別紙1 セクシュアル・ハラスメントの具体的例示



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Transcription:

静 岡 県 立 大 学 ハラスメントの 防 止 及 び 対 策 に 関 するガイドライン 第 1 目 的 このガイドラインは 静 岡 県 公 立 大 学 法 人 ハラスメントの 防 止 等 に 関 する 規 程 第 7 条 に 基 づき 静 岡 県 立 大 学 ( 短 期 大 学 部 及 び 法 人 本 部 を 含 む 以 下 本 学 という )におけるハ ラスメントを 防 止 し 健 全 で 快 適 なキャンパス 環 境 のもとで 修 学 又 は 就 労 できることを 目 的 として 定 めるものです 第 2 ガイドラインの 対 象 範 囲 1 このガイドラインは 本 学 の 学 生 ( 短 期 大 学 部 生 学 部 生 大 学 院 生 学 部 大 学 院 の 研 究 生 委 託 生 科 目 等 履 修 生 聴 講 生 等 本 学 で 教 育 を 受 けるあらゆる 立 場 の 者 ) 職 員 ( 本 学 の 全 職 員 ( 非 常 勤 を 含 む) 及 び 客 員 共 同 研 究 員 のほか 委 託 及 び 派 遣 契 約 等 によ り 本 学 において 就 労 する 者 ) 及 び 関 係 者 ( 教 育 実 習 及 び 病 院 実 習 等 における 学 生 の 受 入 れ 先 の 関 係 者 学 生 の 保 護 者 関 係 業 者 等 の 職 務 上 の 関 係 を 有 する 者 )の 全 て( 以 下 本 学 構 成 員 等 という )を 対 象 とします 2 このガイドラインは 勤 務 時 間 中 又 は 正 課 の 時 間 中 の 学 内 における 行 為 にとどまるもの ではなく 時 間 外 はもとより 学 外 及 び 課 外 活 動 等 を 含 む 本 学 に 関 係 するあらゆる 場 合 に 適 用 されます 第 3 基 本 方 針 ハラスメントは 個 人 の 人 権 を 侵 害 する 不 当 な 行 為 であり 学 生 及 び 職 員 関 係 者 の 修 学 就 労 教 育 又 は 研 究 のための 環 境 を 著 しく 損 なう 行 為 として 決 して 容 認 できないものです このため 本 学 はハラスメントに 対 して 責 任 をもって 厳 しい 姿 勢 で 臨 みます (1) 本 学 は ハラスメントの 防 止 に 努 めるとともに 問 題 が 起 きた 場 合 は 迅 速 かつ 適 切 な 手 続 により 厳 正 に 対 処 するとともに 安 全 で 良 好 な 修 学 就 労 教 育 又 は 研 究 上 の 環 境 を 整 備 して 被 害 の 回 復 に 努 めます (2) 本 学 は ハラスメントへの 対 応 等 において 加 害 行 為 を 行 ったと 主 張 される 者 等 による 二 次 加 害 及 び 本 学 構 成 員 等 への 二 次 被 害 の 未 然 防 止 に 責 任 をもって 努 めます 第 4 ハラスメントの 定 義 ハラスメント とは セクシュアル ハラスメント アカデミック ハラスメント パ ワー ハラスメント 及 びその 他 のハラスメントの 総 称 をいいます 具 体 的 例 示 は 別 紙 1 に 記 載 してあります (1) セクシュアル ハラスメント とは 本 学 構 成 員 等 が 他 の 本 学 構 成 員 等 に 対 して 相 手 の 意 に 反 する 性 的 性 質 の 言 動 を 行 い これによって 相 手 が 精 神 的 な 面 を 含 めて 修 学 教 育 研 究 就 労 及 び 職 務 遂 行 に 関 して 不 利 益 損 害 を 被 ることをいいます この 性 的 性 質 の 言 動 には つきまとい 行 為 や 性 別 により 役 割 を 分 担 すべきであるとす る 意 識 に 基 づく 言 動 も 含 みます セクシュアル ハラスメントによる 被 害 には 相 手 に 不 快 屈 辱 不 安 等 の 精 神 的 苦 痛 を 感 じさせることだけでなく 性 的 な 言 動 や 図 画 の 展 示 等 により 不 快 を 感 じさせるよ

