8 学 校 施 設 の 耐 震 化 や 老 朽 校 舎 の 大 規 模 改 修 府 立 学 校 施 設 の 耐 震 化 については 平 成 28 年 3 月 末 現 在 で すべての 学 校 の 耐 震 化 を 達 成 した また 昨 年 度 から 体 育 館 等 の 吊 り 天 井 や 照 明 器



Similar documents
●幼児教育振興法案

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

 

●電力自由化推進法案

m07 北見工業大学 様式①

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>


スライド 1

16 日本学生支援機構

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

東久留米市訓令乙第   号

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

学校安全の推進に関する計画の取組事例

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

公表表紙

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

資料2 利用者負担(保育費用)

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

Taro-01 議案概要.jtd

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

<81696D373188A E58A77816A E93788D9191E5834B C8EAE82502E786C73>

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

Microsoft Word - 目次.doc

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

定款

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

文化政策情報システムの運用等

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

18 国立高等専門学校機構

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

資料1:勧告の仕組みとポイント 改【完成】


参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

老発第    第 号

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

退職手当とは

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

平成21年9月29日

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

1_扉-配布用.indd

<4D F736F F D F303088A4926D8CA78E8497A EF68BC697BF93998C798CB895E28F958BE08CF D6A2E646F63>

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

別記

全設健発第     号

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

子ども・子育て支援新制度とは

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

スライド 1

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

Transcription:

2016 年 度 要 求 大 集 会 実 行 委 員 会 対 府 交 渉 ( 教 育 分 野 基 本 回 答 ) 1. 学 校 建 設 通 学 区 域 割 1 東 大 阪 地 域 堺 泉 北 地 域 岸 和 田 貝 塚 地 域 への 知 的 障 害 支 援 学 校 建 設 計 画 の 策 定 平 成 27 年 度 に 府 立 枚 方 支 援 学 校 府 立 むらの 高 等 支 援 学 校 府 立 西 浦 支 援 学 校 が 開 校 し 平 成 21 年 3 月 に 策 定 した 府 立 支 援 学 校 施 設 整 備 方 針 に 基 づく 府 内 4 地 域 ( 豊 能 三 島 北 河 内 中 南 河 内 泉 北 泉 南 )での 新 校 整 備 が 完 了 した 今 年 度 大 阪 市 立 特 別 支 援 学 校 12 校 を 大 阪 府 に 移 管 したことを 踏 まえ 大 阪 市 域 を 含 む 府 内 全 域 の 支 援 学 校 における 知 的 障 がい 児 童 生 徒 数 の 推 計 をも とに 今 後 の 在 り 方 を 検 討 していく 2 堺 市 内 への 希 望 者 すべてを 受 け 入 れる 高 等 部 のある 知 的 障 害 支 援 学 校 の 建 設 堺 泉 北 地 域 の 生 徒 数 増 加 の 状 況 を 踏 まえ 平 成 29 年 度 から 堺 市 西 区 のうち 堺 市 立 上 神 谷 支 援 学 校 福 泉 中 学 校 鳳 中 学 校 の 校 区 を 府 立 和 泉 支 援 学 校 高 等 部 から 府 立 泉 北 高 等 支 援 学 校 へ 通 学 区 域 割 を 変 更 することとした 今 年 度 大 阪 市 立 特 別 支 援 学 校 12 校 を 大 阪 府 に 移 管 したことを 踏 まえ 大 阪 市 域 を 含 む 府 内 全 域 の 支 援 学 校 における 知 的 障 がい 児 童 生 徒 数 の 推 計 をもとに 今 後 の 在 り 方 を 検 討 していく 3 泉 南 地 域 北 河 内 地 域 に 肢 体 障 害 のある 子 どもが 学 べる 支 援 学 校 の 建 設 現 在 泉 南 地 域 の 肢 体 不 自 由 支 援 学 校 として 岸 和 田 支 援 学 校 を 北 河 内 地 域 には 交 野 支 援 学 校 を 設 置 している 二 つの 地 域 における 新 たな 肢 体 不 自 由 支 援 学 校 建 設 については 現 在 のところ 計 画 はない 4 四 條 畷 校 を 本 校 として 整 備 スプリンクラーの 設 置 空 調 設 備 トイレ 改 修 等 府 立 交 野 支 援 学 校 四 條 畷 校 については 平 成 21 年 3 月 に 策 定 した 府 立 支 援 学 校 施 設 整 備 基 本 方 針 に 基 づき 新 校 が 建 設 されるまでの 児 童 生 徒 数 の 増 加 への 対 応 として 仮 校 舎 として 整 備 開 校 し たところ 昨 年 度 府 立 枚 方 支 援 学 校 が 開 校 したが 府 立 交 野 支 援 学 校 四 條 畷 校 については 府 内 の 知 的 障 害 支 援 学 校 の 児 童 生 徒 数 の 増 加 に 対 応 するため 当 面 分 校 として 継 続 する 今 後 とも 学 校 か らの 要 望 や 児 童 生 徒 の 実 態 を 踏 まえ 関 係 課 とも 連 携 し 教 育 活 動 に 必 要 な 教 室 の 整 備 等 に 務 め 必 要 な 対 応 をしていく なお 給 食 の 自 校 調 理 直 営 バスの 配 置 については 予 定 していない 5 通 学 区 域 割 は 福 祉 圏 域 生 活 圏 域 を 守 って 府 立 支 援 学 校 の 通 学 区 域 割 については 施 設 規 模 や 通 学 バス 乗 車 時 間 等 を 考 慮 しながら 市 町 村 を 超 えて 広 域 に 設 定 している 平 成 30 年 度 以 降 の 通 学 区 域 割 については 大 阪 市 から 移 管 した1 2 校 を 含 む 府 内 の 支 援 学 校 全 体 の 状 況 を 把 握 し 安 全 面 や 通 学 時 間 などをふまえ 総 合 的 な 観 点 から 検 討 する 6 児 童 生 徒 数 の 増 加 や 校 舎 の 老 朽 化 などによる 障 害 児 学 校 の 教 育 環 境 整 備 の 充 実 府 立 支 援 学 校 においては 児 童 生 徒 の 増 加 に 対 応 するために これまでも 分 校 開 校 や 新 校 整 備 を 始 めとして 必 要 に 応 じて 校 舎 の 改 築 や 耐 震 工 事 などによる 教 育 環 境 の 整 備 を 行 ってきたところ 今 後 も 教 育 環 境 の 整 備 については 学 校 長 を 通 じご 意 見 をお 聞 きし 必 要 な 対 応 を 行 っていく 7 文 部 科 学 省 に 対 し 特 別 支 援 学 校 の 設 置 基 準 を 策 定 するよう 要 望 して 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 8 章 第 118 条 において 特 別 支 援 学 校 の 設 置 基 準 及 び 特 別 支 援 学 級 の 設 備 編 成 は この 章 に 規 定 するものの 他 別 に 定 める と 規 定 されているが 現 時 点 では 設 置 基 準 は 定 められていない 一 方 同 施 行 規 則 第 8 章 では 1 学 級 の 児 童 数 や 学 級 編 制 教 諭 等 の 配 置 基 準 教 育 課 程 等 について 一 部 示 されている また 文 部 科 学 省 は 平 成 23 年 3 月 特 別 支 援 学 校 施 設 整 備 指 針 ( 文 部 科 学 省 大 臣 官 房 文 教 施 設 企 画 部 )を 改 訂 し 特 別 支 援 教 育 を 推 進 するための 施 設 整 備 の 基 本 的 な 考 え 方 を 示 している 大 阪 府 では これらを 参 考 にしながら 府 立 支 援 学 校 の 教 育 環 境 の 整 備 に 努 めているところ なお 文 部 科 学 省 は 特 別 支 援 学 校 については 対 象 とする 障 害 種 に 応 じた 多 様 な 施 設 設 備 が 必 要 とされること 在 籍 する 児 童 生 徒 の 障 害 の 状 況 や 地 域 の 実 情 等 も 様 々であること 等 から 各 学 校 の 状 況 に 応 じて 柔 軟 な 対 応 が 可 能 となるよう 設 置 にあたっての 基 準 は 設 けられていない との 見 解 を 示 しているところ

