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ような 厚 生 年 金 基 金 関 係 の 法 改 正 がなされており (2)については 平 成 16 年 10 月 1 日 から (1) 及 び(3)については 平 成 17 年 4 月 1 日 から 施 行 されている (1) 免 除 保 険 料 率 の 凍 結 解 除 ( 母 体 企 業 (

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公 益 法 人 制 度 改 正 の 再 要 望 ( 案 )の 概 要 に 関 する 意 見 募 集 結 果 ( 注 ) 意 見 ごとに で 表 示 末 尾 の 括 弧 書 きは 意 見 提 出 者 の 属 性 を 示 しています 略 語 は 次 のとおりです 公 財 : 公 益 財 団 法 人 公 社 : 公 益 社 団 法 人 一 財 : 一 般 財 団 法 人 一 社 : 一 般 社 団 法 人 特 財 : 特 例 財 団 法 人 特 社 : 特 例 社 団 法 人 Ⅰ 公 益 認 定 法 関 連 要 望 ( 案 )の 概 要 1 財 務 の 基 準 (1)の1 公 益 目 的 事 業 比 率 経 常 的 経 費 公 益 認 定 法 第 15 条 の 1 号 ( 公 益 目 的 事 業 の 実 施 に 係 る 費 用 の 額 )と 2 号 ( 収 益 事 業 等 の 実 施 に 係 る 費 用 の 額 )のみで 公 益 目 的 事 業 比 率 を 判 断 することとし 3 号 ( 公 益 法 人 の 運 営 に 必 要 な 経 常 的 経 費 の 額 )を 削 る 3 号 の 経 常 的 経 費 の 額 については すべて 1 号 又 は 2 号 の 費 用 として 算 定 して 配 賦 する 意 見 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 とは 別 に 法 人 会 計 を 設 け 経 常 的 経 費 をその 費 用 とし て 計 上 するのは 適 当 でないとする 意 見 について 賛 成 である 当 協 会 のように 収 益 事 業 を 実 施 していない 法 人 にとって 法 人 会 計 を 設 けて 経 理 を 区 分 する 意 味 合 いは 全 くない ( 公 財 ) (1)の1 賛 成 管 理 費 については 公 益 目 的 事 業 及 び 収 益 事 業 等 に 両 者 に 係 る 費 用 であ るので 控 除 することが 適 正 と 考 える 他 の 問 題 点 1 奨 学 事 業 に 係 る 奨 学 貸 与 金 は 公 益 目 的 事 業 であると 考 えているが 公 益 目 的 事 業 比 率 の 計 算 上 費 用 の 額 で 計 算 するので 奨 学 貸 与 金 は 資 産 であるという 理 由 で 公 益 目 的 事 業 比 率 の 計 算 に 算 入 されないが 算 入 すべ きである 2 不 動 産 賃 貸 事 業 の 利 益 を 奨 学 金 給 付 に 使 用 している 場 合 不 動 産 賃 貸 事 業 に 係 る 費 用 が 公 益 目 的 事 業 比 率 の 計 算 上 分 母 に 算 入 されるが 法 人 は 有 価 証 券 の 運 用 益 と 同 様 に 不 動 産 は 資 産 運 用 の 一 つと 考 えているので 当 該 利 益 のほとんどを 給 付 金 等 に 充 ててい るような 場 合 には 当 該 費 用 は 分 母 に 算 入 すべきではない ( 公 認 会 計 士 ) 管 理 費 は 法 人 の 運 営 に 必 要 な 経 費 であり 公 益 目 的 事 業 比 率 算 出 に 際 してこれを 除 外 する ことは 不 適 当 であり 再 要 望 の 趣 旨 に 賛 成 します ( 公 財 ) 貴 協 会 の 意 見 に 賛 成 致 します 一 点 だけ 意 見 を 申 し 上 げるとすれば 公 益 法 人 だけでなく 一 般 法 人 であっても 平 成 20 年 公 益 法 人 会 計 基 準 を 適 用 している 法 人 は 多 く 収 益 事 業 等 若 しくはその 他 事 業 に 区 分 している 事 業 のうち 法 人 税 法 上 の 収 益 事 業 については 法 人 税 申 告 の 際 に 作 成 する 税 務 上 の 決 算 書 とも 整 合 性 を 図 る 必 要 があります そのため 公 益 法 人 一 般 法 1

人 を 問 わず 一 つの 基 準 を 設 けるとした 場 合 には 公 益 法 人 の 法 人 会 計 の 費 用 について 認 定 法 上 の 財 務 三 基 準 を 判 定 するための 移 行 認 定 申 請 書 ( 別 表 B 関 係 ) 及 び 定 期 提 出 書 類 ( 別 表 B 関 係 )の 書 類 の 計 算 上 のみ 別 表 調 整 を 行 うこととし 法 人 会 計 の 費 用 は 公 益 目 的 事 業 及 び 収 益 事 業 等 の 事 業 費 の 割 合 に 応 じて 配 分 する 方 法 が 望 ましいと 考 えます ( 一 社 ) (1)の2 公 益 目 的 事 業 比 率 収 益 事 業 等 の 費 用 計 算 当 法 人 は 会 館 の 会 議 室 の 貸 与 を 関 係 者 への 貸 与 と 一 般 企 業 等 への 貸 与 に 分 け 一 収 益 事 業 等 の 利 益 を 公 益 目 的 事 業 に 繰 り 入 れた 場 合 におい 般 企 業 等 への 貸 与 を 収 益 事 業 としています したがって 収 益 事 業 というものの 公 益 目 的 ては 収 益 事 業 等 の 費 用 の 50%(50%を 超 えて 繰 り 入 れた 事 業 を 行 う 上 での 副 次 的 事 業 で 赤 字 であるためる 収 益 の 繰 入 はありませんが 再 要 望 案 の 趣 場 合 は その 割 合 )を 公 益 目 的 事 業 の 費 用 として 計 算 する( 例 旨 に 賛 成 します ( 公 財 ) えば 利 益 の 80%を 公 益 目 的 事 業 に 繰 り 入 れた 場 合 は 80% を 公 益 目 的 事 業 の 費 用 20%を 収 益 事 業 等 の 費 用 として 計 算 する) (2) 収 支 相 償 の 原 則 収 支 相 償 の 原 則 の 撤 廃 について 賛 成 であり 撤 廃 が 困 難 な 場 合 1 年 間 ではなく5 年 程 1 収 支 相 償 の 原 則 は 基 本 的 考 え 方 として 撤 廃 する 度 で 収 支 を 見 ることとすることに 賛 成 である 当 協 会 の 