される そこで これらの 施 工 は 近 隣 住 民 の 生 活 状 況 を 考 慮 したときに 最 も 影 響 が 小 さいと 考 えられる 時 間 帯 を 選 び 工 事 計 画 を 具 体 化 させた 上 で 施 工 日 時 を 地 域 に 周 知 する また 特 に 騒 音 振 動 抑 制 を 意 識 して 運 転 するよう 指 導 するととも に 騒 音 振 動 の 監 視 を 行 い 必 要 に 応 じて 速 やかに 対 策 を 講 じる 船 舶 機 械 は 可 能 な 限 り 低 騒 音 型 低 振 動 型 のものを 使 用 する 船 舶 機 械 の 稼 動 にあたっては 過 負 荷 運 転 を 避 け アイドリング 空 ぶかし 等 の 騒 音 を 発 生 させる 行 為 を 最 小 限 にとどめるよう 指 導 監 視 に 努 める 同 時 に 稼 働 する 船 舶 機 械 の 数 が 可 能 な 限 り 少 なくなるように 工 事 工 程 を 調 整 し 騒 音 振 動 の 増 大 を 回 避 する 機 械 の 稼 動 にあたっては 走 行 速 度 の 抑 制 急 な 動 作 の 抑 止 を 指 導 監 視 する 漁 業 者 に 対 して 漁 具 保 管 修 理 施 設 の 利 用 にあたっては 乾 燥 をできるだけ 民 家 から 離 れた 北 寄 りの 場 所 で 行 い 乾 燥 したものを 民 家 側 に 移 動 するよう 指 導 することによ って 乾 燥 中 の 悪 臭 が 近 隣 民 家 に 及 ぼす 影 響 の 低 減 を 図 るものとする 埋 立 計 画 地 及 び 周 辺 地 形 構 造 物 ( 沖 防 波 堤 等 )の 位 置 形 状 から 埋 立 地 の 存 在 に よって 埋 立 計 画 地 周 辺 の 流 向 流 速 に 対 して 影 響 を 及 ぼすことはないと 予 測 される 防 波 護 岸 の 施 工 では 作 業 船 に 汚 濁 防 止 枠 を 設 置 し 枠 内 に 捨 石 を 投 入 することによ って 水 の 濁 りを 低 減 する 既 設 防 波 堤 の 撤 去 では 事 前 に 汚 濁 防 止 膜 を 展 張 して 濁 りの 拡 散 を 抑 制 するととも に 撤 去 範 囲 を 泊 地 の 計 画 水 深 (-2.0m)を 確 保 するための 必 要 最 小 限 の 部 分 とする ことにより 施 工 中 に 水 中 に 巻 き 上 がる 土 砂 量 を 低 減 する 床 掘 工 における 濁 り 抑 制 措 置 として 可 能 な 限 り 密 閉 グラブを 使 用 する 密 閉 グラブ が 調 達 できない 場 合 には 代 替 措 置 として 施 工 日 数 の 延 長 によって 日 あたり 工 事 量 を 抑 制 する また 事 前 に 汚 濁 防 止 膜 を 展 張 して 濁 りの 拡 散 を 抑 制 する 工 事 中 に 水 質 の 監 視 を 行 い 必 要 に 応 じて 速 やかに 対 策 を 講 じる 埋 立 地 の 存 在 に 伴 う 潮 流 変 化 はなく 港 内 外 の 海 水 交 換 はほとんど 変 化 しない ま た 漁 船 修 理 の 際 の 塗 料 片 等 については 海 水 中 に 流 入 させないように 指 導 するため 水 質 ( 水 の 汚 れ)に 対 しても 影 響 を 及 ぼすことはないと 予 測 される 水 質 ( 水 の 濁 り)に 対 する 環 境 保 全 措 置 と 同 様 埋 立 に 伴 って 新 たに 出 現 する 防 波 護 岸 は 消 波 構 造 とし 北 東 から やべつ 浜 に 向 か う 波 浪 の 影 響 を 低 減 する また モニタリングを 行 い 必 要 に 応 じた 対 策 を 取 る