8 学 校 施 設 の 耐 震 化 や 老 朽 校 舎 の 大 規 模 改 修 府 立 学 校 施 設 の 耐 震 化 については 平 成 28 年 3 月 末 現 在 で すべての 学 校 の 耐 震 化 を 達 成 した また 昨 年 度 から 体 育 館 等 の 吊 り 天 井 や 照 明 器 具 等 の 非 構 造 部 材 の 耐 震 化 工 事 にも 取 り 組 んでい ます 築 年 数 が 古 く 老 朽 化 が 進 んでいる 学 校 については 計 画 的 に 屋 上 防 水 や 外 壁 等 を 改 修 する 大 規 模 改 修 工 事 を 順 次 行 っている 9 高 等 支 援 学 校 の 入 学 試 験 日 における 併 設 校 の 休 校 高 等 支 援 学 校 を 同 一 敷 地 内 に 併 設 する 支 援 学 校 においては 選 抜 実 施 日 の2 日 間 を 休 みとしてい るが これは 高 等 支 援 学 校 の 入 学 者 選 抜 を 静 謐 かつ 公 正 な 環 境 で 実 施 するためのものであり ご 理 解 願 いたい 2. 聴 覚 障 害 病 弱 教 育 の 充 実 1 聴 覚 障 害 児 教 育 ア)だいせん 聴 覚 高 等 支 援 学 校 について ⅰ) 通 学 用 バス 運 行 など 通 学 条 件 の 改 善 文 書 回 答 ⅱ) 大 阪 市 教 育 委 員 会 との 確 認 書 を 踏 まえた 同 等 の 教 育 権 保 障 文 書 回 答 イ) 聴 覚 支 援 学 校 における3 歳 未 満 児 対 象 の 早 期 教 育 の 制 度 化 文 書 回 答 2 地 元 校 在 籍 で 慢 性 疾 患 等 で 登 校 できない 児 童 生 徒 への 訪 問 教 育 保 障 文 書 回 答 3. 後 期 中 等 教 育 の 拡 充 1 支 援 学 校 高 等 部 卒 業 後 の 一 般 就 労 の 実 態 と たまがわタイプの 学 校 の 進 路 実 態 支 援 学 校 高 等 部 卒 業 時 の 就 職 者 数 と 就 職 率 は 以 下 の 通 り 平 成 24 年 度 234 人 (24 33%) 平 成 25 年 度 239 人 (25 1%) 平 成 26 年 度 258 人 (25 6%) また たまがわ 高 等 支 援 学 校 及 び とりかい 高 等 支 援 学 校 (いずれも 共 生 推 進 教 室 を 含 む) 卒 業 時 の 就 職 者 数 と 就 職 率 は 以 下 の 通 り たまがわ 高 等 支 援 学 校 平 成 27 年 度 卒 業 生 就 職 率 88 6% とりかい 高 等 支 援 学 校 平 成 27 年 度 卒 業 生 就 職 率 73 7% 離 職 した 場 合 は 各 支 援 学 校 において 居 住 地 のハ ローワークや 障 害 者 就 業 生 活 支 援 センター 等 の 関 係 機 関 と 連 携 しながら 再 就 職 に 向 けてのア フターフォローを 行 っている 2 高 等 学 校 で 学 ぶ 障 害 のある 生 徒 の 教 育 保 障 ア) 実 態 把 握 を 行 い 施 設 設 備 などの 条 件 整 備 など 必 要 な 施 策 文 書 回 答 イ)エレベーター 設 置 など 安 全 安 心 に 高 校 生 活 が 送 れるように 文 書 回 答 ウ) 支 援 員 や 専 門 家 の 巡 回 相 談 通 級 指 導 教 室 の 設 置 府 立 高 校 に 在 籍 する 障 害 のある 生 徒 に 対 する 支 援 については 平 成 23 年 度 より 障 害 のある 生 徒 の 高 校 生 活 支 援 事 業 をスタートさせ すべての 府 立 高 校 に 対 してスクールカウンセラーを 配 置 し 必 要 な 生 徒 が 在 籍 する 高 校 に 介 助 員 や 学 習 支 援 員 を 措 置 するなど 障 害 のある 生 徒 に 対 する 支 援 の 拡 充 をはかっているところ 専 門 家 による 巡 回 相 談 等 の 支 援 については 支 援 学 校 のセンター 的 機 能 の 活 用 とあわせて 平 成 21 年 度 から 設 置 した 医 師 や 臨 床 心 理 士 などからなる 専 門 家 チームの 活 用 に 努 めている さらに 平 成 24 年 度 から 実 施 している 高 等 学 校 支 援 教 育 力 充 実 事 業 において 自 立 支 援 推 進 校 共 生 推 進 校 のうち4 校 の 支 援 教 育 サポート 校 が 中 心 となり 府 立 高 校 からの 相 談 に 応 じるなど 相 談 体 制 の 整 備 を 一 層 進 めているところ また 通 級 指 導 教 室 の 設 置 については 国 の 動 向 を 見 据 えなが ら 関 係 課 が 連 携 しながら 検 討 していく 3345 支 援 学 校 高 等 部 に 専 攻 科 の 設 置 移 行 期 の 支 援 教 育 のあり 方 研 究 等 平 成 20 年 7 月 1 日 の 大 阪 府 学 校 教 育 審 議 会 の 答 申 や 平 成 24 年 策 定 の 第 4 次 大 阪 府 障 害 者 計 画 また 平 成 25 年 5 月 策 定 の 大 阪 府 教 育 振 興 基 本 計 画 において 障 害 のある 子 どもの 自 立 と 社 会 参 加 の 促 進 に 向 け 支 援 体 制 を 充 実 します と 示 している 支 援 学 校 の 高 等 部 では 生 徒 の 障 害 の 状 況 を 踏 まえるのは 勿 論 のこと 一 人 一 人 のニーズに 応 じて 各 教 科 等 で 学 びを 深 めると 共 に 社 会 人 としての 生 活 習 慣 や 職 業 意 識 の 確 立 職 業 体 験 実 習 を 始 めとした 実 践 的 な 職 業 教 育 の 充 実 など 自 立 に 向 けたとりくみに 努 めているところ さらに 障 害 のある 生 徒 の 社 会 参 加 と 自 立 を 実 現 するた