うな 修 学 就 労 教 育 又 は 研 究 上 の 環 境 を 作 り 出 すことも 含 みます 強 制 わいせつ 等 の 性 的 暴 力 は 個 人 の 人 権 を 最 も 侵 害 するものの 一 つとして 本 規 程 を 適 用 します (2) アカデミック ハラスメント とは 教 育 研 究 上 において 優 位 な 立 場 にある 職 員 又 は 学 生 が その 地 位 や 職 務 権 限 を 濫 用 して 他 の 職 員 又 は 学 生 に 対 して 不 適 切 かつ 不 当 な 言 動 を 行 い これによって 相 手 が 修 学 教 育 研 究 就 労 及 び 職 務 遂 行 に 関 して 不 利 益 損 害 を 被 ることをいいます (3) パワー ハラスメント とは 職 務 遂 行 上 において 優 位 な 立 場 にある 職 員 が その 地 位 や 職 務 権 限 を 濫 用 して 他 の 職 員 に 対 して 不 適 切 かつ 不 当 な 言 動 を 行 い これによ って 相 手 が 就 労 及 び 職 務 遂 行 に 関 して 不 利 益 損 害 を 被 ることをいいます (4) その 他 のハラスメント とは 前 各 号 には 該 当 しないが 職 員 又 は 学 生 が 他 の 職 員 又 は 学 生 に 対 して 相 手 の 意 に 反 する 不 適 切 かつ 不 当 な 言 動 により 相 手 に 不 利 益 や 不 快 感 を 与 え 教 育 研 究 環 境 や 職 場 環 境 を 害 する 行 為 をいいます 第 5 学 長 及 び 本 学 構 成 員 等 の 責 務 学 長 は ハラスメントの 防 止 及 び 対 策 に 関 して 統 括 し 関 連 機 関 から 報 告 を 受 け 必 要 な 措 置 をとります すべての 本 学 構 成 員 等 は ハラスメントが 個 人 の 人 権 を 侵 害 する 不 当 な 行 為 であることを 正 しく 認 識 して 本 学 においてハラスメントの 防 止 に 努 めなければなりません 特 に 教 育 研 究 及 び 大 学 運 営 において 地 位 や 権 限 及 び 影 響 力 を 有 する 者 は 権 限 や 優 越 的 な 地 位 を 利 用 して ハラスメントを 起 こしてはなりません 第 6 ハラスメントの 防 止 対 策 のための 施 策 と 体 制 本 学 は ハラスメントの 発 生 を 防 止 するために 別 紙 2の 防 止 体 制 図 及 び 別 紙 3の 対 策 体 制 図 にそって 次 のことを 含 む 適 切 な 措 置 を 講 じます (1) ハラスメントの 防 止 対 策 に 関 する 全 学 機 関 として ハラスメント 防 止 対 策 委 員 会 ( 以 下 防 止 対 策 委 員 会 という )を 設 置 します また ハラスメント 防 止 に 関 す る 部 局 機 関 として 各 部 局 ハラスメント 防 止 委 員 会 ( 以 下 部 局 防 止 委 員 会 という ) を 設 置 します (2) ハラスメントの 防 止 のために 広 報 啓 発 活 動 並 びに 研 修 を 企 画 し 実 施 します 例 えば 研 修 及 び 講 演 の 企 画 と 実 施 学 内 広 報 誌 や 学 生 便 覧 等 へのガイドライン 及 び 関 連 規 程 の 掲 載 啓 発 パンフレットの 配 布 学 生 及 び 職 員 の 意 識 調 査 等 を 行 います (3) ハラスメントが 発 生 しないように 環 境 整 備 をします (4) ハラスメントに 関 する 相 談 窓 口 を 全 学 に 複 数 設 け 相 談 員 を 配 置 します また 学 生 部 学 生 相 談 健 康 支 援 センターでも 相 談 を 受 け 付 けます (5) ハラスメントに 関 して 早 期 に 対 応 するため 相 談 者 の 意 向 に 従 い 防 止 対 策 委 員 会 により 相 手 方 の 注 意 を 喚 起 するための 通 知 を 行 います (6) ハラスメントに 関 する 問 題 について 相 談 者 の 申 立 てに 基 づき 防 止 対 策 委 員 会 が 当 事 者 双 方 の 主 張 を 公 平 な 立 場 で 調 整 し 部 局 長 等 の 協 力 も 得 て 早 期 に 解 決 を 図 り ます

(7) ハラスメントに 関 する 事 実 調 査 等 を 行 うため 防 止 対 策 委 員 会 に 事 実 調 査 部 会 を 設 置 します (8) ハラスメントの 加 害 者 に 対 しては 懲 戒 処 分 等 の 必 要 な 措 置 をとります 第 7 ハラスメントの 相 談 窓 口 (1) ハラスメントに 対 応 するために ハラスメント 相 談 窓 口 を 全 学 に 複 数 設 け 相 談 員 を 配 置 します また 学 生 部 学 生 相 談 健 康 支 援 センターでも 相 談 を 受 け 付 けます (2) 各 相 談 員 は 相 談 者 の 所 属 部 局 にかかわらず 相 談 を 受 け 付 けます また 相 談 は ハラスメントの 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 (ハラスメントに 関 する 相 談 注 意 喚 起 の ための 通 知 の 申 