環 境 保 全 図 書 に 係 る 事 項 (2) 影 響 要 因 環 境 の 要 素 予 測 評 価 項 目 工 事 の 実 施 埋 立 地 の 存 在 埋 立 地 の 利 用 評 価 の 結 果 環 境 保 全 措 置 埋 立 計 画 地 に 隣 接 する やべつ 浜 は 重 要 な 種 に 該 当 するヤマトマダラバッタ( 岡 動 物 陸 生 動 物 貴 重 な 種 及 び 注 目 すべき 生 息 地 山 県 が 絶 滅 危 惧 種 に 指 定 )の 生 息 地 可 能 性 が 否 定 できないため 資 材 置 き 場 等 としての 利 用 も 行 わない 防 波 護 岸 を 消 波 構 造 とすることにより 生 息 地 可 能 性 のある やべつ 浜 への 影 響 を 低 減 する 生 物 の 多 様 性 の 確 保 及 び 自 然 環 境 の 体 系 的 保 全 を 旨 として 調 査 予 測 及 び 評 価 されるべき 環 境 要 素 水 生 動 物 海 域 に 生 息 する 動 物 植 物 水 生 植 物 海 域 に 生 育 する 植 物 生 態 系 生 態 系 地 域 を 特 徴 付 ける 生 態 系 水 の 濁 りによる 周 辺 海 域 の 水 生 生 物 への 影 響 を 低 減 するための 措 置 として 防 波 護 岸 の 捨 石 投 入 においては 汚 濁 防 止 枠 を 使 用 し 既 設 防 波 堤 の 撤 去 と 物 揚 場 等 の 床 掘 にお いては 汚 濁 防 止 膜 を 使 用 することにより 濁 りの 拡 散 を 抑 制 する また 床 掘 におい ては 可 能 な 限 り 密 閉 グラブを 使 用 し 密 閉 グラブが 調 達 できない 場 合 には 単 位 時 間 あたりの 工 事 量 を 抑 制 することによって 濁 りの 発 生 量 を 抑 制 する 作 業 船 が 藻 場 (アマモ 場 ガラモ 場 )の 上 方 や 付 近 を 通 過 するときに 藻 場 に 及 ぼす 影 響 を 極 力 低 減 するため 工 事 発 注 の 際 の 特 記 仕 様 書 に ブイ 等 により 藻 場 の 範 囲 を 明 確 にする 等 作 業 船 の 航 行 による 藻 場 に 対 する 影 響 を 低 減 させる 措 置 を 講 じるこ と と 明 記 する 既 設 防 波 堤 撤 去 にあたり 1アマモ 場 への 影 響 を 低 減 するため 陸 側 から 先 端 側 に 向 かって 施 工 する 2アマモ 場 に 対 する 影 響 が 回 避 できない 場 合 には 必 要 に 応 じて 移 植 を 検 討 する 3ガラモ 場 の 消 失 面 積 を 抑 制 するため 泊 地 の 計 画 水 深 (-2.0m) 以 深 にある 捨 石 は 撤 去 せずに 存 置 する 埋 立 地 の 存 在 とともに 既 設 防 波 堤 の 撤 去 範 囲 に 露 出 する 捨 石 新 設 される 工 作 物 の 護 岸 や 捨 石 により 新 たな 付 着 基 盤 (その 面 積 は 最 大 で 約 5,900m 2 )が 創 出 される 建 設 工 事 に 伴 う 副 産 物 護 岸 等 の 平 面 部 分 について コンクリート 型 枠 は 再 利 用 可 能 な 鋼 製 のものをできる だけ 使 用 し 廃 棄 物 発 生 量 を 抑 制 する 日 常 的 にイカダを 点 検 して 劣 化 部 を 速 やかに 交 換 修 復 し 一 層 の 耐 用 年 数 の 延 長 を 環 境 への 負 荷 の 量 の 程 度 により 予 測 及 び 評 価 されるべき 環 境 要 素 廃 棄 物 等 廃 棄 物 等 漁 業 に 伴 う 副 産 物 注 )1. 印 は 公 有 水 面 埋 立 法 に 基 づく 環 境 影 響 評 価 を 行 った 項 目 を 示 す 注 )2. 工 事 の 実 施 : 護 岸 埋 立 工 事 既 設 防 波 堤 撤 去 工 事 の 施 工 中 注 )3. 埋 立 地 の 存 在 : 埋 立 地 が 造 成 完 了 した 時 点 注 )4. 埋 立 地 の 利 用 : 造 成 後 の 埋 立 地 が 供 用 している 状 況 図 るとともに 老 朽 化 したイカダの 転 売 先 の 確 保 に 努 め イカダ 由 来 の 廃 棄 物 の 発 生 抑 制 を 図 る 湛 江 漁 港 でイカダを 解 体 する 場 合 には 現 況 において 笠 岡 市 本 土 部 で 行 っているよう に 再 利 用 が 可 能 な 部 材 と 不 可 能 な 部 材 の 分 別 を 行 い 再 利 用 できる 部 材 は 再 利 用 し 再 利 用 が 不 可 能 な 部 材 は 産 業 廃 棄 物 業 者 に 引 き 渡 して 適 正 処 分 するよう 指 導 徹 底 する - 12 -