ニュースレター 2015 年 9 月 号 Sep. 2015 9 YOSHIKAWA TAX JOURNAL 社 会 保 険 料 の 変 更 に 伴 う 源 泉 税 の 処 理 に 注 意 注 目 トピックス 01 社 会 保 険 料 の 変 更 に 伴 う 源 泉 税 の 処 理 に 注 意 毎 年 行 われる 標 準 報 酬 月 額 の 見 直 しにより 9 月 から 従 業 員 の 社 会 保 険 料 が 変 更 となる 場 合 があり 社 会 保 険 料 が 変 更 されると 源 泉 徴 収 すべき 所 得 税 も 変 更 しなければ ならないため 注 意 が 必 要 です 特 集 02 ゆう 活 導 入 時 の 注 意 点 7 月 1 日 から 国 家 公 務 員 を 対 象 とした ゆう 活 がスター トしてい 民 間 企 業 での 朝 型 勤 務 実 施 の 広 まりと 共 に 食 事 支 給 を 行 う 会 社 も 増 えてい 会 社 が 従 業 員 に 対 して 食 事 支 給 を 行 う 際 に 注 意 すべき 税 務 上 のポイン トについて 解 説 し 話 題 のビジネス 書 をナナメ 読 み 04 二 宮 尊 徳 と 創 造 経 営 (カナリアコミュニケーションズ) 江 戸 時 代 後 期 に 全 国 各 地 の 村 を 復 興 させた 二 宮 尊 徳 二 宮 金 次 郞 像 で 有 名 な 彼 が 説 いた 考 え 方 は 現 代 の 会 社 経 営 に 通 じる 原 理 原 則 です 本 書 では 50 の 教 えを 現 代 経 営 との 対 比 や 著 者 の 経 験 などを 基 に 解 説 してい 03 医 療 費 の 関 連 費 用 の 取 扱 い 医 師 や 歯 科 医 師 に 対 して 直 接 支 払 った 治 療 費 以 外 にも 医 療 費 控 除 の 対 象 となるものがありここでは 医 療 費 に 関 連 する 費 用 のうち 医 療 費 控 除 の 対 象 となるものと 対 象 のならないものについて 具 体 例 を 挙 げて 解 説 し
社 会 保 険 料 の 変 更 に 伴 う 源 泉 税 の 処 理 に 注 意 毎 年 行 われる 標 準 報 酬 月 額 の 見 直 しにより 9 月 から 従 業 員 の 社 会 保 険 料 が 変 更 となる 場 合 があり 社 会 保 険 料 が 変 更 されると 源 泉 徴 収 すべき 所 得 税 も 変 更 し なければならないため 注 意 が 必 要 です 毎 年 行 われる 標 準 報 酬 月 額 の 見 直 しにより 9 月 から 従 業 員 の 社 会 保 険 料 が 変 更 となる 場 合 があり 社 会 保 険 料 が 変 更 されると 源 泉 徴 収 すべき 所 得 税 も 変 更 しなければならないため 注 意 が 必 要 です 社 会 保 険 料 の 変 更 社 会 保 険 料 は 従 業 員 に 対 して 支 払 う 基 本 給 残 業 代 や 定 期 代 の 金 額 に 応 じて 算 定 される 標 準 報 酬 月 額 によって 決 定 され この 標 準 報 酬 月 額 は 1 年 に 1 回 見 直 されることになって おり 4 月 5 月 6 月 分 に 支 給 された 給 与 等 の 平 均 をと り 9 月 分 以 降 の 保 険 料 を 決 定 し 初 任 給 が 同 じ 同 期 入 社 の 新 入 社 員 であっても 社 会 保 険 料 の 金 額 が 異 なるということはよくありますが これは 定 期 代 や 残 業 代 の 違 いによって 生 じるものです 定 期 代 は 所 得 税 や 住 民 税 の 課 税 対 象 にはなりませんが 標 準 報 酬 月 額 の 算 定 基 礎 には 含 まれることとなり 