第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 時 代 の 潮 流 やまちづくりの 現 状 からみた 課 題 を 整 理 し まちづくりの 目 標 と 目 指 す 県 土 の 姿 を 示 します 5
第 1 時 代 の 潮 流 と 課 題 1 人 口 減 少 超 高 齢 社 会 の 同 時 進 行 本 県 の 人 口 は これまで 一 貫 して 増 加 を 続 けてきましたが 数 年 のうち に 減 少 に 転 じると 見 込 まれます 高 齢 化 率 (65 歳 以 上 比 率 )は 16.9%と 全 国 で2 番 目 に 低 い 割 合 ですが 今 後 は 急 速 に 高 齢 化 が 進 む 見 込 みです まちづくりにおいても これまでの 人 口 増 加 などを 前 提 とした 政 策 から の 転 換 が 必 要 です 万 人 本 県 人 口 の 将 来 推 計 % 710 30 705 706 25 700 698 20 694 690 15 高 齢 化 率 の 見 通 し し 29.0 全 国 平 均 26.0 27.8 22.5 26.0 21.0 21.2 17.3 埼 玉 県 16.9 683 12.8 680 10 12 平 成 17 年 平 成 22 年 平 成 27 年 平 成 32 年 12 平 成 17 平 成 22 年 平 成 27 年 平 成 32 年 平 成 12 年 17 年 22 年 27 年 32 年 平 成 12 年 17 年 22 年 27 年 32 年 資 料 :ゆとりとチャンスの 埼 玉 プラン 資 料 :ゆとりとチャンスの 埼 玉 プラン 2 経 済 のグローバル 化 県 内 企 業 の 海 外 進 出 拠 点 数 は 平 成 18 年 で325か 所 に 達 しており 経 済 のグローバル 化 が 進 んでいます 本 県 の 製 造 品 出 荷 額 は 約 15 兆 1 千 億 円 で 全 国 第 5 位 ですが より 一 層 の 産 業 振 興 に 向 けて 企 業 誘 致 を 積 極 的 に 進 めています 今 後 地 域 の 自 立 的 な 発 展 に 向 けて さらなる 企 業 立 地 への 取 組 を 支 援 していくことが 必 要 です か 所 400 300 200 県 内 企 業 の 海 外 進 出 拠 点 数 325 325 340 313 325 兆 円 30 20 15.1 製 造 品 出 荷 額 29.5 15.0 14.0 100 10 6.6 0 平 成 14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 0 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 神 奈 川 県 全 国 平 均 資 料 : 海 外 進 出 企 業 総 覧 ( 東 洋 経 済 新 報 社 ) 資 料 : 工 業 統 計 表 速 報 値 (H18) 6
3 県 民 ニーズの 変 化 多 様 化 第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 県 政 世 論 調 査 における 県 政 への 要 望 では 福 祉 や 医 療 自 然 環 境 に 対 す る 要 望 が 上 位 を 占 めています このため 県 民 ニーズの 高 い 福 祉 医 療 の 充 実 が 必 要 です 県 政 への 要 望 高 齢 者 の 福 祉 を 充 実 する 27.9 医 療 サービス 体 制 を 整 備 する 自 然 をまもり 緑 を 育 てる 地 球 温 暖 化 を 防 止 する 21.3 20.5 22.7 食 品 の 安 全 をまもる 子 育 て 支 援 を 充 実 する 15.8 17.7 防 犯 の 地 域 づくりをすすめる 12.7 災 害 から 県 民 をまもる 学 力 規 律 ある 態 度 体 力 を 身 につける 学 校 教 育 を 充 実 する 交 通 事 故 をなくす 10.4 10.3 