2001年第1号



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1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人


記者発表資料


事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

個人住民税徴収対策会議

平成24年度 業務概況書

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130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

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容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情


第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

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4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

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(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

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3 連 結 財 務 諸 表 の 概 要 損 益 計 算 書 の 概 要 年 度 年 度 対 前 年 比 営 業 収 益 126, ,822 26, % 営 業 費 用 94, ,560 15, % 営 業 利 益 32,614 44,261 11,64

平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

住宅購入に関する消費者意識調査

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2016年夏のボーナス見通し

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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(2) 都 市 計 画 区 域 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 1 都 市 計 画 区 域 の 変 遷 2 市 街 化 区 域 及 び 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 旧 石 巻 市 ( 単 位 :ha) ( 単 位 :ha) 変 更 都 市 計 画 区 域 行

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2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

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1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

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セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

16 日本学生支援機構

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

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目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

新 市 建 設 計 画 の 変 更 に 係 る 新 旧 対 照 表 ページ 変 更 後 変 更 前 表 紙 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 平 成 27 年 3 月 変 更 安 中 市 6 2. 計 画 策 定 の 方 針 (3) 計

No.7 アメリカ 合 衆 国 小 規 模 事 例 (そ4) 助 金 も 財 源 になっている しかし 小 規 模 事 業 体 では 連 邦 政 府 から 基 金 はもちろん 市 から 補 助 金 もまったくない が 実 状 である すなわち 給 人 口 が25 人 から100 人 規 模 小 規

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2016 年 ゴールデンウィークの 過 ごし 方 に 関 するアンケート 調 査 結 果 調 査 要 領 調 査 時 期 : 2016 年 5 月 9 日 ~11 日 調 査 方 法 : 当 金 庫 の 本 支 店 に 来 店 された 顧 客 にアンケートの 記 入 を 依 頼 し 即 時 回 収

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

Ⅰ 平成14年度の状況

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

Ⅰ 平成14年度の状況

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

34 県 立 鶴 岡 工 業 高 等 校 ( 全 日 制 ) 工 業 科 ( 機 械 科 電 気 電 子 科 情 報 通 信 科 建 築 科 環 境 化 科 ) 次 のいずれかに 該 当 する 1 文 化 的 活 動 や 体 育 的 活 動 において 地 区 大 会 を 経 て 県 大 会 に 出


1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

Transcription:

JTB 広 報 室 140-8602 東 京 都 品 川 区 東 品 川 2-3-11 TEL.03-5796-5833 FAX.03-5796-5848 http://jtb.jp/ 2016 年 の 旅 行 動 向 見 通 し 2015 年 第 182 号 (2015.12.16) 国 内 旅 行 を 中 心 に 旅 行 意 欲 は 堅 調 海 外 からの 注 目 で 日 本 の 良 さを 再 発 見 訪 日 外 国 人 数 は 過 去 最 高 を 更 新 し 2,350 万 人 へ 国 内 旅 行 人 数 は 2 億 9,360 万 人 ( 前 年 比 +0.7%) 海 外 旅 行 人 数 は 1,620 万 人 ( 前 年 比 +0.3%) 訪 日 外 国 人 数 は 2,350 万 人 ( 前 年 比 +19.0%) JTBは 2016 年 の 旅 行 市 場 についての 見 通 し 調 査 の 結 果 をまとめました この 調 査 は 1 泊 以 上 の 日 本 人 の 旅 行 (ビジネス 帰 省 を 含 む)と 訪 日 外 国 人 について 各 種 経 済 動 向 予 測 旅 行 消 費 者 購 買 行 動 調 査 観 光 関 連 動 向 等 から 推 計 したもので 1981 年 の 調 査 開 始 以 来 36 回 目 となります 推 計 した 2016 年 の 旅 行 市 場 規 模 は 次 の 通 りです 2016 年 2015 年 2014 年 見 通 し 数 値 前 年 比 推 計 前 年 比 実 績 推 計 総 旅 行 人 数 ( 延 べ 人 数 ) 3 億 980 万 人 +0.7% 3 億 775 万 人 +2.1% 3 億 140 万 人 平 均 消 費 額 国 内 旅 行 人 数 2 億 9,360 万 人 +0.7% 2 億 9,160 万 人 +2.5% 2 億 8,450 万 人 海 外 旅 行 人 数 1,620 万 人 +0.3% 1,615 万 人 4.4% 1,690 万 人 国 内 旅 行 平 均 消 費 額 35,540 円 +2.0% 34,860 円 +3.3% 33,740 円 海 外 旅 行 平 均 消 費 額 274,900 円 ±0.0% 274,900 円 +0.5% 273,450 円 旅 行 総 消 費 額 14 兆 8,830 億 円 +1.9% 14 兆 6,100 億 円 +2.7% 14 兆 2,200 億 円 国 内 旅 行 消 費 額 10 兆 4,300 億 円 +2.6% 10 兆 1,700 億 円 +5.9% 9 兆 6,000 億 円 海 外 旅 行 消 費 額 4 兆 4,530 億 円 +0.3% 4 兆 4,400 億 円 3.9% 4 兆 6,200 億 円 平 均 旅 行 回 数 2.48 回 +0.03 回 2.45 回 +0.05 回 2.40 回 訪 日 外 国 人 数 2,350 万 人 +19.0% 1,975 万 人 +47.3% 1,341 万 人 * 国 内 旅 行 消 費 額 は 自 宅 を 出 発 してから 帰 宅 するまでの 総 費 用 現 地 での 買 物 代 食 事 代 等 現 地 消 費 分 を 含 む 旅 行 前 後 の 消 費 ( 衣 類 など 携 行 品 の 購 入 費 用 など)は 含 まない * 海 外 旅 行 消 費 額 は 旅 行 費 用 のほか 現 地 での 買 物 代 食 事 代 等 現 地 消 費 分 を 含 む 旅 行 前 後 の 消 費 ( 衣 類 など 携 行 品 の 購 入 費 用 など)は 含 まない * 訪 日 旅 行 は 人 数 予 測 のみで 消 費 額 は 算 出 していない * 海 外 旅 行 人 数 実 績 推 計 は 法 務 省 発 表 の 出 入 国 者 数 実 績 をもとに 昨 年 末 推 計 値 を 修 正 したもの -1-