収 支 には 不 確 定 要 素 が 大 きく 影 響 2 仮 に 何 らかの 事 情 により 撤 廃 が 困 難 な 場 合 は (a) 対 価 た し 単 年 度 では 収 支 が 大 幅 にぶれることがある そのため 単 年 度 での 収 支 を 予 測 すること る 収 入 ではない 寄 附 金 ( 同 質 の 会 費 補 助 金 助 成 金 及 び 収 は 極 めて 難 しく また 翌 年 度 に 収 支 改 善 を 図 るためには 制 度 改 正 等 の 対 応 をとらなければ 益 事 業 等 の 利 益 額 の 繰 入 れを 含 む 以 下 寄 附 金 等 という ) ならなくなる 5 年 程 度 の 期 間 を 設 けて 収 支 改 善 策 を 講 じるのが 妥 当 である ( 公 財 ) は 公 益 目 的 事 業 の 収 入 に 算 入 しない (b)1 年 間 ではなく 収 支 相 償 の 計 算 における 第 二 段 階 は 廃 止 賛 成 1 第 二 段 階 の 必 要 性 はない 次 のような 5 年 間 程 度 で 収 支 を 見 ることとする (c)2 段 階 計 算 方 式 を 問 題 点 がある (a) 収 入 費 用 のマイナスは 次 年 度 以 降 のマイナスの 繰 越 しを 認 めるべ 改 め 1 段 階 とする きである (b) 収 益 事 業 等 会 計 に 属 していた 建 物 等 の 固 定 資 産 の 用 途 変 更 により 公 益 目 的 事 業 会 計 に 振 り 替 えるときの 会 計 処 理 は 収 益 事 業 等 から 生 じた 利 益 の 繰 入 額 とは 別 の 他 会 計 振 替 額 とすべきである (c) 法 人 会 計 に 属 する 資 産 の 公 益 目 的 事 業 会 計 に 振 り 替 えるときの 会 計 処 理 は (b) 以 外 の 他 会 計 振 替 額 とすべきである つまり 収 益 事 業 等 から 生 じた 利 益 の 繰 入 額 とは 考 えにくいが 他 会 計 振 替 額 の 内 訳 表 への 記 載 方 法 受 入 額 を 第 二 段 階 に 記 載 方 法 が 不 明 である (d) 公 益 法 人 に 移 行 日 前 から 所 有 していた 公 益 目 的 事 業 会 計 の 属 する 償 却 資 産 の 減 価 償 却 費 について 公 益 目 的 保 有 財 産 に 係 る 減 価 償 却 費 を10 欄 から 控 除 する 理 2

由 はない 2 他 会 計 振 替 額 は 法 人 税 法 上 の 損 金 算 入 限 度 額 があることから 別 に 手 引 き で 記 載 している 収 益 事 業 等 の 利 益 の 額 から 公 益 目 的 事 業 財 産 への 繰 入 額 の 計 算 は 不 要 である ( 公 認 会 計 士 ) 1 収 支 相 償 の 撤 廃 については 貴 案 のとおり (1) 公 益 目 的 事 業 の 持 続 的 安 定 的 な 運 営 に 同 感 であり 撤 廃 に 賛 成 します ( 公 財 ) リーマンショック 以 降 資 金 運 用 益 を 公 益 目 的 事 業 の 財 源 としている 財 団 法 人 の 収 入 は 激 減 しています 収 支 相 償 の 原 則 は 収 入 が 支 出 を 超 えてはならない としていますが 今 回 申 請 の 段 階 では 多 額 の 赤 字 計 上 も 公 益 法 人 としては 適 当 でないとの 指 導 がありました 会 費 収 入 を 主 たる 財 源 とする 社 団 法 人 は 安 定 した 収 入 が 見 込 めますが 資 金 運 用 益 を 主 たる 財 源 とする 財 団 法 人 の 収 入 は 極 めて 不 安 定 です 収 入 が 増 加 する 年 度 は 事 業 規 模 を 拡 大 し 収 入 が 減 少 する 年 度 は 事 業 規 模 を 縮 小 することは 安 定 した 事 業 が 望 まれる 公 益 法 人 として 不 適 当 であり 当 法 人 はたとえ 赤 字 の 年 度 であって 兼 ねて 留 保 していた 資 金 を 取 り 崩 してでも 公 益 事 業 を 行 い 公 益 法 人 としての 役 目 を 果 たしたいと 思 っています 以 上 により 再 要 望 案 1 の 収 支 相 償 の 原 則 を 撤 廃 する 又 は2(b)の 5 年 間 程 度 で 収 支 をみる との 要 望 の 趣 旨 に 賛 成 します ( 公 財 ) (2)1 収 支 相 償 の 原 則 は 基 本 的 考 え 方 として 撤 廃 に 対 し 大 賛 成 です 当 財 団 の 公 益 目 的 事 業 の 収 入 は 公 益 目 的 資 産 の 運 用 収 入 と 基 本 財 産 の 保 有 株 の 配 当 です 運 用 収 入 も 配 当 も 年 度 によってばらつきがあります そのために 財 団 の 安 定 的 永 続 的 運 営 拡 大 を 目 的 として 運 用 益 の 一 部 を 運 用 資 産 ( 奨 学 金 給 与 安 定 化 資 産 )に 振 り 替 え 運 用 資 産 を 拡 大 し 運 用 益 の 安 定 化 と 拡 大 を 図 り 公 益 目 的 事 業 の 安 定 的 運 営 と 段 階 的 拡 大 を 図 ってきました 収 支 相 償 ( 収 入 と 支 出 の 短 期 的 均 衡 を 達 成 すること)は 公 益 事 業 収 入 の 源 泉 が 景 気 動 向 の 影 響 を 直 接 的 に 受 ける 当 財 団 では 将 来 の 公 益 目 的 事 業 の 安 定 的 継 続 に 支 障 を 来 たすと 危 惧 し ています 景 気 下 降 局 面 では 運 用 益 収 入 の 減 少 に 加 え 保 有 有 価 証 券 の 評 価 損 が 発 生 し 元 本 毀 損 リスクを 負 わざるを 得 ない 状 況 にもあります 収 支 相 償 が 今 後 厳 格 に 適 用 されると 当 財 団 は 母 子 家 庭 の 高 校 生 への 奨 学 金 の 給 与 を 事 業 としており 急 激 な 事 業 の 拡 大 や 縮 小 3

