プログラム 14:10 開 会 14:10~14:30 趣 旨 説 明 委 員 会 活 動 報 告 流 通 経 済 大 学 矢 野 裕 児 企 業 アンケート 調 査 結 果 の 概 要 宇 都 宮 大 学 長 田 哲 平 14:30~15:30 講 演 1 物 資 供 給 者 からみた 災 害 時



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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

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(2) 就 業 規 則 の 状 況 就 業 規 則 は 90.0%の 事 業 所 が 整 備 している このうち 就 業 規 則 を 周 知 している 事 業 所 は 84.0%で 周 知 の 方 法 ( 複 数 回 答 )については 常 時 掲 示 または 備 え 付 け が 最 も 多 く 64

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定款

以 内 とする (5) 据 置 期 間 償 還 金 の 据 置 期 間 は 償 還 期 間 のうち6ケ 月 以 内 とする (6) 償 還 方 法 据 置 期 間 終 了 後 月 賦 隔 月 賦 又 は3ケ 月 毎 の 均 等 分 割 償 還 とする (7) 担 保 保 証 人 取 扱 金 融 機

Transcription:

震 災 特 別 研 究 会 シンポジウム 災 害 時 の 物 資 供 給 のロジスティクス 平 成 25 年 9 月 14 日 ( 土 ) 日 本 物 流 学 会 震 災 特 別 研 究 会

プログラム 14:10 開 会 14:10~14:30 趣 旨 説 明 委 員 会 活 動 報 告 流 通 経 済 大 学 矢 野 裕 児 企 業 アンケート 調 査 結 果 の 概 要 宇 都 宮 大 学 長 田 哲 平 14:30~15:30 講 演 1 物 資 供 給 者 からみた 災 害 時 の 物 資 供 給 のロジスティクス 花 王 株 式 会 社 ロジスティクス 部 門 部 長 山 口 裕 人 氏 講 演 2 物 流 事 業 者 からみた 災 害 時 の 物 資 供 給 のロジスティクス ハウス 物 流 サービス 株 式 会 社 相 談 役 早 川 哲 志 氏 講 演 3 行 政 からみた 災 害 時 支 援 物 資 供 給 のロジスティクス 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 物 流 政 策 課 物 流 産 業 室 課 長 補 佐 平 山 翔 吾 氏 15:30~16:10 パネルディスカッション コーディネータ 流 通 経 済 大 学 矢 野 裕 児 パネリスト 花 王 株 式 会 社 ロジスティクス 部 門 部 長 山 口 裕 人 氏 ハウス 物 流 サービス 株 式 会 社 相 談 役 早 川 哲 志 氏 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 物 流 政 策 課 物 流 産 業 室 課 長 補 佐 平 山 翔 吾 氏 16:10 閉 会

アンケート 概 要 企 業 の 物 流 ロジスティクスにおける 震 災 対 応 に 関 するアンケート 調 査 日 本 物 流 学 会 震 災 特 別 研 究 会 流 通 経 済 大 学 物 流 科 学 研 究 所 調 査 の 目 的 震 災 以 降 緊 急 支 援 物 資 の 備 蓄 確 保 BCP サプライチェーン における 物 流 ロジスティクス 体 制 等 の 見 直 しを 各 企 業 が 具 体 的 にどのように 図 っているのか その 動 向 を 把 握 今 後 のロジスティクスの 方 向 性 について 調 査 の 対 象 : 東 証 一 部 に 上 場 する 企 業 から 抽 出 した 企 業 (1287 社 ) 調 査 の 時 期 : 平 成 25 年 6 月 実 施 調 査 の 方 法 : 調 査 票 郵 送 配 布 回 収 法 (アンケートは 無 記 名 回 答 ) 第 30 回 日 本 物 流 学 会 全 国 大 会 2013.9.14 調 査 内 容 Ⅰ. 企 業 の 基 礎 情 報 Ⅱ. 緊 急 支 援 物 資 関 連 について Ⅲ.BCPについて Ⅳ. 物 流 ロジスティクス 体 制 について Ⅴ.ロジスティクスの 考 え 方 の 転 換 回 収 数 120 社 ( 回 収 率 :9.3%) 業 種 サンプル 数 建 設 業 9 7.5% 食 料 品 製 造 業 5 4.2% 繊 維 製 品 製 造 業 5 4.2% 化 学 工 業 16 13.3% 医 薬 品 製 造 業 5 4.2% 石 油 石 炭 製 品 製 造 業 / 窯 業 2 1.7% 金 属 製 品 製 造 業 4 3.3% 機 械 電 機 製 品 製 造 業 16 13.3% 輸 送 用 機 器 製 造 業 5 4.2% 精 密 機 器 製 造 業 3 2.5% その 他 製 造 業 7 5.8% 倉 庫 運 輸 業 15 12.5% 卸 売 業 9 7.5% 小 売 業 16 13.3% その 他 3 2.5% 総 計 120 100.0% 備 蓄 の 実 施 状 況 2% 備 蓄 実 施 状 況 1% 13% 84% 備 蓄 していない その 他 備 蓄 している 無 回 答 従 業 員 以 外 の 訪 問 者 従 業 員 の 家 族 備 蓄 の 対 象 (101 社 ) 地 域 住 民 従 業 員 7 備 蓄 していない 93 92 101 94 0% 20% 40% 60% 80% 100% 備 蓄 している 緊 急 支 援 物 資 84%の 企 業 は 備 蓄 を 実 施 している 備 蓄 を 実 施 している 企 業 の 中 には 地 域 住 民 訪 問 者 用 に 備 蓄 している 企 業 もある 8 9