1. 国 内 の 経 済 環 境 も 落 ち 着 き 興 味 のあることには 積 極 的 に 出 費 する 傾 向 円 安 基 調 で 訪 日 旅 行 には 好 環 境 が 続 く 2015 年 は 原 材 料 高 などによる 物 価 の 上 昇 が 緩 やかになり ガソリン 価 格 が 下 がるなど 経 済 環 境 は 落 ち 着 きを 見 せました 雇 用 環 境 も 堅 調 な 状 況 が 当 面 続 く 見 込 みであることから 一 時 の 緊 縮 ムードは 弱 まる と 考 えられます コーヒーの 第 三 の 波 と 言 われるマイクロ ブリュー コーヒーや 徹 底 的 に 軽 さを 追 求 した 紙 パック 式 掃 除 機 などもヒットとなりましたが 少 し 価 格 は 高 くても 納 得 のいくモノやコトへの 消 費 は 今 後 も 活 発 化 しそうです また 消 費 税 が 10%に 引 き 上 げられる 2017 年 の 4 月 以 前 に 欲 しいものやしたいことには 消 費 しておこうという 人 々も 少 なくないことが 予 想 されます 企 業 の 業 績 は 概 ね 堅 調 に 推 移 する 見 込 みで 大 手 企 業 を 中 心 に 給 与 や 賞 与 を 上 げる 動 きも 見 られるこ とも 個 人 消 費 にとっては 明 るい 材 料 となるでしょう また 2016 年 はリオデジャネイロ 五 輪 が 開 催 となり 東 京 五 輪 に 向 けた 動 きが 本 格 的 になりそうです 観 光 産 業 は 建 設 産 業 と 共 に 経 済 効 果 が 期 待 される 分 野 であり 様 々な 業 界 からの 新 規 参 入 もますます 増 加 すると 考 えられます 競 争 の 激 化 も 予 想 されますが 多 様 な 産 業 が 交 わり 相 乗 効 果 を 生 み 出 すことによっ て 五 輪 後 に 観 光 業 界 が 更 なる 飛 躍 を 遂 げるスタートの 年 となることが 期 待 されます 為 替 レートについては 円 安 基 調 で 訪 日 外 国 人 旅 行 者 にとっては 日 本 へ 旅 行 しやすい 環 境 が 続 く 見 込 みです 2016 年 の 環 境 ( 表 1) 年 末 の 為 替 相 場 ( 東 京 外 国 為 替 相 場 /T.T.S 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 調 べ) (2015.12.8) 2010 年 末 2011 年 末 2012 年 末 2013 年 末 2014 年 末 2015 年 12 月 8 日 1 米 国 ドル 82.78 78.74 87.58 104.35 121.55 124.27 1 英 国 ポンド 130.55 123.81 143.52 173.71 191.03 189.53 1 ユーロ 110.57 102.21 116.21 143.46 148.04 135.06 中 国 元 12.70 12.71 14.21 17.66 19.65 19.35 100 韓 国 ウォン 7.49 6.95 8.30 10.03 11.18 10.72 1 香 港 ドル 10.95 10.43 11.60 13.76 15.97 16.33 2. 未 婚 層 を 中 心 に 旅 行 意 欲 は 堅 調 の 見 込 み 海 外 旅 行 へも 意 欲 消 費 者 アンケートの 結 果 から 2016 年 の 旅 行 意 欲 を 見 てみると 旅 行 の 支 出 を 増 やしたい が 1 ポイント 増 減 らしたい が 1.3 ポイント 減 となりました 現 在 の 生 活 については 既 婚 層 では 普 段 の 生 活 費 も 趣 味 等 も 節 約 の 割 合 が 高 くなりますが 未 婚 男 性 では 普 段 も 趣 味 等 も 節 約 していない 未 婚 女 性 では 普 段 は 切 り 詰 め 趣 味 等 にはお 金 を 惜 しまない がそれぞれ 高 く 未 婚 層 を 中 心 に 旅 行 などレジャー 性 の 高 い 消 費 への 意 欲 は 堅 調 であると 考 えられます 国 内 旅 行 と 海 外 旅 行 については 国 内 旅 行 の 回 数 が 増 える が 0.3 ポイント 減 少 する 一 方 海 外 旅 行 の 回 数 が 増 える は 0.6 ポイント 増 加 しており 2015 年 に 海 外 旅 行 を 控 えた 分 2016 年 には 海 外 旅 行 をし たいという 気 持 ちもみられます ( 表 2) 今 後 1 年 間 の 総 旅 行 支 出 *JTB 旅 行 動 向 アンケート 調 査 ( 戸 別 訪 問 調 査 ) 2016 年 ( 前 年 差 ) 2015 年 ( 前 年 差 ) 2014 年 ( 前 年 差 ) 2013 年 増 やしたい 12.9% +1.0 11.9% +1.5 10.4% 6.0 16.4% 現 状 維 持 58.1% +0.3 57.8% +3.0 54.8% 1.9 56.7% 減 らしたい 29.0% 1.3 30.3% 4.6 34.9% +8.0 26.9% -2-