はできない 事 業 体 質 であるために 運 用 資 産 を 預 金 や 国 債 に 切 り 替 え 運 用 益 を 縮 小 するか 別 に 事 業 を 展 開 して 経 費 を 拡 大 して 収 支 相 償 を 実 現 するしかないと 考 えています 昨 今 の 国 債 の 応 募 者 利 回 りは 10 年 物 で 0.9% 程 度 20 年 物 でも 1.7%と 低 水 準 であり 当 財 団 が 公 益 目 的 事 業 の 安 定 的 継 続 のために 必 要 と 考 える 利 回 り 水 準 とは 大 きな 乖 離 があります 将 来 の 評 価 損 発 生 リスクを 考 慮 せず 一 時 的 な 収 入 の 拡 大 による 剰 余 金 の 発 生 を 短 期 的 に 解 消 す ることを 求 める 収 支 相 償 の 基 準 は 当 財 団 の 収 支 構 造 及 び 継 続 的 に 一 定 額 の 奨 学 金 を 給 与 する 事 業 には 馴 染 みません 運 用 益 の 縮 小 は やがて 収 支 赤 字 を 招 き 資 産 の 取 り 崩 しか 事 業 の 縮 小 をせざるを 得 ないことになります 収 支 相 償 の 原 則 は 当 財 団 にとって 継 続 的 な 事 業 の 展 開 を 不 可 能 にすると 考 えます 民 による 公 益 の 増 進 という 理 念 を 達 成 するためにも 是 非 撤 廃 いただきますことを 要 望 いたします 2(a) 寄 付 金 等 は 公 益 目 的 事 業 の 収 入 に 算 入 しない 当 財 団 としては 寄 付 金 の 占 める 割 合 が 小 さく 寄 付 者 の 想 いを 考 えますと 公 益 目 的 事 業 の 収 入 として 扱 っても 良 いと 考 え ます (b)1 年 間 でなく 5 年 間 程 度 で 収 支 を 見 ることとする 賛 成 です 希 望 は 撤 廃 です が 段 階 的 実 行 または 撤 廃 が 困 難 な 時 は 是 非 (b)の 実 現 を 要 望 します 収 益 の 多 くは 資 産 の 運 用 益 から 成 り 立 っており その 運 用 益 は 単 年 度 では 良 い 時 もあるし 悪 い 時 もある せめ て 複 数 年 の 視 点 で 見 てもらいたい ( 公 財 ) 収 支 相 償 の 原 則 を 基 本 的 な 考 え 方 として 撤 廃 すること に 賛 成 です ただし 1 年 間 でなく 5 年 間 程 度 で 収 支 を 見 ることとする について 意 見 を 述 べます 墓 地 経 営 は 多 額 の 初 期 投 資 を 要 し かつ 長 期 にわたって 固 定 せざるを 得 ない 特 質 があります また 墓 地 の 造 成 - 墓 所 ( 区 画 )の 募 集 ( 貸 付 ) - 墓 所 ( 区 画 )の 募 集 ( 貸 付 )の 完 了 - 管 理 料 収 入 のみによる 墓 地 運 営 管 理 という20 年 以 上 にわたる 極 めて 長 期 の ライフステージによって 経 営 がなされています このような 事 業 経 営 に 対 して 短 期 間 に 収 支 相 償 を 求 めること 自 体 ナンセンスであります 会 員 法 人 の 中 には 将 来 の 施 設 整 備 のため の 資 産 取 得 資 金 積 立 などにより 収 支 相 償 に 近 づける 努 力 をしていますが これも 一 時 的 な ものです 墓 園 事 業 の 場 合 5 年 間 という 尺 度 であっても ライフステージのどの 時 点 に 位 4

(3) 遊 休 財 産 の 保 有 制 限 1 遊 休 財 産 額 の 保 有 制 限 としては 1 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 となっているが( 公 益 認 定 法 第 16 条 ) 3 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 程 度 への 改 正 を 行 う 2 特 定 費 用 準 備 資 金 ( 資 産 取 得 資 金 )の 改 善 改 良 を 行 う 3 公 益 目 的 保 有 財 産 の 定 義 やガイドライン 等 における 運 用 を 一 般 人 に 理 解 できるよう 整 理 する 置 するかにより 収 支 相 償 の 原 則 適 用 が 困 難 な 法 人 があるのです すでに 公 益 移 行 した 法 人 の 中 には 20 年 間 の 長 期 収 支 計 画 を 提 示 して 了 解 していただいたケースがありますが 一 方 毎 年 収 支 均 等 になるよう 会 計 処 理 を 変 更 する 道 を 選 ばざるを 得 なくなった 法 人 もあり ます 各 事 業 の 実 施 態 様 により 収 支 相 償 の 原 則 を より 弾 力 的 に 適 用 していただくよう 要 望 いたします ( 公 社 ) 収 支 相 償 の 原 則 遊 休 財 産 の 保 有 制 限 について 運 営 資 金 の 脆 弱 な 公 益 目 的 事 業 の 安 定 的 継 続 性 を 担 保 するため 改 正 を 強 く 要 望 します ( 公 社 ) 説 明 (3) 関 係 公 益 目 的 保 有 財 産 の 金 融 資 産 について 元 本 取 崩 し 禁 止 元 本 取 崩 し 不 可 を 絶 対 とする 考 え 方 という 表 現 がありますが 当 財 団 認 定 時 の 当 局 とのやりとりの 中 で は 元 本 取 崩 し 原 則 禁 止 将 来 特 別 な 事 情 での 規 程 に 基 づく 取 崩 し 止 むなし この 場 合 取 崩 し 時 に 全 額 が 一 旦 公 益 目 的 保 有 財 産 からはずれ 取 崩 し 後 の 残 額 を 改 めて 公 益 目 的 保 有 財 産 に 位 置 づけたと 見 做 す との 見 解 が 示 されていますので ご 高 含 くださいますようお 願 い 申 し 上 げます( 当 財 団 の 新 法 人 移 行 時 H22.3.1. は 控 除 対 象 財 産 の5 号 6 号 適 用 が 不 透 明 であり 当 財 団 は1 号 2 号 に 位 置 づけました) ( 公 財 ) 1 遊 休 財 産 額 保 有 制 限 を 3 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 程 度 へ 改 正 : 賛 成 事 業 規 模 は 外 部 環 境 や 内 部 環 境 により 年 度 単 位 で 大 きく 変 動 する 可 能 性 があり 事 業 が 同 規 模 で 長 期 間 継 続 さ れることを 前 提 とするのは 不 自 然 と 思 われる 事 業 を 継 続 していく 中 で 1 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 程 度 という 根 拠 も 不 明 確 であり 法 人 の 安 定 した 運 営 を 確 保 するため 遊 休 財 産 額 保 有 制 限 は 現 行 より 拡 大 すべき 法 人 の 自 主 性 を 制 限 する 規 制 は 望 ましくない ( 公 財 ) 3 公 益 目 的 保 有 財 産 の 再 定 義 (2 特 定 費 用 準 備 資 金 の 改 善 ): 賛 成 公 益 目 的 保 有 財 産 とい う 法 人 所 有 の 資 産 を 取 り 崩 しながら 一 定 期 間 公 益 目 的 事 業 を 実 施 することを 否 定 する 考 え 方 は 理 解 し 難 い 当 財 団 は 安 定 的 な 公 益 目 的 事 業 の 推 進 のため 逆 特 定 費 用 準 備 資 金 ( 初 年 度 に 全 額 資 金 を 積 み 立 て それを 取 り 崩 して 当 該 公 益 目 的 事 業 を 行 う) の 運 用 を 前 提 に 認 定 を 受 けたが この 運 用 が 認 められるのであるから そもそもの 公 益 目 的 保 有 財 産 の 元 本 取 崩 し を 不 可 とする 考 え 方 を 修 正 していただきたい ( 公 財 ) 5