め 卒 業 後 を 見 すえ 関 係 部 局 や 関 係 機 関 経 済 団 体 等 と 連 携 し 地 域 におけるネットワークの 構 築 を 図 りながら 実 習 先 就 労 先 の 開 拓 卒 業 生 や 障 害 者 雇 用 をすすめる 企 業 への 支 援 体 制 の 整 備 を 進 めている なお 視 覚 支 援 学 校 聴 覚 支 援 学 校 以 外 の 府 立 支 援 学 校 に 専 攻 科 を 設 置 する 予 定 は 無 い 今 後 とも 一 人 一 人 のニーズに 応 じて 支 援 学 校 高 等 部 生 徒 の 自 立 をめざす 教 育 の 充 実 を 図 ってい く 4. 適 正 な 教 職 員 配 置 を 行 い 障 害 や 児 童 生 徒 の 実 態 に 即 した 手 厚 い 教 育 を 1 国 の 定 数 改 善 への 働 きかけを ア) 重 複 学 級 を 重 度 重 複 学 級 と 改 め 情 緒 障 害 医 療 的 ケアを 考 慮 した 学 級 編 制 イ) 幼 稚 部 は 4 5 歳 を1 学 級 5 名 3 歳 を1 学 級 3 名 編 制 に 学 級 編 成 にあたっては 年 度 ごとに 学 校 長 を 通 じて 学 校 の 事 情 等 を 聴 取 することにより 適 切 に 行 ってきた 重 複 障 害 学 級 の 対 象 幼 児 児 童 生 徒 に 関 しては 法 令 の 趣 旨 や 幼 児 児 童 生 徒 の 障 害 の 状 況 等 を 勘 案 し 法 令 に 定 める 重 複 障 害 はもとより 行 動 的 側 面 などを 含 め 総 合 的 に 配 慮 できるように 努 めてまいりたいと 考 えている ウ)センター 的 機 能 を 担 う 教 員 定 数 を 学 校 あたり 複 数 配 置 に リーディングスタッフの 活 動 を 支 援 するために 平 成 28 年 度 は 府 立 支 援 学 校 43 校 1 分 校 に 配 置 数 に 応 じ 週 5~7 時 間 の 非 常 勤 講 師 を 配 置 している リーディングスタッフについては 国 に 対 しても 標 準 法 定 数 内 での 配 置 を 強 く 要 望 している エ) 養 護 教 諭 の 学 部 ごとの 配 置 養 護 教 諭 の 配 置 については これまでも 国 の 定 数 を 活 用 し 各 学 校 の 実 情 を 考 慮 しながら 複 数 配 置 に 努 めてきたところ 平 成 28 年 度 から 新 たに 府 立 学 校 となった 旧 大 阪 市 立 特 別 支 援 学 校 にお いても 児 童 生 徒 数 などを 考 慮 し 複 数 配 置 としているので 財 政 状 況 が 厳 しい 中 さらなる 府 の 単 独 事 業 としての 養 護 教 諭 の 増 員 については 困 難 である オ)1 学 級 あたりの 教 員 配 置 の 乗 数 ( 規 模 別 定 数 配 置 )の 改 善 支 援 学 校 の 教 職 員 配 置 については 法 令 に 基 づき 各 学 校 の 学 級 数 等 に 応 じて 配 置 するほか 障 害 の 重 度 重 複 化 への 対 応 や 障 害 の 種 別 に 応 じた 訓 練 指 導 生 徒 指 導 および 進 路 指 導 などの 課 題 に 対 応 するという 観 点 から 各 校 の 実 情 や 取 り 組 みに 応 じて 国 の 定 数 を 活 用 し 加 配 を 行 っていると ころ 今 後 とも 支 援 学 校 における 教 育 水 準 や 教 育 課 題 への 対 応 等 を 踏 まえつつ 法 令 に 基 づく 定 数 を 確 保 していく 中 で 適 正 な 教 員 配 置 に 努 めてまいりたい カ) 障 害 のある 教 職 員 のための 職 務 補 助 制 度 の 確 立 障 害 を 有 する 教 職 員 が 勤 務 する 学 校 においては 校 長 を 通 じて 当 該 教 職 員 の 状 況 やニーズを 把 握 していただくと 共 に 校 内 の 協 力 態 勢 の 確 保 等 ご 対 応 いただいているところ きわめて 厳 しい 財 政 状 況 のもと 府 の 単 独 事 業 としてご 要 望 の 職 務 補 助 制 度 を 確 立 することは 困 難 であると 考 えて いるが 今 後 とも 当 該 教 職 員 にその 能 力 を 十 分 発 揮 していただけるよう 努 めてまいりたい 2 期 限 付 講 師 等 の 臨 時 教 職 員 を 正 規 の 教 職 員 配 置 に 新 規 採 用 者 数 は 児 童 生 徒 数 や 教 職 員 の 退 職 者 数 再 任 用 教 職 員 数 国 の 定 数 改 善 計 画 等 の 動 向 を 踏 まえつつ 専 門 性 の 維 持 や 教 育 課 題 への 対 応 に 配 慮 しながら 毎 年 度 決 定 し 正 規 教 員 の 確 保 に 努 めているところ 平 成 25 年 3 月 に 策 定 した 教 職 員 数 管 理 目 標 において 新 規 採 用 者 数 を 確 保 しつつ 講 師 数 を 増 加 から 減 少 に 転 じるよう 10 年 間 の 教 員 採 用 の 方 針 を 示 したところ この 管 理 目 標 に 沿 って 今 後 も 正 規 職 員 の 確 保 に 努 めていく 3 大 阪 府 として 養 護 教 諭 を 学 部 ごとに 配 置 文 書 回 答 4 大 阪 府 として 新 たに 地 域 支 援 のため 教 員 定 数 枠 を 設 けて 文 書 回 答 5 聴 覚 障 害 の 教 職 員 採 用 聴 覚 障 害 児 教 育 の 専 門 性 確 保 の 措 置 合 理 的 配 慮 等 障 害 者 の 雇 用 の 促 進 等 に 関 する 法 律 の 主 旨 を 踏 まえ 平 成 14 年 度 教 員 採 用 選 考 テスト( 平 成 1 3 年 度 実 施 )から 身 体 障 害 者 を 対 象 とする 選 考 区 分 を 設 けると 共 に 採 用 試 験 において 聴 覚 障 害 をはじめ 障 害 のある 受 験 者 に 対 し 受 験 上 の 様 々な 配 慮 を 行 なっているところ 平 成 28 年 度 は

身 体 障 害 者 を 対 象 とする 選 考 区 分 において1 名 の 聴 覚 障 害 のある 教 員 を 採 用 した 今 後 とも 障 害 の ある 方 々に 幅 広 く 受 験 していただく 中 で 教 員 としての 適 性 を 有 する 方 を 採 用 していきたいと 考 え ている なお 障 害 を 有 する 教 職 員 が 勤 務 する 学 校 においては 校 長 を 通 じて 当 該 教 職 員 の 状 況 やニーズ を 把 握 していただくと 共 に 校 内 の 協 力 体 制 の 確 保 等 ご 対 応 頂 いているところ また 各 学 校 への 配 置 については 適 正 な 教 員 配 置 になるよう 努 めてまいりたい 事 務 職 員 についても 知 事 部 局 と 共 同 で 身 体 障 害 者 を 対 象 とした 選 考 を 実 施 し 身 体 障 害 者 の 雇 用 の 促 進 に 努 めているところ 技 術 職 員 については その 業 務 のアウトソーシングを 行 うことにより 退 職 後 を 補 充 せず 定 数 の 削 減 を 行 うこととしており 今 後 ともいっそう 適 正 な 定 数 管 理 に 努 めてまいりたい 6 聴 覚 障 害 児 学 校 に 聴 覚 障 害 者 のスクールカウンセラー 配 置 文 書 回 答 5. 障 害 児 学 校 の 学 級 編 制 を 適 正 に 1 情 緒 障 害 をあわせもつ 児 童 生 徒 も 重 複 障 害 学 級 の 対 象 に 2 生 活 指 導 等 指 導 の 困 難 な 児 童 生 徒 に 対 する 教 員 配 置 学 級 編 制 については 学 校 教 育 法 施 行 規 則 及 び 公 立 義 務 教 育 諸 学 校 の 学 級 編 制 および 教 職 員 定 数 の 標 準 に 関 する 法 律 ( 標 準 法 ) 等 に 基 づき 実 施 している 重 複 障 害 学 級 の 対 象 となる 児 童 生 徒 の 認 定 については 法 令 の 主 旨 や 児 童 生 徒 の 障 害 の 状 況 等 を 勘 案 し 適 切 に 行 っている また 行 動 的 側 面 から 常 時 配 慮 を 要 する 児 童 生 徒 等 については 学 校 の 状 況 を 聴 取 し 学 級 編 制 に 配 慮 がで きるよう 努 めてまいりたいと 考 えている 3 各 校 の 申 請 を 尊 重 し 実 態 に 見 合 った 学 級 認 定 を 文 書 回 答 4 学 科 学 年 制 を 原 則 とした 学 級 編 制 を 幼 稚 部 高 等 部 の 重 複 訪 問 の 改 善 文 書 回 答 6. 障 害 児 学 校 教 員 の 特 別 支 援 教 育 免 許 状 所 有 率 を 全 国 平 均 並 みに 引 き 上 げる 措 置 文 書 回 答 7. 人 事 異 動 は 公 正 適 正 に 1 府 立 支 援 学 校 の 教 員 の 人 事 異 動 は 教 育 の 専 門 性 継 続 性 を 確 保 して 2 異 動 の 対 象 4 年 以 上 基 準 の 撤 回 3 新 規 採 用 者 については 原 則 4 年 で 異 動 を 図 る (ただし 最 長 6 年 まで)の 削 除 4 府 教 委 の 人 事 異 動 方 針 を 凍 結 5 父 母 教 職 員 の 意 見 や 要 望 を 十 分 に 聞 いて 6 本 人 希 望 と 納 得 にもとづく 人 事 異 動 7 学 校 運 営 や 教 育 活 動 に 支 障 をきたす 強 制 異 動 を 行 わないで 8 年 齢 構 成 男 女 比 教 科 免 許 経 験 学 校 の 教 育 計 画 などを 充 分 考 慮 して 教 職 員 の 異 動 については 府 立 学 校 教 員 人 事 取 扱 要 領 及 び 学 校 教 職 員 人 事 取 扱 要 領 に 基 づいて 行 っている 平 成 26 年 度 当 初 人 事 より 府 立 学 校 教 員 人 事 取 扱 要 領 を 改 訂 し 新 規 採 用 後 1 校 目 の 教 員 については 原 則 6 年 までに 計 画 的 に 異 動 をはかる ただし いくつかの 条 件 に 該 当 し 教 育 委 員 会 が 必 要 かつ 相 当 と 認 める 場 合 は 6 年 を 超 えて 在 籍 させることがある としている なお 異 動 については 専 門 性 等 を 考 慮 する と 人 事 取 扱 要 領 にも 示 している 教 職 員 の 人 事 異 動 については 教 職 員 としての 経 験 を 豊 かにし その 力 量 を 高 めるため 計 画 的 に 行 うとともに 各 学 校 における 専 門 性 等 についても 配 慮 しながら 適 切 に 対 処 してまいりたい 人 事 異 動 をすすめるにあたっては 特 に 支 援 教 育 における 専 門 性 等 をふまえ 各 学 校 の 円 滑 な 運 営 体 制 を 確 保 するという 観 点 から 人 事 に 関 する 調 書 ヒアリング 等 を 通 じ 本 人 の 通 勤 事 情 等 個 々 の 事 情 についてもできる 限 り 把 握 したうえで 校 長 の 具 申 をもとに 適 切 に 行 ってまいりたい 学 校 の 状 況 については 校 長 とのヒアリングを 通 して 十 分 に 聴 取 し 各 学 校 の 実 情 に 応 じた 計 画 的 な 人 事 異 動 を 適 切 に 実 施 してまいりたい