し 出 問 題 解 決 のための 調 整 又 は 被 害 救 済 の 手 続 において ハラ スメントの 行 為 により 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 をいう 以 下 同 じ )だけでなく 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 の 代 理 人 ハラスメントと 疑 われる 行 為 を 見 聞 きした 第 三 者 からも 受 け 付 けます なお 相 談 は 原 則 として 複 数 の 相 談 員 が 対 応 します (3) 相 談 員 は 相 談 者 の 立 場 に 立 って 相 談 を 受 け 付 けるとともに 相 談 者 の 了 解 のもとに その 相 談 内 容 を 記 録 し 防 止 対 策 委 員 会 に 報 告 します (4) 相 談 員 が 当 事 者 のいずれかと 利 害 関 係 にあるときは 他 の 相 談 員 と 交 代 するか 又 は 当 該 相 談 を 別 の 相 談 員 に 移 します 第 7の2 申 立 て 等 の 手 続 (1) 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 は 第 8から 第 10 までのいずれか 一 つの 手 続 を 選 択 して 防 止 対 策 委 員 会 に 対 して 申 立 て 等 を 行 うことができます (2) 防 止 対 策 委 員 会 への 申 立 て 等 は 所 定 の 書 式 に 基 づいて 行 うものとします (3) 防 止 対 策 委 員 会 への 申 立 て 等 は 原 則 としてハラスメントが 行 われたときから2 年 以 内 に 手 続 をとるものとします (4) 防 止 対 策 委 員 会 は 申 立 て 等 に 係 る 事 実 が 明 らかに 存 在 しないなど 手 続 を 開 始 す る 必 要 がないと 判 断 した 場 合 は 手 続 を 行 わないことができます 第 8 注 意 を 喚 起 するための 相 手 方 への 通 知 (1) 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 は ハラスメントに 関 して 相 手 方 の 注 意 を 喚 起 するため に 防 止 対 策 委 員 会 に 対 して 相 手 方 への 通 知 を 申 し 出 ることができます (2) 防 止 対 策 委 員 会 は 申 し 出 内 容 を 検 討 の 上 必 要 と 認 めたときは 直 ちに 相 手 方 に 通 知 します (3) 防 止 対 策 委 員 会 は 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 からの 申 し 出 がない 場 合 にも ハ ラスメントに 関 する 相 談 の 事 案 について 事 態 が 重 大 で 緊 急 の 対 応 が 必 要 であると 認 めた 場 合 には 注 意 を 喚 起 するために 相 手 方 への 通 知 を 行 うことがあります ただし その 際 は 被 害 を 受 けたとされる 者 ( 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 又 はハラスメントに 関 する 相 談 においてハラスメントの 行 為 により 被 害 を 受 けたとされる 者 をいう 以 下 同 じ )の 意 向 をできる 限 り 尊 重 して 行 います (4) 申 出 人 は 相 手 方 への 通 知 が 行 われた 後 も 被 害 が 継 続 する 場 合 などには 防 止 対

策 委 員 会 に 対 して 相 手 方 への 通 知 を 改 めて 申 し 出 るか 又 は 他 の 手 続 を 求 めることが できます 第 9 問 題 解 決 のための 調 整 の 申 立 て (1) 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 は 防 止 対 策 委 員 会 に 対 してハラスメント 問 題 解 決 の ための 調 整 を 申 し 立 てることができます (2) 調 整 とは 当 事 者 双 方 の 主 張 を 公 平 な 立 場 で 調 整 し 問 題 解 決 を 図 る 手 続 です (3) 防 止 対 策 委 員 会 は 関 係 部 局 長 ( 部 局 長 が 当 事 者 である 場 合 には 学 長 が 指 名 す る 関 係 部 局 職 員 )の 協 力 を 得 て 問 題 解 決 のための 必 要 な 措 置 ( 例 えば 指 導 教 員 研 究 室 就 業 場 所 の 変 更 など)を 講 じます (4) 防 止 対 策 委 員 会 は 適 切 