物 資 に 関 わる 自 治 体 との 協 定 締 結 33%の 企 業 が 自 治 体 と 協 定 を 締 結 している 自 社 商 品 の 提 供 自 社 施 設 自 社 設 備 の 貸 与 などの 協 定 を 締 結 している 協 定 締 結 状 況 3% 1% 33% 協 定 を 締 結 していない その 他 63% 協 定 を 締 結 している 無 回 答 協 定 の 内 容 ( 締 結 企 業 数 :40 社 ) その 他 自 社 設 備 ( 車 両 等 )の 貸 与 自 社 社 員 の 派 遣 自 社 施 設 の 提 供 自 社 商 品 の 提 供 ( 流 通 在 庫 を 含 む) 備 蓄 用 物 資 の 提 供 実 施 しない 26 23 34 31 36 36 14 17 0% 50% 100% 実 施 する 緊 急 支 援 物 資 9 6 4 4 物 資 を 提 供 するための 取 り 組 み 25%の 企 業 は 緊 急 支 援 物 資 を 提 供 するための 対 策 を 講 じている 在 庫 量 の 把 握 在 庫 を 多 く 保 有 するなどの 対 策 を 講 じている 緊 急 支 援 物 資 を 供 給 するための 対 策 の 有 無 1% 2% 25% 実 施 していない その 他 72% 実 施 している 無 回 答 講 じている 対 策 (30 社 ) その 他 円 滑 輸 送 のために 車 両 と 人 員 を 確 保 発 災 時 の 対 応 を 行 政 機 関 等 と 協 議 在 庫 量 の 把 握 在 庫 量 を 従 来 よりも 多 く 保 有 実 施 していない 14 19 23 24 28 16 11 0% 50% 100% 実 施 している 緊 急 支 援 物 資 7 6 2 緊 急 支 援 物 資 に 関 する 傾 向 企 業 ( 自 社 ) 向 け おおむね 従 業 員 向 けの 備 蓄 は 実 施 されている 緊 急 支 援 物 資 自 治 体 向 け 物 資 を 提 供 するために 協 定 を 締 結 している 車 両 人 員 などの 提 供 も 想 定 している 物 資 を 確 保 するために 在 庫 量 の 把 握 積 み 増 しを 行 っている 94% BCPの 策 定 状 況 回 答 企 業 の94%は BCPを 策 定 している BCPの 対 象 としている 事 象 としては 自 然 災 害 新 興 感 染 症 が 主 である 16% 15% 6% 28% 35% 策 定 済 み 策 定 済 みだが 見 直 し 中 策 定 中 今 後 策 定 する 予 定 策 定 しない その 他 労 務 (ストライキ 労 働 紛 争 など) 労 働 災 害 風 評 被 害 製 品 安 全 (PL 問 題 ) 取 引 先 の 経 営 破 綻 IT 関 連 のトラフ ル コンヒ ュータウイルスの 感 染 (サイハ ーア 新 興 感 染 症 ( 新 型 インフルエンサ など) 環 境 事 故 ( 有 害 物 質 の 漏 えいな 原 子 力 災 害 火 災 爆 発 自 然 災 害 ( 地 震 台 風 など) 対 象 としている 0 6 11 4 16 9 20 19 55 13 4 36 113 107 102 109 97 104 93 94 58 100 109 77 110 0% 50% 100% していない BCP 3

事 業 継 続 のための 対 策 連 絡 体 制 の 整 備 出 動 要 員 の 指 定 などが 多 い 発 災 時 の 職 務 権 限 付 与 同 業 他 社 との 応 援 協 定 などはあまり 講 じられていない 120 100 80 60 40 20 0 109 77 72 13 15 56 47 57 51 13 BCP 0 取 引 企 業 へのBCP 策 定 要 請 状 況 28%(33 社 )が 取 引 企 業 にBCP 策 定 を 要 請 している 一 部 の 企 業 に 対 してBCP 策 定 を 取 引 条 件 としている 企 業 が 多 い 取 引 条 件 においては 取 引 先 企 業 にBCP 策 定 を 推 奨 している 場 合 が 多 い 取 引 企 業 へのBCP 策 定 要 請 27% 8% 26 3 4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 一 部 に 求 めている BCP 全 てに 求 めている 65% 12 11 2 8 要 請 していない 要 請 している 無 回 答 0% 20% 40% 60% 80% 100% BCP 策 定 を 推 奨 している 取 引 条 件 ではない 不 明 無 回 答 BCP( 事 業 継 続 計 画 )に 関 する 傾 向 おおむね 事 業 継 続 計 画 を 検 討 している 対 象 企 業 でもBCPの 策 定 状 況 は100%ではない サプライチェーン BCPの 策 定 において 想 定 している 事 象 は 自 然 災 害 新 興 感 染 症 などが 主 である 事 業 継 続 のために 実 施 している 対 策 としては ソ フト ハードの 両 面 で 行 われている 取 引 企 業 にBCP 策 定 を 求 める 場 合 もある 震 災 で 損 失 を 受 けた 経 営 資 源 68% 企 業 は 被 害 を 受 けている 経 営 資 源 として 自 社 施 設 設 備 とともに 物 流 機 能 の 損 失 被 害 を 受 けた 東 日 本 大 震 災 時 に 経 営 資 源 損 失 の 有 無 3% 68% 29% 影 響 がなかった 影 響 があった 無 回 答 60 50 40 30 20 10 0 損 失 を 受 けた(82 社 ) サプライチェーン 損 失 を 受 けた( 件 )

サプライチェーン サプライチェーン 回 復 に 要 した 期 間 サプライチェーン 調 達 生 産 ロジの 関 連 の 見 直 し 被 害 を 受 けた82 社 が 回 復 するまで 要 した 期 間 は 1 週 1カ 月 が 多 い 全 体 の25%は1カ 月 以 内 に 回 復 している 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 1 2 1 12 4 1 1 19 10 8 4 7 1 10 ロジ 生 産 調 達 28 24 36 61 72 72 34 16 4 1 11 1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 っていない 図 っている 関 連 業 務 なし 無 回 答 1カ 月 以 内 で 回 復 した 企 業 数 22 社 調 達 関 連 の 見 直 し 内 容 サプライチェーン 生 産 関 連 の 見 直 し 内 容 サプライチェーン その 他 3 その 他 の 見 直 し 生 産 拠 点 設 備 における 地 震 対 策 0 31 在 庫 積 み 増 しを 要 請 7 製 品 商 品 数 の 絞 り 込 み 5 部 品 等 の 共 通 化 標 準 化 川 上 側 の 調 達 先 の 把 握 19 23 立 地 場 所 の 見 直 し 生 産 機 能 の 内 製 化 在 庫 を 積 み 増 し 1 5 14 複 数 工 場 での 生 産 を 要 請 9 代 替 生 産 体 制 の 構 築 20 海 外 も 含 めて 調 達 先 の 分 散 化 29 海 外 へ 生 産 機 能 の 移 転 生 産 工 場 を 増 設 12 15 日 本 国 内 において 調 達 先 の 分 散 化 40 生 産 体 制 の 分 散 化 30 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 0 5 10 15 20 25 30 35

