法 律 の 目 的 及 び 概 要 1. 目 的 平 成 26 年 4 月 及 び 平 成 29 年 4 月 の 消 費 税 率 の 引 上 げに 際 し, 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 を 確 保 するため, 特 定 事 業 者 による 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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する 場 合 だけが 下 請 法 の 対 象 となる 5000 万 円 基 準 の 場 合 3 億 円 を5000 万 円 と 置 き 換 えればよい つ まり 自 社 の 資 本 金 の 額 が5000 万 円 超 であれば 5000 万 円 以 下 の 事 業 者 ( 法 人 だけでなく 個 人

●電力自由化推進法案

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低


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大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

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消 費 生 活 センターに 関 する 条 例 の 制 定 施 行 規 則 第 8 条 地 方 消 費 者 行 政 ガイド ライン 施 行 規 則 において 都 道 府 県 及 び 消 費 生 活 センターを 設 置 する 市 町 村 が 消 費 生 活 センターの 組 織 及 び 運 営 及 び 情

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

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(10) 本 工 事 の 契 約 締 結 日 において 現 場 代 理 人 を 工 事 現 場 に 常 駐 で 配 置 し 得 ること ただし 本 入 札 の 一 般 競 争 入 札 参 加 申 込 書 の 提 出 日 現 在 において 3カ 月 以 上 直 接 的 かつ 恒 常 的 な 雇 用 関

定款

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1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

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4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

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は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

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3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

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係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

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者 が 在 学 した 期 間 の 年 数 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 者 が 在 学 した 期 間 に 納 付 すべき 授 業 料 の 総 額 を 控 除 した 額 を 徴 収 するものとする 3 在 学 生 が 長 期 履 修 学 生 として 認 められた 場 合 の 授 業 料 の

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに


工 事 名 沢 口 浄 配 水 場 建 設 工 事 ( 浄 水 管 理 棟 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 平 成 24 年 5 月 8 日 ( 火 ) 正 午 から 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 基 本 事 項 2のとおり

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

地 方 税 法 第 72 条 の4 第 3 項 の 規 定 により 一 定 の 農 事 組 合 法 人 が 行 う 農 業 に 対 しては 事 業 税 が 非 課 税 とされています 埼 玉 県 では その 具 体 的 な 取 扱 いについて 以 下 のとおり 定 めましたので 事 業 税 の 申

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

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象 労 働 者 を 雇 入 れした 事 業 所 を 離 職 した 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 である 労 働 者 の 氏 名 離 職 年 月 日 離 職 理 由 が 明 らかにされた 労 働 者 名 簿 等 の 写 し 2 要 綱 第 9 条 第 2 項 第 1 号 アに 該 当 する 労

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(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

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加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

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消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 の 確 保 のための 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 行 為 の 是 正 等 に 関 す る 特 別 措 置 法 及 びガイドライン 等 について

法 律 の 目 的 及 び 概 要 1. 目 的 平 成 26 年 4 月 及 び 平 成 29 年 4 月 の 消 費 税 率 の 引 上 げに 際 し, 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 を 確 保 するため, 特 定 事 業 者 による 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 を 迅 速 かつ 効 果 的 に 是 正 し,また, 消 費 税 の 転 嫁 及 び 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 並 びに 価 格 の 表 示 について 特 別 の 措 置 を 講 じるため, 所 要 の 法 整 備 を 行 うもの 2. 概 要 第 1 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 を 取 締 り, 当 該 行 為 を 是 正 又 は 防 止 するために 必 要 な 法 制 上 の 措 置 を 講 じる 第 2 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 消 費 者 の 誤 認 を 招 き, 他 の 事 業 者 による 円 滑 な 転 嫁 を 阻 害 する 宣 伝 広 告 等 を 是 正 又 は 防 止 す るために 必 要 な 法 制 上 の 措 置 を 講 じる 第 3 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 消 費 税 の 総 額 表 示 義 務 について, 表 示 する 価 格 がその 時 点 における 税 込 価 格 であると 誤 認 され ないための 措 置 を 講 じている 場 合 に 限 り, 税 込 価 格 を 表 示 することを 要 しないための 必 要 な 法 制 上 の 措 置 を 講 じる 第 4 消 費 税 の 転 嫁 及 び 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 に 関 する 特 別 措 置 事 業 者 又 は 事 業 者 団 体 が 行 う 転 嫁 カルテル 及 び 表 示 カルテルについて, 平 成 元 年 の 消 費 税 導 入 時 と 同 様 の 独 占 禁 止 法 の 適 用 除 外 制 度 を 設 ける < 平 成 25 年 10 月 1 日 から 施 行 し, 平 成 30 年 9 月 30 日 限 りでその 効 力 を 失 う > ( 法 律 改 正 により, 同 法 の 期 限 は, 平 成 29 年 3 月 31 日 から 平 成 30 年 9 月 30 日 に 延 長 された ) 1

第 1 1. 法 律 の 対 象 となる 事 業 者 特 定 事 業 者 ( 転 嫁 拒 否 等 をする 側 )( 買 手 ) 特 定 供 給 事 業 者 ( 転 嫁 拒 否 等 をされる 側 )( 売 手 ) 1 大 規 模 小 売 事 業 者 大 規 模 小 売 事 業 者 に 継 続 して 商 品 又 は 役 務 を 供 給 する 事 業 者 2 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 1 右 欄 の 特 定 供 給 事 業 者 から 継 続 して 商 品 又 は 役 務 の 供 給 を 受 ける 法 人 事 業 者 2. 大 規 模 小 売 事 業 者 の 定 義 ( 公 正 取 引 委 員 会 規 則 ) 資 本 金 等 の 額 が3 億 円 以 下 の 事 業 者 個 人 事 業 者 等 ( 注 1) ( 注 2) ( 注 1) 地 方 公 共 団 体 や 独 立 行 政 法 人 などの 法 人 であっても, 事 業 を 行 っていれば 特 定 事 業 者 に 該 当 する ( 注 2) 消 費 税 の 免 税 事 業 者 であっても 特 定 供 給 事 業 者 に 該 当 する 特 定 事 業 者 となる 大 規 模 小 売 事 業 者 ( 公 正 取 引 委 員 会 規 則 で 定 めるもの) 一 般 消 費 者 により 日 常 使 用 される 商 品 の 小 売 業 を 行 う 者 で, 次 の1 又 は2のいずれかに 該 当 するもの 1 前 事 業 年 度 における 売 上 高 が100 億 円 以 上 である 者 2 次 のいずれかの 店 舗 を 有 する 者 東 京 都 特 別 区 及 び 政 令 指 定 都 市 において, 店 舗 面 積 が3,000m2 以 上 その 他 の 市 町 村 において, 店 舗 面 積 が1,500m2 以 上 ( 注 )コンビニエンスストア 本 部 等 のフランチャイズチェーンの 形 態 をとる 事 業 者 を 含 む(この 場 合, 上 記 1の 売 上 高 については 加 盟 する 者 の 売 上 高 を 含 む ) 3. 特 定 事 業 者 の 遵 守 事 項 特 定 事 業 者 は, 特 定 供 給 事 業 者 に 対 し, 以 下 に 掲 げる 行 為 を 行 ってはならない ( 注 2) (1) 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 1 減 額, 買 いたたき 商 品 又 は 役 務 の 対 価 の 額 を 事 後 的 に 減 額 することにより, 消 費 税 の 転 嫁 を 拒 否 すること 商 品 又 は 役 務 の 対 価 の 額 を 通 常 支 払 われる 対 価 に 比 べて 低 く 定 めることにより, 消 費 税 の 転 嫁 を 拒 否 すること 2 商 品 購 入, 役 務 利 用 又 は 利 益 提 供 の 要 請 消 費 税 の 転 嫁 に 応 じることと 引 換 えに 商 品 を 購 入 させ, 又 は 役 務 を 利 用 させること 消 費 税 の 転 嫁 に 応 じることと 引 換 えに 金 銭, 役 務 その 他 の 経 済 上 の 利 益 を 提 供 させること 3 本 体 価 格 での 交 渉 の 拒 否 商 品 又 は 役 務 の 対 価 に 係 る 交 渉 において 本 体 価 格 ( 消 費 税 を 含 まない 価 格 )を 用 いる 旨 の 申 出 を 拒 むこと (2) 報 復 行 為 特 定 供 給 事 業 者 が 公 正 取 引 委 員 会 等 に 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 に 該 当 する 事 実 を 知 らせたことを 理 由 として, 取 引 の 数 量 を 減 じ, 取 引 を 停 止 し,その 他 不 利 益 な 取 扱 いをすること 2