9.9 0 5 10 15 20 25 30 (%) 資 料 : 平 成 19 年 度 埼 玉 県 政 世 論 調 査 報 告 書 (H19.11) 4 環 境 問 題 への 対 応 地 球 温 暖 化 は 地 球 規 模 での 環 境 問 題 となっています 環 境 負 荷 が 小 さい 持 続 可 能 な 社 会 への 転 換 が 必 要 です 豊 かな 自 然 を 保 全 継 承 し 環 境 との 共 生 を 図 ることが 必 要 です 多 様 な 生 態 系 の 維 持 にとって 重 要 な 樹 林 地 農 地 は 減 少 傾 向 にあります ヒートアイランド 現 象 への 対 応 も 課 題 となっています 7
第 2 埼 玉 のまちづくりの 現 状 と 課 題 1 中 心 市 街 地 の 整 備 の 困 難 性 や 郊 外 部 での 開 発 の 進 展 中 心 市 街 地 においては 建 物 の 密 集 や 権 利 関 係 の 複 雑 化 用 地 取 得 コス トなどによって 基 盤 整 備 が 進 みにくい 状 況 があります 近 年 大 規 模 で 安 価 な 土 地 を 求 めて 大 規 模 商 業 施 設 病 院 福 祉 施 設 などが 郊 外 部 衰 衰 退 退 している している 中 心 市 街 地 に 立 地 することも 多 くなっています 中 心 市 街 地 が 衰 退 しつつある 都 市 もあり ます 建 物 の 高 層 化 による 住 環 境 上 の 問 題 が 発 生 している 地 区 もあります 中 心 市 街 地 の 土 地 利 用 が 進 まない 一 方 で 郊 外 部 の 開 発 が 進 行 しているため 土 地 利 用 の 整 序 が 必 要 です 2 高 速 道 路 網 の 充 実 と 幹 線 道 路 の 渋 滞 東 北 縦 貫 自 動 車 道 関 越 自 動 車 道 などの 南 北 方 向 の 高 速 道 路 が 放 射 状 に 整 備 されています さらに 東 西 方 向 として 東 京 外 環 自 動 車 道 や 首 都 圏 中 央 連 絡 自 動 車 道 が 整 備 されつつあります 高 速 道 路 網 の 充 実 によって 交 通 利 便 性 が 飛 躍 的 に 向 上 し 全 方 位 と 交 流 できるという 内 陸 県 の 強 みがさらに 高 まることが 期 待 されます 一 方 で 幹 線 道 路 網 は 南 北 方 向 に 比 べて 東 西 方 向 が 脆 弱 な 状 況 です 主 要 な 都 市 を 結 ぶ 幹 線 道 路 は 慢 埼 玉 県 の 主 要 な 道 路 網 性 的 な 交 通 渋 滞 が 発 生 しており 経 済 活 動 や 地 域 連 携 の 強 化 に 向 け その 解 消 が 求 められています 資 料 :ゆとりとチャンスの 埼 玉 プラン 8
3 地 域 の 個 性 の 喪 失 第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 経 済 性 や 効 率 性 を 重 視 した 画 一 的 なまちづくりが 進 められがちであっ たため まちの 個 性 が 失 われつつあります 歴 史 を 活 かした 並 木 みち 個 性 を 活 かしたまちづくりを 進 めている 地 域 はまだ 少 ない 状 況 です 魅 力 と 風 格 のある 郷 土 を 形 成 するため 良 好 な 景 観 形 成 が 求 められています 今 後 は 歴 史 文 化 自 然 田 園 など 地 域 の 個 性 をより 一 層 まちづくりに 活 かして いくことが 必 要 です 矢 立 橋 と 草 加 松 原 ( 草 加 市 ) 4 厳 しい 財 政 状 況 など 厳 しい 経 済 財 政 状 況 のもと 社 会 資 本 整 備 に 充 てる 予 算 の 減 少 が 続 い ています 広 域 化 している 人 々の 生 活 経 済 活 動 を 踏 まえて 適 切 に 土 地 利 用 の 方 向 性 を 示 すことが 必 要 です 住 民 や 企 業 などのまちづくりへの 