1に 賛 成 特 に 中 小 法 人 にとって 1 年 分 の 事 業 費 は 少 なすぎる もともと 遊 休 財 産 の 考 え 方 は 当 該 法 人 の 事 業 に 関 係 のない 不 要 な 財 産 とすべきで 公 益 目 的 事 業 会 計 に 属 する 財 産 は すべて 公 益 目 的 保 有 財 産 とすべきものである 遊 休 財 産 額 の 計 算 は 従 来 の 内 部 留 保 の 計 算 のように 単 純 にすべきである ( 公 認 会 計 士 ) 3 公 益 目 的 保 有 財 産 の 定 義 等 については 貴 案 のとおり (3) 公 益 目 的 財 産 は 元 本 取 崩 し 不 可 を 絶 対 とする 考 え 方 は 誤 りである 法 人 の 自 主 自 治 に 基 本 的 には 任 せる べきである に 同 感 であり 賛 成 します なお 弊 財 団 は 基 本 財 産 ( 定 期 預 金 および 国 債 )を 公 益 目 的 保 有 財 産 としていますが 昨 今 の 極 低 金 利 のため 基 本 財 産 の 意 義 が 失 われている のが 現 状 であり 毎 年 企 業 グループに 多 大 な 寄 附 金 負 担 を 願 っています この 基 本 財 産 を 取 崩 しながら 公 益 目 的 事 業 を 継 続 あるいは 拡 大 ができることを 財 団 関 係 者 一 同 が 望 んで おり 良 策 を 模 索 中 です ( 公 財 ) 財 団 法 人 の 収 入 は 不 安 定 で 多 額 の 収 入 があった 年 度 は 保 有 資 金 が 増 加 し 収 入 が 減 少 し た 年 度 は 保 有 資 金 が 減 少 します 安 定 した 事 業 を 行 うためには 流 動 資 産 として 保 有 する 資 金 は 多 額 である 方 が 望 ましいので 再 要 望 案 1の 3 年 分 の 事 業 費 相 当 額 程 度 への 改 正 との 趣 旨 に 賛 成 します また 公 益 目 的 保 有 財 産 の 継 続 保 有 についても 財 団 法 人 の 金 融 資 産 の 額 は 運 用 環 境 の 変 化 で 増 減 します 従 って 特 に 財 団 法 人 の 場 合 元 本 取 り 崩 しを 絶 対 不 可 とする 考 え 方 は 容 認 できず 資 産 を 取 り 崩 しながら 一 定 期 間 公 益 目 的 事 業 を 実 施 する 形 態 が あるべき との 趣 旨 については 諸 手 を 挙 げて 賛 成 します ( 公 財 ) 説 明 (3)なお 書 き 公 益 目 的 保 有 財 産 の 該 当 性 に 関 して ガイドラインⅠ-8 で 金 融 資 産 について 流 動 資 産 が 排 除 されている 点 については 継 続 的 に 区 分 経 理 を 行 うことを 前 提 に 公 益 目 的 事 業 会 計 の 流 動 資 産 に 区 分 されているものについては 公 益 目 的 保 有 財 産 となり 得 るも のと 考 えます(ただし 取 り 崩 し 不 可 の 問 題 は 残 ります) ( 一 社 ) 1 遊 休 財 産 額 の 保 有 制 限 として 1 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 となっているが 3 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 への 改 正 を 行 う 賛 成 です 奨 学 金 給 与 事 業 を 安 定 的 かつ 永 続 的 に 行 うには3 年 程 度 の 遊 休 財 産 額 ( 流 動 資 産 )の 保 有 が 必 要 です 2 特 定 費 用 準 備 資 金 ( 資 産 取 得 資 金 )の 改 善 6

2 認 定 の 取 消 し 等 (4) 認 定 取 消 しと 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 の 贈 与 必 要 的 取 消 し 原 因 ( 認 定 法 第 29 条 第 1 項 )による 場 合 は 改 良 を 行 う 当 財 団 では 緊 急 の 課 題 ではないが 適 用 基 準 が 硬 直 的 で 活 用 しにくい 規 定 です ( 公 財 ) 1 法 人 の 安 定 した 運 営 を 確 保 するため 遊 休 財 産 額 の 保 有 は3 年 度 分 の 事 業 費 相 当 額 を 認 めること について 賛 成 です これまで 私 どもは 墓 地 の 永 代 的 安 定 的 な 経 営 を 行 う ため 将 来 墓 地 の 使 用 料 収 入 ( 墓 所 区 画 の 貸 付 料 )が 皆 無 になった 後 や 自 然 災 害 に 対 する 資 金 保 有 を 考 えて 使 用 料 収 入 の 一 部 を 基 金 として 積 み 立 てることを 墓 地 経 営 の 基 本 と 考 えてきました また 主 務 官 庁 も 十 分 な 管 理 資 金 の 保 有 を 奨 励 してきました したがって 1 年 度 分 の 事 業 相 当 額 程 度 とする 保 有 制 限 は 墓 園 事 業 の 根 本 を 揺 るがすものであり とう てい 受 け 入 れ 難 いものです これが 3 年 度 分 となっても 十 分 とは 言 えませんが 積 み 立 てた 資 金 は 単 年 度 あるいは 数 年 度 で 使 い 切 るという 単 純 な 公 益 事 業 の 思 想 哲 学 では 成 り 立 っ て 行 かない 事 業 もあるということを 理 解 していただくことは 前 進 であります 2 特 定 費 用 準 備 資 金 の 改 善 改 良 を 図 るべきである について 賛 成 です 特 定 費 用 準 備 資 金 