ロジ 関 連 の 見 直 し 内 容 荷 役 機 器 の 標 準 化 委 託 先 と 対 応 を 協 議 委 託 先 の 対 応 力 の 確 認 委 託 先 を 分 散 化 共 同 輸 送 輸 送 機 関 の 多 重 化 情 報 システムのバックアップ 燃 料 の 備 蓄 非 常 用 電 源 を 確 保 自 動 化 機 械 化 の 見 直 し 物 流 拠 点 の 免 震 化 立 地 場 所 の 見 直 し 物 流 機 能 の 内 製 化 在 庫 を 積 み 増 し 代 替 体 制 の 構 築 物 流 拠 点 の 分 散 化 4 6 7 8 7 8 12 15 16 15 15 19 19 0 5 10 15 20 25 30 35 22 サプライチェーン 26 29 物 流 ロジスティクス 体 制 について 7 割 の 企 業 が 何 らかの 経 営 資 源 に 損 失 を 受 けた サプライチェーンが 回 復 するまでの 期 間 1カ 月 未 満 :22 社 1か 月 以 上 :88 社 無 回 答 :10 社 サプライチェーン 調 達 生 産 ロジにおいて 何 らかの 対 策 を 講 じて いる ロジスティクスの 考 え 方 の 転 換 経 営 効 率 の 最 優 先 をする 考 え 方 から 転 換 している 震 災 以 降 ロジスティクスの 考 え 方 が 変 化 した 震 災 前 13% 5% 47% 35% 0% 震 災 後 1% 6% 36% 51% 6% 経 営 効 率 を 最 優 先 し リスク 対 応 はほとんど 考 慮 していな かった 経 営 効 率 を 優 先 していたが リスク 対 応 についても 考 慮 して いた 経 営 効 率 とともに リスク 対 応 についても 十 分 考 慮 していた その 他 経 営 効 率 を 最 優 先 し リスク 対 応 はほとんど 考 慮 していない 経 営 効 率 を 優 先 しているが リスク 対 応 についても 考 慮 して いる 経 営 効 率 とともに リスク 対 応 についても 十 分 考 慮 している その 他 無 回 答

企 業 の 物 流 ロジスティクスにおける 震 災 対 応 に 関 するアンケート 調 査 平 成 25 年 6 月 日 本 物 流 学 会 震 災 特 別 研 究 会 流 通 経 済 大 学 物 流 科 学 研 究 所 東 日 本 大 震 災 では 被 災 地 に 支 援 物 資 が 届 かない 被 災 地 外 でも 生 活 関 連 物 資 が 店 頭 で 不 足 する あ るいは 部 品 原 材 料 等 が 不 足 し 生 産 ができないといったサプライチェーン 途 絶 などの 物 流 ロジスティ クスに 関 連 する 問 題 が 多 数 発 生 しました そのため 各 企 業 は 東 日 本 大 震 災 以 降 震 災 などのリスク に 対 応 するために 物 流 ロジスティクス 体 制 の 大 きな 見 直 しを 図 っています 日 本 物 流 学 会 および 流 通 経 済 大 学 物 流 科 学 研 究 所 では 震 災 以 降 緊 急 支 援 物 資 の 備 蓄 確 保 BC P サプライチェーンにおける 物 流 ロジスティクス 体 制 等 の 見 直 しを 各 企 業 が 具 体 的 にどのように 図 っているのか その 動 向 を 把 握 したいと 考 えております さらに 企 業 において ロジスティクスは 経 営 効 率 の 観 点 から 述 べられることが 主 でしたが 今 後 リスク 対 応 の 視 点 が 欠 かせないと 考 えられます 今 後 のロジスティクスの 方 向 性 についてどのように 考 えていらっしゃるのかもあわせて 把 握 したく 貴 社 を 東 証 一 部 上 場 企 業 から 選 ばせて 頂 き 本 アンケート 調 査 を 実 施 するものです お 忙 しいところ 誠 に 恐 縮 ですが 調 査 の 趣 旨 をご 理 解 いただき ご 協 力 をいただきますようお 願 いい たします 本 アンケートの 利 用 目 的 本 アンケートは 日 本 物 流 学 会 震 災 特 別 研 究 会 および 流 通 経 済 大 学 物 流 科 学 研 究 所 が 東 日 本 大 震 災 以 降 の 企 業 の 動 向 を 調 査 するものです アンケート 結 果 は 研 究 目 的 にのみ 利 用 します 個 人 情 報 の 取 り 扱 い アンケートシートは 統 計 的 に 処 理 し 個 別 に 内 容 を 公 表 することはありません 提 出 方 法 ご 記 入 して 頂 いたアンケートシートは 同 封 の 返 信 用 封 筒 に 入 れ 流 通 経 済 大 学 物 流 科 学 研 究 所 あて に6 月 21 日 までにポストにご 投 函 ください 本 アンケートに 関 する 問 い 合 わせ 先 日 本 物 流 学 会 震 災 特 別 委 員 会 担 当 長 田 哲 平 ( 宇 都 宮 大 学 大 学 院 助 教 ) E-mail:osada-teppei@cc.utsunomiya-u.ac.jp 流 通 経 済 大 学 物 流 科 学 研 究 所 矢 野 裕 児 ( 流 通 経 済 大 学 教 授 ) E-mail:yano@rku.ac.jp 日 本 物 流 学 会 は 昭 和 58 年 に 設 立 されました 現 在 会 員 数 は 約 500 名 を 数 えます 広 く 物 流 研 究 を 行 うとともに 物 流 研 究 に 携 わる 者 の 研 究 成 果 の 発 表 と 相 互 交 流 を 通 じて 物 流 に 関 する 学 問 体 系 の 確 立 に 資 する 事 を 目 的 としています 全 国 大 会 をはじめ 各 地 域 での 定 期 的 な 研 究 会 若 手 研 究 者 による 研 究 会 を 開 催 するほか 学 会 誌 日 本 物 流 学 会 誌 を 刊 行 しています http://www.logistics-society.jp/ 1 Ⅰ. 企 業 の 基 礎 情 報 Ⅰ-1. 貴 社 の 業 種 について 貴 社 の 業 種 は 以 下 のどれですか 該 当 するもの1つに をつけてください 1. 農 林 水 産 業 2. 鉱 業 3. 建 設 業 4. 食 料 品 製 造 業 5. 繊 維 製 品 製 造 業 6. パルプ 紙 製 造 業 7. 化 学 工 業 8. 医 薬 品 製 造 業 9. 石 油 石 炭 製 品 製 造 業 / 窯 業 10. 鉄 鋼 非 鉄 金 属 業 11. 金 属 製 品 製 造 業 12. 機 械 電 機 製 品 製 造 業 13. 輸 送 用 機 器 製 造 業 14. 精 密 機 器 製 造 業 15. その 他 製 造 業 16. 倉 庫 運 輸 業 17. 卸 売 業 18. 小 売 業 19. その 他 [ ] Ⅰ-2. 貴 社 の 売 上 高 について 貴 社 の 直 近 に 終 了 した 事 業 年 度 の 売 上 高 はどれくらいですか 該 当 するもの1つに をつけてくださ い ( 連 結 決 算 の 企 業 の 方 は 連 結 決 算 ベースでご 回 答 ください ) 1. 50 億 円 未 満 2. 50 億 円 ~100 億 円 未 満 3. 100 億 円 ~500 億 円 未 満 4. 500 億 円 ~1,000 億 円 未 満 5. 1,000 億 円 ~5,000 億 円 未 満 6. 5,000 億 円 ~1 兆 円 未 満 7. 1 兆 円 以 上 Ⅰ-3. 貴 社 の 従 業 員 数 について 貴 社 の 従 業 員 数 は 連 結 で 何 人 ですか 該 当 するもの1つに をつけてください ( 連 結 企 業 の 方 は 連 結 ベースでご 回 答 ください ) 1. 50 人 未 満 2. 50 人 ~100 人 未 満 3. 100 人 ~500 人 未 満 4. 500 人 ~1,000 人 未 満 5. 1,000 人 ~5,000 人 未 満 6. 5,000 人 ~10,000 人 未 満 7. 10,000 人 以 上 Ⅱ. 緊 急 支 援 物 資 関 連 について Ⅱ-1. 災 害 用 備 蓄 について 貴 社 では 大 規 模 災 害 に 備 えて 水 食 料 などの 物 資 を 備 蓄 されていますか 該 当 するもの1つに を つけてください 備 蓄 されている 場 合 には どの 程 度 備 蓄 されているか 記 入 して 下 さい 1. 備 蓄 していない 2. 備 蓄 している 右 欄 のうち 該 当 するもの に をつけ 備 蓄 量 ( 想 定 人 数 と 日 数 )を 記 入 してく ださい( 複 数 回 答 可 ) 3. その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) 対 象 2 ( ) 内 に 数 量 を 記 入 して 下 さい 1. 従 業 員 ( ) 名 分 をおよそ( ) 日 分 2. 従 業 員 の 家 族 ( ) 名 分 をおよそ( ) 日 分 3. 従 業 員 以 外 の 訪 問 者 ( ) 名 分 をおよそ( ) 日 分 4. 地 域 住 民 ( ) 名 分 をおよそ( ) 日 分

