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N P O 法 人 子 どもの 虐 待 防 止 ネットワーク かがわ ニューズレター 22 今 こそ 大 切 な 命 を 社 会 全 体 で 守 り 育 んでいく 時 代 に! 野 崎 晃 広 氏 ( 四 国 学 院 大 学 社 会 福 祉 学 部 教 授 ) 子 どもは 産 まれた 瞬 間 から 時 間 を 積 み 重 ねるごとに 成 長 の 道 のりを 歩 みだし 子 どもに 寄 り 添 う 親 ( 養 育 者 )の 役 割 は 子 どもの 成 長 を 示 しているかのように 目 まぐるしく 刻 々と 変 化 していきます 別 の 言 い 方 をす れば 我 が 子 を 産 み そして 人 を 育 む 営 みは 日 々 初 体 験 日 々チャレンジが 続 く 道 のりといっても 過 言 で はありません そして 大 人 になってから 気 づくことは 子 育 てという 営 みは 産 まれてきた 命 を 多 くの 人 々 の 力 を 借 りながら 大 切 に 守 り 育 んでいく 時 間 であるということです 平 成 12 年 11 月 に 児 童 虐 待 の 防 止 等 に 関 する 法 律 が 施 行 されて 以 来 児 童 虐 待 件 数 は 年 を 追 うごとに 増 加 の 一 途 をたどり 平 成 25 年 には 73,765 件 と 7 万 件 を 超 えました 人 口 減 少 社 会 と 叫 ばれる 今 地 域 社 会 の 変 化 に 共 鳴 し 合 うかのように 児 童 虐 待 が 大 きな 社 会 問 題 化 する 中 で 家 庭 地 域 社 会 子 どもや 家 庭 を 支 える 現 場 では いったい 何 が 起 きているのでしょうか 私 自 身 日 頃 から 様 々な 家 庭 ( 親 )に 関 わる 中 で 感 じていることは 人 から 大 切 にされたと 実 感 できる 子 ど も 達 が 少 なくなっているのではないかと 感 じる 場 面 に 数 多 く 遭 遇 します ここで 言 う 子 ども という 表 現 の 中 には かつて 子 どもだった 大 人 も 含 まれます 子 育 ては 時 代 を 越 え 今 日 に 至 るまで 家 庭 のみならず 地 域 社 会 全 体 で 子 どもの 育 ちを 考 えながら 子 育 てをしてきた 営 みがあります 一 方 で その 時 代 にとって ごく 当 たり 前 な 子 育 ての 対 応 でも 現 在 に 当 ては めれば 児 童 虐 待 と 認 定 される 行 為 が 躾 として 与 えられ その 中 で 成 長 してきた 大 人 も 少 なくないように 感 じます 今 の 時 代 で 言 う 虐 待 か 否 かに 関 わらず どの 時 代 にも 親 や 大 人 に 対 して 葛 藤 不 満 苛 立 ち 張 り 詰 めた 緊 張 感 や 恐 怖 など やり 場 のない 心 情 を 小 さな 胸 の 中 に 抱 え 込 みながら 子 ども 時 代 を 過 ごして きた 子 どもが 存 在 するはずです 人 にとって 誰 もが 必 ず 通 り 過 ぎる 子 ども 時 代 は とても 貴 重 な 時 間 であるといわざるを 得 ません 児 童 虐 待 1

が 発 生 する 原 因 は 子 どもの 側 の 問 題 よりも 養 育 者 である 大 人 の 側 の 問 題 が 遙 かに 大 きい その 原 因 を 突 き 詰 めていけば 大 人 にとって 子 ども 時 代 から 積 み 重 ねてきた 経 験 が 大 きな 引 っかかりになっています 親 となった 大 人 にとって 親 である 子 育 ての 土 台 は やはりこれまで 育 ってきた 生 い 立 ちが 土 台 になります それは 親 に 限 らず 子 どもを 育 てることや 人 を 支 援 する 仕 事 をする 人 ( 教 育 福 祉 などの 専 門 職 者 )もまた 同 じ 共 通 の 課 題 を 抱 えていると 言 っても 過 言 ではないでしょう 私 は 保 護 者 を 前 にして 子 育 てのヒントを 教 える 場 (ペアレントトレーニング 等 )や 講 演 会 等 などで いつも 大 人 の 存 在 についてお 話 をすることがあります それは 大 人 はずるい という 点 です 親 も 頑 張 っている ことは 十 分 理 解 していますが 結 果 的 に 子 どもの 立 場 を 気 にかける 余 裕 なく その 場 の 気 持 ちや 感 情 に 身 を 任 せた 関 わりをしてしまう 家 庭 生 活 において 親 ( 養 育 者 )の 影 響 は 良 い 意 味 でも 良 くない 意 味 でも 親 からの 影 響 は 強 く 子 どもの 心 の 奥 深 くに 染 みこんでいきます 皆 さんに 広 く 理 解 していただきたいことは 児 童 虐 待 は 特 殊 な 家 庭 状 況 で 起 きる 話 ではないという 点 です むしろ すべての 子 育 て 家 庭 は 児 童 虐 待 の 予 備 軍 であるという 立 場 から 子 育 てのあり 方 家 庭 の あり 方 子 育 て 支 援 のあり 方 を 広 く 社 会 全 体 で 共 通 課 題 の 理 解 を 深 めながら 子 育 て 家 庭 が 抱 える 子 育 て のし 難 さの 問 題 を 共 有 する 必 要 があります 児 童 虐 待 の 支 援 に 取 り 組 む 意 義 は 子 ども 達 の 育 ちをより 良 いものにするためであり 同 時 に 未 来 の 児 童 虐 待 を 減 らす 種 蒔 きを 意 味 します そして 親 ( 養 育 者 )への 途 切 れない 支 援 は かつて 子 ども 時 代 の 自 分 ( 親 )に 安 らぎと 安 心 を 与 えるはずです 私 たちは 産 まれてきた 命 を 多 くの 人 々の 力 を 借 りながら 大 切 に 守 り 育 んでいくことを 忘 れてはなりません 香 川 県 内 で 子 育 てを 支 援 している 民 間 団 体 との 交 流 会 2014 年 11 月 8 日 香 川 県 内 で 子 育 て 支 援 をしている 3 団 体 の 交 流 会 をしました 交 流 会 のきっかけは 団 体 名 はよく 聞 くけれど 活 動 内 容 を 知 りたい 民 間 団 体 が 協 働 するこ とで 支 援 の 展 望 が 開 けるのではないか という 思 いでした はじめての 会 合 でしたので まず 互 い の 活 動 内 容 を 紹 介 し さらに 活 動 上 の 課 題 などを 話 し 合 いました 継 続 的 な 開 催 を 予 定 しています < 参 加 団 体 > NPO 法 人 ペアレントメンターかがわ 発 達 障 害 児 者 や 発 達 の 気 になる 子 どもを 持 つ 親 に 対 して ペアレントメンターが 自 らの 子 育 て 経 験 を 生 かして 子 育 ての 助 言 相 談 情 報 提 供 などを 共 感 的 視 点 で 行 い 親 の 前 向 きな 子 育 てを 支 えている http://www.pmentor-kagawa.org 香 川 CAP ロールプレイや 話 し 合 いをしながら 子 どもには 誰 でも 生 まれながらにもっている 大 切 な3つ の 権 利 - 安 心 自 信 自 由 があり もし 暴 力 にあってその3つの 権 利 が 侵 害 されそうに なったら 何 ができるかを 子 どもや 保 護 者 教 職 員 地 域 のおとなたちに 伝 えている http://www.cap-j.net/group/group_3701.html NPO 法 人 子 どもの 虐 待 防 止 ネットワーク かがわ 2