かつ 迅 速 に 対 処 し 概 ね3 週 間 以 内 の 問 題 解 決 を 目 標 と します (5) 調 整 の 手 続 においては 申 立 人 の 要 請 に 応 じて 相 談 員 が 同 席 することがありま す (6) 申 立 人 は 調 整 に 不 満 があるときなどには 防 止 対 策 委 員 会 に 対 し 問 題 解 決 のため 他 の 手 続 を 求 めることができます 第 10 ハラスメントに 関 する 被 害 救 済 の 申 立 て (1) 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 は 防 止 対 策 委 員 会 に 対 してハラスメントに 関 する 被 害 救 済 申 立 てをすることができます (2) 防 止 対 策 委 員 会 は 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 からの 被 害 救 済 申 立 て 又 は 相 談 員 他 の 相 談 窓 口 ( 学 生 部 学 生 相 談 健 康 支 援 センター)からの 報 告 に 基 づき ハラスメン トに 該 当 するかどうかを 審 議 し 事 実 関 係 を 明 らかにする 必 要 があると 認 めるときは 事 実 調 査 部 会 を 設 置 し 事 実 調 査 を 行 います (3) 防 止 対 策 委 員 会 は 被 害 を 受 けたと 主 張 する 者 からの 申 立 てがない 場 合 にも ハ ラスメントに 関 する 相 談 の 事 案 について 事 態 が 重 大 で 制 裁 や 改 善 措 置 が 緊 急 に 必 要 で あると 認 めた 場 合 には 当 該 事 案 に 対 応 するために 被 害 を 受 けたとされる 者 の 同 意 を 得 た 上 で 事 実 調 査 部 会 を 設 置 することができます (4) 事 実 調 査 部 会 は 原 則 として 学 外 の 専 門 家 を 含 む 男 女 比 等 を 考 慮 した3 人 以 上 の 委 員 で 構 成 されます (5) 事 実 調 査 部 会 は 申 し 立 てられたハラスメントに 関 する 事 実 関 係 を 調 査 します また 事 実 調 査 に 当 たって 必 要 と 認 める 場 合 には 当 事 者 及 び 関 係 者 から 事 情 を 聴 取 すること があります (6) 事 実 調 査 部 会 は 原 則 として3か 月 以 内 に 事 実 調 査 を 終 了 し 事 実 調 査 の 結 果 及 びそ れに 基 づく 事 実 認 定 の 判 断 を 遅 滞 なく 防 止 対 策 委 員 会 に 報 告 します 事 実 調 査 部 会 は 報 告 に 際 して 必 要 と 判 断 した 解 決 改 善 のための 措 置 を 意 見 として 添 えることがあり ます 第 11 緊 急 の 対 応 措 置 防 止 対 策 委 員 会 は 相 談 又 は 申 立 て 手 続 の 進 行 中 において ハラスメントの 疑 いのあ

る 行 為 が 継 続 しており かつ 緊 急 性 があると 認 める 場 合 は 被 害 を 受 けたとされる 者 の 了 解 の 上 で 加 害 行 為 を 行 ったとされる 者 及 び 関 係 する 部 局 等 に 対 し 緊 急 の 対 応 措 置 を とります なお 緊 急 性 があると 認 める 場 合 とは 次 のような 場 合 が 考 えられます 1 被 害 を 受 けたとされる 者 の 心 身 に 危 害 が 及 んでいるとき 又 は 危 害 が 及 ぶことが 予 想 されるとき 2 被 害 を 受 けたとされる 者 の 就 学 就 労 教 育 研 究 若 しくは 課 外 活 動 の 遂 行 を 妨 げる 等 の 支 障 が 生 じているとき 又 は 支 障 が 生 じることが 予 想 されるとき 第 12 ハラスメント 被 害 の 救 済 等 の 措 置 (1) 防 止 対 策 委 員 会 は 事 実 調 査 部 会 の 報 告 を 受 け 当 該 事 案 をハラスメントと 認 定 した 場 合 には 関 係 部 局 長 に 救 済 等 の 措 置 を 勧 告 するとともに 学 長 被 害 者 及 び 加 害 者 に 報 告 を 行 います (2) 防 止 対 策 委 員 会 が 勧 告 する 救 済 等 の 措 置 には 次 のようなものがあります 1 加 害 者 に 対 する 処 分 の 検 討 2 加 害 者 に 対 するハラスメントに 関 する 特 別 研 修 3 被 害 者 に 対 する 心 理 的 ケアを 含 む 可 能 な 限 りの 救 済 及 び 援 助 4 再 発 防 止 のための 指 導 教 員 の 交 代 必 修 単 位 の 代 替 