( 表 3) 今 後 1 年 間 の 旅 行 回 数 *JTB 旅 行 動 向 アンケート 調 査 ( 戸 別 訪 問 調 査 ) 2016 年 ( 前 年 差 ) 2015 年 ( 前 年 差 ) 2014 年 ( 前 年 差 ) 2013 年 増 える 14.3% 0.3 14.6% +1.8 12.8% 1.8 14.6% 国 内 現 状 維 持 62.8% 2.6 65.4% +3.7 61.7% 3.4 65.1% 減 る 22.9% +2.9 20.0% 5.4 25.4% +5.1 20.3% 増 える 5.3% +0.6 4.7% 9.9 14.6% +1.8 12.8% % 海 外 現 状 維 持 73.7% +1.1 72.6% +7.2 65.4% +3.7 61.7% 減 る 21.0% 1.7 22.7% +2.7 20.0% 5.4 25.4% 現 在 の 生 活 についてあてはまるもの 男 性 未 婚 男 性 既 婚 女 性 未 婚 女 性 既 婚 50% 40% 30% 20% 10% 41.6 37.2 33.0 24.1 22.2 23.1 18.6 18.2 26.9 19.3 18.9 20.6 29.6 17.9 17.1 13.9 15.6 11.7 12 16.6 0% 趣 味 普 費 段 用 の 生 等 活 も 費 節 も 約 特 に 普 節 段 約 も し 趣 て 味 い 等 な も い 貯 将 蓄 来 を が 増 不 や 安 し な て い の る で 普 お 段 金 切 は 詰 惜 め し 趣 ま な 味 い 等 の 機 必 会 要 を 性 減 の ら 低 し い て 消 い 費 る の ( 図 1) 現 在 の 生 活 にあてはまるもの *JTB 旅 行 動 向 アンケート 調 査 ( 戸 別 訪 問 調 査 ) 3.8 月 11 日 が 山 の 日 に 制 定 され 20 年 ぶりに 国 民 の 祝 日 が 増 加 2016 年 の 連 休 の 日 並 びに 関 しては GW 正 月 を 除 く 週 末 の 3 連 休 が 6 回 と 2015 年 と 同 じとなります GWは 4 月 29 日 ( 金 )~5 月 1 日 ( 日 )までと 5 月 3 日 ( 火 )~5 月 5 日 ( 木 )までの 2 回 の 3 連 休 となり 2015 年 のような 5 連 休 はありませんが 5 月 2 日 を 休 めば 7 連 休 6 日 を 休 めば 6 連 休 も 取 りやすい 日 程 となります 後 半 の 5 連 休 に 集 中 した 2015 年 と 比 較 すると 2016 年 は 日 程 が 分 散 しそうです また 20 年 ぶりに 国 民 の 祝 日 である 山 の 日 が 制 定 されます もともと 夏 休 みである 人 も 少 なくありま せんが 11 日 と 13~14 日 の 週 末 を 合 わせてお 盆 休 みを 取 る 人 も 多 いと 予 想 されます 一 方 2015 年 のような 大 型 連 休 (シルバーウィーク)ではないことから 9 月 に 遅 い 夏 休 みを 取 る 動 きは 弱 まる 見 込 み です ゴールデンウィークの 曜 日 (4~5 月 ) 旧 盆 の 曜 日 (8 月 中 旬 ) 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 4/24 25 26 27 28 29 30 8/6 5/1 2 3 4 5 6 7 7 8 9 10 11 12 13 8 14 15-3-