9 聴 覚 支 援 学 校 に 手 話 のできる 教 員 配 置 コミュニケーション 障 壁 の 除 去 府 立 学 校 の 教 員 人 事 は 府 立 学 校 人 事 取 扱 要 領 にもとづき 校 長 具 申 をもとに 教 員 の 専 門 性 等 を 考 慮 して 行 っている 加 えて 大 阪 府 教 育 委 員 会 特 別 支 援 学 校 教 育 職 員 免 許 法 認 定 講 習 を 大 阪 市 教 育 委 員 会 堺 市 教 育 委 員 会 と 共 催 で 開 催 しているところ 聴 覚 障 害 者 に 関 する 教 育 の 領 域 では 聴 覚 障 害 者 の 心 理 生 理 病 理 と 聴 覚 障 害 教 育 課 程 と 指 導 法 を 毎 年 度 開 講 している 受 講 希 望 が 多 いことを 受 け 平 成 25 年 度 まで 各 科 目 80 人 であった 定 員 を 平 成 26 年 度 からは120 人 に 増 やした 今 後 と も 認 定 講 習 等 を 通 じて 聴 覚 支 援 学 校 の 教 員 の 専 門 性 を 向 上 するとりくみを 進 めていく 8. 安 全 安 心 で 適 正 な 通 学 時 間 等 1スクールバスの 民 間 委 託 化 方 針 の 撤 回 通 学 バスの 民 間 委 託 化 については 昭 和 53 年 度 以 降 の 増 車 分 は 全 車 民 間 委 託 で 対 応 しており 直 営 バスと 同 等 の 成 果 をあげていることや 他 府 県 における 実 施 状 況 からも 十 分 対 応 できると 判 断 し 平 成 8 年 度 から 直 営 バス 乗 務 員 の 退 職 にあわせて 順 次 委 託 化 をすすめることとしており 平 成 12 年 度 から 競 争 入 札 を 実 施 している また 日 頃 から 各 学 校 において 乗 務 員 やバス 会 社 との 情 報 共 有 をより 密 にするとともに 必 要 な 連 絡 事 項 は 各 学 校 の 校 長 や 支 援 教 育 課 から バス 会 社 を 通 じて 乗 務 員 に 伝 達 し 連 携 をはかりながら 安 全 安 心 な 通 学 バス 運 行 に 努 めている 2 自 宅 から40 分 以 内 での 通 学 早 急 に60 分 を 超 える 乗 車 時 間 の 解 消 他 平 成 21 年 3 月 に 策 定 した 府 立 支 援 学 校 施 設 整 備 基 本 方 針 にもとづいた 府 内 4 地 域 での 新 校 整 備 は 平 成 26 年 度 末 を 持 って 完 了 した 通 学 バスの 増 車 については 新 校 整 備 や 在 籍 者 数 増 に 伴 う 乗 車 人 数 増 加 に 対 応 するため 平 成 26 年 度 は5 校 で5 台 平 成 27 年 度 は8 校 で9 台 今 年 度 は 大 阪 市 から 移 管 した 支 援 学 校 を 含 め10 校 で11 台 を 増 車 した 今 後 とも 通 学 バスの 増 車 や 効 率 的 なコース 編 成 等 により 長 時 間 乗 車 による 児 童 生 徒 の 負 担 軽 減 に 向 けとりくんでいく な お トイレ 付 の 車 両 の 導 入 は 予 定 していない 3 医 療 的 ケアを 必 要 とする 児 童 生 徒 の 安 全 な 通 学 通 学 バス 乗 車 中 に 医 療 的 ケアを 実 施 することは たとえ 看 護 師 など 医 療 行 為 を 行 えるスタッフが 同 乗 したとしても 不 安 定 なバスの 車 内 では 適 切 に 対 応 をすることは 困 難 である また 通 勤 通 学 時 間 帯 に 通 学 バスを 停 車 させると 道 路 の 渋 滞 を 招 きやすく 路 上 にバスを 駐 停 車 することも 困 難 な 状 況 である 児 童 生 徒 の 命 に 直 接 関 わることなのでご 理 解 いただきたい また 文 部 科 学 省 も バス 乗 車 中 は 日 常 と 異 なる 場 所 での 対 応 となり より 慎 重 に 対 応 すべき と 示 している なお 通 学 バス 乗 車 中 に 医 療 的 ケアを 行 う 必 要 の 無 い 場 合 や 自 己 管 理 ができる 等 の 場 合 につい ては 個 別 の 状 況 を 学 校 が 慎 重 に 検 討 した 上 で 乗 車 しているケースもある 9.より 豊 かで 安 全 な 学 校 給 食 1 障 害 児 学 校 における 給 食 調 理 業 務 の 民 間 委 託 化 中 止 府 立 支 援 学 校 における 給 食 調 理 業 務 については 在 籍 する 児 童 生 徒 の 障 害 の 重 度 化 重 複 化 に 伴 い その 内 容 も 多 様 化 している 状 況 にある これらに より 適 切 に 対 応 するため 障 害 の 状 況 に 応 じた 段 階 食 きざみ 食 ペースト 食 などや 多 様 なメニューの 提 供 が 行 えるよう 調 理 時 に 集 中 的 な 人 員 配 置 を 行 うなど 柔 軟 な 体 制 をとり 効 果 的 効 率 的 な 運 営 を 行 うことが 必 要 であり 学 校 給 食 の 充 実 をはかるためにも 民 間 の 活 力 を 導 入 していきたいと 考 えている なお 府 立 支 援 学 校 の 給 食 調 理 業 務 の 民 間 委 託 化 にあたっては おいしさや 安 全 面 安 心 面 はもとより 委 託 業 者 に 対 して 衛 生 管 理 の 徹 底 及 び 障 害 者 理 解 のための 研 修 を 十 分 に 行 い 安 全 かつ 効 果 的 な 運 営 が 行 わ れるようつとめている また 現 在 民 間 委 託 が 行 われている 支 援 学 校 においては 学 校 からの 要 請 に 応 じて 適 宜 委 託 業 者 と 話 し 合 いの 場 をもつなど 学 校 給 食 の 充 実 につとめているところ 2 障 害 児 学 校 の 父 母 等 に 対 する 府 教 委 の 責 任 による 十 分 な 説 明 保 護 者 の 皆 様 への 説 明 会 については 学 校 長 より 依 頼 された 場 合 など 適 宜 開 催 させて 頂 いてい るところ

