2015 ことばの 森 教 室 第 1 回 優 秀 作 品 紹 介 < 中 学 校 1 年 生 > 作 文 課 題 中 学 生 になった 感 想 と 決 意 中 1 年 生 -1 今 からチャレンジ 勉 強 が 難 しくなるのかな 部 活 動 も6 時 頃 までやっていて 勉 強 する 時 間 はあるの かな 中 学 校 に 入 学 する 前 はそんな 不 安 でいっぱいだった 4 月 7 日 中 学 校 に 入 学 した 誓 いの 言 葉 では 勉 強 にも 部 活 動 にも 本 気 で 取 り 組 む と 言 った それから 始 まった 新 たな 生 活 毎 日 慣 れないことの 連 続 で とても 緊 張 していた その 反 面 新 たな 発 見 の 驚 きや 喜 びを 感 じることのできる 毎 日 でもあった 例 えば 小 学 校 では 1 時 間 が45 分 授 業 だったのが 1 時 間 が5 0 分 授 業 になったこと たった5 分 長 くなっただけなのに 10 分 15 分 長 く なっているような 気 がする 入 学 から2ヶ 月 と 半 月 程 経 った 今 では 授 業 時 間 や 新 たに 始 まった 部 活 動 にも 慣 れてきた しかし 先 生 や 先 輩 に 敬 語 で 話 しかけているだろうか 授 業 中 にしゃべ ったりしていないだろうか などと 不 安 な 面 もある このようなことは 普 段 の 自 分 を 振 り 返 って 改 善 していかなければならない 中 間 テストの 前 に 学 年 主 任 の 先 生 から できる できないではなく やるか やらないかだ というお 言 葉 をいただいた この 言 葉 は 勉 強 だけでなく 部 活 動 生 活 態 度 などにも 通 じるところがあると 思 う 中 学 校 を 卒 業 する 際 には 堂 々と 胸 をはっていたい 新 たな3 年 間 は 始 ま ったばかり 勉 強 に 部 活 に 挨 さつなど 今 始 められそうなことからチャレンジ していく
中 1 年 生 -2 中 学 生 になって 私 はこの 春 に 入 学 式 を 迎 え 中 学 生 になった 私 は 中 学 生 になって 環 境 の 変 化 に ついて 思 ったことがある 中 学 に 入 学 する 前 は 勉 強 と 部 活 動 を 楽 しみにしながらやりたいと 簡 単 に 考 えて いた だが 小 学 校 の 時 とは 全 くちがっていた 慣 れないことが 多 いのだ まず 生 活 のリズムがちがうことだ 授 業 の 時 間 が5 分 増 えることや 清 掃 は 授 業 が 全 て 終 わった 後 にあることなどだ 次 に 勉 強 の 科 目 が 増 えたことだ 美 術 と 技 術 に 別 れたり 英 語 が 本 格 的 になった 勉 強 の 科 目 が 増 えたということは テストの 科 目 も 増 えたことになる 中 間 テストや 期 末 テストと 大 きなテストがあり 2 週 間 という 期 間 でやらなければならない 最 後 に 部 活 動 があることだ 大 事 な 大 会 の 前 には 朝 練 放 課 後 練 習 があり 朝 早 くから 学 校 へ 行 き 夕 方 帰 るという 日 々が 続 くことも 多 い このように 慣 れないことも 多 いが いいこともたくさんある 中 学 生 という 立 場 で 行 動 することによって 少 し 自 分 に 自 信 がついて 大 人 の 考 えができるようにな った 気 がする 毎 日 新 しいことを 発 見 できてとても 充 実 した 中 学 校 生 活 になって いる これからは 慣 れないことにどんどん 慣 れていき 大 切 なことを 身 をもって 学 んで いきたいと 思 う 日 々の 努 力 は 明 日 未 来 につながると 信 じて 一 日 一 日 頑 張 って いきたい
中 1 年 生 -3 中 学 生 になっての 感 想 と 決 意 うまく 生 活 していけるのか? これが 中 学 生 になって 初 めに 思 ったことだった その 思 いのほとんどは 未 知 の 世 界 へ 足 を 踏 み 出 すということに 対 しての 不 安 だ でも いざ 中 学 生 の 生 活 に 慣 れてみると 多 少 の 不 安 は 残 るものの 良 い 緊 張 感 を 持 ち 楽 しく 過 ごせるようになった 先 輩 達 は 思 っていたよりもずっと 優 しく 接 してくれるし 先 生 も 優 しく 物 事 を 丁 寧 に 教 えてくれるので これからも 充 実 した 日 々が 送 れそうだ 私 の 中 学 生 になっての 決 意 は 自 分 を 見 つめ 一 つひとつの 言 動 に 責 任 を 持 って 生 活 すること だ 将 来 のことを 考 えるには 今 の 自 分 を 知 り 未 来 の 自 分 をイメ ージすることが 大 切 だと 思 った だから 決 意 の 中 に 自 分 を 見 つめる という 言 葉 を 入 れた 一 つひとつの 言 動 に 責 任 を 持 つ というのは やはり 社 会 に 出 た 時 は 何 事 にも 責 任 が 伴 うと 思 う だから 今 のうちから 責 任 感 を 大 切 にしようと 思 ったの だ 私 は 中 学 校 とは 自 己 判 断 人 と 協 調 することを 学 び 自 分 と 将 来 の 夢 をつな ぐ 架 け 橋 の 設 定 をするための 場 所 だと 思 っている だから 私 は 自 分 の 個 性 を 理 解 し 将 来 を 見 定 め 人 と 一 緒 に 生 活 する 中 で 大 切 なことを 自 ら 学 んでいこうと 思 う そうすれば 後 から 振 り 返 ってみても 満 足 な 生 活 が 送 れているはずだ