第 1 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 2 3 4. 減 額 について (1) 減 額 とは 特 定 事 業 者 が, 特 定 供 給 事 業 者 から 供 給 を 受 ける 商 品 又 は 役 務 について, 合 理 的 な 理 由 な く 既 に 取 り 決 められた 対 価 から 事 後 的 に 減 じて 支 払 うこと (2) 具 体 例 減 額 として 問 題 となるのは, 例 えば 次 のような 場 合 である ( 例 1) 対 価 から 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 減 じる 場 合 ( 例 2) 既 に 支 払 った 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 次 に 支 払 うべき 対 価 から 減 じる 場 合 ( 例 3) 本 体 価 格 に 消 費 税 額 分 を 上 乗 せした 額 を 商 品 の 対 価 とする 旨 契 約 していたにもかかわらず, 対 価 を 支 払 う 際 に, 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 対 価 から 減 じる 場 合 ( 例 4)リベートを 増 額 する 又 は 新 たに 提 供 するよう 要 請 し, 当 該 リベートとして 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 対 価 から 減 じる 場 合 ( 例 5) 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 結 果, 計 算 上 生 じる 端 数 を 対 価 から 一 方 的 に 切 り 捨 てて 支 払 う 場 合 減 額 とならない 合 理 的 な 理 由 がある 場 合 としては, 例 えば 次 のような 場 合 が 該 当 す る ( 例 1) 商 品 に 瑕 疵 がある 場 合 や, 納 期 に 遅 れた 場 合 等, 特 定 供 給 事 業 者 の 責 めに 帰 すべき 理 由 により, 相 当 と 認 められる 金 額 の 範 囲 内 で 対 価 の 額 を 減 じる 場 合 ( 例 2) 一 定 期 間 内 に 一 定 数 量 を 超 えた 発 注 を 達 成 した 場 合 には, 特 定 供 給 事 業 者 が 特 定 事 業 者 に 対 し て, 発 注 増 加 分 によるコスト 削 減 効 果 を 反 映 したリベートを 支 払 う 旨 の 取 決 めが 従 来 から 存 在 し, 当 該 取 決 めに 基 づいて, 取 り 決 められた 対 価 の 額 から 事 後 的 にリベート 分 の 額 を 減 じる 場 合

第 1 (1) 買 いたたきとは 特 定 事 業 者 が, 特 定 供 給 事 業 者 から 供 給 を 受 ける 商 品 又 は 役 務 の 対 価 について, 合 理 的 な 理 由 なく 通 常 支 払 われる 対 価 よりも 低 く 定 める 行 為 (2) 具 体 例 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 3 5. 買 いたたきについて 買 いたたきとして 問 題 となるのは, 例 えば 次 のような 場 合 である ( 例 1) 対 価 を 一 律 に 一 定 比 率 で 引 き 下 げて, 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 対 価 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 額 よりも 低 い 対 価 を 定 める 場 合 ( 例 2) 原 材 料 費 の 低 減 等 の 状 況 の 変 化 がない 中 で, 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 対 価 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 額 より も 低 い 対 価 を 定 める 場 合 ( 例 3) 安 売 りセールを 実 施 することを 理 由 に, 大 量 発 注 などによる 特 定 供 給 事 業 者 のコスト 削 減 効 果 などの 合 理 的 理 由 がないにもかかわらず, 取 引 先 に 対 して 値 引 きを 要 求 し, 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 対 価 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 額 よりも 低 い 対 価 を 定 める 場 合 ( 例 4) 消 費 税 の 免 税 事 業 者 である 取 引 先 に 対 し, 免 税 事 業 者 であることを 理 由 に, 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 対 価 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 額 よりも 低 い 対 価 を 定 める 場 合 ( 例 5) 消 費 税 率 が2 段 階 で 引 き 上 げられることから,2 回 目 の 引 上 げ 時 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 てを 受 け 入 れること とし,1 回 目 の 引 上 げ 時 においては, 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 対 価 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 額 よりも 低 い 対 価 を 定 める 場 合 ( 例 6) 商 品 の 量 目 を 減 らし, 対 価 を 消 費 税 率 引 上 げ 前 のまま 据 え 置 いて 定 めたが,その 対 価 の 額 が 量 目 を 減 らしたこ とによるコスト 削 減 効 果 を 反 映 した 額 よりも 低 い 場 合 買 いたたきとはならない 合 理 的 な 理 由 がある 場 合 としては, 例 えば, 次 のような 場 合 が 該 当 する ( 例 1) 原 材 料 価 格 等 が 客 観 的 にみて 下 落 しており, 当 事 者 間 の 自 由 な 価 格 交 渉 の 結 果, 当 該 原 材 料 価 格 等 の 下 落 を 対 価 に 反 映 させる 場 合 ( 例 2) 特 定 事 業 者 からの 大 量 発 注, 特 定 事 業 者 と 特 定 供 給 事 業 者 による 商 品 の 共 同 配 送, 原 材 料 の 共 同 購 入 等 により, 特 定 供 給 事 業 者 にも 客 観 的 にコスト 削 減 効 果 が 生 じており, 当 事 者 間 の 自 由 な 価 格 交 渉 の 結 果, 当 該 コスト 削 減 効 果 を 対 価 に 反 映 させる 場 合 ( 例 3) 消 費 税 転 嫁 対 策 特 別 措 置 法 の 施 行 日 前 から, 既 に 当 事 者 間 の 自 由 な 価 格 交 渉 の 結 果, 原 材 料 の 市 価 を 客 観 的 に 反 映 させる 方 式 で 対 価 を 定 めている 場 合 ( 注 ) 自 由 な 価 格 交 渉 の 結 果 とは, 当 事 者 の 実 質 的 な 意 思 が 合 致 していることであって, 特 定 供 給 事 業 者 との 十 分 な 協 議 の 上 に, 当 該 特 定 供 給 事 業 者 が 納 得 して 合 意 しているという 趣 旨 である 4