10. 医 療 的 ケアの 必 要 な 子 どもたちの 教 育 保 障 13 正 規 の 学 校 職 員 として 府 独 自 の 看 護 師 配 置 必 要 に 応 じ 常 勤 での 配 置 看 護 師 の 配 置 にあたっては 公 立 義 務 教 育 諸 学 校 の 学 級 編 制 及 び 教 職 員 定 数 の 標 準 に 関 する 法 律 公 立 高 等 学 校 の 適 正 配 置 及 び 教 職 員 定 数 の 標 準 等 に 関 する 法 律 による 教 員 の 定 数 を 活 用 し ている 平 成 28 年 度 は 教 員 1~6 人 の 教 員 定 数 枠 等 を 活 用 し 各 校 40~240 時 間 の 時 間 内 で 特 別 非 常 勤 講 師 として 看 護 師 を 配 置 している 今 年 度 については 学 校 のニーズに 応 じて 臨 時 技 師 ( 看 護 師 )として 常 勤 の 看 護 師 を 配 置 した また 昨 年 度 より 国 の 教 育 支 援 体 制 整 備 事 業 補 助 金 を 活 用 し 1 日 7 時 間 勤 務 する 看 護 師 を1 校 に 配 置 している 正 規 の 学 校 職 員 として 看 護 師 配 置 することを 可 能 とする 制 度 改 正 について 国 への 要 望 は 引 き 続 き 行 っていく 2 医 療 的 ケアが 必 要 な 児 童 も 知 的 障 害 支 援 学 校 に 入 学 できるように 文 書 回 答 4 学 校 に 配 置 されている 看 護 師 の 泊 を 伴 う 行 事 への 付 添 を 可 能 に 泊 を 伴 う 行 事 への 看 護 師 の 付 き 添 いに 関 しては 各 学 校 からの 要 望 を 十 分 精 査 し 必 要 な 学 校 に 必 要 な 人 数 の 看 護 師 を 配 置 している なお 臨 時 技 師 ( 看 護 師 )の 泊 を 伴 う 行 事 への 付 き 添 いは 可 能 である 5 医 療 的 ケアを 必 要 とする 児 童 生 徒 が 安 全 に 通 学 できるように 通 学 途 上 に 医 療 的 ケアが 必 要 な 児 童 生 徒 は 保 護 者 のご 協 力 をいただいているところ 通 学 が 困 難 な 場 合 には 訪 問 指 導 を 行 っている 11. 府 移 管 に 伴 い 教 育 条 件 を 低 下 させず 府 立 支 援 学 校 の 教 育 条 件 も 同 等 に 1 平 成 29 年 度 以 降 の 通 学 区 域 割 変 更 は 福 祉 圏 域 生 活 圏 域 を 守 って 府 立 支 援 学 校 の 通 学 区 域 割 については 施 設 規 模 や 通 学 バス 乗 車 時 間 等 を 考 慮 しながら 広 域 に 設 定 している これまでも 保 護 者 等 のご 意 見 やご 要 望 をお 聞 かせいただき 課 題 解 決 に 向 け 関 係 機 関 とも 調 整 し 合 わせて 学 校 で 開 催 する 教 育 相 談 において 個 別 の 事 情 についてお 聞 きし 必 要 な 対 応 を 行 ってきたところである 平 成 26 年 度 以 降 の 通 学 区 域 割 については 府 へ 移 管 した 旧 大 阪 市 立 の 支 援 学 校 を 含 む 府 内 の 支 援 学 校 全 体 の 状 況 を 把 握 し 安 全 面 や 通 学 時 間 などをふまえ 総 合 的 な 観 点 から 検 討 する 2 中 央 聴 覚 北 視 覚 支 援 学 校 の 早 期 教 育 を 後 退 させないで 幼 稚 園 への 入 園 資 格 は 学 校 教 育 法 第 26 条 に 幼 稚 園 に 入 園 することのできる 者 は 満 3 歳 から 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 幼 児 とする と 規 定 される 聴 覚 支 援 学 校 視 覚 支 援 学 校 におい て 大 阪 府 独 自 の 制 度 化 を 行 うことは 困 難 であるのでご 理 解 願 いたい 幼 稚 部 入 学 前 の 視 覚 や 聴 覚 に 障 がいのある 乳 幼 児 の 支 援 として 教 育 相 談 という 形 で 各 校 において 早 期 教 育 相 談 を 実 施 している が これについては 聴 覚 障 害 教 育 視 覚 障 害 教 育 のセンター 的 役 割 として 地 域 と 連 携 しながら 乳 幼 児 の 支 援 にも 対 応 していく 3 中 央 聴 覚 北 視 覚 支 援 学 校 の 寄 宿 舎 教 育 の 継 続 発 展 中 央 聴 覚 支 援 学 校 大 阪 北 視 覚 支 援 学 校 に 設 置 している 寄 宿 舎 については 今 後 入 舎 状 況 や 児 童 生 徒 のニーズ 施 設 の 状 況 を 踏 まえて 検 討 していく 予 定 である 4 光 陽 支 援 学 校 病 弱 部 門 ( 通 学 籍 )の 継 続 発 展 光 陽 支 援 学 校 の 病 弱 教 育 部 門 のあり 方 については 今 後 も 在 籍 状 況 やニーズをふまえて 検 討 して いく 5 肢 体 不 自 由 校 における 実 態 に 見 合 った 教 員 ( 実 習 助 手 含 む)の 配 置 府 立 支 援 学 校 においては 大 阪 市 の 実 習 助 手 が 行 っていた 業 務 について 府 の 配 置 基 準 に 基 づき 配 置 された 教 員 が 現 に 実 施 している 内 容 であることから 今 後 とも 実 習 助 手 を 含 めた 府 の 教 職 員 配 置 で 対 応 していく 支 援 学 校 の 教 職 員 の 配 置 については 法 令 に 基 づき 各 学 校 の 学 級 数 等 に 応 じて 配 置 するほか 障 害 の 重 度 重 複 化 への 対 応 や 障 害 の 種 別 に 応 じた 訓 練 指 導 生 活 指 導 および 進 路 指 導 などの 課 題 に 対 応 するという 観 点 から 各 校 の 実 情 や 取 り 組 みに 応 じて 国 の 定 数 を 活 用 し 加 配 を 行 っているところ 今 後 とも 支 援 学 校 における 教 育 水 準 や 教 育 課 題 への 対 応 等 を 踏 まえつつ 法 令 に 基 づく 定 数 を 確 保 していく 中 で 適 正 な 教 員 配 置 に 努 めてまいりたい

6 医 療 的 ケアの 必 要 な 児 童 生 徒 の 通 学 保 障 を 後 退 させないで 医 療 的 ケアの 必 要 な 児 童 生 徒 の 通 学 にあたっては 個 々の 児 童 生 徒 などの 障 がいの 状 況 などに 照 らして その 安 全 性 を 考 慮 しながら どのような 対 応 ができるか 主 治 医 学 校 医 や 学 校 配 置 の 看 護 師 などを 含 む 学 校 関 係 者 において 慎 重 に 検 討 している 府 単 独 で 介 護 タクシーなどを 実 施 する 計 画 は 無 いが 基 礎 自 治 体 である 市 町 村 が 通 学 の 支 援 をしている 例 がある 大 阪 市 在 住 の 方 を 対 象 とした 市 の 独 自 事 業 として 大 阪 市 において 平 成 28 年 度 も 継 続 して 実 施 している 7 給 食 調 理 に 以 下 の 事 業 を 継 続 し 全 府 立 学 校 への 適 用 を ア) 障 害 の 実 態 にあった5 段 階 調 理 の 継 続 発 展 これまで 大 阪 市 で 実 施 していた 肢 体 不 自 由 校 の 二 次 調 理 ( 段 階 食 )については 移 管 後 も 引 き 続 き 実 施 している イ) 給 食 調 理 の 民 間 委 託 を 行 わないで 府 立 支 援 学 校 における 給 食 調 理 業 務 については 在 籍 する 児 童 生 徒 の 障 がいの 状 況 に 応 じた 段 階 食 きざみ 食 ペースト 食 などや 多 様 なメニューの 提 供 が 行 えるよう 調 理 時 に 集 中 的 な 人 員 配 置 を 行 うなど 柔 軟 な 体 制 を 取 り 効 果 的 効 率 的 な 運 営 を 行 うことが 必 要 であり 学 校 給 食 の 充 実 をはかるためにも 民 間 の 活 力 を 導 入 していきたいと 考 えている なお 府 立 支 援 学 校 の 給 食 調 理 業 務 の 民 間 委 託 化 にあたっては おいしさや 安 全 面 安 心 面 はもとより 委 託 業 者 に 対 して 衛 生 管 理 の 徹 底 及 び 障 害 者 理 解 のための 研 修 を 十 分 に 行 い 安 全 かつ 効 果 的 な 運 営 がはかられるよ うつとめている また 現 在 民 間 委 託 が 行 われている 支 援 学 校 においても 学 校 からの 要 請 に 応 じ て 適 宜 委 託 業 者 と 話 し 合 いの 場 をもつなど 学 校 給 食 の 充 実 につとめているところ ウ) 保 護 者 負 担 を 増 やす 給 食 費 の 値 上 げをしないで 給 食 調 理 業 務 の 民 間 委 託 化 を 実 施 した 翌 年 度 から 学 校 独 自 の 献 立 に 移 行 し 食 材 の 調 達 を 学 校 単 位 で 行 うこととしており 給 食 費 が 変 動 する 可 能 性 はあるが 現 行 の 給 食 費 より 大 幅 に 上 昇 するこ とのないように 努 めてまいりたいと 考 えている 8 以 下 の 事 業 の 継 続 ア) 希 望 すれば 年 3 回 行 われていた 学 校 医 歯 科 衛 生 士 の 歯 磨 き 指 導 大 阪 府 においては 同 様 の 事 業 を 実 施 していない 今 後 は 学 校 の 裁 量 で 学 校 歯 科 医 等 より 歯 み がき 指 導 等 を 実 施 していただくことになる イ) 性 教 育 の 外 部 講 師 としての 保 健 師 助 産 師 の 無 料 派 遣 府 立 支 援 学 校 においては 児 童 生 徒 の 障 がいの 状 況 を 踏 まえて 各 学 校 各 学 部 で 発 達 段 階 に 応 じた 性 に 関 する 指 導 をすすめている 大 学 と 連 携 して 障 がいのある 生 徒 のための 指 導 の 研 究 を 行 い 報 告 書 をまとめるなどの 取 り 組 みを 行 っている 学 校 もあり その 成 果 は 広 く 支 援 学 校 等 において 共 有 しているところである 性 に 関 する 指 導 の 実 施 については それぞれ 各 学 校 の 裁 量 で 行 って 頂 い ている 9 以 下 の 予 算 措 置 の 継 続 発 展 ア) 視 覚 支 援 聴 覚 支 援 の 専 攻 科 生 の 就 学 奨 励 費 大 阪 市 独 自 の 専 攻 科 における 就 学 奨 励 費 の 支 給 制 度 は 平 成 27 年 度 時 点 で 在 籍 する 生 徒 を 対 象 に 大 阪 市 において 継 続 実 施 できるよう 調 整 した なお 平 成 28 年 度 以 降 の 入 学 生 については この 制 度 の 対 象 にはならないので ご 理 解 願 いたい イ) 肢 体 不 自 由 校 への 理 学 療 法 士 などの 派 遣 回 数 旧 大 阪 市 立 特 別 支 援 学 校 の 肢 体 不 自 由 校 に 平 成 27 年 度 まで 配 置 されていた 理 学 療 法 士 作 業 療 法 士 言 語 聴 覚 士 等 については 移 管 後 は 肢 体 不 自 由 校 のみならず 全 ての 支 援 学 校 において 活 用 できる 大 阪 府 の 福 祉 医 療 関 係 人 材 活 用 事 業 により 対 応 している なお 各 支 援 学 校 の 派 遣 回 数 については 各 校 の 要 望 をもとにすべての 支 援 学 校 で 調 整 の 上 配 置 している ウ) 学 校 維 持 運 営 費 の 水 準 を 後 退 させないで 学 校 維 持 運 営 費 については 必 要 な 教 育 水 準 を 確 保 できるよう 予 算 要 求 してきた 府 の 財 政 状 況 が 厳 しいところではあるが 現 府 立 支 援 学 校 と 同 様 に 学 校 運 営 に 支 障 が 生 じないよう 必 要 な 予 算 の 確 保 に 努 めてまいりたい