4 月 5 月 6 月 の 給 与 等 を 基 に 計 算 された 標 準 報 酬 月 額 は 基 本 的 に 1 年 間 変 わることがありません 担 ( 労 使 折 半 )することとなっているため 従 業 員 の 実 際 の 負 担 料 率 は 健 康 保 険 料 が 4.985% 介 護 保 険 料 が 0.79% 厚 生 年 金 保 険 料 が 8.737%となり これらの 合 計 は 約 15%となり 住 民 税 率 (10%)より 高 い 料 率 となってい 厚 生 年 金 保 険 料 率 の 変 更 また 毎 年 9 月 は 厚 生 年 金 保 険 料 の 改 定 時 期 でもあり 9 月 からは 厚 生 年 金 保 険 料 が 17.474%から 17.828%に 改 定 されこの 度 の 算 定 基 礎 届 によって 標 準 報 酬 が 変 わらない 場 合 でも 厚 生 年 金 保 険 料 は 増 額 されることに 注 意 が 必 要 です 9 月 分 から 変 更 を 反 映 社 会 保 険 料 は 毎 年 4 月 5 月 6 月 の 給 与 等 を 基 に 変 更 さ れますが 新 たな 社 会 保 険 料 が 4 月 分 に 遡 って 徴 収 される わけではありません 4 月 5 月 6 月 の 給 与 等 に 基 づいて 計 算 された 社 会 保 険 料 は9 月 分 の 社 会 保 険 料 として10 月 分 のお 給 料 から 天 引 きされるのが 一 般 的 です 社 会 保 険 料 が 変 更 されると 社 会 保 険 料 控 除 後 の 給 与 も 変 更 となるため 毎 月 の 源 泉 徴 収 税 額 も 必 然 的 に 変 更 される こととなり したがって 毎 月 徴 収 する 社 会 保 険 料 も 1 年 間 同 じままと いうケースがほとんどです 現 在 社 会 保 険 料 の 料 率 は 政 府 管 掌 健 康 保 険 料 が 9.97% 介 護 保 険 料 が 1.58% 厚 生 年 金 保 険 料 が 17.474%とな っています( 東 京 都 の 場 合 ) 社 会 保 険 料 の 変 更 を 考 慮 せずに 変 更 前 と 同 じ 金 額 の 源 泉 徴 収 をしないよう 注 意 が 必 要 です また 住 民 税 について は 毎 月 の 所 得 と 連 動 しないため 変 更 の 必 要 がありません 社 会 保 険 料 の 変 更 についてのご 相 談 は 当 事 務 所 までお 問 い 合 わせください これらの 社 会 保 険 料 はすべて 従 業 員 と 会 社 が 半 分 ずつ 負
ゆう 活 導 入 時 の 注 意 点 7 月 1 日 から ゆう 活 がスタートしてい 民 間 企 業 での 朝 型 勤 務 実 施 の 広 まりと 共 に 食 事 支 給 を 行 う 会 社 も 増 えてい 食 事 支 給 を 行 う 際 に 注 意 すべき 税 務 上 のポイントについて 解 説 し 7 月 1 日 から 国 家 公 務 員 を 対 象 とした ゆう 活 がスター トしてい 民 間 企 業 での 朝 型 勤 務 実 施 の 広 まりと 共 に 食 事 支 給 を 行 う 会 社 も 増 えてい 会 社 が 従 業 員 に 対 して 食 事 支 給 を 行 う 際 に 注 意 すべき 税 務 上 のポイン トについて 解 説 し ゆう 活 とは 7 月 1 日 から 国 家 公 務 員 を 対 象 とした 夏 の 生 活 スタイル 変 革 ゆう 活 がスタートしました 勤 務 時 間 の 前 倒 しに より 長 時 間 労 働 を 解 消 し 夕 方 の 有 効 活 用 を 促 すもので 今 回 が 初 の 試 みです 1 社 員 らが 食 事 の 金 額 の 