第 1 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 4 6. 商 品 購 入, 役 務 利 用 又 は 利 益 提 供 の 要 請 について (1) 商 品 購 入, 役 務 利 用 又 は 利 益 提 供 の 要 請 とは 特 定 事 業 者 が, 特 定 供 給 事 業 者 から 供 給 を 受 ける 商 品 又 は 役 務 について, 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 上 乗 せする 代 わりに, 特 定 供 給 事 業 者 に 商 品 を 購 入 させ, 役 務 を 利 用 さ せ 又 は 経 済 上 の 利 益 を 提 供 させる 行 為 ( 注 1) 特 定 事 業 者 が 供 給 する 商 品 又 は 役 務 だけでなく, 第 三 者 の 供 給 する 商 品 又 は 役 務 を 指 定 する 場 合 も 含 む ( 注 2) 商 品 を 購 入 させる 場 合 等 だけでなく, 事 実 上, 購 入 を 余 儀 なくさせていると 認 められる 場 合 も 含 む (2) 具 体 例 商 品 購 入, 役 務 利 用 又 は 利 益 提 供 の 要 請 として 問 題 となるのは, 例 えば 次 のような 場 合 である 商 品 購 入, 役 務 利 用 の 要 請 ( 例 1) 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 上 乗 せすることを 受 け 入 れる 代 わりに, 取 引 先 にディナーショーのチケッ トの 購 入, 自 社 の 宿 泊 施 設 の 利 用 等 を 要 請 する 場 合 ( 例 2) 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 上 乗 せすることを 受 け 入 れる 代 わりに, 本 体 価 格 の 引 下 げに 応 じなかった 取 引 先 に 対 し, 毎 年 定 期 的 に 一 定 金 額 分 を 購 入 してきた 商 品 の 購 入 金 額 を 増 やすよう 要 請 する 場 合 ( 例 3) 自 社 の 指 定 する 商 品 を 購 入 しなければ, 消 費 税 率 引 上 げに 伴 う 対 価 の 引 上 げに 当 たって 不 利 な 取 扱 いをする 旨 を 示 唆 する 場 合 利 益 提 供 の 要 請 消 費 税 率 引 上 げ 分 の 全 部 又 は 一 部 を 上 乗 せすることを 受 け 入 れる 代 わりに, ( 例 1) 消 費 税 の 転 嫁 の 程 度 に 応 じて, 取 引 先 ごとに 目 標 金 額 を 定 め, 協 賛 金 を 要 請 する 場 合 ( 例 2) 通 常 必 要 となる 費 用 を 負 担 することなく, 取 引 先 に 対 し, 従 業 員 等 の 派 遣 又 は 増 員 を 要 請 する 場 合 ( 例 3) 消 費 税 率 の 引 上 げに 伴 う 価 格 改 定 や, 外 税 方 式 への 価 格 表 示 の 変 更 等 に 係 る 値 札 付 け 替 え 等 のために, 取 引 先 に 対 し, 従 業 員 等 の 派 遣 を 要 請 する 場 合 ( 例 4) 取 引 先 に 対 し, 取 引 の 受 発 注 に 係 るシステム 変 更 に 要 する 費 用 の 全 部 又 は 一 部 の 負 担 を 要 請 する 場 合 ( 例 5) 金 型 等 の 設 計 図 面, 特 許 権 等 の 知 的 財 産 権,その 他 経 済 上 の 利 益 を 無 償 又 は 通 常 支 払 われる 対 価 と 比 べて 著 し く 低 い 対 価 で 提 供 要 請 する 場 合 5

第 1 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 5 7. 本 体 価 格 での 交 渉 の 拒 否 について 本 体 価 格 ( 税 抜 価 格 )での 交 渉 の 拒 否 とは, 商 品 又 は 役 務 の 供 給 の 対 価 に 係 る 交 渉 において 消 費 税 を 含 まない 価 格 を 用 いる 旨 の 特 定 供 給 事 業 者 からの 申 出 を 拒 むこと 特 定 事 業 者 が 明 示 的 に 拒 む 場 合 が 該 当 することはいうまでもないが, 例 えば, 次 のとおり, 特 定 供 給 事 業 者 が 本 体 価 格 で 価 格 交 渉 を 行 うことを 困 難 にさせる 場 合 も 該 当 する ( 例 1) 特 定 供 給 事 業 者 が 本 体 価 格 と 消 費 税 額 を 別 々に 記 載 した 見 積 書 等 を 提 出 したため, 本 体 価 格 に 消 費 税 額 を 加 えた 総 額 のみを 記 載 した 見 積 書 等 を 再 度 提 出 させる 場 合 ( 例 2) 特 定 事 業 者 が, 本 体 価 格 に 消 費 税 額 を 加 えた 総 額 しか 記 載 できない 見 積 書 等 の 様 式 を 定 め,その 様 式 の 使 用 を 余 儀 なくさせる 場 合 6