エ) 画 用 紙 粘 土 芸 術 鑑 賞 費 を 保 護 者 負 担 にしないで オ) 図 書 費 の 水 準 を 後 退 させないで カ) 鶴 見 緑 地 公 園 乗 馬 体 験 を 従 来 通 り 無 料 で 利 用 できるように キ) 必 要 な 点 字 教 科 書 指 導 書 が 購 入 できるよう 予 算 措 置 を 府 立 学 校 では 直 接 的 利 益 が 児 童 生 徒 個 人 に 還 元 されるものについては 原 則 として 保 護 者 負 担 とさせていただいている 児 童 生 徒 及 び 保 護 者 の 方 への 影 響 にも 留 意 しながら 適 切 に 運 用 して いく 学 校 図 書 館 図 書 の 整 備 費 用 については 学 校 配 当 予 算 の 中 で 図 書 費 として 府 の 基 準 額 で 算 入 している 点 字 教 科 書 指 導 書 の 購 入 費 用 については 学 校 運 営 に 支 障 が 生 じないよう 必 要 な 予 算 の 確 保 に 努 めていく 12. 教 職 員 旅 費 学 校 管 理 費 予 算 を 増 やして 学 校 総 務 サービス 課 として 児 童 生 徒 の 教 育 活 動 の 裏 付 けとなる 教 職 員 旅 費 は 従 来 から 教 育 予 算 と 位 置 付 けて 厳 しい 財 政 状 況 の 中 一 定 の 予 算 措 置 がされてきたところである 平 成 28 年 度 予 算 については 予 算 編 成 方 針 に 基 づき 例 外 なく 前 年 度 予 算 の95%となったが 上 半 期 の 配 当 について 80%~90%としたことによって 上 半 期 については 必 要 な 旅 費 予 算 は 概 ね 確 保 した 引 き 続 き 生 徒 の 安 全 管 理 や 学 校 運 営 に 支 障 をきたさないよう 財 源 の 確 保 に 努 めていく 学 校 管 理 費 については 従 前 から 学 校 運 営 に 支 障 がないよう 学 校 のご 意 見 をうかがいながら 実 情 実 態 に 即 した 配 分 に 努 めてきたとろである 厳 しい 財 政 状 況 の 中 ではあるが 今 後 とも 学 校 運 営 に 支 障 が 生 じないよう 必 要 な 予 算 の 確 保 に 努 めてまいりたい 13. 障 害 児 学 級 の 在 籍 者 増 障 害 の 重 度 化 多 様 化 を 踏 まえた 施 策 の 実 施 1 障 害 種 別 の 学 級 設 置 障 害 児 学 級 担 任 者 の 大 幅 増 員 介 助 員 制 度 に 見 合 った 教 職 員 増 ア) 複 式 学 級 同 様 2 学 年 で 学 級 を 設 置 するよう 文 科 省 に 要 望 を イ) 障 害 児 学 級 の 編 成 基 準 を 府 独 自 で 改 善 ウ) 在 籍 者 が 一 人 でも 障 害 種 別 で 支 援 学 級 を 分 級 することを 府 の 基 準 に エ) 同 一 種 別 で 在 籍 予 定 が9 名 の 場 合 は 2 学 級 設 置 を 府 の 基 準 に 府 教 育 庁 においては 小 中 学 校 の 支 援 教 育 の 充 実 を 図 るため 支 援 学 級 の 増 設 置 につとめてきた ところ 今 年 度 は 障 害 種 別 による 学 級 設 置 をより 一 層 進 め 昨 年 度 に 比 べ 小 学 校 で222 学 級 中 学 校 で73 学 級 合 計 295 学 級 の 増 設 置 を 行 った 市 町 村 の 独 自 措 置 として 行 われている 介 助 員 制 度 等 に 見 合 った 教 員 増 は 制 度 上 困 難 だが 障 害 の 重 度 化 多 様 化 をふまえ 引 き 続 き 障 害 種 別 による 学 級 設 置 を 促 進 し 国 に 対 しても 人 的 措 置 等 の 条 件 整 備 について 要 望 していく 支 援 学 級 の 設 置 については 学 校 教 育 法 第 81 条 の 趣 旨 及 び 公 立 義 務 教 育 諸 学 校 の 学 級 編 制 及 び 教 職 員 定 数 の 標 準 に 関 する 法 律 に 則 り 市 町 村 教 育 委 員 会 が 地 域 や 学 校 の 実 情 に 応 じて 学 級 編 制 を 行 う 観 点 から 今 後 とも 市 町 村 教 育 委 員 会 と 連 携 し ひとり 一 人 の 子 どもの 障 害 の 状 況 に 応 じた 適 切 な 学 級 設 置 の 促 進 につとめていく 2 肢 体 不 自 由 児 が 在 籍 する 学 校 へのエレベーター 設 置 を 市 町 村 教 委 に 働 きかけを 公 立 小 中 学 校 の 施 設 整 備 については 学 校 設 置 者 である 市 町 村 の 責 任 と 負 担 において 実 施 するこ ととなっている 府 教 育 庁 としては 小 中 学 校 におけるエレベーターの 設 置 については 障 害 のあ る 児 童 生 徒 が 共 に 学 ぶことができる 学 習 環 境 を 確 保 するうえで 重 要 であると 考 えており これまで も 学 校 の 設 置 者 である 市 町 村 に 働 きかけてきたところ 今 後 とも 良 好 な 教 育 環 境 の 確 保 整 備 のために 各 市 町 村 に 対 して 国 の 学 校 施 設 環 境 改 善 交 付 金 制 度 を 有 効 に 活 用 し 計 画 的 にエレベ ーターの 設 置 を 進 めるよう 働 きかけていく 3 障 害 児 教 育 の 専 門 性 や 継 続 性 の 尊 重 を 教 員 の 採 用 については, 校 種 等 を 単 位 として 選 考 を 実 施 しているところである 小 中 学 校 におけ る 教 職 員 の 人 事 異 動 については 必 要 な 人 材 を 学 校 の 実 情 に 応 じて 配 置 できるよう 人 事 基 本 方 針 お よび 人 事 取 扱 要 領 を 定 め 市 長 村 教 育 委 員 会 との 連 携 のもと 計 画 的 に 行 っているところです 各 学 校 における 担 任 等 の 校 務 分 掌 については 当 該 校 の 実 情 に 応 じて 決 定 しているところである