研 修 報 告 第 20 回 ISPCAN 世 界 大 会 第 20 回 JaSPCAN 学 術 集 会 子 ども 虐 待 防 止 世 界 会 議 名 古 屋 2014 メインテーマ 9.14-17 名 古 屋 国 際 会 議 場 子 ども 中 心 の 社 会 に 向 けて 過 去 から 学 び 未 来 に 向 けて 行 動 しよう 小 林 美 智 子 会 長 基 調 講 演 より ケンプがバタードチャイルドを 公 表 してから 半 世 紀 欧 米 諸 国 は 児 童 虐 待 に 国 をあげて 取 り 組 んできまし た 一 方 日 本 の 育 児 文 化 には 起 きない と 思 っていたわが 国 では 取 組 み 開 始 が30 年 遅 れました 民 間 の 電 話 相 談 (1990)が 社 会 的 発 見 につながり 医 療 福 祉 司 法 関 係 者 が JaSPCAN を 創 設 し(1994) 児 童 虐 待 防 止 法 (2000)によって 制 度 構 築 が 始 まりました その 後 国 を 上 げて 取 組 み 対 応 の 中 核 機 関 である 児 童 相 談 所 への 通 告 は 級 数 的 に 増 え 子 どもを 保 護 する 施 設 はすぐに 満 杯 になりました しかし 10 年 以 上 たっても 通 告 数 は 増 え 続 け 死 亡 件 数 も 減 りません 子 ども 虐 待 の 発 生 や 死 亡 を 減 じ 世 代 間 連 鎖 を 断 つ 人 生 を 保 障 するには 次 への 作 戦 が 必 要 です わ が 国 は 2000 年 頃 の 欧 米 をモデルにして 法 的 介 入 のみを 武 器 に 取 組 み 始 めましたが この 目 標 達 成 に は 子 ども 虐 待 についての 理 解 を 深 めて エビデンスある 有 効 な 取 り 組 みを 見 定 めて 子 どもと 親 への 地 道 な 支 援 をする 社 会 の 構 築 が 必 要 です (H) トラウマを 抱 えた 子 どもへの 身 体 的 アプローチ ~ 幼 児 学 齢 期 のヨーガプログラム~ 伊 東 ゆたか( 児 童 精 神 科 医 / 東 京 都 児 童 相 談 センター)より van der Kolk 曰 く 身 体 に 安 全 な 感 覚 を 取 り 戻 す 働 きかけは 頭 の 中 の 過 去 へのとらわれを 減 少 させ 今 ここ の 理 解 や 過 覚 醒 の 調 整 を 促 進 させる 脳 と 身 体 の 情 報 伝 達 の 中 で 脳 から 身 体 に 伝 わる 情 報 よりも 身 体 から 脳 にもたらされるボトムアップの 情 報 の 方 がはるかに 多 いと 言 わています 特 に 子 どもの 場 合 心 と 身 体 が 未 分 化 であったり 概 念 や 言 語 表 現 が 発 達 途 上 にあったりする 分 身 体 への 働 きかけは 有 益 と 考 えられます そのため 東 京 都 児 童 相 談 センターでは 療 育 にヨーガ 活 動 を 組 み 込 んでいます 虐 待 とネグレクトがトラウマに 影 響 を 与 える 領 域 は 愛 着 感 情 調 整 行 動 コントロール 認 知 自 己 概 念 生 物 学 的 側 面 解 離 と 多 岐 にわたります 6 歳 以 前 に 親 子 分 離 した 子 どもの 8 割 に 明 らかな 発 達 上 の 問 題 があります(B.Perry) トラウマによる 痛 みに 耐 えられず 脳 と 身 体 を 切 り 離 し 解 離 身 体 感 覚 はフリーズ してしまう PTSD は 身 体 の 記 憶 として 留 まっている (van der Kolk) 3