第 1 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 6 8. 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 に 対 する 検 査, 指 導 等 (1) 報 告 検 査 ( 公 正 取 引 委 員 会, 主 務 大 臣, 中 小 企 業 庁 長 官 ) 特 定 事 業 者 等 に 対 して 報 告 徴 収, 立 入 検 査 を 行 う (2) 指 導 助 言 ( 公 正 取 引 委 員 会, 主 務 大 臣, 中 小 企 業 庁 長 官 ) 特 定 事 業 者 に 対 して, 違 反 行 為 を 防 止 又 は 是 正 するために 必 要 な 指 導 助 言 を 行 う (3) 措 置 請 求 ( 主 務 大 臣, 中 小 企 業 庁 長 官 ) 違 反 行 為 があると 認 めるときは, 公 正 取 引 委 員 会 に 対 して, 適 当 な 措 置 ( 勧 告 公 表 )を とることを 求 めることができる ただし,1 違 反 行 為 が 多 数 に 対 して 行 われている 場 合,2 違 反 行 為 による 不 利 益 の 程 度 が 大 きい 場 合,3 違 反 行 為 を 繰 り 返 し 行 う 蓋 然 性 が 高 い 場 合, その 他 4 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 を 阻 害 する 重 大 な 事 実 がある 場 合 には 措 置 請 求 を 行 う ものとする ( ) 報 復 行 為 については,4に 該 当 する (4) 勧 告 公 表 ( 公 正 取 引 委 員 会 ) 違 反 行 為 があると 認 めるときは, 特 定 事 業 者 に 対 して, 速 やかに 消 費 税 の 適 正 な 転 嫁 に 応 じることその 他 必 要 な 措 置 をとるよう 勧 告 し,その 旨 を 公 表 する ( 注 1) 主 務 大 臣 は, 特 定 事 業 者 又 は 特 定 供 給 事 業 者 の 事 業 を 所 管 する 大 臣 をいう ( 注 2) 公 正 取 引 委 員 会, 主 務 大 臣 及 び 中 小 企 業 庁 長 官 が 行 う 指 導 内 容 の 例 として, 以 下 のようなものがある 1 転 嫁 を 拒 否 した 消 費 税 額 分 を 支 払 うこと, 2 遡 及 的 に 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 対 価 に 反 映 させること 3 転 嫁 と 引 き 換 えに 購 入 させた 商 品 を 引 き 取 り, 商 品 の 代 金 を 返 還 すること 4 役 務 の 利 用 料 又 は 提 供 を 受 けた 利 益 を 返 還 すること 5 消 費 税 を 含 まない 価 格 で 価 格 交 渉 を 行 うこと 等 ( 注 3) 特 定 事 業 者 が 公 正 取 引 委 員 会 の 勧 告 に 従 ったときは, 独 占 禁 止 法 による 措 置 はとらない ( 注 4) 政 令 により, 国 土 交 通 大 臣 の 権 限 に 属 する 事 務 のうち, 建 設 業 等 を 営 む 者 の 一 部 に 関 しては 都 道 府 県 知 事 が 行 うこととする 7

第 1 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 に 対 する 処 理 スキーム 指 導 により 迅 速 かつ 効 果 的 な 是 正 情 報 共 有 公 正 取 引 委 員 会 中 小 企 業 庁 長 官 主 務 大 臣 情 報 提 供 地 方 公 共 団 体 等 報 告 徴 収 立 入 検 査 ( 書 面 調 査 ヒアリング) 指 導 助 言 報 告 徴 収 立 入 検 査 ( 書 面 調 査 ヒアリング) 特 定 事 業 者 ( 転 嫁 拒 否 等 をする 側 ) 1 大 規 模 小 売 事 業 者 2 特 定 供 給 事 業 者 か ら 継 続 して 商 品 又 は 役 務 の 供 給 を 受 ける 法 人 事 業 者 勧 告 勧 告 と 同 時 に 公 表 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 減 額 買 いたたき 商 品 購 入, 役 務 利 用 又 は 利 益 提 供 の 要 請 本 体 価 格 での 交 渉 の 拒 否 報 復 行 為 の 禁 止 公 正 取 引 委 員 会 措 置 請 求 特 定 供 給 事 業 者 ( 転 嫁 拒 否 等 をされる 側 ) 1 大 規 模 小 売 事 業 者 に 継 続 して 商 品 又 は 役 務 を 供 給 する 事 業 者 2 資 本 金 等 の 額 が3 億 円 以 下 の 事 業 者 3 個 人 事 業 者 等 違 反 行 為 が 1 多 数 に 対 して 行 われている 場 合 2 不 利 益 の 程 度 が 大 きい 場 合 3 繰 り 返 し 行 う 蓋 然 性 が 高 い 場 合 などには 必 ず 措 置 請 求 を 行 うものとする 8

第 2 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 1 1. 制 度 の 趣 旨 あたかも 消 費 者 が 消 費 税 を 負 担 していない 又 はその 負 担 が 軽 減 されているかのような 誤 認 を 消 費 者 に 与 えないようにするとともに, 納 入 業 者 に 対 する 買 いたたきや, 競 合 する 小 売 事 業 者 の 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 することにつながらないようにするため, 事 業 者 が 消 費 税 分 を 値 引 きする 等 の 宣 伝 や 広 告 を 行 うこと を 禁 止 する 2. 事 業 者 の 遵 守 事 項 事 業 者 は, 以 下 に 掲 げる 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 をしてはならない (1) 取 引 の 相 手 方 に 消 費 税 を 転 嫁 していない 旨 の 表 示 (2) 取 引 の 相 手 方 が 負 担 すべき 消 費 税 を 対 価 の 額 から 減 ずる 旨 の 表 示 であって 消 費 税 との 関 連 を 明 示 しているもの (3) 消 費 税 に 関 連 して 取 引 の 相 手 方 に 経 済 上 の 利 益 を 提 供 する 旨 の 表 示 であって(2)に 掲 げる 表 示 に 準 ずるものとして 内 閣 府 令 で 定 めるもの 3. 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 に 対 する 指 導, 勧 告 等 (1) 指 導 助 言 ( 消 費 者 庁 長 官, 公 正 取 引 委 員 会, 主 務 大 臣, 中 小 企 業 庁 長 官 ) 事 業 者 に 対 して, 違 反 行 為 を 防 止 又 は 是 正 するために 必 要 な 指 導 助 言 を 行 う (2) 勧 告 公 表 ( 消 費 者 庁 長 官 ) 違 反 行 為 があると 認 めるときは, 事 業 者 に 対 して, 速 やかにその 行 為 を 取 りやめることその 他 必 要 な 措 置 をとるように 勧 告 し,その 旨 を 公 表 する ( 注 ) 事 業 者 が 消 費 者 庁 長 官 の 勧 告 に 従 ったときは, 景 品 表 示 法 による 措 置 はとらない 9