参 画 意 識 の 高 まりを 受 けた 対 応 が 必 要 です 埼 玉 県 の 社 会 資 本 整 備 予 算 の 推 移 一 般 会 計 予 算 の 推 移 ( 当 初 予 算 ) 県 予 算 総 額 土 木 費 予 算 総 額 と 土 木 費 の 割 合 20,000 19,198 25.0% 18,000 17,312 17,785 16,471 18,048 18,149 17,920 17,174 16,616 16,926 16,832 17,109 16,366 16,000 20.0% 14,000 予 算 ( 億 円 ) 12,000 10,000 8,000 6,000 15.0% 10.0% 土 木 費 の 割 合 (%) 4,000 3,549 3,648 3,327 3,262 3,488 3,029 2,717 2,500 5.0% 2,000 0 2,149 2,095 1,884 1,839 1,749 0.0% H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 年 度 資 料 : 埼 玉 県 統 計 年 鑑 から 都 市 計 画 課 調 べ 9
第 3 将 来 都 市 像 前 述 した 課 題 を 踏 まえ 県 民 生 活 の 視 点 から 埼 玉 の 目 指 すべき 将 来 都 市 像 を 示 します 埼 玉 の 将 来 都 市 像 みどり 輝 く 生 きがい 創 造 都 市 ~ 暮 らし 続 けるふるさと 埼 玉 ~ (1) 暮 らしやすく ふるさととして 愛 着 のもてる 都 市 (2) 誰 もがいきいきと 働 いている 元 気 な 都 市 まち (3) 地 域 の 営 みが 未 来 につながる 都 市 まち まち 将 来 都 市 像 は 埼 玉 県 都 市 計 画 審 議 会 からの 提 言 書 時 代 の 潮 流 を 見 据 えた 埼 玉 の 都 市 計 画 の 基 本 方 向 (H19.2)で 示 されています 10
第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 まち (1) 暮 らしやすく ふるさととして 愛 着 のもてる 都 市 仕 事 帰 りにオシャレな 店 で 買 い 物 が 楽 しめるなど 多 くの 人 で 中 心 市 街 地 がにぎわっている 都 市 と 都 市 都 市 の 中 心 部 と 郊 外 部 を 結 ぶ 鉄 道 や 道 路 バスなどが 充 実 して 便 利 であり 誰 もが 外 出 を 楽 しんでいる 身 近 なところに 病 院 や 福 祉 施 設 子 育 て 施 設 が 充 実 しており 人 々がふ れあいながら 暮 らしている まち まち (2) 誰 もがいきいきと 働 いている 元 気 な 都 市 充 実 した 交 通 網 や 豊 富 な 人 材 など 埼 玉 の 強 みを 最 大 限 に 活 かして 国 際 的 にも 競 争 力 が 高 く 日 本 経 済 を 牽 引 する 産 業 が 集 積 されている 身 近 なところに 誰 もが 自 分 の 能 力 を 活 かせる 働 き 場 があり いきいきと 働 いている まち (3) 地 域 の 営 みが 未 来 につながる 都 市 街 道 や 史 跡 伝 統 文 化 など 先 人 達 が 培 ってきた 地 域 固 有 の 財 産 が 保 存 再 生 されて 美 しい 景 観 を 形 成 し まちのブランド 力 が 高 まっている 田 園 地 域 では 雑 木 林 や 田 畑 が 広 がり 川 には 澄 んだ 水 が 流 れ 子 供 達 は 自 然 とふれあいながら 育 っている 住 宅 地 のみどりや 街 路 樹 などが 豊 富 で 道 路 建 築 物 や 公 共 交 通 などの 効 果 的 な 利 用 が 進 むなど 環 境 に 優 しい 持 続 可 能 な 都 市 となっている 11