について は 確 かに 一 部 緩 和 されてきているようですが 墓 園 事 業 者 として 最 も 危 惧 している 地 震 や 風 水 害 による 災 害 復 旧 費 の 積 み 立 てについては 未 だに 認 められていません 災 害 が 生 じた 後 の 復 旧 対 策 費 は 認 めるが 地 震 など いつ 取 り 崩 すのか 見 込 みをたてることが 困 難 である という 理 由 で 特 定 費 用 準 備 資 金 の 対 象 外 とされているようです 地 震 保 険 を 掛 ければ 費 用 化 できるではないかとも 言 われますが 地 震 保 険 の 費 用 対 効 果 が 極 めて 少 ないため 検 討 に 値 しません いつ 取 り 崩 すか 見 込 みをたてることが 困 難 だからダメだ というのではなく 実 際 の 発 生 事 例 をベースに 積 立 額 を 算 定 するなど その 積 算 について 合 理 的 な 根 拠 があれば 認 めるというように 弾 力 的 な 運 用 を 要 望 いたします 3 公 益 目 的 保 有 財 産 の 元 本 の 元 本 取 り 崩 しについては 絶 対 不 可 とせず 法 人 の 自 主 自 治 に 任 せること について 賛 成 です ( 公 社 ) 当 法 人 も 今 回 公 益 財 団 法 人 として 認 定 されましたが 趣 旨 に 述 べられているとおり 些 細 な 認 定 法 違 反 により 認 定 を 取 り 消 されることを 懸 念 して 一 般 法 人 への 移 行 も 考 慮 したことが 7

現 行 法 どおり 1 ヶ 月 以 内 に 贈 与 とするが 裁 量 的 取 消 し 原 因 ( 同 条 第 2 項 )の 場 合 は 法 改 正 により 整 備 法 第 119 条 と 同 様 の 公 益 目 的 支 出 計 画 作 成 による 支 出 を 選 択 できるもの とする ただし 必 要 的 取 消 し 原 因 による 場 合 であっても 自 主 的 な 認 定 取 消 しのときは 裁 量 的 取 消 しの 場 合 と 同 様 公 益 目 的 支 出 計 画 作 成 による 支 出 を 選 択 できるものとする (5) 行 政 庁 への 提 出 書 類 1 公 益 認 定 は 法 律 に 規 定 された 書 類 に 基 づきその 法 人 の 将 来 性 が 審 査 されるべき 制 度 となっていることから 認 定 審 査 段 階 において 過 去 の 実 績 等 の 書 類 の 提 出 を 求 めることは 避 けるべきである 2 認 定 後 においては 毎 事 業 年 度 の 事 業 計 画 書 収 支 予 算 書 の 提 出 は 不 要 とすべきである 3 情 報 の 公 開 (6) 公 益 認 定 申 請 書 類 等 の 情 報 公 開 1 公 益 認 定 の 申 請 書 類 等 の 情 報 公 開 をする 2 行 政 庁 における 公 益 法 人 に 関 する 情 報 公 開 を 充 実 する 3 公 益 目 的 支 出 計 画 に 関 する 情 報 公 開 を 行 う あります このような 懸 念 を 解 消 するため 公 益 財 団 法 人 から 一 般 財 団 法 人 への 移 行 の 道 も あるべきと 考 えます ( 公 財 ) 関 連 要 望 提 出 書 類 別 紙 3.2.(1)について 公 益 認 定 申 請 時 に 十 分 に 公 益 性 の 適 格 性 につ き 記 述 しています チェック 項 目 にも 詳 しく 説 明 しています それなのに 認 定 後 の 毎 年 の 提 出 書 類 に 全 く 同 じ 内 容 ( 非 常 に 煩 雑 です)が 要 求 されていることは 必 要 ないと 考 えます 最 初 の 書 類 を 流 用 できるとの 便 法 もありますがあまりよく 知 られていないように 思 います 毎 年 の 事 業 報 告 書 で 充 分 でありこの 部 分 は 削 除 すべきと 考 えます ( 公 社 ) 再 要 望 案 2の 事 業 計 画 書 収 支 予 算 書 の 提 出 は 不 要 との 要 望 の 趣 旨 に 賛 成 します ( 公 財 ) 1 関 係 関 西 のある 行 政 庁 では 移 行 認 定 申 請 に 関 して 行 政 庁 が 必 要 と 認 める 書 類 を 適 用 して 膨 大 な 資 料 の 提 出 を 求 められました 申 請 法 人 が 事 業 内 容 を 詳 細 に 記 載 したた め 記 載 内 容 の 根 拠 資 料 を 求 められた 訳 ですが 行 政 庁 が 拡 大 解 釈 を 行 った 結 果 申 請 法 人 だけでなく 行 政 庁 自 身 の 負 担 も 大 きくなっており 本 末 転 倒 だと 感 じております そのため 内 閣 府 が 具 体 的 な 必 要 書 類 の 例 示 を 示 すべきだと 考 えます ( 一 社 ) 2 関 係 職 員 数 がぎりぎりの 中 で 事 業 を 実 施 している 団 体 にとって 事 務 の 軽 減 は 必 須 で あり 行 政 庁 への 義 務 的 書 類 の 提 出 は 可 能 な 限 り 削 減 することを 強 く 要 望 します ( 公 社 ) 8

Ⅱ 一 般 法 人 法 関 連 要 望 ( 案 )の 概 要 (7) 小 規 模 法 人 向 けの 法 人 類 型 の 創 設 乃 至 は 適 用 除 外 条 項 の 法 定 小 規 模 法 人 向 けに 現 在 の 法 律 の 不 適 切 かつ 過 剰 な 部 分 を 矯 正 するために 会 社 法 の 合 同 会 社 等 を 参 考 にして 簡 便 な 法 人 形 態 を 創 設 するか 小 規 模 法 人 に 適 用 されない 条 項 を 規 定 し 使 い 勝 手 の 良 い 器 を 提 供 する (8) 形 式 的 な 不 備 や 不 適 切 なものの 修 正 会 社 法 の 部 分 的 採 用 や 一 般 社 団 法 人 の 規 定 を 一 般 財 団 法 人 に 準 用 する 規 定 等 において 各 種 の 形 式 的 な 不 備 や 不 適 切 さ がみられ 実 務 上 徒 な 困 難 を 招 いている 部 分 の 修 正 をする 意 見 説 明 (2) 関 係 計 算 書 類 の 備 置 き 及 び 閲 覧 の 期 間 について 定 時 評 議 員 会 の2 週 間 前 から なのか 1 週 間 前 からなのか 明 確 に 規 定 されるよう 規 定 の 不 備 を 早 急 に 正 されることに 賛 成 である なお 財 団 法 人 としては 計 算 書 類 の 備 置 き 及 び 閲 覧 の 期 間 は1 週 間 で 充 分 では