Ⅱ-2. 緊 急 支 援 物 資 に 関 する 行 政 との 連 携 について 貴 社 では 行 政 機 関 との 間 で 大 規 模 災 害 時 に 緊 急 支 援 物 資 を 供 給 する 協 定 を 締 結 していますか 該 当 するもの1つに をつけてください 締 結 している 場 合 は 協 定 の 内 容 に をつけて 下 さい 1. 協 定 を 締 結 していない 2. 協 定 を 締 結 している 協 定 の 内 容 ( 該 当 するものに をつけて 下 さい) 右 欄 のうち 該 当 するもの に をつけて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 3. その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) 1. 備 蓄 用 物 資 の 提 供 2. 自 社 商 品 の 提 供 ( 流 通 在 庫 を 含 む) 3. 自 社 施 設 の 提 供 4. 自 社 社 員 の 派 遣 5. 自 社 設 備 ( 車 両 等 )の 貸 与 6. その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) Ⅱ-3. 緊 急 支 援 物 資 の 確 保 に 関 する 取 組 について 貴 社 では 大 規 模 災 害 時 に 行 政 機 関 等 に 緊 急 支 援 物 資 を 供 給 するための 対 策 を 実 施 していますか 該 当 するもの1つに をつけてください 実 施 している 場 合 は 取 り 組 みの 内 容 に をつけて 下 さい 1. 実 施 していない 2. 実 施 している 取 り 組 みの 内 容 ( 該 当 するものに をつけて 下 さい) 右 欄 のうち 該 当 するものに をつけて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 3. その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) Ⅲ.BCPについて 1. 在 庫 量 を 従 来 よりも 多 く 保 有 している 2. 在 庫 量 の 把 握 を 常 におこなっている 3. 大 規 模 災 害 発 生 時 の 対 応 を 行 政 機 関 等 と 協 議 している 4. 円 滑 に 輸 送 するために 車 両 と 人 員 を 確 保 している 5. その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) Ⅲ-1. 貴 社 が 東 日 本 大 震 災 により 損 失 を 受 けた 経 営 資 源 について 東 日 本 大 震 災 により 貴 社 が 損 失 を 受 けた 経 営 資 源 で 該 当 するものに をつけて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 数 字 に をつけてください 以 下 は 経 営 資 源 の 損 失 による 具 体 的 な 影 響 の 例 示 です 1. 特 定 の 有 資 格 者 特 定 有 資 格 者 しかできない 業 務 が 当 該 社 員 の 出 勤 不 能 により 停 止 2. 労 働 力 業 務 量 に 応 じて 必 要 な 従 業 員 数 が 確 保 できなかった 3. 自 社 施 設 本 社 支 社 物 流 拠 点 などの 建 屋 が 使 用 できなくなった 4. 自 社 設 備 備 品 等 生 産 設 備 物 流 設 備 などが 使 用 できなくなった 5. 自 社 在 庫 原 材 料 商 品 製 品 などの 在 庫 が 使 用 できなくなった 6. 自 社 情 報 通 信 システム 情 報 システム 通 信 ネットワークが 使 用 できなくなった 7. 通 信 機 能 電 話 インターネットなどが 使 用 できなくなった 8.ライフライン 9. 物 流 機 能 物 流 網 が 機 能 しなくなった 10.その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) 電 気 カ ス( 都 市 カ ス フ ロハ ンカ ス) 水 道 が 使 用 できなくなった Ⅲ-2. 事 業 継 続 計 画 (BCP Business Continuity Plan)の 策 定 状 況 について 貴 社 では 事 業 継 続 計 画 を 策 定 していますか 該 当 するもの1つに をつけてください 1. 策 定 済 みである 2. 策 定 済 みであるが 内 容 を 見 直 し 中 である 3. 策 定 中 である 4. 今 後 策 定 する 予 定 5. 策 定 しない Ⅲ-3-1. 事 業 継 続 計 画 を 策 定 する 上 で 対 象 とする 事 象 について 事 業 継 続 計 画 を 策 定 する 上 で 対 象 としている 事 象 に をつけてください( 複 数 回 答 可 ) 1. 自 然 災 害 ( 地 震 台 風 など) 2. 火 災 爆 発 3. 原 子 力 災 害 4. 環 境 事 故 ( 有 害 物 質 の 漏 え いなど) 5. 新 興 感 染 症 ( 新 型 インフル エンサ など) 6. コンヒ ュータウイルスの 感 染 (サイハ ー アタックなどを 含 む) 7. IT 関 連 のトラフ ル 8. 取 引 先 の 経 営 破 綻 9. 製 品 安 全 (PL 問 題 ) 10. 風 評 被 害 11. 労 働 災 害 12. 労 務 (ストライキ 労 働 紛 争 など) 13. その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) Ⅲ-3-2. 事 業 継 続 のために 取 っている 対 策 について 貴 社 が 事 業 継 続 のための 取 っている 対 策 で 該 当 するものに をつけて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 数 字 に をつけてください 以 下 は 当 該 対 策 の 具 体 的 な 例 示 です 1. 緊 急 時 連 絡 体 制 の 強 化 緊 急 連 絡 網 の 整 備 安 否 確 認 システムの 導 入 など 2. 緊 急 時 出 勤 要 員 の 指 定 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 発 生 で 災 害 対 策 要 員 は 自 動 参 集 など 3. 通 信 機 器 の 整 備 災 害 時 優 先 電 話 MCA 無 線 衛 星 携 帯 電 話 などの 導 入 など 4. 緊 急 時 の 職 務 権 限 付 与 緊 急 時 は 出 納 権 限 を 100 万 円 に 引 上 げるなど 5. 同 業 他 社 との 応 援 体 制 の 強 化 業 界 団 体 や 遠 隔 地 の 同 業 他 社 などとの 相 互 応 援 体 制 など 6.バックアップ 拠 点 の 整 備 同 時 被 災 が 考 えられない 離 れた 場 所 の 拠 点 で( 例 : 東 京 と 大 阪 ) 同 一 業 務 を 実 施 し 緊 急 時 には 支 援 ができる 体 制 の 構 築 など 7. 自 社 情 報 通 信 システムの 二 重 化 保 有 する 情 報 システムや 通 信 ネットワークの 二 重 化 など 8. 自 社 施 設 ( 躯 体 )の 強 靭 化 免 震 装 置 の 取 り 付 け 耐 震 補 強 強 靭 な 建 屋 への 移 転 など 9. 施 設 内 設 備 の 強 靭 化 免 震 床 の 導 入 非 常 用 電 源 の 設 置 設 備 の 転 倒 防 止 措 置 など 10. 在 宅 勤 務 体 制 の 導 入 在 宅 勤 務 システムの 導 入 緊 急 時 の 資 料 の 持 ち 帰 り 許 容 など 11.その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) Ⅲ-3-1から 順 番 に 回 答 してください Ⅲ-4へお 進 みくだ さい 3 4