第 2 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 2 1. 消 費 税 転 嫁 対 策 特 別 措 置 法 第 8 条 ( 本 条 )の 適 用 対 象 となる 者 本 条 の 適 用 対 象 となる 事 業 者 については, 景 品 表 示 法 における 事 業 者 と 同 様 であり, 消 費 税 の 課 税 事 業 者 に 限 られない 2. 本 条 における 表 示 本 条 における 表 示 については, 景 品 表 示 法 における 表 示 と 同 様, 事 業 者 が 商 品 又 は 役 務 の 供 給 の 際 に 顧 客 を 誘 引 するために 利 用 するあらゆる 表 示 が 対 象 となる なお, 本 条 が 予 定 する 典 型 的 な 場 面 は, 小 売 事 業 者 による 消 費 者 向 けの 表 示 であるが, 必 ずしもそ れに 限 られるものではなく, 事 業 者 間 取 引 における 表 示 ( 例 えば, 事 業 者 向 けのカタログやパンフレット の 記 載 等 )であっても, 本 条 の 対 象 となる 3. 禁 止 される 表 示 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 本 条 は, 消 費 税 分 を 値 引 きする 等 の 宣 伝 や 広 告 を 禁 止 するものである なお, 消 費 税 といった 文 言 を 含 まない 表 現 については, 宣 伝 や 広 告 の 表 示 全 体 から 消 費 税 を 意 味 することが 客 観 的 に 明 らかな 場 合 でなければ, 禁 止 される 表 示 には 該 当 しない ( 注 1) 消 費 税 といった 文 言 を 含 む 表 現 であっても, 消 費 税 分 を 値 引 きする 等 の 宣 伝 や 広 告 でなけ れば 禁 止 されることはない ( 注 2) 消 費 税 という 文 言 を 含 まない 表 現 であっても, 増 税 又 は 税 などの 文 言 を 用 いて 実 質 的 に 消 費 税 分 を 値 引 きする 等 の 趣 旨 の 宣 伝 や 広 告 を 行 うことは, 通 常, 禁 止 される 10

第 2 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 3 4. 禁 止 される 表 示 の 具 体 例 (1) 取 引 の 相 手 方 に 消 費 税 を 転 嫁 していない 旨 の 表 示 ア 消 費 税 は 転 嫁 しません イ 消 費 税 は 一 部 の 商 品 にしか 転 嫁 していません ウ 消 費 税 は 転 嫁 していないので, 価 格 が 安 くなっています エ 消 費 税 はいただきません オ 消 費 税 は 当 店 が 負 担 しています カ 消 費 税 はおまけします キ 消 費 税 はサービス ク 消 費 税 還 元, 消 費 税 還 元 セール ケ 当 店 は 消 費 税 増 税 分 を 据 え 置 いています (2) 取 引 の 相 手 方 が 負 担 すべき 消 費 税 を 対 価 の 額 から 減 ずる 旨 の 表 示 であって 消 費 税 との 関 連 を 明 示 している もの ア 消 費 税 率 上 昇 分 値 引 きします イ 消 費 税 8% 分 還 元 セール ウ 増 税 分 は 勉 強 させていただきます エ 消 費 税 率 の 引 上 げ 分 をレジにて 値 引 きします (3) 消 費 税 に 関 連 して 取 引 の 相 手 方 に 経 済 上 の 利 益 を 提 供 する 旨 の 表 示 であって(2)に 掲 げる 表 示 に 準 ずる ものとして 内 閣 府 令 で 定 めるもの ア 消 費 税 相 当 分, 次 回 の 購 入 に 利 用 できるポイントを 付 与 します イ 消 費 税 相 当 分 の 商 品 券 を 提 供 します ウ 消 費 税 相 当 分 のお 好 きな 商 品 1つを 提 供 します エ 消 費 税 増 税 分 を 後 でキャッシュバックします 5. 禁 止 されない 表 示 の 具 体 例 (1) 消 費 税 との 関 連 がはっきりしない 春 の 生 活 応 援 セール 新 生 活 応 援 セール (2)たまたま 消 費 税 率 の 引 上 げ 幅 と 一 致 するだけの 3% 値 下 げ 3% 還 元 3%ポイント 還 元 (3)たまたま 消 費 税 率 と 一 致 するだけの 10% 値 下 げ 8% 還 元 セール 8%ポイント 進 呈 11

第 3 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 1 1. 制 度 の 趣 旨 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 の 確 保 及 び 事 業 者 の 事 務 負 担 への 配 慮 の 観 点 から, 価 格 の 表 示 について, 特 別 措 置 を 講 ずる 2. 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 (1) 事 業 者 は, 消 費 税 率 の 引 上 げに 際 し, 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 のため 必 要 があるときは 現 に 表 示 する 価 格 が 税 込 価 格 であると 誤 認 されないための 措 置 ( 誤 認 防 止 措 置 )を 講 じているとき に 限 り, 税 込 価 格 を 表 示 することを 要 しない( 総 額 表 示 義 務 の 特 例 措 置 ) (2) (1)により 税 込 価 格 を 表 示 しない 事 業 者 は,できるだけ 速 やかに, 税 込 価 格 を 表 示 するよう 努 め なければならない (3) 事 業 者 は, 税 込 価 格 を 表 示 する 場 合 において, 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 のため 必 要 があ るときは, 税 込 価 格 に 併 せて, 税 抜 価 格 又 は 消 費 税 の 額 を 表 示 するものとする (4) (3)の 場 合 において, 税 込 価 格 が 明 瞭 に 表 示 されているときは, 税 抜 価 格 の 表 示 については, 景 品 表 示 法 第 4 条 第 1 項 ( 不 当 表 示 )の 規 定 は, 適 用 しない( 総 額 表 示 義 務 の 特 例 に 係 る 景 品 表 示 法 の 適 用 除 外 ) 12

第 3 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 2 総 額 表 示 義 務 の 特 例 措 置 3. 誤 認 防 止 措 置 についての 基 本 的 な 考 え 方 総 額 表 示 義 務 の 特 例 の 適 用 を 受 けるために 必 要 となる 誤 認 防 止 措 置 としての 表 示 は, 消 費 者 が 商 品 等 を 選 択 す る 際 に, 明 瞭 に 認 識 できる 方 法 で 行 う 必 要 がある 値 札 の 貼 り 替 え 等 を 行 う 移 行 期 間 等 において, 店 内 等 の 一 部 の 商 品 等 について 税 抜 価 格 のみの 表 示 や 旧 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 等 の 表 示 を 行 わざるを 得 ない 場 合 には, 店 内 等 のどの 商 品 等 の 価 格 が 税 抜 価 格 のみの 表 示 や 旧 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 等 の 表 示 になっているのかを 明 らかにする 必 要 がある 4. 誤 認 防 止 措 置 に 該 当 する 表 示 の 具 体 例 (1) 税 抜 価 格 のみを 表 示 する 場 合 1 個 々の 値 札,チラシ, 看 板,ポスター, 商 品 カタログ,インターネットのウェブページ 等 において 税 抜 価 格 であることを 明 示 する 例 円 ( 税 抜 価 格 ) 円 ( 税 別 ) 円 ( 本 体 価 格 ) 円 + 税 円 + 消 費 税 2 店 内 における 掲 示,チラシ 等 における 表 示 により 一 括 して 税 抜 価 格 であることを 明 示 する 例 個 々の 値 札 等 又 は 個 別 の 商 品 価 格 の 部 分 には, 円 と 税 抜 価 格 のみを 表 示 し, 別 途, 消 費 者 が 商 品 等 を 選 択 す る 際 に 目 につきやすい 場 所 に, 明 瞭 に 以 下 のような 表 示 を 行 うことが 考 えられる 当 店 ( 本 チラシ)の 価 格 は 全 て 税 抜 表 示 となっています (2) 旧 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 等 で 価 格 表 示 されている 場 合 1 新 税 率 の 適 用 後 においても 一 時 的 に 旧 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 の 表 示 が 残 る 場 合 の 表 示 例 個 々の 値 札 等 においては, 円 と 旧 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 を 表 示 し, 別 途, 消 費 者 が 商 品 等 を 選 択 する 際 に 目 につきやす い 場 所 に, 明 瞭 に 以 下 のような 表 示 を 行 うことが 考 えられる なお,どの 商 品 等 の 価 格 が 旧 税 率 の 表 示 となっているかを 明 らかにす る 必 要 がある 旧 税 率 (5%)に 基 づく 税 込 価 格 を 表 示 している 商 品 については,レジにてあらためて 新 税 率 (8%)に 基 づき 精 算 させていただきます 2 新 税 率 の 適 用 前 から 新 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 の 表 示 を 行 う 場 合 の 表 示 例 個 々の 値 札 等 においては, 円 と 新 税 率 に 基 づく 税 込 価 格 を 表 示 し, 別 途, 消 費 者 が 商 品 等 を 選 択 する 際 に 目 につきやす い 場 所 に, 明 瞭 に 以 下 のような 表 示 を 行 うことが 考 えられる なお,どの 商 品 等 の 価 格 が 新 税 率 の 表 示 となっているかを 明 らかに する 必 要 がある 既 に 新 税 率 (8%)に 基 づく 税 込 価 格 を 表 示 している 商 品 については,3 月 31 日 まではレジにて5%の 税 率 により 精 算 させていただきます 13