ないかと 思 料 される ( 公 財 ) 理 事 会 と 評 議 員 会 の 開 催 間 隔 現 状 では 定 時 理 事 会 ( 決 算 ) 開 催 後 2 週 間 以 上 の 間 隔 をあけてしか 定 時 評 議 員 会 を 開 催 できない 規 模 の 小 さな 財 団 では 2 回 会 議 を 開 催 する のは 負 担 となる 公 益 移 行 前 は 同 時 に 開 催 しており 役 員 同 士 の 交 流 も 図 れ 有 意 義 であっ た 運 営 に 問 題 もなかった 財 団 法 人 で 2 週 間 以 上 あける 理 由 がよくわからない 聞 くと ころによると 理 事 会 と 評 議 員 会 を 同 時 に 開 催 することを 内 閣 府 に 認 めさせて 認 定 をとっ た 公 益 財 団 法 人 がある 認 定 時 の 力 関 係 で 条 件 に 差 ができるのは 不 合 理 であるし 一 般 法 に 抵 触 することを 認 定 委 員 会 が 認 めている 現 実 があるので 改 正 していただきたい ( 公 財 ) 1 一 般 法 第 199 条 計 算 書 類 等 の 備 置 き 及 び 閲 覧 等 決 算 時 社 員 に 比 べて 評 議 員 に 計 算 書 類 等 を 周 知 するのは 容 易 である 財 団 法 人 においては 2 週 間 も 備 置 き 及 び 閲 覧 等 の 期 間 を 敢 えて 設 ける 必 要 はない 2 一 般 法 第 95 条 理 事 会 の 決 議 一 般 法 第 189 条 評 議 員 の 決 議 日 本 の 非 営 利 組 織 の 役 員 は 無 報 酬 で 非 常 勤 で 高 齢 が 圧 倒 的 に 多 い 特 徴 があり 期 限 やコミットメントには 限 界 がある 過 半 数 の 出 席 というのは 現 実 的 ではない 3 分 の 1 9

(9) 代 議 員 制 現 状 の 代 議 員 制 は 定 款 の 規 定 によって 創 設 されるものであ るため 法 的 な 安 定 性 を 害 するなど 各 種 の 問 題 点 が 存 在 して いる これら 諸 々の 問 題 点 を 考 慮 すると 代 議 員 制 について はそれを 解 決 するような 法 制 化 が 望 ましい 以 上 の 出 席 というのが 望 ましい 3 一 般 法 第 96 条 理 事 会 の 決 議 の 省 略 一 般 法 第 194 条 評 議 員 会 の 決 議 の 省 略 日 本 の 非 営 利 組 織 の 役 員 は 無 報 酬 で 非 常 勤 で 高 齢 が 圧 倒 的 に 多 い 特 徴 があり 期 限 やコミットメントには 限 界 がある 全 員 の 同 意 というのは 現 実 的 では ない 形 式 的 に( 秘 書 など 代 理 による) 確 認 を 得 ることは 可 能 だが 実 質 的 に( 本 人 による) 確 認 を 期 限 内 に 得 るのは 難 しい 場 合 もある 現 状 と 非 営 利 組 織 として 誠 意 のある 対 応 を 考 え るなら 過 半 数 の 同 意 が 望 ましい ( 公 財 ) 説 明 (3)では 必 要 な 論 点 として 制 度 設 計 上 の 詳 細 な 項 目 にまで 触 れられていますが 会 組 織 で 代 議 員 制 度 を 採 用 しているところでは 例 えば 常 任 代 理 の 制 度 を 採 用 してい る 他 県 を 単 位 とする 会 のなかでも 会 員 数 1,000 名 に 満 たないところが 複 数 県 ござい ます また 移 行 した 法 人 のなかには 代 議 員 制 度 を 採 用 する 際 のいわゆる 5 要 件 を 充 足 したうえで 任 期 を 自 由 に 設 計 するなど 各 法 人 が 広 い 裁 量 権 をもって 制 度 設 計 を 行 っ ています こうした 現 状 を 踏 まえますと 今 のタイミングで 代 議 員 制 度 を 法 制 化 し 詳 細 な 制 度 設 計 を 行 うことは 各 法 人 の 裁 量 を 奪 い 法 人 によっては 制 度 変 更 を 余 儀 なくされるな ど 大 きな 混 乱 が 生 じるのではないかと 危 惧 いたします 説 明 (2) で 示 されている 問 題 点 (b)(c)につきましても 法 制 化 によらず 例 えば 留 意 事 項 の 改 正 等 をもって 改 善 を 図 ってい くことも 可 能 と 考 えます したがって 代 議 員 制 法 制 化 の 提 案 については 今 回 の 再 要 望 から 削 除 されるよう 要 望 いたします また 本 要 望 が 容 れられず あくまで 貴 会 として 法 制 化 を 提 案 される 場 合 には 法 人 の 裁 量 の 確 保 を 前 提 とした 代 議 員 制 度 の 法 的 根 拠 となる 基 本 的 原 則 的 な 部 分 のみを 法 制 化 する 旨 の 提 案 に 留 めていただきますよう 重 ねて 要 望 いた します ( 特 社 ) 10

Ⅲ その 他 項 目 外 累 積 所 得 金 額 に 対 する 課 税 意 見 Ⅱ 一 般 法 人 法 関 連 再 要 望 案 の 内 容 としてはそのままあてはまるものではないが (8) 形 式 的 な 不 備 や 不 適 切 なものの 修 正 に 関 連 して 税 務 上 の 二 重 課 税 を 回 避 するための 経 過 措 置 を 設 けることを 提 案 していただきたい ( 意 見 ) 法 人 税 法 第 64 条 の 4 は 移 行 法 人 の 正 味 財 産 のうち 非 収 益 事 業 で 課 税 されていない 所 得 部 分 に 課 税 する 趣 旨 であるが この 課 税 済 所 得 の 判 定 は 収 益 事 業 から 非 収 益 事 業 に 対 してみなし 寄 付 後 の 残 余 金 を 収 益 事 業 の 利 益 積 立 金 に 留 保 している 法 人 だけを 想 定 して 規 定 されている しかし 当 財 団 のように 収 益 事 業 の 益 金 を 全 額 非 収 益 事 業 にみなし 寄 付 してきた 法 人 で 残 余 金 を 利 益 積 立 金 に 計 上 し ていない 法 人 もあるはずである その 会 計 処 理 は 違 法 ではなく そのような 法 人 が 移 行 認 可 時 点 において 保 有 している 資 産 は 実 質 的 に 課 税 済 資 産 である 可 能 性 があるが 現 在 の 諸 規 定 では そのような 資 産 は 未 課 税 の 資 産 と 見 なされ 二 重 に 課 税 されてしまうことに なる みなし 寄 付 金 制 度 は 法 人 制 度 改 革 関 連 