50% 以 上 を 負 担 していること 2 企 業 が 負 担 した 食 事 の 金 額 が 月 額 3,500 円 以 下 であ ること この 取 扱 いは 企 業 の 社 員 食 堂 で 支 給 するランチを 対 象 と するケースが 多 かったのですが 食 事 を 対 象 としたも のであるため 特 にランチに 限 ったものではありません そのため 朝 食 であっても 同 様 となりますが 例 えば 社 員 食 堂 で 朝 食 と 昼 食 の 両 方 を 支 給 している 場 合 には 朝 食 と 昼 食 の 合 計 額 で この 取 扱 いの 要 件 を 満 たしているか 否 かを 判 定 することとなり 一 般 企 業 でも 朝 型 勤 務 を 実 施 しているところが 増 えて きており 早 朝 出 勤 した 社 員 に 対 して 朝 食 を 支 給 する 企 業 も 少 なくありません 税 務 上 企 業 が 支 給 する 食 事 は 一 定 の 要 件 を 満 たすこと で 所 得 税 が 非 課 税 となり 朝 型 勤 務 の 実 施 で 支 給 する 朝 食 も 同 様 の 取 扱 いとなり 企 業 が 支 給 する 食 事 の 取 扱 い 企 業 が 役 員 や 社 員 に 支 給 する 食 事 は 経 済 的 利 益 の 供 与 で あるため 原 則 給 与 所 得 として 課 税 され 源 泉 徴 収 の 対 象 になりただし 食 事 の 支 給 は 福 利 厚 生 の 一 環 とい う 面 があることも 考 慮 し 次 の 2 つの 要 件 を 満 たせば 経 済 的 利 益 はないものとして 課 税 されないことになってい 要 件 を 満 たしていない 場 合 には 課 税 朝 型 勤 務 では 企 業 が 購 入 したおにぎりやサンドイッ チなどの 軽 食 を 社 員 に 無 料 で 支 給 することも 多 いですが この 場 合 は 上 記 の 要 件 を 満 たしていないため その 軽 食 の 購 入 金 額 を 経 済 的 利 益 の 額 として 評 価 し 源 泉 徴 収 するこ とになり なお 企 業 の 負 担 額 が 月 3,500 円 を 超 えた 場 合 その 超 えた 部 分 の 金 額 のみが 課 税 対 象 となるわけではなく 負 担 額 の 全 額 が 経 済 的 利 益 として 課 税 対 象 となる 点 には 注 意 が 必 要 です 実 務 上 従 業 員 に 支 給 する 食 事 が 上 記 の 要 件 を 満 たしてい ない 場 合 であっても 給 与 として 課 税 し 源 泉 徴 収 を 行 って いるケースはほとんど 見 られませんが 税 務 調 査 で 指 摘 さ れる 可 能 性 はあるので 注 意 が 必 要 です 従 業 員 に 支 給 する 食 事 に 関 する 税 務 上 の 処 理 についての ご 相 談 は 当 事 務 所 までお 気 軽 にお 問 合 せください
医 療 費 の 関 連 費 用 の 取 扱 い かかった 医 療 費 の 一 部 を 所 得 税 から 控 除 するこ とが 出 来 る 医 療 費 控 除 の 制 度 について 医 師 や 歯 科 医 師 に 対 して 直 接 支 払 った 治 療 費 以 外 にも 医 療 費 控 除 の 対 象 となるものがあり かかった 医 療 費 の 一 部 を 所 得 税 から 控 除 することが 出 来 る 医 療 費 控 除 の 制 度 について 医 師 や 歯 科 医 師 に 対 して 直 接 支 払 った 治 療 費 以 外 にも 医 療 費 控 除 の 対 象 となるもの があり 医 薬 品 やサプリメントの 取 扱 い 医 療 費 控 除 には 医 師 による 治 療 費 だけでなく 