4どこで 学 んでいても その 子 に 必 要 な 教 育 課 程 教 育 条 件 の 保 障 を 小 中 学 校 においては 重 度 重 複 障 害 のある 児 童 生 徒 や 医 療 的 ケア 等 を 要 する 児 童 生 徒 の 在 籍 が 増 加 しており 介 助 や 訓 練 医 療 的 ケアに 多 様 な 人 材 や 専 門 家 が 必 要 となっている 府 教 育 庁 と しては 府 内 の 小 中 学 校 に 在 籍 する 医 療 的 ケアを 必 要 とする 児 童 生 徒 に 対 する 教 育 条 件 の 整 備 を 一 層 はかるため 看 護 師 配 置 を 行 う 市 町 村 に 対 して 財 政 的 支 援 を 行 う 市 町 村 医 療 的 ケア 体 制 整 備 推 進 事 業 を 平 成 18 年 度 から 実 施 しており 平 成 27 年 度 は 27 市 町 101 校 に 看 護 師 が 配 置 された また 小 中 学 校 の 支 援 教 育 の 充 実 をはかるため 障 害 種 別 による 支 援 学 級 の 設 置 をすすめ 今 年 度 は 昨 年 度 に 比 べ295 学 級 の 増 設 置 を 行 ったところ 通 級 指 導 教 室 においては 昨 年 度 に 比 べ3 教 室 増 設 置 し 今 年 度 は 小 中 学 校 合 わせて222 教 室 を 設 置 している 支 援 学 級 はもとより 通 級 指 導 教 室 通 常 の 学 級 における 指 導 支 援 の 充 実 については 今 後 とも 市 長 村 教 育 委 員 会 と 協 力 しながら 小 中 学 校 における 校 内 支 援 体 制 の 整 備 や 個 別 の 教 育 支 援 計 画 個 別 の 指 導 計 画 の 作 成 活 用 および 指 導 方 法 の 工 夫 改 善 等 をはかるとともに 条 件 整 備 に 向 け 市 町 村 への 財 政 的 支 援 が 一 層 充 実 されるよう 国 に 対 して 引 き 続 き 要 望 していく 5 難 聴 学 級 の 充 実 聴 覚 支 援 学 校 難 聴 学 級 の 選 択 を 自 由 に 等 大 阪 府 では 障 害 種 別 による 学 級 設 置 の 促 進 に 努 めており 今 年 度 難 聴 学 級 についても5 学 級 を 新 設 し 小 学 校 74 学 級 中 学 校 21 学 級 となっている 平 成 25 年 9 月 学 校 教 育 法 施 行 令 の 一 部 が 改 正 され 小 中 学 校 から 支 援 学 校 への 転 学 または 支 援 学 校 から 小 中 学 校 への 転 学 事 由 につ いては これまでの 障 害 の 状 態 の 変 化 によるものの 他 に 教 育 上 必 要 な 支 援 の 内 容 地 域 における 教 育 の 体 制 整 備 の 状 況 その 他 の 事 情 が 追 加 された 府 教 育 庁 では 平 成 26 年 3 月 に 作 成 した 障 がいのある 子 どものより 良 い 就 学 に 向 けて 市 町 村 教 育 委 員 会 のための 就 学 相 談 支 援 ハンドブック を 活 用 し 就 学 時 に 決 定 した 学 びの 場 は 固 定 したものではなく 子 どもにとってより 良 い 学 びの 場 の 変 更 という 観 点 で 双 方 向 の 転 学 ができることを 示 すとともに 柔 軟 な 対 応 について 関 係 者 の 共 通 理 解 が 重 要 であると 市 町 村 教 育 委 員 会 に 指 導 している 今 後 とも 市 町 村 教 育 委 員 会 と 連 携 し 難 聴 学 級 の 充 実 につとめていくとともに 転 学 に 関 する 法 改 正 の 趣 旨 が 保 護 者 や 教 職 員 に 周 知 され るようつとめていく 6 障 害 児 学 級 在 籍 者 を 含 め35 人 40 人 の 定 数 を 超 える 通 常 学 級 をなくす 教 員 加 配 学 級 編 制 については 公 立 義 務 教 育 諸 学 校 の 学 級 編 制 及 び 教 職 員 定 数 の 標 準 に 関 する 法 律 に 則 り 行 われている なお インクルーシブ 教 育 システムの 構 築 に 向 けた 教 育 環 境 整 備 が 進 められるよ う 国 に 要 望 しているところである なお 支 援 学 級 の 増 加 分 に 相 当 する 担 任 外 の 教 員 定 数 についても 府 の 配 分 方 針 の 通 り 増 配 置 し てきているところである 今 後 とも 各 学 校 の 状 況 等 を 把 握 しながら 適 切 な 対 応 に 努 めてまいりたい 7 医 療 的 なケアや 医 療 的 な 見 守 りを 必 要 とする 子 どもの 学 校 への 看 護 師 配 置 大 阪 府 では 小 中 学 校 に 医 療 的 ケアが 必 要 な 児 童 生 徒 が 多 数 在 籍 している 状 況 をふまえ 看 護 師 を 配 置 する 市 町 村 に 対 して 経 費 の 一 部 を 補 助 する 市 町 村 医 療 的 ケア 体 制 整 備 推 進 事 業 を 全 市 町 村 を 対 象 に 実 施 している 看 護 師 の 配 置 等 に 関 することは 設 置 者 である 市 町 村 の 判 断 となる ことから 今 後 とも 医 療 的 ケアを 必 要 とする 児 童 生 徒 が 安 心 して 小 中 学 校 へ 就 学 し 校 外 学 習 等 も 含 め 安 全 な 学 校 生 活 が 送 れるよう 実 態 に 応 じた 看 護 師 配 置 の 促 進 につとめるべく 各 市 町 村 教 委 に 対 し 働 きかけていく 8 中 学 校 の 支 援 学 級 における 教 科 担 任 制 への 対 応 など 実 態 に 見 合 ったきめ 細 かな 教 育 平 成 20 年 3 月 に 改 訂 された 中 学 校 学 習 指 導 要 領 解 説 総 則 編 には 特 別 支 援 学 級 は 中 学 校 の 学 級 の 一 つであり 通 常 の 学 級 と 同 様 これを 適 切 に 運 営 していくためには すべての 教 師 の 理 解 と 協 力 が 必 要 であることが 示 されている 府 教 育 庁 では 生 徒 一 人 ひとりの 障 害 の 状 況 や 教 育 的 ニーズに 応 じたきめ 細 やかな 指 導 支 援 を 行 うために 学 校 全 体 の 協 力 体 制 づくりを 進 めると ともに 支 援 学 級 担 任 だけではなく 他 の 教 師 とも 連 携 協 力 して 効 果 的 な 指 導 を 行 うことがで きるよう 指 導 助 言 を 行 っているところ 今 後 とも 中 学 校 においても ひとり 一 人 の 生 徒 に 応 じたきめ 細 やかな 教 育 が 一 層 充 実 されるよう 取 り 組 んでいく