脳 の 発 達 には 順 序 があります そこでヨーガを 使 って 下 位 脳 から 発 達 を 促 し 感 覚 統 合 を 目 指 します 胎 児 期 に 脳 幹 が 作 られ 乳 幼 児 期 から 小 児 期 に 間 脳 小 脳 辺 縁 系 大 脳 と 発 達 します 前 頭 葉 は 25 歳 以 降 で 完 成 すると 言 われています しかし PTSD のフラッシュバックで 偏 桃 体 が 活 性 化 され 脳 の 発 達 も 各 部 位 の 情 報 伝 達 系 統 もあるべき 調 整 が 妨 げられます 理 論 と 感 情 の 繋 がりがうまくいかず 経 験 から 学 ぶこと が 出 来 なくなります トラウマ 以 前 の 体 験 の 意 味 づけを 破 壊 してしまうのです そこでヨーガに 取 組 むことで 身 体 感 覚 を 取 り 戻 したり 自 分 が 落 ち 着 くという 感 覚 を 探 したりして 脳 と 身 体 感 覚 の 繋 がりを 再 構 成 していきます 同 じ 体 験 を 持 つ 仲 間 と 時 間 を 共 有 しながら 自 分 のマットという 個 人 が 守 られる 空 間 で 活 動 することが 安 全 を 確 保 し 安 心 感 につながっているようです それ 自 体 が 安 心 感 の 体 験 であると 同 時 に そこで 学 んだ 身 体 感 覚 や 調 整 の 方 法 は 日 常 生 活 の 中 で 再 現 されており 新 たな 安 心 体 験 自 分 で 自 分 を 管 理 できるという 体 験 を 生 んでいます それが 自 信 に 繋 がり 主 体 性 を 育 む 事 例 が 次 々 発 現 している と 報 告 は 締 めくくられました (F) 障 害 児 虐 待 の 対 応 と 予 防 子 ども 虐 待 が 脳 に 影 響 を 及 ぼしやすい 時 期 と 虐 待 の 神 経 生 物 学 的 後 遺 症 および 精 神 病 理 学 的 後 遺 症 マーティン タイチャー( 米 国 ハーバード 大 学 精 神 医 学 教 室 准 教 授 )より 私 が 参 加 した 分 科 会 の 中 で 特 に 興 味 深 かったものは 障 害 児 虐 待 の 対 応 と 予 防 - 虐 待 予 防 を 念 頭 においた 療 育 支 援 の 在 り 方 を 家 族 療 育 者 支 援 を 中 心 に 考 える- でした 障 害 やその 疑 いが 虐 待 のハ イリスク 要 因 であること 日 本 ではまだ 認 知 度 が 低 く 対 応 と 予 防 を 伝 えていく 必 要 があることを 特 に 取 り 上 げ ていました 早 期 からの 介 入 や 効 果 的 な 療 育 のあり 方 が 大 切 であり 家 族 支 援 子 育 て 支 援 の 役 割 が 重 要 になってくるとのお 話 しには 頷 かされました ペアレントトレーニングを 行 い 子 どもへの 対 応 は ほめる こと が 安 全 感 や 安 心 感 を 育 てていくこと パニックやいけない 行 動 には 無 視 をすることも 必 要 だとの 教 えには 障 害 児 と 接 する 際 のヒントを 頂 きました そして 子 ども 虐 待 が 脳 に 影 響 を 及 ぼしやすい 時 期 と 虐 待 の 神 経 生 物 学 的 後 遺 症 および 精 神 病 理 学 的 後 遺 症 米 国 ハーバード 大 学 精 神 医 学 教 室 准 教 授 マクリーン 病 院 発 達 生 物 学 的 精 神 科 学 研 究 プ ログラム ディレクターである マーティン タイチャーさんの 話 がとても 興 味 深 く 考 えさせられました 子 ども への 虐 待 は 精 神 病 理 学 的 リスクを 著 しく 増 大 させるとともに 脳 の 形 態 および 機 能 に 変 化 を 及 ぼす 虐 待 の 影 響 力 は 虐 待 の 種 類 や 虐 待 を 受 けた 発 達 段 階 によって 異 なる 虐 待 というものがいかに 重 大 な 影 響 力 を 持 つものであるのかを 指 し 示 されました マーティン タイチャーさんの 研 究 が 広 く 世 界 に 広 まり 虐 待 防 止 活 動 がより 進 んでいくことを 望 みます 世 界 第 一 線 の 研 究 発 表 が 多 くなされ 興 味 深 く 拝 聴 することができました この 大 きな 会 の 運 営 はとても 大 変 だったことと 思 います 運 営 を 成 功 させた 皆 様 には 感 謝 の 気 持 ちを 送 りたいと 思 います (H) 4