14 第 3 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 3 総 額 表 示 義 務 の 特 例 に 係 る 景 品 表 示 法 の 適 用 除 外 5. 税 込 価 格 が 明 瞭 に 表 示 されているか 否 かの 考 え 方 税 込 価 格 と 税 抜 価 格 を 併 記 する 場 合 において, 景 品 表 示 法 で 禁 止 される 表 示 に 該 当 するのは, 表 示 されている 税 抜 価 格 を 税 込 価 格 であると 一 般 消 費 者 が 誤 認 する 場 合 である したがって, 表 示 媒 体 における 表 示 全 体 からみて, 税 込 価 格 が 一 般 消 費 者 にとって 見 やすく, かつ, 税 抜 価 格 が 税 込 価 格 であると 一 般 消 費 者 に 誤 認 されることがないよう 表 示 されていれば, 税 込 価 格 が 明 瞭 に 表 示 されているといえる この 判 断 に 当 たっては, 基 本 的 に,1 税 込 価 格 表 示 の 文 字 の 大 きさ,2 文 字 間 余 白, 行 間 余 白, 3 背 景 の 色 との 対 照 性 の 各 要 素 が 総 合 的 に 勘 案 される 6. 税 込 価 格 と 税 抜 価 格 を 併 記 する 場 合 の 具 体 例 < 明 瞭 に 表 示 されているといえる 例 > 9,800 円 ( 税 込 10,584 円 ) 9,800 円 ( 税 込 10,584 円 ) < 明 瞭 に 表 示 されているとはいえない 例 > (1) 税 込 価 格 表 示 の 文 字 の 大 きさに 問 題 がある 例 9,800 円 ( 税 込 10,584 円 ) (2) 文 字 間 余 白, 行 間 余 白 に 問 題 がある 例 9,800 円 ( 税 込 10,584 円 ) 9,800 円 ( 税 込 10,584 円 ) 9,800 円 ( ) (3) 背 景 の 色 との 対 照 性 に 問 題 がある 例 9,800 円 ( 税 込 10,584 円 )

第 4 1. 制 度 の 趣 旨 消 費 税 の 転 嫁 及 び 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 に 関 する 特 別 措 置 1 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 の 確 保 のため, 事 業 者 等 が 行 う 転 嫁 カルテル 及 び 表 示 カルテルについて, 消 費 税 導 入 時 と 同 様 の 独 占 禁 止 法 の 適 用 除 外 制 度 を 設 ける( 公 正 取 引 委 員 会 への 事 前 の 届 出 が 必 要 ) 2. 独 占 禁 止 法 の 適 用 除 外 とする 共 同 行 為 (1) 転 嫁 カルテル 消 費 税 の 転 嫁 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 ( 例 )1 各 事 業 者 がそれぞれ 自 主 的 に 定 めている 本 体 価 格 に 消 費 税 額 分 を 上 乗 せする 旨 の 決 定 2 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 結 果, 計 算 上 生 じる 端 数 について, 対 象 となる 商 品 の 値 付 け 単 位, 取 引 慣 行, 上 乗 せ 前 の 価 格 からの 上 昇 の 度 合 等 を 考 慮 して, 切 上 げ, 切 捨 て, 四 捨 五 入 等 により 合 理 的 な 範 囲 で 処 理 する 旨 の 決 定 ( 注 ) 本 体 価 格 を 統 一 することの 決 定 は, 適 用 除 外 の 対 象 にはならない 転 嫁 カルテルは, 参 加 事 業 者 の3 分 の2 以 上 が 中 小 事 業 者 であることが 必 要 < 中 小 事 業 者 の 定 義 > 業 種 資 本 金 規 模 従 業 員 規 模 業 種 資 本 金 規 模 従 業 員 規 模 製 造 業, 建 設 業, 運 輸 業 等 3 億 円 以 下 又 は300 人 以 下 ゴム 製 品 製 造 業 ( 政 令 による 特 例 ) 3 億 円 以 下 又 は900 人 以 下 卸 売 業 サービス 業 小 売 業 1 億 円 以 下 又 は100 人 以 下 5000 万 円 以 下 又 は100 人 以 下 5000 万 円 以 下 又 は50 人 以 下 ソフトウェア 業 又 は 情 報 処 理 サービス 業 ( 政 令 による 特 例 ) 旅 館 業 ( 政 令 による 特 例 ) 3 億 円 以 下 又 は300 人 以 下 5000 万 円 以 下 又 は200 人 以 下 (2) 表 示 カルテル 消 費 税 についての 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 ( 例 ) 消 費 税 込 価 格 と 消 費 税 額 とを 並 べて 表 示 する 旨 の 決 定 表 示 カルテルは, 全 ての 事 業 者 や 事 業 者 団 体 に 認 められる 15