Ⅲ-4. 貴 社 と 取 引 先 における BCP の 位 置 づけ 貴 社 において 取 引 先 との 間 で BCP をどのように 位 置 づけておられますか 該 当 するものに をつけ て 下 さい (1) 取 引 先 に 対 して (1) 要 請 1.BCP 策 定 を 要 請 している 2.BCP 策 定 を 要 請 していない (2) 取 引 先 へ の BCP 策 定 要 請 (3) 取 引 条 件 として 1. 一 部 の 取 引 先 に 求 めている 2. 全 ての 取 引 先 に 求 めている 1.BCP 策 定 は 必 須 である 2.BCP 策 定 を 推 奨 している 3. 取 引 条 件 ではない 4. 不 明 (2) 取 引 先 から (1) 要 請 1.BCP 策 定 を 要 請 されている 2.BCP 策 定 を 要 請 されていない (2) 取 引 条 件 として Ⅳ. 物 流 ロジスティクス 体 制 について 1.BCP 策 定 は 必 須 である 2.BCP 策 定 を 推 奨 されている 3. 取 引 条 件 ではない 4. 不 明 Ⅳ-1.サプライチェーンの 正 常 化 に 要 した 期 間 について 東 日 本 大 震 災 において 貴 社 の 調 達 仕 入 れ 等 のサプライチェーンに 影 響 はありましたか 該 当 する もの1つに をつけてください また 影 響 があった 企 業 は 正 常 な 状 態 ( 震 災 前 の 状 態 )に 回 復 する までに どのぐらいの 期 間 を 必 要 としましたか 回 復 するまでに 要 した 時 間 を 記 入 ください 1. 影 響 が 無 かった 2. 影 響 があった 回 復 するまでの 時 間 ( ) 時 間 日 週 月 年 単 位 を で 囲 んでください Ⅳ-2. 調 達 関 連 について 貴 社 では 調 達 関 連 で 下 記 の 見 直 しを 図 っていますか 図 っている 場 合 は 見 直 し 内 容 で 該 当 するも のに をつけて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 1. 図 っていない 2. 図 っている 見 直 しの 内 容 1. 日 本 国 内 において 調 達 先 の 分 散 化 を 進 展 させている 2. 海 外 も 含 めて 調 達 先 の 分 散 化 を 進 展 させている 3. 調 達 先 に 複 数 工 場 での 生 産 を 要 請 している 4.1 次 の 調 達 先 だけでなく 2 次 3 次 と 川 上 側 までさかのぼり 調 達 先 の 把 握 を 進 展 させている 5. 調 達 の 代 替 が 容 易 なように 部 品 等 の 共 通 化 標 準 化 をしている 6. 調 達 先 に 在 庫 積 み 増 しを 要 請 している 7.その 他 ( 具 体 的 にご 記 入 ください ) 3. 調 達 関 連 業 務 はない Ⅳ-3. 生 産 関 連 について 貴 社 では 生 産 関 連 で 下 記 の 見 直 しを 図 っていますか 図 っている 場 合 は 見 直 し 内 容 で 該 当 する ものに をつけて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 1. 図 っていない 2. 図 っている 見 直 しの 内 容 1. 商 品 多 工 場 生 産 などの 生 産 体 制 の 分 散 化 を 進 展 させている 2. 生 産 体 制 の 分 散 化 のために 生 産 工 場 を 増 設 している 3. 生 産 体 制 の 分 散 化 のために 海 外 へ 生 産 機 能 の 移 転 を 図 っている 4. 他 の 工 場 での 代 替 生 産 体 制 の 構 築 を 図 っている 5. 原 材 料 部 品 などの 在 庫 を 積 み 増 している 6. 生 産 機 能 の 内 製 化 を 図 っている 7. 生 産 工 場 の 内 陸 部 への 移 転 など 立 地 場 所 の 見 直 しをしている 8. 製 品 商 品 数 の 絞 り 込 み 9. 生 産 拠 点 設 備 における 地 震 対 策 10.その 他 の 見 直 しを 図 っている( 具 体 的 に ) 3. 生 産 関 連 業 務 がない Ⅳ-4.ロジスティクス 関 連 について 貴 社 では ロジスティクス 関 連 で 下 記 の 見 直 しを 図 っていますか 見 直 しの 内 容 で 該 当 するもの に を 付 けて 下 さい( 複 数 回 答 可 ) 1. 図 っていない 2. 図 っている 見 直 しの 内 容 1. 物 流 拠 点 の 分 散 化 を 進 展 させている 3.ロジスティクス 関 連 業 務 がない 2. 他 の 物 流 拠 点 における 代 替 体 制 の 構 築 を 図 っている 3. 在 庫 を 積 み 増 している 4. 物 流 機 能 の 内 製 化 ( 自 社 化 )を 図 っている 5. 物 流 拠 点 の 内 陸 部 への 移 転 など 立 地 場 所 の 見 直 しをしている 6. 物 流 拠 点 の 免 震 化 を 図 っている 7. 物 流 拠 点 の 自 動 化 機 械 化 の 見 直 しを 図 っている 8. 物 流 拠 点 の 非 常 用 電 源 ( 太 陽 光 など)を 確 保 している 9. 物 流 拠 点 での 燃 料 の 備 蓄 を 図 っている 10. 物 流 関 連 の 情 報 システムのハ ックアッフ 体 制 を 強 化 している 11. 鉄 道 海 運 の 利 用 など 輸 送 機 関 の 多 重 化 を 図 っている 12. 共 同 輸 送 を 推 進 している 13. 物 流 業 務 委 託 先 を 分 散 化 させている 14. 物 流 業 務 委 託 先 のリスク 対 応 力 の 確 認 をしている 15. 物 流 業 務 委 託 先 とリスク 発 生 時 の 対 応 を 協 議 している 16. 保 管 輸 送 を 考 えて 荷 役 機 器 の 標 準 化 を 図 っている 5 6