調 査 報 告 研 修 報 告 家 庭 訪 問 型 子 育 て 支 援 (ホームスタート)のニーズ 調 査 子 ども 虐 待 防 止 世 界 会 議 名 古 屋 2014 で 発 表! 児 童 虐 待 の 第 一 次 予 防 につながる 家 庭 訪 問 型 子 育 て 支 援 ( 以 下 ホームスタート)を 地 域 で 展 開 するた めに 地 域 拠 点 型 の 子 育 て 支 援 に 参 加 した 母 親 69 人 を 対 象 にニーズ 調 査 を 実 施 しました 調 査 期 間 :2013 年 6~7 月 Q1 今 までにホームスタートがあれば 利 用 しましたか? 現 在 は 利 用 したいですか? N=69 対 象 は 主 体 的 に 育 児 サービスを 利 用 して いる 未 就 学 児 を 持 つ 母 親 約 8 割 の 母 親 が 今 までにホームスタートがあれば 利 用 した と 回 答 しました また 子 ども 人 数 が 一 人 の 母 親 は 利 用 ニーズが 高 いという 結 果 でした Q2ホームスタートを 利 用 したかった 時 の 子 どもの 年 齢 は? 利 用 希 望 の 開 始 時 期 は 妊 娠 中 から 第 二 子 誕 生 後 までと 様 々でしたが 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 の 対 象 となる4か 月 までが 約 半 数 特 に1か 月 未 満 が3 割 ありました Q3これまでの 育 児 を 振 り 返 り どのような 理 由 でホームスタートを 利 用 したかったですか? 実 際 に 困 った 内 容 自 分 自 身 の 体 調 が 悪 い 時 の 育 児 外 出 できない 孤 立 による 不 安 子 どもの 対 応 子 どもを 連 れての 買 物 や 乳 児 健 診 予 防 接 種 など 希 望 する 支 援 相 談 話 し 相 手 1 か 月 未 満 不 安 や 悩 みの 解 消 育 児 情 報 の 提 供 など 子 どもの 世 話 1 か 月 以 降 外 出 の 同 伴 など 子 どもの 年 齢 によるホームスタート 利 用 の 理 由 は 1 か 月 未 満 では< 相 談 話 し 相 手 >< 不 安 や 悩 みの 解 消 >< 育 児 情 報 の 提 供 > 等 で 1か 月 以 降 では 母 親 の 体 調 不 良 時 や 長 時 間 用 事 がある 際 の< 子 どもの 世 話 >< 外 出 の 同 伴 > 等 でした 母 親 が 現 実 に 求 める 子 育 て 支 援 の 内 容 は 多 種 多 様 であり それらを 全 て 支 援 することは 不 可 能 です しかし ホームスタートのように 支 援 者 と 母 親 が 対 等 な 立 場 で 一 緒 に 考 え 行 動 することは その 母 親 の 自 信 の 回 復 育 児 力 の 向 上 などにつながると 考 えます (N) 5

乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 での 気 がかりな 親 子 とその 支 援 四 国 公 衆 衛 生 学 会 で 発 表! 平 成 27 年 2 月 サンポートホール 高 松 平 成 26 年 8~9 月 県 内 での 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 の 訪 問 支 援 者 を 対 象 に 実 施 したアンケート 調 査 結 果 を 報 告 しました 調 査 内 容 は 気 がかりを 感 じた 親 子 の 現 状 と 支 援 の 実 際 ならびに 乳 幼 児 家 庭 に 対 す るホームスタートによる 支 援 への 意 識 です 有 効 回 答 数 100 名 (( 回 収 率 62% 有 効 回 答 率 97%)を 分 析 し ました 