中 1 年 生 -4 中 学 生 になっての 第 一 歩 決 意 桜 が 満 開 で 迎 えてくれた 入 学 式 私 は 今 年 の4 月 に 中 学 校 に 入 学 した 私 は 中 学 校 に 入 学 してから 感 じたことがある それは 中 学 校 は 小 学 校 と 全 く 違 うというこ と 小 学 6 年 生 だった 当 時 の 私 は 中 学 校 なんて 小 学 校 と 変 わらない と 思 ってい た しかし そうではなかった 中 学 校 では 部 活 があり 科 目 が 増 え 上 下 関 係 が 厳 しいのだ 私 はこの 時 心 の 底 から 思 った 中 学 校 は 社 会 人 になるための 第 一 歩 なのだと 私 は このような 経 験 をしつつ 3 年 間 仲 間 と 共 に 一 日 一 日 を 大 切 にして 過 ごし ていきたいと 思 った そのためには 心 構 えが 必 要 である 私 なりに 考 えてみた 一 つ 目 それは みんなで 協 力 すること 協 力 するということは 当 たり 前 だが その 当 たり 前 なことを 続 けることで クラスがさらにレベルアップすると 思 う 二 つ 目 それは 何 事 にも 集 中 し 全 力 を 尽 くすということだ これは 向 上 心 をさらに 成 長 させることができ どんな 小 さなことでも 全 力 が 出 せるということ は 私 にとって とてもいいことだと 思 う なので 今 私 にできることが どんなに 小 さいものでも 全 力 を 尽 くしていきた い この 二 つを 続 けることで 私 の 中 では このことを 当 たり 前 のように 行 うこと ができ きっと 将 来 にもつながることだと 思 う これらのことを 意 識 し これから も 努 力 を 続 けて 夢 を 追 いかけていきたい
< 中 学 校 2 年 生 > 作 文 課 題 お 金 の 使 い 方 中 2 年 生 -1 よく 考 えて 使 うことで お 金 の 使 い 方 は 人 それぞれだ ゲームを 買 う 人 もいれば お 菓 子 を 買 う 人 もいる 私 は 自 分 の 欲 しい 物 や 今 必 要 な 物 を 考 えながら 買 っている 私 の 家 ではお 小 遣 いというものがない 私 がお 金 を 手 に 入 れる 時 は 毎 年 もらうお 年 玉 誕 生 日 の 2 回 だ この 世 の 中 に お 小 遣 いはいらないと 感 じる なぜなら 毎 月 のお 小 遣 いが あるからといって 使 いたい 分 だけやたら 使 うことによってその 人 が 将 来 やたら 使 うことが 習 慣 づいてしまい 最 悪 な 場 合 借 金 がたくさん 発 生 してしまうといったこ とが 必 要 以 上 におこると 思 うからだ 使 うのは 人 それぞれだが やたら 使 うこと に 注 意 することが 必 要 だと 思 う 私 がもし お 小 遣 いをもらっていたとしたら 貯 金 をすると 思 う 貯 金 をすることで 必 要 になったとき お 金 が 足 りず こまって いるときにすぐに 使 えるからだ 毎 月 もらっていても そのお 金 を 使 ってしまって いれば 必 要 なときに こまってしまう 私 は 今 欲 しいと 思 う 物 がたくさんある しかし やたら 買 っても 本 当 は 必 要 の ない 物 が 出 てくると 思 う だから よく 考 えてお 金 を 使 いたいと 思 う お 金 は 買 うだけのものではない 例 としてボランティアをあげる ボランティアで 募 金 をす ることで アフリカの 子 どもを1 人 でも 救 うことができる お 金 は その 人 のもの という 考 えもできるが ボランティアということを 考 えればみんなのものという 考 えもできる お 金 の 使 い 方 一 つでみんなの 将 来 がかわる