第 4 消 費 税 の 転 嫁 及 び 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 に 関 する 特 別 措 置 2 1. 届 出 などについて 共 同 行 為 を 行 うに 当 たっては, 公 正 取 引 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより( 届 出 の 様 式 等 を 規 定 ), 事 前 に 公 正 取 引 委 員 会 に 共 同 行 為 の 内 容 等 を 届 け 出 る 必 要 がある 共 同 行 為 に 参 加 するかどうかは, 個 別 の 事 業 者 及 び 事 業 者 団 体 の 自 主 的 判 断 に 委 ねられており, 消 費 税 転 嫁 対 策 特 別 措 置 法 により 共 同 行 為 の 実 施 や 参 加 を 義 務 付 けるものではない 共 同 行 為 に 参 加 した 事 業 者 間 で, 共 同 行 為 の 実 効 を 担 保 するために 必 要 な 合 理 的 な 範 囲 内 の 制 裁 を 課 すこ とを 併 せて 決 定 することが 可 能 その 場 合 には, 共 同 行 為 に 付 随 する 内 容 として 届 け 出 る 必 要 がある 2. 消 費 税 の 転 嫁 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 ( 転 嫁 カルテル)の 具 体 例 (1) 転 嫁 カルテルとして 行 うことができる 行 為 の 具 体 例 各 事 業 者 がそれぞれ 自 主 的 に 定 めている 本 体 価 格 に 消 費 税 額 分 を 上 乗 せする 旨 の 決 定 消 費 税 率 引 上 げ 後 に 発 売 する 新 製 品 について, 各 事 業 者 がそれぞれ 自 主 的 に 定 める 本 体 価 格 に 消 費 税 額 分 を 上 乗 せする 旨 の 決 定 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 上 乗 せした 結 果, 計 算 上 生 じる 端 数 について, 対 象 となる 商 品 の 値 付 け 単 位, 取 引 慣 行, 上 乗 せ 前 の 価 格 からの 上 昇 の 度 合 等 を 考 慮 して, 切 上 げ, 切 捨 て, 四 捨 五 入 等 により 合 理 的 な 範 囲 で 処 理 する 旨 の 決 定 ( 例 1) 本 体 価 格 98 円 8%= 消 費 税 額 7.84 円 8 円 ( 例 2) 本 体 価 格 93 円 8%= 消 費 税 額 7.44 円 7 円 (2) 転 嫁 カルテルとして 認 められない 行 為 の 具 体 例 消 費 税 率 引 上 げ 後 の 税 抜 価 格 又 は 税 込 価 格 を 統 一 する 旨 の 決 定 消 費 税 率 引 上 げ 分 と 異 なる 額 ( 率 )を 転 嫁 する 旨 の 決 定 ( 例 1) 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 税 込 価 格 から,A 商 品 は7%,B 商 品 は5%を 上 乗 せし,C 商 品 は 据 え 置 く 旨 の 決 定 ( 例 2) 個 別 商 品 ごとの 消 費 税 額 に 関 係 なく, 全 商 品 を 一 律 円 引 き 上 げる 旨 の 決 定 合 理 的 な 範 囲 を 超 える 不 当 な 端 数 処 理 を 行 う 旨 の 決 定 購 入 についての 共 同 行 為 は, 適 用 除 外 の 対 象 にはならない 16

第 4 消 費 税 の 転 嫁 及 び 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 に 関 する 特 別 措 置 3 3. 消 費 税 についての 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 ( 表 示 カルテル)の 具 体 例 (1) 表 示 カルテルとして 行 うことができる 行 為 の 具 体 例 消 費 税 率 引 上 げ 後 の 価 格 について 統 一 的 な 表 示 方 法 を 用 いる 旨 の 決 定 ア 税 込 価 格 を 表 示 する 場 合 ( 例 1) 税 込 価 格 と 消 費 税 額 とを 並 べて 表 示 ( 例 2) 税 込 価 格 と 税 抜 価 格 とを 並 べて 表 示 イ 税 込 価 格 を 表 示 しない 場 合 ( 第 3の 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 における 誤 認 防 止 措 置 を 講 じている 場 合 に 限 る ) ( 例 ) 個 々の 値 札 に, 税 抜 価 格 を 表 示 した 上, + 税 と 表 示 する 旨 の 決 定 4. 転 嫁 の 方 法 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 として 認 められない 行 為 について 見 積 書 等 について, 消 費 税 額 を 別 枠 表 示 するなど 消 費 税 についての 表 示 方 法 に 関 する 様 式 を 作 成 し, 統 一 的 に 使 用 する 旨 の 決 定 価 格 交 渉 を 行 う 際 に 税 抜 価 格 を 提 示 する 旨 の 決 定 (2) 形 式 上, 表 示 の 方 法 を 決 定 するものであっても, 共 同 行 為 の 内 容 に 転 嫁 の 方 法 の 取 決 めが 含 まれている 場 合 には, 消 費 税 の 転 嫁 の 方 法 の 決 定 についての 届 出 が 必 要 ( 例 ) 消 費 税 率 引 上 げ 分 を 消 費 税 率 引 上 げ 前 の 対 価 に 上 乗 せした 結 果, 計 算 上 生 じる 端 数 を 切 り 上 げにより 処 理 して 税 込 価 格 を 表 示 する 旨 の 決 定 以 下 に 掲 げる 行 為 は, 上 記 の 届 出 をした 場 合 であっても 認 められない 一 定 の 取 引 分 野 における 競 争 を 実 質 的 に 制 限 することにより 不 当 に 対 価 を 維 持 し 又 は 引 き 上 げることとなるとき 事 業 者 が 不 公 正 な 取 引 方 法 を 用 いるとき 又 は 事 業 者 団 体 が 事 業 者 に 不 公 正 な 取 引 方 法 に 該 当 する 行 為 をさ せるようにするとき ( 例 1) 事 業 者 団 体 が, 共 同 行 為 に 参 加 しない 構 成 事 業 者 に 対 して,それを 理 由 に 制 裁 を 課 すことにより 当 該 構 成 事 業 者 の 事 業 活 動 を 困 難 にさせること ( 例 2) 共 同 行 為 に 参 加 した 事 業 者 間 で, 当 該 共 同 行 為 に 違 反 した 事 業 者 に 対 して, 必 要 な 合 理 的 範 囲 を 超 えた 制 裁 ( 事 業 者 団 体 か らの 除 名, 除 名 と 同 様 の 効 果 を 有 する 高 額 な 過 怠 金 等 )を 課 すことにより, 当 該 事 業 者 の 事 業 活 動 を 困 難 にさせること ( 例 3) 共 同 行 為 の 参 加 事 業 者 が, 共 同 して, 取 引 先 に 対 して 共 同 行 為 に 参 加 していない 事 業 者 との 取 引 を 拒 絶 するように 仕 向 ける こと 17