女 性 98% 20~60 歳 代 で 資 格 または 職 務 は 保 健 師 75 名 助 産 師 41 名 看 護 師 3 名 でした 訪 問 支 援 者 の 84%が 過 去 1 年 間 に 訪 問 した 中 で 気 がかりなケースを 感 じ 気 がかり 内 容 は 育 児 不 安 が 強 い 手 助 けがいない 子 育 てスキルが 低 い などが 上 位 を 占 めていました ケースへの 対 応 では 育 児 支 援 サービスの 紹 介 継 続 電 話 訪 問 保 健 師 へつなぐ が 多 くみられました あればよい 支 援 は 新 生 児 期 からの 長 期 的 な 支 援 体 制 や 公 的 な 支 援 の 充 実 無 料 の 支 援 母 親 のニーズに 添 った 支 援 など があげられた また 一 回 の 訪 問 では 子 どもの 観 察 指 導 が 中 心 になり 母 親 への 支 援 が 十 分 行 えなかった と 約 半 数 が 回 答 していました ホームスタートに 関 しては 7 割 が 認 知 し 有 効 と 考 えていました 母 親 の 育 児 不 安 の 軽 減 孤 立 の 予 防 安 心 自 信 の 増 強 子 育 てモデル 行 政 支 援 の 隙 間 を 補 えるなどの 波 及 効 果 を 期 待 する 一 方 支 援 者 の 質 の 担 保 と 利 用 者 と 支 援 者 のマッチングの 難 しさなどをあげていました 報 告 後 学 会 参 加 者 から ホームビジター 養 成 や 具 体 的 運 用 利 用 状 況 について 質 問 があり ホームスタートへの 関 心 の 髙 さを 感 じました 今 後 育 児 支 援 に 関 わる 専 門 職 と 協 働 し 県 内 でホームスタートを 広 く 展 開 して 行 こうと 決 意 を 新 たにできた 発 表 会 でした (T) - 家 庭 訪 問 型 子 育 て 支 援 ホームスタート おりーぶ 平 成 26 年 度 報 告 - 平 成 25 年 度 ホームスタート おりーぶ を 立 ち 上 げ 今 年 度 4 月 から 運 営 を 始 めて 1 年 間 の 申 込 み は 34 件 うち 23 件 が 終 了 8 件 を 現 在 訪 問 中 です 残 り 3 件 の 内 1 件 は 保 留 2 件 は 当 会 の 他 の 事 業 で 支 援 しています ニーズで 多 いのは 1 転 勤 や 引 っ 越 し 実 家 が 県 外 で 頼 る 人 がいないための 孤 立 感 の 解 消 や 情 報 提 供 母 親 への 話 し 相 手 など 2 第 2 子 を 出 産 後 (または 実 家 から 帰 宅 後 )から 子 どもが 3 ヵ 月 になるまでの 間 の 母 親 のストレス 解 消 や 第 1 子 が 外 に 出 られないことへのストレス 解 消 遊 び 相 手 3 第 2 子 を 出 産 後 二 人 を 連 れての 買 物 や 子 どもの 予 防 接 種 母 親 自 身 の 通 院 等 への 付 き 添 いなどでした ホームスタート を 立 ち 上 げる 際 に 実 施 したアンケートでも 同 様 のニーズが 多 く 母 親 自 身 の 孤 立 感 や 第 2 子 を 出 産 後 の 生 活 においてかなりのストレスを 抱 えながら 子 育 てをしなければいけない といった 現 状 がはっきり 見 え てきました ホームスタートは 利 用 者 が 無 料 で 利 用 できる 事 ボランティアなので 母 親 と 同 じ 立 場 にたって 傾 聴 や 協 働 が 出 来 るので 誰 でも 利 用 しやすく 自 分 で 申 し 込 みの 出 来 ない 人 も 子 どもの 健 診 等 で 保 健 師 や 助 産 師 から また 子 育 て 支 援 センター 等 のスタッフなどから 紹 介 してもらう 事 も 出 来 ます 今 やネットで 簡 単 に 検 索 できるため 自 宅 にいながらこういった 種 々の 子 育 て 支 援 を 利 用 することがで きるので 大 変 だなぁ と 思 うときは 是 非 利 用 できる 支 援 を 活 用 して 子 どものみならずお 母 さん 自 身 も ストレスを 軽 減 し 子 育 ては 楽 しいもの と 思 えるようになってほしいものです (S) 6