第 4 まちづくりの 目 標 将 来 都 市 像 を 実 現 していくため 安 心 安 全 環 境 を 前 提 として 3つのまちづくりの 目 標 を 設 定 します まちづくりの 目 標 1:コンパクトなまちの 実 現 駅 周 辺 など 地 域 の 中 心 となる 市 街 地 は 人 々の 暮 らしを 支 える 場 交 流 の 場 として 本 来 持 つべき 都 市 機 能 を 復 活 充 実 させます 市 街 地 における 医 療 福 祉 施 設 を 充 実 させ 高 齢 者 など 誰 もが 暮 ら しやすいまちづくりを 進 めます 高 齢 者 をはじめ 誰 もが 自 由 に 移 動 できるよう 使 いやすい 都 市 交 通 環 境 の 整 備 を 進 めます 公 共 交 通 の 利 用 促 進 やみどりの 創 出 など 省 CO 2 * 型 の 持 続 可 能 な 都 市 を 目 指 します 県 民 が 安 全 に 暮 らせるよう 都 市 の 防 災 機 能 を 高 めます 暮 暮 らしやすいまち らしやすいまち 誰 環 もが 境 にやさしい 使 いやすい 都 都 市 市 交 交 通 通 まちづくりの 目 標 2: 地 域 の 個 性 ある 発 展 <プラス1のまちづくり> 地 域 の 特 性 や 資 源 を 磨 いて 地 域 の 価 値 を 高 め 活 力 ある 地 域 づくり を 進 めます 人 々の 出 会 いと 交 流 の 場 を 創 り にぎわいのある 都 市 を 創 ります 歴 史 や 文 化 を 活 かし 新 たな 発 見 のある 訪 れたいと 感 じる 都 市 を 創 ります 美 しいまちなみ 景 観 を 創 造 し 住 みたいと 感 じる 都 市 を 創 ります 歴 史 を 活 かしたまち にぎわいのあるまち 一 番 街 ( 川 越 市 ) プロペ 通 り( 所 沢 市 ) 12
第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 < 産 業 応 援 まちづくり> 雇 用 の 場 を 確 保 し 地 域 の 活 力 を 高 めます 充 実 した 高 速 道 路 網 や 地 理 的 な 優 位 性 を 活 かし 戦 略 的 に 産 業 を 集 積 します 田 園 環 境 と 調 和 した 産 業 基 盤 整 備 圏 央 道 周 辺 の 産 業 基 盤 整 備 イメージ まちづくりの 目 標 3: 都 市 と 自 然 田 園 との 共 生 都 市 の 利 便 性 と 田 園 のゆとり を 享 受 できる 魅 力 的 な 都 市 を 創 ります 都 市 とみどり 都 市 と 川 都 市 と 田 園 が 共 生 した 多 彩 な 田 園 都 市 を 創 ります 都 市 の 身 近 に 残 る 豊 かな 自 然 や 田 園 を 貴 重 な 財 産 として 守 り 活 か していきます 都 市 の 身 近 に 残 る 貴 重 な 自 然 田 園 差 し 替 え 三 富 新 田 の 農 地 と 平 地 林 ( 川 越 市 所 沢 市 狭 山 市 ふじみ 野 市 三 芳 町 ) 見 沼 田 圃 (さいたま 市 川 口 市 ) * 省 CO 2 地 球 温 暖 化 の 原 因 のひとつである CO 2 ( 二 酸 化 炭 素 )の 排 出 量 を 抑 える 取 組 13
第 5 目 指 す 県 土 の 姿 県 の 諸 計 画 * 1 や 人 口 土 地 利 用 の 動 向 * 2 を 踏 まえ 目 指 すべき 県 土 の 姿 を 示 します 1 県 土 構 造 地 域 が 連 携 した 自 立 性 の 高 い 県 土 を 支 える 主 要 交 通 軸 を 設 定 します 利 根 川 江 戸 川 荒 川 という 県 土 の 骨 格 を 成 す 大 河 川 を 河 川 環 境 軸 として 設 定 します これらの 軸 を 勘 案 して 土 地 利 用 については 市 街 地 エリア 田 園 エリ ア 自 然 環 境 エリア を 設 定 します 県 土 構 造 図 * 1 埼 玉 県 長 期 ビジョン 県 政 運 営 の 長 期 的 指 針 として 各 種 計 画 策 定 や 施 策 を 進 める 上 での 基 本 となるもので おおむね 平 成 22 年 を 目 