Ⅴ.ロジスティクスの 考 え 方 の 転 換 Ⅴ-1-1.リスク 対 応 と 経 営 効 率 ( 震 災 前 ) 貴 社 は 東 日 本 大 震 災 発 生 以 前 ロジスティクス 体 制 について リスク 対 応 と 経 営 効 率 の 関 係 をどの ようにお 考 えでしたか Ⅴ-3. 連 携 についての 考 え 方 リスク 対 応 を 図 る 上 で 国 地 方 自 治 体 との 連 携 企 業 間 連 携 をどのようにお 考 えですか お 考 えが ございましたらご 自 由 にご 記 入 ください 1. 経 営 効 率 を 最 優 先 し リスク 対 応 はほとんど 考 慮 していなかった 2. 経 営 効 率 を 優 先 していたが リスク 対 応 についても 考 慮 していた 3. 経 営 効 率 とともに リスク 対 応 についても 十 分 考 慮 していた 4.その 他 Ⅴ-1-2.ロジスティクス 体 制 と 東 日 本 大 震 災 貴 社 は Ⅴ-1-1.の 結 果 貴 社 のロジスティクス 体 制 はリスクに 弱 いという 問 題 が 発 生 しました か 1. 発 生 した 2. 発 生 しなかった 3.わからない 4.その 他 Ⅴ-1-3.リスク 対 応 と 経 営 効 率 ( 震 災 後 ) 貴 社 は 東 日 本 大 震 災 発 生 以 降 ロジスティクス 体 制 について リスク 対 応 と 経 営 効 率 の 関 係 をどの ようにお 考 えですか 1. 経 営 効 率 を 最 優 先 し リスク 対 応 はほとんど 考 慮 していない 2. 経 営 効 率 を 優 先 しているが リスク 対 応 についても 考 慮 している 3. 経 営 効 率 とともに リスク 対 応 についても 十 分 考 慮 している アンケートは 以 上 です ご 協 力 ありがとうございました 4.その 他 Ⅴ-2.リスク 対 応 の 在 り 方 今 後 のロジスティクス 体 制 として リスク 対 応 をどのようにお 考 えですか お 考 えがございましたら ご 自 由 にご 記 入 ください 7 8

< 発 表 要 旨 > 想 定 外 という 言 葉 で 語 られた 東 日 本 大 震 災 ですが 9 月 11 日 でちょうど2 年 半 を 経 過 しました 千 年 に 一 度 という 未 曽 有 の 震 災 で 先 日 解 体 が 決 まった 気 仙 沼 の 共 徳 丸 にみられ るように 未 だに 解 決 待 ちの 課 題 も 多 くを 残 しているように 感 じられます 弊 社 におき ましても この 災 害 を 免 れることはできず 生 産 設 備 や 物 流 施 設 に 甚 大 な 被 害 を 受 け 一 時 期 サプライチェーンがうまく 機 能 しませんでした 特 に 東 北 地 方 の 出 荷 物 量 の8 0% 以 上 を 占 める 仙 台 LCが 津 波 の 直 撃 を 受 け 設 備 や 製 品 在 庫 を 喪 失 しました そう いった 状 況 から お 取 引 先 様 を 含 め 周 囲 のご 協 力 をいただきながら 復 旧 に 要 した 3ケ 月 間 の 活 動 経 緯 を 輸 送 路 の 確 保 代 替 拠 点 の 活 用 による 出 荷 体 制 の 回 復 の 観 点 からご 紹 介 いたします 震 災 時 の 製 品 供 給 を 通 して うまく 機 能 できたところと 課 題 についてディスカッションの 題 材 にできればと 考 えております 花 王 株 式 会 社 ロジスティクス 部 門 業 務 推 進 G 山 口 裕 人