-グループワーク 事 業 ひだまり 楽 っ 子 平 成 26 年 度 報 告 - ひだまり 利 用 者 は 延 114 人 ( 大 人 41 人 子 ども 73 人 )でした 楽 っ 子 利 用 者 は 延 べ 88 人 ( 大 人 43 人 子 ども 45 人 )でした ひだまり 子 育 てに 悩 んでいる 母 親 が 安 心 して 悩 みを 話 せる 場 です 参 加 者 が 対 等 な 立 場 で 話 し 合 い 悩 みを 共 感 し 合 うことで 自 助 力 を 高 め 自 分 の 問 題 を 自 分 で 解 決 できるように 支 援 し ています 原 則 毎 月 第 1 土 曜 日 10 時 ~11 時 30 分 参 加 費 : 母 親 子 ども 各 100 円 親 子 の 広 場 楽 っ 子 買 い 物 に 来 られた 親 子 を 対 象 に 安 心 して 買 い 物 ができるように 託 児 をしたり 親 子 で 一 緒 に 遊 んだり 育 児 ついての 情 報 提 供 やお 母 さんの 交 流 の 場 になっています 毎 月 第 4 水 曜 日 10 時 ~12 時 参 加 費 : 無 料 場 所 :パワーシティ 屋 島 店 - 地 域 拠 点 型 児 童 家 庭 相 談 事 業 子 らっこ 楽 っ 子 平 成 26 年 度 報 告 - 利 用 者 は 延 べ 1152 人 ( 保 護 者 :533 人 子 ども:619 人 )でした *スタッフの 感 想 初 年 度 から 継 続 して 実 施 している 3 拠 点 での 参 加 状 況 が 其 々 異 なっていて 興 味 深 く 出 前 型 支 援 の 特 性 を 実 感 しています この 事 業 を 継 続 していることで 利 用 者 に 変 化 があり それが 地 域 にも 返 っている 感 じがあります 活 動 場 所 によっては 先 輩 ママが 新 規 のママへ 助 言 してくれ 問 題 を 抱 え ている 母 親 へもうまく 伝 わっているようで それが 十 分 虐 待 の 予 防 の 部 分 に 繋 がっていると 思 います * 利 用 者 の 声 アットホームな 雰 囲 気 で 自 由 参 加 なところが 良 く 毎 回 楽 しみに 参 加 しています いつ 来 ても 目 新 しい 玩 具 があって 飽 きず スタッフが 一 人 一 人 に 向 き 合 って 接 して くれ 安 心 です 講 座 では 子 どもへの 接 し 方 を 考 えさせられました 男 児 2 人 で 体 力 的 にもしんどく 心 理 的 にも 余 裕 がなくなっていた 中 子 育 てのアドバ イスや 気 づかせてくれることが 多 々あり 軌 道 修 正 できました そのままであれば 煮 詰 まっていたと 思 います 自 宅 へ 訪 問 サポートしてくれたことや 全 ての 意 味 合 いでフリー!なのが 良 かったです 子 どもと 離 れて 勉 強 の 時 間 をとることで 育 児 を 客 観 的 に 見 る 事 が 出 来 とても 有 難 たく 感 じまし た 泣 いて 私 から 離 される 機 会 も 子 どもにとっていい 経 験 でした 年 の 違 う 子 に 対 してどんな 風 に 冊 子 の 紹 介 事 務 所 にて 貸 出 OK!( 会 員 賛 助 会 員 対 象 です) 接 するかも 見 る 事 が 出 来 たし 普 段 関 わる 事 のない 人 との 関 わりの 中 で 学 ぶ 姿 も 見 られました 悩 み ( 絵 本 ) 家 族 で 楽 しむ 絵 本 と 遊 び 生 命 保 険 協 会 を 相 談 でき 心 がすっと 洗 われた 時 も 多 々ありました のんびり 遊 べた 一 連 の 流 れで 子 育 ての 注 意 点 が 学 べて 役 に 立 った しつけをする 時 習 った 事 を 思 い 出 しながら 子 どもと 7 接 する 事 で 子 どもとの 関 わりが 楽 しくなった 相 変 わらず 小 さい 怪 獣 に 変 わりないが 皆 さんのお 陰 で 心 にユトリ? 今 日 も 娘 が 愛 おしい T