標 年 次 とする 平 成 9 年 2 月 策 定 * 1 ゆとりとチャンスの 埼 玉 プラン 平 成 18 年 12 月 策 定 の 県 の 総 合 計 画 平 成 19 年 度 からの5か 年 に 県 が 取 り 組 むべき 施 策 の 体 系 を 示 す * 1 埼 玉 県 土 地 利 用 基 本 計 画 平 成 10 年 3 月 改 定 ( 昭 和 50 年 策 定 )の 県 計 画 適 正 で 合 理 的 な 土 地 利 用 を 図 るため 埼 玉 県 国 土 利 用 計 画 を 基 本 として 策 定 するもので 将 来 の 県 土 利 用 の 基 本 的 方 向 を 示 す * 1 埼 玉 県 広 域 道 路 網 マスタープラン 平 成 10 年 6 月 に 改 定 した 県 の 計 画 地 域 全 体 の 社 会 交 流 を 支 え 地 域 の 連 携 を 促 す 県 内 道 路 網 の 将 来 を 示 し 地 域 整 備 の 方 向 性 に 整 合 した 道 路 ネットワークの 考 え 方 を 整 理 した もの * 2 都 市 計 画 基 礎 調 査 都 市 計 画 法 第 6 条 に 規 定 されている 調 査 で 概 ね 5 年 ごとに 人 口 規 模 産 業 分 類 別 の 就 業 人 口 の 規 模 市 街 地 の 面 積 土 地 利 用 交 通 量 等 に 関 する 現 況 及 び 将 来 の 見 通 しについて 行 うもの 14
2 土 地 利 用 の 方 向 性 第 1 章 まちづくりの 課 題 と 目 標 本 県 では 東 京 都 心 からの 距 離 に 応 じて 人 口 や 土 地 利 用 の 動 向 などが 変 化 し 地 域 性 が 異 なります この 地 域 性 を 活 かすため 3ゾーン 4 地 域 に 区 分 します 多 様 な 地 域 性 を 有 する 本 県 の 特 性 を 踏 まえ 県 土 の 均 衡 ある 発 展 から 地 域 の 個 性 ある 発 展 を 進 めていきます ゾーン 別 の 主 な 特 性 県 北 ゾーン 県 北 地 域 旧 街 道 の 宿 場 町 と 鉄 道 駅 を 中 心 に 拠 点 性 の 高 い 市 街 地 が 形 成 されている 郊 外 部 には 豊 かな 田 園 地 帯 が 広 がっている 中 心 市 街 地 の 衰 退 が 見 られる 人 口 が 減 少 傾 向 に 転 じており 郊 外 の 集 落 では コミュニティの 維 持 が 懸 念 される 圏 央 道 ゾーン 鉄 道 沿 線 に 駅 を 中 心 に 市 街 地 が 形 成 されてい る 郊 外 部 には 田 園 や 丘 陵 が 広 がっており 豊 かな 自 然 が 残 されている 東 京 への 通 勤 圏 に 位 置 しているが 人 口 減 少 が 目 前 に 迫 っている 圏 央 道 整 備 に 伴 う 企 業 立 地 ポテンシャルが 高 ま っている 東 京 都 心 から 概 ね60km 東 京 都 心 から 概 ね30km 県 北 ゾーン 秩 父 地 域 主 な 市 街 地 が 秩 父 盆 地 の 平 地 部 にある 大 部 分 が 森 林 地 帯 であり これを 縫 うように 荒 川 が 流 れており 豊 かな 自 然 環 境 がある 長 瀞 の 岩 畳 秩 父 札 所 など 名 所 旧 跡 や 歴 史 文 化 が 残 されている 人 口 減 少 が 続 き 高 齢 化 も 進 行 しており 地 域 コミュニティの 維 持 が 課 題 である 東 京 からの 車 によるアクセス 性 に 課 題 がある 県 南 ゾーン 鉄 道 沿 線 に 市 街 地 が 南 北 に 連 担 している 連 担 する 市 街 地 と 市 街 地 の 間 に 貴 重 な 緑 地 が 残 されている 東 京 に 近 接 し 鉄 道 網 も 充 実 していることから 都 市 開 発 のポテンシャルが 高 い 人 口 は 微 増 傾 向 にある 15
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