第 6 回 茅 運 びだし 作 業 および 収 納 作 業 日 時 : 平 成 28 年 2 月 7 日 ( 日 ) 10:00~15:00 今 回 の 参 加 者 は16 名 1 月 17 日 に 予 定 されていた 茅 の 運 びだし 作 業 は 先 日 の 寒 波 による 雪 のため 再 延 期 となっていました そして 今 回 は 心 配 していた 気 温 も 低 くなく 真 っ 青 な 晴 天 の 中 無 事 に 作 業 を 実 施 することができました! 茅 場 への 入 り 口 にあたる 日 平 峠 の 駐 車 場 に10 時 に 集 合 駐 車 場 には 運 搬 用 の 大 型 ト ラックがあり すでに 匠 の 会 の 方 が 事 前 に 運 んだ1 回 目 の 茅 が 積 み 込 んでありました しばらくすると 参 加 者 と 共 に 茅 場 で2 回 目 の 茅 を 積 んだ 軽 トラック3 台 が 駐 車 場 に 到 着 大 型 トラックへの 積 み 込 み 作 業 をしました 軽 トラックから 大 型 トラックへ 茅 を 渡 す 作 業 受 け 取 る 作 業 それぞれの 参 加 者 が 積 極 的 に 作 業 をしていた 匠 の 方 の 積 み 込 み 方 の 技 術 と 経 験 によって この2 回 の 運 び 出 しで 前 回 刈 って 縛 っておいた 全 ての 茅 を 茅 場 から 移 動 することを 達 成! 昼 食 休 憩 後 全 員 で 考 古 博 へ 移 動 考 古 博 では 茅 を 来 年 度 の 屋 根 の 葺 き 替 えまで 保 管 するため 葺 き 替 えを 待 つ 古 代 復 元 住 居 の 中 へ 収 納 する 作 業 収 納 するための 住 居 の 中 の 準 備 茅 をトラックから 降 ろし て 流 れ 作 業 で 収 納 していく 作 業 など 匠 の 会 の 方 々の 指 導 の 下 全 員 で 一 体 感 を 持 って 作 業 ができました 今 回 が 今 年 度 の 作 業 の 最 後 でした 来 年 度 は 残 りの 材 料 の 竹 を 準 備 していよい よ 屋 根 を 復 元 していく 作 業 です 参 加 者 も 来 年 度 が 待 ち 遠 しい 様 子 でした 茅 の 積 み 込 み 作 業
積 み 込 み 作 業 積 み 込 み 終 了 茅 場 での 集 合 写 真 古 代 住 居 への 収 納 作 業 全 て 収 納 完 了! 今 年 度 最 後 の 集 合 写 真
第 5 回 茅 刈 り 作 業 雨 天 中 止 のため 銀 鏡 神 楽 見 学 日 時 : 平 成 27 年 12 月 6 日 ( 日 ) 10:00~12:00 今 回 の 参 加 者 は15 名 小 雨 決 行 ということにしていたため 旧 銀 上 小 学 校 に 集 合 し ました 東 米 良 匠 の 会 の 濵 砂 重 忠 さんに 茅 場 の 状 況 を 確 認 してもらいましたが 茅 刈 り 作 業 はできないと 判 断 し 茅 刈 り 作 業 は 中 止 となりました しかし 山 の 神 はこの 雨 の 中 集 まった 参 加 者 に 銀 鏡 神 楽 ( 国 指 定 の 重 要 無 形 民 俗 文 化 財 ) を 見 られるチャンスを 与 えてくれました 6 日 は 14 日 に 本 番 を 控 えている 銀 鏡 神 楽 の 日 通 し 稽 古 をしているという 情 報 を 得 て 交 渉 をして 見 学 できることになった のです! 集 合 場 所 で 濵 砂 さんより 茅 場 の 状 況 や 今 後 の 茅 場 の 整 備 茅 の 準 備 道 路 の 状 況 が 悪 いこと や 次 回 の 活 動 はさらに 寒 い 中 での 作 業 になること などについて 説 明 してもらった また 銀 鏡 神 楽 を 見 学 するにあたり 井 上 氏 (iさいと)より 神 楽 面 そ のものが 神 様 であること 山 の 暮 らしを 色 濃 く 伝 えていることなどの 銀 鏡 神 楽 の 概 要 や 諸 注 意 等 についてのレクチャーがあった 銀 鏡 神 社 の 神 楽 殿 に 移 動 し 銀 鏡 神 楽 の 稽 古 風 景 を 見 学 させていただいた 貴 重 な 機 会 の 見 学 をすることができて 参 加 者 は 大 変 良 かったと 感 想 を 言 っていた 今 回 は MRTテレビの まなび 隊 の 収 録 が 行 われ 参 加 者 の 子 どもたちはインタ ビューを 受 けていた 今 後 の 活 動 は 天 候 に 恵 まれますように 状 況 説 明 匠 の 会 濵 砂 さんの 説 明