措 置 クラブ サークル の 活 動 停 止 職 場 等 の 環 境 改 善 命 令 等 の 措 置 (3) 部 局 長 は 防 止 対 策 委 員 会 の 勧 告 に 基 づいて 必 要 な 措 置 をとるとともに その 結 果 を 被 害 者 加 害 者 防 止 対 策 委 員 会 及 び 学 長 に 報 告 します (4) 学 長 は 加 害 者 の 処 分 被 害 者 の 教 育 研 究 環 境 の 改 善 等 を 行 うことが 必 要 と 認 めた 場 合 には 速 やかに 必 要 な 措 置 を 講 じ 当 該 措 置 を 被 害 者 及 び 加 害 者 に 知 らせるとと もに 加 害 者 の 処 分 が 行 われた 場 合 には 被 害 者 及 び 加 害 者 のプライバシーに 十 分 配 慮 し た 形 で 本 学 の 構 成 員 に 公 表 します 第 13 被 害 者 の 要 請 による 話 し 合 いへの 援 助 助 言 前 項 の 規 定 にかかわらず 防 止 対 策 委 員 会 は 事 実 調 査 部 会 の 報 告 を 踏 まえ ハラス メントと 認 定 した 事 案 について 加 害 者 との 話 し 合 いを 求 める 被 害 者 の 要 請 があれば 以 下 の 援 助 助 言 をします (1) 話 し 合 いに 立 会 い 十 分 な 話 し 合 いが 行 われるよう 援 助 助 言 します (2) 話 し 合 いで 合 意 された 再 発 防 止 策 が 確 実 に 履 行 されるよう 援 助 助 言 します 第 14 プライバシーの 保 護 ハラスメントの 相 談 調 整 及 び 事 実 調 査 の 過 程 で その 手 続 に 関 与 した 全 ての 担 当 者 は 当 事 者 の 意 思 をできる 限 り 尊 重 するとともに 手 続 の 過 程 で 関 係 した 者 のプライバシーや 名 誉 その 他 の 人 権 を 尊 重 しなければなりません また 相 談 調 整 及 び 事 実 調 査 の 過 程 で 知 り 得 た 秘 密 を 任 期 中 及 び 任 期 後 においても 他 に 漏 らしてはいけません 第 15 不 利 益 取 扱 の 禁 止

いかなる 者 も ハラスメントに 関 する 相 談 及 び 当 該 相 談 に 係 る 事 実 調 査 への 協 力 その 他 ハラスメントに 関 し 正 当 な 対 応 をした 者 に 対 し そのことを 理 由 として 不 利 益 な 取 扱 いを してはなりません 第 16 虚 偽 申 立 ての 禁 止 いかなる 者 も ハラスメントに 関 する 相 談 申 立 て 等 の 手 続 において 虚 偽 の 相 談 申 立 て 等 を 行 ってはなりません 第 17 ガイドライン 及 び 関 連 規 程 の 見 直 し 防 止 対 策 委 員 会 は このガイドライン 及 び 関 連 規 程 の 年 度 ごとの 運 用 状 況 をみて 必 要 に 応 じ 見 直 しを 行 います 附 則 本 指 針 は 平 成 19 年 4 月 1 日 より 施 行 する 附 則 1 本 ガイドラインは 平 成 23 年 4 月 1 日 より 施 行 する 2 静 岡 県 立 大 学 短 期 大 学 部 セクシュアル ハラスメントの 防 止 及 び 対 策 等 に 関 する 指 針 は 廃 止 する ただし 平 成 23 年 4 月 1 日 前 に 被 害 救 済 の 申 立 てのあったセクシュアル ハラスメント 事 案 の 事 実 認 定 については なお 従 前 の 例 による 附 則 本 ガイドラインは 平 成 27 年 4 月 1 日 より 施 行 する

別 紙 1 セクシュアル ハラスメントの 具 体 的 例 示 1 相 手 方 の 意 に 反 する 性 的 性 質 の 言 動 とは 次 の 行 為 等 をいう (1) 行 為 者 本 人 が 意 図 すると 否 とにかかわらず 相 手 の 性 的 魅 力 や 自 分 の 抱 く 性 的 な 関 心 にかかわる 話 題 を 出 す 性 的 な 面 で 不 快 感 を 催 すような 状 況 をつくる 等 の 行 為 をするこ と a 相 手 への 性 的 な 関 心 の 表 現 を 業 務 を 遂 行 する 中 に 混 在 させること b 執 拗 または 強 制 的 に 性 的 行 為 に 誘 ったり 交 際 の 働 きかけをすること c 強 引 な 接 触 及 び 性 的 な 行 為 を 行 うこと d 性 的 魅 力 をアピールするような 服 装 や 振 る 舞 いを 要 求 すること e 相 手 が 返 答 に 窮 するような 性 に 関 する 冗 談 やからかいを 言 うこと f 大 学 等 構 内 にヌードポスターを 貼 ること g 卑 猥 な 絵 