www.***.com シンポジウム 災 害 時 の 物 資 供 給 のロジスティクス 目 次 1. ハウス 食 品 のSCMの 特 色 2. 東 日 本 大 震 災 の 対 応 について 3. 震 災 後 のSCMの 役 割 の 変 化 4. 物 流 会 社 の 状 況 把 握 の 重 要 性 5. BCPの 考 え 方 2013 年 9 月 14 日 ハウス 物 流 サービス 株 式 会 社 相 談 役 早 川 哲 志 2 ( 参 考 ) ハウス 食 品 の 製 品 情 報 の 流 れ 物 流 の 概 要 食 品 部 単 品 1 工 場 生 産 体 制 1 生 産 地 全 国 出 荷 製 造 アイテムが 少 ない ロットが 大 きい 常 温 物 流 物 流 形 態 がシンプル 2 段 階 在 庫 機 能 の 使 い 分 け( 在 庫 品 揃 ) 在 庫 一 括 管 理 SCM 部 トータル 管 理 卸 物 流 が 中 心 納 品 先 が 少 ない 量 販 の 取 り 扱 いが 比 較 的 多 い 物 流 子 会 社 運 営 現 業 と 管 理 部 門 の 分 離 業 務 用 ユーザー 卸 店 量 販 発 注 受 注 発 注 受 注 受 注 センタ- エリア 倉 庫 出 荷 指 図 横 持 倉 庫 協 力 工 場 出 荷 本 社 SCM 部 出 荷 指 図 工 場 倉 庫 生 販 調 整 決 定 生 産 部 生 産 指 示 工 場 販 売 物 流 社 内 物 流 生 販 在 調 整 3 4

( 参 考 ) ハウス 物 流 サービスのネットワークについて ハウスの 物 流 ネットワークは 各 地 域 へ 配 送 する 物 流 拠 点 (BC)を 全 国 に5 拠 点 地 域 の 配 送 拠 点 (HC)を 8 拠 点 持 っており 震 災 後 の 配 送 ネットワークの 修 復 も 短 時 間 で 行 うことが 出 来 た 特 色 生 産 拠 点 や 物 流 拠 点 の 分 散 化 5 1.グループ 全 社 としての 取 り 組 み 荷 主 の 災 害 対 策 本 部 にメンバーとして 参 画 し 迅 速 な 復 旧 に 向 けた 荷 主 連 携 を 図 る ハウス 物 流 独 自 の 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 意 思 決 定 の 迅 速 化 を 図 る 6 月 末 迄 にグループ 全 ての 物 流 機 能 が 復 旧 震 災 前 の 体 制 となる 配 送 受 注 拠 点 での 自 家 発 電 対 応 2. 輸 配 送 面 の 取 り 組 み 仙 台 営 業 所 が 復 旧 するまでの 間 ハウス 荷 の 配 送 を 栃 木 HC ハウス 荷 ( 業 務 用 )は 東 京 HCにて 対 応 4 月 よりハウス 荷 の 北 東 北 の スルー 荷 が 開 始 (HWF 荷 は3 月 末 より 開 始 ) 3. 倉 庫 面 の 取 り 組 み 仙 台 倉 庫 の 機 能 ストップのため 東 北 エリア 配 送 分 の 保 管 を 栃 木 HCにて 対 応 業 務 用 は 東 京 HCにて 対 応 仙 台 栃 木 埼 玉 倉 庫 の 応 援 として 本 社 を 含 めた 各 事 業 所 から 人 員 を 抽 出 し 対 応 6 東 日 本 大 震 災 タイでの 大 規 模 洪 水 などの 自 然 災 害 により これまでのSCMのあり 方 を 見 直 す 動 きが 出 てきた 主 な 見 直 し 項 目 主 な 見 直 し 項 目 2 顧 客 の 要 求 事 項 の 変 化 発 注 単 位 の 小 口 化 1 在 庫 積 み 増 し( 在 庫 削 減 見 直 しの 動 き) SKU 毎 に 在 庫 率 を 設 定 する 年 単 位 での 波 動 を 見 据 えた 在 庫 率 の 設 定 納 品 時 間 の 制 約 があるため 4トン 車 350ケース 6 軒 が1 日 あたりの 作 業 量 の 限 界 となっている ( 積 載 効 率 が 単 一 メーカーだけでは 上 がらない) 震 災 直 後 は 在 庫 を 一 律 に 増 やす 傾 向 があったが SKU 毎 に 細 かく 設 定 することでコスト 増 加 を 防 ぐ 製 品 毎 に 在 庫 率 を 見 直 すことで メーカーとして 目 標 在 庫 率 は 変 えない これまでは メーカー 単 位 の 共 配 を 進 めてきたが 製 品 グループ 毎 の 共 配 を 目 指 していく 必 要 がある ( 小 口 物 流 の 共 配 化 ) 7 8

主 な 見 直 し 項 目 3 拠 点 の 分 散 化 輸 送 手 段 の 多 様 化 ( 拠 点 集 約 化 の 見 直 輸 送 統 一 化 の 見 直 ) BCP( 事 業 継 続 計 画 )との 整 合 性 をとりながら リスク 発 生 時 は 代 替 拠 点 でのスルー 物 流 を 実 施 しできるだけの 拠 点 数 を 確 保 輸 送 ルートの 複 層 化 を 図 る( 同 一 地 域 への 輸 送 を 単 一 化 しない) 対 応 の 選 択 肢 (オプション)を 複 数 持 つことが 重 要 4 生 産 拠 点 調 達 先 のグローバル 化 ( 海 外 への 移 転 ) 物 流 コストも 増 大 するが リスク 管 理 費 用 として 予 算 明 確 化 し 経 営 との 整 合 性 を 取 るようにする 利 用 する 物 流 会 社 のリスク 対 応 状 況 把 握 の 必 要 性 自 社 倉 庫 だけでなく 外 部 委 託 倉 庫 もリスク 管 理 の 対 象 とする 原 材 料 や 商 品 の 配 送 が 停 滞 すれば 結 果 的 に 工 場 施 設 の 被 災 と 影 響 はかわらない 外 部 委 託 倉 庫 利 用 時 の 着 眼 点 (リスク 対 応 評 価 ) 賃 料 だけを 判 断 基 準 としないで 倉 庫 の 構 造 設 備 保 管 環 境 商 品 の 扱 い 方 作 業 員 のヘルメット 安 全 靴 危 機 管 理 マニュア ルの 有 無 などの 評 価 検 討 が 必 要 メーカー 系 物 流 子 会 社 は メーカーと 同 様 の 価 値 基 準 で 業 務 遂 行 を 行 っており リスク 対 応 力 は 比 較 的 高 い 9 10 荷 主 から 物 流 事 業 者 への 要 請 例 会 社 が 被 災 した 時 のBCPは 策 定 済 みか 被 災 後 の 復 旧 までの 所 要 時 間 を 教 えてほしい 過 去 に 発 生 した 事 業 停 止 状 況 と 対 策 を 報 告 傭 車 下 請 事 業 者 にBCPを 策 定 させているか 燃 料 や 傭 車 について 供 給 元 を 複 数 確 保 しているか 主 な 事 業 所 の 災 害 に 対 する 安 全 性 はどうか 地 震 津 波 の 自 然 災 害 時 や 感 染 症 のパンデミック 時 にも 必 ず 物 流 サービスを 供 給 する という 条 項 を 入 れてほしい 被 害 か ら の 回 復 を い か に 短 期 化 す る か 理 想 の 対 応 被 害 からの 回 復 をいかに 短 期 化 するか 被 害 をどれだけ 最 小 化 するか 二 つのベクトルの 面 積 を 最 大 化 することが 理 想 の 震 災 対 応 となる 被 害 をどれだけ 最 小 化 できるか 11 12