井 上 さん(i さいと)の 銀 鏡 神 楽 についてのレクチャー 銀 鏡 神 楽 通 し 稽 古 風 景 1 ( 迫 力 のある 舞 です) 銀 鏡 神 楽 通 し 稽 古 風 景 2
第 4 回 講 座 古 代 住 居 について 学 ぼう 日 時 : 平 成 27 年 11 月 15 日 ( 日 ) 13:00~14:00 これまでは 屋 根 の 葺 き 替 えに 必 要 な 材 料 のための 体 験 活 動 をしてきましたが 今 回 は 古 代 の 住 居 について 学 ぶ 講 座 を 行 いました 講 師 は 当 館 の 永 友 専 門 主 事 が 行 いま した 講 座 のテーマは 古 代 住 居 を 学 ぼう で 1 古 代 住 居 の 種 類 と 変 遷 2 古 代 住 居 の 作 り 方 3 古 代 住 居 の 構 造 4 住 居 をつくる 道 具 という4つの 柱 でした 人 間 の 住 処 (すみか) 住 まいについて 県 内 外 のこれまでの 発 掘 事 例 を 紹 介 しなが ら 説 明 しました 画 像 や 模 型 などを 用 いての 説 明 で 参 加 者 にとっても 非 常 にわかりや すい 内 容 でした 講 座 のあとの 質 問 タイムでも 竪 穴 住 居 の 深 さや 上 物 ( 屋 根 や 柱 )の ことからトイレ 当 時 の 道 具 についてまでと 幅 広 い 内 容 で 盛 り 上 がりました 講 義 後 は 古 代 復 元 住 居 の 現 状 を 見 学 をしました 今 後 の 活 動 は 寒 い 中 での 体 験 活 動 になります みんなで 頑 張 っていきましょう
第 3 回 ヒノキ 茅 場 の 見 学 茅 のまとめ 方 体 験 日 時 : 平 成 27 年 10 月 11 日 ( 日 ) 10:00~15:00 今 回 の 作 業 は 第 2 回 で 伐 採 し 樹 皮 をはがしたヒノキの 様 子 の 見 学 第 5 回 で 実 施 する 茅 の 刈 取 り 作 業 のために 茅 場 へ 行 って 茅 の 縛 り 方 を 体 験 するという 内 容 でした 今 回 の 参 加 者 は 約 30 名 今 回 も 西 都 市 銀 鏡 の 旧 銀 上 小 学 校 グランドに 集 合 しました 野 外 での 活 動 に 初 参 加 の 方 も10 名 ほどいました 日 程 説 明 の 後 指 導 者 スタッフの 紹 介 をして 約 4キロ 先 のヒノキ 林 までグループ を 中 心 に 乗 り 合 わせて 行 きました ヒノキ 林 では 前 回 樹 皮 をはがしたヒノキが 屋 根 の 骨 組 みに 必 要 な 長 さにカットされ 集 められていました 前 回 作 業 ができなかった 初 参 加 の 方 を 中 心 に 前 回 の 作 業 の 様 子 や 樹 皮 のはがし 方 などを 紹 介 しました ヒノキ 林 から 古 代 住 居 の 屋 根 を 葺 くための 材 料 である 茅 を 育 成 している 場 所 へ 移 動 しました 直 接 車 で 乗 り 付 けられるところではありません 車 を 置 ける 場 所 から 茅 場 までは 歩 いて40 分 ほど 登 山 をしていきます 途 中 休 憩 もかねて その 山 道 で 採 れ たアケビを 食 べました 茅 場 に 着 いて 素 晴 らしい 眺 めを 見 ながら 用 意 したお 弁 当 を 食 べました 昼 食 後 は 茅 の 縛 り 方 体 験 をしました 縛 るものは 蔓 (カズラ)です まずは 蔓 の 割 き 方 をしました そのまま 使 えるちょうどいいものではないため 割 いて 結 びやす い 太 さにするのです それから 4つのグループごとに 蔓 で 茅 を 縛 る 体 験 をしました 運 ぶ 時 にばらばらにならないようにしっかりと 結 ばなくてはなりません 縛 り 方 をグル ープのメンバーで 確 かめ 合 い 教 え 合 いながら 作 業 ができました それぞれのグループでの 移 動 中 には 参 加 者 同 士 交 流 を 深 められていました 茅 場 にて