14. 特 別 支 援 教 育 にあたっての 充 分 な 条 件 整 備 1 通 常 学 級 に 学 んでいる 障 害 児 やLD ADHD 等 の 子 どもたちへの 教 育 保 障 発 達 障 害 のある 児 童 生 徒 を 含 むすべての 子 どもにとって わかる できる 授 業 づくり 学 級 集 団 づくりをおこなうため 平 成 25 年 度 より2 年 間 通 常 の 学 級 における 発 達 障 害 等 支 援 事 業 を 実 施 し 効 果 的 な 指 導 方 法 等 の 実 践 研 究 をすすめてきた その 研 究 成 果 は 冊 子 にとりまとめ 市 町 村 教 育 委 員 会 へ 周 知 するとともに 府 ウェブページに 掲 載 し その 普 及 に 努 めているところである 支 援 学 級 はもとより LD ADHD 等 の 児 童 生 徒 を 含 め 通 常 の 学 級 に 在 籍 する 障 害 のある 児 童 生 徒 の 指 導 については 学 級 担 任 まかせにすることなく 学 校 全 体 で 受 け 止 めるための 校 内 体 制 づくり 個 別 の 教 育 支 援 計 画 や 個 別 の 指 導 計 画 の 作 成 活 用 指 導 方 法 等 の 工 夫 改 善 さ らに 学 校 外 からの 支 援 の 在 り 方 や 教 育 条 件 の 整 備 等 をすすめていく 必 要 があると 考 えている 平 成 19 年 度 から 国 において 介 助 員 を 含 めた 特 別 支 援 教 育 支 援 員 の 配 置 について 市 町 村 に 対 し 地 方 交 付 税 による 財 政 措 置 がなされている それらを 活 用 し 特 別 支 援 教 育 支 援 員 として 通 常 の 学 級 に 在 籍 する 障 害 のある 児 童 生 徒 の 学 習 活 動 をサポートする 学 習 支 援 員 を 配 置 している 市 町 村 も 年 々 増 加 している 今 後 とも 府 教 育 庁 としては 市 町 村 教 育 委 員 会 と 協 力 しながら 小 中 学 校 における 校 内 支 援 体 制 の 整 備 を 図 るとともに 学 習 支 援 員 を 配 置 する 市 町 村 への 支 援 にあたり 必 要 となる 事 業 財 源 を 確 保 するよう 国 に 対 しては 引 き 続 き 要 望 していく 2 通 級 指 導 教 室 を 全 ての 小 中 学 校 特 別 支 援 学 校 に 設 置 他 LD ADHD 等 の 支 援 の 必 要 な 児 童 生 徒 の 状 況 を 踏 まえ 大 阪 府 では 通 級 指 導 教 室 の 増 設 に 努 めてきた 今 年 度 は 小 中 学 校 合 わせて222 教 室 聴 覚 支 援 学 校 の3 校 に 開 設 している 通 級 による 指 導 については 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 140 条 および 第 141 条 の 規 定 に 基 づき おこ なわれている 不 登 校 等 のある 児 童 生 徒 の 通 級 による 指 導 については 社 会 生 活 や 学 校 生 活 にお ける 適 応 の 困 難 さや 不 登 校 等 の 状 況 を 踏 まえ 関 係 機 関 等 とも 連 携 し 教 育 相 談 をすすめながら 行 う 必 要 があると 考 えている 通 級 による 指 導 を 必 要 とする 児 童 生 徒 の 実 態 を 踏 まえ 今 後 とも 国 の 動 向 を 見 極 めながら 国 定 数 等 を 活 用 し 拡 充 に 向 けて 努 力 していく 3コーディネーターを 専 任 配 置 し 学 校 全 体 で 特 別 支 援 教 育 を 進 められる 基 盤 を 文 部 科 学 省 は 支 援 教 育 を 推 進 するにあたり すべての 小 中 学 校 に 校 内 委 員 会 を 設 置 し 支 援 教 育 コーディネーターを 指 名 し 校 務 分 掌 に 位 置 づけるよう 求 めている 平 成 19 年 度 から 府 が 所 管 するすべての 市 町 村 の 小 中 学 校 において 校 内 委 員 会 が 設 置 されるとともに 支 援 教 育 コーデ ィネーターが 指 名 され 校 務 分 掌 に 位 置 づけられている 支 援 教 育 の 推 進 にあたっては 全 教 職 員 共 通 理 解 のもと 障 害 のある 児 童 生 徒 のニーズを 学 校 全 体 で 受 けとめ 一 人 ひとりの 障 害 の 状 況 に 応 じた きめ 細 やかな 教 育 の 充 実 など 学 校 全 体 の 協 力 体 制 のもとに 推 進 し 取 り 組 まれるもの と 考 えている 4 地 域 に 根 ざした 障 害 児 学 校 の 増 設 地 域 のセンター 的 役 割 を 果 たすための 人 員 配 置 知 的 障 がい 支 援 学 校 の 整 備 については 平 成 27 年 4 月 に 開 校 した 新 たな 府 立 支 援 学 校 3 校 をも って 平 成 21 年 3 月 に 策 定 の 府 立 支 援 学 校 施 設 整 備 基 本 方 針 に 基 づく 府 内 4 地 域 の 新 校 整 備 が 完 了 した 今 後 は 平 成 28 年 4 月 に12 校 の 移 管 により 大 阪 市 を 含 む 府 内 の 支 援 学 校 全 体 の 児 童 生 徒 数 の 推 計 について 検 討 をしていく センター 的 機 能 については リーディングスタッフの 活 動 を 円 滑 に 行 えるよう その 活 動 時 間 の 一 部 を 支 援 する 非 常 勤 講 師 の 配 置 を 行 っており 平 成 28 年 度 は 府 立 支 援 学 校 43 校 1 分 校 に 配 置 数 に 応 じ 週 5~7 時 間 の 非 常 勤 講 師 を 配 置 している

15. 府 および 市 町 村 への 就 学 指 導 委 員 会 の 設 置 障 害 のある 児 童 生 徒 の 就 学 指 導 相 談 については 平 成 25 年 9 月 に 学 校 教 育 法 施 行 令 の 一 部 改 正 により 市 町 村 教 育 委 員 会 は 障 害 の 状 態 学 校 や 地 域 の 状 況 等 を 踏 まえた 総 合 的 な 観 点 から 就 学 先 を 決 定 する 仕 組 みに 見 直 された 加 えて 市 町 村 教 育 委 員 会 には 保 護 者 および 本 人 の 教 育 的 ニ ーズや 意 見 教 育 学 医 学 心 理 学 等 専 門 的 知 識 を 有 する 者 の 意 見 を 聴 取 する 機 会 の 拡 大 が 義 務 づけられていることから 市 町 村 教 育 委 員 会 が 行 う 発 達 相 談 教 育 相 談 は 市 町 村 の 主 体 性 を 持 って 行 われるものと 考 えている 市 町 村 教 育 委 員 会 が 行 う 就 学 指 導 相 談 については 本 人 や 保 護 者 の 意 向 を 十 分 踏 まえながら 子 どもの 状 況 等 を 把 握 し 教 育 指 導 上 の 観 点 を 含 めた 総 合 的 な 見 地 から 就 学 時 はもとより 就 学 後 における 継 続 した 就 学 指 導 相 談 が 行 われるよう 市 町 村 教 育 委 員 会 を 指 導 していく 16. 支 援 学 校 における 非 常 災 害 時 の 食 料 備 蓄 と 非 常 時 電 源 の 確 保 災 害 時 には 幼 児 児 童 生 徒 の 安 全 確 保 が 第 一 と 考 えている 東 日 本 大 震 災 以 降 各 学 校 におい て 防 災 マニュアルの 点 検 や 災 害 時 に 備 えた 情 報 共 有 など 見 直 しできるところから 取 り 組 むと ともに 避 難 訓 練 の 実 施 等 にも 力 を 入 れているところである 一 方 災 害 時 の 各 種 備 蓄 品 について は 一 時 避 難 地 福 祉 避 難 所 等 に 指 定 されている 学 校 もあり 市 町 村 の 防 災 計 画 を 踏 まえた 対 応 が 必 要 だと 考 えている なおこれまで 企 業 団 体 から 支 援 学 校 に アルミひざ 掛 け 簡 易 カイロ 白 米 白 粥 マスク 等 の 防 災 用 品 をいただいている 今 年 度 は LEDランタン318 個 防 災 用 の ライト200 個 コインおしぼり1500セット 救 急 シート1500 個 白 米 1100 食 白 粥 400 食 の 寄 贈 をいただくこととなっており 7 月 中 旬 には 配 布 される 予 定 になっている 市 町 村 立 学 校 の 施 設 整 備 については 学 校 設 置 者 である 市 町 村 の 責 任 と 負 担 により 実 施 すること となっている 府 教 育 庁 としては 今 後 とも 良 好 な 教 育 環 境 の 確 保 整 備 のために 各 市 町 村 に 対 し 国 の 学 校 施 設 環 境 改 善 交 付 金 制 度 を 有 効 に 活 用 し 非 常 時 電 源 の 確 保 等 を 進 めるよう 働 きかけ ていく