各 法 が 公 布 されるはるか 以 前 からあり その 課 税 済 所 得 の 処 置 が 利 益 積 立 金 に 限 らない 可 能 性 がある 以 上 制 度 改 革 関 連 法 規 の 施 行 に 伴 い 法 人 が 利 益 積 立 金 として 計 上 していない 場 合 であっても 実 質 的 に 課 税 されてきた 資 産 であることが 証 明 できる 場 合 には そのような 法 人 の 非 収 益 事 業 の 資 産 も 課 税 済 みであると 認 めていただく 経 過 措 置 を 講 じていた だきたい このような 措 置 の 実 施 にあたっては すでに 二 重 に 納 税 してしまっている 当 財 団 のような 法 人 を 救 済 するため 移 行 認 可 の 日 に 遡 って 適 応 されるような 手 当 ても 考 慮 いただきたい ( 補 足 ) 当 財 団 はビルの 賃 貸 収 入 を 公 益 事 業 の 推 進 のために 使 用 してきている 非 収 益 事 業 の 収 支 が 常 に 欠 損 状 態 であるため 収 益 事 業 の 益 金 を 全 額 非 収 益 事 業 への 寄 付 金 として 拠 出 し 残 余 資 金 については 納 税 後 特 に 利 益 積 立 金 として 計 上 することなく 法 人 内 に 留 保 して いる その 課 税 済 所 得 の 累 積 額 は 今 般 一 般 財 団 法 人 への 移 行 認 可 を 受 けた 際 の 正 味 財 産 額 を 上 回 っているが 当 財 団 では 法 人 制 度 改 革 関 連 法 が 施 行 された 後 においても これまでの 当 財 団 の 会 計 慣 行 に 従 いその 留 保 額 を 利 益 積 立 金 として 計 上 してはいない 今 般 の 法 人 制 度 改 革 において 法 人 税 法 第 64 条 の 4 の 条 文 を 読 む 限 りにおいてはこのような 所 得 は 一 般 財 団 法 人 になっても 課 税 対 象 所 得 とみな されることがないように 手 当 てされているかに 見 えるが 政 令 において 実 際 に 救 済 されるのは これらの 資 金 を 利 益 積 立 金 として 処 理 してきた 法 人 に 限 られ 当 財 団 のように 全 額 を 非 収 益 部 門 に 寄 付 し 利 益 積 立 金 として 留 保 してこなかった 法 人 は その 救 済 が 受 け 11

滞 納 処 分 に 係 る 国 税 及 び 地 方 税 の 納 税 証 明 書 全 般 られないことになっている そのため 移 行 直 後 の 当 財 団 の 決 算 は 全 所 得 課 税 で 欠 損 が 出 ているにもかかわらず 公 益 目 的 支 出 計 画 に 基 づき 消 費 された 資 産 については 課 税 されることとなり 多 額 の 納 税 を 余 儀 なくされてしまった 当 財 団 の 移 行 時 の 正 味 財 産 額 は 400 百 万 円 以 上 あるが 当 財 団 はその 額 以 上 の 累 積 課 税 済 所 得 があるにもかかわらず その 金 額 が 利 益 積 立 金 に 計 上 されていないので この 400 百 万 円 部 分 への 課 税 が 避 けられず 財 団 運 営 にも 大 きな 影 響 が 出 てきている 当 財 団 に 限 らず このように 収 益 事 業 の 益 金 を 非 収 益 事 業 に 全 額 寄 付 し 特 段 に 利 益 積 立 金 に 留 保 してこなかった 法 人 はほかにもあるはずであり ぜひともこのような 二 重 課 税 の 扱 いか らの 救 済 をご 検 討 いただきたい ( 一 財 ) 1. 要 望 内 容 : 定 期 提 出 書 類 の 手 引 き 公 益 法 人 編 58 頁 Ⅲ-7 別 紙 5:その 他 の 添 付 書 類 10 滞 納 処 分 に 係 る 国 税 及 び 地 方 税 の 納 税 証 明 書 を 提 出 を 要 する 文 書 から 除 くか 国 税 及 び 地 方 税 とも 非 課 税 扱 いとされたい 2. 要 望 理 由 : 当 法 人 は 現 在 全 国 14 カ 所 に 事 務 所 を 設 置 しており 所 在 地 の 自 治 体 等 から 納 税 証 明 書 の 交 付 手 続 きを 毎 年 行 う 必 要 が 生 じている 毎 年 納 税 証 明 書 の 交 付 手 続 きで 現 地 職 員 が 多 くの 時 間 を 費 やすことは 本 来 の 職 務 である 被 害 者 の 相 談 対 応 等 の 救 済 事 業 に 後 退 をもたらすことになる 3. 具 体 的 対 策 :(1) 提 出 文 書 から 除 くこと 58 頁 の 添 付 書 類 の 確 認 から10 文 書 を 外 すこと (2) 非 課 税 扱 い/ 地 方 税 法 第 25 条 第 2 項 及 び 第 296 条 第 2 項 に 示 す 都 道 府 県 民 税 及 び 市 町 村 民 税 の 非 課 税 の 範 囲 で 収 益 事 業 を 行 わない 公 益 財 団 法 人 は すべて 非 課 税 とすること ( 公 財 ) Ⅰ 1 財 務 の 基 準 : 全 体 として 異 存 ありせん もし 制 度 改 革 の 要 望 が 受 け 入 れられる 可 能 性 があるのであれば この 際 当 財 団 の ように 収 益 事 業 も 補 助 金 の 受 け 入 れもない 財 団 ( 寄 附 金 及 び 資 産 の 運 用 利 息 のみで 運 営 )については 全 く 個 別 の 制 度 にするべきだと 考 えます なぜなら 当 方 のような 財 団 については 事 業 報 告 書 と 財 務 諸 表 を 見 れば 公 益 財 団 法 人 としてクリアすべき 基 本 的 な 要 件 はすべて 明 らかであるからです すなわち 1 公 益 目 的 事 業 の 内 容 と 事 業 規 模 については 事 業 報 告 書 の 内 容 と 正 味 財 産 増 減 計 算 書 で 明 らかです 2 保 有 する 財 産 の 内 容 と 使 用 目 的 ( 公 益 目 的 保 有 財 産 等 の 区 分 )は 財 産 目 録 で 明 らかです 3 収 支 相 償 については 要 望 事 項 にありますように 本 来 撤 廃 するべきものと 考 えますが 参 考 として 必 要 というのであれば G 表 タイプ( 公 益 目 的 事 業 会 計 と 法 人 会 計 を 分 離 )の 正 味 財 産 増 減 計 算 書 を 作 れば 足 りると 考 えます 4 公 益 目 的 事 業 比 率 は 正 味 財 産 増 減 計 算 書 を 見 れば 