9 月 中 旬 の 曜 日 日 月 火 水 木 金 土 9/11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 4.ミレニアル( 新 世 紀 ) 世 代 が 新 しい 潮 流 に ミレニアル 世 代 と 呼 ばれる 現 在 20 代 後 半 ~30 代 にかけた 世 代 が 世 界 的 に 注 目 を 集 めており 2014 年 のダボス 会 議 ( 世 界 経 済 フォーラム)でも デジタル 社 会 に 適 応 し 今 後 の 消 費 を 大 きく 変 える 新 しい 消 費 者 として 大 きく 取 り 上 げられました 世 界 的 にみると ミレニアル 世 代 の 人 口 が 今 後 大 きく 増 加 するととも に アジアなどの 新 興 国 においては 社 会 や 経 済 の 発 展 と 共 に 国 内 外 の 企 業 で 高 収 入 を 得 るミレニアル 世 代 が 増 加 していること 若 い 頃 から SNS などデジタル 社 会 の 影 響 を 受 けていること などが その 背 景 です JTB 総 合 研 究 所 が 毎 年 実 施 している スマートフォンの 利 用 と 旅 行 消 費 に 関 する 調 査 (*1)では 日 本 のミレニアル 世 代 も 昔 の 知 り 合 いと SNS でつながって 再 び 交 流 するようになった SNS の 投 稿 を 見 て 行 ってみたいと 思 った 場 所 へ 出 かけた SNS で 知 った 情 報 で 良 いと 思 ったものを 購 入 した などの 割 合 が 高 く( 表 4) SNS が 消 費 や 旅 行 の 大 きなきっかけとなるなど これまでにはない 側 面 を 持 つことが 明 らかとなりました 日 本 では シニアに 注 目 されがちですが 新 興 国 では 海 外 旅 行 を 楽 しむ 層 も 若 い 世 代 が 中 心 です 訪 日 外 国 人 旅 行 者 も 含 め ミレニアル 世 代 を 取 り 巻 く 様 々な 動 きには 今 後 も 注 目 が 集 まりそうです ( 表 4) SNS で 経 験 したこと スマートフォンの 利 用 と 旅 行 消 費 に 関 する 調 査 (2015 年 ) より サンプル 数 昔 の 知 り 合 いと SNSでつ ながって 再 び 交 流 するように なった SNSの 投 稿 を 見 て 行 ってみ たいと 思 っ た 場 所 に 出 かけた つながりや 移 動 のきっかけ SNSで SNSで 発 SNSで 話 が 盛 り 上 旅 行 など 知 った 情 SNSで 知 信 したいと がり メン で あえて 報 で いい り 合 った 人 思 い 話 バーを SNSがつ と 思 ったも に 会 いに 題 の 場 所 募 って 旅 ながらな のを 購 入 した 出 かけた に 出 かけ た 行 やレ ジャーに 出 かけた い 場 所 へ 出 かけた SNSは 見 るだけで 投 稿 はし なくなって きた 見 ている 人 を 意 識 して ネガ ティブな 情 報 はあま り 出 さない ようにした あまりいい とは 思 わ なくても 投 稿 者 に 気 をつ かって い いね など の 評 価 を つけた 何 となく SNSに 関 心 がなく なってきた ので 利 用 頻 度 を 減 らした 止 めた 自 分 が 本 自 分 の 時 嫌 なことが 当 に 好 き 間 が 取 ら 嫌 なことが あったの なものよ れすぎる あったの で アカウ り いい ので SNS で SNSの ントを 変 更 ね などの の 利 用 頻 利 用 頻 度 して 友 達 評 価 が 多 度 を 減 らし を 減 らし の 数 を 減 くなりそう た 利 用 を た 止 めた らした な 話 題 を 止 めた 投 稿 した 全 体 1030 20.2 14.0 11.6 7.5 4.9 3.9 2.7 33.3 18.0 13.7 13.6 9.3 6.2 4.1 2.6 男 性 29 歳 以 下 103 18.4 11.7 14.6 9.7 10.7 9.7 2.9 35.9 25.2 9.7 15.5 10.7 6.8 4.9 1.9 男 性 30 代 103 15.5 10.7 10.7 9.7 6.8 5.8 4.9 36.9 16.5 9.7 16.5 9.7 5.8 4.9 4.9 男 性 40 代 103 19.4 9.7 7.8 6.8 6.8 1.9 4.9 36.9 16.5 10.7 15.5 7.8 3.9 1.0 1.0 男 性 50 代 103 17.5 15.5 11.7 5.8 9.7 3.9 1.9 25.2 14.6 12.6 8.7 11.7 1.9 1.0 1.0 男 性 60 代 103 9.7 7.8 1.0 1.9 1.0 1.0 3.9 26.2 10.7 6.8 10.7 5.8 5.8 2.9 0.0 女 性 29 歳 以 下 103 39.8 31.1 26.2 16.5 6.8 6.8 0.0 43.7 33.0 33.0 12.6 5.8 11.7 8.7 4.9 女 性 30 代 103 36.9 24.3 17.5 10.7 1.9 4.9 0.0 43.7 22.3 21.4 17.5 14.6 9.7 8.7 7.8 女 性 40 代 103 22.3 10.7 8.7 5.8 2.9 1.0 2.9 35.9 15.5 10.7 13.6 9.7 9.7 2.9 2.9 女 性 50 代 103 13.6 14.6 12.6 5.8 1.9 2.9 1.0 23.3 14.6 14.6 14.6 12.6 3.9 4.9 1.0 女 性 60 代 103 8.7 3.9 4.9 1.9 0.0 1.0 4.9 25.2 10.7 7.8 10.7 4.9 2.9 1.0 1.0 SNS 疲 れ 5. 何 もない ことが 観 光 資 源 となる 時 代 へ 日 本 の 里 山 をサイクリングで 巡 るツアーが 訪 日 外 国 人 旅 行 者 に 人 気 を 博 しています また 訪 日 外 国 人 旅 行 者 を 対 象 としたアンケートには 日 本 で 最 も 楽 しかったこととして 日 本 の 人 々と 会 話 をし 文 化 の 違 いを 知 ったり 日 常 生 活 を 楽 しんだこと などの 意 見 が 寄 せられました(*2) また 訪 日 外 国 人 旅 行 者 だけで なく 日 本 人 にも 星 空 など 何 もないからこそ 楽 しめる 観 光 が 人 気 です いすみ 鉄 道 は ここには 何 もな い があります をキャッチフレーズに 田 園 風 景 の 中 を 走 るローカル 線 の 魅 力 を 活 かし 業 績 を 改 善 させま した 身 の 周 りにモノや 情 報 があふれていることが 当 たり 前 になっている 今 逆 に 人 工 的 に 創 り 上 げられた ものにはない 何 気 ない 味 わい 深 さが 新 鮮 な 時 代 なのだと 考 えられます 前 述 の 調 査 (*1)では SNS 疲 れなどが 見 られる 中 何 もない ことの 価 値 がより 重 要 となりそうです -4-