画 映 像 文 章 等 を 見 る 又 は 見 ることを 強 要 すること h 親 睦 会 終 業 後 の 付 き 合 い 等 で 集 団 で 下 品 な 行 動 をとること i 相 手 が 不 快 感 を 表 明 しているにもかかわらず その 場 にいるよう 強 要 すること j 食 事 やデートにしつこく 誘 うこと k 個 人 的 な 性 的 体 験 等 を 尋 ねること 又 は 経 験 談 を 話 したり 聞 いたりすること l 性 的 な 内 容 の 電 話 をかけたり 性 的 な 内 容 の 手 紙 E メール 等 を 送 ること m 浴 室 や 更 衣 室 等 をのぞき 見 すること n カラオケでデュエットを 強 要 すること o 酒 席 で お 酌 やチークダンス 等 を 強 要 すること p 悪 意 による 人 格 の 評 価 を 傷 つけかねない 性 的 表 現 をしたり 性 的 風 評 を 流 すこと (2) 身 体 へ 一 方 的 な 接 近 又 は 接 触 をするなど 次 の 行 為 をすること a 相 手 の 身 体 を 上 から 下 まで 長 い 間 じろじろ 眺 め 又 は 目 で 追 うこと b 相 手 の 身 体 の 一 部 ( 肩 背 中 腰 頬 髪 等 )に 意 識 的 に 触 れること 2 つきまとい 行 為 とは 相 手 に 対 する 恋 愛 感 情 その 他 の 好 意 の 感 情 又 はそれが 満 たされ なかったことに 対 する 怨 恨 の 感 情 を 充 足 する 目 的 で 当 該 相 手 又 は 当 該 相 手 と 密 接 な 関 係 を 有 する 者 ( 以 下 相 手 等 という )に 対 して 行 う 次 の 行 為 等 をいう (1) つきまとい 待 ち 伏 せし 進 路 に 立 ちふさがり 住 居 勤 務 先 学 校 その 他 その 通 常 所 在 する 場 所 の 付 近 において 見 張 りをし 又 は 住 居 等 に 押 しかけること (2) 相 手 等 の 行 動 を 監 視 していると 思 わせるような 事 項 を 告 げ 又 は 相 手 等 の 知 り 得 る 状 態 に 置 くこと (3) 面 会 交 際 その 他 の 義 務 のないことを 行 うことを 要 求 すること (4) 著 しく 粗 野 又 は 乱 暴 な 言 動 をすること (5) 電 話 をかけて 何 も 告 げず 又 は 拒 まれたにもかかわらず 連 続 して 電 話 をかけ ファクスを 送 信 し 若 しくは 電 子 メールを 送 信 すること (6) 汚 物 動 物 の 死 体 その 他 の 著 しく 不 快 又 は 嫌 悪 の 情 を 催 させるような 物 を 送 付 し 又 は 相 手 等 の 知 り 得 る 状 態 に 置 くこと (7) 相 手 等 の 名 誉 を 害 する 事 項 を 告 げ 又 は 相 手 等 の 知 り 得 る 状 態 に 置 くこと (8) 相 手 等 の 性 的 羞 恥 心 を 害 する 事 項 を 告 げ 若 しくは 相 手 等 の 知 り 得 る 状 態 に 置 き 又

は 相 手 等 の 性 的 羞 恥 心 を 害 する 文 書 図 画 その 他 の 物 を 送 付 し 若 しくは 相 手 等 の 知 り 得 る 状 態 に 置 くこと 3 性 別 により 役 割 を 分 担 すべきであるとする 意 識 に 基 づく 言 動 とは 例 えば 特 定 の 性 一 般 に 対 する 軽 蔑 的 な 発 言 話 題 及 び 行 動 等 次 の 行 為 等 をいう (1) 特 定 の 性 であるという 理 由 のみによって 性 格 能 力 行 動 及 び 傾 向 等 において 劣 っ ているとかあるいは 望 ましくないものと 決 めつけること (2) 個 人 の 主 張 や 意 見 を 特 定 の 性 としての 魅 力 に 結 びつけること (3) 女 性 であるというだけでお 茶 くみ 掃 除 私 用 等 を 強 要 すること (4)おじさん おばさん 男 の 子 女 の 子 僕 坊 や お 嬢 さんなど 人 格 を 認 めないよ うな 呼 び 方 をすること (5) 特 定 の 性 であることを 理 由 に 修 学 就 労 教 育 又 は 研 究 上 における 事 務 サービス において 差 別 すること 4 性 に 関 する 言 動 に 対 する 受 け 止 め 方 には 個 人 間 及 び 男 女 間 で 差 がありセクシュアル ハ ラスメントに 当 たるか 否 かについては 相 手 の 判 断 が 重 要 となる この 点 については 次 の ことに 留 意 しなければならない (1) 親 しさを 表 わすつもりの 言 動 であったとしても 本 人 の 意 図 とは 関 係 なく 相 手 を 不 快 