治 療 や 療 養 に 必 要 な 医 薬 品 の 購 入 費 用 も 含 まれ 医 師 の 処 方 箋 に より 購 入 した 医 薬 品 は 基 本 的 にすべて 医 療 費 控 除 の 対 象 となり 医 療 費 に 関 連 する 費 用 のうち 医 療 費 控 除 の 対 象 となるも のと 対 象 のならないものについて 具 体 例 を 挙 げて 解 説 し 交 通 費 の 取 扱 い 医 師 の 治 療 を 受 けるためには 通 院 しなければなりません そして 通 院 のためには 交 通 費 がかかることもありますが 原 則 的 に 通 院 のための 費 用 は 医 療 費 控 除 の 対 象 となりま す 具 体 的 には 電 車 やバスなど 公 共 交 通 機 関 の 運 賃 です これ らの 費 用 は 医 療 費 控 除 の 対 象 に 含 まれ 処 方 箋 に 基 づかない 医 薬 品 であっても 治 療 や 療 養 を 目 的 としたものであればドラッグストアやコンビニで 購 入 し たものであっても 医 療 費 控 除 の 対 象 となるものと 考 えら れ 一 方 薬 事 法 に 規 定 する 医 薬 品 に 該 当 しないサプリメント などは 例 え 治 療 や 療 養 のためであっても 医 療 費 控 除 の 対 象 には 含 まれないケースが 多 いと 考 えられ 先 日 も 不 妊 治 療 のために 医 師 の 指 導 に 基 づいて 購 入 した サプリメントの 購 入 費 用 が 医 療 費 控 除 の 対 象 とならない という 判 断 が 東 京 地 裁 でなされました タクシーの 運 賃 についても 深 夜 に 病 院 に 行 く 必 要 が 生 じ た 場 合 や 高 熱 で 公 共 交 通 機 関 に 乗 ることができない 場 合 等 であれば 認 められ 治 療 の 一 環 としてサプリメントを 服 用 することもあると 思 いますが 本 件 と 同 様 に 医 療 費 控 除 の 対 象 とはならない と 考 えられ また 通 常 は 治 療 を 受 ける 本 人 の 交 通 費 のみが 認 められま すが 小 さい 子 どもや 高 齢 者 など 一 人 で 通 院 できない 場 合 には 付 添 人 の 交 通 費 も 医 療 費 控 除 の 対 象 となり しかし 交 通 費 であっても 医 療 費 控 除 の 対 象 に 含 まれない ものもあり 具 体 的 には 自 家 用 車 で 通 院 した 場 合 のガ ソリン 代 や 駐 車 料 金 が 挙 げられ また ビタミン 剤 や 栄 養 剤 の 中 には 医 薬 品 に 該 当 するもの もありますが 基 本 的 には 医 療 費 控 除 の 対 象 とはなりませ ん なお 医 療 費 控 除 の 適 用 を 受 けるためには 確 定 申 告 を する 必 要 があり 医 療 費 控 除 の 対 象 となる 費 用 かどうかの 判 断 については 当 事 務 所 までお 問 い 合 わせください 電 車 やバス タクシーなどの 費 用 は 医 療 費 控 除 の 対 象 とな る 一 方 で 自 家 用 車 で 通 院 する 際 に 生 じる 費 用 は 医 療 費 控 除 の 対 象 とならない 点 に 注 意 が 必 要 です