明 らかです 5 控 除 対 象 財 産 及 び 遊 休 財 産 については 貸 借 対 照 表 で 明 らかです 当 財 団 の 場 合 遊 休 財 産 は 流 動 資 産 - 流 動 負 債 となります 6H(1) 表 の 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 は 当 財 団 では 公 益 移 行 時 に 保 有 していた 公 益 目 的 保 有 財 産 に 移 行 後 各 年 度 の 収 支 相 償 の 額 を 加 算 ( 原 則 としてマイナス)した 金 額 となりますが 当 財 団 は 公 益 目 的 保 有 財 産 の 一 部 に 時 価 変 動 を 伴 う 株 式 を 保 有 しているため 計 算 で 求 められる 残 額 とその 時 点 で 現 実 に 保 有 している 公 益 目 的 保 有 財 産 額 との 乖 離 が 大 きく 意 味 のある 調 査 とは 考 えられません 収 支 相 償 12

役 員 報 酬 事 業 型 法 人 みなし 寄 附 の 存 続 は 別 として いずれにしても 収 支 相 償 は 別 の 調 査 表 で 明 らかでありますから 公 益 目 的 保 有 財 産 の 帳 簿 価 格 ( 要 すれば 評 価 損 益 を 含 まない 純 増 額 純 減 額 )をチェックすれば 足 りるのではないかと 考 えます その 他 につきましては 特 に 意 見 はありません ( 公 財 ) 公 益 認 定 法 第 5 条 第 13 号 関 係 について 要 望 いたします 第 5 号 第 13 号 で 役 員 等 の 報 酬 に 関 して 民 間 事 業 者 の 役 員 の 報 酬 及 び 従 業 員 の 給 与 を 考 慮 して 不 当 に 高 額 のものとならないような 支 給 の 基 準 とあります この 不 当 に 高 額 の 判 定 が 各 県 の 認 定 担 当 者 によって 必 ずしも 一 致 していません 当 協 会 が 会 員 に 対 して 平 成 23 年 度 に 実 施 したアンケート 調 査 では 例 えば 理 事 長 クラスの 報 酬 は 年 間 1,500 万 円 以 上 から 400 万 円 未 満 まで 広 範 囲 にわたっています しかし 認 定 された 当 会 員 の 事 例 を 調 べてみま すと 現 行 の 1,400 万 円 でも 問 題 がなかったケースがある 一 方 1,000 万 円 以 上 は 高 額 であるとして 1,000 万 円 未 満 に 減 額 するよう 指 導 されたケースもあります 事 業 の 主 体 となる 法 人 のほとんどは 助 成 金 や 補 助 金 を 受 け 取 っているいわゆる 助 成 型 法 人 とは 異 な り その が 成 立 した 経 緯 が 様 々であり したがって 報 酬 規 模 も 異 なっております 明 確 な 根 拠 を 示 すこともなく 1,000 万 円 超 は 不 当 に 高 額 である それ 以 下 にしなさい というような 指 導 は 法 人 の 自 主 自 立 を 踏 まえますと 少 し 行 き 過 ぎではないか と 考 えます なお 第 5 条 第 13 号 の 支 給 基 準 には 職 務 遂 行 の 対 価 に 限 定 され 使 用 人 として 受 ける 財 産 上 の 利 益 は 含 まれないとさ れております この 点 に 関 する 解 釈 上 の 違 いにも 一 因 があるように 思 いますので 後 者 に 対 する 考 え 方 を 明 確 にしていただきたく 要 望 いたします ( 公 社 ) 事 業 型 法 人 が 継 続 的 に 公 益 事 業 を 行 える 制 度 構 築 の 要 望 事 業 型 法 人 は 今 回 の 公 益 法 人 制 度 改 革 の 諸 問 題 で 公 益 認 定 基 準 をクリ アすることが 出 来 ず 公 益 事 業 の 継 続 性 に 支 障 を 来 たすこととなる このため 事 業 型 法 人 が 将 来 に 渡 って 継 続 的 に 公 益 事 業 を 展 開 で きる 法 改 正 や 制 度 構 築 を 要 望 する (1) 現 行 の 特 例 民 法 法 人 の 中 には 公 益 事 業 を 行 うための 自 主 財 源 を 確 保 するために 公 益 的 な 収 益 事 業 を 行 ってきた 法 人 がある いわゆる 事 業 型 法 人 と 呼 ばれるものであるが これらは 全 国 的 には 少 なく 今 回 の 公 益 法 人 制 度 改 革 の 検 討 の 遡 上 では 十 分 議 論 された 形 跡 はない (2) 事 業 型 法 人 は 持 続 的 な 法 人 運 営 の 特 性 上 収 支 相 償 の 理 論 は 適 用 できない このため 収 支 相 償 に 代 わる 理 論 の 構 築 が 必 要 である 仮 に 収 支 相 償 を 適 用 するにしても 事 業 を 区 分 したチェックポイントによらず 事 業 全 体 で 収 支 相 償 を 算 定 できるような 審 査 方 法 の 特 例 を 認 めて 欲 しい (3)このように 事 業 型 法 人 は 今 回 の 公 益 法 人 制 度 改 革 の 諸 問 題 で 公 益 認 定 基 準 をクリアすることが 出 来 ず 公 益 事 業 の 継 続 性 に 支 障 を 来 たすこととなる このため 事 業 型 法 人 が 将 来 に 渡 って 継 続 的 に 公 益 事 業 を 展 開 できる 法 改 正 や 制 度 構 築 を 要 望 する ( 特 財 ) 収 益 事 業 から 公 益 事 業 への 繰 出 し 金 に 対 する 税 制 優 遇 措 置 の 要 望 一 般 財 団 法 人 移 行 後 においても 収 益 事 業 から 公 益 事 業 への 繰 出 し 分 については 全 額 損 金 算 入 するなどの 税 制 優 遇 措 置 を 講 じていただきたい (1) 現 行 ( 特 例 財 団 法 人 )では 収 益 事 業 から 公 益 事 業 へ 13

の 繰 出 し 金 については 収 益 の 20%を 限 度 として 損 金 算 入 が 認 められているが 一 般 財 団 法 人 移 行 後 は これらの 税 制 優 遇 措 置 が 撤 廃 され 結 果 的 に 公 益 事 業 の 規 模 縮 小 を 余 儀 なくされる (2) 一 般 財 団 法 人 移 行 後 においても 税 制 優 遇 措 置 を 継 続 することとし 少 なく とも 収 益 事 業 から 公 益 事 業 への 繰 出 し 分 については 全 額 損 金 算 入 を 要 望 する ( 特 財 ) 14