2016 年 の 見 通 し ( 国 内 旅 行 ) * 訪 日 外 国 人 旅 行 者 は 除 く 日 本 居 住 者 の 国 内 旅 行 2016 年 の 国 内 旅 行 人 数 は 2 億 9,360 万 人 ( 前 年 比 +0.7%) 国 内 旅 行 消 費 額 は 10 兆 4,300 億 円 ( 前 年 比 +2.6%)と 推 計 国 内 の 経 済 状 況 や 雇 用 環 境 は 一 旦 落 ち 着 きを 見 せ 旅 行 への 意 欲 は 堅 調 に 推 移 することが 期 待 されま す 平 均 消 費 額 は 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 増 加 から 宿 泊 単 価 が 上 昇 傾 向 にあることもあり 35,540 円 ( 前 年 比 +2.0%)を 見 込 みます 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 増 加 で 日 本 の 魅 力 を 再 発 見 2015 年 は 訪 日 外 国 人 旅 行 者 が 大 きく 増 加 し メディアでも 話 題 となりました タイ 人 旅 行 者 からの 人 気 が 高 いあしかがフラワーパークの 藤 棚 や 長 野 のスノーモンキーなど 日 本 人 がこれまであまり 注 目 してこなか った 様 々な 観 光 地 がクローズアップされるにつれ 日 本 にも まだまだこんなにいい 場 所 があるのだ と 日 本 の 魅 力 を 再 発 見 した 人 も 少 なくないようです 海 外 でアレンジされた 抹 茶 の 専 門 店 や 南 部 鉄 器 など 海 外 で 注 目 されることによって 日 本 でも 人 気 が 高 まった 商 品 も 多 くみられるようになりました 2016 年 も 引 き 続 き 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 増 加 が 予 想 されることから 海 外 からの 注 目 で 日 本 の 地 域 の 観 光 や 文 化 資 源 が 脚 光 を 浴 びることも 増 えるのではないでしょうか 東 京 ディズニーシー とユニバーサル スタジオ ジャパンが 共 に 15 周 年 で 話 題 に 東 京 ディズニーシー では 2016 年 4 月 15 日 ( 金 )から 2017 年 3 月 17 日 ( 金 )までの 期 間 で 開 園 15 周 年 のアニバーサリーイベント 東 京 ディズニーシー 15 周 年 ザ イヤー オブ ウィッシュ を 開 催 予 定 で す 同 じく 2016 年 に 開 園 15 周 年 を 迎 えるユニバーサル スタジオ ジャパンでは 15 周 年 記 念 の 第 一 弾 として 世 界 最 長 最 高 の 高 低 差 となるフライング コースターの 来 春 オープンを 発 表 しました 2015 年 にも 様 々なイベントで 話 題 となった 両 テーマパークですが 周 年 記 念 となる 2016 年 には さらに 注 目 度 が 高 まりそうです 日 本 最 大 級 となる 京 都 鉄 道 博 物 館 オープン 北 海 道 新 幹 線 や 観 光 列 車 など 鉄 道 が 引 き 続 き 話 題 2016 年 には 日 本 最 大 級 となる 京 都 鉄 道 博 物 館 がオープンします また 新 青 森 と 新 函 館 を 結 ぶ 北 海 道 新 幹 線 の 開 通 岡 山 には 昭 和 30 年 代 をテーマとした 観 光 列 車 が 導 入 されます JR だけでなく 西 武 鉄 道 なども 観 光 列 車 の 導 入 を 予 定 しており 2016 年 も 引 き 続 き 鉄 道 を 楽 しむ 旅 行 者 が 多 いと 考 えられます マラソンやサイクリングなど スポーツをきっかけに 地 域 とのつながりを 楽 しむ 人 が 増 加 高 齢 化 に 伴 う 健 康 志 向 の 高 まりもあり マラソンなどのスポーツを 楽 しむ 人 々は 増 加 傾 向 にあります ま た 人 々の 関 心 が 細 分 化 し 旅 の 形 態 が 多 様 化 するにつれ 個 人 個 人 の 趣 味 を 追 及 する 目 的 型 の 旅 行 が 浸 透 し マラソン 大 会 などへの 出 場 を 目 的 として 地 域 を 訪 れる 人 々も 増 えています 地 域 でのマラソン 大 会 は 地 域 ぐるみで 出 場 者 を 歓 迎 することが 多 く 地 域 の 人 々との 触 れ 合 いを 通 じ て その 土 地 のファンになり 毎 年 のように 出 場 する 人 も 少 なくありません 海 外 からの 注 目 が 年 々 増 加 して いるのも 地 域 の 人 々との 触 れ 合 いから 日 本 の 生 活 や 文 化 を 感 じることができる 点 が 後 押 ししているのでは ないでしょうか 2016 年 には 初 開 催 となる 鹿 児 島 水 戸 黄 門 漫 遊 マラソンやスイーツマラソンなどテーマ 型 のマラソン 大 会 にも 注 目 されます -5-

( 海 外 旅 行 ) 海 外 旅 行 人 数 は 1,620 万 人 ( 前 年 比 +0.3%) 海 外 旅 行 消 費 額 は 4 兆 4,530 億 円 ( 前 年 比 +0.3%)と 推 計 2016 年 も 円 安 基 調 の 見 込 みであり 国 際 情 勢 についての 不 安 要 素 はあるものの 旅 行 意 欲 は 堅 調 の 見 込 みであることから 1,620 万 人 ( 前 年 比 +0.3%)の 出 国 者 数 を 見 込 みます 平 均 消 費 額 は 円 安 で 現 地 で の 滞 在 費 が 上 昇 している 一 方 アジアや 太 平 洋 エリアなど 短 距 離 中 距 離 の 国 々が 引 き 続 き 人 気 と 見 込 ま れることから 昨 年 並 みと 推 計 します(274,900 円 ±0.0%) その 結 果 海 外 旅 行 消 費 額 の 予 測 は 海 外 旅 行 人 数 と 同 じ 前 年 比 +0.3% 4 兆 4,530 億 円 となりました 新 たな LCC の 就 航 で 地 域 のマーケット 活 性 化 にも 期 待 2016 年 にも 新 たな LCC( 低 コスト 航 空 会 社 )の 就 航 が 予 定 されています LCC 利 用 者 についての 調 査 結 果 (*3)では LCC の 就 航 が 国 内 外 への 旅 行 のきっかけとなることが 明 らかとなりました 成 田 や 関 西 だ けでなく 中 部 においても 路 線 が 増 加 しますが 中 部 空 港 は 名 古 屋 市 へのアクセスが 比 較 的 良 く LCC を 利 用 しやすい 環 境 です 今 後 は LCC 専 用 ターミナルの 建 設 なども 計 画 されており 中 部 エリアも 含 め 日 本 の 様 々な 地 域 からの 旅 行 者 増 につながることが 期 待 されます 2016 年 における 主 な LCC の 就 航 予 定 〇 V Air 関 西 ~ 台 北 2016 年 1 月 26 日 就 航 予 定 〇 ピーチアビエーション 成 田 ~ 仁 川 2016 年 2 月 5 日 就 航 予 定 〇 Spring Japan 成 田 ~ 重 慶 / 武 漢 2016 年 2 月 13 日 14 日 就 航 予 定 エアアジアジャパン 中 部 ~ 台 北 2016 年 春 ごろ 就 航 予 定 ハワイアン 航 空 がホノルル- 成 田 にデイリーで 就 航 2016 年 7 月 より ハワイアン 航 空 がホノルル- 成 田 間 にデイリーで 就 航 します 同 社 が 成 田 空 港 に 乗 り 入 れるのは 初 めてのこととなります 長 年 日 本 人 に 人 気 のある 定 番 とも 言 えるハワイは 比 較 的 堅 調 に 推 移 して おり ハワイアン 航 空 の 成 田 新 規 就 航 も 海 外 旅 行 マーケットにおける 明 るい 話 題 となるでしょう 新 たなクルーズ 顧 客 層 の 拡 大 を 予 想 高 額 なイメージが 強 かったクルーズですが 2016 年 には イタリアのコスタクルーズが5 万 円 台 からとい う 手 ごろな 値 段 設 定 で 28 本 の 日 本 発 着 のクルーズを 新 規 に 実 施 する 予 定 です ダイヤモンド プリンセス も 2016 年 には 2015 年 の 14 本 から 21 本 へと 増 加 を 予 定 飛 鳥 II のコース 本 数 も 大 幅 増 となる 見 込 みで す コスタクルーズでは 子 供 料 金 が 設 定 されるなど ファミリーでも 利 用 しやすいことから 幅 広 い 層 での 利 用 拡 大 が 見 込 まれます アニメや 映 画 にちなんだテーマパークがオープンする 上 海 が 話 題 に 2016 年 には 上 海 に 上 海 ディズニーランド やドリームワークス アニメーションのテーマパーク 夢 中 心 (Dream Center) また 世 界 初 となる VR(バーチャルリアリティ)のテーマパークがアメリカにオ ープン 予 定 です 日 本 でもなじみ 深 いコンテンツや 新 しい 技 術 を 駆 使 したこれらのテーマパークは 2016 年 の 大 きな 話 題 の 一 つとなりそうです -6-