にさせてしまう 場 合 があること (2)セクシュアル ハラスメントを 受 けた 者 が 大 学 の 人 間 関 係 等 を 考 え 拒 否 することが できないなど 相 手 からいつも 明 確 な 意 思 表 示 があるとは 限 らないこと (3)この 程 度 のことは 相 手 も 許 容 するだろうと 勝 手 な 憶 測 をしないこと (4) 相 手 との 良 好 な 人 間 関 係 ができていると 勝 手 な 思 い 込 みをしないこと (5) 相 手 が 拒 否 し 又 は 嫌 がっていることが 分 かった 場 合 には 同 じ 言 動 を 決 して 繰 り 返 さないこと アカデミック ハラスメントの 具 体 的 例 示 1 指 導 教 員 による 学 生 等 の 修 学 上 の 権 利 の 侵 害 (1) 学 生 の 能 力 や 人 格 を 否 定 するような 発 言 をする (2) 恣 意 的 に 成 績 の 不 当 な 評 価 を 行 う (3) 常 識 的 に 考 えて 不 可 能 な 課 題 の 達 成 を 強 要 する (4) 必 要 な 教 育 上 の 指 導 を 正 当 な 理 由 なく 実 施 しない (5) ゼミや 酒 席 の 場 などで 学 生 に 暴 力 をふるう 酒 席 の 場 で 酒 を 強 要 する (6) 学 生 の 個 人 的 生 活 やプライバシーに 過 度 に 介 入 する (7) 研 究 指 導 において 合 理 的 な 理 由 なく 一 部 の 学 生 を 不 利 に 取 り 扱 ったり 逆 に 有 利 に 取 り 扱 う 2 指 導 教 員 による 学 生 等 の 進 路 ( 進 学 卒 業 就 職 )の 妨 害 (1) 大 学 卒 業 後 又 は 大 学 院 修 了 後 の 進 学 又 は 就 職 について 合 理 的 な 理 由 なく 本 人 の 自 由 な 意 思 決 定 を 妨 害 しようとする (2) 個 人 的 な 感 情 から 奨 学 金 学 術 振 興 会 特 別 研 究 員 等 の 申 請 に 必 要 な 推 薦 書 を 書 か ない (3) 他 の 大 学 院 の 受 験 を 希 望 しても 受 験 させないようにする

(4) 優 れた 適 性 を 有 するにもかかわらず 合 理 的 な 理 由 なく 進 路 選 択 又 は 就 職 において 差 別 する 3 指 導 教 員 による 学 生 等 の 研 究 の 妨 害 (1) 指 導 を 求 められても 正 当 な 理 由 なく 指 導 をしない (2) 学 生 が 指 導 教 員 の 交 替 を 希 望 したときに それが 正 当 な 理 由 に 基 づくものであり 制 度 上 も 可 能 であるにもかかわらず 許 可 しない (3) 時 間 や 学 生 の 適 性 から 考 えて 達 成 不 可 能 と 考 えられる 過 度 な 研 究 成 果 を 要 求 する (4) 実 験 や 研 究 のための 機 器 や 設 備 を 理 由 なく 使 用 させない (5) 研 究 について 恣 意 的 に 不 当 な 評 価 を 行 う (6) 特 定 の 研 究 課 題 を 強 制 する (7) 研 究 発 表 活 動 ( 論 文 学 会 発 表 等 )を 不 当 に 制 限 する (8) 個 人 的 アイデアによって 開 始 した 未 発 表 の 研 究 を 発 案 者 の 了 解 なく 他 の 者 に 行 わせ る (9) 学 生 に 研 究 遂 行 の 過 程 で 過 度 な 経 済 的 負 担 を 強 いる 4 上 司 の 教 員 による 他 の 教 員 に 対 する 研 究 の 妨 害 (1) 当 然 加 わるべき 研 究 チームから 正 当 な 理 由 なく 排 除 する (2) 昇 任 や 業 績 評 価 に 当 たって 恣 意 的 に 不 当 な 評 価 を 行 う (3) 正 当 な 理 由 なく 論 文 著 者 の 削 除 追 加 や 執 筆 者 の 順 序 を 変 更 する (4) 研 究 費 の 使 途 について 不 当 な 制 限 を 加 えたり 不 合 理 な 配 分 を 行 う (5) 退 職 を 執 拗 に 強 要 する 5 上 司 の 教 員 による 他 の 教 員 に 対 する 教 育 の 妨 害 (1) 正 当 な 理 由 なく 授 業 を 担 当 させない (2) 本 人 の 同 意 を 得 ることなく 著 しく 専 門 から 外 れた 教 育 を 行 わせる (3) 恣 意 的 に 教 育 について 不 当 な 評 価 を 行 う 6 その 他 (1) 研 究 室 に 早 朝 から 深 夜 までいることや 泊 まりでの 実 験 を 強 制 する 休 日 を 一 切 とら せない (2) 掃 除 などの 研 究 室 内 の 雑 用 をある 特 