二 宮 尊 徳 と 創 造 経 営 田 村 新 吾 著 単 行 本 :181 ページ 出 版 :カナリアコミュニケーションズ 価 格 :1,300 円 ( 税 抜 ) 江 戸 時 代 後 期 に 全 国 各 地 の 村 を 復 興 させた 二 宮 尊 徳 二 宮 金 次 郞 像 で 有 名 な 彼 が 説 いた 考 え 方 は 現 代 の 会 社 経 営 に 通 じる 原 理 原 則 です 本 書 では 50 の 教 えを 現 代 経 営 との 対 比 や 著 者 の 経 験 などを 基 に 解 説 してい 衰 退 の 反 対 は 創 造 著 者 はソニーにて 長 年 商 品 開 発 やマーケティングを 担 当 し ていました 本 来 衰 退 の 対 義 語 は 発 展 ですが 世 界 初 を 常 とする 当 時 のソニーイズムと 二 宮 尊 徳 の 教 えを 融 合 させた 解 釈 は 現 在 の 企 業 経 営 においてのヒントになるとい えるでしょう 無 学 の 者 でも 腑 に 落 ちる 教 え 村 の 復 興 のためには 村 人 の 理 解 が 必 要 です 二 宮 尊 徳 の 教 えが 評 価 される 理 由 は 村 の 風 物 自 然 を 喩 えにすること により 無 学 な 者 でも 腑 に 落 ちるように 諭 していることで す 窪 地 を 満 たしながら 水 は 流 れるもの 幾 つかの 村 を 復 興 させた 二 宮 尊 徳 のもとへ 他 の 村 々から 依 頼 が 来 ま す この 嘆 願 に 対 し 尊 徳 は 次 のよ うに 話 してい およそ 水 は 低 いほうへ 流 れ 窪 地 が 満 ちてから 次 に 進 む 低 い 所 が 一 杯 にならないうちに その 先 に 流 れる 道 理 はない つまり 事 業 をする 上 で 大 切 なのは 順 番 であるということ です どんなに 素 晴 らしい 手 法 も 手 順 を 無 視 すれば 非 効 率 でかえって 遠 回 りになるのはいうまでもありません 葉 虫 を 捕 るなら 菜 を 植 えれば 良 い 農 作 物 やその 葉 を 餌 とする 葉 虫 の 被 害 を 相 談 された 尊 徳 は 次 のように 村 人 に 説 明 し 二 宮 尊 徳 が 主 導 した 財 政 再 建 策 である 報 徳 仕 法 が 本 書 を 読 み 解 く 上 で 重 要 になりますので エッセンスを 紹 介 し 葉 虫 を 探 しても 中 々 見 つからない そうではなく 葉 虫 の 喜 ぶことを 考 えよ 菜 が 好 きなら 菜 を 植 えれば 自 然 に 集 まってくる 施 誠 私 利 ではなく 利 他 のために 事 を 起 こす 覚 悟 自 分 に 全 てを 一 任 し 誰 も 口 を 挟 まない 分 度 立 てた 予 算 を 必 ず 守 る 勤 労 身 分 に 関 わらず 役 割 を 全 うする 倹 約 利 益 の 源 泉 は 倹 約 にある 推 譲 余 剰 利 益 は 未 来 投 資 に 回 す 本 来 は 藩 主 家 臣 新 田 開 拓 など 江 戸 時 代 ならで はの 用 語 が 登 場 するこの 報 徳 仕 法 ですが このように 骨 子 を 見 てみると 当 時 の 藩 や 村 の 経 営 は 現 在 の 企 業 経 営 に 通 ずるところがあるとお 分 かりいただけるのではないでし ょうか 自 社 製 品 を 売 ろうと 思 いつめると お 客 様 のことも 自 社 か ら 見 た 見 方 になってしまい 他 社 との 比 較 による 価 格 やサ ービス 内 容 の 充 実 を 進 めてしまうものだと 説 明 されてい その 結 果 自 社 のサービスは 他 社 より 優 れていると いう 顧 客 の 心 情 を 無 視 した PR しかできなくなってしま いお 客 様 にとっての 菜 の 上 に 商 品 やチラシを 置 くというのは 現 在 のマーケティングに 通 じる 考 え 方 です 江 戸 時 代 の 事 業 再 建 家 である 二 宮 尊 徳 の 考 え 方 や 実 績 な どが 内 容 も 非 常 にわかりやすく 書 かれているため 少 し 自 社 の 経 営 に 振 り 返 りたくなるタイミングで 読 む 一 冊 とし ておすすめです