利 用 する 物 流 会 社 のリスク 対 応 力 が 荷 主 の リスク 対 応 力 の 強 化 に 繋 がる BCP( 事 業 継 続 計 画 ) 策 定 のプロセス 被 災 地 への 配 送 が 困 難 な 状 況 をみて 該 当 地 域 への 配 送 運 賃 値 上 げなどを 実 施 する 物 流 会 社 があった 荷 主 企 業 の 倉 庫 が 震 災 で 稼 働 できない 状 況 が 発 生 しても 物 流 企 業 が 自 社 の 配 送 ネットワークを 利 用 し 代 替 倉 庫 を 準 備 そこから 荷 主 企 業 の 商 品 の 出 荷 を 提 案 し 早 期 に 配 送 体 制 を 復 旧 させた ハウスグループの 例 ( 仙 台 の 代 替 として 栃 木 東 京 を 使 用 ) 東 北 エリアの 配 送 レベルを 翌 日 から 翌 々 日 レベルにダウンさせ 配 送 体 制 の 維 持 在 庫 調 整 を 容 易 にした 13 14 ハウス 物 流 サービスのBCP 1 避 難 2 災 害 報 告 3 安 否 確 認 4 被 害 把 握 ( 建 物 車 輛 ) 5 社 内 報 告 6 社 員 召 集 7 関 係 先 連 絡 ( 顧 客 行 政 団 体 ) 8 業 務 復 旧 誰 が いつ どこで と 実 行 段 階 で 落 とし 込 んでいく 1 総 務 経 理 対 策 ( 社 員 家 族 対 策 情 報 通 信 対 策 資 金 対 策 ) 2 顧 客 行 政 業 界 対 策 3 輸 送 保 管 対 策 ( 現 場 の 営 業 所 )など 役 割 分 担 や 代 行 順 位 なども 平 時 から 定 めておく 災 害 対 策 本 部 の 設 置 状 況 把 握 震 災 発 生 拠 点 により 東 京 大 阪 オフィスのどちらかに 災 害 対 策 本 部 の 設 置 安 否 確 認 ( 社 員 とその 家 族 ) 及 び 要 員 の 確 保 状 況 ( 特 に 専 門 性 の 高 い 受 注 センター) 情 報 システム 関 連 の 稼 働 状 況 物 流 拠 点 車 両 道 路 等 の 被 害 状 況 の 確 認 電 気 ガス 水 道 燃 料 の 確 保 状 況 (インフラの 状 況 把 握 ) 工 場 からの 輸 配 送 体 制 納 品 先 の 状 況 確 認 傭 車 先 の 稼 働 状 況 ( 確 認 内 容 は 自 社 も 傭 車 先 も 同 じ) 代 替 物 流 拠 点 設 置 及 び 代 替 物 流 ルートの 設 定 傭 車 先 の 変 更 受 注 体 制 の 変 更 メーカー( 荷 主 )との 連 携 ( 重 点 製 品 の 選 定 ) サービスレベル( 受 注 から 配 達 までのリードタイム)の 改 定 代 替 拠 点 の 選 定 会 社 組 織 を 運 営 すための 体 制 確 保 ( 経 営 層 現 地 管 理 職 及 び 資 金 管 理 ) 荷 主 との 連 携 会 社 内 の 支 援 物 資 の 輸 送 災 害 対 策 本 部 により 迅 速 な 意 思 決 定 ( 被 災 製 品 の 廃 棄 など) 平 時 から 準 備 を 行 い 繰 り 返 し 訓 練 を 重 ね 日 常 業 務 としてのBCM( 事 業 継 続 マネシ メント) に 繋 げる 復 旧 受 注 調 整 出 荷 調 整 重 点 製 品 の 解 除 拠 点 復 旧 は 復 旧 計 画 を 策 定 して 実 施 ( 速 やかに 対 応 するものと 時 間 をかけて 対 処 するものとの 切 り 分 け) 通 常 の 配 達 体 制 への 速 やかな 移 行 15 16

25914 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1 9.0 561k 15, 870 2, 81424911 47.523314 2 3

4 5 6 1 2 3 7

8 9 420420531 911415 LPG 10 5, 647 3, 055 13, 906 240 48, 30013, 900 11

H23.3.11H23.4.20 4 4 12 13 312 45112,800 46,700 20kl/ 862 3198kl 78kl 3 321323325 3291415 4035kl59kl86 23911 14 15

200,000 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 3,039 216 32,934 69,999 96,305 64,241 98,325 109,481 66,188 182,335 175,377 165,746 189,597 178,405 138,210 166,169 3/16 3/17 3/18 3/19 3/20 3/21 3/22 3/23 3/24 3/25 3/26 3/27 3/28 3/29 3/30 3/31 16 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 206,476 189,597 285,192 288,392 270,575 257,882 260,096 204,504 139,295 90,326 47,793 34,551 0 2011/03 05 07 09 11 2012/01 m 2 35,000 30,000 23,088 25,210 25,000 23,174 23,560 20,000 15,000 10,000 5,000 0 29,200 29,319 27,722 23,931 20,569 16,026 12,354 8,255 03 05 07 09 11 2012/01 17 18 19

1 20 23729 23912 21 2312253 25312 254 253

H25.4 24627 25621 25614 253 25 72 72 26 27

BCP Business Continuity Plan