定 の 個 人 に 集 中 してやらせる (3) 自 宅 の 引 越 などの 私 的 な 用 事 の 処 理 を 学 生 等 や 教 員 に 無 理 強 いする (4) 教 育 研 究 に 関 連 して 名 誉 や 人 格 を 著 しく 傷 つけるような 発 言 をする (5) 学 生 等 に 空 アルバイト 空 謝 金 などの 不 正 行 為 を 強 要 したり その 事 実 の 守 秘 を 強 要 する パワー ハラスメントの 具 体 的 例 示 (1) 仕 事 上 の 地 位 などをかさに 着 て 人 格 を 否 定 するような 暴 言 を 吐 くこと (2) 同 僚 の 前 で 罵 声 を 浴 びせるなど 言 葉 の 暴 力 や 実 際 に 暴 力 をふるうこと (3) 相 手 の 評 判 を 落 とすようなことを 言 いふらすこと (4) 相 手 の 存 在 を 認 めないような 態 度 をとること (5) 職 場 内 で 部 下 を 孤 立 させること (6) 過 度 な 仕 事 量 を 強 要 するなど 部 下 の 健 康 を 危 険 にさらすこと

(7) 権 力 を 濫 用 し 部 下 を 脅 迫 すること その 他 のハラスメントの 具 体 的 例 示 (1) 人 種 民 族 国 籍 文 化 等 による 差 別 嫌 がらせ (2) 門 地 宗 教 信 条 職 業 年 齢 身 体 的 特 徴 等 による 差 別 嫌 がらせ (3) 研 究 室 の 仲 間 や 職 場 の 同 僚 からのいじめなどの 精 神 的 虐 待 (4) アルコール 飲 料 にからむ 嫌 がらせ 一 気 飲 みの 強 要 意 図 的 な 酔 いつぶし 酒 席 でノンアルコールを 用 意 しない お 酌 の 強 要 体 質 的 に 飲 めない 人 への 飲 酒 の 強 要 など

別 紙 2 静 岡 県 立 大 学 におけるハラスメント 防 止 体 制 図 学 長 統 括 統 括 防 止 対 策 委 員 会 ( 全 学 的 な 防 止 の 促 進 ) 防 止 のための 広 報 啓 発 活 動 並 びに 研 修 の 企 画 及 び 実 施 防 止 のための 環 境 整 備 その 他 防 止 のために 必 要 な 事 項 の 検 討 各 学 部 教 授 会 等 ( 学 生 及 び 教 員 を 対 象 ) 部 局 防 止 委 員 会 の 設 置 部 局 における 防 止 のための 広 報 啓 発 活 動 並 びに 研 修 の 企 画 及 び 実 施 部 局 における 防 止 のための 環 境 整 備 その 他 防 止 のために 必 要 な 事 項 の 検 討 事 務 局 等 ( 事 務 系 職 員 を 対 象 ) 部 局 防 止 委 員 会 の 設 置 部 局 における 防 止 のための 広 報 啓 発 活 動 並 びに 研 修 の 企 画 及 び 実 施 部 局 における 防 止 のための 環 境 整 備 その 他 防 止 のために 必 要 な 事 項 の 検 討

別 紙 3 静 岡 県 立 大 学 ハラスメント 対 策 体 制 図 * 被 害 救 済 の 申 立 て 相 手 方 の 注 意 喚 起 のための 通 知 の 申 し 出 は 相 談 窓 口 を 経 ずに 被 害 者 が 防 止 対 策 委 員 会 に 直 接 行 うこともできる 被 害 者 等 相 手 方 * 被 害 救 済 申 立 て 相 手 方 の 注 意 喚 起 の ための 通 知 の 申 し 出 相 談 方 8 通 知 2) 相 手 方 へ 注 意 喚 起 のための 通 知 3) 被 害 者 へ 2)の 報 告 相 談 窓 口 ( 相 談 員 ) 1 被 害 救 済 申 立 て 3 当 事 者 へ2の 通 知 5 当 事 者 へ 事 実 認 定 の 報 告 1) 相 手 方 の 注 意 喚 起 の ための 通 知 の 申 し 出 Ⅰ 調 整 の 申 立 て 6 当 事 者 へ 救 済 措 置 勧 告 の 報 告 7 当 事 者 へ 救 済 措 置 報 告 調 査 部 会 ( 事 案 ごとに 設 置 ) 事 実 関 係 の 調 査 の 実 施 解 決 改 善 のための 措 置 の 意 見 2 設 置 4 事 実 調 査 等 の 報 告 告 3 部 会 設 置 の 連 絡 委 員 長 防 止 対 策 委 員 会 Ⅲ 調 整 3 部 会 設 置 の 連 絡 5 事 実 認 定 の 報 告 6 救 済 措 置 勧 告 7 救 済 措 置 報 告 告 部 局 長 被 害 救 済 措 置 の 実 施 再 発 防 止 のための 改 善 措 置 の 策 定 及 び 実 施 5 事 実 認 定 の 報 告 6 救 済 措 置 勧 告 の 報 告 7 救 済 措 置 報 告 告 Ⅱ 調 整 開 始 の 連 絡 Ⅳ 調 整 結 果 の 報 告 学 長 ( 統 括 )