国 等 の 責 務 第 1 国 民 に 対 する 広 報 の 徹 底 国 は, 今 次 の 消 費 税 率 引 上 げに 際 し, 事 業 者 が 行 う 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 に 資 するよう, 国 民 に 対 し, 今 次 の 消 費 税 率 引 上 げの 趣 旨, 転 嫁 を 通 じて 消 費 者 に 負 担 を 求 めるという 消 費 税 の 性 格 及 び 政 府 の 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 に 関 する 取 組 について, 徹 底 した 広 報 を 行 うものとする 第 2 通 報 した 者 の 保 護 等 に 関 する 万 全 の 措 置 国 は, 今 次 の 消 費 税 率 引 上 げに 際 し,この 法 律 に 違 反 する 行 為 の 防 止 及 び 是 正 を 徹 底 するため,この 法 律 に 違 反 する 行 為 に 関 する 情 報 の 収 集, 当 該 情 報 を 国 等 に 通 報 した 者 の 保 護 等 に 関 し 万 全 の 措 置 を 講 ずるものとする 第 3 調 査, 監 視 を 行 うための 万 全 な 態 勢 の 整 備 国 及 び 都 道 府 県 は, 今 次 の 消 費 税 率 引 上 げに 際 し,この 法 律 に 違 反 する 行 為 の 防 止 及 び 是 正 を 徹 底 するため, 国 民 に 対 する 広 報,この 法 律 に 違 反 する 行 為 に 関 する 情 報 の 収 集, 事 業 者 に 対 する 指 導 又 は 助 言 等 を 行 うための 万 全 の 態 勢 を 整 備 するも のとする 18

法 律 の 施 行 19 1. 法 律 の 公 布 と 施 行 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 の 確 保 のための 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 行 為 の 是 正 等 に 関 する 特 別 措 置 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 41 号 )は, 平 成 25 年 6 月 5 日 に 成 立 し, 同 月 12 日 に 公 布 された 同 法 は 消 費 税 転 嫁 対 策 特 別 措 置 法 の 施 行 日 を 定 める 政 令 により 平 成 25 年 10 月 1 日 から 施 行 された( 内 閣 府 設 置 法 の 改 正 に 関 する 部 分 は, 平 成 25 年 6 月 15 日 施 行 ) 法 律 改 正 により, 同 法 の 期 限 については, 平 成 29 年 3 月 31 日 から 平 成 30 年 9 月 30 日 に 延 長 された 2. 法 律 の 適 用 関 係 (1) 消 費 税 の 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 に 供 給 する 商 品 又 は 役 務 について, 平 成 25 年 10 月 1 日 以 降 に 行 われる 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 が 規 制 の 対 象 となる (2) 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 の 是 正 に 関 する 特 別 措 置 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 に 供 給 する 商 品 又 は 役 務 について, 平 成 25 年 10 月 1 日 以 降 に 行 われる 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 が 規 制 の 対 象 となる (3) 価 格 の 表 示 に 関 する 特 別 措 置 平 成 25 年 10 月 1 日 以 降, 表 示 価 格 が 税 込 価 格 であると 誤 認 されないための 措 置 を 講 じ た 場 合 に 限 り, 税 込 価 格 を 表 示 しないことが 可 能 となっている (4) 消 費 税 の 転 嫁 及 び 表 示 の 方 法 の 決 定 に 係 る 共 同 行 為 に 関 する 特 別 措 置 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 に 供 給 する 商 品 又 は 役 務 を 対 象 にした 転 嫁 カルテル 表 示 カルテ ルが 独 占 禁 止 法 の 適 用 除 外 となる 公 正 取 引 委 員 会 への 届 出 は, 平 成 25 年 10 月 1 日 以 降 に 可 能 となっている

消 費 税 価 格 転 嫁 等 総 合 相 談 センター 消 費 税 価 格 転 嫁 等 総 合 相 談 センターは 内 閣 府 が 設 置 している 政 府 共 通 の 相 談 窓 口 です センターでは 次 のような 相 談 を 受 け 付 けます 転 嫁 に 関 する 問 い 合 わせ 広 告 宣 伝 に 関 する 問 い 合 わせ 消 費 税 の 総 額 表 示 に 関 する 問 い 合 わせ 便 乗 値 上 げに 関 する 問 い 合 わせ センターでは,このような 相 談 に 関 して, 法 令 等 の 考 え 方 を 回 答 するほか 転 嫁 拒 否 など 消 費 税 転 嫁 対 策 特 別 措 置 法 に 違 反 する 疑 いのある 行 為 については, 相 談 者 の 御 意 向 により,センターから 担 当 省 庁 へ 通 知 します 消 費 税 法 改 正 の 内 容 ( 適 用 される 税 率 等 )に 関 して,お 分 かりにならない 点 がありましたら, 最 寄 の 税 務 署 にお 問 い 合 わせください 御 相 談 は 専 用 ダイヤル 又 はメール(HP 上 の 専 用 フォーム)を 御 利 用 ください 専 用 ダイヤル:0570-200-123 受 付 時 間 9:00~17:00( 土 日 祝 日 年 末 年 始 を 除 く) お 住 まいの 地 域 に 応 じた 通 話 料 金 がかかります 実 際 にかかる 金 額 は 音 声 ガイダンスで 御 案 内 しております メール(HP 上 の 専 用 フォーム) URL:http://www.tenkasoudan.go.jp (24 時 間 受 付 ) 20

お 問 い 合 わせ 先 一 覧 関 係 省 庁 HP 21 関 係 省 庁 でも 相 談 を 受 け 付 けています 転 嫁 拒 否 等 の 行 為 の 是 正, 転 嫁 カルテル 表 示 カルテルに 関 する 問 い 合 わせ 先 公 正 取 引 委 員 会 取 引 企 画 課 03-3581-5471( 代 表 ) 転 嫁 を 阻 害 する 表 示 の 是 正 に 関 する 問 い 合 わせ 先 消 費 者 庁 表 示 対 策 課 03-3507-8800( 代 表 ) 消 費 税 の 総 額 表 示 義 務 の 特 例 に 関 する 問 い 合 わせ 先 財 務 省 主 税 局 税 制 第 二 課 03-3581-4111( 代 表 ) 便 乗 値 上 げに 関 する 問 い 合 わせ 先 消 費 者 庁 消 費 者 調 査 課 03-3507-9196( 便 乗 値 上 げ 情 報 相 談 窓 口 ) 消 費 税 の 転 嫁 対 策 等 の 関 係 資 料 については 以 下 のHPをご 覧 ください 内 閣 府 ( 消 費 税 価 格 転 嫁 等 対 策 )http://www.cao.go.jp/tenkataisaku 公 正 取 引 委 員 会 ( 消 費 税 転 嫁 対 策 コーナー)http://www.jftc.go.jp/tenkataisaku 消 費 者 庁 ( 消 費 税 転 嫁 対 策 特 別 措 置 法 )http://www.caa.go.jp/representation/index.html#m05 財 務 省 ( 消 費 税 の 価 格 転 嫁 対 策 について)http://www.mof.go.jp/comprehensive_reform/#03 経 済 産 業 省 中 小 企 業 庁 ( 中 小 企 業 小 規 模 事 業 者 のための 消 費 税 の 手 引 き) http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/pamflet/2013/131008syouhizei.htm