第 2 回 ヒノキの 伐 採 樹 皮 剥 がし 日 時 : 平 成 27 年 8 月 9 日 ( 日 ) 10:00~15:00 古 代 復 元 住 居 改 修 体 験 の 最 初 の 野 外 活 動 を 実 施 しました 今 回 の 作 業 は 古 代 復 元 住 居 の 屋 根 の 骨 組 みに 使 うために ヒノキを 伐 採 し 樹 皮 を 剥 ぐという 内 容 です 今 回 の 参 加 者 は 約 30 名 西 都 市 銀 鏡 の 銀 上 小 学 校 グランドに 集 合 し 受 付 では 参 加 特 典 グッズとして 帽 子 マフラータオル 缶 バッチ メモ 帳 ボールペン 作 業 用 手 袋 を 配 布 しました 日 程 説 明 指 導 者 スタッフの 紹 介 準 備 運 動 をして 約 4キロ 先 のヒノキ 林 までグ ループを 中 心 に 乗 り 合 わせて 行 きました 現 地 (ヒノキ 林 )では グループごとに 樹 皮 のはぎ 方 を 東 米 良 銀 鏡 地 区 の 指 導 者 の 方 から 説 明 を 受 けて 早 速 事 前 に 倒 してあったヒノキの 樹 皮 はがしをスタートしました 木 を 削 って 作 った 道 具 で 樹 皮 を 少 しめくり そこから スーッと 剥 がしていきます(な かなかスーッとはいきません) 斜 面 地 での 作 業 で 足 を 踏 ん 張 っておかなければいけな いので 大 変 です 午 前 中 の 作 業 の 後 は 狩 人 飯 (かりんどめし) を 作 業 していた 林 の 中 で 食 べました 竹 の 皮 に 包 んであり いろいろな 具 が 入 った 太 巻 きです 猟 師 の 人 たちが 立 ったまま 食 べられて 食 べている 途 中 でもすぐに 行 動 できる 工 夫 だそうです 午 後 からは ヒノキの 伐 採 作 業 を 見 学 しました 倒 れてくるヒノキの 迫 力 に 圧 倒 され ていました 倒 れると 自 然 と 皆 さんから 拍 手 が 起 こりました それから 新 しく 伐 採 し たヒノキの 樹 皮 はがしの 続 きをしました 最 終 的 には 約 40 本 のヒノキの 樹 皮 をはが すことができました 作 業 の 最 後 に 東 米 良 の 指 導 者 の 方 たちが 古 くからこの 地 に 伝 わる 木 おろし 歌 を 披 露 してくださいました 静 かな 林 の 中 に 響 く 歌 声 に 感 動 してい ました 作 業 前 ( 銀 上 小 グランドにて) 作 業 後 (ヒノキ 林 にて)
第 1 回 オリエンテーション 日 時 : 平 成 27 年 7 月 26 日 ( 日 ) 11:00~12:00 古 代 復 元 住 居 改 修 体 験 参 加 者 の 最 初 のオリエンテーションを 実 施 しました 体 験 参 加 者 は 45 名 になり そのうちの 約 30 名 の 参 加 がありました 今 後 の 日 程 やこれから の 活 動 内 容 服 装 などについて 説 明 をしました 質 問 をしてもらい 参 加 者 全 員 で 共 通 理 解 をすることができました 説 明 会 のあとに 古 代 復 元 住 居 の 改 修 前 の 現 在 の 様 子 を 全 員 で 見 学 し 記 念 撮 影 をし ました 当 日 のみなさんの 様 子 から 実 際 の 体 験 活 動 へ 意 欲 的 に 参 加 していく 雰 囲 気 をうかが うことができました これからが 楽 しみです