( 訪 日 旅 行 ) 訪 日 外 国 人 数 は 2,350 万 人 ( 前 年 比 +19.0%)と 推 計 円 安 基 調 の 継 続 や 日 本 のイメージ アップで 過 去 最 高 を 更 新 する 見 込 み 2016 年 は 円 安 基 調 により 日 本 への 旅 行 をしやすい 環 境 が 続 く 見 込 みであることや ゴールデンルート ( 東 京 大 阪 京 都 富 士 山 を 巡 るルート)だけではなく 広 域 観 光 周 遊 ルートでもある 昇 龍 道 ( 中 部 北 陸 を 巡 るルート)や 北 海 道 など 多 面 的 な 魅 力 を 持 つ 旅 行 先 が 増 え 認 知 度 が 上 がってきていることなどから 訪 日 外 国 人 数 は 過 去 最 高 となる 見 込 みです また リピーターの 増 加 につれ 日 本 の 日 常 生 活 や 文 化 に より 深 く 触 れたいという 旅 行 者 は 増 加 傾 向 にあります 個 人 旅 行 のシェアも 高 まりつつあり 日 本 の 奥 深 い 魅 力 を 求 めて 大 都 市 部 だけでなく 地 域 へと 足 を 運 ぶ 訪 日 外 国 人 旅 行 者 も 増 加 すると 考 えられます 2015 年 は MERS の 発 生 で 中 国 や 台 湾 などの 旅 行 者 が 韓 国 旅 行 を 控 えたことや 台 湾 が 政 策 的 に 中 国 か らの 旅 行 者 の 総 数 を 抑 えたことなどから 日 本 を 代 替 えの 旅 行 先 として 選 ぶ 動 きがありましたが 現 在 のと ころ 2016 年 においてはそのような 動 きは 大 きくないと 考 えられます また 中 国 経 済 の 減 速 や 米 国 の 利 上 げなどの 影 響 から アジア 全 体 の 経 済 は 大 きく 落 ち 込 むことはないものの 比 較 的 フラットに 推 移 すると 予 想 されます そのため 伸 び 率 は 昨 年 の 前 年 比 +47.2%より 落 ち 着 き 前 年 比 +19.0%と 予 測 します 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 急 増 を 背 景 に 大 阪 府 や 東 京 の 大 田 区 などで 国 家 戦 略 特 区 の 特 例 を 活 用 した 宿 泊 施 設 の 利 用 が 始 まります 公 的 なルールの 整 備 など まだ 解 決 しなければならない 課 題 は 残 っており 今 後 の 動 向 が 注 目 されます また 2015 年 にはクルーズ 船 で 日 本 を 訪 れる 外 国 人 旅 行 者 が 初 めて 100 万 人 を 突 破 しました クルーズ 船 は 寄 港 地 への 経 済 効 果 が 大 きく 政 府 も 受 け 入 れ 体 制 などの 整 備 を 進 める 考 えであることから 2016 年 も 増 加 の 見 込 みです ( 図 2) 訪 日 外 国 人 数 の 前 年 同 月 比 の 推 移 ( 日 本 政 府 観 光 局 訪 日 外 客 数 出 国 日 本 人 数 より 作 成 ) 参 考 ) 中 国 の 春 節 および 国 慶 節 のカレンダー ( 中 国 国 家 国 務 院 の 発 表 より 作 成 ) 春 節 の 曜 日 (2 月 ) 国 慶 節 の 曜 日 (10 月 ) 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 1/31 2/1 2 3 4 5 6 9/25 26 27 28 29 30 10/1 7 8 9 10 11 12 13 2 3 4 5 6 7 8 14 15 16 17 18 19 20 9 10 11 12 13 14 15 *2 月 6 日,14 日 は 出 勤 日 *10 月 8 9 日 は 出 勤 日 -7-