中 2 年 生 -2 私 のお 金 の 使 い 方 最 近 友 達 と 出 掛 けることが 増 えて 自 分 のお 金 を 使 う 機 会 が 以 前 に 比 べて 多 くな った 今 までは 何 かを 買 うといえばいつもお 母 さんやおばあちゃんに 買 ってもらっ ていた だから 少 し 高 い 物 でも 今 は 必 要 のない 物 でもどんどん 買 ってもらってい たように 思 える けれど 自 分 で 買 うようになった 最 近 はいろいろなことを 考 えな がら 買 い 物 をするようになった まず 一 つ 目 は 値 段 のことである 誰 かに 何 かを 買 ってもらうとなると つい 値 段 のことは 忘 れてしまい 自 分 の 欲 しい という 気 持 ちを 優 先 させてしまう しか し 自 分 でお 金 を 出 すときは 値 段 のことをとても 気 にする 限 られたおこづかい の 中 で 欲 しい 物 をたくさん 買 うために 物 を 買 うときには すごく 時 間 をかけて 悩 み 考 え 決 めている 二 つ 目 は 自 分 に 本 当 に 必 要 な 物 かということである 今 までは 一 度 欲 しいと 思 っ てしまうとつい 何 でも 買 ってしまい 結 局 同 じような 物 がどんどん 増 えてしまって いた しかし 最 近 は これは 必 要 か 必 要 ないか ということをしっかり 考 えら れるようになった お 金 は 簡 単 に 手 に 入 るものではない お 金 には 限 りがある それを 何 も 考 えずに 好 き 勝 手 に 使 うことは 良 くないことだと 思 う 誰 のお 金 でも それをもらうために は 必 ず 誰 かが 苦 労 している このことをしっかり 考 え 感 謝 の 気 持 ちを 持 ってお 金 を 使 える 自 分 でいたい
< 中 学 校 3 年 生 > 作 文 課 題 東 京 オリンピックについて 中 3 年 生 -1 オリンピック 選 手 と 自 分 オリンピックに 出 ることはすごい 小 学 生 の 頃 の 私 にはオリンピックをこの 程 度 にしか 思 わなかった 何 のためにするか 全 く 分 からないし 身 近 なものではないと 感 じてしまっていた しかし2020 年 のオリンピックが 東 京 に 決 まったことで 私 の 中 でオリンピックの 存 在 が 大 きくなった 部 活 動 が 今 自 分 にとって 一 番 オリンピックに 身 近 なものだと 考 える オリンピ ック 選 手 は 目 標 を 必 ず 持 って 練 習 に 励 んでいると 思 う サッカー 日 本 代 表 の 本 田 圭 介 選 手 も 子 どもの 頃 から 日 本 代 表 という 目 標 をもっていた 日 本 代 表 になるために は 日 本 一 練 習 する 必 要 があると 言 っていたのを 聞 いたことがある 私 の 部 は 県 大 会 出 場 という 一 つの 目 標 があった 県 大 会 に 行 くためには 他 校 より 練 習 する 必 要 がある そして 気 持 ちの 面 でも 差 をつけるため 髪 を 切 った その 結 果 選 手 権 総 体 で 念 願 の 県 大 会 に 行 くことができた オリンピック 選 手 は 尊 敬 する 人 ばかりだ 自 分 自 身 と 重 ね 合 わせ その 人 のよう に 努 力 しようと 思 うことができる 部 活 動 を 通 じ たくさんの 選 手 を 尊 敬 したし 改 めて 応 援 したいとこの 中 学 校 という 場 で 思 うことができた オリンピック 選 手 の ように 努 力 することは 自 分 にも 可 能 なことだ これからも 努 力 を 惜 しまない 自 分 で ありたい そして 自 分 をそう 思 わせてくれた 日 本 選 手 をオリンピックという 場 で 応 援 したいと 思 う
中 3 年 生 -2 オリンピックの 本 質 とは? トーキョー 日 本 中 が 歓 喜 した 瞬 間 だった ついに この 日 本 東 京 でオリンピックが 行 われ ると 私 も 家 族 も 喜 び 合 った しかし 私 達 が 知 らないだけであって この 東 京 オリンピック 決 定 の 裏 には た くさんの 努 力 汗 があっただろう 街 をきれいにする 運 動 をしたり 国 立 競 技 場 を 建 て 直 したりと 多 大 な 費 用 人 々の 努 力 時 間 を 費 やし 着 々と 作 業 を 進 めてき たはずだ これらのことがあったからこそ 東 京 オリンピックが 成 り 立 っていると 思 う 私 の 考 えるオリンピックの 本 質 意 義 は 選 手 同 士 国 同 士 が 交 流 を 深 めること ではなく 次 の 世 代 を 担 う 私 達 若 者 に 夢 と 希 望 を 与 えることにあると 思 う 選 手 一 人 一 人 が 一 生 懸 命 プレーしている 姿 を 見 て 私 達 は あんな 風 になりたい と 夢 を 抱 き その 夢 に 向 かって 努 力 することができる しかし 今 の 日 本 はどうだろうか 東 京 オリンピックを 行 うために 必 死 で 頑 張 っ ていた 時 の 気 持 ちを 忘 れてはいないだろうか 今 の 世 の 中 相 次 ぐ 殺 人 事 件 などの 犯 罪 をニュースで 毎 日 見 る こんな 状 態 では 人 々の 努 力 や 費 用 時 間 その 全 て が 無 駄 になってしまう そうならないためにも これから5 年 間 自 分 はオリンピ ックのために 何 ができるか 考 えて 行 動 していってほしい していきたい そして オリンピックの 本 質 が 国 民 に 伝 わるように 頑 張 れ 日 本