冊 子 の 紹 介 事 務 所 にて 貸 出 OK!(なお 会 員 賛 助 会 員 が 貸 出 対 象 です) ( 絵 本 ) 家 族 で 楽 しむ 絵 本 と 遊 び 生 命 保 険 協 会 ( ) そのつもり 荒 井 良 二 講 談 社 ( ) オッパイ 星 人 あらわる 井 窪 豊 生 命 保 険 協 会 ( ) うしろにいるのはだあれ まついのりこ 童 心 社 ( ) ハグして ぎゅっ! ナンシー カールソン 作 なかがわちひろ 訳 瑞 雲 舎 子 どもの 虐 待 とネグレクト VOL16 1 日 本 子 ども 虐 待 防 止 学 会 子 どもの 虐 待 とネグレクト VOL16 2 日 本 子 ども 虐 待 防 止 学 会 子 どもの 虐 待 とネグレクト VOL16 3 日 本 子 ども 虐 待 防 止 学 会 こども 虐 待 による 死 亡 事 例 等 の 検 証 結 果 等 について ( 第 10 次 報 告 ) 社 会 保 障 審 議 会 児 童 部 会 児 童 虐 待 等 要 保 護 事 例 の 検 証 に 関 する 専 門 委 員 会 誕 生 日 を 知 らない 女 の 子 黒 川 祥 子 集 英 社 日 本 の 児 童 虐 待 重 大 事 件 2010 川 崎 二 三 彦 増 沢 高 福 村 出 版 ルポ 虐 待 杉 山 春 ちくま 新 書 活 動 への 支 援 平 成 26 年 度 ご 支 援 をいただいた 方 々です 国 際 ゾンタ 高 松 ゾンタクラブさま 株 式 会 社 kaelさま 花 ノ 宮 保 育 園 さま 富 士 ゼロックス 端 数 倶 楽 部 さま 富 士 ゼロックス 株 式 会 社 さま 誠 良 興 業 さま ご 支 援 有 難 うございました 紙 面 をお 借 りし 心 から 感 謝 申 し 上 げます 会 員 募 集 会 員 及 び 賛 助 会 員 を 随 時 募 集 しております ホームページからでも 可 能 です 正 会 員 一 緒 に 活 動 をしていただける 方 ( 年 会 費 4,800) 賛 助 会 員 財 政 面 で 支 援 をしていただける 方 ( 年 会 費 一 口 5,000) お 問 合 せは 下 記 までお 願 いします 寄 付 のお 願 い 当 会 の 活 動 は 会 員 の 会 費 のみが 定 期 収 入 となっており 事 業 の 運 営 は 助 成 金 や 寄 付 金 収 入 に 頼 らざるを 得 ません 子 どもの 虐 待 を 防 止 するために 息 の 長 い 地 道 な 活 動 が 期 待 される 中 での 財 政 基 盤 の 弱 さはいつも 心 配 の 種 となっております 皆 様 の 温 かいご 支 援 を 宜 しくお 願 い 致 し ます < 振 込 先 > 郵 便 振 替 01630-5-2437 加 入 者 名 ( 特 ) 子 どもの 虐 待 防 止 ネットワークかがわ 特 定 非 営 利 活 動 法 人 子 どもの 虐 待 防 止 ネットワーク かがわ ニューズレター 22 2015 年 3 月 発 行 事 務 所 TEL:087-888-0758 FAX:087-888-1070 毎 週 月 曜 日 ~ 金 曜 日 ( 午 前 9 時 ~ 午 後 5 時 ) 留 守 の 場 合 もあります ホームページ:http://kcapn.sakura.ne.jp Eメールアドレス:kcapn9999@siren.ocn.ne.jp 8 高 松 市 社 会 福 祉 協 議 会 平 成 26 年 度 ボランティア 活 動 助 成 事 業