2016 年 の 年 間 予 定 20 年 ぶりに 新 たな 国 民 の 祝 日 山 の 日 制 定 築 地 市 場 が 移 転 し 豊 洲 市 場 が 開 場 新 東 名 高 速 道 路 浜 松 いなさ- 豊 田 東 開 通 ディズニーシー USJが 共 に 15 周 年 日 本 -シンガポール 国 交 樹 立 50 周 年 日 本 -フィリピン 国 交 正 常 化 60 周 年 日 本 国 連 加 盟 60 周 年 1 月 10 日 ( 日 ) NHK 大 河 ドラマ 真 田 丸 放 送 開 始 ( 長 野 県 上 田 市 が 主 な 舞 台 ) 2 月 未 定 新 東 名 高 速 道 路 浜 松 いなさ- 豊 田 東 ジャンクション 開 通 3 月 26 日 ( 土 ) 31 日 ( 木 ) 北 海 道 新 幹 線 新 青 森 駅 ~ 新 函 館 間 開 業 ユニバーサルスタジオジャパン 開 業 15 周 年 4 月 15 日 ( 金 ) 29 日 ( 金 ) 東 京 ディズニーシー 15 周 年 ザ イヤー オブ ウィッシュ 開 催 (~2017 年 3 月 17 日 ) 京 都 鉄 道 博 物 館 グランドオープン ニコニコ 超 会 議 2016(~4 月 30 日 ) 5 月 26 日 ( 木 ) 主 要 国 首 脳 会 議 が 伊 勢 志 摩 で 開 催 (~5 月 27 日 ) 6 月 19 日 ( 日 ) 公 職 選 挙 法 による 18 歳 投 票 が 施 行 7 月 未 定 世 界 三 大 EDMフェスの 一 つである Electric Daisy Carnival が 日 本 初 上 陸 大 手 町 に 星 のや 東 京 オープン 8 月 5 日 ( 金 ) 11 日 ( 木 ) 第 31 回 夏 季 オリンピック(リオデジャネイロオリンピック) 開 催 山 の 日 が 国 民 の 祝 日 として 制 定 9 月 7 日 ( 水 ) リオデジャネイロパラリンピック 開 催 (~9 月 18 日 ) 10 月 1 日 ( 土 ) 第 71 回 岩 手 国 体 開 催 (~10 月 11 日 ) 11 月 未 定 築 地 市 場 が 移 転 し 豊 洲 新 市 場 が 開 場 松 坂 屋 銀 座 跡 地 に 銀 座 エリア 最 大 級 の 商 業 施 設 が 開 業 他 2016 年 中 環 状 第 2 号 線 の 汐 留 - 豊 洲 区 間 が 開 通 瀬 戸 内 国 際 芸 術 祭 2016 すみだ 北 斎 美 術 館 が 開 館 フォーシーズンズホテル 京 都 オープン 上 海 にディズニーランド がオープン ドリームワークス アニメーションが 上 海 にテーマパーク 夢 中 心 をオープン 世 界 初 の VR テーマパークがアメリカユタ 州 にオープン (*1)スマートフォンの 利 用 と 旅 行 消 費 に 関 する 調 査 (2013 年 ~2015 年 ) http://www.tourism.jp/research/2013/10/smartphone/ http://www.tourism.jp/research/2014/10/smartphone-2014/ http://www.tourism.jp/research/2015/10/smartphone-2/ (*2) 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 行 動 ~ 自 慢 したい 日 本 の 街 や 文 化 ~ http://www.tourism.jp/research/2014/03/japan-guide/ (*3)LCC 利 用 者 の 意 識 と 行 動 調 査 2015 http://www.tourism.jp/research/2015/07/lcc2015/ -8-

2015 年 の 推 計 ( 国 内 旅 行 ) 国 内 旅 行 人 数 は 2 億 9,160 万 人 ( 前 年 比 +2.5%) 平 均 消 費 額 は 34,860 円 ( 前 年 比 +3.3%)と 推 計 2015 年 は 2014 年 4 月 の 消 費 増 税 後 の 消 費 の 落 ち 込 みから 持 ち 直 し 実 質 GDP 成 長 率 は 1.57%とな る 見 込 み 大 手 企 業 を 中 心 に 賞 与 も 増 加 傾 向 となりました 北 陸 新 幹 線 の 開 通 や 6 年 ぶりの 9 月 の 大 型 連 休 (シルバーウィーク)などの 話 題 もあり 国 内 旅 行 は 概 ね 堅 調 であったと 言 えます 一 方 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 増 加 に 伴 い 大 都 市 部 を 中 心 に 宿 泊 費 の 上 昇 が 顕 著 となりました こうした 状 況 から 国 内 旅 行 者 数 は 前 年 比 +2.5%の 2 億 9,160 万 人 程 度 平 均 消 費 額 は 前 年 比 +3.3% の 34,860 円 程 度 になると 推 計 します ( 海 外 旅 行 ) 海 外 旅 行 人 数 は 1,615 万 人 ( 前 年 比 4.4%) 平 均 消 費 額 は 274,900 円 ( 前 年 比 +0.5%)と 推 計 2015 年 は 燃 油 サーチャージの 値 下 げやLCC 路 線 の 増 加 など 海 外 旅 行 を 後 押 しする 要 因 はあったもの の 円 安 傾 向 が 進 んだこと 国 際 情 勢 の 影 響 から 海 外 旅 行 者 数 はおしなべて 減 少 傾 向 となりました そ の 中 では ハワイや 台 湾 オーストラリアなど 日 本 人 にとってなじみの 深 い 定 番 とも 言 える 国 や 地 域 への 訪 問 者 数 が 比 較 的 堅 調 でした こうした 状 況 から 2015 年 の 海 外 旅 行 者 数 は 1,615 万 人 程 度 に 減 少 する 見 込 みです 一 方 平 均 消 費 額 は 円 安 の 影 響 により 微 増 し 274,900 円 程 度 ( 前 年 比 +0.5%)と 推 計 します ( 訪 日 旅 行 ) 訪 日 外 国 人 数 は 過 去 最 高 を 更 新 し 1,975 万 人 ( 前 年 比 +47.3%)と 推 計 2015 年 は 円 安 がさらに 進 み より 日 本 へ 旅 行 しやすい 環 境 となったことや 2014 年 後 半 以 降 にインドネ シア フィリピン ベトナム 中 国 などの 旅 行 者 に 対 し 査 証 (ビザ)の 免 除 緩 和 が 行 われた 効 果 もあり 訪 日 外 国 人 数 は 予 想 を 大 きく 上 回 る 伸 びを 見 せました 2014 年 の 10 月 からは 外 国 人 旅 行 者 向 け 消 費 税 免 税 制 度 の 改 正 により それまで 免 税 の 対 象 となって いなかった 食 料 品 飲 料 品 薬 品 類 化 粧 品 類 その 他 消 耗 品 を 含 めた 全 ての 品 目 が 消 費 税 免 税 の 対 象 となり 観 光 と 共 にショッピングも 楽 しめる 旅 行 先 としての 人 気 も 高 まったものと 考 えられます こうした 状 況 から 2015 年 の 訪 日 外 国 人 数 は 過 去 最 高 を 更 新 し 1,975 万 人 程 度 ( 前 年 比 +47.3%)にな ると 推 計 します < 報 道 関 係 の 方 からの 問 い 合 わせ 先 > JTB 広 報 室 03-5796-5833-9-

2000 年 ~2015 年 の 推 計 2016 年 の 見 通 し 数 値 年 2000 2001 総 旅 行 人 数 ( 延 べ 人 数 )( 万 人 ) 国 内 旅 行 海 外 旅 行 旅 行 総 消 費 額 ( 億 円 ) 平 均 訪 日 国 内 旅 行 海 外 旅 行 平 均 平 均 国 内 旅 行 海 外 旅 行 旅 行 外 国 人 人 数 人 数 消 費 額 消 費 額 消 費 額 消 費 額 回 数 数 ( 万 人 ) ( 万 人 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 億 円 ) ( 億 円 ) ( 回 ) ( 万 人 ) 34,326 32,544 1,782 36,940 312,300 175,900 120,200 55,700 2.70 476 +2.1% +1.8% +8.9% 1.2% 8.7% +0.2% +0.6% 0.5% +0.05 +7.2% 33,840 32,218 1,622 36,500 293,000 165,100 117,600 47,500 2.66 477 1.4% 1.0% 9.0% 1.2% 6.2% 6.1% 2.2% 14.7% 0.04 +0.2% 2002 34,042 32,390 1,652 35,550 293,800 163,600 115,100 48,500 2.67 524 +0.6% +0.5% +1.8% 2.6% +0.3% 0.9% 2.1% +2.1% +0.01 +9.9% 2003 33,781 32,451 1,330 35,590 300,800 155,500 115,500 40,000 2.64 521 0.8% +0.2% 19.5% +0.1% +2.4% 5.0% +0.3% 17.5% 0.03 0.6% 2004 33,036 31,353 1,683 35,660 292,600 161,000 111,800 49,200 2.64 614 2.2% 3.4% +26.5% +0.2% 2.7% +3.5% 3.2% +23.0% ±0.00 +17.9% 2005 32,256 30,516 1,740 35,600 294,500 159,900 108,600 51,300 2.62 673 2.4% 2.7% +3.4% 0.2% +0.6% 0.7% 2.9% +4.3% 0.02 +9.6% 2006 31,794 30,041 1,753 34,310 297,200 155,200 103,100 52,100 2.60 733 1.4% 1.6% +0.7% 3.6% +0.9% 2.9% 5.1% +1.6% 0.02 +8.9% 2007 31,710 29,981 1,729 34,170 305,600 155,200 102,400 52,800 2.60 835 0.3% 0.2% 1.4% 0.4% +2.8% ±0.0% 0.7% +1.3% ±0.00 +13.9% 2008 31,251 29,651 1,600 33,760 286,300 145,900 100,100 45,800 2.51 835 1.4% 1.1% 7.5% 1.2% 6.3% 6.0% 2.2% 13.3% 0.09 +0.0% 2009 30,455 28,910 1,545 31,940 253,400 131,500 92,300 39,200 2.25 679 2.5% 2.5% 3.4% 5.4% 11.5% 9.9% 7.8% 14.4% 0.26 18.7% 2010 30,808 29,144 1,664 32,020 251,900 135,200 93,300 41,900 2.29 861 +1.2% +0.8% +7.7% +0.3% 0.6% +2.8% +1.1% +6.9% +0.04 +26.8% 2011 29,969 28,270 1,699 33,100 256,000 137,100 93,600 43,500 2.35 622 2.7% 3.0% +2.1% +3.4% +1.6% +1.4% +0.3% +3.8% + 0.06 27.8% 2012 30,439 28,590 1,849 32,780 251,900 140,300 93,700 46,600 2.39 836 +1.6% +1.1% +8.8% 1.0% 1.6% +2.3% +0.1% +7.1% +0.04 +34.4% 2013 30,833 29,090 1,747 33,940 265,600 145,000 98,700 46,300 2.42 1,036 +1.3% +1.7% 5.5% +3.5% +5.4% +3.3% +5.3% 0.6% +0.03 +24.0% 2014 30,140 28,450 1,690 33,740 273,450 142,200 96,000 46,200 2.40 1,341 2.2% 2.2% 3.3% 0.6% +3.0% 1.9% 2.7% 0.2% 0.02 +29.4% 2015 30,775 29,160 1,615 34,860 274,900 146,100 101,700 44,400 2.45 1,975 +2.1% +2.5% 4.4% +3.3% +0.5% +2.7% +5.9% 3.9% +0.05 +47.3% 2016 30,980 29,360 1,620 35,540 274,900 148,830 104,300 44,530 2.48 2,350 +0.7% +0.7% +0.3% +2.0% ±0.0% +1.9% +2.6% +0.3% +0.03 +19.0% -10-